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HTML化した人:Kastanie
ほむら「…何を言っているの?」
1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:13:48.98 ID:MAVEGSAZ0
学校屋上


恭介「だからさ、僕の彼女になってほしいんだ」

ほむら「……」

恭介「返事は今じゃなくてもいいよ」

ほむら「いえ、今させて頂くわ。私は、あなたの気持ちに答える事はできない…ごめんなさい」

恭介「そんな…どうしてだい?せめて理由が聞きたいな」

ほむら(美樹さやかの嫉妬と魔女化が怖いから、なんて言えないわね)

ほむら(でも、何だろう?この気持ち…胸の奥が、何だか、むず痒い)

ほむら(何はともあれ、私は、上条恭介と恋人関係になるわけにはいかない)

恭介「大丈夫かい…?なんか辛そうだけど」

ほむら「な、何でもないわ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438589628
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:17:06.75 ID:MAVEGSAZ0
恭介「やっぱり、迷惑だったかな。いきなり告白なんて。君とは会って間もないのに」

ほむら「そ、そんな事…」

ほむら「…嬉しくない、なんて言ったら嘘になるし…」ボソッ

恭介「そうなのかい?なら、どうして?尚更、理由が聞きたいよ」

ほむら(しまっ…!つい…!これでは彼に気を持たせてしまう!)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:21:36.85 ID:MAVEGSAZ0
ほむら「ねえ、あなたは、私なんかのどこが好きになったというの?」

恭介「…そういう言い方はやめて欲しい」

ほむら「…えっ?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:25:34.94 ID:MAVEGSAZ0
恭介「私なんか、って自分を蔑むような言い方はやめてほしいんだ」

ほむら「別に、そんなつもりじゃ…
    ただ、私みたいな根暗な女を好きになる男がいる、という事が不思議でならないだけよ」

恭介「根暗、なんて言葉、ただ単に大人しい人を弄くる為にあるようなものだよ」

恭介「誰に言われたかは知らないけど、そんな心無い評価、気にすることないよ」

恭介「僕は始めに君の途方もない美しさを知った。その次は相手を気遣う、さり気ない優しさ」

恭介「次々と溢れる君の魅力を身近で知って行きたいから、じゃ理由にならないかなぁ」

ほむら(よくも、これほどまでに恥ずかしい台詞を真顔で並べ立てられるわね)

ほむら「あなたは、私の良い面ばかり言ってたけれど、醜い部分だって持ち合わせているのよ」

ほむら「それに、私より綺麗な人間は沢山いるし、私はそれほどお優しい性格をしてるつもりもないわ」

ほむら「あなたは、ただ幻想の私を愛しているだけ。そう感じる。それが、私が断った理由よ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:32:00.39 ID:MAVEGSAZ0
ほむら「…これ以上、話す事はないわ。さよなら」

恭介「あっ、待って」

恭介「……」

恭介「暁美さん、顔を真っ赤にしちゃって可愛かったなあ」

恭介「きっと、彼女は今まで告白された事がないに違いない。意外だけど」

恭介「彼女が振り向いてくれるには、どうすればいいのかな」

恭介「うーん、さやかに相談してみようかなぁ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:36:26.16 ID:MAVEGSAZ0
その日の夜、とある路上


ほむら(はあ、まさか上条恭介に告白されるなんて)

ほむら(考えてみると、男の子に告白されたのなんて初めてよね)

ほむら(今までのループではそんな事なかったのに…とんだイレギュラーね)

ほむら(しかも、それを嬉しい、と感じている自分がいるなんて…私、どうしちゃったのかしら)

ほむら(彼、とてもイケメンだわ…。それに純粋で優しい。心の弱さも目立つけど、それが母性をくすぐるというか…)

ほむら(正直、疲れちゃったのよね。安らげる時間と場所を、これまで知らないもの)

ほむら(恋に落ちれば、少しは楽になるのかしら?相思相愛なら尚更…)

ほむら(いけない!私の目的は親友の幸せ!私の恋なんて二の次よ!)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:42:01.04 ID:MAVEGSAZ0
まどか「あ、ほむらちゃーん」

ほむら「ま、まどかぁ…」

まどか「ど、どうしたの?なんか辛そうだけど、体調でも悪いの?」

ほむら「なんでもないわ…心配には、及ばないわよ…はぁ…」

まどか「絶対、大丈夫じゃないよ!何があったの?話して、ほむらちゃん!」

ほむら(私、何してるんだろ。まどかを不安にさせて…)

ほむら「本当に大丈夫よ。さっき、強い魔女と戦ったから少し疲れただけなの」

まどか「ほんとに?…何かあったのなら私に話して、ね?私達、友達なんだからっ」

ほむら(そうよ、今は疲れてるだけ…)

