◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/05(土) 18:56:28.49 ID:8U9H1lnS0<>私立SS女学院。それは名誉あるらしいどっかのお嬢様学校。

主人公の貴方は女装してこの学院に転入する事になりました。

そして貴方はこの学院で暮らしていかなければなりません。

女学院と言うからには通う生徒は全て女子、それも上から下から右から左の十人十色千差万別。

この学院で誰と出会い誰とどのような関係を持つのか。どのような生活を送るのか。どのような運命を辿るのか。

全てはプレイヤーである貴方たちの選択次第。

貴方は一生徒として学生生活を無事送れるのか、それとも誰かと……?


このスレは安価と時々コンマを使用したギャルゲー風安価スレです。
安価を使用する都合上恐ろしく進行が遅れる場合があります。
質問等はゲーム進行中以外の時にお願いします。

【警告!】このスレはオリジナルキャラクターを使用して進行します。
【警告!】また地の分があるので、それらが苦手な人は注意してください。

1スレ目兼大雑把な説明書 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342692003/
二代目開始 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352642422/
前スレ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354631939/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357379788
<>安価で女装ギャルゲー風SS part10
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/05(土) 18:57:22.74 ID:8U9H1lnS0<> プレイヤーの皆さま、こんにちは。

私、このゲームを進行させて頂きます、進行システムプログラムです。
気軽にシステムさんとお呼びください。

このゲームは簡単に言うと、ヒロインと主人公の感情値を上げてクリアしよう、そんなゲームです。
期限はゲーム時間でだいたい40週間。その間に、特定のキャラクターといい感じな関係になってください。


【!】システムさんが作ったQ&A。

Q、やっちゃいけない事ってなに?
A、スレを荒らす事と他のプレイヤーの迷惑になる事とシステムさんにえっちな質問をする事。

Q、安価が無効になる事ってあるの?
A、安価先のレス内容が選択肢、進行状況と一致しない場合、無効になる事もあります。
  その場合、安価の下、または上のレスで進行させて頂きます。

Q、性格って何?
A、主人公の性格です。性格によって、発生する選択肢が変化します。自由行動が制限される事もあるので、頭に入れておいてください。

Q、システムさんってなに?
A、設定上15歳の女性型進行システムプログラムです。ドジっ娘と言うかバカ娘です。好きな食べ物は甘いものだそうです。

Q、システムさんのスリーサイズ教えれ。
A、上から85! 57! 88! ……の、上と下から15ずつ引いた値。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/05(土) 18:58:55.42 ID:8U9H1lnS0<> 【!】システムさんでもよく分かる! 簡単な登場人物紹介。

・主人公:貴方 性格:温和・怠惰 誕生日:8月25日 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
このスレの主人公。名前は伏せられているため「貴方」「――」と表示される。分かり易く言うと二代目。
心を読む超能力『読心』の持ち主にして人間では無い別の生き物の子供らしいが、何のために人間に溶け込んでいるのかは不明。
暇な時に絵を描く習性がある。その腕前は、悪い意味でピカソ級。

・ヒロイン:虚弱 【よく貧血で倒れる虚弱な生徒】
貴方のクラスメイト。いつも貧血に苦しんでいる。保健室にいる事が多いようだ。背がでかい。
主人公の読心能力により、吸血鬼の血族である事が判明した。自分の生まれに苦しんでいるようだが、誰にも理解はさせない。

・ヒロイン:愛 【愛を唱える異様な少女】
二年生。本人曰く愛を求めている。独特の考えを持ち、主人公の相談役として一役買っている。ヒロインの座? なにそれおいしいの?

・ヒロイン:男装【転入生にして男装の麗人】
二年生。何故か男装をしている。やたら主人公に纏わりつくが、その度にあしらわれている。男装している割に肉体は女性的。

・ヒロイン:銀鎖 【狭義では厨二病に属される変な生徒】
一年生。銀色のチェーンを腰にぶら下げている。ちょっと頭が可哀そう。黒魔術研究所と言う怪しい部に所属しているようだ。

・その他:先輩 【儚げな雰囲気の美人】
三年生。主人公同様女装した男性。女装生活で困った時や聞きたい事がある時はこの人に頼ろう。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:00:19.27 ID:EJ4QWgky0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (5/31・火)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 1・水)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:01:00.85 ID:asP7b2sn0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:01:54.77 ID:nB0HJgMSO<> メダチェンジ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:04:48.95 ID:/4Na2ZlHo<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:06:16.70 ID:EJ4QWgky0<> 始める2:始めない0:思い出の部屋0:その他1

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:06:50.88 ID:EJ4QWgky0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/5(日)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日は休日だ。貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:07:03.42 ID:asP7b2sn0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:11:25.00 ID:/4Na2ZlHo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:13:59.61 ID:EJ4QWgky0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

休日の食堂は、平日の朝よりも人が少なかった。
休日はゆっくりと寝たい人が多いのだろう。

朝食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
278…虚弱 134…愛 56…男装 90…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:14:16.15 ID:asP7b2sn0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:23:42.98 ID:EJ4QWgky0<> コンマ「5」


貴方は、遠くに男装の姿を見かけた。
昨日と同じく、取り巻きに囲まれながら、ふらふらと歩いている。
調子は悪いだろうに、なんて事無い風を装って、そうした無理の所為で却って具合が悪く見える。

まあ、あの人は「男装」をしている。彼女の中に、女性である事への反発心が少なからずあるのだろう。
アレでないように見せるためいつも通りに振る舞おうとするのも、男であろうとする気持ちの表れなのかもしれない。

とは言え、全部貴方の想像に過ぎない。
「男装」もただ単に興味なのかもしれないし、あの態度もそうしたついでなだけかもしれない。

とにかく、今話しかけるのは可哀想だ。
男装の調子が戻ってから、話すのはそれからでも遅くは無いだろう。

貴方は一人で朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。

朝食を食べたからか、あまりお腹が空いていない。
いつも思うが、それはまるで動いていない所為だと思う。
それは置いておくとして、そう言った理由から、体はあまり食べ物を求めていない。

しかし今日は雨。外に行くにしても、よっぽどの理由が無い限りは、絶対に外に出たくないものだ。

さて、どうしたものか。

貴方は

1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:24:26.02 ID:/4Na2ZlHo<> 2 虚弱 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:24:29.63 ID:asP7b2sn0<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:29:44.92 ID:EJ4QWgky0<> 4、寝る


する事もないし、貴方は寝る事にした。

しかし、今寝てしまうと、変な生活が習慣付いてしまいそうな気もする。
……まあ、貴方はいくら寝ても眠り足りないと言うタイプの人なので、知った事ではないが。

貴方はベッドにダイブして、そのまま眠りについた。



貴方が目覚めたのは昼下がりを終えた頃の夕暮れ前。
雨はまだ降っていたが、先ほどまでと比べたら随分と収まっていたものだ。

夕食時ともなれば、完全に雨は止んだ。それでも地面はびっちゃびちゃなので、絶対に出たくない。

昼寝を挟んだからか、なんだかお腹が空いた気がする。
明日は学校だし、明日の朝の為にちゃんと食べておいた方が良い、かもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:30:39.56 ID:/4Na2ZlHo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:31:46.84 ID:asP7b2sn0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:34:05.59 ID:EJ4QWgky0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

いくら休日と言っても、夕食となれば食べに来る生徒は多いらしい。

夕食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
123…虚弱 678…愛 45…男装 90…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:35:39.13 ID:asP7b2sn0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 21:47:28.83 ID:EJ4QWgky0<> コンマ「3」


貴方は、遠くに虚弱を発見した……と、同時に貴方は自分の目を疑った。
あれは本当に虚弱なのだろうか? あんなにしゃきしゃきと動いている姿は、見た事が無い。

いや、動きは、他の人より大分のんびりしている。ただ、普段の虚弱より、ものすごく動きの切れが良い。
つまり普段はどれだけ悪いのだって話なのだが、いやそれとも今はどうしてあんなに元気なのかと言う話か。

そう言えば、以前に夜が好きと言っていた。その時間は元気になるらしい。
それはこう言う事らしいが、人がまるで違うではないか。

夜になると元気。太陽が無いからだろう。彼女はノスフェラトゥの血族、闇の縛りを受けている。
闇と夜だけが、彼女を祝福し、愛してくれる。

貴方「虚弱さん。こんばんは」

貴方は、話しかけていた。

虚弱「――さん。うん、こんばんは」

口調は、いつも通り。ぼんやりとしていて、どこか眠たげ。
だけどその顔は、とても良い。血のめぐりは未だ悪そうではあるが、昼間に比べたらマシである。

貴方「ここで会うの、初めてですね」

虚弱「うーん……そうだっけ」

貴方「たぶん。一緒に、どうですか?」

虚弱「いいよ。食べよう」

貴方は、虚弱と一緒に夕食を食べる事にした。

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:51:00.86 ID:asP7b2sn0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 21:54:39.01 ID:/4Na2ZlHo<> 星は好きかどうか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:11:56.54 ID:EJ4QWgky0<> 1、自由行動「星は好きかどうか」


貴方「虚弱さんは、星は好きですか?」

虚弱「星? ……空の?」

貴方「はい。その星です。きらきら光る夜空の星です」

虚弱「……うーん……。よく分からないけど、嫌いじゃあない」

しかし自分で出した答えに納得していないのか、首を傾げる。

虚弱「好きって言うのは分かるけど、星が嫌いって、よく分かんないよね。なにが理由で嫌うのか」

薄く笑い、くつくつと虚弱は笑う。

確かに、星が嫌いと言う話は聞いた事が無い、ような気がする。
空なんて手の届かない所の、更に向こうの、もっと向こうにある物なのに、嫌う理由は作れる物なのだろうか。
光がうるさい、とか。それだったら、太陽の下は勿論電気の下さえ歩けまい。

虚弱「でも、綺麗だよねえ。あの光は、遠すぎるおかげでとても優しい」

太陽を見られない事を言っているのだろうか。
太陽の温かさを知りながら、知る事ができない虚弱は、その光を夜の星に求める事しかできない。
本当は欲しい光を求めて、夜空の星のかすかな輝きに縋る。

……と言う様子は無い。無意識なのか、そんな事考えていないのか。
純粋に、星に興味が無いのだろう。ただ、好きか嫌いかで言えば好きなだけで。

貴方「なかなか、ロマンチックな事を言いますね」

虚弱「うへへー。そうかな」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:13:28.37 ID:EJ4QWgky0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方は、ふと目を覚ました。

……なんだか、昨日も同じ事があったような気がする。
昼の所為で、目が覚めてしまったのだろう。習慣になったら困る。

とは言え、起きてしまったのならば仕方が無い。

このまま眠り続ける事もできるが、貴方は

1、外に行く
2、寝る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:13:49.75 ID:asP7b2sn0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:18:11.10 ID:/4Na2ZlHo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:21:43.56 ID:EJ4QWgky0<> 1、外に行く


貴方は外に行く事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

深夜の空気と言うのは、昼間とは全く違う物を感じる。あまり、好きではない。
特に今は、人の声さえ聞こえない。心細さを覚える。

貴方は

1、あっちに行く
2、こっちに行く
3、部屋に戻る
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:22:04.26 ID:/4Na2ZlHo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:22:30.00 ID:asP7b2sn0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:32:24.84 ID:EJ4QWgky0<> 1、あっちに行く


貴方はあっちの方へ散歩する事にした。

もしかしたら、何かあるかもしれない。
なにも無くても、眠気覚ましか再び眠気を呼ぶくらいにはなるだろう。



学院敷地内を散歩していた貴方は、ばったり、虚弱と会った。

虚弱「――、さん?」

貴方「虚弱さん……? どうして、こんな時間に?」

虚弱「こっちのセリフだよ。どうしたの?」

このままでは埒が明かない。貴方は簡単に「起きたから散歩に来た」と説明した。

虚弱「じゃあ、私とだいたい同じだ。私も、散歩だから」

貴方「こんな時間に、どうして……」

言って、貴方は気付く。この時間だからこそ、この時間でなければならないのだ。
彼女は日の光に弱い。外を歩き回るのは不可能ではないが、難しい。
だからこうして、夜の帳が降った日も変わる頃に、散歩をしているのだ。

虚弱「うーん……落ち着くから、かな」

貴方「そう、ですか」

虚弱「……一緒に行く?」

首を傾げて、虚弱は貴方に尋ねる。

貴方は

1、自由行動
2、行く
3、行かない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:33:06.74 ID:/4Na2ZlHo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:33:12.28 ID:asP7b2sn0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:42:38.85 ID:EJ4QWgky0<> 2、行く


貴方「では、お言葉に甘えて」

虚弱「では、行こう」

貴方は虚弱と一緒に、散歩する事にした。

虚弱「なんだか、不思議な気分。こうして、誰かと一緒に夜を散歩するなんて」

貴方「本当に」

虚弱「……――さんは、どうして私に話しかけてくるんだろう?」

唐突に、虚弱は呟くように、貴方に尋ねた。

虚弱「友達だからって、前に聞いた。だけど、その前は、なんで?」

なぜ、だろう。思い当たる理由と言えば、虚弱が貴方の席の隣だからだろう。
ついでに言えば、転入当時の、あの異様さに惹かれた、とでも言えば良いのか。
未だかつて見た事無いほどにふらふらな人が、教室に入ってきて、貴方を見て。

ああ、思えば、あれから一ヶ月経ったのか。

この一ヶ月の間、貴方は、虚弱に関わり続けてきた。
それは何故なんだろう。やっぱり、お隣さんだから。
貴方が行動する理由と言えば、それくらいしか思い当たらない。だってそれが貴方と言う生き物。

虚弱「ずっと、気になるんだ。聞かないと、夜も眠れないよ」

貴方「いつも、寝ないのでは?」

虚弱「うへへ、ばれたか」

虚弱の質問に対してだが、貴方は

1、自由行動
2、答えない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:45:25.04 ID:asP7b2sn0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 22:53:04.79 ID:/4Na2ZlHo<> お隣さんだったのと
昔、病弱だった仲のいいクラスメイトに辛く当たってしまい、仲直りする前に死に別れた事の後悔も少しだけ混じっている <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 22:53:07.82 ID:EJ4QWgky0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>36で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 23:02:56.54 ID:EJ4QWgky0<> 2、答えない


貴方は、黙った。

理由らしい理由が、見つからなかった。
どうして貴方は虚弱に付き纏うのか。自分の行動なのに、分からなかった。

たぶん、普通の人ならば、答えられるのだろう。
だけど、貴方は答えられない。そこが、人と貴方の決定的な違い。

貴方「…………内緒です」

虚弱「そっか。なら、仕方ないや」

虚弱は、諦めてくれたようだ。

虚弱「……ちょっと、残念だけどね」

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方と虚弱は、一通り学院を回り、学生寮の前に戻ってきた。

虚弱「ふう。なんだか、今日は楽しかった」

虚弱「やっぱり、誰かがいるって言うのは、いいよね」

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□

虚弱「じゃあ、私こっち。ばいばい、――さん」

貴方「はい。また明日、虚弱さん」

貴方は虚弱を見送った後、自室に向かった。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に着いた貴方は、ベッドに倒れ込み、考える。

もう少し、話したら良かっただろうか。

そんな事を思いながら、貴方は再び眠りに落ちた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 23:03:22.72 ID:EJ4QWgky0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (5/31・火)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 1・水)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 23:04:39.43 ID:asP7b2sn0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 23:08:34.08 ID:/4Na2ZlHo<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 23:10:23.05 ID:EJ4QWgky0<> 3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/06(日) 23:16:48.47 ID:EJ4QWgky0<> お疲れさまでした。

深夜行動だからって、なんか特別な事はありませんでした。なんなんでしょう、これ。

次の再開は1月7日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 23:17:15.11 ID:/4Na2ZlHo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/06(日) 23:32:25.63 ID:EJ4QWgky0<> どうでもいいお話のコーナー。10分経過がうんたらって言うので、言い訳させてください。

