以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 22:29:00.21 ID:E9+mNmQ50<>

〜とある鎮守府〜


提督「なー、鈴谷」


鈴谷「んー? なにー?」


提督「僕と契約して、艦隊少女になってよ」


鈴谷「もうなってるじゃーん」


提督「あっはっは。そうだった。こりゃまた一本取られたな」


鈴谷「ていうか何いきなり。あー、まどマギのマネしたかったの?」


提督「そうそう。鈴谷だったらタイトルのゴロもいいしさ。艦隊少女 すずや★マジカ とかどうかな」


鈴谷「確かにちょっと合ってるかもね。ウケるー」


提督「じゃあ逆に、こんなのどうかな?」


鈴谷「んー?」


提督「鈴谷、僕と結婚して、お嫁さんになってよ」


鈴谷「……」


鈴谷「は、はぁ? い、いいいきなり何言ってんの!?」


提督「はい指輪」サッ


鈴谷「えっ? いや、えっ? ええ?」


提督「ずっと君が好きだったんだ。結婚してほしい」


鈴谷「いや、ちょっ、いや、待って待って、本当待って! そ、そんなの。えっと、ま、まだ心の準備とか、その、さ……」


提督「僕は本気だ。今まで勇気がなくて言えずにすまなかった」


鈴谷「……で、でもさぁ。鈴谷女の子らしくないし、よく軽そうとか言われるし……。て、提督には他にも良い人がいるんじゃないかなー? な、なんてさ……ね?」


提督「いや、いないよ。僕は君だけだ」


鈴谷「……ほ、本気、なの?」


提督「うん」


鈴谷「……」


提督「すずや★マジダ」


鈴谷「そこでネタ挟むぅ……?」



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<>艦隊少女 すずや★マジカ 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/08(火) 22:32:03.32 ID:B44aITr3o<> 艦! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 22:36:35.49 ID:E9+mNmQ50<> ご愛読ありがとうございました。
E9+mNmQ50先生の次回作にご期待しないでください。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/08(火) 22:38:59.25 ID:jZhGFi9YO<> よし依頼出してこいや <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 22:46:54.31 ID:E9+mNmQ50<>

【おまけ】


提督「ごめんごめん。でもさ」


提督「本気なんだ」


鈴谷「……」


提督「こういうくだらないボケにも付き合ってくれるし、いつも執務で疲れていた僕の心の癒してくれた。辛い時はずっと側にいてくれた」


提督「そんな君と、これからも一生側にいたいと思った。今世でも来世でも、この先ずっと」


鈴谷「……」


提督「だから、結婚してくれ。鈴谷」


提督「僕は、君を幸せにするなんて大それたことを言える程、大した人間じゃない。だけど、君と結ばれたのなら」


提督「僕は世界一の幸せものだ」


鈴谷「……」


鈴谷「ぷっ!」


提督「え」


鈴谷「あははははっ! くさい! 提督ぅ〜。くっさいよ〜! なーんかいつもと違ってカッコつけちゃってさー」


提督「……いいだろ。本当にそう思ってるんだから」


鈴谷「ふふふ……。あー、笑い過ぎて涙出てきちゃった」


提督「……で? 答え……は?」


鈴谷「んー」


鈴谷「どーしよっかなー」


提督「からかうなよ。本気なんだから」


鈴谷「へいへい。分かりましたよー」


鈴谷「しょうがないなあ。お受けいたしましょう!」


提督「!!、マ、マジ!? 本当に!?」


鈴谷「はい。マジです」


鈴谷「すずや★マジカ でございます」


提督「いやもうそのネタはいいよ」


鈴谷「そっちから振ってきたクセに」


提督「あいや、うん。すまん」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 22:58:51.10 ID:E9+mNmQ50<>

鈴谷「ふふ。冗談だよー、冗談」


鈴谷「鈴谷で良かったら、提督のお嫁さんにしてください」


提督「ふぉ」


提督「本当か!?」


鈴谷「本当だよwww 大事なとこで噛まないでよ、もー」


提督「よ……」


提督「よっしゃああああああああああ!!!」


鈴谷「うふふ……」


提督「そ、そうと決まれば、接吻だな! キ、キスしてもいいか!?」


鈴谷「へ、へっ!!? こ、ここで!?」


提督「もちろん!」


鈴谷「え、ええ〜? だってまだ心の準備とかできてないし、その……は、ハミガキもしてないし……」


提督「そんなの関係ないよ! 歯を磨いてない鈴谷でも僕は好きだ!!」


鈴谷「いやいや、そこは好きになってもらっても困るけど……ていうかそれじゃあたしがいっつも歯磨いてないみたいじゃん」


提督「それでも好きだ!!」


鈴谷「会話かみ合ってないしwww もうー、しょ、しょうがないなあ」


提督「目、目を、瞑って……くれるか……?」


鈴谷「……んー。……んっ」


提督「よ……よし……」



ドキドキドキドキドキドキ









<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 23:03:44.61 ID:E9+mNmQ50<>


熊野「失礼致しますとぉおおおおおおおおおおおおおああああ!!!!」バタン


提督「!!、く、熊野!?」


鈴谷「へっ!!?」


熊野「……お二人とも?」


熊野「ご結婚、おめでとうございますわ」


提督「えっ!?」


鈴谷「く、熊野、もしかして提督室の外で聞いてたの!?」


熊野「とぉおおおおおおおおおおおおおああああ!!」


鈴谷「答えになってないんだけど」


提督「熊野。オレ達結婚することにしたよ。その、これからも鈴谷のことよろしくな」


熊野「ええ。もちろんですわ。とぉおおおおおおおおおおおおおああああ!!」


提督「どうしたんだこいつ」


鈴谷「多分鈴谷たちのことが嬉しすぎて壊れちゃってる」


提督「なるほど」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 23:16:58.55 ID:E9+mNmQ50<>

熊野「いけませんわ。わたくしとしたことが、嬉しくてついついテンションが上がりまくってしまいましたわ」


提督「お、おう。何はともあれ、嬉しく思ってくれてありがとうな」


熊野「提督? ほら、キスはいたしませんの?」


提督「いや、さすがに人がいる前ではちょっとな」


熊野「シィロ!! フィナーレ!!」


鈴谷「無理やりマミさん出さなくていいよ」


提督「したら確かにフィナーレっぽいけどさ」


熊野「どういうことですの? 熊野としては、お二人はもうラブラブなカッポーだと思っていたのですけれど」


提督「あー、いや、そうなんだけど」


鈴谷「熊野が来たから恥ずかしくなっちゃったんだよー」


熊野「ええからシィロ!! フィナーレ!!」


提督「何回言うんだよ」


鈴谷「確かに熊野マミさんっぽいけどさ」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/08(火) 23:21:38.70 ID:E9+mNmQ50<>

熊野「そんなことを言っていますと」


熊野「もう、死ぬしかないじゃない!!」


提督「なんでオレと鈴谷がキスしないとお前が死ぬしかなくなるんだ」


鈴谷「圧倒的マミさんリスペクトだね」

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