◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 21:14:10.14 ID:wVoelte7O<>川島瑞樹(※以下瑞樹表記)「はぁ……わからないわ」

瑞樹「常日頃、若くあろうとアンチエイジングに力を入れて運動やエステ等々欠かさず頑張ってはいるけど……何かが足りない……」

瑞樹「けど、何が足りないのかわからないわ……はぁ……」

仁奈「瑞樹おねーさん、どうしたでごぜーますか?」トテトテ

瑞樹「あら仁奈ちゃん、おはよう」

仁奈「おはよーごぜーます!」

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<>川島瑞樹「わからないわ」
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 21:23:00.48 ID:wVoelte7O<> 仁奈「瑞樹おねーさんどうしたでごぜーますか? なにか悩んでやがりますか?」

瑞樹「いいえ、大丈夫よ。ありがとう仁奈ちゃん」

瑞樹「……所で、その真っ白なキグルミは何のキグルミ? 今日は何の気持ちになってるのかしら」

仁奈「今日は真っ白なので、まだなんの気持ちにもなってやがらねーでごぜーます! それで、今日事務所であったみんなの気持ちになるでごぜーます」

瑞樹「あら……じゃあ今から私の気持ちになるのね、わかるわ」

仁奈「はい! 今から瑞樹おねーさんの気持ちになるでごぜーます! わかりやがりますか?」

瑞樹「ええ、わかるわ」

仁奈「仁奈もわかるわでごぜーます!」

瑞樹「うふふ、そう」

瑞樹「……ん? 皆の気持ち……?」

瑞樹「……!」ハッ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 21:29:47.87 ID:wVoelte7O<> 瑞樹「……成る程、わかったわ!」ティン

仁奈「? なにがわかったでごぜーますか?」

瑞樹「うふふ♪ 仁奈ちゃんのお蔭でとても大事なことがわかったわ、ありがとう」

仁奈「仁奈のおかけでやがりますか?」

瑞樹「ええ、仁奈ちゃんのお蔭よ」ナデナデ

仁奈「えへへー。それじゃあ仁奈は、また皆の気持ちになりに行くでごぜーます!」

瑞樹「わかったわ、行ってらっしゃい」

仁奈「行ってくるでごぜーます」トテトテ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 21:35:25.39 ID:wVoelte7O<> 瑞樹「……ふふふ♪そうよ、これよ!」

瑞樹「体を若くするための努力をしたのなら、今度は内面……心を若くしなくちゃね」

瑞樹「その為には……そう!」

瑞樹「若い子たち……つまり、年少組や学生組の子たちの気持ちになってみれば良いのよ!」

瑞樹「そして外も内も若くなっていけば、私が年上である事で一歩引いてて若い子が好きなプロデューサー君もいずれ……うふふっ♪」

瑞樹「よし! 善は急げ! そうと決まれば早速実行よー!」テテテッ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 21:43:00.45 ID:wVoelte7O<> 瑞樹「……とは言ったものの、年少組や学生組も大勢いるし、誰を参考にしたら良いのかしら」スタスタ

瑞樹「……ん? あそこにいるのは蘭子ちゃん?」

瑞樹「よし、まずは蘭子ちゃんを参考にしてみましょう」

 コソコソ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/06/04(木) 22:09:47.31 ID:HvoNa4ARo<> はいはいコPコP <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 22:38:48.72 ID:wVoelte7O<> 蘭子「我が友よ、やはり我が操りし真言は封じなければならぬ運命【さだめ】なのだろうか……」 (あの、プロデューサー……やっぱり私の言葉遣いって直した方が良いですか?)

モバP(※以下P表記)「どうしたんだよ急に」

蘭子「我が発する言霊は、彼の者達の耳に届く事は無く……儚く消える……」 (だって……お仕事行くと、私がなに言ってるのかわからないって人が多くて……)

P「大丈夫だよ。俺は蘭子の言ってる事がわからないなんて事はないし、現場に行く時は必ず俺が付いて行くから」

蘭子「そなたの言葉に、嘘偽りは無いか?」(ほんと……?)

