■掲示板に戻る■
■過去ログ倉庫メニュー■
■VIPService (VIPサービス)■
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みはできません。。。
HTML化した人:
lain.
★
紬「斉藤、今日は歩いて帰りましょう」
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:15:07.34 ID:ZF8JPF1AO
芸能界。
それは誰もが多かれ少なかれ一度は憧れる世界。
しかし華やかな見かけの裏には多くのタブーがあり、それを侵したものは容赦なく追放される…。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1364030107
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:17:13.32 ID:ZF8JPF1AO
「あ〜あ。まずいことしちゃったかな〜」シュボッ
セブンスターに火をつけながらもごもご独り言を言う長身の男。彼もあるタブーを侵したために芸能界を追放された一人である。
「でも歌いたいこと歌ってなにが悪いんだろ?」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:19:43.81 ID:ZF8JPF1AO
♪〜〜
「あ、電話だ。…おじさんからなんて珍しいなぁ。…もしもし。…あ〜見ました?ちょっとやりすぎましたかね〜。…はい…はい…。今から?…分かりました。どうせ暇なんで。…は〜い」
自分のおかれた状況を気にしていないかのようなゆったりとした口調で電話を終え、男はアルファロメオに乗り込む。彼はいったい何処へ行こうというのか…。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:22:49.59 ID:ZF8JPF1AO
…またこの夢ね。もうはっきりと思い出せないけど懐かしい…。
いろんなことに縛られて、友達も出来ず、誰かに愛されている実感が持てなかった子どもの頃。そんな私が何故か好きだったテレビ。
緑と赤のかわいい怪獣さん。髪の形が凄い元気な女の子。オバケから守ってくれるオバケの女の子。
…そして流れる、私の気持ちを分かってくれているような優しい歌…――
――ジリリリリー!――
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:25:16.04 ID:ZF8JPF1AO
紬「……もう、楽しい夢だったのに。…あれ?いつもなら目覚ましよりも先に斉藤が起こしに…」
『失礼します』
紬「はいどうぞ〜」
『おはようございますお嬢さま』
紬「おはよう。ねぇ、なんで今日は斉藤が来なかったの?」
『どうやら昨日の夜に母親が倒れたらしくて…』
紬「え!?大丈夫だったの!?」
『はい。病気などではないようです。ですが…』
紬「そうね。斉藤のお母様ならだいぶお年を召しているはず…。私のことは心配いらないから、お母様と一緒にいるように言っとかないと…」
『そうですね…』
紬「家族とゆっくりいられる時間だって大切だもの。お父様がなにか言うようだったら私文句言ってやるもん」
『お嬢様の反抗期…なんか可愛らしい』
紬「あー!バカにしないでよー!」
『ふふっ、すいません』
紬「もう。…あれ?ならもしかして変わりに誰か来ることになるの?」
『はい、もう来てます。…びっくりしますよ?』
紬「え?」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:28:01.76 ID:ZF8JPF1AO
父「おはよう紬」
紬「おはようございます」
父「斉藤のことは聞いたか?」
紬「はい。お父様、せっかくですので斉藤に長い休みをとってもらっても…」
父「……そうだな。まぁ一応変わりもいるし…いいだろう」
紬「ありがとうございます。ところでその…」
父「今呼ぶ。…こっちへ来なさい」
斉藤「ど〜も、代理執事の斉藤和義で〜す」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/23(土) 18:29:58.49 ID:qAmkvOzSO
溢れ出る駄作臭だな
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:30:36.69 ID:ZF8JPF1AO
父「こら!その口調を直せと何回言わせる!」
斉藤「あ、すいません」
父「まったく…。この男が変わりだ。斉藤の親戚でちょっと職を無くしてな」
紬「…あなたどこかで」
斉藤「テレビじゃないかな?ちょっと歌いたいことを歌ったらえらいことになってね。どうしようかなぁって思ってたら、おじさんからこの仕事を任されたんだよ」
父「…敬語」
斉藤「任されたんです」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/23(土) 18:31:47.80 ID:qAmkvOzSO
けいおんなら何でもいいって奴が多いから調子に乗るんだろうね
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:33:48.65 ID:ZF8JPF1AO
>>7
さん
書き込みありがとうございます。
そうですね。あまり上手い文章は書けないと思います。
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:37:24.36 ID:ZF8JPF1AO
紬「私には普段通り喋って?あなたのその声としゃべり方…なんだか落ち着くから」
父「…紬」
紬「私だけだからいいでしょ?」
父「…好きにしなさい」
斉藤「ありがとう紬ちゃん」
紬「ムギって呼んで。友達がつけてくれたあだ名なの」
斉藤「…ありがとうムギちゃん」
紬「…うん♪」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:41:29.49 ID:ZF8JPF1AO
…
……
紬「運転ありがとう。学校までの道は覚えた?」
斉藤「大丈夫だよ」
紬「良かった。学校は一人で行ってるけど、一応ね」
斉藤「そうだね。…女子校ってホントにホント?」
紬「もう、朝からそればっかり…」
斉藤「そりゃあ男の夢だもん」
紬「…斉藤は入れないからね」
斉藤「そんな〜…。お願い少しだけ!先っちょだけ!」
紬「え?先っちょってなに?」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:44:20.62 ID:ZF8JPF1AO
…
……
梓「お疲れさまで〜 唯「ずっと好きだったんだぜーっ♪」ギュー
梓「うわ!?離して下さい!」
唯「相変わらず可愛いな〜♪」ギュー
梓「はーなーしーてーっ!」
澪「…唯」
唯「ちぇー」
