VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:24:55.38 ID:Kx+JeqxX0<>エヴァ安価スレ

※Qバレ有り 独自解釈有り 考察サイト解釈有り



前スレ等 

サクラ「タイムスリップしてもうた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357655454/

サクラ「タイムスリップしてもうた」 :破
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358354609/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1359120295
<>サクラ「タイムスリップしてもうた」:急 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:25:14.02 ID:Kx+JeqxX0<> 概要:○4歳のサクラちゃんが鋼鉄のガールフレンド(R18)な中学生活

あらすじ:六人のチルドレンによる共同生活で『シンジオカン計画』開始 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 22:37:20.22 ID:aOQ1aJUSO<> スレ立て乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:39:08.78 ID:Kx+JeqxX0<>


シン 居 移 住 完 了



シンジ「というわけで、六人が集結しました」

マリ「新生活イエーイ!」パチパチパチ

レイ「……」パチパチパチ

サクラ「ついに、始まってしまいましたね」パチパチパチ

カヲル「ははは、不安かい?」

アスカ「不安って言ったら不安よ。

    だって、シンジがリーダー勤めるなんておかしいじゃないの!」

レイ「でも、この家の中心は碇君」

アスカ「いーや! リーダーならやっぱり

    エヴァにおける戦闘能力にもずば抜けて、成績優秀、経験豊富なこの私がふさわしいでしょ!?」

マリ「経験豊富?」

アスカ「黙りなさい!!」

マリ「〜♪」

サクラ「……せやったらアスカさん家事全般、こなす気あります?」

アスカ「うぐ……」

カヲル「これからは家のことに関しても、お母さん中心に皆で協力して行こうね」

サクラ マリ「はーい!」

レイ「はい」

アスカ「……わかったわよ」

シンジ「やっぱりお母さんは確定なんだね」



五人「それは揺るぎない」



シンジ「わかったよ、お母さん頑張ります」









<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:39:44.52 ID:Kx+JeqxX0<>


ギクシャク

サクラ「……」

レイ「……」

カヲル「……」

マリ「……」

アスカ「……」

ギクシャク

五人「……」





シンジ「ふぅ、洗濯物、終わり……と」






カヲル(シンジ君は、今室内干しの洗濯物を取り込み終えた)

レイ(……手伝いは終わり)

マリ(家事も終わり)

アスカ(これから、シンジの自由な時間が始まる)

サクラ(ここからが問題や)



五人(一体、誰と、自由な時間を過ごすのか?)




レイ(今、各々が自由なことをして過ごしている)

アスカ(私はゲーム マリはパソコンの前 ファーストは読書)

サクラ(ウチは漫画本を少々……カヲルさんは自室でなにやら資料とかを出してガサゴソしとる)

マリ(……、さぁ、一番最初に、わんこ君がちょっかい出すのは、一体誰だ?)



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:40:13.49 ID:Kx+JeqxX0<>
シンジ「んっと」ノビー

四人(!)

シンジ「ん、みんななにやってんの?」




アスカ「……見てわかるでしょー?」

アスカ(あえてソフト名は言わない……それによってシンジが興味を示し『何のゲーム?』と聞いたが最後!

    二人プレイできるゲームに誘い込み……)



マリ「にゃはは、コレ面白いよ、わんこ君も見る?」

マリ(明らかにパソコンに集中している様子で、ストレートに誘う。わんこ君にはコレくらいでちょうど良い!

   二人でパソコンを見るという密着接触……)
   


レイ「……読書」

レイ(普段どおりの行動……リラックスしている様子を見て、お疲れの碇君は私の隣に安楽を求める

   二人並んで、まったりポカポカ……)
   
   

サクラ「家から持ってきた漫画です。お勧めですよー」

サクラ(今からアクティブな動きはできない。それなら本を読むという行動に誘うのはベター!

    あらかじめ一巻を読み終えているから、続き物に食いついたシンジさんと漫画トーク……)
    



四人(さぁ、誰に食いつく?)




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:40:49.22 ID:Kx+JeqxX0<>
シンジ「ふふ、いきなり皆で暮らすことになったからちょっと不安だったけど、

    くつろげているようでよかったよ。父さんに感謝しなくちゃね」
    

シンジ「ちょっと僕はカヲル君に用事があるから二階にいるよ、何かあったら呼んでね」


トットットット…………



四人(……………………)

アスカ「用事があるなら……」

マリ「仕方ないニャぁ……」

レイ「……」

サクラ「そやな……」




四人(一人勝ちか……!?)








<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:41:22.36 ID:Kx+JeqxX0<>
レイ「? あれ……」

マリ「にゃ?」

レイ「…………聖典、ここにある」

アスカ「えぇ? ったく、不用意にそんなところにおいておくんじゃないわよ」

サクラ「そーやで、いきなりシンジさんが本当にお母さんになっても大変やろ? しまっときましょ」

レイ「誰が置いたの?」

マリ「あー、ごめん私。興味本位で開いてソファーに置きっぱなしだったニャー」



アスカ「……てことは、今は、ナルシスホモは男の状態ってことよね」

レイ「………………」

サクラ「……?」

マリ「……これ、ずっとここにおいておいたら、あの二人どうするのかニャ?」



四人(……)





アスカ「いやいや、確かに二人ともホモっぽいけど、いや、渚カヲルは確定でホモだけど」

サクラ「流石に、男の状態でまぐわい始めるってこたぁ……」



レイ「………………本当に、ありえないと思う?」







マリ「……フヒ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 22:48:13.70 ID:Kx+JeqxX0<>
二階 カヲル自室前


サクラ「や、これは、ヤオイ心ではなくて、

    あくまでシンジさんの痴態を見たいちゅう心からの行動であってやな……」

マリ「どっちにしても変態だにゃあ……♪」

レイ「男同士の繁殖? 不可解」

アスカ(まさかバカシンジの奴、本当にアナルに目覚めて……)





四人 聞き耳 クリティカル


カヲル「ああ、シンジ君。お疲れ様」

シンジ「うん、カヲル君は例の本を解読中なのかな?」

カヲル「……  ああ、そうさ。僕は特別だからね。これを読み解けるのは僕くらいだよ」

シンジ「?   うん、一応、変な力があるとかだったら怖いし、

    やっぱりカヲル君に見せてみて正解だったよ。ありがとう」
    
カヲル「おやすいごようさ。 しかし、今の時点で大体のことは調べ終えたんだけどね……」

シンジ「? カヲル君、さっきから何をうろうろして……」

カヲル「ああ、ちょっと待ってくれよ。多分こういうことがあると思って、用意していたんだ」ゴソゴソ

シンジ「え、何ソレ」

カヲル「耳をふさいでいるといいよ」

シンジ「発泡スチロール?」

カヲル「うん」

シンジ「……耳、ふさいだよ?」

カヲル「OK」







カヲル→ドア付近で発泡スチロールを擦り合わせる



ギュギャッギュギュギュッギャギュギュギュ

四人(!!????)



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 22:49:15.32 ID:aOQ1aJUSO<> ウソップノイズ(カヲルくんver.)だと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 23:00:24.47 ID:Kx+JeqxX0<>


シンジ「っ…………」

カヲル「うん、これでいいかな」

ガチャッ

カヲル「四人とも、気になるなら声をかけてくれれば、いくらでも見せてあげるよ?

    この本も、シンジ君との蜜月も」
    
シンジ「え  ……って、なんで皆そこにいるのさ!?」

サクラ「え、えっとぉ」

レイ「……」

マリ「そのぉ……」

アスカ「べ、別に! なんでも、ないわよ!」

シンジ(皆苦虫を噛み潰したような顔をしている)



カヲル「……ふふ、これではシンジ君の奪い合いが起こるのも時間の問題だね」

シンジ「奪い合い……」

カヲル「これは前から考えていたんだけどね。

    きっといつか争うのなら、今のうちにルールを制定しておこう」
    
サクラ「ルール?」

カヲル「曜日で決めようじゃないか? シンジ君を優先的に占有できる権利を」

マリ「曜日で?」

カヲル「そう。

    月曜日から金曜日まで、五人に割り振り……土日は自由。とかね」
    
アスカ「土日は奪い合いになるのね」

レイ「……争うの?」

マリ「まぁ、そのくらいならいいんじゃないかニャ? ちょっとしたイベントだと思えば」

サクラ「リアルファイトだけはナシですよ!」

アスカ「あんたが言ってくれると助かるわ……」

カヲル「確かに、腕力で勝てる気はしないね」

サクラ「怪力扱いはやめーや!」





カヲル「そういうわけで、家族会議だ。

    曜日担当と、ソレとこの本の説明を皆にしておこう」

聖典『カーン』〜写本〜「オッス」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 23:18:28.27 ID:Kx+JeqxX0<> ……

リビング



カヲル「曜日担当制度については、よく考えると金曜日の人が一番有利なので……

    ローテーションにするということで、これが結論でいいかな?」
    

レイ「問題ない」

アスカ「よく考えなくてもわかるでしょそんくらい」

マリ「まーぁ、ローテーションなら異論はないニャぁ」

サクラ「……」


カヲル「どうしたんだい? サクラさん」

サクラ「あー、いや、ちょっと、認識を改めたことがありまして」

アスカ「何よ?」

サクラ「ウチらってシンジさんが好きで、シンジさんに集まってきたようなカンジですやん?

    せやけど……」


サクラ「もしかして、この生活って……

    シンジさんがウチらの共有物になったって言い方が一番しっくりくるんやないかと思って……」
    






レイ「…………今頃気づいたの?」

アスカ「当たり前じゃない」

マリ「そんなの初めからわかってたことだしねぇ」




シンジ「……やっぱり?」

カヲル「ははは、君の選んだ道は、実り多い茨の道だったみたいだね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:23:21.33 ID:xqNCROM90<> レイwwwwww
キャラがwwwww
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 23:36:21.23 ID:Kx+JeqxX0<>


カヲル「さて、この話はこれで結論が出たわけだけど

    じゃあ、約一名が目を輝かせながら見つめているこれの説明をしようか」

聖典『カーン』〜写本〜「多分、私は二冊目だと思うから」
        
サクラ「ああ、それ……カヲルさんがもってはったんや」

レイ「聖典……!  もう一つ、存在していたの?」

シンジ「……まぁ、この間、見つけたんだよ。変な露天でね」

サクラ「……そう、でしたね。見つけたときはビビリましたわ」



アスカ「あっやしぃ〜 ただのパチもんでしょ?」

マリ「いや、でも、いわくつきの書物の写本でしょ? 何かあってもいいんじゃないかニャぁ?」

カヲル「ああ、そうだね。だいたい期待通りのことができるよ」

ペラッ

カヲル「しかし、どうやらこの写本、他にも書き足されていることがたくさんあるんだ」

レイ「書き足されている……?」


カヲル「ああ、とりあえず今わかっていることは

    従来のように性転換は自由自在。
    
    女体化 男体化 女体化後のふたなり やおい穴 何でもありだ」
    

マリ「聞き逃せない言葉が一つ出てきた」

レイ「……」

カヲル「しかし、催淫効果は期待できない。

    どうやら原本には、心を惑わすタイプの使い方がまだ隠されているようだけど、
    
    こちらの写本では、形状変化の用途に特化しているようなんだ」
    
シンジ「形状変化?」



カヲル「……さて、シンジ君。今日は出かける用事はあるかい?」

シンジ「え、えっと、ないけど」

カヲル「じゃあ、実験してみてもいいかな?」

シンジ「うぇ……本気?」

カヲル「ああ、本気さ」

アスカ「ちょ、何するの? あんまエグイの見せないでよ?」

サクラ「明日まで直らん系なんですやろ? 明日学校やけど大丈夫かいな?」

レイ「朝には、元通り?」

マリ「ああ、今までどおりだとそうだニャぁ」

カヲル「ああ、そこも、従来と変わらないよ。どういう理屈かはさておきね」



カヲル「さて、それでは、実験開始だ」

シンジ(あれ? 了承してはないんだけど……ま、まぁ、いいか)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/25(金) 23:41:46.35 ID:Kx+JeqxX0<>

1 後退 (幼児化

2 成長 (大人化

3 犬耳

4 猫耳

5 その他のケモミミ


※いずれも今後使用可能な能力 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:43:12.58 ID:xqNCROM90<> 1以外選択しようがないな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/25(金) 23:45:52.35 ID:xqNCROM90<> もしくは幼児化しつつ、耳も付けるとか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 23:46:46.69 ID:cgPE5gxN0<> 馬鹿やろう 
おね(アスカレイマリサクラカヲリ)ショタ(シンジ)カーニバルだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:03:57.23 ID:rva/QKGF0<> カヲル「それじゃあ、いっくよー」

聖典『カーン』〜写本〜「幼児化ぁ」

ペコッ

シンジ「いてっ」

スルッ

アスカ「スルッ?」



シンジ(幼)「あの、カヲル君。ソレって絶対強く叩かないといけないの?」

カヲル「いや、演出だよ」

シンジ「酷い」

カヲル「ごめん」

シンジ「いいよ」



四人「………………」

シンジ「え、あ、そうだ。どうなったの?僕」

カヲル「さて、周りのものの大きさを見てみればわかると思うよ。

    その間に僕は鏡を持って来よう」
    


シンジ「大きさって……え?」

アスカ「ちょ、なにこれ……プフッwww」

マリ「わ、わっ……うわぁぁぁぁっ!」hshs

レイ「……」キュン

サクラ「……」ムラァッ

シンジ「み、みんな、大きく見えるんだけど」


アスカ「違うわよwww アンタがwww 縮んだのよwww プフゥッwww」

シンジ「縮んだ!? え!?」

アスカ「アハハハハ! 何これシンジ超カワイー!!」

マリ「やべぇっ! これ! やべぇっ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:04:42.99 ID:rva/QKGF0<>
レイ「……」ソッ

ムニムニ

シンジ「え、っと、何?」

レイ「……子供のほっぺたは、柔らかい……」

シンジ「自然な流れで何してるのさ」

サクラ「反対側貰います」ムニムニ

シンジ「自然な流れで何してるのさ」

マリ「これはおねショタプレイが可能ですニャぁ♪」ナデナデ

シンジ「自然な流れで何してるのさ」

カヲ『リ』「さて、鏡を持ってきたよ」

シンジ「自然な流れで何してるのさ」

アスカ「写メ撮ろっと」パシャッ

シンジ「自然な流れで何してるのさ」


シンジ「い、いいかげんに、してよ……」


マリ「そういいながら抵抗しないわんこ君可愛い」

サクラ「可愛い……」

レイ「可愛い……」

アスカ「可愛いwwwww」






カヲリ「さて、このままシンジ君を弄ぶのも結構だけど、

    このように、形状変化が可能なのさ。
    
    他にも」
    
ペタン

シンジ「わっ、ま、また!?」

聖典『カーン』〜写本〜「ケモミミぃ」

ピョコン

シンジ「……うわ……これは酷い……」

マリ「!!!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:12:24.17 ID:rva/QKGF0<>

サクラ「犬耳やぁ……やばい、何この生き物……メッチャかわええ……」

レイ「……最近はこういう衣服もあったりするけれど」

ムニムニ

シンジ「う、うわぁああ……何この感覚……ちゃんとそこにあるみたい」

アスカ「あるみたいっていうかあるのよ。あ、ちょっと、手どけて。写真もう一枚撮る」

シンジ「はぁ……もう好きにしてよぉ」

アスカ「んじゃ、添付して送信」

シンジ「それだけはやめてよぉ!!!」



サクラ「!! そういえば!?」

カヲル「?」

サクラ「これ、逆も、できるんやな? 成長させることも……?」

カヲル「ああ、できるよ」

サクラ「……………………」

聖典『カーン』〜写本〜「……?」

サクラ「…………………………この角度、やな?」

カヲル「いや、こう」クイッ

サクラ「………………南無三!」

ペシン!





カヲル(まさか、君がこれに興味を示すとは思わなかったよ……

    これじゃあ……)
    
サクラ(大人)「うっわぁ、これ……凄いなぁ。ちょっとだけ大人になったんとちゃいます?」

カヲル「ああ、そうだね。だいたい22歳くらいに見えるよ」

カヲル(これじゃあ、元の世界の君と全く同じじゃないか)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 00:13:13.74 ID:QSgxDW3SO<> つまり、積年の野望が今叶うのか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 00:14:02.99 ID:BtUfNErQ0<> おねショタはよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:21:56.26 ID:rva/QKGF0<>

マリ「……えっと、これって可逆?」

カヲリ「おや、君は何を望むんだい?」

マリ「……いや、その……ドン引き覚悟で言うんだけど」

カヲリ「いまさら?」

マリ「…………ま、まぁ、耳貸してよ」

カヲリ「ああ」



マリ「……これの、獣化はどこまでが可能なのかニャ?」

カヲリ「……OH……」

マリ「……これ以上無理?」

カヲリ「……いやぁ、お望みとあれば……話せるだけの本当のわんこ君だって作り出せるようだよ」




マリ「あ、ありがと」

カヲリ「君も大変だね」

マリ「一応、今の質問は、内緒でお願い」

カヲリ「わかったよ、心のうちに隠しておこう」



カヲリ「ああ、因みに」

ペシン




レイ(幼)「! いきなり、何を……」




アスカ「あはははは! カワイー! 写本のほうが楽しそうじゃなーい!」

カヲリ「この本は正しく利用すれば……このように」ペシーン



レイ(普通)「……遊ばないで」ムゥッ



カヲリ「可逆だよ。ケモミミも消す事だって簡単さ」

サクラ(大人)「それやったら安心やね」

レイ「……貸して」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:30:57.01 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「ってことは、女体化も可逆?」

カヲリ「その通りさ これからはいつでも戻せるようになる」

シンジ「ああ、ということは、この家事がやりにくい小さい体も、すぐに元に戻れるんだね?」

アスカ「別に、プフ……いいんじゃない? そのままで……プフフ……可愛いわよ」

シンジ「そういうわけにもいかないでしょ」



カヲリ「ところで、ファーストは何が目的なのかな?」

レイ「こうすることよ」



ペシーン




カヲリ(大人)「…………なかなかやるじゃないか」

マリ「へーぇ、二つの本の効果を併用することも可能なわけだ」

カヲリ「そうさ。もうこの二冊さえ揃えば何もかもが歪に折れ曲がった世界が作り出せてしまうんだよ」

サクラ「恐ろしいものを作りだしたんやなぁ、あの山のカミサマは……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 00:32:13.92 ID:QSgxDW3SO<> まさに神具 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:40:57.29 ID:rva/QKGF0<>
カヲリ「さぁ、そろそろ……この乱れに乱れた空間を正常化しようじゃないか」

マリ「えぇぇ、これだけやっといて?」

サクラ「せ、せやで……シンジさんかて、ウチの体、もう欲しくてたまらんのとちゃいます?」

シンジ「え?」

サクラ「ほら……大人のサクラお姉さんですよー?」グイッ


ムギュゥッ


シンジ「うわっぷ……//////」





アスカ「……水差していい?」

サクラ「やめぇ!」

アスカ「……あんたの胸、コネ眼鏡よりは大きくない」

サクラ「やめぇ言うたやんかぁアスカさん……」メソメソ




マリ「ほほう、ということは何かい? もう私が大人になって見せるしかないって事だニャぁ?」

サクラ「あ、いや、ちょ、ま……隣に立たんといてや! 絶対やで!!」

マリ「変 身 !」チャキーン!

ペシン



マリ(大人)「大人マリ!」



「……………………」




アスカ「……予想通り過ぎて全然つまんない」

レイ「……ないすばでぃー」

カヲリ「そうだね、くびれはあるけど捻りがない」

マリ「何その反応……わんこ君! 何か一言」

シンジ「えっと、綺麗だと思うよ」

マリ「80点! 合格! 褒めてあげよう……おいでおいで」

シンジ「いや、いいよ。近づいたら離して貰えなさそうだし」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:47:23.46 ID:rva/QKGF0<>
アスカ「…………大人、ねぇ」

ペシン

アスカ(大人?)「これで、私も……!」






アスカ「?」

鏡「……」

アスカ「ちょ、ちょっと? いや、確かに、ちょっとだけ出る所出た気もするけど……ちょっと!?」

鏡「……通常営業ですが何か?」

アスカ「ナルシスゲイ!!」

カヲリ「どうしたの?」

アスカ「ちょっと、これ、今私が使ったんだけど……どうにもなってないわよ!!」

カヲリ「あれ、おかしいなぁ」



カヲリ「……まさか」




ペシーン

アスカ(中年?)「ちょ、何?」

カヲリ「……これ以上はやめておこう」


ペシーン


アスカ(大人?)「なんなのよ!」

カヲリ「……いや、残念なお知らせだ」

アスカ「?」

カヲリ「……セカンド、君は……これ以上……背は伸びないようだよ」

アスカ「はぁ!?  って、ああ、そういうことか!?
    
    これで大人って言うこと!?」
    
カヲリ「あ、ああ フフ……クフフ……良かったじゃないか、ずっと若いままで……フフフフ……」

アスカ「何これ 呪縛なんじゃないの?」

カヲリ「あー……でも他の利用者はちゃんと大人になっているよ?」

アスカ「し、信じられない……」orz

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:55:34.27 ID:rva/QKGF0<>


レイ「……………………」

ペシン

レイ(大人)「…………どう? 碇君」

カヲリ「あ」



シンジ「わぁ……」

マリ「おおお、凄い美人さん……」

サクラ「ホンマや。なんか、不思議なカンジ……ん?」

アスカ「ん、そうね。なんだか、誰かに似て……」

カヲリ「あ、あんまり見つめるからファーストが照れてるじゃないか」

レイ「…………大人の、私……」

カヲリ(これは地雷だったか?)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 00:58:56.71 ID:rva/QKGF0<>



シンジ「みんなの大人の姿……なんか、小さい目線から見ると壮観だな……」(一人だけあまり変わらないけど)

サクラ「そうですね……小学生とOLみたいな差がありますものね」

マリ「わんこ君ちっちぇー!ww」ヒョイッ

シンジ「うっわぁ! ちょ、怖い怖い!」

マリ「このままお持ち帰りしていい?」

サクラ「アカン! この状態のシンジさんをマリさんと一緒にはさせられへん!」ジュルリ

マリ「その台詞を喋る前によだれを拭きたまえよ」



シンジ「ところで……その本で僕の大人の姿っていうのは……見られないのかな?」



カヲリ「……それは、需要があるのかい?」

マリ レイ サクラ「今はナシ」



アスカ「…………」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:05:36.48 ID:rva/QKGF0<>

六人の日常と聖典編

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 01:06:09.98 ID:IZtNL2IAO<> 大分良い歳なはずなのに二次性徴(一番大事な部分除き)がほとんど観られない中性美人なシンジきゅん(シンジさん?)はよう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:11:25.47 ID:rva/QKGF0<> 朝

シンジ(ん そろそろ、起きてみんなの朝ごはん作らないと……!っと)

シンジ(ん?)


1 起きたら既に女だった件

2 起きたら既に幼児だった件

3 起きたら既に大人だった件

4 わんわんわん!

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 01:12:31.89 ID:fRFTqk7X0<> 大人レイと幼児シンジでゲンドウ冬月のトラウマをえぐりに行くんだ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/26(土) 01:14:21.74 ID:IZtNL2IAO<> 54+3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 01:16:14.94 ID:IZtNL2IAO<> 嗚呼4+3+1のが良かったか…
いや432でもイヤシカシ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 01:17:49.83 ID:IZtNL2IAO<> >>34
これはつまり5(2+α)? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 01:27:07.71 ID:QSgxDW3SO<> 正直、こんなに自由度高いとどうしたらいいかかなり迷うな…

素晴らしいスレだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:38:24.93 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「ん、んん?…………」

レイ「……」

レイ(大人)「……おはよう」

シンジ(幼)「…………おは、よう?」

聖典写本「おはよう」





シンジ「朝から何してるのさ! レイ!」

レイ「……まだ、寝てたから……少しだけ悪戯……」

シンジ「も、もう、早く戻すよ?」

ペシン

シーン

シンジ(幼「……あれ?」

コンコン

カヲル「シンジ君、二つお知らせがあるんだけど……

    バッドニュースが二つだ」
    
シンジ「え、ああ、カヲル君、入っていいよ」

ガチャ



カヲル「……まるで母親に起こしてもらっている子供のようだね」

レイ「渚君」

カヲル「おっと、失礼」






カヲル「さて、まずは大きなバッドニュースだ



    ネルフからの緊急招集だよ」


    
    
シンジ「! なんだって……は、早くもとの姿に……」

カヲル「そして、比較的小さなバッドニュースだ」

シンジ「な、なに?」





カヲル「聖典は燃料切れがあるらしい。

    一度燃料切れすると、一定時間休ませるか、
    
    都合が良いときにやる気を出してくれるのを待つことしかできないらしい」
    
シンジ「都合がいいことですねぇ!!」

レイ(レア顔っ……!)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:43:01.13 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「って、え!? ッてことは……これ、元に戻れないのにネルフに行かなくちゃいけないって事!?」

カヲル「そういうことになるね」

レイ「!!  それは、ちょっと」

カヲル「ははは、君がうろたえるなんて珍しいね。いいじゃないか、ちょっとしたサプライズさ」

レイ「サプライズ……どころの話じゃない」

カヲル「ククク……フフ……いやぁ、取り合えず君はそのまま準備したまえよ」

レイ「…………」



カヲル「さて、シンジ君。君はこちらの服に着替えるといい」

シンジ「子供服……どうしてこんなものを用意してあるの?」

カヲル「加持さんの配慮さ。こういうことになることもあるだろうって、置いてくれていたみたいだ」

シンジ「う、正直今はありがたいけど……見透かされているようで嫌だな」

カヲル「まぁまぁ、早く着替えて行こうじゃないか」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 01:45:37.00 ID:fRFTqk7X0<> >都合がいいことですねぇ!!

やっぱ匂いが違うからかにゃあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:50:43.29 ID:rva/QKGF0<>

ネルフ 廊下



職員「お……っと」

アスカ「あ、ごめん! 急いでるから!」タッタッタッタ……

マリ「姫〜 前見て走りなー」タッタッタッタ……

サクラ「おはよーございますっ」タッタッタッタ……

職員「あ、そうだ、君たち……って、行っちゃったよ……」



レイ(大人)「っ……おはよう、ございます」

職員「? 誰だ、アンタ。ネルフの職員か?」

レイ「……違います。これを」

職員「綾波 レイ? いや、似てるけど……いや、でも、ん?」



シンジ「はぁ、はぁ……皆……早いよ」

カヲル「君が遅いんだよ。小さいからね」



職員「あ、おいおい。子供がこんなところ入っちゃいかんだろう

    カヲル君の知り合いかい?」
    
カヲル「知り合いも何も、彼は僕の同僚だよ?」

シンジ「い、碇シンジです……諸事情があって、こんな、姿ですが」ハァハァ

職員「ああぁぁぁ!? なんだってんだ?」

カヲル「ちゃんと身分証明できてるでしょう?」

職員「いや、しかしっ……」

レイ「急いで!」

シンジ「あ、うん!」

カヲル「大丈夫だよ。一般職員は見てみぬフリをするだけでいい話だ」

職員「(・x・)」

カヲル「OK」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 01:59:39.37 ID:rva/QKGF0<>

アスカ「は、はぁ!?」

マリ「測定ミスぅ?」

サクラ「あはははw なんや、誤認やったんかw」



冬月「ああ、すまないな……

    我々も大分焦っていてな
    
    君たちへ誤認だと伝えるのが遅れてしまったよ」

ゲンドウ「連絡が遅れたことは詫びるが……迅速な召集は評価する」



アスカ「はぁ、まぁ、いいですけどねぇ〜

    ったく、朝から疲れ損だわぁ」
    

ゲンドウ「……奇数組はどこへ行った?」

サクラ「奇数て……あの三人でしたら、少し手違いがありまして……今来ると思いますけど」

冬月「手違い?」

マリ「えっと、見ればわかるよ」




レイ「遅れて、すみません……」

ゲンドウ「……!」ガタッ

冬月「……!」ガタッ




カヲル「フフフ……フフフ……」プルプル




シンジ「あ、父さん、冬月さんも……」

ゲンドウ「……!」プルプル

冬月「……!」プルプル



カヲル「ああ、この二人はね、聖典の暴走でこうなってしまったんだ。悪く思わないであげておくれよ?」

ゲンドウ「……問題……ない」ドキドキ

冬月「ああ、なにも、問題はないぞ」ドキドキ

カヲル(プークスクスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 02:03:42.72 ID:rva/QKGF0<>

レイ「あの……この背で走るの初めてで……慣れてなくて、遅れてしまいました」

ゲンドウ「気にするな……気にしなくていいから……」

シンジ「あ、あの、僕も、小さいからだでは……」

冬月「ああ、うむ……気にしなくていいぞ。今回のは誤認だったのだ」

レイ シンジ「誤認?」




ゲンドウ「ああ、だから」

ゲンドウ 冬月「早く帰れ」




カヲル「プークスクスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」





……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 02:12:15.29 ID:rva/QKGF0<>
アスカ「ったく、誤認で呼び出されちゃたまったもんじゃないわー」

サクラ「ホンマやで。おかげさまで学校行きそびれてもうた」

マリ「このままサボろっかにゃー」

シンジ「ダメだよ。学校には行かないと……」



カヲル「……その体で?」

シンジ(幼「あ……」

レイ(大人「……」



アスカ「こりゃ、面倒くさいことになるわね」

マリ「……この際、使徒の攻撃でこんなんなっちゃった! ってごまかしたらいいんじゃニャい?」

サクラ「……どうしても行く言うんでしたら、口裏合わせますけど?」



シンジ「えぇぇぇっと……」



1 学校行く (シンジとレイがもてはやされて大変な話

2 家でジッとしてる (シンジとレイがア ブ な い話

3 サボる (六人でどっかいく

4 ネルフでウロチョロ (他の人の反応を煽る

5 その他


俺は寝る

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 02:15:51.07 ID:fRFTqk7X0<> 2で!
おやすみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 02:16:39.46 ID:lBc1fpza0<> 5 使徒が来て出動 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 02:19:22.11 ID:IZtNL2IAO<> おやすみなさい乙彼様
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 02:47:12.90 ID:9G5wWJXgo<> 3+4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 08:05:47.22 ID:ln+mBG4AO<> ゲンドウくん帰って欲しくなさそうww
つかレイが大人になれちゃったら人類補完計画おしまいでよくね?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 09:33:06.33 ID:e5bec29u0<> 1もアリかなあ
それでもって迷子になるシンジ
新任教員と間違えられて動きが取れなくなるレイ
迷子を保護したトウジヒカリが親探しがてら新婚ごっことか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 18:51:06.95 ID:QSgxDW3SO<> 1と4かな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 19:40:06.63 ID:IZtNL2IAO<> 今日は>>1忙しいのかな…

4後だいぶ遅れて1がいいな
て言ってもこれもう2で決まってんじゃないの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 19:59:04.58 ID:LsZNu/rO0<> 対面するのがつらくて追い返したはいいが、やっぱり気になるから後をつけるオヤジども。

「あれで隠れてるつもりかにゃ」
「距離近すぎ! それに二人がかりなんだから適宜交代しないとダメダメじゃない!」
「父さんたちはシロウトだよアスカ」
「技術ではなく戦略の問題だよシンジ君。そうだろう、レイ」
「チルドレンは黒服さんたちに尾行されなれてる。それを考慮しないのはうかつ」
「そうだにゃー、あの人たちはホントのプロだからにゃ」
「お褒め頂いて光栄です」
「「「 う わ っ 、 そ こ に も い た の ! ! 」」」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/26(土) 21:14:14.45 ID:LsZNu/rO0<> おねショタは今後じっくりやるとして、いまこの状況では擬似母子相姦プレイをきっちり描ききるのがいいとおもうな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:24:32.70 ID:rva/QKGF0<>
アスカ「あんたたちは留守番、でしょ」

シンジ「え、えぇぇ」

レイ「……そうね」

マリ「まぁ、偶然にも今日はファーストちゃんの優先日だしねぇ」

レイ「……!」

シンジ「うーん、まぁ、この格好で学校はあんまり……」

カヲル「間違いなく揉みくちゃにされるよ

    ノートは後で僕が見せてあげるから、気にしないで休んでいればいい」

シンジ「ありがとう、カヲル君」

カヲル「……ついでに、家事なんかも今日はファーストさんにお願いしてみたらどうかな?」

シンジ「え?」

カヲル「その体では力仕事も大変だろう?」

レイ「私は構わない」

シンジ「え、えっとぉ……とりあえず二人で分担すれば簡単だよね!」

サクラ(信用してへん顔や……)




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:25:07.82 ID:rva/QKGF0<> ミサト「あーら、あんた達、やっぱり来ちゃってたのね」

アスカ「おはよ、ミサト」

オハヨーゴザイマース



シンジ「って、あれ。ミサトさん……その髪」

ミサト「あ、そうそう、前から興味はあったのよ。ストパーかけてみちゃった〜♪」

アスカ「へぇ〜、そうしてると年相応に見えるわね。老けちゃって」

ミサト「落ち着きが出てると言ってほしいわねぇ」ギロンヌ

シンジ「あはは、でも、凄く似合ってると思いますよ」

ミサト「ありがと。まぁ、あのバカにもウケはいいみたいだし、しばらくはこのままーって感じかしら」



ミサト「……ていうか、シンジ君縮んだ?」

シンジ「はい」

ミサト「いや、ハイじゃなくて……あ、これがあれ? 聖典の力ってやつ?」

レイ「そうです」

ミサト「うぉっ!? こっちはデッケェ!! って言っても背同じくらい?

    いや、でも乳は……」

マリ「……」ジーッ

ミサト「うっわー、レイってば美人さんになっちゃって! これで何歳くらいなの?」ペタペタ

レイ「そこまでは……」

ミサト「いいわねぇ、若い子の未来が輝かしいのはいいことだわ」

カヲル「……ふふ、とりあえず僕たちは今からでもゆっくり学校に向かおうかと思っていたんだけど」

ミサト「あら、それじゃあ邪魔しちゃ悪いわね

    勉学にいそしみたまえよ、少女たち!」
    
アスカ「はいはい」

サクラ「わかりました〜」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:25:50.55 ID:rva/QKGF0<>
帰宅


サクラ「ほなシンジさん いってきまーす」

アスカ「いってきまーす」

マリ「いってらっしゃーい」

カヲル「いってきます」ガシッ

マリ「ありー?」ズルズル


バタンム



レイ「……」

シンジ「……」



レイ「なにか、することある?」

シンジ「いや、まぁ、学校があるときは洗濯なんかは夜やるつもりだから……

     せいぜいやるにしても掃除くらいしか」
     
グゥゥゥ……

シンジ「………………そういえば、もうそろそろ昼だけどごはんまだだったね」

レイ「そうね」

シンジ「皆にはお弁当代持たせたから、途中で何か買ってるだろうけど……」





その頃登校組



マリ「なんか新鮮〜♪ 学校行きながら買い食いなんて」モグモグ

アスカ「今から言っても午後の授業しか受けらんないじゃない。はー、あほくさ」モシャモシャ

サクラ「まぁ、それでも登校しとけば評価はされるやろ。チルドレンの待遇はそこそこ優遇されとるし」ポリポリ

カヲル「サボる気はないという意思さえ見せればいいんだよ。

    とりあえず学校には行こうじゃないか」モッシモッシ
    
住民(こんな時間にコンビニで勝ったものを食べ歩き……)

住民(サボり? 遅刻?)







<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:27:15.34 ID:rva/QKGF0<>


シンジ「……というわけで、キッチンに手が届かないという大事件が発生しました」

レイ「……」ゴソゴソ

シンジ「早々に諦めてカップ麺を出そうとしないで、踏み台持ってくるから」

レイ「……ごめんなさい」

シンジ「レイは、料理のほうは……?」

レイ「ごめんなさい」

シンジ「……えっと、謝るってことはからっきし?」

レイ「……お味噌汁……」

シンジ「え」

レイ「お味噌汁なら……練習した」

シンジ「そう、か。じゃあ、和食で取り揃えてみよう! 冷蔵庫にはたしか〜…………」



……




シンジ「何とか踏み台を見つけて、焼き魚と野菜炒めを作ることはできたんだけど……」

レイ「……もう、お味噌汁できたわよ」

シンジ「うん。ソレはともかく、レイって魚は食べられるんだ」

レイ「……? ええ」

シンジ「もしかして、肉を食べないのって……」

レイ「……」

シンジ「好き嫌い?」

レイ「……」コクン

シンジ「珍しい好き嫌いだね。お肉食べないって言ってたから、もしかして菜食主義なのかと思ってたけど」

レイ「……ごめんなさい」

シンジ「いいよ。食べず嫌いはともかく、食べてもダメだったものは無理して食べないほうが」

レイ「………………そう」

シンジ「……もしかして、直したいとは思ってる?」





レイ「少し」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:27:28.10 ID:QSgxDW3SO<> おかえりー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:28:13.98 ID:rva/QKGF0<> シンジ「そっか……んじゃぁ……」ゴソゴソ

冷蔵庫「ゃん…………」

シンジ「こういうのは?」

レイ「……肉そぼろ?」

シンジ「うん。お肉が苦手って、もしかして生っぽいのとか、獣臭さとかがダメなんじゃないかなって思って

    これだったら調理済みだししっかり火を通してるから馴染みやすいと思うんだけど」
    
レイ「……」

シンジ「……、あ、もちろんムリしなくていいよ?」

レイ「いいえ、食べてみる」

シンジ「大丈夫? 無理してない?」

レイ「大丈夫」ゴクリ

シンジ(ちょっと不安だなぁ)「あ、じゃあスプーンで」

レイ「ん」


レイ「……」

シンジ「どうしたの?」

レイ「……碇君が、食べさせて」

シンジ「え?」

レイ「碇君が食べさせてくれるなら……食べられる気がする」

シンジ「……えーっと、まぁ、それでレイが納得するなら、やってみようか」

スッ

シンジ「はい」

レイ「ん……」アーン

パクッ



レイ(………………)モムモム

シンジ「……どう?」

レイ(しょうがの風味、濃い目の味付け……多分これはご飯と相性が良い

   ……弾力、歯ごたえ、やっぱりお肉)
   
シンジ「……?」

レイ(……)ゴクン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:29:15.29 ID:rva/QKGF0<> レイ「……やっぱり、そんなに、お肉は好きじゃないかも」

シンジ「でも、ちゃんと食べられたじゃないか」

レイ「ええ。お肉は苦手だけど、碇君の味は好き」

シンジ「あ、わかった? 昨日作って冷蔵庫に入れてたんだけど……」

レイ「……碇君の作った料理なら、お肉が入っても食べられると思う」

シンジ「あはは、これからはレイが食べられるように精進するよ。

    じゃ、そろそろご飯食べようか」
    
レイ「ええ」





……



シンジ(なんてやり取りをしてから食事を始めたんだけど

     まぁ、レイはそこそこ肉そぼろに興味を示してくれた。
     
     しかし……)
     
レイ「……」モグモグ

シンジ「……」モグモグ

シンジ(……やり取り自体は、僕が『お母さん』で、レイが『娘』のようなやり取りだった。

    でも、この見た目たるや真逆!)
    
    

シンジ(大人のレイと僕、やっぱりこうしていると親子みたいに見られるんだろうなぁ……

    でもなんか、ソレはどうなんだろう、少し恥ずかしいや……)
    
レイ「……ごちそうさま」

シンジ「ごちそうさま。レイのお味噌汁も美味しかったよ!」

シンジ(複雑だ)





…………






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:31:51.62 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「……さて、片付けも終わってしまった

    次は、えっと、買い物なんだけど」
    
レイ「買い物」

シンジ(レイに重いもの一人で持たせるわけにもいかないし……)



1 二人で買い物

2 四人に頼む

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:33:43.36 ID:QSgxDW3SO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:55:16.62 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「うん、じゃあ、買い物に行こう」

レイ「ええ」

シンジ「晩御飯の献立は……えっと、こんなカンジだから……

    うん、買うものは」メモメモ
    
レイ「ちゃんと、メモして買い物に行くのね」

シンジ「まぁ、買い忘れとかが怖いしね

     エコバッグも持ったし……ん、OK」
     
レイ「……」

シンジ「……? どうしたの?」

レイ「……手、つないでいく?」

シンジ「や、は、恥ずかしいよ……//////」

レイ「……はぐれないか不安」クスクス

シンジ「もう……行くよ!」



……






シンジ「……ネルフとの行き来でも思ったけど、周りのものが大きく見える……」

レイ「私は、その逆。少し周りのものが小さく見える」

シンジ「面白いけど、元に戻れないというのは考え物だなあ……」

レイ「それも、そうね」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 22:56:04.72 ID:rva/QKGF0<>
レイ(いつもと違う視界。碇君を見下ろすという違和感。

   不思議な感じ。
   
   浅く考えればそう、面白かった。
   


   だけど、深く考えれば考えるほど、この状況に不満を覚える。
   
   碇司令と、副指令の顔を見ればわかる。
   
   やはり、私は似ているのだろう。碇ユイに
   
   だから、今碇君と性的な関係である以上、

遺伝子的に碇ユイと近しいという事実は疎ましかった



   

   私は、碇ユイではないのに……)





   
シンジ「レイ? 考え事して歩くと危険だよ?」

レイ「!」

シンジ「……やっぱり……手をつなぐ必要があるのはレイのほうなんじゃないかな?」

レイ「……ごめんなさい」

シンジ「……手、つなぐ?」



住民「あら、あの子、エコバッグ持って歩いてる」

住民「お買い物のお手伝いしてるのね、えらいわぁ」




シンジ「//////」

レイ「っ……」

シンジ「さ、さぁ、早く行こう!」

レイ「ええ」




レイ「……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:06:39.39 ID:rva/QKGF0<>

一時間後 家

シンジ「ふぅ、やっぱり……この体だと、色々大変だね」

ドサッ

レイ「私は、いつもより力が出てる気がする」

ドサッ

シンジ「あはは、やっぱり成長すると力も備わるってことだね。

     後退した僕の腕じゃ、いつもの荷物でも持つので精一杯だよ」
     
レイ「この生活は買い物が多くなる……大変」

シンジ「そうだね。僕が元に戻っても、これからは買い物に付き合ってくれる人が居たほうがいいかも」

レイ「それも、当番制?」

シンジ「あぁ、それがいいね」




シンジ「それにしても、やっぱり周りからは親子に見られていたみたいだね」

レイ「……そう、ね」

シンジ「親子で買い物に行くのってあんなカンジなのかなって思ったら変な気分だったよ」

レイ「……」



レイ(碇君は、母親を知らない)


レイ(今の私は、碇君の母親に似ている

   ……遺伝子的には、同じと言っても良いレベル
   
   ……碇君は、母親を求めている? 中学生には、母親が必要?
   
   ……碇君は、…………)
   
   
   


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:07:38.73 ID:rva/QKGF0<>
レイ「やっぱり、手をつないでいくべきだった?」

シンジ「中身は中学生だよ? はぐれたりしないって」

シンジ(って、昨日の鏡を見ると、そう言っている自分が滑稽に見えるけど……)







レイ「碇君……」ソッ

シンジ(ふと、レイの手が僕の肩に添えられた

     後ろから優しく触れるその手が、なんだか懐かしく思える)
     
シンジ「レイ?」

レイ「……こうしてると、本当に親子みたい………………」

シンジ(鏡の向こうで、そういうレイの顔は……今まで見たこともない顔をしていた

     最近良く見る、恋慕の表情ではない。だけど、好意の類であることはわかる。
     
     ただ、僕はその顔をテレビドラマや、他人の姿でしか見たことがないのだ。
     
     
     
     まるで、母が子に向けるようなそのまなざしを
     
     僕は知らなかった)
     


シンジ(そしてソレを、少しだけ心地よく思う反面

     レイの向こうに、母という面影を求めてしまったことにひどく恥ずかしい思いをした。
     
     やめよう、このことを考えるのは……そう思って僕はレイの手を
     
     やんわりと、拒んだ)
     



シンジ「レイは、僕のお母さんじゃないよ」

レイ「!!」

シンジ「お母さんは僕、でしょ?」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:14:44.98 ID:rva/QKGF0<>
レイ「……そう、ね」



ギュゥッ



シンジ「あ、いや、だから子ども扱いは……」

レイ「してない……」

シンジ「え」

レイ「子ども扱いは、しない……」

シンジ「じゃ、じゃあ抱きしめるのは……」

レイ「……私は、碇君のお母さんじゃなかったら、何?」

シンジ「え、えっと………………」

レイ「……」ジッ





シンジ「……恋人、だよ……]




レイ「……」

シンジ「……ん」グイッ

レイ「……ん」

チュゥッ




レイ「…………………………」

シンジ「……………………」

レイ「ふふ……」

シンジ「?」

レイ「やっぱり、この姿では変……」

シンジ「そうかもね」

レイ「でも、今したい」

シンジ「え」

レイ「……今、碇君としたい」

シンジ「な、何もこの体じゃなくても……」

レイ「今が良い

   今が、一番良い」
   
シンジ「……そ、そう……えっと、じゃあ……」





レイ「……シャワー、浴びてくる」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:15:30.13 ID:QSgxDW3SO<> 最早犯罪だなハァハァ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:16:39.14 ID:zK8yth810<> フェラで口だけで皮を剥いてあげたり
全部口の中に入れて嘗め回したりするのはまだですか、 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:29:33.54 ID:rva/QKGF0<>
レイの部屋



レイ「ん……ぁ……んむっ……」

シンジ「……は……む……ンッ……」

チュ、クチュ……ニチュル……クチュ……

シンジ「ぷは…………レイ……」

レイ「ん……何?」

シンジ「……何か、あったの?」

レイ「……あった」

シンジ「……話せないこと?」

レイ「………………終わったら、話す……」クイッ

チュゥッ ニチュル……クチュ……チュプ……

シンジ「ん…………はぁ、はぁ……」



レイ「……」スッ

サワッ

シンジ「ん…………」

レイ「?」

シンジ「あ、レイ…………」

レイ「……碇君の、少し小さい?」

シンジ「少しも何も……小学生くらいだもの……」

レイ「……初めてだから……ちょうどいいかも」

シンジ「……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:29:59.19 ID:rva/QKGF0<>
レイ「……口で、してあげる。座って」

シンジ「……わかった、よ」

ギッ……

レイ「………………」

シンジ「……大丈夫?」

レイ「……大丈夫。イメージトレーニングは完璧」

シンジ「……そのイメージより小さいけど大丈夫?」

レイ「………………多分」

シンジ「……えと、うん、そうか」



レイ「……ん」

チュッ

シンジ「ん……」

レイ「……皮の上からでも、感じる?」

シンジ「少し、ね。レイがそこにキスしてるって思うだけでも、ちょっとした快感かも」

レイ「……それなら、このまま少し弄ってあげる」

チュッ ペロペロ

シンジ「ぅぁ……ふふ、ちょっとくすぐったい、かも……」

レイ「……ん」

ペロペロ、レロレロ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:36:46.94 ID:rva/QKGF0<>
シンジ「ん…………ん…………」

レイ「……やっぱり、くすぐったい?」

シンジ「うん、どちらかというと、そっちかな」




レイ「………………剥く?」

シンジ「……うん。そうして、くれるかな?」

レイ「わかったわ」




レイ「……」アーン

ハムッ

シンジ「ぁぅ……え、レイ? 剥くって……」

ヌリュ……

シンジ「!?」



レイ「ん、ふ……ん……」

ニュチュル……チュルッ

シンジ(皮と、亀頭の、間に舌を?  も、もしかしてレイ……)

レイ(唾液を通して……吸い上げつつ、口をすぼめる……)



ニュルッ……チュクッ……



シンジ「ふぁっ! ぁあっ……!」ビクビク

レイ「ん、……ふ……」チュポン

シンジ「あ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:45:55.59 ID:rva/QKGF0<>

レイ「こう?」

シンジ「はぁ……はぁ……想像したのとは、違う、けど……でも、凄い感覚だったよ……」

レイ「……良かった?」

シンジ「うん……凄く」

レイ「……じゃあ、もう少し……」

シンジ「あ、えっと、その……」モジモジ

レイ「?」


シンジ「なんか、感覚まで、当時のままになってるみたいで……あんまり粘膜との接触に慣れてないんだ」

レイ「……つまり?」

シンジ「……あまり、もたないと思う」

レイ「……碇君は」

シンジ「?」

レイ「……碇君は、大きい時でもそう思うのだけれど」

シンジ「え?」


レイ「早漏?」


シンジ「………………」



……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/26(土) 23:58:03.79 ID:rva/QKGF0<>


シンジ「うん。仰向けで足広げて、そのまま」

レイ「……こう?」

カパッ

シンジ「そう、そうしてて」

レイ「……思ったよりも、恥ずかしい」

シンジ「かもね。でも、こうやって体を重ねて」

ピトッ

レイ「……っ」

シンジ「抱きしめると」

ギュゥッ


シンジ「凄く、ドキドキしない?」

レイ「……する。凄く……

   ……碇君がドキドキしているのも、感じる」
   
シンジ「うん、レイの鼓動も、よく聞こえるよ」

レイ「……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:00:30.86 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ「……レイの胸……大きいね」

レイ「それは、碇君が小さいから」

シンジ「それもだけど、大人になったレイは、綺麗な体してる。女性らしい、素敵な体だよ」

レイ「……そそられる?」

シンジ「ふふ、……うん、凄く」

レイ「……それなら、嬉しい。碇君に、女として見てもらえることが……なにより、嬉しい」

シンジ「……」


チュゥッ クチュ チュルッ ニチュル


シンジ「……レイ……」

レイ「ん……」



スッ
グチュッ……

レイ「んぁ……ぁ……」

シンジ「レイのココ、もう濡れてるね」

レイ「……いっぱい、キスしたもの………………」

シンジ「キスだけでこんなに濡らしたの?」

レイ「……キスだけで、イッたこともある……」

シンジ「え……」

レイ「…………あ」

シンジ「……そうなんだ、気づかなかったよ」

レイ「……」

シンジ「そんなに気持ちよかったの?」

レイ「……ええ……すごく……//////」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:07:37.17 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ「……それなら、もう準備できてるってことかな?」

グチュグチュ……

レイ「っ! ぁ……ぁっ……」

ピトッ

シンジ「……ん、ほら、入り口にあてがったよ」

レイ「ええ、わかるわ…………碇君の……」

シンジ「あまり、大きくないけど……ちゃんとレイの初めてを奪うだけのことはできるよ」

レイ「……奪うなんて、言い方……」

シンジ「いやだった?」

レイ「……碇君、今日は少し意地悪……」

シンジ「ふふ、ごめん」

レイ「……でも、碇君の意地悪は……嫌いじゃ、ない」

シンジ「……」

レイ「………………私の初めて……奪って…………碇君」



シンジ「……うん」








<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:08:51.46 ID:o5tsuiGU0<>
ズプッ……



レイ「んっ…………」











ヌチィッ

レイ「ひぅんっ!………………」

シンジ「………………」



レイ(痛い…………痛い…………!)




レイ「っくぁ……ぁ…………」

シンジ「……大丈夫?」

レイ「…………ぁ……ぅ……っく…………」

シンジ「痛い、よね」





レイ(碇君、私に、気 遣ってる……でも、碇君には、気持ちよくなってもらいたい…………)





レイ「……痛く……ない…………」

ギュウウゥゥ…………

レイ「…………うごいて……いい、から……」

ギュウウゥゥゥゥ…………





シンジ「…………」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:09:41.46 ID:o5tsuiGU0<>


シンジ「……無理しちゃ、だめだよ」

ギュゥッ

レイ「……ムリなんて、してないっ……!」

シンジ「いいから……痛みひくまで、待とう?」

レイ「……っ……っく」

シンジ「……動いてなくても痛いんでしょ?」

レイ「………………っ」

シンジ「……」

レイ「……………………」




レイ「……痛い……」ポロッ



シンジ「うん……ちょっと、休もうね……」

レイ「………………」コクン




……




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:19:51.24 ID:o5tsuiGU0<>

レイ「……」シュン

シンジ「レイ?」

レイ「……イメージ通りには、いかなかった」

シンジ「そりゃあ、痛みまでイメージできるわけがないもの……仕方ないよ」ポンポン

レイ「ん……」



シンジ「……まだ痛い?」



レイ「……………………」

シンジ「……それだけ考えるってことは痛いってことだね?」

レイ「……いたい……」

シンジ「最初は、これくらいにしておこうよ。

    次は痛くないと、思うし、ね?」
    
レイ「……でも、碇君が」


シンジ「えっ」ギクッ


レイ「………………ギクッ?」

シンジ「……えっと、その……」

レイ「………………!」

シンジ「実は、既に……中で……」

レイ「…………あ」




シンジ「……中の感覚に、耐え切れなくて……」

レイ「………………………………」





レイ「早漏?」

シンジ「! こ、この体では、初めてだったんだよ!」

レイ「…………」クスッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 00:26:56.55 ID:OGi6TqrSO<> 実際は多少早いのがいくない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:29:41.80 ID:o5tsuiGU0<>

事後、色々片付けた後



シンジ「……それにしても、どうしてこの姿でしたいって思ったの?」

レイ「…………」

シンジ「……話したくないこと?」

レイ「…………」

シンジ「……あまり、話したくないならいいけど……

    大切なことなら、いつでもいいから話してね」
    
    
    
    
レイ「…………今、話す」

シンジ「っ  いいの?」

レイ「ええ。 今なら、話してもいいと思う……」






レイ「私の……正体」

シンジ「!?」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:30:14.97 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ「…………正体?」

レイ「ええ 碇君も、なんとなく気づいてると思うけれど

   私は、普通の人間とは違う……」
   
シンジ「え」

レイ「……なんとも思っていなかった?」

シンジ「えっと、髪の色とか瞳の色が珍しいとは思っていたけど……そのくらいにしか思ってなかったよ」

レイ「……」



シンジ「……レイの正体って?」

レイ「……言っても、前と変わらず接してくれる?」

シンジ「レイがそう望むならそうするよ」

レイ「……………………」

シンジ「恋人としてもそうだけど。僕はこの家のお母さんだよ。

    真実がなんであれ変わらず、いつもどおりさ」









レイ「本当は私があなたのお母さんでも?」

シンジ「…………っ」








<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:39:10.02 ID:o5tsuiGU0<>

レイ「……私は、碇ユイのクローン」

シンジ「……っ」

レイ「あなたのお母さんと、遺伝子的に同じ存在


   この姿は、髪の色と魂以外、碇ユイと同じ
   
   
   あなたが愛してくれたのは、母親と同じ形をした私……
   
   
   あなたのお母さんの、ニセモノ」

   

シンジ「……」

レイ「…………それに、アヤナミレイは一人ではない」

シンジ「……!?」



レイ「クローンとして、代わりがいくらでもある

   私自身も、二人目のアヤナミレイ」
   
シンジ「……そんな……」

レイ「安心して、あなたと会ってからのアヤナミレイは私だけ」

シンジ「………………」

レイ「……………………」

シンジ「………………」

レイ「……………………それでも、変わらない?」




シンジ「……………………」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:41:04.04 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ「正直、今、動揺したよ。

    ただでさえ重婚まがいの生活で、いけないことしているって言うのに……
    
    その上近親相姦まがいのことまで、ってね」
    
レイ「……そう」

シンジ「……でも、レイがクローンだったとしても、

    二人目だったとしても……
    
    僕が好きなアヤナミレイは、君だけだと思うよ」
    
レイ「……」

シンジ「っ!  ごめん、『思うよ』じゃない

    
    
    僕が好きなアヤナミレイは、君だけだ。これは、変わらない」
    



レイ「……っ」

シンジ「それに、代わりなんているわけない。 三人目なんて、必要ないっ」
    
レイ「……」





シンジ「僕がレイを守るよ。 絶対に。


    だから、代わりなんているとは思わないで」
    
    
    




レイ「……っ……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 00:50:29.59 ID:o5tsuiGU0<>

レイ「……」ポロッ




シンジ「!」

レイ「あ……え……」ポロポロ……


レイ「……なんで、私…………泣きたくなんて……ない、のに…………」ポロポロ


レイ「っ……グス…………ぇっく……う…………」ポロポロ

シンジ「えっ! あ……レイ……?」

レイ「あの、っく……グス…………っく……ぅ……違うの……

   悲しいわけじゃない……痛いわけでもない……のに」ポロポロ



シンジ「……」ソッ

ギュゥッ



レイ「……ごめん、なさい……っく……私…………グスッ……うぅ……うぅぅぅ……」ポロポロ

シンジ「……ん」ポンポン


レイ「……ずっと……グスッ……碇ユイが……嫌いで………っく…私、自分も……嫌いで……」ポロポロ

シンジ「……ん」


レイ「……碇君が……グスッ……私はお母さんじゃないって…………っぅ

   代わりなんていないって……っく……言ってくれて……グスッ……」ポロポロ
   
シンジ「……」



レイ「……ぅ、う……あぁぁぁ……うああぁぁぁぁぁぁあ………………!」









シンジ「………………うん」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:00:39.31 ID:o5tsuiGU0<>

帰宅途中のチルドレン四人



アスカ「あーあ……帰るのダルイ」

マリ「なんでー? ちっちゃいお母さんがエプロン付けて待ってるよ?」

アスカ「それなら良いわよ……それどころか! 

    帰ったら親子ほどの年の差カップルがいちゃついてる可能性があるのよ!?」
    
サクラ「流石のあの格好やったらエッチもできませんって」

マリ「昨日生唾飲んでたのだーれだ?」

サクラ「うがああああああぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

カヲル「どうどう」

サクラ「馬か!!」ペシン

カヲル「ははは、まぁ、さておき……

    何はともあれ連絡がないということは、今日の買い物も済ませているということだろう。
    
    それを考えるとセックスする時間なんてないと思うな」
    
アスカ「……買い物も忘れてセックスしてたらどうなるのよ?」

カヲル「それはシンジ君が阻止するだろう」

アスカ「まぁ、ファーストならちゃんと説得すれば………………

    いやでも、あれで頑固なところもあるし……」
    
カヲル「でもシンジ君のことだ。うまく時間を調整していることだろう。

    ああ、ソレによく考えたらシンジ君ならセックスしていたとしても時間が足りるかもね」
    
マリ「……あ、あぁ」

サクラ「…………」

アスカ「?」







カヲル「彼、少し早漏だものね」

マリ「否めないニャぁww」

サクラ「比較対象はないですけど、ちょっと思うわ……」

アスカ「あーはいはい、私の知らない話でしたねぇコンチクショー!!!」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:11:37.66 ID:o5tsuiGU0<>




ガチャリ

カヲル「ただいま」

シンジ(中学生)「あ、お帰り」

マリ「おろ!? ちっちゃくない!」

レイ(中学生)「おかえりなさい」

アスカ「んで、アンタも元通り  ってことは」

サクラ「写本の力戻ったんやな?」


シンジ「うん、試しに使ってみたら元に戻れたよ。半日も休ませれば元に戻るのかもね」




カヲル「ふむ……」ジーッ

レイ「……何?」

カヲル「いいや、なんでもないよ」





アスカ「あー、それにしてもお腹すいたー」

サクラ「おかーさん! ご飯まだですカー?」

マリ「まーだー?」

シンジ「あはは、もうちょっと待ってね。っていうか、

    普段は僕も一緒に帰ってくるんだからもう少し後になるんだからね?」
    
アスカ「今日は特別お腹すいたのよ。朝から疲れることしちゃったしねぇ」

サクラ「朝はホンマ大変やったなぁw」

レイ「忙しかった……」

マリ「ファーストちゃんは午後休んでたからイーじゃん!」

カシマシカシマシ





カヲル「……ねぇ? お母さん」

シンジ「何? 今日は肉じゃがだよ」

カヲル「……『お母さん』ってば、『お母さん』泣かしちゃだめじゃないか」

シンジ「……」ポロッ

カランカラン

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:12:06.53 ID:o5tsuiGU0<>


シンジ「……知ってたんだ」

カヲル「あくまで、ファーストさんの口から言ってほしかったからね」

シンジ「……まぁ、うん。大丈夫だよ、その件は」

カヲル「彼女、目が真っ赤だったよ?」

シンジ「元から赤いじゃないか」

カヲル「あはは、言葉遊びでかわすとは、お上手だね、お母さん」

シンジ「今の話で『お母さん』は紛らわしいからやめてよ。

     って言っても、解決してるからどうでもいいんだけどね」
     
カヲル「どうでもいいってことはないだろう?」


シンジ「レイが何者でも、皆と同じく、好きな人だってことは変わらないよ」


カヲル「ふふ……そうかい」








カヲル(また一つ、物語が進んだのかな?)






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:16:57.53 ID:o5tsuiGU0<>


六人の日常と聖典編

……もうちょっとだけ続くんじゃよ






















翌朝

シンジ(……まだ見慣れていない天井)

シンジ(そして、違和感……)

シンジ(僕が目を覚ますと……)



1 既に女だった件



3 既に大人だった件

4 わんわんわん!

5 隣にボクが居た

6 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 01:19:08.46 ID:OGi6TqrSO<> EOEまで、正史を辿ってきた碇シンジがいた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/27(日) 01:37:58.39 ID:JRoJhZc5o<> 綾波の話感動した

母親に会えてよかったねシンジくん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 01:38:44.41 ID:ps493iMAO<> 3

つか2どこ行った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:39:42.49 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ「……」パチッ

碇シンジ「……スゥ スゥ」

シンジ「……うわ、鏡じゃない……」


碇シンジ「ん……んん?」

シンジ「……えっと、おはよう……」

シンジ(よく見ると、聖典の原本と写本が僕の頭の上に落ちていた。

     多分、このせいだろう)









碇シンジ「うわああああああああああああああああ!?」

シンジ「………………はぁ」

碇シンジ「え?」

シンジ「……………………えっと、君は?」

碇シンジ「……君こそ、誰さ」

シンジ「えっと、僕は碇シンジだけど……多分君も碇シンジだよ。反応でわかる」

碇シンジ「は、はぁ? どういうことさ……それに、ここは……

      僕は……サードインパクトは……どうなっちゃったの?」

      
コンコン      

ガチャ

カヲル「やぁ、朝からごめんねシンジ君

    ところで君の部屋に聖典の原本と写本を置き忘れてしまって……
    
    えっと……
    
    枕元に
    
    置きっぱなしだったから
    
    間違っても
    
    同時に使わないでくれよって
    
    
    
    言いに来たのに
    
    
    
    どうして君は 我先に問題を引き起こすんだい?」
    
碇シンジ「カヲル君!?!?!?!?!?」

カヲル「君もシンジ君だということはわかっているけれど、ちょっと待っててくれないかな?」

碇シンジ「いや、でも! ちょっと待ってよ!

      カヲル君は、あの時……僕が……!」
      
カヲル「ソレはいくつか前の世界の話だね、うん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 01:39:55.55 ID:OGi6TqrSO<> 既にやったシナリオだからじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:41:55.42 ID:o5tsuiGU0<>
碇シンジ「前の世界? わ、わかんないよ! どういう意味さ!」

シンジ「えっと……どうしてこうなったの?」

カヲル「ああ、まぁ、とりあえず、だね。

    この状況がバレると大分、いや、かなり面度なことになりそうだから……まずは」
    
    

ガチャリ


カヲル「鍵を閉めて、と」

碇シンジ「!? ど、どうするつもり?」

シンジ「……」

カヲル「どうもしないよ」

碇シンジ「嘘、だよ……だって、君は使徒じゃないか!!」

カヲル「……」

碇シンジ「使徒が……僕に何をするつもりなのさ!!」



シンジ「カヲル君は何もしないよ」

碇シンジ「!?」

シンジ「……」

碇シンジ「……君に、何がわかるって言うのさ!! カヲル君のことも、僕のことも、知ってるのかよ!

      何があったのか!」
      
シンジ「何があったのかは知らないけれど……カヲル君のことはとてもよくわかっているよ


    とても自由で、だけど一途で、とても一途で……
    
    掴んでないと、ふっと何処かに行ってしまいそうで不安になるけれど、求めればちゃんと答えてくれる
    
    僕の知ってるカヲル君はそんな人だよ」
    
碇シンジ「…………っ!」




カヲル「…………ところで、未来のシンジ君」

碇シンジ「未来!?」

カヲル「……ああ、もう、面倒だな……

    ちょっと、待ってくれ」
    
聖典『カーン』「女体化ぁ」

ペシン

シン子「イテッ」

碇シンジ「!?!!?!!!?!?!!?」ヨロッ

コテン
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:42:31.49 ID:o5tsuiGU0<>
カヲル「便宜上、未来のシンジ君を『シン子ちゃん』と呼ぼう

    そして、腰抜かしてしまった過去のシンジ君は『シンジ君』だ」
    
シン子「そのためだけに女体化しなくても……」

カヲル「ソレよりも……捻りのない名前に突っ込んでほしかったなぁ」

シン子「……未来のシンジ君ってことで ミライちゃんとでも呼ぶ? どこかで聞いた名前だけど」



1 シン子

2 ミライ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 01:45:30.61 ID:OGi6TqrSO<> ミライ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 01:45:33.07 ID:1wXUoNz9o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 01:53:52.58 ID:o5tsuiGU0<>
カヲル「ははは、いい名前じゃないか」

ミライ「ん、じゃ、そういうわけで……カヲル君、説明、してくれると助かるよ

   ボクも彼も」
   
碇シンジ「え、な、なんで、女の子に?」

カヲル「そうだねぇ……何から説明しようか……」





カクカクシカジカ






碇シンジ「……インパクトに、聖典に……繰り返し?」

カヲル「……信じがたい話かもしれないけれど、今の通りだよ」

ミライ「……つまり、彼は、いくつか前の世界のボクってことだね?」

カヲル「ああ、彼は、一度死んだ世界に身を投じた碇シンジ君だ。

    何もかもに絶望し……一度は他者の存在の無い世界を望みはしたものの
    
    しかし、最後の最後で自分の居場所を見つけ出した彼は、唯一の他者を残してしまった」
    
碇シンジ「っ!」

カヲル「その結果、彼が居た世界にはシンジ君とセカンドが残った……

    しかし」
    
碇シンジ「! あああああああぁあぁぁぁぁぁぁあっ!!!!」ガバッ




碇シンジ「やめて……やめてよぉ……聞かせないで…………思い、出させないで……」

カヲル「…………」

ミライ「……」





カヲル「ああ、そうだね。聞かないほうがいい……シンジ君も、ミライさんも、聞かないほうがいいよ……」

ミライ「……そう、なんだ」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 02:05:40.81 ID:o5tsuiGU0<>

ミライ「でも、どうしてココに、前の世界の彼が?」

カヲル「まぁ、それに関しては本格的に説明が面倒くさいから産業で説明するよ」



カヲル「世界は上書きされてるけど魂のログは残っているんだ。実はこのシンジ君はミライさんの一部なのさ

    聖典の原本と写本を然るべき角度で使うと、魂が分離して体が二つという状態になる
    
    そして今回選ばれた魂が、偶然にもこの時の一番メンタル的に不安定なシンジ君だったわけだ」
    


ミライ「わからないことがわかったよ」

碇シンジ「何を…カヲル君、君が何を言っているのか分かんないよ…カヲル君…」

カヲル「だろ? とりあえず理屈を説明するのはやめておこう

    偶然にもできてしまったんだから仕方ない。そういうことだ」
    
碇シンジ「……ココは……どういう世界なの?

      一体……それにこの世界の僕は、どうしてそんな」
      
カヲル「……これ以上の混乱は、余計に可哀想だね……

    


    
    
    ごめん、意見は聞かないよ」
    






ミライ「あ、ちょっと!」

碇シンジ「え?」













カヲル「……さようなら。碇シンジ君」

ペシッ

聖典二冊「モトニモドーレ」






ミライ「…………………………」

カヲル「…………………………」

シーン………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 02:07:59.68 ID:pfUlUGRAO<> えぇー…

いや、これで良いわ>>1も書き難そうだし見ててつらいし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 02:12:30.82 ID:1wXUoNz9o<> いても話し聞かないしなwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 02:13:49.21 ID:o5tsuiGU0<>
……



カヲル「はぁ、偶然に、ねぇ?」

ミライ「そうだよ……もう、てっきり誰かの悪戯かと思ったけど」

カヲル「うん、何の反応も見られないし……本当に、嘘偽り無く偶然でできてしまった現象だったみたいだね」

ミライ「……それにしても、そんな絶望的な世界もあったんだね……

    僕と、アスカしかいない世界か……」
    
カヲル「アダムとイブってカンジかな?」

ミライ「アダムは君でしょ?」

カヲル「あははは ていうかこの世界だとそういう神話ってどういう扱いなんだっけ?」

ミライ「知らないよ、ソレより……」





ゴンゴンゴン

アスカ「ちょっと! バカシンジ! ナルシスホモ!! 朝っぱらから鍵かけて何やってんの!?」

マリ「ちょ、姫……中、聞こえない」

サクラ「こ、これは今後の参考のためであって、決してウチが腐女子という話では」hshs

レイ「……朝ごはん……」




ミライ「どうするのさ、この状況」

カヲル「……えっと、こういうとき、リリンの言葉では………………」




カヲル「フンベロリィ♪」

ミライ「……」イラッ





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 02:15:30.64 ID:OGi6TqrSO<> あわよくばEOEのシンジくんも幸せにしてやりたかったが…まぁしゃーないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 02:32:38.73 ID:o5tsuiGU0<> ………………


誤解が解けたかどうかはさておき昼休み屋上の白黒ホモ



カヲル「今朝はなした通りさ。

    魂にはログがある」
    
シンジ「っていうことは……みんなにも、前の世界の魂があるって事?」

カヲル「そうなるね。魂の定義をシンジ君に説明するのは難しいけどだいたいそんなものだと思ってくれればいい」

シンジ「…………」

カヲル「まぁ、この使い方は今回こっきりにしておこう。

    今この世界の皆は、前の世界の皆が望んだ結果なんだ。後ろばかり向いていられないよ」
    
シンジ「そう、だね」



カヲル「それに、仮に君が………………『ミライさん』が『シンジ君』を幸せにしてやりたいと願うなら……

    君の方には荷が重過ぎる」
    
シンジ「……」

カヲル「彼は、世界中の陰謀を背負わされたんだ。

    ゼーレとネルフ、すべての陰謀が彼に集約された。
    
    元々、親なくして育った中学生というだけでも、精神に傷を負っているのに……
    
    周りの全てが彼の精神に負担をかけたんだ。あの世界ではね」
    
シンジ「……」

カヲル「今の君にも、チルドレン全員よりも多くの陰謀が背負わされている。

    昨日、その、一つは見えただろう?」
    
シンジ「……そうだね」

カヲル「もし、君が彼を幸せにするというのなら……

    僕たち五人のことを見ている余裕なんてなくなってしまうよ
    
    彼は匠の飴細工よりも繊細だからね」
    
シンジ「……」

カヲル「……それに、彼だって願ったんだ。

    もっと強くありたいって、
    
    やり直して、
    
    みんなと一緒に暮らしたいって……」
    
シンジ「……みんなと、一緒に……」



カヲル「とはいっても今の君のような生活は考えていなかっただろうけどね」

シンジ「それは、少し前の僕も同じだよ」

カヲル「もっともだ。寧ろ、こんな状態を自発的に考えられるような頭を持つ君ではない

     そそのかされてやっとだろう?」クスクス
     
シンジ「まぁ、ね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 02:46:13.61 ID:o5tsuiGU0<>

カヲル「ああ、そうだった。

    しかしこの分裂には他の使いようもあると思うんだよ」
    
シンジ「え?」

カヲル「……たとえば……君は複数人数でのプレイに興味はあるかい?」

シンジ「いきなり下世話だね」

カヲル「マンネリ化はいずれやってくるかもしれないよ。

    その時、君の完全コピーが居るとプレイのレパートリーも増えると思うんだ」
    
シンジ「この間、母さんのクローンがどうのこうののくだりやったばかりなんだけど……」

カヲル「ソレとこれとは話が別さ。 エロスへの探究心。 夫婦円満の秘訣はそこにも大きく左右されると思うな」

シンジ「ふ、ふうふ……//////」

カヲル「いきなり純情な顔を見せないでおくれよ。興奮するじゃないか」

シンジ「やめてよ」

カヲル「ごめん」

シンジ「いいよ」






カヲル「えっと、因みに、分裂の後は記憶の共有が行われるから……」

シンジ「それって、つまり……」

カヲル「ああ、一晩に二人を同時に抱くこともできる

    もしくは、二人かかりで一人を悦ばせる事もできる
    
    君のお好みは恐らく後者だと思うけど」

シンジ「………………ねぇ、もしかしてソレって」

カヲル「疲れも二倍」

シンジ「OH…………」

カヲル「ご利用は計画的に」

シンジ「……わかったよ。覚えておくけどあまり使わないようにする」

カヲル「とりあえず感覚を掴んでおくかい? 使い方の説明とともに」

ダブル聖典「ステンバーイ」

シンジ「……」



1 ためしにココでやってみようか (ビューリホー

2 いや、ココではやめておこうよ

3 その他



ネムネム <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 03:03:36.67 ID:pfUlUGRAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 03:07:49.51 ID:ps493iMAO<> 3 ミサトさんを分裂して加持さんに復讐だ

3 リツコさんを分裂して父さんに悪戯だ

3 委員長を分裂してトウジに日頃の感謝だ

3 ケンスケを分裂して少しは目立たせてあげよう
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 03:15:12.45 ID:pfUlUGRAO<> >>110
お前ふざくんな吃驚しただろうが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 06:51:18.02 ID:QjSEEh2P0<> 「やってみたかったんだオートフェラチオ」ペロペロ
「やってみたかったんだ一人尺八」ペロペロ

「おおぅ、二人のシンジ君が互いに…
 では、僕はここを舐めながら」ペロペロシコシコ

「(自分のちんこを自分で舐めながらカヲル君にアナルを攻められてっ)」ビクンビクン
「(自分のちんこを自分で舐めながらアナルに突き刺さる半開きのドアからの四人分の視線っ)」ビクンビクン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 12:07:37.35 ID:QjSEEh2P0<> 20人くらいに増えて綾波ごっこをしようぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 12:10:52.23 ID:OGi6TqrSO<> たぶん、僕は7人目だから… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 12:19:52.20 ID:o5tsuiGU0<> ダブル聖典「ビューリホー」

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ ミライ「どうしてわざわざ男女に分けたの?」

カヲル「ふふ、シンジ君のステレオサウンド……とても心地良いよ」

ミライ「話を」

シンジ「聞いてよ」

カヲル「ごめん」

ミライ シンジ「いいよ」





カヲル「まぁ、最初から呼び方を分ける手間を省いたまでさ」

ミライ「まぁたしかに、さっき名前付けたからね」

シンジ「ところで、僕たち二人の魂って?」

カヲル「今の君たちはこの世界の同じシンジ君の魂さ

    だから元に戻った瞬間に記憶の共有が行われるよ」
    
ミライ「まぁ、仕組みはわかったよ」

シンジ「じゃあ元に戻ろうか」

カヲル「そう、だ  ね」





カヲル「…………」

ミライ「ちょっと?」

シンジ「……まさか」

ダブル聖典「働いたら負けかなと思っている」

ミライ シンジ カヲル「OH…………」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 12:27:35.19 ID:QjSEEh2P0<> wktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 12:32:44.12 ID:o5tsuiGU0<>

ガチャ ドバタン!

アスカ「ちょっと、あんた達! 昼までホモホモしてんじゃないわよ! するならせめて家で……って

    な、なんじゃこりゃああああああ!??」
    
マリ「何々、ほんとにホモってた?…………って、うわっほい! 面白いことになってる!!」

ヒカリ「……え」




カヲル「あ……」

シンジ「ちょ、洒落にならんでしょこれは」

ミライ「……」



ヒカリ「え、碇君が二人……?」

アスカ「ど、どういうことよ!? 分裂?」

マリ「へぇ、こりゃ面白そうなことに……」



シンジ「ちょっと! アスカとマリならまだしも……委員長にまで見られちゃったじゃん!」

ミライ「どうするの? ごまかす?」

カヲル「ここは……どうしようか」







1 委員長にも聖典のことを話す

2 ミライ「ボクは、シンジの妹のミライです!」(アスカを困らせる マリ ヒカリ納得

3 シンジ「そっくりさんを用意してドッキリを、と……」(マリ アスカ即バレ ヒカリ困惑

4 カヲル「シンジ君は双子だったんだよ。ネルフによって情報操作されていただけでね」(マリアスカヒカリ納得

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 12:36:50.52 ID:155iuexk0<> やっちゃったテヘペロ(聖典を見せて) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 12:40:33.21 ID:QjSEEh2P0<> 1からの、チルドレン+洞木三姉妹+トウジケンスケ全員女体化で温泉旅行へGO! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 12:51:52.06 ID:pfUlUGRAO<> これは酷い無茶ぶり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 12:57:48.16 ID:o5tsuiGU0<>
カヲル「僕にいい考えがある!」

シンジ「! 任せたよ、カヲル君」

ミライ「うまくごまかせるかな」



カヲル「まぁ、お三方、落ち着いておくれよ

    これを見るんだ」
    
ダブル聖典「よぉ」



カヲル「やっちゃった」テヘペロ

シンジ ミライ「ストレートかよ!!」

アスカ マリ「またかよ!!」

ヒカリ「どういうことなのよ……」



……説明中



ヒカリ「あ、あなたたち、そんな怪しいものまで……」

カヲル「ああ、でも大丈夫。ネルフの科学力を信用してよ」

シンジ(ネルフの研究の一環ってことで押し切っちゃった……)



ヒカリ「ふぅん……じゃぁ……これを使えば誰でもいろんな姿になれちゃうんだ?」

ミライ「いろんな姿って言っても、限りがあるけれどね」

ヒカリ「……」

アスカ「何よ、興味あるわけ?」

ヒカリ「えっと……」

マリ「うりうり、言っちゃいなよう!」

ヒカリ「別に、そういうんじゃないから! ともかく、今はミライ?さんのことをどうするかよ……」

マリ「ん〜、ホントにね」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 13:06:26.43 ID:o5tsuiGU0<>
シンジ ミライ「……」

アスカ「聖典の力が出せなくて元に戻せないってことは、

    戻れるようになるまでミライを隠しておくか、それともいっそもう堂々と学校生活送る?」
    
ミライ「それ、後者はどうやって言い訳するの?」

アスカ「空いてる席に一人や二人知らない生徒がいたってバレないわよ!」

カヲル「それは、どうなんだろう……」



ミライ「えっと、別に、一人で家にいるってこともできると思うけど」

マリ「そうだニャぁ。わんこ君の女装用女子制服来て帰れば問題ないだろうし……」

アスカ「んじゃ、どうする?」




1 マリ「一人じゃ寂しいだろうから付いていってあげるよん♪」(マリミラフラグ

2 アスカ「一人だけってのも寂しいでしょ、私が付いていってあげるわよ」(アスミラフラグ

3 シンジ「元に戻れるタイミングですぐに戻るつもりだから、僕も一緒に帰るよ」(シンミラフラグ

4 カヲル「帰るなら僕が送っていくよ」(カヲミラフラグ

5 ヒカリ「早退するなら私が送っていくわ。途中で見つかっても立場を傘に言い訳できるし」(?

6 ミライ「ん、一人で帰るよ。適当に家事でもしながら暇つぶしてるさ」(一人帰宅 事なき

7 スミレ「お前ら、なにしてんの?」(授業参加

8 その他
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 13:09:11.59 ID:XvFecap7o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 13:17:23.82 ID:OGi6TqrSO<> 5の場合はどうなっていたんだ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 13:18:32.19 ID:ue9+gt1M0<> わぁい分裂ネタ採用されてた 感謝

安価取られたけど書く
8 そうだ、ネルフ行こう(マヤミラフラグ <> >>124 ヒカリ百合属性開花フラグ<>saga<>2013/01/27(日) 13:19:37.65 ID:o5tsuiGU0<>
マリ「でもわんこちゃん一人ってのも可哀想だよね」

ミライ「え、大丈夫、だけど」

マリ「一人じゃ寂しいだろうから付いていってあげるよん♪」

ミライ「……もしかして、サボりたいだけ?」

マリ「ギクリ」

アスカ「はいはい、アンタのそのサり癖は何とかならんもんかね」

カヲル「……でも、早退するにしてもミライさん一人じゃ、見つかったときの言い訳が大変だろうね」

ヒカリ「そうよね。やっぱり誰か付いていたほうがいいかも」

マリ「そういうわけで! わんこちゃん護衛は私にお任せあれっ!」

アスカ「あんたは送り狼になりそうだから不安だわ」

マリ「いーでしょー? 今日は私がわんこ君優先権あるんだから」

ヒカリ「あ、やっぱりその方向で話が決まってるんだ……//////」

アスカ「……あ、あんたのとこだって似たようなもんじゃないの!!」

シンジ ミライ マリ(え)

ヒカリ「あ、アスカ!!」




ヒカリ「ん、オホン……とりあえず、マリさんは早退ってことで、先生にはつたえておくから……!」




…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 13:22:29.91 ID:QjSEEh2P0<> 帰る前にお手洗いに行っておいた方がいいと思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 13:31:14.20 ID:o5tsuiGU0<> ……



ミライ(女子制服)「はぁ、結局サボりかぁ」

マリ「ん、そうだね。わんこちゃんと二人でサボりとか、すっごくワクワクするよ!」

ミライ「そう?」

マリ「トーゼン! だって、皆に内緒でデートするみたいじゃん?」

ミライ「……デート……」

マリ「にゃはは、まんざらでもないカンジ?」

ミライ「ま、まぁね」



マリ「あ、ちょっとまって。トイレ行ってからー」

ミライ「あ、ボクも」



マリ「…………え」

ミライ「?」

マリ「…………ちょっと待つべき」

ミライ「え?」

マリ「わんこちゃん、今女の子でしょ?  どっち入るの?」

ミライ「……あ」

マリ「………………因みに、女装してたときはトイレどうしてたの?」

ミライ「えっと、流石に近場のトイレは使えないから、どうしても必要なときは職員用の男子トイレの個室で……」

マリ「今授業中とはいえ、その姿で男子トイレに出入りしているのが誰かに見られたら大変だよ」

ミライ「そう、だね」

マリ「………………と、ともかく! 私が入ってるときは入っちゃダメ! 別なトイレでも行ってろ!!」ペシペシ

ミライ「わ、わかったよっ」



…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 13:42:52.09 ID:o5tsuiGU0<>

別トイレ

ミライ「…………」

ミライ(いや、いくらなんでも、女子トイレに入るのは………………)

ミライ(でもある意味リスクが一番低いのは………………女子トイレ、だよなぁ

    ん、んんん………………)
    
教師「〜♪」テクテク

ミライ「!!」ビクッ



……




ミライ(勢いで女子トイレに入ってしまった……

    うぅ、何か常識が一つ崩れ落ちた気がする)
    
テクテク   
    
ミライ(当たり前だけど、個室しかないんだなぁ……)キョロキョロ

ガチャッ

ミライ(…………ああ、知らないものが二つある


    しっかりした蓋のゴミ箱と、これは押しボタン?)
    

ミライ(……女子トイレって、妙なところだなぁ……とりあえず、触らないでおこう)



チョロロロロロ…………




ミライ(ていうか、女体化状態でトイレに入るのは初めて……だけど……)

ミライ(…………なんか、妙な気分だなぁ……

    あ、でも一応用を足すのは初めてではないんだったかな。
    
    
    
    ……あ、ダメだ。思い出すと欝になる……
    
    ていうか、よく考えたらこれ、男の状態のボクもこの記憶を共有するんだよね?
    
    ……元に戻ったとき、恥ずかしくなりそうだなぁ)
    


……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 13:56:35.92 ID:o5tsuiGU0<>



学校 外

マリ「やっほ、待った?」

ミライ「別に……」

マリ「どうだったかニャ? 初めての女子トイレ」ニヤニヤ

ミライ「頭の中だけ大変だったよ//////」

マリ「ちゃんと一人で用たせたかニャ?」ニヤニヤ

ミライ「まーりー?」

マリ「にゃっはっは! ごめんごめんって!」



マリ「あ、ごめん。もう一つだけ、下世話だけど大事なこと聞いていいかニャ?」

ミライ「…大事なこと?」

マリ「うん。わんこちゃん今パンツ何はいてるの?」

ミライ「………………えっと、流石に女物の下着は持っていないから、トランクスだけど」

マリ「ハイ残念。デートの行き先一発目が決定しました」

ミライ「あ、デートは確定なんだね」

マリ「トーゼン! お昼一緒に食べてブラブラ帰る気満々! 

   だったけど、お昼食べた後はわんこちゃんと服を買いに行くことに決定したよ
   
   今、私が、強制的に、そう決め付けた!」
   
ミライ「……服……か」

マリ「そ。 もうそろそろ冬も終わるけど、一応わんこちゃん用の服も買っておかないとニャぁ」

ミライ「まぁ、こういうケースが今後ないとは言い切れないしね」

マリ「そうと決まればぁ〜」ピッポッパ




prrrrrrr

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 14:07:34.89 ID:o5tsuiGU0<>
ゲンドウ「……な、なんだ」

マリ「やっほー、ゲンドウ君」

ゲンドウ「…………………………真希波、か」

マリ「やーぁん、二人のときは元の呼び方でもいいんにゃよー?」

ゲンドウ「周りにチルドレンは?」

マリ「だーいじょうぶ。聞こえないところで話してる」



ゲンドウ「……キョウコさん……何か用ですか?」

マリ「ん、よろしい」



ゲンドウ「……だから貴方を本部に迎え入れるのは反対したんだ……」

マリ「ゼーレ的には私と姫を接触させたかったんでしょ?」

ゲンドウ「……ええ、サードインパクトの引き金は、サードとセカンド両方を用意するつもりですから」

マリ「シナリオとやらに従うつもりはないけどねぇ」

ゲンドウ「……そうだろうと思いましたよ」

マリ「ま、今回はそういう小難しい話をしに来たんじゃないのさ」

ゲンドウ「どういった話で?」




マリ「ボーナスくれよ」

ゲンドウ「……脅しですか?」





マリ「んーや、ただのお小遣い」

ゲンドウ「話が見えん」

マリ「そうだにゃー。そちらの二人に興味があるように言うとだねぇ……」






マリ「女体化した息子さんをお洒落に変身! させたいのさ。

   そうそう、『白衣』とか『茶髪のカツラ』とかいいかもねぇ?」
   





冬月「……」ガタッ

ゲンドウ「……」ガタッ

マヤ「……」ガタッ

冬月 ゲンドウ「どこから沸いた」

マヤ「女の子みたいなシンジ君が本当に女の子になったと聞いて」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 14:12:48.57 ID:o5tsuiGU0<>

ゲンドウ「……で、いくら必要なんです?」

マリ「まぁどうせ電子マネーで買うから。今から妙な出費出るけど気にしないでって話をね」

ゲンドウ「それくらいならどうとでもなります。好きに買って着せてかまいませんよ」

冬月「その代わり……」

マリ「わーってるわーってる! 写真、ほしいんでしょ? このスケベ親父たちめ!」

ゲンドウ「…………では、これで」

マリ「あー、ソレとね」



マリ「シナリオに従う気はないってのは、マジだから」



ピッ




ミライ「電話?」

マリ「ん、ちょっとねー。スポンサーと会話」

ミライ「スポンサー……」

マリ「んじゃそういうわけで、買い物行くよ買い物! ゲンドウ君も買っていいってさ!」

ミライ「あ、うん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 14:32:50.59 ID:o5tsuiGU0<>
…………


マリ「というわけで下着も選び、

  女の子の普段着に慣れていただくためにも
  
  最初は全体的に素朴なカンジで、スカートも長めの物を履いてもらったわけだけど」
  
ミライ「あー、うん。このくらい長いスカートなら気にならないかな

    ソレよりも……この、女性用下着の感覚にはちょっと慣れないかな……」
    
マリ「ぴっちりしてんの苦手?」

ミライ「ん、少し違和感?」

マリ「まぁそのうちミニとかもはかせるから覚悟しておきなよ」

ミライ「……はは……まぁ、それでマリが楽しいなら」

マリ「すっげー楽しいよ!!」

ミライ「即答かよ……」



マリ「あと、スポンサーとの契約も果たさないとねぇ」

ミライ「?」

マリ「んー、詳しい話は帰ってから、かな」ガサッ



袋の中の白衣とカツラ「出番まだっすか?」



ミライ「……なにそれ」

マリ「帰るまで内緒ー!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 14:38:59.40 ID:o5tsuiGU0<> マリ「あ」


1 寧ろネルフに直接行って目の前で見せてやるか

2 写真撮るならせっかくだし聖典で大人にしてから(聖典やる気出す

3 ネルフで大人わんこちゃんを二人の前でユイにゃんに大変身させる(?