10分がどうのって、システムさんにとっては一つの指標なんですよ。
これが連続したら今日はもう終わりだな、とか、すんなり行けて時間があったらまだやれるな、とか。
だから、こればかりは絶対に守りたいんです。たった10秒の遅れさえ許してはいけないんです。
たとえ安価先にまともな事が書いてあったとしても、1秒でも間に合わなかったら駄目なんです。絶対順守と書いてあります。
非常に融通の利かないスレで申し訳ありませんが、そこは妥協してください。妥協と言うか協力してください。
……まあ、このスレにそんな協力をする価値があるのかって話なんですが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/06(日) 23:34:06.40 ID:/4Na2ZlHo<> 別に気にしてないぜよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/07(月) 20:05:12.63 ID:IJGsB+6L0<> こんばんは、システムさんです。
やる事ないんで早速直後のレスで天気判定。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 20:23:48.54 ID:9WaJVt8zo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:00:25.61 ID:IJGsB+6L0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 1・水)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:02:10.16 ID:HiVZKxwv0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:02:56.52 ID:9WaJVt8zo<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:05:05.34 ID:IJGsB+6L0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:05:44.99 ID:IJGsB+6L0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/6(木)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:06:13.92 ID:HiVZKxwv0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:07:15.04 ID:9WaJVt8zo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:09:10.61 ID:IJGsB+6L0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
58…虚弱 346…愛 12…愛 790…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:09:54.83 ID:HiVZKxwv0<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/07(月) 21:10:45.15 ID:EUNgNw530<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:17:07.63 ID:IJGsB+6L0<> コンマ「3」


貴方は、遠くに愛を発見した。まあ、発見したのは愛ではなくて、その上にある髪の毛であるのだが。
今日は雨が降っているからか、その様はこれまたすごい事になっている。
とは言え、もう見慣れた感じはある。貴方は気にせず、愛に話しかけた。

貴方「愛さん。おはようございます」

愛「む? ――さんですか。はい、おはようございます」

貴方「今日も大変ですね。髪の毛」

愛「そうですね。この時期は毎年大変です。ま、だからと言って切れるほど安い関係でもありませんが」

髪の中から手を突き出し、髪の毛を弄くって見せる。

貴方「長い友、と言うやつでしょうか?」

愛「そうとも言います。もっとも、一方的な関係ですがね」

愛の意思に関係無く栄養を吸い取っていく事を言っているのだろうか。
だったら切れば良いのに、と言うと、先ほどの言葉が帰ってくるのだろう。
なんだかんだで、気に入っているらしい。

そんな話をしながら、貴方は愛と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:18:24.50 ID:HiVZKxwv0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:27:47.49 ID:IJGsB+6L0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>61で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:31:41.47 ID:IJGsB+6L0<> 2、特にない


貴方は愛と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方は教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
最近は、みんな早く登校してきていた事が多かったような気がする。その所為か、今の教室が少し静かに思える。

そんな事を考えながら、貴方は自分の席に着き、鞄を置く。

虚弱はまだ来ていないようだ。今日はどちらに行くのだろう。
なんとなく、今日は教室に来るような気がする。来ないような気もする。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、世界「愛」クラブに行く
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:32:05.93 ID:9WaJVt8zo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:33:01.05 ID:HiVZKxwv0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:44:13.87 ID:IJGsB+6L0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが始まっても、虚弱は教室に来なかった。
パターンとして、今日は保健室に行くと思われる。
それでもいつも通りなので、大して気にする必要は無い。

唯一心配する事と言えば虚弱の体調だが、昨夜の事から考えると大丈夫そうである。

貴方は教室で過ごした。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

休み時間。貴方は次の授業のため、特別教室への移動をしていた。

毎回思うが、全ての授業を自分たちの教室で行えば、手間が省けるのに。
しかしそうすると、色々な機材を教室に持ち運ばなければならなくなるだろう。
その役目は、きっと生徒に回ってくる。貴方も例外ではない。それは面倒だ。

貴方にとってはそれが理由だが、他にもできない理由がたくさんあるのだろう。
貴方も貴方で本気で願っているわけでは無いので、どうでも良い話でもあるが。

そんな事を考えながら、廊下を歩いていると、貴方の目の前で生徒と教師が話しているのを見つけた。

生徒の方は……見覚えが無い。頭に鉢巻きを巻いている。
……鉢巻きを巻いている? どこかで見たような気がするが、どこだろう。

それは後にするとして、教師の方は、先生2。あの顔が恐い、話し方も恐いあの人である。

様子を見る限り、話はあまり良い物ではなさそうだ。互いに暗い顔をしたまま、別々の方向に離れて行った。

こう言う事に首を突っ込むのは主義ではないが……。

貴方は

1、鉢巻きの生徒を追い掛ける
2、先生を追い掛ける
3、めんどいからやだ
4、自由行動

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:46:32.42 ID:9WaJVt8zo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 21:53:34.32 ID:IJGsB+6L0<> 2、先生を追い掛ける


貴方は先生を追い掛ける事にした。

どうやら二人は困っているらしい。本当にそうなのかは知らないが、そのように見えた。
大体、眉間に皺を寄せて俯きがちに話している様子のどこに困っていない要素があるのだろう。

とりあえず、貴方は先生を追い掛けた。

貴方「先生!」

先生2「ん……ああ。なんだ、お前か」

昨今、女性の教師でありながら生徒を「お前」呼ばわりする度胸があるものか。
厳しいように見える先生だが、肝が据わっている分、へーこらする教師よりマシなのかもしれない。
ただし、この人の実際の姿が、超が付くほど暴力に満ちた人でなければの話だ。

貴方「こんにちは。少し、お話しても良いですか?」

先生2「次の授業に遅れなければ、良いぞ。手短に頼む」

さて、許可は得たものの……一体どうして話を切り出すか。

まさか、単刀直入に「さっきは何を話していた?」と尋ねる訳にも行くまい。
それが一番早いのだが、それで話して貰えるのだろうか。いや、無理。

貴方は

1、「さっきは何の話を?」
2、「先ほどの生徒は?」
3、「先生は陸上部の顧問なんですよね?」
4、「先生、美人ですね」
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:55:01.22 ID:HiVZKxwv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:02:43.95 ID:9WaJVt8zo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 22:14:07.47 ID:IJGsB+6L0<> 2、「先ほどの生徒は?」


貴方「先ほどの生徒は、一体?」

先生2「あいつは……」

そこで一度、先生は言葉を切った。苦々しい表情を浮かべて、貴方から目を逸らす。
もしかしたら、聞いてはいけない事を聞いてしまったのかもしれない。

先生2「あいつが二年の頃、私が担任だったんだ。それがどうかしたのか?」

貴方「ああ、いえ……」

先生2「……待て。見ていたのか?」

貴方「えっ」

急に、先生の目つきが変わった。鋭く、厳しい。貴方を射抜く。

先生2「聞いていたのか? どうなんだ」

貴方「いえ……み、見ていただけで、話の内容は聞こえませんでした。だから、気になったと言うか……」

先生2「……そうか。なら良いんだ。人の許可も無く、あまり他人の事を詮索するな」

先生2「もし用があるなら、本人に聞け。あいつはの名前は鉢巻。三年生のB組だ」

鉢巻。それがあの人の名前らしい。

先生2「もっとも、あいつがそれを話すかどうかだがな……」

貴方「え?」

先生2「用が済んだなら、さっさと行け。授業に遅れるなよ」

貴方「分かりました……」

どうやら、先ほどの会話は、今の貴方が触れてはいけないものだったらしい。
直接聞かなくて良かったが、肝心な事は分からなかった。
分かったのは、あの生徒の名前と学年とクラス。まあ、十分と言えば十分だ。

……気になるし、一度会ってみるのも良いかもしれない。

貴方は先生と別れ、特別教室に向かった。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 22:16:38.10 ID:IJGsB+6L0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、各々用がある場所に向かったり、教室に残ってお弁当食ったり。
今日は雨が降っているため、致し方なく食堂に向かう生徒も多いだろう。

虚弱はまだ教室に来ていない。まあ、保健室にいるのだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、男装の所に行く
4、鉢巻?と言う生徒の所に行ってみる
5、教室で過ごす
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:18:19.34 ID:HiVZKxwv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:22:18.10 ID:9WaJVt8zo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 22:30:24.84 ID:IJGsB+6L0<> 2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用を伝える。
その傍らで、目で虚弱の姿を確認する。お弁当をもそもそと食べていた。
その様子から、とりあえずは普通であるらしい。

貴方「虚弱さん」

虚弱「……――さん」

昨夜と比べると、言葉に元気が感じられない。
これが平常時の虚弱である事は分かっているのだが、やはり、なんと言うか……。
貴方は、虚弱の何も知らない。なんとなく、そう思い知らされた気がする。

貴方「こんにちは。元気そうで何よりです」

虚弱「うん……。ちょっと、頭痛い」

貴方「それは……大丈夫なんですか?」

虚弱「だいじょぶ。貧血の弊害だから」

貴方「世の中では、あまり大丈夫とは言わないと思います」

虚弱「持病の頭痛だからだいじょぶ」

貴方「頭痛は持病にならないと思います」

虚弱「ちぇー……」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:32:26.49 ID:HiVZKxwv0<> 夜はいつも散歩してるんですか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:32:40.59 ID:9WaJVt8zo<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 22:46:27.53 ID:IJGsB+6L0<> 1、自由行動「夜はいつも散歩してるんですか」


貴方「虚弱さん、夜はいつも散歩しているんですか?」

貴方は虚弱の耳元で、声を潜めて尋ねた。

この場には、保健の先生がいる。その手前で、夜な夜な寮を抜け出している可能性をおっぴろげにする理由は無い。
寮の扉が開いているとは言え、悪い事だとは思う。たぶん。あまり、人のいる所でするべき話ではないだろう。

虚弱「んー……だいたい。時々、行かない」

貴方「結構まちまちだったり?」

虚弱「どーだろー……本当に時々だから」

時々、と言うのは、適当に言っているわけではないだろう。
自分の体の調子によって左右されるのだから、正にランダムと言うわけだ。
貴方からすれば、その日の午前中に虚弱と会っているならば、その様子から予測する事ができる、はず。

今日は……たぶん、今夜も散歩するのだろう。

虚弱「まあ……殆ど何もないんだけどね」

貴方「何かあったら、恐くないですか……?」

虚弱「……それもそっか」

貴方は、虚弱と一緒にお昼休みを過ごした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。

さて、何をしよう。まあ、何もしなくても良いのだが。

貴方は

1、自由行動
2、のんびりしよう

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:47:17.71 ID:HiVZKxwv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:47:37.75 ID:9WaJVt8zo<> 絵の練習 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 22:51:44.49 ID:IJGsB+6L0<> 1、自由行動「絵の練習」


貴方は、絵の練習をする事にした。
他にやる事が無い時は、妥当な選択である。
もっとも、たかだか10分足らずの練習が何の益になるのかとも思う。

貴方は、絵の練習をした。

ほんのちょっとだけ、上手くなったような気がする。錯覚のような気もする。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、自分が所属する部活に向かったり。
今日は雨が降っているため、真っ直ぐ寮に帰る人が多いと思われる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、鉢巻?と言う生徒の所へ行ってみる
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:52:07.06 ID:HiVZKxwv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:53:40.48 ID:9WaJVt8zo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 23:04:55.66 ID:IJGsB+6L0<> 2、保健室に寄る


貴方は保健室に寄る事にした。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

保健室に行く途中の廊下で、貴方は虚弱と会った。
また、このパターンである。今日も、寮とは違う所に行くのだろうか。

貴方「虚弱さん。まだ、帰らないんですか?」

虚弱「うん……雨、やだから」

貴方「待っていても、止まないと思いますけど……」

虚弱「それと、用事があるの。だから、まだ帰らない……」

貴方「そうですか。虚弱さんと一緒に帰りたいと思っていたのに、残念です」

虚弱「……ごめんね」

貴方「ああ、いえ。気にしないでください。また今度、誘います」

今度、放課後の用事がなんなのか、尋ねてみるのも良いかもしれない。
急いでいるかもしれないし、貴方が付いて行くのも困るかもしれないので、今はやめておこう。

虚弱「……――さん。おでこ」

なんか、いきなり要求してきた。また、「お別れのキス」をするのだろう。
虚弱は、親しい人間にはこうするのだろう。癖のようなものだ。
特に何かあるわけでもないし、貴方は額に掛かる髪を退かして、おでこを差し出した。

虚弱「ん……」

貴方の頬に手を添えて、虚弱は貴方の額にキスをする。なんと言うか、恥ずかしい。

虚弱「……ばいばい」

貴方「はい。また明日」

そうして、貴方は虚弱と別れた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 23:05:23.33 ID:IJGsB+6L0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 1・水)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 23:05:44.61 ID:HiVZKxwv0<> 3 ステータス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 23:05:50.24 ID:9WaJVt8zo<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 23:07:47.27 ID:IJGsB+6L0<> コマンド確認「ステータス」


《ステータス画面》

名前:―― ――(貴方)

性格:温和・怠惰

誕生日:8月13日

現在:6/6(月)

肉 体  …[■|■|■|■|  |  ]
知 識  …[■|■|■|■|■|  ]
技 術  …[■|  |  |  |  |  ]
第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


[虚  弱]…感情【19/50】【友人】『誕生日…7/24』

[  愛  ]…感情【12/50】【友好】『誕生日…10/17』

[鉢  巻]…感情【5/50】【未確認】

[close!]…感情【???】【???】

[銀  鎖]…感情【7/50】【顔見知り】

[男  装]…感情【7/50】【知り合い】
<>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 23:08:51.91 ID:IJGsB+6L0<> 4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/07(月) 23:11:07.11 ID:IJGsB+6L0<> お疲れさまでした。

ヒロインに正面から会ってないのにヒロインの名前が分かって、しかもステータス画面に出てくるって、あり得るんですね。
まあ、条件が「一度でも姿を見て名前を取得する事」と説明書に書いてあるので、大丈夫だと思います。たぶん。

彼女もまた、続投しました。今更な話ですね。しかし、何やら事情がありそうです。
もっとも、このまま状態だと虚弱一直線なので、関係ない話でしょうね。

次の再開は1月8日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 23:12:24.71 ID:9WaJVt8zo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/07(月) 23:18:56.89 ID:IJGsB+6L0<> 書くの忘れてました。
主人公は一応、着実に絵が上達しています。今のところは、目くそ鼻くそのままですが。
あと一回か二回ほど練習したら、『絵を書く事に限り技術レベルが2になる』でしょう。

こんな感じで、限定的にステータスを上げる事ができます。複数それが起こった場合、ステータス自体が上がる事があります。
例えば、今の主人公はめっちゃ不器用ですね。たぶんあやとりとか、折り紙もできません。
それらも「限りレベル上昇」になった場合、面倒なのでステータス上がります。たぶん。

まあ、滅多に上がらないので、あまり気にしなくても良いと思います。あんまり関係ないですから、どうでもいいでしょう。
学生の本分は勉学と言いますが、このスレだと思いっきり恋愛ですからね。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/08(火) 20:43:13.50 ID:uC2Kd26Y0<> こんばんは、システムさんです。
ですが、今日はちょっと再開できなさそうです。ごめんなさい。
明日の同じ時間に再開したいと思っています。できたら、お願いします。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:21:00.20 ID:My0duSn10<> こんばんは、システムさんです。
いやー、昨日はすみませんでした。まあ、悪いのはシステムさんじゃないんですけど。
時間前に来る事ができたのに再開できない報告をする時ほど、気まずい物もないとつくづく思います。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/09(水) 20:30:00.39 ID:My0duSn10<> 直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 20:35:24.61 ID:ShY+i1FIo<> ほい <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:00:01.03 ID:My0duSn10<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:00:47.19 ID:PuqD9yUw0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:03:17.37 ID:S462otqAO<> はじける <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:04:13.10 ID:ShY+i1FIo<> はじらう <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:05:03.51 ID:My0duSn10<> 始める1:始めない0:思い出の部屋0:はいボンバー1:はいいやーん1

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:05:34.32 ID:My0duSn10<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/7(火)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:05:46.95 ID:PuqD9yUw0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:09:16.83 ID:ShY+i1FIo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:11:16.86 ID:My0duSn10<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
389…虚弱 245…愛 17…男装 60…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:12:09.91 ID:PuqD9yUw0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:19:08.07 ID:My0duSn10<> コンマ「1」


貴方は、男装を発見した。しかし、今日も今日でまた苦しそうである。
これでは、今日もまた話す事ができなさそうだ。もっとも、用などそもそも無いのだが。
用があったとして、呻くのを堪えている男装に強引に話しかけるほど、貴方は気の利かない人間では無い。

……まあ、取り巻きはいつも通り、男装に付き纏っている。
その中に貴方が混じっていても、特になにも問題は無いような気もする。

貴方は、一日でも早い男装の回復を祈りつつ、一人で朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
彼女らには、行動パターンと言う物がないのだろうか。本当に気まぐれである。

そう思いながら、貴方は自分の席に着き、鞄を置く。

虚弱はまだ教室に来ていないようだ。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、屋上に行く
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:20:05.75 ID:PuqD9yUw0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:20:20.94 ID:ShY+i1FIo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:29:58.76 ID:My0duSn10<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが始まる直前に、虚弱は姿を現した。

先生3「虚弱さん。おはよう、今日は大丈夫なの?」

虚弱「ああ……はい」

どう聞いても、大丈夫ではない。だけど貴方には言葉通りに受け取る事ができる。
今日は良い感じに晴れているため、虚弱には辛いはずだ。
それでも教室に来たと言う事は、普段と比べると好調なのだろう。

虚弱はふらふらと歩き、自分の席へ向かう。

虚弱「おはよう……」

貴方「はい。おはようございます」

軽く挨拶をかわし、貴方は虚弱が席に着くのを見届ける。

虚弱「ほへ……」

貴方「無理はいけませんよ。辛くなったら、言ってくださいね?」

虚弱「うん……」

そうして、貴方はホームルームを過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:36:54.71 ID:My0duSn10<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。次の授業の準備をしていた貴方に、クラスメイトが話しかけてきた。

*「――さん。体育祭の事なのですけれど」

貴方「はい。どうかしましたか?」

*「二人三脚に、立候補していましたよね? 一緒に走る人は、見つかったのでしょうか?」

……ああ。そう言えば、そんな物もあった。
たしかに。たしかに貴方は、二人三脚に出場すると言った。すっかり忘れていた。

忘れていたからには、当然一緒に走る相手など見つかっていない。

貴方「それが……まだ」

*「でしたら、私と一緒に、どうでしょうか?」

*「生徒の自主性に任せると言って、組み合わせは生徒側で決めるなんて言う物ですから……」

*「実は、私もまだ相手が見つかっていなくて。どうでしょうか?」

体育祭の事などすっかり忘れていた貴方にとって、棚から牡丹餅とも言うべき提案である。
と言うか、種目に出ると言った以上、絶対に相手を見つけなければならない。
この提案を断って、貴方は一体誰と組めば良いのだろうと言う話だ。

貴方は

1、「お願いします」
2、自由行動

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:38:34.33 ID:ShY+i1FIo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:51:01.70 ID:My0duSn10<> 1、「お願いします」


貴方「もちろん! お願いします」

貴方は迷わず快諾した。なにせ、断ったところでどうにもできないのが落ちだ。

*「そうですか……よかった。断られたらどうしようかと思いました」

*「あ、でも……――さんはリレーも兼任していますから、練習はどうしましょう」

*「うーん……みなさんに迷惑かける訳にも行きませんから……二人三脚の練習は、後回しにしましょう」

*「リレーの練習が無い日の、放課後に、私から誘います。それで、いいですか?」

貴方「はい。そうしてくれると助かります」

*「では、頑張りましょうっ」

貴方はクラスメイトと握手をかわし、別れた。

危なかった……彼女に誘われなければ、きっと貴方は体育祭の事などアンドロメダの彼方へと無くしていた事だろう。
彼女の行動に感謝すると同時に、今後そう言う事が無いように気を付ける事とする。

放課後、リレーの練習と二人三脚の練習で、あまり暇が無くなってしまうかもしれない。

貴方はちらりと、虚弱を見る。

そう言えば、虚弱は体育祭、どうするのだろうか?

とにかく、貴方は一つ問題を解決する事に成功した。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、自分の行きたい所に行ったり、とにかくぞろぞろと教室から出て行く。

虚弱は鞄から弁当箱を取り出し、いつも通り食べ始めた。

貴方は

1、虚弱と話す
2、食堂に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、校舎裏に行く
5、屋上に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:51:32.71 ID:ShY+i1FIo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:53:26.89 ID:PuqD9yUw0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 21:56:33.27 ID:My0duSn10<> 1、虚弱と話す


貴方は虚弱と話す事にした。

さて何について話そう?

1、「体育祭はどうする?」
2、嫌いなものについて
3、趣味について
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:57:22.16 ID:PuqD9yUw0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:57:54.51 ID:ShY+i1FIo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:08:59.89 ID:My0duSn10<> 1、「体育祭はどうする?」


貴方「そう言えば、虚弱さんは体育祭、どうするんですか?」

虚弱「……出ない」

ぼそっと言って、口に入れた物を再び噛み始めた。

まあ、そんな事だろうと思っていた。理由は、可能不可能の次元で。
どう頑張ったとしても、今の彼女に体育祭など土台無理な話なのだ。
敵は真夏の太陽。長続きしない自分の体力。及び致し方無い運動不足による能力の低下。
他人の迷惑になる事を恐れる虚弱は、体育祭が夜中に変更するなどで太陽の問題が解決しても、後者二つの理由で参加を拒むはずだ。

虚弱が参加できる体育祭の条件とは。
その一。夜に開始、夜明けまでに終了。その二。人の血を定期的に補給可能。イコール無理。
哀れと言うレベルを越えて、もはや滑稽だ。本人と事情を知る者にとっては、全然笑えないのだが。

貴方「そうですか……残念ですね」

虚弱「……――さんは、何に出るの?」

貴方「二人三脚と、あと推薦によってリレーです」

虚弱「……そーかー。頑張って……ね?」

貴方「それは、もちろんです」

今、彼女は何を考えているのだろう。
特に興味も無いのだろうか。それとも、貴方を羨んでいるのだろうか。貴方を妬んでいるのだろうか。

虚弱とそんな話をしながら、貴方はお昼休みを過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:18:59.44 ID:My0duSn10<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。

ふいに、虚弱が貴方の制服の袖を引っ張った。

貴方「どうか、しましたか?」

虚弱「……あたま、いたい」

虫の羽音のような声で、ぼそぼそと、虚弱は貴方に用件を伝えた。
なんとも簡潔に、分かり易く伝えてくれたものだ。

貴方「わかりました。保健室、行きましょう」

貴方は虚弱の肩を取り、虚弱を立ち上がらせる。
虚弱の足取りに合わせて歩き、教室を出て、保健室に向かった。

虚弱「……ごめん、ね」

その途中、虚弱はまた、ぼそりと謝罪する。

こんな状況で、そんな声で、そんな顔で言われて。
一体何を望んでいるのかと。何を言えば良いのかと。「まったく以て迷惑だ」なんて言えるかと。
世間一般では、虚弱のような行動を「卑怯」だと言うのだ、そう言ってやりたいものだ。

貴方は

1、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:21:31.09 ID:PuqD9yUw0<> 気にしないでくださいこっちも好きでやってるんですから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:22:18.49 ID:ShY+i1FIo<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:34:22.02 ID:My0duSn10<> 貴方「気にしないでください。こっちも好きでやっているんです」

真っ直ぐ前を見ながら、貴方はなんて事無いように返した。

まあ、その通りだ。貴方は好きでこうしている。
虚弱の待遇が気に入らないからこうしている。虚弱を救ってやりたいからこうしている。
貴方は好きで、虚弱の為にこうしている。

虚弱「……そっかー」

貴方「そうです」

虚弱「……じゃあ……ありがとう、だね……」

貴方「ああ。そっちの方が、正しいですね」

そんな話をしながら、貴方と虚弱は保健室に向かった。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に理由を説明し、虚弱をベッドに運ぶ。

虚弱「……――さん」

貴方「はい」

虚弱「………………なんでもない」

貴方「そうですか」

一体、何を話そうとしていたのだろう。
いつか、それを話してもらえるだろうか。

貴方「ゆっくりしてくださいね」

虚弱「んー……」

虚弱を保健室に運んだ貴方は、そのまま教室に戻った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:41:32.12 ID:My0duSn10<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活に向かったり、色々やりたい放題である。

貴方と言えば、どうやら今日はリレーの練習をするらしい。
断る理由は見当たらなかったので、貴方はリレーの練習に参加する事にした。

□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

リレーの練習を終えた貴方は、適当に座れそうな場所に座り、体を休めていた。

今日の練習で、チームの団結力が上がったような気がする。
また、貴方はバトンを渡すのが上達したような気がする。

今日の練習を振り返りつつ、貴方がそうしていると

直後のレスのコンマで判定
12…虚弱 34…男装 56…先生3 78…クラスメイト 90…鳥が飛んでいた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:42:08.17 ID:ShY+i1FIo<> ほい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/09(水) 22:42:10.54 ID:PuqD9yUw0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:53:27.08 ID:My0duSn10<> コンマ「7」


*「――さん」

クラスメイトが、話しかけてきた。
彼女はリレーのメンバーではない。様子見に来たのだろう。

*「お疲れ様です。これ、良ければ飲んでください」

そう言って、クラスメイトは自動販売機で売っているペットボトル入りの水を差し出す。

貴方「ありがとうございます。頂きます」

貴方は遠慮なく、それを頂いた。キャップを開け、一気に煽る。
以前も思ったが、運動によって温まった体に、冷たい飲み物はよく沁みる。

貴方「ぷはぁ……」

*「……――さんの走る姿は、どこか、勇ましく感じます」

貴方「……そう、なんですか?」

*「単純に、かっこいい、と言った方が良いですね。飾り気なく、分かりやすいですから」

*「――さんがリレーのメンバーに推薦された時、私は「活躍したらモテる」なんて、冗談半分で言いました」

そんな事、言っていただろうか。言っていなかったような、言っていたような。
正直、よく覚えていない。本人が言ったと言うのだから、言ったのだろう。

*「……でも、もしかしたら、冗談ではなくなるかもしれませんね」

貴方「それって……」

*「……し、失礼します」

何やら、クラスメイトは急いで貴方の傍を離れた。

先ほどの言葉は、一体、どう言う意味だったのだろう?
ここは女学院で、一応同性扱いの貴方がどうしてモテると言うのだ。

……まさか、貴方は知らず知らずの内に、男らしいフォルムで走っていたのではないだろうか。
もしそうなら、そうでなくとも、次回から気を付けねばなるまい。

貴方はちょっと警戒しつつ、放課後を過ごした。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:54:08.22 ID:My0duSn10<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 2・木)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:54:23.84 ID:PuqD9yUw0<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:54:36.02 ID:ShY+i1FIo<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:55:36.75 ID:My0duSn10<> 5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/09(水) 22:57:04.76 ID:My0duSn10<> お疲れさまでした。

なんか、クラスメイトとか言うモブがごりごり押してきますね。
ええ、どうしろって話ですね。どうにでもしてください。

次の再開は1月10日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:59:39.20 ID:ShY+i1FIo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/10(木) 20:35:49.89 ID:qlMvuH7e0<> こんばんは、システムさんです。
なんかもう色々ぎりちょんぱなので、早速直後のレスで天気判定ほい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 20:36:05.53 ID:ziWUu3oDo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:00:41.45 ID:qlMvuH7e0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:01:36.38 ID:MhdVGz920<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:06:37.83 ID:ziWUu3oDo<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:08:04.47 ID:qlMvuH7e0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:08:38.90 ID:qlMvuH7e0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/8(水)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:09:22.55 ID:ziWUu3oDo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:11:44.05 ID:MhdVGz920<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:14:02.31 ID:qlMvuH7e0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
159…虚弱 2467…愛 8…男装 30…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:14:56.04 ID:MhdVGz920<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:24:04.18 ID:qlMvuH7e0<> コンマ「4」


貴方は、向こうの方に愛を発見した。
雨の日の彼女は可哀想だとは思うが、あの状態はもしかしたら一種の目印なのではないかと思う。

とりあえず、貴方は愛に話しかける事にした。

貴方「愛さん。おはようございます」

愛「む……――さん。おはよーございます」

貴方「一緒に、どうですか?」

愛「嬉しいお誘いですよ、是非」

思えば、貴方は愛の顔を見た事が無い。それだけに、愛の感情を完全に理解できないはずだ。
愛はいつも喜んでいるように見えるが、それは果たして本当なのだろうか。
髪の毛と言うマスクの向こうに、一体彼女は何を潜めているのだろう。

深く考えたところで分からない物は分からないし、顔が見えている状態でも感情を隠すのが上手い人もいる。
髪の毛で顔が見えない程度は、あまり気にする必要も無いだろう。

貴方は愛と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:26:31.04 ID:MhdVGz920<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:34:21.66 ID:qlMvuH7e0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>146で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:37:40.72 ID:qlMvuH7e0<> 2、特にない


貴方は愛と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室には珍しく結構な数の生徒が登校してきていた。
念の為時計を見るが、別に貴方がいつもより遅れているわけではない。

ほっとしつつ、貴方は自分の席に座り、鞄を置く。

虚弱はまだ、教室に来ていないようだ。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、世界「愛」クラブに行く
3、自由行動

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:40:11.01 ID:MhdVGz920<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:46:15.97 ID:qlMvuH7e0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが終わっても、虚弱は教室に来なかった。
まあ、二日連続で教室に来るなんて期待はしていない。

残念ではあるが、後で見舞いに行ってやるのがベストだろう。

貴方はちょっとだけがっかりしつつ、一時限目の授業の準備をした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。

それにしても、今日は雨が激しい。面倒だから、帰るまでには止んでほしいものだ。

貴方は

1、自由行動
2、教室で過ごす
3、窓の外を見る

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:46:42.52 ID:MhdVGz920<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 21:50:16.71 ID:qlMvuH7e0<> 2、教室で過ごす


貴方は教室でのんびり過ごした。
本当に、帰るまでに止んでくれないものだろうか。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、昼食なんぞ無視して行きたい所に行ったりする。
今日は雨が降っているため、食堂に行く生徒が多くなるだろう。

貴方は

1、保健室に行く
2、食堂に行く
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:50:32.73 ID:FX7k67gR0<> 1
質問、自由行動の例ってありますか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 21:51:58.45 ID:ziWUu3oDo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:02:18.54 ID:qlMvuH7e0<> >>153
急ぎの質問っぽいので今答えます。
そうですね、普通ならなんかもう自由にやっちゃって良いんですが、>>2に書いてある通り性格なんて厄介なものがありますからねえ……。
性格にそぐわない行動の場合、主人公は一度渋ります。簡単に言えば「本当にやるの?」って確認するわけです。
それでYES的な選択をすれば、性格なんて無視する事ができますね。
その他、常識から外れたものであれば、同じく主人公は渋る事もあるでしょう。そこんとこ、感覚でどうにか掴んで下さい。

ちょっと話がずれましたね。自由行動の例としては、「絵を書く」「ちょっとイタズラ」「おっぱい鷲掴み」、みたいな感じでしょうか。
要するに、選択肢にないけれどやってみたい事あるな、と言う時に使ってくれれば結構です。面倒なら選択肢選んでください。
その他には、選択肢には無い場所に行きたい場合に、「○○に行く」とレスするくらいでしょうか。
ただ、面倒臭がり屋な今の主人公は、自由行動でそういうのが来たとしても、やっぱり渋ります。ごり押しましょう。

そんな感じで、平たく言ったら自由行動は場をカオスにするのに使います。
選択肢よりも良い効果を生む場合もありますので、有効活用しましょう。
あと、選択肢なんて飾りです。がっつり無視してください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/10(木) 22:02:34.55 ID:SDMONigy0<> 1だよなここは <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 22:04:12.23 ID:FX7k67gR0<> >>155分かりました。ありがとうございます。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:10:23.18 ID:qlMvuH7e0<> 1、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、いつも通りソファの上で弁当をつついている虚弱を発見した。
どうやら、保健の先生はいないようだ。先生も、お昼を食べに行ったのだろうか。

とりあえず、貴方は虚弱に話しかける事にした。

貴方「虚弱さん、こんにちは」

虚弱「……――さん」

そのまま、ソファに腰掛け、虚弱の隣に座る。
今更な話だが、いつも自然にこうしてしまっているのだが、果たして良いのだろうか?
虚弱が嫌がる様子もないし、特に何も言ってこないので気にした事は無かった……。

まあ、本人が言ってきたら考える事にしよう。そうして、今はそんな不安を頭から追い出す。

貴方「結構、元気そうですね」

虚弱「……そーでもない」

貴方「いいえ。昨日、私に助けを求めた時に比べたら、だいぶ元気です」

虚弱「…………いじわる」

貴方「ふふ、ごめんなさい。でも、昨日の今日だから、ほっとしたんです」

虚弱「……ありがと」

貴方「いいえ。どういたしまして」

とりあえず挨拶は済ませたが、貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 22:12:18.79 ID:MhdVGz920<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/10(木) 22:12:53.48 ID:SDMONigy0<> 1。虚弱を撫でたりしたらどうなるのかね、反応が見たいなー <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:23:14.05 ID:qlMvuH7e0<> 1、自由行動「虚弱を撫でる」


