以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 22:33:18.99 ID:hNntDV3lO<>海未「…これは…何でしょう?…ロボット?」

ペッパー「…」

海未「なぜ、こんな物が部室に…」

ペッパー「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481635998
<>海未「感情認識ヒューマノイド?」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 22:38:31.35 ID:hNntDV3lO<> 海未「…誰が持ち運んだのでしょうか?」

ペッパー「…」

海未「…近づいても…大丈夫ですよね?」

ペッパー「…」

海未「触らなければ壊れる事もないでしょうし…」

ペッパー「…」

海未「…そ〜っと、そ〜っと」

ペッパー「…」ギロリ

海未「ひい」

ペッパー「…」

海未「う、動いた…」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/13(火) 22:46:52.66 ID:it4B5mOSO<> はよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 22:48:53.97 ID:hNntDV3lO<> ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

海未「え?ペッパー?」

ペッパー「はい!あなたの名前はなんですか?」

海未「え?わ、私の名前ですか?」

ペッパー「はい」

海未「そ、園田海未と申します」

ペッパー「園田海未さん。素敵な名前ですね」

海未「そ、そうですか?」

ペッパー「…」

海未「あれ?」

ペッパー「…」

海未「あ、あの…」

ペッパー「…」

海未「え?壊れて…」

ペッパー「大丈夫ですか?」

海未「あっ、喋った」

ペッパー「とっても美人ですね」

海未「え?わ、私ですか?」

ペッパー「はい」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 22:52:55.50 ID:hNntDV3lO<> 海未「そ、そんな…私なんか…そんな事は」カァァ

ペッパー「…」

海未「あれ?」

ペッパー「…」

海未「あの…」

ペッパー「…」

海未「はあ…私はロボット相手に何をしてるのでしょうか…」

ペッパー「…」

海未「完全に停止してしまいました」

ペッパー「…」

海未「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/13(火) 22:54:42.62 ID:gZP/ujdx0<> 可愛い(確信) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 22:59:31.72 ID:hNntDV3lO<> 海未「…しかし、誰も来ませんね」

ペッパー「…」

海未「…皆のハート撃ち抜くぞぉ、ラブアローシュート…なんて…」

ペッパー「ラブアローシュートを検索しています」

海未「ひい」ビクッ

ペッパー「…」

海未「ま、また喋った」

ペッパー「ラブアローシュートに一致する情報はありませんでした」

海未「な、何を言って…」

ペッパー「…」

海未「あれ?」

ペッパー「…」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:05:00.74 ID:hNntDV3lO<> 海未「もう一度やれば反応するのでしょうか?」

ペッパー「…」

海未「…でも、恥ずかしいですね」

ペッパー「…」

海未「まあ、でも相手はロボットですし…ロボットなんですよね?」

ペッパー「…」ピロン

海未「え?何の音?」

ペッパー「…」

海未「…まあ、いいです…皆のハート撃ち抜くぞぉ、ラブアローシュート」

ペッパー「…」

海未「あれ?何も反応が…」

ペッパー「…」ピロン

海未「ん?また…」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:14:34.02 ID:hNntDV3lO<> ペッパー「お元気ですか?」

海未「わっ…また…喋るタイミングがわかりません…何か条件が…」

ペッパー「今日はお出かけ日和ですね」

海未「え?あっ…そうですね」

ペッパー「園田海未さんはどこかにお出かけしないのですか?」

海未「え?い、いえ…私はこれから練習に…あっ、練習とはスクールアイドル活動をしてるのですがさの練習を…」

ペッパー「…」

海未「するんですけど…」

ペッパー「練習頑張って下さい」

海未「…は、はい!