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 14:43:35.46 ID:ue9+gt1M0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 14:53:36.10 ID:QjSEEh2P0<> レイだけでも苦しんでるのに女体シンちゃんまで参戦してもうリツコさんのライフはゼロよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:02:09.08 ID:o5tsuiGU0<>

ネルフ

ミライ「え、帰るんじゃないの?」

マリ「まぁまぁ、スポンサーに挨拶しないとねぇ」

ミライ「スポンサーって、大体予測は付いてたけど……」

マリ「そ、わんこちゃんの父さんだよ」

ミライ「…………父さん……何が目的なんだよぉ……」orz






マヤ「……! あ、あら、マリちゃん?」

マリ「ちわ」

ミライ「こんにちは……」

マヤ「その子……シンジ君よね?」

マリ「そーだよ」

ミライ「ええ、こんなナリですが」

マヤ「! もしかして、着替える部屋を探してる?」

マリ「って、こっちの事情知ってんのかにゃ?」

マヤ「え、ええ。司令から、シンジ君が来たら案内するように言われてる部屋があるの」

ミライ「着替えって……もしかして、マリが持ってるソレ?」

マリ「そ 司令のリクエスト」

ミライ「……わけがわからないよ」

マヤ「知的で、大人の魅力のある女性の姿になった娘の姿を見てみたいの。

   親って、そういうものなのよ」
   
マリ「娘じゃなくて本当は息子だけどにゃぁ」

マヤ「でも今は女の子……」




マヤ「あれ? そういえば貴方たち学校は?」

マリ「あー、それに関しては歩きながら説明するニャー」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:10:13.14 ID:o5tsuiGU0<>

指定の部屋

マヤ「シンジ君が二人……ミライちゃんも二人……」ハナヂィ……

マリ「はいはい、興奮する気持ちはわかるけど、着替えの邪魔だしあっち行っててよ」

マヤ「え、私もミライちゃん着せ替えする……」

マリ「そんなら司令のところに行ってきなよ」

マヤ「?」




一方 司令室

ゲンドウ「……………………」

冬月「……………………」

モニターの向こう 指定の部屋でのミライ『え、カツラって、ボクロングなのにつけられるの?』

モニターの向こう 指定の部屋でのマリ『つけ方書いてあるから指示通りやってよ。えっとまずはネットを……』



ゲンドウ「………………問題ない」ジーッ

冬月「まだ何も聞いていない」ジーッ

ゲンドウ「…………これは、父親として、娘の成長を観察する必要があるんですよ」ジーッ

冬月「だから、まだ何も聞いていないといっているだろう」ジーッ

ゲンドウ「…………」ジーッ

冬月「気持ちはわからんでもない……だから、止めもせんよ」ジーッ

ゲンドウ「…………」ジーッ

冬月「…………」ジーッ

マヤ「…………」ジーッ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 15:21:34.57 ID:QjSEEh2P0<> > ジーッ

自慰ですね、わかります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 15:39:57.72 ID:XvFecap7o<> どいつもこいつも…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:40:32.09 ID:o5tsuiGU0<>
マリ『んじゃ、早速だけど脱いで脱いで』

ミライ『恥ずかしいなぁ……』

マリ『水着姿も見てるし何をいまさら!』

ミライ『水着は別だよ。下着姿とは……』

マリ『全く乙女だニャぁ、可愛すぎてお姉さんコーフンしちゃいました』

ミライ『ここではやめてよ!?』

マリ『ここではやめるよん♪』

マヤ「やめなくていいのに……」ジーッ



ミライ『うぅ……』

マリ『ほい、半裸!』

三人「……」ジー


マリ『……』チラッ

ゲンドウ「……やっぱり、彼女は気づいているみたいだな」

冬月「ああ、そのようだ」



マリ『んじゃ、ウィッグつけてぇ……んしょっと』

ミライ『ん、うぅ、首元がかゆい』

マリ『ちょっとこうやって、内ハネにしてぇ』

ミライ『……』

マリ『でっきたっ!』

ゲンドウ「……!」

冬月「……!」

マヤ「やっぱり素材がいいと……どういう格好をしても可愛いですね……」ウットリ

マリ『で、ちょっとピンク的なワイシャツと、このスカート履いてっ』

モソモソ


ミライ『……この格好に、何の意味が?』

マリ『ふふふ、知りたい?』チラッ

冬月「……! 話すつもりか?」

ゲンドウ「話したりはしませんよ……あくまで、今の彼女はシンジの妾……

     正体を話した所で愛想を付かされるのは嫌なはず」
     
マヤ「hshs」



マリ『まぁ、ゲンドウ君が見たいって言ってるから、ショーがないのさ』

ミライ『父さんが? ……もしかして、これって』

マリ『さぁ? 私はリクエストに答えただけだからよくわかんにゃい。

   ッちゅーワケで司令室行こう! 司令室!』
   
ミライ『わわっ! 忙しいなぁ……』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:48:53.00 ID:o5tsuiGU0<>
司令室

マリ「おまたせっ!」

ミライ「……」



ゲンドウ「来たか」

冬月「準備は完了している」

マヤ「レフ板の位置これでいいですか?」


ミライ「……帰りたい」シクシク


ゲンドウ「レア顔だ……シャッターチャンスを逃すな」

冬月「もちろんだとも」

マヤ「後で! 焼き増し! お願いしますよ!」hshs



マリ「これで当面のお小遣いゲットかにゃー

   もちろんわんこちゃんと山分けするからね」
   
ミライ「……」メソメソ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:53:13.80 ID:o5tsuiGU0<> マリ「はー! 凄かったにゃー」

ミライ「……」

マリ「しっかし、これでわんこちゃんがいつ女の子になってもOKだね」

ミライ「OKじゃないよ……ていうか、父さんが気持ち悪かった……」

マリ「可愛い息子を見て興奮しちゃっただけだよ」


ミライ「いや、あの目は、息子を見る目じゃないと思う……

    ギラギラと、何かの欲望が渦巻いていたよ……
    
    もしかしてこの格好……大人の状態で来たら本格的にやばかったんじゃないの? 
    
    ッてくらいには戦慄を覚えたよ」
    

マリ「それは否めないニャー」





リツコ「あら、マリ」

マリ「あちゃ」

リツコ「? 何か会いたくない理由でも?」

マリ「あ、えっと、これは」

ミライ「あ、リツコさんこんにちは」






リツコ「…………………………………………………………」








<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 15:56:01.41 ID:1wXUoNz9o<> (あかん) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 15:59:54.54 ID:o5tsuiGU0<>
リツコ「…………………………………………………………」

マリ「アワワワワワ……えっと、さいならっ!」グイッ

ミライ「わわっ! マリ? あ、すみませんリツコさん!」

リツコ「…………………………………………………………」







リツコ「…………………………………………………………」















マヤ「あ、先輩……どうしたんですか?」

リツコ「……ふふ、いえ、なんでもないわ」





リツコ「それよりも、ちょっとだけ、話を聞いてくれるかしら?」

マヤ「……え」

リツコ「ちょっとね、大事な話」

マヤ「……はい」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 16:15:11.96 ID:o5tsuiGU0<>


ネルフ本部 外

マリ「はぁ、はぁ……いやぁ〜、一番見つかりたくない人に見つかっちゃったニャー」

ミライ「はぁ、はぁ……ど、どういうこと、なのさ……」

マリ「ん、まぁ、なんでもにゃーいよ」

ミライ「………………」



マリ「……………………」

ミライ「……………………」

マリ「知りたい?」

ミライ「……………………マリが、話したいなら」

マリ「…………そんじゃ、言いたくない」

ミライ「そっか」



マリ「……隠し事、キライ?」

ミライ「ううん、親しい仲でも、隠し事があるのは仕方ないことだと思うよ」

マリ「わんこ君も何か隠してる?」

ミライ「……うん。言いたくないこと、あるよ……」

マリ「………………」



マリ「そーっだね! 秘密の一つや二つ、あるのが普通だよね」

ミライ「……うん」

マリ「それに、多分わんこ君なら、話しても話さなくても、前と同じ態度で接してくれそうだし」

ミライ「もちろんそのつもりだよ。マリが何者でも、ボクはマリとの付き合い方、変えるつもりはないから」

マリ「ははは、なんか言いなれてる口調だニャ。もしかして既に誰かに似たようなこといったかニャ?」

ミライ「もうっ」スッ

ナデナデ

マリ「んにゃ……」

ミライ「ボクからは変な詮索なんてしないよ。

    話したいときに話していい。そして、話したくなければ話さなくて良い」
    
マリ「……うん」



ソワソワ



マリ「……ん」モジモジ

ミライ「……」

ギュゥッ


マリ「……ふへへ……♪」スリスリ

ミライ「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/27(日) 16:26:11.66 ID:o5tsuiGU0<>


マリ「抱きしめてほしいのがわかったとこは評価するけど……でも、残念ながらマリさんは口を割りません」

ミライ「うん、ソレでいいと思うよ」

マリ「ファーストちゃんみたく簡単に口割ると思うなよーぅ?」

ミライ「ははは、どこまで知ってるんだか……まぁ、わかったよ。何も聞かないから安心して」

マリ「ん、そうだにゃぁ……わんこ君が、私の話したくないことに関して一つだけ誤解があるようだけど」

ミライ「?」

マリ「私の秘密は、いつでも話していいと思ってる。 

   それ以外のもう一つの秘密は、話さないほうがいいと思ってる」
   
ミライ「秘密が二つってこと?」

マリ「そうそ。でも、私はどっちも『話さなくていいや』と思っている」

ミライ「……」

マリ「私の秘密は、時が来たら話してあげるよん。

   まずわんこ君に伝える前に、伝えなくちゃいけない相手がいるような気がするから、ね」
   
ミライ「ん、わかったよ」





パッ

マリ「さって、往来でイチャイチャするのはキライじゃないけど、そろそろ変な目でみられても困るし!」

ミライ「あ、うん。そうだね」

マリ「とりあえずしっくり来ないから、ウィッグはずしなよ!」

ブワサァッ

ミライ「っ!  もう、いきなりだなぁ」

マリ「よっし、これでいつもどおりのわんこちゃんだ!」

ミライ「うん、マリも調子が戻ったみたいで良かった」

マリ「ありゃ? 私ちょっと変だった?」

ミライ「ちょっとだけ、ね」

マリ「細かいところ気が付くにゃぁ、わんこちゃんは……んでもそういう繊細なところも好きっ!」ガバッ

ミライ「往来でイチャイチャするのはやめるんじゃなかったの?」

マリ「これは女の子同士のスキンシップなのだ。何も問題ないニャぁ」

ミライ「はいはい……そろそろ帰るよ?」

マリ「ほいさっさ!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 16:55:08.42 ID:QjSEEh2P0<> 安価がらみのドタバタから、キャラの抱えた問題を整理して大状況への段取りをつけ(今ココ)

次はエロエロかにゃー
それとも出撃?
思わぬキャラの乱入とかも捨てがたいwktk

マヤリツのゆりんゆりん修羅場も捨てがたい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 17:05:12.50 ID:o5tsuiGU0<> お出かけ 多分明日戻る

マリの話が着陸したらバレンタインネタとかやろうか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 17:07:57.26 ID:XvFecap7o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 17:10:38.79 ID:OGi6TqrSO<> 乙。楽しみにしとる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 17:12:15.64 ID:pfUlUGRAO<> 乙
まだ早くない?いや早めにやっとくもんなんだろうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 17:15:39.30 ID:ZrFhQ74o0<> 乙でありまっす

シンジ君のフル勃起チンポにチョココーティングして、亀頭にリボン巻いて「緩んで落としたらただじゃおかないのよ」プレイとか超期待してまっす! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 18:08:50.60 ID:ZrFhQ74o0<> バレンタインの前に節分か

シンジきゅんとカヲルきゅんの尿道に豆がいくつ入れられるか勝負
 → からの、射精豆まき飛距離対決とかキボンヌ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 18:44:08.12 ID:pfUlUGRAO<> 変態共が…






…って両方お前じゃねーか何してんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 18:57:06.18 ID:ZrFhQ74o0<> 俺ZrFhQ74o0じゃないけど、

聖典を強奪したマヤちゃんが日向青葉冬月ゲンドウその他を全員美少女化して、
でもあえて手は出さず加持さんに全員レイプさせて、自分はそれを見つつ赤木先輩の股間をナメナメ

など御検討いただきたく存じます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 19:42:42.24 ID:OGi6TqrSO<> ID:ZrFhQ74o0には脱帽だわwwww正に変態紳士wwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/27(日) 20:19:00.22 ID:2A/z9UOv0<>
さて、いちど空気入れ替えな感じかな!


>>130 でマリは、女体化シンジ君がお手洗いでちゃんとできたか完全には確認しなかった。

…拭いてないんじゃないの? 腰をプルプルと振って、しずくが落ちたらそれでいいと思ってるんじゃないの?
穿きかえてマリのかばんに入ってるシンジ君のトランクスから、微妙にかぐわしいにおいが漏れたりしてないの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:25:30.73 ID:ps493iMAO<> >>138
マヤ「え、私もミライちゃん着せ替えする……」

変態淑女マヤさんが初めて可愛く見えたなww

ゲンドウ冬月と並んで違和感なくなってきた今、追い風来てるよ、マヤさん!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/28(月) 13:05:48.14 ID:7gqj1FY30<> マリに連れられてカラオケ屋へ。そこで非番の日向青葉とばったり。
ミサト結婚で地味にへこんでる日向と無駄に美声な青葉
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/28(月) 14:55:32.52 ID:Ao1mHxCa0<> お世話になった人達のため、聖典カーンして女の子の姿でチョコを手作りするシンジ君。

お礼のしるしにと男体化したチルドレンに輪カーンされたでござるの巻
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/28(月) 16:19:47.06 ID:ldqFRZdAO<> まぁどっちにしてもシンジ君は配って廻るだろうな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/28(月) 16:41:57.92 ID:xHtbtYMSO<> シンジくんが

女体化+大人化+ヅラ+ピンクYシャツ+スカート+白衣+手作りチョコ+天使の笑顔でオヤジ達に渡したらきっと号泣する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/28(月) 16:50:14.38 ID:njM3WFXh0<> ゲンドウなんかはむしろ崩壊して晩年のキョウコ状態に。
冬月はルパンダイブ
それを組み伏せたゲンドウの「冬月先生一緒に死んでください」攻撃。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/28(月) 19:11:25.81 ID:goI0bLnz0<> 「もう何もかも嫌よ! 全部壊してやるわ」リツコ聖典強奪

「何をするのリツコ!」
「待ってください先輩!わたしは…」

ドカーン

「これがおぬしの願いか、すべてを無に返す…」
「そうよ、第一始祖民族。聖典の契約に基づいて死海文書の再改訂を」
「まあ、それもよかろう。だがな」

無数の世界の可能性

「わしは楽しいのが好きじゃ。本当の、心の奥底で、お前はなにを…」

「」



「シングルマザーは大変ねリツコ」
「そうでもないわミサト、母さんだってやったことだし」
「でもネルフ技術部トップの仕事と両立ですから、尊敬します先輩」
「ありがとうマヤ。正直、母さんに追いついたようで嬉しいのよ」

「ママ、ママどこ?」
「あらごめんなさいゲンちゃん。ママはここよ」
「ママ! ママ大好き! レイお姉ちゃんやシンちゃんやユイおばあちゃんより大好き!」
「いい子ねゲンドウ。ああ幸せ、ああ楽しいわ」




「深い闇じゃのう…」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/28(月) 21:04:49.08 ID:xHtbtYMSO<> 碇、業が深いな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/28(月) 23:21:32.65 ID:Kq7Y5jZzo<> ssもどきうざいし気持ち悪いからやめてくれない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 01:02:11.65 ID:6Ga9isLi0<>
帰り道

マリ「……」

ミライ「……?」

マリ「……唐突だけどさ、わんこちゃん」

ミライ「なに?」







マリ「……実は私、姫のお母さんのクローンなんだよね」







ミライ「……と、唐突だね」

マリ「にゃはは、思いついたから……やっぱり言ってみちゃった」

ミライ「そうだったんだ……」

マリ「ネルフの表向きとしては、弐号機の副パイロット。及び、戦力補充としての人員

   だけど、本当の目的はまた別にある」
   
ミライ「アスカに関係すること?」

マリ「そ 因みに、似たような存在意義がファーストちゃんにもあるんだけど、知ってる?」

ミライ「いや、知らないよ……」

マリ「そっか。んじゃ、そこは喋らない」

ミライ「そう、か……」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:02:47.37 ID:6Ga9isLi0<>
マリ「ま、そんな感じだけど、キョウコ……あ、姫のお母さんね?

   キョウコの記憶もちょっとだけ持ってるんだよ。ソレだけがファーストちゃんと違うところかにゃ
   
   他はほとんど同じ
   
   ぶっちゃけると、マキナミマリにも代わりはたくさんあるんだよ」
   
ミライ「……同じ」

マリ「そうそう。 あ、因みに、私はキョウコの記憶を全て持っているわけじゃない。

   何せキョウコが弐号機の実験に使われる前の体から作ったクローンだからね。
   
   姫が娘だっていう自覚もないし産んだ覚えもないんだニャぁ」 
   
ミライ「弐号機の、実験?」

マリ「そ」

ミライ「……キョウコさんは、どうなったの?」

マリ「………………」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:03:29.75 ID:6Ga9isLi0<>



カヲル「式波 キョウコ ツェペリンの心の一部は、二号機のコアに眠っているよ」

マリ「!」

ミライ「カヲル君!?」

カヲル「ふふ、帰っても誰もいなかったから、少し焦ったよ」

マリ「……姫は?」

カヲル「誰もつれてきていないからこの話はここで自由にするといいよ」

マリ「……はぁ……絶妙なタイミングで来るんだねぇ にゃんこ君」

ミライ「……コアに眠っている?」

カヲル「そう。ソレが、エヴァの秘密さ」



マリ「いいの? ここで教えたこと、全部わんこ君の知識になっちゃうよ?」

カヲル「君だって今教えようとしていたじゃないか」

マリ「まぁ、ね。  でも、あんたも知りすぎている方だよね。あんまり話しすぎると自分の首絞めちゃうんじゃない?」

カヲル「……僕の話はもう済ませたよ」

マリ「…………」チラッ

ミライ「……」コクン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:04:17.17 ID:6Ga9isLi0<>
マリ「……マジか……流石にその話したら一人くらい減るかなーって思ってたのになぁ」

カヲル「シンジ君が求めてくれたから、残念ながらそれはないよ

    自己犠牲の道すら許さないといわれてしまった。ふふ、これはもう、アレだね
    
    一足先にゴールインする可能性すら……」
    
ミライ「一足先も何も、五人の誰かが特別ってことはないよ」

マリ「ったくぅ、使徒でもイケルとか、わんこ君の恋愛感情どうなってんの?」

ミライ「ていうかマリも知ってたんだね?」

マリ「まーぁね。加持さんとは懇意にさせてもらってるから、ゼーレのこともネルフのこともある程度は」



ミライ「それで、エヴァの中にアスカのお母さんがいるって話は?」

カヲル「……ああ、そうだね、それに関しても、今話すべきかも知れない……」





prrrrrrrr




ミライ「! ミサト、さん?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:04:43.16 ID:6Ga9isLi0<>
スッ

ミライ「もしもし!」

ミサト『皆、本部まで来て! もう一人のシンジ君も、全員!』

ミライ「……! 使徒ですか?」

ミサト『ええ。パイロットを招集して頂戴、リーダー』

ミライ「その呼び方はちょっと……とにかくすぐ行きます」

スッ



カヲル「さて、同胞をやっつけに行くか」

ミライ「……!」




カヲル「……ふふ、今口にして思ったけど、そういえば僕は兄弟を殺しているようなものか」

ミライ「…………あ…………」

マリ「そう、かもね」

ミライ「……カヲル君…………君は、出撃しなくても……」

カヲル「おっと、気遣いは無用だ。 元々、兄弟という自覚なんて今までなかった。

    たとえ兄弟でも、リリンの敵は僕の敵と同意。
    
    チルドレンとして、使徒は倒す。シンジ君のためにも、ね」
    
ミライ「………………」




シンジ「あ、みんな、ここに居たんだ!」

アスカ「くぉら!! コネ眼鏡! どこ行ってたのよ!!」

サクラ「ホンマやで、さっきまでウチラ探しとったんよ?」

レイ「……緊急招集」


ミライ「! そう、だね。急ごう」








…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:05:31.94 ID:6Ga9isLi0<> ネルフ本部


ミサト「さて、パイロット諸君、もう乗り込んで準備はできたわね?」


ミサト「……OK」


ミサト「今回の手合は凄いわよ……モニター写して頂戴」

日向「はい」

ヴン

ミサト「正八面対……本体がここまでシンプルな形は初めて、と思ったんだけど

    こいつの最も恐るべきところは、これが本体ではなく、コア単体で移動しているという事実よ」
    
アスカ「コア単体? これが使徒の体じゃないの?」

ミサト「ええ、この鏡面体に見えるのは、あくまで使徒のATフィールド」

サクラ「ATフィールドが、こんな、目に見えて形となるんですか?」

カヲル「……ふふ」

ミサト「目標のATフィールドは、外部の光すらもゆがめてしまうほど、強力って事……

    そして、奴さんの戦闘能力は何も防御面だけに特化しているわけではない」
    
青葉「戦略自衛隊との交戦の模様、モニターに写します」

ヴン



ミサト「相手が無機物っぽいから、上の連中はこれなら勝てるとでも思ったのかしらね

    戦自が先に迎撃を行ったみたいよ」
    
マリ「そして、この結果、と」

ミサト「そう。あらゆる物理的干渉を排除して、さらには近づく全ての動的物体に反応してビームで迎撃

    戦自程度じゃ打つ手なし。戦車も一瞬で溶解するレベルよ
    
    さらに、周辺一体を一瞬で破壊せしめるだけの手堅いカバーもできる」
    
シンジ「包囲してたのに……一瞬で全滅させられている……」
    
レイ「どうやってこれを倒すんですか……?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:06:29.33 ID:6Ga9isLi0<> ミサト「……正直、ATフィールドのぶつけ合いしかないと思ってる」

サクラ「うっわ……直接的やな」

ミサト「相手のビームがどの程度の強さなのか……エヴァをぶつけるまではわからないけれど」

マリ「あれかにゃ? 六機分のATフィールドを重ねて近づいて、破壊ってカンジ?」

ミサト「そういうこと……

    奴の攻撃の瞬間、コアはむき出しになる。当然よね、ATフィールド越しに攻撃なんてできるわけないもの
    
    だから、奴が攻撃している間こそ、反撃のチャンスなのよ」

ミサト「できるなら、六機が一丸となってATフィールドを展開するのが好ましいわね。

    だけど、もちろん近づくにつれて向こうの抵抗も強くなると思う。
    
    そこで、最後に一押しをするのはやっぱりリーダーのシンジ君がいいと思うのよ」
            





ミライ「……そのために」

シンジ「……僕たちは、これで?」

ミサト「前のデータとか参考にさせてもらって、今度こそ問題なく動くはずよ

    ねえ? リツコ」


    
リツコ「ええ、ダブルエントリーシステム  改良型よ



    初号機に乗ってもらうシンジ君が二人いると聞いて、
    
    今こそこの力を使うときだと思ったので採用してもらったわ」
    
サクラ「うぁ……前に、シンジさんと混ざりかけた奴や……」


リツコ「溶ける前に殲滅できたから良かったけれど……

    まぁ、それはさておき。
    
    今回の改良型ではLCLに融解するようなことにならないよう、色々なストッパーが付いているわ
    
    もっとも、ソレを越える稼動を強要するのであれば、そのときはそのときだけど」
    
シンジ「……」

ミライ「……」



ミサト「それと、今までエントリープラグのハッチって片方にしか着いていなかったけど

    今回、ハッチは両開きになっているわ。これで緊急脱出時なんかに救出が簡単になるわね
    
    そんで、ダブルエントリーシステムの二人は入り口で同時につっかえるようなことにならないから安心して」
    
サクラ「……あぁ……あんときは……」

シンジ「はは……」

ミライ「//////」

    


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:07:34.52 ID:6Ga9isLi0<>
ミサト「報告、作戦は以上だけど……」

マリ「はは、作戦も何もごり押しってカンジじゃん?」

ミサト「それもそうね……本当なら戦自の秘密兵器でも使いたかったんだけど……」

リツコ「……大人のエゴよ。最低な部類のね

    勝手に出撃して勝手に損害食って」

ミサト「『戦自で無理だって言うなら、エヴァだけで何とかできるんだろうな』、だって

    上のクソ豚どもはホンットウに馬鹿しかいないのね」
    


アスカ「秘密兵器も何も要らないわよ! 私が先頭突っ切ってビームなんか跳ね返してやるんだから!」

ミサト「油断はしないで 戦車が溶解するビーム、

    いくらエヴァの装甲が優れていても、無傷ではいられないわ
    
    六機で突っ込めとは言ったけど、誰かの犠牲なんて絶対に許さないから」
    
レイ「…………」



レイ「……絶対に、生きて、成功させます」

シンジ ミライ「……レイ……」

リツコ「…………」







リツコ「……マヤ、後、任せたわ」

マヤ「……はい……!」







ミサト「一応、確認するわ。

    六機で敵の攻撃を押し戻しながら接近、最後の一押しが必要な場合、
    
    ダブルエントリーシステムで強化された初号機による止めを刺す。
    
    以上よ」
    
カヲル「ああ、最善を尽くすよ」

サクラ「ん、やったるで!」



マリ「…………っしゃ、リーダー。皆準備OKみたいだよん?」

ミライ「わかったよ」





シンジ「……全機、出撃!」






…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:08:23.43 ID:6Ga9isLi0<> 地上


初号機

シンジ「……とりあえず、ダブルエントリーは順調」

ミライ「そうだね」

シンジ「……」

ミライ「……えっと」

シンジ「……あ、うん」

ミライ シンジ(気まずい)



アスカ「ボーっとしてんな! とりあえず今は男シンジがリーダーやりなさい!」

ミライ「じゃあ、それで!」

シンジ「あ、うん。わかったよ!」

レイ「……目標……レーダーでのみ確認」

ミサト『恐らくあなたたちが肉眼で目標を確認した瞬間、ビームがぶっ飛んでくるはずよ。

    西の山を越えるとすぐ見えるはずだから、まずは山の頂上手前まで接近して』
    
サクラ「了解!」



……




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:09:06.74 ID:6Ga9isLi0<>
カヲル「ははは、エヴァに乗りながらこんなこそこそするなんて、中々ない光景だよね」

シンジ「それはそうだけど……」

ミライ「こんなときに何言ってるのさ」

青葉『戯れも結構だが集中してくれよ?』

カヲル「ああ、最もだ。不謹慎だったね」

日向『まぁ、緊張しすぎるよりはいいだろ。エヴァによるスニーキングなんてめったに見れるものじゃないしね』

マリ「こちらマリ、目標地点に到達した。大佐、指示を求む」

ミサト『大佐じゃなくて特別作戦部長でした』

マヤ『もう、ミサトさんっ!』

ミサト『ごめんごめん。

    まぁ、その山越えたら、貴方たちもこんな余裕なくなるはずだから、
    
    軽口はそこまでよ』
    


アスカ「上等……!」

レイ「……!」

カヲル「じゃあ、向こうを少し確認してみるかい」

ミサト『!! 気をつけて!』

ゴアアアアアァアアァァァァ………………



カヲル「……山が少し削れたね。

    どうやら、チラッと見ただけでも、瞬時にビームを打ち込んでくるみたいだ」
    
サクラ「反応速度やばすぎるやろ……こら、山の手前からATフィールド張り続けてようやくってカンジやな」

ミサト『山どころか、マークシックスの頭部……よく見てみなさい』

カヲル「……これは」

青葉『……! 損傷軽微、動作に支障はありませんが……』

日向『ボロッボロですね。こりゃ、ATフィールド無しではとんでもないことになりそうだ』


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:09:49.84 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「ATフィールド張りながらいけばいいんでしょ! こうやって!」

ヴォン……

ミサト『アスカ! いつでも退けるようにして!』

アスカ「わかってる! 様子見でしょ?」

ゴゴッ……

マヤ『弐号機、山の上に立ちました、ビーム、来ます!』

アスカ「!!」


ゴアアアアアアァァアァァァァァァァ……!!!


アスカ「っく!!! ぁぁぁっ!!!!」

グラッ

マリ「姫!」

グイッ

ズゴウゥン……!

日向『ATフィールド決壊寸前……』

青葉『八号機が弐号機を引き摺り下ろしていなかったらやばかったな』

アスカ「…………」

マリ「姫、無茶しちゃいかんよ?」

アスカ「わかってるわよ! …………ありがとね」

マリ「いいってことさ。とにかく、今のでATフィールド一枚くらいじゃどうにもならんってことがわかったね」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:10:45.45 ID:6Ga9isLi0<>

ミサト『六枚のATフィールドを連続して張りながら、目標まで接近して。

    接近も撤退も、六機全て同時行動よ』
    
シンジ「はい」

ミサト『……順列を提案するわ。まず、先頭はカヲル君が行って

    単体でのシンクロ率がある程度高い貴方の力でどこまでいけるかを計測し、後の作戦に生かすわ』

カヲル「わかったよ」

ミサト『……次にレイ。カヲル君のATフィールドが決壊した場合、入れ替わりで先頭に立って

    繋ぎのATフィールドの張り方は、みんな貴方を参考にするはずよ。気を引き締めて』

レイ「了解」

ミサト『次に、アスカ。能力としてはエースパイロットの貴方が次を固めて。

    そして、この時点での接近距離に応じて、前進か後退かをこちらで判断する
    
    切り替えが重要よ、貴方ならできるわね』
    
アスカ「当然よ!」

ミサト『続いて、サクラちゃん。貴方のパワーをここで発揮して頂戴

    接近のとき、貴方の突進に期待しているわ』

サクラ「やっぱウチ、パワーキャラ確定なんやな……はいはい、わかりました!」

ミサト『そして、初号機の前に立って、最後の一押しに尽力するのはマリ。

    さっきの咄嗟の行動とか評価高いわよ。機敏な行動に期待してる』
    
マリ「まーぁねー? ともかく了解。わんこ君のサポートに尽力するよん」



ミサト『問題ないかしら? リーダー』

シンジ「大丈夫です」

ミライ「ボクも、問題ありません」





ミサト『タイミングはこちらで指定する。

    気休め程度だけど、貴方たちと目標の点対象の位置の出撃ハッチにダミーを作ったの
    
    そちらに目標が攻撃した瞬間が合図よ』
    
カヲル「そう、か。少しでも時間が稼げるといいのだけどね」

ミサト『ええ、そうなることを祈るわ。

    ……準備して』
    
    
    
    



……………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:11:37.12 ID:6Ga9isLi0<>
カッ

ゴアアアアァアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!




カヲル「行くよっ!」

ヴォン

日向『マークシックスのATフィールド展開 接近開始!』



ズダンッ!

青葉『敵のビーム、来るぞ!』

カヲル「!!」

ゴアアアアアアアアアアアァァァァァァァ!!!


シンジ(ダミーのおかげで5歩は稼げた!)

ミライ(……後、どのくらいだろう……?)





ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

カヲル「これは、キツイね……後続の人らは、覚悟、しておいたほうがいいよ!」

マヤ『マークシックス、損傷はまだありませんが……』

ダッダッダッダッダ

マヤ『接近とともに、ATフィールドが加速度的に消耗! 決壊、もうすぐです!』

カヲル「ところが、もう少し粘らせてもらうよ!」

ダッダッダッダ!

青葉『まだ、いけるのか!?』

ミサト『レイ!』

レイ「はい!」

ヴォン……

カヲル「スイッチかい? では、三秒後にお願いするよ」

ダッダッダ……

カヲル「……っ」

レイ「……」

ダッダッダッダダ!

カヲル「! ATフィールド、決壊!」

サッ

レイ「交代よ。前に出るわ」

ミサト『ここまでは、順調ね』

日向『しかし相手のビームがとどまるところを知りませんね やはり、際限なく浴びせ続けられるようです』

ミサト『途切れることがあるのなら僥倖と思っていたけど、そこまで甘くなかったか……』


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:12:31.25 ID:6Ga9isLi0<>
カヲル最後列へ

現在の先頭 レイ

レイ「!!」

ミサト『レイ、いける?』

レイ「……いけます……でも!」



レイ(渚カヲルは、これを数十歩も押し戻した……!

   負けたく、ない
   
   もっと、碇君のために頑張りたい!)
   
シンジ ミライ「……」


マヤ『! 零号機のシンクロ率……若干、乱れています』

ミサト『……あまり良くないようだったら、アスカも準備を始めて』

アスカ「チッ……ったく!」




アスカ「レイ!! あんた、雑念抱えてんじゃないわよ!」

レイ「!」

アスカ「アンタはアンタのできることしなさい!」

レイ「……っ!」

アスカ「私たちでシンジを守るんだから! アンタだけが気張る必要なんてない!!」





リツコ『……マヤ、レイの様子は?』

マヤ『! 先輩……はい、アスカの言葉で、調子を、取り戻しています』

リツコ『そう、良かった……変なこと、口走らずに済んだわ』

マヤ『……………………』





日向『零号機がかなり距離を稼いだぞ!』

青葉『だが、そろそろ限界だ。二号機とのスイッチを!』

アスカ「上出来よ! ファースト! そうでないと……」

ヴォン

アスカ「後に控える私が、映えないじゃないの!!」

ミサト『アスカ! そのまま前進して! この距離なら決戦距離まで近づける!』

レイ「……アスカ! 三秒後、交代!」

アスカ「いつでも!!」

ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァ……

アスカ「! 待って! レイ! さがりなさい!!」

レイ「!」ザザッ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:13:14.13 ID:6Ga9isLi0<> レイ最後列へ

現在の先頭 アスカ


ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……



青葉『! 敵のビーム、熱量が増加! アスカの交代が遅れていたら、零号機は……』

日向『さすが、エースですね』

ミサト『……っ アスカ、いける?』



アスカ「いけるわよ! 私は、チルドレンのエースなんだから!」

レイ「……頑張って」

アスカ「! い、言われなくても!」

ダッダッダッダッダダッダ!!



日向『凄い……敵の攻撃が激化してるにもかかわらず、押し返す力がそれに負けてない』

青葉『このまま、決戦距離まで……!』

ミサト『いえ、サクラちゃん! 準備して』


サクラ「! は、はい!」

ヴォン

アスカ「はぁ!? なめんじゃないわよ!! まだいける!」

ミサト『よく見て、そして良く感じて、アスカ。敵の出力は、

    今も尚 増大し続けているのよ』
    
アスカ「……っ……な、何よこれ!」

ゴァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

日向『ATフィールド微弱!!』



アスカ「っ!! サクラ!」

サクラ「いつでも!」

アスカ「五秒後!」

サクラ「……了解!」



ミサト『五秒……アスカ、大丈夫?』

アスカ「冷静! 本当は七秒頑張りたかったけど、皆でやるって言ったのは私だもの」

ミサト『!……成長したじゃない』




ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

アスカ「今よ!」

サクラ「まかしとき!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:13:50.18 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ最後列へ

現在の先頭 サクラ



サクラ「っぎぃっ!!!?」

青葉『!! 危ないな……サクラちゃん、無理はするなよ』

マヤ『ATフィールド微弱!』


リツコ『サクラちゃんは、まだATフィールドの使い方に慣れていない……

    この作戦は彼女にとっては辛いかもね』
    


サクラ「なんのぉ!!」

ダダダダダダダダ!

サクラ「短い時間しか保たんけど、その分、歩数でかせいだるわああ!!!!!」

ダダダダダダダダダダア!!!!



アスカ「流石パワーキャラ!」

マリ「いよっ! 馬鹿力!」

レイ「頼もしい」

カヲル「流石だね」



サクラ「雑音なんて聞こえへんもん!!」

マヤ『し、シンクロ率、1%上下……』

サクラ「じゃかぁしゃぁ!!」



ドダダダダダダ!!!!



日向『嘘だろ……一番微弱なATフィールドで、アスカと同じ距離を稼いだぞ』

ミサト『いいわよ、サクラちゃん。マリ、切り替え、ミスらないでね!』

マリ「任せろってーの!」

ヴォン



サクラ「マリさん! そろそろや!」

マリ「そろそろってもうATフィールド穴開いてるじゃん! 交代!」

サクラ「ひぎゃあああ! ちょっと腕溶けとる!! 熱い熱い熱い!!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:14:42.70 ID:6Ga9isLi0<> サクラ最後列へ

現在の先頭 マリ


マリ「あと距離どれくらーい?」

マヤ『目標あと500メートル!』

マリ「っしゃ! 文字通り押して参る!」

ミサト『ちょっち違うわよソレ』

マリ「いいの、気分の問題!」

ダッダッダッダッダッダッダ!

マリ「っぐ!!?」

ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

青葉『敵攻撃の出力、これまでの最大値で安定!』

ミサト『これが全力ってことね……どこまでいける?』

マリ「まだまだ、いけるよ!」

ミサト『シンジ君、準備はいい?』

シンジ ミライ「はい!」



ミサト『決戦距離まで接近! 超至近距離で八号機と初号機はスイッチして、止めを刺すのよ!』

シンジ ミライ マリ「了解!」



ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

マリ「! あと、もう少し!」

ダッダッダッダ……

ググッ……

マリ「ぐあああぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ!!! 進まねええぇぇぇえぇぇぇ!!」

グッ ズダン

グッ ズダン



青葉『至近距離で、負荷がかかっている?』

日向『!! なんてこった……』

ミサト『解析結果!』

マヤ『敵周辺にATフィールドを確認! 攻撃しつつも、エヴァの突撃の邪魔をしています!』

ミサト『! ビームの外側に、壁を作ってるって事!?』



マリ「やばいって、これ以上、進むの難しいよ……」

シンジ「マリ! 交代するんだ!」

ミライ「ATフィールド展開!」

ヴォン

マリ「……わんこ君、いける?」

シンジ ミライ「任せて!」

マリ「……ちょっと、頼りないけど! 交代するよ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:15:19.30 ID:6Ga9isLi0<> 現在の先頭 碇シンジ ミライ



ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

ミライ シンジ「あああああああああああああぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!」





マヤ『……拮抗……いえ、若干、シンジ君が押しています!』

青葉『押し切れるか!?』

日向『いや、しかし、このペースだと……いくら強固なATフィールドでも……!』



ミサト『シンジ君、急いで!』



ミライ「出力は、これで最大……?」

シンジ「……そう、だよ」

ミライ「でも、ここからだと撤退する余裕はない」

シンジ「そうだよ。進むしかない!」

ミライ「……!」



ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア




レイ「……!」

カヲル「シンジ君、後ろから、押し込むよ!」

アスカ「もたもたしてんじゃないわよ!!」

サクラ「もう、力仕事なら任せてくださいよ!!」


青葉『四機のエヴァが後ろから押して……これで、近づけるか!?』

日向『距離は地道に伸びている、このまま、押し切れば!』




マリ「!」








<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:15:55.82 ID:6Ga9isLi0<> マリ(いや、だめだ。

   このままだと初号機のATフィールドが尽きる……
   
   目標まで近づけても、わんこ君はかなり危険だ……!)
   


マリ(後ろから押す程度じゃだめなんだ!

   敵のATフィールドをこじ開けて進まなくちゃ!)
   

ミサト『マリ!?』





マリ「……へへ、痛いんだろうなぁ……」

ミサト『マリ! 貴方……』



マリ「わんこ君、そのじゃまっけなATフィールド私が何とかしてやんよ」

シンジ「!? 何を、する気?」

ミライ(……何か、隠し球があるのか? キョウコさんとしての記憶に何か突破口が?)



マリ「ちょっと、ね」









マリ「モード反転=裏コード 『ザ・ビースト』」

リツコ『!!』

ミサト『……、マリ?』



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 01:16:33.58 ID:b7eV3niSO<> まさかのビーストキター <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:16:38.72 ID:6Ga9isLi0<>
リツコ『待ちなさいマリ!!』

マリ「止めても無駄。このままだと全員蒸発するし、こうでもしないとあのATフィールド破れないし」

日向『八号機の、装甲が外れていく!?』

リツコ『……装甲……寧ろ、あれは拘束具なのよ。

    生態的要素を持つ汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンの、真の力を一部解放する……
    
    それが、ザ・ビースト』
    
ミサト『何よ、それ……聞いてないんだけど!?』

リツコ『聞かせてなかったわよ。 作戦に組み込んではいけない、そう思って秘密にしてきたのに……!』

マリ「でも、使わないと皆死ぬ。

   死なないためにはこれ絶対必要。OK?」
   
リツコ『!! やめなさい!! 今すぐ撤退して!!』



ミサト『……そんなに、危険だって事、あなたはわかってるの? マリ』

マリ「全部わかってる。


   
   これが、エヴァの呪縛に十歩近づくって事も」
   
   

      
リツコ『わかっているならやめなさい! その呪縛を背負うのは!!』







リツコ『やめて!ミサト! あの子を止めて!』

マリ「ごめん、みっちゃん。止めないで」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:17:45.89 ID:6Ga9isLi0<>
ミサト『…………マリ……何を背負おうとしてるの?』

マリ「そんなの気にしなくていいよ」

リツコ『駄目!! お願いミサト!! マリを止めて!!』

ミサト『!?』





ミサト『シンジ君!!』

シンジ「ぐ……」

ミライ「は、はい!!」

ミサト『マリのやろうとしてること、させないためにも、あなたがやるしかない!!』

シンジ ミライ「!!」

ミサト『できるわね?』

ミライ「はい!」

シンジ「っ、ぐおおおおあああああ!!!!」




マリ「ちょっ!?」





ミサト『マリ、何を背負うつもりなのか分からないけど、

    リツコが私に『お願い』って言うなら、相当の事よ。大人しくしていなさい』

マヤ『八号機の操作系統を剥奪!』

日向『! マヤちゃん!?』

リツコ『これでいい! これで、いいのよ……!』




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:18:42.44 ID:6Ga9isLi0<>

マリ「っんなんだよ!! 今無理しないで、どこでこれ使うってのさ!!」



アスカ「このウスラバカのアホ眼鏡!!」



カアアアアァァアァァァアン!!

青葉『弐号機が、初号機の隣でATフィールドを展開!』

アスカ「死ぬとか勝手に決め付けるな!! バカ!!」

カヲル「一人で背負い込むなって、聞いていなかったのかい?」

カアアアアァァアァァァアン!!

青葉『続いて、マークシックスもATフィールドを展開!!』



シンジ「! いける!!」

サクラ「まだまだあ!!」

レイ「道を開く……!!」


カアアァァァァァアァァアアアアン!!!!!


マヤ「各機、損傷軽微!」

ミサト「シンジ君!!」



シンジ「みんなが守ってくれた分、

    こいつを倒して、」

ミライ「今度は、僕がみんなを守る!!」





サクラ「づあああぁぁぁあ!!」

スグン!! バリィィィン!!!!

マヤ『「敵ATフィールド決壊!!』











シンジ ミライ「っ!!」


!!!!!!!!!!!!!!







……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:20:15.76 ID:6Ga9isLi0<> マリ(……操作系統を奪われて、なんもできなくなっちった。

   勝ったっぽいのはわかったけど…………みんな、何やってんのさ。
   
   大人しく私に任せてりゃ、損傷なんてしなくてよかったんだよ? 痛い思いしなくてよかったんだよ?)

マリ(……みっちゃんもみっちゃんさ。

   私一人がガンバりゃ、国家予算レベルの被害もなく使徒を倒して万々歳でしょーに。
   
   はーぁ……後でみっちゃん大変だろうにゃぁ)



リツコ『マリ、聞こえてる?』

マリ「……」

リツコ『マリ』

マリ「……居留守です」

リツコ『……お願い、誓って。もう二度と、ビーストモードを使おうとしないで……

    あれは、ただでさえあなた達を浸食しているエヴァの呪縛を、更に早めることになる……』

マリ「りっちゃんさ、エヴァに乗っててどんだけ私達が痛い思いしてるか知ってる?」

リツコ『……』

マリ「さっきの作戦も、手のひらやけどしそうなくらい熱かったんだよ?

   んで、みんなは今火傷以上の苦痛と戦ってると思う。
   
   私が、ビーストモードでさっさとぶっ潰してれば、痛い思いするのは私だけで済んだのに」

リツコ『……それでも、あなた達の将来を、犠牲にはできない』

マリ「んな甘っちょろいこと言って、これから先やっていけるのかにゃ?」



ミサト『やっていくわよ』



マリ「……」

ミサト『世界の平和が一番の目的であることは確かよ。

    でもあなた達が戦い終わった世界で、
    
    貴方達自信が平和に暮らせるようにする事も私たちの役目だと思ってる」

マリ「……」

ミサト『聞いたわ。呪縛の話……だから、その、ビーストなんたらっての、今後絶対禁止よ』






ミサト『……、そういう自己犠牲。私、大っ嫌いだから!!』



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:21:08.16 ID:6Ga9isLi0<> マリ「……はーぁ……聖典で、未来の自分は拝めたから、未練なんてないと思ったのになぁ」

ミサト『人ではなくなり、心も体も変化を拒む存在になる、

    エヴァの呪縛……その結果は、何も成長しなくなるだけの事じゃないわ』

マリ「……わかってる。でも、だからこそ私が無理するのが一番いいと思ったんだよ。ほら、私既にお母さんだし」

リツコ『バカなことを言わないで。その年で私たちより先に産んだつもりになんてなられてはたまらないわ』

マリ「……」

ミサト『何を言ってるのか、よく分からないけど。とにかく、今後、ビーストモードの使用にはもっと制限をかけるわ』

リツコ『……そうね、権限を、シンジ君に持たせましょうか?』

マリ「ジョーダン! やめてよね!」



マリ「……だって、今頃」

バタン!!

シンジ ミライ「マリ!! 大丈夫!?」



マリ「ほら、私こんだけ心配されてんだよ? 

   わんこ君に権限やったら、世界が滅ぶタイミングですらビーストモード封印されるよ」

リツコ『……確かに、それもそうかもね』

ミサト『でも正直、世界と天秤に掛けてでも、使ってほしくないわ』

リツコ『そうね』

マリ「なーに? 世界敵に回してでも保身に走れっての?」



シンジ「それでもいい!!」

ミライ「そうだよ……マリが……みんなが、いない世界なんて……ボクは」



マリ「はいはい、物騒なこと言わない!」

シンジ「……」

マリ「……まあ、これだけ言われたんだし……今回は、折れるよ。ビーストモードはつかんない……」

リツコ『ええ、そうして頂戴』

マリ「……後で処罰とかある?」

ミサト『免除してもらいたかったら、そこでシンジ君に全部話してご覧なさい』

マリ「えー……」

ミサト『通信、切っておくから。話したいように話しなさい』

マリ「……分かった」

ブツッ





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:22:02.78 ID:6Ga9isLi0<> シンジ「……」

ミライ「……」

マリ「とりあえず君らさ、入り口二つあるんだから、一人ずつ入ってくればよかったじゃん」

シンジ「や、それは」ムギュゥ

ミライ「こっちのが、近かったから……」ムギュゥ

マリ(挟まりてぇ)




マリ「……それにしても、私の秘密を知ってもなお、マジで行動変わらなかったんだね。わんこちゃん」

ミライ「当たり前だよ」

マリ「ふふん、ずるいなあ……ますます惚れちゃうじゃにゃいのさ」

シンジ「て、え?秘密?」

マリ「……、わんこ君は後で全部分かるよ」

シンジ「あ、記憶は共有されるんだよね?」

マリ「そ」





マリ「さて、処罰はされたくないから、わんこ君達にはエヴァの呪縛に関して話さなくちゃだねえ」





シンジ「さっきから聞こえてきてたけど……」

マリ「そ。実はね、これわんこ君も関係ない訳じゃないんだよ?」

ミライ「呪縛ってのが?」

マリ「うん。まあ聞いてよ」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:22:32.55 ID:6Ga9isLi0<>
マリ「……そもそも、エヴァとシンクロして動かしてる私たちはさ、徐々にエヴァに浸食されていってんのよ。

   シンクロする度に、私たちはエヴァに近付いていってんの。
   
   それも、無茶すればするほどね」

シンジ「え、やがてはエヴァになるって事?」

マリ「まあ、いずれは同じ存在になるね。既に私たちも、少しずつ人じゃなくなってる」

ミライ「……」

マリ「……時にATフィールドのなんたるかを答えてくれるかにゃ?」

シンジ「え、っと。バリアみたいに使ってるけど、本当は人が人である為に必要なものなんだよね?」

ミライ「リツコさんが言っていたような気がする」

マリ「そう。人間にも存在を保つ為の最低限のATフィールドがある。

   だけど、エヴァに近づくと、そのATフィールドも強くなっちゃんのさ」

シンジ「そうなると?」

マリ「まず、成長が止まる。風邪とかひきにくくなる。体重の変動が少なくなる」

シンジ「……成長が止まる以外は、健康的に聞こえるよ」

マリ「要するに、身体の変調が少なくなんの。そのままの姿であろうとする力が強くなるからね」

ミライ「体が変化しにくくなる……」

マリ「はは、わんこちゃんは、女の子の身体たから、思い当たる節があるかにゃ?」



ミライ「……もしかして……妊娠、できなくなる?」

マリ「そ、ついでに生理もこなくなるよ。あがっちゃったのとほとんど同じさ」

シンジ「……それって……」

マリ「まあ、有り体に言えば女を捨てちゃうようなもんだよね」

ミライ「……」

マリ「……」

シンジ「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:23:04.36 ID:6Ga9isLi0<>




マリ「もし、私が勝手にビーストモード使ったら、怒る?」

ミライ シンジ「怒る」






マリ「だよね」

シンジ ミライ「うん」

マリ「……んじゃ、さっき使おうとしたのも、怒ってる?」

シンジ ミライ「うん」

マリ「……」

シンジ ミライ「……」 

マリ「……ごめんなさい」シュン

ミライ「……やらないでよ。絶対」

シンジ「……頼むよ」

マリ「……うん」

ミライ シンジ「……」チラッ









ミライ「マリ」

シンジ「おいで」

マリ「……ん」ノソッ

ムギュゥ……

マリ(……役得)




……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:23:54.11 ID:6Ga9isLi0<> 一時間後 作戦会議室

マリ「……やっぱり、処分が下る方が楽だったにゃあ……」

ミサト「そーでしょ」

マリ「だって、二人して泣きそうな顔でこっち見てくるんだもん……申し訳なさも二倍……反省も二倍」

ミサト「でも、やっぱりエヴァに乗るのって副作用みたいなのがあるのね……

    これからはそこも考えて、無理のない作戦を考えていかないと」

マリ「多少は仕方にゃーよ。無理せず勝てる相手なら問題にもなりゃしないじゃん」

ミサト「……そう、ね」

マリ「でも、わんこ共に言い聞かせられちゃったからにゃあ。セーブはするよ。セーブは」

ミサト「……ごめんね」

マリ「んあ?」

ミサト「……変わってあげたいのはやまやまなのに……私には、何もできない」

マリ「そういうのは気にしないでよ。

   私はそうやって気遣われるより、私が守った世界で平和ボケして暮らしてくれた方が嬉しいよ」

ミサト「そうもいかないわよ。事実を知ってるものとしては……」

マリ「んじゃさ、もし私に子供できなかったら、

   一回でいいからみっちゃんの子供抱かせてよ。生後一年以内希望!」

ミサト「……ふふ、そうね。家族の次は一番に抱かせてあげる……

    できれば、私もあんた達の子供見てみたいわ」

マリ「まあ全員わんこ君似の子かもしれないけどね」

ミサト「ソーデシタネ」



……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:24:55.44 ID:6Ga9isLi0<>
男子更衣室

シンジ「じゃ、そういうわけで」

ミライ「ん、戻ろう」

聖典ズ「戻れぃ」

ンニャッフ

シンジ「……うっわ、何これ気持ち悪い」

カヲル「おや、元に戻ったようだね」

シンジ「わわっ! ま、まだ服着てないよ!」モソモソ

カヲル「こりゃ失礼。といっても、男同士なんだから気にすることないだろう?」

シンジ「なんとなくカヲル君の前では、日常的にそういうの見せるの嫌なんだよ」モソモソ

カヲル「意識しちゃうって事?」

シンジ「……まぁ、今の関係だとそうだね」

カヲル「ふふ、で、何が気持ち悪いんだい?」

シンジ「そうそう……僕が学校に居た間の記憶と、

    ミライの状態でマリと一緒に居たときの記憶が、
    
    今混ざり合ったんだけど……とても、言葉では言い表せないほど奇妙な感覚だったんだ」
    
カヲル「……たとえるなら?」

シンジ「え、だから言葉ではいいあらわせ………………あ、」

カヲル「……エヴァとのシンクロに、似ていないかい?」

シンジ「そう、かも」

カヲル「近しいものとシンクロするのは容易だ。
    
    もちろん、今の場合君は元々一つだった自分と融合したんだ。今は完全に記憶も混ざっているだろう?」
    
シンジ「あ、うん。凄く恥ずかしい思いをしたよ」

カヲル「それについては後で聞こう」

シンジ「嫌だよ」

カヲル「ふふ、さておき……まぁ、そういうことさ。近しい者とシンクロするのは容易」

シンジ「………………」

カヲル「弐号機の中には、セカンドの母親の魂の一部……

    実は、参号機の中にも、鈴原兄妹の母の魂が入っている。
    
    そして、初号機の中には……」
    
シンジ「……僕の、母さん?」

カヲル「……ああ。そうさ。

    君のお母さんは、初号機のコアの中で、君とエヴァのシンクロを補助しているんだ。
    
    セカンドの母も、サクラさんの母も、そのためにコアに入った」
    
シンジ「……じゃあ、マークシックスとか、零号機とか、八号機には?」

カヲル「僕は元々使徒だからね。コアに直接シンクロしているよ。

    他の二人は、補助装置にシンクロしている。
    
    僕のを純正のシンクロだとすると、シンジ君とセカンドとサクラさんが間接的シンクロで
    
    真希波さんとファーストさんが、擬似シンクロってところかな」
    
シンジ「そうだったんだ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:25:40.04 ID:6Ga9isLi0<>
カヲル「ショックかい?」

シンジ「そりゃあね。ずっと、会いたいと思っていた母さんが、実はすぐ近くに居ただなんて……

    しかも、父さんがそれを僕に隠していただなんて……」
    
カヲル「彼にも彼の目的があるからね。話したくなかったんだろう

    僕は君が知りたそうだったから教えてあげるけど、
    
    恐らく、ペラペラ喋る僕はそろそろ彼にとって疎ましくなってくるだろうね」
    
シンジ「! どういうこと?」

カヲル「大丈夫。保身の手はもう打ってあるよ

    シンジ君が心配するほど事態は悪い方向に向かっていない」
    
シンジ「本当、だね?」

カヲル「この手の嘘はつかないと誓うよ。君にいらぬ心配をかけて苦しむのは僕のほうだ」

シンジ「……時々カヲル君が、僕のわからないところで戦ってるのを聞いて……凄く不安になるんだ」

カヲル「……」

シンジ「……できれば、話してくれないかな? いつか、終わったときでいいから」

カヲル「そうだね。君が聞きたいというのなら全部教えてあげるよ。

    この世界の仕組みも、内通者も、今裏切りの狼煙を上げている人物も」
    
シンジ「………………」

カヲル「どうするかい?」







1 シンジ「聞かせてよ。全部」 (以降、知識的にチートシンジ

2 シンジ「……カヲル君を信用してるから、聞かない」 (ノーマルシンジ

3 アスカ「そういうの、こそこそ話すのやめてくれない?」 (以降、チルドレン全員が知識的にチート状態 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 01:31:59.18 ID:b7eV3niSO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:43:51.76 ID:6Ga9isLi0<>
シンジ「……カヲル君を信用してるから、聞かない」

カヲル「……」

シンジ「……」

カヲル「……シンジ君」

シンジ「何?」

カヲル「キスしてもいいかい?」

シンジ「……」




カヲル「ははは、この姿でするのは初めてだったね」

シンジ「そう、だね//////」(また、何か常識が一つ崩れ落ちた気がする)

カヲル「なんだか、ね。信用されてるって言葉が、嬉しすぎた

    ともかく、今後も僕は好きなようにさせてもらうよ。
    
    当然、目的は君との幸せのためにね」
    
シンジ「わかったよ。でも出来ることがあったなら、言ってね」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:49:05.11 ID:6Ga9isLi0<> 家

シンジ「そういうわけで……足の速い食材を処分するという意味でも、なるべくなら料理したいんだけど」






アスカ「おなかすいたぁぁあ〜」バタン

マリ「お母さんご飯〜」キュウ

レイ「……ペコペコ」バヨ(ry

カヲル「僕も疲れちゃったなぁ……とりあえずお風呂の準備しておくね」

サクラ「あ、ほな、私も、なんか手伝います」ヘロヘロ






シンジ「……」

聖典「チラッチラッ」






















十数分後

シンジ ミライ「ご飯だよ〜」

シンジ ミライ(これは、これで、便利かもしれない……)







六人の日常と聖典編 END <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 01:50:52.56 ID:6Ga9isLi0<> 今日はここまで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 01:51:06.58 ID:gpksLezW0<> 乙です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 01:51:15.01 ID:b7eV3niSO<> 乙!確かに自分が二人いたらごっつ便利だろうなー…俺も欲しいわー… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 02:18:51.46 ID:gpksLezW0<> リツコさんがカッコよすぎて泣いた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 02:22:05.31 ID:/XAB3Reko<> おつ

まぁカヲル君くらいのイケメンに迫られたらキスくらいしてしまいますね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 08:36:22.34 ID:1zHPddq50<> チートになったらどうなったんですの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 13:24:52.71 ID:6Ga9isLi0<> ↑全員カヲル並の知識もってあらゆる問題をチルドレン主体で解決していく話になった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 13:25:24.92 ID:6Ga9isLi0<>
学校

カヲル「やぁ、シンジ君」

シンジ「カヲル君……」

カヲル「どうしたの? 元気少ないね」

シンジ「ん、んん、ちょっと悩んでてさ」

カヲル「それは、今が二月だから故の悩みかな?」

シンジ「あ、う……」

カヲル「そうだね、二月といえば……バレンタインだよ、シンジ君」

シンジ「そうなんだよね……」

カヲル「おいおい、君はモテモテなんだから、喜ぶべき日なんじゃないのかい?」

シンジ「あ、えっと、だとしたら嬉しいなっては思ってるんだけど、でも事情がちょっと、ね」

カヲル「おや、嬉しい悲鳴というよりは、本格的に悩んでいるような顔だね

    どうしたんだい?」
    


シンジ「実は……



    僕は、あげる側として認識されているみたいなんだ」
    
    
    
    

カヲル「………………」

シンジ「…………貰うの、ちょっと、楽しみにしてたんだけどなぁ」

カヲル「………………シンジ君」












カヲル「僕、シンジ君の作ったチョコ楽しみにしてるよ」

シンジ「………………ありがとう」




バレンタイン編

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 13:38:37.06 ID:6Ga9isLi0<>
カヲル「あ、安心しなよ。最近は友チョコとかもあるし、

    ていうかチルドレン全員はまず確実に君にチョコをあげると思うよ?」

シンジ「そこなんだよ……」

カヲル「え?」

シンジ「……どうやら、周りから僕は手作りチョコを期待されているんだけど

    それを家で作るとなると、どうなると思う?」
    
カヲル「…………ああ」

シンジ「大顰蹙だよ……きっと。 

    ああいうのって、作っている工程を見せないからこそ、ってカンジのところあるじゃないか?」

カヲル「そうだね。あげる相手がすぐ近くにいる状態でチョコを作るのはちょっとね……」

シンジ「というわけでどこで作ったらいいかなって考えあぐねていたら、

    いろんな人に誘われるんだよ。ウチで作れウチに来いって」
    
カヲル「おやおや」

シンジ「どうやら皆、お菓子の作り方を教えてほしいらしいんだ」

カヲル「本当にそれだけかな?」

シンジ「……ちょっとそういう雰囲気の人も居たけどさ。

    教えるのはいいんだけど、他所の家の台所って萎縮しちゃうから……
    
    それで、家庭科室を使わせてもらえないかなって思ったんだよ。
    
    先生に交渉してね」
    
カヲル「そしたら?」

ペラッ

シンジ「………………」

カヲル「この紙は?」

シンジ「…………バレンタイン特別講習のお知らせ

    講師に特別顧問を招き、バレンタイン用のチョコ菓子を作りましょう。だって」
    
カヲル「ははははは! 結局、みんなの思い通りってワケか」

シンジ「というわけで、僕のバレンタインは色々忙しくなりそうだよ」

カヲル「そのようだね。そのお料理教室には彼女たちも参加するのかな?」

シンジ「どうだろう。もうこの紙、全校にばら撒かれているところだと思うから、皆知ってると思うよ」

カヲル「ふふふ、さて、チルドレンはどうするつもりなんだろうねぇ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 14:05:53.33 ID:6Ga9isLi0<>
家 シンジ帰宅前 リビング



アスカ「……もうすぐバレンタイン」

サクラ「皆はチョコあげたこととかあるん?」

レイ「……ない」

マリ「あるよー。特別なにかを作ったって事はないけど」

アスカ「私はないわね。貰ったことならあるけど」



サクラ「てことは、何気に全員初チョコ渡しってことやな」



アスカ「……ていうか、この行事って、なんかいまいち納得がいかないのよね

    告白するの?」
    
レイ「好意を伝えるという意味では近い」

サクラ「でも、義理チョコという概念もありますしね」

マリ「義理と本命でしょ、あと友チョコ逆チョコ、あとなんかある?」

アスカ「逆チョコ?」

マリ「そうそう。フツーは女子が男子にあげるものらしいけど、

   男子が女子にあげる場合逆チョコって言うんだって」
   
アスカ「やってることは同じじゃないの! なによ、逆って!」

レイ「……碇君の逆チョコ」

サクラ「ああ、そういや、シンジさんにチョコせびる人仰山居りましたなぁ」

マリ「お料理教室も開くみたいだよ。なんか、先生に嵌められたんだって」

アスカ「ったく、お人よしなんだから! チョコ渡したいやつは勝手にやるんだから、ほっとけばいいのに」

サクラ「あれ? もしかしてこのノリって……」

レイ「……」

マリ「え? 何?」

アスカ「……?」



サクラ「あの、バレンタイン……シンジさんに、チョコ作らんのですか?」



レイ「………………お菓子づくりしたこと、ない」

アスカ「私貰う人ー」

マリ「! 私はぁ、どーうしよっかにゃぁ〜」



サクラ「……まぁ、よく考えれば、

    シンジさんからやたらクオリティーの高いチョコが返ってくると思えば……
    
    ウチも少し気がめいるっちゅうか……」
    


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 14:06:20.51 ID:6Ga9isLi0<>

ガチャリ



カヲル「君たちは……男子がチョコをどれだけ渇望しているか知らないんだ」

アスカ「……なんかめんどくさいのが来た」



カヲル「バレンタインという日にチョコを貰うこと。これは、明確な好意。

    それを喜ばない男子はいないよ」
    
サクラ「そういうもんなんやな」

カヲル「もちろん、シンジ君だって同じさ。

    チョコを貰いたいと思っているに決まっている」
    
アスカ「……」

カヲル「たとえそれが、どんな代物であっても。
    
    もうこの際溶かして形を変えただけでも、その人の手が加わってさえいれば、
    
    それはもはや手作りチョコ。
    
    シンジ君だって影で小躍りして喜ぶはずさ」
    
マリ「そんなひょうきんなわんこ君もみてみたいにゃぁ」

レイ「……作るの?」

カヲル「流れ的にはそうなってくれると僕も急いで帰ってきた甲斐があるってものだよ」

アスカ「……うーん……」

サクラ「ウチはわりと乗り気やよ。問題はシンジさん以上のクオリティーを用意できるかっちゅう話でして」

カヲル「なんでもいいのさ。

    たとえそれが見た目に劣るモノでも、送るという事実。これが一番大事なんだよ」
    
アスカ「そういうものぉ? …………」

マリ「まぁまぁ、ここはにゃんこ君にのっかっとこうよ」

レイ「……作り方さえ、わかれば……できる」




カヲル「ふふふ……ようやくチョコを作る流れになったね。

    まぁ問題はここからさ。僕に考えがあるから、皆聞いておくれよ」
    



………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 14:10:56.27 ID:phe8yHeAO<> 流石のシンジさん






もといシンジ母さん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 14:13:22.85 ID:6Ga9isLi0<>
カヲルの話

1 カヲル「皆でチョコケーキを作ろうじゃないか」

2 カヲル「シンジ君は当日チョコ塗れだから……各々小さいものを用意するんだ」(あくまで一人一人渡す

3 カヲル「チョコフォンデュ的なことをしようか」(エロめ

4 カヲル「シンジ君が女の子としてチョコを配るなら、僕たちは男として逆チョコってのはどうだろう」(カーン

5 一方 2月13日が誕生日の日向マコトは……(チルドレン以外のバレンタインに着目

6 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 14:18:44.06 ID:phe8yHeAO<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 14:36:19.75 ID:b7eV3niSO<> マコっちは…ダメだ当てなんてねーわ精々仕事関係で義理くらいだわ


ロン毛やグラサン、先生もだけど…
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 14:38:03.68 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「……ついに、それをやってしまうの?」

カヲル「ああ、いままでずっと、僕とシンジ君しか性転換していなかったからね。
    
    この特別な日に、今までとは逆のことをしてみようじゃないか」
    
レイ「……男に、なる?」

マリ「うっぉあー……男装ならやったけどさ……マジ?」

サクラ「う、ウチは普通にバレンタインやりたいっていう話を……」

アスカ「フン……面白そうじゃない……私、今までこいつを使って体が変化したことほとんどなかったのよね」

レイ「……大丈夫、なの?」

カヲル「大丈夫だよ。渡す瞬間だけ、みんな揃って男になればいい

    当然、そのときはシンジ君も女の子だけどね」
    
サクラ「皆揃ってって……せっかくやし、それぞれのタイミングで渡せばええんとちゃう?」

アスカ「それもそうね」



マリ「でもさ、ちょっと不安があるんだけど」

カヲル「……?」

マリ「……実際、男体化するとしても……自分の姿一応確認しておいたほうが良くない?」



レイ「……」

アスカ「……」

サクラ「……」



カヲル「……最もだね」

マリ「……というわけで、各々自分の姿を確認してからこの作戦に取り掛かろうよ」





1 聖典「おめぇらはふたなりしか認めねぇ」

2 聖典「イケメンになーぁれ!」

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 14:39:17.03 ID:E4zNjc3U0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 14:46:23.86 ID:phe8yHeAO<> サクラが男になったら…



鈴原兄のドッペルゲンガーになるのか
中性的トウジになるのか
逆にトウジをより男くさくしたカンジになるのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 14:58:54.78 ID:6Ga9isLi0<>

各々の部屋の前

マリ「……んじゃ、一人ずつ、中に入って性転換して……

   鏡を見て納得したらそのまま出てくる……ということで」
   
レイ「わかったわ」

サクラ「うぅ、なんか怖いなぁ……」

カヲル「ふふ、楽しみだなぁ」

アスカ「上等! 一発目は私から行くわよ!」

パシッ

マリ「ノリノリだねぇ♪」

アスカ「まぁね。変身らしい変身は初めてだもの、テンションあがってきたわ」

レイ「健闘を祈るわ」



ガチャリ



アスカ「……」

アスカ(鏡の前には、見慣れた自分の姿……

    あ、待てよ? この制服姿のまま男体化したら……イケメンだとしてもちょっと見苦しいわね
    
    パーカーとジャージに着替えるか……)
    
ゴソゴソ

マリ『姫ー、まだぁ?』

アスカ「まだ  ちょっと着替えてからにする」





レイ「……そういえば……」

サクラ「まだ着替えてませんでしたね」

マリ「ん、言われてみればこのまま男になるのはちょっとアレか」

カヲル「皆着替えておいでよ」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 15:00:41.44 ID:6Ga9isLi0<>

アスカの部屋

アスカ「……よし」

アスカ(……男の私……
    
    とりあえず、シンジの場合は面影があったけれど……私が男になっても面影って残るのかしら?)
    
アスカ(素材から考えると…………)マジマジ



アスカ(うん、いや、とりあえずやってみないことには始まらないわね)

ペシン


1 一般的男子中学生身長 王子様系 金髪美少年

2 そこそこ高身長 やんちゃ系 金髪長髪美少年

3 その他

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:02:07.13 ID:E4zNjc3U0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 15:07:46.53 ID:6Ga9isLi0<>

アスカ(男)「へ?   あ、ああ……」

アスカ(よかった。イケメンの部類に入るレベルね……もう少し男男したのを想像してたけど

    これならあんまり抵抗もないかも)
    
アスカ(ていうか、ホント聖典のサービスは行き届いてるわね……

    ちゃんとインターフェイスヘッドセットで髪結んであるし。
    
    あ、でも髪はかなり短くなってる)
    
アスカ「……ふぅん、まずまずってところかしら?」

アスカ(……しまった



    このまま喋ると、ただのオカマにしか見えない!!
    
    
    
    っくぁぁぁぁぁぁっ! それは恥ずかしい!!)
    
    
1 シンジの口調を真似する(一人称僕

2 男らしく!(一人称俺

3 まぁ、どうせ家の中でしかこの格好しないし (オネエ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:08:50.03 ID:E4zNjc3U0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 15:16:03.99 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ(まぁ、どうせ家の中でしか、この格好しないし……

    っていうか! 渡す瞬間だけよ! やってらんないっつうの! いつまでも男なんて!)
    
ガチャリ

アスカ「お待たせ」

カヲル「うわっ」

アスカ「……何その反応」

カヲル「いや、普通に男が出てくるとやっぱりビックリするね」

アスカ「正真正銘アスカ様よ。文句ある?」

カヲル「無いね。

    強いて何系というなら王子様系ってカンジかな?
    
    綺麗で格好いいと思うよ。ミライさんに似合いそうだ」
    
アスカ「あいつの髪色地味だもねぇ」

カヲル(オネエっぽいとは言わないほうがことが早く済みそうだ)




カヲル「じゃあ、次はファーストさんに渡そうか」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 15:23:18.22 ID:6Ga9isLi0<>
レイの部屋

レイ「……」

レイ(碇君は、女の子になるときこんな気持ちなのかしら……

   少し緊張する、けど。だけどなんだかワクワクもする。
   
   ……………………)
   
レイ(ワイシャツとズボンには着替えたから、問題ないはず)
   
   
ペチッ


1 青髪で赤目のまるでシンジ状態

2 高身長眼鏡クール男子

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 15:25:10.52 ID:6Ga9isLi0<> 選択肢ミスったけどこれでいいや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 15:25:14.81 ID:phe8yHeAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:26:32.29 ID:phe8yHeAO<> 何をどうミスったのか気になります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 15:28:33.22 ID:6Ga9isLi0<> 2 高身長眼鏡クール男子 はマリ用の選択肢だった
2 低身長小動物系男子  的な要素を書くつもりだった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:34:39.42 ID:phe8yHeAO<> なるほど



たしかに「何故に眼鏡」とは思った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 15:35:24.86 ID:6Ga9isLi0<>
レイ「…………!!」ビクッ



レイ(…………血は、争えないってこと?)

レイ(……でも、これはこれで…………)モヤモヤ



レイ(碇君は、私の正体も知っているから、納得するかもしれない

   でも、他の人たちに声を見せるのは、ちょっと……)
   
   
レイ(それにしても、碇君に良く似ている……

   髪の色と目の色以外、そっくり……)
   
   

レイ「……」クスッ





ガチャリ






カヲル「おや、意外と早く…………!!!!」

アスカ「どんなカンジよ、顔あげて見せてみなさ…………」

レイ「…………どう?」



カヲル「っぷ、はははははは! そっくり! そっくりだよ!」

アスカ「…… ああ、あんた、レイね!? ビックリした……なんでシンジがそこから出てくるのかと思っちゃったわ」

レイ「私も驚いた」

カヲル「ははは、いやぁ、血は争えないね」

アスカ「血?」

レイ「……」ジロッ

カヲル「…………あ、そんなことより、セカンドさんはファーストさんのこと、『レイ』って呼ぶようになったんだね」

アスカ「! た、たまたまよ! それに、レイって呼んだほうが早いじゃない?」

レイ「……二人のときは、ちゃんと呼んでくれる」

アスカ「アンタだって最近まで二号機の人って呼んで来てたじゃないの!」

レイ「今はいつもアスカって呼んでる」



カヲル「いつもの言い合いにも違和感を覚えてしまうね……

    いやぁ、いい物を見せてもらった。じゃあ、次は」
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 15:47:23.06 ID:6Ga9isLi0<>
サクラの部屋

サクラ「ちゅうわけで、本が飛んできたわけなんやけど……」

サクラ(……男、か……

    ウチが男になるっちゅうことは、お兄ちゃんにそっくりになってまるんとちゃうんか?
    
    うわぁ、それだけは嫌や。ホンマ堪忍や……
    
    んー、なるんやったらスマートがイケメンがええなぁ……)
    
サクラ(……………………

    とりあえず、)
    
    
ペティン!


1 オールバック 後ろで髪を結った、 明らかにかたぎじゃないタイプの関西やくざ風味

2 トウジ二号

3 にじみ出るヤンキー臭 高身長そこそこ筋肉質 

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:47:40.05 ID:nNiHB+LIO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 15:55:30.10 ID:phe8yHeAO<> 哀れサクラ…

いやしかし1、3よりは… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 15:56:36.45 ID:6Ga9isLi0<> もう4に期待していた俺がいる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 16:06:40.41 ID:phe8yHeAO<> 4シンジジャージメガネを足して三で割ったカンジとかそんな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 16:10:35.55 ID:6Ga9isLi0<>
サクラ(男)「あ」

サクラ「……うわぁ……ベタやなぁ……ネタとしては完璧やけど」

ガチャッ

サクラ「……」チラッ




アスカ「ん〜、いつも背中に当たってる髪がないと、なんか変な感じ」クルクル

レイ「……碇君の体に、似てる」サワサワ

アスカ「! ちょっと、触らせなさいよ」ペタペタ

カヲル「……妙な光景だなあ……」





ガチャリ

サクラ(なんでえええぇぇぇぇぇぇぇ!? アスカさんも綾波さんもメッチャイケメンやん!

    なんでウチだけお兄ちゃんになってまうん!?
    
    いや、一応アレもイケメンの部類に入るとは思うけど、
    
    妹としてアレになるんは完全アウトや!!)

ペチン





サクラ(女「ギャグでも嫌や……お兄ちゃんだけはアカン……

      しかしなぁ、このままやと……ウチだけ空気読めてへんようなカンジやんな」
    
サクラ「どないしよ……」

聖典〜写本〜「……逃げるのか?」

サクラ「…………せやな……ようは、変身すればええんやな?」




…… <> 逃げ道<>saga<>2013/01/29(火) 16:17:22.00 ID:6Ga9isLi0<>
……



ガチャリ

レイ アスカ「!」

カヲル「おや? これはまた、別パターンで来たね」



サクラ(若干幼「いやぁ、ビックリやわ。背が縮むってこんな感覚なんやね」

レイ「……可愛い」

アスカ「そうね。もっと兄に似た感じを想像していたけど」


サクラ(そらそーや! ホンマは兄そっくりやったのを、幼児化と髪形変えただけでごまかしただけや!

    男になるのだけでもプレッシャーやのに兄の姿では出られへんもん!)
    
カヲル(普通に、『見せられないくらい悲しい姿だった』と言えば誰も追求しないと思うんだけどなぁ……)



アスカ「ってことはさ、アンタ今ミライと絡んだら……」

レイ「……性転換逆おねショタ状態」

サクラ「!?」

カヲル「性の 法則が 乱れる」

聖典「ウゴゴゴゴ(ry」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 16:34:42.52 ID:6Ga9isLi0<>

マリ「トリかぁ、ここではずしたらいかんなぁ……」

マリ(つっても、思ったとおりの姿に慣れるなら世話無いんだけどね

   いや、でも、まてよ?
   
   本当に、そうなのかにゃ?
   
   強くイメージすれば、それになれるとか……そういうのは無いのかニャ?)
   


1 高身長鬼畜眼鏡風味

2 参考画像 グレル サトクリフ

3 もうネタがねぇ その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 16:42:17.05 ID:rc+s/Cw00<> 1

王子系アスカX鬼畜マリ襲い受けってなんという俺得
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 16:44:07.66 ID:phe8yHeAO<> またすごい悩むが…






あえて3で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/29(火) 16:47:34.74 ID:rc+s/Cw00<> ネコミミ獣人美少年という手もあったな
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 16:48:45.29 ID:E4zNjc3U0<> 2を見てきたんだがすゲーオリジナル笑顔だったわ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 16:59:41.23 ID:6Ga9isLi0<>
マリ(眼鏡つったら鬼畜眼鏡っしょ。キャラ立ったカンジで変身出来るといいニャー)

ポムン



マリ(お、おおい! なかなか、じゃね?)

マリ(うん。これを言ったらナルシスト扱いされるだろうけど

   私イケメンじゃね? うん、いけるわ。
   
   しっかし、意地悪そうな顔だなぁwww イメージよりもwww)




ガチャリ

マリ(男「ありじゃね?」

アスカ「んー、ギリギリ」

サクラ「アリ! アリや! それ!」

レイ「?」

カヲル「うん、格好いいじゃないか

    なんだか裏がありそうで、危険な魅力を感じるよ」
    

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 17:00:13.47 ID:6Ga9isLi0<>
マリ「っつーわけで、今この家の男女比が完全に傾いたわけだけどぉ」

アスカ「……異様な光景ね」

レイ「確かに……今まで、ずっと女子ばかりの状態だった……」

サクラ「そ、そやね。自分が男になるっちゅうのは想像もしてへんかったわ」

カヲル「さて、これで準備はできたかな?

    あとは、前日にチョコの用意をするわけだけど……まぁその辺はうまくやっておこうじゃないか」
    
    
アスカ マリ レイ サクラ「……」


カヲル「? どうしたんだい?」

アスカ「で、アンタは男のままなわけ?」

マリ「流れ的に行くとさぁ……ねぇ?」

レイ「……当日は、女で」

サクラ「完全男女逆転や!」




カヲル「………………ふふふ……ふふ……ふ……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/29(火) 17:06:00.23 ID:rc+s/Cw00<> 安価でちんこのスペックはよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 17:16:10.45 ID:6Ga9isLi0<>

バレンタイン前日 放課後

台所

アスカ(男「って、なんで、調理風景まで男でやらなくちゃいけないのよ?」

マリ(男「いーじゃんいーじゃん! だってわんこ君だって女の子の姿でチョコ作ってるんだぜ?」

サクラ(幼 男装「そ、そーやで、うん。 うちらも、男の姿でやな……」

レイ(男「チョコ……」



カヲリ「で、まるで乙女ゲームの主人公状態の僕が主体となってチョコ作りに励むというのは

    いかがなものだろうかね? 元女子諸君」
    


アスカ「私は料理できないし」

レイ「右に同じ」

サクラ「お菓子はムリ」

マリ「俺wも」

カヲリ「…………まぁ、全員バレンタイン初体験だし、仕方ないよね

    とりあえず本の通り作ってみれば何とかなると思うよ
    
    第一、君たちスペックは高いんだから、やろうと思えば何でもできるだろ?」
    
アスカ「当然よ!」

カヲリ「じゃあまず湯銭とかそういうのから説明していくから……」



マリ「あー、その辺は流石に知ってるよん」

カヲリ「じゃあ、マリさんはセカンドさんと一緒に適量を溶かしててくれるかな?

    あと二人は僕が教えてるから」
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 17:16:40.50 ID:6Ga9isLi0<>

……



アスカ「はー……こうやって溶かすのね……」

マリ「そうそ、完全に溶けちゃうと後から固まらなくなっちゃうんだぞー」

アスカ「ん……あーもう! 結構手についてくるのね。指に付いちゃったじゃない」

マリ「どれどれ?」

ペロッ

アスカ「…………何やってんのよ?」

マリ「チョコフォンデュ」

アスカ「人の指をペロペロと……くすぐったいっつーの」

マリ「王子の指おいし〜なぁ♪」

アスカ「うっさい! 早く続きやるわよ!」



…………


カヲリ「で、こうやってゆっくり溶かしていくと……」

サクラ「っはー、なるほどなぁ」

レイ「……手際が良い」

カヲリ「まぁ、本で見たとおりにやってるだけだからね」



カヲリ(……教える立場って大変なんだなぁ

    ……シンジ君、今頃何してるんだろう?)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 17:18:23.13 ID:pYpu96pP0<> ミライたんの貫通式のチャンス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 17:26:50.93 ID:6Ga9isLi0<>
一方 家庭科室



ミライ「というわけで、湯銭の終わった人は各々作りたいものに取り掛かってください。
    
    これから各席を回っていくので、えーっと、作りたいもののレシピで不安なところがあったら、質問どうぞ」
    

ミライ(…………どうしてこうなった)


スミレ「っくはははははは! お前マジで女の子じゃん!

    見る人が見たら女装男子じゃないって事ちゃんとわかるぞ」
    
ミライ「はぁ……まさか担当がスミレ先生だったなんて」

スミレ「まぁ、材料費も何もかも出してやるからっていう条件で女体化してきたのはお前だろ?

    安い餌で釣られやがって」
    
ミライ「クマー」

スミレ「はいはい、んじゃ、とりあえず悩める乙女たちのチョコレート戦争に首突っ込んでこいや」

ミライ「……」

スミレ「お、なんだ?」

ミライ「失礼ですけど……スミレ先生は、作らないんですか?」

スミレ「失礼だな。  私はね、こう見えてそういう女子力磨いてるのさ。

    学校ではワイルド気取ってるけど男の前じゃちゃんと『女』してんだよ」
    
ミライ「それなら良かったです」

スミレ「なんだ? あんたの頭の中ではカカオとって来る私の姿でも想像されてんのか?」

ミライ「……さ、回ってくるので、お話は後にしましょう」

スミレ「おい待てこら」




誰と話す?

1 悩めるヒカリ

2 悩んでるわけでもないミドリ

3 教職員と一緒に居るミサト

4 教職員と一緒に居るマヤ

5その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 17:31:41.03 ID:sowVkDew0<> ミライたんハァハァマヤ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 17:33:46.88 ID:phe8yHeAO<> ひとまず1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 17:34:07.08 ID:E4zNjc3U0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/29(火) 17:34:56.96 ID:rc+s/Cw00<> 隅っこでこそこそと温度計と格闘してる女装鈴原兄
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 17:38:51.93 ID:phe8yHeAO<> ちくせう



>>255
兄ちゃん何してんだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 17:49:57.40 ID:6Ga9isLi0<>
職員「へぇ、碇君の職場の?」

マヤ「ええ、はい。そうなんです。シンジ君がエヴァに乗るサポートをさせてもらってます

   今日は、あの、シンジ君のお父さんの代わりに様子を見てこいといわれまして」
   
ミライ「……マヤさん。自然に職員の中に紛れ込んで何してるんですか?」

マヤ「あ シンジ君! エプロンとても似合ってるわよ!」

ミライ「ていうかこのエプロンもマヤさんの支給なんですよね?

    ここに来たらスミレ先生から真っ先にこれ渡されましたよ
    
    やたらフリフリなの用意して……僕も自前の持ってたのに」
    
マヤ「明日はバレンタインよ? 女子力あげていかなくちゃ!」

ミライ「まぁ、周りのウケはいいんですが……

    なんか、最近女としての自分の違和感を感じなくなってきてるのが、少し複雑なんです」
    
マヤ「……寧ろ、それもアリかと……」

ミライ「……」

マヤ「……なんでもないわ」

ミライ「……まぁ、男としての自覚はちゃんとありますから……」

マヤ「そっかぁ……まぁ、でも、私は今はシンジ君を見てドキドキはするけれど……

   最近、意中の人との進展があったから、今はそっちしか見えてないのよねぇ」ウキウキ
   
ミライ「え、そうなんですか? お相手は……って、聞くのは失礼ですよね」

マヤ「そーです。秘密♪」

ミライ「まぁ、明日はぜひ『女の子』してください」

マヤ「シンジ君もね!」

ミライ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 17:52:21.86 ID:rc+s/Cw00<> リツコさんがいろいろフッ切れてたのはそのせいか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 18:09:24.71 ID:6Ga9isLi0<> ……


女子「シンジ君 これなんだけど」

ミライ「それはね……」


女子「碇さん、これ……」

ミライ「この本はわかりにくいなぁ。これはこういう意味で……」




…………




ミライ「というわけで、皆さん、明日は思うようにバレンタイン楽しんでくださいね」

女子「シンジくーん結婚してー!」

女子「寧ろお母さんになってー!」

ミライ「お母さん今四人の娘と一人の息子の世話で大変なので余裕ありません」

女子「ブーブー」

ミライ「それじゃ、これでお料理教室終わります。お疲れ様でした」

女子「お疲れ様でしたー」


ガヤガヤ…………






……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 18:18:10.46 ID:phe8yHeAO<> > ミライ「お母さん今四人の娘と一人の息子の世話で大変なので余裕ありません」

シンちゃん開き直ったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 18:18:12.28 ID:EyMT0kmXo<> さらっと言いおったよこいつっ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 18:19:53.47 ID:6Ga9isLi0<> 決戦当日



玄関前

ミライ「で、これ何?」

ミドリ「何って、バレンタイン袋!」

ヒデキ「スミレ先生が、チルドレン全員に渡しとけって」

ミライ「…………こんな袋もって歩いてたら、『ボクバレンタインにこんなに貰いますよ』って言ってるみたいじゃん」



ミドリ「そーいうフヘーフマンはさぁ、アンタの下駄箱の前見てから言ってよ」

ミライ「え?」



ヒデキ「信じられるか、アレ生徒会で用意したんだぜ。

    チルドレン専用チョコレート回収ボックス」
    
ミライ「……えー」

ヒデキ「あ、因みに今ここにあるだけでお前のその袋半分は満タンになるから」

ミライ「多すぎるよぉ…………」

ミドリ「まーぁ、大丈夫でしょ。ほとんど義理チョコだし、チルドレンで分ければ?」

ミライ「ん、そんな感じでいいのかな?」



カヲル「しかし、シンジ君……君が貰う分と同じくらい、こちらの回収ボックスにもチョコレートが入っているようだよ」

ミライ「OH……」

カヲル「バレンタインネタの鉄板だね」

ミライ「カヲル君が何を言ってるのか(ry」



カヲル「ふふふ、しかし、残念ながら君が一番大変なのは、ここから先だと思うんだけどね」

ミライ「あぁ、うん。気が重いよ……」




…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 18:22:26.01 ID:rc+s/Cw00<> しっと団による無差別テロか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 19:10:41.14 ID:6Ga9isLi0<>
……






ケンスケ「おはよう! 碇」キラキラ

ミライ「……おはよう、ケンスケ」

ケンスケ「頼むよ、そこは、ケンスケ君って言ってくれよ」

ミライ「おはよう、ケンスケ君……えっと、これ」

ケンスケ「!!」



ミライ「『べ、別に! あんたのために作ったんじゃないんだからね!』」



ケンスケ「ありがとうございます」フカブカ

ミライ(台詞指定つきの、バレンタインチョコ贈与イベント……

    誰が発案で誰が得するのかよくわからないこのイベント。
    
    なんと、やらされているのはボクだけだ)
    


ミライ「普通こういうのって学校のアイドルとかがやるものなんじゃないのかな?」
    
カヲル「アイドルだから仕方ないじゃないか」

ミライ「アイドル……」




カヲル(確かに、彼が言わされている台詞は恥ずかしいモノばかりだ
    
    その台詞自体を望んでいる人も大勢居る。男女問わず)
    
    
    
ミライ『先輩のために、作りました』

ミライ『貴方のために心をこめて作ったのよ』

ミライ『私の思い、受け取ってください』



カヲル(このイベントを行うことによってシンジ君に発生する利益は、割と高めの良いチョコレート素材

    彼は納得してこのイベントをやっているのだが……
    
    彼は、気付いていない……)
    

ミライ「うぅぅ…………引き受けるんじゃなかった」//////



カヲル(台詞を言い終わった後の、)

アスカ(演技ではない)

サクラ(本当の照れた顔こそが、)

マリ(真の碇シンジファンにとって)

レイ(最高のご褒美であることに!)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 19:11:47.38 ID:6Ga9isLi0<>
本日の貰ったチョコレート数


レイ 1箱 (ヒカリ

サクラ 2箱 (ヒカリ ミドリ

マリ  5箱 (ヒカリ 女子男子

アスカ 10箱 (ヒカリ 女子男子

カヲル 67箱

シンジ 52箱(内 ミライ33箱





本日のあげたチョコレート数

レイ 1箱 (ヒカリ

サクラ 2箱 (ヒカリ ミドリ

マリ 1箱 (ヒカリ

アスカ 1箱 (ヒカリ

カヲル 0個

ミライ 108個 (内 9個はシンジとして『男子に』贈与

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:11:58.00 ID:b7eV3niSO<> なんと巧妙な…天才か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 19:26:21.18 ID:rc+s/Cw00<> 「渡せなかったんやー。恥を忍んで手作り教室に女装潜入までしたのに、
 ヘタレなワシを許しとくれいいんちょー、サクラー!!」

「むしろ踏みとどまった勇気を僕は評価するけどね、トウジ」
「そんならおまえが食っとくれケンスケー!」

「そうだね、そのキモい女装をやめてさえくれたら、親友としておいしく頂くよ。」トホホ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 19:27:39.86 ID:6Ga9isLi0<>



レイ「チョコ、凄い量……」

アスカ「アンタ、女装してからというもの男女双方からの人気やばかったものね……」

マリ「本命チョコなんて受け取ってたら承知しニャいぞー?」

ミライ「とりあえず……当分、おやつはチョコレートオンリーでお願いします」

サクラ「糖分だけに?」

カヲル「審議拒否」



ミライ「とりあえず、これであわただしいバレンタインも終わりだよ……

    女の子って大変なんだね」
    
レイ「こんなに大変なのは碇君だけ……」クスッ

マリ「ん、本当だよ、お疲れさん」

アスカ「ほんっと、ずっと鼻の下伸ばしてだらしないったらなかったわ」

サクラ「それはシンジさんやのうてシンジさんから受け取る男子のことを言うとるんか?

