A雑シルバニアファミリー大好き部
1- 20
498:名無しA雑民[sage]
2020/09/13(日) 23:43:13.04 ID:s1qBhqdK0
★以下、あらすじ (AAは邪魔なので省く)

ドレスショップでデザイナーとして働く彼女のもとに、オーダメイドの仕事が入る。
ところが、この日の顧客は大変スピリチュアルな人物だった。
「闇夜を照らす一筋の光!そんなドレスを仕立ててちょうだい!」
それはあまりにも抽象的な注文で、ワイだったら即座にシバいてるところだが
彼女は快く引き受けた。 それがプロのデザイナーなのだ。

しかし、やはりあんな注文の仕方だったので流石の彼女も行き詰まった。
仕事を家に持ち帰り、一晩中悩んだ。
夜食にクッキーをつまんでたらいつの間にか一缶たいらげてしまったり、
ちょっとだけ…と仮眠に入ったらそのまま爆睡してしまったりと誘惑に負けているうちに朝になってしまう。

目を覚まし、「大変!今何時!?」と慌てふためくところに
ショコラウサギ・妹が朝食のクロワッサンを持って登場する。
「お姉ちゃん、朝ごはんよ〜」
瞬間、それを見た姉は閃いた。「これだわ!」

そうして出来上がったのは紺の生地に、三日月を象った金のアクセサリーで彩ったドレス
彼女は見事に「闇夜を照らす一筋の光」を完成させたのだ。
その完璧な出来栄えにご満悦な顧客を見て、彼女は微笑んだ。
「大変なこともあるけど、この瞬間が1番嬉しいわ。」

すると、出来上がったドレスを見た周りの客も興味津々。
「私にもドレスを作って!」「私も!」
街の優秀なドレスデザイナーは、これからもしばらく忙しい日が続きそうだ。
めでたしめでたし。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/2117.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice