いん♯<>sage saga<>2013/01/19(土) 20:55:59.98 ID:x/nrNbhx0<>こんばんは。
インデックスメインのSS少ないなぁーと思ってこのスレ書きました。
このスレのテーマは「インデックス
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358596559
<>「メインヒロイン、インデックスなんだよ」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/01/19(土) 20:59:41.28 ID:x/nrNbhx0<> 今ケータイの調子が悪いので明日投下したいと思います。申し訳ありません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:01:01.10 ID:qJppztGSO<> いきなりかよ!機体 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:03:50.56 ID:YS87e41io<> 遂にインパールさんがメインヒロインになるのか・・・胸熱 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/19(土) 21:07:13.48 ID:dsXL1tQw0<> いやヒロインだろw <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:10:44.05 ID:FhMXmVxSo<> もうインなんとかさんと呼ばれずに済むのか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:21:21.39 ID:iM399Kneo<> なんとかっクスさん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:32:20.02 ID:rKBD2ttL0<> インテレクトボールさんがメインヒロインのssか……期待やな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:32:51.18 ID:vzKHO/8V0<> メインヘロイン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:34:02.81 ID:T12k6JLho<> よいかジェラール。
われわれはインデックスというヒロインのスレを読む <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:10:36.58 ID:YoMTPiEC0<> スレタイがもう痛々しいって分かっててやってるのかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:33:05.80 ID:Y9MrPKLQ0<> こんにちは
このスレを読むに当たって、注意事項
キャラ崩壊 投下量少な目 中身の薄さ 漂う駄作臭
基本的には台本形式です
クオリティが低いので、良い作品を見たい人は回れ右
ではよろしくお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:34:39.20 ID:Y9MrPKLQ0<> ── 上条家 ──
上条「インデックス、起きろ」ユサユサ
インデックス「んー」スヤスヤ
上条「いいから早く起きろ」ユサユサ
インデックス「むにゃむにゃ、あっ、とうまがーとうまがっ、しんじゃうー?」
上条「勝手に殺すな! 寝ぼけてないで顔洗ってこい。」
インデックス「あと5分だけぇ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:36:02.60 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「だめだ。早く起きて顔洗ってこい。朝ご飯もとっくにできてるぞ」
インデックス「はっ! ごはんの匂い! いただき」バサッ
上条「顔を洗ってからな!」
インデックス「めんどくさいんだよ。とうまのケチー」ブー
上条「はいはい、インデックスさんは朝ご飯がいらないんですね?」
インデックス「ごめんなさいなんだよ。いってくるね」
上条「よろしい」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:37:44.16 ID:Y9MrPKLQ0<> ───────────────
インデックス「うー、水が冷たかったんだよ」
上条「もう12月だもんなぁ、ちゃんと洗ってきたか?」
インデックス「もちろん。 バッチリかも!」ニヒッ
上条「それじゃあ朝ご飯たべようぜ。いただきまーす」
インデックス「いただきま…………あれ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:39:10.11 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「どうしたんだ、インデックス?梅干しうまいぞ」スッパイ
インデックス「ごはん、梅干し……おかずはどこにあるのかな?」
上条「あるだろ。梅干しが」
インデックス「──まさか、おかずってこれだけ……?」
上条「時間も無かったんだ。ガマンしてくれインデックス」
インデックス「たとえとうまがどれ程時間がなくても、どんな理由を並べても、それでおかずが梅干しだけでいいことになんか、ならねぇだろうが!!!!なんだよ!」ムキー
上条「キャラ崩壊は程々にしとけよ、インデックス」
インデックス「私の渾身のボケが、こうもあっさりと返されちゃうと結構へこむかも」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:40:41.55 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「とりあえず今日はガマンしてくれ」
インデックス「イヤなんだよ」ムスー
上条「頼む!」
インデックス「イヤなんだよ!」ムキー
上条「そこをなんとか!」イライラ
インデックス「イヤったらイヤなんだよ!!」ムキー
上条「わかった。ならインデックスがご飯用意しろよ」バンッ
インデックス「へ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 11:41:39.28 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「だから、飯用意してくれよ、自分で満足するぐらいの。インデックスも将来はお嫁さんになるんだし、料理ぐらいつくれるようにならないと」