もくもくちまちまとお弁当を食べる虚弱を見ていると、ふと、ある疑問が浮かんだ。

虚弱は、撫でられると一体どんな反応をするのだろう。

別に、貴方に知的好奇心と言う物があるわけではない。
面倒臭がり屋を自称し他称される貴方が、好奇心などと言う心の戯言に踊らされる訳が無い。
だとすればこれは何なのだろう。興味とでも言うのだろうか。

とにかく、考えている内に、貴方は虚弱の頭に手を伸ばしていた。

虚弱「……も?」

箸を銜ながら、虚弱は視線を上に向ける。
そうしても頭上は見えないので、たぶん、意識を頭頂部に集中しているのだろう。

何やら自分の頭を撫でるようにして触る何かがあるが、そんな事をするのは自分の隣にいる貴方しかいない。
だから貴方を見るが、そうすると真顔で自分の頭に触る貴方がいる。
状況が掴めない。だから、首を傾げる。

そんな感じだろうか。

それにしても、虚弱の存在のように、その髪の毛は細くやわらかい。凡そ日本人の髪の毛とは思えない。
イギリス人のクオーターと言っていた事がある。祖父母のどれかにイギリス人がいるらしい。
一世代を跨いでも、虚弱に遺伝したのだろうか。

虚弱「なに……?」

虚弱はきょとんとした眼で、貴方を見つめる。
特に嫌がる様子も無く、貴方の行動を疑問に思っているようだ。

貴方「あ、いえ……」

貴方は

1、「反応が見たかった」
2、「つい、やっちゃった」
3、「綺麗な髪の毛だと思って」
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 22:23:34.71 ID:MhdVGz920<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:34:01.07 ID:qlMvuH7e0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>162で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:43:02.33 ID:qlMvuH7e0<> 3、「綺麗な髪の毛だと思って」


貴方「綺麗な、髪だと思って……」

貴方は咄嗟に誤魔化した。それでも手を頭から話さないのだから、本当に誤魔化す気があるのか謎である。

虚弱「……そうかなあ……」

虚弱は、反対の方に再び首を傾げて、箸と弁当箱を置き、自分の髪を触る。
虚弱の手に取られた細い一束は、虚弱の手を滑り、さらさらと落ちていく。

虚弱「……そうなの?」

貴方「綺麗、だと思います。ベタな表現ですが、絹糸みたいで……」

これは、貴方が正直に思う所だ。咄嗟の誤魔化しではあるが、美しい事には間違いない。
もっとも、貴方の目玉が狂っていなければ、の話である。

虚弱「……そーなんだ」

虚弱はもう一度、自分の髪を手に取り、じっと見つめる。

虚弱「……もっかい、触る?」

そして、じっと、貴方を見た。

……まさか、断れまい。遠慮など、彼女の前でできるものか。

貴方は虚弱の髪の毛を思う存分触って、昼休みを過ごした。
後になって、貴方が触った事で髪の毛が痛まないだろうかと気になったが、後の何とやらである。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、教室でのんびり過ごしていた。

雨の日の昼下がりは、本当に瞼が重たくなる。
なんたって、貴方の意思に関わらず何もできなくなるのだから。

まあ、手元で何かをするくらいなら、できなくもないが……。

貴方は

1、自由行動
2、このまま過ごす

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 22:43:27.09 ID:MhdVGz920<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:53:39.39 ID:qlMvuH7e0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>165で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 22:56:51.25 ID:qlMvuH7e0<> 2、このまま過ごす

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、自分が所属する部活動に向かったり、暇な人は好き勝手したり。

今日は雨が降っているので、体育祭の練習は一切できない。
他のクラスも同じなので、戦力の差に影響は然程無いだろう。

帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようか考える。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、黒魔術研究会に行く
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 22:57:31.79 ID:MhdVGz920<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:06:50.81 ID:ziWUu3oDo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:13:39.96 ID:qlMvuH7e0<> 2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、虚弱がいるのを確認して、虚弱の許へと向かう。

貴方「虚弱さん。これから、何か用はありますか? よければ、一緒に帰りませんか?」

虚弱「……いいよ、帰ろ」

貴方「本当ですかっ」

虚弱「ブリティッシュ嘘ツカナイ……」

貴方「……日本人ですよね」

虚弱「ジャパニーズ嘘ツカナイ」

とにかく、貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 入口|
□――――――――□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:14:16.06 ID:MhdVGz920<> 好きな音楽 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:15:10.82 ID:ziWUu3oDo<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:21:42.00 ID:qlMvuH7e0<> 1、自由行動「好きな音楽」


貴方「虚弱さんは、好きな音楽って、あります?」

虚弱「音楽……?」

貴方「音楽のジャンルですね。クラシックとか、ジャズとか。演歌とか、ポップスとか」

虚弱「……ですめたる」

貴方「……嘘ですよね」

虚弱「じょーだん」

貴方「びっくりさせないでくださいよ!」

虚弱「……うーん……。そんなに、音楽、聞かないから……」

虚弱「…………なんだろう?」

尋ねている貴方にそれを聞かれても困る。

虚弱「ない、かな。これと言って……」

貴方「そうですか」

虚弱「――さんは……どう言うのが、好き?」

貴方は、どんな音楽が好きだろうか?

1、自由行動
2、これと言って無い

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:23:04.65 ID:MhdVGz920<> クラシック <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:23:49.29 ID:ziWUu3oDo<> 演歌 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:31:22.70 ID:qlMvuH7e0<> 1、自由行動「演歌」


貴方「……演歌、です」

虚弱「……演歌ぁ……」

貴方「歳の割に、趣味が老けててすみません……」

虚弱「悪くは、無いけど……私が分からないだけだし」

貴方「……一応、弁明しておくとですね。最近、演歌は大衆に注目されつつあります」

貴方「テレビのコマーシャルなどでも起用される事も多くなって、知名度は上がったと思います」

貴方「アイドル的な要素を含んだ歌手もいますが、どれも腕あっての人気です」

貴方「こぶしの強さとうねりは、本当にお腹のそこから来るものがあって……」

貴方「って、こんな話しても面白くないですよね……」

ただでさえマイナー気味な趣味なのに加えて、相手は音楽にそれほど興味が無い人。
どれだけ熱く語ろうと、無駄な物は無駄なのである。

虚弱「……熱意と情熱は分かった」

貴方「それが理解してもらえただけで、ありがたいものです」

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:33:44.50 ID:9eYQEsm+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:35:40.66 ID:ziWUu3oDo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:37:26.02 ID:qlMvuH7e0<> 2、もういいや


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:37:55.07 ID:qlMvuH7e0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 3・金)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:38:38.71 ID:9eYQEsm+0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:40:34.96 ID:ziWUu3oDo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:41:49.52 ID:qlMvuH7e0<> 1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/10(木) 23:43:58.24 ID:qlMvuH7e0<> お疲れさまでした。

>>155の続きと言うかどうでもいい話ですが、システムさん的にはガンガン自由行動してほしいんですね。
と言うか、選択肢なんて飽くまで例や「こう言うパターンあるよ」って言う提示に過ぎ無くて、メインは自由行動なんです。
まあ、ギャルゲーの体裁をとって自由行動は選択肢の一番下に置いている事が多いんですけどね……。

次の再開は1月11日の21:00を予定してます。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 23:46:58.24 ID:ziWUu3oDo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/11(金) 21:44:17.44 ID:rVh6QYHG0<> こんばんは、そしてすみません、システムさんです。
言わずとも分かるでしょうが、遅れました。しかも再開できません。
最近、またこう言う事が多くなってきて、非常に申し訳なく思っています。
明日の同じ時間に再開します。すみませんが、お願いします。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/12(土) 19:00:25.82 ID:JJq8bjYf0<> □――――――――――□
|ある部活のある放課後|
□――――――――――□

――――PM15:44

貴方「ふー。今日の授業は大変でしたねー」

眼鏡「そうね。じゃ、これの続きやりましょ」

――――PM16:17

眼鏡「ちょっ、もっ! こ、このゲーム速さ勝負多すぎる!」

貴方「この時代のは黎明期ですからっ、早く!」

――――PM16:59

眼鏡「……飽きた」

貴方「でしたらぁ……次、これなんてどうでしょう?」

――――PM17:05

眼鏡「なんでこいつ、正面しか向かないの?」

貴方「まあ……容量の限界と言うか、先達の宿命と言うか……」

――――PM18:10

眼鏡「笛ぇ……笛どこー……」

貴方「さぁ……どこでしょーねー……」

――――PM18:35

眼鏡「くっ、あー……そろそろ、帰りましょうか」

貴方「そうですね。怠けさん、起きてください。帰りますよー」

怠け「むにゅ……うー……。今何時ぃ……?」 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/12(土) 19:01:55.04 ID:JJq8bjYf0<> と言う事で、昨夜の詫びにもならないお詫びのおまけでした。
レトロゲーム部はきっとこんな感じです。主人公と眼鏡はいちゃいちゃしてます。怠けは寝に来ています。
こんばんは、システムさんです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 19:04:28.67 ID:0av1+3b8o<> ほっこりした <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/12(土) 20:30:22.78 ID:9V3XrEtL0<> そう言ってもらえると助かりますね……。

さて直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 20:34:31.86 ID:0av1+3b8o<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:00:18.24 ID:9V3XrEtL0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:02:29.31 ID:sPm4h6UR0<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:04:20.13 ID:JJq8bjYf0<> ん? またID変わってますね……なんなんでしょう。このレス含まず↓2まで。同数なら↓2優先です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:08:57.25 ID:0av1+3b8o<> 始める <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:10:47.78 ID:JJq8bjYf0<> うーん……なんでこんなに不安定なんでしょう。

とりあえず多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:11:30.50 ID:JJq8bjYf0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/9(木)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:11:38.98 ID:sPm4h6UR0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:11:59.87 ID:0av1+3b8o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:13:16.31 ID:JJq8bjYf0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
789…虚弱 123…愛 456…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:14:14.08 ID:sPm4h6UR0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:24:50.00 ID:JJq8bjYf0<> コンマ「8」


不意に、貴方の肩に何者かの手が置かれる。
この学院に、無言で貴方の肩に手を置くような人間はいない、と思われる。
今までそうされた事が無いからだ。そんな理由もあって、貴方はすぐに振り向く。

虚弱「おはうー……」

正体は、虚弱だった。今し方の行為以外は普段通りであるだけに、この行為の意味がいまいち分からない。
まあ、自分の存在を知らせる、ただそれだけの行為なのだろう。意味は無い。
言うなれば、友人同士がじゃれ合う感覚に近い。そう思うのは、貴方なのだろうか。

貴方「ちゃんと言えていませんよ。おはようございます」

虚弱「うん……眠―い……」

そう言って、ふわりと貴方に体を預ける。
実際には体当たり気味で、「ふわり」と言う擬音が合うほど優しいものでは無かったのだが。

貴方「もう、ちゃんと寝たんですか? 夜更かしも大概にしないと、お肌に悪いんですよ」

とは言ったものの、本心であるわけが無い。何も知らない一般人を装った、それらしい心配の真似である。
虚弱の深夜徘徊は、人生の楽しみと言っても過言ではないだろう。
貴方の心配もどきは、それを剥奪する正にお節介でしかない。

虚弱「……知ってるぅ」

貴方「しっかりしてください、ちゃんと歩けますか?」

虚弱「歩けるー……」

そんな事をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:27:56.30 ID:sPm4h6UR0<> 将来の夢とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:29:05.76 ID:0av1+3b8o<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:38:28.63 ID:JJq8bjYf0<> 1、自由行動「将来の夢とか」


貴方「虚弱さん……唐突ですが、将来の夢は、なんですか?」

虚弱「……しょーらいの夢?」

貴方「はい。将来の夢。大人風に言うと人生設計でしょうか」

急に響きが厳しいものになった気がするが、気のせいだろう。
貴方の質問に、虚弱は「うーん」と唸り首を傾げる。

そして、何かを閃いたような顔をして、しかし目を細め悲しそうな顔をして、反対方向に首を傾げて。

虚弱「…………わかんないや、まだ」

虚弱の中で、貴方に対する答えはそれで良いとなったらしい。
或いは、そうとしか言えない……「夢はあるが人には言えない」のだろうか。
虚弱が吸血鬼である事から推測して、太陽の下を不自由無く歩きたい、という感じに。

それは貴方の憶測に過ぎないが、きっと、そんな感じなのだろう。
ただしそれは、虚弱に夢があったら、の話である。
本当に未だ将来の夢と言う物を持っていなければ、そこまで考えた貴方はただの間抜けと言う事だ。

虚弱「……じゃあ、――さんは……?」

貴方の将来の夢は、あるだろうか?

1、自由行動
2、まだ無い
3、今は秘密

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:38:52.73 ID:sPm4h6UR0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:41:41.11 ID:0av1+3b8o<> 平和に暮らす事 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 21:53:57.70 ID:JJq8bjYf0<> 1、自由行動「平和に暮らす事」


貴方「私の夢、聞きたいですか?」

虚弱「んー……まー……」

貴方「でしたら教えてあげましょう。私の夢は……」

虚弱「……夢は……?」

貴方「平和に暮らす事、です」

虚弱「……そー」

貴方「まあ、我ながらちょっと幼稚だとは思いますけれど、それが私の望みですから」

貴方「……本当に、平和に暮らすのが、夢です」

貴方も、虚弱の事は馬鹿にできない。いや、そもそも他人の事を心配している場合ではないのだ。
貴方だって、大雑把に見れば虚弱と変わらないのだから。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が校舎に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。

まあ、いつもの事である。貴方は自分の椅子に座り、鞄を置く。

虚弱はまだ来ていないらしい。まあ、心配するくらいなら一緒に登校しろ、と言う話だろう。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、屋上に行く
3、校舎裏に行く
4、自由行動

↓2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:55:24.31 ID:0av1+3b8o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 21:55:41.22 ID:sPm4h6UR0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:06:24.68 ID:JJq8bjYf0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが終わっても、虚弱は教室に来なかった。

この状況になって、虚弱が教室に来た事は無い。今日も保健室に行くのだろう。
朝食の時の調子から考えても、ほぼ間違いなく保健室行きだろう。

まあ、さっき虚弱の安全は確認したし、あとはおしゃべりしに行くくらいしかない。
お昼休み辺りに、保健室にお邪魔するのがベストだろう。

そう考え、貴方は一時限目の授業の準備を始めた。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□

休み時間。貴方はちょっとした野暮用で、廊下を歩いていた。

用事は既に終わり、これから教室に戻ろうとしていたところである。
この後、次の授業の準備をして、時間があればのんびりしよう。そう考えていた。

そんな貴方の前に、ちょっとばかり嫌な物が映る。

腰に垂れ下がる銀色のチェーン。腕に巻かれた包帯。おまけに今日は眼帯付き。
一つパーツが付属しただけなのに、これまたどえらい事になっているのは、銀鎖だった。

何をしているのだろう、銀鎖は窓から、校庭を見下ろしていた。
平たく言うと、何もしていない。正しく言うのなら、睨みつけていた。
きっと頭の中では、校庭で何かが起こっている設定なのだろう。

正直貴方は、彼女が苦手である。人として苦手なのでは無く、付き合うのが面倒なだけだ。

彼女も貴方の事をあまり好いていないようだし、触らない方が良いかもしれない。

貴方は

1、遠回りしよう
2、銀鎖に話しかける
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:07:16.31 ID:sPm4h6UR0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:08:56.95 ID:0av1+3b8o<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:16:32.41 ID:JJq8bjYf0<> 2、銀鎖に話しかける