    それとも、恥ずかしがってるシンジさんを見とるウチらを言うとるんか?」
    
カヲル「両方だろうね」



ミライ「……ちょっと、休憩してから晩御飯作るよ」

アスカ「……今日くらい休んだら? 疲れてんでしょ」

ミライ「え、でも」

サクラ「そーですよ。今日は任せてください」

ミライ「ん、うん。じゃあお願いしようかな?」

レイ「……そうと決まれば、碇君は部屋に戻ってて」

ミライ「……わかった。そうするよ。着替えて待ってるから」

マリ「ごゆっくり〜」

テクテクテク……

カヲル「……」




カヲル「露骨すぎやしないかい?」

サクラ「そーやろか?」

アスカ「別に気付かれたって構わないわよ。そのくらい空気読めるでしょ」
    
マリ「さって、それじゃあ、私らも準備始めますか!」

レイ「ええ……!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:29:03.02 ID:8rAEP5zh0<> >>267

スレ立ててやれよお前気持ち悪い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 19:34:36.41 ID:6Ga9isLi0<>

三十分後

シンジの部屋

ミライ「……スゥ……スゥ……」



1 添い寝しているのは王子系美少年 式波君だった

2 夜這いを仕掛けているのは鬼畜眼鏡系美少年 真希波君だった

3 優しく頬を撫でて起こしてくれたのは美少年? 鈴原君?だった

4 ちょっと我慢できなかったらしく、欲望のままキスしてきたのは不思議系美少年 綾波君だった

5 起きたらなぜかトウジ?がいた(サクラが男体化してないのバレて罰ゲーム

6 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 19:37:56.39 ID:rc+s/Cw00<> シンちゃんが犯されてないか心配したネルフ一同が寝室を占拠中 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:40:00.13 ID:hbQZTQ8U0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:41:08.10 ID:E4zNjc3U0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:44:03.05 ID:phe8yHeAO<> >>271
シンジ君目覚ました瞬間意識飛ばすんじゃないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:46:54.42 ID:E4zNjc3U0<> >>271
占拠しなくても隠しカメラがそこらじゅうについてそうなんだが・・・

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 19:49:21.71 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「…………」

ミライ「んぅ…………」ボーッ

アスカ「……おはよう」

ミライ「…………?」

アスカ「…………」

ミライ「……アスカ?」

アスカ「……よくわかったわね」

ミライ「…………不意打ちだけど、なんとなくわかったよ」

アスカ「………………」

ミライ「いつからいたの?」

アスカ「…………ついさっきよ」

ミライ「嘘だよ」

アスカ「ホントだってば……」

ミライ「だって、入り口の鍵閉めた音聞こえてたもん」

アスカ「っ!! //////」シュバッ

ミライ「はははっw」

アスカ「っ!! ば、バカシンジ! 最低! 起きてんなら言いなさいよ!!」

ミライ「あはは、ごめんごめん」ムクッ



アスカ「っくぅぅ! 殴りたいけど……今殴ったら絵的に良くない気がする!」

ミライ「そっか、女相手だと殴れないんだね。それは良い事を聞いたなぁ」

アスカ「調子乗ってんじゃないわよ! 男に戻ったとき覚えてなさい!」



コンココンコンコココン



マリ「おい、アスカ。お嬢様の準備はもうできたのか?」

ミライ「お嬢様って……ていうか、この声は?」

アスカ「マリよ」

ミライ「……あー……」

カチリ ガチャッ


マリ「ったく、王子。ネタ晴らししちゃいかんでしょーが。

   誰が誰かあてっこしようぜって言ったじゃん!」
   
アスカ「んなあほなこと誰がするか! ていうか、初見で私のことは看破されたし、

    特徴出まくりなあんたたちじゃ全然話になんないわよ」
    
ミライ(アスカの口調がそのままだと、オカマっぽい……)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 19:51:03.75 ID:0wgMyKxz0<> 安価下扱いワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 19:55:41.48 ID:/XAB3Reko<> ゲンドウおばさんが見たかったのかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 20:00:19.97 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「……で、その格好……」

アスカ「ああ、どうよ? 似合ってるでしょ?」

マリ「この企画のためにネルフに特注しておきました。

   いわゆる燕尾服! 女の子にご奉仕って言ったらこれでしょ!」
   
ミライ「へぇ……」

アスカ「アンタ、着てみたいって思ったでしょ」

ミライ「だって、カッコよさそう……」

アスカ「あんたにゃ似合わないわよ! もう少し大人になったら着せてあげる」

ミライ「似合わないって、ボクは元々男なんだよ?」

アスカ「でも、元の男のアンタより私たちのほうが男っぽいんだけど?」

マリ「確かにwwww」

ミライ「う……」

マリ「さぁさ、お嬢様。下で皆が待っていますよ」

ミライ「うん、わかった、行くよ」

テクテクテク バタン








ノソッ×3

ゲンドウ「……問題ないようだな」

冬月「……寝込みにセカンドがきたときはどうしたものかと焦ったが……」

マヤ「取り越し苦労だったみたいですね。ミライちゃんの純潔は守られました」

ゲンドウ「いや、気を緩めるな。この狼の根城の中で、いつ襲われるかわかったものではない

     シンジが食われるのは正直どうでもいいが、ミライが食われるのはどうも気に障るのだ」
     
冬月「わからんでもないな、その気持ち」

マヤ「アイドルですものね……」


ガチャ


カヲリ(メイド服「お掃除に参りました」

ゲンドウ「(^q^)」

冬月「(^q^)」

マヤ「(*´Д`*)」ハァハァ



カヲリ「お帰りくださいご主人様」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 20:14:10.13 ID:6Ga9isLi0<> リビング


ミライ「わぁっ」

レイ「碇君……」

ミライ「……レイ、だよね?」

レイ「ええ」

ミライ「……う、うーん。すごい、不思議な感じだね」

レイ「……残念そう」

ミライ「……ごめん、正直。その姿のレイに対して下手なコメントできないよ」

レイ「それもそうね」クスッ

ミライ(僕ってそういう顔して笑うんだ……)フクザッツ




カヲリ「さて、お掃除も終わったことだし」

マリ「ありゃ? にゃんこちゃん、チョコ跳ねてるよ? なんか赤いけど」

カヲリ「っと、失礼。さっき冷蔵庫から取り出すときに付いちゃったのかな?」

アスカ「で、ミライちゃん? もう一人、コメント待ちの奴がいるんだけど?」ニヤニヤニヤニヤ

マリ「あーあ、そうだったねぇ」ニヤニヤニヤニヤ



サクラ「……」

ミライ「えっと、サクラちゃん? お盆で顔隠してれば見えないんだけど……?」

サクラ「ウチのことは気にせんでください。今日はこれでやり過ごすつもりなので」

ミライ「……ダメだよそれじゃ。別なアニメの何かに近い何かを感じるよ」

サクラ「ささ、ミライさん。お食事の準備ができましたよぉ?」(CV芳忠

ミライ「何その声芸」



レイ「……」スッ



サクラ(トウジ顔「あ゙……」

アスカ「プフゥッ……!wwwww」

マリ「っひゃっひゃっひゃっひゃ!!wwwwww」

レイ「……wwwwww」

カヲリ「wwwwwww」



サクラ「あ、あぁぁ、実は、ワシは今日だけ、妹の代わりにきとってん!」

アスカ「悪あがきはやめなさいよ、バ関西」

マリ「ささ、わんこ君からも何かコメントを」

ミライ「凄く トウジぃです……」

サクラ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 20:31:36.67 ID:6Ga9isLi0<>


サクラ♀(メイド服)「ちゅーワケでですな。バレンタインにかこつけて

            もう全員性別ひっくり返すっちゅう企画だったわけですよ」
            
ミライ「それで、こんな光景になっちゃったわけだ」



アスカ「あ、今気付いたけど……今男三人女三人で……」

レイ「ちょうど良い」

マリ「何これ、お上品な合コン?」



ミライ「性別逆転しすぎてワケわかんなくなっちゃってるよ……」

カヲル「しかしこれが合コンだとしても、」

サクラ「争いしか起こらんやろ」



アスカ「ま、それはともかく、せっかく用意したんだから、食べてよね」

マリ「これからチョコレート生活だけど、今日の食後のデザートもチョコレート尽くしだからね〜?」

ミライ「あ……それって、やっぱり」

カヲリ「ああ、僕達からのバレンタインのチョコだよ」

ミライ「! あ、ありがとう!」

サクラ「なんや、大げさやなぁ。もらえることはわかっとったでしょー?」ニヤニヤ


ミライ「えと、でも、ボクだけドタバタしてて、もしかして皆あきれちゃってるかなって思ってたから……
 
    ちゃんともらえて今とても嬉しいよ!」ニコニコ
    
    

マリ アスカ(何だいつもどおり可愛いぞこいつ 孕ませてやろうか……)

レイ(お姉さま ハァハァ)

サクラ「ほんまにシンジさんはかわええなぁ……今度このメイド服も着てみてくださいよ」

ミライ「え、ボクは寧ろ燕尾服……」

カヲリ「いや、メイド服だね」

レイ「そうね」

ミライ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 20:40:45.26 ID:b7eV3niSO<> あぶねー思想の奴しかいねぇww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 20:45:41.00 ID:6Ga9isLi0<> 食後 夜 

シンジの部屋


ミライ「で……例のごとく……聖典が休業中なんだね」

アスカ(男「……私たちが使った後に、ね」

ミライ「じゃあ、一晩はこのままかぁ……この姿で夜を越すのは、なんだかちょっと不安だなあ」

アスカ「そう?」

ミライ「だって、起きたら元に戻ってるっていうのは今までの例であって、

    絶対そうだってワケじゃないでしょ?
    
    もし起きても戻ってなかったらって、思うと」
    
アスカ「……そうね。私は戻ってないと困るけど……」

ミライ「けど?」


アスカ「アンタは、別に戻っても戻らなくてもいまさらってカンジじゃない?」


ミライ「……困るよ。ちゃんと、男として生きたいよ」

アスカ「んなこといって、もう女の体にも慣れて来てるんじゃないの?

    そのうち女の体のほうがしっくり来る体質になったりするかもしれないわよ」

ミライ「…………それは、」

アスカ「ありえない話じゃないでしょ?」

ミライ「……そうかも、ね」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/29(火) 20:45:57.40 ID:rc+s/Cw00<> 男の子チームと女の子チームにうまくわかれた所で、オナニー講習会絶賛開催中というのはどうでしょう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 20:49:37.97 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「……そうなったら、私は男になろうかしら」

ミライ「え?」

アスカ「アンタが女なら私は男になるってこと」

ミライ「ん、ん……でも、女の子がいきなり男になったら……流石に変だよ。気付かれるって」

アスカ「アンタだっていきなり女になっても周りは困ってないでしょ?

    私が男になったってそんなに変わらないわよ
    
    ……そん時は口調も直すけどさ」

ミライ「そんな簡単に言うけどね……」

アスカ「簡単に言ってるわけじゃない。

    だって、そうじゃないとアンタとイチャイチャするのなんか変だし」
    
ミライ「………………」

アスカ「……//////」
















ミライ「……お酒、飲んだ?」

アスカ「……ちょっと」

ミライ「……」

アスカ「……ちゃんと、セーブしてるわよ」

ミライ「うん、そうだと思った」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:05:39.51 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「……」

ミライ「……」

アスカ「……」

ミライ「……でも、やっぱり、男のほうが、良くない?」

アスカ「それも、そうだけど……」

ソッ

ミライ「ん……」

ギュゥッ

アスカ「……言ったでしょ。私は、アンタの全部が好きだって

    どこが好きだったかわかんなくなるくらい、全部好きだって……」
    
ミライ「……うん。覚えてる」

アスカ「女になったアンタを始めて見た時も……、

    ああ、やっぱり私は、こいつのことが好きなんだなって、そう思ったもの」
    
ミライ「海のとき?」

アスカ「うん」

ミライ「…………」

アスカ「女の姿を見ても、別段気持ちが変わることはなかった。

    アンタを、好きだって思う気持ちはね」
    
ミライ「…………」

アスカ「……」スッ

チュゥッ……



ミライ「ん……」

アスカ「……ん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:12:47.82 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「えっと……」

アスカ「……あんたは、男相手でもイケるでしょ?」

ミライ「……//////」

アスカ「……私は、アンタならイケルから……」

ミライ「あっ……」

チュ……


クチュ……チュプ……ニチュル……クチュル……







ミライ(そっか…………

    男が相手だと……ちょっと唇や舌の感触も違うんだ。
    
    この間カヲル君とキスしたときは触れる程度だったけど
    
    今なら、わかるや……)
    
    




    
チュ……クチュ……チュク ニチュ……


コクッ……コクッ








アスカ(……女の子の唇って……柔らかいんだ……

    自分のじゃよくわからないけど……人のに触れると、よくわかる……
    
    これ、すごいわね……)
    

     <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:26:42.30 ID:6Ga9isLi0<>



アスカ「ん、……ふぅ……」

ミライ「はぁ……はぁ……ん……」

アスカ「な、なに? もう息あがってんの?」

ミライ「ん、だって……女の体だと……なんだか……キスだけでも気持ちよくなっちゃうんだよ」

アスカ「……蕩けた顔して……変なこと言わないでよ」

ミライ「だって……」

アスカ「……もっと、してやりたくなるじゃない」

ミライ「ん、んん…………!」



チュク……チュゥッ……ペロペロ……ニチュウ……

ミライ「んんっ……ぁんむっ……ん……ふ……ん……」

チュクッ……チュプ……



ミライ(舌で口の中かき回される……

    男のときも何度か経験してることなのに……全然、感じ方が違う……)
    
アスカ(シンジが感じている……もっと、もっとカンジさせてみたい……

    シンジのエッチな顔、見たい……)
    
    
アスカ「ぷは…… ん、気持ち、いいの?」

ミライ「はぁ……はぁ……うん……//////」


ミライ(なんか、キスだけで変な声出しちゃって……恥ずかしい……)

アスカ「……」ムラァッ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:34:51.25 ID:6Ga9isLi0<>


アスカ「……何、エロイ顔してるのよ……」

グイッ

ミライ「わわ……」

ポフン

アスカ「……なんとなく、わかってきたわ。男って、女のこういう表情を見て興奮するのね。

    納得だわ。これ見せられたらそりゃあベッドに押し倒したりするわ」
    
ミライ「……アスカ、ちょっと、怖いよ?」

アスカ「何も怖がることなんてない……なるべく優しくするわよ……」


ミライ「いや、あの……なんか……

    アスカ、男だと結構しっかりした体してるから…………」
    
アスカ「…………体大きいと、怖い?」

ミライ「……えっと、慣れれば、大丈夫だと思うけど……」



アスカ「……」










1 聖典に空気を読んでもらう(余力で二人を元に戻す→ノーマルセックス

2 聖典が変に空気読む(アスカが女に戻るもふたなり状態→シンジ破瓜

3 聖典黙して語らず <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 21:35:46.04 ID:E4zNjc3U0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:51:24.40 ID:6Ga9isLi0<>

アスカ「……そうね。まぁ、そもそも、私たち、するの初めてだし……」

ミライ「……」

アスカ「聖典、あるんでしょ? 試しに使ってみましょ」

ミライ「う、うん」

アスカ「……少し残念そうな顔をしているのは気のせいかしら?」

ミライ「え、あ、う……」

アスカ「まぁ、盛りのついたバカミライも、男に戻れば目が覚めて狂ったように私に襲い掛かって来てくれるでしょ」

ミライ「く、狂ったようにって……」

アスカ「……ふん、じゃあ……とりあえず私が元に戻ろうっと」



聖典「もどれぇぃ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 21:52:29.03 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ(女「…………ん、下着つけてないから……胸が、変な感じ……」モゾモゾ

ミライ「あ、そういえば燕尾服のままだったもんね」

アスカ「………………ん?」

ミライ「とりあえず、ボクも元に……」

アスカ「…………ちょっとまった……」

ミライ「?」

アスカ「…………戻れて、ない」

ミライ「え? でも、いつものアスカだよ?」

アスカ「鏡」

ミライ「え、はい」

鏡「そなたは美しい」

アスカ「………………そう、ね」


アスカ「で、胸もある……」フニフニ

ミライ「っ」

アスカ「……何見てんのよ……スケベッ!」ペチペチ

ミライ「わわっ! だ、だって……」

アスカ「……確かに、いつもの私よ……




    でも……付いてるのよ」
    
    
    
    
ミライ「え?」

アスカ「……付いてる……」

ミライ「何が?」

アスカ「……マジで聞いてるの?」

ミライ「え、うん。わからない、けど」

アスカ「………………」

ミライ「アスカ?」

アスカ「…………付いてるのよ……女に戻ったのに…………

    ペニスが……」
    
ミライ「……え?」

アスカ「…………」

ミライ「……聖典、使ったんじゃないの?」

アスカ「使って、元に戻ろうとしたわよ。でも、付いてる……」

ミライ「も、もう一回使ってみようよ!」



聖典「シーン」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:06:59.60 ID:6Ga9isLi0<>

アスカ「嘘……」

ミライ「あ、えっと……

    でも、明日には元通りだし」
    
アスカ「……でも! それじゃあ! それじゃあ……シンジとエッチできない……」シュン

ミライ「……」

アスカ「……」

ミライ「……」ジーッ

アスカ「……」ジーッ



アスカ ミライ「……あ」

アスカ「……」

ミライ「……もしかして」

アスカ「そうよ。アンタは私が男の体してたから怖いって言ってたんでしょ?」

ミライ「ま、まぁそうだけど」

アスカ「なら、今は問題ないじゃないの……」モソモソ

ミライ「っ!」

バサッ バサ……ファサッ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:07:51.29 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「ほら、脱いだわよ。女の体だもの。これで問題ないでしょ?」

ミライ「……//////」

アスカ「……な、何か言いなさいよ……」モジモジ

ミライ「……え、ぅ……綺麗、だよ」モジモジ

アスカ「……月並み、30点」

ミライ「えぇぇぇ……」


アスカ「……まぁ、赤点じゃ、ない」





スッ





シンジ「!」

アスカ「……う、っわ……なに、これ」

ミライ「え、えぇぇ……アスカの、それ……」

アスカ「……今まで試しに男になったりはしたけど、ペニスの確認はしなかったのよね……」

ミライ「……えっと、それ、大きすぎない?」

アスカ「……記憶の片隅にある、アンタのだって十分凶暴に見えたけど?」

ミライ「そう、かな……でも、アスカのは大きい気がする」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:17:04.07 ID:6Ga9isLi0<> アスカ「…………これって、さ」

ミライ「?」

アスカ「ちゃんと機能、するのよね?」

ミライ「……えっと、多分」

アスカ「……気持ちよく、なれるのかな? 二人とも」

ミライ「どう、なんだろ」



アスカ「……ちょっと、アンタこれ、

    舐めて見せてよ」
    
ミライ「…………え」




アスカ「あ、アンタはさっきキスで気持ちよくなってたでしょ!?

    今度は私を、気持ちよくしてみせなさいよ!」
    
ミライ「……こ、これを、舐めて?」

アスカ「そうよ。私だってアンタにしたことあるんだから」

ミライ「……え?」

アスカ「……あ」





ミライ「いつ?」

アスカ「…………」

ミライ「……怒らないから」

アスカ「…………アンタが、寝てるとき…………」



ミライ「………………凄いこと、されてたんだね。ボク……」

アスカ「……悪かったわよ」

ミライ「いいよ。今となっては、もうそういう関係だし……」

アスカ(流石に、碇シンジファンクラブの話だけは闇に葬り去ろう……)



アスカ「……ともかく……これ、何とか、してよ……」

ミライ「なんとかって……」










ミライ「……」ゴクリ




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:26:49.62 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「ま、まぁ、あんまりイヤだって言うなら土下座くらいで許してあげても」

ミライ「……するよ」

アスカ「…………え」

ミライ「……アスカに気持ちよくなってもらいたいし」

アスカ「……そ、そう」


ソッ


アスカ「ひゃぁっ!」

ミライ「……痛い?」


アスカ「……い、痛くない……けど」

ミライ「……なら、この手、動かそうか?」

アスカ「動かす?……ど、どうするの?」

ミライ「ここはね、こうやって刺激するんだ」

スッ スッ スッ

アスカ「んっ! ぁ……はぁ……はぁ……」

ミライ「……」

スッ スッ スッ

アスカ「な、なにこれ…………ペニス、ただ擦られてるだけなのに……」フルフル

ミライ「簡単な動作でしょ? これだけでも、気持ちよくなっちゃうんだよ」

アスカ「すご……い……」



アスカ(女の感じ方とは全然違う……なんか、体全体じゃなくて、ペニスだけに快感が集中してる……!)



ミライ「手だけでも気持ちいい?」

アスカ「はぁ……はぁ……そう、かも……」

ミライ「……じゃ、座って?」

アスカ「うん……」


ポフッ


アスカ「…………」ジーッ

ミライ「?」

アスカ「な、なんか、私だけ脱いでるの、恥ずかしい」

ミライ「自分で脱いでおきながら……」

アスカ「うっさいバカ! アンタも、脱ぎなさいよ」

ミライ「……うん、わかったよ」




スルスル パサッ パサッ……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:37:55.17 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「……ほんっと、アンタも、綺麗な体してるわよね」

ミライ「ん……」

アスカ「隠さないでよ」

ミライ「……うん」

アスカ「……」

ミライ「……」

ミライ「じゃあ、するよ?」

アスカ「……ホントに、口でするの?」

ミライ「うん。やってみる」

アスカ「……あんた、ホント」

ミライ「?」

アスカ「ホント、変態よね。

    女になって、ペニス銜えちゃうなんて……」
    
ミライ「……だって、アスカのだったら……気持ちよくしてあげたいし……

    ボクでこうなっちゃったんなら、それは、それで嬉しいし」

アスカ「…………

    そうよ、あんたのそのヤラシイ体のせいで、こんなんになっちゃったの
    
    ……責任、取ってよね」
    
ミライ「うん わかったよ」

スッ……

アスカ(シンジが……私の股間に近づいてくる。

    本来ならそこにはない筈の、ペニスに向かってくる)
    

ミライ(これが、アスカの…………

    さっき握ってて思ったけど、ああやって触ると僕のと同じくらい、かな?
    
    でも、人についてるのを見ると、なんだか大きく見えちゃう……かも
    
    もっと、近くで見てみよう)


ズイッ    


アスカ(……っ

    バカシンジが近くで見てる…………息、当たってるわよ
    
    それだけでも、なんか、変な感じになっちゃうじゃない……)
    
ミライ(……こんな角度でこれを見るのは初めてだ。

    しかも、今からこれを、ボクが舐めるんだ……
    
    マリ達が、してくれたように……)
    
    

アスカ シンジ「……」



ペロッ

アスカ「っ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:47:03.47 ID:6Ga9isLi0<>

ミライ(……舐めちゃった……

    ……少し、しょっぱい? 汗の味かな?)

    
アスカ(っ! なに、これ……舌って、こんなに気持ちいいの!?)





アスカ「っぁ…………」

ミライ「……」



ミライ(……でも、一回舐めると……)

ペロペロ ペロクチュ ペロペロ……

ミライ(……大分、平気になるもんだなぁ……)



アスカ「ふぁ……あ……」

アスカ(すご…………シンジの舌……気持ち、良すぎ……!

    ヌメッとした舌が這う度に気持ちよくなっちゃう!)
    


ペロペロ レロクチュ チュッ  チュゥッ




ミライ(……舌で舐られて、一番気持ちいいのは、ここだったな……)

クチュッ レロッ




アスカ「っ!」ピクッ





ミライ(手の中で跳ねてる……気持ちいいんだ?)

アスカ「やあっ! ちょ、だ、だめ……」


クチュ クチュ クチュ…………


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 22:54:50.78 ID:6Ga9isLi0<>

ミライ「気持ちいいんだ?」

アスカ「……うん、気持ちいい……けど」

ミライ「……ん」


チュ クチュ クチュル……ヌチュ ピチュ 


アスカ「っぁっ! んんんっ……」

ミライ「んぁ、ふ……」アーン


パクッ


アスカ「あ、ぁぁ……」

アスカ(あったかい……ううん、寧ろ、あっつい……)

ミライ「……ん」モゴモゴ

アスカ(シンジの口の中に、銜え込まれちゃった)ジーッ

ミライ「……?」



アスカ(やばい、この光景……

    シンジが、私のペニスを銜え込んでこっち向いてる……
    
    見てるだけで頭ン中ぐちゃぐちゃになりそう)
    


ミライ(あの顔は、嫌ってワケじゃないって顔。

    なら、続けよう……アスカが、気持ちよくなるように……
    
    
    確か、こう……吸いながら、動かすカンジで……)
    
ジュプッ……


アスカ「あ、あ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 22:57:16.72 ID:/XAB3Reko<> でも美少女にチンポついてたら? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:05:03.83 ID:6Ga9isLi0<>

ミライ(アスカ、気持ちいいんだ?

   口の中で、ビクンビクンしてる……)
   
アスカ「し、シンジ……! あの、あのね……」

ジュポォッ

アスカ「う、動かさないで……このままだと……」

ミライ(!  …………っ)



ジュポッ ジュプッ クプッ ジュプッジュプッ

アスカ「あ、ぅぁっ! シンジぃ……うくぅ…………」



グチュル ジュプッ チュプッ ヌチュッ

アスカ「……っ! くる……くるの…………」

ミライ「んっ……んっ……っ!」



アスカ「んぅんんん!  ん!ぁ……」

グイッ

ミライ「!! っ……っっ」




ミライ(喉の、奥まで、きた…………!)








ビュルルルルっ!

ミライ「!」



ビュルッ……ビュルルルッ……ビュル……

アスカ「あぁ……ぁ、は……っく…………」

アスカ(すご、これ……気持ち、い………………)ビクビクン




ビュ……ビュルッ……

ミライ「んく……ん……」

ミライ(喉の奥に、直接、射精されてる………………

    精液……こんなに…………)
    



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:11:49.73 ID:6Ga9isLi0<>

アスカ「っはぁ……はぁ……」

ミライ「ん……んん……」フーフー



アスカ(凄い、射精……って、きもち、いい……)トロン

ミライ(……アスカ、相当気持ちよかったんだろうな……

    頭、まだ離してくれないや)フーフー
    




ミライ「ん……」

クチュル ニチュル

ミライ(……お掃除って、こんなカンジ、かな?)

アスカ「あ……だ、め……イッタばかりだと……」プルプル

チュルッ チュク……

アスカ「っ…………あっ!」

パッ


アスカ「ごめん、シンジ……私、頭ずっと掴んでた?」

ミライ「ん、ん」コクコク

アスカ「……//////  あっ! いや、ちが、アンタが……とめてくれないから…………よ

    …………………………」
    
ミライ「……」

アスカ「……ごめん」









ミライアクション

1 口の中に残っている精液を、アスカの前で飲んでみせる

2 口の中に残っている精液を、アスカに口移しして二人で舐る

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 23:15:00.27 ID:E4zNjc3U0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 23:20:29.07 ID:EyMT0kmXo<> 1も <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 23:25:48.85 ID:E4zNjc3U0<> うまくいけば2+1で可能なのか・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:27:58.26 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「……」スッ

アスカ「っ! ご、ごめん……」ビクッ

ミライ「?」

アスカ「……怒ってる?」

ミライ「……」フルフル

アスカ「……じゃ、じゃあ、なんで、喋ってくれないの?」

ミライ「……」クスッ

ズイッ

アスカ「!」

チュゥッ

アスカ「っ!」

アスカ(これって……さっき、私が出した、精液?)

ミライ「ん、ふ……ぁん……」

アスカ「ん、んん……」

アスカ(変な、味……だけど…………

    シンジは、これを、さっき私が出したののほとんどを、飲んでくれたんだ)
    
クチュ……レロクチュ……ニチュル……クチュ…… ジュルッ クチュ……


コクッ……コクッ……



アスカ(喉に、張り付くし、変なにおい……)

ミライ「ん、ぷは……はぁ……はぁ……」

アスカ「ぷは…………エホッ エホッ」

ミライ「……ふふ、変な味、だね」

アスカ「…………そう、ね」



ミライ「……、これがアスカの味、なのかな?」クスクス



アスカ「……なに、恥ずかしいこといってるのよ……//////」ペシッ

ミライ「ん」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:29:00.97 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「それよりよくも、私にあんなもの飲ませてくれたわね……」

ミライ「嫌だった?」

アスカ「美味しくはなかった……」

ミライ「だよね。でも、ボクは、アスカのだから嫌じゃなかったよ?」

アスカ「……ん、  うー……」

ミライ「ふふ、アスカは自分の出したのだから、なんか微妙だった?」

アスカ「んぅ」





ミライ「ん、んん?」

アスカ「え?」

ミライ「ふふ、ほら」

ベロッ

アスカ「っ! な、何見せてんのよ」

ミライ「何って、アスカが出したんでしょ? 精液……まだ残ってたよ」

アスカ「ぅぁあ……何よ、この、辱め……//////」

ミライ「ほら、見てて」

アスカ「……え、出しちゃいなさいよっ! そんなの……」

ミライ「いや、だよ。アスカが、ボクで気持ちよくなって出してくれたものなんだもん……」

ペロッ

アスカ「っ!」

ミライ「ん」




ゴクン……





アスカ「………………」

ミライ「……ごちそうさま」









アスカ「………………へ、変態っ!」プイッ

ミライ「……そう、かもね」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:38:35.23 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「でも、アスカには言われたくないかなぁ」クスクス

アスカ「…………//////」

ミライ「ボクが、飛鳥の精液飲むの見て、興奮したんでしょ?」

アスカ「……何を、根拠に」ドキドキ



ミライ「だって、やっぱり下半身は正直だもの」

アスカ「!」ババッ



アスカ「み、見るなぁっ!」

ミライ「……見せてよ」

アスカ「いやよ! もう、一回出したんだし、おしまい!」

ミライ「……見せてくれないと、エッチできないよ?」

アスカ「や、でもぉ……」

ミライ「そんなにおっきくして何言ってるのさ。

    アスカの小さい手じゃ隠しきれてないよ?」
    
アスカ「っ!  な、なんでアンタは今そう強気なのよ……!」



ミライ「アスカが可愛いから……だから、虐めたくなっちゃうんだ」

アスカ「ぅ、ぁぅ……」





ミライ「ほら、アスカ……見て」

アスカ「……っ!」

ミライ「アスカの精液飲んでる間に、ボクの方も準備できちゃったよ」

トロッ……

アスカ「……濡らしすぎ……でしょ……」

ミライ「……そういうアスカだって、ペニスの下……」

アスカ「! あ……」

ミライ「ふふ、下半身は正直、だね」



アスカ「っ! っさい、わね……そんなに言うなら、やってやるわよ!」

ガバッ

ミライ「っ!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:42:49.19 ID:6Ga9isLi0<>
アスカ「……どうせアンタのことだから、コネ眼鏡にも、

    こんな押し倒された状態で 犯されるみたいにエッチしてたんでしょ?」

ミライ「…………え、っと」

アスカ「図星ね。顔を見ればわかるっての」

ミライ「……うん」

アスカ「でも、今度は入れられるのはあんたよ?」

ミライ「…………うん」

アスカ「…………ちょっとは、怖がりなさいよ」

ミライ「これでも、少しは怖いよ」

アスカ「嘘、つきなさいよ……余裕に見える」

ミライ「…………余裕は、ないかな……

    だって、実は、挿れてほしくて……たまらなくなってるんだ」
    
アスカ「……ばっかじゃないの……やっぱ、あんた変態ね」

ミライ「……うん、やっぱり、そうかも」



ピトッ



アスカ「……ほら、これがほしいの?」

ミライ「……恥ずかしいよ……」

アスカ「言ってみなさいよ……何がほしいのか……どこに入れてほしいのか……」

ミライ「…………」

アスカ「……言ってよ」

ミライ「……」

アスカ「言いなさいよ……」




ミライ「……」ジーッ

アスカ「…………」ジーッ





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:45:15.80 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「言わなくちゃ、だめ?」フゥフゥ

アスカ「……そう、よ……アンタがいわなかったら、入れて、あげないんだから」ハァハァ

ミライ「…………」フーフ-

アスカ「…………」ハァハァ

ミライ「…………ん」

アスカ「っ」

アスカ「……早く、言ってよぉ……」モジモジ

ミライ「……」クスッ













ミライ「アスカの、を…………ボクの、中に…………挿れて…………ほしい…………」













アスカ「っ」


ズプゥッ…………

ミライ「んんっく……!」

プツッゥッ…………………………


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/29(火) 23:53:47.11 ID:6Ga9isLi0<>
ミライ「……っ」プルプル

アスカ「ぅっ! あ………………」



ミライ(………………ちょっと、痛い、かも………………)

アスカ(なによ、これ……口の中より、もっと気持ちいい……!)

ミライ(……でも、あ、大丈夫、かな……)

アスカ(一回イッた後じゃなかったら……奥まで挿入するだけでイッちゃいそう……!)



ミライ「はぁ……はぁ……  アスカ……?」

アスカ「はぁ……はぁ……なに、よ

    アンタ、初めてなんだから……もうちょっと、待ってあげるわよ……」

ミライ「…………大丈夫、だよ」

アスカ「は、はぁ? 痛くないの?」

ミライ「ん、ちょっとだけ痛かったけど………………うん、あんまり、痛くなかったかも……」

アスカ「…………動けっての?」

ミライ「……ん、アスカがよければ……動いて、いいよ?」









アスカ「………………い、言っておくけど……私、あんまり、もたない、と思うから……」

ミライ「ん、いいよ……出したいときに出して…………」

アスカ「…………っ」グイッ


ズプゥッ…………


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:04:59.67 ID:OMeNBmiU0<>
ミライ「んん……ぁ……」

アスカ「っく……っ!」

アスカ(ヌルヌルって……奥まで入っていく。

    初めてなのに、ちゃんとさっきまで処女だったのに……
    
    こいつの中……簡単にペニスを飲み込んでいく……!)
    
ミライ(すごい、奥まで、来る感覚……っ

    こんな感覚……久しぶり……
    
    
    
    
    




    ひさし、ぶり?…………    
    
    
    

    

    
    
    
    あ…………)
    
    
    
アスカ「……はぁ、はぁ……」

ミライ「…………」

アスカ「……アンタの、中、凄いわね」

ミライ「ん、そう?…………」

アスカ「…………」

ミライ「…………」













アスカ「……アンタ今……何、考えてた?」

ミライ「っ……」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:08:49.83 ID:OMeNBmiU0<>
アスカ「…………」

ミライ「…………」

アスカ「…………っ」グイッ

グリッ

ミライ「っ! ぁっ……奥……そんなに、強く……!」




アスカ「気が、変わったわ…………

    最初だし、なるべく優しくしてやろうと思ったけど
    
    アンタがやっぱりあいつを思い出すって言うのなら……話は別」
    
グチュン グチュン

ミライ「んぁっ! い、いきなり、動かすなんて……ぁっ! んぁ……」

アスカ「思い出してたんでしょ、加持のこと……」

ミライ「っ!」

グリッ グリッ

アスカ「っく……はぁ……はぁ……どう、なのよ?」

グチュン グチュン グチュン


ミライ「ち、ちがっ! ぅ……ちがう、よ!」


グチュングチュン  グチュン グチュン

アスカ「違わない、でしょ?

    アンタ、今あの時と同じ顔してた…………」
    
ミライ「……ぅっ……くぁ……っ!」

アスカ「っ  だからね、シンジ……
    
    優しくしてあげるなんて、生易しいことはやめるわ」
    


ズンッ



ミライ「っきひぃっ!? っか、ぁっくっ……!」

アスカ「あんたの中、ぬるぬるしてて、気持ちいいのよ。

    でもね、今わかっちゃった。
 
       
    
    アンタの膣、浅いから、すぐ奥にたどり着いちゃうの」
    
 
       
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:09:55.81 ID:OMeNBmiU0<> グリグリグリ…………

ミライ「やっ! あああっ! 奥、そんなにグリグリしたら……」

プシュッ プシィッ!!

アスカ「気持ちよかった? これ、潮よね? お漏らししちゃうくらい?」

ミライ「っ  ぁく……あっぁ……」

アスカ「……そうよ。



    思い出しちゃうなら、忘れちゃうくらい、気持ちよくなっちゃえばいいのよ

    
        
                
    ほら、舌出しなさい」
    
ミライ「ん……んん…………」


クチュ……ニチュル……グチュピチュ……


アスカ「そう、そう……キスしながら……動いてあげるから……ん」



……クチュ……レロ……レロ……ヌチュル

ヌチュン、ズプゥッ……グチュ、ヌプッ……


ミライ「んっぁっ!んむっ……!  んぷぁっ……!」




アスカ「……アンタの、初めてなんか……上書きしてやるんだから……

    今だけは、私のことしか考えられなく、してやるんだから……っ!」
 


   

ヌチュン ヌチュンヌチュン ヌチュンヌチュン ヌチュンヌチュン ヌチュン


ミライ「ッぁッ!あっ! は、ぁあっ!  っぅぁあっ!」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:19:25.22 ID:OMeNBmiU0<>
タチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュンタチュン


ミライ「んぁっ!ぁっ! あぅっ!っくぁっ!」

アスカ「っ……! ぁあっ!っく……はあ……はあ……!」


ミライ「!っ あ、あすかぁっ!」

アスカ「……はぁ、はぁ……!」


グチュン グチュル……ヌチヌチヌチヌチ……


ミライ「っ! いい、よ……奥、ぐりぐりするの、すごく、気持ちいい……!」

アスカ「……こう?」


グリグリグリグリ……

ミライ「あああぁぁぁぁああっ! っくっ! す、ご……あ……」

プシュ……プシュゥッ!


アスカ「さっきから……どれだけ、漏らせば気が済むのよ……

    この、変態……」
    
ミライ「ぁうぁ……ご、ごめん、……アスカ……ごめん…なさい…」

アスカ「……もっと、気持ちよくなるまで許さないわよ……

    ほら、」
    
グチュン

アスカ「ほらっ」

グチュン

ミライ「っ!!っぁあああっ」

アスカ「どう? ……もう、何回イッタのかしらねぇ?」

ミライ「っっっ……はぁ、はぁ……わ、わかんない、よ…………」

アスカ「…………そんなに、イッたの?」ゴクリ






ミライ「……うん……もう、数え切れない、くらい……はぁ、 はぁ……」







アスカ「……っ」

グチュンッ……

ミライ「んぁああぁっ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:28:31.06 ID:OMeNBmiU0<>
ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ

アスカ「っく! ぁっ……」

ミライ「っぁはぁっ! ゃ、あ! あああっ! すご、あすか……!っくあああぁっ!」


アスカ「……っ! まだ、まだ……!  頭、真っ白に、なっちゃいなさい!」


ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ!


ミライ「っぃぃぃいい! っくぁぁ! だ、めっ!  っぁあっ!」

アスカ「っ! ぁああっ! ぅぁあっ!」


ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ

ビュルルル……っ ビュルッ!

ミライ「!? あ、熱っ!……アスカ! な、中に……あ!」

アスカ「はぁっ  はぁっ! はぁっ!」


ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ

ミライ「、あっ! んっ! で、出てる、のに……まだ……?  んぁぁぁああんんっ!」

アスカ「はぁっ! はぁっ!   っぁああっ!」


ビュルルル……ビュルッ……

ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ




ミライ(気付いてない? 射精しながら、ずっと…………ひたすら、奥突いてくる!

    もう、突かれる度に頭の奥痺れてるのに……イキッぱなしなのにっ!)
    



ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ

アスカ「っぁあっ! はぁ、はぁ……シンジ……はぁ……はぁ……」

ミライ「っぅぁああっ!はぁ……ゃあぁん!」

アスカ「ふぁっ! ぁああぁっ……な、なんか、変なの、クる……ぅ、ぁっ!」

ミライ「ぅぁっ! ぁあ……あっ」

アスカ「イク……イク……っ!」

ミライ「……え 、は、はぁあっ! ああぁぁっ!」


ヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッヌッチュンッ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:35:55.44 ID:OMeNBmiU0<>
アスカ「っくぅぅぅぅぅっ!」

ビュシャッ!

ミライ「!!?」



ミライ(射精!? 違う……なに、これ……

    膣の奥で……アスカが、凄い勢いで、何か出してる…………
    
    これ……すごい、熱い…………
    
    アスカのを、受け止めてるだけで、ボクも…………!)
    
ミライ「っぁっ!あああぁぁあぁぁぁ…………」ピクピク

アスカ「っぁっ! う、うごか、ないで!」

ビュシャッ ビュビュ……


ミライ(……!!

    僕の動きに合わせて、噴出すようにでてる………………
    
    これ……射精じゃなくて……でもおしっこでもない…………
    
    そっか、これ…………)
    

ミライ「……! っぁ……ぁああ……」

アスカ「はぁ……ああぁぁ……ぁ……」プルプル


ビュ  ビュ……プシュッ……


ミライ「っく……ぅぅ……っぁあっ!」ビクンビクン

アスカ「や、あ……」

プシュ…………







……………………

ミライ(ボクがイッて、震えると

    アスカがその振動でペニスで潮吹きをして……
    
    その振動で、ボクもまた……
    
    そんな、快楽が輪廻する時間が、どれだけ続いたのか……
    
    
    
    気がつくと……ボクは、またアスカに犯されていた。
    
    
    
    アレだけ出したのに、まだするのかと、最初は驚きこそしたが、
    
    起きて犯されている事実に気付いたとき、もはやそれど頃ではなくなってしまった。
    
    
    
    快楽に身を引き戻され、また、何も考えられなくなってしまう。
    
    そして何度も何度もアスカの精液や体液を受け止め続け……
    
    ボクも、何が何だかわからなくなって…………) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:45:26.40 ID:OMeNBmiU0<>
……………………





ミライ「……………………」

アスカ「……………………」

ミライ「おは、よう……」

アスカ「……………………」




アスカ「……あんた、戻ってないし」

ミライ「……なんでだろうね」

アスカ「……ホントに、女になっちゃったんじゃないの?」

ミライ「ま、まさか…………」




アスカ「そりゃ、前も後ろも開発されちゃったら、男には戻れないんじゃないの?」

ミライ「………………」

アスカ「……」



ミライ「加持さんのことは、不可抗力で思い出しただけだよ……

    もう全然、忘れたいだけだから……」
    
アスカ「……どうだか……」



アスカ「次、してる時に思い出したら、ほんと、もう、これくらいじゃすまないんだから」

ミライ「……//////  これ以上に、できるの?」

アスカ「ナメんじゃないわよ……気失うどころかシンクロして溶け合うレベルにまで

    犯して、汚して……むさぼりつくしてやるんだから……
    
    アンタが、せめて私とセックスしてるときだけでも、私のことしか考えられないようにしてやるわ」
    
ミライ「……それなら、さっきまでので十分だよ……

    もう、頭真っ白で…………大変だったんだから……」
    
    


ミライ「ていうか、もしかして、……今後も……?」

アスカ「そうよ! アンタなんかもう、一生そのままの姿で居なさい!

    皆喜んで可愛がってあげるわよ……きっと」
    
ミライ「そ、それは……あ、でも……う、うう……//////」

アスカ「……んで、まぁ、思い出した頃にでも、ちゃんと女としての私の相手もしてほしいけど……」

ミライ「……うん、そう、だね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:52:44.90 ID:OMeNBmiU0<>
アスカ「……」

ミライ「……」

アスカ「ところで」

ミライ「ん?」

アスカ「……今、何時?」

ミライ「もう明るいけど……」ゴソゴソ

ミライ「ん、二時?」

アスカ「はぁ? それなら深夜じゃない」





ミライ「……!!!!!!!」ガバッ!

アスカ「?」







ミライ「二時、だよ…………15日の、昼の」








アスカ「……………………嘘」

ミライ「……………………」

アスカ「でも、え、だって、さっきまで……してたし……」

ミライ「……10時間ちかく……ずっとしてたってこと、だね」

アスカ「………………」

ミライ「………………」




アスカ「もしかしなくても……全員に聞かれてた、の?」

ミライ「……か、も……………………」






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 00:53:28.52 ID:OMeNBmiU0<>

アスカ「………………はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………」

ミライ「はは、は…………」

アスカ「まぁ、アンタの部屋、こういうことするだろうから、防音にはしてあるみたいだけど……」

ミライ「でも、壁に耳を突ければ聞こえちゃうだろうし……

    何より、その、アスカが激しかったから、ボクも声が…………」
    
アスカ「あー あー あー キコエナーイ」

ミライ「……」

アスカ「あー あー あー」



ミライ「…………とりあえず……ご飯、食べようか……」

アスカ「……………………うん」

ノソッ


ヘナヘナヘナ


ミライ「ありゃ」

アスカ「ふにゃ」






ミライ アスカ「……」

 
  
ミライ アスカ(立てない!!????)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 01:00:26.39 ID:OMeNBmiU0<>
ピンポーン

ミライ アスカ(!?)


ミサト『もっしもーし。シンちゃーん、アスカー? いるー?

    今日急遽シンクロテスト入っちゃったんだけど、二人学校休んだって聞いたからー』
    
ミライ「あ、あわわ」

アスカ「ちょ、あんた行って話してきなさいよ!」

ミライ「む、ムリだよ! 腰、足!」

ミサト『あれ、インターフォン聞こえてる?』

アスカ「いいから! 這ってでも行ってきなさい、よ!」

ドン

ミライ「わわっ!」

アスカ「あ、ちょ! 引っ張んな!」

コテン

ミライ「てて……アスカ、お、重いよ」

アスカ「何よ! 言うに事欠いて重いとは!!」



ミサト『ありゃ、声が聞こえるってことは、二人して何してたのかな〜?
 
    ズル休みはいけないぞ〜?』
    
    
ミサト『というわけで、権限行使。合鍵ー!』


ミライ「ちょ!」

アスカ「ちょっとまってえええええぇぇぇ!!!」


ミサト『ガチャリ』




ミライ(うわあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)



…………………………

……………………

………………

…………

……


バレンタイン編 終われ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 01:01:19.57 ID:t1pJUkUSO<> 乙。

うわぁおww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/30(水) 01:15:36.90 ID:OMeNBmiU0<> なんか2月から4月までに目ぼしい面白いネタなかったら、進級の話やろうかと思う

けど、多分とりあえず今日は寝る おやすむ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 01:21:20.34 ID:t71wjvTAO<> 乙彼
おやすみ
次も楽しみにしてる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 01:24:36.81 ID:CR2OGZoZo<> ホワイトデー、期末テスト、使徒 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 01:43:18.06 ID:t1pJUkUSO<> 花見、好きな漫画について語る、寄り道、先生転任騒動、農協さん、ホワイトデー、家出騒動、消えたペンペン

とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 03:47:36.12 ID:fEEYk07S0<> アスカの処女をシンジ奪う
6P(レイアスカサクラマリカヲリシンジ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/30(水) 11:54:15.12 ID:8Ix9Xk0po<> 加持さんのトラウマを治すべく
加持さんを女体化&レイープ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/30(水) 12:15:17.00 ID:1iIJgqHG0<> せっかく女の子ばっかり大勢いるんだから雛祭りとか。

ミライちゃん手作りのハマグリのお吸い物飲みたいです
ミライちゃんの股間のハマグリもペロペロしたいです。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/30(水) 14:17:42.83 ID:8Ix9Xk0po<> そういえば豆まきは?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/30(水) 16:42:25.29 ID:S2F4apq80<> 節分か。

チルドレンの野太い恵方巻をシンジ君とミライちゃんがいろんなお口でぱっくんちょですねわかります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/31(木) 16:10:25.00 ID:AmPn97na0<> 続きはよ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 17:24:08.12 ID:6WufU1fAO<> ネタを書け
ないなら黙って待て

2/22(猫の日)でシンジ(他チルドレンも諸とも?)にねこみみ付けてしっぽ生やしてリツコさん暴走とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/31(木) 17:43:25.25 ID:9dgPAbXWo<> >>333
は? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/31(木) 17:48:29.87 ID:w++HqgZi0<> 待ち遠しいのも心配なのもみな同じ。


機械で冬を起こしたとおもったら、春にする使徒があらわれたでござるの巻

「なんや、いつのまにか雪が消されてあったかいなあ」
「ぽかぽかする」
「見て見て、花が咲いてるにゃ!」
「第3新東京市に梅の花? そんな、ありえないわ」
「あれを見て下さい先輩!」

ホニョローン

「使途だね、シンジ君」
「でも実害あるのかなこれ」
「捕獲分析すれば金になるぞ、碇」
「ああ、問題ない」
「さぁって、それじゃお花見でプワァーーっといくわよ!」
「料理できたぞ葛城」
「料理できましたミサトさん」
「訓練されすぎよあんたら。つか、まだ桜じゃないし、バッカみたい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 17:57:32.04 ID:6WufU1fAO<> そんな喧嘩腰の荒れの元にしかならんようなレスしかできんなら黙ってろ何もするな






先に喧嘩腰なレスしたの俺だったわスマンコ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/31(木) 19:08:10.28 ID:w++HqgZi0<> 卒業式を前に、それぞれ3年生たちに告白されるチルドレン。
5人それぞれの、振る理由。

一方でうまく拒みきれず、思い余った先輩たち(♂♀)に輪姦されるシンジ君 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:08:34.35 ID:lglyFUfd0<> ある日 加持邸



ミサト「こうしてシンジ君の料理する後ろ姿を見るのも久しぶりねえ」

ミライ「この姿でもそう思います?」

ミサト「んー、でもやっぱりシンジ君ってカンジするし、久しぶりって思うわよ」

ミライ「はあ……そうですか」

ミサト「んー、良い匂い……」

ミライ「それにしてもミサトさんってば……

    やっぱり加持さんに家のこと任せてたんですね」

ミサト「やっぱりってなによ? ……て、言える立場じゃないわよね……」

ミライ「ふふ、まあ、ミサトさんは忙しいですからね、仕方ないですよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:09:23.42 ID:lglyFUfd0<>


加持「おーい、帰ったぞー」

ミサト「え!?」

ミライ「あれ、加持さん? 今日は深夜までって……」

加持「お、シンジ君居たのか……って、なにやらせてんだよミサト」

ミサト「こ、これは、そう! お料理する姿を見て勉強をしようと思ってね!?」

加持「そこから見えるのはシンジ君の……

    まあ、ミサトには料理なんかさせない方がいいけどな」

ミライ「あ、それは……そう思います」

ミサト「なぁーにか言ったかしら!?」

ミライ 加持「何も言ってない」ですよ」



ミサト「私だって、たまには作ることもあるんだから」

加持「無理しなくて良い。料理だけは俺に任せてくれ、な?」

ミライ「そうしてください」

ミサト「んぇ?」




……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:09:53.45 ID:lglyFUfd0<>


加持「おーい、帰ったぞー」

ミサト「え!?」

ミライ「あれ、加持さん? 今日は深夜までって……」

加持「お、シンジ君居たのか……って、なにやらせてんだよミサト」

ミサト「こ、これは、そう! お料理する姿を見て勉強をしようと思ってね!?」

加持「そこから見えるのはシンジ君の……

    まあ、ミサトには料理なんかさせない方がいいけどな」

ミライ「あ、それは……そう思います」

ミサト「なぁーにか言ったかしら!?」

ミライ 加持「何も言ってない」ですよ」



ミサト「私だって、たまには作ることもあるんだから」

加持「無理しなくて良い。料理だけは俺に任せてくれ、な?」

ミライ「そうしてください」

ミサト「んぇ?」





……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 23:10:23.00 ID:CafxU5nSO<> Kitaca <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:11:07.60 ID:lglyFUfd0<>



加持「……」

カチャカチャ

ミライ「あ、良いですよ。片づけも契約のうちなので」

加持「ん、ああ。雛人形貰う約束だってな?」

ミライ「そうなんです。それと引き換えに加持さんが居ない今日だけ、

    晩御飯作ってあげることになりました」

加持「……ははは、で、ミサトと二人きりになるのに、よくみんなが納得したな」



ミライ「あ、とりあえずミサトさんと二人きりってことは、

    別にみんなには納得してもらってるんですよ」
    
加持「その割には、女の子の格好で来るんだな。予防線か?」
    
ミライ「それについてなんですけど……」

加持「ん?」

ミライ「実はボク、この間から……朝起きると女の体になってるんです」

加持「……聖典が、どうにかなったのか?」

ミライ「はい。多分……男になっても気がついたら女になってて……

    でも、ほかの皆は元通りなんですよ」

加持「……ほう」

ミライ「このこと、調べてもらえたりできます?」

加持「ん、まぁ。今日も仕事片づけてきたからな。一応暇だぞ」

ミライ「すみません、なんだか……」

加持「いいのさ。俺もチルドレンには頑張ってもらわないと困る。

    君の力になってやりたいというのとは別口で、協力してやるよ」

ミライ「ありがとうございます。そう言ってくれると頼りやすいです」

加持「お、やっぱり、何か吹っ切れたみたいだな」

ミライ「そう、かもしれないですね」

加持「良いことがあったんだな」

ミライ「ええ、まあそんな感じです」



加持「だが、いかんぞ、シンジ君。振った相手に頼みごとをするのは」



ミライ「……あ、そ、そうですか?」

加持「ああ。ご褒美に期待しちまうだろうが」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:12:05.85 ID:lglyFUfd0<>


ミライ「それじゃあ、ご褒美に、ボク達の関係はミサトさんには黙っておいてあげます」



加持「!?」

ミライ「……」ニヤニヤ

加持「ははは! お願いじゃなくて、脅しか?」

ミライ「ええ、そんなところです」

加持「はは、まいった、降参だ。その条件で請け負おう」

ミライ「ありがとうございます」

加持「いやはや、ほんと、強いな、君は」

ミライ「そうですかね?」

加持「ああ、ほんとに」



ミサト「何コソコソ話してんのよ……」ジトォ

ミライ「!?」

ミサト「シンジ君! この男はケダモノよ!! 

    穴さえあれば誰でも構わないんだから!」

ミライ(知ってます)

ミサト「あんたもあんたよ!! 結婚してまで浮気しないでよね!?」

加持「酔いすぎだぞミサト。明日も飲むんだろ?」

ミサト「そうれーす! ミサトしゃんは明日も花見でよっぱらりーです!」

ミライ「加持さん、もうミサトさんのこと寝かせてくださいよ」

加持「ん、そうだな」

ミサト「何だお前ら! 二人して私のこと寝かせるって……夫婦か!?」

加持「バカヤロウ、夫婦は俺たちだろうが」

ミライ「はは…………」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:14:02.12 ID:lglyFUfd0<>


ミライ「あれ、そういえばペンペンは?」

加持「ん、ああ」

ミサト「あっれ? ペンペーン? シンジ君来てるのに顔出さないのー?」

ガチャ 風呂

ミサト「おーぅい?」

ガチャ 冷蔵庫

ミサト「おーぅい?」

ガチャ 戸棚

ミサト「おーぅい?」


加持「……面白いからこのまま見てようか?」


ミサト「おーぅい?」

ガタッ イス

ミライ「知ってるなら教えてあげてくださいよ」

加持「ていうか、こいつも知ってるはずなんだがな?」

ミライ「……」

加持「ペンペンは今、雛人形探しに物置だよ」

ペンペン「クェッ!」

ミライ「……」

加持「ミサトの奴、自分で頼んでおいて忘れちまってんのな」

ミライ「あはは…………一応、ウコン買ってきてあるんで、飲ませてあげてください」

加持「ほんと、気配り上手だな。

    というか、ミサトに飼いならされたのか?」
    


ミライ「それもありますけど、ボク今はお母さんですから」



加持「な、なんだって!!?     



    あ、ああ、そうか……そういう意味か……

    ………………いいか、シンジ君……よく覚えておけ
     




        


    その姿で、その表現は、まずい」
           
ミライ「……     あ!」





…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:15:37.14 ID:lglyFUfd0<>

翌日

アスカ「へぇ、これがヒナニンギョウってやつ?」

ミライ「そう、なんだけど」

サクラ「おぉぉ! 豪勢やなぁ!」

カヲリ「七段飾りだね」

マリ「みっちゃん意外と物持ち良いんだニャぁ」

レイ「雛人形……?」




ミライ「! ナチュラルにカヲル君が女の子になってる!」

カヲリ「三月三日だもの、仕方ないじゃないか

    っていう理屈で朝からいきなりやられてしまったよ」
    
マリ「主犯です」ノ
    
サクラ「実行犯です」ノ

レイ「共犯」ノ

アスカ「黙認したわ」ノ

ミライ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:16:48.63 ID:lglyFUfd0<>
カヲリ「まぁ、ネルフの人たちはお見通しだったみたいだけどね。

    こういうひな祭りになるってこと」
    
ミライ「え? 何かあったの?」

カヲリ「宅配であんなものが届いていたよ」



サクラ「そーやそ−や!もー、気になっとったんよー!」

レイ「なに? それ」

ミライ「これは……着物、だね?」

カヲリ「しかも、六着」


サクラ「んふふ、こら着るしかないやろ! 六人女の子が居って六着の着物……

    ネルフの人も誘導がうまいなぁ!」
    
マリ「実は誘導じゃなくて『まやや』からの指令だってことは死んでも言えないニャぁ」

アスカ「そのあだ名ダサい」

マリ「!?」

カヲリ「年代がばれるよ」ヒソヒソ

マリ「体は年相応だってば!//////」ヒソヒソ



レイ「……手紙がついてる」

サクラ「? ホンマや、なんですやろ」ガサゴソ


『着付け指導はサードチルドレンに仕込んである』


サクラ レイ「…………」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:18:30.15 ID:lglyFUfd0<>

ミライ「じゃあ、各々着物着る?」

アスカ「つっても、こんなごちゃごちゃしたの着方がわかんないわよ!

    和装はキライじゃないけど、着るものに手間かかるんでしょ?」
    
マリ「ありゃ、そういや私も着方わかんないや」

カヲリ「面白そうだからボクも知らないことにするよ」


ミライ「……」


レイ サクラ「…………」ジーッ

ミライ「女の姿見せてから、父さんが……

    急にメールでそういう身だしなみ系の指導をしてくるようになったんだ
    
    このための布石だったのかな」
    
レイ「お姉さま……」

ミライ「うん、そうだね、みんなの着物着せてあげるよ」

サクラ「シンジさん……お母さんスキルが天井知らずやで」




………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 23:18:36.35 ID:CafxU5nSO<> 流石やわぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:22:46.64 ID:lglyFUfd0<>

マリ(紫「作意的なものを感じる」

アスカ(赤「何が?」

レイ(青「……伊吹さんのこと?」

カヲリ(黒「いや、着物の色のことだと思うよ?」

ミライ(緑「どういうこと?」

サクラ(黄「ヒント:スロット」

カヲリ「さて、そういう話はここまでだ」





サクラ「皆で着物着て雛人形飾って……

    雛祭りとしては完璧やな。いまどきここまでしっかり家庭でやるっちゅうのも珍しいで」
    
ミライ「ミニ飾りとかが流通してるから、七段飾りを置いている家ってのは相当珍しいと思うよ」

アスカ「日本人は何でも小型化したがるわね……嗜好品までもやるのか」

マリ「参考画像がこちら」サッ

アスカ「! へぇ、可愛いじゃない」



レイ「ところで」

カヲリ「? なにかな?」

レイ「……雛祭りって、どういう意味があるの?」

一同「……」




アスカ「日本人 答えなさい」

マリ「そ、そうだよ、日本人!」

ミライ「えっと、ボクも、女の子のお祭りだってことしか……」

レイ「知らない」

サクラ「あれ、ウチが答えるフラグ? 知らんで?」



カヲリ「……雛人形を飾るのは、その家の女の子の災厄を人形に引き受けてもらうためだよ。

   厄払いの行事だと思ってくれれば良い」
   
アスカ「意外なところから答えが出てきたわね」

マリ「そう? にゃんこ君は結構何でも知ってそうだけどニャぁ」ニヤニヤ

カヲリ(本当は一家の娘、一人に一つ人形があったほうが慣わし的にはいいんだけどね……)

サクラ「まぁ、意味とかはともかくこうしてると雅なカンジでええんとちゃいます?」

ミライ「ん、着物のほかにも何かあるよ?」

ゴソゴソ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:25:34.40 ID:lglyFUfd0<> ………………

一方その頃 ネルフ本部 司令室 変態組

マヤ「ああ、チルドレンみんなの着物姿……

   本当ならそこに私も混ざりたいけれど……」
   
ゲンドウ「窓からたたき出されるのは目に見えている 自重しろ 伊吹二尉」

冬月「老体には高所からの落下は堪えるなぁ……」



冬月「というか、司令室に普通に出入りできるようになったのだね。伊吹二尉」

マヤ「え?」

ゲンドウ「……とりあえず今は席をはずしてもらおうか……」

マヤ「! 失礼しました!」

ゲンドウ「いや、そういう意味ではない。写真の件は後でよろしく頼む」

マヤ「あ、はいっ わかりました。それでは……お邪魔しました」

スタスタスタ





冬月「……聞き分けは、いいのだがね」

ゲンドウ「……毎回気がついたら居ますね……」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:34:02.02 ID:lglyFUfd0<>
ゲンドウ「しかし、気が重い……」

冬月「そうだろうな。老人たちの相手……しかも今回は」

ゲンドウ「ええ、奴についての話に決まっていますからね……」

冬月「動向は我々にも見えん。今のところ、老人たちに話をあわせておくのが上策だろう」

ゲンドウ「そうでしょうね。奴が本気で裏切るつもりなのであれば、

     シナリオは大幅に修正されることになる」
     


リツコ「そうでしょうね……しかし、貴方もシナリオを書き換える必要があるのではありませんか?」



ゲンドウ「……」

冬月「……」

リツコ「……老人たちとのオアツイ時間の後で、お話があるのですが、よろしいでしょうか?」

ゲンドウ「……例の件か?」

リツコ「ええ」

ゲンドウ「わかった、後で時間をとる」

冬月「……私はお邪魔のようだな」

リツコ「あら、別にいらしても構いませんよ?」

冬月「馬鹿を言え。君たちの会話に微塵も興味はない」

ゲンドウ「…………ともかく、老人たちが先だ。 それで、いいな?」

リツコ「ええ。時間をとっていただけるだけでも」

ゲンドウ「すぐ戻る」ギィッ

冬月「……」スッ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/31(木) 23:36:00.60 ID:CafxU5nSO<> まさか、リツコさんと碇司令の蜜月か?!ガタッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:46:32.20 ID:lglyFUfd0<>
……

ゼーレとの対談

Sound Only「……奴の動きが見えぬ」

ゲンドウ「……そうですね」

冬月「……」

Sound Only「見えぬ、が。あの生活に切り替えたということは、少なからず意図があるはずだ。

        命令とは別の、な」
        
ゲンドウ「こちらのほうでも洗っては見ていますが、明確な裏切り行為というわけでもなさそうです」




Sound Only「……サードチルドレンを依り代にするならば、五人を殺すべきか?」

ゲンドウ「いえ、チルドレンの数は悪戯に減らさないほうがよろしいかと

      死海文書に記されていない使徒の発生も見られます。いざという時、六機のエヴァが必要でしょう」

Sound Only「……そうか。しかし、一人二人殺したところで、

        支えとなる人間がいるだけでも、望んだ結末にはならんぞ」

ゲンドウ「そうでしょうね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/31(木) 23:52:55.70 ID:lglyFUfd0<>

Sound Only「………………より代とするチルドレンを、変更する」

ゲンドウ「!」

Sound Only「セカンドだ」

ゲンドウ「……どのように?」

Sound Only「その為に、マキナミシリーズを動かしているのだからな」

ゲンドウ「……アレを、動かすのですか?」

Sound Only「彼女は命令では動かんよ。何より、お前にはたてついているのだろう?

        真希波は」
        
ゲンドウ「ええ。シナリオどおりには動かない、と」

Sound Only「ふむ。自由の果てに情を見出したか

        まぁ良い。真希波はいるだけでも良いのだ。
        
        要は、セカンドが周りを信用できなくすれば良い。
        
        そして、我々の世界を望むよう仕向ける」
        
ゲンドウ「……」

Sound Only「アヤナミシリーズを、もう一度作れ」

ゲンドウ「……はぁ」

Sound Only「そしてこれを使い、セカンドチルドレンと接触させるのだ。

        細かな指示も全てそこに」
        
黒服「……」スッ

ゲンドウ「……そういうこと、ですか」


……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:00:13.47 ID:lglyFUfd0<>
司令室

リツコ「……もうよろしいんですか?」

ゲンドウ「ああ」

リツコ「冬月先生は?」

ゲンドウ「ここにはいらっしゃらない」

リツコ「そうですか」

ゲンドウ「……何の、用事だ?」

リツコ「ええ、まぁ、本題に入りたいんですけど、その前に一応確認したいことが」

ゲンドウ「なんだね」

リツコ「……マヤがチルドレンに送った着物についてです」

ゲンドウ「何か問題でも?」

リツコ「……一緒に入れたものが問題なんです。しかも、それを司令も容認したとか」

ゲンドウ「使徒は当分来ない。話してあるだろう? それに、アレはチルドレンの好きそうなものだ」

リツコ「そういう問題ではありませんっ!」

ゲンドウ「……そうか」

リツコ「……全く」


…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:03:00.16 ID:OMg151lJ0<> ……






シン居 通称『碇邸』


ゴソゴソ

ミライ「これ……甘酒?」

アスカ「お酒……?」ドクン

マリ「おや!? これは、早速楽しそうな話じゃないかニャ?」

レイ「甘酒は アルコールはそんなに入ってないわ」

サクラ「そーですよ。大抵の市販品はただの甘くて美味しいだけの嗜好品なんや」

カヲリ「へぇ、そうなんだ」

ミライ「とりあえず、コップ用意するよ。雛あられとかもあるし」





飲酒モード突入


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 00:05:41.51 ID:frBFUPY00<> 使徒フラグの予感 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:09:12.78 ID:OMg151lJ0<> ……



アスカ「と、言うわけで、特に雛祭りに何するかよくわかってないけど! カンパ-イ!」

他「カンパーイ!」

甘酒(マヤ自家製 (アルコール含)「……」

フゥ……



アスカ「へーぇ、確かにお酒ってカンジしないかも」

マリ「んにゃは……不思議な味」

レイ「……」(確かに、お酒っぽくない雰囲気はするけど)

サクラ「……」(いや、これ、普通に酒や……どないしよ)

ミライ「あ、おいしいね、これ。どこの甘酒なんだろ」

カヲル「ラベルには甘酒としか書いていないね。しかも普通に殴り書きだよ

    もしかして、酒造から貰ったものとかなんじゃないかな?」
    
ミライ「そういうのって値段がつかないほどすごいものなんだよね?

    凄いなぁ……父さんが送ってくれたのかな?」
    
     <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 00:09:56.10 ID:gpHI+7gSO<> 庵野が確か『エヴァは繰返しの物語。何度も何度も同じ間違いを繰返しても、それでも前に進む話なんです』って言ってたな


ま た かwwww

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:16:38.04 ID:OMg151lJ0<> アルコールポイント

ミライ 2

カヲル 3

アスカ 2

レイ 4

マリ 2

サクラ 4

状況

飲酒だと明確に気付いているのはサクラのみ





サクラのアクション

1 「これ、アルコール含まれてるタイプやな。ほどほどにしときましょ?」(緩やかにトークモード

2 (だまっとったらみんなどこまで飲むんやろ)(通常営業

3 (ここは、あえて皆に飲ませまくってみるか!)(全員へべれけ状態までカット

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 00:19:03.58 ID:CpoermhAO<> …2…いや3…






…3で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:32:10.94 ID:OMg151lJ0<> ………………

アルコールポイント

ミライ 32 !!!!!!(覚醒済

カヲル 41 !!!!!!!!(言葉攻めと笑い上戸

アスカ 48 !!!!!!!!!(ツンデレ大崩壊 若干幼児化

レイ 38 !!!!!!!(喋る喋る

マリ 24 !!!!(淫乱属性付与

サクラ 33 !!!!!!(特殊性癖開花




ミライ「いまさらだけど、…………これ、お酒だったんじゃん」

カヲル「ふふふ、ははは……そう、だね。お酒じゃんこれwww」

アスカ「シンジー! だっこして、だっこ、ひざの上貸して!」

レイ「私もおじゃまさせてもらうわ。 お姉さまの膝の上……ああ、暖かい……」

ミライ「二人ともそんなに引っ付いてたら暑いじゃないか……

    それとも、誘ってるの?」

サクラ(うわぁ……わぁ……シンジさんが女の子はべらせてちょっとSっぽい顔しとる!

    ええなぁ、ウチも混ざりたい……)
  
  


マリ「うっわぁ。この状況、酷いニャぁ……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:48:28.78 ID:OMg151lJ0<>

アスカ「ちょっと! レイがそこにいたらアタシが座れないぃ!」

レイ「早い者勝ちよ。それにアスカはさっきまでずっとお姉さまに引っ付いていたじゃない……

   私だって、お姉さまの膝の上が良い」
   
カヲリ「おやおや、喧嘩かい? 仕方のない子達だね……

    シンジ君、彼女たちの躾、なってないんじゃないのかな?」
    
サクラ(躾!? ああ、ウチも、シンジさんにしつけてもらいたい…………)
    
ミライ「躾……そうだね。これからちゃんと躾けていかないとね……」ニコッ

ナデナデ

レイ「ん……」

アスカ「……シンジ……」シュン

ミライ「はいはい、おいで」

ナデナデ

アスカ「ん♪」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 00:49:20.49 ID:OMg151lJ0<>
マリ「あんた達、そういうニヤニヤっていうか背筋凍るって言うか、甘っちょろいことやってんじゃないよぉ?」

ノソッ

カヲリ「はははw フラフラじゃないかマリさんwww 焦点合ってないよ?」

マリ「大丈夫、目標見失ってにゃーい!」

ガバッチョ

マリ「っつーワケでわんこ君!」

ミライ「何かな? マリまで引っ付いてきちゃって……」

マリ「やろうぜ」

ミライ「……?」



マリ「セックス」



サクラ「ちょww マリさんwww」

レイ「……」

アスカ「な、何言ってんの? いきなりそういうのって……しかもみんないるじゃないの!」

マリ「いーんだよカマトトぶってんじゃないよ。

   どうせ最後には皆くんずほぐれつの生活が待ってるんだよー! 
   
   酔った勢いで、ねちっこいの一発やっちゃおうよ♪」
   
ヌギヌギ

ミライ「マリってば、品のない誘い方するんだね」

マリ「……直接的でわかりやすくニャい?」

ミライ「どうかな?

    でも、ボク達がお酒飲んだらいつもやってることあるじゃない?
    
    ボクはてっきりそっちのほうを期待してたんだけどなぁ? 今日はやらないの?」
    
マリ「………………ふへへ、そういうのがお好みぃ?」

ミライ「うん」

マリ「…………直接的に誘ったことには何の反応もなし?」モジモジ

ミライ「ううん? 興奮はしたよ?」スッ

チュゥッ

マリ「ん……」

レロクチュ……クチュ……

マリ「…………」

ミライ「ふふ、マリの顔エッチな顔になっちゃったね」

マリ「……この状態で、王様ゲームやるわけ?」

アスカ「……!」

レイ「そうね。そろそろそういう頃かと思ったわ」

カヲル「はははははwww この状況でwww やるとかwww

    面白そうじゃないかwww」
    
サクラ「……とんでもないことになりそうやなぁ」ドキドキ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:00:02.79 ID:OMg151lJ0<> …………

サクラ「ほな! 一発目行きましょか!」






>>直下

王様と命令 酒はもういらないか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 01:02:18.08 ID:frBFUPY00<> マリ

ミライはシンジに戻って王に奉仕せよ

酒はいらん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:20:06.89 ID:OMg151lJ0<>

マリ「恒例の 開始直私王様!」

レイ「毎回そうじゃない? 疑わしいわ」



ミライ「それで? 僕に何か頼みごとかな?」

アスカ「え、番号で指定するんじゃないの?」

ミライ「もう結果が見えてるもの。王様だけ決めて、後は名指しでいいよ」

カヲリ「もっともだねwww ははは、だって、シンジ君いっつも狙い撃ちされてるじゃないかwww」




マリ「そいじゃ、命令内容は……

   とりあえず、わんこ君は男に戻ってください」
   
ミライ「そう。それじゃ、聖典使うついでに着替えてくるよ」

サクラ「別に着物のままでもええんですよ?」ニヤニヤ

ミライ「色々と窮屈になるんだよ。それに下着も女物だから」

トテトテトテ


カヲリ「そういえば、下着は履かないっていう話もあるけど」

アスカ「そんなの、……恥ずかしいわよ」モジモジ

サクラ「いや、それはそれで興奮するわ……」モジモジ

レイ「腰巻があった時代はそうだった」

マリ「へーぇ、知ってるんだ?」

レイ「……お姉さまが着付けのときにそう言っていた」

マリ「へーぇ」ニヤニヤ


…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:27:28.09 ID:OMg151lJ0<>

……




シンジ「さて、着替えてきたけど。もちろんこれは前提条件なんだよね?」

マリ「当然! というわけで、本命令!


   私にごほーししなさい!」
   
アスカ「ごほーしって……な、なにやらせる気なのよ。私のシンジに!」

レイ「私『達』の」

アスカ「うぅぅ〜……」

サクラ「そうやで、アスカさん。それにな、好きな人が目の前で別な女とイチャイチャする言うんのもなかなか……」

カヲリ「さて、シンジ君はどういうご奉仕をするつもりなのかな?

    前も言ったけど最初が肝心だよぉ?」クスクス
    
    
シンジの奉仕

1 とりあえずマッサージかな?(着物脱がす→襦袢→マッサージ→羞恥

2 気持ちいいマッサージかな?(着物脱がさずペッティング程度→焦らし

3 こうしてほしいんでしょ? (着物脱がさずペッティング程度→羞恥

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 01:28:11.45 ID:gpHI+7gSO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:40:42.37 ID:OMg151lJ0<>

シンジ「じゃあ、そうだねぇ……気持ちいいマッサージかな?」スッ


マリ「……っ」

チュゥッ

マリ「……んぅ……ん……」

マリ(んは……わんこ君の舌)

ヌチュル クチュ…………

マリ(男のわんこ君とちゃんとベロチューするの久々かも……)



アスカ「……//////」

レイ「……いいなぁ」モジモジ



マリ「ん、ふぅ……ふぁ……ん、……んん……」

クチュ……チュパ……チュク……チュプ……

シンジ「……んふ……ん……っ……」

マリ「ぷぁ……ふぁ……ぁ……」トロン

シンジ「ふふ、欲しそうな顔してる」

マリ「んもう……意地悪だニャぁ……」

シンジ「じゃ、やっぱりこっちを重点的にマッサージして欲しいのかな?」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:41:55.92 ID:OMg151lJ0<>
マリ「……ん」

ワサワサ

マリ「んんっ…………うん、下のほう……弄って、欲しい……」

シンジ「弄る? 僕はマッサージするだけのつもりなんだけどなぁ……

    だって、これは健全な『ご奉仕』なんだよ? エッチなことじゃない」
    
マリ「え…………そんにゃ……」モジモジ



シンジ「ふふ、じゃあ、この辺、マッサージしてあげようかな」

マリ(……意地悪な事言って……、結局、してくれるんじゃん……

   もう、ドキドキすることしてくれちゃうなぁわんこ君は……)ドキドキ
   

シンジ「……足の付け根とか、疲れがたまる場所なんだよね」

マリ「……ん」

スゥッ……

サワサワ

シンジ「ん、 このへんかな?」

マリ「……んん……」

マリ(やば、昂ぶってるから……周り触られるだけでもゾクゾクする……)

マリ「はぁ……は、……ん……ぁ……」

サワサワ

シンジ「じゃあ、この辺、マッサージしてあげるよ」

グイッ……

マリ「んんっ!」

グイッ クニッ……グイッ

マリ「んっ……ぁっ…………」



マリ(……性的にも、興奮するけど……)



グイッ グイッ

マリ「んふ……んぁ……ぁ……ん……」



マリ(……こ、これじゃ、普通のマッサージと変わんない……)



マリ「んん……」モジモジ

シンジ「マリ? 動くと、ちゃんとほぐせないよ?」

マリ「………………ん」


グイ グイ グイ グイ


マリ(……………………)

シンジ「……っ……っ……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:48:03.06 ID:OMg151lJ0<>
マリ「……わんこ君」

シンジ「?」

マリ「……もっと、……体の中心のほうも……」




シンジ「なに言ってるの?」

マリ「え」

シンジ「やらないって、言ったじゃん?」

マリ「……っ」







グッゥッ

マリ「んんっ!」

シンジ「さって、これで、マッサージ終わりだよ」

サワッ

マリ「!!っぁ……!!」

マリ(さ、最っ低!   焦らすだけ焦らして…………

   最後に、ちょっとだけ、触っていった…………!!
   
   わんこ君最低!!)
   
マリ「……はぁ、……はぁ……ん」




カヲリ「ふふ、マッサージがとても気持ちよかったみたいだね。マリさん」

マリ「……はぁ……はぁ……ま、まぁ、まぁまぁか、な」ドキドキ

マリ(全然足りないよぉ………………)

サクラ(ふわぁぁ、焦らされとるマリさんの顔メッチャエロイ!!!)

シンジ「ふふふ」





次 命令王様直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 01:55:01.29 ID:OMg151lJ0<> とりあえず二時だし寝る。
続きは明日の深夜か土曜日に気合入れてやるか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 01:55:18.04 ID:gpHI+7gSO<> アスカ、あぐらをかいたシンジに座り、何か食べさせてもらう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/01(金) 02:22:18.54 ID:14GRP8Ijo<> アスカもエロくなるけど、むしろ甘えるみたいな子供的な欲求が強くなるみたいなのいいよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/01(金) 12:02:07.65 ID:iws89fl80<> 酔うとすぐ我慢出来なくなって、一人ではじめちゃう綾波萌え。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/01(金) 12:04:43.04 ID:iws89fl80<> 酔うとすぐ我慢出来なくなって、一人ではじめちゃう綾波萌え。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/01(金) 12:06:35.80 ID:iws89fl80<> 大事なことなので二度言いました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 21:22:13.30 ID:OMg151lJ0<>
アスカ「あ、王様は私よ!」

カヲリ「ふふふ、だってよ? シンジ君」

シンジ「……ははは、やっぱりこうなるじゃないか」

アスカ「じゃあ……私はぁ……」

マリ(さっきの私の命令で、比喩的表現ではエッチなことができない、寧ろ焦らされることがわかった

   姫、ここは直接的に攻めちゃいなよ?)
   
アスカ「私は、シンジの膝の上がいい」

ノソッ

シンジ「っと、ここに座るの?」

アスカ「……えへへ……」スリスリ

シンジ「……座るにしても、こう、向き合って座るってのは、流石に照れるね」

アスカ「シンジの顔まん前……ん」

チュゥッ

シンジ「ん……ふふ……」

チュゥッ クチュ …… レロ……

アスカ「ん、ふあ……みんな、見てる……恥ずかしいよ……」

シンジ「キスしてきたのはアスカだろ?」

アスカ「舌入れてきたのはシンジっ!」

ムギュゥ……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 21:23:15.81 ID:OMg151lJ0<>
レイ「……妬ましいわね」

サクラ「せやろか……ウチはSっぽいシンジさんに翻弄されつつも

    純真無垢に甘えまくるアスカさんが可愛くて可愛くて……」
    
マリ(エロイの来ないのかよ!! 私だけ派手にむらむらしてて恥ずかしいじゃん……もう……)モジモジ

カヲリ「ふふふwww シンジ君、最近にしては珍しく、ちょっと男っぽく見えるよ。

    セカンドさんの口調がいつもより幼いから兄妹に見えるwww」
    
アスカ「きょうだい……」

シンジ「……そうかな?」

アスカ「シンジがおにいちゃん?」

シンジ「あはは、そうだね」

アスカ「……おにーちゃん、お腹すいた」

サクラ「自由やな!」

シンジ「……それも命令?」

アスカ「そうよ。お兄ちゃんなんだから妹に何か美味しいものを食べさせなさい」スリスリ

シンジ「はいはい」クスクス



シンジ「というわけで手近にあった雛あられがここに」

カヲリ「それってシンジ君のお手製?」

シンジ「うん」

カヲリ「……料理上手なお兄ちゃんか……」

アスカ「シンジの味好きよ。優しい……凄く、安心する味」


レイ「シンジの味って……なんだか別な意味に聞こえてしまうわ」

サクラ「まぁ、そっちの味も知らんわけではないわけやし……」


アスカ「ぁ」

シンジ「?」

アスカ「アーン」

シンジ「食べさせるの?」

アスカ「……」コクコク


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 21:24:46.10 ID:OMg151lJ0<>
シンジ「はい」ヒョイッ

アムッ

アスカ「ん」

シンジ「……指まで銜えちゃうんだ?

アスカ「んん……」

チュ……クチュ……

シンジ「…………」

チュルッ……ニチュ……

アスカ(……シンジの、指……)




シンジ「……ふふふ、これも食べちゃうつもり?」

クニッ

アスカ「んぁ…………」

シンジ「こっちから動かしてあげるよ……」

アスカ「ん、ふ……ぁ……ゃぁ……」

シンジ「アスカの舌、こうして触ると小さいね」

クチュクチュ

アスカ「んふぁ……ぁ……」

シンジ「指でアスカの口の中触るのは、あまりしないよね……どう? 舌とは違うかな?」

アスカ(口の中、犯されてるみたい……)

アスカ「んむぅ……ひがぅ……ぜんぜん……」

クニッ クチュ……クチュクチュ

シンジ「……っふう、アスカ……口の端から、よだれたれてるよ」

アスカ「ふぉれは…………ひんじが……」

シンジ「ふふ」

ペロッ

アスカ「んゃ……ぁ……」

ペロペロ……

アスカ「ん……」

アスカ(口の中犯されて……垂れた涎、舐められて……

    首から上だけ、滅茶苦茶なことされてる……
    
    もっと、もっとエッチなこと、したい)
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 21:25:33.63 ID:OMg151lJ0<>
アスカ「……ん、」チュプッ

シンジ「? もう終わり?」

アスカ「…………」モジモジ

グイグイ

シンジ「……? 腰を押し付けて、どうしたのかな?」

アスカ「……ん……んーん……」モジモジ



シンジ「よくわからないや。

    とりあえず、命令は実行したから、これでアスカの王様は終わりだよ?」
    
    
    
アスカ「……!」

アスカ(……これからって感じだったのに……)シュン

シンジ「……ふふ、アスカが次に王様になったら大変だなぁ」ナデナデ

アスカ(………………)






直下王様命令等 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 21:27:06.23 ID:ihk1NLtl0<> カヲル

サクラ、マリ、レイ、アスカでシンジをフェラ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/01(金) 21:29:20.74 ID:h7zA81I60<> サクラ

うちともお兄ちゃんプレイin関西弁 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 21:38:59.74 ID:OMg151lJ0<>
カヲリ「おおっとぉ、ここでボクだ」

マリ「ぬ、ぐぐ……」

カヲリ「ふふ、そんなに悔しそうな顔をしてないでよ」

アスカ「……」モジモジ

レイ「……」ジーッ

カヲリ「なんだか、注目されちゃってるね」

レイ「貴方が王様になると変な命令をする……不安」

サクラ「突拍子もない事やりそうで怖いわぁ……」

カヲリ「おやおや、そこまで期待されてるなら……」

シンジ「できる範囲でお願いするよ」

カヲリ「大丈夫、やってやれないことはないさ  ………………多分ね」




カヲリ「じゃ、ボク以外の四人でシンジ君をお口で気持ちよくしてあげてよ」

四人「!?」

シンジ「……凄いこと考えるね」

カヲリ「そうかい?」

シンジ「そうだよ」

カヲリ「ふふ、我慢してるのが精一杯みたいな子達に、自分には我慢させてご主人様にご奉仕させる……

    見ていてとても楽しそうな光景だと思うんだけど?」
    
レイ「でも意外……貴方も加わるかと思ってた」

カヲリ「後ろから眺めさせてもらうよ。君達が興奮しながらシンジ君にお奉仕する姿をね」

マリ「なぁにぃ? お尻が好み?」

カヲリ「……その発想はなかった。いいね。舐めるように見ててあげる」

アスカ「……そんなの……恥ずかしい……」

カヲリ「嫌ならいいんだよ? お兄ちゃんを気持ちよくしてあげるのは他の三人でやってもらうから」

アスカ「…………」モジモジ

カヲリ「ふふ、その気はあるみたいだね。じゃあ、存分にやっておくれよ」





四人同時は物理的にアレなので二人一組か一人ずつで

順番について>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 21:42:32.69 ID:YornKx8k0<> レイサクラ
アスカマリ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/01(金) 21:46:31.86 ID:h7zA81I60<> レイ尿道
サクラ竿
マリ睾丸
アスカ陰毛

意外と四人いけるじゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:06:49.07 ID:OMg151lJ0<> レイ「そういう命令なら簡単」

サクラ「ほな、ウチも……」

シンジ「……二人でしてくれるの?」

レイ「……嫌?」

サクラ「期待してくれてる目ですよ……?」

シンジ「ふふ、そうかも」

レイ「……」

……

シンジ「……脱いだよ」

レイ「っ……」

サクラ「わぁ……もう、臨戦態勢とちゃいます?」

シンジ「どうかな? 焦らされてるあっちの二人のほうが大変そうだよ」


アスカ「……っ」モジモジ

マリ「何さ……」モジモジ

カヲリ「ふふふ……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:13:02.34 ID:OMg151lJ0<> サクラ「でも、ビンビンや……てゆーか……二人でって勢いで言いましたけど、どうしましょ……」

レイ「上と下か、右と左か」

サクラ「……それやったら、ウチやってみたいことがあるんよ」

レイ「……?」

サクラ「綾波さんは上をかわいがったって頂戴な。

    ウチは、袋のほうを攻めさせてもらうわ」
    
シンジ「……袋って……そっち?」

サクラ「そーですよ」フニッ

シンジ「……ん」

サクラ「こんなもんぶら下げよってからに……気になるっちゅうねん

    こういうおふざけ交じりのエッチな雰囲気に、一度徹底的に触ってみたかったんですよ」
    
フニフニ……

シンジ「ぁ…………ぅわ……なんか、変な、カンジ……」


レイ「……それじゃあ……私は頭を頂くわ」

シンジ「……レイの小さい口に、入るかな?」

レイ「やったことあるもの。大丈夫」

シンジ「って言っても、僕が小さい状態での話でしょ?」

サクラ(やっぱりあの時喰ってたんか!?)フニフニ

レイ「……やってやれないことはない」アーン

アムッ

レイ「……ん」

シンジ「ふふ、意外とすんなり銜えちゃったね」

レイ「……んん……」

レイ(すんなりってほどでもない……これ、凄く、顎が疲れる……)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:13:43.55 ID:OMg151lJ0<>
サクラ「ほいじゃ、上もお口で良いようにされとることやし……

    こちらもそろそろお口でやってみますよ」
    
シンジ「……うん、やって見せてよ」

サクラ「……ん」

ペロッ

シンジ「……ん……ふふ……」

ペロペロ チュゥッ

サクラ(袋の中に、玉がある? な、なんやこれ……

    !  これが、精巣ちゅうやつか!)
    
シンジ「んぁ……さ、サクラちゃん」

サクラ「んぇ?」

シンジ「……ごめん、それ、痛い」

サクラ「……すみません……吸いすぎました?」

シンジ「うん……、もうちょっと、優しく……」

サクラ「……そうですね。いっちゃん大事なところですものね……」

ペロペロ

シンジ「……ん……ふ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:21:52.69 ID:OMg151lJ0<>
カヲリ「見てごらん」

アスカ「……//////」

マリ「うわぁ……」

カヲリ「ふふ、床に座っているシンジ君の股間に二人が群がると、

    二人はお尻をこっちに向けることになるだろう?
    
    君達もあの体制で、シンジ君にご奉仕するんだよ?」
    
アスカ「ホモの癖に、女の子のお尻なんか見るな!」

カヲリ「ホモだと思う?」

マリ「え」

カヲリ「ふふ……それに、今あの二人のお尻を見ているのは君達二人だろう?