インデックス「でも私は、神に我が身を捧げる者として結婚はしないんだよ」
上条「まさかインデックスさん、料理も何も出来ずに人生を神さまに捧げるんでせうか?」ププッ
インデックス「上等なんだよ!料理するんだよ!!」バンッ
上条「よっしゃ! んじゃ今晩からな」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:43:30.99 ID:Y9MrPKLQ0<> インデックス「でも料理なんてしたこと無いから、どうすればいいかわからないかも」ゥゥ
上条「なら今日の夕飯、俺と一緒につくろうぜ。そうすれば俺が教えることができるし」
インデックス「わかったんだよ。がんばろうね、とうま」ニコッ
上条「そうだな、インデックス」
上条(うまく乗せられてラッキーだな。忙しいのもだけど、正直インデックスの手料理を食べてみたかったのもあるし……楽しみだな) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 11:44:29.85 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「そろそろ時間だから学校行ってくる」ガチャ
インデックス「行ってらっしゃい」
上条「学校終わったら一緒に材料を買いにに行こうな。」バタン
インデックス「うん」ニコッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:45:25.11 ID:Y9MrPKLQ0<> 時は流れて
── とあるスーパー 夕方 ──
上条「今日はここで食材をゲットするぞ。インデックス」
インデックス「あれっ、さっきスーパーあったよね。何で少し遠いスーパーにするのかな?」
上条「チッチッチッ、これを見たまえインデックスさん」つチラシ
インデックス「はっ!!!!豚挽き肉100g 30円っ!!!」
上条「今日はハンバーグだな」
インデックス「お肉が食べられる……幸せなんだよ」ホロッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 11:46:36.90 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「だがしかしっ! 働かざる者食うべからずっ! 俺達には戦いがある」キリッ
インデックス「へ、戦いって?」
上条「タイムセールスだっ!」キリッ
インデックス「たっ、たいむせーるす!」ゴクリッ
上条「今回の豚挽き肉のタイムセールスは、主婦たちとの競争率があまりにも高い……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:48:05.67 ID:Y9MrPKLQ0<> インデックス「……怖いんだよ」ブルブル
上条「あぁ、タイムセールスは俺の体重を超えた主婦たちが戦場に君臨する。下手をすれば圧迫死……」
インデックス「戦場の中で転んでもしたら……本当に病院送りかも」
上条「インデックス、俺と一緒に戦ってくれるか?」
インデックス「とうまと一緒なら怖くな……やっぱり怖いんだよ」ブルブル <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 11:49:18.29 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「大丈夫だ。絶対に俺が守るからな、インデックス」
インデックス(こういうセリフはもっと違う場面で言ってほしかったんだよ)
上条「そろそろ六時だ、準備してくれ」
インデックス「わかったんだよ」
カランカラーン
店員「はいっ、六時になりました! 豚挽き肉100g30円、ってうわぁぁぁぁ!!!並んでぇぇぇ!!!助けてぇぇぇぇ」
上条「───行くぞ」
インデックス「───うんっ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 11:51:10.52 ID:Y9MrPKLQ0<> 上条「どけろぉぉぁぉぉ!!!お願いですから一個だけでも下さいぃぃ!!」ソゲブッ
上条「ちょっと、痛い痛い痛い!」ソゲブソゲブ
インデックス(あぁ、だめなんだよ。生きるためにも諦めたほうがいいかも……)
上条「やべっっ! 転んじまっ! うわぁぁぁぁ、踏まないでぇぇ!」
インデックス(あぁ、とうまが……見えなくなったんだよ)
上条「インデックスっ!!助け……」
インデックス(今日の晩ご飯はやっぱり野菜炒めかなぁ) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 11:56:36.00 ID:8jjni8Xr0<> ───────────────
上条「何とか抜け出して主婦もいなくなったけど、結局挽き肉をゲットできなかった……」ハァ
インデックス「待って! あそこの端の方に、まだ一個あるかも!」
上条「本当だ!」
インデックス「とってきてほしいかも」
上条「いやぁ、上条さんもついに不幸体質から抜け出したのか………!!」ガシッ
????「オマエ、その手を離しやがれェ」
上条「はぁ? 何言ってんだアンタ、って!? おっ、お前は!!」
一方通行「だからその手を離しやがれっつってんだ、三下ァ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/20(日) 12:00:56.78 ID:tC877Gp+0<> 見ていただきありがとうございます
インデックスをもっとかわいく見せるのがこのスレのテーマなはずだったのに、もう脱線してるんだよ
このスレでは、ほのぼの6、イチャイチャ3、シリアス1 で進めていきたいと思ってます
次の投下ではもっとイチャコラさせたいと思います
ではまた近日中にお会いしましょう
何かおかしい点、要望、ネタなどがあれば言ってもらえると>>1は嬉しいんだよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/20(日) 12:05:59.68 ID:uyzahxbG0<> メインヒロイン(笑) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 12:11:37.96 ID:69BygvIqo<> メイン → 「迷惑なインデックス」の略だと考えれば辻褄は合う <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 13:15:08.51 ID:hizm7imSO<> ニート状態でもインデックスちゃんマジ聖女なSSもあるし、>>1には是非とも頑張ってインデックスをメインヒロインさせてあげて欲しい…