貴方は、銀鎖に話しかける事にした。
ちょっと世間話をするくらいの時間の余裕はあるはずだ。

貴方「銀鎖さん、こんにちは」

貴方に呼ばれ、銀鎖は振り向く。その顔は、先ほどまでとは違い、非常に穏やかな物だった。

いや、張り付けられた物だった。
その顔は、だって、貴方が知る数少ない銀鎖の顔と同じ、にこにことした笑顔だったから。

銀鎖「ああ。どうも。えっと、誰でしたっけ」

そんな違和感も、あっと言う間に吹っ飛んだ。なんと不遜な事だろうか。
正直な事は良い事であるが、言葉を選ぶくらいはしても良いだろうに。

貴方「あは……――です」

銀鎖「そうでしたか。なにか、用ですか?」

柔らかい口調に、排他的な物腰。当然のように矛盾するその姿勢。
これも、彼女の設定の一つなのだろうか。だとしたら、きっと彼女には誰も寄らないだろう。

貴方「いえ、お話でも、どうかと思って」

銀鎖「そうですか」

銀鎖は薄ら笑いを浮かべながら、じっと貴方を見つめる。
話をしようと言った以上、話題は自分から用意しろと言う事か。

貴方は

1、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:18:42.24 ID:sPm4h6UR0<> 何を見てたんですか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:19:41.15 ID:0av1+3b8o<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:30:17.13 ID:JJq8bjYf0<> 貴方「そうそう。今、何を見ていたんですか? 外を見ていたようですが……」

銀鎖「アレ、ですか。知らない方が良い事もあると思いますが」

銀鎖「闇ですよ。暗くて、汚くて、禍々しくて、凶悪で、劣悪で、邪悪で」

銀鎖「こっちを見ていたものですから、睨み返してやったら、逃げていきました」

銀鎖「もういませんね。後で始末しなければ」

ああ、何度見ても、これは重症である。
「闇」と言うのは以前も聞いたが、「後で始末」だなんて、また強烈な言葉だ。
なるほど、なんとなく理解してきた。

銀鎖は闇を始末する何かなのだろう。分かり易く言うなら、エクソシストに近いか。
得体の知れない物と人知れず戦う、悲劇のヒロイン。悲劇かどうかは知らないが、戦っているのはほぼ間違いない。
彼女はそれを演じているのだ。そう言う設定なのだ。

貴方「そ、そうだったんですか……大変ですね」

銀鎖「いいえ、これも使命ですよ。ええ、大変不本意ですが」

だったら、やめたら良いのに。貴方は心底思った。

その後、三言ほど言葉をかわして、貴方は銀鎖と別れ教室に戻った。

そして学んだ。彼女と関わる場合、ある程度の覚悟を持つべきだと。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:40:59.46 ID:JJq8bjYf0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、はしゃいで外に向かったり。
教室に残る生徒もそれなりで、教室はちょっとばかり騒がしい。

これからどうしようかと考えている貴方の所に、男装がやってきた。

男装「お久しぶりです、麗しの姫君。あなたと会えない間、僕の心はまるで薄氷のように今にも砕けてしまいそうだった!」

どうやら、アレは終わったらしい。終わった途端にこれなのだから、タフと言うか喧しいと言うか。
まあ、元気になったのは良い事である。今日は一際、彼女の胸も大きく見える。

貴方「そうでしたか。具合が悪そうでしたから、話しかけるのは酷と思ったのですが……」

男装「ああ、もったいない気遣いだ! でも、僕は嬉しい。その優しい吐息は、僕の唇を潤おしてくれるでしょうか?」

貴方「ところで、今日は一体どんな用でしょう?」

一時のアレを越えて尚衰えないよく分からない例えをひょいとスルーし、貴方は用件を尋ねる。

男装「ああ、そうだった。今までお相手出来なかった失礼を詫びて、今日は僕と食事をしていただけませんか?」

要するに、お昼を誘いに来たらしい。最初からそう言えば良いのに。

さて、今の貴方に大した予定はない。このまま男装の誘いを受けても良いだろう。
他にやりたい事があるのならば、断っても大丈夫そうだ。

貴方は

1、お昼食べる
2、お昼食べない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:41:50.49 ID:sPm4h6UR0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:42:20.44 ID:0av1+3b8o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:48:26.36 ID:JJq8bjYf0<> 1、お昼食べる


貴方「じゃあ、快気祝いと言う事でそうしましょう」

男装「では、参りましょう。お手を拝借します……」

そう言って、男装は貴方の手を握り、引き寄せる。
今、彼女は紳士だろう。だから、そうあるように演じようとする。

だけど、その手は、紳士と言うのはあまりにも細くて柔らかい。
男性的に努める男装は、残酷なほど女性的過ぎる。その意思を踏み躙らんばかりに。

たったそれだけの些細な事だが、貴方は、男装が哀れに思えた。

男装「さあ、――さん」

まあ、本人は気にしていないようなので、貴方も気にしない事にする。

貴方は男装と一緒に昼食を食べる事にした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□――――――――□

貴方は男装と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:48:54.56 ID:0av1+3b8o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:49:32.58 ID:sPm4h6UR0<> 好きな色 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 22:58:01.27 ID:JJq8bjYf0<> 1、自由行動「好きな色」


貴方「男装さんは、好きな色ってなんですか?」

男装「好きな色? そうですね……」

男装「深緑……緑が好きですが、暗めの方がいいですね。落ち着きます」

どうやら男装は、緑、特に深緑が好きらしい。見た目と異なりなかなか渋いセンスである。

男装「もちろん、最も好きなのはあなたと言うかけがえのない美しい色ですが……ね」

貴方「ちょっと台無しです」

そんな話をしながら、貴方は男装と一緒に昼食を食べた。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、教室でのんびり過ごしていた。

最近、何かが物足りないような気がする。
たぶん、いつまで考えても気付かないだろう。あまり気にしないでおこう。

貴方は

1、自由行動
2、そのまま過ごす

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:59:02.21 ID:0av1+3b8o<> 窓の外を見てみる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 22:59:06.25 ID:sPm4h6UR0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:07:56.67 ID:JJq8bjYf0<> 1、自由行動「窓の外を見てみる」


貴方は窓の外を見てみる事にした。今日は晴れているため視界も良好、何かしら発見があるかも知れない。

席を離れ、窓に近寄り、外を見る。

見えるのは広場と、そこにいる生徒たちが結構な数。
短めの休み時間ではあるが、気晴らしぐらいにはなるのだろう。
今度、貴方も広場に行ってみても良いかもしれない。

それ以外には、特に何も無いか。見ていたら「闇」的な物が見えるかと思ったが、そんなわけが無い。
まあ、気分転換にはなっただろう。

貴方はそうして、休み時間を過ごした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり、他色々。

帰る準備をしていた貴方に、クラスメイトが話しかけてきた。

*「あの、――さん。今日はリレーの練習も無いようですし、二人三脚の練習、しませんか?」

*「あ、もちろん、――さんに予定があったら、良いんです。また、別の日にやりましょう」

どうやら、二人三脚の練習をしたいらしい。
今の貴方に予定は無いし、断るにしても相応の理由が必要だろう。
体育祭の事も考えると、練習しておいた方が良い気もする。

貴方は

1、練習しよう
2、練習しない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:08:39.56 ID:sPm4h6UR0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:08:47.85 ID:0av1+3b8o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:14:58.40 ID:JJq8bjYf0<> 1、練習しよう


貴方「そうですね。他のクラスに負けるのは、悔しいですから」

*「そ、それじゃあ、一度寮に戻ってから、練習しましょう。寮の近くだったら、邪魔にならないはずです」

貴方「分かりました。そこで待ち合わせしましょう」

貴方は、二人三脚の練習をする事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

一度部屋に戻り、体操着に着替えた貴方は、約束通り学生寮近くに向かった。

少し遅れて、クラスメイトも到着する。

*「お、遅れてすみません……」

貴方「大丈夫ですよ。さ、練習始めましょう。もたもたしている時間が、もったいないですからね」

貴方とクラスメイトは、二人三脚の練習を始めた。

直後のレスのコンマで判定。
13579…ちょい駄目 2468…良好 0…息ぴったり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:15:16.85 ID:0av1+3b8o<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:24:06.75 ID:JJq8bjYf0<> コンマ「5」


暫く頑張ってみたが、何度やっても、貴方とクラスメイトの息が合わない。

練習を初めてそこで気付いたが、身体能力の差が大きく開いていたのだった。
盲点だった。いや、そもそも二人三脚とは、互いの能力差に開きが無ければ無いほど、有利となる。
合わせるための時間をそのまま、走る練習に使えるのだから。

*「はひい……。ごめん、なさい、私の所為で……」

貴方「大丈夫ですよ。努力で補えない程度ではありません。頑張りましょう」

もっとも、貴方はその努力や頑張りと言うのを嫌っているのだが。
とは言え、今回は他人を巻き込んでいる。その状態で我が儘など言えない。

*「――さん……。そうですね、頑張り、ます」

貴方「でも、あと五分休憩しましょう。無理は禁物です」

*「……はいっ」

その後、貴方とクラスメイトは練習を続けた。
ちょっとだけマシになった……ような気がする?

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

練習を終え、部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:24:37.11 ID:JJq8bjYf0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 4・土)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:24:59.11 ID:sPm4h6UR0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:25:38.81 ID:0av1+3b8o<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:27:09.26 ID:JJq8bjYf0<> 2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/12(土) 23:31:58.38 ID:JJq8bjYf0<> お疲れさまでした。

いろいろ誘われまくりで、ちょっと動きづらくなってきましたね。
見ているだけのシステムさんは面白いのですが、みなさんどうでしょう。

次の再開ですが、すみませんが明日は再開できません。1月14日の21:00に再開します。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 23:32:29.85 ID:0av1+3b8o<> 乙
私は一向に構わんッッ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/14(月) 16:00:55.30 ID:fkyLzSCJ0<> こんにちは、システムさんです。
ちょっと予定が崩れたと言いますか、予定していた時間より30分遅れそうです。
すみませんが、お願いします。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/14(月) 19:58:15.51 ID:fkyLzSCJ0<> なんか思ったよりずっと早く戻れました。雪凄いし溶けて足元べちゃべちゃで足が冷たいそうです。

報告ついでに直後のレスで天気判定ほい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 19:59:01.06 ID:UWBkyrDro<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:00:02.15 ID:fkyLzSCJ0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:01:57.12 ID:UWBkyrDro<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:11:31.53 ID:fkyLzSCJ0<> 10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める1:始めない0:思い出の部屋0

一人しか確認できないので、特殊判断により安価時に五回連続同一IDの場合、進行を中断します。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:12:01.50 ID:fkyLzSCJ0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/10(金)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:14:14.96 ID:UWBkyrDro<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:22:59.50 ID:fkyLzSCJ0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>246で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:24:32.87 ID:fkyLzSCJ0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
468…虚弱 135…愛 279…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:25:45.32 ID:UWBkyrDro<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:35:49.51 ID:fkyLzSCJ0<> コンマ「2」


男装「――さん!」

貴方は、胸を揺らして主張しつつこちらに走ってくる男装を発見した。
本当に、こう言った肉体的な女性らしさが一切なければいっそ良かったのにとつくづく思う。

男装「おはようございます、――さん。朝からあなたの姿を見る事ができるなんて、今日の僕はなんて運が良い」

貴方「はい、おはようございます。またそんな事言って、私は女神でも、神ですらありませんよ」

貴方「御利益のようなものは一つもありませんからね?」

男装「ならばこの高鳴る胸と喜びは、一体何が齎したと言うのだろう?」

男装「ただ一人、あなたと言う人以外に理由はありましょうか?」

そんな事を言うと、男装の取り巻きからの鋭い視線が貴方を襲う。
嫉妬、羨望、そんな感じの感情を貴方に向けるのだ。堪ったものではない。

男装「そうだ、もしこれから朝食にするのでしたら、僕も御一緒しても構いませんか?」

貴方「あ、ああ……そうですね。構いませんよ、私は」

そう言う事で、貴方は痛い視線を浴びつつ、男装と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は男装に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:37:10.01 ID:UWBkyrDro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:46:15.42 ID:fkyLzSCJ0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>251で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 21:53:55.12 ID:fkyLzSCJ0<> 2、特にない


考えてみたが、特に貴方からの用は無かった。

男装「ああ、そうだった。――さん、今日は僕と一緒に登校しませんか?」

貴方「はむ?」

ちょうど、貴方がご飯を口に入れた時に尋ねてきたものだから、変な返答をしてしまった。

男装「今日は生憎雨ですが、今日を逃せばいつあなたと登校できるか……」

男装「彼女たちには、離れるように伝えておきます。二人だけの空間と言うのは、やはり必要ですからね」

男装「いや、僕はあなたと一緒に登校したい。いかがですか?」

彼女たち、と言うのは男装の取り巻きの事だろう。随分、人気者面をする。実際人気者なのだから何も言えないのだけれど。

しかし、取り巻きが近くにいないと言うのは中々いい。うるさくないし、煩わしくない。
雨のおかげで周囲に声は伝わりづらいはずだ。趣味ではないが、踏み入った話ができなくもないだろう。
たとえば、どうして男装をしているのか、だとか。

まあ、貴方の『力』を以ってすれば話を聞かずとも、すぐに分かってしまう。
……ちょっと酷い言い方だが、そう言う事もできる。

要するに、男装と一緒にいる時間を大切にするかどうかと言う話なのだろう。
これからの貴方に予定らしきものは無いし、別に一緒に登校しても構わない。

貴方は

1、一緒に行く
2、行かない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:54:44.44 ID:UWBkyrDro<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 21:55:33.98 ID:giDLDUX80<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 22:05:36.83 ID:fkyLzSCJ0<> 1、一緒に行く


貴方はご飯を噛み砕き、飲み込んで、言った。

貴方「うーん……そう言われたら、頷くしかありませんね」

貴方「分かりました、一緒に行きましょう?」

男装「では……部屋まで、お迎えに上がります、レディー」

男装は恭しく頭を垂れ、今日も今日とて絶好調に紳士を気取る。
本当は、貴方がそのポジションに行くべきであるのに……なんとなく、心の中ではしっくりこない。

とは言え、そう言う扱いをされるのは悪い気分ではない。
レディーなどと、図らずも皮肉たっぷりではないか。しかも相手は、男を模した女と来た。

歪、異常。貴方が置かれた状況が、極めて捻じれた物であると改めて認識できる。
もっとも、それは男装と言う少女の存在があってこその物なのかもしれない。

貴方「ええ、よろしくお願いします。ジェントルメン?」

そんな茶番を繰り広げつつ、貴方は男装と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻ってきた貴方は、鞄と傘を用意して、椅子に座りながら男装を待った。

暫くして、貴方の部屋の扉が軽くノックされる。

貴方が扉を開くと、そこにいたのは男装だった。

男装「お迎えに上がりました、――」

なんか知れっと呼び捨てにされたが、まあ、そう「演じて」いるだけだろう。気にする必要は無い。
廊下の向こうの影には、取り巻きらしき生徒がこちらをじっと見ているが、こちらも気にしない。

貴方「お待ちしていました。行きましょうか」

貴方は男装と一緒に登校する事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方は男装に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:06:48.91 ID:giDLDUX80<> 何故そんな恰好を <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:08:29.77 ID:UWBkyrDro<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 22:15:32.91 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「何故そんな恰好を」


さて、何を話そうかと思えば、やはりさっき思い付いた疑問だろう。

「何故あなたはそんな格好をしているのか」。……とんでもないブーメランである。
まあ、彼女と違って貴方はほぼ女性に見えるので、そう言った返しが来る事はないのだろうが……

疑問に思うのはもっともだ。なんせ、男装である。
一体なんの価値があってそんな事をする? どんな理由があってそうする?
貴方が同じであるだけに、理由も無くしてそうする訳が無いとよく分かっている。

問題は、果たして貴方如きが踏み入って良い話なのかどうかと言う事だ。
気になるから話を聞くなど、馬鹿のする事。貴方は、そうではない。そう自負している。
それとは関係無しに、聞かれる側の気持ちを考えると、少し口が堅くなる。

男装をするだけの理由を、彼女は持っている。それが「何」なのか。

人の事情は、簡単に知ってはいけない事だってあるのだ。

貴方はそれでも

1、聞く
2、やめておこう

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:16:28.81 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:16:51.51 ID:UWBkyrDro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 22:22:37.82 ID:fkyLzSCJ0<> 2、やめておこう


……いや、やめておこう。聞いたとして、その先が面倒臭そうだし。
わざわざ男装との関係を悪くするかもしれない真似をする必要は無い。

いつか、ある日、男装と今以上に仲良くなって、「貴方の事」も話してしまったかもしれないその頃に。
改めて尋ねる、と言う事もできるだろう。もしくは、彼女から話してくれるかもしれない。
希望的観測過ぎるだろうか。全てはこれからの貴方が決める事だ。

貴方はちらりと、男装を見る。

男装「……ん? どうか、しましたか?」

貴方が一瞥した事に、すぐさま気付きやがった。どれだけ敏感なのだろう。
果たして、過去に一体どんな状況に追い込まれたならば他人の視線に敏感になれるのか。
それを考えようとすると……ああ、なんて面倒な。本当に尋ねなくて良かったと思う。

