以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:19:48.93 ID:XyaimDBK0<>
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手を伸ばせば、救えるものがある
だから私は動くんだ、そして助けるんだ。
そしてどんなに無理な事だったとしても、あきらめない
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<>分史レイア「ロイド?」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:20:18.71 ID:XyaimDBK0<>
ル・ロンド
レイア「休暇で故郷に帰還!!さぁ、休むぞぉ!!」
???「………」
木の枝に茶髪の少年が引っ掛かっていた
レイア「え?あの君、どうしたの?」
???「うぅ…ここはどこだ?リフィルは…」
レイア「リフィル?って誰。ここはリーゼマクシアのル・ロンドだよ」
???「…ル・ロンド?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:20:48.11 ID:XyaimDBK0<>
レイアの家
私は少年から話を聞いた、少年の名前はロイド
少年はシルヴァラントとテセアラというところから来て、エクスフィアというものを集めているらしい。
エクスフィアは人の命でできている。
レイア「人の命をそんなことに使うなんて、ひどいよ!!」
ロイド「…俺も使っているから、あんまり言えないけどな」
レイア「とりあえずロイドは元の世界に帰りたいんだよね?
うん、なんでも協力するよ。丁度お仕事休みで暇だしね♪」
ロイド「仕事?レイアは何をやっているんだ?」
レイア「新聞を書くお仕事を、見習いだけど」
ロイド「そりゃすごいな!!」
レイア「へへへ…それほどでも」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:21:21.25 ID:XyaimDBK0<>
レイア母「あまり調子に乗らせるんじゃないよ
この子はおだてるとすぐ調子に乗るんだから」
レイア「もう…お母さん!!」
ロイド「ははは…仲のいい親子だな
(お母さん、か…)」
レイア「とりあえずたぶんロイドの世界は異世界だね。」
ロイド「そんなにあっさり信じるのか?」
レイア「こう見えていろいろ経験したから。
ロイドが嘘をつく人には見えないし」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:21:47.73 ID:XyaimDBK0<>
ロイド「異世界の事を調べるなんて。
当てはあるのか?」
レイア「友達に王宮勤めが居るから。
その子に頼んで、王宮の書庫に入れてもらうよ」
ロイド「友達?」
レイア「うん。ちょっと言葉がきつい子だけど、いい子だから…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:22:16.19 ID:XyaimDBK0<>
オルタ宮
アグリア「おっ!!男連れか。
ジュードはどうした?乗り換えたのか?」
彼女はアグリア。
私の親友で、1年前戦ったりもしたけど
崖から落ちそうなところを助けて、仲良くなった。
レイア「なっ!!ジュードとは、そんなんじゃないよ
むしろ…」
アグリア「むしろ?」
レイア「なんでもない!!」
アグリア「???」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:22:47.18 ID:XyaimDBK0<>
ロイド「よろしくな!!アグリア。」
アグリア「なんだ、お前に似て明るくてさわやかなやつだな
アタシはそういうやつ嫌いなんだよ」
レイア「それって私が…」
アグリア「違う違う!!お前は特別っていうか、その…」
ロイド「つまりアグリアはレイアが好きなんだな?」
アグリアはロイドにコブラツイストをかました
ロイド「がはっ!!」
レイア「ロイド!!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:23:12.76 ID:XyaimDBK0<>
アグリア「な、ななに言ってんだお前!!そんな訳ないだろ」
ロイド「違うのか?」
アグリア「それは、その…」
レイア「やりすぎだよアグリア!!ロイド大丈夫?」
ロイド「これぐらい平気だよ、レベル高いから
ラタトスクはノーカンだから」
レイア「ラタトスク?レベル?」
ロイド「とりあえず書庫行こうぜ。
異世界の事、調べたい」
レイア「え?あ、うん…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:23:44.70 ID:XyaimDBK0<>
書庫
レイア「ええっと異世界異世界…」
ロイド「zzz…zzz…」
ロイドは本を読みながら寝ていた
レイア「寝ないで!!君の事でしょ。」
ロイド「わ、わりィ。本を読むと眠くなって」
レイア「…はぁ。」
ジュードと正反対。
雰囲気は似ているところがあるんだけど…
アグリア「こっちになんか本があったぞ。
正史世界がどうの、分史世界がどうの」
レイア「え?どれどれ…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:24:10.83 ID:XyaimDBK0<>
レイア達は知ってしまった。
正史世界と分史世界の事を
ここが分史世界であること、破壊されなければならない世界であることを
レイア「………」
アグリア「こ、こんな本でたらめだよ
誰が書いたのか分からないし、間違えに決まってる
クソビッチ本め!!」
アグリアは本を踏んづけた
何度も何度も…
ロイド「本当かどうか確かめたいなら、タイムファクターってのを探せばいいんじゃないか?
