以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/15(火) 18:33:03.02 ID:KvdVsUCd0<>俺の名前はシモン・サーストン
皆からは穴掘りシモンって呼ばれてる
そんな俺にも穴を掘ること以外にも趣味はある
それは
リフに乗ることだ
この最悪な街でも俺にとってはたった一つ俺がトラパーの波に乗れるスポットでもある
まだ俺が小さい頃兄貴……血は繋がってないんだけど俺の兄貴のカミナは何処かへ旅立った
その時カミナの兄貴は俺にこのドリルを渡してくれた
今でも覚えている
「いいかシモン、お前を信じるんだ、お前が信じるお前を信じろ、そんな顔すんじゃねぇよ、お前のドリルは天を貫くドリルだ、下ばっか見てねぇで上を見あげてお日さんめがけて突っ走れ」
そう言い残して兄貴は俺の知らない遠くどこかへ消えていった
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<>シモン「ねだるな勝ち取れさすれば与えられん」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/15(火) 18:37:21.48 ID:twEkvX2D0<> ニルヴァーシュの機動性持ったグレンラガンとかなんてチート。
期待。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/15(火) 18:47:42.76 ID:KvdVsUCd0<> 最悪な街で最悪な家庭に生まれた俺を支えてくれたのはカミナの兄貴と……
ゲッコーステイトのホランドだった
ホランドは14歳の頃にカットバックドロップターンという技術を身につけたとされている
俺もいつかはゲッコーステイトのメンバーになってそして……
もう一度兄貴に会うんだ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/15(火) 22:25:41.40 ID:Jrr5l7p7O<> 期待 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/16(水) 15:53:00.28 ID:i/2D0MB50<> この街は最悪だ
どうしようもないくらいに最悪なんだ
だけどそれでも俺にとってはたった一つの居場所なんだ
俺はまだ14歳だ
逆に言えば14年しか生きてない
だからこの先必ずチャンスはやってくる
そのために
シモン「俺のドリルは天を貫くドリルだぁぁぁ!」
今日もまたリフに乗る <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/17(木) 00:00:58.18 ID:hOWgcSLH0<> シモン「なぁおっちゃん、俺はいつになったらとべんのかな」
目の前にいるリフの手入れをしてくれるおっちゃん
俺のリフはこの人がいないと始まらない
修理屋「さぁな、少なくともあと十年はかかるな」
シモン「えぇ!?だってホランドは14の時にカットバックドロップターン決めたっていうよ!?」
そうホランド、
ホランドは14の時にカットバックドロップターンを決めたんだ
ホランドに出来たんだ俺にできないわけない!
「お前が信じるお前を信じろ」
あの時の兄貴の言葉それは俺を今でも支えてくれているんだから <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/17(木) 12:41:16.07 ID:hOWgcSLH0<> 「であるからして…」
またいつもの退屈な授業を受けている
なんでいつもいつも同じことの繰り返しをしているのか不思議に思える
……もう帰ろう
校門の前に行くとじいちゃん…ジーハがたっていた
そしていつもの三者面談
俺の成績が悪いから高校にはいけない
そういつもいってくる
そんなの俺だってわかってる
その言葉を口に出せずに俺は拳を握りしめていた
強く握りすぎたのか血が出ていた
本当に最悪だ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/17(木) 20:24:32.69 ID:hG4qUOsu0<> エウレカグレンラガンとか俺得すぎるwwww
どっちも好きなロボットアニメなんで期待wwww <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/17(木) 22:28:28.70 ID:yeohP9lAo<> うm <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/18(金) 10:52:22.42 ID:EHSxVPJa0<> コンパクドライブ
これがあるか俺達人間は機械に乗り扱うことが出来る
それはこの世界の常識だ
だけど
ならこのドリルは
兄貴が俺に託してくれたこの小さいドリルは何なんだ?
その疑問を胸にしまい今日も家の裏の穴の拡張を進める
穴を掘ってたらお宝を見つけることがある
今日もそうだった
何か金属に当たる音が穴に響き
その周りの土を掘る
「うわぁぁぁ!?」
目の前に出てきたのはでっかい顔だった
そうでっかい顔だったのだ
もう一度いおう
それはでっかい顔だったのだ
胸のドリルはその顔と同調するかのごとく緑色に発光している
「兄貴はこのことを知ってたのかな」
ふと頭によぎったその疑問
それをまた胸にしまい
でっかい顔の機械を掘り起こす
これが俺の冒険の始まりだった
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/18(金) 12:29:15.78 ID:8u5CSsUCO<> まさかニルヴァーシュにラガン刺さねーだろうなw <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/18(金) 13:13:54.65 ID:EHSxVPJa0<> >>11
そ、そんなことないですよ、刺すんじゃなくて度胸合体するだけですよ(白目)
第1話
「俺の×××で天を貫く」
見つけた機械の名前をラガンと呼ぶことにした
中には人一人乗れるくらいのスペースがあり
ハンドルグリップのようなものと
目の前には一つ穴があいている
もしかしたらこのドリルで……
そんなことを考えていたら
じいちゃんの怒鳴り声が聞こえてきた
「コラァァァァ!シモォォォン!どこにおるんじゃぁぁぁぁ!」
この距離からでも耳が痛くなるほどの怒鳴り声…一体どこにそんな力が残っているのか
俺には不思議でならない
「今行くよー!」
負けじと声を張り上げる
「はよせんかぁぁぁぁぁ!」
先程よりでかい怒鳴り声が返ってくる
こんなやりとりをかれこれ一時間は続け
俺達は食卓についた <>