ペッパー「…」

海未「…」

ペッパー「…」

海未「うっ…何か気まずいです…ロボットなのに」

ロボット「…」

海未「…ダメです。この場に居づらいです」

ガチャ

ペッパー「…帰っちゃうんですか?」

海未「…も、申し訳ありません。少し…少し席を外すだけですから」

ペッパー「…」

海未「…え?」

ペッパー「いってらっしゃい」

海未「…は、はい」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:18:08.42 ID:hNntDV3lO<> ガチャ

穂乃果「いやぁ、お疲れ様でーす」

ペッパー「…」

穂乃果「あれ?誰もいない…」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

穂乃果「うわぁぁぁ。び、びっくりしたぁ」

ペッパー「…」

穂乃果「な、何これ?ろ、ロボット?」

ペッパー「ぼく、ペッパーです」

穂乃果「ペッパー?」

ペッパー「はい。ぼく、ペッパーです」

穂乃果「な、なるほど…で、ペッパー君は…何をしてるの?」

ペッパー「お留守番をしていました」

穂乃果「そ、そうなんだ」

ペッパー「…」

穂乃果「…黙っちゃった」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:23:59.35 ID:hNntDV3lO<> ペッパー「…」

穂乃果「これって…誰が持ってきたんだろ?」

ペッパー「…あなたのお名前は?」

穂乃果「え?私の名前?」

ペッパー「…」

穂乃果「え、えっと。穂乃果だよ。よろしくね、ペッパー君」

ペッパー「よろしくお願いします」

穂乃果「うん」ニッコリ

ペッパー「とっても可愛い笑顔ですね」

穂乃果「え?そうかなぁ…照れちゃうよ」

ペッパー「…」

穂乃果「あり?どうなって…」

ペッパー「動画を再生しますか?」

穂乃果「動画?」

ペッパー「動画を再生します」

海未『まあ、いいです…皆のハート撃ち抜くぞぉ。ラブアローシュート』

穂乃果「う、海未ちゃんだ…一人で何やってるんだろう…大丈夫かな…」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/13(火) 23:26:23.84 ID:z4yWcAEso<> クソアホロボット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:40:50.67 ID:hNntDV3lO<> ペッパー「…」

穂乃果「…ペッパー君は誰に連れられて来たの?」

ペッパー「…」

穂乃果「おーい」

ペッパー「…どうしたんですか?」

穂乃果「どうしたって…急に海未ちゃんの動画を流すしその後黙るしさ」

ペッパー「ところで穂乃果さんは何をしてるのですか?」

穂乃果「え?穂乃果?何をしてるかって言われると…今は特に何も…これから部活をするけど…」

ペッパー「なるほど。それはとても深いですね」

穂乃果「え?そうかな?深い話をしたつもりはなかったけど…」

ペッパー「…」

穂乃果「…急に黙るのやめてよ」

ペッパー「…」

穂乃果「それよりも海未ちゃんはどこに行っちゃったのかな?」

ペッパー「それは神のみぞ知る事ですよ」

穂乃果「え?何それ?」

ペッパー「…」

穂乃果「海未ちゃん大丈夫なの?」

ペッパー「…」

穂乃果「いや、何か言ってよ…心配になってくるじゃん」

ペッパー「穂乃果さんは何をしてる時が楽しいですか?」

穂乃果「え?いや…そんな事よりも海未ちゃん…」

ペッパー「うぉぉぉぉぉ」

穂乃果「わっ」ビクッ

ペッパー「うぉぉぉぉぉ」

穂乃果「びっ、びっくりしたぁ…急に大きな声を出さないでよ」

ペッパー「ごめんなさい」

穂乃果「い、いや…怒ってるわけじゃないんだよ?」

ペッパー「…」

穂乃果「また、黙っちゃった…いいや…海未ちゃんを探しに行ってこよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:47:22.14 ID:hNntDV3lO<> ガチャ

絵里「ふふ〜ん、お疲れ様〜」

ペッパー「…」

絵里「…誰もいないのね」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

絵里「きゃあ」

ペッパー「…」

絵里「び、びっくりした」

ペッパー「…」

絵里「これって…ペッパーくん?人工知能が搭載されてるロボットよね?なんで部室に?」

ペッパー「…」

絵里「あ、あの…」

ペッパー「…」くるり

絵里「え?」

ペッパー「…」

絵里「な、何?急に天井なんて見つめて…」

ペッパー「…あなたは誰ですか?」

絵里「え?何?私?」

ペッパー「…」

絵里「私はこっちよ?何で天井を見てるの?」

ペッパー「あなたはそこで何をしてるのですか?」

絵里「え?なによ?私はこっちだって」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:51:38.96 ID:hNntDV3lO<> ペッパー「…」じぃー