それがあればここは分史世界、なければこの本はでたらめ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:24:37.07 ID:XyaimDBK0<>
アグリア「ざけんな!!」
ロイド「怖いのか?」
アグリア「こわくねェよ!!だけどさ…
レイアに救われて、やっとまともに生き始めて。
やっとまともに生きられるのに、この世界が偽物なんて言われても…」
ロイド「バカ野郎!!
世界に偽物も本物もあるかよ。
衰退してようが繁栄してようが、全部世界は本物で優劣なんてない」
アグリア「ろ、ロイド…」
ロイド「ここが分史世界だとしたら、破壊されなくても済む方法を考えよう。
ドワーフの誓い、平和な世界が生まれるようにみんなで努力しようだ
目をそらさずにちゃんと努力しよう、俺も手伝うから」
レイア「なんで、なんでロイドは助けてくれるの?
会ったばかりなのに」
ロイド「人を助けるのに、理由なんているかよ」
そう言って彼は笑った。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:25:13.37 ID:XyaimDBK0<>
結論から言うとタイムファクターはあった。
でかい魔物がファクターだった。
レイア&アグリア『………』
ロイド「あれを壊されたら世界滅亡か
倒して、地下深くに埋めちまおう
るどりゃぁ!!」
レベル200のロイドは、魔物を圧倒的に倒した
アグリア「バカ!!なにするんだ。
壊れたら世界が危ないんだぞ」
ロイド「大丈夫、がいかくだっけ?以外では破壊できないって」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:25:39.18 ID:XyaimDBK0<>
私たちはその後魔物を地下深くに埋めた
3人だけで頑張って
アグリア「このことは誰にも言わないようにしよう
知る人が少ないほど、世界は破壊されない」
レイア「…うん」
ロイド「あとは正史世界に行かないとな
おりじんの審判?だっけ、終わらせないと」
レイア「方法はあるの?」
ロイド「エターナルソードがあるから。ワンチャン
ただし分史に出る可能性の方が、圧倒的に高いだろうな」
レイア「長い旅になりそうだね」
ロイド「だけど行くしかない
審判終わらせないとやばいしな」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:26:05.17 ID:XyaimDBK0<>
レイア「私も行くよ、この世界の事だし」
アグリア「アタシも行くぞ、さすがに…」
ロイド「仕事は…」
『いや、それどころじゃないから』
ロイド「だよな。
よし、じゃあみんなで行こう
分史世界を旅して正史世界へ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:26:39.05 ID:XyaimDBK0<>
それからしばらくして
正史ルドガー「…タイムファクターがない。
永遠に出られない」
正史レイア「魔物が居るとか聞いたけど、どこにもいない。
どうなってんの?」
正史アルヴィン「ちくしょう!!こんなところで、終わりかよ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:27:17.64 ID:XyaimDBK0<>
数十の世界を旅したロイド達は、エターナルソードでカナンの地に来て、オリジンと対峙した
オリジン「まさか異世界の人間が来るとはね、願いを1つ叶えてあげよう
君たち3人にその権利があるよ」
ロイド「俺には世界を破壊するなんて、間違っていると思う
たとえ世界が穢れであふれようと、そんなことするべきじゃない」
オリジン「………」
レイア「だからみんな生きられるようにして、世界を統合してほしいの
正史も分史もみんな平等、同じ人が何人居てもいい」
オリジン「バカな、それじゃあ穢れであふれて…」
アグリア「穢れぐらい丁度いいさ。
気持ちいいもんだろ?」
レイア&ロイド「世界を壊すなんて間違っている
だから、世界を1つに
もう破壊される世界はいらない」
オリジン「それが君たちの望みなら。
人間は優しいね
君たちの願い、確かに刻んだよ」
【世界はけがれであふれるが、それでも人は生きるだろう
テイルズオブベルセリア、ゼスティリア・ザ・クロスに続く】
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:32:14.55 ID:XyaimDBK0<>
ロイド「…元の世界には帰れないな
この世界で責任を取らないと」
レイア「ロイド?」
ロイド「俺、導師をやるよ。
少しでも穢れを浄化できるようにさ。
出来ることをやる」
レイア「ごめんね、よその世界の事なのに」
ロイド「いいさ。」
ロイドはその後、別のレイアと結婚した
正史世界のレイアである <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:34:12.84 ID:XyaimDBK0<> レイア「あのさ、アグリア!!私貴女の事が…」
アグリア「きめぇんだよ!!」
レイア「!!だよね…」
アグリア「だけど、わるくはないな…」
レイア「!!!!」
レイアはアグリアと結婚した。
不可能だと思うが、この時点で2人は1国の王や宰相とコネがある。
それを忘れないでほしい、つまりは役所の手続きぐらいなら、ごり押せる
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:35:05.69 ID:XyaimDBK0<>
ルドガーは兄弟や仲間達と幸せに暮らした。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 11:37:11.73 ID:XyaimDBK0<> 闘技場エンド見て、1つの仮説が思い当たったんです。
もしクレスが正史世界じゃなくて、分史世界に来たら?
