◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:17:40.74 ID:ecbqff5No<>
かな子「♪」パクパク
春香「わはー」のワの
春香「こんなにおいしそうに食べてくれると、私も作りがいがあるなー」
凛「…」
凛「…どうしてこうなった…んだろう」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362730660
<>雪歩「あと少しだけ♪」 かな子「あと少しだけ♪」パクー
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:23:12.11 ID:ecbqff5No<>
凛「(こんちには。私、渋谷凛と言います)」
凛「(今日は最近よくお世話になっている765プロさんに、遊びに来させて頂いてます)」
凛「(先輩方とお話したり、ときどき一緒にレッスンをさせてもらったり)」
凛「(ここに来ることはそれだけでたくさん得るものがあります)」
凛「…だから、今日も先輩方の姿を見て頑張ろうって、そう思っていたんだけど…」
雪歩「?」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:29:17.25 ID:ecbqff5No<>
雪歩「凛ちゃん、なんだか難しい顔してますぅ」
雪歩「ほら、お茶淹れたから。飲んで?」
凛「すいません」ズズ…
凛「…」ハァ…
雪歩「えへへ。お茶を飲んでいると、ほっとするから、いいよね」
凛「…そうですね…」
楓「本当にね」ズズ
凛「すっと会話に入って来ましたね、楓さん」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:35:50.16 ID:ecbqff5No<>
凛「あの、春香さん」
春香「どうしたの、凛ちゃん?」
凛「…前にも言いましたよね」
凛「かな子にお菓子を上げるのは、ほどほどにして下さいって」
春香「…そうだっけ?」テヘ
凛「…」ハア
雪歩「(さり気なく…凛ちゃんのかな子ちゃんに対する表現が辛辣ですぅ)」
楓「(凛ちゃんはすっかりかな子ちゃんのお母さんね。というか、飼い主かしら)」ズズ…
楓「(それにしてもお茶がおいしいわ)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:43:58.92 ID:ecbqff5No<>
春香「だ、だって。かな子ちゃんが一番、おいしそうに食べてくれるんだもん!」
かな子「ありがとうございます!」パクー
春香「どうしたしまして!」
春香「ほらほら、どんどん食べて!」
かな子「はい!」パクパク
かな子「むふぅ、おいひぃ…!」ニコニコ
凛「(…オチが見えてるから、気が重い)」
楓「…!」ピーン
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:48:25.61 ID:ecbqff5No<>
楓「ねぇ凛ちゃん」
凛「はい?」
楓「おちおち、落ち着いてオチを待っていられないって感じかしら?」
凛「楓さん」
楓「うん」キラキラ
凛「これ以上私の胃に負担をかけないで下さい」
楓「(´・ω・`)」ゴメンナサイ…
雪歩「(り、凛ちゃんは大変そうだなぁ…)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:55:26.60 ID:ecbqff5No<>
―――後日
凛「やっぱりまずいと思うんだ」
杏「ふぁにが?」コロコロ
凛「かな子のこと。いやもちろん、あの子の魅力を否定するとか、そう言うつもりはないんだけど」
凛「ちょっと最近、かな子は自制が効かなくなっているような気がする」
凛「(主に765プロの先輩たちのせいで)」
凛「(…いや、人のせいにしちゃいけないか)」
杏「…ふむ」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 17:59:43.33 ID:ecbqff5No<>
杏「そうは言っても」
杏「かな子の魅力はあれだーって、もう散々そんな話になってるじゃん」
杏「…それでもーいーんじゃなかったっけ」
コロ…
杏「あ」
杏「渋谷さんや。飴がなくなった」
凛「はいはい。向こうに着いたら、追加で上げるから」
杏「ちぇ」
楓「(凛ちゃんは餌づけが得意になって来てるわね…)」
楓「(あ、お腹すいたなー…)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:02:31.46 ID:ecbqff5No<>
ガチャ
凛「こんにちは」
千早「あら、凛。久し振り」
凛「千早さん。ご無沙汰してます」ペコ
杏「どうもー」
杏「ソファ借りまーす」ゴロッ
凛「こら、杏」
千早「どうぞお構いなく。いつものことですし」クスクス
凛「…すいません」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:05:23.63 ID:ecbqff5No<>
雪歩「どうもこんにちはですぅ」
楓「いつもお邪魔してごめんなさい」
楓「そうだ。今日は私に、お茶汲み手伝わせて下さい」ポン
