十二月の空
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204: ◆lu5mqPKdjRWD[sage saga]
2019/12/30(月) 13:58:58.03 ID:NPUuxuc80
日が沈み始めている

"システム管理者殿がいったい何の御用なの"

"今は化け物ヘビの相手で手一杯なのだけど"

元々人当たりが良い方ではないし
今は未知数の化け物を相手にしている
たとえ神が相手でも、冷えた対応になるのはやむを得ない

"すまないユナ。手短に言えば神衣への供給圧不足についての連絡だ"

少し笑う
このふざけたクマの着ぐるみでも
神衣といえば確かに神衣だろうけど

"君が黒蛇<Black Viper>の規格外変異種を相手にしているのも確認済みだ"

"悪いが、緊急対応として、君への力の全てを持久戦のために回す"

僅かに間があった

"現在、君の所属する冒険者ギルドのマスターが現地に急行しているところだね"

"彼の…SSクラスランカーの力添えがあれば"

"その化け物を打倒する糸口になるはずだ"

"今しばらくは、耐えてくれ"

"わかりました。疲労と打撃さえどうにかなるなら"

"その点は大丈夫だ。健闘を祈る"

神との通信が終わった

日が沈み、夕暮れが終わる、長い夜が始まる

強いだろうとは思っていたけど
随分と凄い人だったようね

呟いて、動く山のごとき化け物を引き付けるための、機動を始めた

#くまクマ熊ベアー #二次創作


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