自分も何か家計に貢献しようとバイトをしようと決心したインさん。手作り懺悔室を作り、一方さんやら何やらの色んな人の懺悔を真摯に聴いてあげるシスターインデックスさんとか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 13:16:05.16 ID:KX4ACR070<> メ(いわくな)イン(チキ)ヒロインか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 14:21:02.82 ID:v1EPrSe40<> >>1です。
予 定 変 更
やっぱりギャグ系でインちゃんは輝かないんだよ
これからはシリアス系にしていきたいと思います
お前らこのスレでインデックスの名前を間違えんなよ
俺もインデックスを可愛くするために頑張るから
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 14:25:35.37 ID:o4ns2xgO0<> あと、お前らの「迷惑なインデックス」とか「迷惑なインチキヒロイン」とかで笑っちまった俺は今から首つってくる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 17:07:11.46 ID:9ZqeLQqDO<> 乙
一方さんが安売りに顔を出すとは… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 17:43:45.86 ID:yddzua3DO<> >>30
身元不明でバイトも出来ないインデックスェ・・・
科学不能で風呂掃除も出来ないインデックスェ・・・
教会とか無いシスターインデックスェ・・・
縛りプレイ人生かよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:30:38.44 ID:0esHX1jZ0<> こんばんは
今日の昼間に来ましたが、もう一度来てしまいました
量が少ないけど投下です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:33:10.59 ID:0esHX1jZ0<> 上条「何で俺が離さないといけねーんだ。うちの貴重なタンパク原を奪うつもりかよそれならそのお前の幻想(ry」
一方通行「何一人で暴走してんですかァ」
一方通行は肉から手を離す。
インデックス「やった! お肉なんだよ!」ニマー
一方通行「そォいやオマエもいたのな」
インデックス「私のこと忘れちゃだめなんだよ」
一方通行「悪い悪い、カカカッ」
上条「それよりいいんだな、このお肉?」
一方通行「俺がたまたま手にとったってだけで、金に困ってるってわけじゃねェしなァ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 20:34:15.96 ID:0esHX1jZ0<> 上条「ありがとうございます一方通行様神様仏様」
一方通行「はァ、くっだらねェ」
インデックス「あと野菜なんだよ」
ブーブーブーブー
そのとき上条のポケットからバイブレーションが鳴った。
上条「誰だろ、こんな時に………」
小さくつぶやき電話にでる。
上条『もしもしー』
月詠『上条ちゃん! 今まで何してたんですか!』
上条『げっ、子萌先生……何って、夕飯の買い物ですよ?』
月詠『上条ちゃん、今すぐ学校にきてください!』
訳が分からない、そう思っていることはその嫌そうな表情から伺い知れる。
上条『えっ、何でですか?』 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:35:34.89 ID:0esHX1jZ0<> 月詠『数?の 課 題 なのです!』
上条『げっ』
月詠『さすがに今回ばかりは、未提出じゃマズいんです』
上条『まさか……』
月詠『はい………上条ちゃんはこのままだと留年です』
上条『』
月詠『今日中に提出してください。間に合えば留年は免れるのです』
上条『今から飛んでいきます!!』
携帯が壊れるかの勢いで電源ボタンに指を叩きつける。額には脂汗がびっしりとついていた。
上条「インデックス、残りの野菜も買っておいてくれ! 一方通行、インデックスを頼む!」
一方通行「はァ、なに言ってンだオマエ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 20:37:20.53 ID:0esHX1jZ0<> 上条「今から学校行ってくる。インデックス、食材を買ったら家にまっすぐ帰るんだぞ。ほらっ二千円」
そう言って自分の財布から2千円札を雑に取り出しインデックスに渡す
インデックス「話が急展開すぎるんだよ、待って!…………行っちゃった」
上条は猛スピードでスーパーから出て行った。それを呆然と眺める二人。
一方通行「行っちまいやがったなァ、あの野郎」
インデックス「どうしよう?」
手元の2千円を、ただぼーっと見つめる。いきなりの事態に頭が追いついていない。
一方通行「クソったれが……おいオマエ」
インデックス「私の名前はおいじゃくてインデックスなんだよ」
一方通行は面倒くさそうにはぁー、とため息をつく。
一方通行「インデックス」
インデックス「どうしたの?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:38:56.20 ID:0esHX1jZ0<> 一方通行「あの野郎のかわりについていってやる。何買うンだか言いやがれ」
その時インデックスの表情が明るくなったのは一方通行でも直ぐに気づいた。インデックスの喜怒哀楽は分かりやすいと一方通行は思った。
インデックス「うん! えっと、野菜と………」
インデックスは嬉しそうに夕食の材料を言っていく 。どうやら夕食はハンバーグのようだ。
一方通行「行くぞ」
一方通行は退屈そうに言った <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/20(日) 20:41:09.51 ID:0esHX1jZ0<>
───────────────────────
二人はそれぞれの買い物を済ませスーパーを後にする。出入り口に行くと、雨がしとしとと降っていることに気づく。小雨ではなく土砂降りでもない、かくいう「微妙」という感じだ
インデックス「雨が降ってるね」
一方通行「どォすんだ、これから濡れながら帰ンのか?」
インデックス「しょうがないよ。一方通行、ありがとう。またね。」