P「ああ、本当だ。現に今もちゃんと会話出来てるだろ?」

P「それに蘭子は、その言葉遣いとキャラが可愛いし、それが売れてるんだから、そんな事は気にしないで好きな様にやれば良いんだよ」ナデナデ

蘭子「……フッ、杞憂であったか」(……えへへっ、そうですよねっ)

蘭子「我が友よ、そなたの言の葉は我を安らぎへと導いてくれる」(プロデューサーの言葉を聞いて安心しました!)

蘭子「そなたの言霊をもってして、我を更なる安息の地へ……」(……あの、プロデューサー……私、もっとプロデューサーとおしゃべりしたいです)

蘭子「……もし許されるのならば、暫しの間、我に憩いの時を与えてはくれまいか?」(もう少しお話ししても大丈夫ですか?)

P「大丈夫だよ。ちょうど仕事も落ち着いて休憩しようと思ってたし、せっかくだから、何処かその辺りでお茶でもしようか」

蘭子「本当ですかっ!? やったぁ! えへへっ」





瑞樹「成る程、わかったわ!」ティン <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 22:45:03.37 ID:wVoelte7O<> ──────────

瑞樹「我が同胞【はらから】よ! 今宵、杯を交わさん!」(ねぇねぇプロデューサー君、良かったら今夜、ちょっと飲みに行かない?)

P「え、あのすみません……何言ってるかわかんないので、ちゃんと現代語で話してもらって良いですか?」

瑞樹「わからないわ」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 23:04:34.55 ID:wVoelte7O<> 瑞樹「蘭子ちゃんは違ったみたいね……」

瑞樹「次はどうしようかしら」

瑞樹「ん? 卯月ちゃんとほたるちゃんがいるわね」

瑞樹「ちょっと参考にしてみましょう」

 コソコソ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 23:22:11.92 ID:wVoelte7O<> ほたる「あの……卯月さん、ちょっと良いですか?」

卯月「ん? あ、ほたるちゃん、どうしたんですか?」

ほたる「あの、実は……笑顔の練習を手伝って欲しいんですけど……」

卯月「笑顔の練習? 良いですよ!」

ほたる「本当ですか?」

卯月「うん! 寧ろ、ほたるちゃんは私で良いんですか?」

ほたる「はい、卯月さんの笑顔はとても素敵だって皆言ってますし、私もとっても可愛いと思います」

ほたる「だから、卯月さんに手伝ってもらえたら私ももっと可愛く笑えるかなって」

卯月「本当ですか? えへへ、ちょっと照れちゃいますね。ありがとうございます!」

ほたる「それじゃ……ちょっと見せてもらっても良いですか?」

卯月「はい! 島村卯月、頑張ります!」

ほたる「はい、お願いします」

卯月「いきますね……」

卯月「……えへっ!」ダブルピース

ほたる「わぁ……! すっごく可愛いです……!」

卯月「本当ですか? ありがとうございます!」

卯月「よしっ! それじゃ、ほたるちゃんも早速やってみましょう!」

ほたる「えっ……!? 早速ですか?」

卯月「大丈夫! ほたるちゃんなら、きっと出来ますよ!」

ほたる「……わ、わかりました。やってみます……」

ほたる「……え、えへっ」ダブルピース <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 23:34:57.20 ID:wVoelte7O<> 卯月「わぁー! ほたるちゃん、とっても可愛いですよ!」

