VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:22:58.15 ID:Qm7woJba0<>アスカ「あんた誰よ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358776774/
の続編です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1359123777
<>アスカ「あんた誰よ?」 シンジ「僕だよ」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:36:31.85 ID:Qm7woJba0<> レイ「おねえちゃん。はやくしないと、ちこくしてしまうわ」

マリ「まって、まって!!」

シンジ「だから、寝る前に準備しなさいって言ったでしょ・・・」

アスカ「バカシンジ、私先に仕事行くわね!!」

シンジ「ママ、マリとレイの前で『バカシンジ』は止めてよ!」

アスカ「あっ、ごめーん。行ってきまーす」


アスカはいつもあんな調子だ
昔の癖がときどき出る

僕たちは共働きだ
同じ職場だけど・・・


シンジ「レイ、授業が終わったら、学童保育で待っているんだよ」

レイ「うん・・」

マリ「レイちゃんおまたせ!!レッツゴー!!!」

シンジ「いってらっしゃーい」


二人を見送った


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:37:56.73 ID:Qm7woJba0<> 今日はここまで!

前と違ってほのぼのしたのを書きたい・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:40:27.36 ID:xqNCROM90<> ほのぼの系か…

イイねっ!裏切らないでね!!ほのぼのしてよ!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/26(土) 01:26:41.70 ID:2T6UfoGSo<> これ見て思ったけど、ダブルエントリーシステムなんてあるし、そのうちエヴァのパイロット同士で融合しそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/26(土) 01:51:58.98 ID:jr/I/QRq0<> みんなに、ぽかぽかしてほしいと、思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 16:13:51.45 ID:UrIaF4Ee0<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/26(土) 22:21:17.14 ID:y45OVPoR0<> すいません
今日はお休みです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:03:49.91 ID:z6L/JgLSO<> 初見だが、スレタイでシンジという名の球磨川が浮かんだ

それはそうと頑張ってね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/28(月) 22:23:30.68 ID:EhYg0scE0<> 22時半から少しだけ書きます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/28(月) 22:33:19.19 ID:EhYg0scE0<>


シンジ「おはようございます。所長」

「ああ、おはよう。今日は式波君と一緒ではないのかね?」

シンジ「はい、何か特別な用事があるそうで・・・・」


僕とアスカは人工進化研究所というところに勤めている


「あら、シンジ君。おはよう」

シンジ「おはようございます。副所長」

「も〜、『キョウコさん』でいいって言ってるでしょ!」

シンジ「さすがに、職場では・・・・」

キョウコ「これは命令です。わかった?」

シンジ「・・・わかりましたよ・・キョウコさん」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 22:36:02.77 ID:EhYg0scE0<>


「話の途中で悪いが、そろそろ会議の時間だ。失礼する」

キョウコ「またね、シンジ君」

シンジ「失礼します。冬月所長、キョウコさん」



アスカと僕は、キョウコさんの紹介でここに就職した
基本定時に帰ることができるので、夢のような職場だと思っている

アスカと僕は、部署は違うものの、一緒に帰宅している


シンジ「ん?」


ブルルル
携帯がメールの着信を伝える


『今日一時間位帰るの遅くなりそうだから、先に迎えに行ってて  アスカ』


残業か、大変だなアスカは・・・・


『了解、ごはん作って待ってる  シンジ』


返信する




ブルルル
すぐに返信がきた


『ありがと  アスカ』


パタッ
携帯を閉じる



シンジ「さてと・・・・・」


自分の椅子に座り、パソコンに向かった


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 22:56:29.07 ID:EhYg0scE0<>



マリ「いそげ、いそげ!!」

レイ「おねえちゃん、はやい・・・」


シンジ『マリ、レイ。そんなに速く走ったら危ないよ!』


マリ「ちこくしたらママにおこられる!」

レイ「ぜったい、だめ・・!」


声色が強張った・・・
二人はアスカに何か言われたのだろうか?


どうしてこんなに子どもは素早いのだろう?

呼吸が乱れる
体はあの時のまま
体力は人並み以下だ・・・・




キーンコーンカーンコーン


レイ「まにあった・・・」

マリ「セーフ!!!」

シンジ『もう走れない・・・』


滑り込みセーフだった
毎日こうならないように教育しなければ・・・


ガラッ

先生が入ってきた・・・

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:04:01.77 ID:EhYg0scE0<>



シンジ『・・・・ミサトさん!!!』

レイ「!!!」ビクッ

マリ「・・・・どうしたの・・?」



落ち着くんだ『僕』
ここは僕がいた世界とは別の世界・・・



はっ!!