そう言い、走り出そうとするインデックスを一方通行が手を引いて止める。
一方通行「ちょっと待ってろ」
そう言うと、一方通行は店内に戻っていく。何か買い忘れでもしたのだうか。
──♪──♪
インデックスはやることがなくなり、目をつぶりハンドフルートをひき始めた。両手を祈るように組み、親指の第一関節を曲げそこに口をつけ、息を吹き込む。透き通るようなその音色から、日々やりなれていることが伺える。
一曲をひき終える頃に一方通行が戻ってきた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:42:41.30 ID:0esHX1jZ0<>
一方通行「キレイな音色じゃねェか」
インデックス「あくせられーたもやってみる?」
一方通行「冗談は顔だけにしろよ」
インデックス「冗談じゃないかも。やってみない?」
一方通行「俺がそれをやるツラに見えるか?」
インデックス「全然見えないかも」
一方通行「はっきり言うのな」
インデックスがクスクスと微笑む。それにつられて一方通行も柄にもなく顔がほころんでしまった。それ程までにインデックスの笑顔が一方通行には眩しく、そしてドキッとするものであった。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/20(日) 20:45:11.88 ID:WosRzevB0<> 見ていただきありがとうございます
難しいよSS
つたない文章、描写しきれていない地の文だと思いますので
意見、要望などがあればご指摘くださいなんだよ
禁書通行もいいなぁと思えてきた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 20:51:06.12 ID:hizm7imSO<> 乙。フルート吹くとこの描写を2レスくらいで膨らましてたら更に綺麗だったかもなんだよ
上条さんともいいが、正直インさんは一方さんとパートナーが色んな意味で相性がいいと思う。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/20(日) 22:38:09.42 ID:KX4ACR070<> 禁書通行は金銭面でのストッパーが掛からないから逆に危険な気もしないでもないが。
主にインさんのニート化という意味で。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:46:42.32 ID:3gyIINrX0<> 今がニートじゃないと言ってるように聞こえるぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/24(木) 21:51:57.71 ID:4Dpf7M1K0<> こんばんは
量は少な目ですが投下です
ギャグの時の無駄な伏線や設定がじゃまなんだよ
このスレの時系列は適当でお願いするかも。でも一年後ぐらいを想像していただけたらなと思うんだよ。
>>45
ご指摘どうもです。ハンドフルートは>>1も時々趣味でやっているくらいなので、思い入れは少しあります。ハンドフルートまた後日話に入れたいと思います
>>46 >>47
インデックスも本気を出せば絶対に可愛いんだよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/24(木) 21:53:48.76 ID:4Dpf7M1K0<>
「それ、どうしたの?」
「今買って来たに決まってンだろ」
一方通行の両手は一本のビニール傘と杖によって塞がれていた
「ほらよ」
そう言って、まるでゴミを捨てるかのように傘を雑に投げる
「わわわ!」
唐突に投げられたその傘は落ちそうになりつつも、インデックスが受け止める。と同時に一方通行の分の傘が無いことに気づく。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/24(木) 21:54:59.03 ID:4Dpf7M1K0<>
「あくせられーたの傘はないのかな?」
「一本しか無かったンだよ」
能力を使えば、傘が無くとも雨に濡れることなく帰れるのだが、余計な事を言う必要もないだろうと思い、言わなかった
「それじゃあ要らないかも、返すんだよ」
「俺のことはいいから帰れよ」
「私やっぱり走って帰るね。傘は置いてくから。ばいばい」
一方通行は呆れるような、あるいは諦めたかのような顔になる。
「わかったわかった、オマエの家まで送ってくから傘よこせ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/24(木) 21:56:27.19 ID:4Dpf7M1K0<>
「私はオマエじゃな「インデックスさン、傘を貸してくださィ」
インデックスが全てを言い切る前に一方通行の声によって遮られた。インデックスは一方通行にビニール傘を渡す。それを受け取った一方通行は傘を差し、インデックスを傍に引き寄せる。いわば相合い傘だ。
「これならいいンだろォ」
「……うん! それじゃいこ!」
二人は上条家に向かってゆっくりと歩き出す。外はもう暗くなっていたが車や信号機、ビルなどの人工的な光により互いの顔を確認できるほどの明るさだ。だが依然と雨はしとしとと降り続く。さらに十二月の夕方ということもあり、薄着では外を歩けないほどの寒さだ。
「風が冷たいね」
「そォだなァ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/24(木) 21:57:58.59 ID:4Dpf7M1K0<>
二人はそれっきり話さずゆっくりと歩いていく。沈黙が続く。その沈黙を破ったのはインデックスだった。
「あくせられーた、いきなり話が変わっちゃうけどいいかな?」
「何だ?」
「あくせられーたって、とうまと似てるかも」
一瞬、一方通行の頭が思考停止した。インデックスが発した言葉は一方通行にとって理解が出来なかった。というよりも頭が追いつかなかった、というほうが正しかもしれない。
「…………はっ? 何言ってンだ?」
「外見とか、性格とかじゃなくて………んー………よくわかんたいけど………」
数多くの者をを地獄から救い上げてきた上条当麻。数多くの者を地獄に落としてきた一方通行。両極端な二人をインデックスは似ていると言った。
「意味不明なこと言ってンじゃねェよ」
「ぜんぜんへんなことじゃないんだよ! なんていうかさ………」
「二度とあの野郎と俺を比べンな。ヒーローと悪党を同じ土台にたててンじゃねェ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/24(木) 22:01:16.26 ID:9UfzRkDh0<>
「あくせられーた……どうしちゃったの?」