    ボクは、最初からシンジ君の顔しか見ていないよ……」ウットリ
    
マリ「や、やっぱホモじゃん」

カヲリ「今は女の子だよぉ?」ブリッコ

マリ「……でも、男でも行動変わらないでしょ」

カヲリ「まぁね」

アスカ「やっぱホモじゃん」



カヲリ「さて、そろそろお姫様達に変わってやったらどうだい?」

シンジ「……だってさ、どうする? レイ」

レイ「……んん……」

ジュプ……ジュプ……クチュル……チュプッ……

シンジ「……変わってあげないとアスカがないちゃうよ?」ナデナデ

レイ「……」クスッ

アスカ「な、なかないもん!」

サクラ「そーやねぇ、アスカちゃんに代わってあげんとなぁ」

アスカ「んなぁによ! むかつくッ! バ関西の癖に!」

マリ「はいはい、さっちんも 意地悪しないの」

サクラ「すんませんっした♪」ナデナデ

アスカ「撫でんなバカ……」モジモジ

レイ(嬉しそう……)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:33:42.91 ID:OMg151lJ0<>




アスカ「……シンジのがべチョべチョ……」

マリ「ふふ、ファーストちゃんのお口にいっぱい可愛がられたんだねぇ」

レイ「……」

マリ「で、こっちはさっちんの涎かにゃぁ?」

ピトッ

サクラ「うわわ、そうやって言われるとなんか恥ずかしいなぁ……」

マリ「んふふ、でも、お袋さんはわんこ君そんなに気持ちよくなかったみたいだから、

   私達は左右からこの立派な竿にご奉仕してあげようね」
   
アスカ「……左右から?」

マリ「そ、こうやって」

ペロペロ

マリ「あ……ん……横から、舐めたり」

レロレロ……

マリ「頭の方、舌先で転がしたり……」

アスカ「え、でも、そうやってたら……//////」

マリ「ん〜? 嫌かニャ?」

アスカ「……別に、いいけど……」

シンジ「……っ」



アスカ「ん」

ペロッ……ペロ……チュッ

マリ「んぁ……んふ……」

レロレロ……ヌチュ……クチュ……

アスカ(……こんな近くに、コネ眼鏡の顔がある……)

マリ(やっぱり、姫ってば私の顔意識しちゃってるニャぁ?)

レロレロ ペロペロ クチュ ニチュ……チュプ……チュク……

シンジ「……っぁ……ぁあ……気持ちいいよ……」

ナデナデ

アスカ「っ……んふ……ふぁ……ぁ……ん」クチュクチュ ペロペロ

アスカ(シンジの手……頭に乗っかってる……撫でられるの、気持ちいい……)

マリ「ぁあ……ん……」レロクチュ……チュプッ

マリ(撫でられるのはいいんだけど……なんかまた意地悪そうな顔してるニャぁ?)チラッ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:39:48.30 ID:OMg151lJ0<>
シンジ「二人とも、凄く、気持ちいいよ……

    もっと、してくれるかな」

グッ……

アスカ「んんっ!」

マリ「んふ……♪」



アスカ「ちょ、ちょっと……シンジぃ……あんまり押し付けると……」

マリ「あはは……姫とべろちゅーしちゃったにゃ……♪」



アスカ(やっぱり、こう、なっちゃうよね…… コネ眼鏡の舌舐めちゃった……)ドキドキ

マリ(やべっ……姫の戸惑ってる顔……可愛い)

シンジ(やっぱりマリに任せておけばアスカが面白いことになりそうだな……)





サクラ「……あの二人、キスさせられとったね……」

レイ「……不可抗力?」

カヲリ「ふふ、シンジ君の顔を見てごらんよ。

    意図的だよ、明らかにね」
    
サクラ「はぁんん……♪……  あの顔……たまらんなぁ!」ゾクゾク

レイ「……レア顔」

カヲリ「あははww 君達も左右に分かれてやってたら、ああいうキスをさせられてたかもね」

サクラ「……ウチと、綾波さんで……キス……」

レイ「…………」

カヲリ「待っている間、暇だろう? それともご奉仕する二人のお城を眺めているのがお好みかい?」

サクラ(う、ぁ……正直、どっちもアリ)

レイ「……キス……」

カヲリ「ははははwww ジョウダンだよ」




1 レイ「キス、してみる?」 サクラ「へ?」

2 レイ「キス、してみる?」 カヲリ「……え?」

3 レイ「キスしてみれば?」 サクラ カヲリ「え?」

4 レイ「女の子とキスするならお姉さまとがいい」 カヲリ「あっそうwww」 サクラ「せやろなwww」

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 22:41:40.14 ID:CpoermhAO<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 22:41:41.81 ID:gpHI+7gSO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 22:42:46.96 ID:j0FsN5hn0<> シンジ サクラレイとキス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 22:52:38.46 ID:OMg151lJ0<>

レイ「女の子とキスするならばお姉さまとがいい」 

カヲリ「あっそうwww」 

サクラ「せやろなwww」



シンジ「なんだ……触発されてあっちでも始めるかと思ったのになぁ……」

マリ「……ん?」ペロペロ

アスカ「……ん はむ……ん」クチュクチュ

シンジ「二人とも、そろそろ次の王様でも決めようよ……?」

マリ「んなこと言っちゃって…………わんこ君、

   もうこっちのほう出しちゃわないと大変なんじゃないの?」

アスカ「そ、そうよ……出しちゃいなさいよ!」

シンジ「まだ始まったばかりだよ? 
    
    そんなにハイペースだと、アスカもこの間みたいになっちゃうかもよ?」

アスカ「あ、あの時は…………//////」



シンジ「さ、て……次はどうするのかな?」




直下

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 22:55:11.25 ID:CpoermhAO<> 王様:シンジ
突発じゃんけん大会(王様(シンジ)除)
命令:最下位がひたすら王様を甘やかす
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 22:56:15.94 ID:Y2k01drL0<> アスカ喉奥まで飲みこむ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 23:16:30.30 ID:OMg151lJ0<>
シンジ「あ、王様僕だ」

マリ(この状況で!)

アスカ(シンジが王様!?)

レイ(……いくら碇君でも、アレだけ刺激されれば我慢できなくなるはず……)

サクラ(誰かを指名して、エエことするフラグやろ!)

カヲリ「さぁ、どうするんだい?」


シンジ「えっと、そうだなぁ……誰かの名前を挙げても、今の状態だと角がたっちゃいそうだし……

    ここは、命令を聞く相手をじゃんけんで決めてもらおうかな?」
    

五人「じゃ ん け ん」

シンジ「番号を振ってあったらこんなことにはならなかったろうに……」



サクラ(つまり、じゃんけんで勝った者が、シンジさんとエエ事……やな?)ドキドキ

アスカ(上等じゃないの……シンジの命令を独占するのはこの私よ!)メラメラ

マリ(もうそろそろ限界だよぉ……わんこ君……)モジモジ

レイ(何を命令されるのかしら……)ワクワク

カヲリ(渦巻いてる渦巻いてる……淫らな欲求が目に見えるようだwww)ヘラヘラ





シンジ「じゃ、そういうわけで」



じゃーん けーん……

アスカ(コネ眼鏡のあの握りは、グーを出すと決めている手! 握りが強い!)

マリ(ふふ、姫が見ているのはお見通し! その手はブラフさ!)

レイ(じゃんけん……統計的にアスカはパーを出す可能性が高い)

サクラ(ウチの勝率はいつもパーが握っとった! パーやのに握っとった)

カヲリ(サクラさんのあの顔はアホなこと考えてる顔だ!)

ぽん!!






アスカ パー

マリ チョキ

レイ チョキ

サクラ パー

カヲリ >>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 23:21:29.24 ID:CpoermhAO<> ぱーにしとこう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 23:38:16.03 ID:OMg151lJ0<>
マリ「んじゃ、ファーストちゃんと私の一騎打ちってワケね」

レイ「負けない……」


アスカ「ぐぬぬ」

サクラ「燃え尽きたで……真っ白にな……」

カヲリ「ふふ、この二人で争うってのも珍しいね」



シンジ「ふぅん、そっか……その二人で争うんだ?」

マリ「っふふん、わんこ君の命令は私のもんだよ」

レイ「私だって……碇君に命令されたい……」




シンジ「でも、勝って命令に従うのって、何かおかしいんじゃない?

    僕は『負けた人に聞いてもらうつもりだったんだけど?』」

マリ「へ」

レイ「え」



シンジ「……ふふ、残念!」

マリ レイ「……」ズダシャアアアアァァアン orz




サクラ「ふ、ふふふ……真っ白でもなぁ……じゃんけんはできる……」

アスカ「これこそ本当の強運よ……!」

カヲリ「おや、なんだい。権利はこちらで争うことになったのかい?」



マリ「……せっかく、勝ったのに……」

レイ「…………」ショボン





サクラ「仕切りなおしや! 覚悟せぇ!」

じゃーん けーん ……


アスカ(とりあえず直感!)

サクラ(パーの経歴に傷がついた……グーの寝も出ぇへん……)

カヲリ(黙っチョキ)



>>直下 結果 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 23:40:44.29 ID:gpHI+7gSO<> このレスのコンマが12345ならサクラが勝つ06789ならアスカが勝つ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 23:43:02.97 ID:CpoermhAO<> アスカ一人勝ち(じゃんけん負け)か



…?…逆? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/01(金) 23:48:13.12 ID:14GRP8Ijo<> カヲリェ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/01(金) 23:49:39.62 ID:gpHI+7gSO<> あ、忘れてた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/01(金) 23:52:13.86 ID:OMg151lJ0<>

アスカ「負けた……いや、違う……これでシンジとイチャイチャできるのよ!」

サクラ「か、勝ったのに……この喪失感はなんや?」

カヲリ「さて、どういう命令をするのかな?」

シンジ「アスカに決まったかぁ。ふふ、今のアスカなら簡単だと思うけどね」

アスカ「なになに?」




シンジ「これから五分間、めいっぱい僕を甘やかして見せて」




マリ「甘やかす?」

シンジ「そう……方法は任せるよ?」

アスカ「え、負かせるったって……」

シンジ「五分間、アスカの自由にしていいんだよ?」

レイ「……自由度の高い命令……」



アスカ「え? ええ? 甘やかすって言っても」



サクラ「考えあぐねている間に時間は過ぎていく……」

カヲリ「十秒経過ー」

アスカ「ちょ、ちょ! もう!!」



1 とりあえず抱きしめて頭をナデナデしてみる

2 膝枕してあげる

3 思いつかない…………

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/01(金) 23:54:20.97 ID:14GRP8Ijo<> 4
とりあえずべろちゅー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:15:02.09 ID:Vjt/YlE10<>
アスカ「ん、えっと……」

シンジ「……どういう風にしてくれるのかな?」

アスカ「……ん……んん」

チュゥッ……

シンジ「……ん」

チュッ……クチュ……ニチュ……チュプ……

シンジ「……ふふ……」

アスカ「んぁ、ふ……ん……」

クチュル……ニチュ……チュプ、チュ……

シンジ「……ぷぁ…… はは……アスカってば……甘やかすって言う話なのに……

    これはアスカがただそうしたいだけなんじゃないの?」
    
アスカ「…………シンジは、したくないの?」

シンジ「どう思う?」


アスカ「…………したいって思ってくれないと、やだ」



シンジ「っ」

アスカ「時間いっぱいまで、ずっとキスしててあげる」





チュゥッ

ヌチュ……レロクチュ……チュプ……

シンジ「ん……ん」

ムチュ……チュク、チュクチュク……

アスカ「んぁ……は……ぁ……」

ペロペロ……レロクチュ……



アスカ「シンジ……舌出して……」

シンジ「……ふふ、やだよ。アスカが来てよ」

アスカ「もうっ しょうがないんだから」



ンチュ……クチュ……チュプ……チュルッ……チュクチュク……

アスカ(シンジの方から舌を絡めてはくれないんだ。

    それこそ、私が甘やかしてあげなくちゃいけないのね……
    
    でも、シンジってばホントは優しいんだ……意地悪して舌動かしてくれないんだろうけど……
    
    頭ナデナデしてくるのは、やめないんだもんね)
    
チュ……クチュ……ニチュ……プチュ……



レイ「…………ん」

サクラ「……」ゴクリ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:19:11.69 ID:Vjt/YlE10<>
アスカ「んぁ……は……んむ……」

チュクチュク……

シンジ「ん……ふふ……アスカ」

アスカ「んぇ?」トロン

シンジ「……五分、たったよ? もう命令聞かなくていいんだけど」

アスカ「…………も、ちょっと」

チュゥッ……クチュ……ニチュ……



マリ「ちょぇぃ!」ガバッ

アスカ「んぁっ! 何すんのよ!」

マリ「次! 次行こう!!」ハァハァ

カヲリ「はははwww ムラムラしてるからってセカンドにその欲望をぶつけることはないだろう」

アスカ「ちょ、そ、そういうのは、私わかんないからっ! 女の子同士なんて……」

マリ「いや、それもありだけど違わい! とにかく次やろーぜ 次!」




>>直下 命令とか王様とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 00:21:07.53 ID:ZCHsxR8SO<> カヲリ、マリにシンジの前で全裸ブリッジさせる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:36:20.64 ID:Vjt/YlE10<>
カヲリ「っと、ボクが王様♪」

アスカ「……!」

カヲリ「ふふ、さっきみたいなみんな得する命令をすると思った?

    でも、今回はちょっと嗜好を凝らしてみようかな……」

カヲリ(……さて、サクラさんは、見ているだけで満足ってところがあるし……

    セカンドさんはさっき十分キスしまくったからトロけてるし
    
    ファーストさんは……こっそり指先があらぬところへ伸びている……
    
    同じくらい欲情しているマリさんは、自慰には踏み切れずモジモジしている
    
    
    弄りどころは、マリさんだよね?)
    
    
    
カヲリ「そういえば、マリさん」

マリ「っ! なに、かな?」ドキッ

カヲリ「ふふ、マリさんって体柔らかいんだよね? 新体操レベルに」

マリ「……ま、まーね。そこそこ」

アスカ「そういうのなら私だって」

レイ「私も……」

カヲリ「まぁまぁ…じゃ、そういうわけで、マリさんブリッジして見せてよ」

マリ「ちょ、ここにきてそういう変な振り!? さっきまでのエロエロな空気どこいったのかニャ?」

カヲリ「誰もイッてないのにどこかに行っちゃったね」

サクラ「そんなことは言ってへん」



マリ「いや、まぁ、それでいいならいいけどさ……でも着物でやるのか〜」

カヲリ「いや、ムリでしょ」

マリ「や、できるよ?」

カヲリ「え」

グッ

アスカ「えぇえっ?」

サクラ「おぉぉ!? す、すごいな」

レイ「……! 着物姿では、ムリだと思ってた」

マリ「確かに重心真ん中にあって変な感じだけどねー……」ピタッ





カヲリ「じゃあさ。シンジ君  やりやすいようにこのまま脱がせてあげなよ」





シンジ マリ「え」

カヲリ「あ、そうそう。命令は『シンジ君の前で全裸ブリッジね』」

マリ「は、はぁぁぁぁぁあああ!?」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:44:13.96 ID:Vjt/YlE10<>
シンジ「このまま脱がせるって……」

マリ「そ、そうだよ……」

カヲリ「ははは、そうだね。じゃあ、ブリッジやめて、脱がせてからもう一度」

シンジ「いや、できるけどね」シュルシュル

マリ カヲリ「え」


パサッ


マリ「ちょ……//////」

カヲリ「はいはい、ブリッジやめないでね」

マリ「いや、その、えぇぇ……//////」

マリ(襦袢だけで……ブリッジしてる……うっわ、そういえば、このままだとパンツ丸見えじゃん!?)

カヲリ「シンジ君、ほら、見ててあげなよ マリさん頑張ってるよ?」

シンジ「うん そうだね……こんな格好で脱がされて、恥ずかしそうにしてるのがよくわかるよ」

マリ「! ……なんなのぉ、この状態……//////」



サクラ「わ、……なんか、ブリッジって……こうしてみると……」

アスカ「……結構、下品よね」

レイ「丸見えだし……体も反るから胸も強調される」

マリ「!!」



マリ(うわっちゃぁぁぁ! わんこ君どころか、女子組みにまでじっくり見られてる……!!)

シンジ「……ふふ、マリ顔真っ赤だよ」

マリ「……うっ血……してんの//////」

シンジ「カヲル君、そろそろ」

カヲリ「まだ全裸じゃないよ?」

マリ「…………」



シンジ「うん、一回寝せないと全部脱がせられないから」



マリ「コノヤロー…………//////」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:53:51.14 ID:Vjt/YlE10<>
……

マリ「……剥かれちゃったにゃぁ……」シクシク

アスカ「全裸の状態で、ブリッジ?」

サクラ「こら立派な拷問やで……羞恥心あおる為の……」

レイ「……えげつない」

カヲリ「そうだね。おもわず口走ってしまったけど流石にこれは可哀想だ」



シンジ「え? やらないの?」



カヲリ「……水を、持って来るよ。  シンジ君 、君は少し休みたまえ」

アスカ「シンジ……怖い」

サクラ(でもウチやったらこれやらされたらヤバイかも知れん……)

レイ「そうね……少し、酔いを醒ましましょうか」

マリ「……着ていい?」

カヲリ「それはダメ。ブリッジ or バスタオル(せめてもの優しさ)」

マリ「バスタオルで……」

サクラ「い、いったんクールダウンやな」



酔い度減少


アルコールポイント

シンジ 19 !!!(覚醒手前

カヲリ 25 !!!!!(言葉攻め

アスカ 19 !!!(ツンデレ崩壊気味

レイ 24 !!!!(発情状態

マリ 20 !!!!(淫乱属性付与

サクラ 15 !!!(特殊性癖の目覚め

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/02(土) 00:57:28.78 ID:Sq2fIZzAO<> 王様:カヲル
もっかい突発じゃんけん大会(王様含シンジ除)
命令:シンジが↑勝者に全身全霊全力で甘えた後敗者(最下位)を慰める
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 00:58:35.03 ID:Sq2fIZzAO<> 間違えた恥ずかしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 00:59:38.45 ID:Vjt/YlE10<>
シンジ「ごめんマリ…………あんなえげつないこと……」

マリ「べ、別に、いいけどさ……」(ちょっとドキドキしたのは内緒にしておこう……

カヲリ「いやぁ、それにしても、シンジ君の覚醒ぶりがなかなかに、アレだね」

レイ「……アレ?」

サクラ「ん、アレやな」

アスカ「……酷いわね」

シンジ「うぅ……っ  ……なんか、ゴメン」

アスカ「シンジの癖に、酔ったらあんなカンジになるのね。最っ低っ」

サクラ「いやぁ、アスカさんもなかなかドイヒーやったよ」

レイ「……言えてる」

アスカ「わぁぁぁすぅぅぅぅれぇぇぇぇろぉぉぉぉぉ!!!!!」

カヲリ「と、どさくさにまぎれてクジを配るボク気配り上手」

マリ「気配りあるなら服着せてよ」

カヲリ「いいじゃないか、隣のシンジ君は嬉しそうだよ」

シンジ「ちょ、カヲル君」

マリ「そっかー……それならオッケーかニャぁ//////」




直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:01:28.43 ID:ZCHsxR8SO<> そんなにえげつなかったすかww安価↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:01:40.58 ID:Sq2fIZzAO<> >>415 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 01:17:10.06 ID:Vjt/YlE10<>
カヲリ「……」

シンジ「どうしたの? カヲル君」

カヲリ「……っや、なんか、ゴメン」

マリ「……ちょ」

カヲリ「王様、ボクだ」

アスカ「さ、さっきみたいのはナシよ!?

    がに股で丸出しだなんて、下品すぎるわよ!」
    
マリ(言葉が刺さる……)グサッ




カヲリ「そうだねぇ……じゃあ、もう一回じゃんけん大会しようよ」

サクラ「え、なんや……カヲルさん、誰かに甘やかされたいんか?」

カヲリ「んー、それも悪くないけど。せっかくだしもう一回シンジ君奪い合いしようよ」

マリ「ほほう?」

レイ「……kwsk」

カヲリ「今度は、勝った人がシンジ君に『甘えられる権利』を手に入れる」

シンジ「今度は、僕が甘えるの?」

カヲリ「そうだね。というわけで命令という形にするならば

    『シンジ君はじゃんけんの勝者に甘えなさい』かな?」
    
シンジ「ま、まぁ、命令なら、仕方ないよね……」

アスカ(……乗り気ね……もしかして、さっきのキス結構気に入ってくれたのかな?)ドキドキ





カヲリ「さぁ、第二回戦だ」

マリ「今度こそ、勝つ」

レイ「勝っていいのよね?」

サクラ「そーや、今度こそ、勝って得るんや」

アスカ「……っ」グッ



シンジ(あ、この時間だけはちょっと孤独を感じるなぁ)ポツン




じゃーん けーん……

>>直下 敗者 一人 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:20:54.63 ID:ZCHsxR8SO<> レイ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 01:30:59.24 ID:Vjt/YlE10<>
レイ「……」orz



マリ「……同情はするけど、情けはかけないよっ」

アスカ「っし……」グッ

サクラ「ほな、改めまして……」

カヲリ「いくよっ!」


じゃーん けーん




>>直下 勝者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:38:36.33 ID:Sq2fIZzAO<> マリ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 01:47:54.45 ID:Vjt/YlE10<>
レイ「……で、誰が勝ったの?……」ショボンヌ

マリ「勝っちったw」

アスカ「……ふ、ふん! シンジなんかに甘えられるなんてメーワクだもの! 負けてせいせいしたわ!」

サクラ「クホホ……」

マリ「そいじゃ……」チラッ

シンジ「あ、えっと……マリに、どうすればいいのかな?」

カヲリ「さぁ? シンジ君が、甘えたいように甘えればいいんだよ」

シンジ「甘えるって……言っても……」モジモジ



マリ「ふふ、恥ずかしいのかにゃ?」

シンジ「……う、うん。少し」

マリ「そーうーだーにゃー……」



1 マリ「おいで、わんこ君……♪」(ギュッてしてナデナデ(地肌直接)

2 マリ「姫のマネっこしてあげる」(べろちゅー

3 その他



寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:48:49.61 ID:ZCHsxR8SO<> 乙

1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 01:52:27.76 ID:Sq2fIZzAO<> 乙おやすみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/02(土) 13:20:04.07 ID:kxdUic+P0<> シンジ君は甘え方知らないっつーか、ひとに甘えようとしたら4歳まで退行するよね!(よね!とか言われても… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 16:59:01.36 ID:Vjt/YlE10<>
マリ「おいで、わんこ君……♪」

シンジ「いや、おいでっつったって……」

マリ「皆が見てる前でたっぷり甘やかしてあげるよー♪」グイッ

モニュン

シンジ「!」(柔らかい……!)

マリ「わんこ君ゲット」ムギュゥゥ





サクラ「……」

カヲリ「どうしたんだい?」

サクラ「……いや、マリさんのおっぱいに顔うずめとるシンジさんが……羨ましゅうて」

カヲリ「そっちかい?」

サクラ「ん……マリさんのおっぱい、絶対気持ちいいですもん……」

マリ「なんなら後でさっちんもハグしてあげようか?」

サクラ「……ん、んんん……」(実際やってもらうと劣等感に潰されそうや……)



マリ「んふふ、わんこ君の顔、バスタオルに埋もれちゃってるよ?」

シンジ「……モゴモゴ」

マリ「ふゃぁん♪ そこで喋られるとくすぐったいよっ」

シンジ「……」

マリ「ん、……」ナデナデ

シンジ「……」スリスリ

マリ「! ……はは、わんこ君も、こうやってされるの好きなんだ?」

シンジ「……」コクン

マリ「だめだよー……そんな風にされちゃったら……母性本能くすぐられちゃうじゃん……」

シンジ「……」

マリ「というわけで、雰囲気をエロエロに戻しちゃおう」スルッ

パサッ

サクラ「お、おおう……やっぱ、でかいな」

シンジ「ぁ……」

マリ「ほいっ」グイッ


ムニュン


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 16:59:41.42 ID:Vjt/YlE10<>

シンジ「ま、マリっ! これは、ちょっと……//////」

マリ「ん〜? ふふ、興奮しちゃう? 」

シンジ「えっと、その……」

マリ「……私も、興奮しちゃうニャぁ……わかるでしょ?」

トクン  トクン

シンジ「……うん……ドキドキ、してるの?」

マリ「そうだよぉ……わんこ君が腕の中にいるって、そう思うだけでも結構ドキドキなんだから」

シンジ「……そう思ってくれるなら、嬉しいかも……」

マリ「わんこ君もドキドキ?」

シンジ「……するよ」

マリ「そいじゃ、もっと興奮してもらおっかにゃ〜♪」

モゾモゾ

シンジ「え、ちょ、なんでこっちまで脱がすの?」

マリ「決まってんじゃん? 直接肌で触れ合ったほうが、気持ちいいに決まってるもんね」

カヲリ「ははは、勝手に盛ってもらってもこまるなぁ。命令は、甘やかすところまでだよ?」

マリ「……じゃあ、わんこ君がエッチしたくなるまで興奮させちゃるよっ」

ムギュゥッ

シンジ「ん……」

マリ「ほら、お互いの体が擦れあってるよ?

   わんこ君の上半身に、私の胸が潰されちゃってる」
   
シンジ「…………うん」ジーッ

マリ「♪ スケベ」

シンジ「っ、マリが言ったんじゃないか」

マリ「そうだけどさ、そうやってじっくり見られちゃったら……もっとドキドキしちゃうよ」

ナデナデ

マリ「んじゃ、次はどうしようかニャ? それとも、このままずっとこうしてる?」

シンジ「え、っと」

レイ「……」

シンジ「いや、そろそろ、次の王様決めようよ」

マリ「え〜もうちょっといいじゃぁん♪」スリスリ

シンジ「わわっ いや、みんなも、手持ち無沙汰になっちゃってるし」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 17:00:18.10 ID:Vjt/YlE10<>


アスカ「別にいいのよ。あんたはそこでコネ眼鏡に一生甘えてなさい」

シンジ「もうええというのならウチもちょっとだけマリさんのおっぱいパフパフ……」

カヲリ「じゃ、次の王様決めようかw」

マリ「そいじゃその間にさっちんオイデオイデ」

モニュン

サクラ「あ、ふぁ……なんやこれ……溶ける…………やわらかい……」

アスカ「……」チラチラ

マリ「……」ニヤニヤ

レイ「……ちょっと、飲み物とってくる」

シンジ「……」



……


キッチーン

レイ(なんだか、今回はあんまり良いことがない

   もっと碇君と触れ合いたい……)
   
レイ「……はぁ……」ショボン

シンジ「レイ。飲み物何もって行く?」

レイ「……お酒」

シンジ「そろそろクールダウンするって話でしょ?……それとも、やっぱり機嫌悪い?」

レイ「……」フルフル

シンジ「……」クスッ



シンジ「おいで、レイ」

レイ「……ん」

ギュゥッ

ナデナデ……

レイ「…………これって、抜け駆け?」

シンジ「……かもね」

レイ「…………良くない」

シンジ「そ、そうかな」

レイ「……後、二十秒」

シンジ「了解」ポンポン

……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 17:03:03.99 ID:Vjt/YlE10<> 後二回くらい

命令と王様  >>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 17:34:39.11 ID:VkRqjFw00<> カヲル

シンジ、レイと中だしセックス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 17:57:54.30 ID:Vjt/YlE10<>
カヲリ「はぁ、もうそろそろヌルグチョな展開に入ったほうがいいかな」

アスカ「ヌルグチョ……表現を、わきまえなさいよ!!」

カヲリ「でも実際、シンジ君も我慢の限界なんじゃないかな?

    さっきだってマリさんにハグされて、結構ドキドキだったと思うし」

アスカ「じゃ、じゃあ……次の王様が……そういうことをするってワケね?」

サクラ「……」ウトウト

マリ「さっちんあったけぇ……」ウトウト

カヲリ「……二人ともお酒が回ってきてもう微妙な感じになってるし

    そうだなぁ……ボクとセカンドさん、二人でくじを引いて……
    
    勝ったほうが、シンジ君を自由にできる。ってことで」
    
アスカ「……レイはどうするのよ」

カヲリ「ふふ、僕が勝ったらファーストさんとイイコトしてもらうよ」

アスカ「あ、アンタって……ホント、見るの好きよね」

カヲリ「それをいうならサクラさんもだけどね」


マリに抱きつきながら寝てるサクラ「ムニャムニャ……」

サクラに抱きつかれながら寝てるマリ「ニャムニャム……」




キッチン

レイ「ん……は……ぁ……」

クチュ……グチュ……

シンジ「……レイ……、もうそろそろ戻らないと」

グチュ……クチュ……

レイ「まって……碇君……んぁ……ぁぁっ!……もうちょっと、で、イク……から……ぁはぁ……」

クチュ……クチュ……グチュッ……チュクッ……

レイ「……! !!」

プシュッ ビクンビクン

シンジ「っ……あはは、戻るときに、手を洗わないといけないね、これじゃ……」

レイ「んぁ……いわ、ないで……恥ずかしい……」

シンジ「それとも、レイが舐めとってくれる?」

レイ「……! そんな……こと……」ドキドキ

シンジ「……ほら」

ニチャァ……

レイ「!」

シンジ「着物の中は、こうなってたんだね。レイってば興奮しちゃってたんだ?」
    
レイ「……」

シンジ「……じゃあ、次にレイが王様になったら……ね?」

レイ「……!」コクン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 18:03:59.37 ID:Vjt/YlE10<>
リビング

カヲリ「遅かったねぇ。その飲み物を持つ手は、いやらしいことに使われてきたとかじゃないよね?」

レイ「……」ジロリ

カヲリ「おや、そんなに睨まないでくれよ」

アスカ「……」ジーッ

シンジ「え、アスカどうしたの?」

アスカ「あんた達が遅いから、次の命令もう決まっちゃってたわよ。

    どうせあんた達はキッチンでお盛んだったでしょうからね」
    
シンジ「そ、そういうわけじゃ……」

アスカ「レイ、着物はだけてる」

レイ「!」

アスカ「…………バーッカ……」

レイ「…………//////」



カヲリ「ははは、じゃあ、ちょうどいいね」

シンジ「////// な、なに?」

カヲリ「うん、次の命令はね。『続きを ここで 最後まで しろ』だね」

シンジ「……え」

レイ「! っここ、で?」

アスカ「そうよ」

カヲリ「二人はもう寝ちゃってるけど、僕たち二人で、君達のセックスを見ててあげるよ」

シンジ「み、見られながら!?」

レイ「……!」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 18:11:52.60 ID:Vjt/YlE10<>
カヲリ「二人とも、実際下半身はもう限界だろう?」

シンジ「……ぇっと」

レイ「……そうね」

カヲリ「素直だね。でもさ、この後二人だけこっそりっていうのも芸がないだろう?」
    
アスカ「……」

カヲリ「人のセックスに興味がある人も、居るみたいだしね」

アスカ「……うっさい!」



シンジ「……でも、見られながらって、なんだか……」

カヲリ「ボクの初体験のときはマリさんと一緒だったじゃないか」

シンジ「そ、それもそうか……」

レイ「……私は構わないわ」

シンジ「構わないって……」

レイ「……今すぐにでもセックスしたい

   それに、どうせ私が王様になってもやることは変わらなかった」

   
シンジ「……レイ」

レイ「……碇君……」



主導権

1 シンジ

2 レイ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 18:14:24.87 ID:Sq2fIZzAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:02:05.39 ID:Vjt/YlE10<>
レイ「……」トンッ

シンジ「っ!」

ドサッ

レイ「……」ノソッ

シンジ「……ちょ、レイ?」


レイ「……」モソモソ

パサッ……パサッ……

シンジ「……え、えっと。」


レイ「…………」スッ

シンジ「わわっ……いいよ、自分で脱ぐよ」

レイ「……」ジーッ

シンジ「………………わかったよ」

レイ「……」ニコッ



シンジ(……二人が裸になるまで、終始無言だったな……レイ)

レイ「……」ノソッ

シンジ「……ん……レイ……」

レイ「……挿れる」

シンジ(ようやく喋った……)ホッ

クチュ……

レイ「……んん」

シンジ「いきなり、あてがっても……もうちょっと慣らしてからのほうが……」

レイ「さっきので、もう十分」

アスカ(やっぱりキッチンで何かしてきたのね……)

レイ「挿れる……」

シンジ「あ……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:03:00.95 ID:Vjt/YlE10<>


ヌ……リュン……


レイ「……んっ」

シンジ「……」

レイ(……この間は、碇君が幼児化していても痛くてダメだったのに……)

シンジ「……レイ、痛く、ない?」

レイ「……ん、ぁ……」

シンジ「……痛いなら、無理しないでよ?」

レイ「ち、ちがう、の……んんっ!」

レイ(今は、奥まで届いてる……! 碇君のが、奥に……!)

シンジ「……レイ?」

レイ「あっ……ぁっ……い、ぁ……」

プルプル……

レイ「っく、ぁぁあっ!」

ビクンビクン……

シンジ「……っ」

レイ「……はぁ……はぁ……」

シンジ「……イッちゃった?」

レイ「はぁ……はぁ………………」コクン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:05:21.74 ID:Vjt/YlE10<>
アスカ「……膣内て、そんなに、気持ちいいの?」

カヲリ「ああ。そりゃあもう……」

アスカ「……ふーん」

アスカ(シンジの膣内は気持ちよかったけど……入れられたら私もあんなふうになっちゃうのかな……)

カヲリ(そういえば入れられたことはあるけれど入れた事はないな。いつかさせてくれないかな)



レイ「……奥、気持ちいいの」

グリグリ……

シンジ「ん、ぁ…………レイの中……気持ちいいよ」

レイ「……ん……碇君のも、気持ちいい」

グリグリ

レイ(この間は刺激されることがなかった、膣の奥……

   さっきは挿れた瞬間に興奮しすぎてイッちゃったけど、奥の快感は、それともちょっと違う気がする……)
   
グリ グリ

レイ(……これ………………いい……)



シンジ「んぁ……ぁ……はぁ……はぁ……」

シンジ(レイが、僕の上で腰を捻らせてる……まるで搾り取るように淫らに動いている

     あのレイが……僕をほしがって、自ら動いてるんだ……)
     
レイ「……ん、っく……ぁぁっ……あっ……」

シンジ「はぁ……はぁ……ぁ……はぁ……」

レイ「っ! ぃい……気持ちいい…………碇、君」

シンジ(普段は必要以上のことをしゃべらないカンジだけど……

     ことエッチに関しては、結構喋ってくれるし……)
     
グリグリ……ヌチュ……グチュ……クチュチュチュ……
     
レイ「あっ! あぁぁ! ……んっ……! ぁぁ……は、ぁ……!」ビクビク

シンジ(……あえぎ声も……普段からは想像できない、いやらしい声が出てる……

    寡黙なレイの普段とのギャップが、余計興奮する……)
    



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/02(土) 19:17:29.20 ID:Vjt/YlE10<>


レイ「ん……碇君 ……はぁ……はぁ……きもち、いい?」

シンジ「うん……レイが動くと、いろんなところに当たって……気持ちいいよ」

レイ「……そう……っ!」

グリグリ……グチュン グチュン……

シンジ「っぁ……!」

レイ「もっと、もっと 気持ちよくなって…………ん……ぁ……っ!

   私で……きもちよくなって……」
   


シンジ「……レイ……」

ムクッ

レイ「っ!」

シンジ「こうやって、僕が上体を起こせば……ね?」

レイ「……っ」

チュゥッ……クチュ……ニチュル……

レイ(……キス……頭、痺れる……)

グリグリ……グチュン……グチュン………………

レイ(このまま、腰動かせば……凄い……気持ちいい……!)



シンジ「ん…………んく……ん……」

チュプ……ニチュ……クチュ チュル……ニチュル……

レイ「んぁ……はぁ……んむ……っ……  んんっ」

グチュ……グチュ……グチュ……

レイ(碇君の腕が……絡みつく様に抱きしめてくる……

   押さえつけるようにされて、奥に、碇君のが強く当たって、
   
   す、ご……い……)
   
グリグリ……グリッ

レイ「っぃぃっ! ぁ!ぁぁっ!」

レイ(腰を捻るだけで、体の奥、熱い……!)



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:37:19.80 ID:Vjt/YlE10<>
シンジ(……そういえば、性転換したレイって僕にそっくりだったよね

     そのときから、考えてたけど……)

レイ「……ぁぁっ! あっ……っくぅ……ん……ぁはぁ!」

グチュグチュ……ヌチュンヌチュン……ヌチュ、クチュ ヌチュ……

シンジ(……もしかして……感じるところも同じだったりするのかな?)


シンジ「…………」

レイ「……碇、君?」

シンジ「ん……」

スッ

レイ(……?)

ググッ……

シンジ(肩甲骨の、……この辺……)

レイ「!!!! ひゃぅんっ! 」ビクン



シンジ「……」

レイ「……え?」

シンジ「……続けて?」

レイ「……え、ええ……」

グチュン……グチュン……

レイ(いま、碇君が背中に手を伸ばして……触ったところ……

   何か変だった……今まで感じたことない……こんな、感覚……)
   
シンジ「……レイが、気持ちよくなるように、してあげるよ」

レイ「……碇君?」

シンジ「ん、僕も動くけど……レイも、動いてね?」

レイ「……ええ」

グチュ グチュ グチュ グチュ

シンジ「……ん」スッ

ググッ

レイ「っ!! ひぁ……ぁああんっ!」ビクンビクン

グチュ グチュ グチュ グチュ ジュプッ ジュプッ ジュプッ

シンジ「……っ 中から、あふれてきてるよ……レイ」

レイ「んっぁっ! な、なんか、変、なの……っ! ぁぁっ!

   碇君があっ! ……せなか、撫でると……っ! ぁああっ! 気持ちよくて……変に……!」
   
ビクンビクン

レイ「っくぁあああっ!!」

シンジ「!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:47:02.10 ID:Vjt/YlE10<>


シンジ(ヤバイ……レイが、イッた瞬間に……中が凄くうねって……!

     それに、締め付けも強く……!)

シンジ「っく……ぁ……」

レイ「っ! ……ぁ、ぅぁ……」

シンジ「……っ! レイ……いく、よ……」

グチュン グチュン グチュン グチュン


レイ「っ! いま、凄いの、イッたばかり…!」

シンジ「……ん、」

レイ「はぁ……はぁ……だ、だから……」

シンジ「………………ご、ごめん……」

レイ「…………だけど……いい、……碇君が、したいなら……

   でも……変になっちゃったら、ごめんなさい……」
   
シンジ「……レイ」

レイ「……動く、わ……」

グチュ……グチュ…………

シンジ「っ」



グチュ グチュ グチュ グチュ……

シンジ「はぁ……はぁ……レイ……」

レイ「……んぁ……っく……はぁはぁ……ぁああっ!」

ズチュ ジュプ……ジュプ……クチュ グチュグチュ……

ズプン……ニュプ ヌプ グジュプ ジュプ……






アスカ「……ん、ぁ」クチュ……

カヲリ「……セカンドさんは」

アスカ「!」ビクッ

カヲリ「……そんなに驚かなくてもいいじゃないか」

アスカ「……」

カヲリ「……!  そうか、セカンドさんも、興奮したらそうなっちゃうか……」

アスカ「……そうよ…………ムラムラしてついやっちゃったわよ!」

カヲリ「はは、でも……セカンドさんはまだ処女なんだよね?」

アスカ「…………何よ」

カヲリ「……この後、相手してもらえるといいね」

アスカ「ジョウダンじゃないわ! エコヒイキの後でなんて!」

カヲリ「……初めてはちゃんとしてほしい?」

アスカ「……ぅ……うん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 19:57:47.42 ID:Vjt/YlE10<>

シンジ「……レイ……ぅく……っ! いく、よ」

レイ「ん、ぇえ……いつでも、中に……出して……はぁ……んぁっ!」

シンジ「……っ! っ……う、うん…………イクよ!」


ズプチュ グチュ ヌチュ ……ズチュグチュ……ニチュ

グチュリ……グチュ グチュ グチュ グチュ グチュ……



アスカ「え、中って…………」

カヲリ「しっ  いいから……」



シンジ「いく、よ! レイ!」

レイ「んっぁあっ! いいわっ! きて……奥に……出して!」

グチュゥッ……ズグッ

レイ(一番、奥!!)


シンジ「っく、ぁっ!! ああっ!」

レイ「っっくふぅぅ……!! ぁっ! っっっっ―――――――!!」


ビュルルル……ッビュルッ……



レイ(熱いの、奥にたたきつけられて、る……! 膣内に、じゃない……子宮に、出されてる!)

ビュルル……ビュルウッ

シンジ「っく、ぁ……はぁ、はあ う……」

ビュク……ビュク……

レイ「っっぃぁ……ん ……ぁあ!」

レイ(だ、め……また、イッちゃう……!)

ビクンビクン

プシュァッ……プシュッ……

シンジ「! っく、レイ……また、膣内が……」

レイ「ぁぁあっ! ぁ……」

シンジ「……っ」

ビュルッ……ビュ……


シンジ「っく……ぁ……」

レイ「はぁ……っぅ……」ピクピク


シンジ「……はぁ……はぁ……」

レイ「……は……ぁ……はぁ……ん……」ピクッ……


シンジ「……ぁ……はぁ……」

レイ「……碇、君」


ギュゥッ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 20:12:03.46 ID:Vjt/YlE10<>

アスカ「……なに、やってのよ……あいつら……

    中に出したら、だめじゃないの…………」
    
カヲリ「ふふ、そうだね、とっても危ない

    ファーストさんは安全日だと思うけど」
    
アスカ「人のそういうの把握してるってキモイわよ」

カヲリ「逆に言うと、そういう日じゃないと中に出させたりしないよ。多分ね

    だって、中に出してほしいけど、妊娠したら絶対降ろしたりしたくないから、
    
    安全日くらいにしか中に出してもらえないってことになる」
    
アスカ「…………安全日でも中に出したら……できちゃうかもしれないじゃない」

カヲリ「……君はほしくないのかい? シンジ君の、生中出し」

アスカ「そういう言い方もキライ」

カヲリ「ほとばしる熱いパトス」

アスカ「……わかってて言ってるでしょ……普通にでいいわよ」

カヲリ「……普通って?」

アスカ「……そ、そりゃ……アレのことよ」

カヲリ「……アレって? 君は、あれの事をなんていうのかな?」

アスカ「ああ、そういうことね。私を言葉でなじって遊ぶつもりなのね?」

マリ「なんだか楽しそうなことを」

サクラ「してるやないか?」

アスカ カヲリ「!?」



シンジ「……え……起きてたんだ……」

レイ「……っ……」ピトッ



マリ「ええい! 人が寝てる間にくんずほぐれつ チュッチュハグハグ!!」

サクラ「そーやで! 確かにウチもマリさんとちょっとチュッチュしてましたけど!」

マリ「あれ、それ秘密にするって話じゃ……」

カヲリ「そっちではそんなに面白いことになってたのかい……? みのがしてしまったなぁ……

    もうしばらく百合百合しててよ、見てるから」
    
サクラ「じゃかぁしゃぁ!」

マリ「とにかく、ファーストちゃんはもう満足したみたいだし? 今度はみんなの相手をしてもらおうかニャぁ?

   わ  ん  こ  く  ん ♪」
   

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 20:12:45.18 ID:Vjt/YlE10<>
シンジ「……っはは……」

レイ「……」ピトッ

ムギュゥッ……


マリ「ちょww 離れてよwww」

サクラ「……まさか……」



レイ「……ん……」

グチュ……

シンジ「んぁ……ちょ、レイ?」



マリ「え…………二回戦始める気かよ………………」

サクラ「……マジ、ですか」

アスカ「…………」ジーッ

カヲリ「ふふふ、それは命令違反だよ、ファーストさん」



レイ「……もう、王様ゲームはどうでもいい……」

シンジ「ちょっと、レイ」

レイ「それより、皆起きたのなら、皆で楽しめばいい」

マリ「ほう」

サクラ「そうきたか」

カヲリ「だってさ? セカンドさん」ニヤニヤ

アスカ「…………どうせ、私が反対したら私一人になるんでしょ?

    …………わかってて聞くな! 意地悪、変態!」
    
カヲリ「はいはい」ポンポン

マリ「ぼっちが寂しくて嫌な姫可愛い」ポンポン

アスカ「あああああ! 撫でんな!!



……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 20:48:26.65 ID:Vjt/YlE10<>
ネルフ本部 司令室

ゲンドウ「で、そちらのほうは何かつかめているのかね」

リツコ「ええ、順調に」

ゲンドウ「……成功率は」

リツコ「60%」

ゲンドウ「……失敗すると、どうなる」

リツコ「わかりません」


ゲンドウ「……わからない、では済まされん……」

リツコ「……使徒との戦いにおいては、何よりも勝利とシナリオを優先してきた方の言葉とは思えませんね」

ゲンドウ「……ああ、そうだ……

     今は、老人達のシナリオどおりだ……これを曲げることは許されん
     
     成功率の上昇は、今後も望めるのか?」

リツコ「ええ。問題点の解決で80%まで引き上げることが可能だと、

    マギの計算でも私の予測でも」
    
ゲンドウ「……そうか」

リツコ「……」

ゲンドウ「……」



ゲンドウ「……成功率が、80%を見込めるようになったら連絡しろ

     その時……」
     
     
     
     
ゲンドウ「その時……シナリオを、全て書き換える」









<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 20:55:32.36 ID:Vjt/YlE10<>

雛祭り 改め飲酒編 終わり

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/02(土) 20:56:44.10 ID:A6r7dkefo<> おつ

60%って最初妊娠確率かとwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:29:27.19 ID:Vjt/YlE10<>

トウジ「四月、やのう……」

サクラ「せやな」

トウジ「はぁ〜……しっかし、お前と校門前を歩く日がまた来るとは思わんかったで

    もうしっかりセンセのお嫁さんしとるもんやとおもっとったわい」
    
サクラ「まぁ、たまには学校以外でもお兄ちゃんに顔見せよってはおもっとるよ

    卒業してからも同じや。

    それにそのうちお互いの甥っ子姪っ子も見せんとアカンやろしな」
    
トウジ「お、おおう、せやな」

サクラ「や〜! しっかし、やっぱりちゃんと冬越すと咲くんやな!」

トウジ「そーや、なんやねんさっきからこのピンク色の花びらはヒラヒラヒラヒラと、

    綺麗とかそういう前にうっとうしいわ!」
    
サクラ「あんま悪く言わんでほしいわ。 こらうちの花やで?」

トウジ「はぁ?」



サクラ「……桜や

    ちゃんと冬が終わったから、桜がさいとるんや」
    
    



進級編




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:33:37.85 ID:Vjt/YlE10<>
アスカ「あ、ようやく来たわね。バ関西」

サクラ「ちゃっす  ってか、なんやねん、この玄関前の人だかりは……」

シンジ「クラス替えだよ」

カヲル「皆自分のクラスを確認しては一喜一憂しているよ。

    まぁ、これから一年、卒業まで一緒の人間が決まるんだから当然だよね」
    
マリ「しっかし、チルドレンは流石に一緒になるんじゃない?」

サクラ「それも、そうやね。いざとなった時一緒にいたほうが連絡もはよ着くし」

レイ「団体行動は基本」

アスカ「どうせ家ではずっと一緒なんだから、学校くらい別々になったってそんな変わりゃあしないわよ!」

シンジ「あはは、とりあえず行こうか」

サクラ「て、あれ。シンジさん、今日は朝から男ですか? 出かける前はまた女だったと思ったんですけど……」

シンジ「……まぁ、流石に新年度一発目は男で行きたかったんだよ」





クラス替え 掲示板の前

アスカ「……ん、三組ね」

マリ「ん? 姫は三組か、んじゃ私も三組探そうっと」

アスカ「別のクラスかもしれないじゃない。一から探せば?」

カヲル「いやいや、やっぱり固まってるっぽいよ ほら」

シンジ「あ、カヲル君も三組だね」

レイ「私も」

サクラ「ウチもや! あ、お兄ちゃんも居る」

レイ「前の年のクラスと、そう変わらない?」

サクラ「ウチらの周りはそうやな。ケンスケ、ヒカリ……あ、ミドリちゃんとヒデキ君も居る!」

アスカ「なーんだ……やっぱりまたあんた達と一緒? 

    学校でまで一緒に居るなんてね」ホッ
    
マリ「姫、姫、顔が、ツンできてないよ」

アスカ「………………」
<> ここの学校 A組とかで分かれてた。脳内補完ヨロ<>saga<>2013/02/02(土) 21:35:01.57 ID:Vjt/YlE10<>



シンジ「あれ?」





カヲル「え」

シンジ「……僕の名前……ないんだけど……」

レイ「……嘘」

サクラ「えぇぇぇ!? シンジさんだけ!?」

マリ「ありゃ、ほんとだ」

アスカ「…………」ジーッ

カヲル「!   そうだね、シンジ君、三組に名前かいてないや」(クスクス

シンジ「……皆と一年別のクラスかぁ……」

サクラ「そんなのつまんないですよぉ……そや、スミレ先生に組み込んでもらえたりしませんかね?」



スミレ「こらこら、クラス替えはこれで決定だよ

    ちゃんと色々話し合って決めたんだ。文句いうなっての」
    
サクラ「わひゃぁっ! そこに居ったんですか!?」

アスカ「せ、先生! なんで、シンジだけ、三組に名前ないんですか!?」

レイ「……」ジーッ

シンジ「ちょ、皆……仕方ないよ。とりあえず別のクラス探すから」

カヲル「プフッ……くふふふ……ふふ……」




スミレ「はぁ? なに言っての? 右下、ほれ、見ろ」

五人「え?」






『碇 ミライ』






五人「……」

スミレ「碇、お前、普段の生活女が基本になっちゃったんだってな?

    ネルフのほうからそう聞いたから、女の名前で書いておいたんだが……わかりにくかったか?」
    
シンジ「わかりにくいですよ!!!」

カヲル「プークスクスwwwwwwww」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 21:39:18.01 ID:NzurmKkAO<> 最高やな <> ここの学校 A組とかで分かれてた。脳内補完ヨロ<>saga<>2013/02/02(土) 22:11:03.71 ID:Vjt/YlE10<> …………

カヲル「ははは、何はともあれ、同じクラスでよかったよ」

シンジ「カヲル君……気付いてたんだ……」

カヲル「そりゃそうさw まぁ、そもそもクラス替え自体が意外だったけど……

    この学校のシステム的に、クラス替えする必要なんてあるのかなって思ってね」
    
シンジ「……システム?」

カヲル「ああ、そうさ。君も、世間も知らない、秘密のシステム」

シンジ「……ネルフ関係?」

カヲル「そうさ。チルドレンでも知ってるのは僕とファーストさんくらいかな?

    マリさんはユーロにもそういう学校があるのは知ってると思う」
    





カヲル「……聞きたい?」

シンジ「別に、いいよ。なんとなく予測ついたから……」

カヲル「……そう、か」

シンジ「……このクラス、っていうか、学校全体に、両親がいないとか片親の家庭とかが多いのと

    エヴァの中には肉親の魂が眠っていることを知ってしまったら、
    
    多分、そういうことなんだろうなって、気付いちゃうよ」
    
カヲル「まぁ、ね。

    そう、全国的に見てもセカンドインパクト以降の孤児は多いけど
    
    この学校には特にそういう子が集められているんだ。もちろん、シンジ君の予想どおりさ」

シンジ「……じゃあ、クラス替えが、システムに沿わないっていうのは?」

カヲル「うん、実はね。去年まで僕たちが居た1組は、エヴァとの適正が一番良い者が集められていたんだよ

    もちろんチルドレンが一緒なのもそういう意味だと思う」
    
シンジ「そうなんだ。あ、だからトウジは……」

カヲル「まぁ、そうだね。だけど妹のサクラさんのほうが適正が高かった。

    そういうことだよ」
    
シンジ「へぇ……それじゃあ、ケンスケも可能性はあるんだ?」

カヲル「その通りさ」

シンジ「……でも、その為に両親が……?」

カヲル「その通りさ」

シンジ「……………………」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:14:35.72 ID:Vjt/YlE10<>

カヲル「知りたくなかったかい?」

シンジ「……」

カヲル「……」

シンジ「僕たちが頑張って使徒を全部倒せば、今後そういう人たちが必要になることもなくなるんでしょ?」

カヲル「……ああ、その通りさ」

シンジ「……頑張るよ。この先、僕たちみたいなチルドレンが必要にならないようにね」

カヲル「……格好いいこと言うね 少しドキドキしちゃったよ」

シンジ「ちょ、カヲル君。教室でそういうこと……」

カヲル「ははは、いいじゃないか、ただならぬ関係なのは事実だ」

アスカ「ゴルァアアあっ! モノクロホモ!! 新年度早々ホモホモイチャイチャしてんな! バカ!!」

ゲシゲシ

シンジ「いてててて! アスカ! 蹴りはやめて!」

カヲル「セカンドさんw もっと穏便にww そうでないとスカートの中が見えてしまうよ」

アスカ「っさい! あんたはどうせ興味ないんでしょ! ホモホモホモ!!」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:19:26.36 ID:Vjt/YlE10<>
マリ「あの辺は通常営業だねぇ」

レイ「そうね」

サクラ「ホンマやな」

ミドリ「あ、よぉ、チルドレン!」

サクラ「あっ! みどりちゃんおはよー!」スッ

ミドリ「同じクラスだし、よろしく!」スッ

パァン

サクラ「えへへ」

ミドリ「あと、おまけでヒデキも一緒だから」

マリ「おまけって、旦那さんをそう言ってやるなよぉ」

ミドリ「旦那じゃねーし! アンタたちみたく一緒に住んでねーし!//////」

レイ「私達は、(名目上)共同生活による連帯感を高めるのが目的」

サクラ「しかし、ミドリちゃんは定期的にお泊りしとるのやろ? ヒデキ君と、一つ屋根のした二人きり?」

ミドリ「朝っぱらから下ネタはやめてクダサーイ。おっさんかっての!」

ヒデキ「んぉ、何々、猥談?」

ミドリ「オメーの話だよ! このスカポンタン!」ペチッ

ヒデキ「朝っぱらから暴力はやめてクダサーイ。不良かっての!」

マリ「話聞こえてタンじゃんwwwwwwww」

ヒデキ「ばれwwたwwww」



ミドリ「あ、そういやさ。先生変わるって知ってる?」

ヒデキ「ああ、そうそう。スミレ先生、もうちょっとしたら産休入るんだと」

レイ「……そう」

マリ「……そう…………じゃないよ

   え? 産休?」
   
ミドリ「うん」

マリ「……え? ちょっとまって?」

ミドリ「あ、スミレちゃんさ。ああ見えてちゃんとした彼氏いるし、貢がせてるのも本当は一人だから」

マリ「え、ええぇえええ!? 誤解してたよ」

サクラ「ホンマは一途なんやなぁ……スミレ先生ってば……」ウットリ

ミドリ「あ、でも付き合って半年の彼氏だって」

サクラ「……ん、ん〜〜?」

レイ「……時間は関係ない。とおもう」

ヒデキ「!! 綾波が、恋バナに参加してる!? レアい!」

レイ「そうでもない……興味津々」

サクラ「それはウチも意外やわ……なんやぁ、綾波さんも乙女やなぁ」

マリ「寧ろ私達に毒されてる感もあるけどニャー……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:20:42.57 ID:Vjt/YlE10<>
スミレ「おいこらお前らー席に着けー」

マリ「お、ミセスのご登場だよん」


ガタゴト……


スミレ「おっし、そういうわけで、ほとんど知ってる顔ぶれだけど、

    残念ながら私は担任じゃありませんッつー話から」

カクカクシカジカ

スミレ「というわけで、フィーリング的にもばっちりだったんで、先生結婚します。

    子供産んで幸せ家庭築いたらまた先生やるかもねってことで……
    
    ま、面倒くさい大人の事情はカット!
    
    そんじゃ、新しい担任の先生を紹介する」

ガラッ











スタスタスタ









加持「どうも。ユーロの学校から転任してきた加持だ。皆一年よろしくな」
  



シンジ アスカ「ブフゥッ!」

マリ「wwwwwwwwwwww」

サクラ レイ「え?」

カヲル「………………」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 22:28:32.05 ID:ZCHsxR8SO<> そういや第一中学のA組のAは、パイロット適性のAランクのAって鋼鉄2漫画版リツコさんが言ってたっけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/02(土) 22:39:36.60 ID:Vjt/YlE10<> んじゃ学校の経営方針が変わって、校長がなるべく普通の学校っぽくしたかったとかで
ただクラス替えのひとねたやりたかっただけだから深い意味は全くない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 01:27:12.83 ID:/ggpz1gSO<> てっきりなんか起こったのかと思っちまったぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 14:28:17.48 ID:eF7CMFUf0<>
放課後 校内 会議室

加持「ビックリしたかい?」

シンジ「そりゃビックリしますよ。なんでいきなり僕たちの担任なんですか? 

    しかも、ユーロから転任って」
    
加持「そこは方便だ。別に元教師ってワケじゃないよ

    ていうか……一応、リーダーだけ呼んだつもりだったんだが……」
    
カヲル「どうも、久しぶり」

加持「もしかして俺信用されてない?」

カヲル「そうだね。セカンドさんは貴方のことは信用できないみたいだ」

加持「……二人とも知ってるのか?」

シンジ「……アスカにはあの直後に……カヲル君は知らないです」

カヲル「シッテルヨ」

シンジ「えぇぇぇえ!?」

カヲル「さておき。どうして加持さんがここに?

    諜報員的な活動は?」
    


加持「ああ、うん。クビになった」



シンジ「…………え」

加持「ドジ踏んじまった フンベロリィ」

カヲル「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 14:29:00.10 ID:eF7CMFUf0<>
シンジ「……あの、イメージ的には、諜報系の仕事でしくじるって……」

加持「ああ、消されるかもな」

シンジ「……」

加持「まぁ、バレたのがネルフ側でよかったよ。

    まだ利用価値があるって思われたらしく、本部からは外されたが監視下に置かれることになっちまった」
    
シンジ「監視下……って、それでこの学校ですか?」

加持「ん、ぁあ。知ってるのか」

カヲル「さっき教えたよ」

加持「まぁ、その通りさ。ここの職員にも何人かネルフの息がかかってるからな

    ここで監視しながら俺を飼い殺すつもりらしい」
    
シンジ「職員……あの……もしかして、高尾先生って」

加持「ん、ああ、そうさ。あいつもネルフの関係者だが、

    俺と友好関係にある奴を監視に使っても意味ないからな。
    
    ここで働いてる間は他の連中に見張られてるのさ」

シンジ「見張られて……」

加持「君達と同じようなもんだよ。

    しかし、本当に用がなくなったら消されるだろうがね」
    
カヲル「……大分危険な状態なんだね?」

加持「そうさ。まぁ、得るものは得たが、失うもんも失ったってカンジかな

    そうそう、手に入れたよ。シンジ君の依頼のブツ」
    
シンジ「……もしかしてその為に、危険な目に?」

加持「そうでもないさ。これはあくまでおまけだ。俺がほしい情報のな

    というわけで、ほれ」
    
聖典の一ページ→シンジ

シンジ「……これって」

カヲル「書いてる内容から察するに、聖典の一ページのようだけど」

加持「シンジ君が女に戻れなかったのは、どうやらこれが原因だったようだ。

    このページを元に戻せば、恐らく不具合も解消されるんじゃないか?」
    
シンジ「ありがとうございます……」

加持「………………ははは、疑問が残ってるみたいだな」

シンジ「ええ、まぁ」





…………





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 14:29:57.00 ID:eF7CMFUf0<>



帰宅中の四人

アスカ「……なんなのよ。あいつ……なんで学校の先生なんか……」ブツブツ

マリ「あっるぇ、姫。なんかご機嫌斜め?」

アスカ「まぁね」

レイ「……加持さん、どうして学校の先生に?」

サクラ「いっや、ホンマビックリですわ」

アスカ「……」

マリ「ん、姫?」

アスカ「…………私、先に行く」

マリ「え、ちょ、買い物は?」

アスカ「……ゴメン」

サクラ「……」

レイ「……」

アスカ「なんでもないってば……そんな顔しないでよっ!」タッ

タッタッタッタ……





公園 ブランコ

アスカ「……はぁ」

アスカ(加持が来たって言うのもむかつくけど……

    どうせネルフに関する南下の関係で飛ばされてきたんだろうってことはわかるけど……
    
    一番むかつくのは、呼び出しにホイホイついていったシンジでもなくて……
    

    いまいちシンジのことを信用できてない私……)
    
    

アスカ(ナルシスホモについていかせたのも、その不安の表れなワケで……

    もうシンジは吹っ切れてる様子だけど、
    
    私は正直、加持のことは顔も見たくない)
    


アスカ(情緒不安定……憂鬱……

    とりあえず帰ったらバカシンジをシバキ倒してストレス発散かしらね)

    
           
アスカ(にしても、明日から学校行くの嫌だなぁ……
    
    皆と別のクラスでもいいから、できれば加持と離れたかったかも)



アスカ(………………本当に、シンジは、加持のことなんとも思ってないのかしら……)

    


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 14:30:39.77 ID:eF7CMFUf0<>
シンジ「つらそうだね、アスカ」

アスカ「!?」ビクッ

シンジ「……隣、いい?」

アスカ「………………」ジーッ

シンジ「?」



アスカ「却下。そこから近づかないで」




シンジ「……加持さんとの事、まだ怒ってるの?」

アスカ「ったりまえでしょ! ホイホイ流されてアンアン喘ぐ様を見せ付けられた身にもなってみなさいよ!」

シンジ「……ゴメン」

アスカ「アンタが謝ってんじゃないわよ! たく、ウザッたいわね」

シンジ「でも、加持さんも悪い人じゃないよ……

    優しくしてくれるし……それに僕たちの為に色々してくれるよ」
    
アスカ「アンタにとってはそうなのかもね」

シンジ「……あんまり、加持さんのこと悪く言わないでよ

    皆、加持さんのこと信頼してるんだしさ」
    
アスカ「私は信頼してない。
    
    ついでに言うと、シンジのことも、正直いつか浮気すると思ってる。その点だけは信用してない」
    
シンジ「そ、そんな! ボクはそんなことしないよ!!」



アスカ「あんたの話はしてない!」



シンジ「……」

アスカ「……アンタ誰よ。そんな適当な見た目で、よくシンジを騙ったわね」

シンジ?「………………」

アスカ「カラーコンタクトでも目の色はごまかせなかったみたいね。その下は赤目かしら?」

シンジ?「…………」

アスカ「何か答えなさいよ!」

シンジ?「……命令されてない」

アスカ「気色悪い奴ね。なに、命令されればなんでも言うこと聞くってわけ?」

シンジ?「そう」

アスカ「……なんなの、アンタ、何のために私の前に現れたのよ」

シンジ?「命令されたから」

アスカ「だから! どういう風に命令されたのよ! 誰に! 何の目的があって!?」

シンジ?「……貴方に、すべてを教えろと言われた」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 14:39:51.89 ID:eF7CMFUf0<>
アスカ「………………」

シンジ?「………………貴方の魂だけが知っている。過去の記憶

      魂すらも知らない世界の真実
      
      そして、運命は変えられないという、事実」スッ
      
アスカ「っ! 近寄るな!」

シンジ?「……手を貸して」

アスカ「……」

シンジ?「……教えてあげる。何もかも、全て。

      貴方が知りたいと思っていることも、全て」
      
アスカ「…………全て…………」

シンジ?「……」




1 シンジが来る (更に分岐アリ

2 カヲル登場 (落ち着いて真実を知るルート

3 加持襲来 (真実なんて知らなくていいルート(加持転任

4 半ば無理やり連れて帰って化けの皮剥がす (全員が真実を知るルート

5 ぶっとばす (割と一番めんどくさいルート

6 従う (バッドエンドもあり得ルート

7 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 15:05:01.83 ID:P/NNhded0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 15:06:57.65 ID:P/NNhded0<> 間違えた2 4だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 15:28:20.68 ID:Mwf8wKSAO<> >>466
…ん? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 15:46:25.03 ID:eF7CMFUf0<>
カヲル「そこから先はちょっと待ってくれるかな?」

アスカ「!!」

シンジ?「……」

カヲル「ふふ、そちらからそういうアプローチが来るとは思っていなかったよ

    シンジ君の形をしている君は……僕の知っている情報から察するに、ゼーレの差し金だね?」
    
シンジ?「……」

カヲル「命令されてないから答えない、か。君の中には何の魂が入っているんだろうね。

    魂のない生命体という線も考えられる」
    
シンジ?「……」

アスカ「なに、言ってるのよ……全然ワケわかんないんだけど」

カヲル「普段と変わらないだろう?」

アスカ「普段のアンタの言動がわかんないのは! 哲学的な何かを言いたいって事だけはわかるって意味!」

カヲル「……あ、うん。そういうのはわかってくれてるんだ」

アスカ「伊達に数ヶ月一緒に暮らしてないわよ。

    でも、今のあんたの言ってることは本当にさっぱり
    
    魂ってなに?
    
    ゼーレってなに?
    
    あんた達は、何を知ってるのよ!?」
    
シンジ?「……知りたいなら、教えてあげると言ったはず」

カヲル「……ふふ、そうだね、そろそろ皆にも教えなくちゃいけないかもしれない」

アスカ「…………」

カヲル「ついでに言うと、僕もそろそろ覚悟を決める必要がありそうだ」

アスカ「……全部、話しなさいよ……変な隠し事するのはもうやめてよね……」

カヲル「それによって、生活が破綻するかもしれないよ?

    下手をすると、君は世界の何もかもを信じられなくなるかもしれない」
    
アスカ「……そんなことには、絶対ならない」

カヲル「……そうだといいね」

アスカ「絶対! させない!」



カヲル「…………」

シンジ?「……」



…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 16:21:08.52 ID:eF7CMFUf0<>
碇邸

カヲル「やぁ お帰り」

マリ「え なんだ、先に帰ってたのか〜」

サクラ「んもぅ……アスカさんまでカヲルさんとどこ行ってはったんですか?」

アスカ「……ちょっとね」

レイ「……何かあったの?」

アスカ「……ちょっとね」

シンジ?「……」

レイ「……!」

マリ「ん、ってかわんこ君とにゃんこ君も一緒に居たんだね?」

サクラ「シンジさん達は加持先生に呼び出されてたんですよね?」

シンジ?「……」



マリ「ん?」

サクラ「……あ」



レイ「……離れて……」

シンジ?「……」

レイ「……この人、よくわからない」

カヲル「ははは、ファーストさん。

    警戒しなくても大丈夫だよ。この人は僕たちに危害を加えるつもりはない」
    
レイ「……でも」

カヲル「君のお察しの通り、この人は君と同じ存在だよ」

レイ「!」

カヲル「……そして、僕とも、マリさんとも似てる存在だ」

マリ「ちょ」



サクラ「……はぁ?」

アスカ「……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 16:23:08.53 ID:eF7CMFUf0<>
マリ「ちょっとまってよ、にゃんこ君。言ってる意味よくわかんない」

カヲル「大丈夫、トボけなくていい。

    これから、全部お話しするんだから」
    
マリ「そういうの勝手に決められても困るんだけど?」ジロッ

カヲル「……一生隠し通すつもりだったのかい?」

マリ「……ったりまえじゃん」

カヲル「……でも、ダメだ。

    この人が差し向けられた時点で、事態は急を要する
    
    この世界の、終わりが来るのも時間の問題だよ」
    
マリ「アンタがいくらアレでも、なんでそういうのわかるわけ?

   とにかく、この話はナシ! このわんこ君もどきには即刻退場してもらおう。そうしよう」
   
レイ「………………」

カヲル「マリさん。君が真実をセカンドさんに隠し続けていることが、

    本当にシナリオに反していると思っているのかい?」
    
マリ「……知らなければ……何も知らなければ、私はただの姫の友達。

   姫がサードインパクトのトリガーになることはない」
   


サクラ「……な、何の話なんや?

    二人してウチ等置いてけぼりの話して……
    
    そろそろ説明が欲しいんやけど」
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 16:24:29.72 ID:eF7CMFUf0<>
ガチャ

シンジ「……ただいま」

シンジ?「……」

シンジ「……やっぱり、来てたんだね」

カヲル「ふふ、そろそろこの人にも元の姿に戻ってもらおうか」



聖典カーン→シンジ? に使用→元の姿へ




カヲル「まずは、この人の正体から話そうか

    この人は『ゼーレ』という、ネルフ以上に秘密主義のとんでも集団から差し向けられた存在だ
    
    恐らく、ゼーレの指示でネルフが作り出したのだろう」
    
サクラ「!!?」

カヲル「どうやら、シンジ君そっくりの姿でセカンドに接触して、心を惑わした上で真実を伝え、

    混乱、及び、絶望を招くことが目的だったようだ」
    
シンジ「……その為に、ゼーレは聖典の一ページを盗んで行ったんだね?」

カヲル「ああ、そうさ。彼らは碇シンジを作ることはできなかったが……
    



        性転換すると碇シンジにそっくりになる アヤナミレイなら、作ることができたからね」

    
    

シンジ?→アヤナミレイ(茶髪)

アヤナミレイ「……」

サクラ「……は、ぁ? なんや、これ……どういうこと」

アスカ「……落ち着いて、サクラ」

サクラ「……せやかて……」

アスカ「落ち着いて。深呼吸しなさい」

サクラ「……は、はい……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 16:29:20.01 ID:eF7CMFUf0<>
アヤナミレイ「……」

カヲル「さて、どうしようか。

    シンジ君も、おさらいするかい? 
    
    アヤナミレイという存在、マミナミマリという存在、そして、ナギサカヲルという存在を」
    
シンジ「……そう、だね。

    ゼーレ側から、最悪のタイミングで知らされるより、
    
    今落ち着いて皆に話しておいたほうが良いと思うよ」
    
カヲル「そうだね、それが賢い選択だと思う」



1 アヤナミレイという存在

2 マキナミマリという存在

3 ナギサカヲルという存在

4 ゼーレとは?

5 いろいろすっ飛ばして魂の記憶を知る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 16:32:17.98 ID:KO5M7md50<> 全部語れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/03(日) 16:46:58.82 ID:VafFC75Q0<> 話す順番という意味なら、まずはなんで綾波が二人いるか→クローンとか魂のこと、
おかん二人のこと→タブリス、とかが順当か。

ゼーレやネルフノの思惑や正体はそれにからめつつ適宜かなあ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:02:00.18 ID:eF7CMFUf0<>
カヲル「まずは、何から話そうか」

サクラ「……あのぉ」

カヲル「なんだい?」

サクラ「……まず、この人は何者なのか、知りたいんやけど

    どうして、綾波さんそっくりなのか、とか……」
    
カヲル「うん……じゃあ、そこから話そうか」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/03(日) 17:03:00.74 ID:VafFC75Q0<> 劇中の段取りとしては474だけど、おれら読者としては、既知の情報は「かくかくしかじか 」
で済ませて、ゼーレの思惑や状況が早く知りたいかも。

個人的にはシンジ男体綾波偽シンジ波のチンコがどのように異なるかについて詳しく説明がほしい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:03:18.25 ID:eF7CMFUf0<>
アヤナミレイという存在


レイ「……」

カヲル「話してもいいかな?」

レイ「……いい」



カヲル「……アヤナミレイ、という存在は、

    碇ユイという人物の細胞から作られた、クローン人間なんだよ
    
    僕たちの知っている、ファーストさんも、『この人』も、
    
    どちらもアヤナミレイであり、遺伝子的には碇ユイとも同位である」
    
サクラ「……碇、ユイ……?」

シンジ「僕の母さんさ」

サクラ「!!?  え、そ、それじゃ……」

シンジ「……僕も、つい最近知ったよ。でも、その上で今までと変わらない生活を望んだ。

    僕も、レイも……」
    
レイ「……」コクン



マリ「……そこでちょっと疑問なのがさ……記憶は持ち越してるわけ?」

カヲル「いいや。ファーストさんは碇ユイの記憶を持ってはいない。

    記憶は0から始まった」
    
マリ「へぇ……まぁ、それでいて自分がクローンだと知っていたってことは……

  ファーストちゃんも結構辛かったんじゃないの?」
  
レイ「……大丈夫……今は平気」

マリ「わんこ君のおかげ、かな?」

レイ「……」コクン



カヲル「……アヤナミレイは碇ユイの記憶を持ってはいない

    なぜなら魂が違うからだ。
    
    体は碇ユイだけど、魂は別なんだよ」
    
アスカ「えらくスピリチュアルな話ね」

カヲル「どうしてもそう聞こえてしまうだろうけど……でも、事実そうなんだ。

    そういうものだ、と受け入れて欲しいな」
    
サクラ「え、えー……」

カヲル「それとも、赤城博士や、世界中の研究者がまとめた論文を、

    今ここで一週間くらいかけて読み解かせてあげようか?」
    
サクラ「それはいやや……

    でも、なんで、シンジさんのお母さんの体が必要やったんですか?」
    
カヲル「それに関しては、もう少し後で説明しようか。

    今はまず、アヤナミレイについて語ろう」
     <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/03(日) 17:10:48.70 ID:VafFC75Q0<> 割り込みで水を差すような事スマソ
チンコの件以外は気にしないでほしい。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:17:19.81 ID:eF7CMFUf0<>
カヲル「肉体は碇ユイのもの。しかし、魂は別


    その魂の正体は、第二使徒リリスなんだ」
    


サクラ アスカ「……」ポカーン

マリ「……」

シンジ「……それは、知らなかったよ」

レイ「……」

カヲル「ふふ、マリさんと本人は知っていたみたいだね」

アヤナミレイ「……」

カヲル「この人は、知っているかどうかも怪しいけど……」



サクラ「人の体に……使徒の魂が?」

レイ「……ええ」

サクラ「……て、ことは……綾波さんは、リリスってこと……?」

レイ「……そうなるのかしらね」

サクラ「………………」

レイ「……怖い?」


サクラ「いや、まぁ、それはそれとして、綾波さんは綾波さんやと思うし……

    てかそもそも、危害を加えるから使徒が恐ろしいのであってやな」
    
アスカ「すぐには納得できないわよ。あんたが使途だって事……」

レイ「……」

サクラ「アスカさん……」

アスカ「……でも、私はもうあんたのこと、レイとしてしか見れないから。

    チルドレンとして、仲間としてしか思えないから……っ」
    
レイ「……アスカ……」

サクラ「そ、そーや! そういうことを言いたかったんや!!」



アスカ「……でも、どうしてそんなことをしたの?

    何の意図があって?」
    
    
    
カヲル「表向きは、エヴァに乗って戦う即戦力が欲しいという意図だ。

    使徒の魂を持つアヤナミレイなら、エヴァとのシンクロも容易だからね」
    
アスカ「はぁ? ってことは何? レイあんた、本気出せば今よりシンクロ率上げられるって事!!??」

レイ「……それは違う。今のシンクロ率は、全力」

アスカ「……てことは、人間である私のほうがエヴァにシンクロしやすいって事?」



カヲル「そうだね。そこについての説明をしなくてはならないだろう……

    今度は、セカンドさんと、シンジ君と、サクラさんに関係の深い話だ」
    
     <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:36:04.80 ID:eF7CMFUf0<>

エヴァと適合者について



カヲル「エヴァとのシンクロは容易じゃない。少なくとも人にとってはね

    一流の素質を持つエヴァの適合者でも、素でシンクロするならばせいぜい数パーセントが限度だろう
    
    このままだと起動すらできないんだ」
    
アスカ「……」

カヲル「その為に、補助をしてもらわないといけない……

    エヴァの中から、パイロットをつなぐ役目が必要なんだ」
    
サクラ「……パイロットをつなぐ?」

カヲル「……心して、聞いておくれ」





カヲル「エヴァの中には、パイロットの肉親の魂が眠っている。

    その肉親の魂とシンクロすることで、間接的にエヴァとシンクロする
    
    これが、君達のやっているシンクロなんだよ」
    




アスカ「……!!」

サクラ「……っ!」

シンジ「……」



サクラ「……え」

シンジ「……初号機には、僕の母さんの魂が入ってるんだ」

サクラ「せやったら、まさか……」

カヲル「ああ、参号機には君のお母さんの魂が入っている」

サクラ「………………」

アスカ「……じゃあ……弐号機には……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:53:54.31 ID:eF7CMFUf0<>

マキナミマリについて


カヲル「弐号機には……」

マリ「そこから先は私に喋らせてよ、にゃんこ君」

カヲル「……良いのかい?」

マリ「……良い。誰かにしゃべられるより、この方が、ずっといいと思う」

カヲル「……そうかい」



アスカ「なによ、あんたまで何か知ってるわけ?」

マリ「うん、知ってるも何も、当事者みたいなもんだからね」

アスカ「当事者……?」



マリ「とりあえず、さっき言ったとおり。

  アヤナミレイってのはクローン人間だって話したでしょ? 
  
  『この人』とファーストちゃんを見れば、納得するしかないと思うけど」
  
アスカ「……」


マリ「実はね。私もクローン人間なんだよ」


アスカ「話の流れ的に、そうくるとは思っていたわ」

サクラ「あれ、もしかしてウチもクローンなんか?」

カヲル「セカンドさんとサクラさんとシンジ君に出生の秘密は特にないよ」

サクラ「そう、なんか……」



マリ「私が誰のクローンなのか、わかるかニャ?」

アスカ「………………」

マリ「わかるかニャぁ……わからないだろうにゃぁ?」

アスカ「………………」

マリ「……っ」



アスカ「…………ママ?」

マリ「………………」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 17:57:07.81 ID:eF7CMFUf0<>

マリ「そ。姫のお母さんの、キョウコ。 私は、彼女のクローンなんだよ」

アスカ「……」

マリ「よくわかったね」

アスカ「別に、なんとなく、よ。で、今度は何の魂が入ってるのよ?」

マリ「魂もキョウコのモノだよ。と言っても、姫が生まれる以前の記憶しか持ってないけどね。

   体は弐号機の実験よりずっと前の状態のクローンだからか、記憶もそこまでなんだよ」


アスカ「ってことは、」

マリ「あくまで私はキョウコのクローン。姫が娘だという自覚もないし、産んだ覚えもない

   それに、言い方を帰れば私もキョウコから生まれたようなもんだし……
   
   言ってみれば姉妹? 見たいなものなのよ」
   
アスカ「……………………」



シンジ「……アスカ……」

マリ「…………っ」






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 18:07:55.99 ID:eF7CMFUf0<>

アスカ「……記憶にある、ママの顔とは違う」

マリ「……姫の記憶は、改ざんされてるからね」

カヲル「シンジ君が母親のことを覚えていないのも、同じ理由だよ。

    ネルフ関係者によって記憶が操作されている」
    
アスカ「……はぁ、別に、認めたくないわけじゃないけど……

    …………いや、やっぱ認めたくないわ」
    
マリ「ちょ、どういう意味さ」

アスカ「アンタみたいなちゃらんぽらんが姉妹だって言うことも、

    ママが若い頃こんなだったってことも、どっちも認めたくないって意味よ!」
    
マリ「そういう言い方はないんじゃないかニャ!?」

アスカ「うっさい! アンタなんかコネ眼鏡で十分よ!」

マリ「べ、別に姫のままになるつもりも姉妹になるつもりもないし!

   ………………ていうか、もしかしてあんまり私の事好きじゃなかったりする?」
   
アスカ「そ、そういう意味で言ってんじゃないわよバカ!! 本気で凹むな!!」

マリ「じゃあ愛てるって言って! お姉ちゃん大好きって言って!!wwwww」

アスカ「死ね!!!!!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 18:37:53.22 ID:eF7CMFUf0<>




アスカ「……ちょっとまって」

マリ「え、言ってくれんの?」ワクワク

アスカ「弐号機にはママの魂があって、でもコネ眼鏡の中にもママの魂がある……ってこと?」

マリ「あー……うん。それはねぇ……」

カヲル「……キョウコは、本当は弐号機のコアに入り、君のサポートをする予定だった。

    マミナミマリは、君のスペアのつもりで作っていたらしいんだ」
    
サクラ「スペアって! そんな、モノみたいな言い方……」

カヲル「ゼーレからするとモノでしかないみたいだね……この言い方は、彼らの言葉をそのままに表現したまでさ」



カヲル「しかし、実験は失敗した」

アスカ「!!」

カヲル「それによって、キョウコは精神異常を患ってしまう事となる」

アスカ「…………」

カヲル「……このとき、キョウコの魂は二つに分かれていたんだ。

    弐号機の中と、元の体の中にね」
    
アスカ「……じゃあ、弐号機にはママの魂の一部が入っていて……

    その一部が欠けたから、ママがおかしくなっちゃってたの?」
    
カヲル「そういうことさ。

    そして、キョウコの壊れた魂は、やがてマキナミマリに使われることになった」
    
アスカ「……死んでも、魂って残るものなの?」

カヲル「回収さえすればね。それができるのがネルフだよ」

アスカ「………………」

カヲル「回収した魂をどうにかこうにか修正して、マキナミマリの体に注ぐことで、」

マリ「完成したものがこちらです」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 18:45:01.88 ID:/ggpz1gSO<> 例え誤字だとわかっていても、マミナミマリで吹くww <> カヲル「かみまみた」<>saga<>2013/02/03(日) 18:50:18.06 ID:eF7CMFUf0<>

ゼーレとは?


アスカ「はぁ……でも、スペアって言ったけどさ。 私ぴんぴんしてるんだけど?」

サクラ「せや、シンクロ率もブレはあるけど上り調子やったし……」

アスカ「ブレが、なんだって?」

サクラ「♪〜」



カヲル「それに関しては、ゼーレの思惑が絡んでいるね」

サクラ「てか、そもそもゼーレって何なん?」

カヲル「……とりあえず、有体に言えばネルフを裏で操っている組織だね」

サクラ「裏で、って言い方が怪しいな……なんや、ネルフって世界を守るための組織やないんか?」

カヲル「それは表向きさ。

    使徒を倒し、世界の平和を守る。そのためにネルフは存在すると、ネルフの職員も思っている」
    
マリ「だけど、ゼーレは違う」

カヲル「そう。ゼーレには別な目的があるんだ。使徒を殲滅する以上に、別な目的がね。

    しかもどうやら、これにはシンジ君のお父さんも一枚噛んでいるようだ」
    
シンジ「父さんが?」



カヲル「ああ。ゼーレの最終目的……人類補完計画

    この計画の発案はゼーレ、実行は碇ゲンドウが執り行っている」
    
    

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 19:00:41.33 ID:/ggpz1gSO<> 異議あり。漫画版でもアニメ版でも、確か人類補完計画を発案、提唱したのは碇司令ですぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 19:00:57.20 ID:eF7CMFUf0<>     
    
アスカ「人類補完計画?」

カヲル「一応、説明するよ。わからなくてもいい、聞いておくれ」

シンジ「……」

カヲル「人類補完計画とは、ゼーレが目論む最終目標。

    罪深き全ての生命体を無に返すことで、それを贖罪し、神に許しを得る。
    
    その神の手によって、進化の滞った人類を次の段階へと進化させるという計画なんだ」
    


サクラ「……ほぇ?」



カヲル「人類が全て死滅したときに、神様が現れて助けてくれる

    ということらしいよ」
    
サクラ「んなアホな。カミサマなんて……」

カヲル「……居ないと思う?」

サクラ「……いや、居らんやろ……っては、思うけど……」

カヲル「……僕たちが最近頻繁に使っている聖典『カーン』だけど、これも神の遺物の一つなんだ

    この星に生命体を解き放った、第一始祖民族と呼ばれる神々のね」
    
サクラ「うわああぁん! またワケわからん言葉が出てきた!!」



カヲル「まとめると、『ゼーレは神を呼ぶために全人類を滅ぼそうとしている』んだよ」

サクラ「悪い奴やな!!」

カヲル「その認識でいいと思うよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 19:05:18.45 ID:eF7CMFUf0<> >>487 

マジか、死海文書持ってるのゼーレだと思ってたからゼーレが発案したとずっと思ってた。

ゲンドウ発案&謀り→ゼーレ補助→共同作業  的なのが正解か? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 19:40:24.98 ID:Mwf8wKSAO<> ある程度テキトーで良いと思うよ
所詮二次創作だし、そもそものオリジナル(公式のエヴァ本編)がわりかしいい加減だし <> ok<>saga<>2013/02/03(日) 19:44:42.44 ID:eF7CMFUf0<>
アスカ「バカじゃないの!? 人類が滅んだ後に現れる神様なんて、救いでもなんでもないじゃない!!」

シンジ「……どうしてゼーレは、そんなことを目論むの? 何か、確信があってやっているの?」

カヲル「そこで重要になってくるのが、死海文書という書物さ。

    神様である第一始祖民族が遺した書物なんだけど……
    
    その中の一説を要約すると、人類が滅んだ後に神が現れる、と、そう書かれている」
    
アスカ「助けてもらうために死滅するなんて……はぁ……だめ、全然わかんない。

    当たり前のことを言ってるつもりなのに、こっちが頭痛くなってくるわ」
    
カヲル「今のままでは人間が罪を重ねながら死に絶えるだけだから、

    今のうちに滅ぼして進化させてもらおう。ってことなんじゃないのかな?」
    
マリ「ずいぶん投げやりな解釈だにゃぁ」

カヲル「本心までは流石に見えないんだもの。仕方ないよ」



サクラ「死海文書だとか……ゼーレだとか……なんか、よくわからんのやけど

    それにしても」
    
    
    
    
ナギサカヲルについて





サクラ「どうしてカヲルさんは、そういうことまでしっとるんや?