ほむら「…っ!」

ほむら(そ、そんな…ソウルジェムがいつのまに、こんなに黒く…!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:45:44.17 ID:MAVEGSAZ0
まどか「ほ、ほむらちゃん?ねぇ、本当に何でもないの?」

ほむら(どうしよう、今、グリーフシードを持ち合わせていない…このままじゃ、まずい)

杏子「おーい、お前ら。二人で何立ち話してんだよ」

まどか「あ、杏子ちゃん。ちょうど良かった。あのね、ほむらちゃんが変なの」

杏子「あー?って、ぅおい!お前、ソウルジェム真っ黒じゃねぇか!これ、使え!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:49:27.20 ID:MAVEGSAZ0
ほむら「お、恩に着るわ、佐倉杏子…」

杏子「ったく、魔法のご利用は計画的にしとけよ。今度、飯奢れよな」

ほむら「お安いご用だわ。本当にありがとう…」

杏子「な、なんだよ。やけに素直で気持ちワルっ!…しかし、何があったんだよ?話してみ?」

ほむら「…強い魔女と戦った。それだけよ」

杏子「その割に傷一つないな。また、そんな隠し事していたら、ソウルジェムを濁らせるだろ」

杏子「今だって、あたしが来なかったら、一般人のまどかを危険に晒したかもしれないんだぞ?」  
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 17:52:39.84 ID:MAVEGSAZ0
ほむら(反論の余地もないわね…)

まどか「ねぇ、ほむらちゃん。ほむらちゃんが苦しんでると、私も苦しいんだよ?」

ほむら「…わかった。降参よ。しかし、意外ね。佐倉杏子が、ここまで私を気遣うなんて」

杏子「ばっ、そんなんじゃねぇよ!んな事はいいから、さっさと話せよ!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 18:07:50.73 ID:MAVEGSAZ0
さやかんち


さやか「ふぅ……」

さやか「今日も恭介をおかずにしてしまった…」

さやか「あぁ、恭介、何故、あなたは恭介なの?」

さやか「あ、なんか、もうアソコが疼いてきた」

さやか「さて、6回戦とイきますか」

ピンポーン

さやか「もう、誰よ!私とエア恭介の聖行為を邪魔するヤツは!」

さやか「今、私以外家に誰もいないし。仕方ない」

ガチャッ

恭介「や、やあ」

さやか「き、恭介!?どうしたのよ、急に!?」

恭介「じ、実は、君に相談したいことがあってさ…ちょっと、いいかな?」

さやか「う、うん…。上がって」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/03(月) 18:30:27.12 ID:6JS81bUNO
wktk
13 :うんこ 2015/08/03(月) 18:58:23.12 ID:YtddOr4d0
期待
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/03(月) 20:01:06.46 ID:QiJSgoNZ0
2までは良かったけど
恭介「私なんか、って自分を蔑むような言い方はやめてほしいんだ」 に違和感が。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/04(火) 19:21:02.54 ID:CfnP1c2To
きたい
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 18:48:30.03 ID:OhkM29GY0
マミさんち


ほむら「…というわけなの」

まどか「これはマズいね」

杏子「確かにマズいな」

マミ「ご、ごめんなさい、私、一度首が取れてから味覚がおかしくなっちゃって」

まどか「仕方ないよ〜。マミさんが辛うじて生きていただけでも御の字だよ」

杏子「ああ、紅茶なんて、また、その内上手く入れられるようになるさ」

マミ「みんな…ありがとう」

ほむら「…あなたたち、人に話をさせといて人の話を聞かない、って、どういう了見なのよ…」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 18:53:11.39 ID:OhkM29GY0
まどか「聞いてるよ!ちゃんと聞いてたよ!確かにマズいよね、杏子ちゃん!」

杏子「お、おう!確かにな〜。でも難しい話だよな〜。なぁ、マミ」

マミ「そうね。でも…、上條恭介君だっけ?その子に告白された事って、そんなに気に病む事なの?」

まどか「えっ?」

杏子「えっ?」

ほむら「やっぱり聞いてなかったんじゃない」

杏子「いや!落ち着け!しかし…うーん、それが本当だとすれば、かなりマズいな」

ほむら「…美樹さやかが、これを知ったらなんと言うか」

マミ「もしかして、美樹さんは、その子のことが好きなの?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 18:58:18.71 ID:OhkM29GY0
ほむら「ええ、そうよ」

マミ「あら、そうしたら三角関係になるわね。うふふ」

ほむら「笑い事じゃないわ」

ほむら(下手したら彼女は魔女化してしまうというのに)