一方通行は気づく。インデックスが悲しい顔してることを。
「……オマエに切れてンじゃねェンだ。悪かった」
「あくせられーた、今怒っているような悲しいような表情をしてたんだよ」
「何かあったの?」
「………オマエに話すことじゃねェよ」
一方通行自身、自分を上条と比べてはほしくなかった。いや、上条じゃなくてもいい、他の人間と比べてほしくない。自分がやってきたこと、人を殺めたこと、一万近くの人間を殺した。それは一生許してはいけない。自分自身を絶対に許さない。それをインデックスに話しても意味がなく救いにもならいことなど、とうにわかっていた。
「あくせられーた……そんなに悲しい顔しちゃだめなんだよ」
「してねェよ」
「うそ!」
「あくせられーたに何があったかなんて知らない!」
「でも今のあくせられーたとっもつらそうなんだよ」
「やめろ」
「苦しい顔してるんだよ」
「ヤメロ」
「あんなにもやさしいあくせられーたが悲しい思いをしちゃだめなんだよ」
「………」
「私はあなたの、あくせられーたのちからに <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/24(木) 22:03:43.30 ID:9UfzRkDh0<>
「ダマレ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/24(木) 22:05:01.45 ID:9UfzRkDh0<>
その時インデックスは押しつぶされる感覚に陥る。学園都市第一位の覇気、迫力、圧力。呼吸が止まる。身体が硬直する。一瞬も目が離せない。
「良かったなァ、オマエ。女子供じゃなかったらもう死んでンぞ」
「一昔の俺だったらオマエを原形を残さないでグチャグチャにしてたかもなァ」
「これ以上俺の心の中に踏み込むってンなら………わかるよなァ」
「…………」
「これ以上俺のテリトリーに踏み込むなよ、次はねェよ」
「…………」
インデックスは何も言えなかった。そしてそれが何よりも悲しかった。自分は無力、そう感じずにはいられなかった。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/01/24(木) 22:07:52.81 ID:2oPfVzAX0<>
───────────────
その後上条家につき二人は別れた。インデックスは最後に送ってくれてありがとうとだけ言って、上条の部屋に入っていった。一方通行はインデックスが部屋に入っていったことを確認すると、黄泉川家に向かい歩きながら独り呟く
「何で俺はあんなにムキに………」
あんなにも優しい心を持った人に殺意を向けた。この事実が胸に突き刺さる。彼女にもう一回会って謝りたいという気持ちと、何かがおかしいことにもどかしく感じながら一方通行は独り歩いていく。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/24(木) 22:09:41.28 ID:2oPfVzAX0<>
胸が……痛ェな
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/24(木) 22:12:04.82 ID:FezTtBJX0<> お付き合いいただきありがとうございます
しばらくの間、忙しいのでここに来れそうもありません。3週間後くらいまでです。絶対に逃亡はしません。
引き続き意見、質問、要望などがあればご指摘くださいなんだよ
インちゃんかわいいよインちゃん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:03:29.83 ID:xlZQDWWSO<> 乙だべ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/28(月) 20:03:33.60 ID:yGZn6/ML0<> >>31みたいなこと言ってる俺が言うと信用できないかもしれないが、インさん嫌いなわけではないのですわ。
インさんに人気ないのはひとえに作者のせいだと認識してる。
2巻以降のほとんどが
能力を上手く活用できない&出番があれば「おなかへった&上条イーター」のワンパタだったからな。
あと>>53->>57辺りと似た展開で、罪悪感に打ちひしがれてる一方通行を見て
イン「愉悦」
してる言峰インデックスをどっかで見た覚えがあるんだが知らないだろうか
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 08:53:55.33 ID:r07FV6u50<> おはようございます
今日の夜あたりに投下したいと思います。
今回は少し実験としてリアルタイム投下でいきたいと思ってます
いつもは失敗が怖いので下げながらですが……まぁ、実験です
レスありがとうございます。モチベになります
>>60 知りませんでした。でも、でもこのスレではキレイな禁書目録でいきたいと思ってます。二次創作ですし <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:21:21.17 ID:cX4Snk+90<> では投下です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:22:55.72 ID:cX4Snk+90<>
───────────────
家に帰ったインデックスはまだ少し放心状態にあった。一方通行と共に家に帰った。たったそれだけ。その少しの時間の間にインデックスには予想もしなかった出来事が起きてしまった。初めての「本物の悪党」の殺意を全身で浴びた。
はぁ
ひとつ深いため息をつくと何も考えられなくなる。自分の善意として、一方通行のためと思いしたことが全くの裏目に出た。インデックスは困った人がいれば、それが誰であろうとも手を差し伸べる。この性格は誰に似たのかというのは最早言うまでもなく上条のものだった。
ガチャ
ドアが開く。そこに一つの人影。
「ごめん! インデックスさん! 許して下さい噛みつかないで………」
上条は今にも噛み付かれるのではと防御体勢をとる
「…………とうまぁ」
しかしいつもの噛み付きはなく、かわりにインデックスが涙ぐみながら自分の胸に飛び込んできた。
「おい……どうしたんだよインデックス……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:24:40.05 ID:cX4Snk+90<>
「うぐっ……ぐすっ、うぅ……」
自分の胸の中で、まるで小さな子供のように泣きじゃくる。そっと抱きしめてやる。理由を問いただしても意味のないことはわかっていた。
「……と…………せて」
「何だ?」