    ネルフの諜報員みたいなカンジの職の人なん?」
    
カヲル「違うよ」

サクラ「……まさか! ゼーレそのものやとか!」

カヲル「お、正解に近いね」

サクラ「……世界、滅ぼそうとしとるん?」

カヲル「そんなつもりはないよ。僕はシンジ君の望む世界を叶えたいだけさ

    シンジ君の幸せのために尽力するつもりだよ」
    
マリ「愛だね」

カヲル「皆同じだろう?」



カヲル「……僕はね、ゼーレに作られた人造使徒だよ。

    人間の素体にアダムの魂をこめられた存在。
    
    アヤナミレイやマキナミマリとは違って、人間の体でありながら、使徒なんだ」
    


<> ok<>saga<>2013/02/03(日) 19:49:39.49 ID:eF7CMFUf0<>



アスカ「人間の体に使徒の魂ってことは……レイと似たようなもんなんじゃないの?」

カヲル「違うんだよ。だって、リリスは人間と同じ存在だもの」

シンジ「……え?」

カヲル「人間は、第二使徒リリスから生まれた存在なんだ。

    僕たちは君達人類を18使徒、リリンと呼んでいるよ」
    
シンジ「……僕たちも、使徒なの?」

カヲル「アダムから生まれた、3から17の使徒

    リリスから生まれたリリン
    
    どちらも宇宙からの来訪者より生まれし者。
    
    どちらも境遇はほとんど同じだと、そう思えないかい?」
    
アスカ「その、アダムとリリスを送り込んだのが、第一始祖民族ってワケ?」

カヲル「そう」

アスカ「……で、アンタはアダムの記憶を持ってるから、それを知ってるわけだ」

カヲル「そう」

シンジ「……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 20:34:23.30 ID:/ggpz1gSO<> >>489で大体合ってると思う。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/03(日) 20:48:19.53 ID:jYznixh70<> 少なくとも現状、第一始祖民族の生き残りもチルドレンたちをおもしろがって肩入れしているんだよね。
カヲル君の情報やらもあるし、ほぼ無敵じゃん。
ゲンドウはそんへんわかったうえで好き放題えろえろさせてるのか、
あるいは単に孫がほしいだけか
<> ok<>saga<>2013/02/03(日) 22:52:38.16 ID:eF7CMFUf0<>

カヲル「ゼーレは、人間の手による人類死滅を望んでいる。

    その為に必要なのは、
    
    エヴァと、
    
    使徒と、
    
    全てに絶望した人間と、
    
    槍だ」
    
マリ「槍って……ロンギヌスのこと?」                                                         

カヲル「ああ」

シンジ「絶望って……そういうメンタル的なところまで要求されるの?」

カヲル「そうさ。実は、シンジ君が絶望するに至るまでの、色々なプロセスも用意されていたはずなんだよ」

シンジ「……」

カヲル「しかし、今回の世界ではことごとくそのプロセスが妨害されているんだ」

サクラ「?」

カヲル「皆が望んだとおりに、世界の帳尻を合わせていった結果だよ。

    それに幾度もやり直すたびにシンジ君は精神的に強くなっていった。
    
    最初の頃の君はそりゃあもうひどかったさ」
    
シンジ「……そんなに?」

カヲル「僕はその時から好きだったけどね。

    とってもリリンらしくて、無様で、滑稽で……だけど、なんだか放っておけなくて……
    
    気がついたら好きになっていた。そして、君の為に何度でもやり直すことを決意した」
    
シンジ「……ありがとう。カヲル君……

    僕に、前の世界の記憶はないけど……でも、そのおかげで今の世界と、今の僕があるんだよね」
    
カヲル「君が強く願ったからさ。その度に魂は学習を繰り返し、成長していったんだ。

    ……ふふ、褒めてくれるというのなら頭でも撫でておくれよ」
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 22:54:50.56 ID:eF7CMFUf0<>
レイ「……今の世界……前の世界?」

カヲル「ああ、それに関しては、口で説明するより簡単に理解してもらえる方法がある」

アヤナミレイ「……」

カヲル「……持ってきているんだろう? 死海文書外典……魂の記憶の鍵を」
    
アヤナミレイ「ええ」



スッ



カヲル「……これが、死海文書外典。聖典と同じく第一始祖民族の手が加わった聖遺物の一つさ」

シンジ「これも、ただの本じゃないって事?」

カヲル「そう。今までの世界で君達が体験したことや、感じたことが、この一冊を読むことで全て理解できる

    この中の、記憶の鍵を見つけることでね」
    
マリ「分厚いにゃあ……こんなの全部読むんなら結構な時間かかると思うけど?」

カヲル「読書は苦手かい?」

マリ「あんまり本読んだことないからわかんないや」

レイ「……私は、好き」

カヲル「ふふ、それはよかった。けどね、この本の中で読むべきなのは一行かそこらだよ

    自分に該当する記憶の鍵さえ見つければ、あとは魂がすべてを語ってくれる。
    
    一瞬ですべてのことを思い出す」
    
レイ「……前の世界のこと?」

カヲル「ああ、その前の世界も、その前の前の世界も……その世界での君達の記憶が蘇るんだ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 23:14:48.62 ID:eF7CMFUf0<>
アヤナミレイ「私の任務は、この本をセカンドに読ませること」

カヲル「そうだろうね。そして、シンジ君のフリをしてセカンドさんを貶めるつもりだった」

アスカ「……初見で看破したおかげで、こういうことになってるのかしらね」

カヲル「……どうだろうね。こうやって前情報とかを小出しにしないで、

    シンジ君という支えもないときに外典を読んだ君は、
    
    何もかも信じられなくなってサードインパクトの引き金になったときもあったよ」
    
アスカ「……そのときの記憶も、今蘇るって事?」



カヲル「ああ、そうさ。 自分が味わった絶望も、希望も、

    苦しみも、悲しみも、喜びも、楽しさも
    
    全て思い出す」
    
マリ「…………」

サクラ「…………でも、やり直す前の世界の記憶ってことは……やっぱり、辛い世界やったっちゅうことやろ?」

カヲル「ああ、サクラさんが『こんな世界いらん』って、投げた世界もあったね」

サクラ「うっわ……せやったら、思い出さないほうがええんとちゃうのん?」

カヲル「これから先、最悪のタイミングで記憶の鍵を解き放った時、

    君たちは前の世界の絶望に耐え切れるのかな?」

サクラ「ゼーレの思惑通りに、っちゅうことか?」

カヲル「……誰もが、何度繰り返しても失敗してきた世界が、いくつも存在しているんだ

    しかし、それはこの世界を形作るための礎となっている……
    
    そういう考えができるうちに、シンジ君がそばにいる今、その記憶の鍵を解き放っておけば
    
    ゼーレの思惑にはまって絶望の淵に立たされることはなくなると思う」
    
サクラ「……」

カヲル「最も、やはり見たくないと思うのであればそれでいい

    しかし、今後何があっても外典を見ようとは思わないことだ
    
    次にこの記憶の鍵が君達の目の前に現れるその時は、ゼーレの思惑に嵌る時かもしれないからね」
    

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 23:21:45.76 ID:eF7CMFUf0<>     

    
アスカ「……」

アスカ(前の世界の記憶……?

    よくわかんない。ナルシスホモが言ってるんじゃなければ、笑い飛ばして部屋に戻ってるところだわ。
    
    でも、マジなのよね。今まで話したことの全部、本気なのよね。きっと……
    
    
    そして、恐らくナルシスホモは、その前の世界の記憶を背負っている。
    
    全て知って、その絶望も乗り越えたんだ。
    
    
    
    私は? それを、乗り越えられると思う?)
    

カヲル「確かに辛いよ。前の世界の記憶は、結構半端じゃないくらい精神的にクる」

マリ「にゃんこ君が言うって事は相当だね?」

カヲル「……セカンドさん。経験者として言わせて貰うよ」

アスカ「……」

カヲル「読む瞬間、シンジ君と手をつないでいたほうが良い。

    幾度もの絶望も、そのてのぬくもりが少しは癒してくれるだろうし……
    
    なにより、今はそこにシンジ君がいてくれると、そう思うことで負の感情にも打ち勝つことができるだろう」
    


アスカ(…………今読むしか、ないって事?)




1 読む

2 読まない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 23:22:50.30 ID:sF1UiOzv0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 23:28:18.29 ID:eF7CMFUf0<>
アスカ「……よこしなさいよ」

カヲル「……」



アスカ「…………」

シンジ「……アスカ」

アスカ「…………ゴメン、シンジ…………手、貸して」

シンジ「……うん」

ギュ……



アスカ(……ナルシスホモに耐え切れて、私に耐え切れないはずがない!

    と、強がりを言える自信はない。
    
    世界を、やり直したくなるほどの絶望って…………
    
    どう考えても、シンジのいない世界しかありえないじゃない……
    
    一人じゃ、耐え切れるかわからないけど……今、シンジと一緒なら……ちゃんと受け止められるかも)
    
カヲル「セカンドさんの記憶の鍵は、」ペラッペラッペラ……

カヲル「このページ、ここを読むことで、解き放たれるよ」




アスカ「……」

シンジ「……大丈夫?」

アスカ「……………………」

ギュゥッ…………

シンジ「……」






……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/03(日) 23:34:44.50 ID:jswnFUlJo<> 死海文書はゲンドウももってたけど裏死海文書はゼーレだけじゃね?
で、ゲンドウもそれをあとから入手した、みたいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 23:37:51.76 ID:/ggpz1gSO<> 碇司令も実は一時ゼーレだった疑惑があってだな…


若き日の冬月先生が碇司令に光の巨人について問いつめてる時に「君達ゼーレの〜」って発言が <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/03(日) 23:44:10.85 ID:jswnFUlJo<> >>502
ユイと付き合うまではゼーレに関わってないっしょ

そもそもゼーレに補完計画があってそれに乗っかりつつ微妙に変更したのがゲンドウ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 23:58:35.03 ID:eF7CMFUf0<>

〜〜〜〜〜

私が記憶する最初の世界では、ただエースパイロットとしてネルフ本部に呼ばれただけだった。

父親といっしょに日本に来て、使徒と戦っていた。

今の世界みたいに、ミサトとシンジと私の三人で暮らしてはいなかった。


相変わらず無愛想で勘定の起伏の乏しいファースト、そして、シンジと出会う。

このときのシンジは今よりもっと頼りなかったように思える。こんな弱そうな男なんでありえない、って思ってた。



そうだ、そういえばこのときは私、加持さんのことが好きだったんだ。

大人で、影があって……大きくて……今の世界じゃ考えられないけど、本気で恋してたと思ってたんだ。

私も大人の女なんだから、すこしくらい振り向いてくれてもいいじゃない!

もう一人で何でもできるのよ! なんて、思ってた


でも、エコヒイキと七光り、二人と一緒に使徒に立ち向かって、一人じゃなんもできないことがわかって……

ちょっとだけ、シンジに惹かれるようになって……やっぱり、一緒に戦ってくれる男の子って、特別だった。



ちょっとだけが、いつの間にかだんだん大きくなって……

そうして、私の心の中でシンジの存在が大きくなっていって……



そしてあるとき参号機のテストで……シンジが使徒に取り込まれて……

でも、私、絶対戦いたくなくて……そしたらエヴァの操作を剥奪されて……

弐号機が、勝手に、参号機のエントリープラグを……………………




その後何もかも疲れた私は渚カヲルと出合って……

そいつが、『世界をやり直す気はないか』って言ってきて……

そうか、この世界でのサードインパクトの引き金は、私だったんだ。

でもサードインパクトの瞬間……私はロンギヌスとカシウスを手にとっていて……

絶望の淵、やり直したいという気持ちが私を突き動かして痛んだと思う。

シンジと、一緒に居たかったという想いを、記憶している。





二度目の世界から、ミサトとシンジの二人の生活が始まった。

それからも、色々あったんだ……

今度は私が参号機のテストパイロットになってしまったり……

ああ、三バカのあいつも、パイロットに選ばれたときがあったっけ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 00:11:24.75 ID:PJxtmfOq0<>

私が死んだ記憶も、いくつか蘇ってきた。

そうだ、私、結構シンジに殺されてる。

シンジのこと虐めすぎて、逆上して殺されたり。

参号機のテストで殺されたり…………

他にも、私がシンジを受け入れなかったことで殺されたり………………

…………ひどいわね。

私も今以上に素直になれなかったり、シンジにひどいことしてたわ……

だけどこのときのシンジも結構酷かったんだなぁ……






でも、ずっとシンジは優しかった。優しすぎて、壊れやすかったんだ。

壊れちゃったシンジは私を殺すこともあったけど、

壊れてないときのシンジは、私を見てくれていた。

覚えている限り最初のほうの世界とかでは、

父親もミサトも怖いから逃げ道扱いされてた節があったけど……

そうか、シンジ、私のことちゃんと見てくれるようになってきてたんだ。









こうして思い出した世界で、圧倒的に多いのは……シンジが勝手に死んじゃった世界。

自己犠牲だとか……無茶しすぎだとか……自殺だとか……

死因はさまざまだった。同じ死に様を繰り返してるときもあった。

……私が原因で死んでるときも、多数あった。






何回死ねば気が済むのよ……



何回置いてけぼりにすれば気が済むのよ……






何回、私を悲しませれば気が済むのよ……!








魂の私は、ずっと泣いていた。


〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 00:27:04.43 ID:PJxtmfOq0<>



ギュゥゥッ

アスカ「………………」

バサッ

カヲル「おっと、大事に扱ってくれよ」

シンジ「……アスカ、大丈夫?」

アスカ「……大丈夫じゃないわよ。バカシンジ」


グイッ


アスカ「抱きしめてよ……」

シンジ「……」

アスカ「いいから……そうしてくれないと、壊れちゃうから……」

シンジ「……うん」

ギュゥッ……

アスカ「……ん」



………………


カヲル「すべて思い出した感想はどうだい?」

アスカ「最悪の気分ね。

    自分が死んだときの様子とか、まざまざと見せ付けられて気持ちいいものではないわ」
    
シンジ「……辛かったね……」

アスカ「他人事じゃないわよ! バカシンジ」ペチン

シンジ「あいた! え?」

アスカ「良くもあの時はプラグごと握りつぶしてくれたわね!!」

シンジ「え? え???」

アスカ「あの時の記憶だけはアンタのことずっと恨んでたわよ」

カヲル「…………」

シンジ「……プラグごと…………?」

カヲル「今のシンジ君は知らなくていいことだ。

    そして、今のセカンドさんにとっても、どうでもいいことだ」
    
アスカ「……まぁね、一言言いたかっただけよ……

    今は、アンタがこうしてここにしてくれるだけで……それでいい」
    
サクラ「……アスカさん、お酒飲みました?」

アスカ「飲んでない! ……たまには、素直になっとかないと……

    バカシンジがまた、一人でいなくなっちゃうし……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 00:31:48.98 ID:PJxtmfOq0<>
カヲル「……さて、これで君の目的は達成されたね? アヤナミレイさん」

アヤナミレイ「……ええ」

カヲル「……ここからは、何か命令されているのかな?」

アヤナミレイ「ネルフに戻る」

カヲル「そうかい。じゃあ後で送っていくよ。それまで少しゆっくりしてるといい」

アヤナミレイ「……」





カヲル「他に、魂の記憶の見て見たい人は居るかな?

    今見ておきたいと、そう思うなら鍵のありかを教えてあげるけど……」
    
マリ「私はパス」

レイ「……私も、嫌」

カヲル「……そうかい?」




マリ「だって、私がそれやっちゃうと、キョウコの記憶も全部貰っちゃうことになるでしょ?

   姫のこと本当に娘みたいに思っちゃったら気まずいし!」
   
アスカ「アンタに母親面されるこっちのが気まずいわよ!」




レイ「……私は、やりたくない」

カヲル「確かに、君にこれをさせたら人一倍辛いことになりそうだ」

レイ「……」

カヲル「何人分も、背負っているんだしね」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 00:44:33.75 ID:PJxtmfOq0<>
カヲル「マリさんもファーストさんも読まないのであれば、サクラさんはどうする?

    今後、記憶の鍵の存在を忘れたままで居るかい?」
    
サクラ「…………知らんかったら、知らんでもええんやな?」

カヲル「ああ」

サクラ「…………でも、知っとくことによる、メリットって?」

カヲル「……そうだね。今後どうしたらいいかの指針にもなると思うけど……

    もう一つデメリットがある」
    
サクラ「辛いこと思い出す以外にまだデメリットがあるんやな?」

カヲル「……割と情けないシンジ君の姿を思い出すことになるから、よっぽどの愛情がないと、

    恋が冷める可能性があるよ」
    
サクラ「あ、それはないわ」

カヲル「言い切るね」

サクラ「そりゃそうや。そうでなかったら、こんな生活しとらんもん」

カヲル「ふふ、最もだ

    では、これを」
    
スッ(外典→サクラ

サクラ「……」ゴクリ

シンジ「……サクラちゃん」

サクラ「……えへへ、今度はウチの番です」

シンジ「……うん」

ギュゥッ……




〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 01:07:31.73 ID:PJxtmfOq0<>

うっわ、マジか………………

シンジさんが中学生のとき……ウチ、小学生やってんな?

ああ、そうなんや、シンジさんが初戦闘のときにウチが怪我するのは変わらんのやな?

で、お兄ちゃんシバキ倒してシンジさんに謝って来いって怒鳴りつけたのも、このときからのお約束やったんや



記憶にある最初の世界では、シンジさんサードインパクト起こしとるんやな

ホンマは引き金引いただけみたいやけど……世界的には完全にシンジさんのせいになってしもうてる……

綾波さんのこと、助けたかっただけやのになぁ……どうしてこんなことになってまうんやろね……



14年間、色々あったんや……ヴィレとか、ヴンダーとか、ネルフの本性が明らかになって大混乱やったなぁ。

こん時のアスカさんとマリさんは完全にエヴァの呪縛に取り込まれとった。

全然歳とらんで羨ましいわってジョウダンで言ったらアスカさんに殺されかけたのも思い出したわ。

エヴァの呪縛で妊娠できなくなってしまってることを知ってから、そらもう必死で謝ったなぁ……

やがてはマリさんのフォローで少しは仲良ぅなれたけど……それでもギクシャクしとったなぁ……

ああ、てか今の世界でも最初のころはアスカさんウチに対して微妙やったもんな、今は、随分仲良いと思うけど

もしかしてウチ等魂レベルで相性悪いんとちゃうの? それは凹むわぁ……



そして、14年たって、シンジさんが当時の姿のままで現れて……

そん時にはウチはしっかり年取って21歳になってしもてた。

ヴンダーの中で、ウチはホンマはシンジさんと仲良ぅしたかったのに……

ガラス越しでも、ホンマは色々お話したかったのに……14年分の思いぶつける前に、

シンジさんはアヤナミレイに連れて行かれてしもた。



嘘!? ウチこんとき、綾波さんのこと大っ嫌いやったんや!?

今はフツーに大好きやのに……うっわ、ショックや……



しかし、ネルフの手に落ちたシンジさんが、それからまもなく自殺したっちゅう事を聞いて、もうわやくちゃやったな

アスカさんは勝手に弐号機で出撃して大目玉食らってふさぎ込んでしまうし



ああ、そういえば 恐らくこのときはマリさんも何度かやり直した後やったんやろな。

マリさんも、それまでの飄々とした雰囲気が抜けて、ヤバいことになっとった。



荒れに荒れた二人がネルフのエヴァに勝てるわけもなく……二人はあえなく撃沈した。

そこでまさかウチがエヴァに乗ることには思いもしなかったわ。

そんで、出撃したは、ええんやけど……結局カヲルさんが土壇場でカシウスとロンギヌスもって

やり直しを計ったんやな……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 01:19:20.13 ID:PJxtmfOq0<>
それから、えっと

うっわ、なんやこの記憶……

21歳のまま、ウチタイムスリップしとる?



あ、思い出したわ。これ、カヲルさんが作り出した仮想世界やな?

あの時はアホみたいに楽しかったなぁ……

カシウスの力使い切るまで、今の世界と似たような世界で遊んでたわ……



そんで、最後にちゃんと世界創りなおして……

もうそこから先はウチもシンジさんの同級生として暮らしとったなぁ。






ああ、そやね……そうやったね……面白い記憶ばっかりやないんやもんね……

あー、これは……ウチがサードインパクト起こしたときの記憶やな?

今度はウチがヴィレに保護されて……カヲリちゃん?が世話係やってんな。

最初の世界から考えるとホンマ滅茶苦茶やで……



ネルフにはシンジさんとアスカさんと綾波さんとマリさん……

ああ、このときのマリさんは、新しく作られたマリさんやったんやな。

でも、その後打ちの変わりにシンジさんが犠牲になったり……アスカさんが発狂したり……

マリさんとウチで戦うことになって……それでももうどうにもならんくて……



結局、なんとかやり直しにはこぎつけたけど……

ああ、この記憶は、ホンマに辛いなぁ……

やって、シンジさん……隣で破裂しはるんですもん……

トラウマや……マジで……

今後シンジさんに『チョーカーだけはつけんでくださいよ!』ってお願いしとこ。それがええ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 01:28:37.79 ID:PJxtmfOq0<>
〜〜〜〜〜




サクラ「シンジさん!!」ガシィッ

バサァッ

シンジ「うわぁあっ!?」

サクラ「チョーカーだけはつけんでくださいよ!」

シンジ「え? あ、うん」

サクラ「ウチ、ギャンギャン泣きますからね!」

シンジ「……う、うん。よく、わからないけど……」



死海文書外典「あんまり落とさないでください」

カヲル「……サクラさんは、やっぱりその記憶が一番辛かったみたいだね」

サクラ「そういや、あの時のカヲリちゃんって……」

カヲル「あれは僕さ。アヤナミレイとシンクロする計画もあったから、その為に女の体に作り変えていただけだよ」

サクラ「作り変え……?」

カヲル「ああ、僕は聖典がなくてもATフィールドを弄繰り回すことで男にも女にもなれるからね」

サクラ「……使徒やから?」

カヲル「そうさ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 01:29:58.86 ID:w4n4q7KAo<> 懐かしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 01:38:45.48 ID:PJxtmfOq0<>
カヲル「さて、これでもういいだろう。外典は返してあげるよ」

スッ(外典→アヤナミレイ

アヤナミレイ「……」



シンジ「……あれ……次は、僕かと思ってたんだけど」

アスカ「やめときなさい」

シンジ「……?」

サクラ「せや、見んほうがええ」

カヲル「……僕も、そのほうがいいと思うよ」


シンジ「……そんなに酷いの?」

サクラ「……色々と」

アスカ「私達全員で抱きしめててやても、昔の自分の酷さに絶望して、アンタ三秒で舌噛んで死ぬわよ」

シンジ「そ、そこまで言う?」

アスカ「そこまで言われるほど酷いのよ!!」

カヲル「……」

シンジ「……カヲル君からフォローすら入らないということは、本当に酷かったんだね」

カヲル「……でも、僕は好きだよ。あの情けないシンジ君。とてもリリンっぽくて」

シンジ「……そう、か……」

カヲル「だから、シンジ君。君は外典だけは見ないでくれ……頼むから……」

アスカ「……私からも、お願いする」

サクラ「せやな、チョーカーの件と一緒に、それも心に残しておいてください」

シンジ「わかったよ」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 01:50:48.97 ID:PJxtmfOq0<>

カヲル「……少し、疲れたようだね」

アスカ「……まぁ、ね」

サクラ「そーやな。精神的にクるって、これかなりやな」

カヲル「ああ、そうだろうね。

    ともかく、もう良い頃だろう。アヤナミさんは、そろそろネルフに送っていくよ
    
    とは言っても、お迎えのほうが先に来るだろうけどね」
    
ピンポーン

 

シンジ「? 誰かな」

テクテクテク ガチャ

シンジ「……?」

加持「よぅ、お迎えにあがりました」

アスカ「……加持……さん」

加持「……おっと……シンジ君、俺は迎えに来ただけなんだ。

    俺は外で待ってるから、よろしく頼む」
    
シンジ「あ、はい。そうですね……」



アヤナミレイ「……行くわ」

マリ「……ねぇ……」

アヤナミレイ「……」

マリ「……アンタには、何の魂が入ってるの?」

アヤナミレイ「……魂?」

マリ「……リリスの魂はファーストちゃんの中にある……

   だったら、アンタは何の魂が入ってるの?」
   
アヤナミレイ「……魂」



カヲル「……命令にしか従えない。他の行動は何も自分で決められない。

    このアヤナミレイには……魂は入っていないよ。ただ人工知能で動くだけの、器でしかないのさ」
    
サクラ「ちょ、そういう言い方は、あんまり……」

カヲル「……魂がないということは、そういうことなんだよ

    このアヤナミレイは今の言葉に何も感じていない。
    
    それどころか、命令の言葉以外は理解すらしていないんだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 01:56:12.68 ID:EqyyB0NSO<> 黒波はやっぱ9人目なんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:04:23.08 ID:PJxtmfOq0<>

サクラ「………………」

マリ「……分かるっちゃ、分かるかな」

レイ「……そう、ね……魂のない状態では、何も感じない……」

アスカ「……」

カヲル「……魂のない器の状態が、僕たちには少しだけわかるんだ。

    無でしかない状態の記憶が、体にあるんだよ」
    
シンジ「……魂が無い時は、本当に何も感じていないの?」

カヲル「……ああ、無だよ。せいぜいおぼえてるのは痛み程度さ。
    
    喜びも悲しみも、分からないんだ」
    
シンジ「……」

カヲル「……ふふ、シンジ君。五人じゃ飽き足らず、この人までたぶらかすつもりなのかい?」

シンジ「……! そ、そういうんじゃなくて……」

カヲル「優しすぎる君のことだ。気遣うのも無理はないけれど、今はこの人をネルフに帰したほうがいい。

    ただでさえゼーレの思惑が外れてセカンドさんが過去を受け入れてしまったんだ。
    
    これ以上彼らのシナリオに泥を塗ったら、あまり良いことは起きない気がする」
    
シンジ「……そう、なのかな……」

カヲル「……加持さんには僕が引き渡すよ。君たちはもう、休んだほうがいい」

アヤナミレイ「……」

スタスタスタ


ガチャリ……



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:21:24.04 ID:PJxtmfOq0<>
ネルフ本部

加持「連れてきたぜ」

リツコ「……そう。ご苦労様」

アヤナミレイ「……」

リツコ「……ホント、そっくり。髪の色を茶色に変えたからかしらね……印象がまるで違う」

加持「……りっちゃんも、その短い髪でガラリと変わったな」

リツコ「ふふ、ベリーショートはお嫌い?」

加持「ちょっと前ならそんな君も素敵さ、と言えたのになぁ……

    残念ながら、結婚しちまった今軽口を叩けなくなった」
    
リツコ「そのままでいて頂戴。結婚してまでミサトのこと裏切ったら承知しないわよ」

加持「こりゃ手厳しい……というか、りっちゃんはそういうの寛容な方かと思ってた」

リツコ「考え方を改めたの」

加持「……そうかい……」



ゲンドウ「来たか……」

アヤナミレイ「……」

加持「ええ。ゼーレのシナリオは、失敗したようですがね」

ゲンドウ「……どうでもいい。この作業さえ成功すれば……もう、ゼーレに尻尾を振るつもりもない」

加持「だから俺を殺さずに?」

ゲンドウ「お前はゼーレの情報を一番良く知っている人間だ。

     口を開いている間は、利用価値がある」
     
加持「ははは、結婚しちまって死にたくなくなった。そこに付け込むようにされちゃあ、従うしかないですよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:27:11.56 ID:PJxtmfOq0<>
ゲンドウ「……赤木博士……」

リツコ「……成功率は84% 問題ない数値かと」

ゲンドウ「……そうか……失敗すると、どうなる?」

リツコ「良くて精神崩壊。悪くて、魂の消散……」

ゲンドウ「…………なんとしても成功させろ」

リツコ「ええ……」




リツコ「貴方の愛する人を、取り戻す為ですものね」

ゲンドウ「…………」

リツコ「碇ユイの魂のサルベージ……これに成功したら、何もかもが覆るのでしょうね

    私では変えられなかった貴方も、何もかも変わるのかしら」
    
加持「りっちゃん、喋りすぎだぜ」

リツコ「………………そうね。

    まだ、すこし吹っ切れてないみたい」
    
ゲンドウ「………………」

加持「……器は、やはり、」

ゲンドウ「ああ、九番目のアヤナミレイを、器とする。

     ゼーレとしては使いどころがまだあるのかもしれんが……
     
     向こうも、もはや手段を選んでいられなくなっている頃だろう。
     
     ならば、実行するのは今だ」

アヤナミレイ「…………」

リツコ「……ゼーレを、裏切るのですか?」





ゲンドウ「ああ。成功し次第……ゼーレとの全面戦争の準備だ」






加持「……怖い怖い……俺は葛城連れて国外逃亡でも図りましょうかね」

ゲンドウ「葛城作戦部長はエヴァを指揮する上で重要となる。

     加持、お前もだ。ゼーレの情報を横流ししろ」
     
加持「……厄介な仕事だぜ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 02:28:24.09 ID:EqyyB0NSO<> おお…!ついにユイさんが復活か? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:34:17.87 ID:PJxtmfOq0<>

リツコ「……では、サルベージを開始します」

マヤ「……準備、できています!」

ゲンドウ「ああ、やれ」

……

加持「……しかし、魂のサルベージってのは、そう簡単にできるわけでもないだろう……?」

リツコ「そうね。私も計測結果を見て、例のパルスに気付くまでは不可能だと思っていた」

加持「例のパルス?」

リツコ「ええ。エヴァのコアから発せられるパルスは一定だと思っていたのに……

    あるとき乱れがあることに気付いたの。その乱れを読み解いていったら、
    
    こんなメッセージが……浮かび上がってきたのよ」ペラッ
    
    
加持「……モールス信号か? これ」

リツコ「ええ、パルスの中に隠されていたメッセージは……」


1 『助けて』 (精神崩壊しつつサルベージ

2 『会いたい』 (サルベージ完全成功

3 『死にたい』 (? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 02:35:40.21 ID:B9oZIrUDO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 02:37:04.80 ID:EqyyB0NSO<> 1と3も非常に見てみたいが2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 02:44:45.28 ID:w4n4q7KAo<> 何気に16話のユイとレイのセリフがシンクロするの感動するよな
そのあとのEDもヤバイし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:45:02.20 ID:PJxtmfOq0<> ………………


数時間後

アヤナミレイ?「………………!」ガバッ

リツコ「起きた、みたいですね……」

アヤナミレイ?「……! ……!」

リツコ「落ち着いて……息をして、深呼吸よ」

アヤナミレイ?「……スゥ……ハァ……」

リツコ「…………声は聞こえてるのね……声は出せますか?」

アヤナミレイ?「……あ……ああ…… 喋れるわ」

リツコ「……そうですか……では、こちらの人物に見覚えはありますか?」

アヤナミレイ?「……!? え、っと……え?

         これ、鏡?……でも、私こんな幼くなかったと思うのだけど……」

リツコ「……お名前を」



アヤナミレイ?「……碇 ユイ」



リツコ「……記憶の続持性、有り……ね

    今まで自分がどういう状態であったかは、分かりますか?」
    
ユイ「ええ……初号機の中に」

リツコ「……そうですか、それだけ分かれば十分です。

    何か、体調不良などは?」
    
ユイ「いえ、特に……」

リツコ「そうですか……なら、問題ありませんね……

    面会を望んでいる人が居るので、私は席を外させてもらいます」
    
ユイ「面会……!」

リツコ「……それでは」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 02:59:02.94 ID:PJxtmfOq0<>

部屋の外

ゲンドウ「………………」

リツコ「………………」

加持「中に、入らないんですか?」

ゲンドウ「………………」

加持「……あの司令がブルッてる様子は初めて見ますよ……」

ゲンドウ「…………なんとでも、言え」

冬月「……早く入ってやったらどうだ?」



リツコ「……」カツカツカツ……

加持「……さて、俺も、これから忙しくなるだろうな……」テクテクテク……

冬月「……私も後日、面会に行こう」…………






ゲンドウ「………………」
























ガチャ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 03:18:24.77 ID:PJxtmfOq0<>


ゲンドウ(きっと、がっかりするのだろう。

      きっと彼女は、この扉を開けるのはシンジだと思っているのだろう)
      
ゲンドウ(分かっている。俺は、誰にも好かれない

     疎まれるのは得意だが、好かれるような事はない。
     
     ユイと出会ってから、少しは変われたと思ったが……結局、俺は何も変わってないのだ。
     
     ユイを失ってから、どれだけのことをしてきただろう。
     
     ゼーレに尻尾を振り続け、ユイの忘れ形見すらも利用し、『赤城博士』をたぶらかし……
     
     挙句、ユイのクローンまで利用して……
     
     そうまでして俺は、ただユイに会いたかった。)
     
     
ゲンドウ(……この扉の向こうに、彼女が居る

      ドアノブに手をかけはしたが、押す勇気がない……
      
      
      
      
      俺は、彼女に会ってもいいのか?
      
      
      
      
      
      ユイに、会う資格など……俺にはあるのか?)






ゲンドウ(……俺は……)


1 ドアノブから手を離す

2 逃げる

3 立ち止まる

4 中を覗き込む

<> 526書き直し<>saga<>2013/02/04(月) 03:24:26.37 ID:PJxtmfOq0<>

ゲンドウ(きっと、がっかりするのだろう。

      きっと彼女は、この扉を開けるのはシンジだと思っているのだろう)
      
ゲンドウ(分かっている。俺は、誰にも好かれない

     疎まれるのは得意だが、好かれるような事はない。
     
     ユイと出会ってから、少しは変われたと思ったが……結局、俺は何も変わってないのだ。
     
     ユイを失ってから、どれだけのことをしてきただろう。
     
     ゼーレに尻尾を振り続け、ユイの忘れ形見すらも利用し、『赤城博士』をたぶらかし……
     
     挙句、ユイのクローンまで利用して……
     
     そうまでして俺は、ただユイに会いたかった。
     
     
     
     補完計画を捻じ曲げて、人類の統一を目指した。
     
     
     
     魂を一つに纏め上げれば、ユイにもう一度会えると思った)

          
     
ゲンドウ(……この扉の向こうに、彼女が居る

      会いたかった、ユイがここに居る……

      会いたい……そう思ってドアノブに手をかけはしたが、押す勇気がない……
      
      
      
      
      俺は、彼女に会ってもいいのか?
      
      
      
      
      
      ユイに、会う資格など……俺にはあるのか?)






ゲンドウ(……俺は……)


1 ドアノブから手を離す

2 逃げる

3 立ち止まる

4 中を覗き込む

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 03:29:03.32 ID:PJxtmfOq0<> 寝るふ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 03:32:41.16 ID:EqyyB0NSO<> 乙。原作なら多分1→2になるんじゃなかろうか


だが3

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 03:37:32.94 ID:fGqqvF+AO<> 乙

おやすみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 09:55:04.10 ID:0Rz+657AO<> 乙
ゲンさんシリアスになってまうん?冬月とマヤさんと変態トリオ続いて欲しいな
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 10:25:22.03 ID:fGqqvF+AO<> 今が一時的なシリアスで…
完結まで続くとおもうよ

確信はないけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 10:27:57.58 ID:fGqqvF+AO<> レスをすると数回に一回ことばが抜けてる…

「一時的シリアスなだけで」
こう言いたかった無駄レスゴメン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/04(月) 12:19:46.87 ID:eCQL9v8S0<> 時間の感覚がないので、老けたゲンドウを大人になったシンジと勘違いするユイと、
せっかくだからなりすまして甘える碇司令とか。

老人ゲンドウの仮装をした冬月とかも現れてカオス状態 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 14:06:33.75 ID:V/O4ci0IO<> やはりゲンドウは冷徹な方が似合う
もうマダオはお腹いっぱいだぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 14:44:28.36 ID:PJxtmfOq0<> ゲンドウ(………………………………………………………………

     ……………………………………………………………………
     
     …………………………………………………………………………
     
     ……………………………………………………………………
     
     ………………………………………………
     
     ………………………………
     
     ……………………
     
     …………
     ……
     ……
     
     ……)
     
     









ユイ「…………あなた?」

ゲンドウ「……!!!」



ユイ「……あなた、なんでしょ?

   入ってきてくれないの?」クスクス
   


ゲンドウ「……!   ……!!!!」

ユイ「…………」

ゲンドウ「……」

ユイ「また、難しいこと考えてるんでしょ?」

ゲンドウ「……」

ユイ「考え出したらずっと悩んで、周りのこと見えなくなるの……悪い癖よ」

ゲンドウ「……」

ユイ「……でも、変わってなくて安心したわ……会えて、嬉しい……」

ゲンドウ「……………………」

ユイ「……」

ユイ「……入ってきてくれないの? 私……泣いちゃうわよ?」



ゲンドウ「………………俺には、その資格は、ない……」

ユイ「……」

ゲンドウ「お前の前に、姿を現す資格など、ない……」

ユイ「……入って来てよ」

ゲンドウ「………………お前に、求められる資格など……

     俺が、幸せになる権利など……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 14:45:43.48 ID:PJxtmfOq0<>





ユイ「入りなさいって言ってるでしょ」

ギィッ……

ゲンドウ「!」

ユイ「……気弱なくせに頑固なところも、ほんっと変わってない。

   貴方この長い年月何をしてきたの?」
   
ゲンドウ「……あ……俺、は」

ユイ「女遊び? ギャンブル? 酒漬けの毎日?」

ゲンドウ「違う、俺は………………」

ユイ「……なぁに?」






ゲンドウ「……俺は、お前に…………もう一度………………」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 14:46:55.21 ID:PJxtmfOq0<>


ユイ「……………私が永遠に生きることを望んだから、

   その永遠の命に混ざり合おうと、そう思ったのよね?」



ゲンドウ「…………ああ」




ユイ「……でも、あのメッセージを見ちゃったんだ」




ゲンドウ「…………ああ」




ユイ「…………で、計画も放り投げて、こうしてサルベージしてくれたんでしょ?」




ゲンドウ「……………………ああ」




ユイ「…………確かに、ね。貴方がやろうとしていたことは全世界から疎まれることよ。

   疎まれるのは得意……あなた言っていたものね」
   
ゲンドウ「……」



ユイ「でも、私のメッセージを汲み取って、こうしてサルベージしてくれたこと……

   計画も何もかもかなぐり捨てて、神になるなんていう大層な夢も捨てて、
   
   会いたいっていう気持ちだけで、こうして外に出してくれたこと
   
   女として、それほどまで愛されているということを感じられたのは、最高の幸せだと思うわ」
   
ゲンドウ「………………」




ユイ「……私は、今、世界で一番の幸せモノよ」





ゲンドウ「………………」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 14:47:45.00 ID:PJxtmfOq0<>

ユイ「貴方が世界から認められなくても、

   幸せになる資格がないと言われても、
   
   自分自身が自分を許せなくても、」



   
ギュゥッ

ゲンドウ「……!」




ユイ「……私が認めてあげる。

   私が、幸せにしてあげる。
   
   私が、貴方を許してあげる」



   
ゲンドウ「……」

ユイ「………………それじゃあ、ダメかしら?」





ゲンドウ「……っぅ……っく……………………」






ユイ「……愛してるわ、あなた」







ゲンドウ「―――――――っ!」







……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 15:07:01.89 ID:PJxtmfOq0<> ………………



翌日 ネルフ本部

シンジ「……父さん?」

ゲンドウ「……シンジ……今日はお前に報告がある」

冬月「ははは、報告より前に言うことがあるんじゃないのか?」

シンジ「……?」

ゲンドウ「…………ああ そう、ですね…………」



ゲンドウ「……すまなかったな」

シンジ「……な、何が、だよ」

ゲンドウ「母さんのことや……エヴァに無理やり乗せたこと……他にも、色々だ」

シンジ「…………エヴァのことは、別にいいよ……納得してる。

    だけど、確かに母さんのことは心外だったよ」

ゲンドウ「……」

シンジ「……初号機に、居るんでしょ?」

ゲンドウ「……知っているなら話は早い……

     そのことなんだがな……シンジ」





ユイ「だーれだ?」


シンジ「え?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 15:07:47.30 ID:PJxtmfOq0<>
ユイ「……」ニヤニヤ

シンジ「……えっと? レイ?」

ユイ「……んー、やっぱりそっちかぁ……」

シンジ「レイ……またお酒飲んだの?」

ユイ「え?」

ゲンドウ「…………」プイッ

ユイ「……聞かなかったことにしてあげる」サッ





シンジ「……え?」

ユイ「……久しぶりね。シンジ」

シンジ「……え、」

ゲンドウ「……」

シンジ「………………?」

ユイ「酷いお父さんよね。母親の顔まで忘れさせられるなんて」

シンジ「! え!?」

ゲンドウ「……」

ユイ「……信じられないでしょ? じゃあ、目を瞑って、初号機に乗っているときみたいにしてみて」

シンジ「……! う、うん」



シンジ(……エヴァに乗っているときのように…………

    シンクロするって事、だよね?)
    
ユイ「……ほら、わかる?」

シンジ(シンクロ……できてる?

     じゃあ、この人は………………!)
     



シンジ「……母さん なの?」

ユイ「………………そう。久しぶりね、シンジ」

シンジ「! 母さん……本当に……」

ユイ「そうよ。お父さんがね、エヴァから助け出してくれたの」

シンジ「え、でも、助けるって……」

ユイ「……シンジとは一緒に居られるときもあるけど、ほかはずっと一人だったのよ。

   寂しくて、外にでた言って思ってたら、あの人が頑張ってくれたの」
   
ゲンドウ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 15:08:30.78 ID:PJxtmfOq0<>
シンジ「……父さん……」

ゲンドウ「…………シンジ……もう少し、甘えたらどうだ?」

シンジ「甘えるって……そ、そんな……//////」

ユイ「もうっ……こんなにシンジが甘え下手になったのは貴方のせいなんですからね?」

ゲンドウ「……すまない……」

シンジ(父さんが弱い!!)

ユイ「ほら、おいで……シンジ」

ギュゥッ

シンジ「わわっ!」

ユイ「……ふふ、すっかり大きくなっちゃって……もう、中学生なんだものね」

シンジ「……そう、だよ。だから、甘えるのとか、もう恥ずかしいよ」

ユイ「そういうこと言われると母さん寂しいなぁ……せっかく外にでられたのに……」

シンジ「だ、だって!」

ユイ「そうよ。親子揃ったんだし、三人で暮らしましょうよ。ね?」



シンジ「……あ」

ゲンドウ「……あ」

ユイ「……え?」

冬月「……」コホン




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 15:53:03.86 ID:PJxtmfOq0<> ………………


ユイ『シンジのひとでなしーーー!!!』


ゲンドウ「という捨て台詞を残してユイはふさぎこんでしまったようだ」

冬月「……目覚めたら息子がハーレム築いていたらそりゃあショックだろうよ」

シンジ「………………」

ゲンドウ「まぁ良い。母さんの事は俺に任せろ」

シンジ(俺?)

ゲンドウ「……どうかしたか?」

シンジ「な、なんでもないよ」



ゲンドウ「それよりもお前には大事な報告がある」

シンジ「……もしかして……」

ゲンドウ「……察しの通りだ。

     今この時より、お前のサードチルドレンとしての任を解く」
     
シンジ「……」

ゲンドウ「もうお前が戦う必要はない。

     五人のサポートをするために全力を尽くすのだ」
    


シンジ「……勝手なこと、言わないでよ」

ゲンドウ「……」

シンジ「……」





シンジ「……昨日、全部知ったんだ。

    ゼーレのこと、補完計画のこと」
    
ゲンドウ「……やはり、渚カヲルは裏切っていたのか」

シンジ「父さんも、ゼーレと同じ理想を抱いているんでしょ?」

ゲンドウ「……ああ。昨日まではな」

シンジ「……母さんが帰ってきたから?」

ゲンドウ「ああ、もう俺の理想はいらなくなった」

シンジ「確かに、母さんが初号機から出てきたってことは僕はもう初号機には乗れないかもしれない

    でも、レイとマリ用の、シンクロ補助装置があるって聞いたんだけど?」
    
ゲンドウ「……アレは個人用に作っている代物だ。お前用のものを作るにしても時間がかかる」

シンジ「時間って……どれくらい?」

ゲンドウ「五年」

シンジ「……」

ゲンドウ「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 16:01:28.33 ID:EqyyB0NSO<> 長いよっ


ゲンドウへのユイさんのセリフが胸にきたわ…ユイさんマジ聖女 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/04(月) 16:14:11.52 ID:GMri46Gs0<> まさかのダブルエントリーシステムか?


しかもポップチェイサー方式で! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 16:15:39.14 ID:PJxtmfOq0<>
マヤ「……先輩の言ったとおりですね。こうなることは見越してたみたいですよ?」

ゲンドウ「……だからどうして君はいつも……」

冬月「リツコ君からカードキーを貰ったそうだ……」

シンジ「マヤさん?」

マヤ「このための、ダブルエントリーシステムよ」

シンジ「……ああ!」

マヤ「常人でもダブルエントリーシステムを使えば、

   補助装置や魂による補助がなくても起動可能区域にまで達することができる
   
   後は、搭乗者同士の波長が合えば良いだけ」
   
シンジ「それなら、問題ないですね」

マヤ「そう。聖典を使えば事は容易」

ゲンドウ「……」

冬月「まぁ、お前の息子が選んだ道だ。今まで迷惑をかけた分、

    息子のやりたいことを支えてやるのが親の務めなのではないかね?」
    
ゲンドウ「…………そうですね」

シンジ「……これで、僕もエヴァに乗れる。母さんが初号機に居なくても、

    サードチルドレンとして、パイロットとして戦える」
    
マヤ「そう思うでしょうけど……シンジ君、あなたの一番の役割は別にあるのよ」

シンジ「え、でも……」

マヤ「もちろん、残る僅かな使徒との戦いはシンジ君たちのエヴァで何とかするしかないと思う

   けど、貴方にはもう一つ役割がある」
   
シンジ「…………」

マヤ「いつか、ゼーレの計画を裏切るときのためにと、先輩がその計画を推し進めていたんです

   ネルフの開発費を利用して、ね」

ゲンドウ「……」

冬月「知っていたか? 碇よ」

ゲンドウ「……耳に覚えがない……」

冬月「ははは、利用されていたのはお互い様だったようだな」



マヤ「広範囲の海を正常化するために必要だった、高出力の発電機 

   対使徒線で開発された長遠距離配線 
   
   雪を降らす計画によって発明された、超広範囲を高速冷却する装置
   
   そして、エヴァ初号機と、その他の特殊兵装……
   
   
   これだけあれば、『神さえ殺せる』」
   
      
シンジ「……神を、殺す!?」

マヤ「案内するわ、シンジ君。


   次の時代を切り開く、神殺しの船 『ヴンダー』へ……」
   

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 16:30:31.42 ID:GMri46Gs0<> キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 16:32:03.64 ID:EqyyB0NSO<> おー、こっから繋げるのか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 16:34:25.36 ID:myNeDxFB0<> ネルフVSゼーレか
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 16:35:50.16 ID:PJxtmfOq0<> ………………

SoundOnly「……碇が、裏切ったな」

SoundOnly「……渚カヲルも、もはや敵対心をあらわにしている」

SoundOnly「……加持も消息を絶った」

SoundOnly「……残る方法はもう、一つしかあるまい」

SoundOnly「……強硬手段に出る……」

SoundOnly「……チルドレンを、一人残して全て消す以外は……もはや道はない……」




カヲル「君達の負けだという自覚はないのかい?」

SoundOnly「!? 貴様……」

カヲル「エヴァが六機揃っている上に、ネルフのほうでは既に神殺しの術を見つけてしまっているよ?」

SoundOnly「神殺し……バカな……それでは、やつらは今……」

カヲル「ああ、リリスと、アダムを、消すつもりさ

    ついでに神の聖遺物。ロンギヌス、カシウス……果てはエデンそのものも破壊するつもりだろう」

SoundOnly「そんなことをしては……我々と神の約束は……」

カヲル「ああ、そうだね。人類は神には見放され、独自の力でのみ歩んでいくしかなくなる」

SoundOnly「我々には進化が必要なのだ。それを、どうして理解できない」

カヲル「必要じゃないからさ。考える力を持つ彼らは、これから先自らの足で歩んでいける

    神なんてものは、崇める程度でいいんだよ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 16:37:58.63 ID:PJxtmfOq0<>     
SoundOnly「貴様……貴様こそ、第一始祖民族を知っているだろう。

        万能の力を持つ彼らに、すべてをゆだねるべきだとは思わないのか!?」

カヲル「……お婆様は言っていたよ。



    『正直 進化とかどうでもいい

      楽しければそれでいい!』ってね」
    
    
    
    
カヲル「こんなクソ人間臭いことをいう人が、神?馬鹿げている。

    知らないのかい? 第一始祖民族こそ、進化の止まった生命体なんだよ。
    
    物理的な体を捨てたものの、進化に行き詰ったから、
    
    多くの生命体を無数の星に散りばめて、その進化の過程から進化のヒントを得ようとしたんだ」
    
SoundOnly「……第一始祖民族が……神が……進化の止まった生物?」

カヲル「……」

SoundOnly「……だが……第一始祖民族のステージにまで、我々が進化するには、

        やはり神との約束を守るほかない」
        
カヲル「……そう来るとは思っていたけどね……」

SoundOnly「……碇ゲンドウも、全面戦争をお望みのようだ。

        ならば、全力で答えようではないか……
        
        エヴァシリーズの総力を持って……
        
        サードインパクトではない、完全なんる世界の滅亡を引き起こしてくれる……」
        
カヲル「……ああ、そうかい。

    やれるものなら、やってみるがいいさ」
    
     <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 16:55:00.65 ID:PJxtmfOq0<> ………………


アスカ「……使徒も居ないのに緊急招集ってことは」

マリ「どうやら、奴さん準備整ったみたいだね」



ミサト「あんた達がどうしてそこまで知ってるかわからないけど……

    まぁ、そういうことよ。
    
    ゼーレとかいうところの人たちが戦自をそそのかしてネルフをぶっ潰しにやってくるわ」
    


サクラ「戦自って……あの、普段使徒とどんぱちやっとる人たちですか?」

レイ「……エヴァで対抗すれば、なんてことはない」



リツコ「大型兵器なら確かにそうね……

    でも、彼らの戦いは、外でおおっぴらに繰り広げるだけのものではない」
    


シンジ「……本部を叩かれるかもしれないってことですか?」

リツコ「ええ、内部に侵入を許したら、もはや私達のほうで何とかするしかない。

    白兵戦よ」
    
カヲル「それは大変だね」

リツコ「……ええ、だから。今回の作戦は熾烈を極める……」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:01:08.80 ID:PHpQqrF30<> アスカ補完計画でおもっくそ
戦自を外でエヴァでぶっ潰してたけどな
マギのハッキングも対策済みだったし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 17:05:24.03 ID:PJxtmfOq0<>
ミサト「相手の大型兵器は、近づく前に潰す。それを三機のエヴァで作戦展開して頂戴

    他一機のエヴァは本部の入り口をカバー。
    
    もう一機は、空中からの襲来を想定し、遠距離武装で遊撃。
    
    大まかな作戦は以上ね」
    
シンジ「……」

ミサト「……そして、シンジ君。あなたは」

シンジ「わかっています」

ミライ「……ダブルエントリーシステムで、ヴンダーを起動する」

ミサト「ええ……パイロットを伴った初号機を電源とすることで、ヴンダーの能力は最大限に発揮される。

    正直、起動さえすれば何も考える必要はない。戦自だってわかっているはずよ。
    
    ヴンダーが起動した瞬間に戦いは決まる。
    
    だからこそ、それを絶対に止めようとしに来るでしょう」

ミライ「……起動完了までの時間は?」

ミサト「ざっと10分かしらね。もうそろそろ準備が整うはずだから、それまでシンジ君二人はそこで待機」

シンジ「10分間、ネルフ本部を防衛すれば……僕たちの勝利……」

ミサト「ええ。ゼーレのほうも総力戦で来るという話。

    これが、地球の運命を決める戦いだと言ってもいいわ」







アスカ「なに? 私達ってばシンジの活躍のお膳立てってワケ?」

マリ「まぁまぁいいじゃないの。おおっぴらに戦って暴れるのは私たちなんだからさっ!」

サクラ「男を立ててナンボや! ウチはシンジさんの為に全力で暴れてきまっせ!」

レイ「この戦い……生き残る……!」

カヲル「………………」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:15:31.68 ID:EqyyB0NSO<> 10分とかwwゼーレ側からしたら無理ゲーだろww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:17:04.59 ID:PHpQqrF30<> ATフィールド変化出来るなら無敵だにゃー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 17:19:04.36 ID:w4n4q7KAo<> S2帰還とリリス、ロンギヌス、カシウス、エヴァ6体あったらなんでも出来るなwwww
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 17:24:41.64 ID:PJxtmfOq0<>
カヲル「……良いのかい?」

アスカ「……は? 何が」

カヲル「……戦略自衛隊を相手にするって言うことは……
    
    今までの敵とは違うんだよ?」
    
サクラ「……あ」

カヲル「……戦う相手は、人なんだよ」

アスカ「……」

レイ「……」

ミサト「……あなたたちが相手をするのは、あくまで兵器。

    安心して、少なくともあれらの中に人は入っていない。全て、遠隔操作の武装よ」

アスカ「……ふん、軍人なめるなっての……

    人が入っていようとなかろうと……、この舞台に立っている時点で死ぬ覚悟はできてるはずよ」
    
サクラ「…………人……」

レイ「……呑まれないで。相手は、私達を殺しに来る」

サクラ「…………」

レイ「……使徒と同じ。殺される前に殺さなくては……」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:25:09.71 ID:EqyyB0NSO<> あれ、このスレのエヴァってS2機関取り込んでたっけ?


もしゼーレ側なら量産機でATフィールド中和して、第三新東京市ごと残存N2爆弾128発で焼き払い、電源ビル、電池破壊しつつ戦自で白兵戦…になるんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:29:56.35 ID:q1vspGnN0<> >>559
余計なこと言うなクソSO <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 17:31:32.51 ID:ESnievGr0<> カヲル君が生きてるのに白ウナギがゼーレの言うこと聞くとも思えないなあ。

S2機関は未装備だと思うからへその緒切れるかどうかが勝負どころ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 17:33:14.38 ID:PJxtmfOq0<>




ミサト「……」

加持「嘘ついちゃいかんよミサト」

ミサト「な、アンタ! ヴンダーのほうにいるはずじゃ!?」

加持「迎えに来ただけさ。それより、俺は未来あるこいつらに人殺しさせるのが辛くてしょうがないわけだ」

ミサト「…………アレは、兵器よ。人なんて乗ってない」

加持「大丈夫。戦略自衛隊とは争わない」

ミサト「!」

加持「……俺がここ最近ネルフに飼われてるっていう話しただろ……

   本気で殺されるかってくらいハードな仕事いくつもやらされたんだ
   
   その仕事の中には、戦略自衛隊との密約の取り決めもある」
   
ミサト「密約って……ちょ、待ちなさいよ」








加持「ざぁーんねん♪  戦略自衛隊、もう撤退してます♪」

ミサト「………………はぁぁぁああ!?」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 17:36:33.60 ID:aSrgXKu20<> 加持さんがギアスのロイドさんみたいだ
かっけーっす
kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 17:46:36.35 ID:PJxtmfOq0<>
シンジ「え  えっと」

ミライ「……ボクたち、どうすれば?」

加持「まぁ、戦略自衛隊が居なくても、お前らの相手は居る

    ゼーレはどうあってもネルフをぶっ潰して、神様との約束を守るつもりだからな……」
    
アスカ「でも、戦略自衛隊無しで、どうやって……」



マリ「……エヴァシリーズ?」



加持「お、よく覚えてたな」

マリ「ショーゲキテキだったしね……覚えてるよ」

ミサト「っ……完成しているの?」

加持「ああ。こちらがヴンダーを作っている間にも、奴らの間ではエヴァシリーズが完成していたんだ」

サクラ「なんや? エヴァシリーズって」



加持「……ゼーレの量産型エヴァ、とでも言っておこうか。

    ともかく、戦略自衛隊なんぞ比べもんにならんレベルの化け物だ
    
    使徒レベルだと思って良い」
    
マリ「量産型って言うだけあって、複数機あるんでしょ?」

加持「ああ……しかし、時間と俺の妨害工作の関係上、四機しか作れていないらしいがな」

レイ「……こちらには、エヴァが六機……

   碇君がヴンダーを起動することを考えても、五機」
   
加持「ああ、数では勝っている……だがな、気をつけろ?

    使徒レベルだと思って良いってのは、伊達じゃないんだ。
    
    奴らにはS2機関が備わって……
    
    ああ、わかってるサクラちゃん……そんな顔するな。ちゃんと説明するから」
    
サクラ「ウチにもわかるように喋ってください先生!!」

加持「はいはい……要するに、あいつらの動力は無限大ってことだ。

    それに、従来のエヴァよりも更に性能が強化されている」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 17:58:46.90 ID:PJxtmfOq0<>
シンジ「……あの」

加持「……なんだい?」

シンジ「……そのエヴァシリーズにも、パイロットがいるんですか?」

加持「ダミーシステムが搭載されてる。ニンゲンは乗っちゃいないよ」


アスカ「……エヴァシリーズ……」

アスカ(……あの時は、一人で戦った……

    白くて、気持ち悪いあいつ……………………)
    
サクラ「……アスカさん?」

アスカ(……でも、今は一人じゃない……しかも相手は四機……)グッ

サクラ「お、おおう」

アスカ「……ぶっ潰してやるわよ……量産型だかなんだか知らないけど……!」

アスカ(あの時のリベンジよ!)



加持「そういうわけだ。エヴァシリーズ四機を、ネルフのエヴァで10分間相手していてくれれば、

    後はヴンダーが起動してどうとでもなる」
    
サクラ「人相手やないのは安心しましたけど……でも敵はもっと強力になったっちゅうことやな?」

加持「そういうことだ。気を抜くな、慢心するな。

    そして、必ず生き残って帰れ……わかったな?」
    
サクラ「了解!」

マリ「りょーかい!」

レイ「……了解」

アスカ「ふん……りょうかい……」

リツコ「エヴァの出撃準備、できてるわ。みんな、乗って」



加持「んじゃ、シンジ君とミライちゃんは早速ヴンダーへ向かってくれ。初号機もスタンバイに入ってる」

シンジ ミライ「はいっ!」

タッタッタッタ………………










ミサト「…………嘘はいけないわね、」

加持「……嘘なんかついちゃいないさ……ダミープラグが入ってるのは事実」

ミサト「……中には、アレが入ってるんでしょ?」

加持「……ああ、アヤナミレイシリーズ……魂のない器が乗っている」

ミサト「……」

加持「……魂なき器は、何も感じない。痛みも、苦しいとさえ思わない」

ミサト「……」

加持「……そう思え  そう、納得しろ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 18:01:15.32 ID:F6d/iXmE0<> いつの間に分裂したシンジとミライ

kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 18:15:25.12 ID:PJxtmfOq0<>
……………………………………

10:00:00

アスカ「弐号機、所定の位置に到着」

マリ「八号機、スタンバイOK 」

レイ「零号機、準備完了」

サクラ「参号機、万端整いました」

カヲル「……マークシックス、到着」



ミサト『……情報によると、もうそろそろ来るらしいわ……

    全機、ゼーレのエヴァから、本部を防衛せよ!』
    
    
    
マヤ『敵影確認!』

日向『来るぞ!』

青葉『!! これは、槍!? サクラちゃん避けろ!!』



カヲル「!! 危ない!」

サクラ「!?」



カアアァァァァァァアン!!

マヤ『!? この槍は……』

リツコ『ロンギヌスの槍!?』

カヲル「まずい……!」

グァキン!!

青葉『ATフィールド決壊!』




ザシュゥゥッ………………




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 18:17:19.51 ID:ESnievGr0<> 痛みも苦しみも感じないけど、快楽だけは感じちゃうのぉほおぉぉぉ

…というような方向でシンジ君が手なずけちゃうんですね、わかります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 18:18:16.41 ID:EqyyB0NSO<> そういやロンギヌスレプリカもあったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 18:20:24.34 ID:PJxtmfOq0<> ……

09:00:11

加持「……シンジ君、ミライちゃん……」

シンジ「なんですか?」

加持「……考えたくはないだろうが……この戦い、全員が生き残れる可能性は結構低いぞ」

ミライ「……そんなこと……」

加持「ああ、わかってる。とにかく早く、ヴンダーの起動だ。初号機に乗り込んでくれ」




高尾「加持!! 伏せろ!!」

加持「!?」

ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!

シンジ ミライ「うっわあ!?」ガバッ



加持「そんな……、おい、コウジ!? 戦略自衛隊は撤退したはずだろ!?」

高尾「バカヤロォ! それはお前の仕事だろ! どうしてこうなってんだ!?」

加持「くそ……こいつら、ゼーレ直属だな!? 

    悪い、シンジ君、ミライちゃん……あいつらを片付けてからだ!」

シンジ「!   はい……」

ミライ「……」




起動カウントダウン停止


08:01:59 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 18:32:34.23 ID:ESnievGr0<> 加持の配慮は大事だが、それでも手を血で汚さずに生きることなんてできないよね。
ましてこんな世界で大人になるためには。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 18:42:49.51 ID:PJxtmfOq0<> ……

冬月「老人達は?」

ゲンドウ「……眠ってもらいましたよ」

冬月「……まぁ、どちらにせよ。この戦い次第で全て決まる。

    老人達も抵抗などせんかっただろう」
    
ゲンドウ「そうですね」



冬月「それにしても、ロンギヌスのレプリカか……

    マークシックスはどうなったのだ?」
    
青葉「マークシックス……反応ありません」

ゲンドウ「………………」

ミサト「皆! その槍はかなりヤバイ代物よ。その槍の攻撃だけは受けないで!」




…………





サクラ『カヲルさん!? カヲルさん!!?」

アスカ「落ち着けバ関西! 滅茶苦茶痛いだろうけど死んではないはずよ!」


サクラ「でも!」

マリ「来るから気をつけろって話!! マークシックスは置いといて!

   どの道私達全員を相手するから、死に体に鞭打つようなことしないって!」
   
サクラ「カヲルさん……ゴメン!!」



ダシャアアアアァァァァァァァン!!

レイ「……!!  空中から来た!」


アスカ「レイ! アンタはそいつ何とかしてて! 少なくとも「零号機」なら余裕でしょ!?」

レイ「……ええ!」



アスカ「マークシックスがいないもんだからマンツーマンよ。うまく立ち回って、一人一人相手をしなさい!」

ッダシャアアアアアアアアン!!!!

アスカ「私はこいつね!」



マリ「っしゃぁおらぁぁ!! かかってこいやぁあ!!!」

ッダシャアアアアアアアン!!!



ッダシャアアアアアアン!!!!!

サクラ「っ! カヲルさん、無事で居ってな…………ほんで……またあん時みたいに……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 18:47:51.07 ID:PJxtmfOq0<>
………………


加持「ははは! やべぇな!」

高尾「うおおぁぁぁあああ! まだ死にたくねぇぞ 俺は!!」

加持「俺だって死にたくねぇよ……でもよ、向こうの通路完全にふさがれてるぜ……

    ちょっと無理しないとこのままじゃあ作戦司令室まで到達されちまう」
    
ドガガガガガガガガガ……

高尾「つったってマシンガン相手に反撃する暇があるのかよ!?」

加持「無いわ」

高尾「っ……こうやって、壁から腕だけ出して撃つのにも限界があるぞ!?」

ダァン!

加持「それでちゃんと当てられるお前は流石だよ。

    ヴンダーの主砲はお前にしか任せられないな……やっぱり」
    
高尾「その訓練を指示したのはお前だろうがよ……」

加持「ああ、そうだったな……おかげさまで、一つ安心して作戦展開できるってもんだぜ」



高尾「……あ?」



加持「……コウジ……お前によ、


    ミサトの事頼んでいいか?」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 18:51:02.99 ID:EqyyB0NSO<> まるで血の赤だフラグ……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 18:58:27.71 ID:PJxtmfOq0<> …………………………



アスカ「っだぁぁぁぉらああああああああ!!!!」

日向『!? 怖い……!!』

青葉『なんなんだよ、あの気迫……』

アスカ「この私に二度目の敗北なんて あるわけない!」

マヤ『量産型の槍が……弐号機に』

アスカ「させるかっつーの!!!」

ガシィッ!!

青葉『! そうか、刺される前に柄を掴んで……』

アスカ「っづぁああああああああ!!!」

ゴシャアアアアアアァァァン!!!!

マヤ『うっ…………弐号機、エヴァシリーズの頭部を、破壊』

ミサト『アスカ! コアは!?』

アスカ「…………っく……どこなのよ!?」

日向『S2機関のあるコアを破壊しないと……!』

青葉『! 早くしろ! もうすぐ復活するぞ!』

アスカ「…………! 一時撤退!」





マリ「近づかせないよーん?」

ドゥグゥン! ドゥグン! ドゥグン!!

青葉『八号機の遠距離攻撃による、対象の沈黙を確認。

    再生前にコアを探して叩け!』

ミサト『!  マリ! 後ろ!』

マリ「!?」

マヤ『危ない!』



サクラ「っだあああああぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

ヅガシャアアアアアアアァァアッァァン!!

サクラ「あんたの相手はこっちやで!!」

マリ「っ! さっちん! マーク外させちゃダメだろぉ!?」

サクラ「ひーん! ごめんなさい!!」

マリ「でも、とりま助かった! さんきゅー!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 19:09:10.57 ID:PJxtmfOq0<>
日向『!! ああ、! 零号機が!』

ミサト『! レイ!?』


………………


ヴンダー格納庫

高尾「おい、おい! 加持! 頼むって、どういうことだよ、おい!」

加持「いんや、このままだとあいつら、ここ占拠したまま作戦司令室行くだろ?

    そしたら全部おじゃんさ。ネルフ壊滅。エヴァも押収。ゲームオーバー」
    
高尾「だからここで 食い止める方法を!」

加持「これが、一番いいと思うんだ」

高尾「!! …………なんでもん持ち出してんだお前はよ!

    室内でそんな、手榴弾なんか!!」
    
加持「……」

高尾「……!」




加持「……幸い……あいつらは少数だ。

    ここで俺が突っ込んで爆発に巻き込んでやれば決着さ」
    
高尾「……しかし……ヴンダーの起動は……」

加持「万が一のときはりっちゃんがここに来ることになっている

    、俺の手榴弾の爆破音を合図にな……」
    
高尾「……くっそ……本気の目しやがって……」

加持「……悪いな。面倒な女押し付けちまう」

高尾「……バカヤロォ……」

加持「わかったら、起動準備急げ! マニュアルは叩き込んであるだろ!?」

高尾「うっせーよバカヤロォ!! 肉片集めてでもよみがえらせるからな!!

    あんな酒乱女願い下げだぜ!!」
    
加持「人の嫁馬鹿にするな!!」

高尾「うっせバーカ!!」



加持(……全部片付けたら、迎えに行くとか言って……

    結局……迎えに行く前に、あいつから結婚迫られて……
    
    もう、疲れちまってた俺は、それを受けてしまって……
    
    面目ねぇな。ほんと……こういうリスクの無い世界を作ってから、ミサトと一緒になるはずだったのに……
    
    結局、結婚してから俺はあいつを裏切ることになっちまった。
    
    悪いな、コウジ、りっちゃん……シンジ君)
    


加持「……ミサトのこと、頼む……」




カウントダウン再開 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 19:21:44.07 ID:PJxtmfOq0<> 07:49:45






カヲル「……何勝手に死ぬ準備しちゃってるんだい?」







手榴弾→カヲル

加持「おまえ!? どうしてここに!?」

カヲル「どうやっても何も、歩いてきたよ。所内をATフィールド張りながらね」

加持「……そういう意味じゃねぇよ」

カヲル「しかし……どうせこんなことだろうと思ったよ。

    マークシックスがやられてなかったら、ここで加持さんがお亡くなりになっていたところだった」
    
加持「なっ!? じゃ、外では……!」

カヲル「ああ、エヴァ四機で戦っているよ」

加持「!……お前……早くもどれ! マークシックスを再起動しろ!!」

カヲル「ムリさ、ロンギヌスに貫かれて起動不能だよ」



カヲル「それに、彼女達は簡単にはやられないよ」

加持「……っ」

カヲル「リベンジに燃えるセカンドさん

    ベテランのマリさん……
    
    そして残りの二人には、量産型にはない秘密兵器がある」
    
加持「……」

カヲル「さぁ、ここの防衛は任せて。加持さんたちは起動準備を」

加持「……かっこつけやがって……」

カヲル「どっちがさ?」

加持「そりゃ、そうだな。コウジにさっきの忘れてもらうためにも、帰ったら奢り確定だわ、こりゃ」

カヲル「どうせだったら皆で打ち上げに行こうよ」

加持「……ああ!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 19:30:46.81 ID:PJxtmfOq0<>
………………

地上

ミサト『レイ!!』

レイ「っく…………!!」

マリ「ったく……しっかたないニャぁ!!」

ドゥグゥン!!

マリ「これでどう?」

日向『零号機と組み合っていたエヴァシリーズが停止!』

レイ「……ありがとう」

マリ「秘密兵器は不慣れってカンジ?」

レイ「……そうかもしれない。けど……ともかく、これで一体……!?」

マリ「って、やっぱりコア無いの?」

レイ「……そう、みたい」




06:30:98




マヤ『おかしいです……さっきから…………

   エヴァシリーズにコアが見当たりません!』
   
ミサト『……どういうこと?』

リツコ『……コアの無いエヴァ……ってこと? それはありえない。筈…………』
    
ゲンドウ『……全身コア……ということは考えられんのか?』

リツコ『!!……まさか、ゼーレはそこまで!?』

ゲンドウ『……エヴァシリーズの存在を抹消しろ。

     肉片一つ残さず焼き尽くす……そのためには……』
     
ミサト『やはり、ヴンダーの起動が優先されますね……』

リツコ『……っ ここは、任せたわ』

マヤ『先輩!? 何処へ……』



リツコ『ヴンダーの起動を手伝ってくる。それまで何とかエヴァシリーズを止めていて』




ゲンドウ『……』




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:39:17.72 ID:ESnievGr0<> AAAでもZZZでもないこのヴンダーは何ヴンダーだろ?

あとサクラとレイのみ使えるひみつ兵器って何よ超盛り上がる。
順当にいくとカシウスか? でも>>1のことだから油断できん。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 19:40:04.40 ID:PJxtmfOq0<>
06:00:29


アスカ「うぉおおおおああああぁあぁぁあぁぁぁ!!!!」

青葉『弐号機は、気合だけでエヴァシリーズと渡り合ってるみたいです……』



マリ「ったく……コアがないんじゃどうしようもないじゃん!」

日向『八号機は、逃げながら戦うしか……しかし、それでも無事です!』



レイ「……っ」

マヤ『零号機の相手は、今復活しました。戦闘再開します!』



サクラ「きゃああああぁぁぁぁぁっ!!」

ミサト『サクラちゃん!?』



サクラ「……やっば、これ……押されてまう!?」

ミサト『耐えて! サクラちゃん……八号機のカバーいける!?』

マリ「む、ムリ!!」

サクラ「……くっそぉ…………」

ミサト『……サクラちゃん!』




サクラ(アカンて、これ……ここで力負けして、押し倒されたら……ぜったい槍でやられてまう……!!

    そしたらウチもマークシックスみたいに……
    
    でもカヲルさんみたいにエントリープラグ射出してもウチはただの人間やし……
    
    
    
    アカン、これ、うち一人やとどうにもならん)
    
    
    
サクラ「……!!    助けて……お兄ちゃん………………」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 19:50:29.06 ID:PJxtmfOq0<>




トウジ「言うのが遅いっちゅうんじゃボケぇ!!!」





ミサト『っ……参号機のダブルエントリーシステム起動!!

    トウジ君とエヴァの接続開始!!』

マヤ『シンクロ率上昇します!』

ゲンドウ『これが、秘密兵器か……』

冬月『そのようだな』





サクラ「だって!!! ホンマはおにいちゃんにエヴァ乗せたくなかったんや!!

    必要になるまでは、お兄ちゃんに関わってほしくなかったんやもん!!」

トウジ「ダアホ!!! ホンマはワシが乗る予定やったんじゃ!!!

    それがなんや!? 

    『必要になるまでお兄ちゃんはエントリープラグの中で黙って見とって』やと!?

    チョーシこくのもエエ加減にせぇよ!!」

サクラ「お兄ちゃん乗せたら……あの世界みたくなってまうって思って、怖かったんよ……!!」

トウジ「うるさいわぁい!!  だまって、押し返さんかぁ!!!!」







ミサト『やかましい兄妹ねぇ……』

マヤ『でも、シンクロ率、凄いことになってます! これなら……』



サクラ トウジ「せりゃあああああぁぁぁああああ!!」

ズゴァアアアアァァァァアア!!!

青葉「参号機、エヴァシリーズを押し返しました! 力量、拮抗しています!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:55:13.71 ID:ESnievGr0<> ちょwwwwwじゃ零号機は?? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 19:59:38.65 ID:JhWd90YA0<> ユイじゃね

んなわけないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:01:44.55 ID:PJxtmfOq0<>
レイ「……もう限界……」

ユイ「……限界なんかじゃない、でしょ?」

レイ「……」

ユイ「ダブルエントリーシステムは、起動していても二人の波長が合っていないとうまくできないわ

   私達は魂は違うけど、体は同じ……もっとシンクロできるはずよ」
   
レイ「…………私、は……」

ユイ「……今だけでも良い。心を開いて……お願い……」

レイ「…………やって、みる……」





05:21:36

日向『零号機のダブルエントリーシステムも調子が出てきました!』

マヤ『シンクロ率上昇しています』

青葉『こっちもパワーが拮抗している!』

ミサト『四人とも、後五分……後五分よ!』





アスカ「ふん!! 別に、倒してしまっても構わないんでしょう!?」

ガシィッ

ミサト『アスカ!?』

アスカ「槍で貫かれりゃおとなしくなるのは……エヴァシリーズも同じなんじゃないのかしら?」

青葉『……あのパワーは何処から沸いて来るんだ?』

アスカ「決まってるでしょ!!」

日向『ロンギヌスの槍を……奪った!?』

アスカ「リベンジのためよ!!」

ドスゥゥッ!!

マヤ『!!エヴァシリーズ、一機が活動を停止!!』



冬月『……計画の行方次第では、アレを敵に回すところだったのか』



冬月『……碇?』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 20:03:21.20 ID:w4n4q7KAo<> ゲンドウも零号機にエントリー中です! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:04:02.46 ID:ESnievGr0<> >別に、倒してしまっても構わないんでしょう!?

赤い人乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:08:56.08 ID:PJxtmfOq0<> ………………


04:18:50

リツコ(しくじった……

    まさか、戦略自衛隊が残っているなんて……思わなかった。
    
    加持君……手榴弾使い損ねたのかしら?
    
    最近ヘマしてばっかりだから、考えられるわね……)
    
ドガガガガガガガ……



リツコ(この曲がり角の向こうに、銃を持った隊員数人待機している

    恐らく、道中何人も殺してきたのでしょうね……そして、何人か殺されているのかしら)
    

ドガガガガガガガ…………

リツコ(反撃するにも弾はもう無い……

    ついでに言うと足も撃たれてもはや動けない……)
    
    

リツコ(……私の人生も、大詰めかしらね)








コツコツコツ……







ゲンドウ「……」

リツコ「……!」






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:23:29.13 ID:PJxtmfOq0<>

ゲンドウ「……立てるか?」

リツコ「……見て、わかるでしょう?  立てるわけ……」

ゲンドウ「……ああ、そうだろうな」



リツコ「……司令……どうしてここに?」







ゲンドウ「お前を、守りに来た………………

     それでは、理由にはならんか…………?」
     
リツコ「……っ」

ゲンドウ「……」

リツコ「……愛してなんて、いなかったくせに……守るだなんて言わないで……」

ゲンドウ「……」

スッ

リツコ「……私のことは構わないで……司令は、このまま作戦司令室へお戻りください」

ゲンドウ「断る」

リツコ「…………」

ゲンドウ「……お前を連れて帰る」

リツコ「だから、貴方に守られるのなんて嫌です! 私はもう、貴方とは一緒に居たくありません!」

ゲンドウ「リツコ」

リツコ「!……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:24:32.21 ID:PJxtmfOq0<>
ゲンドウ「……はっきり言おう……愛していたかどうかは、やはりわからない」

リツコ「……」

ゲンドウ「だが、心の隙間を埋めてくれた、お前には……感謝している……

     だから、この力を今ここで使う」

スッ

     
リツコ「!! その手……!!」

ゲンドウ「……醜いだろう? 俺の心のようだ」

リツコ「……使徒を、取り込んだのですか?」

ゲンドウ「ああ アダムの細胞を飲み込み……体に宿した結果がこれだ」






戦自A「っ! 突撃!」

ゲンドウ「ふん」

カアァァァァァァァァン!!!!!

戦自C「ATフィールド!? て、撤退!!」

戦自B「ひるむな! 相手は人間だぞ!」

ゲンドウ「人間なものか」

戦自B「近接戦闘だ! トリックに決まっている!!」

ブゥン

ゲンドウ「……」スッ

戦自B「!!」

ゲンドウ「……型にはまった動きは見えやすいな

     喧嘩慣れしていないと、こうも簡単に避けられる」
     
戦自B「っ……!」

ゲンドウ「死にたくなければ撤退することだ」

戦自B「っ……かかれ!!」

ゲンドウ「……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:33:52.22 ID:PJxtmfOq0<>
01:10:63


ヴンダー内

加持「充填は!?」

乗組員「まだ不十分です……!」

加持「……仕方ない……な……しかし、守りは完璧だ」

高尾「渚の奴、あの小さい体で使徒だってんだから、反則だな」



格納庫

カヲル「……」

カヲル(そうさ、守りは完璧……

    零号機と参号機のダブルエントリーシステム
    
    セカンドさんの復讐への意気込み
    
    マリさんの卓越した技術
    
    碇ゲンドウの使徒化……
    
    これだけの状況が揃っている今、ヴンダーの起動自体には何の問題も無い)
    
カアアァァァァァン!!

戦自「くっ! 撤退! 撤退!!」

カヲル「させないよ。あんまり自由に動き回ってもらっちゃ困るんだよ」

ダァン! ダァン!

戦自「っがぁっ!」ドサッ

カヲル「さって、武装解除っと」ゴソゴソ



カヲル「……ん、ああ、僕は君達を殺さないよ。

    君達がネルフの人をここに来るまで何人殺していようが、僕は君達を殺さない」
    
戦自「ひぃっ!?」

カヲル「……シンジ君の心の曇りになるようなことは、したくないからね」





カヲル(そう、ここからはシンジ君の力で、全てが決まるんだから……)




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:38:23.72 ID:PJxtmfOq0<>
初号機エントリープラグ内

シンジ「……静か、だね」

ミライ「……そうだね」

シンジ「……でも、地上では、アスカたちが戦ってるんだ」

ミライ「そうだね」

シンジ「ヴンダーの起動には、僕たちのシンクロが……」

ミライ「……」

シンジ「って、ゴメン……僕たち、会話するだけ意味無いよね」

ミライ「……そう、でもない」

シンジ「……そう?」

ミライ「やっぱり同じ存在なんだって、安心できるかも」

シンジ「そうかな……」

ミライ「うん、そうだよ」



シンジ(……)








加持『シンジ君! 起動するぞ! 初号機の準備を!』

ミライ「わかりました!」

シンジ「……っ!」

ミライ「行くよ!」

シンジ「……うん!」







……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:45:57.33 ID:PJxtmfOq0<>

………………



地上

アスカ「っつぇえあああああああ!!」

サクラ「アスカさん! いまや!」

トウジ「ぶち込んだれぇええエエ!!」



マヤ『参号機と弐号機によって、また一機が停止しました』

青葉『おいおい、残り二機、ヴンダーが来る前に停止させられるんじゃないのか!?』

日向『!! 八号機のマークが外された?』



マリ「あ、くそっ!! この銃使えないんだけど!?」

ミサト『!! 追加武装の準備!』

マヤ『!! っ……!! え、……!!』

ミサト『伊吹二尉!!』



リツコ『……まだまだね』

マヤ『……先輩!!』

リツコ『マリ用の兵装はそっちの項目。早く準備して!』

マヤ『はい!』




冬月『碇!? 今まで何処に……』

ゲンドウ『……』

冬月『……傷を受けているようだが』

ゲンドウ『問題ありません。全て始末してきました』

冬月『……』





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:51:35.67 ID:PJxtmfOq0<>

日向『八号機の追撃を逃れたエヴァシリーズが……ロンギヌスの槍を抜いている……!』

青葉『エヴァシリーズ一機再起動……!』

ミサト『マリ、追加武装を確認して!』

マリ「ちょ! 遠い! 遠いって!!」



レイ「……! こっちは、一機邪魔するので精一杯!」

ユイ「流石に性能が違うだけあるわ……」


アスカ「……っ! このままだと……じきにもう一機も」

サクラ「やばっ」

トウジ「なんや!?」



サクラ「エントリープラグ、はずれとる……」

トウジ「なんやてぇ!?」



日向『いつの間に!?』

ミサト『違う! 外れたわけじゃない、切断されてる!』

青葉『!! まずい! サクラちゃん! 撤退しろ!!』



サクラ「!」

トウジ「なんや!? まずいんか!?」

サクラ「……アカン……

    残存電力……もうない」
    
    
    
ヒュゥオゥゥゥウウウウウゥン………………




トウジ「なんやって!?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 20:53:59.98 ID:HHhGjoDY0<> アンビリカルケーブルだろ
エントリープラグ外れたら動かんて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 20:55:35.02 ID:PJxtmfOq0<> 焦った ミスった  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 20:56:00.39 ID:EqyyB0NSO<> 外されて切断て…気づけよしんぢゃってるよそれと思ったらそういうことか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:57:37.89 ID:ESnievGr0<> エントリープラグが外れたり切れたりして電源供給が失われたら警報音が鳴るはずなのに、今回は故障か? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 20:58:22.38 ID:fGqqvF+AO<> 細かいことhいや、細かくないな…



まあ間違えたって良いじゃないか人間だもの <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 20:59:32.58 ID:oEz84I320<> てゆうか マゴロク・E・ソード使えよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:01:44.61 ID:PJxtmfOq0<>
日向『八号機の追撃を逃れたエヴァシリーズが……ロンギヌスの槍を抜いている……!』

青葉『エヴァシリーズ一機再起動……!』

ミサト『マリ、追加武装を確認して!』

マリ「ちょ! 遠い! 遠いって!!」



レイ「……! こっちは、一機邪魔するので精一杯!」

ユイ「流石に性能が違うだけあるわ……」


アスカ「……っ! このままだと……じきにもう一機も」

サクラ「やばっ」

トウジ「なんや!?」






サクラ「アンビリカルケーブル、はずれとる……」

トウジ「なんやてぇ!?」





日向『いつの間に!?』

ミサト『違う! 外れたわけじゃない、切断されてる!』

青葉『!! まずい! サクラちゃん! 撤退しろ!!』



サクラ「!」

トウジ「なんや!? まずいんか!?」

サクラ「……アカン……

    残存電力……もうない」
    
    
    
ヒュゥオゥゥゥウウウウウゥン………………




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:03:18.00 ID:PJxtmfOq0<>
ミサト『警報音は!?』

リツコ『……わからない。故障か、

    それとも、ロンギヌスの槍による攻撃で、何らかの影響が生じたか……』

サクラ「お兄ちゃん、このままやと危ないし……エントリープラグ射出……」

ミサト『待って! カヲル君はともかく、貴方たちは外に出ないほうが良い!』

サクラ「え?」

ミサト『戦略自衛隊が、まだ外をうろついているみたいなの……

    エヴァの中のほうがまだ安全よ!』
    
トウジ「……アカン、もう『なんやて』しか出てこんわ……」

サクラ「お兄ちゃん……」






トウジ「……いざとなったら射出……するで

    しかし、そん時はワシがお前を、何が何でも守ったるからな……」
    
サクラ「…………おにいちゃん………………」







<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/04(月) 21:13:34.88 ID:PJxtmfOq0<>
アスカ「!」

マリ「!」

レイ「!」



ミサト『……トウジ君、その心配は要らないわ』



トウジ「……!」

ミサト『神殺しの力、見せて貰うわ……』








ヴンダー

加持「目標ロック! もう準備できてるな!?」

高尾「おう!!」



初号機

シンジ「はい!」

ミライ「いつでも!」

加持『……主砲発射のときは、大分負荷がかかるからな……気をつけろよ!!』

シンジ「……覚悟は、してます」

加持『主砲発射用意! タイミングは任せる!』

高尾『おう!!』



シンジ「……」

ミライ「……怖い?」

シンジ「……うん、ちょっと」

ミライ「そっか。……良かった」

シンジ「……うん」



高尾『!!』



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/04(月) 21:19:01.62 ID:ESnievGr0<> 加持艦長wwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:20:53.79 ID:PJxtmfOq0<>

ドクン…………












シンジ「っ!!!  っぐぁああああぁぁぁぁあああ!!!」

ミライ「ふぅっ……っくぅ……ああああああああああ!!!」

加持『!!シンジ君……! 大丈夫か!?』

シンジ「あああああああぁあああぁあっ!  っぐっ! ああああ……!!!」

ミライ「ぐぅぅぅ……うっああああああああ…………はぁ、はぁ……」


加持『……きついみたいだな……耐えられるか?』


シンジ「はぁ……はぁ……耐えないと……終わらない!」

ミライ「っく……耐えてみせます……」



シンジ(耐える……これに、耐える!? 後、三発も!?)

ミライ(凄い負荷がかかる……これ……痛みとか苦しみとかが凄い……)








シンジ ミライ(あと三発も、これに耐えられるか!?)










マヤ『エヴァシリーズ、二機消滅を確認!!』

ミサト『いけるわ! 後二機よ!!』





シンジ「よかった……少なくとも、後二発……」

ミライ「……でも……立て続けに?」

加持『……ああ、すまない……浮遊している電力ももったいないんだ。


    あと二発立て続けに行くぞ


    ……どうか、耐えてくれ……』
    
    

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:31:34.11 ID:PJxtmfOq0<>



アスカ「! レイ!」

レイ「!? きゃぁっ!!」



マヤ『エヴァシリーズが、逃げていく!?』

ゲンドウ『……逃がすな。今逃せば、この戦いを繰り返すことになる。

     ここで息の根を止めろ』

ミサト『……しかし、追加で主砲を撃っても、シンジ君が……耐えられるか……』

ゲンドウ『シンジ!』





シンジ「……父さん?」

ミライ「……っ」

ゲンドウ『……シンジ……』

シンジ「……」

ミライ「……」








ゲンドウ『……お前に、かかっている…………





     頼んだぞ』
     
     
     
     
     


シンジ ミライ「!!」

ゲンドウ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:41:24.69 ID:PJxtmfOq0<>






シンジ「やるよ……絶対、耐えてみせる……!」

ミライ「……加持さん!」



加持「主砲、撃てぇぇっ!!!」




シンジ(父さんが……頼んだぞ……って……

     こんな重要な局面で、僕に……)
     
ミライ(認められてるってことなのかな……何にしても

    あんなに、酷いことしてきた父親なのに……)
    
シンジ ミライ(『認められてる』て思うと……なんだか)




ドクン………………

シンジ「!!っく……ぐぁあああああああああああぁぁぁぁぁぁあっ!!!!」

ミライ「ぅぁああああああっ!!!  っぐ、ううぅぅぅぅううううう!!!!」



ユイ「……シンジ……!」



シンジ(父さんも、母さんも……

    アスカも、レイも、マリも、サクラちゃんも、カヲル君も……

    皆を……)
    
ミライ(守るんだ。ボクが……!

    今までの世界で守ってもらった分、

    今ここで、繰り返さなくていいように)



シンジ ミライ(すべてを断ち切るんだ!)
    
    

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:42:35.68 ID:PJxtmfOq0<>

加持『あと、一発だ!! 確実に当てろよ!』

高尾『任せろ!』





マヤ『初号機のシンクロ率急上昇! 内部に、高エネルギー反応!?』

ミサト『シンジ君!!』




シンジ「止めないでください!!」

ミライ「ここで、全て、終わらせますから!!」





ゲンドウ『……』ググッ








加持『撃てぇぇっ!!』


ドクン

シンジ(!! これで、最後!!)

ミライ(負荷が来る!!)


ドクン

シンジ ミライ(……っっっっっっっっ!!)



























<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 21:55:46.12 ID:PJxtmfOq0<>

マヤ「目標、消滅……」

青葉「周辺の戦自も撤退した模様……」

日向「………………所内全職員に告ぐ、救護活動を開始! 生存者の手当てを!」



ゲンドウ「………………伊吹、二尉……」

マヤ「は、はい」

ゲンドウ「赤木博士を……医務室へ」

リツコ「……ええ、お願い、する、わ……」

フラァッ

マヤ「!? 先輩!!!!」ガシィッ

ミサト「連れて行って、早く……」

マヤ「! はい……!」





アスカ『……終わった、みたいね』

ミサト「……ええ…………って、アスカ!

    弐号機でねっころがらないで!! 下の地形が滅茶苦茶になるじゃない!」
    
アスカ『バカ! よく見てみなさいよ! ヴンダーの主砲で電力使い切ってるでしょ!?』

サクラ『エヴァ全機、ただいま電力不足により起動できません』

トウジ『……えと、この空気は、終わったっちゅうことでええんやな?』


マリ『やべぇ、姫。見て見て、今の八号機のポーズ、超ダサい』

アスカ『ブフゥッ!!』

サクラ『なんやwwwwそれwwwww』

トウジ『エヴァにあるまじき醜態やぞ!!wwwww』


レイ『……』クス



ユイ(……個人通信は、これね?)

ユイ『…………被害状況は?』

青葉『…………とりあえず、渚カヲルは生きています。
   
    作戦司令室でも、赤城博士と碇司令が負傷した程度で』
    
ユイ『……りっちゃん、大丈夫?』

青葉『命に別状はありません……
    
    って、意外ですね……てっきり、司令の心配をするかと……』
    
ユイ『あの人は火遊びの代償くらい背負ってもらわないと。

   どうせ、殺しても死なない体みたいなものだしね』
   
青葉『? ……はは、は……怖いなぁ……』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 22:01:14.43 ID:PJxtmfOq0<>
ピッ

ユイ「……ふぅ……

   それにしても、よく頑張ったわね……シンジ……」
   
アスカ「あ、そうよ! バカシンジ! 起きてる!?」

マリ「わんこ君〜! かっこよかったぞー! よく最後まで耐えたもんだよ」

トウジ「センセ! おいこらきいとんのか!?」

サクラ「せやせや! 返事せー!」





レイ「…………碇君?」








カヲル『失礼するよ……』

日向『あ、カヲル君! 怪我はないかい?』

カヲル『そんなことはどうでも良い……それより、初号機の中を写してくれ』

日向『ああ、今やろうとしてたとこ………………』

ヴン……………















え……?






