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HTML化した人:dos
いつまでも、あなたのそばに。
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/07(火) 18:17:10.33 ID:zFY60VYi0
上条×アリサ



シリアス要素は、ことごとく潰していきます。



純愛(?)ものです。


映画見てないのでおかしいところもあるかもしれません。

その時は教えて下さい。お願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367918230
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/07(火) 18:18:32.88 ID:zFY60VYi0


幸せだった。



ただ普通に遊んで、話して、ご飯を食べて。



そんな日々が何よりも輝いていて。





優しくて、強くて、
困ったときは全力で助けてくれるあなた。






…………もっと一緒にいたかったけど、

それはやっぱりムリだったね。




でも私は大丈夫。

この思い出は消えてないから。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/07(火) 18:21:46.11 ID:zFY60VYi0

だから………………だから、大丈夫。












…………………………ううん、やっぱりダメ。



…………どうしようもなくあなたが好きなの。



……ずっといっしょにいたいの。










……会いたいよ、当麻君……………




4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/07(火) 18:23:18.88 ID:zFY60VYi0
『大丈夫。』




         …え?



『また、会えるよ。』








……ほんとに?






『目を開けてごらん』




おそるおそる、目を開けてみる。










少女が微笑んでいた。





「おはよう、アリサ」











夢かと、思ったの。

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/07(火) 18:51:14.20 ID:6tpg98Cm0
寮への帰り道。


イヤホンを着けて、のんびりと歩く。



学園都市に雪は降らなかったが、まだ3月。


やっぱ寒いものは寒い。





私こと上条当麻は無事に三年生になることができた。


グレムリンは鎮圧し、アレイスターさんも大人しくしている。


科学サイドと魔術サイドの争いも特になく、




クラスのバカどもと平和な毎日を送っている。





上条(まぁそれでもたまに連れてかれるんだけどな)ハハハ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/07(火) 18:52:37.71 ID:6tpg98Cm0

この右手、幻想殺しは今でも活躍している。



なんだかんだで悪いことを考えるやつはいるからだ。





まあ、グレムリンにくらべりゃあ大したことない




せいぜい出席数がギリギリになってしまうくらいか……





インデックスはしばらく前にイギリスに帰った。

これからシスターとして頑張るんだよ!!とか言っていたが、大丈夫だろうか…


まあ、アイツなら大丈夫だろう






そういう訳で今は1人で暮らしている。





イヤホンからはとある少女の歌声が聞こえてくる





ある日出会い、そして別れてしまった少女。



今でもたまに思い出す。




上条「また、会いてぇな…」








もうすぐ、春だ。
7 :シペknr2013/05/07(火) 20:05:39.45 ID:F6VfVTLV0
―上条――――――――

途中で寄ったスーパーの袋をぶら下げ、階段を上る。



今日は階段でゆっくり登りたい気分だった。



階段を上り終え、部屋に向かう。



……誰かが部屋の前にいた。






上条(ウソだろ……?)



そこには、二人の少女。


ある事件の当事者、シャットアウラ。




そして、ずっと会いたいと思ってた奇蹟の歌声の少女。




―――鳴護アリサがいた。

8 :シペknr2013/05/07(火) 20:07:28.28 ID:F6VfVTLV0

――――

アウラ「久しぶりだな、上条当麻。」

上条「え…と、あ……あぁ、久しぶり、シャットアウラ、」


上条「…久しぶり、アリサ」


アリサ「うん……久しぶりだね…」




アリサの声が頭に響いてくる。

あぁ、間違いない。

アリサだ。




彼女は嬉しそうで、悲しそうで、怖そうで、




今にも泣いてしまいそうだった







上条「……とりあえず、上がってけよ」



きっと、何か言いたい事があるのだろう








アリサが笑ってくれるなら何でもしてやろう。




何となくそう思った。


だから、そんな顔しないでくれよ

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/07(火) 22:50:23.02 ID:+HEZV8zA0

―――――――


上条「はい、ココアで良かったか?」

アウラ「あぁ、すまない」
アリサ「うん、…ありがとう」



二人に飲み物渡してから向かいに座る。






上条「…で、アリサは…どうやって?」




アリサがビクッと肩を震わせた。
うつむき、手も少し震えている。


アウラ「あぁ、その説明は私がしよう」


震えるアリサの代わりに説明を始めたシャットアウトアウラ。


どこか、妹を思う姉のような雰囲気が出てる






アウラ「今回、アリサは私のなかから出てきた訳ではない」

上条「!…そうなのか、でもどうやって?」




元々1人の人間から奇蹟によって生まれたアリサ。

だが、今回は奇蹟などまったく関係ないらしい







10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/07(火) 22:51:26.97 ID:+HEZV8zA0






