◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/02(金) 20:42:39.27 ID:yFDFgMGw0<>
男勇者「ここで仲間を選ぶんだな」ガチャ
マスター「いらっしゃい何のようかな?」
男勇者「俺は勇者だ、魔王討伐の仲間を探しに来た」
マスター「なるほど、じゃああそこのテーブルの周りに居るのがそうだよ」
男勇者「ありがとう」スタスタ
マスター「一度に連れていけるのは三人までだからね」
男勇者「分かった、ふむ……まずは話をしてみるか、ちょっといいか?」
戦士「お?もしや勇者のお出ましか?」
男勇者「ああそうだ、ちょっとみんなを集めてくれ」
戦士「あいよ、みんなー勇者が来たぞ」
ワイワイガヤガヤ
男勇者「さてと……順番に聞くか」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399030959
<>魔法使い「最強の落ちこぼれ」 武闘家「……」
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/02(金) 20:55:14.22 ID:yFDFgMGw0<>
戦士「俺は戦士だ、色んな武器が扱えるぜ」
剣士「俺は剣士だ、剣の扱いなら誰にも負けん」
僧侶「私は僧侶です、回復魔法が得意です」
賢者「私は賢者です、様々な魔法と色々な知識をもっています」
男勇者「ふむふむ……ん?そっちの二人は?」
戦士「おい呼ばれてるぞ」
魔法使い「ひゃっひゃいっ」
男勇者(ひゃいって何だよ?)
魔法使い「まっ魔法使いです、あの……その……初級魔法が使えます」
男勇者「……ん?初級魔法だけ?」
魔法使い「はい……その……あんまり魔法得意じゃなくて」
男勇者(何で魔法使いになったんだろ?)
魔法使い「それと……攻撃強化の魔法ならなんとか使えます」
男勇者「あ……ああそうか、そっちは?」
武闘家「……」
男勇者「……?」
武闘家「……」ジワァ
男勇者「え?」
武闘家「……」ササッ
魔法使い「あの……武闘家ちゃんは無口で人見知りで恥ずかしがり屋なんです」
男勇者(だから何で武闘家目指したの!?) <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/02(金) 21:06:15.85 ID:yFDFgMGw0<>
魔法使い「えっと……その、私達強いです」
武闘家「……」コクコクグスッ
男勇者「あ……ああそうか、んーちょっとマスターと話してくるよ」スタスタ
戦士「さて……誰が選ばれるかね?」
剣士「選ばれたくはあるが、ダメでもそれで終わりではないさ」
僧侶「そうですよね」
賢者「目的は皆同じですからね」
魔法使い「選ばれるかな?選ばれるといいね」
武闘家「……」ヒシッ
魔法使い「よしよし」ナデナデ
戦・僧・賢(((それに実質四分の三だろうし)))
剣士「……どうやら決まったみたいだな」
男勇者「お待たせ、連れて行くのを決めたよ」スタスタ
戦士「誰なんだ?」
男勇者「戦士と僧侶と賢者の三人にしたよ」
戦士「よしっまかせな!」
僧侶「精一杯頑張ります」
賢者「魔王討伐の一助となるべく、粉骨砕身致します」
男勇者「これからよろしくな」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/02(金) 21:37:29.90 ID:KHEogq280<>
魔法使い「ダメだったかぁ……」
武闘家「……」シュン
剣士「……余り者同士、飯でも食うか?今日位は奢ってやる」
魔法使い「え?あっありがとう剣士さん」
武闘家「……」ペコッ
剣士「別に構わんさ、マスター注文を」
ガチャ
女勇者「あのー」
マスター「おやいらっしゃい、何かようかな?お嬢さん」
女勇者「あの、私勇者なんですけど……仲間を探しに来ました」
マスター「え?」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/02(金) 22:36:15.86 ID:aJlA11Wd0<>
マスター「さっき勇者と名乗る青年が来たんだが」
女勇者「あっそれお兄ちゃんです、お兄ちゃん私よりも歩くの速いから」
マスター「そうなのかい?」
女勇者「えっと仲間の人達は?あっちに居るのがそうかな?」