雪歩「いいんですか?」
楓「ええ」
杏「わーい。私の先輩はみんな優しいなぁ」ゴロゴロ
小鳥「(杏ちゃんは私生活でもフリーダムなのね…)」フムフム
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:09:30.44 ID:ecbqff5No<>
コト
雪歩「はい。凛ちゃんと、千早ちゃん」
千早「ありがとう、萩原さん」
凛「いつもすいません」
楓「今日は私、お茶汲みをちゃんと手伝いました」フンス
凛「…」
楓「…」
杏「あちゃー」
千早「ブフッ」
雪歩「!?」ビクッ
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:12:04.41 ID:ecbqff5No<>
千早「…」プルプル
雪歩「ち、千早ちゃん! 大丈夫?」
千早「ごほっ、え、ええ…」
楓「あの、如月さん。今私のダジャレに笑って下さいました?」キラキラ
千早「あ、…ふ」プルプル
千早「お、お願いですから、思い出させないで下さい…」
千早「…お茶汲み、をちゃんと、…それにあちゃーなんて…」プルプル
杏「あれ? 杏はそんなつもりなかったんだけどなー」
凛「杏、飴はお預けね」
杏「あれー?」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:14:37.86 ID:ecbqff5No<>
杏「横暴だー」
雪歩「あ、杏ちゃん。代わりになにかお菓子を持って来るから、それで我慢して?」
杏「わーい、雪歩さん大好きー」
杏「(でもここのお菓子っておせんべい率が高いんだよねー)」
杏「(…好きだけど…ちょっとチョイスが、ねえ?)」
小鳥「ぴよっ」クチュン
小鳥「…うぅ、花粉症は辛いわ…」ズビー
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:17:18.55 ID:ecbqff5No<>
凛「それです」
雪歩「ふえ?」
凛「その、お邪魔していて大変申し訳ないんですけど」
凛「ここの先輩方は、かな子や杏に優しすぎるんです」
千早「…そうかしら」
凛「そうです」
杏「(もしかして)」
杏「(私は今日その例えに出すために凛に連れて来られたのかー)」
杏「(…まあいいけど)」ゴロゴロ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 18:19:39.54 ID:rYX1TxmJo<> http://i.imgur.com/LyQukqV.jpg
http://i.imgur.com/mToA8jq.jpg
三村かな子(17)
http://i.imgur.com/vZiNR75.jpg
http://i.imgur.com/DoLMa2y.jpg
天海春香(17)
http://i.imgur.com/sVPJPNe.jpg
http://i.imgur.com/tIjIlL0.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/PNEOvmB.jpg
http://i.imgur.com/1kJR53l.jpg
萩原雪歩(17)
http://i.imgur.com/Z7PGM3a.jpg
http://i.imgur.com/JWPbWrW.jpg
高垣楓(25)
http://i.imgur.com/8XQ7Kpf.jpg
http://i.imgur.com/v7NLzU2.jpg
双葉杏(17)
http://i.imgur.com/HX9DRif.jpg
http://i.imgur.com/YK05WrH.jpg
如月千早(16) <>
サンキュー画像ニキ ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:21:29.13 ID:ecbqff5No<>
千早「では、できるだけ甘やかさないようにすればいいのかしら」
凛「いえ。かな子には、アイドルとしても、女の子としても」
凛「お菓子が必要なのは、間違いないと思うんです」
杏「それはそうだねー」
雪歩「杏ちゃんも、みんなにお世話してもらうのが、魅力なんだもんね」
杏「その通りだー、雪歩さん愛してるー」ムギュ
雪歩「わわ」
楓「(ふふ。なんだかんだ言って、杏ちゃんもここに来るのが楽しいみたいね)」
<>
また投下します。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 18:24:22.81 ID:ecbqff5No<>
凛「なので、逆転の発想で行こうと」
千早「…逆転の、発想?」
ガチャ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 18:26:55.82 ID:bmGy46a4o<> 少し前にタイトル真とかな子でバレンタインチョコのやつ書いてた? <>
◆vwnw6A9g32<>sage<>2013/03/08(金) 18:42:55.76 ID:Wx6xUp5DO<> >>18 そですね。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 18:48:20.02 ID:P0dzI8kno<> >>18