シンジ『マリ!外で僕に話かけたらだめだよ!!』


マリ「あっ・・・!!」


マリは慌てて口をふさいだ
どうやら周りには気づかれなかったようだ




ミサト「みんな〜おはようございます!!」

「「「おはようございます。葛城先生!!」」」

ミサト「ん。元気でよろしい。それじゃ、出席とるわよ〜ん」


名前の順に呼ばれていく

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:12:49.31 ID:EhYg0scE0<>


暇だ・・・
僕の姿は三人を除いて誰にも見えないし、触ることはできない
だからと言って帰ることもできない
僕にはあの二人を守る使命があるから・・・

仕方がないから、授業参観のように教室の後ろから見ることにした




ミサト「加持ミユキさん」

ミユキ「はい」



加持?
他の子は「〜君」「〜ちゃん」で呼ばれるのになんでこの子だけ「〜さん」なの?

気になった・・・・



ミサト「式波マリちゃん」

マリ「は〜〜い!!」


おお、いい返事だ・・・・
マリは明らかにアスカ似だと思った
容姿、性格、行動どれも母親譲りだろう・・・・



ミサト「式波レイちゃん」

レイ「・・・はい・・」


なんとも控えめな返事だろう・・
名前が同じなことに驚いたが、ここまで綾波にそっくりだとは思わなかった
母さん・・・・つまり僕に似たのだろう・・・・


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:18:48.74 ID:EhYg0scE0<>

ミサト「鈴原サクラちゃん」

サクラ「はい!」


鈴原・・・?
もしやトウジの・・・・
まさかね






ミサト「渚カヲル君」

カヲル「はい」



そんな!!
気が付かなかった・・・
マリとレイを見ていたから、ほかの子にまで意識が行かなかった


シンジ(カヲル君だ・・・・)



僕の知っているカヲル君を幼くしたままだった


シンジ(ははっ、ミサトさんだっているんだ。これくらいでは驚かないよ)


そう思った時だった


シンジ「!!」


一瞬目が合った気がした
いや、目が合った




気のせいであることを願った


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:25:26.56 ID:EhYg0scE0<>


シンジ『・・・・いてっ』

背中に衝撃を感じた


マリ「おわったよ。じゅぎょう」

レイ「がくどうにいくのよ」


コソコソと小さな声で話しかけてきた


シンジ『嘘!!もうそんな時間?』


教室の時計を見る
時刻はまだ一時過ぎだった


シンジ『そっか・・・小学一年生だもんな。こんなに早く終わるんだ・・・・』


記憶を辿る
後ろで立って見るのも疲れたから、空いている席に座って見ていた
小学校の授業だ
すぐに飽きてしまい気が付いたら・・・・・・


シンジ『・・・わかった。行こうか』


二人に続いた




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:26:46.31 ID:EhYg0scE0<>
ここでも、二人の性格の違いが出ているなと感じた


マリは、ほかの子と簡単に打ち解け、外でドッジボールをして遊んでいる
レイは・・・・

レイは部屋で一人絵本を読んでいた


まずい。これはまずい
このままだと、明らかに一人ぼっちルートまっしぐらだ


シンジ『レイはマリとお外で遊ばないの?』

レイ「あたしがはいったら、まけてしまうもの・・・・」


ボソッとレイがつぶやく

あちゃー
僕の運動音痴まで遺伝したか?こりゃ?


仕方がない
外に出る


シンジ『レイも誘ってあげて。マリ』


マリはコクッとうなずいた


マリ「みんなちょっとまってて〜」


学童の中へ駆けていった

レイが嫌そうな顔で、マリに手を引っ張られている


マリ「レイちゃんもいれていい〜?」

「「いいよ〜〜」」


これでいい
最初は誰かにひぱってもらってでもいい
始めが肝心なのだ
僕のようにならないためにも・・・・
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>「saga」<>2013/01/28(月) 23:28:51.36 ID:EhYg0scE0<> 今日はここまで!

これから、毎日書き込みはできないかもしれませんが
気長にお付き合い下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 00:05:34.74 ID:xMCoMeQ5o<> おつん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 02:00:03.64 ID:PdPUGaPDO<> 乙です。
>>1さんのペースでゆっくり書きあげていってください、応援しております。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 02:24:54.83 ID:/XAB3Reko<> おつ

カヲルくんやばい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 22:38:28.18 ID:LtqV3kO0o<> 『シンジ』まだ居たんだ…それだけで涙腺崩壊 <> !ninja<>sage<>2013/03/03(日) 10:28:48.65 ID:kFuC+c730<> にげんなああぁあぁぁぁ!!! <>