杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 18:11:57.60 ID:BlB+5Lqy0<>「男！いつまで寝てるの！！」
「早く起きろー！！」
「男、今日の体育って保険体育だっけ！」
「男！見て！私の絵！展示されるんだよ！！」
「いつもありがとうね♪♪」
「男♪♪」
男「zzZZ……ん！」ｶﾞﾊﾞｯ
男「………」
男(…夢、か……)
男「………」
男(あいつが死んでからもう三年か……)
男「…………」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「男！明日何の日かわかる？」
「ん？……わかんねぇわ…」
「ったく！男ったら!」
「何か悪い事した？」
「あほ！！」
•
•
•
「男！！幼ちゃんが！！幼ちゃんが！“交通事故”で！！」
「“死んだ”」
「“チョコレート”買いに行って……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男(そうだよなぁ、幼。お前あん時、バレンタインだったんだよな)
男(いっつも俺にくれて、おいしい？なんて言ってたな…)
男(……でも、もうそんな事できないんだな)
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<>幼馴染「一輪の花へ……」
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 18:19:26.17 ID:BlB+5Lqy0<> 男「…………」
男「なんで死んだんだよ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
男「俺ずっとお前の事好きだった……告白したかった……」
男「………」
男「でも……」
男「もう会えないよ……」
男(俺はお前なしじゃ生きられなかったんだな……引きこもりだし…)
男(母さんに迷惑かけたくないけどな……)
男(いつも、かけてばかりだな……)
男(…俺って本当にあほだったんだな…)
<>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 18:30:13.37 ID:BlB+5Lqy0<> 母「ｺﾞﾊﾝﾖ----」
男「………」
•
•
•
男「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
母「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
母「……ねぇ、男…学校の事なんだけど……」
男「………」ﾋﾟﾀｯ
男「ごめん、母さん。行けない……」
母「そう…………」
男「ごめん……」
母「…あっ、そういえば……」
母「今日、義妹ちゃんが来るらしいわよ」
男「あいつって…確か今、高1だよな」
母「そうねぇ、会うのは、確か10年振りかな？良く懐いてたわよねぇ〜」
男「……あぁ、良く幼と一緒に遊んでたな…」
母「!!ごめんね、嫌な事思い出させちゃって……」
男「……いいよ」 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 18:37:45.22 ID:BlB+5Lqy0<> 男(義妹か……)
男(にーさん、にーさんってあいつうざかったな……)
男(よく、にーさんと結婚するぅ〜とかいって、幼とケンカばっかしてたなぁ)
男(そんな事、まぁ、昔の事なんだけどな…)
男(あの子ももう、高1か…)
男(まぁ、俺嫌われてんだろうなぁ……)
男(………つか、あの子は俺みたいになってないよな……)
男「……心配だわ……」 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 18:40:01.35 ID:BlB+5Lqy0<> ちょい休憩★ <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/13(木) 18:50:04.33 ID:EnMt56uDo<> 乙 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 21:45:21.63 ID:BlB+5Lqy0<> 母「ん！そういえば、ちょっと買い出し行ってくるから」ｶﾞﾁｬﾘ
男「うん……行ってらっしゃい…」ﾄﾞﾀﾝ
男(やることないな……)
男「寝るか………」
•
•
•
「にぃさん！！」
「にいさん！おきてください！！」
「にいさん！！」
男「zzZZ……ん(また夢か、にしても今の誰だったんだろ、幼ではない、な…)」
「おきろー！！！！」
男「！！(誰だ！)」
「開けてください！にいさん！！」
男(にいさん？)
「開けないとガラス割って突入しますよ！」
男(それ、ヤバいやつですやん……)
男「開ける、開けない、開ける、あけ「5.4.3」開ける！！」ｶﾞﾁｬ
男「ん？(あれ？何か見覚えが…)」
??「にいさん！！あいたかったですよ！！」ﾀﾞｷｯ
男「ブフォ！(いきなり抱きしめてきやがった…)」
??「もしかした私の名前忘れてませんか？にーさん？」
男「だっ誰だよ……」
??「私ですよ！私！！」
義妹「義妹ですよ！！」
<>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 22:08:42.24 ID:BlB+5Lqy0<> 妹(義妹)「にいさん！私ずっと寒さに耐えながら外で待ってたんですよ！ひぃ〜寒い寒い」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
男(今夏っすけど……つか何殴ってんだよ、いたくないけど…)
妹「寒いから早く中に入れてください！」
男「…………」
男「お前、マジで義妹か？」
妹「マジですよ！」
男「高1で身長155？ぐらいか？普通……まぁ、顔はにてるけど……」
妹「何言ってんですか！！にーさん！私は引きこもりのにーさんを助けに来たんですよ！」
男「！な、んで知ってんだ……」
妹「噂です」ｳﾌﾌﾌﾌ
男「………」
男「ごめん、やっぱり君が怖いから帰って、
じゃあね」ｶﾞﾁｬ
妹「！！にーさん！！何ドア閉めてんですか！！」
男(うっさ)
妹「に〜〜〜さ〜〜〜ん、あ〜〜け〜〜て〜〜〜〜〜く〜〜だ〜〜「近所迷惑だろ…」」
妹「♪♪開いた」ﾆﾊﾟｧ <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/13(木) 22:10:32.11 ID:TUblMvPYo<> 義妹は正義 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 22:22:14.50 ID:BlB+5Lqy0<> •
•
•
妹「ﾝﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾝ♪♪♪」ﾀﾞｷﾂｷ
男「…………」
妹「もぉー大好きなにーさんを離しませんからね♪」ｷﾞｭｯ