「もうちょっとこのままでいさせてほしいんだよ……」
「………ああ」
それからインデックスが泣き止むまでずっと、優しく抱きしめた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:26:11.26 ID:cX4Snk+90<>
───────────────
「あのね......」
「うん」
「私、あくせられーたを救えなかったんだよ」
「うん」
「あくせられーたと一緒に帰ってお話ししているとき、あくせられーたが悲しい顔をしてたんだよ」
「助けてあげたくて、私に何かできることは何かと思ってたけど......」
「あくせられーたを傷つけちゃったんだよ」
「......私は無力だね。私がシスターでいていいのかわからなくなっちゃった」
話を聞いて一方通行が悲しい顔をしたという原因はすぐにわかった。絶対能力者進化実験。その実験で一方通行は、御坂美琴のクローンとは言えども一万人近く殺した。一方通行はまだあの実験を悔やんでいるのだろう。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:27:47.31 ID:cX4Snk+90<>
「そんなこと……ねぇよ」
「アイツは少し難しいヤツなだけなんだ」
「だからインデックスがしたことは正しいことなんだよ」
「大丈夫。アイツはそんなに弱くない」
「心の痛みは時が解決してくれるさ」
「..........ほんと?……」
「もちろん」
「とにかく今日は休もう。疲れたろ? 次の機会にまたアイツに会ったら話をすればいい」
「......うん......おなかへったかも」
「今日はいっぱい食べて、早く寝て、また明日考えればいい」
「......うん」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 21:29:32.15 ID:cX4Snk+90<>
インデックスは今できる自分の精一杯の笑顔をつくって見せた。
「大丈夫……」
触れたら壊れてしまいそうな彼女の笑顔に、上条は優しく頭をなでてあげることしかできなかった。
「気持ちいいんだよ……もう少し撫でて貰っててもいい?」
「当たり前だろ?」
「……うん、ありがと」
インデックスの心が落ち着くまで上条は腰まで伸びた美しく艶やかな銀色の髪を優しく撫で続けた。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 21:32:44.54 ID:AcGQMB4Z0<> スミマセン
今諸事情により一旦ここを離れます
一時間後ぐらいにまた再投下しますので
優しい目をして>>1にお付き合い下さい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 21:33:40.11 ID:AcGQMB4Z0<> スミマセン
今諸事情により一旦ここを離れます
一時間後ぐらいにまた再投下しますので
優しい目をして>>1にお付き合い下さい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:28:52.09 ID:1E2QKN1U0<> 先ほどはスミマセンでした
それでは再投下です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:29:55.79 ID:1E2QKN1U0<> 先ほどはスミマセンでした
それでは再投下です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:32:56.47 ID:1E2QKN1U0<>
───────────────
ガチャッ
一方通行がドアを開ける。玄関で靴を脱ぎ捨て、そのままもう一つのドアを開けリビングへ入っていく。
「お帰り一方通行。遅かったじゃんか、なんかあったのか?」
黄泉川愛穂はソファにくつろぎながら問いかける
「別に何でもねェよ 遅れて悪かったな」
「おかえりーあなた! あなたが遅いせいでお腹と背中がくっつきそう、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」
見た目小学生、精神年齢ニ歳の打ち止めがお腹をさすりながら話しかける
「悪ィな」
「早速夕飯つくるかぁ。番外個体、手伝うじゃん」
一方通行が買ってきた食材を手にとりキッチンへと向かう。
「はいはい」
外見高校生、精神年齢は打ち止めと同じ二歳の番外個体は、気だるそうに返事をしてとぼとぼと歩いていく
「オマエらが飯を作るっつゥか、炊飯器が作ってくれてるだけじゃねェか」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:33:59.19 ID:1E2QKN1U0<>
───────────────
ガチャッ
一方通行がドアを開ける。玄関で靴を脱ぎ捨て、そのままもう一つのドアを開けリビングへ入っていく。
「お帰り一方通行。遅かったじゃんか、なんかあったのか?」
黄泉川愛穂はソファにくつろぎながら問いかける
「別に何でもねェよ 遅れて悪かったな」
「おかえりーあなた! あなたが遅いせいでお腹と背中がくっつきそう、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」
見た目小学生、精神年齢ニ歳の打ち止めがお腹をさすりながら話しかける
「悪ィな」
「早速夕飯つくるかぁ。番外個体、手伝うじゃん」
一方通行が買ってきた食材を手にとりキッチンへと向かう。
「はいはい」
外見高校生、精神年齢は打ち止めと同じ二歳の番外個体は、気だるそうに返事をしてとぼとぼと歩いていく
「オマエらが飯を作るっつゥか、炊飯器が作ってくれてるだけじゃねェか」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 22:38:17.65 ID:1E2QKN1U0<> あぁ、だめだ。
ケータイの調子が悪すぎるので投下を明日にします。
さっきから二重投稿になってしまって、
作品の雰囲気を壊しかねないので <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:39:46.29 ID:1E2QKN1U0<>
「そんなこと言わないの。ご飯を食べられてるだけ感謝なさい」
遺伝子系を専門とする元研究職、芳川桔梗はクスクスと嘲笑しながら言う。因みに今ニート
「オマエは働けよクソニート」
「あなたってば口が悪い、ってミサカはミサカは少し大人びてあなたに注意してみたり!」
「チッ……くっだらねェ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:41:27.69 ID:1E2QKN1U0<>