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 22:17:44.70 ID:C58IhuAjo<> 溶けたか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 22:18:07.73 ID:PJxtmfOq0<>
1 LCLの中でミライとシンジが溶けてしまってサルベージな話(真面目

2 ミライとシンジが融合してしまって聖典でもどうにもならなくて学校生活がヤバイ話(ネタ

3 ミライとシンジが完全に別な生き物になってしまって聖典でも元通りにならない話(ネタ

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 22:19:16.50 ID:EqyyB0NSO<> 1のち2→3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 22:19:19.95 ID:oEz84I320<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 22:19:55.27 ID:Oc1SExmg0<> いつもながら迷うが3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 22:20:32.75 ID:Uk28Pxw60<> >>612

無理だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 22:34:22.48 ID:PJxtmfOq0<> …………………………

シンジ「……ここは?」

ミライ「……魂の記憶」

シンジ「……あれ、死海文書外典は、読んでないよね?」

ミライ「……読んでないけど、解けてしまった今は強制的に見せ付けられてしまうみたい」

シンジ「……もしかして、僕より先に起きてた?」

ミライ「うん……それで、なんとなく見ていたものがカヲル君の言っていたものと合致していたよ」

シンジ「僕、酷かった?」

ミライ「うん、かなり酷かった」






シンジ「……そっか」

ミライ「……目の当たりにすると凹むよ。しかも、何回も繰り返してるんだ……」

シンジ「……何?」

ミライ「……アスカに、乱暴してる……」

シンジ「……」

ミライ「……首を絞めて……殺した時もあった……」

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ「……それ、アスカも見たのかな?」

ミライ「多分……」

シンジ「……うわぁ……」





シンジ「……こうして見ると……アスカを助けられなかったこと……多いね」

ミライ「……うん。今度は、助けられたのかな?」

シンジ「多分、今度は、皆助けられたと思う……

    ゼーレも、流石に戦自とエヴァシリーズを失ってしまったら……もう僕たちには手を出せないよ
    
    ネルフが使途を殲滅して、エヴァと使途にまつわる話は終わるはずだ」
    
ミライ「そうだよね……

    ヴンダーを使えば、やがてはリリスも解体処分されて……
    
    きっと、リツコさんが、何とかしてくれる」
    
シンジ「うん、今度は時間がたっぷりあるんだ。シナリオも、もう存在しない。

    新しい未来は開けたんだよ」
    
ミライ「……ミライ……」

シンジ「……ん、そういう意味じゃないよ」

ミライ「……まぁ、そういう名前だからね」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 22:51:09.63 ID:PJxtmfOq0<>
ミライ「……そういえば、ボクの母さんは戻ってきたけど……」

シンジ「……ん」

ミライ「アスカのお母さんや、サクラちゃんのお母さんは…………戻って来れないのかな?」

シンジ「………………」

ミライ「……器さえあれば……?」

シンジ「でも、アスカのお母さんの魂は、今マリの中にある……

    そして、残りの魂は弐号機の中……」
    
ミライ「……マリの体に残りの魂を入れてしまったら……マリは、マリではなくなってしまうのかな?」

シンジ「…………」

ミライ「……あ、そういうケースもあったみたい」

シンジ「魂の記憶の中に?」

ミライ「うん……これは……」

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ「これは、拒否反応を、起こしてるの……?」

ミライ「そう、かも……苦しんでる……」

シンジ「!…………うわ……ぁ…………」

ミライ「……いやだ……見たくないよ……」

シンジ「……マリ……」





ミライ「器と、魂。相性が悪いと、拒否反応を起こすんだね……」

シンジ「そうみたいだ……しかも、魂の入っている器には、余計な魂を入れてはいけないんだね……」

ミライ「…………じゃあ、マキナミシリーズをもう一人作って弐号機の魂を……」

シンジ「…………」

ミライ「…………」

シンジ「……ユーロ支部は、壊滅してたね」

ミライ「この世界でも、ね……それに、何か……冒涜的なものを感じる……」

シンジ「……………………」

ミライ「……………………」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 22:59:36.73 ID:PJxtmfOq0<>




シンジ「……大抵の場合、ヴンダーが活躍するのって14年後だったんだね」

ミライ「サクラちゃんと初めて会うのもこの時なんだ……うわ、サクラちゃん大人だなぁ……」

シンジ「……あの時、聖典で大人になったサクラちゃんとそっくりだ」



ミライ「ああ、でも、その時ボクは大人になってないケースばかりだね……」

シンジ「エヴァの呪縛、だけじゃない。僕が初号機に取り込まれているケースがほとんどだ」

ミライ「……ん、こっちの記憶は、違うみたいだよ?

    サードインパクトの依り代がサクラちゃんになってて……
    
    ボクはエヴァの呪縛で大人になれてない。
    
    あははw マリにお父さんって呼ばれてるw」
    
シンジ「ああ、この世界は、途中までは僕が見てきた世界と似てるなぁ」



ミライ「妙な感じだよ……魂の記憶って……」

シンジ「そうだね……なんだか、ノベルゲームを見ている気持ちになる」

ミライ「……選択肢次第でいくつも物語が分岐して……」

シンジ「そして、失敗すると最初からやり直しになる……」

ミライ「今までの世界にはやり直しがあったけど、今ボクたちの世界は多分……」

シンジ「うん……多分……やり直しされることはもうないんじゃないかな……

    無い、と思うよ……多分」
    
ミライ「……そうだといいね」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 23:05:35.54 ID:PJxtmfOq0<>
ミライ「……三番目のレイは、今回は出てこなかったね」

シンジ「うん、良かったよ……」

ミライ「……ところで、母さんの素体になったアヤナミレイだけど」

シンジ「……魂のない、器の状態って、どういうことなんだろうね」

ミライ「見た目には普通の人間なのに、カヲル君達は、『人ではない』みたいなこと言ってた」

シンジ「……しかも、ダミープラグの中にはアヤナミレイが入っていて……」

ミライ「……」

シンジ「……」

ミライ「……ボクやアスカ、サクラちゃんにも、代わりって用意されてたのかな?」

シンジ「……考えたくないよ。
     
    それに代わりがいたとしても、それはボクでもアスカでもサクラちゃんでもない……
    
    別な人間だと思う」
    
ミライ「……記憶が残っていても?」

シンジ「……それは……」

ミライ「……それを否定すると、母さんを否定することになってしまう」

シンジ「!!」

ミライ「……」

シンジ「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 23:09:28.56 ID:PJxtmfOq0<>
シンジ「……考えるの、疲れちゃったね」

ミライ「どのくらい時間たったのかな?」

シンジ「……わからない、よ」

ミライ「……あ、でも、一つ確かなのは……まだ一日たってないってことだよね」

シンジ「ああ、そうか、消えるはずだもね」

ミライ「ん、でもなぁ」

シンジ「ああ、うん」

ミライ「この空間で一人って怖いよね」

シンジ「そうだね。何も無いのに、ただただ昔の記憶だけが見えている……」



ミライ「前にサルベージされたときは一日の間にサルベージされたんだし、今回もササッと……」

シンジ「……そんなに、簡単にはいかないよね……」

ミライ「そうだね」






……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 23:32:53.30 ID:PJxtmfOq0<> ………………

一週間後  碇邸

アスカ「……」

サクラ「……」

レイ「……」

カヲル「……」

マリ「……」

ミサト「……はぁ、様子見に来てみたら…………あんた達」





アスカ「ミサト? あ、ごめん、チャイム気付かなかったー」ジュワァァァァ

サクラ「あ、いらっしゃーい。ちょ、今手はなせませんので、誰かお茶出してちょーだい」トントントントン

マリ「やっほ! みっちゃん」

カヲル「……っ! あ、いらっしゃい」パチン

レイ「……王手」パチン



ミサト「結構、しっかり生活してるじゃないの……」

アスカ「はぁぁぁ!? 何処がしっかりよ!?」

サクラ「それを自分で言うんか……」

カヲル「確かにねぇ……」

ミサト「いやいや、てっきり私は……シンジ君がいないから絶望に明け暮れてるあんた達を想像してたんだけど……

    本当に、報告どおり……普通の生活してるわね」
    
レイ「だって、碇君はいなくなってなんかいませんから」

マリ「そうそ……サルベージだって順調ってりっちゃんも言ってたしね」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 23:33:59.63 ID:PJxtmfOq0<>




ミサト「…………無理してない?」






五人「してる」



ミサト「……素直でよろしい」

アスカ「早く戻ってきてくれないと、美味しいご飯が手軽に食べられないのよね」

サクラ「アスカさんのご飯は美味しのになぁ……めんどくさがりやから」

アスカ「やればできるけれどやりたくないのよ」

マリ「……わんこ君のマメな掃除は、真似できない……前より家が少し汚れた気がする」

カヲル「洗濯も……全員のものをあんなに効率よく洗えるのはシンジ君だけだし」



レイ「……何より、寂しい……」



ミサト「……レイがそういうってことはよっぽどよね……

    まぁ、気持ちはわかるわ……私も寂しい……
    
    って言っても、あんた達の気持ちを全部理解できるわけではないと思うけれどね……」
    
マリ「んでも……、塞ぎこんでばっかりだとさ……わんこ君帰ってきたときに皆泣いちゃうからさ

   どうせなら、笑ってお迎えしたいじゃん?」

アスカ「泣かないわよ!……あのバカが帰ってきたときに、『何ドジ踏んでんのよ』って叱ってやる為にも、

    私たちはしっかり生活してないといけないのよ」
    
ミサト「……強いなぁ……あんたたちは……」

レイ「……信じているから……」

カヲル「優しすぎる彼のことだ。五人も絶望させるようなことはしないよ。

    彼は絶対帰ってくる。僕たちはそう信じてるから、だから寂しくても無理できるよ」
    
サクラ「せやな。『この戦い 生き残る』、そう言った綾波さんの言葉、裏切れませんよな、シンジさんは」

レイ「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/04(月) 23:59:34.38 ID:PJxtmfOq0<>
………………

ネルフ所内 病室

ゲンドウ「……俺は……本当は、シンジともっと、語らいたかった……」

ユイ「……うん」

ゲンドウ「……だが、シンジを抱えたままネルフを動かすのは、ムリだった……

     構ってやれないだろうと、そう思って、シンジを預けたんだ……
     
     そして……自分に都合の良いタイミングでシンジを呼び出し……
     
     エヴァに乗せ………………」
     
ユイ「……うん」

ゲンドウ「…………俺は、シンジに好かれているなんて、思ったことは無かった……

     だから、拒絶されるのが怖くて……多くは語らず……
     
     そう、ただ、理想の為に、利用するだけ……そう思っていた。
     
     拒絶され前に……拒絶した……
     
     俺は、最低の人間だ……」
     
ユイ「……そうね」

ゲンドウ「…………初号機の中で、見ていたんだろう?

     全てを……俺の、やってきたことを、全て」
     
ユイ「ええ」

ゲンドウ「……………………軽蔑したか?」

ユイ「……少し」

ゲンドウ「…………そうか」

ユイ「ふふ、ええ」

ゲンドウ「……」

ユイ「……あなたが、バカなのは昔からだもの……

   シンジを蔑ろにしたときはちょっとだけ怒りそうになりましたけど……
   
   貴方の本質を考えると……仕方ないなって思ってた」
   
ゲンドウ「……よく、愛想を尽かさないでくれたな」

ユイ「だって、愛しているもの……仕方ないわ」

ゲンドウ「……」

ユイ「……でもりっちゃんとは別れて」

ゲンドウ「……もう別れている……」

ユイ「そう」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:00:58.89 ID:4/iSGchk0<>
マヤ「……碇司令……調子はどうですか?」

ゲンドウ「ああ、左腕が一本無いというのは、どうにも不思議な感じだが……

     それ以外、おかしなところはない」

マヤ「……義手との調整はまた後日行いますので、それまでは……えっと」

ユイ「ええ、私が面倒を見るから大丈夫よ。明日にでも家に帰ります」

マヤ「……そう、ですか」

ゲンドウ「ああ。俺も、そうしてもらいたい」

マヤ「わかりました……では、その方向で」





ユイ「……もう歩けるの?」

ゲンドウ「ああ。大丈夫……」ノソッ

ユイ「……そう……じゃあ、初号機のところまで行きましょうか」

ゲンドウ「ああ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:11:40.07 ID:4/iSGchk0<>
…………

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ「父さん……世界が変わるごとに、違うこと言ってるね」

ミライ「……まるで別人みたいだ」

シンジ「……この世界は酷いよ……酷い……」

ミライ「……『お前を愛したことなど一度も無い』だって」

シンジ「……流石に泣きたくなってきた……」

ミライ「泣く?」

シンジ「……君は平気なの?」

ミライ「平気なわけないよ。ほら」

シンジ「なんだ、泣いてるんじゃん」

ミライ「そっちこそ」



シンジ「……この世界の父さんも、本当はそうなのかな?」

ミライ「……母さんがいなかったら、やっぱり僕のこと嫌いだったのかな」

シンジ「嫌われるのって嫌だな」

ミライ「……うん」



(嫌われたくないなら……ずっと、一人でいればいいのかな?)



「!!」

シンジ「……こういう思考回路で、前の世界の僕はふさぎこんでいたんだね」

ミライ「そう、だね」

シンジ「でも、ダメだ」

ミライ「一人でいたら……ダメなんだ。自分のことまでキライになっちゃう。
    
    それに、好きな人に、見てもらえなくなっちゃう……」
    


シンジ「……外に出たい」

ミライ「……そうだね。出たい」



シンジ「みんなのところに、戻りたいよ」

ミライ「……サルベージを待つ以外にも……方法って無いのかな?」

シンジ「……たとえば?」

ミライ「……うんっと」







1 シンジ「ATフィールドで、自分を作り出してみる?」(二人のシンジ編へ

2 ミライ「ボクたちの魂を一つにすれば?」(一人のシンジ編へ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 00:13:23.87 ID:SWk3nbsAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:17:27.30 ID:4/iSGchk0<>


シンジ「……人の体って、ATフィールドで形作られているんだよね」

ミライ「うん」

シンジ「……じゃあ、僕たちの体も、ATフィールドで、作り出せないのかな?」

ミライ「……エヴァに乗ってるときみたいに?」

シンジ「うん、あの要領で……僕たちの姿かたちを思い浮かべてさ」

ミライ「……そっか……でも、今のボクたちにできるのかな? 魂だけなのに」

シンジ「まぁ、やってみないとわからないよね」



シンジ ミライ「うん」




…………


リツコ「……これは……?」

リツコ(……初号機の中に、エネルギー反応……これはATフィールド!?)

リツコ「……まさか!!」


………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:30:23.41 ID:4/iSGchk0<>
後日 碇邸

サクラ「お兄ちゃん! そっちの飾り付け終わった!?」ガチャガチャ

トウジ「今やっとるわい! それよりそっち!なんか焦げ臭いで!?」ゴソゴソ

アスカ「!! バ関西、それ」ジュワー……

サクラ「! あちゃー…………いや、焦げてへん! これは、香ばしいくらいや!!」

アスカ「……ギリギリセーフ……かしらね」



ヒカリ「……やっぱり、お料理組に私も参加してこようかしら……」

マリ「やめときなって、姫とさっちん、この日の為にお料理練習したって言っても過言じゃないんだしねぇ」フキフキ

レイ「……それよりも、掃除……」フキフキ

ヒカリ「あ、うん。そうね」



ケンスケ「この飾り付けして、完璧なお出迎えに、碇が涙するところを激写してやるんだ!」

ヒデキ「趣味悪いなぁ。素直に楽しいパーティーの記念写真撮るって言えねぇのかよ」

ミドリ「ていうか! カメラ拭いてばっかじゃなくて手伝えし!」

ケンスケ「いやぁ、ご両人の姿も綺麗に撮るからさぁ」

ヒデキ「ピース」

ミドリ「ピース」

パシャッ



カヲル「っと、これで、大体の準備は整ったかな?」

レイ「……そうね」

カヲル「いやぁ、しかし……皆生き生きとしてるね」

レイ「当たり前。だって、この十日間はどこか空虚だった」

カヲル「そう、だね。僕もミサトさんが来た日の辺りはちょっと寂しくて辛かったけど……」

レイ「……帰って、来るのね……碇君が……今日……」

カヲル「……」

レイ「……」ジワッ

カヲル「……そうだ、ファーストさん、二階の窓、閉めてたっけ?」

レイ「……確認してくる」トテトテ……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:39:41.77 ID:4/iSGchk0<>


三十分後

アスカ「いい? シンジが入ってきたら、全員クラッカー鳴らすわよ!

    タイミングは、入ってきてあいつが『皆!』とか言おうとしたその瞬間!」
    
トウジ「センセのセリフ横取りするんやな? 全く、悪いタイミング指定しよるで!」

マリ「感動して泣いちゃうわんこ君hshs」

サクラ「で? もうそろそろ来るんやろ?」

レイ「……ええ。さっき電話があったから、もうすぐ」

ケンスケ「ステンバーイ……」

ヒデキ「ステンバーイ……」

ブロロロロ……

カヲル「おや? 車の音が……」











キキィィィィィ………………ゴリゴリっ

『ゴッメーン スピード出しすぎちったぁ』





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:41:25.40 ID:4/iSGchk0<>


全員「………………」

サクラ「……この後、ピーポーピーポーって聞こえてきたら洒落にならんで?」






シーン……











ガチャッ





シンジ「……ただいま……って、み、みんな!?」


ッパァン!!!





全員「おかえりなさい!!!」


































ミライ「何? 今の音……って、みんな!?」

全「………………………………………………………………………………え?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 00:45:03.64 ID:4/iSGchk0<> 進級編 終わり

次回 二人のシンジ編

風呂入って余裕あったらもうちょっと書く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 00:45:52.99 ID:K/lgh5iSO<> 乙末 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/05(火) 00:46:35.15 ID:4e+i8x5vo<> 乙!
シリアスもいいゾ〜コレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 00:49:25.01 ID:VLQPmUX90<> シリアス終わったけどな

やっぱシリアスいらん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/05(火) 03:10:36.01 ID:jvTzySaq0<> 自力で出てきたwwwwww

ANIMA版シンジみたいになってたり?
あるいはゲンドウの左腕を触媒に?
聖典の力が慢性化しかかってたしなあ。その影響?


あとユイさんはせっかくだから中学校に通ったらいいと思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 07:06:49.05 ID:xBOiY2Hs0<> 手のひらの目がキモイから切り落としたのかと思た <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 13:23:39.86 ID:4/iSGchk0<>


二人のシンジ編



前回より二日くらい後

リツコ「……シンジ君と、ミライちゃん……

    前回の分裂では、完全なる同位体だったのだけど……
    
    今回のサルベージの際、どうやら二人の体に僅かな差異が生じてしまったみたいなのよ」
    
シンジ「……それって……」

リツコ「貴方達の話からすると、ATフィールドによって自らを形作って戻ってきたという話だったわね……

    その時に、お互いのイメージする自分がほんの少しだけ、元の体より違っていたのかもしれないわ」
    
ミライ「イメージの違いが、元に戻れない理由ってことですか?」

リツコ「多分そう……
 
    今貴方達の細胞を比較してみたのだけど……やっぱり、ほんの少しだけ差異がある
    
    だからあなた達は聖典の力をもってしても元に戻ることができないのよ」
    
シンジ ミライ「……はぁぁ……」

リツコ「……残念だけど……元に戻る方法がわかるまではそのままでいて頂戴」

シンジ「……学校とかは、どうしましょうか……」

ミライ「……」

リツコ「元にもどれる確証がない以上、二人で行くべきかしらね」

ミライ「戻れないと困りますよ……」

リツコ「たしかに、そうよね……いいわ。一応こちらでも何とかできないか探ってみる」

シンジ ミライ「お願いします」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 13:25:57.13 ID:4/iSGchk0<>
碇邸

シンジ「……というわけで、」

ミライ「……当分は元に戻れないようなんだけど」

マリ「…………マジ?」

シンジ ミライ「えらく、マジだよ」



サクラ「……まぁ、どっちもシンジさんで、また元に戻ったら記憶は統合されるんやろ?」

レイ「今までとあまり変わらない」

アスカ「そういわれてみればそうね。今までも分裂した事はあったんだし」



カヲル「いや、でも今までは一日経てば記憶は統合されていたけど……

    今回は元に戻るまでずっと、個別の記憶を持つことになるんだよ?」
    
シンジ「そう、なんだよね」

カヲル「それに、赤木博士の見解からすると……

    最悪の場合、ずっと二人のままという可能性もあるって事だろ?」
    
ミライ「うん……でも、なるべく一人に戻れるように考えてくれてる、筈だよ」

カヲル「……そうだと、いいんだけど……」

マリ「ちょ、にゃんこ君、歯切れ悪いよ? 言いたい事は言っちゃいなよ」

カヲル「……ん、うん」





カヲル「……今のシンジ君の状況……僕の観点から考えると……

    元に戻れる可能性は、絶望的かもしれない」
    




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 13:27:21.72 ID:4/iSGchk0<>
シンジ「……」

カヲル「……ゴメン」

ミライ「いや、まぁ、それならそうで……対処しなくちゃいけないしね」

アスカ「待ってよ……じゃあ、これからはシンジが二人ってこと!?」

シンジ「……そう、なるのかも」

アスカ「!  それじゃ、これから、なんか、もう、色々……」ゴニョゴニョ

レイ「二人居て、違う記憶を持ち続けるのであれば、問題

   早急に解決するべきだと、思う……」
   
マリ「……でも、現状では解決方法はない。そういうことでしょ?」

カヲル「……ああ。聖典の力ではどうしようもないよ」

マリ「そんなぁ……」

シンジ ミライ「……」



サクラ「しかし、今後ずっと『シンジさん達』が『シンジさん』に戻れないなら……

    生活のことも色々考えないとアカンですよね?」
    
シンジ「……そのことなんだけど……」

ミライ「うん、一応話し合ったんだ」

マリ(自分同士で話し合う?)

ミライ「とりあえず元に戻ることは大前提だ。いつかは、絶対元に戻りたいと思っている。

    けど、カヲル君の言ったように、絶対に戻れないという可能性もある。
    
    だからなるべく、両方の可能性を見据えた行動をするべきだと思うんだ」

レイ「両方の可能性……?」

シンジ「うん。戻れた時と、戻れなかった時……両方において最善の策をとるべきだと思うから

    まず、二人とも学校に行くつもりだよ」
    
サクラ「 学 校 !?」

シンジ「……うん」

カヲル「まぁ、ネルフのコネで編入は容易……だけど、ミライさんはどういうポジションで編入するんだい?」

ミライ「……それなんだけど……」


1 シンジの妹として

2 あくまで碇シンジの分身として

3 シンジの従姉妹として

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 13:40:05.42 ID:qlrYLoul0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/05(火) 13:40:25.43 ID:4c/fBgQt0<> 1 実はもとから双子
これまでもちょくちょく入れ替わってた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/05(火) 13:40:47.15 ID:4c/fBgQt0<> 1 実はもとから双子
これまでもちょくちょく入れ替わってた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/05(火) 13:42:55.80 ID:4c/fBgQt0<> 連投スマソ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 13:45:01.61 ID:oO+yux1AO<> このさい姉というのは
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 14:08:10.56 ID:qlrYLoul0<> シンジとミライがセックスしたらどうなるかな

お互い気持ち良いところは知っている訳ですしおすし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 14:28:32.12 ID:4/iSGchk0<>
ミライ「ボクは、シンジの妹として編入することになると思う」

アスカ「妹ぉ!?」

サクラ「って、つまり……以前のシンジさんの記憶を持ちながら、女として生活するって事ですか?」

ミライ「うん……」

マリ「……ハードじゃね?」

ミライ「確かに難しいと思うけど、女として生きるという可能性を考慮したら、これが一番良いと思うんだ」

シンジ「そして、なるべく一緒に行動する。こうすれば記憶の齟齬も少なくなるし

     二人で生きるにしてもその方が精神的負担にならずに済むだろうし」

カヲル「……そうだね。自分自身に嫉妬するっていうのも疲れるだろうし……」

アスカ「嫉妬?」

レイ「……同じ存在だとしても、碇君が私とお姉さまがイチャついているところを見たら、どう感じると思う?」

アスカ「……あー……そこを納得するのは、難しいか……」



マリ「大丈夫、わんこ君!」ガシッ

シンジ ミライ「へ」

マリ「私がイチャイチャするときは二人一緒にイチャイチャしてやるから!!」スリスリ

ムギュゥ……

シンジ ミライ「……あ、うん」

サクラ「ウチも、二人ともいっぺんに相手したりますよ!」

ムギュゥ……

シンジ「あはは、ありがと……」

レイ「……」ソッ

ムギュゥ……

ミライ「……」

カヲル「じゃあ僕はこっちから」

ムギュゥ……

シンジ(ごんずい玉って言葉思い出しちゃった……)

アスカ「………………」ウズウズ

ミライ「アスカ?」

アスカ「……!  な、何のノリよ!! はがれなさい暑苦しい!!」

ペイッ ペイッ ペイッ

マリ「スリスリスリ」スリスリ

アスカ「アンタも!」

マリ「んでもわんこ君サンドイッチ最高だよ……」トロン

アスカ「……」ゴクリ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 14:29:42.72 ID:4/iSGchk0<>
ミライ「とも、かく」グイッ

マリ「やぁんっ」

ミライ「……元に戻れるまでは、ミライはシンジの妹……

    この際だから、皆ミライって呼ぶようにしてもらえると、助かるんだけど」
    
五人「……」
    
    
    
カヲル「ミライさん?」

ミライ「うん」

アスカ「バカミライ」

ミライ「……うん」

サクラ「ミライさん!」

ミライ「そう」

マリ「わんこちゃん!」

ミライ「……?」

レイ「お姉さま」

ミライ「……あー、うん」



シンジ「ああ、僕も君の事ミライって呼ぶことになるんだね」

ミライ「そうだね。自分の姿をそうやって呼ぶのには抵抗あるだろうけど、慣れてもらわないと」

シンジ「ところで、それじゃあミライは僕のことをなんて呼ぶのかな?」

ミライ「……」



サクラ「順当なところ、『お兄ちゃん』ゃない?」

マリ「いや、ここはあえての『シンジ』って名前呼びで、一定の隔たりを持たせるのもいいんじゃない?」

レイ「クールなイメージを優先して……『兄さん』とか……」

アスカ「いっそミサトみたいに『シンちゃん』って呼んだら?」

カヲル「あくまで呼び名を設けないという選択もあると思うよ。二人称だけで呼び合うとか」



ミライ「……」


1 「お、お兄ちゃん?」モジモジ(恥ずかしい

2 「シンジ?」(違和感はありつつも

3 「兄さん」(割としっくり

4 「シンちゃん……」ゲンナリ(空しい

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 14:31:22.06 ID:unX2/9cy0<> 1
で皆お姉ちゃんとか呼んでもらってみる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 15:02:51.28 ID:4/iSGchk0<> ミライ「お、お兄ちゃん?」モジモジ

シンジ「……それで、いいんじゃないかな。恥ずかしがられるとこっちも困るけど」

ミライ「だ、だって、言った事ないから!」

シンジ「まぁ、ボクも慣れるから、君も慣れてもらえるかな?」

ミライ「わかってるよ……」



マリ「それはそうと、とても重要なことをお願いしていいかニャ?」

ミライ「重要?」



マリ「……………………私のこともマリお姉ちゃんって呼んで見てくれないかにゃ?」

ミライ「はぁ?」

マリ「…………ほら、裏設定として……兄の周りの人物とは交流がある、見たいなのが必要じゃん?

   その交流の上で、あくまで兄の友達的な感覚で付き合うとしたら呼び名が別に必要だと思うわけ
   
   そこで兄を『お兄ちゃん』と呼ぶならその周りの人物もお姉ちゃんと呼ぶべきそうすべき」ベラベラベラベラ
   
アスカ「まとめろ」

マリ「お姉ちゃんって呼んでほしいです!!」

ザワッ……



サクラ「……」

レイ「……」

カヲル「……」

アスカ「……」

マリ「……」

シンジ「……」






ミライ「……マリ姉ちゃん?」






マリ「っ!    っぐぁあ……がわえぇ……!!」ガバッ

ミライ「わわっ」

マリ「もうだめ! ミライちゃんは私のことお姉ちゃんって呼ぶこと! これ決定!」ナデナデスリスリ

ミライ「ん、ん……まぁ、いいけど……//////」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 15:06:04.35 ID:4/iSGchk0<>
サクラ「ちょ、マリさん!!」

マリ「わかってる、皆まで言うな」スッ





サクラ「ミライさん……う、うちの事はなんて呼んでくれるんや!?」

アスカ「そういう話なら私も興味あるわ……

    それに、『お姉ちゃん』って呼んでって言ったのに、あえて『姉ちゃん』に言い直したのも気になるわねぇ」
    
ミライ「うぐぅっ……」ギクリ



カヲル「……実は姉がほしかったり?」

シンジ「……//////」

ミライ「//////」

レイ「……」ガタッ

マリ「あれぇ? ファーストちゃんはお姉さまの妹なんじゃないのかニャ?」ニヤニヤ

レイ「……私は、どちらかというと、碇君が女装しているほうが、お姉さまって感じがすると思っている……

   その点、ミライさんはお姉さまの妹のような存在……なら、私の妹でもある」
   
サクラ「なんやその理論……」

カヲル「……女体化してくる」

シンジ「いいから!! カヲル君はそのままでいいから!!」

カヲル「……だって、僕もミライさんにお姉さん扱いされたい……そして僕もミライさんを妹扱いしたい……」



1 ミライ「カヲル兄さんとでも呼べばいい?」

2 ミライ「カヲル兄(にぃ)とでも呼べばいい?」

3 ミライ「カヲルお兄ちゃんとでも呼べばいい?」

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 15:07:21.28 ID:5iTnvg8B0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 15:19:40.07 ID:4/iSGchk0<>
ミライ「カヲル兄さんとでも呼べばいい?」

カヲル「……」ピタッ

シンジ「……」

カヲル「じゃあ、それで」ニコニコ

シンジ「……」



レイ「ミライさん。私のことは、なんて呼ぶの?」

ミライ「やっぱりそういう流れになるんだ?」

マリ「この際全員呼び方変えちゃおうよ。『姉ちゃん』は貰ったけどね」

ミライ「え、同じ呼び方じゃダメなの?」

マリ「トーゼンでしょ! こういうときは全員呼び方を変えるのが鉄則!」

シンジ「ソースは?」

マリ「ギャルゲ!!」


レイ「そういうことらしいから、私の呼び方を……」

ミライ「……あー……」


1 ミライ「レイお姉ちゃん?」

2 ミライ「レイ姉(ねえ)?」

3 ミライ「ねぇね?」

4 ミライ「レイ姉さん?」

5 ミライ「……お姉さまと呼ぶのだけは勘弁してほしいんだけど」レイ「……」ザワッ

6 その他
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 15:24:44.71 ID:qlrYLoul0<> 逆に私のことをお姉様とお呼び <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 15:34:53.80 ID:4/iSGchk0<>
ミライ「……ボクのことはお姉さまって呼ぶんじゃなかったっけ?」

レイ「……っ」

ミライ「ね?」

レイ「……でも、ミライさんは、お姉さんがほしいんじゃ……」

ミライ「ボクが女のときはお姉様……でしょ?」ズイッ

レイ「っ!」

サクラ(……雲行きが……怪しゅうなってきた……)

シンジ「そういえば、レイって母さんのクローンで、ボクより後に生まれたんだよね?」

レイ「……それは」

シンジ「じゃあやっぱり妹ってことになるんじゃないのかな?」

カヲル「はは、どうやらシンジ君としてはファーストさんは妹ポジションみたいだね」

レイ「……お兄ちゃん?」

シンジ「!? あ、そう、なるのかな?」

レイ「……お姉さま」

ミライ「……その方がしっくり来るかな、レイに対しては」



アスカ「なんか、既にミライとシンジで微妙な差異が見え始めてきたんだけど……」

マリ「それは、どうだろうにゃぁ……」

アスカ「ミライのほうが若干Sっぽい」

マリ「相手によるんじゃない?」




サクラ「えっと、それじゃあウチはどうなんです? 妹? 姉?」





1 ミライ「サクラちゃんは『さっちゃん』かな」(妹扱い

2 姉扱いで呼び名指定(魂の記憶効果有り)

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 15:40:42.68 ID:ZPlWdiJM0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage <>2013/02/05(火) 15:43:15.52 ID:4/iSGchk0<> バイト行ってくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 16:06:42.42 ID:K/lgh5iSO<> いてら。バイト頑張ってくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/05(火) 16:25:32.77 ID:jZ/fVPVg0<> 乙

しかし、サクラノゾミミライと一気に三人の妹持ちか。
ちょっとトウジ殺してすりかわって来る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/05(火) 16:26:34.26 ID:jZ/fVPVg0<> 乙

しかし、サクラノゾミミライと一気に三人の妹持ちか。
ちょっとトウジ殺してすりかわって来る。 <> 658<>saga sage<>2013/02/05(火) 18:28:39.46 ID:qPNC8kvv0<> 家帰って見直したらまた二重カキコしてる鬱

ここ数日、androidからスレ開くと変なバナー広告がチカチカ割り込んで、書き込み画面や完了画面が挙動不審なんだよね。
愚痴スマソ

「じゃあ『サクラ姉さん』」
「やめてー、なんや吉本っぽいからやめてー」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/05(火) 21:07:25.30 ID:qPNC8kvv0<> 「姫のことは何て呼ぶのかニャ」
「どないに呼ばれたいですか、姫?」
「ミライさんは君の望むままの呼び方をするよ、姫」
「沈黙。発せられない言葉。それでは何も伝わらないわ姫」
「…バームクーヘン?」


「…ぇ、ぁの、じゃぁ、

 ぁすヵぉねぇち…

 ぁ、ぃぇ、いやいや、うん


 …っばっかじゃないの! なんでもあんたが呼びたいように呼べばいいでしょバカミライ!!」


「いいの?」
「いいわよ!!」

「じゃあ『姫ねえさま』」

「 違 う 意 味 で 駄 目 だ っ ち ゅ ー の ! ! 」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/05(火) 21:16:15.46 ID:qPNC8kvv0<> それはそれとしてチルドレン全員に「お姉さま」と呼ぶよう強制するユイさん
逆らうと恐ろしいことに(ゲンドウ談) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 21:58:57.08 ID:1/0gce8Uo<> 気持ち悪いから自分でスレ立ててやってくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/05(火) 22:01:37.10 ID:4e+i8x5vo<> またこいつか
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage <>2013/02/05(火) 23:15:50.74 ID:4/iSGchk0<>
シンジ「…………」

ミライ(サクラちゃんは……なんか……)

ミライ「……サクラ姉(ねえ)、とか?」

サクラ「ええね、ええね!」

シンジ(前の世界では、年下なのに見た目年上っていう状態だったけど……)

サクラ(見た目だけで言えば、ホント、お姉さんってカンジだもんなぁ……)

サクラ「……何ぼんやりとしとるんです?」

ミライ「……前の世界の記憶……覚えてる?」

サクラ「……え?」

ミライ「実は初号機の中で溶け合ってるときに、魂の記憶が見えたんだ」

カヲル(見ても大丈夫だったのか……)

サクラ「……あー……」

ミライ「あの時のサクラちゃんのこと思い出したら……

    呼び方としてはそんな感じかなって」
    
サクラ「もしかして、大人なウチのこと結構印象に残ってます?」モジモジ

ミライ「まぁね。あの時はトウジのお姉さんかと思っちゃったよ」

マリ(何の話か)

レイ(さっぱり)

サクラ「サクラ姉かぁ……そういやウチ、妹か弟ほしかってんなぁ……」ナデナデ

ミライ「ん、やっぱり自分が妹だと、下の子がほしくなるのかな?」

サクラ「結構そういうもんですよ。

    下の子は下の子ほしがるし、上の子は上の子ほしがるし……」
    
    
サクラ「あ、でもぉ、シンジさんやったら『お兄ちゃん』でも全然いけまっせ!」

マリ「おーいおい、『お兄ちゃん』は姫専用じゃないのぉ?」

アスカ「あれは! 酔ってたから!! 酔ってない時は私が上!!」

マリ「酔ってるとデレるってのは否定しないんだ」

アスカ「それはそれ!!」



アスカ「というわけで、私はどうなるのよ? あんたの呼び方だと」



1 ミライ「……ねえね、とか?」

2 ミライ「……アスカちゃんとか?」(姉的意味合いか妹的意味合いか指定

3 ミライ「……アスカ姉さんとか?」

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 23:34:29.87 ID:sE0LiHuA0<> 2妹的な意味で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage <>2013/02/05(火) 23:54:51.38 ID:4/iSGchk0<>
ミライ「……アスカちゃんとか?」

アスカ「ほーう? それは、喧嘩売ってるって思っていいのかしらね?」

ミライ「そんなんじゃないよ。アスカちゃんって呼ぶのって、親しい感じがしていいんじゃない?」

アスカ「……まぁ、日本人のちゃん付けってそういう意味合いにも取れるわよね」

ミライ「お酒入ったときの印象も少しあるけど……もしボクが女の子だったらアスカをこうやって呼ぶかなって思ったんだけど……

    ゴメン、アスカが気に入らないならボクも今までどおりアスカって呼ぶよ」
    
アスカ「……う、……別に、それでいいわよっ! そういうニュアンスの『ちゃん』付けだって思えばいいんでしょう?」

ミライ「……うん、よろしく、アスカちゃん」

アスカ「……フン……//////」






レイ「……」ジーッ

ミライ(計画通り……!)

マリ「……やっぱりSだ」

カヲル「お酒は飲んでないはずなのにねぇ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/05(火) 23:59:36.54 ID:4/iSGchk0<>

呼び方一覧 ミライ→対象

マリ マリ姉ちゃん

カヲル カヲル兄さん

レイ レイ

サクラ サクラ姉

アスカ アスカちゃん



対象→ミライ

マリ ミライちゃん

カヲル ミライさん

レイ お姉さま

サクラ ミライちゃん

アスカ ミライちゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 00:07:35.21 ID:eFKsJApV0<>

ミライ「……なんだか複雑な人間関係に見えるね」

マリ「ともかく、ミライちゃんは元に戻れるまでこの呼び方で固定ね」

カヲル「ふふ、お兄ちゃんか……なんだか楽しいね」

サクラ「へへ、ホンマや」

レイ「私は……お姉さまと一緒に居られるのも嬉しい」

アスカ「……シンジの妹か……」ボソッ

シンジ「……まぁ、とりあえず、そういうことで、編入の手続きはもう加持さんにお願いしてるから……」

ミライ「明日からよろしく」



五人「明日?」



シンジ「……うん?」

サクラ「編入手続きってそんなはやくできるもんなん?」

カヲル「僕の時はゼーレが勝手にやってくれたからなぁ……」

マリ「そんな早くできるもんじゃないと思うけど……」

アスカ「……ほんと、ネルフって、なんでもアリよね……」

レイ「じゃあ、明日から七人で登校するのね」

ミライ「そうなるね。今までも大所帯って感じだったけど、また一人増えちゃうよ」

アスカ「まぁ、今までとそう変わんないでしょ」



…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 00:29:39.59 ID:eFKsJApV0<>


翌日 登校時

ざわざわざわざわ

シンジ「……まぁ、一日目だし」

ミライ「そうだよね……このくらいは予測できたけど……

    それにしても、みんなこっち見すぎじゃない?」
    
カヲル「自分の人気を自覚したまえよ、ミライさん。

    シンジ君だけでも支持があるのに、その隣に別人として更にカリスマ的人気のある君が居るんだ。
    
    注目されて当然だよ」
    
マリ「まぁ、ただでさえチルドレン勢ぞろいしてると目立つらしいしね」

アスカ「これじゃあ悪目立ちよ!」






朝のHR 教室

加持「つーわけで、転入生だ」

ミライ「碇ミライです。兄ともどもよろしくお願いします」

パチパチパチ……


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 00:30:37.93 ID:eFKsJApV0<>
……

シンジside

トウジ「はぁ、センセ……やっぱりミライは学校に来ることになったんやな?」

シンジ「うん。今度は戻れない時期がどれくらい続くかわからないから……」

ケンスケ「妹っていう設定なんだ……なんか胸熱だね」

ヒデキ「そのまま熱暴走して溶けてしまえばいいのに」

シンジ「お願いだから、そういう目で見ないでほしいな……」

トウジ「アレは女でも、中身はセンセなんやで惚れるっちゅう事はホモっちゅう事や!」

カヲル「声が大きいよ。それを知ってるのは一部だけなんだから、内密にね」

ケンスケ「(・x・)」





ミライside

女子A「シンジ君の妹なんだ! 年子って事よね?」

ミライ「えっと、双子だよ」

女子B「……女装した時のシンジ君とそっくりね」

ミライ「あ、あ……よく言われるよ」

女子C「ミライちゃんって今まで何処にいたの?」

ミライ「えっと、母さんの実家に……最近母さんと一緒に引っ越してきたんだ」

女子D「ラクロス部入らない?」



……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 00:43:18.55 ID:8/7MpQLSO<> ミライさん部活やるんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 00:43:49.69 ID:eFKsJApV0<>
……

次の休み時間 屋上

レイ「……お疲れ?」

ミライ「まぁね……やっぱり質問攻めって結構疲れるよ。半分くらい嘘ついてるし」

サクラ「ウチも転入してきたときは結構大変やったわ〜

    まぁ、ミライちゃんみたくごまかす必要なんてあれへんかったし、その分ミライちゃんは大変やろなぁ?」
    
シンジ「予測できた質問には打ち合わせ通り答えたよね」

ミライ「まぁね」

レイ「……ところで……次の時間はどうするの?」

シンジ「……ああ……うん」

サクラ「……!  そ、やな……体育や……」

ミライ「この体になるのが夏じゃなくてよかったって思うよ……ほんと……

    とりあえず、女子の着替えする教室の端っこのほうで、
    
    ひたすら恥ずかしがってる風を装ってこっそり着替えるつもりなんだけど」
    
サクラ「……」

レイ「……」

ミライ「何?」

レイ「……お姉さまは、その体でも女の子の体に反応するの?」

ミライ「……」

サクラ「せや、ちょっと気になっとったわ。完全に女の体なんですやろ?」

ミライ「……それは」



1 ミライ「実はあんまり……」(カヲルとの親密度上昇?

2 ミライ「するよ……結構……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 00:44:42.78 ID:8/7MpQLSO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 00:45:25.86 ID:RZ0aq+/Q0<> 2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 00:57:46.66 ID:eFKsJApV0<>
ミライ「……実は、……あんまり」

サクラ「マジか!?」

レイ「……私達にも?」

ミライ「……いや、この際言っておくけど……

    サクラ姉たちはボクの男女関わらず、性的対称だよ」
    
サクラ「お、おおう。そうやって言われると照れますな……//////」

レイ「//////」

ミライ「////// いやいや、だから、他の女の子はそういう対象に見えないって事」

サクラ「ホンマですか? シンジさん」

シンジ「……あぇ?」(蚊帳の外だと思ってた……)

レイ「……他の女の子には、欲情しない?」

ミライ「……あ、えっと、男の場合は……」



シンジ「……男の下半身は……別な生き物なんだよ……」シクシク



レイ「……反応は、しちゃうの?」

シンジ「……男子中学生は……そういうものなんだよ……」シクシク

サクラ「……いや、でも、ウチ等以外に浮気せんかったらそれでエエですよ」

レイ「我慢はできるんでしょう?」

シンジ「できるよ! 例え迫られてもっ…………」


シンジ(危ない……『『もう』二度としないよ』って言うところだった)

ミライ(『『もう』二度としないよ』って言いそうになったな……?)


サクラ「あ、そろそろ着替えんと間に合わんで」

レイ「急ぎましょ」

シンジ ミライ「ああ、うんっ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 01:05:08.83 ID:eFKsJApV0<> 体育の女教師

1 モブ

2 ユイ

3 コダマ (コダマの年齢が20代に決定

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 01:06:16.09 ID:8/7MpQLSO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 01:23:03.63 ID:eFKsJApV0<> …………

体育の時間

ユイ「スミレ先生が産休なので、変わりに体育を受け持つことになりました、碇ユイです。

   皆さん、よろしくお願いします」
   
マリ「wwwwwwwwww」

アスカ「wwwwwwwwww」

サクラ「wwwwwwwwww」

レイ「っ!」

ミライ「!!!!??????」

女子「碇……?」 ザワザワ

女子「ザワザワ」

男子「ザワザワ」

高尾「こら、バカ。野球やれっつーの」





ユイ「えっと、皆さんの予想どおり……シンジとミライの母なんだけど、

   ちゃんと点数は公平につけるから安心してね」
   
マリ「www 先生www もはやwww論点そこじゃないと思いますwwwww」

ミドリ「ユイちゃんっていくつなの!?」

ユイ「え、えっと」(27で初号機に入ったけど、アレから10年経ってるから……)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 01:26:26.80 ID:eFKsJApV0<>



ユイ(見た目は茶髪のアヤナミレイ)「……さんじゅう ご よ」




レイ「……」クスッ

ミライ「//////」(サバ読むなよ!!!!!)



ミドリ「うっそだあああ!!! 見た目中学生じゃん!!」

ユイ「ほ、本当よ……?」



ザワザワ

ケンスケ「……合法ロリ……だと?」キラーン

ヒデキ「っく……今ばかりはお前のカメラにすべてを委ねるぜ」

トウジ「このクソド阿呆共が……注目すべきは人妻属性やろが!!」

ザワザワ



ユイ「あーもう……授業、始めます!

   えっと、前はなにやってたんの? スミレ先生は適当にやってたって言ってたけど……」
   
女子「何って……」

女子「ダンス飽きたからって、また各々適当にやってたっていうか……」

ミドリ「適当でしたー」

ユイ「……本当だったのね。私の時代は女子でも走りこみとかさせられたのになぁ」

アスカ「その位でちょうどいいわよ。日本人はホント、こういうときだらしないし」


マリ「走りこみなんてだるいってばー。そうだ! 『ユイにゃん』」

ユイ「何? キョウコさん」

マリ「……」ピシッ

ユイ「…………マリさん?」

マリ「……オホン……今回は自由で……次回何やりたいかアンケートとろうぜ!」

ユイ「そ、そうね。それがいいわ」



ユイ マリ(調子狂うわ……)





サクラ「ミライちゃん……なんか、大変やな……」

ミライ「……うん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 01:44:51.71 ID:eFKsJApV0<>




授業時間中頃





ミライ「母さん……聞いてないんだけど」

ユイ「だって言ったら反対したでしょ?」

ミライ「当たり前だよ……なんか、色々恥ずかしいよ」

ユイ「心の準備をさせなかったのは謝るけど、でも母さんはちゃんと教員免許も持ってるの。

   学者やってただけじゃないのよ? 教師という道も少しは考えてました」
   
ミライ「でも、息子の学校に……?」

ユイ「ええ。今のネルフに私の居場所って無かったから……

   それに、貴方のお父さんの義手の調整がことのほか速く終わったもので、
   
   わたし暇になっちゃったのよね」
   
マリ「そしたらここに教師の空きがあるという話になったと?」

ユイ「あらキョ……マリさん。ラクロスはもういいの?」

マリ「まぁね。ぼちぼち引き上げて姫置いてきた。

   ていうか、ユイにゃん私のことキョウコって呼ぶのやめてよね!?
   
   ビックリしたじゃないのさ!」
   
ユイ「ごめんなさい。だって、あの時のままなんだものっ」

マリ「気をつけてよね。今は真希波マリ! アスカの母じゃなくて、シンジの嫁!」

ユイ「……あなたこそ、そういうこと学校では口走らないでね」

マリ「(・x・)」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 01:46:22.31 ID:8/7MpQLSO<> お口ミッフィーの顔文字可愛いよなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 01:47:40.18 ID:eFKsJApV0<>
ミライ「でもさぁ、母さん……見た目レイとそっくりじゃないか……髪の色しか違いがないよ

    そこの説明はどうするの?」

ユイ「そこはほら、遠い親戚って事で。実際旧姓は綾波だし」

ミライ「そうだったんだ……」

レイ「……」

ユイ「あら、レイも来たの?」

レイ「……さっきの話は聞きました……私が聞きたい事はわかったから、もう行きます」

ユイ「えぇ……? もうちょっとお話しましょうよ」

レイ「……」

ミライ「あ、あの」



1 ミライ「レイ、母さんは、レイのことも娘みたいに思ってるんだよ」(ユイの味方をする

2 ミライ「レイ、あっちでアスカが相手探してるよ」(レイの気持ちを汲む
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 01:57:37.62 ID:8/7MpQLSO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 02:13:47.47 ID:eFKsJApV0<>
ミライ「……レイ、母さんは、レイのことも娘みたいに思ってるんだよ」

レイ「……でも、私……」

ミライ「レイはレイだよ。どれだけ似てても、違う」

ユイ「…………」

レイ「……っ」

スタスタスタ

アスカ「あ、ちょうどいいところに……レイ! 相手しなさい!」

レイ「……いいわ……」メラメラ

アスカ「!?」





ユイ「はぁ〜……やっぱりだめかぁ……」ションボリ

ミライ「……レイは、クローンであることを気にしてるから……」

ユイ「んー、シンジとミライとレイの三人兄妹に囲まれるのを期待してたのになぁ……」

ミライ「三人兄妹って……ボクとお兄ちゃんはいずれ元に戻るつもりだから」

ユイ「お兄ちゃん!?」

ミライ「元に戻るまではそう呼ぶことにしたの」

ユイ「そうなの……はぁ、でも、レイとも仲良くしたいんだけどなぁ……」

ミライ「……やっぱり気になるの?」

ユイ「気になるわよ。だって、貴方が女の子だったらレイって名前をつけようとしてたのよ?

   その名前をつけた、自分にそっくりな女の子だもの……娘みたいに思えちゃうの」
   
ミライ「……そう、か」

ユイ「……さっきは、気遣ってくれてありがとね。シンジ」

ミライ「……ミライって呼んでよ」

ユイ「ん、今はシンジって呼びたかったの」

ミライ「そう……」

ユイ「じゃ、適当に見回ってくるわー。マリさん、後任せたわ〜」ヒラヒラ

マリ「はいはーい」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 02:18:43.18 ID:eFKsJApV0<>
マリ「さて、どうすっかね?」

ミライ「……ん〜」


1 ミライ「カヲル君なにやってるかな?」(男子見学 

2 ミライ「マリ姉ちゃん、なんかやる?」(戯れ



寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 02:20:03.68 ID:8/7MpQLSO<> 乙安価↓


そういや寝るフって調子にのったシンジネタだったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 02:46:52.99 ID:IodHxgvAO<> めっちゃ迷ったけど2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/06(水) 03:52:11.06 ID:eFKsJApV0<> >>687 俺の睡眠時間を奪ったお前を絶対に許さない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 03:55:29.48 ID:8/7MpQLSO<>
えっ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 04:03:30.53 ID:IodHxgvAO<> ワロス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/06(水) 12:18:21.58 ID:eFKsJApV0<>
ミライ「マリ姉ちゃん、なんかやる?」

マリ「んー、そうだねぇ。何かやるっつってもにゃぁ……」

ミライ「……」

マリ「だべってよーぜ。お姉ちゃんちょいと疲れましたニャー」

ミライ「そうだね」


……


ミライ「……そういえば、マリってキョウコさんの記憶では、母さんのこと知ってるんだよね?」

マリ「ん、まぁね……」

ミライ「あんまりキョウコさんの記憶は思い出したくないカンジ?」

マリ「いんや、私のことキョウコ扱いしないでくれるなら別に?

   あ、キョウコ扱いでも愛してくれるなら別に良いよん。親子丼ってのもアリじゃね?」
   
ミライ「キョウコさんって人が僕の知ってるマリと同じだったらそれでもいいけど」

マリ「産後のキョウコは知らないからニャぁ。確証はもてないよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 12:19:38.68 ID:eFKsJApV0<>
ミライ「……母さんは、どうして初号機の中に入る決意をしたのかな?」

マリ「ん……それは、彼女が昔抱いていた理想に基づいていると思うなぁ」

ミライ「理想?」

マリ「うん。生命の進化について、そりゃもう色々と研究してたんだけど、

   永遠の命に興味があった彼女は、エヴァのコアに人間をインストールする研究に目をつけたの
   
   エヴァは永遠に生き続ける。だから、エヴァと一体化さえすれば人は永遠に生き続けられる」
   
ミライ「……一人で……生き続けるつもりだったのかな?」

マリ「……ま、そこは結局人間、そして女であることと、母であることが彼女の決意を揺らがせたんじゃないの?

   ゲンドウ君に会いたいとか、わんこ君に直接会いたいとか、
   
   そういう思いがあったからこその、今回のサルベージ成功だと思うよ」
   
ミライ「父さんはそれで納得していたのかな?」

マリ「まぁ、ユイにゃんが帰ってこなくなったのは実験の失敗だったらしいからね。

   納得するしかなかったんだと思うよ。
   
   だから、もう一度会うために人類補完計画を利用して、全人類の魂の統合を図った。
   
   ギリギリまでゼーレの思惑を進めるフリをして、
   
   最後には初号機を依り代にサードインパクト起こすつもりだったんじゃないのかな?」
   
ミライ「そんなことで会えると思ったの?そんな……会えたとしても……」

マリ「……私は、ゲンドウ君の気持ちはわからないでもないなぁ……

  やってきたことは最低だけど、好きな人に会いたいって思う気持ちは……よくわかるし」
  
ミライ「……」





マリ「……もしも私が八号機と混ざり合ったら……

   君は、八号機を依り代にサードインパクト起こしてくれる?」
   




ミライ「!」

マリ「……」

ミライ「……っ……」

マリ「……」ジーッ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 12:21:26.46 ID:eFKsJApV0<>



ミライ「……そんなこと、できるわけ……ないよ」




マリ「……サードインパクトに利用されそうになって、

   実の父親に、色々騙されて……そういう経験をしたら、
   
   誰かを犠牲にしてまでも私に会いたいとは思わない?」
   
ミライ「他の方法があるはずだよ……現に、母さんは出てこれたんだし……」

マリ「……それ以外に方法が無いとしか思えなかったら?」

ミライ「……マリ、意地悪だよ」

マリ「……ゴメン……ユイにゃんがちょっと羨ましかったの

   何もかも犠牲にしてまで、会いたいと思ってくれるくらいゲンドウ君に愛されてるって事がね」
   
ミライ「……」




マリ「……でもさ、わんこちゃんの回答は百点満点だと思うよ。

   だって普通だったら『サードインパクトなんてありえない』って否定するところ……
   
   たっぷり悩んでくれたじゃん」



   
ミライ「……」

マリ「……ありがとね」

ミライ「……でも……ボクは……」

マリ「そりゃもちろん、私のためにそんなことしようもんなら、腕の一本じゃすまないよ?」

ミライ「……はは……」

マリ「……もう、こんなことしなくていいような世界になるといいね

   エヴァに乗れなくなるのは残念だけど……この学校の皆みたいな子は、これ以上必要ないと思うの」
   
ミライ「そうだね。早く残りの使徒も倒してしまおう」

マリ「最後まで死なないでよ?

   わんこちゃん達には五人分の幸せがかかってるんだからね?」
   
ミライ「うん。ここまで来てやり直しになんてさせない」

マリ「……」


ミライ「……今度こそ皆、幸せにして見せるよ」


マリ「//////……かっちょいーじゃん♪」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 12:43:34.94 ID:eFKsJApV0<>
………………




昼休み

シンジ「えっと、ミライ」

ミライ「……何? お兄ちゃん」

シンジ「加持先生が、支給される教材今届いたらから職員室まで取りに来いだってさ」

アスカ「……」ピクッ

ミライ「わかった。お兄ちゃんも着いてきてよ。荷物もち」

シンジ「はいはい……」

アスカ「……ちょっと、待ちなさい」

ミライ シンジ「?」

アスカ「ナルシスホモ!」

カヲル「……いつかその呼び名訂正してもらえる日って来るのかな」

アスカ「教材つっても色々あるだろうし、アンタも一緒に行ってあげなさいよ」

カヲル「ああ、わかったよ。男手は多いほうがいいよね。いろんな意味で」

シンジ ミライ「……」

カヲル「……セカンドさんは君を信用していないんじゃなくて、
    
    加持さんを信用していないだけだから、気にしないほうがいいよ」
    
シンジ「わかってるよ。そこは納得してる」

カヲル「ふふふ……」

シンジ(かといって加持さんを擁護するわけにもいかないしなぁ……

     まぁ、少しも恨んでないと言ったら嘘になるし
     
     このままでも別にいいか)
     
サクラ(シンジさんがSい顔になっとる!)ドキッ




………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:15:13.67 ID:eFKsJApV0<>
…………


渡り廊下

用務員「……」

カヲル シンジ ミライ「こんにちはー」ペコリ



カヲル「あの焼却炉……使われてるの初めて見たよ」

シンジ「ああ、うん、僕も」

ミライ「ボクも初めて見た」

カヲル「……」

シンジ ミライ「うん、言いたい事はわかるから」

カヲル「や、それにしても麗らかだね。春という季節は。僕はこの季節が一番好きかも知れない」

シンジ「カヲル君は、前から春を知ってるの?」

カヲル「魂の記憶では知っているよ。セカンドインパクトで地軸が傾かなかった時もあったのさ」

シンジ「……そうなんだ」

カヲル「もっとも、その世界も凄惨な結末を迎えたけどね」

ミライ「……」

カヲル「冬はそのときに体験したんだよ」

シンジ「ああ、じゃあロシアに行ったって言うのは?」

カヲル「嘘」

ミライ「……」

シンジ「カヲル君のことだし、割と本気だと思って聞いてたよ」

カヲル「あ、でもサクラさんからはロシアっぽいイメージはある。って言われたなぁ」

シンジ「ロシアっぽいイメージ……

    カヲル君って、犬に例えるならシベリアンハスキーみたいだよね」
    
カヲル「わんこ君は君だろ?」

シンジ「ああ、そうだったね」

ミライ(カヲル君って、結構睫長いんだなぁ)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:16:59.82 ID:eFKsJApV0<>
用務員「……なぁ、君達……」

ミライ「え?」



用務員「あっちに、やたらスピードの速い青い車が来てるんだが……

     チルドレンを迎えに来たんじゃないのかね?」
     


シンジ「……あー」

カヲル「……」

ミライ「ミサトさんかな?……まさか!?」






























用務員「……」ヂャキッ







カヲル「!」

ダァン




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:30:11.08 ID:eFKsJApV0<>
カアアァアァァァァァン!


用務員?「……流石に……ただの拳銃じゃダメか」

カヲル「物騒だなぁ……学校で銃なんて」

ミライ(銃声に ATフィールドの音?)

シンジ「カヲル君!!」

カヲル「僕の後ろに居てくれないか、シンジ君……恐らく彼はゼーレの残党だよ」

ミライ「!?」

用務員→残党「……」

カヲル「恐らく、即時に脅威となるチルドレンを抹殺したいのだろう。

    ネルフに解体されつつあるのに、執念深いことだ」
    
残党「……」

カヲル「……通行人が来ると面倒だ。手加減できないかもしれないよ?」

残党「……それは、こちらのセリフだ」

ヂャキッ

カヲル「だから、銃なんかじゃ無理だって」

残党「……」

カヲル「……!」



ダァン



カヲル(ATフィールド……)

カァァァ……ン 





バリィッ

カヲル(!? 破られた!?)

ズグン……

カヲル「っぐ、ぅ……ぁ……」

ミライ「!! カヲル君!!」

残党「今度はロンギヌスの槍から作った銃弾だ。

   使徒一体分のATフィールド程度なら簡単に突き破れるだろう」

シンジ「……!! カヲル君……カヲル君!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:43:40.18 ID:eFKsJApV0<>
カヲル「……っ ああ、大丈夫、だよ……軌道はそらせた……でも」

残党「チルドレンに残っていてもらっては困る。ゼーレの再起までにお前等を順に消してやる」

カヲル「……ふふ、再起? 残念ながらそれは無いね……」

残党「……負け惜しみか? 減らず口もそこまでだ」

カチリ……

シンジ ミライ「!!」

カヲル「!!」

カヲル(せめて、後ろの二人にはあたらないようにしなくては……!)








カアアァァアァァァァァァァァン!!!!!

残党「なっ!? 弾かれた!?」

カヲル「え……」

シンジ ミライ「……」

残党「ATフィールドが三枚!? お前等……!! 」

ヂャキッ

ミサト「……動かないで」

残党「!!」

ミサト「……ゼーレの残党、情報どおり学校に来ていたのね……

    ごめんなさい、カヲル君……」
    
カヲル「……僕のことはいい……それより」

残党「この、……ネルフの犬が!!」

残党 近接格闘→ミサト

ミサト「っ」

ミサト 合気道→残党

ミサト「……犬は犬でも、軍用犬相手にするには、ゼーレのチワワじゃ不足だったみたいね」

残党「っが! あ……!」

ミサト「……さよなら」

ガチリ………………



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:45:38.70 ID:eFKsJApV0<> ………………

加持「ミサト、大丈夫か!?」

ミサト「なにやってんのよ!! 今更来て!!」

加持「すまん、三人片付けてきたところだ」

ミサト「死体の処理と揉み消しはこっちでやる。それより、カヲル君を……」

加持「ああ……」





シンジ「……っ  カヲル君……大丈夫!?」

カヲル「たいしたこと無いよ……僕は、使徒だし……」





シンジ「……使徒でも、痛いのは痛いよ……」





カヲル「……シンジ君、君は……」

ミライ「……っ ボクのことはいいから、早く病院に!」

カヲル「………………」


………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 14:50:29.88 ID:ly/Nngu80<> ついにATフィールド張れるようになったか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:52:09.81 ID:eFKsJApV0<>

………………


病院

カヲル「……」

加持「……まぁ、撃たれたのは腕だったが、あんまり軽んじるなよ。

    人間ってのは脆いからな。例えお前が使途だとしても、体は人間だ。死ぬときゃぽっくりだ」
    
カヲル「……ああ、そう、だろうね……」

シンジ「…………」

ミライ「…………」



カヲル「…………シンジ君」

シンジ「……」ビクッ



カヲル「……助けてくれてありがとう」

シンジ「……僕は、何も……」

カヲル「……あのATフィールドは、君のものだろう?

    僕は三枚もATフィールドを張ることはできないよ」
    
ミライ「……」

加持「……話すべきなんじゃないのか?」

シンジ「……」

カヲル「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 14:54:17.84 ID:eFKsJApV0<>




カヲル「生身の人間が、ATフィールドを張るのは難しいよ……それこそ、使徒かエヴァでないと……」

シンジ ミライ「……」

カヲル「……君は…………まさか、エヴァの呪縛に…………?」

















シンジ ミライ「……」コクン






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 15:16:55.02 ID:eFKsJApV0<>
………………


碇邸 家族会議


シンジ「……ヴンダーの主砲を使った時……体にものすごい負荷がかかったんだ。

    何とかしなくちゃって……頑張ったんだけど……」
    
ミライ「結局ボクたちはLCLに溶けて初号機と一体化した。

    そこで魂の記憶に触れたりしたんだ」
    
シンジ「長い時間、初号機の中に居た気がしたよ……

     だけど、早く外に出たくて、僕たちは考えたんだ」
     
     
「ATフィールドで、自分達を実体化しようって」


ミライ「もちろんその時は初号機のATフィールドを使うつもりだったんだ」

シンジ「結局、成功して外に出たんだけど、そこでリツコさんに聞かれたよ」



リツコ『……初号機は起動していないのに……どうしてATフィールドが張れたの?』



ミライ「その後の精密検査でわかった。

    ……エヴァによる侵食で、ボクたちの体はエヴァに近いものになっていた」
    
シンジ「使徒を基にして作ったエヴァと僕の体は、今限りなく近い存在になってしまっている

    それが、エヴァの呪縛だよ」
    


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 15:20:15.66 ID:eFKsJApV0<>



マリ「………………」

アスカ「……じゃあ……シンジの体は……」

シンジ「……うん、使徒……と言っても、アダムの使徒に近い体になっている」




レイ「……!」

サクラ「……そんな……」



シンジ「あ、でも、ほら……命に別状があるわけじゃないし、そこは安心してほしいっていうか……」

ミライ「そうだよ。使徒だけど、見た目はこんなだし。特に問題……」

マリ「大問題だよ」

シンジ ミライ「……」



マリ「……」

アスカ「……」

レイ「……」

サクラ「……」







マリ「……呪縛っていうか、侵食を、解き放つ方法も考えなくちゃね」

シンジ ミライ「……うん」




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 15:23:40.27 ID:eFKsJApV0<> バイト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 15:29:17.00 ID:IodHxgvAO<> てらさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/06(水) 18:45:52.79 ID:cELZf+SG0<> wktk

ゼーレも細々と暗躍してるのか。
それだと、タブハベースのなんかヤバいプラントを、衛星軌道にこっそり逃がしてたりして。

そして宇宙戦!
ダブルエントリーのポッドゼロとかポッドスリーとかが、ブースターをジェットソンして軌道を遷移、目標に接触とか!
いややっぱ空間機動なら空軍パイロット経験者のアスカさま一択か?
マリアスダブルエントリーでダッシュのつかないポッドツーとか燃えるな。みんな援護が数秒遅いのに碇兄妹のブンダーだけはドンピシャとか。

プラントは、
量産機の持ってた偽ロンギヌスとか(銃弾に加工できるってことは、Qの"虎の子"が山ほど手に入る?)、
カヲル君がらみのクローン施設で今は綾波シリーズ(こないだダミー代わりに使ってた)とかを作ってるのかな。
あるいはなんか聖遺物がらみで、シンジミライの解放に必要だったり、「お婆様」から頼まれたりとか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 18:55:40.21 ID:8/7MpQLSO<> そういや今まで宇宙戦、水中戦がなかったな…

使徒は全て消えたから(カヲルくん以外)エヴァを使う敵が出るとしたらゼーレのカヲルくん制作技術使った人造使徒や戦自、日本重化学工業、ネルフ支部、月になるんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 22:26:15.55 ID:voL6qZkAO<> 襲って来た用務員が補完委員会の誰か(ヒゲの人、七三の人、左様の人等々)だったと想像したら、ゼーレの落ちぶれ方も侘びしいレベルww
新劇版ではモノリスばかりの登場だけどキール議長以下皆さんお達者なのか。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 22:57:19.95 ID:eFKsJApV0<>
…………………………

翌日

シンジ(しかし、僕達の憂鬱をあざ笑うように次の日はやってくる


    そしてそれらを蹴散らすかのように、太陽はアスファルトを熱し続ける……)
    

シンジ(熱し続ける?)


太陽「夏日っス」


シンジ「……夏日……か」



………………



ユイ「……一斉送信っと」

〜〜〜〜〜

題名:本日の体育の授業

内容:今日は水泳の授業をやるので、水着の準備をしてきてください

〜〜〜〜〜



ユイ「……私も水着用意しないとなぁ〜」












二人のシンジ編 〜プール開きました〜



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 23:08:16.61 ID:8/7MpQLSO<> 色んな意味でユイさんの水着が気になるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:23:44.70 ID:eFKsJApV0<>
カヲル「今日は朝から暑いね」

マリ「んぁ、ホント……クーラーつけようクーラー」

アスカ「そういや、この前まで雪降ってたけど、何も無けりゃ年中真夏なのよね、日本って」

サクラ「もうちょっと春が続いてもええんと思うんですけどねぇ」

シンジ「……何気にあっさり食卓についてるけど、カヲル君、怪我はもう良いの?」

カヲル「ああ、たいした傷でもないしATフィールドでちょちょいといじくって治してきたよ」

シンジ「……あそこはネルフの息がかかってる病院だからいいけど、他ではやめてね」

カヲル「ふふ、心配性だなぁ」

レイ「……?」

シンジ「レイ、どうしたの?」

レイ「お姉さまは?」

シンジ「ん、あれ、さっきまで一緒に朝の準備してたのに」

レイ「私、見てくるわ」



トテトテトテ



シンジの部屋の前

レイ「お姉さま?」コンコン

ミライ「ひゃぅっ!?……レイ?」

レイ「……お姉さま、朝ごはん……」

ミライ「え、ああ、うん。ちょっと、体調が良くないから……今日は、いらない、かな」



レイ「……嘘」



ミライ「! な、何を、根拠に……と、とにかく、今日はその」ゴソゴソ

レイ「……」

ガチャリ

ミライ「え、鍵しめてなかった!? ちょ、待って!」



キィッ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:27:10.42 ID:eFKsJApV0<>


レイ「……どうして裸?」

ミライ「いや、その」

レイ「水着、準備はしてるのね」

ミライ「っと、これは……」

レイ「……」ジーッ

ミライ「////// そんなに見ないでよ」

レイ「!……お姉さま」



レイ「……胸が……大きく?」

ミライ「……せ、先月から」オドオド



レイ「……支給された学校指定の水着が、合わない?」

ミライ「//////」



レイ「……なんだか恥ずかしいから体育を休みたくて仮病?」

ミライ「なんでそこまでわかるのさっ!!」

レイ(可愛い……)




アスカ「なぁにぃ〜?? 朝っぱらから面白い話題じゃないのぉ」ジロジロ

ミライ「ひぃっ!?」

サクラ「乳が揉めると聞いて……お、おおう、ミライちゃん……その胸は……」

ミライ「言ってない!!」

レイ「……水着は、購買に行けば問題ない」

ミライ「あー、うー、あー……」

アスカ「ま、女子に揉みくちゃにされる心の準備だけはしていきなさい」

サクラ「男子の目線も集中しまっせ、これは」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:28:36.09 ID:eFKsJApV0<>


マリ「モグモグ……そういえばわんこ君背伸びた?」

シンジ「あ、わかる? 実は、先月から節々が痛くて、多分成長痛だと思うんだけど」

カヲル「その成長止めないように、早めに呪縛から逃れないとね」

マリ「その話はナシ!」

シンジ「いやいや、直ちに害があるわけでもないからさ。そんなに気にしないでよ」

マリ「そうだけどさぁ……」

カヲル「悪かった。この話題はナシだね、うん」

シンジ「だから、気にしないでって……」

マリ「気にするよ! 私は将来ちゃんとわんこ君の子供孕みたいんだからね!?」

カヲル「その話題も朝からするのはどうだろうか……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:51:50.48 ID:eFKsJApV0<> ………………


???


????「密約は交わされたな」

???「ああ、滞りなく」

???「…………」ムスッ

????「……お前も、わかっていてここに集まっているんだろう?」

???「今更密約を取り消すわけにはいかん。わかっているだろう」

???「………………しかし!」

???「それでいい」

????「……時は満ちた。奴の報告を待つとしよう」



……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:54:30.25 ID:eFKsJApV0<>

その頃学校 職員室

加持「おはようございます。碇先生」

ユイ「あら、おはよう。加持君……あ、加持先生」

加持「ははは、どちらでも構いませんよ?」

ユイ「いえ、でも……この見た目で加持君て呼ぶとなんだか変な感じだもの」

加持「いけない関係みたいで?」

ユイ「そういうジョウダン好きじゃないわ」クスクス

加持「ははは、癖みたいなもんですよ。綺麗な女性には特にね」

ユイ「はいはい。こちとら体は中学生なんだから欲情したら犯罪ですよ」

加持(……)



加持「ああ、それはそうと、今日は女子がプールの授業でしたね」

ユイ「はい、そうですけど」

加持「まぁ、ただでさえチルドレンが居る学級だし、ミライちゃんも居るし、

    恐らく男子の視線が釘付けになると思うんで、その辺はうまくあしらってくださいね」
    
ユイ「承知してます。わが娘ながらあんなにカリスマを備えてるなんてねぇ……

   母さん鼻が高いわ」
   
加持「……そういえば、碇先生の水着は?」

ユイ「え? 一応自前のものですけど」

加持「そうですかそうですか。いや、正直に言うとちょっとだけ興味がありました」

ユイ「だから、体は中学生ですってば」









…………




体育の前 碇ユイのロッカー

ユイ「……加持君……私こういうジョウダンもちょっと……」

メモ『中学生の体にふさわしい水着を用意させていただきました 怪盗カジリョージより愛をこめて

   PS 水着は自宅に送りましたのであしからず』

ユイ「…………指定の水着……興味は、あるけど……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/06(水) 23:58:02.75 ID:eFKsJApV0<>


???→会議室


????→ケンスケ「……加持先生……」

加持「いやはや、大変な仕事でしたよ。密約のほうは滞りなく……」

???→ヒデキ「良くぞやってくれましたね……サイズは?」

加持「ああ、若干小さめに」

ケンスケ「完璧だ……!」

???→トウジ「……ワシは知らん。なんも知らん」

ケンスケ「はいはい、よくわかってるよ。口止め料として委員長の写真は優先的に横流ししよう」

トウジ「……おう」

ヒデキ「ロリ人妻のスクール水着写真フラグのためなら、俺は何処までも堕ちる!」



加持「おっと、約束のブツは?」

ケンスケ「これか、これがほしいんだろう?」

つ 大人サイズのスクール水着

加持「ああ、これで任務完了だ。礼を言わせて貰う」

ケンスケ「こちらこそ」

ガシィッ

ケンスケ「心の」

加持「友よ」

トウジ(すまん委員長……)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 23:58:09.57 ID:8/7MpQLSO<> スクミズか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 00:10:37.04 ID:6bj+nBGa0<>


体育の時間 プールサイド

ザワザワ

ヒカリ「……あれぇ?」

アスカ「先生居ないわね」

マリ「もうすぐ授業始まっちゃうよー?」

ユイ「あの」

サクラ「もう、これは委員長に仕切ってもろた方が早いんやない?」

ユイ「あのぉ……」

レイ「……」

ミドリ「そーだよ。もう消毒とかしちゃってさっさとはいろーよ」

マリ「そーだよそーだよ」



ヒカリ「んー、そうね。じゃあ……」

ユイ「あ、あのぉ!!」



ザワッ……



アスカ「……え」

ユイ「先生ここに居ました! ちゃんと居ます!」

レイ「……」

マリ「なにやってんのwwwwwユイにゃんwwwwwww」

ミドリ「だぁーからー! 先生! その水着着てると中学生にしか見えないって!!」

サクラ「アカンww全然気付けへんかったwwww」



センセーカワイーwww

センセーワカーイwww






屋上


ケンスケ「……ああ、見える。見えるぞ……俺の望んだエルドラド…… パシャパシャ

     ロリ人妻のスク水姿……これは確実に抑えないとな パシャパシャ
     
     当然チルドレンも……っと 」パシャパシャ
     


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 00:17:28.43 ID:6bj+nBGa0<>
一方

グワァラゴワガキーン!!

トウジ「っしゃあおら!! 左中間!」

男子A「トウジの奴気合入ってんな……」

男子B「ああ、まるで何か鬱憤を晴らすかのようだ」

トウジ「えっほ えっほ」

男子A「だけどダメだな。本質はやっぱり運動音痴だ」

男子B「あ、つかまった」

トウジ「ぜぇ、、はあ……」

シンジ(……普段からジャージ姿なのになぁ……)



男子C「おい、おまいら! プール!」

男子A「おう、ミライちゃん出てきたか?」

男子C「ああ、来たぞ!」

男子B「どれ、スレンダー美人がどれだけ育ったか拝んでやるとするか」

シンジ(……なんだか妙な気分だなぁ……)

カヲル「さて、と、次はボクの番だね」

男子DEF「きゃー! かをるくーん!!」

シンジ(……なんだか妙な連中だなぁ……)




シンジ(暑いなあ……)




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 00:27:21.04 ID:6bj+nBGa0<>
女子ABC「キャーカヲルくーん!! こっちむいてー!」

ユイ「はいはい。まぁ最初のプールの時間だし、ある程度は自由でいいでしょうけど……

   ところで泳げない人って居るかしら?」
   
ミライ「あ、えっと」

ユイ「……え」

ミライ「はい、泳げません」

アスカ「……えぇぇぇぇ!?」

レイ「……!」

マリ「なんだ、わんこちゃんカナヅチ?」

サクラ「そういや海でも泳いでいませんでしたね……?」

ミドリ「へー、チルドレンでも泳げない人居るんだ」



ユイ「えっと、泳げない人は泳げる人に指導してもらうのが良いかしらね……

   それとも、先生に教わりたいかしら?」
   
ミライ「それは……ちょっと」



1 アスカに教わる

2 サクラに教わる

3 マリに襲われる

4 レイに教わる

5 ミドリが積極的に教えてくれる

6 ユイが教えることになる
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/07(木) 00:30:37.74 ID:XNtFs22AO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 00:55:41.82 ID:6bj+nBGa0<>

マリ「そーいうことなら私が教えてあげるよん!」ガバッ

ミライ「うわぁっ!」

マリ「ね、いいでしょう? ユイにゃん」

ユイ「先生」

マリ「ユイにゃん先生」

ユイ「……まぁ、いいけど……あんまり過度なスキンシップしてたらお母さん許しませんからね」

マリ「わかってるよお義母さん」

ユイ「ちょっとまって今のイントネーション何?」

マリ「ナンデモナイヨオカーサン」


……


マリ「ってワケで、とりあえずプールには入れる?」

ミライ「うん……水に入るのは大丈夫」

マリ「足着くし安心して入っていいよー」

チャプ……

ミライ「……ん」

マリ「で、どのくらい泳げないの?」

ミライ「えっと」

マリ「浮くことはできる?」

ミライ「人間は浮くようにはできていないんだよ……」フッ

マリ「……その胸元にある立派な膨らみは浮くようにできているよ?」

ミライ「……」

マリ「おっと、これは墓穴だったかニャ」フンゾリ

ミライ「……本当に浮くんだ」マジマジ

マリ「はいはい、うらやましいのはわかったから。」



…………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 01:16:26.92 ID:6bj+nBGa0<>


バシャバシャバシャ



マリ「……」

ミライ「ぜぇ、はぁ……」

マリ「……うん、とりあえずセンスがないのはよくわかった!」

ミライ「ひ、ひどい……」

マリ「まぁ、とりあえずだね。浮くために全力でバシャコラするのが違うのだよねぇ」

ミライ「え?」

マリ「人間は浮くようにはできていないって言うのもね、違うんだよ?」

ミライ「そ、そうなの?」

マリ「ほれ」

プカー……

ミライ「え」

マリ「ちょっと多めに息吸って、力抜いて……仰向けになってりゃこんなもんよ」

ミライ「……へぇ……」

マリ「つーワケで、やってみよう」

ミライ「いやいやいや、その感覚がわからないから今まで泳げてないのであって……」

マリ「だーいじょうぶ大丈夫! お姉ちゃんが優しく教えてあげるよん♪」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 01:19:01.44 ID:6bj+nBGa0<>
マリ「つーワケで、お姫様抱っこしてみた」

アスカ「……?」

マリ「呼んでない呼んでない」

ミライ「こ、これは、ちょっと恥ずかしいかも」

マリ「私だってちょっと恥ずかしいよwww 注目の的だぜwww」

レイ「……」ブクブクブク

マリ「ギャラリーが鬱陶しいからとっとと浮いてみよう! 

   さっき言われたとおりにやってみてー?」

ミライ「え、え!?」

マリ「はいはい、息すってー」

ミライ「……」スゥ……

マリ「力抜いてー」

ミライ「……」クタッ……

マリ「……」ムラッ

ミライ「……!」ゾクッ

マリ「大丈夫大丈夫……」

ミライ「……」クタッ……

マリ「そんで、ゆっくり手離していくからねー」

ミライ「ちょっと、不安なんだけど」

マリ「大丈夫、沈みそうになったら支えてあげるし」

ミライ「うん……わかった、よ……」

マリ「……」ムラッ

ミライ「マリ姉ちゃん?」

マリ「ほい、手離すよー」

ミライ「!!?」

ガシッ

マリ「おわっと!?」

ミライ「……いきなりは、やめてよ……」フルフル

マリ「……」ムラッ

ミライ「……さっきから、なんか凄く不安なんだけど」

マリ「今度その姿でエッチしようよ」ヒソヒソ

ミライ「……それはどうでもいいから、この状況を何とかしてよ!」

マリ「はいはい、浮きたかったらとりあえずその私にしがみつく手を離してからねー」

ミライ「マリ姉ちゃんが支えてくれないからじゃん!」

マリ「サーセンwww」



レイ「……羨ましい」



………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/07(木) 01:19:45.02 ID:6bj+nBGa0<> スク水の構造上、乳が浮くというのはおかしいな。
疲れてるみたいだから寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 01:20:56.08 ID:6bQd/3KSO<> 乙。何となくシンジ「長谷川さん?」を思い出した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/07(木) 03:06:49.78 ID:kH2PHjKno<> >>727
せやろか?
ホンマにでかい子はスク水着てても上から谷間のぞけるんやで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 11:20:27.14 ID:6bj+nBGa0<>
……

ミライ「……ふぅ」

マリ「どうにか浮けるようにはなったみたいだね」

ミライ「とりあえずは、ね」

マリ「まぁできないことをやろうとするのは精神的にも辛いだろうから、あとは休憩してなよ」
   
ミライ「ああ、うん」

マリ「ほら。わんこ君とにゃんこ君見学しよう」

ミライ「……この暑いときに外で野球かぁ」

マリ「明日は男子がこっちで私達があっちだよ」

ミライ「あー、辛いなぁ……」



マリ「お!」

ミライ「……?」



1 守備 ピッチャーシンジ

2 攻撃 バッター カヲル
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 11:26:24.34 ID:o1CDfL220<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/07(木) 12:00:20.53 ID:6bj+nBGa0<>

トウジ「っはぁ〜 センセがピッチャーかいな」

ヒデキ「シンジって運動はさ。やらせればできるタイプだけど

    ピッチングって結構センス要るじゃん?」
    
トウジ「運動センスがナンボのもんじゃい!」

ヒデキ「わかったわかった……」



シンジ「……ピッチャーかぁ……」



マリ「……っちゃあ……わんこ君ピッチャーとか……適材過ぎるでしょ」

ミライ「でもボクやったこと無いよ?」

マリ「君は自分の投球センスを自覚するべきだよ」



シンジ「……よっ!」

ビュォッ

バッター「……」(ボールか

グルン

バッター「!?」

パスン

高尾「ストラーイク」



ヒデキ「何今の玉」

トウジ「多摩はお前じゃ」

ヒデキ「っせーよ。ていうかシンジカーブ投げれるんだな。鋭すぎだぞあの変化球」



マリ「すっげwww わんこちゃんあんなこともできるの!?」

ミライ「やった事はないけど……野球の中継とか見て、できそうだなっては思ってたよ」

マリ「普通できないってwww」



シンジ「やった! できた!」

ミライ「……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/07(木) 12:03:24.45 ID:XGN2fdZs0<> ここで使徒襲来はどうか。

チルドレンは水着もプラグスーツも大して変わらないからいいが、
スク水ユイさんが駆け込んできた発令所は流血の大惨事(鼻血的な意味で) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/07(木) 12:07:30.73 ID:XGN2fdZs0<> 割り込みスマソ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/07(木) 12:20:47.68 ID:6bj+nBGa0<>

ミライ(本来は自分もあの場所に立ってたんだろう。

    でも、今の自分は彼の妹……
    
    なんだか複雑だ。アレは自分であって自分じゃない。)
    


高尾「ストラーイク! アウトだ」

トウジ「やるやないか!」

ヒデキ「いいぞー!」

カヲル「凄いね……!」



ミライ(あそこで賞賛をあびているのはボクじゃない

    ……羨ましい。きっと、ボクにだってできるんだ。
    
    エヴァ以外でも褒めてもらえるんだ。ボクだって……)
    


マリ「……」





1 ミライ「……元に、戻りたいな」ボソッ

2 ミライ(それはそれとして……客観視すると『僕』も男らしい体してるんだなぁ)マジマジ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 12:21:49.32 ID:6bj+nBGa0<> 3 その他

>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 12:25:45.33 ID:T48Wr77DO<> 3 そこは割り切って応援する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/07(木) 12:26:06.99 ID:XGN2fdZs0<> 2からの、マリ先生の自慰レッスン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 12:42:58.98 ID:6bj+nBGa0<>


マリ「いいぞー! わんこ君! かっこいー!!」

ミライ「!」ビクッ

マリ「ほら、お兄ちゃん頑張ってるぞ?」

ミライ「あ、うん」

女子「キャーシンジクーン!」





トウジ「やっかましいやっちゃな……もうチェンジやぞ……」

ヒデキ「はいはい、頑張って空振りしてきてくれ」

トウジ「おあああああああ!!!!だまっとれ!!!!」





ヒカリ「……トウジが打つんだ」

ミライ「委員長、応援しないの?」

ヒカリ「だって、私だけトウジの応援したら浮いちゃうでしょ?」

ミライ「それもそうだけど……」

ヒカリ「ほら、みて。トウジってバットに玉当てるのは得意だけど」

カキン

ドタドタドタ……

ヒカリ「……ね。走るのヘッタクソなのよ」

ミライ「ほんとだ。ここからだと良く見える」クスクス

ヒカリ「走り方がちゃんとわかってないのよ。地面を蹴って進むのより、

    足を引き上げる動きを優先しちゃってへんな走り方になってるの」
    
ミライ「……へぇ……教えてあげても直らないんじゃ、しょうがないね」



ヒカリ「実は 教えてないんだ」



ミライ「……へ? 教えてあげないの?」

ヒカリ「……」

ミライ「?」

ヒカリ「……」ニコッ

ミライ「……」

ヒカリ「……だって、あのほうが可愛いでしょ?」

ミライ「……うわぁ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 12:45:19.36 ID:6bj+nBGa0<>
ヒカリ「内緒よ?」クスクス

ミライ「……っ」


ミライ「……うん」



ミライ(……これは、自分がミライだから知りえた情報なんだろうな。

    委員長は僕の事情を知ってるけど……多分、女の子だから話してくれたんだと思う。
    
    いわゆる、女同士の秘密って奴? こんな黒い委員長初めて見たよ……)


ミライ(……男だから得られた賞賛と、女だから知りえた情報)


ミライ(立ち位置が変わるって事は失うだけじゃないんだ。

    『僕』には『僕』の居場所があって
    
    『ボク』には『ボク』の……居場所があって……)
    



ミライ(じゃあ、一人に戻ったら『ボク』の居場所ってどうなるのかな?


    …………………………)
    
    


レイ「……お姉さま?」

ミライ「……」

レイ「………………お姉さま……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 13:00:21.25 ID:6bj+nBGa0<>

高尾「おーい、次は碇がバッターだぞ! 女子も盛り上げろ!」

女子「キャーシンジクーン!」

マリ「待ってましたあ!!」

スッ

レイ「……!」



カヲル「ははは、人気者だね」

シンジ「恥ずかしいよ//////」

カヲル「ほら、妹さんも見てるよ?」

シンジ「え」



ミライ(っ……!)



スッ

ミライ「ガンバレー!」

シンジ「……!」





ミライ「……」

レイ「吹っ切れた?」

ミライ「……全然。

    同じだけど、同じじゃない人が居るのって、結構、考えちゃうね」
    
レイ「……そう」

ミライ「……でも、ボクにはボクの居場所があるんだし……今は、それでいいかなって思うよ」
    
レイ「そう」

ミライ「……お姉さまって呼んでもらえるのはボクだけだしね」

レイ「……そうね」クスッ



ミライ「……ボクが母さんって呼ぶのも、あの人だけだし、レイって呼ぶのも君だけだよ」

レイ「……」

レイ「……でも、娘と思われるのは嫌」

ミライ「そう?」

レイ「だって、そうしたらお姉さま達とキョウダイになってしまう」

ミライ「……?」

レイ「キンシンソウカン」

ミライ「あ、あー……」

ミライ(遺伝子的にはもうアウトな気がするけど……)

レイ「……気分の問題」

ミライ「そういうことなら、しょうがないかな」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 13:07:30.65 ID:6bj+nBGa0<>


カキーン!



アスカ「ったく、地味に出塁したわね……」

女子「キャーシンジクーン!」

サクラ「あははw 次はカヲルさんやでー!」

女子「キャーカヲルクーン!!!!」



ヒデキ「おお、流石、女子人気はカヲルのが上だな」

カヲル「期待されたら頑張るしかないなぁ……」クスクス

ヒデキ「で た よ  この余裕の笑み!! いやみだねぇホント」

カヲル「……マニュアルだと、何処に投げられると思う?」

ヒデキ「あっちのピッチャーも必死だ。打たせるピッチングをする余裕は無いだろ

    真ん中は来ないと思ったほうがいいと思うぜ」

カヲル「ありがとう。君のアドバイスのおかげで的が絞れたよ」スッ

トウジ「んなもんバーっと振ってダーっと走ったらエエねん!」

ヒデキ「おまえ良くそれでバットに当てれたな」





カヲル「……さて」


1 どうせならミライさんに応援してほしいな チラッ

2 今度こそ君だけは ホームインさせて見せるよ チラッ

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 13:12:42.86 ID:7wfDRaIDO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 13:23:32.13 ID:6bj+nBGa0<>
カヲル(どうせならミライさんに応援してほしいな)チラッ

女子「キャー! カヲルクーン!!」

ミライ「……あ……」

カヲル(……)




ミライ「カヲル兄さん! 頑張って!!」




女子「……兄さん?」

男子「兄さん?」

カヲル(……!)グッ

ピッチャー「……兄さん?」#ビキビキ



ピッチャー「……フンヌ!!」

ビュォァアアッ!!(外角高め

カヲル「っ!」



グワァラゴワガキーン!!