ほたる「ほ、本当ですか……?」

卯月「はい! とっても!」

卯月「……あっ! ちょうどプロデューサーさんも来ましたね。せっかくだからプロデューサーさんにも見てもらいましょう。プロデューサーさーん!」

ほたる「えっ……!? プロデューサーさんにですかっ? そんな急に……」

P「おー、どうした卯月? と、ほたる?」

卯月「大丈夫だよほたるちゃん! あのですね、今ほたるちゃんと笑顔の練習をしてたんですけど、とっても可愛いかったのでプロデューサーさんも見て下さい!」

P「おっ、よしよしどれどれ?」

ほたる「えっ……卯月さん、そんな急に……」

卯月「大丈夫だよ! 本当にとっても可愛いかったから。自信をもって下さい! ほたるちゃんなら出来ますよ」

ほたる「う……わ、わかりました……やってみます……」

ほたる「……えへ」ダブルピース

P「おぉー! これは可愛いな!」

卯月「ですよね!」

ほたる「ほ、本当ですか……?」

P「それはもう……最高に可愛いかったぞ」

卯月「はい! とっても可愛いかったですよ!」

ほたる「そうですかっ……えと、ありがとうございます。えへへ……」





瑞樹「成る程、わかったわ」ティン <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 23:42:55.88 ID:wVoelte7O<> ──────────

瑞樹「プロデューサー君、ちょっと笑顔の練習に付き合ってくれない?」

P「笑顔の練習ですか? 別に良いですけど、瑞樹さんはいつもしっかり笑ってるし笑えてるじゃないですか」

瑞樹「もっと可愛いく笑いたいの。ちょっと見てくれれば良いから、ね?」

P「ええ、そこまで言うなら……わかりました」

瑞樹「ありがとう。よし、行くわよーっ」

瑞樹「……えへっ!」ダブルピース

P「うわキツ」

瑞樹「わからないわ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/06/04(木) 23:47:56.07 ID:0fQ7Ze8CO<> うわキツ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/04(木) 23:59:01.89 ID:wVoelte7O<> 瑞樹「卯月ちゃんは違ったみたいね……」

瑞樹「次はどうしようかしら」

瑞樹「ん? 穂乃香ちゃんがいるわね」

瑞樹「ちょっと参考にしてみましょう」

 コソコソ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:26:49.17 ID:r7eqgeYRO<> 穂乃香「プロデューサー! 見て下さいこれ!」

P「うおっ、でっか!? ぴにゃこら太のぬいぐるみか、ゲーセンで取ったのか?」

穂乃香「はいっ! 新しいのが出てたので、我慢出来なくて取っちゃいました」

穂乃香「これ、おっきいだけあってすっごくフカフカのモフモフで気持ち良いんですよっ、ふふふ」ギュゥー

P「可愛い」

穂乃香「……! ですよね! この子可愛いですよねっ!」

穂乃香「プロデューサーならわかってくれると思ってました。なのに、忍ちゃんも柚ちゃんもあずきちゃんも皆揃ってブサイクって……」

P「え? あぁいや、俺もぴにゃこら太は好きだけど、今のは満面の笑顔でぴにゃこら太を抱き締める穂乃香が可愛いなぁーって」

穂乃香「え……えっ……!?///」カァァ

穂乃香「えっ……あの、その、えと、あと……うぅ……///」

P「可愛い」

穂乃香「ぅえっ!? えっと、ぴにゃこら太……」

P「ううん、可愛いって真正面から言われて照れてる穂乃香可愛い」

穂乃香「あぅぅ……か、かかかかかわっ……!!/////」

P「可愛い」

穂乃香「ふぁうぁぅぁっ……!? ぴ……ぴ、ぴにゃ……」

P「ううん、可愛い可愛い言われて真っ赤になってる穂乃香可愛い」

穂乃香「ぁ……ぁ……ぇっと……///////」

P「可愛い」

穂乃香「ぅぁ…………………ゎ、ゎた……」

P「ううん、ぴにゃこら太」

穂乃香「え……? あ……ぅぅ……」シュン

P「あれだけ穂乃香可愛いって言ってたのに、いざぴにゃこら太の方が可愛いって言われたらシュンってしちゃう穂乃香可愛い」

穂乃香「〜〜〜っっっ……!///////」

P「穂乃香は可愛いなぁ」





瑞樹「成る程、わかったわ!」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:32:05.24 ID:r7eqgeYRO<> ──────────

