以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:06:55.38 ID:FVLDvtKD0<>・モバマス仁奈SSです
・年齢設定が色々と違いますが、ご了承ください
・動物のキグルミが多数出ますが、セリフの役名では動物名のみで【キグルミ】の文字を省略しております


――――――――――――――
【初めまして】
〜仁奈宅〜

仁奈『ママ・・・お仕事?』

『えぇ、仁奈ちゃんごめんね・・・お留守番お願いできる?』

仁奈『・・・うん』

『仁奈ちゃん、コレ・・・』

仁奈『これは?』

『ウサギのキグルミ・・・仁奈ちゃんに』

ウサギ(こんにちは、になちゃん!)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463141215
<>仁奈キグルミ(兄として) 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:07:41.37 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈『・・・ふわぁ、もふもふ!』

ウサギ(でしょ? もふもふ具合には自信があるんだ!)エッヘン!

『これをママだとおm・・・あ、もうこんな時間!?』

『ママ行ってくるわね! 良い子でいるのよ!』

ガチャン!

仁奈『・・・いってらっしゃい』

ウサギ(・・・になちゃん)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:08:13.01 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈『うぅ・・・ママ・・・』

ウサギ(になちゃん! ママがいないときは、ぼくがになちゃんのママ・・・じゃなくて、おにいちゃんになるよ!)

ウサギ(だからさ・・・)

仁奈『うぅ・・・うえ〜ん!』

ウサギ(え、え、どうしよう! どうしよう!!)

仁奈『ママぁ〜』グズッ

ウサギ(になちゃん・・・ごめんね)
――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:09:16.05 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――――――――――――――
【キグルミガード!】
〜事務所〜

仁奈P(以下、P)「お〜い、仁奈ー・・・準備できたかぁー?」

タッタッタッタ・・・

仁奈「バッチリでごぜーます!」

P「なにしてたんだ?」

仁奈「キグルミにお茶こぼしちゃったから拭いてたですよ」エヘヘ・・・

P「おいおい、火傷とかはしなかったか?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:09:45.86 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「キグルミが守ってくれたから心配ねーです!」

P「そっか、なら良かった」


ウサギ(良くねーよ!! ったく、最近扱いが雑なんじゃねぇか?)


P「よし、じゃあ仕事いくぞ」

仁奈「はーい!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:10:47.83 ID:FVLDvtKD0<> 〜車内〜

P「そのウサギのキグルミいつも着てるけど、お気に入りなのか?」

仁奈「これは仁奈が一年生になる前にママが買ってくれたキグルミでごぜーます」

P「へぇ〜、じゃあ大事にしないとな」

仁奈「あたりめーですよ!」ニカッ!

ウサギ(だったらお茶こぼすんじゃねぇ!)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:11:41.68 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「このキグルミは家族でごぜーます!」

P「それじゃあ、そのキグルミは仁奈の弟だな」

仁奈「仁奈の弟ですよ!」

P「いつも一緒で仲のいい姉弟だな」ハハハ!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:12:41.07 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(おいおい、こんな世話の焼ける嬢ちゃんが姉貴だなんて冗談じゃねぇよ・・・)

ウサギ(・・・)

ウサギ(家族、か)

ウサギ(・・・・へへっ)

仁奈「世話の焼ける弟ですよ」ヤレヤレ・・・

ウサギ(おい)

――――――――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:13:12.77 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【イカはいいか】
〜事務所〜

仁奈「あぁ〜、あづいです〜」グデーッ

P「クーラーが壊れたんだとさ」パタパタ

ウサギ(人間は大変だな)

イカ(みたいだな・・・)

ウサギ(・・・誰だよ、お前)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:13:47.00 ID:FVLDvtKD0<> イカ(見ればわかるだろ? イカのキグルミだよ)

ウサギ(いや、そりゃ見れば分かるが・・・嬢ちゃんに買って貰ったのか?)

イカ(いいや、俺はテレビ局が用意したキグルミだから違うよ・・・いわゆる一日限りの関係・・・ってやつかな?)

ウサギ(その言い方やめろ・・・で、なんでここにいるんだ?)