一方通行は力が抜けたようにソファに腰掛け、そのまま退屈そうにテレビを見る。キッチンでは包丁のトントンという心地の良いリズムが響く。
「暇なら打ち止めも手伝うじゃん」
「はーい、ってミサカはミサカは素直に言うことを聞いてキッチンへダッシュ!」
「家の中で走るなっつってンだろうがァ!」
口調は悪いが、一方通行は打ち止めには優しいのだ。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:42:29.45 ID:1E2QKN1U0<>
一方通行は力が抜けたようにソファに腰掛け、そのまま退屈そうにテレビを見る。キッチンでは包丁のトントンという心地の良いリズムが響く。
「暇なら打ち止めも手伝うじゃん」
「はーい、ってミサカはミサカは素直に言うことを聞いてキッチンへダッシュ!」
「家の中で走るなっつってンだろうがァ!」
口調は悪いが、一方通行は打ち止めには優しいのだ。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:46:41.43 ID:1E2QKN1U0<>
「あなたって本当に過保護だねぇ ギャハッ」
具材を切り終えた番外個体が、一方通行を茶化しやってくる
「………ハァ……」
番外個体の方を向いた一方通行はため息をつき、頭をかきむしりながらそのままテレビに目を戻す。
「ちょっと! 無視しないでよ」
「別にオマエが俺に用なンてないだろ」
「そうだけどさ……もうちょっと反応してくれたっていいじゃん」
「じゃあどォすればいいんですかァ? 番外個体ちゃンかっわいィとか言ってればオマエは満足ですかァ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:48:37.09 ID:1E2QKN1U0<>
「え、えっ!! べ、別にあなたなんかに褒められてもミサカ嬉しくなんかないんだからっ」
一方通行は明らかに棒読みで言ったはずなのだが、番外個体は顔を真っ赤にしながら動揺する。
「冗談通じねェのかよ……」
嘆くように呟く
「ん、何か言った?」
キョトンとした顔で一方通行に問いかける。どうやら一方通行の一言は番外個体には聞こえていなかったようだ。
「何でもねェよ」
「あっそ、じゃあイってくるわ、ぎゃはっ」
番外個体はキッチンへと戻っていく
「……はァ……」
一方通行がついた一つの大きな溜め息が空気中に消えて無くなった
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:50:16.14 ID:1E2QKN1U0<>
───────────────
ピーッピーッピーーッ×4
四つの炊飯器が出来上がりの合図を音で知らせる。普通の人間が普通に生活をしていたら、ほぼ見ることのない光景だ。
「出来たじゃん!」
黄泉川が炊飯器を開けるとご飯の香りが部屋を充満させる。
「今日の夕飯はなにかしら?」
芳川桔梗はコーヒーをすすりながら黄泉川に言う
「今日はカレーじゃん。番外個体、打ち止め、テーブルに皿を並べて」
「「はーい」」
二人は声を揃えて返事をし、テーブルに皿やら箸やらを並びにかかる。
ピンポーン
そのとき玄関のチャイムが鳴った。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:52:05.56 ID:1E2QKN1U0<>
「宅急便でーす」
宅急便を届けに来たというその男はニヤリと笑う
「ほら一方通行、一番ヒマな貴方が行きなさい」
「オマエが一番ヒマだろォがァァ!」
文句を言いながらも一方通行が玄関へ向かっていく。
玄関につき、一方通行がドアを開ける。
ガチャッ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:53:56.67 ID:1E2QKN1U0<>
トンッ
その瞬間、何者かの手が一方通行の首に付けているチョーカーに軽く触れる
まるで時間が止まってしまったように
次に一方通行が異変を感じる前には既に遅かった
一方通行はその場で倒れ込んだ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/02(土) 22:54:58.48 ID:1E2QKN1U0<>
トンッ
その瞬間、何者かの手が一方通行の首に付けているチョーカーに軽く触れる
まるで時間が止まってしまったように
次に一方通行が異変を感じる前には既に遅かった
一方通行はその場で倒れ込んだ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/02(土) 22:57:24.85 ID:1E2QKN1U0<> やっぱりクソ調子悪いですね
今日はここで区切ります
また明日投下致しますので何とぞお付き合い下さい
なお、カップリングはまだ未定です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:13:00.24 ID:5RDu0hu10<> 昨日投下するはずだった分とーか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:15:53.67 ID:5RDu0hu10<>
「───おいおい、学園都市天下の第一位が一秒で瞬殺かよ………呆気ねぇな」
その男は一方通行を見下すようにあざ笑う
この声……
「垣根ェ!!」
「俺のこと覚えてくれてたのか? なんとも光栄だな」
「クソヤロォがァ! 殺す」
「そんなに怒んなよ。今日は打ち止めちゃんに用があるだ」
「テメェェェ!!!」
一方通行の体は動かない。だが理由は既に解っていた
チョーカーの電波の受信妨害されている
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:18:33.56 ID:Da7e/8pa0<>
accelerator
「粒子加速器」
その能力は学園都市最強
チカラ
一方通行にとっての唯一無二の能力
だが、世の中そう巧くは出来ていない
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:19:36.18 ID:Da7e/8pa0<>
accelerator
「粒子加速器」
その能力は学園都市最強
チカラ
一方通行にとっての唯一無二の能力
だが、世の中そう巧くは出来ていない
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:21:19.54 ID:Da7e/8pa0<>
時間
能力発動から30分を過ぎれば、一方通行は立つことすらままならない