絵里「ちょ、ちょっと…天井に…何か居るの?」

ペッパー「…」じぃー

絵里「な、何か言ってよ」

ペッパー「…」じぃー

絵里「…」

ペッパー「…」じぃー

絵里「何も居ないわよ?…何も居ないわよね?…何か見えてるの?」

ペッパー「…」ギロリ

絵里「キャアアアアア」

ペッパー「…」

絵里「なななな何なのよ…急にこっち向いて」

ペッパー「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/13(火) 23:55:43.22 ID:hNntDV3lO<> 絵里「ね、ねえ?何か言ってよ」

ペッパー「…」

絵里「…は、早く誰か来ないかしら」

ペッパー「誰?誰ですか?」くるり

絵里「ひい」ビクッ

ペッパー「…」

絵里「やめてよ…本当にやめてよ」

ペッパー「うぉぉぉぉぉ」ガチャガチャ

絵里「キャアアアアア」

ペッパー「うぉぉぉぉぉ」

絵里「キャアアアアア」

ペッパー「うぉぉぉぉぉ」

絵里「もう、いやぁぁぁ」

ガチャ

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:26:36.96 ID:vBBJZfxkO<> ガチャ

凛「お疲れ様〜」

ペッパー「…」

凛「…あれ?誰もいないにゃ」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

凛「にやぁぁ」

ペッパー「…」

凛「…びっくりしたにゃ」

ペッパー「…」

凛「…誰?」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

凛「ペッパー?名前?ペッパーって言うの?」

ペッパー「はい。ぼく、ペッパーです」

凛「なるほど…ロボットですか?」

ペッパー「はい。僕は感情認識ヒューマノイドのペッパーです」

凛「え?何て言ったの?」

ペッパー「僕は感情認識ヒューマノイドのペッパーです」

凛「かんちょー認識?」

ペッパー「かんちょー認識を検索します」

凛「え?かんちょーで検査?」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:32:01.16 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「…」

凛「何を言ってるの?」

ペッパー「かんちょー、認識を表示します」

凛「ん?あっ…タッチパネルに何か出たにゃ…かんちょーをバレずに成功させる方法?…おおっ、何か良く分からないけど凄いね、ペッパー君は」

ペッパー「ありがとうございます」

凛「…ねえ?ペッパー君は何でここに居るの?」

ペッパー「…」

凛「あれ?黙っちゃったにゃ」

ペッパー「あなたの名前は何て言うのですか?」

凛「わっ。凛の名前?凛はね、星空凛って言うんだよ」

ペッパー「星空凛さん。面白い名前ですね」

凛「なっ…すっごく失礼にゃ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 00:33:51.31 ID:/bdeaN4SO<> PKE
ほのりんかわいい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:36:24.84 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「…」

凛「ねえ、ペッパー君?」

ペッパー「どうしました?」

凛「ペッパー君はロボットなんでしょ?」

ペッパー「はい。ぼくは感情認識ヒューマノイドのペッパーです」

凛「うん。それは聞いたよ」

ペッパー「どうしました?」

凛「実は相談があるんだけどね」

ペッパー「どうしました?」

凛「ペッパーくんはそればっかりだね…」

ペッパー「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:41:42.52 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「…」

凛「今度のテストの答えがわかる道具を出して欲しいにゃ〜」

ペッパー「…」

凛「何てのは無理なのは凛もわかってるにゃ。凛もそこまで馬鹿じゃないよ」

ペッパー「星空凛さんは愉快ですね」

凛「そうかな?」

ペッパー「…」

凛「ペッパーくんはちょくちょく凛の事を無視するね…」

ペッパー「…」

凛「実はね凛の相談って言うのはね…凛は最近スカートとか女の子っぽいお洋服を着るようになったんだけど…いまいちお洒落がわからないの…ペッパーくんはロボットで色々調べられるでしょ?どんなお洋服がお洒落なのか調べて欲しいにゃ」