イカ(この後海で撮影があるんだよ。いやぁー楽しみだなぁ)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:14:20.21 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(は? 俺聞いてないぞ・・・)

イカ(仁奈ちゃんと楽しんでくるよ)ヌフフ

ウサギ(ちっ・・・勝手にしろ!)

イカ(幼い女の娘・・・楽しみだなぁ)

ウサギ(!? やっぱ俺もいく!)

イカ(そんなモフモフのキグルミ持っていけるわけないだろ?)

ウサギ(ぐぬぬ・・・)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:15:00.18 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「はやく海いきてぇーです・・・」グデーン

P「・・・そうだな、少し早いけど行くか!」

仁奈「ほんとですか!? やったー♪」ピョーン

イカ(いやっほぅ! 待ってました!!)

ウサギ(てめぇ、嬢ちゃんに何かしたら許さねぇからな・・・)

イカ(イヒヒ・・・分かってますよぉ、先輩)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:15:40.24 ID:FVLDvtKD0<> P「よし、ちひろさーん! 少し早いけど行ってきまーす!」

仁奈「イカのキグルミを・・・」

P「あ、それはいいんだよ」

仁奈・ウサギ・イカ「え?」

P「今回イカのキグルミはなしだ」

イカ(ちょ、ちょっと待ってくれよ!)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:16:40.18 ID:FVLDvtKD0<> P「最近イカで食中毒になったニュースがあっただろ? イメージが悪いってことになって今回はクラゲでやることにした」

仁奈「えー・・・イカのキグルミ着たかったですよ」

P「着させてやりたいけど、そのキグルミは局のやつだからな・・・綺麗な状態で返さないと」

仁奈「・・・残念です」

P・仁奈「行ってきまーす!」

イカ(あ、まっ・・・!)

ガチャン
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:17:21.23 ID:FVLDvtKD0<> イカ(・・・)

ウサギ(・・・)

コンコン

「こんにちはー! イカのキグルミ引き取りに来ましたー!」ハァ、ハァ

イカ(なんだ!? この巨漢は!?)

「あれ、以外に小さい・・・本当に俺着れるのかなぁ?」ダラダラ ハァハァ

イカ(・・・え?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:18:09.22 ID:FVLDvtKD0<> 「ま、いっか! じゃあ、持っていきますねー!」ヨイショ

イカ(いやだぁーー!!)

ガチャン!

ウサギ(知らね)

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:20:39.97 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【made in〜】

P「なぁ、仁奈・・・」

仁奈「なにか用でやがりますか?」

P「そのウサギのキグルミ結構丈夫だよな・・・」

ウサギ(まぁな)

仁奈「気にしたことねーです」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:21:11.68 ID:FVLDvtKD0<> P「どこ製だ?」

仁奈「なんでやがりますか?」

P「どこの国で作られたものか・・・ってことだ」

ウサギ(そういや俺もわからねぇな・・・)

仁奈「仁奈はわからねーですよ」

P「どこかに書いてあると思うんだ、ちょいと失礼・・・」

ウサギ(ちょっと緊張するな・・・)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:22:28.71 ID:FVLDvtKD0<> P「あった! え〜と、なになに・・・made in Usami・・・・」

仁奈「どうでした?」

P「・・・千葉製だってさ」

仁奈「千葉って国だったですか・・・」

P「ビックリだなー」

ウサギ(いやいやいや!)

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:23:01.69 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【キグルミ(兄)の力】
〜事務所〜

仁奈「むにゃむにゃ・・・」スピー

ウサギ(何も掛けねぇで・・・風邪ひくぞ)

ピュー! カタカタ!

ウサギ(今日は冷えるとか言ってたな・・・)

ウサギ(俺が行ってやりてぇが・・・机の上だからどうしようもない・・・ん?)

サメ(zzz)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:23:36.63 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(おいアンタ・・・)

サメ(zzz・・・フゴッ!)

ウサギ(おい!起きろ!!)

サメ(ふがっ!? え、なに!? もう朝?)

ウサギ(おい、アンタ・・・)

サメ(あら、私はアンタなんて名前じゃないわよ?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:24:10.23 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(・・・悪かったよ)

サメ(よろしい、それで何かご用かしら?)