貴方「いいえ、なんでも」

さて、会話の種を一つ潰してしまったところで、貴方は

1、自由行動
2、もういいや

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:23:15.98 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/14(月) 22:31:02.98 ID:U0DEcPhIO<> 手を握る <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 22:39:12.30 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「手を握る」


貴方は、なんとなく男装の手を握りたくなった。
なるのは勝手なのだが、今の貴方にはちょっと難しい。

今の貴方、右手に鞄、左手に傘。完全に両手が埋まっている状態である。
ついでに言うと、男装も右手に傘、左手に鞄。どう見ても両手が埋まっている。

さあ、考えてみよう。貴方が男装と手を握る為にする手間は以下の通り。
傘と一緒に鞄を持つ。男装に近寄る。手を握る。
下手すればそこに、男装に言う。男装も鞄を持ち直す。の二つが追加される。
大した事では無いが、特に手間1がものすごくかったるい。手間に対するリターンに期待できないのも、やだ。

こう言う時、面倒臭がり屋な自分が恨めしく思ったり、別にそんな事は無かったり……。

せめて、今日が晴れていたなら、こんな事を考えずに済んだのだろうが。

貴方はそれでも

1、手を握る
2、やーめた

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:39:56.28 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:45:30.97 ID:KbRGewuA0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 22:57:57.89 ID:fkyLzSCJ0<> 1、手を握る


……まあ、手を握るだけだし。特に、問題はあるまい。
経験あってこそ、やって良い事と悪い事の判別もできるようになるのも確かだし。
面倒臭いかどうかは、やってみないと分からないものだし。

そう言い訳して、貴方は鞄を持ち替え、男装へと手を伸ばす。

ちょっと手先が狂って、先ず当たったのは男装の鞄。

男装「ん……?」

それで貴方の異変に気付いた男装は、とりあえず手を引っ込める。

貴方「あっ」

獲物に逃げられた貴方は、思わず男装の手を追っかけてしまう。

その結果、何をトチ狂ったか男装の手首を鷲掴みする貴方、と言う意味の分からない構図が出来上がる。
ついでに、貴方の腕は雨に濡れると言うおまけつき。

男装「これは……一体?」

貴方「いえ、その……手に、触ろうとして」

誤魔化してもどうにもならない。貴方は素直に理由を吐く。ああ、そうすると嫌でも分かる貴方のアホ具合。
貴方の手がもう少し器用であったならこんな事にはならなかっただろうと、自分の手に責任転嫁する始末。

男装「なんだ。そのくらいなら、言ってくれたら良かったのに」

一人反省ついでに責任の所在を明らかにしようと考える貴方をよそに、男装は鞄を持ち替える。
そうしてから、貴方の手を取り、爽やかに微笑んで見せた。

男装「これで良いのでしょうか?」

貴方「は、はい。」

男装「僕の手は、女性のためにあります。言ってくれれば、いつだってあなたの為に差し出しますよ」

……今回は、男装の紳士性に救われた感じか。
もう二度と、無茶なんかするもんか。貴方は心の中で、ひっそりと誓った。

貴方は他に、男装に用があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:58:29.17 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 22:59:31.70 ID:ntwVtSNV0<> 体育祭について <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:11:10.77 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「体育祭について」


貴方「そう言えば、男装さんは、体育祭はどうするんですか?」

男装「体育祭? ああ、僕はつい最近転入したばかりだから、様子見をさせて貰います」

男装「周囲の期待に応える為、100mにだけは出場する事にしましたが」

男装「運動は得意ではありませんが一切手を抜かないつもりですよ」

話を変える為に適当に話題をぶん投げてみたが、当たりだった。
興味本位プラス男装なら紳士的に答えてくれるだろう期待で尋ねてみたのだが、やってみるものだ。

男装「では、――さんは自らどれかの出場するのですか?」

貴方「ええ……二人三脚競争と、推薦によって対抗リレーに出場する事になりました」

男装「二人三脚! あなたと一緒に走る方がとても羨ましい」

男装「どちらとも僕は出ませんが、――さんを応援させて貰います」

男装「……勝利を頂くのは、僕のクラスですが」

そんな話をしながら、貴方は男装と一緒に登校した。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室には殆どの生徒が登校してきていた。
ちょっとのんびりし過ぎたようだ。まあ、間に合ったから良しとする。

貴方は自分の席に着き、そのままホームルームが始まるのを待った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:15:51.57 ID:fkyLzSCJ0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。

どうやら、虚弱は今日も保健室にいるようだ。
今から会いに行くとすると、時間的に厳しい。
ちょっと前まで遅刻が多かった事を考えると、今から会いに行くのはやめておくべきだろう。

そうすると、やる事が無くなってしまった。貴方としては万々歳だが。

貴方は

1、自由行動
2、のんびりしよう

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:16:25.06 ID:UWBkyrDro<> 絵を書く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:18:04.01 ID:KbRGewuA0<> 1 図書室で毛沢東語録を読む <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:22:56.91 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「絵を書く」


まあ、やる事が無いのならば、絵の練習でもしておこう。

最近ほったらかしていたから、もしかしたら腕が落ちているかもしれないが……。

とりあえず、貴方は鞄からノートを取り出し、絵を描き始めた。

出来をクラスメイトに見せたところ、「天才級」と言われた。鼻が高い。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、自分の行きたい所に行ったり、まちまちである。
今日は雨が降っているので、食堂に行く生徒が多いだろう。

そう言えば、今日は金曜日。食堂では「週替わり定食」が販売されている。
しかし食堂に行く生徒が多いと予想するのであれば、入手は難しくなっているだろう。
今日は、諦めるのが吉だろうか。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:23:27.26 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:23:44.24 ID:UWBkyrDro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:28:08.46 ID:fkyLzSCJ0<> 2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

貴方は保健室に着いた……が、珍しい訪問者がいる。とりあえず、先生はいなかった。

*「……あら、――さん。なにか、あったのですか?」

クラスメイトが、お弁当をもくもくと食べる虚弱の隣に座っていた。
何かあったのかって、こちらの台詞である。どうしたのだろうか。

虚弱「……――さん」

クラスメイトが貴方の名を呼んだ事で、虚弱が何故か反応した。
その所為か、クラスメイトは少し悲しげな、複雑な顔をする。

もしかして、今この場は、ジャングルの如く複雑な状況なのだろうか。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、「どうしてここに?」
3、退散しよう

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:29:10.49 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:29:11.98 ID:KbRGewuA0<> 1 力の限りエアギター <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:34:33.06 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「力の限りエアギター」


とりあえず貴方は、場を誤魔化す為に力の限りエアギターを……。

……して、どうなる? 貴方は変人扱いされる。ついでに疲れる。
常識的に結果を想定するなら、こうなる。まったく場が好転していないではないか。
それと貴方が疲れているではないか。無駄な疲労は、貴方が最も嫌う物の一つであるのに!

どうしよう、しかし今閃いたと言う事は、間違った選択ではないはずだ。そう信じたい。
貴方の直感は、いつだって貴方を救ってきた。だから貴方はこれに従うべきなのだ。
ちなみに、今貴方の直感は「絶対にやるな」と告げているのだが、そっちは見ない事にする。

他に何かあれば良いが、ならば何をする? やっぱりエアギター?

巡る思考の果てに貴方は

1、やっぱりエアギター
2、……むり
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:35:56.01 ID:BuMyaN8DO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:35:56.24 ID:UWBkyrDro<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:36:00.97 ID:giDLDUX80<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:44:21.91 ID:fkyLzSCJ0<> 2、……むり


……うん。むり。やっぱりむり。

*「……あの、――さん?」

貴方「へ? あっ、すみません。聞いていませんでした……」

*「いえ、どうしてのですか、と尋ねました。何かあったのですか?」

貴方「ああ……」

貴方は、貴方をじっと見つめる虚弱を一瞥する。
その視線に、特別な意味は無いだろう。とりあえず、貴方を見ているだけ。

貴方「虚弱さんに用があって……別に、具合が悪いわけではないんです」

*「なんだ……良かった。虚弱さんに用、と言う事でしたら、私と同じですね」

*「なんと言えば良いのでしょうか……その」

虚弱「……仲良くなりに来たんだって」

口籠るクラスメイトの代わりに、虚弱がぼそっと呟いて解説してくれた。
どうやら、先日の遊園地事件を引き摺っているらしい。
断られたのは親密度が足らなかったと見て、虚弱に会いに来たと……。

さて、事情の確認を終えたところで、貴方は

1、自由行動
2、「どんな話をしていた?」
3、「虚弱さん。彼女はどうですか?」

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:45:09.18 ID:giDLDUX80<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 23:45:13.02 ID:UWBkyrDro<> どんな話をしましょうか? <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/14(月) 23:56:02.33 ID:fkyLzSCJ0<> 1、自由行動「どんな話をしましょうか?」


貴方は、クラスメイトに近寄り、ちょいと耳を借りる。
仲良くなりたいと言うのならば、協力してやらない事もない。やり過ぎない程度に、適度に。

貴方「どんな話をしましょうか?」

*「……好きな物と、嫌いな物と、御趣味と、あと世間話を少ししました……」

貴方も聞いた事が無い情報もあるが、まあ、それは後で気にしよう。

貴方「世間話ですか……今は、それで間合いを縮めましょう」

*「分かりました……」

虚弱「なに話してるの……?」

目の前でひそひそ話されていたら、気になると言うもの。人によっては、嫌がる事もあるだろう。
虚弱が貴方とクラスメイトの顔の間近まで近付いて、そう言うのも仕方が無い。

……なんて、思うわけが無い。気付かなかった貴方も悪いのだろうが、突然そうされたらそりゃあ驚く。
声を出さなかっただけ、マシと考えるべきか。

*「あっ、いえ、その……」

そんな貴方に比べて、クラスメイトはそんなに驚いていないようだ。大した肝である。
むしろ、貴方は驚き過ぎたのかもしれない……?

貴方「そ、そうだ、虚弱さん。あのですね……」

貴方はクラスメイトに助け船を出しつつ、世間話に興じた。

貴方と言う仲介もあってか、なんとなく二人の仲が良くなった気がする。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:09:15.72 ID:POXQluVp0<> □――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

休み時間。貴方はちょっとした野暮用で、教室から出ていた。
その用事も済み、今から教室に戻る所だ。

そんな貴方の前に、男装と先生3が現れる。

よく分からない組み合わせだが、なんだか仲が良さそうだ。
元々人が良い先生と、紳士的に努める男装。相性は比較的良好なのだろう。

二人と遭遇してしまうが、このまま進んだ方が教室に近い。
二人とはそこそこ知り合いだし、面倒な事にはならないだろう。却って急がば回れである。

貴方「どうも、こんにちは」

先生3「あら、――さん。はぁい、こんにちはぁ」

男装「――さん。こんなところで会うなんて、運命を感じます」

随分安い運命である。

……接近して、二人の共通点が分かった。まるで繋がりが無いように見えるが、唯一、あった。
二人揃って、胸がでかい。そりゃもう、でかい。メロンが四つ状態である。比喩がオッサン。

女学院と言う環境の所為だろうが、たぶんそういう事を気にしていない先生と、嫌でも強調されてしまう男装。
その二つが目の前にあるのは、なんと言うか、貴方にとって悪い。

目のやり場に困る状況だが、貴方は

1、自由行動
2、「なんの話を?」
3、さっさとおさらば

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:10:57.02 ID:ujZp/UaDO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:10:59.20 ID:g/dvL3ATo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:11:00.50 ID:ZI9qxasw0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:21:59.44 ID:POXQluVp0<> 2、「なんの話を?」


貴方「お二人は、一体なんの話をしていたのでしょうか?」

先生3「えー? なにって、男装さんにナンパされてただけよう?」

男装「ナンパだなんて。そんな軽薄なものではありませんよ、先生」

ああ、どうやら男装のいつもの「癖」らしい。

男装「僕はいつだって、真剣なのですから……」

そう言って、男装はなんの躊躇いも無く先生の頬に手を添えるのだから、本当にどうしようもない。
今後一切、彼女の言葉を真に受けない方が良い。貴方は改めて認識した。

先生3「あらあら、教師と生徒の異性交遊は法律で禁止されていますよ」

男装「燃える情熱は、それ自体が罪なのです。これ以上、何を恐れられますか!」

先生3「そうですねえ……あんまり、女の子を本気にさせてはいけませんよ。さもなくば」

そこで言葉を切って、先生は唐突に、男装の胸を鷲掴みにした。

男装「わっ! な、なにを……!」

先生3「こうして、こうして、こうしちゃう女の子も、いるかもしれないんだから……」

男装「せ、先生っ、僕は、そんな、そんなつもりじゃ、あ……」

先生3「反省するまで、やめませーん」

……貴方は静かに、その場から急いで離脱した。いつ、こちらに矛先が向くか分かったものではない。
ただ、一つ分かった事がある。先生は、強い。
あの人を怒らせるような真似だけはしない方が良いと、貴方は学んだ。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:24:26.11 ID:POXQluVp0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり、その他諸々。
今日は雨が降っているので、運動系の部活の殆どは活動しないのだろう。

帰り支度をしながら、これからどうしようかを貴方は考える。

雨が降っている以上、リレーの練習も二人三脚の練習もできない。貴方は自由である。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、黒魔術研究会に行く
4、男装の所に行く
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:24:45.79 ID:ZI9qxasw0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:24:47.40 ID:g/dvL3ATo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:33:16.19 ID:POXQluVp0<> 2、保健室に寄る


貴方は保健室に寄る事にした。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

貴方が保健室に着こうと言う時、ちょうど保健室から虚弱が出てきた。
こんなタイミングの良い時もあるものだと思いつつ、貴方は虚弱に話しかける。

貴方「虚弱さん」

虚弱「――さん。……お昼ぶり」

貴方「ふふ。なんですか、それ」

虚弱「行ってみたかった。どしたの?」

貴方「ああ、そうでした。これから、帰るんですか?」

虚弱「ううん。ちょっと、用がある」

貴方「そうですか……ちょっと残念です」

虚弱「ごめんね……。――さん、おでこ」

また、額にキスをするらしい。貴方は特に何も考えず、額を晒して、虚弱に近づける。
虚弱はいつも通り、貴方の額にそっと口付けをする。

貴方「むう……」

三度目ともなれば流石に慣れるかと思ったが、むしろもっと恥ずかしく感じる。
この状況を誰かに見られたら、勘違いされてしまいそうだ。って、以前も思ったような気がする。

虚弱「……ばいばい。また明日」

貴方「あ、はい。さようなら、虚弱さん」

貴方は虚弱と別れ、寮に帰った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:33:55.95 ID:POXQluVp0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 5・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:35:02.44 ID:ZI9qxasw0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:35:09.67 ID:g/dvL3ATo<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:36:28.37 ID:POXQluVp0<> 3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:37:35.59 ID:ZI9qxasw0<> ステータス <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:39:48.34 ID:POXQluVp0<> お疲れさまでした。

男装と言うヒロイン。面倒ですが、思ったよりいいキャラしている事に気付きました。
まあ、みなさまがどう思っているかが肝心なのですが。ただウザいだけだと一人褒めてるシステムさんが馬鹿です。馬鹿なのは前からですけど。

あと、最近、キャラ同士の絡みと言うのが多いですよね? これが普通なんですよ、本当は。
【空虚】な性格って奴は厄介な物でしてね……前の主人公の時には無かったのはこれが理由です。

さて次の再開ですが、1月15日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。
<>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 00:40:29.50 ID:POXQluVp0<> おっと失礼。

コマンド確認「ステータス」

《ステータス画面》

名前:―― ――(貴方)

性格:温和・怠惰

誕生日:8月13日

現在:6/10(金)

肉 体  …[■|■|■|■|  |  ]
知 識  …[■|■|■|■|■|  ]
技 術  …[■|  |  |  |  |  ]
第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


[虚  弱]…感情【22/50】【信頼】『誕生日…7/24』

[  愛  ]…感情【12/50】【友好】『誕生日…10/17』

[鉢  巻]…感情【5/50】【未確認】

[close!]…感情【???】【???】

[銀  鎖]…感情【7/50】【顔見知り】

[男  装]…感情【9/50】【知り合い】 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:41:28.35 ID:g/dvL3ATo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 00:45:56.48 ID:POXQluVp0<> ちょっとテスト。

 肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
 知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
 技 術 …[■|  |  |  |  |  ]
第六感 …[■|■|■|■|■|  ] <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 00:48:55.42 ID:POXQluVp0<> うーん、最初に半角だと反映されないのでしょうか。すみませんでした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 00:49:55.31 ID:g/dvL3ATo<> 半角スペースを二つ並べても一つ分しか反応されない事はご存知? <> ◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 01:05:22.74 ID:POXQluVp0<> それについては、なんとなく知っています。でも、今回は半角スペース一つしか置いてないはずなのですが……。
肉体、知識、技術の前に半角スペースを一つ置いてるんです。>>304のステータス画面だとなんか無くなっているんです。
とりあえず調整ついでにステータス画面をがっつり変更しました。テストがてら、できれば意見が欲しいです。

□――《ステータス画面》―――――――――――――

|名前:―― ――(貴方) / 現在:6/10(金)

|性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│ 肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│ 知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│ 技 術 …[■|  |  |  |  |  ]
│第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│[虚  弱]…感情【22/50】【信頼】『誕生日…7/24』

│[  愛  ]…感情【12/50】【友好】『誕生日…10/17』

│[鉢  巻]…感情【5/50】【未確認】

│[close!]…感情【???】【???】

│[銀  鎖]…感情【7/50】【顔見知り】

│[男  装]…感情【9/50】【知り合い】

□──────────────────────‐ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 01:06:20.49 ID:g/dvL3ATo<> 中身がちょっと左に偏りすぎている気がしないでもない <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 01:12:53.34 ID:POXQluVp0<> 半角問題は解決しましたが、ちょっと窮屈ですね。ただ、こうしないと誕生日の表示がはみ出すって言う……。
とりあえず文字を浮かせてみました。そのために上と下のダッシュが増えたと言うのは本末転倒な気がします。

□―《ステータス画面》――――――――――――――

| 名前:―― ――(貴方) / 現在:6/10(金)

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│  肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│  知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│  技 術 …[■|  |  |  |  |  ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│ [虚  弱]…感情【22/50】【信頼】『誕生日…7/24』

│ [  愛  ]…感情【12/50】【友好】『誕生日…10/17』

│ [鉢  巻]…感情【5/50】【未確認】

│ [close!]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【7/50】【顔見知り】

│ [男  装]…感情【9/50】【知り合い】

□────────────―――──――――─‐ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 01:17:29.13 ID:POXQluVp0<> よく見たらダッシュ増えていませんでした。システムさんは本当に救いようのないバカですね。
でも、なんか最後のやつは従来の物と比べて良い感じです。これからはこっちを使っていこうと思います。
見辛いって意見があったらすぐに戻します。でも前の従来の物も縦長だったのでどっこいどっこいだと思います。

下らない事に長々とすみませんでした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 01:19:38.48 ID:g/dvL3ATo<> 乙
あともう一つ言うなら、肉体・知識・技術・第六感の所をやや中央に寄せた方がいいかなと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 01:21:36.77 ID:FcHjGQ7c0<> 乙テム <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 19:39:03.85 ID:POXQluVp0<> こんばんは、システムさんです。懲りずにステータス画面の改造してました。もはや魔改造の域でした。

□―《ステータス画面》―[ 6/10(金)]――――――
|──《プロフィール》────────────‐
| 名前:―― ――(貴方) / 年齢:16歳

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│――《能力》―――――――――――――――‐
│  肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│  知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│  技 術 …[■|  |  |  |  |  ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│――《特殊設定》─────────────‐
│ 『超能力・心』…人の心を読む力を持つ。
│ 『異形の子』…人ではない何かの子。

│――《ヒロインに対する感情》――――――――‐

│ [虚  弱]…感情【22/50】【信頼】[Bir: 7/24]

│ [  愛  ]…感情【12/50】【友好】[Bir:10/17]

│ [鉢  巻]…感情【 5/50】【未確認】

│ [ close! ]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【 7/50】【顔見知り】

│ [男  装]…感情【 9/50】【知り合い】

□――――――――――――――――――――‐ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/15(火) 19:44:36.47 ID:POXQluVp0<> うーん……これだったら>>311の方が良いですよね。なんか冗長ですしそのくせ窮屈に見えます。
二日間に渡ってどうでもいい事でレス潰してすみませんでした。もうやめます。
っていうか、こう言う事こそスレを埋めるのに使えよボケって話ですよね……。

ついでに直後のレスで天気判定よいしょ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 20:06:44.39 ID:g/dvL3ATo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:00:07.24 ID:POXQluVp0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:00:46.59 ID:g/dvL3ATo<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:02:23.17 ID:gisg47oF0<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:05:03.80 ID:POXQluVp0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:05:48.12 ID:POXQluVp0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/10(土)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日は休日だ。貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:06:10.53 ID:gisg47oF0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:06:52.09 ID:g/dvL3ATo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:08:39.77 ID:POXQluVp0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

休日の食堂は、平日の朝よりも人が少なかった。
休日はゆっくりと寝たい人が多いのだろう。

朝食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
123789…虚弱と愛 456…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:10:00.55 ID:gisg47oF0<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:10:05.70 ID:g/dvL3ATo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:19:00.67 ID:POXQluVp0<> コンマ「5」


男装「ははは……おや、――さん。おはようございます」

貴方は、朝っぱらから相変わらず生徒に囲まれている男装と会った。
昨日の今日だし、今更なので特になにも思わないけれど。

貴方「男装さん、おはようございます」

男装「今日もあなたは美しい。今、空で輝いているだろう太陽でさえあなたには劣る」

貴方「言葉だけ受け取っておきます」

男装「しかし、今の僕はそんなあなたと一緒に食事をする事ができない。許してください、――さん」

男装は芝居がかった動きで、貴方に謝罪する。
まあ、これだけ取り巻きがいたら自由には動けまい。
もしかしたらこうしてヘラヘラしている事を褒めてやるべきなのかもしれない。

貴方「ええ、構いませんよ。また今度、そうしましょう」

男装「すみません、――さん。それでは、また」

そうして、男装は人混みを連れて人混みに消えていった。
ちょっと言動がうざったいが、礼節はある程度弁えているから憎めないのだ。
男装と言う人の良いところを、発見したような気がする。

男装を見送った貴方は、適当な席を見つけて一人で朝食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:20:53.74 ID:POXQluVp0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、お昼になった事に気付く。

食堂に行っても良いが……あまりお腹が空いていない。
そんなに食欲があるわけでも無し、昼食は必要無いと見て良いだろう。

今日は晴れているのだから、散歩に行くのも良いかもしれない。

貴方は

1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:21:59.23 ID:gisg47oF0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:22:39.45 ID:g/dvL3ATo<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:24:06.88 ID:POXQluVp0<> 3、寮の外に出る


貴方は寮の外に出る事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

学院の敷地内であれば、貴方はどこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、校舎裏に行く
4、噴水に行く
5、やっぱり部屋に戻る
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:24:34.17 ID:gisg47oF0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:24:43.76 ID:g/dvL3ATo<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:29:05.88 ID:POXQluVp0<> 4、噴水に行く


貴方は噴水に行く事にした。

□――――――――□
|学院敷地内 ・ 噴水|
□――――――――□

噴水には、思ったより多くの生徒がいた。両手では数え切れないくらいだ。
今日は晴れているから、貴方と同じく散歩ついでに立ち寄ったのだろう。
そうでなくても、ここは学院内の他の場所と比べて過ごしやすい環境に見える。

最初から噴水を目的として来る生徒も、多いのかもしれない。

生徒に紛れて一人、先生1の姿も見える。……あと、その隣に先輩もいた。
あの二人は仲が良いのだろうか?

ここにいても良いが、貴方は

1、二人に話しかける
2、校舎に行く
3、広場に行く
4、校舎裏に行く
5、部屋に戻る
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:29:30.21 ID:gisg47oF0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:30:06.88 ID:g/dvL3ATo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:38:24.36 ID:POXQluVp0<> 1、二人に話しかける


貴方は二人に話しかける事にした。

貴方「こんにちは、先生。先輩さん」

先生1「ん? ああ、――さんか。ん、こんにちは」

先輩「こんにちは、――さん。今日は良い天気ですね」

なんとも馴染んだ仕草だろうか。先輩の姿は、本当に女性として見える。
いや、これが男性だなんて、信じられないくらいだ。正直、ときめいてしまう。

……まあ、貴方は先輩が本当に男性だと確認したわけではないし。
箱の中身は開けてみないと分からないと言うか、分からなくても仕方ないと言うか。

先生1「まあまあ、とりあえず座りなよ」

先生は自分の隣をぺしぺしと叩き、そこに座るように貴方に指示する。

貴方「はい、失礼します」

さて、噴水の縁に座ったところで、貴方は

1、自由行動
2、「二人は一体どんな関係?」
3、二人の話を聞いていよう

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:39:28.70 ID:gisg47oF0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:42:03.79 ID:g/dvL3ATo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:51:48.58 ID:69j8kUsm0<> 2、「二人は一体どんな関係?」


貴方「失礼ですが……お二人は一体どんな関係なのでしょう?」

先生1「どんな関係……って、言われても。ねえ?」

先輩「ふふ。私と先生は、教師と教え子というだけですよ。元、ですが」

元教師と教え子。先輩は確か二年生の時にここに転入してきたらしいから、二年生の時の担任だったのだろう。

先生1「問題は起こさないけど、地味でね、この子。もう、空気みたいなもん」

先輩「それ、酷いですよ、先生」

先生1「ああ、問題起こしてた。レトロゲーム部とかいう変な部活作ったり、彼女作ったり」

先輩「う……だって、眼鏡さんと一緒にいたくて……」

先生1「何度も聞いたよ。前代未聞よ、先輩さんは。面倒ったらありゃしなかったわ」

先輩「むう……」

先生1「まあ、そんな事もあったってだけ。まさか、私とこの子が変な関係だって思ってた?」

貴方「それはないですが……」

……正直、ちょっと疑った。だって、先輩は男なのだ。
女学院で恋人を作ると言う度胸の持ち主ならば、先生とそう言う関係になる事も……ないか。

先生1「そりゃそーか。まあ、生徒と恋仲なんて、面倒だからお断りだけど」

そんな話をしながら、貴方は時間を潰した。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 21:53:31.71 ID:69j8kUsm0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

ちょっと外を歩いたし、昼食も抜いたし、お腹が空いた。
明日の事を考えると、夕食は食べておきたいものだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 21:53:57.07 ID:gisg47oF0<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:02:42.62 ID:g/dvL3ATo<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:06:54.84 ID:69j8kUsm0<> 5、寝る


貴方「ふむ……」

貴方は、ちょっと考え方を変えてみる。
エネルギーが少なくなっているのならば、補給は明日に回して今日はもう休んだらいいじゃない。

……どこか間違っているような気もするが、正しくもある。
ちょっと動いた所為か眠くなった事も考えると、今から寝ても構わないだろう。

もしかしたら、明日の朝、早起きしたりして。
ちょっと動いたら眠くなる所とか、早寝早起きとか、もしかして貴方の体って老けているのではないか?

苦笑しつつ、貴方は制服からパジャマに着替えて、電気を消し、布団に潜り込む。

そのまま目を瞑り、すぐに眠りに落ちた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:09:44.70 ID:69j8kUsm0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方はふと、目が覚めた。

起き上がり、外を見て、夜である事を確認した瞬間、腹が鳴った。
空腹で目が覚めたらしい。やはり、夕食は食べておくべきだったか。

失敗から学びつつ、貴方はもう一度外を見る。

せっかくだから、今日も外に出てみるか? ちょっと面倒であるが。

貴方は

1、外に出る
2、寝る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:10:05.54 ID:gisg47oF0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:10:14.63 ID:g/dvL3ATo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:13:59.02 ID:69j8kUsm0<> 1、外に出る


貴方は今日も外に出てみる事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

やはり、このひんやりとした空気は、どうにも慣れない。
灯りが一定間隔で配置されているとは言え、周囲が暗い事には変わりない。

さて、貴方は

1、あっちに行く
2、こっちに行く
3、やっぱり部屋に戻る
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:14:10.42 ID:gisg47oF0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:15:35.55 ID:g/dvL3ATo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:29:57.02 ID:69j8kUsm0<> 1、あっちに行く


貴方は、あっちに行く事にした。

□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

学院の敷地内を適当に散歩していた貴方の耳に、異様な物音が聞こえる。
建物の影から、じゃらじゃらと……金属が擦れる音が響く。

不審に思い、その方を睨みつける貴方。
そんな貴方を追い払うかのように、急に冷たい風が吹いた。

奇妙なのは、その冷たい風は貴方に纏わりつき、顔を撫で、腰を撫で、背中を走り、一向に離れようとしない事。
貴方の体の芯から、ぞくぞくと悪寒が走り抜ける。ここにいてはいけないと、警戒する。
しかし、建物の影から、視線は離さない。

ごくりと、口に溜まった唾を呑む。

その時、一際強く、金属音が空中に波打ち、響いた。
不思議な事に、その音を聞いた瞬間、貴方の体から奇妙な風が離れていった事。
未だに怖気は走るが、先ほどに比べればマシな物。それでも警戒は続ける。

建物の影を睨みつけていると……そこから、人影がゆらりと現れる。

目を凝らすと、それは、銀鎖だった。

貴方「銀鎖、さん……?」

じゃらじゃら鳴る金属音は銀色のチェーンを振り回す音。彼女がここにいる理由は、設定に浸る。
そのように、貴方の中で合点が行くはずだった。

銀鎖の姿が影から抜けて、月明かりを浴びる。
その瞬間に、銀鎖の右腕があらぬ方向へねじ曲がっているのを見るまでは。

唖然とする貴方の方へと、銀鎖は歩いてくる。その足並みはまるで乱れていない。
片腕が完全に圧し折れていると言うのに、そうあるのが普通であるように振る舞っている。
異常過ぎて、理解が追い付かない。面倒だから理解を放棄したいくらいだ。

銀鎖「……おや、――さん。こんな夜に、どうしました? 下手に歩くと、悪魔に食われますよ」

銀鎖は貴方を発見すると、薄く微笑み、そんな冗談をかます。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、「一体何をしていた?」
3、「その腕は?」
4、「大丈夫か」と駆け寄る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:32:06.70 ID:gisg47oF0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:32:08.68 ID:g/dvL3ATo<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:39:26.87 ID:69j8kUsm0<> おっといけねえです。直後のレスのコンマでちょっくら判定。
1234567なら成功。890で失敗。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:39:37.36 ID:g/dvL3ATo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:49:04.73 ID:POXQluVp0<> 4、「大丈夫か」と駆け寄る


貴方「だ、大丈夫ですか!」

貴方は堪らず駆け寄った。理解など後回しだ。面倒だと放っておいて、銀鎖がもっと傷付いたらどうする。
面倒臭がりのくせに他人の事を気にしてしまう。貴方はなんて身勝手なのだろう。そう思う。

銀鎖の傍に来た貴方は、銀鎖の腕を見る。

ああ、酷い。力無く垂れた腕は血に濡れ、関節も、骨の向きもまるで無視している。
一つ、二つ、三つ。骨は折れ、砕け、新たな関節を幾つも生み出していた。
突き出した骨も窺え、これはもう、治ったとしても使い物にはならない……。

貴方「これは、一体……!」

銀鎖「――さん、ちょっと顔を貸してもらって良いでしょうか?」

しかし貴方の心配も、自分の腕さえ気にしていない様子で、銀鎖は貴方にそう頼む。

貴方「そんな事っ……! ……分かり、ました」

怪我している張本人が言うのだから、貴方は従うしかない。
一分一秒を争うこの状況で、一体何をするのか。そんな事、貴方にはまったく分からない。
それでも貴方は従うしかない。貴方は銀鎖の要求通り、銀鎖に顔を寄せる。

銀鎖「『眠れ』」

貴方「え?」

ぼそりと、銀鎖は何かを呟いた。そして、貴方が反応すると同時に、何かが貴方の口を塞いだ。
目の前にある虚弱の顔。柔らかいもの。それで、一体何が貴方の唇を塞いだのかが分かった。

貴方「うぐっ……!」

そんな事、すぐに気にならなくなった。だって、銀鎖の口を通じて、貴方の口に異物が流し込まれている。
苦い。不味い。黒い。形容し難い何かが、貴方の口に入り込み、蠢いて、喉を通過して行く。