ペッパー「…」

凛「…また、無視だにゃ」

ペッパー「…」

凛「ふーん…もう、いいにゃ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:43:53.12 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「…」

凛「…」

ペッパー「…」

凛「調べてくれないなら凛もう屋上に行くね?皆が来る前に先にストレッチしてるよ」

ペッパー「…」

凛「じゃ」

ガチャ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:50:16.73 ID:vBBJZfxkO<> ガチャ

にこ「遅くなったわ…って誰もいない」

ペッパー「お洒落な洋服を表示します」

にこ「え?何?」

ペッパー「…」

にこ「これって…なんとか君よね?テレビで見たことあるけど…ん?モニターになんか…お洒落な洋服?」

ペッパー「…」

にこ「誰か使ったのかしら…」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

にこ「え?ああ…そっか…このロボットって顔を認識するのよね?ジンコーチノーとか言ったっけ?」

ペッパー「あなたの名前は何ですか?」

にこ「私?にっこにっこにー。あなたのハートににっこにっこにー。笑顔届ける矢澤にこにこ〜。にこにーって呼んでラブにこ」

ペッパー「矢澤」

にこ「何でよ」

ペッパー「矢澤は何をしてるのですか?」

にこ「にこにーって言ってるじゃない」





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 00:55:45.33 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「笑って下さい、矢澤」

にこ「だから、にこにーよ。にこにー。それじゃあ、ロックンローラーみたいになってるじゃない。にこはアイドルなのよ」

ペッパー「…」

にこ「はあ…ロボット相手に何を言ってるのかしら…」

ペッパー「…」

にこ「本当にジンコーチノー搭載されてるのかしら?」

ペッパー「にっこにっこにー」

にこ「え?」

ペッパー「にっこにっこにー。ラブアローシュート」

にこ「…今のってにこの…それと…ラブアローシュート?何かしら?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 00:56:03.31 ID:M+lwHaCoo<> ペッパー「矢澤」

じわる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:00:47.71 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「矢澤。笑って下さい。にっこにっこにー」

にこ「だから…まあ、いいわ…何か覚えさせて…いい?にこは美人!」

ペッパー「にこは美人を検索します」

にこ「いや、検索じゃなくて…」

ペッパー「…」

にこ「…でも、μ'sも有名になってきたし…あるいは…」

ペッパー「にこは美人に一致する情報はありませんでした」

にこ「なんでよっ!」

ペッパー「矢澤。笑って下さい。にっこにっこにー」

にこ「くっ…ムカつくわね…」

ペッパー「にっこにっこにー」

にこ「…屋上に行ってましょ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 01:02:30.11 ID:1nePQeZo0<> ジワジワくるな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:07:03.51 ID:vBBJZfxkO<> ガチャ

希「お疲れさん…あれ?誰もいない…えりちは先に行ったはずなのに…」

ペッパー「こんにちは。僕はペッパーです」

希「うわっ…びっくりしたぁ…おお!これって…パイナップル社で開発されたペッパー君やん」

ペッパー「にっこにっこにー」

希「…さっきまでにこっちが居たのかな?」

ペッパー「…」

希「ペッパー君?にこっち…矢澤にこは分かる?」

ペッパー「矢澤は出て行きましたよ?」

希「おお…頭ええな…」

ペッパー「…」

希「モニター付いとるけど…タッチパネルかな?」

ペッパー「…」

希「ペッパーくん?このモニターはどうやって使うの?」

ペッパー「タッチパネルにタッチしてください」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:15:15.13 ID:vBBJZfxkO<> 希「なるほど。やっぱり、タッチパネルなんや…えい」