―――なんだか、見に覚えがある




アウラ「アリサはある技術を使って誕生した」

上条「ある…技術?」




アウラ「あぁ、お前も馴染み深い技術だよ」




―――まさか―――――





アウラ「アリサは」

あぁ―――






アウラ「《クローン技術》を使って、生まれてきた。」







11 :繧及knr[saga]:2013/05/08(水) 03:30:07.99 ID:tdyJXDvv0




上条「…そうか、分かった。」


…いくらか聞きたい事があるな…………



上条「質問してもいいか?」

アウラ「あぁ、だが、意外だな」



上条「?…何がだ?」

アウラ「お前の事だ。何かしら説教されるものだと思っていたのだが、しないのか?」

上条「俺ってそんなイメージかよ…」

アウラ「あぁ」


返事はやっ!!


……まぁ確かに昔の俺なら、バカみたいに吠えてたかもしれないな………

否定できねぇ……





上条「まぁ、話聞いてからじゃないとな」


アウラ「そうか……で、質問はなんだ?」


上条「あぁ、とりあえず……」




上条「まぁ、」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 03:50:16.91 ID:9JgH6Y+80

上条「なんだ、その…体は大丈夫なのか?」


アウラ「体については問題ない。」

上条「でも、色々検査とかあるんじゃないのか?」


アウラ「今回、私は《冥土帰し》に依頼した」



は…?


アウラ「学園都市都市一の医者が、2年近くかけて成長させたからな。ほとんど健康体と言っても差し支えない。」


上条「あの人、ホント何者だよ…」


アウラ「私が分かる訳ないだろう。…まぁそういう事だから《奇蹟》の力も今のアリサにはない」



上条「!本当か!? もう、狙われたりしないってことか!?」

アウラ「あぁ。」
アウラ「監視されるかもしれないが、それも最初だけだ。すぐに解放されるだろう」


そういうシャットアウトアウラは少し嬉しそうだった



やっぱいい奴なんだなコイツも


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 03:52:08.73 ID:9JgH6Y+80
訂正、シャットアウトアウラなってました。

脳内変換よろしくお願いします…
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 04:18:37.55 ID:8tv/jQkD0
上条「てことは、お前の音楽聞く機能は?」

アウラ「それも問題ない。」


ここまで上手くいくと、少し怖いが…まぁ大丈夫だろう



何かあっても必ず守ってやる







PiPiPiPiPiPi!!

アウラ「ん?電話か…ちょっと失礼する」



アウラ「どうした…あぁ……あぁ………分かった。すぐに行く」Pi!


アウラ「すまないが仕事が入ってしまった。先に失礼させてもらう」



アウラ「アリサ、お前はもう少しここにいろ」


アリサ「えぇ!?」

アウラ「お前、さっきからなにも話してないじゃないか。せっかく来たんだ、いろいろ聞きたいこともあるだろう?」

アリサ「それはそうだけど……」


アウラ「じゃあ上条当麻、そういう事だからアリサのこと頼んだぞ」

アリサ「ちょっとアウラちゃん!? 私まだ!……………行っちゃった…」


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 12:47:25.27 ID:y1lic3LS0
ほぅ…こいつァ期待出来そうだねィ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/08(水) 23:10:17.19 ID:Wgn64y/i0


上条「すげぇ勢いで出ていったな……」



よほど急ぎの用なのだろうか。

実はもう少し聞きたい事もあったのだが、また今度にしよう



今はこの再開を喜びたい。



あんまし、ズカスカと踏み込んでいい話題でもないしな



上条「と、まぁ…アリサ、」

上条「また会えてスッゲェ嬉しいよ」

アリサ「…ホントに?」

上条「なんだ?アリサには上条さんが嘘ついてるように見えますか?」

アリサ「うぅん、…けど………………」



また、押し黙ってしまった少女。


さっきから目も合わせてくれないな…





こんなにも辛そうな、苦しそうなアリサを見てられなかった


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/08(水) 23:11:49.84 ID:Wgn64y/i0