マスター「ああそうだね、でもお兄さんがもう仲間を選んだ後だから、三人しか残っていないんだ」
女勇者「えっと……確か三人しか連れていけないんだよね、それならちょうどだね!私挨拶してくる」スタスタ
マスター「……うーん、確かにあれは少し心配だな」
ーーーーー
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 02:14:42.49 ID:HEyAAPxN0<> 期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 04:26:50.13 ID:UVCL95Glo<> 面白そう <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 09:58:48.75 ID:BHwaC2uW0<>
男勇者「マスター1つ頼みたいんだが」
マスター「おや何かな?」
男勇者「実は勇者は俺だけじゃない、俺の妹も勇者なんだ」
マスター「兄妹揃って勇者とは、凄いじゃないか」
男勇者「そうでもないさ、妹はまだ小さくてね、経験もほとんどないから心配で」
マスター「なら止めればよかったんじゃ?」
男勇者「実力はまだまだだがやる気はすごくてね、無理矢理止めるのは逆効果なんだ」
マスター「それは大変だね」
男勇者「そこでだ、あの剣士に妹を守ってもらおうと思うんだ、あの中では彼が一番腕が立ちそうだからね」
マスター「確かに彼はベテランだが」
男勇者「本当なら魔王討伐に共に行きたいところだが、どうしても妹が心配でね」
マスター「そうかい」
男勇者「そういう訳で、それとなく剣士に伝えてくれないかな?」
マスター「ああ分かったよ」
ーーーーー <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 10:20:24.62 ID:cQSuG2OJ0<>
女勇者「私女勇者だよよろしくね」
魔法使い「まっ魔法使いです、こっちは武闘家ちゃんです」
武闘家「……」プルプル
女勇者「魔法使いちゃんと武闘家ちゃんだね、よろしくね」ニッコリ
魔法使い「ひゃっひゃい」
武闘家「……」ペコッ
剣士「剣士だよろしく頼む」
女勇者「こちらこそよろしくお願いします、剣士さん」
剣士「……」
マスター「おーい剣士、ちょっと来てくれ」
剣士「何だ?」スタスタ
マスター「実はーーと言うわけなんだ、あの三人をよろしく頼む」
剣士「ふむ……まあ分かった」
マスター「ありがとな」
剣士「じゃあ行ってくる」スタスタ
女勇者「よーし魔王を倒すぞー」
魔法使い「お、おー」
武闘家「……」アセアセ
剣士「……もっとも、危険はほぼないだろうがな」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 10:32:41.60 ID:plInYK/g0<>
女勇者「まずはどうしようか?」ペラッ
魔法使い「どこにいきますか?」
武闘家「……」キョロキョロ
剣士(……向こうに魔物がいるな、襲ってはこないようだが)
女勇者「えっと……まずはこの北の村に行けばいいのかな?」
魔法使い「北の村ですか?」
武闘家「……?」スタスタ
剣士(……ふむ大丈夫そうだな)
女勇者「歩いて半日……位かな?」
魔法使い「うぅ……結構ありますね」
剣士(……終わったか)
武闘家「……」スタスタ
女勇者「時々休憩しながら行こうか」
魔法使い「それなら大丈夫そうです」
武闘家「……」キョロキョロ
剣士(……気配はないな)
女勇者「よしっしゅっぱーつ」
魔法使い「おー」
武闘家「……」アセアセ
剣士「ふむ……」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 10:51:28.86 ID:iyr6WsJ60<>
女勇者「それでねお兄ちゃんはすごいんだ」スタスタ
魔法使い「そうなんですか、私一人っ子だから羨ましいです」スタスタ
武闘家「……」スタスタ
剣士(……ん?あれは)スタスタ
女勇者「あれ?何だろうあれ?」
魔法使い「休憩所……ですか?」
武闘家「……?」
剣士「こういった物は、街道のいたる所につくられている」
女勇者「そうなんだ、じゃあここで少し休んでいこうか」
魔法使い「はい、ふぅ疲れた」
武闘家「……」アセアセ
剣士「……いい、俺が行ってくる」スタスタ