杏子「ほむらはさ、そいつの事どう思ってるわけ?」

ほむら「…別に、なんとも思っていないわ」

杏子「顔真っ赤にして言っても説得力ないぞ〜」

マミ「あら、暁美さん可愛い。うふふ」

ほむら「や、やめて…」

まどか「えっ?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 19:05:20.32 ID:OhkM29GY0
杏子「満更でもないならさ、もう付き合っちまえよ。さやかだって、わかってくれるって」

ほむら(そんな前例があるなら、そうしているわ…って、私、何を考えて…)

マミ「暁美さん、人間同士、男女ならとくに、一度、付き合ってみないとわからないものよ?」

マミ「相手の事、将来の事、何よりも自分の本当の気持ちに、ね」

杏子(マミのヤツ、なんか語ってるけど、妙に説得力ないのは気のせいか?)

ほむら「あなた達、簡単に言ってくれるけど、この問題は、そんな簡単な事じゃ…」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「!?…な、なに?まどか?」

まどか「上条くんの事、好きなの?」

ほむら「ま、まどか?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 19:13:57.49 ID:OhkM29GY0
まどか「やめときなよ」

杏子(ん…まどかの様子が…?)

まどか「絶対、上手くいかないよ」

マミ(その笑顔は…笑ってない…?)

ほむら「も、もちろん、そう想ってるわ!私は、彼の気持ちに答える気はない!」

まどか「てぃひひ、それでいいんだよぉ、ほむらちゃん」

マミ(漆黒のオーラ…戦慄の空間…まさに圧倒的まどか!)

杏子「おい、それじゃあ、お前の気持ちはどうなるんだよ」

まどか「!?」

ほむら「佐倉杏子…」

マミ(なんと!佐倉さんの杏気がまど気を相殺したわ!)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/07(金) 19:19:42.02 ID:2vuAAtH0o
はよはよ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 19:23:49.50 ID:OhkM29GY0
杏子「お前さぁ、ずっと何かを抱え込んでるだろ。それが何なのかは知らないけどさ」

杏子「お前の、その強い思いが、お前自身を孤独にしてるんだよ」

杏子「一人ぼっちは寂しいだろ…見てて、辛すぎるよ…ほむら」

ほむら「杏子…あなた…」

まどか「ギリッ…」

マミ(杏気は力強さと共に温かい優しさを兼ね備えている…)

まどか「杏子ちゃん、ちょっと黙っててよ…今、ほむらちゃんと会話してるのは私なんだよ?」

まどか「ねぇ、ほむらちゃん、上条くんは、ほむらちゃんが魔法少女だって事知ってるの?」

ほむら「し、知らないわ」

まどか「…あのねぇ、ほむらちゃん」

まどか「魔法少女って普通じゃないんだよ?人のカタチをしてるけど、別の何かなんだよ?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 20:53:38.63 ID:OhkM29GY0
まどか「それを受け入れて貰うのって、何も知らない一般人にはキツすぎるよ」

ほむら「ま、まどか…なんで、その事を知っているの?」

マミ(まど気…それがもたらすのは1%の愛と99%の恐怖!佐倉さんの杏気とは正に対照的!)

まどか「ほむらちゃんって勉強できるのに頭悪いの?QBに聞けば何でも教えてくれるんだよ」

まどか「QBは自分から真実は言わないけど、嘘も言わないみたいだからね」

杏子「な、なあ、まどか。聞きたい事が別にあるとして、今は、だ」

杏子「なんで友達の恋路にいちゃもんつけんだよ。ほむらの気持ちを踏みにじろうとしてさぁ」

まどか「杏子ちゃんこそ邪魔しないでよ、人の恋路を…」

まどか「杏子ちゃんはね、恋の“こ”の字も知らない部外者なんだから」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 02:06:46.97 ID:i8B3su1o0
さやかんち


恭介「ちょっと、さやか、そんな所、舐めないでよ!」

さやか「少しぐらいいいじゃん、恭介。…へぇ、キレイなピンク色だね」

恭介「んあっ」

さやか「ふふっ、感じちゃった?恭介ったらいやらしい子だね」

恭介「ダメだよ、さやか…こんなことしている場合じゃないんだ、僕は暁美さんのことで相談が…」

さやか「そんな事、言って、恭介のここはもうこんなに大きくなってるよ?」

さやか「すぐ気持ちよくしてあげるからね」

恭介「だめっ!だめだっ!さやかぁ…んはぁっ!」

さやか「ほら、イっちゃえ〜」

恭介「っっ!?っっっっ!!……はぁっ、はぁっ」

さやか「無事にイケたみたいだね、恭介」

恭介「くっ…うぅっ…!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 02:21:18.72 ID:i8B3su1o0