男(やめてくれないかなー、うざいなー、一発蹴り入れたいなーー)
妹「む！」ｷｼｬ
妹「にーさん、今、変な事考えてたでしょ！」
男「ぬ！(こいつ……)」
妹「悪口とか私に言わない、嫌な事想像しない！」
妹「私は、こんなにもにーさんが大好きなのですよ！」ﾀﾞｷ
妹「いやらしい事は、考えてもいいですけど……///」ﾎﾞｿ
男「…………」 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/13(木) 22:30:32.64 ID:BlB+5Lqy0<> 寝る
明日投下 <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/13(木) 22:52:41.55 ID:2VMAZleBO<> 乙 <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/13(木) 23:50:25.95 ID:EnMt56uDo<> 乙 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/14(金) 05:19:04.06 ID:X09RLDIz0<> 妹「にーさんっ♪♪」ｷﾞｭｯ
男「………」
妹「にーさん、あったかいですね」ﾑｷﾞｭ
男(今、夏……暑い…)
妹「………」
妹「………！」ﾊｯ
妹「にーさん！！」ｷﾞﾛ
男「ん？(いきなりなんだよ…)」
妹「にーさん……彼女とか作ってませんよね…」ﾍﾗﾍﾗ
男「彼女よりも何よりも、俺、学校じたいいってねぇーんだけど…」
妹「！！♪♪」ﾊﾟｱｱｧ
妹「にーさんは、私と結婚するんですよ！不倫はだめなんです、鉄則です！！」
妹「にーさんは、私と初チュー、初…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮをするんです！！絶対に私と！！」ｷﾞｭ
男(分かったわ、こいつ間違いなく義妹だわ………だって、うざいもん)
妹「約束ですよ？にーさん」
男「…………」
男「正直どーでもいいわ……」 <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/14(金) 12:24:39.09 ID:+Hr1e8Sw0<> 期待
俺得e
<>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/14(金) 14:03:14.91 ID:OULkWyqoo<> 妹がエルシィっぽい <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/14(金) 15:33:43.87 ID:cgYHE5040<> 妹かわいい
期待 <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/14(金) 17:05:54.78 ID:cgYHE5040<> まだあ？・ｗｗ・ <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/14(金) 18:40:47.59 ID:cgYHE5040<> 暇だからage
<>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/14(金) 21:10:07.31 ID:X09RLDIz0<> 男「それよりさ…お前さ…いまからどうすんの？どこでとまんの？」
妹「はい！にーさんの家でとまります！」
男「……無理」
妹「無理じゃないですー！」
妹「私達は将来結婚するんですよ！！」
妹「同棲なんて、大丈夫じゃないですか！！GOODですよ！」ﾍﾍ
男「…今、すぐそこに幼いたら、なんて言うだろうな……」
妹「さぁ？どーでもいいじゃないですか………それより！」
男「お前って冷酷だな……」
妹「にーさんがおかしなだけですよ！」ﾌﾌ <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/15(土) 09:10:59.06 ID:Ft03+6p+0<> 妹「にーさん！昔私達が一緒に描いたあの絵、まだ持っていてくれてます？」
男「？絵？………あぁ、あれか〜、ちょっとまってて」ｶﾞｻｺﾞｿ
妹「………」ﾌﾌ
男「ん？なんだこれ……」
妹「なんですか？それは」
男「小説？」 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/15(土) 23:09:53.37 ID:Ft03+6p+0<> 〜〜〜〜〜〜〜 一輪の花へ 幼 〜〜〜〜〜〜〜
ある日、私は泣いていた。
迷子になったからだ。
そこに一輪の花がやってきた……
その花は私の涙を吸収するかの様に、涙を吸い取ってくれた……
ある日、私は泣いていた。
友達にいじめられたからだ……
そこにまたその花がやって来てくれた…
その花は私から見たら、ヒーローの様なものだった…
そして、色々あった……
私は、泣いたり、笑ったり、楽しんだりした……
いつの間にか、私はその花が好きになっていた……
だけども、私は“好き”なんて言えなかった…
その花に追いつけてないからだ……
その花にしたら、私は雑草の様なもの……
早く追いつきたかった……だけどもやっぱり無理だ……だから、ここで私はいいたい…
優しい思い出をありがとう…“大好き”です、あなたの様な輝く花が……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/15(土) 23:25:48.71 ID:Ft03+6p+0<> 男「………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
妹「にーさん、大丈夫ですよ。私がついてるんです。いっぱい泣いても大丈夫なんですよ」ﾀﾞｷ
男「ありがどう」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
妹「いえ、にーさんが昔私にやってきてくれた事ですから」ﾆｺ
妹「多分、幼さんも、にーさんの優しさに惚れたんだと思いますよ」ﾆｺ
妹(まぁ、私は、にーさんの全部が好きだけど……)
妹「だから…笑顔！！スマイルでいましょう！！にーさん！」ﾆｺ
男「……」ﾆｺ
妹「♪♪」ﾆｺ
妹(大好きですよ、にーさん♪) <>
杏 ◆pC.ZRNYx.s<>saga<>2014/03/15(土) 23:30:22.78 ID:Ft03+6p+0<> やべ、gdgdになってきた <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/16(日) 19:28:25.16 ID:kBLJYOJWo<> それくらいいいよ
乙 <>
以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします<>sage<>2014/03/16(日) 21:39:37.47 ID:dPfMpkSso<> 男が急にデレたのに少し違和感があるけれど全然許容範囲内
頑張れ
乙 <>