ウサギ(目の前にいる嬢ちゃんを温めてやってくれないか? 俺が行きたいところなんだが、遠くてな)

サメ(あらま!? カワイイお嬢ちゃんね〜)

仁奈「zzz・・・へくちっ!・・・zzz」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:24:40.82 ID:FVLDvtKD0<> サメ(あらぁ、クシャミまでカワイイわねぇ〜・・・食べちゃいたいくらいカワイイ)

ウサギ(早くしてやってくれ・・・)

サメ(そうね、じゃあ失礼して・・・)

ガブガブガブガブ・・・

ウサギ(本当に食うのか)

サメ(はぁ〜、ごちそうさまでした!)

ウサギ(あ、ありがとな)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:25:12.79 ID:FVLDvtKD0<> 〜数十分後〜

P「ただいま戻り・・・うわぁ!?」

サメ(なによ、うるさいわね〜)

仁奈「ふぇ?・・・あ、P・・・お疲れ様です」

P「び、びっくりした・・・キグルミに入ってたんだな」

仁奈「あれ・・・?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:25:43.41 ID:FVLDvtKD0<> P「ごめんな、待たせちゃって・・・家まで送ってくから支度してくれ」

仁奈「・・・」

仁奈「・・・はい」

サメ(あら、元気ないわね)

ウサギ(今夜は俺と嬢ちゃんだけなんだよ)

仁奈「・・・」ガサガサ
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:27:34.38 ID:FVLDvtKD0<> サメ(なんとかならないの?)

ウサギ(・・・)

ウサギ(しょうがねぇな・・・)

ウサギ(はぁーーーー!!)

サメ(え、なに!? どうしたの!?)

ウサギ(ふんぬっ!!)

ポロッ

仁奈「あ!」

P「どうした・・・あぁ〜ウサギの耳が取れちゃったか・・・」

仁奈「どうしよう・・・」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:28:43.72 ID:FVLDvtKD0<> P「ママに縫って・・・そうか、今日はいないんだったな」

仁奈「・・・はい」

P「ちひろさん・・・も今出てるんだったな」

P「う〜ん・・・あ、そうだ! 良かったら今夜はウチに泊まるか!?」

仁奈「え、泊まってもいいですか!?」

P「あぁ、仁奈が良ければな・・・それにウチの二人とも喜ぶと思うし」

仁奈「い、いきてーです!!」

P「決まりだな! じゃあ仁奈のお母様とウチに電話してくるから待っててくれ」

仁奈「はーい♪」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:29:28.22 ID:FVLDvtKD0<> ガチャン

仁奈「〜♪」

仁奈「・・・」チラッ

ウサギ(はぁ・・はぁ)ゼェ、ゼェ・・・

サメ(あ、あなたすごいわね・・・)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:30:11.19 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(嬢ちゃんの・・・兄貴として・・・当然のことよ)ゼェ、ゼェ

ギュウ〜

ウサギ(あ”?)
サメ(あら?)

仁奈「キグルミさん達・・・ありがとーごぜーます♪」ギュー

サメ(どういたしまして♪)

ウサギ(・・・・おぅ)

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:30:51.76 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【姉さんの包容力】
〜P宅〜

P「ただいま〜、仁奈連れてきたぞー」

「Pさん、仁奈ちゃん、お帰りなさい♪」

仁奈「おじゃましまーす!」

「仁奈ちゃん久しぶりに会えて嬉しいわ」ナデナデ

仁奈「えへへ、仁奈も会いたかったですよ!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:32:36.02 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(あぁ〜・・・姉さんのナデナデは相変わらず気持ちいいぜ〜)

「ウサギさんの耳も直しましょうね」

仁奈「おねげーします!」

P「おーい、仁奈がきたぞー!!」

ウサギ(こんな男にはもったいない・・・あ、もうちょっと右を)

「・・・よう」

仁奈「おじゃまします」ペコリ

「・・・おう」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:33:09.21 ID:FVLDvtKD0<> P「おいおい、照れてるのかぁ?」

「あらあら」ウフフ

「は、はぁ!? 照れてねぇし!! いい年してキグルミ着てるなんて・・・お、お子様だな!」

「こらっ!」

仁奈「」ムッ

ウサギ(このガキ・・・昔からだが、てめぇはどうにも好きになれねぇ)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:33:48.26 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「仁奈もこんなお子様には興味ねーです!」プイッ!