上条「…なぁ、アリサ、」

上条「俺は、こうしてまた会えてとても嬉しい」

上条「だからさ、そんな辛そうな顔…しないでくれよ」

上条「俺に出来ることなら、何でもするから」

上条「……また笑って、くれないか?」






アリサ「…………当麻くんは、なんとも思わないの?」



………………?分からない


上条「えーと……ごめん、何がだ?」




アリサ「だって!………だって私、クローンなんだよ?」




……あぁ、なるほど




アリサ「普通じゃ、ないんだよ?」

アリサ「私は……わ、たしはッ…!!」





……こんなとき、どうしたらいいんだろうな



女心なんて分からない俺は、
…………どうしようもないから、




上条「アリサ。」
――――俯いてるアリサの頭を右手で撫でて、


アリサ「ッ!」

――――思ったことを言葉にしてみる

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/08(水) 23:13:08.92 ID:Wgn64y/i0

上条「俺はさ、バカだからさ、難しいことは分かんねぇし、クローンってもんが良いのか悪いのかも分かんねぇ。」


上条「でも、それでも《生きている》ことに変わりはない」


上条「アリサは特殊っちゃ特殊だな」

上条「でも、それだけだ。」


上条「俺の目の前にいるのは間違いないなく『鳴護アリサ』っていう女の子だ。」


上条「優しくて、歌が上手くて、意外に大食いで、…可愛らしい、普通の女の子だ。」


上条「この世に…ただ1人だけの女の子だよ」




アリサ「ほんと、に…?」

上条「あぁ。」

アリサ「私は、ここにいても、いい…の?」

上条「当たり前じゃねーか」
上条「アリサは、ここにいてもいいんだよ」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/08(水) 23:15:02.47 ID:Wgn64y/i0

上条「アリサは生まれて来たくなかったか?」




アリサ「…そんな…こと、ない…………」


アリサ「もっ…と…歌いたか……った…」


アリサ「もっ…と、当麻くんと……グス……はな…したか、った!」


アリサ「もっと!!……とうま、ぐ、ん゛…グス…と……い゛っしょに!!…
い゛だがった!!」



アリサ「また会え、て…本、当に………嬉しい゛よ!……とうま、くん…!!」




上条「あぁ、俺もだよ」

上条「俺もずっと会いたかった」


アリサ「っ!!…………グス……うぅ…ぅ…」






上条「………生まれてきてくれて……ありがとう、アリサ」






アリサ「っ!……う゛ぅぅ…うぁぁあぁぁぁあん!!」


アリサ「あ゛、あり、がとう゛……どうま…ぐん゛……!!!!」



アリサ「ありが、と…う゛!!……」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/05/08(水) 23:16:44.40 ID:Wgn64y/i0


そのあと、しばらくアリサは泣いていた








―――――またいっしょに遊びに行こう





―――――そして、また歌を聞かせてほしい








―――前にやれなかったことをたくさんやろう











春が、来るよ。




とびっきり輝いた春が。









21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 23:24:23.51 ID:Wgn64y/i0
とりあえず、しんみりムードは一区切り着きました。


基本的に上条主観で、たまに別人物視点ついった感じです


のんびり書いてきます
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/08(水) 23:34:30.23 ID:RglXpNCs0
誤字が多くてすいません…
なるべく早く直せるよう、気をつけます
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/05/08(水) 23:42:12.85 ID:YA3fsRGf0
期待
24 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:16:52.98 ID:stl058FT0


