モバマス、短編、鬱誹謗中傷要素アリ ◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:32:58.23 ID:2DLwcWBH0<>何時からそう思うようになったのだろう。
自分が大きくなればなるほど、周りは小さくなる。
自分が強くなればなるほど、周りはか弱くなる。
小さいものは小さいほど、かわいい。
弱いものは弱いほど、守りたくなる。
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<>きらり「世界を包む愛をあげゆ」
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:33:42.88 ID:2DLwcWBH0<> ーーーならば
自分を傷付けるものが、小さければ小さいほど。弱ければ弱いほど。
かわいいと思えるのだろう。守りたいと思えるのだろう。
だから、大きくなればいいのだ。強くなればいいのだ。 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:34:26.43 ID:2DLwcWBH0<>
もっともっと大きくなれば、この悲しみさえも
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/24(日) 17:35:20.03 ID:MjPTKneko<> つよい <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:35:32.54 ID:2DLwcWBH0<> ☆
蟻達「ﾖｯｺｲｼｮｳｲﾁ、ｴｯｻ､ﾎｲｻ」
きらり「アリさんはかわいいにぃ」
きらり「ちょこちょこてくてく、食べ物をはこんで」
きらり「とっても……がんばりやさん」
「うわっ、デカ女だ！」
「一人でなにやってんだ？……アリ？」
「あーっ、きっとコイツ、アリを食べちゃうつもりなんじゃね！？」
「わっ、ヒデェ！」
「なんでもいじ汚く食べてるとデカ女みたいに大きくなっちゃうぞー！」
「こええー！逃げろー！」
きらり「……」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:36:46.02 ID:2DLwcWBH0<> ☆
猫「ﾆｬｰﾝ」
きらり「猫ちゃんはかわいいにぃ」
きらり「頭をくしくし、体をぺろぺろ」
きらり「毛繕いに、大忙し」
きらり「……」
きらり「……猫ちゃん、撫でても……いい？」
猫「ﾌｷﾞｬｯ」
きらり「！」
猫「ｳﾞｰ」
きらり「……ごめんなさい」
猫「ｼｬｰ」
きらり「……」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:37:54.79 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「学校の女の子達は、かわいいにぃ」
『センセー、諸星さんが邪魔で黒板が見えないので席を変えて欲しいです』
『あっ、諸星さん。ちょっとそこの棚の上にあるモノ取ってくれないかな。私達だと届かなくてさあ』
『体が大きいといいよねー、痴漢とか近寄らなそうで』
『諸星さん、そこ私達が通るからちょっとどいてくれないかな？』
きらり「みんな、みんな。キラキラしていて……とってもかわいくて……」
きらり「……」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:40:59.35 ID:2DLwcWBH0<> ★
きらり「杏ちゃんはかわいいにぃ」ｷﾞｭｯ
杏「……きらり？」
きらり「……」ｷﾞｭｯ
杏「何かあったかー？」
きらり「んーん？……杏ちゃんと、こうしてると……ハピハピしてきて……たのすぃーから」
杏「……ん……そっか」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:43:31.45 ID:2DLwcWBH0<> ★
きらり「Pちゃんはかわいいにぃ」
P「俺に言われてもなぁ……少なくとも褒め言葉じゃないよな」
きらり「うぇへへ☆……ゴメンね、Pちゃん」
P「それに、俺なんかがかわいかったら、きらりのかわいさは地球よりも大きくなっちまうぞ」
きらり「……」
きらり「にょわー……///」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:45:22.20 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「杏ちゃんの寝顔はかわいいにぃ……」
P「きらり……あんまり根を詰めるなよ。お前、何日寝てないんだ？」
きらり「……」
P「ここでお前までぶっ倒れたら、どうなっちまうか分かるだろ？杏は俺が看とくから……頼むから、休んでくれ……きらり」
きらり「……」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:47:13.22 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「……っ……Pちゃん……お花に、囲まれてて……かわいいにぃ……」
「まさか、プロデュースしていたアイドル達に刺されるとはなぁ……」
「でもアイツ、手は出してなかったって聞いたぜ？」
「しかし、アイドル達数十人がム所と院送りになったのは……」
「ここのプロダクションはもう終わりだな……」
きらり「……」
きらり「……Pちゃん、杏ちゃん……」
きらり「……もっと、もっと、きらりは強くならなきゃいけないにぃ？」
きらり「……大切な人を、護る力……」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:49:53.84 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「対戦相手はかわいいにぃ」ｽﾞﾀﾞｰﾝ
『まーた諸星選手が優勝か』
『強過ぎだよな』
『男子レスリングに混じってもいけるんじゃないか』
『男子の方でも無双しそう』
『つまんねーな、一強だと』
きらり「……」
きらり「……ただ、きらりが強くなるだけじゃ……ブーッ、バツ！みたい」