女勇者「あれ?剣士さん?どうかしたの?」
剣士「ちょっと周りを見てくる、三人はゆっくり休んでいてくれ」スタスタ
魔法使い「ありがとうございます」
武闘家「……」フリフリ
剣士「……さてと、この辺でいいか?」スタスタ
剣士「おい出てこい」
野盗1「ひひひ、勘がいいな」ゾロゾロ
野盗2「まああまり関係ないけどな」ゾロゾロ
剣士「……六人か……随分と舐められたものだな」
野盗3「なぁにすぐに向こうも終わるさ」
剣士「……向こうにたったの四人とは、彼女たちも随分舐められたものだ」
野盗達「「「は?」」」
ズドォォォン
野盗1「なっなんだ!?」
剣士「お前たち、彼女たちを弱いと思ってないか?」ニヤ
野盗達「「「へ?」」」 <>
◆S0cWX1BnB2<><>2014/05/03(土) 10:52:51.68 ID:iyr6WsJ60<> とりあえずこの辺で。
昨日は急に止まってすみませんでした。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 14:45:26.54 ID:O+z1otOq0<> つまり、戦士と賢者と僧侶って……ええぇ……
乙 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 18:17:55.65 ID:7xFqfNHF0<> ちょいと再開……できるかな? <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 18:31:05.65 ID:7xFqfNHF0<>
野盗7「……なぁ」
野盗8「ああ分かってる」
野盗9「あの魔法使いが呪文を唱えたら」
野盗10「巨大な火の玉が飛んできて」
野盗達「「「「大穴が……」」」」
魔法使い「あっあの、当たってないですよね?」
野盗7「おっお前上級魔法が使えんのか!?」
魔法使い「えっ?違いますよ?」
野盗8「いや実際こんな大穴開けといて」
魔法使い「今のは初級の火炎魔法ですけど」
野盗9「……初級?」
魔法使い「はい、私魔法学校の落ちこぼれで、中級以上の魔法は全然使えないんです」
野盗10「初級であの威力?」
魔法使い「はい!私魔法の制御はダメダメだけど、魔力だけは凄いって先生が誉めてくれました」
野盗7「……えーと、何か分かりやすい物ある?」
魔法使い「えっと、魔法学校の攻撃魔法の参考記録持ってます」
野盗8「参考記録?」
魔法使い「その……威力をはかる装置を壊しちゃって、それで参考記録って事に」
野盗9「へ……へー」
女勇者「魔法使いちゃんすごいよ!」
野盗10「……作戦タイム!」
女勇者「あっどうぞ」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 18:39:32.88 ID:7xFqfNHF0<>
野盗7「おいどうする?」
野盗8「どうもこうもねえよ、あんなのくらったらお前、消し飛ぶぞ?跡形もなく」
野盗9「どう見ても上級魔法並みの威力だぜ?」
野盗10「いや……魔法学校の装置壊したって事は、それ以上なんじゃ?」
野盗7「さっき爆風すごかったもんな」
野盗8「危うく吹き飛ぶ所だったしな」
野盗9「ヤバくね?俺ら死ぬんじゃね?」
野盗10「いやでも、当てるつもりないみたいだし、呪文唱えてる間に一気に近付いちまえば」
野盗7「上手くいくか?」
野盗8「でもあの武闘家弱そうだぞ」
野盗9「さっきからずっとプルプルオロオロしてるしな」
野盗10「……やるか」
<>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 18:49:29.93 ID:7xFqfNHF0<>
野盗7「あっ作戦タイム終了で」
女勇者「はーい」
野盗8「突撃じゃー」ダダダ
武闘家「……」ビクッオロオロ
野盗8「邪魔だー!」バッ
武闘家「……!」アワアワペシン
野盗8「アバルボベァッ」ドギュッドザザザザザザ
野盗達「「「……へ?」」」
武闘家「……」アワアワオロオロ
女勇者「うわー武闘家ちゃんもつよーい」
野盗9「……えーと……えっ?」
魔法使い「あの、武闘家ちゃんは何年も師匠と二人で修行してて」
野盗10「修行?」
魔法使い「元々恥ずかしがり屋さんだったのに、無口で人見知りにもなっちゃって」
武闘家「……」カァァオロオロ