少し前というか昨日だな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 18:50:18.18 ID:bmGy46a4o<> >>19
やっぱりか 楽しませてもらいました
>>20
そういえば昨日だった なぜ昨日のことなのにずいぶん前のように思ってしまったんだろう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 21:44:49.54 ID:kdzMjAfAO<> かな子は、優しくしてあげたくなる娘だよなあ。
乙! <>
>>21 スレ立て自体は先月だったからかも。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:38:23.91 ID:M3ip7omzo<>
かな子「こんにちはー」
千早「あら、三村さん。こんにちは」
杏「遅かったねー」バリバリ
杏「うーん、やっぱりおせんべいは噛むのが疲れるなー」
雪歩「お、おせんべいを食べるのはさすがにお世話のしようがないですぅ…」
凛「お構いなく」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:42:43.47 ID:Wx6xUp5DO<>
小鳥「千早ちゃん。今日も春香ちゃんがお菓子を作って来てくれているはずだから」
小鳥「せっかくだし、今いるみんなで頂いたらどうかしら」
かな子「! 春香さんのお菓子! 食べたいですっ」ハイッ
杏「あ、甘いものなら杏も欲しいなー」
凛「(ああ、うちの子たちが好き放題で何だかカオスだ…)」
凛「(…でも、今日はここで我慢)」グッ
千早「?」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:46:27.37 ID:M3ip7omzo<>
かな子「♪」パクパク
かな子「うあー、おいしいなぁ…やっぱりお菓子っていいね! 杏ちゃん」ニコニコ
杏「うんうん、まったくだ」パクパク
千早「…クッキーか」サク
凛「千早さんも、お菓子作りはされるんですか?」サク
千早「ふえ? あ、いや…」
千早「す、少しだけね。春香に教えてもらって」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:48:57.02 ID:Wx6xUp5DO<>
千早「先月、バレンタインデーがあったでしょう?」
千早「そのとき、春香が誘ってくれて…その、私も一緒に…」
凛「…なるほど」サク
凛「それで、今度はクッキーに挑戦しようと」
千早「…あの、私ってそんなに分かり易いかしら」
凛「どうでしょう」クス
千早「…うう。何だか恥ずかしいわね」//
小鳥「(この二人…何だかいい感じね!)」ピヨー
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:53:40.07 ID:M3ip7omzo<>
楓「…さくさく」
楓「雪歩ちゃんの淹れてくれたお茶もおいしいし、春香ちゃんのクッキーもおいしいし」
楓「今日も平和でいいわね」
雪歩「そうですね」ニコニコ
杏「そうですねー」ダラー
かな子「はい♪」パクパク
小鳥「(あれ? これなんだか)」
小鳥「(かな子ちゃんによからぬフラグが立ってるような気がするわ? お姉さんの気のせいかしら…)」
凛「…」
ガチャ
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 22:56:41.03 ID:Wx6xUp5DO<>
貴音「…おや」
貴音「何だか、今日は事務所が賑やかですね」
千早「四条さん。おはようございます」
貴音「ええ、千早。おはようございます」ニコ
貴音「それに雪歩、小鳥嬢も」
凛「(わ…銀色の王女だ)」
雪歩「おはようございますぅ、四条さん」
小鳥「おはよう、貴音ちゃん」
凛「(何だか、生で見ると…雰囲気、すごい)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 23:00:10.98 ID:M3ip7omzo<>
凛「…」
杏「(おお珍しい、あの凛が雰囲気に呑まれてるよ)」ダラー
凛「あの、四条貴音さん」ズイッ
杏「(おー行ったー)」
貴音「はい?」
凛「私、渋谷凛と言います。四条さんと同じ、アイドルです」
貴音「はい」
凛「…よ、よろしくお願いします」
貴音「…凛ですね。分かりました、どうかよろしくお願いします」ニコ
凛「は、はい」ドキドキ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/08(金) 23:05:29.20 ID:rYX1TxmJo<> http://i.imgur.com/yffAlrx.jpg
http://i.imgur.com/cHrb8pW.jpg
四条貴音(18) <>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 23:06:21.27 ID:Wx6xUp5DO<>
凛「…」フー…
千早「ふふ。そんなに緊張することないのに」