梓「もう…」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:46:17.33 ID:ZF8JPF1AO
律「その人どうなるんだろうな〜。復帰出来ればいいけど」
澪「あんな歌作ったんだからもうおしまいだよ」
律「…厳しい言い方」
澪「だって私あの歌好きだったのに変な替え歌にしたんだぞ!?許せないよ!」
梓「私も理由は違うけど許せないです。あんなのは歌を利用した売名行為ですよ?最低です」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:48:17.11 ID:ZF8JPF1AO
唯「別に自分の歌なんだから好きにしていいと思うけどなー」
律「そーそー。それにああいうのがロックってやつじゃん」
澪「でもっ!」
梓「ロックをバカにしないで下さい!」
律「はいはい。そんなムキになるほどの話じゃないだろ?私達には関係ないし」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:50:57.19 ID:ZF8JPF1AO
唯「ムギちゃんはどう思……」
紬「……」ボーッ
律「…おーい」
紬「…え!?なに?」
律「いや…たいしたことじゃないから別にいいけど…どうした?ぼーっとして」
紬「ちょっと朝にいろいろあって…。それに今日見た夢がなんか懐かしくて頑張って思い出してるの。小さい頃に見てたテレビなんだけど…」
唯「どんな?」
紬「緑と赤の怪獣とか律ちゃんみたいに元気な女の子とかオバケを退治する女の子とか…。あとそのテレビで流れる歌も…」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 18:52:37.34 ID:ZF8JPF1AO
律「それって…」
唯「走る町を見下ーろーして♪…この歌?」
紬「知ってるの!?」
唯「有名だもんこの歌。ポンキッキーだよそれ」
律「ていうかさっきまでその歌の人の話してたし」
紬「名前知ってるの!?なんて名前!?」
唯「え?山崎かずよし」
律「混ざってんじゃねぇよ。斉藤和義な」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 19:27:54.74 ID:ZF8JPF1AO
紬「嘘…じゃあ!」ピッピッ
律「どうした?いきなり電話?」
紬「もしもし!ごめん、今すぐ学校来てくれる!?あ、近くにいるの!?お願いすぐ来て!」
唯「ムギちゃんがテンパってる」
梓「なんか珍しいですね」
♪〜〜
紬「もしもしっ!?着いた!?今そっちに行くから!」
澪「どうした?」
紬「ごめんみんな!お願いだから私達が戻るまで絶対部屋にいてねっ!」ダッ
唯「……行っちゃった」
澪「…私『達』?」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 19:30:30.95 ID:ZF8JPF1AO
紬「はぁ…はぁ…」
律「お…お帰り…」
紬「ただっ…はぁ…ただいま…。…この人?」
斉藤「お〜JK。テンション上がるなぁ」
唯澪律梓「…………」
唯澪律梓「えええぇぇぇぇーーーっ!!!!??」
斉藤「うわっ、なに?…あ、勃ってるのばれた?いや〜、女子校って入れるだけで興奮するね〜」モッコリ
唯澪律梓「……いやあああぁぁぁぁーーっ!!!!」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 21:27:22.62 ID:ZF8JPF1AO
…
……
斉藤「……すいませんでした」ジンジン
律「ビンタで済んだだけマシだからな!変態親父!」
唯「斉藤さん…こんな人だったの?」
澪(私こんな人の歌を…)
梓(正座して女子校生に怒られる元ミュージシャン…)
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 21:29:46.53 ID:ZF8JPF1AO
紬「…唯ちゃん、さっきのもう一回歌ってくれない?」
唯「え…いいけど。…走る町を見下ーろーして♪」
紬「これ…斉藤?」
斉藤「うん、俺の歌だよ」
紬「あなただったのね…」
斉藤「どうしたの?」
紬「なんて言えばいいのか分からないけど……ありがとう、この歌を創ってくれて」
斉藤「え?いえいえ」
紬「…この歌、小さい頃の私に凄く響いて、いっぱい元気をもらったの」
斉藤「…そうなんだ。そう言ってもらえると嬉しいなぁ」
紬「…ふふっ」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga ]:2013/03/23(土) 21:31:16.28 ID:ZF8JPF1AO
律「状況が…」
紬「あ、えっと…いろいろあって今この人が執事代理なの」
律「…ムギんちすげぇ」
唯「…そうだ!和ちゃん斉藤さんのファンだから呼んじゃお!びっくりするぞ〜」ポチポチ
律「信じるかな〜…」
澪梓((さっきまで批判してたから気まずいな〜…))
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/23(土) 23:35:02.81 ID:FTe8YeOuo
うわあ・・・数レス呼んだだけでわかるつまらなさ
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/24(日) 15:51:28.02 ID:W4tM3a/o0
この作者、梓「むったん…小さいのに響くんだもんね」書いた人か?
それとも、澪「パンティー!!パンティー!!パンティー!!」書いた人か?
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/24(日) 18:32:49.35 ID:jQO1WaeAO
>>24
さん
けいおんで書くのは初めてです。
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/25(月) 21:31:59.37 ID:In/6xveHo
頼むから途中で投げ出さないでよ
最近は話の良し悪しよりは完結出来るのかどうかが気になってしょうがない
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/08(月) 12:24:41.69 ID:kav9ApbQ0
頑張れ
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/04/27(土) 21:35:00.36 ID:sdpnxYSDo
な?
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/25(土) 14:24:23.83 ID:Uaj9cLAjo
HTML化来ちゃったな
Pastlog.cgi Ver2.0
Powered By
VIP Service
Script Base by
toshinari