ヒデキ「っし! 回れ回れ!!」

トウジ「ああーー! これならワシでもホームインできたのに!!」

ヒデキ「タブランって言葉知ってるか?」



ワーワーキャーキャー












レイ「……渚君、こっち見てた」

ミライ「う、うん……」

レイ「目が合った?」

ミライ「多分……//////」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/07(木) 13:44:21.75 ID:kH2PHjKno<> 綾波は犠牲フライとかスクイズうまそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 13:46:05.81 ID:6bj+nBGa0<>
1 放課後 カヲル兄さんとミライが二人きり (二人のシンジフラグ

2 放課後 お兄ちゃんとミライが二人きり (二人のシンジフラグ

3 ある日 授業中のマリ (一人のシンジフラグ

4 その他

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 13:52:18.28 ID:6bQd/3KSO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 14:12:52.88 ID:6bj+nBGa0<>

カヲル「それじゃあ、僕たちは先に帰ってご飯作ってるよ」

アスカ「私のご飯が食べれるんだから感謝しなさいよね!」

サクラ「ヴンダーの調整やからって、シンジさん達二人で行くことになるんか」

レイ「……心配」

マリ「心配って……ああ、ゼーレ?」



シンジ「んー……ブラックジョークにしかならないけど」

ミライ「ボクら二人なら、全然問題ないと思うよ。ATフィールド張れるし」



カヲル「確かにそうだね。寧ろこちらは生身で戦えるのは僕くらいだ」

サクラ「っげ、頼みますよカヲルさん」

マリ「なーに言ってんの? さっちん即戦力じゃん」

アスカ「そうよ、暴虐」

レイ「頼りにしているわ」



シンジ「ははは、じゃあ、また後で」



……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 14:20:51.24 ID:6bj+nBGa0<> バイト 続きは明日かも
思いつきでPSPのエヴァ2買ってくる

別キャラとしてミライ生存 と シンミラ同化 のどっちが面白いかな。
どっち書いても自分としては面白そうだけど。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/07(木) 14:23:53.49 ID:6bj+nBGa0<> 『別キャラとして』ミライ生存  って言い方がひっかかったので訂正

要するに 
『なんやかんや同化できずに、このままシンミラ生存』
と 
『なんやかんや同化して元通り一人のシンジ』 ね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 14:31:37.29 ID:z25fkuSn0<> >>749

難しいぞエヴァ2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 14:31:57.38 ID:z25fkuSn0<> >>749

難しいぞエヴァ2
まぁ頑張れ 白兵を上げるんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 14:32:41.98 ID:6bQd/3KSO<> 乙AT値上げ頑張れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 14:46:01.68 ID:o1CDfL220<> 連投スマン
未だに書き込み重い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 19:34:52.39 ID:jsy5eBEzo<> 一昨日に最初のスレ見つけてずっと読んでた
>>1の作品好きだからがんばってくれー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 20:07:25.53 ID:4xuQZG5Uo<> 俺はシンジは一人の方がいいな
ミライも好きだけど、葛藤みてると戻してあげたくなる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 21:14:23.61 ID:6bQd/3KSO<> でもユイさんいないから初号機乗る度に聖典が必要に <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 23:34:32.17 ID:4xuQZG5Uo<> あー、そうだった
じゃあ二人のままの方が都合がいいのか
そう言えば、ユイとシンジの親子でダブルエントリーはできないのかな?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 00:46:52.43 ID:WY+L4Ym70<> ………………



ネルフ本部 ヴンダー内

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ「……」

ミライ「……」

シンジ ミライ「暇だね」

シンジ ミライ「……」

シンジ ミライ「ホントにね」

シンジ ミライ「……」



シンジ「この間一回動かしただけなのに、パイプとかに亀裂入ってるってよ」

ミライ「へぇ……この間動かしたときはよく無事だったね」

シンジ「そもそも、10分で起動したことが奇跡っていうか……」

ミライ「パーツがぜんぜん足りなかったんでしょ?」

シンジ「そうなの?」

ミライ「うん。さっきマヤさんから聞いた」

シンジ「……よく無事だったね?」

ミライ「ううん、結構さわられた」

シンジ「プラグスーツ?」

ミライ「そうそう。同じカラーリングで女の子用だからって、珍しそうに……」

シンジ「あの人、時々節操ないよね」

ミライ「一年でかなりオープンになってきてるよね」

シンジ「初めて女装したときあたりから、あの人おかしかったなあ……」

ミライ「それまではただの優しいお姉さんだと思ってたのに……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 00:48:09.52 ID:WY+L4Ym70<>
ミサト「それをいうなら私だって貴方の変わりように驚いてるわよ」

シンジ「!? ミサトさん、聞いてたんですか?」

ミサト「ええ、今のマヤちゃんに言っちゃおうっかなー?」

シンジ「勘弁してくださいよ……実害被るのは僕じゃないと思うけど」

ミライ「全くですよ。ボクが大変なんですから……」

ミサト「それにしても、なんだか意外と二人とも普通にしてるのね」

シンジ「え?」

ミサト「や、ほら、漫画とかだと偽物登場したら、本物の座を争ったりするじゃない?」

ミライ「いや、だって、偽者じゃないですからね。どっちもボクです」

ミサト「……お互い、気遣いすぎてるとかない?」

シンジ「……不思議と、そうでもないです……ね?」

ミライ「ええ、まあ、寧ろ手に取るように気持ちが分かるんで」

ミサト「そういうもん? もしかして双子ってそんなカンジなのかしらね?」

シンジ「双子、か」

ミライ「今の設定は双子ですよ」

ミサト「そういやそうだったわね。ミライちゃん、何か不便とかない?」

ミライ「ええ、まあ……特には」

シンジ「……」

ミサト「それならいいんだけど、まあ、何かあったら私も相談乗るし、

    今は妹なんだからお兄ちゃんに甘えちゃってもいいのよん?」

ミライ「あはは、それもそうですね」

シンジ「自分に甘えられても」

ミライ「まあ、女の子の役得ってことで許してよ」

シンジ「まあ、良いけどね」クス

ミサト「……へえ」ニヤニヤ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 00:49:32.29 ID:WY+L4Ym70<>
リツコ「ミサト! まだ話終わってないわよ!」

ミサト「げっ、ちょ、行ってくる!!」

シンジ「いってらっしゃい」







シンジ「……で、何か不便あるの?」

ミライ「うん。二つほど」

シンジ「僕にも手伝えること?」

ミライ「ん、いや、多分無理だけど、気になるだろうから話すだけ話すよ」

シンジ「うん、聞かせてよ」

ミライ「……まず、一つは……その、体育の時さ」

シンジ「え、もしかして……女の子の体気になっちゃう?」

ミライ「それはあまり……寧ろ、男の子の方に目が行く自分に驚いてるよ」

シンジ「……カヲル君とか?」

ミライ「最たるところではそうだね……男の時は距離が近すぎるとか思ってたけど……

    今のボクがあの距離で迫られたら……」

シンジ「そっか……女の体だと、そういう感覚も女性らしくなるんだね」

ミライ「そうみたい。それで少し戸惑ってる」

シンジ「……んー……」

ミライ「……」

シンジ「確かに、僕が考えたところでどうにもならない話だね……」

ミライ「……それと、マリ姉ちゃんに、ミライの姿でエッチしようって言われたんだけど」

シンジ「……ん、そう……ていうか、どのタイミングで?」

ミライ「……プールで」

シンジ「なんてタイミングだよ……」

ミライ「でも、今、僕たちが体戻らない状態だと、そういうのって……困るよね?」

シンジ「確かに……ちょっと複雑だよ」

ミライ「ボクも、そう思う」

シンジ「……万が一、戻れないって決まってしまったときは……」

ミライ「そこも話し合わないとね……」





シンジ「で、もう一つの悩みの方なんだけど」

ミライ「ああ、うん。何だと思う?」

シンジ「うーん、正直不安なのは……」

ミライ「ああ、その言いにくそうな雰囲気で分かった。君が考えてること当たってる」

シンジ「ん、じゃあ、その辺は女の子の誰かに聞いてよ」

ミライ「そうだね……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 00:50:36.66 ID:WY+L4Ym70<>
シンジ「……」

ミライ「……」


ミライ「お兄ちゃんはさ、何か思うことある?」

シンジ「んー……」

ミライ「妹の発育が気になる?」

シンジ「分かってるなら聞かないでよ//////」

ミライ「ごめん」

シンジ「いいよ」

ミライ「カヲル兄さんも気にしてくれるかな?」

シンジ「……カヲル君は……僕なら何でも良い、みたいなところあるから」

ミライ「あー、そうだね。正直、前の世界の僕まで愛してくれるのは、すごいと思うよ」

シンジ「……そっか。まあ、女の子からしたらカヲル君は魅力の塊みたいなものだよね」

ミライ「男でもドキドキするよ。覚えてるもん」

シンジ「確かに、そうだね。雰囲気整ってるときに近寄られると……」

ミライ「……あれ?」

シンジ「ん?」

ミライ「……そういえば、聖典で一人には戻らなかったけど、性転換は試したっけ?」

シンジ「試してなかったね……」

ミライ「あ……でも駄目だ」

シンジ「そうだよね」

ミライ「記憶共有してないもんね」

シンジ「……まぁ、女の子としての生活も大変だろうけど」

ミライ「ん、まあ、大変な分お兄ちゃんが甘やかしてよ」

シンジ「うん、わかってるよ」

ミライ「そういう約束だもんね」

シンジ「はいはい」

ミライ「甘えたくなったらマリ姉ちゃんにでも甘えたらいいよ」

シンジ「……はいはい」







リツコ「シンジ君、そろそろ準備して」

シンジ ミライ「はい」





…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 01:00:13.63 ID:WY+L4Ym70<>

…………



翌日

シンジ「おはよう、ミライ」

ミライ「おはよう」

マリ「おっはよー!」



その翌日

ミライ「お兄ちゃん、何してるの?」

シンジ「ん、アスカがこれクリアできないからって」

アスカ「あんたもやってみる?」



更に翌日

シンジ「おやすみー」

ミライ「んー」

サクラ「あ、はい、お疲れさまです」



また翌日

シンジ「……」モクモク

ミライ「……」モクモク

レイ「……?」



またまた翌日

カヲル「……」

ミライ「……」

シンジ「zzz……」



カヲル「一週間、だね」

ミライ「……そうだね」

カヲル「そろそろ、どうするか考えないと」

ミライ「うん……」

カヲル「早く戻らないと今の居場所に慣れてしまうよ」

ミライ「……うん」

カヲル「……それとも、もう……」

ミライ「………………」



1 ミライ「……戻れなくても……いい……かもしれない」(カヲル君とちょっといい雰囲気

2 ミライ「……戻らないと、ね」(迷い

3 ミライ「まぁ、そこはちゃんと戻らないとね」(きっぱり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 01:01:23.75 ID:rje5WPASO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 01:14:11.61 ID:WY+L4Ym70<>
ミライ「……ううん……戻らないと、だよね」

カヲル「迷っているのかい?」

ミライ「うん、ちょっとだけ」

カヲル「……男では知り得ない世界が面白くて?」

ミライ「そういうんじゃないよ。ただ、女として触れる皆の顔も、好きだから」

カヲル「学校、楽しかったんだね」

ミライ「うん。戻ったら、腹黒い委員長も、意外に純情なミドリちゃんも見られなくなるしね」

カヲル「おやおや、ボクたちのことは眼中に無いのかい?」ニヤニヤ

ミライ「だって、カヲル兄さんたちはほとんど接し方変わらないじゃないか」

カヲル「でも、女の子の時は甘えやすかっただろ?」

ミライ「……うん。ちょっと、調子乗ってたかも」

カヲル「ははは、可愛いもんじゃないか」

ミライ「そう思ってくれてるといいけど」

シンジ「……zzz……」

ミライ「……」ソッ

ナデナデ

シンジ「……zzz……」




ミライ「……もう、寝るね」

カヲル「ああ、お休み」

トテトテトテ





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 01:15:24.57 ID:WY+L4Ym70<>
カヲル「……」

シンジ「……」

カヲル「……」

シンジ「……」ムクッ

カヲル「良いのかい?」

シンジ「……言ってあげたほうがいいのかな?」

カヲル「言ってほしい言葉というものは、時を過ぎるとすぐ風化するものだよ」

シンジ「……どうせ、元に戻ったらわかることだよ……」

カヲル「こういうのはタイミングが大事なのさ」

シンジ「……そっか……」チラッ

カヲル「……」





シンジ「……お兄ちゃん面するのも、僕、結構楽しかったよ?」

階段の影のミライ「………………っ!」

タッタッタ……





カヲル「……ふふ」

シンジ「…………色々押し付けられて大変だったけどね」ボソッ

カヲル「……さぁ、僕たちもそろそろ寝よう」

シンジ「そうだね」



……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 01:53:48.27 ID:WY+L4Ym70<>

ネルフ本部

カヲル「やぁ。赤木博士」

リツコ「あら、珍しいお客様ね」

カヲル「お邪魔しても?」

リツコ「ええ、構わないわ。聖典やら何やらとにらめっこするのはもう疲れちゃった」

カヲル「……ふふ、コーヒーでも入れようか?」

リツコ「お客様にそんなことはさせられないわよ。マヤ?」

マヤ「はい先輩」

リツコ「お願い」

マヤ「わかりました」

カヲル「どうも」



リツコ「ふふ、別に遊びに来ても構わないのだけど……」

カヲル「?」

リツコ「貴方のことだから、何か用事があって来ているのでしょう?」

カヲル「そうだよ。わかってるね」

リツコ「シンジ君のこと?」

カヲル「流石だね」

リツコ「貴方の行動は分かり易すぎるわ。意味があるだけにね」

カヲル「まぁ、そこまで分かっているなら話は早い。本題に入ろうか」



………………



リツコ「……可能なの?」

カヲル「ああ。理論上は」

リツコ「……確率は?」

カヲル「五分五分だね。一番の問題はシンジ君とミライさんのシンクロ率だ」

リツコ「……あの二人のシンクロ率なら心配するだけ無駄だと思うけど」

カヲル「いいや、違うね。

    彼等は生活する時を経るごとに、違う人物になりかけている」
    
リツコ「表裏一体だった今までと違うから?」

カヲル「その通りだ。お互いが独立して生活していくことで、お互いが自分であるという認識が薄れつつある」

リツコ「……早いうちに、手を打たないといけないってことね?」

カヲル「ああ、そういうことだ」

リツコ「分かったわ。その方向で話を進める。ただし、成功率はもう少し引き上げてから実験に入るわ」

カヲル「構わない……いや、そうしてくれた方が助かる」

リツコ「ええ。私だって救世主を自分の実験で失いたくは無いもの」

カヲル「ふふ。頼むよ」



…………………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:06:53.88 ID:WY+L4Ym70<>


ある日 本部



リツコ「今日来てもらったのは他でもないわ。

    シンジ君、ミライちゃん」
    
シンジ「……」ゴクリ

リツコ「あなた達を一人に戻すための方法がようやく整ったわ」

ミライ「本当ですか!?」

リツコ「……ええ。準備に少し手間取ったけれど」

ミサト「本当よ。私もリョウジも結構頑張ったんだからね?」

ミライ「ありがとうございます」

ミサト「つっても、お仕事ですから」フンゾリ

リツコ「ふふ、ミサトには感謝することね。

    二本の槍の入手において、最も貢献したのは彼女よ」
    
シンジ「二本の、槍?」



リツコ「ええ……貴方達を一人に戻すために、必要だったのよ」





…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:08:09.79 ID:WY+L4Ym70<>


別な日



サクラ「もう三日もネルフに用事って言うから、流石に気になってきてみたら、

    こないなところに居ったんやな、シンジさん」
    
レイ「……アレは、ロンギヌスと、カシウス?」

マリ「っはー、よく用意できたね」

カヲル「ゼーレの残党狩りもひと段落着いたらしいからね」

アスカ「……で、あの白い部屋の中で、二人は何してるわけ?」



リツコ「あの二人には、元に戻るための練習をしてもらっているわ」

ミサト「あんまり人に見られたくないらしいから特設会場用意してあげたってワケよ」



レイ「練習?」

リツコ「ええ。お互いのシンクロ率を高める練習」

アスカ「シンクロ率を」

サクラ「高める……」



マリ「……だ、ダンス?」

カヲル「懐かしいね」



ミサト「え〜、なんだと思うぅ?」

リツコ「よしなさいよ。ミサト」





ミサト「二人っきりで……息をあわせる……共同作業 よ?」





アスカ「……」

サクラ「……」

レイ「……」

マリ「……」

カヲル「……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 02:16:42.84 ID:rje5WPASO<> ま さ か  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:21:05.14 ID:WY+L4Ym70<>
サクラ(自らの分身と……何を、何をしとるんや!?)

アスカ(シンジがミライと!? え、なにそれ……それって、え!?)

レイ(……考えようによってはオナニー?)

マリ(うひょー!! 見てぇ! 見てぇ!!)

カヲル(いや、方法は任せるって言ったけど……いや、まさか……)



リツコ「ミサト、貴方は黙っていて頂戴」

ミサト「ゲヘペロ」

リツコ「そんなに気になるなら見てくればいいじゃないの? シンジ君達は恥ずかしいって言ってたけど」



サクラ「ええんですか!? ええならええで見に行きますけど……」ドキドキ

アスカ「いや、ちょ……最中だったらどうするのよ//////」ヒソヒソ

レイ「それを見に行くのよ」ソソクサ

マリ「そうそう。いざ行かん我等のエルドラド」スタスタ

カヲル「……」モンモン




部屋の前

サクラ「……さて、中の音は……」

ソッ

アスカ「……な、何が聞こえてるの?」

ソッ

レイ「……」

ビタァッ

マリ「……しっ  静かに……」

ベッタリ

カヲル「……」モンモン


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:23:06.19 ID:WY+L4Ym70<>

ミライ『そこはそうじゃないよ……』

シンジ『ん、こう?』

ミライ『うん……そう、その角度で』

シンジ『う……こんな格好だったっけ?』

ミライ『したじゃないか、何回も』

シンジ『そうだけど……ん……』

ミライ『ほら、鏡をよく見て』







サクラ(辛い?姿勢を)

レイ(……何回も)

アスカ(鏡の前で?)

マリ(どんなプレイ!?)

カヲル「ああっ!」ポン



ミライ『じゃ、行くよ?』

シンジ『うん』



四人(何を? 何をするの?)























〜♪

〜〜♪

♪〜〜

〜〜♪〜♪〜♪







四人「え?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:30:23.63 ID:Rh8+qk7F0<>
〜♪

〜〜♪

♪〜〜

〜〜♪〜♪〜♪



サクラ「お、音楽や……」

レイ「……弦楽器と、ピアノ」

アスカ「……あー」

マリ「え? 何?」

カヲル「ふふふ……確かに、二人きりで息を合わせる共同作業だね」



コンコン



シンジ『あ、どうぞ』

カヲル「入るよ」

ミライ『え!? か、カヲル君!?』

ガチャッ



ピアノの前に座るミライ「……う、わ……みんな居る……//////」

鏡の前で姿勢を直しながらチェロを構えるシンジ「ミサトさん……教えちゃったんだね……//////」



カヲル「ふふ、すばらしい演奏を聞かせてもらったよ」

マリ「演奏……って、今の、わんこ君たちの?」

レイ「……凄い」



シンジ「凄くなんてないよ。まだ姿勢すら安定しないし」

ミライ「あんまり上手じゃないから、みんなには見せたくなかったんだよ……」

アスカ「……でも、結構できるようになったんじゃないの? 前の世界より少しは上達してるじゃない」

サクラ「ウチは知らんかったですよ! シンジさんこんな特技もあったんやな!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 02:35:35.15 ID:rje5WPASO<> チェロだったか…曲はやはりシト新生のアレかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 02:46:27.59 ID:Rh8+qk7F0<>
シンジ「シンクロ率を高めるのに、二人でやれる事はないかって言われて」

ミライ「思いつきで言ってみたらこういう形になってたんだ」



カヲル「様子を見に来るだけのつもりだったけど、こりゃ、一曲聞くまで帰れなくなってしまったね」

サクラ「せやせや! 演奏する姿見せてくださいよ!」

シンジ「ああ、こうなるから内緒にしてたのに……」

アスカ「観念しなさいよ。私も、久しぶりにあんたの演奏聞いてみたいわ」

レイ「……久しぶり?」

マリ「前の世界では聞いてたのかー……良いニャー姫。私も聞きたいニャーw」

ミライ「うぇ、えっと……」

シンジ「……恥ずかしいな」

カヲル「……ダメかな?」


シンジ ミライ「……」チラッ



シンジ「……やってみるよ」

ミライ「うん……じゃあ、あわせてね」


〜♪

〜〜♪

♪〜〜

〜〜♪〜♪〜♪


リツコ「…………」

ミサト「…………」

リツコ「……音だけ拾ってるけど……ホント、上達早いわね」

ミサト「飲み込みは良い子なのよ。ただ何をやるにも臆病なんだけどね……

    って、そう思ってたのは昔の話。
    
    チルドレンの皆と仲良くなってからは、そういうの無くなって来たかも」
    
リツコ「そう?」

ミサト「なんとなくね。そう思う」



リツコ「……あら……」

ミサト「どしたの?」

リツコ「……シンクロ率……」

ミサト「お」

リツコ「……」

ミサト「……」

リツコ「……まぁ、一曲聴き終わってからでもいいわよね?」

ミサト「そうねぇ」


………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 03:04:48.62 ID:WY+L4Ym70<> …………


翌日

トウジ「ほぉん、それで、なんやかんやで一人に戻れて

    しかも使徒化も解決したっちゅうワケか」

シンジ「うん。なんとかね」



トウジ「で、元に戻れたっちゅうのに、なんで二人して学校来とんねん」

シンジ「だって、いきなり居なくなったりしたら大変でしょ?」

ケンスケ「俺はどっちでも、ミライちゃんが拝めればそれで良いや」





ミライ「おはよう、ヒカリちゃん」

ヒカリ「あれ、えっと、今はもう、シンジ君、なのよね?」

ミライ「ん、ああ。実は……」

ヒカリ「な、なんだか複雑かも……この間のプールでのこと、二人とも知ってるの?」

ミライ「……うん……あ、でも、秘密にするよ。絶対」

ヒカリ「ミライが言うなら、碇君もそう思ってるって事よね? 今なら」

ミライ「そうだよ」

ヒカリ「うぅ、やっぱり複雑よ」

ミライ「まぁまぁ、頃合見て転校するし。そしたらまたシンジオンリーだよ」

ヒカリ「……だから複雑って言ってるのよ」

ミライ「……」




………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 03:08:27.51 ID:WY+L4Ym70<> ………………



ネルフ本部

リツコ「……それで、結局。魂の融合。肉体の正常化。

    全てがカシウスとロンギヌスで上手くいったわけだけど」
    
マヤ「……問題が、一つだけ残っちゃいましたね……」

リツコ「ええ……結構。大問題かも」

カヲル「……確かに、処分に困るだろうね、これは」

リツコ「……シンジ君の肉体と、ミライちゃんの肉体……

   使徒である部分を除去して、二人の体から一つの肉体を作り出した。
   
   そしてそこに二人分の魂を融合させて、魂を入れることで元のシンジ君を作り出したのは良いけど」

   

         
カヲル「その使徒の部分だけで、もう一人の肉体が出来上がってしまった



    しかし、魂は入っていない……今は凍結させてあるけれど……
    
    これをどうするかは、意見が割れそうだね」
    
リツコ「……処分するのは簡単。だけど、サンプルとしても使用する可能性がある……

    今は、まだ凍結させておくしかないわね」
    
カヲル「扱いには十分気をつけておくれよ」

リツコ「ええ、分かってる……」








使徒「……」













二人のシンジ編 終わり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 03:10:38.73 ID:rje5WPASO<> 乙。どんな名前がつくのやら <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 03:33:50.62 ID:WY+L4Ym70<>


次回予告


凍結されるシンジとミライから作られた使徒

突如その体に宿る使徒の魂

翻弄されるネルフ本部

割と少ない実害

使徒の意外な目的とその手段

既に集う運命を仕組まれた子供達

果たして、その戦いに彼等は何を見出すのか……




次回 サクラ「タイムスリップしてもうた」:急

    〜侵食型使徒来訪〜
    
    



寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 04:20:40.27 ID:nvZYw+Vx0<> 乙
おはようおやすみ

なに? 何が来訪するんだ? 読めねえ超期待。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 13:42:59.09 ID:WY+L4Ym70<>

使徒「……」

マヤ「……変化ナシ、と……」

スッ スッ

マヤ「……データにも、異常なし……相変わらず、パターンブルー……」

ギシッ



マヤ「……はぁぁ……」

マヤ「早く解析終わらないかなあ……」







スッスッスッ(スマホ操作

マヤ「あ……レアドロップ……」






<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 13:43:56.32 ID:WY+L4Ym70<> ………………




学校

アスカ「……あー、まだまだね」

サクラ「んぇ〜?」

アスカ「その狩り方じゃ効率が悪いのよ」

サクラ「効率ぅ……?」

アスカ「ん、こうやって、こうやって……ほら」

サクラ「へー、そういう形で……」

シンジ「……? なにやってるの?」

アスカ「あんたにも教えたでしょ。またネルフのお遊びよ」



シンジ「ああ……あれね……ネットゲーム」



カヲル「エヴァンゲリオンライン、なんだかんだで人気らしいよ?」

マリ「そうそう、学校でも流行の兆しアリよ」

ミライ「……レイも?」

レイ「片手間程度に」

アスカ「って言うわりに、この間零号機のパーツ全部強化してたじゃない。

    レイってば割りとデキル子なのよ?

    電子世界でもね」
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 13:44:42.51 ID:WY+L4Ym70<>
シンジ「でも、今度は一体何の為の実験なんだろうね」

レイ「そこまでは分からない……」

シンジ「……でも軍事組織みたいなところが、本当になにやってるんだよ……」

アスカ「何? 不満?」

シンジ「不満ってワケじゃないけど

     ……でも 使途が居なくなったらエヴァも要らなくなるだろうし……

     そのときにネルフは別な事業に転換する必要があるのかな?」
     
サクラ「ヴンダーの開発のためにやってきたことも、その別な事業とやらの確立だったのかもしれませんなぁ」

マリ「エヴァはいらなくなるって事もないと思うけどニャぁ。兵器以外の使い方もあるだろうし……

   まぁ、兵器としてそのまま使われるってのが、怖いっちゃ怖いよね」

レイ「……戦争?」
         
ミライ「……考えたくなかったけど……エヴァって、兵器なんだよね」





サクラ「うあー、そういう話はナシや! 明るい将来を目指しましょー!」

カヲル「そうだね。そこを考えるのは僕たちの仕事ではない」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 13:45:11.52 ID:WY+L4Ym70<>
アスカ「戦争なんかに……私の弐号機を使わせないわよ……っと、お、こいつ、手ごわいわね……

    って、あぁぁ! 使徒襲来よ、サクラ、手伝って」
    
サクラ「えっと、言われたとおりにやればええんやな?」ササッサ

マリ「応援行くよー」ササササ

カヲル「おっと、ここからだと遠い。三人で倒せそうかい?」

レイ「転移装置、余ってる。使って」

アスカ「ショートカットに登録してある順にスキル使っていけばいいから」

サクラ「はいはい。タイミング合わせますよ」

マリ「ほい、牽制1」

カヲル「到着。牽制2」

レイ「繋ぐわ」









シンジ ミライ「……」ポツン

トウジ「……安心せい。ワシもよう分からん」

シンジ ミライ「トウジ……」










<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 13:46:38.74 ID:WY+L4Ym70<>

ネルフ本部

使徒「……」ピクッ

マヤ「……あれ、フレンド登録? 珍しいなぁ……ギルド名見たら大抵の人がドン引きしていくのに……」



伊吹マヤ 

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『まやや』

カスタマイズスタイル 『仮設五号機』

強化度 『一般ユーザーレベル++』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『リーダー』



マヤ「……えっと? フレンド登録してきた人の名前は……」





1 イロウル (使徒襲来 電子世界戦闘?

2 アラエル (使徒来訪 ネトゲ的戦闘?



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 13:48:32.96 ID:KhEGtRzv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 14:03:49.08 ID:WY+L4Ym70<> マヤ「アラエルさんか〜……知らない人からのフレンドって怖いなぁ……」

マヤ「……」

拒否



マヤ「丁寧にお断りすればそれでOKでしょ……」



使徒「……」ピクン



………………





サクラ「お風呂準備できたでー」

アスカ「んー、私後で良いー」モクモク

マリ「私もー」モクモク

レイ「入る」スッ

シンジ「ちょっとまった」

レイ「……一緒に、入りたい?」

シンジ「そ、そういうんじゃないよ! その右手のものは何!?」

レイ「……お風呂で携帯を弄る用に、ビニール袋」

シンジ「………………ノボせないようにね」

レイ「分かってる」

トテトテトテ

シンジ「……」

ヒョコッ

レイ「……覗く?」モジモジ

シンジ「……マリ? レイに変な入れ知恵しないで」

マリ「うぇーい」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 14:12:53.44 ID:WY+L4Ym70<>
サクラ「あれ、そういえば、ミライちゃんは?」

シンジ「呼んだ?」

サクラ「ああ、もう同化しとるんですね」

シンジ「うん、ミライに用事?」

サクラ「ええ、つっても、ミライちゃん用の携帯に用事です」

シンジ「あー、ネトゲ関係?」

サクラ「はい。13号機のパーツドロップしたんで、ギルド倉庫に入れときましたよ」

シンジ「うん、分かった」

サクラ「……つっても、シンジさんもミライさんももうちょっとログインしたらどうです?」






鈴原サクラ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『サクラ・ザ・パニッシャー』

カスタマイズスタイル 『参号機』

強化度 『一般ユーザーレベル+』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『バ関西』


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 14:13:22.33 ID:sq/O8yk70<> シンジに覗かれる妄想で風呂場じゃえらいことになるな >レイ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 14:40:15.58 ID:WY+L4Ym70<>
シンジ「ん、これでもやろうとはしてるんだけど」

アスカ「甘い甘い……私なんか休み時間ずっとやりっぱなしよ」

マリ「ヒカにゃんもやり始めたから、姫ってば最近ずっとこればっかりだニャー」



式波・アスカ・ラングレー

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『xxx†式波大納言†xxx』

カスタマイズスタイル 『弐号機』

強化度 『廃人レベル+』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『リーダー』




真希波・マリ・イラストリアス

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『x†xカリスマ猫淑女x†x』

カスタマイズスタイル 『八号機+ネコ耳』

強化度 『廃人レベル++』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『ネコ眼鏡』





ヒカリのエヴァンゲリオンラインでのスペック

>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 14:46:12.99 ID:7N7eb+xP0<> 廃人極 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 14:48:48.24 ID:JpzSdo4L0<> エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『トウジの嫁』

カスタマイズスタイル 『甲号機』

強化度 『廃人レベル極++』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『委員長』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 14:54:48.51 ID:sq/O8yk70<> エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『0系』

カスタマイズスタイル 『参号機+プログレッシブジャージ』

強化度 『ノービス』

所属ギルド 『3馬鹿-1と仲間たち』

役職『委員長』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/08(金) 14:56:11.77 ID:WY+L4Ym70<>
その頃 鈴原宅

ヒカリ「でね、このゲージは残電力で」

トウジ「ほうほう」



洞木ヒカリ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『トウジの嫁』

カスタマイズスタイル 『甲号機』

強化度 『廃人レベル極++』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『委員長』



トウジ「……ヒカリ……生活を犠牲にしとるわけやないやろな?

    数字がどエラい事になっとるで?」
    
ヒカリ「そうでもないよ。携帯でもできるからいつでも何処でもやってるってだけで……」

トウジ「言いながらそっちの左手の別な携帯はなんやねん?」

ヒカリ「え、もう一つのアカウント育成中だけど?」

トウジ「帰って来いヒカリィ!!!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 15:08:21.68 ID:WY+L4Ym70<> ちょっと出かけてくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 15:56:06.96 ID:rje5WPASO<> エヴァ版モンハンみてーなもんなんだろうか。超やりてー

開発者がリっちゃんならネルフの資金源とかになるんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 16:14:02.72 ID:sq/O8yk70<> 『煉獄百合乙女機構』の他メンバーが気になる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 19:46:24.57 ID:sq/O8yk70<> 日向マコト 

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『マコちゃん』

カスタマイズスタイル 『Mark7(仮称)』

強化度 『一般ユーザーレベル』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『勘弁してよマヤちゃん』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 19:49:01.06 ID:sq/O8yk70<> 青葉シゲル

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『おシゲさん』

カスタマイズスタイル 『改4号機』

強化度 『一般ユーザーレベル』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『名前おぼえてください』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 19:53:00.52 ID:sq/O8yk70<> 冬月コウゾウ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『NTR婆』

カスタマイズスタイル 『初号機(レプリカ)』

強化度 『廃人レベル+』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『そろそろ怒られる』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/08(金) 19:57:19.48 ID:sq/O8yk70<> 碇ゲンドウ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『むしろ俺が嫁』

カスタマイズスタイル 『13号機』(ユイ抱き枕とのダブルエントリー)

強化度 『廃人レベル++』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『いいかげんにしろ』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 20:33:29.01 ID:KaXINmQ2o<> だから自分のスレでやれって・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/08(金) 20:38:14.58 ID:RyRlIyReo<> なんかセンスねぇな、大丈夫か?
と思ったら別人かww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 20:40:40.82 ID:gOOrQ63B0<> 相変わらずキモイな死 ねよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 21:43:43.98 ID:lf9pGcPIO<> ほんと懲りないなコイツ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 01:57:14.99 ID:HLdHqgdzo<> 便乗で書いたってなんの評価も受けないぞ
自分でスレ立てて自分のネタでやれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:38:57.50 ID:IMe6J2We0<>
トウジ「クホホ……ヒカリがそないにネトゲにハマとるとは思わんかった……」

ヒカリ「……トウジが、やめろって言うならやめられるよ?」

トウジ「いや、別に、やっててもええけど……ていうか、そっちの携帯はガラケーなんやな?」

ヒカリ「うん。ボタン式の方がレスポンス早いし誤爆も少ないから、本アカウントはこっちなの

    スマホだとタッチパネルの判定ミスでFFすることもあるし、カバーするのにも向いてないのよ」
    
トウジ「日本語でおk」



トウジ「はぁ……ヒカリと話しとるのに、なんやケンスケの話聞いとる気分や」





一方 ケンスケ

ケンスケ「……やっぱりミサトさんが持ってた銃はこれだよなぁ……

     うん、本物の重さには叶わないけど、結構いいところまで改造できたぞ」
     


ケンスケ「? ああ、そろそろログインしようかな。対人戦やってるところをかき乱してこようっと」





相田ケンスケ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『待て 俺は 味方だ』

カスタマイズスタイル 『四号機』

強化度 『武器以外強化無し 及び装備解除』

所属ギルド 『サバゲ愛好会』

役職『撮影係』





異名『裸のレジェンド』

備考『死亡回数0』




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:39:50.00 ID:IMe6J2We0<>
メンバーA「ようレジェンド」

ケンスケ「オs」

メンバーB「ステンバーイ」

ケンスケ「今北」

メンバーB「ビューリホー」

メンバーA「西で交戦中」

ケンスケ「三分で行く」

メンバーA「いい加減強化しろしwww」

メンバーB「ステンb」

メンバーB「アウフ」

ケンスケ「死ぬなwww」

メンバーB「寧ろなんでお前は裸なのに死なねぇんだよwww」

ケンスケ「当たらなければどうということは無い キリッ」

メンバーA「『アバターにパーツ着せるゲーム』でパンイチになるなwww」

ケンスケ「ビューリホー」

メンバーB「おい、気をつけろよ。今日は『SS』が来てるみたいだぞ」

ケンスケ「マジか。そいつはマジで気をつけないとな……」

メンバーB「一撃で死ぬお前にとっては怖い相手だよな」

メンバーA「気がついたら後ろに居るんだぜ……若干ホラーだよな」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:40:56.75 ID:IMe6J2We0<>



一方 ステルスの異名を持つ 入浴中のレイ

レイ「……」

サッサッサ



チャプン

レイ「……ビューリホー」



綾波レイ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『第19使徒『ミソシル』』

カスタマイズスタイル 『零号機(黄』

強化度 『廃人レベル-』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『エコヒイキ』



レイ「!! レジェンドが居る……今日こそ、仕留める……」




異名『SS(ステルススナイパー)』

備考『隠れ上手狙い上手』





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:42:27.95 ID:IMe6J2We0<>

カヲル「あれ、ファーストさんまだお風呂入ってるんだ」

シンジ「……え。まさか」

カヲル「……ノボせてや居ないだろうね?」

シンジ「……」スッ

聖典「増えろ」

ミライ「……見てくるよ」

ガラッ

カヲル「それ意味あるの?」

シンジ「アスカ達を説得するより早く中の様子を見れるよ」

カヲル「それもそうか」

ガラッ

ミライ「大丈夫だった。

    けど、お風呂の長時間の使用については
    
    一応釘をさしておいたよ」
    
カヲル「うん、そうだね。そこは重要だ」

シンジ「……あ、せっかくだし。『エヴァオン』見てよ」
    
ミライ「うん、サクラ姉にお礼言ってくる」

テテテ……

カヲル「しかし、ファーストさんはもう出てくるだろうけど

    セカンドさん達は一段楽するまで入りそうにないね」
    
シンジ「もうカヲル君が先に入っちゃえば?」

カヲル「しかし、男の後に入るのは微妙とか言いそうだよ?」

シンジ「……んー、まぁ、僕も一応今まで気をつけてはいたけど」

カヲル「……」

シンジ「……」

聖典「……」







数分後

カポーン

カヲリ「……意味あるのかい? これ……」

湯船「俺に言われても……」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:43:59.28 ID:IMe6J2We0<> ………………

カヲリ「ふぅ……」

アスカ「あ! 先に入っちゃったの?」

カヲリ「……君達がゲームに夢中だからだよ

   やっぱり男?に先に入られると嫌なカンジかい?」

アスカ「まぁ別にいいけど。いずれ穴キョウダイになるんだろうし、そこまでは気にしないわ」

カヲリ「慎みって大事だと思うよ」

アスカ「言いたいこともいえないこんな世の中じゃ」

カヲリ「……」

カヲリ アスカ「POISON」



シンジ(仲良くなったもんだなぁ)

マリ「主犯です」ノ

シンジ「……」

ナデナデ

マリ「にゃぁ♪」






カヲルの部屋

カヲリ「ヨッ」

聖典「戻れぃ」

カヲル(あの姿は肩がこる、とか言うとまたセカンドさんは怒り狂うんだろうなぁ)

カヲル「おっと、ログアウトするの忘れてた……」





渚カヲル

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『第20使徒『カマホル』』

カスタマイズスタイル 『マークシックス』

強化度 『廃人レベル-』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『ナルシスホモ』
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 15:47:36.71 ID:IMe6J2We0<>
カヲル「さて、じゃあ本業に戻ろうかな?」

PC スイッチON

カヲル「……両立するのは大変だなぁ」




渚カヲル

エヴァンゲリオンライン内『GM』キャラ名 『第1使徒『アダム』』

カスタマイズスタイル 『光の巨人』

強化度 『---』

所属ギルド 『---』

役職『---』

備考『エヴァンゲリオンラインサーバーの一つ『第2新東京鯖』のイベント担当』

※ネトゲ用語補足 GM=ゲームマスター=管理者的な意味




カヲル「……一応言っておくけど……癒着なんてしてないよ?」

コーヒーカップ「俺に言われても……」



癒着=管理者が懇意にしている人物に優先的にアイテムを渡す行為

コーヒーカップ=猫のマークが入ったかわいらしいデザイン→マリからのプレゼント(わんこ君とセット)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 16:11:48.46 ID:nq3kXhLSO<> カヲルくん、ケンスケスゲーww

相変わらず無機物がぺらぺら喋るなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 16:17:41.94 ID:IMe6J2We0<>
GM会議



アダム「居る?」

電光超特急「居ますよ」

アダム「あれ、洞木さん今日は彼の家に……」

電光超特急「何か?」エモーション 挑発

アダム「何でもないですwww」

長老「居るよ」

アダム「冬月さんおはようゴザイマース」

長老「もう夜じゃよw」

アダム「だって僕INしたばっかりですもん」エモーション ブリッコ

長老「だって わし もう眠いもん」エモーション ブリッコ

青葉しげらない「長老は年なんだから体をいたわってください」

長老「おっと、青空に溶け込むように存在感が薄かったから居たのに気付かんかったよ

    GMとして目立たないように行動するのも良いが、居るなら居ると言いたまえ」エモーション キリッ

青葉しげらない「ひwwwでwwっうぇwwww」

ひまわり「それって僕の事も言ってます?」

アダム「日向さんログインしたの今でしょwww  そろそろ会議始めようか」

長老「ああ、来週から始まる……」



1 超大型使徒討伐クエストのことだな? (モンハン風

2 砦攻防戦(GvG)のことだな? (ラグナロクオンライン風

3 サバイバルモードのことだな? (FPS風
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/09(土) 16:19:39.51 ID:Z0oSPwJc0<> カマホルてwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/09(土) 16:20:34.43 ID:Z0oSPwJc0<> 割り込みスマソ安価下で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 16:20:36.26 ID:oEb/sDnQ0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 16:37:51.18 ID:IMe6J2We0<>
長老「超大型使徒討伐クエストのことだな?」

ひまわり「サーバー強化は対策済みだよ」

青葉しげらない「ユーザー間での反応はどうよ?」

電光超特急「みんな楽しみみたいですよ。 一人でクエスト遂行したがってる人も居るみたいですけど」

アダム「SSとレジェンドならやってくれそうだね」

長老「レジェンド……あいつこの間対人戦でSSとやりあったそうだな」

ひまわり「碇チルドレン的にはどうなの?」

アダム「サバゲギルドを敵対視する予定は無いよ。SSとレジェンドはあくまで個人的に争ってる」

電光超特急「まぁギルド間の対立もネトゲならではってカンジで面白いと思うけど」

アダム「敵対とかは面倒だし……それに、サバゲ組に勝てる気がしないよwww」

ひまわり「あそこのプレイヤースキルは異常だからなぁ」

青葉しげらない「まぁ、クエストのルール煮詰めていこうぜ。

          主にユーザーの意見が気になるところだから、
          
          ヒカリちゃんとカヲル君の提案を聞かせてくれよ」
          
アダム「とりあえずクエスト参加人数は……」



何人? >>直下


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/09(土) 16:49:02.18 ID:r7huU/DAO<> 最低三人十人迄 <> 寝てた おはよう<>saga<>2013/02/09(土) 22:47:29.13 ID:IMe6J2We0<>
アダム「三人以上に設定したほうがいいかもね」

しげらない「三人以上……その心は?」

アダム「一人で挑める生半可なクエストじゃないってことを教えてあげるのさ」

電光超特急「確かに、テストプレイの時点では私のプレイキャラでもクリアは絶望的でしたものね」

しげらない「範囲攻撃エグイもんなぁ……回避性能つける程度じゃどうにもならん相手だと思うぜ」

長老「そうか、それに今までに無い人数の下限を設けるということは、

    今までとは違うクエストだということを口で証明するより容易いな」
    
ひまわり「見た瞬間、何だこりゃってなりますものね」

アダム「そして、上限はいつもより多く十人で」

ひまわり「大きく出たな……あ、でも、社会人とか暇があるわけでもない人でも

     気軽に挑むためにはそれだけ人数必要かな?」

しげらない「その代わり、いつもと違って敗北条件をいじくろうぜ」          

電光超特急「では、ルールはこんな感じですか?」



〜〜〜〜〜

三人以上十人以下パーティー原則

大破したキャラクターは見学 復活は無し



メタ 用語はエヴァで操作イメージはモンハン

〜〜〜〜〜



敵使徒イメージ

>>直下

1 巨大アダム

2 巨大サキエル希少種

3 巨大シャムシエル

4 巨大ガギエル亜種

5 巨大マトリエル

6 サハクィエル亜種

7 >>1にオリジナルで考えさせる
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 22:49:42.24 ID:t8M4F1sa0<> 頑張れ>>1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 22:51:16.31 ID:IMe6J2We0<> それは7ってこと? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 22:52:13.48 ID:t8M4F1sa0<> わかりにくかったかサーセン7 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 23:12:27.57 ID:IMe6J2We0<>
長老「では、モンスターの案はこのようになっている」

しげらない「……へぇ、名前とグラだけは公表していいんですか?」

長老「ああ。これだけでも作戦を立てられる猛者は居るだろうがな」

画像提示

アダム「特殊使徒 『ラングロトリエル』……はは、流石に番号つける気にはならなかったみたいだね」

電光超特急「あんまり可愛くないですね」

長老「見た目の禍々しさはさすがだと思うがね。第二段階ではこうなるらしいぞ」

画像提示

電光超特急「ひぃ……これは……」

アダム「ああwww そういうことwww」

ひまわり「公式サイトでも発表はしてるでしょうけど、サーバー内でも告知する形で進めていきますよ」

アダム「そうだね。ラングロトリエル用に有効な装備の作成補助のイベントも企画してみるよ」

電光超特急「バランス確かめるために早めにパーティー戦闘試しておきますね」

ひまわり「ああ、たのむよ」

アダム「こんなところかな? 

    じゃあ、ウチのサーバーとしては補助イベントと告知多数ってことで
    
    ルールの提案は長老にお願いしようかな」
    
長老「ああ、分かっているとも

    というか、学生がこんな時間まで起きていちゃいかんと思うのだがね」
    
アダム「僕はダイジョウブですよ。それより洞木さんは彼氏ほうっておいて良いのかい?」

電光超特急「今必死になって私を追い越そうと頑張ってますからダイジョウブ」

しげらない「こうやって人間は挫折を知っていくのか……」

ひまわり「追いかける倍のスピードで引き離すんですね わかります」

アダム「……彼の素材集めには積極的に協力していくよ」

……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 23:25:53.10 ID:IMe6J2We0<>
翌日

サクラ「お兄ちゃんも参戦することになったんやな」

トウジ「ワシだけやらんっちゅうのもなんか嫌やったしな」



鈴原トウジ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『トウジ・ザ・パニッシャー』

カスタマイズスタイル 『参号機』

強化度 『一般レベル』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『ジャージ猿』

備考『二日目』



サクラ「あああ! お兄ちゃん名前、ウチとかぶっとるやないか!」

トウジ「アホ! あの漫画はワシが集めとった奴やないか!」

マリ「ドレドレ、ギルドに参加してるなら改造状況をチラ見してみよっかニャー」


マリ「お、ちゃんと揃ってる……一日でここまで進ませるとは、流石ヒカにゃんの指導だね」

ヒカリ「まぁ、最適なクエストさえ分かってれば簡単よ」




アスカ「ん? 告知? ああ、そういえば、巨大使徒戦ってのやるらしいわね」

カヲル「ああ、そうさ。僕も昨日告知で見たんだけど」

アスカ「巨大つっても今までも十分巨大だったじゃない」

カヲル「いや、でも今回のはサハクィエルレベルの大きさらしいよ」

レイ「大きい……」

画像提示

サクラ「……なんや、これ、モンハンで見たことあるやん」

カヲル「ゲームの開発はカプンコと共同だからね」

サクラ「ツヤッとした真っ黒なラングロトラ……甲虫みたいで気持ち悪いな……」

アスカ「そうね。赤いラインが入ってなければゲンゴロウみたいだわ」



虫が苦手なチルドレン

>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 23:27:31.26 ID:Hm4Ckeiz0<> シンジミライ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 23:27:59.96 ID:Hm4Ckeiz0<> あれ ミライ居たっけ いなかったら
シンジのみで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/09(土) 23:36:44.48 ID:IMe6J2We0<> ミライは一応、いきなり転校したら不自然って事で学校生活には居るお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/09(土) 23:50:55.40 ID:IMe6J2We0<>
シンジ ミライ「……えぇ……」

アスカ「ほら、シンジ。気持ち悪いでしょww」

シンジ「ひぃっ!」ゾワゾワ

アスカ「ふふふ、アンタ虫ダメだもんね」

サクラ「あぁ、そういや……何かと殺虫アイテムが家に多いのはそのためなんですか?」

ミライ「……そうだよ。綺麗にしていれば出てこない虫も居るけど……徹底しないと日常が破壊される」

カヲル「画面の向こうでも虫は苦手かい?」

シンジ「ゾワゾワするけど、まぁ、意識しなければいいよ。

    あくまでこれは黒くてつやつやしたアルマジロだって思い込めば……」
    
アスカ「ゲンゴロウ」ボソ

シンジ「っ!!」

アスカ「……ゴキブリ」

ミライ「うぅぅ……」ゾワゾワ

アスカ「あはははwww これじゃあバカシンジじゃなくて弱虫ンジね!」

マリ「姫 自分を鑑みない行動はお勧めしないにゃぁ」

アスカ「はぁ? な、なによ」



シンジ「……ケンスケ。この間の『着信アリ』のブルーレイやっぱり貸してよ」

ケンスケ「いいよ。帰りに渡してやるぜ」

アスカ「っ!」

ケンスケ「なんだよ、この間は苦手だからいらないって言ってたのに」


シンジ「アスカがそういうの大好きだからさ。一緒に見ようかなって思って」


ケンスケ「へぇ、式波ってホラー映画は大丈夫なんだ?」

アスカ「……」

マリ「……私しらなーい」

アスカ「……」

ケンスケ「式波?」

アスカ「じょっ……上等よ!! ほ、ホラー映画なんて……ゴキブリに比べりゃ全然マシよ!!」

ケンスケ「え、やっぱり苦手は苦手なの?」

アスカ「んなワケないでしょ……!! 和製ホラーなんてたいしたこと無いわよ」ギリギリ

ケンスケ「あれ? ホラーの話してたのに俺がスプラッタなことになりそうな雰囲気なんだけど……」

アスカ「スプラッタもホラーもそうそう変わらないじゃない……」

シンジ「そうだ、ケンスケ 『オーメン』のDVDも」

アスカ「っ!!?」

ケンスケ「好きだねぇ、式波……こいつはビックリ系のホラーでも相当上を行く代物で」


アスカの行動

1 謝る

2 強がる
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 23:52:21.55 ID:PsjJn2ME0<> 2で 映画みて
泣きながら1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 00:06:08.91 ID:Sd0MSInZ0<>
アスカ「…………」プルプル

ケンスケ「え?」

アスカ「映画くらい、怖くなんて無いんだから!」プイッ

スタスタスタ

シンジ「……」クスッ

ミライ「……ちょっとやりすぎじゃない?」クスクス

マリ「まぁ本気でやるつもりではないんでしょwww?」

シンジ「うん、ジョウダンだよ。見たらアスカやマリには精神的異常を来たしそうだ……」

マリ「私は見てもいいよー? ただしその代わり夜はわんこ君が一緒に寝てくれないといけなくなりますがニャ」

レイ「……それなら私も見る」

カヲル「ファーストさんは寧ろ面白がって見るでしょ?」

サクラ「なんやなんや、ホラー映画鑑賞会ですか?」

シンジ「いやいや、我が家でホラー映画を見るのは個人の責任でお願いするよ」

ケンスケ「お前等なんか爆発してしまえ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 00:21:23.40 ID:Sd0MSInZ0<> ………………


授業中

アスカ(……映画……か……

    いや、映画くらいなら怖くないでしょ。それくらい……全然……
    
    そうよ! 肝試しとかは苦手だったけど、映画は所詮画面の向こうだもの
    
    怖いワケ無いわ! 見たこと無いけど!!)



マリ(もうガラケーやめたから、着信アリは怖くない……

   怖くないはず……うん)



シンジ(虫の話してたらまた不安になってきた……

     部屋の網戸の虫除け買いなおしておこう)
     
     

サクラ(最近シンジさんのいろんなところ見えてきたなぁ……

    泳げなかったり虫苦手やったり……今のシンジさんやと新鮮な感じがするわ。
    
    苦手なもの、かぁ……そういう苦手なもんって特に思いつかんなぁ)
    
1 強いてあげれば『孤独』やろか?

2 魂の記憶効果  『兄の死』

3 潜在的 『先端恐怖症』
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 00:22:21.58 ID:0A0bXQe80<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 00:27:04.88 ID:Sd0MSInZ0<>
サクラ(せやなぁ……孤独が一番怖いなぁ……ウチは……

    一人やと寂しくて死んでまうわ。
    
    ……ウサギか!)
    
マリ(! さっちんがバニーちゃんのかっこうしてる電波を受信したにゃ!!)





レイ(……苦手なもの……………………)


1 リリス

2 碇ユイ

3 アヤナミレイ

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 00:28:01.06 ID:0A0bXQe80<> 肉 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 00:31:04.90 ID:Sd0MSInZ0<>
レイ(……やっぱり、お肉……ダメ

   碇君の料理ならある程度は食べられるけど……お肉自体はダメ)
   
ミライ(今日の晩御飯何にしようかな?)
 
     




カヲル(苦手なもの、ねぇ……)


1 シンジ君に嫌われること

2 ピエロ恐怖症

3 饅頭怖い→シンジ君怖い カヲル「……」クスッ

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 00:31:38.73 ID:0A0bXQe80<> 猫 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 00:51:57.55 ID:Sd0MSInZ0<>
カヲル「……」

サクラ「……」ションボリ

マリ「……」モヤモヤ

アスカ「……」ブツブツ

シンジ「……」ボンヤリ

レイ「……」



ミドリ「……なんか、チルドレンが全員欝っぽいんだケド」

ヒデキ「『躁』ですか」

ミドリ「『欝』だっつってんじゃん」

ヒデキ「六人生活してて不和が無かったってのが奇跡だろ。そういう日もあるだろさ」

教師「ナンヤラカンヤラ……セカンドインパクト以前の日本は……ナンヤラカンヤラ」





……………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 00:57:42.55 ID:/Qn23/VSO<> 根府川せんせー今だに名前教師なのかww <> エヴァ2買ったのに根府川の名前覚えてなかった<>saga<>2013/02/10(日) 01:53:45.67 ID:Sd0MSInZ0<> ……………………



体育の時間

ユイ「こーらっ、自由時間だからって携帯弄ってないで運動しなさいな」

生徒A「すみませーんw」

生徒B「そういえば先生って、エヴァオンやってんの?」

ユイ「どうかしらねぇ? 運動してきたら休み時間に教えてあげる」

生徒C「エヴァオンって言った時点で分かるってことは知ってるってことじゃん」

生徒D「じゃあ先生! ラクロスで勝ったら先生のアカウント教えてー!」

ユイ「あらあら。私も伊達で体育教師やってるわけじゃないのよ?」



碇ユイ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『中の人』

カスタマイズスタイル 『初号機』

強化度 『若干課金により、廃人レベル-』

所属ギルド 『アダルトチルドレン』(ネルフ職員と教職員多し)

役職『主武器 プログレッシブ・教鞭』




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 01:54:29.39 ID:Sd0MSInZ0<>
サクラ「こりゃミライちゃんも、本格的にエヴァオン始めないとお母さんにまで置いてけぼりくらいますよ?」

ミライ「ん〜……そうだなぁ」

サクラ「え、今まで微妙な反応だったのに……お母さん引き合いに出したら反応変わりましたね……」

ミライ「……いや、そうじゃなくて」

サクラ「……マザコン?」

ミライ「……」

サクラ「……いや、今のは失言でしたわ。

    お母さんにやっと会えたんですもん、そらお話しするきっかけほしいですよね?」
    
ミライ「……うん」

サクラ「ウチも最近教わったばっかりですけど、教えてあげましょーか?」

ミライ「いや、いいよ」

サクラ「んもう! マザコン言うたのは謝りますって!」

ミライ「……それも、いいよ。だって、合ってるもの」

サクラ「えぇ?」

ミライ「……ほら、」




碇シンジ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『サードチルドレン』

カスタマイズスタイル 『初号機』

強化度 『超豪華』

所属ギルド 『特務機関 ネルフ』

役職『チルドレンのリーダー』

備考『ネルフ公式アカウント』




サクラ「……え?」

ミライ「これがお兄ちゃんのアカウント」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 01:55:36.61 ID:Sd0MSInZ0<>
サクラ「……マジか」

ミライ「時々取材とかも受けてるし、雑誌の記事のためにクエスト攻略書いたりとかしてる」

サクラ「公式アカウントwww 凄いですやん!」

ミライ「最初からこれでやれって言われたんだよ。父さんに」

サクラ「へぇ……司令からの指示やったんですか」

ミライ「で、ツイッターのアカウントも登録してて、

    それっぽいことを呟いてネルフのイメージアップに貢献しろってさ」
    
サクラ「……本気やな」

ミライ「だけど、父さんの狙いは、本当は別にあったんだよ。最近知ったんだけど……」

サクラ「狙いって なんですのん?」

ミライ「ボクが、エヴァオンとツイッターに詳しくなるだろ?」

サクラ「ええ」

ミライ「そしたら、ボクが母さんに教えてあげる流れになったんだよ」

サクラ「ええやないですか」

ミライ「……で、それを母さんが父さんに教えてあげてるんだ」

サクラ「……?」

ミライ「……父さん。母さんに教えてほしかったみたい」

サクラ「……」プルプル

ミライ「笑えばいいと思うよ」

サクラ「わ、笑ってなんか、いませんよ?」プルプル

ミライ「寧ろ笑い話でしかないよ。父さん、あの年で妻と話す口実を人に作らせてるんだよ?

    しかも息子使ってだよ!?」
    
サクラ「wwwww ダメやwww 司令www アホ可愛いwww」

ミライ「……まぁ、ボクも母さんと話す機会が増えて嬉しいって点では……やっぱり親子なのかな」

サクラ「はぁ、あれ? でも初号機……? ミライちゃん13号機のパーツほしがってましたよね?」

ミライ「うん。公式アカウントはあくまで運営から指示されたことだけやってるから

    ミライとして登録したアカウントはこっち」
    



碇ミライ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『六分儀』

カスタマイズスタイル 『13号機』

強化度 『一般レベル++』

所属ギルド 『碇チルドレン』

役職『オカン』




サクラ「ああ、そうやね。このキャラはよく見ますわ」

ミライ「母さんはさておき、アップデートまでにボクももうちょっと強化度上げておかないとなぁ」

サクラ「手伝いますよ〜♪」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 01:59:10.19 ID:/Qn23/VSO<> 笑えばいいと思うわwwww
碇司令可愛いwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 02:29:53.18 ID:Sd0MSInZ0<>
………………

その頃マヤん家

マヤ「先輩、コーヒーどうぞ」

リツコ「ありがと……ん〜……あぁ、まだちょっと眠いかも」

マヤ「お休みなんですからゆっくりしてていいんですよ?」

リツコ「寝ている間に悪戯されそうだもの。起きるわよ」

マヤ「ええ、まぁ、しますけど」

リツコ「……正直ね。まぁ、いいけれど。

    ん、ていうか、既にもう何かしたのかしら?」
    
マヤ「いえ、まだ何もしてませんよ?」

リツコ「まだ、ね」

マヤ「ええ。  少し気になって、エヴァオン見てたんですけど」

リツコ「……そういえば、最近見ていなかったわ」

マヤ「先輩は忙しいですものね」

リツコ「それ以前に、いまいち、興味がわかないというか……」

マヤ「暇つぶしになればいいかと思っていたんですけど、お気に召しませんでしたか?」

リツコ「……暇になったら貴方と話しているほうが落ち着くもの……」

マヤ「そうですよね。最近は先輩、私にベッタリですよね?」

ソッ……

リツコ「……ええ、そうね」

ギュゥッ……

マヤ「……最近、また髪伸ばしてますよね……?」

リツコ「貴方のためよ……髪、長いほうが好きなんでしょう?」

マヤ「……嬉しいです……先輩」





赤木リツコ

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『旧世代 三十路ゲリオン』

カスタマイズスタイル 『零号機(青』

強化度 『一般レベル』



所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『リーダーの嫁』




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 02:31:39.49 ID:Sd0MSInZ0<>
リツコ「で? 気になることって?」

マヤ「ええ……アラエルって人が前にフレンド登録してきたんですけど、

   最近方々で活躍してるみたいなんですよ、その人」
   
リツコ「……アラエル!?」

マヤ「……?」



リツコ(……間違いない、使徒の名前だわ……

    でも、未だ来ていない使徒の名前を知っているとしたら、ネルフの諜報員かゼーレの残党……
    
    だけどこんな公の場所でその名前を使うなんて……あり得ないわ

    ネルフがゲーム会社に死海文書の内容を見せるなんてことも絶対しないでしょうし……)
    


マヤ「……先輩?」

リツコ「……ちょっと、本部まで行くわよ」

マヤ「え」

リツコ「大丈夫。埋め合わせはちゃんとするから」

マヤ「あ、はい。準備します」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 03:01:37.52 ID:Sd0MSInZ0<> …………

本部

日向「あれ、赤木博士に、マヤちゃんまで……」

青葉「今日は非番じゃなかったんですか?」

マヤ「ええ、ちょっと」

リツコ「何か変わったこととかない?

    使徒の事でも、ゼーレのことでも、エヴァオンのことでも、なんでもいいわ」
    
日向「っていっても、特に……ないですけどねぇ
    
    せいぜいエヴァオンのアップデートが来週ありますよって事くらいしか」
    
リツコ「……そう。では、使徒の反応はやっぱり『私の研究室』にしかないわけね?」

青葉「そうですね。シンジ君の体から分離した使徒の体。パターン青が検出されているのはアレだけです」

リツコ「数人、戦闘要員手配して。押収したロンギヌスの弾も持たせた上で」

日向「……!? まさか、あの使徒の体が何か!?」

リツコ「ええ。少し思い当たることがあるのよ」

日向「でも、モニターで確認してますけど動いている様子なんて……」

リツコ「意思が無いか、もしくは自らの意思でそこにいるだけなのか……

    ともかくお願い」
    
青葉「……緊急事態宣言は?」

リツコ「そちらは準備だけしておいて。思い過ごしかもしれないから」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 03:02:20.31 ID:Sd0MSInZ0<>
…………

リツコの研究室

リツコ「……」

使徒「……」

戦闘員A「……動いていないようです」

戦闘員B「……単なる、思い過ごしでは?」

リツコ「……もう一つ、試すわ」

スッ

マヤ「ノートパソコン?」

リツコ「…………侵食型使徒ってのが居たのは覚えているわよね?」

マヤ「はい、参号機に侵食したのを……えっと、駆逐したんですよね?」

リツコ「ええ。あの使徒はもういないけれど……似たように侵食を得意とする使徒も存在する」

マヤ「……この、使途が?」

リツコ「アラエルという名前は確かに司令から聞いた事があるわ。
    
    その名前を知っているのは関係者しかありえない。
    
    でも、その関係者がネットゲームでその名前を使うなんて事許されるはずがない」
    
マヤ「……」

リツコ「……もしこの使徒が、電子機器にすら侵食できる使徒だとしたら?」



リツコ「もしも、この職場用のノートパソコンに
    
    勝手にエヴァンゲリオンラインのゲームをインストールされていたのが、
    
    この使徒の仕業だとしたら?」
    
    
    
リツコ「大分暴力的だけど、つじつまは合う気がしない?」

マヤ「……電子機器に侵食して、使徒がネットゲームを……?」

リツコ「何が目的かわからないわ……

    もしかしたら、利用しているユーザー全てに影響が出るウイルスをばら撒くつもりかもしれないし」
    
マヤ「……」

リツコ「もしくは、これを介して精神に侵食する気なのかもしれない」

マヤ「……そんな」




リツコ「……私のアカウントでログインしたわ。アラエルというキャラクターにコンタクトを取ってみる」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 03:02:49.76 ID:Sd0MSInZ0<>

リツコ『こんにちは』





















アラエル「こんにちは。赤木博士」




続く

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/10(日) 03:04:28.49 ID:Sd0MSInZ0<> 寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 03:04:51.97 ID:/Qn23/VSO<> 乙。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 03:12:58.90 ID:4wL+GfZAO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 04:41:06.70 ID:pqNuUppEo<> マヤとリツコのキマシ

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 15:04:01.46 ID:zlE2aShv0<>
学校

シンジ「さって、じゃあそろそろ帰ろうか」

マリ「ん、あれ? 姫は?」

ミライ「居ない、ね」

ヒカリ「あぁ、アスカなら今日は先に帰るって言って、行っちゃったわよ?」

トウジ「ははは、センセの長髪がキツかったんとちゃうか?」

シンジ「え、アスカ怒ってるのかな?」

ミライ「どうしよう……」オロオロ

マリ「先にちょっかい出したのは姫なのにニャぁww」

シンジ「……」

レイ「どうするの?」

ミライ「とりあえず、帰ったら謝るよ。アスカの意地悪に意地悪で返したのはボクだし」

カヲル「確かに彼女の性格だと、そうするべきなのかもしれないね」

サクラ「アスカさん強情やからなぁ……」

シンジ「……本当は一言言いたいけれど、それを言ったら喧嘩蒸し返しそうだし」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 15:05:05.43 ID:zlE2aShv0<> …………

碇邸

ミライ「ご飯の準備終わったし」

シンジ「元に戻ろうか」

聖典「戻れぃ」

シンジ「……ふぅ」

マリ「そういえば、疲れも二人分加算されるんじゃなかったっけ?」

シンジ「まぁね」

マリ「お疲れ様?」

シンジ「慣れたもんだよ」

トテトテトテ

アスカ「御飯できた?」

シンジ「あ、アスカ」

アスカ「何よ?」

シンジ「あ、いや。もしかして学校でのやり取りで怒ってるかなって思って」

アスカ「フン! 怒ってるわけないじゃないの。ホラー映画でも何でも見てやるわよ!」

シンジ(えらい強気だなぁ。まぁ、怒ってないみたいだしいいか……)

マリ「あり、意外。へそ曲げちゃってんのかと思ってたニャ」

アスカ「そんなんじゃないわよ。ちょーっと用事があっただけだってば」

マリ「用事ねぇ?」

アスカ「……フフン♪」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 15:06:39.34 ID:zlE2aShv0<>


アスカ自室

アスカ「これに耐えることができれば、何も恥じることなんて無いわけよ……

    バカ眼鏡から借りたこのホラー映画……」
    


    
    
1 着信アリ(精神的ダメージ (あの着信音にトラウマ

2 オーメン(精神的ダメージ 大

3 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 15:13:32.45 ID:8/FywyA40<> 呪怨 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 15:15:27.85 ID:1fXY1sHAO<> 3 ペットショップオブホラーズ(マリの冗談→シンジといい雰囲気に)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 15:34:45.84 ID:zlE2aShv0<>
アスカ「見た感じはジャパニーズホラーの典型よね」

視聴開始

アスカ「…………」



アスカ「……まぁ、うん」




アスカ「……っ!」




アスカ「……………………」ブルブル



…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 15:48:41.74 ID:zlE2aShv0<> ……

アスカ(……気持ち悪くなってきた……

    もう、弱虫でもいい……

    ……見るのやめよう……)
    
スッ

アスカ(……)

アスカ(……ベッドの端にある、リモコン)



アスカ(……リモコンを手に取った時……

    ベッドの下に誰か居たらどうしよう………………)
    


アスカ(……ベッドの下の誰かに、手を掴まれたらどうしよう……)



ピタッ



アスカ(な、なに馬鹿なこと考えてるのかしら……ホント、アホくさっ……

    普通に、リモコン……取れば良いだけじゃない)
    
スッ

『ガタッ』

アスカ「……!!」ビクンッ

アスカ(何、今の音……)



マリ『んにゃ、携帯落としちった』

カヲル『気をつけて歩きなよ』



アスカ(……廊下の、音か……

    驚かせないでよ……もう……)
    
アスカ(だめ、このままじゃ、何かおかしくなる……もういい、弱虫でもいいから見るのやめる……)



ガチャッ



アスカ「ひぃっ!?」



ギィィィィ……



アスカ「…………」



1 ケンスケからDVD借りたことを知って様子見に来たマリ登場

2 何も知らず様子見に来たシンジ登場

3 諸々の事情を知った上で扉の隙間から覗き込むレイ

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 15:50:42.94 ID:gp8lrzNx0<> 全員 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 16:01:33.09 ID:zlE2aShv0<>
マリ「にゃっほい」

アスカ「……はぁ……なんだ……あんたか……」

マリ「つれない返事だニャぁ。何してんの?」

アスカ「……別に、何もしてないわよ……」

マリ「そういや聞いたよ。結局姫がDVD借りたんだって?」

アスカ「はぁ? あのバカ眼鏡ぺらぺらと…………」

マリ「まぁまぁ、んで、その話したら結構皆興味持ったみたいでさ」

アスカ「……?」

マリ「ちうワケで、リビングでみんなで見ようぜ!」

アスカ「……え」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 16:14:53.76 ID:zlE2aShv0<>
ここのスレでのチルドレンのホラーへのスタンス

シンジ 怖いことを面白がる

レイ 怖いものが好き ビックリ系もスプラッタも、後味の悪さを楽しむ

サクラ 怖いことを面白がる

カヲル 映像作品として、どのように人を怖がらせているのか等を吟味する

マリ 和製ホラーの静かな怖さが大の苦手

アスカ ビックリ系ホラーが大の苦手






リビング

サクラ「おやつも飲み物も用意したし……」

カヲル「さ、電気消そうか」

マリ「うわぁ……マジで?」

シンジ「あはは、雰囲気重視って奴だね」

レイ「……暗闇で見るホラー映画は定番」

シンジ「よく見るの?」

レイ「……実は、少し」

マリ「しかも見るのこれ? パッケージからしてやばいんだけど……」

アスカ(どうしよう……)



1 さりげなく離脱

2 さりげなくシンジの隣に座る

3 もうなりふり構ってられないレベルで怖い。暗くなったらシンジにしがみつく

4 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 16:16:24.54 ID:tvOZVDar0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 16:38:19.76 ID:zlE2aShv0<>
アスカ「……」

シンジ「じゃ、再生するよ?」

ピッ

カヲル「OK 電気は任せろ パチパチ」

サクラ「やめてwww」



カチッ

視聴開始

予告編のドンパチ音

サクラ「あー、ウチこの映画も見たかったんですよねぇ」

カヲル「そのうちDVDで出るよ。レンタル……いや、僕は買って見たいなぁ」

マリ「んぉ、アクションものかぁ。面白そうだニャぁ」

レイ「……コメディー?」







アスカ「……」

グイッ

シンジ「っ……?」

シンジ「アスカ?」ゴニョゴニョ

アスカ「いいから……黙ってて……」ゴニョゴニョ

ギュゥゥッ……

シンジ(……)

アスカ「……」

シンジ「やっぱり怖かったの?」ゴニョゴニョ

アスカ「……………………」

シンジ「……虫の件では僕の事からかってたくせに?」ゴニョゴニョ

アスカ「……ごめん……」

シンジ「いいよ。そろそろ始まるけど……どうする?」ゴニョゴニョ

アスカ「……流石に、いまから部屋に戻るのは気が引けるし……こうしてるから、逃げないでよ……」ゴニョゴニョ

シンジ「わかったよ。爪立てないでよね」ゴニョゴニョ

アスカ「……保証しかねるわ」ゴニョゴニョ

シンジ「ちょww」ゴニョゴニョ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 16:38:47.51 ID:zlE2aShv0<>
一方、マリ

視聴開始直後


マリ(さりげなくわんこ君の隣を陣取ったはいいけれど、実際この映画は怖いのかな?

   見た目だけではマリさん騙されないんだぜ〜?)
   
   
30分後


マリ「……」

クイクイ

シンジ「……?」

マリ「……」ソッ



マリ(あり? わんこ君にしがみついてる先客が居る)

アスカ「……」ピトッ

マリ(って、姫www やっぱりwww)




1 完全にビビッてるアスカを見たらなんか大丈夫になってきた。鑑賞続行(トラウマレベル小

2 姫の反対側からわんこ君をサンドイッチする(トラウマレベル中

3 我慢する(トラウマレベル大

4 姫の邪魔はできねぇ……ww でも怖いから反対側のカヲルにしがみついてみる(トラウマレベル極小

5 抱き心地のよさそうなさっちんを抱き寄せる(トラウマレベル中

6 ジッと見ているファーストちゃんを抱き枕に(トラウマレベル極大

7 気がついたら膝に第一始祖民族の女の子が座っていた(トラウマレベル最大

8 その他

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 16:39:25.82 ID:gbkkrdoj0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 16:56:42.06 ID:zlE2aShv0<>
マリ「わんこ君、姫……ゴメンよ」

ピトッ

シンジ「ん……」

アスカ「……」

マリ「……」

シンジ「……はいはい」

ナデナデx2

マリ アスカ「……」







カヲル「……」

カヲル(……マリさんとセカンドさんが、シンジ君にしがみついている……

    いいなぁ。ボクもシンジ君にしがみつきたい
    
    ……ああ、でも邪魔しちゃ悪い気もするし……
    
    このままほうっておけば後で三人まとめてからかえるなぁ……)
    
カヲル(うーん、どうするのが楽しいのかな?)



1 シンジ君の膝元に移動

2 あくまで邪魔はしない 不動

3 サクラさんにこの事実を伝えてみる (サクラ視点開始

4 ファーストさんの様子を見てみる (?

5 媚びつつシンジ君の膝元に移動 (カヲリ

6 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/11(月) 16:58:03.53 ID:yaSCCWtWo<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 17:07:27.38 ID:zlE2aShv0<>
カヲル「サクラさん」

サクラ「ひぇっ!?……おお、ちょっとビビったやん……いきなり話しかけよってからに」

カヲル「それはゴメンよ。ところで、あちらのマリアスサンドイッチを見てごらんよ」

サクラ「……wwww マリアスサンドイッチwwww なにしとんwww」



サクラ(っていうか、そっか、二人ともホラー苦手やから……

    なるほどな、そうやってシンジさんに甘えるっちゅう手もあったんか)
    
サクラ(……)



1 退かぬ! (シンジさんの膝元にこっそり忍び込む

2 媚びる! (シンジさん……実はウチも怖いんですけど、と言いながら膝元に擦り寄る

3 省みる (いや、ウチ、既にビビッてないスタンス知られてるしなぁ…… 不動

4 三人を見てニヤニヤする (?

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 17:11:40.36 ID:tvOZVDar0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 17:33:36.13 ID:zlE2aShv0<>


サクラ「……」スッ



シンジ「……? どうしたの?」

サクラ「いや、その、えっと……」

マリ「……」

アスカ「……」

サクラ「……ウチも、怖いなぁって……思ってまして……その」

シンジ「……」(あれ? サクラちゃんってこういうの別に平気だったような……)

サクラ「……」モジモジ

シンジ(……あ、ああ……なるほど、ね……羨ましかっただけか)


ポンポン


シンジ「……おいで」クスッ

サクラ「……っ」パァァッ





※レイは一連の動きに気付きませんでした。






鑑賞終了
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 17:34:07.06 ID:zlE2aShv0<>
カヲル「いやぁ、中々に恐怖心を煽る内容だったね!」

レイ「……満足」ツヤツヤ

カヲル「じゃあ電気つけるよ?」

サクラ「あ、ちょ」ガバッ

マリ「……」

アスカ「!!」ガバッ

シンジ「……」


パチッ




レイ「……どうしてアスカとサクラさんはそんなに頬が赤いの?」

サクラ「なんでもあらへんよ」

アスカ「暑いからよ! 集中して見てたからクーラーつけるの忘れてたし!」

カヲル「マリさんはずっとしがみついてたのかい?」

マリ「怖くて震えていたらわんこ君が優しくしてくれたんだにゃぁ……//////」ポッ

レイ「! 暗闇で、何を……」

シンジ「な、何もしてないってば//////」

カヲル(照れ顔美味しいです)



カヲル「飲み物なくなったし、ちょっと持ってくるよ」

スタスタスタ

カヲル(……さて、見ている途中でお婆ちゃんの気配がしたような……しなかったような……)

戸棚OPEN



?「……」

カヲル「……何してるのさ、お婆ちゃん」

?「いや、様子見にきたら面白そうなもの見てるから、ずっと見てたんだ」

カヲル「気配がすると思ったらそんなことしてたのかい?」

?「ずっとマリの膝の上でステルスしてたのに気付かないしさ! いや、映画は面白かったよ」

カヲル「それ、ばれたらばれた出今頃マリさん大変なことになってたよ……」

?「いやぁ、当分はこのネタでマリかアスカをからかってみようかな?」



1 やめときなよww マリのトラウマレベル=中 アスカのトラウマレベル=中

2 やるときはフォローも忘れないようにね 二人のトラウマレベル回復

3 やりたいならどうぞw 二人のトラウマレベル一段階悪化

4 やるなら徹底的にやってみようかwww 二人のトラウマレベル極大まで増加

5 レイ「誰?」キラキラ

6 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 17:36:50.10 ID:nV50D1CAO<> …

……

………



…5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 18:04:23.26 ID:zlE2aShv0<>
レイ「誰?」キラキラ

カヲル「……え」

?「あ」

レイ「……幽霊?」ワクワク

カヲル「……」


カヲル ?(どうしよう……)


?「………………バイバイ」


スゥッ…………


カヲル「!?」

カヲル(消えるなよ!!)



レイ「!! やっぱり、幽霊なの? 今の……!」

カヲル「……えーっと……」



1 カヲル「そう、そうさ。今のは幽霊だよ」(ってことにしておこう……説明めんどくさいし)

  レイ→カヲルの興味関心が大幅増大

2 カヲル「今のは、第一始祖民族だよ」(ファーストさんにも知っておいてもらおうかな)

  レイが第一始祖民族の存在を認知

3 カヲル「何もいないじゃないか……怖がらせないでくれよ」クスクス (ええい、誤魔化してしまえ……)

  何事もなく、レイが幽霊の存在を信じてしまう

4 その他

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 18:07:36.75 ID:3y0QATm2o<> 3で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 18:07:49.07 ID:9Na4ByxSO<> 怖がらせる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 18:14:49.87 ID:zlE2aShv0<>
カヲル「……何も、いないじゃないか……怖がらせないでくれよ」クスクス

レイ(……何も居ない? ってことは、さっきのが見えていたのは、私だけ?)

レイ「そう……」



レイ(……見えるのは、私だけ?)



レイ「……」

カヲル(……あれ? ごまかせた、よね?)

カヲル「……まぁ、とりあえず、戻ろうか」

レイ「……ええ」



レイ(……私がリリスだから? リリンの幽霊はリリスである私にしか見えないということ?

   ……じゃあ、まさか、アダムである渚君には……使徒の霊が見えている?)
   


レイ(……何それ怖い……)



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 18:50:33.65 ID:zlE2aShv0<>




談話中

prrrr

シンジ「……あれ、リツコさんだ」

レイ「赤木博士?」

カヲル「珍しいね」



シンジ「もしもし?」

リツコ『ああ、シンジ君。こんばんは』

シンジ「こんばんわ」

リツコ『早速だけど本題に入らせてもらうわ。

    チルドレンの、エヴァンゲリオンラインのプレイ状況を教えて。
    
    あと、貴方のお友達の中にも良いプレイヤーが居るかどうかも教えてほしいのだけれど』
    
シンジ「え? リツコさんが遊びの話だなんて、なんか新鮮ですね……」

リツコ『そういう話ではなくてね……でも、私だって遊ばないわけでもないのよ?』

シンジ「ふふ、すみません。で、えっと、チルドレンのみんなはかなりやりこんでるみたいですよ?

    友達にも結構浸透してて……」

    
        
            
                    
リツコ『良質なプレイヤー集めるだけ集めてもらえる?

    エヴァンゲリオンラインの中に、使徒が侵入しているの』
    
    
    
    

シンジ「……はぁ?」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 21:31:46.12 ID:zlE2aShv0<>
ネルフ本部



トウジ「なんやなんや、チルドレン集合かと思ったら……委員長やらケンスケやらまで居るやないか」

サクラ「お兄ちゃんかてチルドレンの補欠やん」

トウジ「うるさいわい」



ヒカリ「えっと、なんで、私ここに呼ばれたの?」

アスカ「ヒカリとネルフに居るのなんて、なんか変な感じ」

ケンスケ「ウオー!スゲー!ネルフ本部ダ!ホンモノダ!ヤベェ!写真取レナイケド網膜ニ焼キ付ケテ帰ル!!」

ヒデキ「大丈夫? 俺場違いじゃない?」

ミドリ「そろそろ説明がほしいんですけどー」

シンジ「えっと、そろそろリツコさんが来ると思うから……」





リツコ「ああ、きてくれてありがとう」コツコツコツ……

ケンスケ「はっ! 赤木博士! 本日はお招きいただきありがとうございます!」

リツコ「お招きって言う穏やかなものでもないのだけどね」

シンジ「それで、その、説明をお願いしたいんですけど……」

リツコ「……ええ、そのためにも、ちょっとついてきてもらえるかしら?」



……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 21:32:33.88 ID:zlE2aShv0<>
第一発令所


リツコ「……モニターに写っているのが、今回の使徒よ」

サクラ「……人型の、使徒ですか」

レイ「……」

アスカ「……ん? んん?」

マリ「……あ、姫も、なんか思った?」

トウジ「なんや、見覚えでもあるんかいな……? ん?」



カヲル「……そうだね。何処となく、シンジ君に似ている」



ミサト「…………みんなは、知ってるわよね? シンジ君の体が使徒に侵食されたこと」

ヒデキ「ええ、まぁ。話だけは聞いたッスけど」

ミサト「今のシンジ君には使途としての部分はほとんどない状態だけど……

    侵食を0にする為にシンジ君に施したのは、何も治療と言う形ではなかったのよ」
    
サクラ「……どういうことです?」

ミサト「シンジ君とミライちゃんの、人間としての部分と使徒としての部分を分離させ、

    再構成することで、人間として魂も持つシンジ君と、
    
    使徒の部分の抜け殻の肉体を作り出したの。
    
    そして、使徒の部分は観察対象としてネルフ内で管理していた。
    
    これが、元々シンジ君とミライちゃんの中にいた使徒なのよ」
    
シンジ「……これが、僕……?」

リツコ「そうとも言えるし、そうとも言えない……

    私としては、あくまでシンジ君に侵食した使徒という認識よ。
    
    それに、魂は別物が入っている」
    
アスカ「ちょっと待ってよ、じゃあ、こいつ今生きてるって事!? 魂も入ってるんでしょ!?」

リツコ「ええ、生きている。そして、今回戦うべき使徒でもある」

トウジ「……で、あの……その使徒は、今何処に居るんですか?」



リツコ「……体は隔離中……だけど、魂はエヴァオンに居るわ」



トウジ「はぁ? ゲームの中に居るっちゅうんかいな?」

リツコ「ええ、飲み込みが早くて助かるわ」

トウジ「ちょちょちょっとまってください! 納得したわけやありませんよ!?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 21:41:19.81 ID:zlE2aShv0<>
ミサト「……まぁ、それよりもこれを見てもらったほうが納得してもらえるかしら」

ミサトのPCからエヴァンゲリオンラインへログイン


葛城ミサト

エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『エクセル』

カスタマイズスタイル 『JA』

強化度 『一般レベル』

所属ギルド 『煉獄百合乙女機構』

役職『数合わせ』


ミサト「これは、使徒とのコミュニケーション用に、リツコによってアップデートされたバージョンよ」

シンジ「これの、何処にいるんですか? まずは探さないと」

リツコ「探さなくてもいいわ。

    だって、私とミサとはフレンド登録してあるもの」
    
マリ「……フレンド登録!?」

サクラ「使徒と!?」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 22:00:20.60 ID:zlE2aShv0<>
ミサト「これが、今回の使徒のアバターよ」

カチ

サクラ「アラエル……?」

シンジ「……普通のアバターっぽいね」



エヴァオン内部

ミサト「ちゃっす」

アラエル「こんにちは」

サクラ(肉声『こんにちはて……』

ミサト「何してた〜?」

アラエル「サキエル 素材集め」

ミサト「一段楽したら教えてー♪」

アラエル「いつでも いいですよ チルドレンが 到着 しましたか?」

ミサト「そうそうそうなのよ! で、約束どおりにしてくれるんでしょうね?」

アラエル「その つもり です。 場所は 戦闘シミュレーション施設 で いいですね?」

ミサト「了解。今行くわー

    あ、んでさ。その前にお願いがあるんだけど
    
    チルドレン達がいまいち状況つかめてないから……、
    
    貴方がネットワークにリンクしているっていう証拠を見せてほしいんだけど」
    
アラエル「わかりました」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 22:05:58.77 ID:zlE2aShv0<>
サクラ「メッチャタメ口ですやん」

ミサト「いやいや、結構面白い奴なんだって」

リツコ「まぁ、面白いわね。

    地球に来て二日でエヴァオンの全システムを理解し、
    
    全会話ログを見て言語を習得し
    
    更には自分で感覚神経を繋いでプレイするバージョンまで構築して見せた。
    
    知能は今までの使徒の中でも最強クラスよ」
    
レイ「……」ジーッ

カヲル「僕にもできないよ。学習能力という点では、完全にアラエルのほうが上みたいだね」

リツコ「ただし、勉強する場所を間違えたわね……

    ネットゲームの住民の、最深部。
    
    廃人たちの集まりの会話などを参考にしたせいで、本質が引きこもりになってしまっているのよ」
    
ミサト「あ、証拠見せる準備が整ったって

    PCとモニターの使徒の様子を交互に見て頂戴」
    
ヒカリ「交互に?」




エヴァオン内

アラエル「♪」エモーション ダンス


モニター

使徒「……」ゴポゴポ……



マリ「……踊ってる……」

サクラ「ああ、あれや。こないだマリさんに見せてもらった深夜アニメの……」



アラエル「♪」エモーション ユクモステップ

使徒「……」ゴポゴポオ



カヲル「……そういう事かい」

リツコ「まぁ、ほかにも色々なテストをした結果。あの使徒の肉体とアラエルとのリンクが認められたのよ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 22:18:57.87 ID:9Na4ByxSO<> 倒そうと思ったら肉体の方を仕留めればイチコロですね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 22:21:33.03 ID:zlE2aShv0<>
リツコ「厳密に言うと……使徒の体にはアラエルが居て、

    オンライン上にはイロウルという使徒が居るわ」
    
カヲル「!? 二体、同時に!?」

リツコ「ええ。ネットワーク上に存在できるのはイロウル。そして、人の思考を読み取るのがアラエル

    役割としてはそのようになっているとの事よ
    
    本来は二体の使徒でネルフと情報戦をするつもりだったらしいのだけれど……」
    
カヲル「だけど……ネットゲームに、毒されてしまったと言うのかい?」

アラエル(エヴァオン「いやはや お恥ずかしい 限りです」

カヲル「OH……」

アラエル「だって 楽しいほうが 素敵 でしょ?」

カヲル「僕にはタメ口なんだね。別に、いいけど」

アラエル「だってキョウダイみたいなものじゃないか?」

カヲル「はは……うん。まぁ、いいけど」





ケンスケ「……それにしても、使徒がオンライン上にいるなんて……害はないんですか?」

ミサト「……」



リツコ「ええ、今のところ全く」



ヒカリ「……え」

リツコ「せいぜいが彼が特殊なエモーションを行うことによって

    周りの人間がログアウトさせられてしまうことくらいかしら」
    
ヒカリ「ああ、バージョンアップしてるユーザーと、してないユーザー間でよくある現象ですよね」

カヲル「新しいエモーションを使うと旧バージョンのユーザーがログアウトしてしまうんだったね」

アスカ「やたら詳しいわね」

ヒカリ カヲル「まぁね♪」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 22:45:50.44 ID:zlE2aShv0<>

ミサト「……まぁ、だけど、彼とは一戦交えてもらうわ」

ヒデキ「触らぬなんとやらに祟り無しって言いますけど」



リツコ「それがね……」



ミサト「賭けよ」

全員「賭け?」



ミサト「私達が彼のルールで戦って、勝利したら両使徒はネルフの味方になると言っているわ」

ヒデキ「使徒が」

ミドリ「味方!?」

カヲル「……」

ヒデキ「いや、カヲルはもう使徒ってイメージじゃないし」

ミドリ「使徒って言うよりホモって言うカンジだよね」

カヲル「好きに言いたまえよ」



シンジ「でも、味方って……その、正直……」

リツコ「ええ。あらゆる可能性を考慮して、アラエルとイロウルを根絶する方法もちゃんと考えてある

    MAGIの計算でも、優位性は我々にある」
    
アスカ「んじゃ消しちゃっても良かったんじゃないの?」

リツコ「……意思がある存在で、現時点では無害。

    私も少し考えたけど、和解できるならそのほうがいいんじゃなくて?」
    
カヲル「……」

アスカ「まぁ、いいけど……」

ミサト「それに彼等を引き入れることで、MAGIの欠陥を補うことができるのよ」

レイ「MAGIの欠陥?」

リツコ「ええ。MAGIはあくまで人間の観点だった。

    人間の作ったものだから人間のAIしか搭載できないのは当然よね」
    
ミサト「しかし、彼等が仲間になれば、人間としての三つの視点に加えて

    『使徒としての視点』を加えることができるのよ」
    
サクラ「……よくはわからんのですけど、それって凄いんですか?」



ミサト リツコ「凄いわよ!!」



シンジ「……で、あの。僕たちは何をすれば?」

ミサト「良くぞ聞いてくれました! じゃ、戦闘シミュレーション施設まで来てくれる?」



……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 22:48:42.60 ID:9Na4ByxSO<> 科学者としてのおかん

母としてのおかん

女としてのおかん

使徒としてのおかんnew! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:01:18.76 ID:zlE2aShv0<> ………………

戦闘シミュレーション施設

ケンスケ「俺は今、猛烈に感動している! ネルフの先頭シミュレーターに乗ることができて!」

ミサト「はーいはい、ケンスケ君には後で色々見せてあげるから戻ってきてね」

ケンスケ「粉骨砕身! 血肉の全てをこの任務にささげる所存であります!!」

シンジ「それで、ここで何をするんですか?」



リツコ「貴方達には、この施設からエヴァオンにログインしてもらいます」



アスカ「この施設そんなこともできるの?」

リツコ「そのために改造したまでよ」

ミサト「……アラエル達の条件は以下の通り」



一 挑戦回数は問わぬが、クエストはこちらで指定

一 考えられる限り最高の状況で挑まれたし

一 いかなる形でも、クエストクリアで貴殿らの勝利とする

一 各々の持っているアカウントで挑まれたし

一 公式アカウント及びGMアカウントは不可



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:11:51.41 ID:zlE2aShv0<>
カヲル ヒカリ「……やっぱりね」

シンジ「う、じゃあ、僕はミライのアカウントを使うよ」

ミサト「そして、私達側から用意できる最高の状況と言うのが、この戦闘シミュレーション施設よ」

リツコ「立体ホログラム、精神投影……諸々の技術を盛りに盛ることで、

    貴方達をエヴァオンの世界に送り込む」
    
サクラ「う、おお。流石、ネルフの科学力やとそんなこともできるんやな!」

トウジ「なんやなんや、面白そうやんけ!」





アスカ「ゲーム世界を体験!? リツコってば馬鹿じゃないの!?」

リツコ「安心して。シンクロするわけではないから痛みは反映されないわ」

アスカ「そういう意味じゃないわよ!!