「うっ・・・ふんっ!」

タッタッタッタ・・・

P「まったく・・・仁奈、あいつも悪気があるわけじゃないんだ」

仁奈「付き合いもなげーですから分かってるですよ」ニコッ

「仁奈ちゃんは大人ね・・・」

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:34:34.00 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【強敵現る】

〜事務所〜

仁奈「すやすや・・・」

亜里沙「すやすや・・・」

ウサギ(・・・)

ウサコ(どうも初めまして!私ウサコって言います!)

ウサギ(同じウサギ同士仲良くしてウサー!)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:35:06.75 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(・・・おう)

ウサコ(二人ともぐっすり気持ちよさそうウサねー)

ウサギ(嬢ちゃんはここで寝るのが好きなんだとさ)

ウサコ(へぇ〜・・・アナタは?)

ウサギ(は?)

ウサコ(アナタはこの事務所、好き?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:35:39.27 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(別に・・・でも、嬢ちゃんが好きなところは俺も嫌いじゃねぇな)

ウサコ(素直じゃないウサねー!)

ウサギ(うるせー)

「亜里沙さーん、そろそろお仕事ですよ」

「ふあぁ・・・はぁーい」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:36:21.96 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(・・・またな)

ウサコ(・・・)

ウサギ(シカトかよ・・・)

「えぇ、またお話ししましょうね♪」ニコッ

ウサギ(!?)
――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:38:27.47 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【年頃な妹】
〜仁奈宅〜

ガチャン!

ウサギ(お、嬢ちゃんが帰ってきたか?)

仁奈「ヒッグ・・・ヒッグ・・・」

ウサギ(じょ、嬢ちゃん!?)

ギュー

ウサギ(お、おい・・何があったんだ?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:39:11.03 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「ヒッグ・・・うぅ・・・」

ウサギ(・・・嬢ちゃん)

ピンポーン!

ウサギ(・・・客だぜ?)

ピンポーン! ピンポーン!

ウサギ(・・・出なくていいのか?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:41:05.42 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「うぅ・・・うぅぅ・・・」

ガチャン!

ウサギ(入ってきた!?)

「仁奈!」

ウサギ(クソガキ・・・てめぇが嬢ちゃんを・・・)

仁奈「わたし・・・そんなに変なのかな・・・?」グスッ

「変じゃねえよ!」

ウサギ(は?)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:42:50.49 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「でも・・・中学生になってもキグルミ着てるのは変だって・・・」

「自分の好きなことに自信を持てよ! 周りなんて気にすんな!!」

仁奈「で、でも・・・」

「俺に任せろ! 俺は仁奈の味方だ!!」

「俺がなんとかしてやる!・・・」

仁奈「頑張るって?」ヒッグ、ヒッグ・・・

「え? えーと・・・とにかく任せとけ!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:44:34.76 ID:FVLDvtKD0<> 仁奈「・・・」

仁奈「・・・ふふっ、Pさんみたい」

「・・・母さんにもよく言われるよ」

仁奈「・・・ありがとう」ニコッ

「お、おう・・・!///」

ウサギ(・・・)

ウサギ(・・・クソガキ、任せたぞ)

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:45:39.00 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【大人仁奈った】
〜押入れ〜

ガチャ・・・
ガサゴソ、ガサゴソ・・・パカッ

ウサギ(う、まぶし・・・)

「うわぁ、ウサギさんだ!」

ウサギ(嬢ちゃん!?)