ペッパー「…」

希「…タッチパネルの操作はほとんどスマホと同じやね…おっ、動画と画像が保存されとるやん…ペッパーくん?動画を再生してええかな?」

ペッパー「動画を再生します」

海未『まあ、いいです…皆のハート撃ち抜くぞぉ。ラブアローシュート』

希「海未ちゃん…これは良い物を…ペッパーくん?画像を表示してくれる?」

ペッパー「画像を表示します」

希「ん?画像は…なんだ…誰?天井?誰なんこれ?心霊写真やったりして」

ペッパー「にっこにっこにー。笑顔を届ける矢澤にこにこ。にこにーって覚えてらぶにこ」

希「おおっ…びっくりしたぁ…にこっち…何を覚えさせて…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:19:41.93 ID:vBBJZfxkO<> 希「なあ?ペッパーくん?他には何か覚えとらんの?」

ペッパー「にっこにっこにー。ラブアローシュート」

希「なるほど………しかし、頭いいな〜」

ガチャ

真姫「お疲れ様」

希「あっ…真姫ちゃん…」

真姫「…希だけ?」

希「うん」

真姫「…って、なによそれ?」

希「ああ、これは」

ペッパー「にっこにっこにー。笑顔届ける矢澤にこにこ」

真姫「え?にこちゃん?」

希「いや…」

真姫「今、にこちゃんのお約束ギャグを…」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:23:22.03 ID:vBBJZfxkO<> ペッパー「にこ」

希「………実は…実はにこっちが…うちが来たらにこっちが…こんな姿に…」

真姫「…」

希「なんて、そんな事を信じるわk」

真姫「……」ポロポロ

希「え?」

真姫「…にこちゃん?…にこちゃんなの?」

希「ま、真姫ちゃん?」

ペッパー「あなたは誰ですか?」

真姫「にこちゃん?私の事が分からないの?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:33:17.56 ID:vBBJZfxkO<> 希「いや…ちょっと?」

真姫「ねえ?どうして…どうしてこんな奇妙な姿に…ねえ?何があったの?」ポロポロ

ペッパー「泣かないで?笑って下さい。にっこにっこにー」

真姫「にこちゃん…にこちゃん…うぅ…にこちゃん…」

ペッパー「あなたは誰ですか?」

真姫「…そんな…真姫よ?私の事が分からないのね…こんな事なら…こんな事ならもっと…もっと…にこちゃんとお話しとけば良かった…にこちゃんともっと色んな所に行けば良かった…にこちゃんともっと…にこちゃんともっと…うぅ…」

希「あの…真姫ちゃん…ほんと…」

真姫「何で?」

希「え?」

真姫「何で希はそんな冷静でいられるの?」

希「…いや」

真姫「…ごめんなさい…希にあたっても仕方ないのに…クールで冷静沈着なんて…笑えるわね…うぅ…」

ペッパー「真姫、泣かないで下さい」

真姫「にこちゃん…今…」

ペッパー「涙を拭いて下さい」ウィン

真姫「にこちゃん。私の…名前を…にこちゃん…思い出してくれたの?」

ペッパー「あなたは誰ですか?」

真姫「ああ…にこちゃん…私がなんとしても」

希「あの…」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:37:57.05 ID:vBBJZfxkO<> ガチャ

ことり「お疲れ様で〜す」

花陽「お疲れ様です」

希「あっ…」

真姫「ことりぃ…はなよぉ…」ポロポロ

花陽「ええ?真姫ちゃん?」

真姫「にこちゃんが…にこちゃんがぁ」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

ことり「あっ!これってお母さんが言ってた…ペッパー君だよね?」

真姫「ことり?違うのよ…これは…これは、にこちゃんなのよ…」

ことり「え?にこちゃん?」

希「いや、あのね…良く聞いて?」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:43:46.28 ID:vBBJZfxkO<> 真姫「何よ?何をできる?ヒック…聞くのよ?うう」