凛「…いえ。今でこそ、気兼ねなくお話させて頂いていますが」
凛「千早さんに初めて会ったときも、本当に緊張しましたから」
千早「そうなの?」
凛「当然です。うちの事務所は、…その」チラ
杏「んあ?」ダラダラ
楓「(お茶がおいしいわー)」
かな子「♪」パクパク
凛「…落ち着いた子たちが揃っているので、私もそう見えるかもしれませんが」
凛「彼女たちに比べれば、私は小心者です」
千早「…ふふ、そうかもしれないわね」クス
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 23:10:42.49 ID:M3ip7omzo<>
凛「こほん」
凛「ほらかな子、お菓子を食べるのはいいけど」
凛「さすがに先輩へ挨拶もせずにいるのはよくないかな」
かな子「むぐ?」モグ
貴音「いえ、お気になさらず」
貴音「…む」
雪歩「? 四条さん、どうかしましたか?」
四条「…」ジッ
凛「(四条さんが、かな子のことをじっと見つめている…)」
かな子「?」パクパク
<>
ここまでで、また投下します。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/08(金) 23:15:11.92 ID:Wx6xUp5DO<>
貴音「…面妖な」
かな子「…」ゴクン
かな子「…あ、あの、なにか…?」
千早「四条さん?」
貴音「…あの」
貴音「…すこし、失礼致します」
スッ
かな子「…!? ふぇっ」
杏「(抱き締めたー!)」
小鳥「(これはー!?)」ピヨォォ!!
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:15:40.53 ID:Dxr/7Lpgo<>
ギュ
貴音「…」
かな子「あ、あの? あのあの…」
貴音「…」ギュ、ギュ
千早「(四条さんが、一心不乱に三村さんを抱き締め続けている…)」
凛「(すごい光景…)」
かな子「あの〜…」//
貴音「…何とも」
貴音「抱き心地のよい…」フワフワ
雪歩「(あ、それは言ったらまずいかも…)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:18:35.99 ID:+XSBnKHDO<>
貴音「…」ギュウー
かな子「…あうー」//プシュー
杏「(あ、よかった。かな子はもうショートしてるみたいだねー)」
小鳥「…」ピピピピピローン
雪歩「(小鳥さんがなんだか怖いですぅ…)」
千早「…あ、あの四条さん?」
千早「三村さんも照れているので、その辺にした方がいいと思うのだけれど…」
貴音「…はっ」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:19:10.46 ID:Dxr/7Lpgo<>
バッ
貴音「し、初対面の方になんと不躾なことを…」
貴音「無礼をお許しください」ゴホン//
かな子「…い、いえ」//
貴音「…」//
かな子「…」//
凛「…これ何だろう」
杏「ゆりゆり?」
楓「仲良しさんね」
凛「(それはちょっと違う気がします)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:21:20.83 ID:+XSBnKHDO<>
貴音「…」ゴホン
貴音「改めまして、四条貴音と申します」
かな子「あ、はい。三村かな子です」
かな子「よろしくお願いします」ニコ
貴音「…面妖な」//ボソ
かな子「?」
杏「ねえねえ、杏がさっき言ったことって案外シャレにならないんじゃー」
凛「…ちょっと想定外だなぁ」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:22:22.74 ID:Dxr/7Lpgo<>
千早「仲良くなれたのはいいことね」
凛「…そうですね」
かな子「…」
貴音「…」ジッ
かな子「…うぅ」パクパク
杏「あ、照れに耐え切れずお菓子に手を伸ばし始めた」
かな子「…」ニパー
凛「そして唐突に最高の笑顔だね」
雪歩「(シュールですぅ)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:23:44.62 ID:+XSBnKHDO<>
貴音「…くぅ」
千早「し、四条さん?」
貴音「…何と愛らしい方でしょう。千早」
千早「はい」
貴音「彼女はお菓子がお好きなのですか?」
千早「あれ? どうして私に聞くんですか?」
貴音「お菓子を頬張るのに精一杯の彼女の邪魔をするわけにはまいりません」
かな子「♪」パクパク
千早「そ、そうですか」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:25:22.16 ID:Dxr/7Lpgo<>
千早「それは…」チラ
凛「大丈夫ですよ。別に隠したりしなくても」コソ
千早「そう?」
千早「(なにかいつものごとく)」
千早「(いやな予感がするから、凛がとめるかと思ったけれど…)」
凛「…」
千早「(きっと何か考えがあるのね)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:27:43.80 ID:+XSBnKHDO<>
千早「そうですね。見ての通り」
かな子「♪」パク