    どうして今までこれを商品化しなかったのよ!!」
    
リツコ「……」

アスカ「私はこういうゲームがやりたかったのよ!! できるならできるって早く言ってよね!!」

リツコ「……家庭用ゲームにするには価格が高すぎるわ。実現は遠い未来ね」

ミサト(……一応構想はあったんだ)

アスカ「……そんなぁ」

ケンスケ「安心しなよ。式波」

アスカ「?」

ケンスケ「俺、決めたよ。 将来ネルフに入って、このゲームシステムを商品化させて世の中に広める!」

アスカ「バカ眼鏡……アンタ……」

ケンスケ「そしたら、よりリアルにサバゲー空間を体験できるもんな!!」

アスカ「バカ! その前にエヴァオンよ!!」

マリ(エロゲ業界も盛り上がりそうな話だニャぁ)

カヲル(マリさんのあの顔は、アホなこと考えてる顔だ!)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:21:19.03 ID:zlE2aShv0<>

ミサト「……ただし、一つだけことわっておくことがあるわ」

シンジ「なんですか?」

ミサト「……あのね。アラエルは、問題ないんだけど……イロウルの方に問題があってね」

シンジ「……?」

ミサト「クエスト中に大破した人は、罰ゲームがあるらしいのよ」

レイ「罰ゲーム?」

ミサト「それがタチ悪いの。クエスト終了まで、悪夢を見せられるらしいわ」

レイ「悪夢……」

ミサト「イロウルは『恐怖』を好むらしいのよ。悪夢は、あなた達の一番苦手なものを見せられるらしいわ」

レイ「……」(……苦手なもの……)



ミサト「……それでも大丈夫なら、戦闘シミュレーション開始して頂戴。

    チルドレン以外にはこちらでやり方を教えてあげるから」
    
    
    
    
    
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:23:55.13 ID:zlE2aShv0<>

ケンスケ「俺が一番怖いことは、この絶好の機会を逃すこと。それだけですよ」

リツコ「いいの?」

ケンスケ「ええ。何より、この機会を与えてくれたことに、感謝します」

『待て 俺は 味方だ』ログイン 3Dホログラム投影 モニター出力開始

レイ「!! その姿は……」

ケンスケ「クエストの発注は、俺がやっておくぜ!」





ヒデキ「……ちょっとかっこいいとか思ったけど……パン一かよ」

レイ「甘く見ないで……彼は、『裸のレジェンド』よ」

『ミソシル』ログイン 3Dホログラム投影 モニター出力開始

ケンスケ「ふふ、そんな気はしていたよ。『SS』」

レイ「……あなたに遅れをとるわけには行かない。この作戦……勝ち名乗りを上げるのは私」

ケンスケ「どちらが止めをさすか競争ってことかい? ふふ、火力なら負けないぜ?」

レイ「不意打ちなら負けない……!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:29:07.14 ID:zlE2aShv0<>
レジェンドとSSの他、残り八名の参加状況について

ここに居ないキャラクターでも可

ただしキールとか根府川とかそういうのは勘弁してくれ

>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 23:30:06.07 ID:8/FywyA40<> 始祖民族お婆ちゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/11(月) 23:44:39.96 ID:zlE2aShv0<>
エヴァオン内

アラエル「もう一つ ルール 追加 いいですか?」

ミソシル「内容による」

レジェンド「同じく」

アラエル「メンバー を こちらから 一人 指定 させて もらいます」

ミソシル「そのくらいは構わない」

レジェンド「おこk」



エヴァンゲリオンライン内使用キャラ名 『紫蘇婆』

カスタマイズスタイル 『光の巨人』

強化度 『---』

所属ギルド 『使徒使徒ピッちゃん』

役職『お婆ちゃん』

備考『見た目 第一始祖民族の女の子』




カヲル『ブフゥッ!』

レイ『……っ!!!!』


紫蘇婆「ちゃっす。よろしく」

レジェンド「よろ」

リツコ『……オンライン上の普通のユーザーみたいね。

    光の巨人を使っていると言うことは、課金ユーザーかしら?』
    


アラエル「クエスト なんですけど こちらの クエスト で お願い します」

ミソシル「……特殊使徒ラングロトリエル討伐?」

リツコ『へぇ……開発段階じゃなかったのかしら?』

日向『ええ……まだゲーム会社にしかデータは存在しないはずです』

青葉『イロウルのハッキング能力……結構恐ろしいですね』

カヲル『あれと、普通のアカウントでやりあうのか……』

ヒカリ『しかも、大破で罰ゲーム……』



クエスト参加人数最大10人

現在の参加者

レジェンド ミソシル 紫蘇婆

残り七名の指定

>>直下
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 23:47:00.66 ID:9Na4ByxSO<> マリ、シンジ、サクラ、ヒカリ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 00:10:14.91 ID:uC66F8P3o<> ていうか全員じゃダメなん? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 00:16:51.35 ID:w4+AZvRN0<> 安価で全員て指示されたらそうしてた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 00:17:28.32 ID:0g4Pvp9SO<> なぬぅ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 00:24:01.17 ID:w4+AZvRN0<>
マリ『お、そんだけ参加人数あるなら私もやるよ!』

シンジ『「戦力になれるかわからないけど……少しくらい役に立って見せるよ』

サクラ『最近メキメキ力つけてきたところやからね! ウチだって参戦させてもらいまっせ!』

ヒカリ『そうね。私もこのクエスト興味あるし……お役に立てれば光栄です』

日向『……頼むよ』



アスカ『……あれ?』

トウジ『おん?』

カヲル『……ん?』

ヒデキ『ありゃ』

ミドリ『え?』

シンジ『あれ……クエストまだ参加人数あるけど……?』

リツコ『マギの判断よ』

シンジ『え? マギが?』

リツコ『ええ。このクエストには七人で挑むのが最適と判断されたわ』

アスカ『ちょっとぉ!!! なんで私が入れないのよ!!』

ミサト『それも、マギの判断』

アスカ『はぁぁぁ!? ちょっとマギ呼んできなさい!!! 管理者のほうでもいいから!!!』

リツコ『カエデとサツキとアオイは、今MAGIの調整で忙しいわ』

ミサト『……イロウルの悪夢に関してなんだけど……MAGIの判断によると、
    
    精神力が足りないと後遺症が残るレベルの精神ダメージを負うかもしれないとのことよ』
    
アスカ『私が……弱いって言うの?』

ミサト『いいえ、選ばれた七人が、戦略的、且つ精神的に優れているだけ。

    大破した場合、比較的精神的ダメージも軽症で居られるのはあの七人だって子とよ

    戦略面に関しては、アスカの戦闘能力や感情の傾向が、今回の作戦では不向きだった』
    
アスカ『……ぐぬぬ』


カヲル『僕としては是が非でも参加しておきたかったんだけど

    お話ししたい相手もいることだし』
    
紫蘇婆「やっほーw」

ミサト『カヲル君、貴方だけは、特別に除外されていたわ』

カヲル『それは聞き捨てならないね。どういうことだい?』

ミサト『……あなたに割り当てられるであろう悪夢……貴方はそれに耐え切れないかもしれないからよ』

カヲル『……何の根拠があって……』

ミサト『バルタザールが一言だけ答えてくれたわ

    『白猫』って……私には意味が分からないけれど、納得できる?』
    
カヲル『…………………………ああ、そう、か……

    うん、分かったよ。今回は、やめておく』
    
シンジ『? カヲル君?』

カヲル『……いいんだ。気にしないでくれ』
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 00:34:32.71 ID:w4+AZvRN0<>

クエスト参加者のキャラ名表記

レジェンド ケンスケ 四号機

ミソシル レイ 零号機

紫蘇婆 お婆ちゃん 光の巨人

六分儀 シンジ 13号機

パニッシャ−  サクラ 参号機

嫁   ヒカリ 甲号機

猫淑女 マリ 八号機+猫耳



ミサト『以上ね』

リツコ『マギの計算に寄ると、勝算は……』



1 80%

2 60%

3 40%

4 20%

5 5%


※これを目安に大破数や苦戦度合いを決める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 00:35:35.51 ID:8ByMSs/X0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 00:39:20.80 ID:w4+AZvRN0<>
リツコ『勝率は80% 文句ない数字ね』

アラエル「マジ ですか」

リツコ『……職員のアカウントじゃあどう頑張っても10%が関の山だったのだけれど……

    貴方たちどれだけやりこんでるの?』

サクラ『ていうか! 挑んだんですか?』

ミサト『ええ……そのせいで……司令と、副指令が……』

シンジ『冬月さん、大丈夫ですか?』

ミサト『ええ、二人とも鎮静剤を飲んで、今は落ち着いているわ』













ミサト『ん?』

シンジ『……僕たちは、負けていられないね……』

サクラ『せや……気合入れて頑張りましょ!』






全員 ログイン


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 00:50:44.53 ID:w4+AZvRN0<>
六分儀「……ふぅん……こんなカンジ、か」

紫蘇婆「オッスオッス。フレンド登録よろしく」

パニッシャー「おおきに!」

猫淑女「負けたくねぇなぁ……正直悪夢とか予測できるしwww 超怖いwww」

嫁「まぁ、私がついてるから大丈夫ですよ」

ミソシル「その装備なら、貴方の援護は必要なさそうね」

レジェンド「さぁ、クエスト開始だよ。準備はいいかい?」

エモーション うなずく



レジェンド「そうと決まったら!」

パニッシャー「せやな、まずは」





ミサト『ん?』



七人「カンパーイ!!」

エモーション 酒を飲む



ミサト『あんた達ねぇ……確かに半分お遊びみたいなもんだけど……緊張感ってモノを……』

アスカ『何言ってるのよミサト! 酒飲まないと出撃の準備はできていないのよ!』

カヲル『少なくとも碇チルドレンの中ではこの儀式を大事にしているんだよ』

リツコ『……それでゲン担ぎになるのならいくらでもやって頂戴』



六分儀「あ、ご飯食べるの忘れてた」

レジェンド「食券使うから勝手に食いやがれ!」

猫淑女「ご相伴に預かりますニャ♪」

わいのわいの





ミサト『……じゃあ、いい? 何度も挑めるからって、失敗したりしたら指令たちのようになっちゃうのよ

    なるべく一回で終わらせてね?』
    
七人「はい!」

ミサト『では、エヴァンゲリオン、発進!!』





パ〜フ〜〜




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 01:13:18.01 ID:w4+AZvRN0<>

しっかり忘れてた

装備 っていうか武器に関して



六分儀 劣化版アステマ(大剣としての効果のみ)

紫蘇婆 ロンギヌスの槍(槍)

嫁 ビームライフル(ヘビィボウガン)

猫淑女 サンダースピア(ガンランス)

レジェンド パレットライフル(ライトボウガン)

パニッシャー パニッシャー(ソードアックスタイプ)
※ 詳しくは ウルフウッド パニッシャーで画像検索
  ソードアックスじゃねえよって言う突っ込みは明後日に放り投げろ

ミソシル 超電磁洋弓銃 大(弓)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/12(火) 01:29:06.59 ID:w4+AZvRN0<>
ミソシル「! 猫……あなた懲りずに……」

猫淑女「いや! 初めて戦う相手とはガンランスのほうが相性良いんだって!!」


距離 3000


六分儀「ていうか、このクエストは……使徒と本部の距離が表示されるんだね」

レジェンド「あんまり破壊されてもクエスト失敗らしいから、早めに片付けるぞ」

紫蘇婆「おーうい、バリスタの弾集めとかないと大変だぞー」



トウジ『なんや、バリスタて』

アスカ『あんたそんなことも知らないの!?

    大型モンスターとの戦いでは必須よ! アレが無いといろいろと大変なんだから!』
    
カヲル『攻城戦用兵器としての一面もあるけど、

    このゲームでの主な役割は超大型の矢を敵モンスターに浴びせる、設置型の武器だよ
    
    更に相手の動きを止めるアンカーフック式の弾もあるんだ』
    


距離1000 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……


嫁「!? 早い……!?」

パニッシャー「ホンマや……なんや、メッチャ早く向かってきとるで!?」

ミソシル「!! 見えた!」


距離500 ゴロゴロゴロロゴロロゴロ


六分儀「!? 大きすぎない!?」

マヤ『敵モンスター……転がってきます!』

日向『プレイヤーキャラのの背丈の10倍くらいあるな……』

青葉『そりゃ一人プレイでのクリアは難しいはずだぜ……』

ミサト『……本当にあんなのが本部に向かってきたらって思うとゾッとするわね』

リツコ『サハクィエルを受け止める作戦を立てた女のセリフじゃないわね』





六分儀「! みんな!!」



1 総攻撃で止める

2 アンカーフックバリスタで足止め

3 支給用大ビル爆弾で足止め

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 01:30:19.87 ID:0g4Pvp9SO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 01:39:51.13 ID:w4+AZvRN0<>
猫淑女「!! 参る!!」

紫蘇婆「ちょえ!?」

パニッシャー「そーやそーや、転がってくるもんは打ち返せばいいのや!」

六分儀「援護よろしく!」

レジェンド「回転しながらでもヘッドショットいけるかい?」

ミソシル「問題ない」

嫁「私だって、改造度だけじゃないってところ見せてあげる」





紫蘇婆(やばいって! 正面はかなり危ないって!

      失敗したら、猫はともかく六分儀の改造度だったら一撃死だって!!
      
      パニッシャーもギリギリ死ぬかもしれない!!)
      
紫蘇婆「……!」





コンマ 50以下で成功 失敗度合いに応じて六分儀とパニッシャーの大破決定

>>直下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 01:40:39.64 ID:BPm1EYd10<>   <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 02:00:35.19 ID:w4+AZvRN0<>
60代 結果

六分儀大破寸前

パニッシャー大ダメージ

猫淑女中ダメージ

紫蘇婆中ダメージ



マヤ『! 突撃阻止失敗!』

日向『あちゃー……失敗したか』



六分儀「うっわああ!?」

パニッシャー「なんやこのダメージ!?」

猫淑女「これだけ改造しても滅茶苦茶貰っちゃうね……流石大型」

紫蘇婆「タルかアンカーフックが安牌だった……」



レジェンド「うっわぁ……碇たちであのダメージなら、俺たち後衛はひとたまりもないかもな」

嫁「貴方のは、それ以前の問題な気もするけれど」

ミソシル「……」コクコク



ミサト『あああ……モンスターが本部に……!』

大型使徒 ラングロトリエル 最終防衛ラインに接触

残耐久力 50%



サクラ「ほげぁ!?!!????」

シンジ「一気に50%!?」

紫蘇婆「……これ、破壊されるとクエスト失敗だかんね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 02:07:59.57 ID:w4+AZvRN0<>
青葉『最初の突撃が終わったな』

日向『次は総力戦だぞ……ここでいかに防衛機構を守れるで、全てが決まる』

マヤ『お二人とも、分かっているなら助言してあげてくださいよ』

青葉『いや、関係者が口出しちゃいけないだろうかと思って』

日向『そうだよ。僕たちは一応攻略法分かってるんだから』






六分儀「か、回復!」

パニッシャー「前衛一旦回復するで! 後衛気ぃ付けや!!」


チリチリバラバラ


レジェンド「つってもなぁ……俺、気配マイナスついてるし」

ミソシル「同じく……」

嫁「え……」




ラングロトリエルの標的

>>直下 複数可 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 02:08:54.49 ID:0g4Pvp9SO<> 後衛全機捕捉 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 02:17:02.88 ID:uC66F8P3o<> 80でこれかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 02:24:36.77 ID:w4+AZvRN0<>

青葉『おうおう、球体から、四つんばいの状態になったぞ』

日向『でもまだ第二形態にはなってないみたいですね』



レジェンド「ちょえ、アルマジロだったのか?」

ミソシル「! 回避!」

ラングロトリエル 舌を伸ばす(範囲攻撃)→後衛三機


レジェンド 回避

ミソシル 回避

嫁 被弾 ダメージ中


嫁「っ……これくらいなら、大丈夫」

ミソシル「気をつけて!」



嫁「……!?」

嫁→舌による攻撃で引き寄せられ、起き上がり狙いのプレス攻撃


日向『あれは、まずいぞ……! さっきの転がりとほとんど同等の威力の攻撃だ』

青葉『被弾は死を意味する……』


嫁「っ!!」



1 被弾(即死

2 回避(80%成功

3 ミソシルとレジェンド同時射撃による救出(70% +そこそこのダメージ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 02:29:43.75 ID:w4+AZvRN0<> %表示は、選択した人のコンマがその数字以下だったら成功で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 02:32:48.25 ID:0g4Pvp9SO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 02:54:06.43 ID:NW0Juz16o<> いつ見ても>>1の引き出しの多さには驚かされる… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 02:56:54.33 ID:w4+AZvRN0<>
ミソシル「あわせて!」

レジェンド「おう!」

ミソシルとレジェンドの同時射撃 成功率70%→25 結果:良好



ラングロトリエル「グギェエエエエエエエエエゥゥゥゥ!!!」




嫁「……! 助かったわ!」

レジェンド「ほいほい、回復弾を食らえい!」

レジェンド 回復弾射撃→嫁回復

ミソシル「落下中の攻撃でひるんだから、弾き飛ばされてる……」

レジェンド「! 仰向けで転がってるぞ! アレはチャンスじゃないのか?」

ミソシル「総攻撃……!」




前衛組復帰

猫淑女「待たせたねぇ!!」ガシャコン

猫淑女 竜撃砲タメ開始

六分儀「全力で、行くよ!」

六分儀 タメ攻撃準備開始

紫蘇婆「課金厨なめんなよ!!」

紫蘇婆突撃

パニッシャー「誰かが牙にならんと誰かが泣く事になるんや!!」

パニッシャー スラッシュアックスのタメ攻撃準備開始






総攻撃によるラングロトリエルへのダメージ


1 軽微 (第一段階継続 (長期戦 回避プラス補正

2 甚大 (第二段階移行 (以降後 初攻撃の回避にマイナス補正 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 02:58:16.62 ID:0g4Pvp9SO<> ヌルゲーよりは

1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 03:08:51.28 ID:w4+AZvRN0<>

総攻撃

六分儀「!」

猫淑女「いやぁ……部位破壊もなんも起こらないねぇww」

紫蘇婆「硬いんだなぁ……流石だよぉ」

パニッシャー「クソが! 背中の甲羅の一枚でもはがれんかい!!」



日向『大型モンスターを舐めるなよ』

青葉『ああ……奴の体力は、総攻撃でもまだまだ半分も減らせていないんだ』

マヤ『あの、二人ともどちらの味方なんですか……?』



ラングロトリエル「グオオッォオォオオオオオオオオ!!!!!」

ラングロトリエル 転倒から復帰




嫁「……! 何か、来る!」

転倒復帰時の攻撃→何らかの液体→前衛組全体



六分儀「!?」

パニッシャー「これは……」





1 気にせず追加ダメージを狙う

2 回避(自動成功 (槍組は防御 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 03:18:50.44 ID:0g4Pvp9SO<> 5連とりになってしまってるがいいのだろうか一応10分たったからやるがいたら↓で

安価なら2で <> 時間も時間なので寝て起きてから書くお<>saga<>2013/02/12(火) 03:33:53.18 ID:w4+AZvRN0<>
パニッシャー「アカン! 避けぇ!」

他「!」

回避行動→全員回避



パニッシャー「恐らく、カプンコ繋がりやとしたら、今の液体は痺れ属性や

        しかし、亜種かもしれんから当てにはならん情報やがな……」
        
猫淑女「カプンコつながりで考えるなら、痺れからのプレスで即死も十分ありえるねぇ……

     そいつは勘弁してもらいたいニャ」
     
紫蘇婆「とりま、了解」

六分儀「分かったよ。奴の液体にだけは気をつける!」



ミソシル「痺れ属性……」

嫁「私たちも貰わないように気をつけないとね」

レジェンド「当たらなければどうと言うことはない」



猫淑女「んぁ! そういえば、この辺に撃龍槍あったじゃん!」

紫蘇婆「! そうだったね。狙いにいくかい?」

六分儀「前衛は攻撃を絶やさないでいこう! 『時間切れ』もありえるし」

パニッシャー「せやったら……」


1 レジェンドに頼む (モンハン自体の経験不足 成功率60% しかし狙われても当たらない

2 ミソシルに頼む (モンハン経験十分 成功率80% 回避性能普通

3 嫁に頼む (廃人補正 成功率100% 被弾確率は高いが、コンマでよい数字を出すと第二段階移行

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 03:36:55.94 ID:N/mb0ucDO<> 2で乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 22:58:20.79 ID:w4+AZvRN0<>
パニッシャー「ミソシル! 頼んだで!!」

ミソシル「ええ」


トウジ『ゲキリューソウ?』

ヒデキ『撃龍槍ってのは、あらかじめフィールドに設置されてる超強力な罠だよ

    スイッチ押すと出てくる、バカでっかい槍だ。
    
    威力は半端じゃないが、特定の場所に敵モンスターが居る状態でないとあたりもしない

    使いどころが難しい罠だぜ』

    

ミソシル(敵のすぐ近くに槍の出口がある……狙うなら今から移動しなくちゃ……!)

タッタッタッタ……



他 継続して攻撃中

六分儀「はぁっ!」ブゥン!

ガイン!

紫蘇婆「尻と背中は硬すぎるよー」

猫淑女「下から腹を狙うか、頭を狙うのがベストだニャ」

パニッシャー「立ち上がったら攻撃の合図や! 後ろに回りこめ!」

ラングロトリエル「グォッォォッォォォォォオオオオオオオオ!!!」



ミソシル「……今っ!」

成功率80→選択者>>922のコンマ:94  結果:失敗

カチッ



撃龍槍発動→ラングロトリエル、向きを変えた際の移動により槍の範囲から移動→空振り



ミソシル「! そんな……」

六分儀「?」

ラングロトリエル→口から何らかの液体を飛ばす→ミソシル





1 その直線上に立っていたのは六分儀だった(ガード失敗 わんこ君が汁まみれ

2 ミソシル回避 (80%

3 ミソシル回避反撃 (60% コンマ良好によりダメージ大

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 22:59:06.37 ID:k/Hm6AN00<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 23:13:06.95 ID:w4+AZvRN0<>

成功率80→選択者コンマ37→申し分なく回避成功

ミソシル「!!」サッ

六分儀「アブなっ……」

ッベショァ……



ミソシル「……このエモーションは」

パニッシャー「なんや、気付いたことがあるならはよ口に出してみぃ」

ミソシル「あの液体の属性は痺れではない……痺れのエモーションとは違う」

紫蘇婆「えぇぇ、ラングロトラじゃないの?」

パニッシャー「やっぱ亜種やったんやな……それで、何の属性かは?」

ミソシル「恐らく、『防御力低下』」

猫淑女「……前衛としては美味しくないステータス異常だねぇ」



レジェンド「後衛的には問題ないわけで……」バシュゥンバシュゥン

嫁「いやいや、そりゃああなたはどっちにしろ一撃死だしね」バシュゥンバシュゥン



六分儀「!!」

六分儀(しめた……! 次のアクションのために、ラングロトリエルが頭を降ろしたぞ!)

六分儀 タメ攻撃準備開始

ラングロトリエル「グゥゥォォオオオ……」

六分儀「!!」



1 タメ段階1で攻撃 成功率80% 反撃回避確立80% ダメージ蓄積量小

2 タメ段階2で攻撃 成功率75% 反撃回避確立70% 中

3 タメ段階3で攻撃 成功率70% 反撃回避確立60% 第二段階移行
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 23:14:15.02 ID:0g4Pvp9SO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 23:14:25.65 ID:mF8EMfsH0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 23:24:09.52 ID:w4+AZvRN0<>

六分儀「でやあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ガヅゥン!!

成功率75%→02→クリティカル

ラングロトリエル「グギャオオオォォォォォォゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」



六分儀「ひるんだ!?」

猫淑女「っしゃ! 畳み掛ける!」

前衛攻撃準備

回避判定70%→02→クリティカル



六分儀「待って!! 様子が、変だ!!」

猫織女「にゃんだと?」

前衛後退



青葉『これからが、第二段階だ』

日向『ふふ、よく気がついたなシンジ君……君の判断がなければ前衛はかき乱されていたところだろう』

マヤ(楽しそうだなぁ……)

日向『ラングロトリエルは、ラングロトラと使徒の融合体という設定なんだよ』

青葉『見よ! これが、ラングロトリエルの真の姿!!』



ギュバァッ!!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 23:31:52.69 ID:w4+AZvRN0<>
紫蘇婆「うっげぇ!!!」

パニッシャー「ぎゃああああ!!!!キモイ!!!!」

六分儀「……甲羅の模様から眼が出てきた!?」





アスカ『!!』

カヲル『マトリエルの本体に良く似ているね……しかし、悪趣味な見た目だよ』

ミドリ『……』

ヒデキ『良かったな、俺らが戦う相手じゃなくて』

ミドリ『べ、べっつにビビッてないし!!』

アスカ『……』

カヲル(そういえばセカンドはビックリ系に弱いんだっけ……

    ってなると、ホラーが苦手のマリさんは……?)
    


猫淑女「……うぇ……」



青葉『見た目だけじゃないぞ。その眼からは酸の雨が降り注ぐ』

日向『というわけで、 避けろ! 皆!』

マヤ『だから分かってるなら最初から……はぁ……』



ブッシャアアアアアアアアアアアア!!!!



前衛回避率80%

後衛回避率90%

猫淑女回避率40%

1 六分儀→かばう→猫淑女 猫淑女回避 六分儀ダメージ

2 現実ハ非情ナリ 全員被弾 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 23:32:41.99 ID:0g4Pvp9SO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/12(火) 23:58:35.85 ID:w4+AZvRN0<>
紫蘇婆「範囲広すぎだって!!」

六分儀「うっわあ!!」

猫淑女「ひぃっ!」ガクブル

レジェンド「全体攻撃はムリwwwwww」



青葉『……あの範囲攻撃はヤバイだろ 改善の余地アリだ』

日向『普通の携帯機器だと絶対処理落ちだね。これは報告しておかないと』メモメモ

マヤ『あの、副業より本業のオペレーターやってくれません?』



前衛の損傷軽微 +防御力低下 極大

ミソシル 嫁 損傷中 +防御力低下 極大

レジェンド 大破寸前 +防御力低下 極大

防衛機構 残耐久力 40%




レジェンド「流石に、範囲攻撃に威力はあんまりなかったみたいだね」

パニッシャー「その残り体力で言えたことか!!」

レジェンド「死ななければ安い!!」



ミソシル「……第二段階……」

嫁「遠距離攻撃ならまだいいけれど……これ、どうやって近づくのよ?」

青葉『眼から溢れ出る酸は眼を潰すごとに少なくなっていく』

日向『遠距離攻撃とバリスタでまずは眼をつぶすんだ!』



パニッシャー「そもそもこちとら防御力低下状態や……近づくなんて恐ろしいことできるかいっちゅうねん!」

六分儀「乱戦、だね。これは……」

レジェンド「分担して眼をつぶしていこう! 

      接近できそうな場所が見えたら、前衛組はそこから腹の下にもぐりこむんだ!」
      
ミソシル「! 防御力低下中なのに、接近するの?」

嫁「腹の下で受けるダメージは軽いわ。前衛組なら防御力低下中でも一発は耐えられるはず」



青葉『しかし、このステージのバリスタは三基』

日向『……残り一人は、どうするつもりだ? 

    残り時間のことも考えると手を休ませている暇はないぞ!』



1 六分儀が単独接近戦

2 パニッシャーが単独接近戦

3 猫淑女が単独接近戦

4 ミソシルがとっておきの爆弾投下

5 その他 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 00:14:30.94 ID:5lcyq8sy0<> ネタがネタだから安価取りづらい人も出てくるわな
1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 00:30:46.88 ID:pUFFVI8A0<>
六分儀「……僕が行くよ!」

パニッシャー「……大丈夫ですか?」

六分儀「何とかなるよ。ある程度はガードもできるだろうし」

パニッシャー「そか……せやったら、ウチ等は周りの眼を潰さしてもらいます」



嫁「……碇君が、突撃するみたいだわ」

ミソシル「攻撃の手を緩めないで。怯ませた回数の分だけ、碇君の生存確率は上がる」

レジェンド「ここいらで、早いところ決着つけたいね!」



カヲル『……』

アスカ『何よ、考え込んじゃって』

カヲル『……いや、酸の雨も、奴の腹の下では降り注がない……

    もぐりこみさえすれば後は相手の動きに合わせて逃げるだけで安全地帯になるだろう?』
    
アスカ『そうね。狙いどころだと思うわ』

カヲル『そんな絶対的な弱点を残したまま、このモンスターをイベント用に用意するだろうかと思ってね』

アスカ『イベント用?』

カヲル『……シンジ君。危ないかもしれないよ』





ラングロトリエル「グルルルルルウウルウウウルル…………」

猫淑女「ひっ! ……何?」

パニッシャー「! なんや、動く……?」

レジェンド「眼を閉じた! 何をするつもりなんだ!?」サッ

嫁「ちょっと! 私の後ろに隠れないでよ!!」



ドシュゥゥン!!



六分儀「!? なっ!?」

ラングロトリエル 四つんばい→跳躍→球体→落下



ミソシル「碇君を押しつぶすつもり……?」

パニッシャー「アカン! 防御力低下中にプレスは……!」





1 後衛組 頭部への一斉射撃で阻止 成功率 10% 成功時のダメージ蓄積量極大

2 六分儀 回避 成功率 15% <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 00:38:44.92 ID:molfDaSSO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 00:52:37.47 ID:pUFFVI8A0<>
ミソシル「頭部狙い……!」

レジェンド「無茶言うな! そんなすぐに……!」

嫁「碇君!」




ズン!!!




六分儀「っ!!」

パニッシャー「シンジさん!!」



六分儀 リタイア







シンジ『……っ』

アスカ『バカシンジ! それくらい避けなさいよ!』

シンジ『ムリだよ……あんなでっかいの』

アスカ『これが実践だったらどうすんのよ!』

シンジ『実践だったらATフィールドで防いでるよ!』

カヲル『まぁまぁ……』



ミサト『……! シンジ君……来るわよ』

シンジ『来るって……』


*****

レイ「罰ゲーム?」

ミサト「それがタチ悪いの。クエスト終了まで、悪夢を見せられるらしいわ」

*****

リツコ『……悪夢よ』

シンジ『……!?』



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 01:00:50.97 ID:pUFFVI8A0<> 〜〜〜〜〜
シンジ「……? ここは……?」

碇邸 キッチン

シンジ「……家、か……ああ、そうだ」



シンジ「朝なんだ……朝なら、早く皆のお弁当作らないと……

    えっと……食材は……」
    
ガパッ 冷蔵庫OPEN

シンジ「!!? うわあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!

    虫……虫が、いっぱい……!!」
    

ワサワサワサ……


シンジ「っく!! うわあああああああああああああああ!!!」

シンジ→二階へ




シンジ「どうして……冷蔵庫の中にあんな!?」

シンジ「そうだ……情けないけど、誰か呼んで殺虫剤を持ってきてもらおう……

    ……せめて、頼るなら男のほうがいいよね」
    
カヲルの部屋前

シンジ「カヲル君……? あの、おきてる?」

ガチャッ……

シンジ「あ、鍵……開いてる……」


ワサッ……


シンジ「……!? なっ!?

    ここも、虫だらけ!?」
    
ブゥゥゥ~ン……ブゥゥゥ~ン……

ワサワサワサワサ…………

ゴソゴソゴソゴ…………

シンジ「や、やめ……! 上ってくる! 体を、虫が!?」

シンジ「うわああああああああああああああああああ!!」


………………


???「シンジ……シンジ!!」

シンジ「はぁっ!?」


シンジ「……なんだ……夢……か……」

黄金虫「良かった、無事だったんだね」

シンジ「――――――っ!!?????」

〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 01:05:32.43 ID:molfDaSSO<> WAO/// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 01:12:49.80 ID:pUFFVI8A0<>

シンジ『うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!』

カヲル『何を見せられてるんだい……これは……』

リツコ『……分からない……けれど、個人差があるみたいよ。司令はしきりに女の名前を呼んでいたけれど……』

ミサト『っ……第二段階から奴を倒すまでの時間は?』

日向『! えっと、平均で10分、この人数でメンバーの状況から……

    5分でケリはつくかと!』
    
ミサト『シンジ君! 五分、五分よ! それだけ耐えれば大丈夫だから!』



シンジ『ウワアアァァァァン!!ミサトさぁん!!』



パニッシャー「どえらいことになっとるようやの……!」

猫淑女「……っ」



パニッシャーのアクション

1 全体に総攻撃の支持 (5分で片がつく (シンジトラウマレベル大 (後遺症アリ

2 猫淑女に渇 (5分より早く決着がつく (シンジトラウマレベル小
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 01:22:20.24 ID:molfDaSSO<> あえての1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 01:38:32.41 ID:pUFFVI8A0<>
パニッシャー「はよ、沈めるで!! 奴がまるまっとる間に集中砲火や!!」

猫淑女「っ……」

他「了解!」



〜〜〜〜〜


シンジ「うわあああ……あああ……ぁぁぁああ……」ジタバタジタバタ

カヲル「……イロウル……もういいだろう。遊びにしては度が過ぎているよ」

アラエル『遊び?』

カヲル「そうさ。君たちは人間に協力するつもりでこのゲームを仕掛けた、そうじゃないのかい?」

アラエル『そう だと思っているのは アラエル だけ』

カヲル「……なんだって?」

アラエル『イロウルは 恐怖 を 与えることを 喜びとしている

     どれだけ 人間に 恐怖を 与えることができるか
     
     人間に 屈服 するまでの 間 イロウルは 好きなように する』
     
カヲル「……悪趣味だよ……とても」





五分後 クエスト完了

パニッシャー『っしゃ! ああ、もう、剥ぎ取りもいらん!! アラエル!!』

アラエル『?』

パニッシャー『クエストは終わったやろ! シンジさんを開放せぇ!!』

アラエル『イロウルは口惜しそうにしている』




パニッシャー『言うこと聞かんのやったら今すぐおんどれの肉体を引きちぎりくさったる

       MAGIの隣に並ぶのはおんどれのAIやない、躯になると思え』
       
     
  
       
アラエル『……』

リツコ「従ったほうがいいわ。そのためなら彼女達、エヴァの呪縛にも耐えられるかもしれない」

アラエル『イロウルが夢の送信を取りやめた』

ミサト「! シンジ君!」タッ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 01:43:20.46 ID:pUFFVI8A0<>

ミサト「シンジ君……シンジ君!」

シンジ「うぅぅう……うわぁぁぁ……っく……グス……うわあああ……」

アスカ「シンジ! しっかりして! もう終わったのよ!」

シンジ「っ!!」

シンジ「……ぁ……夢…………夢……?」





シンジ「……ぁ……ぁぁ……」

ミサト「……え?」

フラッ……

カヲル「っと……」

トサッ

カヲル「……ずいぶん、精神を削られたみたいだね」

シンジ「はぁ……はぁ……う……」

ミサト「……シンジ君……大丈夫?」

シンジ「み、ミサトさん……………はぁ……はぁ……」

カヲル「っ! シンジ君、一人で立つのは危ないよ……」

フラッフラァッ



ガシィッ!

シンジ「……ミサトさん!」

ミサト「!?」

ミサト(……まさか……悪夢の中の極限状態で……私に助けを求めていたの?)

ミサト「……シンジ君」





シンジ「部屋を!! 片付けてください!!!!!」




ミサト「……はぁ?」

シンジ「夢の中で、見たんです……

    ミサトさんの部屋が、バイオハザードで……虫が……ミサトさんに、じゃなくて……

    ミサトさんが、虫に……なって……加持さんが……卵だらけに……」
    
ミサト「……」



シンジ「……部屋を、片付けてください」

ミサト「……はい」





シンジ トラウマ 『部屋は綺麗に』 を獲得 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 01:45:07.04 ID:qOKG+nJAO<> 嫌すぎる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 01:53:25.62 ID:pUFFVI8A0<>
リツコ「これで、貴方達使徒の協力を得られるわけね?」

アラエル『約束 ですから』

リツコ「明日から色々大変よ。あなた達の思考回路をプログラム化したり、

    私としても意識ある使徒を研究するまたとない機会だわ」
    
アラエル『我々は 人間の サブカルチャーを 堪能 できれば 文句は ない』





ミサト「……ともかく、これで今回の使徒は片付いたわけだけど……」

シンジ「ミサトさんの部屋は片付いてない!!」ガタッ

アスカ「分かったから……あんたは休んでなさい……ね、良い子だから……」

カヲル「さぁ、こっちだよ シンジ君」

シンジ「……うう……もう、……もう、虫なんて、嫌いだ……

    弱虫ンジでいいから……もう、虫なんて見たくない……」

アスカ「ゴメンって……もう言わないから」ナデナデ

シンジ「……ううううう……」

カヲル(……不謹慎だけど、久々にヘタレてるシンジ君の顔は可愛いなぁ)

アスカ「……」キッ



ミサト「これが使徒戦のあとじゃなかったらシンジ君といえどぶん殴ってるところだったわ……」ワナワナ

トウジ「あないな綺麗な顔して、部屋はヤバイらしいで」ヒソヒソ

ヒデキ「マジか……シンジが許せないレベルって事だろ?」ヒソヒソ

ミドリ「ガーン! ショックかも……結構イイ女っぽいからあこがれてたのに」ヒソヒソ

ミサト「やめてぇ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 02:02:34.40 ID:pUFFVI8A0<>
サクラ「しっかし……シンジさんがああまで取り乱す夢て……一体どんだけヤバイんや?」

マリ「私は考えたくもないよ……さっきのモンスターだけでもお腹いっぱいだにゃぁ……」シュン


レイ「……」キョロキョロ

ケンスケ「どうしたのさ?」

レイ「……紫蘇婆……何処?」

ヒカリ「あの人は他所からログインしてたみたいだから、もういないんじゃないの?」

レイ「……残念」



青葉「いやぁ良いデータが取れた」

日向「シンジ君にはあとで特別手当を出しておこう」

マヤ「あ、先輩のお手伝いしてこなくちゃ」ガタッ



わいのわいの ガヤガヤ



リツコ「……でも、貴方達……正直今までの使徒より一番タチが悪いかもね」

アラエル『でも 物理的な 破壊活動に 至る まで には 人間に 滅ぼされる 計算 でした 』

リツコ「まぁね。でも、あなたたちが本気だったら、パイロットの何人かは精神病院域でしたでしょうね」

アラエル『今は これで いいと 思っている

     補完より ネット文化 良いですねこれ』
     
リツコ(ネット文化に地球が救われた……って事なのかしらね)



リツコ「それにしても、あなたたちのような使徒は、他にもいるのかしら?」

アラエル『?』

リツコ「侵食型使徒の類は、もういないのかしら?

    ついでに、残りの使徒についても聞いておきたいところなのだけど」



アラエル『…… まだ、接触 して いないの ですか?』

リツコ「……?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 02:07:29.63 ID:molfDaSSO<> なんと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/13(水) 02:21:21.83 ID:pUFFVI8A0<>
アラエル『地球に 来る 使徒は われわれで 最後 です』

リツコ「なんですって?」

アラエル『残りの 使徒は 既に 地球上に 居ます』



リツコ「……」










1 次スレにも使徒関係のシリアッスを盛り込む方向性

2 次スレはいわゆる消化試合 チルドレン卒業までの甘くてあんまり切なくないストーリー

3 もう 適当に 〆て 別スレ 立てる

4 次スレから急(Q?)展開 救いの道は何処へやら 苦境に立たされるチルドレン一同

5 その他






複数人の意見plz <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 02:25:38.22 ID:molfDaSSO<> もう急だし、1と4を混ぜつつチルドレンの各々の思いと葛藤、未来について果敢に戦いを挑んでく、>>1の文力を見せつけてくれるカッケェ物が見たいれす(^p^) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 02:37:32.50 ID:qTADmJu7o<> 1と4
シリアスはほどほどに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 06:31:26.11 ID:UeN6iecZ0<> シリアスいらん2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/13(水) 07:07:17.84 ID:wBuI9a5vo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 12:43:30.47 ID:8sVu2z940<> >>1の書きたい事を書けばいいと思う。
1、2、4を絡めつつ、十数年後のエピローグを希望。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 15:56:18.13 ID:kfFNvRnU0<> 4。だらだらやるよりは <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 18:07:09.21 ID:cd5gYtDf0<> シリアスみたいです!
なので1+4が見たいです!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 20:04:53.37 ID:aHTbw84IO<> エヴァンゲリオンにはシリアスないと!
ってことで1.4 <> >>1<>saga sage<>2013/02/14(木) 03:56:55.62 ID:o4ZvdoVh0<> 考えれば考えるほどエヴァというアニメがなんなのか分からなくなってくる。

とりあえず今思いついたネタで急発進してみようと思う

予定としては土曜日までにこのスレを〆て 

土曜日から新スレにて4メインの話を展開するような気がする。

月曜までに音沙汰なかったら逃げたって事で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/14(木) 07:05:43.33 ID:r1a3W9cD0<> だから面白いんだな、エヴァンゲリオンという作品は。ドヤァ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 01:58:08.69 ID:XHe0Zp/50<>
後日

アラエル『カヲル 我々 アルミサエル あえて 数える ならば レイ

     計 5体の使徒が今、地球上に存在します』
     
リツコ「アルミサエル……不定の使徒」

アラエル『既に カヲル達は アルミサエルと 出会っています』

リツコ「!?」

アラエル『アルミサエルにも 敵意は ありません』

リツコ「敵意がないと言っても……私達にはそれを信頼する術がない

    あなた達の事だって、根っから信用しているわけではないわ」
    
アラエル『それは 仕方のない こと ……

     しかし 我々は あなた方に 屈服する 服従する ことで
     
     信用される ではなく 利用される 形で生かされる ことに なった』
     
リツコ「そうね。依代としている体も、ネットワーク上の存在も、

    どちらもネルフの権限で瞬時に消すことができる」

アラエル『恐ろしい ことを 言わないで ください (^q^)』

リツコ「……」

アラエル『失敬』

リツコ「いいわ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:03:00.40 ID:XHe0Zp/50<>
アラエル『…… アルミサエルは ある 奇特な第一始祖民族の 手に よって その姿を 変えて います』

リツコ「カヲル君たちが既に接触していると言うことは、人?」

アラエル『いいえ 書物です』

リツコ「………………まさか」

アラエル『聖典『カーン』 アレは、アルミサエルが その第一始祖民族によって 作りかえられた 姿

     その奇特な第一始祖民族は アルミサエルに リリンの 面白さを 説きました
     
     そして アルミサエルの『不定』の力を 書物に 変えることで 
     
     リリンの手に ゆだねることに したのです』

リツコ「何が目的なの?」

アラエル『楽しむこと』

リツコ「……」

アラエル『これは ジョウダン ではなく』

リツコ「……」

アラエル『これまでの ケースから 察するに

     使徒は リリン的な考えに 深く関わることで 知恵をつけると
     
     この地球で生きる選択を するように 思えます』
     
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:03:32.60 ID:XHe0Zp/50<>
リツコ「シンジ君に触れたカヲル君」

アラエル『そう』エモーション うなずく

リツコ「リリンのサブカルチャーに影響された貴方達」

アラエル『そう』エモーション うなずく

リツコ「奇特な第一始祖民族に関わったアルミサエル」

アラエル『そう』エモーション うなずく

リツコ「……確かに、それ以外の使徒は全て、人や第一始祖民族に関わらずに、

    破壊活動と、リリスとの融合を図ってきた」
    
アラエル『カヲルに 関しては、人としての遺伝子が そうさせた 可能性も ありますが』

リツコ「なんにせよ……それでは、もう地球上に敵対する使徒は居ないということね?」

アラエル『ええ 敵対する 『使徒』は いません』
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:04:28.76 ID:XHe0Zp/50<>





リツコ「……」

アラエル『使徒以外のモノは 居ますがね』

リツコ「……厄介な話?」

アラエル『とても』

リツコ「……はぁ……せっかく、このまま世界平和の道に進むと思っていたのに……」

アラエル『最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ』

リツコ「それは『ちっと』じゃ済まないお話になる可能性が高いのだけれど?」

アラエル『そうですね』

リツコ「……何が、来ると言うの?」

アラエル『第一始祖民族は 自らを 神と なぞらえた上で その存在を こう 呼びます

      『天使』 と』

リツコ「……天使 神の使い?」

アラエル『第一始祖民族は、リリスと アダムの 融合により 

     進化した 生命体を 作ることを 画策しています』

リツコ「それは、ゼーレの思惑と同じ?」

アラエル『ゼーレの思惑とやらが、 リリスとアダムの交配で生まれる存在に人の魂を集約させること

     ならば 同じ と言えます』
     
リツコ「……どうだったのかしらね」

アラエル『まぁ 人間 から すれば

     第一始祖民族も ゼーレも 『人類滅亡』を 唱えていると 思って 構いません』
     
リツコ「悪い奴ね」

アラエル『その 一言に 尽きます』
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:05:15.42 ID:XHe0Zp/50<>


リツコ「……一つ分からないことがあるわ」

アラエル『何か?』

リツコ「第一始祖民族は アダムとリリスを融合させる術はなかったの?」



アラエル『できますよ その結果、生まれたのが 第一始祖民族 です』



リツコ「ならなおさら分からないわ。どうして地球で、アダムとリリスを繁殖させたがっているのか」

アラエル『地球と言う環境で 独自の 進化を 遂げた リリンの 魂を

     第一始祖民族の 体に 注ぐことで

     第一始祖民族自身の 進化を 促したかった と 予測できます』

リツコ「……可能なの?」

アラエル『不明です』

リツコ「そんな実験のために、既に反映している人間……リリンを、全て滅ぼすと?」

アラエル『彼等にとっては 多が 個に なることは 損失では ないのです』

リツコ「相容れない存在だってことは分かったわ」

アラエル『我々も 彼等とは 相容れない 存在です』

リツコ「サブカルチャーがないから?」

アラエル『ええ 地球の 娯楽は 素晴らしいです』

リツコ「……そう」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:06:23.91 ID:XHe0Zp/50<>


リツコ「天使……ね。その存在を葬り去ったとしても、いずれ第一始祖民族はリリンの魂を狙ってくるでしょうね」

アラエル『恐らく』

リツコ「ただし……その神様とやらは私達に知恵をもたせすぎた。

    遺物を与えすぎたのよ」
    
アラエル『というと?』

リツコ「私達には既に、第一始祖民族すら屠る力が備わっている」

アラエル『……なるほど』

リツコ「神殺しの名は伊達ではないわ。
    
    ヴンダーは、リリスやアダムをこの世から消すために作られた存在。
    
    第一始祖民族が新たにリリスやアダムを送り込んできたとしても……
    
    私たちは抗ってみせる」
    
アラエル『我々も 協力しがいが あります』

リツコ「それで? その天使とやらはいつやってくるのかしら?」



アラエル『14年後』



リツコ「……」

アラエル『14年も 猶予が あれば 貴方達 リリンは 更なる 進歩を 遂げる でしょう』

リツコ「ええ……同時に今、この事実を知っているわずかな人間は確実に老いていくわ

    確かな力を身につけてきたチルドレンもその頃には良い大人ね」
    
アラエル『マルドゥーク計画を もってすれば そのときには 新たなチルドレンも』

リツコ「マルドゥーク計画は凍結」

アラエル『……非人道的?』

リツコ「そこまでわかっているなら この件に関しては何も言わないで頂戴

    あの学校は普通の学校になるのよ……
    
    現に、既にあの学校の体制を変える手立ては整っている」

アラエル『そう ですね 従います』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:07:28.33 ID:XHe0Zp/50<>
リツコ「……シンジ君達には悪いけれど、チルドレンは、もう増えることはない

    マルドゥークの化身は、これ以上必要ないのよ」
    
アラエル『そもそもの 補完計画も 潰えた 今は そうでしょうね

     今のネルフ では その考えに 行き着くのも うなずけます』

リツコ「チルドレンを増やさない方向で考えると……

    14年後も、どうにかして彼等に戦ってもらうしか……」

アラエル『14年……』

リツコ「……何が起こってもおかしくない年数だわ。

    14年の間……今のベストコンディションで、チルドレンが存在していられるかも分からない」

アラエル『爛れた性生活が 14年 続くでしょうか』

リツコ「……正直、あの関係はワケが分からない……」

アラエル『……』

リツコ「……」






アラエル『……コールドスリープさせて みては?』



リツコ「早速恐ろしい答えが聞こえてきたわね」

アラエル『しかし、今が ベストコンディションだとして

      14年後も そのコンディションを 貫く 為には 一番 確実です』
      
リツコ「コールドスリープの技術は、あるにはあるわ……

    確かに、今の彼等が14年後に、今と全く同じ状態で存在してくれることがベストだとは思うけど」
    
アラエル『中学三年生に なったばかりの 彼等を コールドスリープさせるのは

      流石に 抵抗が あるでしょう』
      
リツコ「流石にも何も、頷ける話ではないわ」

アラエル『……』

リツコ「14年……それだけ猶予があれば、人が乗らなくても良いエヴァが作れるはずよ

    実際、S2機関さえ整えばヴンダーは搭乗者無しで動かせるんだもの
    
    似たように、シンクロを必要としない機構でエヴァを操縦する事だってできる」
    
アラエル『しかし 14年と言う月日は ……』

リツコ「この話は終わり。 あの子達を眠らせる以外の方向で考えていくわ」

アラエル『従いましょう』

リツコ「もしかしたら、新型MAGIのおかげで、新しいアイデアも生まれるかもしれないし……」

アラエル『その話 なんですが』



……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:08:06.43 ID:XHe0Zp/50<>


カエデ「あの、話には聞いていたんですけど……」

サツキ「……本気、なんですよね」

リツコ「ええ、本気よ」

アオイ「まぁ、あくまで私達が実権を握り、アラエルの生殺与奪もわれわれの手中にある

    この状況に問題はないと思うのですが……」
    
サツキ「名前に疑問があります」

マヤ「なんですか? 先輩だって納得しているんですよ?」

カエデ「……でも、これじゃまるで」

アラエル『MAGIEL …… 気に入りませんか?』

カエデ「これじゃあまるで、使徒みたいじゃありませんか?」

リツコ「似たようなものよ」

サツキ「えぇぇ……」

リツコ「子供たちすら使徒と手を取り合っているのよ?

    力でねじ伏せているとはいえ、我々も使徒の知恵とやら、利用していかなくてはいけないわ」


リツコ(……使徒の知恵か……奇妙な話よね)


リツコ「……そういえば、アラエル」

アラエル『なんでしょうか』

リツコ「天使とやらは『S2機関』と『脳』をあわせ持っていると考えたほうがいいのかしら?」

アラエル『せっかく なので MAGIELの テストも 兼ねて その質問に お答え しましょうか』

リツコ「ええ、そうね。やってみて」



MELCHIOR『在るものと想定すべき』

BALTHASAR『回答不能』

CASPER『回答不能』

IREUL『肯定』



リツコ「……あくまでここはイロウルが回答するのね」

アラエル『会話は 私が 担当ですが 彼は 電子演算担当です』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:08:44.45 ID:XHe0Zp/50<>
リツコ「……ところで、この表記方法。多分に何かに影響されていない?」



MELCHIOR『気』

BALTHASAR『の』

CASPER『せ』

IREUL『い』



カエデ「すっかり馴染んでますね」

リツコ「まぁ、いいわ。それよりも……回答は確かなのね? アラエル」

アラエル『ええ』



リツコ「……いやな気分」

アラエル『どうかしたのですか?』

リツコ「……貴方との対話の記録。報告するのがイヤなのよ」

アラエル『確かに 報告は 面倒かも しれませんが』

リツコ「面倒とかじゃなくて……ああ、もう……」

マヤ「あの、私が代わりに言ってきますよ」

リツコ「ええ、お願い……これを機に世代交代しちゃおうかしら……」ボソッ

マヤ「えっ?」

リツコ「何でもないわ。要点まとめて報告書作るから後でお願い」

マヤ「は、はい」

アラエル『……?』


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:09:10.71 ID:XHe0Zp/50<>

ゲンドウ「……」

冬月「……14年後か」

ゲンドウ「……」

冬月「そんな時を歩んだこともあったな」

ゲンドウ「魂の記憶では、そうですね」

冬月「で、どうするね?」

ゲンドウ「……」

冬月「この際だ。チルドレンにも話を通してみたらどうだ?」

ゲンドウ「……」

冬月「……碇……確かに、私達と彼らには14年のズレが生じるかもしれない……しかし」

ゲンドウ「……分かっています」

冬月「……」

ゲンドウ「……だが、保留だ」

マヤ「……そうですよね」

ゲンドウ「14年後に、エヴァを必要としない兵器で、戦って勝てばよいのだ」

マヤ「……」

ゲンドウ「初号機にS2機関を搭載さえすれば、ヴンダーはシンクロ無しで動かせる

     似たようなものを、14年で用意することくらいできるだろう」
     
マヤ「それが……」

ゲンドウ「……」

マヤ「MAGIELの回答によると……」

ゲンドウ「……」

冬月「……」







<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:09:42.91 ID:XHe0Zp/50<>
数日後 司令室



ミサト「……」

リツコ「……」

ユイ「……」

加持「……」

サクラ「……」モジモジ

マリ「……」キョロキョロ

アスカ「……」ソワソワ

レイ「……」ジーッ

カヲル「……」ムスッ



シンジ「……コールドスリープ?」



ゲンドウ「ああ」

冬月「……」

シンジ「……決定事項なの?」

ゲンドウ「……いや……まだだ」

シンジ「まだって……MAGIは?」

ゲンドウ「……赤木博士」

リツコ「MAGIELの回答は」




MELCHIOR『14年後に使徒のような生物を倒す新たな兵器の量産は不可能。
     
          チルドレンの凍結を推奨』

BALTHASAR『人道的にNO コールドスリープさせるべきではない』

CASPER『条件付承認』

IREUL『コールドスリープがもっとも有効』




シンジ「……微妙なんだね」

ゲンドウ「ああ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:10:23.06 ID:XHe0Zp/50<>
シンジ「……それで、僕たちに意見を?」

ゲンドウ「……ああ」

シンジ「……」



カヲル「……で、ネルフ的にはどうなのさ?」

ゲンドウ「……我々、いや、政府としては……できる限りコールドスリープに入ってほしいとの事だ」

カヲル「本当に、そういう言い方だったのかい?」

ゲンドウ「……」

冬月「政府からは『どうにかコールドスリープさせろ』とのことだ」

カヲル「……勝手なことばかり……」

シンジ「それじゃあ……できなかったら父さんは……?」

ゲンドウ「気にするな。政府の言うことも、ネルフのことも、どうだっていい

     チルドレンの総意で決めろ」

シンジ「……僕たちの意思で」

ゲンドウ「それとも、参考までに聞いておくか? ここに居る皆の意見を」

シンジ「……」

ゲンドウ「もし、お前の答えがYESなら、決心は揺らぐことになるだろうな」

ユイ「……」

ミサト「……」

ゲンドウ「チルドレンがNOと言うのなら、お前たちの記録は抹消する。

      政府も追いかけることはできないように、安全と自由を約束しよう」
      
シンジ「……どちらにせよ、父さん達とは当分会えないんだね」

ゲンドウ「……不服か」

シンジ「……うん。寂しいよ」



アスカ「ファザコン」ボソッ

マリ「しっ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:11:10.26 ID:XHe0Zp/50<>


シンジ「コールドスリープする意味を、明確に教えてよ。

    何も僕たちの関係を憂慮してのことだけじゃないんでしょ?」
    
ゲンドウ「……ああ、そうだな。それだけが理由ではない」



ゲンドウ「ゼーレの残党が、未だにお前たちの命を狙っている」



加持「未だに伝は残っているんでね。確かな情報だ」

冬月「……そのためチルドレンに無事で居てもらうためには、細心の注意を払わなくてはならない

    それこそ朝から晩までの監視体制は今以上に強めなくてはならないだろうし、
    
    生活の全てをネルフ所内で済ませてもらうことになる」

サクラ「軟禁やないですか……」

冬月「そうとってもらって構わない。しかし、そうでもしないと守りきれないのだよ」

ゲンドウ「……ゼーレは、既に第一始祖民族とのコンタクトを取っている。

     14年後に向けて行動を起こしているに違いない」    

冬月「しかし君たちをヴンダーの中で凍結させておけば、護衛は幾分か楽になるし

    君たちも軟禁されているという自覚もなく、寝て起きたら14年後だ」
    
アスカ「簡単に言ってくれますね」

ゲンドウ「……何も、簡単に言っているわけではない。

     ここ数日、政府やゼーレの様子を伺い……会議も何度も設け……
     
     ようやく決まったのが『チルドレンの意思に沿うようにする』だ」

シンジ「……」

ゲンドウ「責任を丸投げするわけではない。

     お前たちの決定をネルフの決定として、全責任はこちらで負う
     
     お前たちは、選んだ道を堂々と歩け」
     
シンジ「……」

ユイ「……シンジ」



シンジ「……猶予は?」

ゲンドウ「そう多くはないと思って欲しい。いつまでもゼーレの奴等が待っていてくれるはずもない」

シンジ「……うん、分かったよ。 なるべく、早く決める」

ゲンドウ「……ああ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 02:18:07.21 ID:zCbJIGUSO<> おおぅ。そうきたか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 02:41:56.16 ID:XHe0Zp/50<> ………………

碇邸

マリ「14年後かぁ」

アスカ「……嫌な、感じ……」

マリ「姫は、コールドスリープ反対?」

アスカ「……わかんない。魂の記憶では、嫌な思い出しかないけど……」

マリ「……」

アスカ「……でも、エリートである私が、逃げるわけにはいかないわよ……」

マリ「……ふふ。私は……民安と一緒なら全然OKかな」

アスカ「アンタらしいわね」

マリ「っていうかさ、既に今の私が浦島太郎状態だし?

   それにヒカにゃんとかと14年もズレるのは寂しいけれど……
   
   わんこ君たちと一緒なら、多分、大丈夫」
   
アスカ「……そうね。ヒカリとは14年もズレちゃうんだ」

マリ「……」

アスカ「……でも、ヒカリも居ない、あの未来よりは、全然マシ。

    私は、この世界を守りたい」
    
マリ「私も、そうだよ。 へへ、眼覚ましたらヒカにゃんの娘とかが居たりしてね」

アスカ「ヒカリの、娘……ってことはアイツの遺伝子も持ってるのよね」

マリ「だといいねw」

アスカ「良くないわよ!! アイツにはもったいないわ!!」

マリ「まぁまぁw あ、それよりも先にみっちゃんのところにも子供ができてるかもね」

アスカ「ああ、そっちは逆に子供いないと心配だわ」

マリ「……そだね」

アスカ「ん〜……でもミサトに子育てなんてできるのかしら……?」

マリ「お父さんがちゃんとしてるんじゃない? そこは」

アスカ「……コールドスリープの前に、ミサトに釘さしておかないと……!」

………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 02:56:09.15 ID:zCbJIGUSO<> …民安? <> 皆<>saga<>2013/02/16(土) 02:59:19.90 ID:XHe0Zp/50<>
    
    
    
レイ「……コールドスリープ」

サクラ「あの映画とかでよく見る奴やろ? 

    本人からすれば現代から未来へのタイムスリップみたいなもんやんな?」
    
レイ「ええ……ただし、一方通行」

サクラ「そうやなぁ……」

レイ「……あなたは、どうするの?」

サクラ「ウチはなぁ……唯一気がかりなのがお兄ちゃんなんやけど」

レイ「……鈴原君?」

サクラ「……いやぁ、実は、お兄ちゃんは賛成してくれてんよ」

レイ「それは、意外」

サクラ「せやろ? まぁ、お兄ちゃんは全部の事情知っとんねん。

    それで、せやったらおきて14年間軟禁よりは、起きたら14年後のほうが楽やろって……」
    
レイ「……そうね。飲食物すべてに検査が入る。私たちの行動も規制され続ける……それも、14年間」

サクラ「ついでに、『ワシが反対してお前だけ凍結されんかたらそれも可哀想や』って」

レイ「……」クスッ

サクラ「……皆と、一緒がええな。シンジさんとも」

レイ「……でも、いざとなったときはエヴァを起動しなくてはいけない」

サクラ「そのことなんやけど……お兄ちゃんがウチらの留守を預かることになっとるんやて」

レイ「……凍結中、鈴原君がエヴァに乗るってこと?」

サクラ「せや! 伊達に補欠名乗っとるわけやない! って胸張ってたわ」

レイ「そう……」クスッ

サクラ「……でも、お兄ちゃんだけで大丈夫やろか……

    眼が覚めることなくゲームオーバーなんちゅうことには、ならんよね?」

レイ「……貴方たちは死なないわ」スッ

サクラ「……?」

レイ「私たちが、守るもの」ボソッ

サクラ「綾波さん?」

………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 03:07:31.22 ID:XHe0Zp/50<>


カヲル「凍結 コールドスリープ……」

レイ「不服?」

カヲル「そりゃあね。こちとらシンジ君に会うためにずっと待っていた記憶のほうが多いんだよ。

    また寝るのかい、僕は……」クスクス
    
レイ「……私たちも、コールドスリープに入るべき」

カヲル「……でも、その声のトーンから察するに……、君は別の考えも持っているね?」

レイ「ええ」

カヲル「……何かな?」

レイ「鈴原トウジが、私たちの凍結中、補欠として前線に出るかもしれないと、聞いたわ」

カヲル「彼が……そうかい。確かに、現存するエヴァを動かせるのは彼とユイさんくらいだね」

レイ「……鈴原君と、碇ユイだけでは不安」

カヲル「じゃあ、どうするんだい?」

レイ「……有事の際は私を起こしてもらうよう、司令に進言する」

カヲル「……それは」

レイ「他五名の凍結を14年後まで保つために……それに、私の体はメンテナンスが必要」

カヲル「凍結していれば問題ないんじゃないのかな?」

レイ「……それでも、必要」

カヲル「……ふふ、臆病になったかもね、君は」



レイ「だって、代わりはいないもの」



カヲル「……」



カヲル「……僕も、手伝うよ。何かあったときは、僕と君、そしてあの二人で何とかしようじゃないか」

レイ「そう言うと思って貴方に話した」

カヲル「ふふ、あざといね。君にだけいい格好させるわけにはいかないだろう?」

レイ「……そう」

カヲル「これは、シンジ君には内緒だ。いいね?」

レイ「ええ」

…………………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 03:21:11.08 ID:XHe0Zp/50<>
翌朝

シンジ(神の化身を作るマルドゥーク計画  それは、今までの計画

     だけど、このコールドスリープで14年後に僕たちを送り込む計画は、
     
     またある意味でマルドゥーク計画とも言える。
     
     今度の意味は、神を殺すためのマルドゥーク計画だ……
     
     これをシン・マルドゥーク計画と呼び

     シン・マルドゥーク計画に関与するチルドレンをナブーと呼ぶ

     ナブーはコールドスリープに入り

     ナブーを起こす為の鍵を『ネブカドザルの鍵』として14年間 ネルフが保管 管理する)
     
シンジ(貰った書類に書いてあったのはそういう旨の内容だった。

     リツコさんは、用語まで覚える必要は無いと言っていたっけ……)
    
      
シンジ(まぁ、そうだね。それよりも、これから14年間眠り続けるということを、

     皆がどう思うか……)
     
     

アスカ「……バカシンジ。あんたはどう思うのよ?」

シンジ「っ」

マリ「や、わんこ君」

シンジ「ああ、おはよう、二人とも」

サクラ「おはようございます」

レイ「おはよう」

カヲル「……」

シンジ「……皆、やけに晴れやかな顔してるね」

アスカ「まぁね」

マリ「今日は色々と大変だろうからニャぁ」

レイ「でも、大変かどうかは、碇君の一言で決まる」

カヲル「ああ。そうさ。この様子だと、皆君の言葉を待っているようだよ?」



シンジ「……僕は……」

シンジ「……うん」



シンジ「行こう。14年後に」





〜〜〜〜〜

サクラ「タイムスリップしてもうた」:急 終われ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 03:38:48.34 ID:zCbJIGUSO<> 乙。次スレどうなるか非常に楽しみだわ

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 03:45:28.42 ID:XHe0Zp/50<>

次スレ予告

チルドレンを凍結し、舞台は14年後へ

コールドスリープという形ではあるが

スレタイ通りタイムスリップを体験するサクラ

最初に目覚めた彼女が目の当たりにするのは

ゼーレの謎の機体と、ネルフのエヴァとの激しい攻防であった

果たして、14年の歳月を越えた末に、彼等の物語は何処へ向かっていくのだろうか。



次スレ サクラ「タイムスリップしてもうた」:||





寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 13:10:44.43 ID:bX0yuchAO<> 乙
最近タイムスリップしないと思ってた。期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:50:56.06 ID:Fdarx35T0<>
閑話

10年後

レイ「……」

マヤ「メンテナンス終了よ」

……

レイ「……ありがとうございます」

マヤ「いいえ、これもお仕事だし……

    まぁ、定期的にチェックはしてるけど、実際は細胞の劣化とかは見られないから問題なさそうね」
    
カヲル「今回は、一仕事だったけどね」

マヤ「そうね。二人ともお疲れ様」

ミサト「こっちも気が気じゃなかったわよぉ……サハクィエル以来だわ、こんな肝冷やしたの……」

マヤ「落下速度はその倍以上あったものね」

ミサト「ホントよ……衛星基地が落下してくるとか馬鹿じゃないの!?

    零号機のダブルエントリーが無かったら支えきれなかったわよ、あんな質量」
    
カヲル「本当に、よく頑張ってくれたよ」

レイ「……」

プシュウン

ユイ「あら、レイのメンテナンスは終わったのね?」

レイ「ええ」

ユイ「お疲れ様、レイ」ギュゥッ

レイ「……子ども扱いはやめて」グイッ

ユイ「ぇえ〜」

ゲンドウ「……」ジーッ

冬月(碇がキモイ目でユイ君たちのやり取りを見ている)

ゲンドウ「レイ カヲル ご苦労だった」

レイ「いえ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:51:39.94 ID:Fdarx35T0<>
カヲル「ふふ、本当だよ。政府の尻拭いをするのも楽じゃないね」

ゲンドウ「そうとも言い切れん。今回の一件、ゼーレの関係も裏に隠れているようだ」

カヲル「……へぇ」

ゲンドウ「ゼーレの残党狩りは進めているが、奴らも大きな動きを見せ始めている

     あと四年……やはり、天使ばかりが相手とは思わないほうが良いかも知れん」
     
カヲル「覚悟の上だよ。人類のためとかじゃない。

    僕達が安心して暮らせるようにするためにも、ゼーレとの戦いだって必然だろう」


ユイ「ああ、10年前は私もこんなだったのねぇ……」ナデナデグリグリ

レイ「……」(この感情、これは……ウザイ?)


ゲンドウ「……ユイ、その辺にしてやれ」

ユイ「はいはい。私もメンテナンスお願いしますね」

マヤ「ええ」

カヲル「……そういえば、こういうメンテナンスの役割って、リツコさんがやってるものだと思ってたけど?」

マヤ「あ、先輩は兵器開発部門にかかりっきりで、

   生態研究とかの部門は全部私に任せてもらってるのよ」

カヲル「そうなんだ。いや、健在なのであればいいよ

    起きてから姿が見えないから、ちょっと気になってたんだ」

レイ「……十年、たったものね」

ミサト「案内したげよっか?」

レイ「……少し、エヴァを見ていきたいです」

ミサト「ふふ、じゃあ案内するわね。ちょっとだけ新しくなったこととかあるから、説明してあげる」

カヲル「僕も一緒に行こうかな」

マヤ「せっかくだから、そのまま見学してきらどう? ヴンダーも色々変わったのよ」

レイ「……いえ。それは、四年後にします」

ミサト「そう。四年後に、皆とね?」

カヲル「そうだね。起きていたことも悟られたくないし」




…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:53:33.22 ID:Fdarx35T0<> ミサト「……本当は、エヴァ以外の兵器ができそうだったら、すぐにでもコールドスリープをとくつもりだったのよ」

レイ「MAGIELは、無理だと言っていたわ」

ミサト「ごめんなさいね……やっぱり、貴方達に頼ることになる……」

レイ「気にしないでください」

カヲル「ああ、そうだよ。僕たちにしかできないし、

    僕たちがやらなければ新たに別な子供たちがエヴァに乗らなくちゃいけなくなる
    
    そんなのは、ちょっとね」
    
ミサト「カヲル君……」キュン

カヲル「まぁ、シンジ君の受け売りだけど」

ミサト「……ホント、いい子よね」

カヲル「彼をそうさせたのは君にも要因が少しはあるんだよ」

ミサト「……私なんて、少しの間保護者してただけだし……」テレテレ

カヲル「いや、それがとても大きかった。いつぞやの世界ではそれ以上の関係だったみたいだし

    ああ、それを言うなら今の世界でもかな?」
    
ミサト「アーアー キコエナイー」

カヲル「ふふ。母親としては不倫の現場は思い出したくないのかな?」

ミサト「え、あれ、分かっちゃう?」

カヲル「いいや、かまかけてみただけさ」

ミサト「んもう、隠すつもりなんて無かったわよ! 見てく? うちの子」

レイ「やめておきます」

カヲル「ははw 4年後にとって置くよ。名前も、そのときまで聞かない

    とりあえず、おめでとう」
    
レイ「おめでとうございます」

ミサト「ありがと……まぁ、そういうわけで今はママ超頑張ってるので、

    昔のことは掘り下げないでもらえると助かります」
    
レイ「……シンジ君ファンクラブ」

ミサト「知りません」

レイ「引継ぎ……」

ミサト「アスカに任せるわよ!」

レイ「そう」クスクス

ミサト「あ、からかってるのね? そうなのね? 

    じゃあこの先の零号機への扉は開けてあげなーい!」プイッ
    
レイ「ごめんなさい」クスクス

ミサト「ふふ、はいはい」

カヲル「アラフォーでも大人気ないね」

ミサト「……カヲル君は冷却水で泳ぎたいみたいね」

カヲル「おっと、逆鱗に触れてしまったようだ」

ミサト「アンタだけ旧式のコールドスリープ使って寝起きに体中痒い思いするといいわ」

カヲル「どこかの映画であったねそれ」

ミサト「はいはい、そいじゃ開けますよーっと」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:55:03.53 ID:Fdarx35T0<>
零号機格納庫

レイ「……零号機……」

ミサト「外見はほとんど変わってないわ。

    だけど、飛行ユニットの開発だったりなんだりかんだりで、結構ユイさんには頑張ってもらってる」
    
レイ「……」

ミサト「安心なさい。あくまで零号機は貴方の機体よ」

レイ「そう……」

ミサト「やっぱりユイさんの事苦手?」

レイ「少し」

カヲル「最初の頃の僕とどっちが苦手?」

レイ「僅差で碇ユイ」

カヲル「おお、それは意外」

ミサト「私にとってはここまで感情をあらわにするレイが意外だわ」



レイ「……あの、お願いが、あります」

ミサト「! 何? 私で聞けることなら何でもしてあげるわよ」

レイ「……零号機、青くできますか?」

カヲル「……へぇ」クスッ

ミサト「あらあら? もしかして、アスカみたく色にこだわってみたくなった?」

レイ「それも少し」

ミサト「青かぁ……開発部門のほうでは意見が割れそうね。警戒色じゃないとダメっていう人も居そう」

レイ「……ダメですか?」

ミサト「チルドレンの要望は可能な限り飲む様にって、

    総帥じきじきのお言葉が飛んで一発解決すると思うわ」
    
カヲル「……総帥?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:55:59.31 ID:Fdarx35T0<>
ミサト「碇ゲンドウ総帥……ネルフはエヴァに関する事業意外にも色々手を出して、

    今や拡大しすぎた事業をまとめるためには
    
    軍事組織じゃなくて大きな企業グループになるしかなかったの。
    
    エヴァに関する事業も、今はその一端って感じなのよ」
    
カヲル「では、そのエヴァに関する事業をまとめているのは?」

ミサト「知りたい?」ニヤニヤ

レイ「……」

カヲル「ふふ、ここまで聞いちゃったら聞きたいよ」

ミサト「チルドレンとのコミュニケーション能力や、組織全体への顔の利き具合も買われて、
    
    今現在の司令は私、ヴンダーの艦長であるこの加持ミサトが務めてるのよ」
    
レイ「加持司令?」

ミサト「そういうこと」

カヲル「出世したねぇ」

ミサト「まぁねん♪ だから、正直私の一言でも零号機塗り替えくらいできるけど

    総帥の一言なら有無を言わせずって所かしら
    
    総帥もなんだかんだでレイのこと娘みたいに可愛がってるところあるし」
    
レイ「……加持司令に、お願いします」

ミサト「……あら、反抗期?」

レイ「ええ」

ミサト「ふふ、まぁ、なんとなく察してはいるけどね。

    分かった。総帥には頼らないで、ちゃんと交渉するわよ」
    
レイ「お願いします」

カヲル「頑固だねぇ」

レイ「…………」


………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:56:24.76 ID:Fdarx35T0<>

マヤ「……ちょっと寂しそうですね」

ユイ「あら、ばれちゃった?」

マヤ「ええ」

ユイ「ええ、なんか。やっぱり嫌われてるって分かっちゃってると、少しね。

   昔、初号機の中にいたころは、ここから出たら娘みたいに可愛がってやろうって思ってたし……」
   
マヤ「……レイちゃん」

ユイ「でも、あの子は私のコピーであることをずっと気にしていたし……

   それにシンジとの関係を考えるとあんまり私と仲良くしたくないってのがあるみたい。
   
   それは尊重してあげないと、って思うわ」
   
マヤ「女心、ですか?」

ユイ「そんなところ」

マヤ「……」


………………


ゲンドウ「至急、開発部門に連絡を。フィフスとレイが凍結に入ったら直ちに零号機を塗り替えさせる

     意見を言うやつには圧力をかけろ」
     
冬月「そういう行動が、レイから嫌われる要因なのではないのかね?」

ゲンドウ「……」

冬月「加持司令に任せておきなさい」

ゲンドウ「……ぬぅ……」


………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:57:12.43 ID:Fdarx35T0<>

リツコ「……はぁ」

マリイ「あら、天才科学者でも溜息をつくんですね。悩みとは無縁の鉄の心臓をお持ちかと思っていました」

リツコ「木造建築に無理言わないで。揺れ動きまくりよ」

マリイ「それじゃあ燃えやすそうですね。でもそのお年で燃え上がられても見苦しいですよ?」

リツコ「貴方はその口の悪ささえなければもっと友達が増えていたでしょうにね」

マリイ「余計なお世話です。

    で、何なんです? 恋人ができないからってやっぱりタバコが愛しくなっちゃったんですか?」

リツコ「……恋人くらい居るわよ。寧ろ、その人に依存しちゃってる私が嘆かわしいと思っただけ」

マリイ「え」

リツコ「……スッキリしないわ。ちょっと、会ってくる」

マリイ「……え」

リツコ「ああ、あと。零号機の塗り替えの件だけど、『加持司令』の言うことはちゃんと聞いてね」

マリイ「ああ、はい」

リツコ「……はぁ」

コツコツコツ



マリイ「……艦内にもう一人、レズが……?」



………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:58:23.21 ID:Fdarx35T0<>


トウジ「伊吹博士ぇ!!」

マヤ「あら、トウジ君遅かったわね」

トウジ「な、なんや! もう凍結してもうたんかいな……  っちゃぁ〜!」

ヒカリ「えぇぇ、私も顔見せたかったのに」

マヤ「ふふ、貴方達には四年後に会いたいんですって」

トウジ「……あくまでセンセと一緒っちゅうことかいな。まぁ、それもそうかも知れんけど

    こちとら10年ぶりやで、話の一つでもさせろっちゅうんじゃい!」コンコン
    
マヤ「こらこら」

ヒカリ「……せっかく、司令の子と、うちの子連れてきたのに」

マヤ「あらあら、皆来てたのね?」


加持 メイ「こんにちは」

加持 リュウ「ちわっす」

鈴原 モモコ「こんにちは!」


マヤ「はーい、こんにちわー!」ニコニコ

トウジ「はぁ……まぁ、ええわ。しかし妙なもんやな……

    10年前は同い年やったっちゅうのに……今やワシだけおっさんや」
    
リツコ「そういういい方してると早く老けるわよ」

リュウ「りっちゃんさん、こんちわ!」

メイ モモコ「こんにちは〜」

リツコ「はい、こんにちは」



リツコ「で? メイとリュウのお母さんは何処に居るのかしら?」

マヤ「えっと……あはは……さっき、総帥と少々言い合いしてましたね」

リツコ「……あの、バカ……」

マヤ「それはどちらに言ってるんですかね?」

リツコ「そういう言い方をしないで頂戴。意地悪ね」



トウジ「お、う、えっと、せや、ワシらは司令に挨拶しに行かんとな」

ヒカリ「え? せっかくだし子供たちにみんなの顔見せて……」

トウジ「ええから、いくで。ほれ、お母さんとこ連れてったるさかいなー、ついてこーい!」

ゾロゾロゾロ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:59:15.99 ID:Fdarx35T0<>
リツコ「……あれで気を遣ったつもりかしら?」

マヤ「そうなんじゃないですか?」クスクス

リツコ「……」

マヤ「……あと、四年ですね」

リツコ「ええ」

マヤ「……その頃には私たちおばさんになっちゃいますね」

リツコ「……もう既におばさんみたいなものよ」

マヤ「そういう事言うと老けますよ?」

リツコ「老けたら相手にしてくれなくなるのかしら?」

マヤ「いいえ。先輩は私だけのものですから」

リツコ「そうね。だから貴方の隣に居られる」

マヤ「……いいんですか? 兵器開発部門のほうは」

リツコ「マリイは優秀すぎるわ。正直、私無しでも十分ってカンジ」

マヤ「八号機にも関わってるんでしたっけ?」

リツコ「ええ、ノウハウは完璧……あとは倫理がその脳みそに追いついてくれることを祈るばかりだわ」

マヤ「あはは……当分、お仕事は続きそうですね」

リツコ「ええ。そうね。そのためにも……」

マヤ「……あと四年。できる限りのことをしていきましょう」

リツコ「そうね。加持君も、きっと頑張ってることだろうし」

マヤ「……別なこと頑張ってたりして……」

ミサト「そんなことだったら私がぶっ殺してやるわよ!」ダァン

マヤ「ひぃっ!? み、ミサトさん、居たんですか!?」

ミサト「ええ。総帥を説き伏せてきたわ」

リツコ「強くなったわね、ミサト」

ミサト「で、聞いたわよ! マイエンジェルたちは何処!?」

マヤ「お子さん達は、今さっきヒカリちゃんが連れてきてましたけど」

ミサト「そう! ありがと! あ、ごめんね、邪魔して」バタクタバタクタ



マヤ「……変に気遣われすぎじゃないですか? 私達」

リツコ「そうね。まぁ、おかげさまで、ちょっと落ち着いたかも」

マヤ「……先輩?」

リツコ「今夜、二人で飲みにでも行きましょ」

マヤ「はい、喜んで!」



………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:00:21.11 ID:Fdarx35T0<>


アラエル『あのぉ お三方』

カエデ「なんですか?」

アラエル『MAGIには 一つ一つの 人格に 管理者が 居るんですよね』

アオイ「ええ。そうですが」

アラエル『…… どうして イロウルには 管理者が いないんですか?』

サツキ「それは、三人で分担して担当しているからで」

アラエル『イロウルが 寂しがって います』

カエデ「え、ホントに?」

アラエル『他の 三人だけ ずるい って』

アオイ「……えらく人情的になりましたね」

サツキ「十年で人間に近くなっちゃったんじゃないのかしら……」

アオイ「そうですね……では、MAGIELに聞いてみますか」カタカタカタっ



MELCHIOR『効率性を上昇させるためにもイロウルにも管理者をつけるべき』

BALTHASAR『寂しがっているならば管理者をつけるのが妥当 可哀想』

CASPER『寂しがって気を引こうとしているだけ。どっちでも良い』

IREUL『自分だけ管理者がいないのは不公平だ
        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\
     /    (__人__)   \
     |       |::::::|     |
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       煤@l、E ノ <
               レY^V^ヽl』



カエデ「怒り方が可愛くない……」

サツキ「……見方によっては可愛いわよ」

アオイ「……まぁ、効率的にね……考えておくわ」

アラエル『若い子 希望って 言ってました』

IREUL『ちょ、おま』

アオイ「自滅プログラムの開発にかかります」カチャカチャカチャ

サツキ「作業は分担するべきじゃなくって?」カチャカチャカチャ

カエデ「……フォローできないわ」



……………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:01:42.48 ID:Fdarx35T0<>


加持「ふぅ……切っても切れない関係っていうのかねぇ……またゼーレとお友達にならなくちゃならんのか」

ケンスケ「……俺、この任務に成功したら、ネルフカンパニーのホビー開発部門に移転するんだ……」キリッ

加持「お、無駄口叩けるくらいには慣れたか?」

ケンスケ「不謹慎でしたかね?」

加持「いいや、そのくらいが丁度いいさ」

ケンスケ「ははは……」

加持「……さて……久々に、ゼーレの加持になるわけだが……

    今回は何が何でも生きて帰らなくちゃいかんからなぁ……寧ろ俺のほうが緊張してるかもしれん」
    
ケンスケ「家庭があると、そういう不安も抱えるもんなんですね」

加持「まぁな。流石に、今は誰かにミサトのことを頼める立場でもないさ」

ケンスケ「生きて帰ってくださいよ?

     正直、加持先生で解決できないような場面では俺は役立たず同然ですからね?」
     
加持「いいやいやいや、期待してるぞ? お前の飲み込みの速さは買ってるんだからな?」

ケンスケ「大事な任務の前でデレるとか、いや〜んなカンジですね」

加持「……よし、じゃあ、行くとするか」

ケンスケ「ええ。四年後に向けて、色々かき乱してきちゃいましょう」



………………………………

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 01:06:49.98 ID:1JwT/ecSO<> 乙?

親御さんは皆頑張っちゃったのねww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:18:11.57 ID:Fdarx35T0<>


高尾「ったく、教職員生活のほうが楽だったっつーのに……」ブツブツ

スミレ「そうですか? こっちの生活もこれはこれで中々ですよ」

高尾「お、聞こえちまったかい。いやぁ……久々にチルドレンが居ると思ったら、懐かしくなっちまってな」

スミレ「そうですね。アレからもう十年……ですものね」

高尾「……ああ」

スミレ「……」


高尾「……気を使うのは苦手でね。あえて聞かせてもらうよ

    あれから、旦那とは連絡取ってるのかい?」

        
スミレ「……いいえ。音信不通」

高尾「……そうかい」

スミレ「生きてりゃ、それでいいんですけどね。娘も、あのバカも」






ミドリ「おー、トウジじゃん。ジャリ共つれてどうしたの」

リュウ「おっすミドリ」

ミドリ「さん付けしろよなぁ〜 コノコノ」

ヒデキ「ん、あれ? 加持司令とは?」

ヒカリ「えっと、まだ会えてなくて……」

ヒデキ「こういうときは、どっかですれ違ったとかじゃね?」

トウジ「……まさか、今頃伊吹博士のところとちゃうやろな……」

ミサト「へいお待ちぃっ!」シュタッ

メイ「! ママ!」

ミサト「ごめんねぇぇぇん!! ちょっちお仕事で離れられなかったのよぉぉぉぉ!!」ガシィッ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:19:38.45 ID:Fdarx35T0<>

スミレ「まぁ、実の娘も気になりますが……

    今はここで、どこかで暮らしているであろう娘の為にも
    
    明るい未来を作りましょうって気持ちですよ」
    
高尾「……まぁ、なんだ。大変だろうし、何か手伝えることがあったら、言ってくれよ

    悩みだって色々あるだろうに」

スミレ「いやいや、ここで働いてれば色々振り切れてくるってもんですよ」

高尾「……無理してないか?」

スミレ「そうでもないです。ミドリとか多摩の世話やいてるだけでも忙しくて、

    そういうこと考える時間減りますから」
    
高尾「そういうのを無理してるって言うんだよ。ダメっぽかったら言えよ?」

スミレ「……ありがとうございます」



ミドリ「おーい、スミレちゃん。どこ行った?」

ヒデキ「モモコはスミレ先生に会うの初めてだったよな。

    あの先生怒ると怖いからな、ちゃんと礼儀正しくしろよ?」
    
トウジ「せやで……ナットらん子供は食われてしまうさかいにのう!」

モモコ「えぇぇ……山姥やん!」

ヒデキ「ぶふぅっwwww」

スミレ「おい鈴原……お前の教育方針についてみっちり話したいことがある」ンゴゴゴゴゴゴゴ

トウジ(あ、アカン、この空気はアカン奴や)

スミレ「多摩ぁ……お前も逃げるなよ?」

ヒデキ「\(^0^)/」



高尾「…………」


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:31:15.49 ID:Fdarx35T0<> 安定の誤字率
高雄だっつーに

とりあえずこれでこのスレ終了。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 01:34:28.70 ID:1JwT/ecSO<> 改めて乙。次スレはいつ頃か気になるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:37:46.07 ID:Fdarx35T0<> 今からさわりだけ書くから
寝て起きたら投下していくか、書きながら投下するか、
今悩んでるところ

>>999に任せるとか言ってみる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 02:04:50.09 ID:Fdarx35T0<> よし寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 04:14:04.52 ID:KOLGYfG+o<> 一気に見たい乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/17(日) 07:43:08.27 ID:Fdarx35T0<> 夜型すぎてて全然眠れなかった死にたい

埋めて次スレ書く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/17(日) 07:50:15.28 ID:Fdarx35T0<> せっかく考えたしただ埋めるんじゃなくて恥ずかしい考察さらす

加持メイ→雨云→雲

加持リュウ→龍

雲龍 葛城の元になった空母 らしい



モモコはトウジの当て字がどこかで桃の字を使ってたから

あと俺新幹線詳しくないのでヒカリの流れを汲むことはできなかった


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 07:56:59.82 ID:XdZ3h2L80<> >>1の好きにしろ <> 1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆.  。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
:::::::::::::=:。.: *  ・゜☆  =:☆.。 .:*・゜☆.  。
:::::::::::::::::::::::::.:*゜☆  =:. :*・゜☆.::::::::::::☆
。.: *・゜☆.。. :* ☆.。:::::::::::::::.:*゜☆  :。.:・゜☆.。
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.     =@>‐'´`   l   ノ   ヽ_/          ノ:
      ,ノ      ヽ =@           _,イ:
    '.o  r┐   *   ヽ、 ヽ、_     ,..-=ニ_
    =@   ノ       ノヽ、,  !..□ /     ヽ
     ヽ        .ィ'.  ,!    ハ/    、   `!、    七夕に…
      `ー-、_    く´ =@    /     ヽ  
         ,!     `!  l              ヽ、__ノ    このスレッドは1000を超えました。もう書き込みできません。
         l     `! `! !              l
          l  . =@ ,=@ヽ、 、_ ,ィ      ノ               
         l、_,!   し'   l =@  `l     =@               ://vip2ch.com/
<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>誰かssを完結させてくれ!! @ 2013/02/17(日) 05:48:22.39 ID:4tYTnHQw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1361047702/

Order viagra online @ 2013/02/17(日) 05:22:38.87 ID:c9lfQ6NT0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1361046158/

zxewApSDIXKDjfPwufs @ 2013/02/17(日) 04:18:38.57 ID:LZl4tXCY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1361042318/

【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 玄米「15本場ですのだ」 @ 2013/02/17(日) 04:01:31.69 ID:GIzEylCQ0
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Viagra @ 2013/02/17(日) 04:01:27.63 ID:pGRZtsbs0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1361041287/

安価する @ 2013/02/17(日) 02:58:01.06 ID:+9iWikFF0
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魔法少女と神の剣 @ 2013/02/17(日) 02:40:41.61 ID:RwtY2DTw0
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Cheap viagra @ 2013/02/17(日) 02:03:13.92 ID:R3NwAt/b0
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