「これママのかな・・・?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:48:30.61 ID:FVLDvtKD0<> ウサギ(んなわけねぇか・・・それにしても昔の嬢ちゃんソックリだ)

仁奈「なにしてるの?」

ウサギ(嬢ちゃん!?・・・・そうか、ママになったか)

仁奈「なつかしー!」

ウサギ(嬢ちゃんの顔、久しぶりに見れて嬉しいぜ)

「どうした・・うわ、懐かしいな・・・」

ウサギ(・・・てめぇの顔はあまり見たくなかった)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:49:04.07 ID:FVLDvtKD0<> 「これママのー?」

仁奈「えぇ、ママがあなたくらいの頃に着ていたのよ」

「このキグルミ着させて、親父に見せたらなんて言うかな?」

仁奈「プロデュースする!って言うんじゃない?」ウフフ

「言いそうだけど・・・どうかなぁ? もう一線を退いてるし・・・」

仁奈「Pさんなら言うわよ」

ウサギ(あいつは言うだろうな)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:49:58.72 ID:FVLDvtKD0<> 「Pじいちゃん来るんだよね?」

仁奈「えぇ」

「お婆ちゃんは!?」

仁奈「一緒に来るわよ」

「やったぁー!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:51:03.13 ID:FVLDvtKD0<> 「お前、おふくろのこと本当に好きだよなぁー」

「お婆ちゃんに膝枕してもらうんだー♪」

「ひざまくらぁ?・・・仁奈もよく言ってたけど、おふくろの膝枕ってそんなに気持ちいいか?」

仁奈「えぇ、お義母さんの膝枕はすごいんだから!」

ウサギ(あれは気持ちよかったな・・・)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:51:39.07 ID:FVLDvtKD0<> 「パパしてもらったことないの?」

「あるけどさ・・・おふくろと仁奈のしか知らないからなぁ」

仁奈「ちょ、ちょっと!///」

ウサギ(聞きたくなかった・・・)

ピンポーン!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:52:13.59 ID:FVLDvtKD0<> 「あ、きた!!」ポーイ!

ウサギ(うおぉ! 投げるなよ!)

仁奈「こらっ!・・・もうっ!」パンパン!

ウサギ(教育がなってねぇぞ)

「ははは! 俺達も行くか」

仁奈「えぇ」フフッ

――――――――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:52:56.12 ID:FVLDvtKD0<> ――――――――――――――
【引退からの復帰?】

P「これは・・・」

ウサギ(よう、久しぶりだな)

P「・・・だいぶ年を取ったんじゃないか?」フフッ・・・

ウサギ(お前もな)

P「・・・」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:53:33.38 ID:FVLDvtKD0<> 「あー! それママのだよー!!」

P「知ってるよ」

「P爺ちゃんはこのキグルミ知ってるの?」

P「あぁ・・・ママがよく着ていたからね」

「ママってこれを着ながらアイドルやってたんだよね?」

P「そうだよ、ママは人気者だったんだ」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:54:39.24 ID:FVLDvtKD0<> 「・・・じゃあ、今度は私がこのキグルミを着てアイドルしようかな!」エヘヘ

P「ほ、本当かっ!? だったらお爺ちゃんがプロデュースしてやる!」

ウサギ(ほーら言った)

仁奈「二人ともー! おやつ食べましょー!」

「わーい、おやつだー!」タッタッタッタ・・・
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:56:47.00 ID:FVLDvtKD0<> P「・・・」

ウサギ(・・・ま、ガキの言うことだからあてにするなよ)

P「フッフッフ・・・」

ウサギ(あれ・・・嫌な予感が)

P「俺達はまだまだ休めそうにないな・・・」ニヤ

ウサギ(お、おい・・・)

P「もう一花咲かせるぞっ!」

ウサギ(・・・勘弁してくれ)

終り
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 21:59:17.45 ID:FVLDvtKD0<> 以上です!
ありがとうございました

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/13(金) 22:00:00.44 ID:FVLDvtKD0<>
他にも書いてるので、暇な時にでもご覧ください!

卯月父「パパの気持ち」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454556898/

凛父「男ってやつは・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455774657/

未央弟「姉ちゃんは負け知らず」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460113097/

まゆ父「僕の気持ち」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455689133/

アーニャ父 ―――【スピカ】。そこから始まっていくんだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463038892/



奈緒「魔法少女カミヤン!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459997296/

李衣菜「属性更新ですか・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460788545/
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/13(金) 22:34:42.57 ID:E2/8aujfo<> おつ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/05/14(土) 02:02:27.24 ID:bIlo6U+S0<> おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/14(土) 08:58:43.59 ID:8BJpdo680<> 乙
ウサm千葉県産だから付喪神化してるのかな(永遠の17歳感) <>