千早「彼女はお菓子がとても好きです」
千早「甘いものを口にする彼女を笑顔が、スカウトのきっかけにもなったそうですよ?」
貴音「そうでしたか」ナルホド
貴音「まこと、その方は大変見る目のある御人ですね」ウン
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:30:12.58 ID:Dxr/7Lpgo<>
貴音「かな子」
かな子「ふぁい?」モゴモゴ
貴音「今、私の手元にはこんなものが」ゴソ
凛「…ケーキバイキングのチケット…ですね」
貴音「プロデューサーが頂いたそうですが」
貴音「何故か、偶然傍にいた私に譲って下さいました」ニコ
杏「わーそれはラッキーでしたねー(棒)」
貴音「ええ」
雪歩「あはは…」
<>
毎度短めですが、またそのうち。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/10(日) 02:32:20.04 ID:+XSBnKHDO<>
貴音「もし…よろしければ、今ここにいるみんなで行きませんか?」
かな子「行きます!」ハイッ
杏「即答だね」
杏「杏も行きたーい」ハーイ
かな子「ケーキ!」ハーイ♪
雪歩「千早ちゃんは行く?」
千早「ええ。せっかくのお誘いだから」
雪歩「じゃあ、私も行こうかなぁ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/11(月) 14:25:56.96 ID:Ax8yiv7CO<> おつ <>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:32:22.37 ID:v+3Zp2klo<>
―――ケーキバイキング
かな子「…!」パァァ
かな子「どこを見てもケーキですね!」
凛「ケーキバイキングだからね」
杏「案外、一緒に置いてあるパスタとかもおいしいんだよねー」
雪歩「抹茶ケーキなんかもおいしそうですぅ」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:38:01.40 ID:v+3Zp2klo<>
パク
かな子「〜〜♪」
杏「おお。かな子の幸せそうな顔のこと」モグ
千早「この笑顔は確かに才能ね」
貴音「…」ジーッ
凛「(そして四条さんはかな子を凝視…)」
雪歩「(四条さんが食べることを後回しにするのって、何だか珍しい気がするなぁ)」モグモグ
かな子「…♪」パクパク
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:44:34.09 ID:v+3Zp2klo<>
かな子「…」モグ
かな子「あの、四条さん」
貴音「なんですか?」
かな子「四条さんも一緒に食べましょう! おいしいですよ!」ハイッ
凛「(ごく自然にあーんとは…)」
貴音「…あ、ありがとうございます、では…」アーン
パク
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:50:57.93 ID:v+3Zp2klo<>
かな子「おいしいですよね」
貴音「ええ。まこと、美味ですね」ニコ
かな子「はい!」パクー
貴音「…」//
凛「…」
杏「ゆりゆ
凛「杏、黙って」
楓「…!」ピーン
楓「ねえねえ凛ちゃん、私、また
凛「楓さん」ゴゴ
楓「…大人しくしてます」シュン
雪歩「あはは…」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:54:43.09 ID:v+3Zp2klo<>
かな子「♪」パクパク
貴音「…」ウットリ
杏「ねー凛」
凛「なに?」モグ
杏「一応聞くよ? 杏はちゃんと聞いたからね」
杏「とめなくていいの」
凛「そんなあからさまに予防線を張らなくても」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/11(月) 16:58:15.74 ID:v+3Zp2klo<>
凛「まあいいんじゃない」モグモグ
杏「ふーん」
杏「(何か企んでる顔だなー)」パクー
杏「(ま、いいや。巻き込まれなければ)」
千早「(凛はどうするつもりなのかしら?)」
凛「…」ガマンガマン
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/11(月) 19:10:41.50 ID:QfZ8/GYW0<> 貴音はかな子が丸々と肥った所を美味しく頂くために吟味してるんですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/11(月) 19:29:23.39 ID:8bWcKg2ho<> よし、味見させよう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/11(月) 21:32:36.87 ID:f+mKH+q2o<> パクーがハナクソホジーに見えた。なんでかな・・・ <>
>>53 さらにホジーがパクーだったら大惨事だったね。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 14:57:52.05 ID:IrRXkiKHo<>