きらり「……もっと……もっと、強くなって……みんなを守れるように……」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:51:08.45 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「M1エイブラムスはかわいいにぃ」ﾄﾞｶﾞｼｬｰﾝ
《凄すぎる……彼女一人で相手の戦車部隊を壊滅させるなんて！》
《きっと彼女は……KILL-reは神が遣わした天使だよ！》
きらり「……ふー、きらり、少し休憩すゆ……みんなも、おつぁーしゃー」
《ファック！！何だあのモンスターは！》
《KILL-re……悪魔のようだ……本部に連絡を！》 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:52:20.39 ID:2DLwcWBH0<> ーーーーーー
きらり「……そろそろ戦線に戻って頑張るにぃ」
ｷｲｲｲｲｲｲﾝ
きらり「にょわ？」
ﾄﾞｶｧｧｧｱﾝ
きらり「ゴホッゴホッ…………ゲホッ」
きらり「あ……」
味方兵達「」
きらり「……」
きらり「……もっと、もっと……」
きらり「きらりが、一人でも戦えれば……」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:53:27.12 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「きらりん☆レーダー！！」ﾆｮﾜﾆｮﾜﾆｮﾜﾜｰﾝ
ステルス戦闘機「ｷｲｲｲｲﾝ」
きらり「……みーつけたー☆」
きらり「爆撃機はかわいいにぃ」
きらり「よーし、きらりん☆パワーで撃ち落としちゃえ！」
きらり「きらりん☆ビーーームッ！！！！」ﾆｮﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜ
ﾄﾞｺｵｵｵｵｵﾝ
きらり「…………にょわー」
《怪物キラリ、中東を制圧！？》
《合衆国大統領も苦慮》
《強大すぎる生物兵器を所有する日本、国際的に批判集まる》
きらり「……」
きらり「もう……どこかで……ゆっくり眠りたいにぃ……」
きらり「……誰にも邪魔されずに……」
きらり「…………海の底なら、のーんびり、たのすぃー……かな」
きらり「ちょっと、疲れちゃった」
ｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟ……
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:54:15.20 ID:2DLwcWBH0<> ☆
ﾄﾞｶｧｧｧｱﾝ
ﾄﾞｶｧｧｧｱﾝ
ﾄﾞｶｧｧｧｱﾝ……
……
きらり「……にゅー、せっかくおねむだったのに、おメメパチパチだゆ」
ｻﾞﾊﾟｧﾝ
きらり「黒い……雨？」
ｻﾞｰ……
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:55:10.35 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「……」
猿人1「ウホウホ(きらり神よ。我々の願いを聞き入れ給へ)」
猿人2「ウホホ(待て。それはきらり神の意志に背くものだ)」
猿人3「ウホウホ(何を言うか、きらり神に我々の運命を委ねることに何も間違いは無い)」
猿人4「ウホ(きらり教の原典に反するお前たちの行動は間違っている)」
猿人1「ウホホホッホ(ならば戦争だ。我々一派と貴様らの何方が正しいか白黒つけようではないか)」
猿人3「ウホウホ(ほう、面白い)」
ｳｵｵｵｵｵ ｷﾞｬｱｱｱｱ <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:55:47.02 ID:2DLwcWBH0<> ☆
きらり「……」
きらり「何度文明を繰り返しても人って戦争ばっかりだにぃ」
きらり「どうしたら、いいのかな……」
きらり「……」
きらり「……もっと、もっと、もっと」
きらり「もっと。大きくなれば」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:56:23.14 ID:2DLwcWBH0<> ★
きらり「地球はかわいいにぃ」
隕石「ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ」
きらり「うきゃー☆地球に隕石が衝突しちゃう！ヤバーい！」
きらり「ゴッドきらりんが地球のみんなを助けるにぃ！」
きらり「きらりん☆アターック！！」ｸﾞﾜｯｼｬｰﾝ
きらり「……うぇへへ☆」
きらり「もう、何にも悲しいことなんて起こらないにぃ」
<>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:57:05.10 ID:2DLwcWBH0<> きらり「きらり、ずっと地球のみんなのことを見守ってあげゆ」
きらり「……ずっと、ずっと……」
きらり「きらりに包まれて、みんながハピハピになれますように☆」 <>
◆xc7pFeFDekXF<>saga<>2016/01/24(日) 17:57:38.66 ID:2DLwcWBH0<>
この悲しみさえも、いつの日か愛に変わりますように
<>
◆xc7pFeFDekXF<>sage<>2016/01/24(日) 17:58:29.58 ID:2DLwcWBH0<> 完
依頼出してきます <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/24(日) 18:12:25.71 ID:oRL343dh0<> 悲しき神よ
愛しき神よ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/24(日) 19:12:16.32 ID:oAEVT3iQ0<> 乙です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/24(日) 19:37:14.87 ID:295SBob50<> うわぁ、大きい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/24(日) 20:23:38.95 ID:IZabIIdmO<> なんて壮大な…… <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/01/25(月) 07:29:40.28 ID:cSodJdLeO<> 俺はどんなきらりでもお姫様だっこしてみせるよ <>