上条「落ち着いたか?」

アリサ「うん、もう大丈夫」

アリサ「ありがとう当麻くん」ニコッ


アリサはやっと笑ってくれた。

その笑顔はとても綺麗で



上条「」

アリサ「?どうしたの、当麻くん」

上条「へ!?いや、何でもねぇよ!?」




思わず見とれてしまった…

てゆうか、あの笑顔に見とれないほうがおかしい


上条「そ、そう言えばアリサはもう路上ライブとかやってんのか?」

アリサ「うぅん、まだだよ」

アリサ「声とかまだ本調子じゃないし、それに楽器もまだ買ってないんだ」

上条「そっか、そんときは必ず聞きに行くからな。楽しみにしてるよ」

アリサ「ホント?ありがとう、とっても嬉しい」ニコッ



本日二発目の爆弾が投下。

俺の理性よ、耐えてくれ…



アリサ「そう言えばインデックスちゃんは?」

上条「あいつはしばらく前にイギリスに帰ったんだ。これからはシスターとして頑張るんだってさ」

アリサ「へぇーすごいなぁ。私も負けてられないや」

上条「あっちのやつらに迷惑かけてなきゃいいんだけどなぁ」

アリサ「?…あぁ、確かに食欲すごいからねインデックスちゃん」

25 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:19:22.03 ID:stl058FT0


二人して苦笑してると、アリサのケータイが鳴った


アリサ「ん?アウラちゃんからメールだ、どうしたんだろ」


何気なくメールを開いたアリサ



俺は一口コーヒーを飲む


最近コーヒーの良さが分かってきた

どっかの誰かさんのおかげだろう



上条(上条さんも違いの分かる男になったんですねぇ…)フフン

アリサ「えぇ!?」

上条「ブハッッ!?」


思わぬ大声に盛大に吹き出してしまった

不幸だ…


アリサ「あ、大丈夫!?ごめんなさい!!」

上条「あ、あぁ大丈夫だ。それよりどうしたんだ?」

アリサ「え?あ、……えと」///



何だか赤面するアリサ

さっきからコロコロと表情がよく変わる

26 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:20:17.43 ID:stl058FT0


上条(見てて飽きないな…じゃなくて)


上条「どうしたんだ?」

アリサ「うん、あの、私今はアウラちゃんの部屋に住んでるんだけどね」


ほぅ


アリサ「アウラちゃん、仕事で1週間は帰ってこれないらしいの」


はぁ


アリサ「それで…家に入れなくなっちゃった」テヘヘ


へぇ… へ!?


上条「へ!?え、アリサ合鍵とか持ってないのか!?」

アリサ「持ち物とかほとんど置いてきちゃったから…」

アリサ「ケータイとサイフしかないや」エヘヘ


いやいやアリサさん、笑ってる場合じゃありません


上条「マジかよ…」

アリサ「うん、…それでね?」

アリサ「よかったら1週間、ここに居させてほしいんだけど…」///


上条「」

アリサ「…当麻くん?」///



27 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:24:42.12 ID:w5JO6LUO0

さて、状況を整理しよう。

 シャットアウラ、仕事行く
  ↓
 1週間帰れない
  ↓
 アリサ、家に帰れない
  ↓
 お泊まり…したいな///



…はっ!最後変な妄想してしまった!!

落ち着け、落ち着くんだオレ!




上条(1、3、5、7、11、13……よし!)


まあ要するに1週間泊めてほしいということだが


アリサ「……////」モジモジ

上条(なんだ、なんだよ、なんなんですかこの可愛い生物は!!!!)



考えても見てほしい。
こんな美少女とひとつ屋根の下

今回はインデックスもいないのだ

はっきりいって、1週間も自分の理性が持つ気がしない




アリサ「ダメ、かな…?///」ウワメ

上条「ダメジャナイデスヨ」

アリサ「ホント!?」パァッ!



アリサさん、上目遣いとその笑顔のコンボは反則ですよ?


そのままあっさり許してしまった



上条(でもまぁ、いっか)


よく考えたら、今のアリサは頼れる人がほとんどいない状況なのだ

自分の性格的にも、さすがに放り出したりは出来ない



上条(それにもっとアリサと話したいしな)

上条(上条さんの紳士スキルならきっと大丈夫!…)


アリサ「///」エヘー


上条(…だよな?)

28 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:25:44.78 ID:w5JO6LUO0

それにしても、なんでアリサがこんなに喜んでるのか分からないが…

いや、ただ恥ずかしいだけかもしれないな



とにかく、理由なんて何でもいい



上条「まぁとりあえず、1週間よろしくな」

アリサ「うん!よろしくね!」





アリサが満開の笑顔を見せてくれたのだから






こうして、アリサとの共同生活が幕を開けた









29 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:31:38.22 ID:DkjXApAG0
とりあえず、同棲生活開始です

書き貯まったら投下します
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/05/10(金) 21:38:14.67 ID:A81wSg480
映画見てないのかよ
まあ、逆に言えば映画しかない分キャラも薄いのかもしれんが
31 :シペknr[saga]:2013/05/10(金) 21:46:33.96 ID:001hll7s0
>>30
映画こっちではやってなくて…

その見れなかったストレスをここにぶつけてるようなものです。

キャラの薄さはお許し下さい
32 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:15:37.69 ID:5LZke60g0
投下。

一応、アリサ視点に変わりますと先に説明しておきます
33 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:16:41.01 ID:5LZke60g0

――――


アリサ「とりあえずあったもので作ってみたんだけど…」




これからお世話になるお礼として私は料理を作った


当麻くんは気にしなくていいって言ったけど、やっぱり何にもしないのはちょっと、ね



当麻くん、喜んでくれるかなぁ



上条「…おぉ!!ヤバい、めっちゃうまそうだ!」

アリサ「そんな、大袈裟だよ」///

上条「そんなことねぇって」

上条「さ、早く食べようぜ。上条さんはもう我慢できませんよ!」

34 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:18:30.25 ID:5LZke60g0



上鳴「「いただきまーす」」



そういうと当麻くんはものすごい勢いで食べ始めた



アリサ「ど、どうかな?」

上条「美味い!美味いぞアリサ!」

アリサ「よかった…」


子どもみたいに喜ぶ当麻くん、かわいいなぁ///



上条「いやぁこんな美味しい料理を食べられて上条さんは幸せですよ」

上条「アリサはかわいいし料理も上手くて、いいお嫁さんになるなー」ウンウン

アリサ「え!?」/////



当麻くん!!そういうことを無意識で言わないでよ!!