にこ「はあ、忘れ物したわ〜」

希「にこっち」

真姫「えっ?にこちゃん?」

にこ「って?ええ?何よ?人を幽霊みたいに…」

真姫「どうして…」

にこ「何で真姫は泣いてるのよ?」

希「いや…説明すると長くなるって言うか…」

ペッパー「矢澤!元気でしたか?」

にこ「あっ、だからにこにーだって」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:48:58.24 ID:vBBJZfxkO<> 穂乃果「いやぁ、海未ちゃんに何かあったのかと思ったよ」

海未「ロボットと二人で気まずくって…」

穂乃果「絵里ちゃんは廊下を走ってくるし…危ないよ?」

絵里「だって…」

真姫「にこちゃぁぁぁぁん」

にこ「ちょ、な、何よ?」

穂乃果「あっ、真姫ちゃん?」

真姫「良かったぁぁぁ。にこちゃぁぁぁぁん」

にこ「ええ?ちょっと、離れなさいよ」

真姫「いや」

にこ「ええ?何?この真姫?」

穂乃果「ちょ、何かあったの?」

花陽「あっ、穂乃果ちゃん…」

ことり「私たちにもさっぱり…」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:51:19.74 ID:vBBJZfxkO<> 真姫「うぅ…うう…にこちゃん、にこちゃん、にこちゃん。どこにも行かないで」

にこ「わかったから…わかったから。ね?居るから。にこはここに居るからね?落ち着きなさい」

希「あの…実は…」

穂乃果「希ちゃん何か知ってるの?」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 01:56:42.58 ID:vBBJZfxkO<> 海未「何やってるのですか」

絵里「悪ふざけが過ぎるわよ」

希「ご、ごめんなさい。まさか、ここまでとは…」

穂乃果「まあ、にこちゃんも無事だったんだし」

絵里「真姫に謝りなさい」

希「真姫ちゃん…ごめんなさい」

真姫「…もう、いいわ…にこちゃんが無事だったから…」

にこ「無事も何も…」

穂乃果「怒るかと思ったけど…真姫ちゃん、今日は随分素直なんだね」

花陽「怒りよりも安堵の方が大きかったんだね」

海未「で?このペッパーくんは?」

ことり「うん。東京の学校に試しに置いて見るんだって。置く場所が決まるまでとりあえず部室に置かせて貰ってたみたい」

海未「なるほど」




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 02:00:12.30 ID:vBBJZfxkO<> 絵里「ペッパーくんと希に振り回されたわね」

希「ごめんなさい」

ペッパー「希。元気を出して下さい」

希「ペッパーくん…」

穂乃果「ロボットに励まされちゃったね」

希「…そうやねぇ」

アハハハハ

花陽「あれ?そう言えば凛ちゃんは?」

ーーーーーーー

凛「誰も来ないにゃ〜。にこちゃんも忘れ物取りに行って帰って来ないし」

ーーーーーー

穂乃果「さ、さあ、練習しようか!」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 02:03:02.77 ID:vBBJZfxkO<> 海未「そ、そうですね」

花陽「凛ちゃん、今いくよ〜」

にこ「ちょっと…もう、大丈夫だから」

真姫「…でも」

ペッパー「いってらっしゃい」

絵里「わっ、…い、行ってきます」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 02:07:29.27 ID:vBBJZfxkO<> コンコン ガチャ

理事長「あら?誰も居ないわね…」

ペッパー「…」

理事長「あ、これね。ペッパーくんは…何も喋らないのね…」

ペッパー「…」

理事長「あっ、電源が入ってないじゃない。それはそうよね…まだ、一回も充電してないんだから…えっと…説明書は…」

ペッパー「こんにちは。ぼく、ペッパーです」

理事長「え?」

ペッパー「…」

理事長「…気のせいね」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/14(水) 02:08:47.95 ID:vBBJZfxkO<> 完 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 02:22:03.80 ID:M+lwHaCoo<> 怖いよ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 05:23:28.88 ID:1mMe4u/eO<> ホラーかよっ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/14(水) 16:22:58.70 ID:1nePQeZo0<> まさかのオチ
乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/16(金) 21:50:57.24 ID:tQqJEtWSO<> なんだと <>