魔法使い「でも武闘家ちゃんの師匠さんが言ってました、普通に闘えば自分よりも強いって」
野盗9「……その師匠って、どの位強いのかな?」
魔法使い「えっと確か、ゴーレムなら片手でいけるって」
野盗10「二度目の作戦タイム!」
女勇者「あっどうぞ」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 19:01:17.11 ID:7xFqfNHF0<>
野盗7「確実にヤバいよな?」
野盗9「オロオロしながらの平手であれだろ?」
野盗10「拳で殴られたらどうなるよ?」
野盗7「そりゃあお前、そこが消し飛ぶんだろ」
野盗9「あれ?それってつまり、どっちでもくらったら消し飛ぶの?」
野盗10「とてもじゃないが、助かる気がしないぞ」
野盗7「本気で攻撃されたらひとたまりもないな」
野盗9「むしろ跡形もないな」
野盗10「誰がうまいことを言えと」
野盗7「うまいか?」
野盗9「と言うかどうするよ?」
野盗10「……勝ち目はないしなぁ」チラッ
勇・魔・武「「「?」」」
野盗10「……あれ?あいつだけ弱そうじゃね?」
野盗7「いや他の二人も見た目は弱そうだぞ?」
野盗9「仮に弱くても、あの二人をどうにかできるか?」
野盗10「無理」 <>
◆S0cWX1BnB2<>saga<>2014/05/03(土) 19:07:50.24 ID:7xFqfNHF0<>
野盗7「こうなったらあれだな」
野盗9「ああそうだな、あれだな」
野盗10「やることは一つだな」
剣士「何をするんだ?」
野盗達「「「ひゃえっ?」」」
女勇者「あっ剣士さんお帰りなさーい」
剣士「どうした?何をするんだ?」
野盗7「いや……えっ?あいつ等は?」
剣士「お仲間なら全員のびてるぞ」
野盗9「えっえーと」
剣士「とっとと行け」
野盗10「はい今すぐに」アハハ
野盗達「「「お騒がせしました」」」アハハ
女勇者「あっバイバーイ」
野盗達(((……足洗おうかな?)))ズリズリ <>
◆S0cWX1BnB2<><>2014/05/03(土) 19:08:40.57 ID:7xFqfNHF0<> ここまでで。
ではまた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 19:12:13.98 ID:4c1pE7cuo<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 19:47:42.09 ID:O+z1otOq0<> 乙
平和的だな。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/03(土) 21:11:15.37 ID:mQJXiHZto<> >>13
ん、これって何かの過去の話? <>
◆S0cWX1BnB2<>sage<>2014/05/04(日) 21:11:24.79 ID:oo+pUWcu0<> >>23男勇者が連れて行った三人の事かと。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/05/06(火) 22:42:03.03 ID:0JKVKUopo<> おもしろい <>
◆S0cWX1BnB2<>sage<>2014/06/01(日) 22:22:36.36 ID:gQ4t9uIW0<> 生存報告。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/02(月) 21:30:16.05 ID:BrMA/QtQo<> うん、まってる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/03(火) 00:33:35.73 ID:h3sfE7DM0<> ゆっくりで良いからはよ書け。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<><>2014/06/21(土) 12:59:52.59 ID:i0X6GjhL0<> 突然ですが宣伝です!
ここの屑>>1が形だけの謝罪しか見せていないため宣伝を続けます!
文句があればこのスレまで!
加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401372101/ <>