―――後日、765プロ
バンッ
凛「こんにちは」
きらり「にゃっほーい!」
小鳥「あら、凛ちゃんにきらりちゃ、ん?」
かな子「 」
小鳥「…と、」
かな子「…」プシュー
凛「かな子だったものです」
小鳥「だった!?」ピヨッ
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:08:05.16 ID:X16X1qhDO<>
凛「すいません。ソファーお借りします」
凛「きらり、そこにかな子を寝かせてあげて」
きらり「おっけーい☆」ニョワー
ボスッ
かな子「…」
かな子「うぅ…うー…」グスグス
小鳥「あ、あの、かな子ちゃんに一体何が…」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:12:27.32 ID:IrRXkiKHo<>
ガチャ
千早「おはようございます」
雪歩「おはようございますぅ」
小鳥「あら、二人ともおはよう」
千早「凛も来ていたのね」
凛「はい」
かな子「…雪歩さぁーん…」
雪歩「きゃ」
雪歩「か、かな子ちゃん?」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:18:44.03 ID:X16X1qhDO<>
かな子「ひぅぅぅ…」
雪歩「な、何かあったの?」
凛「体重が」
かな子「す、すとっぷ! お願いだから言わないで」
小鳥「ああ…」ナルホド
千早「(正直、あれだけ食べていればそうなるわよね)」
雪歩「(私はむしろかな子ちゃんの体型が羨ましいんだけどなぁ…)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:24:04.20 ID:IrRXkiKHo<>
かな子「…うぐぅ」
小鳥「(ソファに埋もっちゃったわ…)」
雪歩「(あれはあれでかわいい…)」
凛「かな子、元気出して」
きらり「かな子ちゃん生きてぅー?」ウキャー
かな子「…もう放っておいてください…」グス
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:30:03.47 ID:X16X1qhDO<>
ガチャ
貴音「おはようございます」
凛「四条さん。こんにちは」
貴音「おや、今日も事務所が賑やかでよいですね」ニコ
かな子「…」チーン
貴音「…? 何やら、ソファに…」ハテ
雪歩「あ、四条さん。今はちょっと…」
千早「三村さんは元気がないのでそっとしておいてあげてください」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:35:52.13 ID:IrRXkiKHo<>
貴音「かな子、なにかあったのですか?」
かな子「…」エグ
かな子「…四条さーん」
貴音「…よしよし」
貴音「胸をお貸しましょう。落ち着くまでそうしているとよいですよ」ヨシヨシ
かな子「うえーん」
千早「(三村さんが相手のときの四条さんの謎の包容力は一体…)」
凛「(それ以上にかな子が退行しているような気も)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:40:15.78 ID:X16X1qhDO<>
ナデナデ
かな子「…」グスッ
貴音「ふふ、かな子はまこと可愛らしいですね」
貴音「とても抱き心地もよいですし」ギュ
かな子「ふわぁ」
雪歩「(それは禁句じゃ…)」
雪歩「(あ、でもこの前は大丈夫だったんだっけ)」
かな子「…」ジワ
雪歩「(だめっぽいですぅ)」
<>
◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:44:35.10 ID:IrRXkiKHo<>
かな子「…ふぇえ」
貴音「…あ、あの」
貴音「かな子? だ、大丈夫ですか?」ワタワタ
かな子「ぅぅぅ…」グス
貴音「ど、どうしましたか?」ヨシヨシ
千早「泣いている子どもと、あやしているお母さんね」
凛「そうですね…」
<>
今回はここまでです。 ◆vwnw6A9g32<>saga<>2013/03/12(火) 15:50:15.10 ID:X16X1qhDO<>
貴音「そ、そうです。私にはよいものがありました」ゴソ
かな子「?」
貴音「ほら。ちょこれーとをあげますよ」
貴音「これでどうか機嫌を…」
かな子「…」プルプル
貴音「…?」
かな子「もう四条さんなんて知りません!」
貴音「なんと!?」
千早「あら…」
小鳥「やってしまったわね…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/14(木) 01:52:25.61 ID:oJU2r/Rco<> お茶であちゃーって、凛、楓さん、千早がカフェでガールズトークなSSの主かな?
ふくよかリミテッドかなこ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/20(水) 20:08:56.04 ID:wMW6Q1pT0<> tes
tes <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/08(水) 00:11:56.70 ID:/RoKO6jDO<> 続きはよ <>