瑞樹「プロデューサー君! 見てこれ!」

P「うわっ!? 瑞樹さんもそのデカイぴにゃこら太取ったんですか?」

瑞樹「そうなのよ。穂乃香ちゃんが気持ち良さそうに抱いてるのを見たら、私も欲しくなっちゃって」

瑞樹「これ、本当にフカフカで気持ち良いのよー、うふふっ♪」ギュゥー

P「うわキツ」

瑞樹「わからないわ」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:35:50.40 ID:r7eqgeYRO<> 瑞樹「穂乃香ちゃんは違ったみたいね……」

瑞樹「次はどうしようかしら」

瑞樹「ん? みくちゃんがいるわね」

瑞樹「ちょっと参考にしてみましょう」

 コソコソ <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:44:58.32 ID:r7eqgeYRO<> P「ただいま帰りましたー」

みく「にゃー、Pちゃんお帰りー」

P「ただいま。おっ、新しい猫耳買ったのか?」

みく「にゃっ、流石Pちゃん! よく気付いたにゃ。どうこれ、可愛い?」

P「うんうん。みくはいつでも可愛いけど、その新しい猫耳も、うんと可愛いな!」

みく「にゃへへ〜、もっと誉めても良いよ? ついでに頭も撫でて良いにゃ」

P「よしよし、みくは可愛いなぁ」ナデナデ

みく「にゃふふっ」





瑞樹「成る程、わかったわ!」ティン <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:47:02.13 ID:r7eqgeYRO<> ──────────

P「ただいま帰りましたー」

瑞樹「にゃー P「うわキツ」

瑞樹「わからないわ」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 00:58:11.37 ID:r7eqgeYRO<> 瑞樹「……」

P「……? 瑞樹さん、どうしました?」

瑞樹「……ふっ、ぅぅっ……!」グスッ

P「!? え、えっちょ、瑞樹さん!?」

瑞樹「何よ……! うぅ、そんなに……キツいキツい言わなくたって良いじゃない……ぐすっ……そんなにキツい……?」

P(うん)

瑞樹「私だって……プロデューサー君が、若い子の方が好きみたいだから……頑張って若い子達みたいになろうと……ぅっ」

P「……瑞樹さん」

瑞樹「何よぅ……」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 01:07:45.47 ID:r7eqgeYRO<> P「そんな風に無理をしなくても……瑞樹さんは瑞樹さんのままで良いんですよ」

瑞樹「え……?」

P「俺は……他の子達よりもちょっと年上だけど、その分落ち着いていて、けど茶目っ気もある……」

P「そんな瑞樹さんが……とても素敵だと思いますよ」

瑞樹「プロデューサー君……」

瑞樹「ふふっ、そう……ありがとう」

瑞樹「私、ちょっと勘違いしちゃったみたいね」

瑞樹「私は、このままで良いのよね」

P「はい……瑞樹さんは、今のままで十分に素敵ですよ」

瑞樹「ふふ、ありがとう」 <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 01:11:04.80 ID:r7eqgeYRO<> 瑞樹「……ねぇ、プロデューサー君」

P「なんですか?」

瑞樹「あの、ね……その……もし、こんな私でも良かったら、その……私と付き合って──」

P「あ、すみません。俺、ありすのこと待ってるって約束してますから」

瑞樹「わからないわ」










おわり <>
◆4.FEXT.UOhq0<>saga<>2015/06/05(金) 01:17:09.27 ID:r7eqgeYRO<> という訳で終わり

ごめんなさい川島さんごめんなさい
素敵なお姉さんな川島さんも大好きだけど、ネタキャラな川島さんも大好きなんです
素敵な川島さんを書いて終わりにしようと思ったけど、ネタキャラな川島さんも書きたくなっちゃったんです

クールシリアスもネタキャラも全部こなせる川島さんは本当に素敵な人ですよね
モバマスで一番結婚したいのは川島さんです

こんなコピペを読んでくれた人達、ありがとうございます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/06/05(金) 02:32:19.60 ID:e0V/br+zo<> おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/06/05(金) 07:01:23.38 ID:SKclwZEq0<> 乙
いつものパターンから川島さんの逆転かと思ってたwwww <>