さやか「恭介ぇ、もぅ、泣かないでったらぁ。ほら、コーヒー入れてくるね」

ガチャ バタン

恭介「うぅ…暁美さん、僕、汚れちゃったよぅ…」

QB「災難だったね、上条恭介」

恭介「本当だよ…って、うわぁぁ!なんだ、なんだ!お前は、なんだぁぁぁ!」

QB「驚き過ぎだよ。上条恭介」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:12:23.68 ID:i8B3su1o0
〜QB説明中〜



恭介「…男の僕に魔法少女の素質があるって?いくら僕が中性的な容姿だからって!」

恭介「っていうか、キミ…居たならなんで助けてくれなかったんだよぉ…」

QB「僕に魔法少女を止める程の力は持ち合わせていないよ」

恭介「まさか、さやかも、魔法少女なのか…?」

QB「ああ、そうさ。出来れば君も僕と契約して魔法少女になって欲しいんだけど」

恭介「魔法少女って…僕は、男の子なんだけどなぁ…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:18:07.66 ID:i8B3su1o0
ガチャ

さやか「恭介!どうしたの?大丈夫だよ…よしよし」

さやか「QB!恭介に何かしたの!?返答によっては許さないわよ!」

QB「僕は何もしてないよ。むしろ、何かしたのは君の方だろう」

さやか「[ピーーー]っ」

ザシュッ

QB「」

さやか「もう怖いのはいなくなったよ。だから、落ち着いて、ね?」

恭介「さやかぁ…」

さやか「なぁに、恭介?」

恭介「君は、僕の事が好きかい…?」

さやか「もちろんだよ!大好き!」

恭介「僕も、さやかの事が好きだよ…」

さやか「えへへ…嬉しいなぁ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:35:35.37 ID:i8B3su1o0
QB「上条恭介、君は暁美ほむらの事が好きなんじゃないのかい?」

恭介「ど、どうして君がそれを?」

QB「僕は、君の彼女への世にも恥ずかしい告白を、終始、聞いていたんだけどね」

さやか(そんな…。あの泥棒猫…細切れにしてやるっ!)

恭介「なんだよ、それ…。僕を馬鹿にしているのか!?」

QB「話は最後まで聞こうよ。暁美ほむらはね、美樹さやかに気を使って君を振ったんだよ」

さやか(ほむらちゃんマジほむほむ!)

恭介「さやかに…なんで…?」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:39:24.24 ID:i8B3su1o0
QB「…理解力どころか察しも悪いね。君の事を好きだからに決まってるだろう」

恭介「暁美さんが!?僕の事を!?」

QB「何故、そうなる」

恭介「僕達、やっぱり両思いだったんだね」

さやか「恭介、少しは話を理解する努力をしようよ」

さやか「転校生はね、あんたなんか眼中にないって事なんだよ」

恭介「そんな…暁美さん…うわぁ…」

QB「誰もそんなこと言ってな」

ザシュッ

QB「」

さやか「薄汚い毛生えマスコットもどきは黙っててね」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:49:10.79 ID:i8B3su1o0
マミさんち


杏子「まどか、まさか、お前も上条の事の事が好きなのか?」

まどか「…そうだよ。悪い?」

ほむら「!?」

まどか「ほむらちゃん、私から上条くんを盗らないでよ。人間じゃないくせに」

ほむら「ま、まど…」

杏子「まどかぁ!てめぇ!」

マミ(す、すごい…燃え盛る杏気は灼熱地獄と化す。それは、他者を思う正義の炎…!)

まどか「痛いよ、杏子ちゃん。殴って気が済んだ?なら帰って」

杏子「ぐっ……!」

マミ(コキュートスをも越える氷結地獄、まど気…その目はすべてを凍てつかせる…!)

マミ(あと、ここは私の家よ、まどかちゃん)

ほむら「もう、やめてよ!二人とも!お願いだから…!」

マミ(悲劇のヒロインほむらちゃん…彼女はただ、嘆きながら行く末を見守る事しかできない…)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 07:55:51.15 ID:i8B3su1o0
まどか「ほむらちゃんが手を引けば、すぐに済む事なんだよ?」

杏子「ほむら!耳を貸すなっ!自分に正直になれ!」

マミ(わくわく…)

ほむら「ま、まどかの言う通りよ…」

杏子「!?」

まどか「てぃひひ」

マミ(暁美さん…)

ほむら「佐倉杏子、あなたの気持ちは嬉しい。けれど、この件に関しては、あなたは部外者よ」

ほむら「部外者は…引っ込んでて頂戴……」

まどか「てぃひひひ、よく言ったね、ほむらちゃん!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/08(土) 08:10:18.38 ID:dtjBLCAuO
まあ血迷って上条目的で契約されるかもだし
退くのが無難よな
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/08/08(土) 09:35:08.32 ID:O53JKArZo
にわか臭



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