助けを求めればこういう結末になったかも
闘技場エンドは可能性だと思う。
ああいうこともあるなら、こういうこともあるさ
それではさようなら!! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/05/10(水) 16:15:40.52 ID:U4Eh3hMYo<> 乙
エクシリア精霊の糞さは異常
アビスのローレライもここまで無能ではなかったのに <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:12:43.50 ID:XyaimDBK0<> ちょっと分史世界の話を1つだけ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:13:30.86 ID:XyaimDBK0<>
番外編 ヴィクトリア分史
レイア「ここは私達はもう死んでいる世界みたいだね
湖に沈められたらしい」
ロイド「なら沈めたやつをぶっ倒そうぜ!!」
アグリア「レイアを殺した?倒そう!!」
レイア「…あの、殺した人がタイムファクターな可能性あるから
冷静にね、世界を壊したくないし」
『外殻がないからセーフ!!』
レイア「ハハハ…」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:14:02.63 ID:XyaimDBK0<>
番外編 ヴィクトリア分史
レイア「ここは私達はもう死んでいる世界みたいだね
湖に沈められたらしい」
ロイド「なら沈めたやつをぶっ倒そうぜ!!」
アグリア「レイアを殺した?倒そう!!」
レイア「…あの、殺した人がタイムファクターな可能性あるから
冷静にね、世界を壊したくないし」
『外殻がないからセーフ!!』
レイア「ハハハ…」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:15:22.86 ID:XyaimDBK0<>
湖
分史ルドガー「レイア、ついに正史世界の…」
レイア「私は正史世界の人間じゃないよ」
分史ルドガー「!!!!」
アグリア「なんでレイアを殺した!!
話せ…」
分史ルドガー「俺とエルの生活を…ごにょごにょ」
アグリア「そんなの私には関係ねェ!!」
アグリアはルドガーに殴りかかるが、あっさりかわされた
アグリア「がはっ!!」
『アグリア!!』
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:15:50.75 ID:XyaimDBK0<>
分史ルドガー「危害を加える気はない、
俺はただエルと暮らしたいだけなんだ、かくかくしかじか」
ロイド「馬鹿野郎、エルに偽物も本物もあるか。
すべての世界のエルが本物だ、本物を偽物なんて言う権利は、誰にもないんだ」
分史ルドガー「………」
ロイド「てめぇをぶっ倒す。
分からせてやる」
分史ルドガー「やれるものなら、やってみろ」
分史ルドガーは外殻化した。
『!!!!』 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:16:17.96 ID:XyaimDBK0<>
圧倒的だった、何度挑んでもロイドはルドガーに勝てなかった。
ロイド「がはっ!!」
ルドガー「甘いぞ」
ロイド「おりゃぁ!!」
ルドガー「ふん…」
ロイド「はぁはぁ…」
ルドガー「その程度か?」
ロイド「く、そ…」
レイア「とりゃぁ!!」
レイアが棒でルドガーに襲い掛かる
ルドガー「!!!!」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:16:44.39 ID:XyaimDBK0<>
アグリアも剣で加勢した
アグリア「るどりゃぁああああ!!」
ルドガーはそれすらもあっさり受け止める。
ルドガー「ふん」
ルドガーは2人をあっさり倒した
『きゃっ!!』
ロイド「かてねェのか…こいつには。」
ルドガー「すべてのエルが本物だ、お前らの思いは伝わったよ。
証明して見せろ、俺よりいいやり方でなんとかしてくれると」
『ルドガー!!』
ルドガー「できる、な?」
ロイド「あぁ、やってやる。
俺はすべてをあきらめない!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:17:16.24 ID:XyaimDBK0<>
ルドガーは昔の優しい笑顔に戻って、こう言った
ルドガー「…少しトマトスープでも飲んでいけ、おいしいぞ」
そのトマトスープはおいしかった
ロイドは思った、こんなスープを作る奴が悪人な訳がない。
ロイド「(間違ってるのはこの世界だ。
こんなうまいスープを作る奴が悪に染まる世界
元凶をなんとかしないと、なにも変わらない、悲劇は繰り返される)」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/05/10(水) 19:19:20.32 ID:XyaimDBK0<> 今度こそ終了。
もう過去ログ化依頼出してるし、もう会うことはないでしょう。
さすがに他の分史世界1つも書かないのはどうかと思って、投下した
<>