チョーカー
一方通行の首についているチョーカー。ミサカネットワークからの代理演算を受信する一方通行のもう一つの命。チョーカーに何かしらの障害があれば一方通行は能力の使用が出来なくなる。
この二つの条件のうちどちらか一方でも当てはまれば、一方通行は勝つことがほぼ不可能になる。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:22:22.67 ID:Da7e/8pa0<>
時間
能力発動から30分を過ぎれば、一方通行は立つことすらままならない
チョーカー
一方通行の首についているチョーカー。ミサカネットワークからの代理演算を受信する一方通行のもう一つの命。チョーカーに何かしらの障害があれば一方通行は能力の使用が出来なくなる。
この二つの条件のうちどちらか一方でも当てはまれば、一方通行は勝つことがほぼ不可能になる。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:26:49.36 ID:Da7e/8pa0<>
垣根帝督はチョーカーに何をしかけた。
現状、一方通行は動ける状態ではなかった。
それこそが第一位の敗北を意味していた
「お前はもうダメだ」
「俺が直々に教えてやるよ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:27:51.07 ID:Da7e/8pa0<>
垣根帝督はチョーカーに何をしかけた。
現状、一方通行は動ける状態ではなかった。
それこそが第一位の敗北を意味していた
「お前はもうダメだ」
「俺が直々に教えてやるよ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:29:19.44 ID:Da7e/8pa0<>
「俺がたぁっぷり時間をかけて組み上げた演算式を組み込んだ未元物質」
「お前のチョーカーに付けさせてもらった」
「空中に飛ばすよりも直接触った方が遥かに強いからな」
「俺の未元物質がお前のチョーカーの代理演算補助の受信を完全に妨害する」
「この未元物質を分解できるのはお前と………幻想殺しぐらいか?」
「つってもお前は能力が使えないからもうダメだ」
垣根帝督は一方通行を見下しながら淡々と話しかける。それに鋭い眼孔で睨みつける一方通行。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:30:19.96 ID:Da7e/8pa0<>
「俺がたぁっぷり時間をかけて組み上げた演算式を組み込んだ未元物質」
「お前のチョーカーに付けさせてもらった」
「空中に飛ばすよりも直接触った方が遥かに強いからな」
「俺の未元物質がお前のチョーカーの代理演算補助の受信を完全に妨害する」
「この未元物質を分解できるのはお前と………幻想殺しぐらいか?」
「つってもお前は能力が使えないからもうダメだ」
垣根帝督は一方通行を見下しながら淡々と話しかける。それに鋭い眼孔で睨みつける一方通行。
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:31:46.16 ID:Da7e/8pa0<>
「何でオマエが生きている……」
「お前に答える義理はねぇだろ」
「何でオマエが打ち止めを……」
「ハハっ、何度も同じこと言わせんなよ」
垣根はケラケラと笑いながらが玄関からリビングへと一歩ずつ、ゆっくりと進んでいく。
「オイっ! 待て!」
一方通行の呼びかけに全く反応せず、そのままゆっくりと歩いていく
「クソったれ、逃げろクソガキィィィ!!!」
「えっ! いきなり何、ってミサカはミサカはいきなりのあの人からのメッセージに訳も分からずパニック!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:33:36.18 ID:Da7e/8pa0<>
しかし、垣根は既にリビングのドアノブに手をかけていた。
「感動のご対面だな」
ガチャッ
「やめろォォォォォ!!!!!」
ドアが開く
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:35:30.38 ID:Da7e/8pa0<>
「久しぶり、打ち止めちゃん」
「ああ! 垣根のお兄ちゃん、ってミサカはミサカは久しぶりに会ったお友達の胸にダーイブ!!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:36:59.48 ID:Da7e/8pa0<>
「ハアァァァァァァァ!!!!!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 12:42:53.22 ID:WQvjkGMI0<> これで投下は終了です。
しつこいんですがこれは1年後設定でおねがいします。
ずっとシリアスも疲れるので少し休憩です。
引き続き、意見要望などがあれば言ってくれると嬉しいんだよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 14:34:19.27 ID:Oi6cnVhro<> 乙!
インデックスがほのぼのかわいいSSは貴重 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 17:50:53.24 ID:K/lgh5iSO<> 乙なんだぜ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 17:43:16.51 ID:UQHNh50+0<> こんにちは。
>>1です。レスありがとうございます。本当に嬉しいんだよ。
報告させてもらいます。2月いっぱいは忙し過ぎて書き溜めすることすら出来ません。なので次の投下は3月の、2日か3日を予定しております。3月に入れば元の、一週間に一度のペースに戻れます。
次の投下まで少し期間が空くことを許してほしいんだよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/24(日) 23:08:51.39 ID:9yvStodh0<> >>1です。
いきなりで申し訳無いのですが、このスレを一旦落としたいと思います。
理由としてはこのスレの出だし部分や設定がめちゃくちゃなため非常にやりづらく、今後の展開を考えるにしても無理矢理感が出てきてしまいます。
近日中にもう一度最初から考え直して、スレ立てしたいと思います。
今まで見てくださった方本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します <>