でも当麻くんと結婚…………結婚…あぅ///



上条「大丈夫かアリサ?なんか顔赤くなってきたけど」

アリサ「え?う、うん何でもないよ!」///


当麻くんのせいなんだから、もう!

ホント、わざとじゃないよね?

35 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:19:18.85 ID:5LZke60g0

上条「そうか?無理はすんなよ?」

アリサ「う、うん、ありがと」///




どうしよう、まだ顔赤いや…



でも…なんか幸せだなぁ



アリサ「さ、はやく食べよ!」///

上条「?まぁいいか、冷めたらもったいないしな」




当麻くんが近くにいるだけでなんだか安心する

ホント、ベタぼれだなぁ私


アリサ「フフっ♪」




初めて好きになったのが当麻くんでよかったぁ…



36 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:20:22.00 ID:5LZke60g0


食べ終わってからはなんだかあっという間で、


気づけばもう12時になるとこだった



上条「お、もうこんな時間だな」

アリサ「あ、本当だね。そろそろ寝よっか」

上条「そうするか。…あぁアリサはベット使ってくれ」

アリサ「いいの?でも当麻くんは?」

上条「大丈夫、俺は浴槽で寝るよ」

アリサ「大丈夫じゃないと思うんだけど…」


あいかわらずだなぁ、当麻くんは…

あ、そうだ


アリサ「だったら一緒に寝る?」

37 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:21:51.70 ID:5LZke60g0


上条「」
アリサ「…あ」


なななななに言ってるの私!?///////




上条「あの…アリサさん、それはさすがにヤバイのですが…」アタフタ


アリサ「うぅぅ」///



勢いで言ってしまったとはいえ、
それを否定できない私


もうこうなったら…!!



アリサ「だ、だったらリビングに布団敷けば」///

上条「でも年頃の男女が一緒ってのはマズイと思うんだけど…」

上条「それにアリサだって嫌だろ、無理して気を使わなくていいぞ?」




っ!……なんでそういうこというのかなぁ




アリサ「……」

上条「…アリサ?」

アリサ「そんなこと…ないよ」

アリサ「寂しいんだもん、近くにいてほしいよ……」

アリサ「お願い、当麻くん」

38 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 02:23:22.70 ID:5LZke60g0



上条「っ………ああ!もう!!…分かったよ」

アリサ「いいの?」

上条「あぁ、そんな顔されたら、な」

上条「それに浴槽に寝るよりずっといいし」

アリサ「じゃあなんで浴槽に寝るなんて言ったの?」

上条「え、いやぁそれは上条さんの理性がもつかどうか……」ゴニョゴニョ


よく聞き取れなかったけど、まぁいっか

説得できてよかった////


上条「じゃあ布団敷かせてもらうな」

アリサ「う、うん」///

39 :シペknr[saga]:2013/05/12(日) 06:22:15.41 ID:Y2a6wJlL0


上条「あ、そうだ」

アリサ「どうしたの?」

上条「アリサ、明日買い物に行こうぜ」

アリサ「え、いいけど…どうしたの?いきなり」

上条「いや、アリサの楽器とか買いに行こうかなと思ってさ」

アリサ「ホント!?」

上条「あぁ、町案内も兼ねてな」

アリサ「うわぁ楽しみだなぁ」ウットリ

上条「そういうことだ。じゃ、明日のデートに備えて寝ましょうか」


アリサ「うん!…って今デートって言tt

上条「おやすみー」


アリサ「」




やっぱ当麻くん、わざとだよね!?///
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/05/12(日) 06:35:14.60 ID:MQMAHEma0


絶対からかったよこの人!





…でも、デートかぁ///

当麻くんのことだから普通に買い物かと思ってたんだけど…そっか、デートなんだ……///




私の知ってる彼からは絶対出てこなかったような言葉に

私はとても浮わついてて、喜んでて、


さっきからかわれたこともどうでもよくなった





アリサ「おやすみ、当麻くん」フフッ




明日はいい日になりますように。











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