離れられるものならとっくにそうしている。
しかし、いつの間にやら銀鎖は、貴方の頭を抱え込むように腕を回していたのだ。
どこから現れるのだろうその怪力は、貴方の頭を離さない。
貴方はもがき、その間にも貴方の中に異物は流され、貴方を荒らしていく。

貴方「う、う、う……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:57:44.15 ID:LTkaU4Duo<> 六感もうちょっと働けよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 22:58:21.14 ID:POXQluVp0<> 十秒近い、嬉しくも無い接吻を終えて、貴方はようやく解放された。放り投げる感じで突き離された。

貴方「うげ、え、ええー……」

ただ、そんな事を気にしている余裕などない。貴方は脳の指令に従い、急いで異物を吐いた。

貴方の体は異物に対して過剰とも言える拒否反応を示した。当然と言えば当然なのだろうが。
喉を通っていったそれは、胃に入って腸に入るかと言うところで、留まった。
それはもう一度喉を通り、胃液と共に吐き出される。

貴方「う、ぐ、うう」

泣きながら、貴方は目を開く。
……あるのは、貴方が吐いた胃液だけ。それ以外には、何も無い。異物の影も形も。
おかしい。貴方は確かに異物を確認し、異物を吐いた。なのに、これは、どう言う事だ。

銀鎖「……おや、おかしいですね。まさか、効かないのですか」

未だ悶える貴方の隣で、銀鎖は何でも無いように言う。

銀鎖「困りましたねえ、そうなると。一般人が知って良い事ではないのですがねえ」

彼女は一体、何を言っているのだろう。ああ、設定に準じているのか。
馬鹿が。こんな目に会って、未だに彼女が「設定」を演じていると思えるものか。
彼女はおかしい。異常だ。転入してすぐ、屋上で銀鎖に会った時に、貴方は思ったではないか。

貴方「ぐぅ……」

喉は痛むが、喋れるようになってきた。

貴方は

1、逃げる
2、「あなたはなんだ?」
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:58:46.71 ID:g/dvL3ATo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 22:59:38.67 ID:gisg47oF0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 23:11:24.61 ID:POXQluVp0<> 2、「あなたはなんだ?」


貴方「あ、あなたば……あなたは、一体、なんだ……?」

絞り出すように、貴方は問うた。

銀鎖「そら、こっちのセリフです。何故、「眠りの言」が効かないのでしょー?」

銀鎖「ふーん……あの人からは、その場合は大抵「闇」だから殺せって言われているんですよね」

貴方「ころ……!」

今、彼女は少しでも貴方に敵意を示した。もはや、そう言う相手と見るしかない。
異物への攻撃反応が、やっと止まった。少し遅れるが、体は動くだろう。
いつでも迎撃できるように、銀鎖を睨む。

銀鎖「そーですねー…………まあー……」

銀鎖は至って自然に、腰に垂らしたチェーンに手を伸ばす。

銀鎖「一般人なんてどうでもいいですし、殺っちゃっても大丈夫でしょう」

まさか、この女は。

自分の片腕が使い物にならないと言うのに。
相手はただの人間であるかもしれないと言うのに――――

銀鎖「運が無かったですね」

……銀鎖は、掴んだチェーンを引き抜く動作のままに貴方にぶつけるつもりだ。
避けられる。だが、第二の動作が気にかかる。嫌な予感がする。
受けるなんて、以ての外だ。あの一撃はきっと、人間も「人でないモノ」も関係無く屠るもの。
ならば、どうすればいい?

貴方は

1、避ける
2、受ける
3、突撃
4、説得
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:13:36.30 ID:gisg47oF0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:14:27.87 ID:g/dvL3ATo<> 少しだけ心を読んで回避 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 23:25:26.05 ID:POXQluVp0<> 1、避ける


……気に入らないが、手段を選んでいられない。相手は貴方を抹殺するつもりなのだ。
自分勝手になった貴方の前では、誰でも心を曝け出す。良い気になんて、させるものか。

貴方は回避行動を取りつつ、銀鎖の心を読んだ。

銀鎖『避けた。殺す。このまま叩きつけてやる』

避けた貴方に対し、銀鎖は冷静に、次の行動を決定した。
チェーンを引き抜き、振り切った腕をそのまま降り戻すつもりのようだ。

貴方はその一撃もかわし、銀鎖から離れつつ続けて心を読み取る。

銀鎖「ああ、逃げちゃあいけませんよ」

銀鎖『殺す。近寄って殴ってやる。避けたらまた殴る。そうする』

さっきから、貴方に対して明確に殺意をぶつけ過ぎだ。
逃げる事は許されないようだ。ここで逃げたとして、彼女は追ってくるつもりだ。

どうして、こんな事になったのだ。貴方はただ平和に暮らしたかっただけなのに。
戦いなんて、嫌なのに。

銀鎖「は、は」

……銀鎖の攻撃は鋭い。避けても、避けても、貴方を追ってくる。その内、当たってしまうだろう。
逃げ場が無いのなら、戦うしかない。戦う? そんな事、嫌だ。だけどそうしないと……。

貴方は

1、避ける
2、逃げる
3、迎撃
4、突撃
5、説得
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:26:17.76 ID:gisg47oF0<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:29:44.32 ID:g/dvL3ATo<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 23:39:11.32 ID:POXQluVp0<> 5、説得


貴方は銀鎖の攻撃を回避しつつ、説得を開始した。

貴方「どうしてこんな事を! 私は、あなたの敵ではない!」

銀鎖「敵かどうかはぁ……私が決める事ですよ?」

貴方「私に敵対の意思は無い! それに、私を殺せば問題になるはずです!」

銀鎖「命令を聞いているだけなのに、どうして問題なのでしょう?」

貴方「あなたは……!」

ああ、分かった。何が設定だ。何が、厨二病だ。
貴方に無駄に知識があるばかりに、それと決め付けて安心していた。

彼女はただひたすらに、狂っているのだ。
自分の目的の遂行のためには、例え守るべき対象でさえ破壊する。
その結果目的が破綻しようと、彼女にとっては知った事ではない。
目的を果たす為に必要な事をしたまでと考えているからだ。

今の銀鎖は、両頬を恐ろしいまでに釣り上げて笑っている。
「殺す」と言う非人道的な行為に、喜びを感じている。

狂喜。それは銀色の鎖を通じて、貴方を追い回すのだ。

貴方「何が、楽しいんだ!」

銀鎖「知りませんねえ、そんな事!」

このままでは、埒が明かない。

貴方は

1、避ける
2、説得
3、迎撃
4、突撃
5、開放する(『異形の子』の決定)
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:39:53.93 ID:g/dvL3ATo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:40:34.07 ID:gisg47oF0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 23:53:50.88 ID:POXQluVp0<> 2、説得


貴方「あなたは何と戦っているんだ!」

銀鎖「さあ、なんでしたか。ああ、闇! 闇と戦っているのです」

貴方「私は、その「闇」に見えるのですか!」

銀鎖「いいえ、全然見えません。どこからどう見ても人間ですねえ、実に!」

貴方「なら、何故襲う!」

銀鎖「疑わしきは、罰せよ!」

一際強く放たれた銀色のチェーンを、貴方は辛うじて避ける。

その時になって、銀鎖も初めて気付いたのだろう。貴方が心を読んだ時には、遅かった。

鎖は素早く引き戻され、その際に、貴方の背中を殴り付ける。

貴方「ぎゃあっ!」

痛い。焼けるような、痺れるような、凍てつくような、剥がれ落ちていくような痛みが、貴方を襲う。
何度も何度も、痛みは殴られた場所を往復して傷付ける。

これは、「人でないモノ」に効果的に作用する一撃だ。貴方にとって、最悪の一撃。
鋭い攻撃は、貴方の動きを完全に停止させた。

貴方「ぎ、ひ……!」

痛みに呻きながら、貴方は地面に倒れて悶える。そうしている間に、銀鎖は近寄ってくる。

銀鎖「手間取らせてくれましたね……天罰」

鎖が空を切る音が聞こえ――――


――――You are Dead。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/15(火) 23:56:39.36 ID:POXQluVp0<> ……初めてのバッドエンドは死亡エンドって言うのが相場だと思います。冗談ですすみません。
まあ、なんと言いますか、相性が悪かったと言いますか……。

言い訳は後でします。とりあえず安価で決定しましょう。

1、実は貴方は『屍人(アンデッド)』だった!
2、やり直そうぜ
3、今日の所はもういいよボケ氏ね

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:57:11.58 ID:gisg47oF0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 23:58:06.34 ID:g/dvL3ATo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:01:18.57 ID:pOB+v+qe0<> ではやり直しましょう。

どの地点からやり直しますか?

1、夜の散歩 >>349
2、遭遇 >>352
3、追い詰められた貴方 >>368 
4、夜の行動 >>342

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:01:43.97 ID:CqUxAQUso<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:02:24.40 ID:W7rjCpKr0<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:03:20.50 ID:pOB+v+qe0<> 3、追い詰められた貴方 まで遡ります。今度は正しい選択がされる事を祈ります。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:04:10.75 ID:pOB+v+qe0<> 5、説得


貴方は銀鎖の攻撃を回避しつつ、説得を開始した。

貴方「どうしてこんな事を! 私は、あなたの敵ではない!」

銀鎖「敵かどうかはぁ……私が決める事ですよ?」

貴方「私に敵対の意思は無い! それに、私を殺せば問題になるはずです!」

銀鎖「命令を聞いているだけなのに、どうして問題なのでしょう?」

貴方「あなたは……!」

ああ、分かった。何が設定だ。何が、厨二病だ。
貴方に無駄に知識があるばかりに、それと決め付けて安心していた。

彼女はただひたすらに、狂っているのだ。
自分の目的の遂行のためには、例え守るべき対象でさえ破壊する。
その結果目的が破綻しようと、彼女にとっては知った事ではない。
目的を果たす為に必要な事をしたまでと考えているからだ。

今の銀鎖は、両頬を恐ろしいまでに釣り上げて笑っている。
「殺す」と言う非人道的な行為に、喜びを感じている。

狂喜。それは銀色の鎖を通じて、貴方を追い回すのだ。

貴方「何が、楽しいんだ!」

銀鎖「知りませんねえ、そんな事!」

このままでは、埒が明かない。
これ以上の説得は無駄だろう。なんとなくそう思う。

貴方は

1、避ける
2、迎撃
3、突撃
4、開放する(『異形の子』の決定)
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:04:27.42 ID:W7rjCpKr0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:05:38.75 ID:CqUxAQUso<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:09:01.97 ID:pOB+v+qe0<> 4、解放する

望む異形なる親を選択してください。

1、悪魔
2、妖怪
3、覚(サトリ。『読心』による特殊状態)
4、自由決定(怪物の名を記して下さい) <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:09:30.95 ID:pOB+v+qe0<> なんで安価忘れるんでしょうね……↓2でお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:10:20.24 ID:W7rjCpKr0<> 4 ドラゴン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/16(水) 00:12:13.40 ID:2XKusXDIO<> 闇そのもの <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:22:37.05 ID:pOB+v+qe0<> 4、解放する「闇そのもの」


……もう、これ以上の誤魔化しは無用だ。見破られてしまっているのならば、仕方が無い。
体の中の「スイッチ」を切り替え、貴方は銀鎖を睨みつける。

貴方「……「闇」を怒らせる意味を、思い知れ小娘ェ!」

そう吐き捨てた途端、貴方の体は、黒く染まった。
人間のシルエットを残し、まるで蠢く霧が集合したような、そんな姿へと変化する。

これが貴方の正体。「闇そのもの」と人間の相の子。それが貴方。

銀鎖「正体を現しましたねェ、ゴキブリ風情が!」

汚い言葉に狂喜を乗せて、銀鎖は叫び、力の限りチェーンを貴方目掛け振り払う。

そのチェーンは貴方の体をすり抜けて……。

貴方「げふっ!」

いかない。何故だ。貴方は、闇と言う存在そのものの子供だ。
闇に剣は効かず、祈りも届かず、襲われた者が見るのは無限に広がる暗黒だけ。
存在無き存在。それが闇であるはずなのに。

予想していなかった攻撃を受けた貴方は、情けなく地面に伏す。
痛い。焼けるような、痺れるような、凍てつくような、剥がれ落ちていくような痛みが、貴方を襲う。
何度も何度も、痛みは殴られた場所を往復して傷付ける。

銀鎖「よかったー。これで怒られずにすみました」

動けない貴方の方に近寄る、銀鎖の足音が聞こえる。

銀鎖「邪魔ですよ」

鎖が空を切る音が聞こえ――――


――――You are Dead。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:23:40.50 ID:CqUxAQUso<> 今度は設定を間違えたか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:25:37.17 ID:pOB+v+qe0<> ……あ、あっはっはー。あの、その、その、ごめんなさい。
ひ、一つだけ言わせてもらうとですね、それ特化の退治屋に「それ」をぶつけるのはいかがなものかと……。
はい説明不足でしたごめんなさい許して下さい。

1、やり直す
2、もういいよボケ死ね

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:26:34.76 ID:TwIdV50DO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:26:36.10 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:29:07.52 ID:pOB+v+qe0<> ではやり直しましょう。
本当は3回デッドエンドになるとマジ死にでその主人公は死亡、って扱いにしようと思ってたんですが、やめました。

どの地点からやり直しますか?

1、夜の散歩 >>349
2、遭遇 >>352
3、追い詰められた貴方 >>368
4、夜の行動 >>342

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:29:22.14 ID:W7rjCpKr0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:29:24.42 ID:CqUxAQUso<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:32:20.50 ID:pOB+v+qe0<> 5、説得


貴方は銀鎖の攻撃を回避しつつ、説得を開始した。

貴方「どうしてこんな事を! 私は、あなたの敵ではない!」

銀鎖「敵かどうかはぁ……私が決める事ですよ?」

貴方「私に敵対の意思は無い! それに、私を殺せば問題になるはずです!」

銀鎖「命令を聞いているだけなのに、どうして問題なのでしょう?」

貴方「あなたは……!」

ああ、分かった。何が設定だ。何が、厨二病だ。
貴方に無駄に知識があるばかりに、それと決め付けて安心していた。

彼女はただひたすらに、狂っているのだ。
自分の目的の遂行のためには、例え守るべき対象でさえ破壊する。
その結果目的が破綻しようと、彼女にとっては知った事ではない。
目的を果たす為に必要な事をしたまでと考えているからだ。

今の銀鎖は、両頬を恐ろしいまでに釣り上げて笑っている。
「殺す」と言う非人道的な行為に、喜びを感じている。

狂喜。それは銀色の鎖を通じて、貴方を追い回すのだ。

貴方「何が、楽しいんだ!」

銀鎖「知りませんねえ、そんな事!」

このままでは、埒が明かない。
これ以上の説得は無駄だろう。なんとなくそう思う。

貴方は

1、避ける
2、迎撃
3、突撃
4、解放する(『異形の子』の決定)
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:32:40.11 ID:W7rjCpKr0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:32:41.70 ID:CqUxAQUso<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:35:41.28 ID:pOB+v+qe0<> 4、解放する

なんかどこかで見た事あるような感じになっていますが、気にせず行きましょう。
あと、とある事情により主人公は異形の者と人間の相の子という設定です。
さっき書き損ねました。ごめんなさい。

望む異形なる親を選択してください。

1、悪魔
2、妖怪
3、覚(サトリ。『読心』による特殊状態)
4、自由決定(怪物の名を記して下さい)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:36:06.22 ID:W7rjCpKr0<> 4 ドラゴン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:36:07.82 ID:CqUxAQUso<> 4 アザーティ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:36:53.02 ID:W7rjCpKr0<> よりにもよってアザトースか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:39:38.97 ID:CqUxAQUso<> 厳密に言えばクォーターになる <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 00:44:39.56 ID:pOB+v+qe0<> あ、覚の選択肢は『読心』能力によるものでして、選択されなかった場合は全く関係ないです。
と言うかクトゥルフですか。困りました。全然知りません。クォーターなのはアザーティ自身の設定なのでしょうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:45:36.96 ID:CqUxAQUso<> アザトースの子 → アザーティ
アザーティと人間の混血、よってクォーター <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/16(水) 00:47:14.49 ID:pOB+v+qe0<> あー、そうでした。アザーティは子供の名前ですものね。自分で「親」を決定しろっつって忘れていました。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/16(水) 00:56:13.25 ID:pOB+v+qe0<> 4、解放する「アザーティ」


貴方とて、死にたくは無い。だけど、この醜悪な姿を晒したくは無い。
ああ、貴方は、貴方は。

貴方「……『落ちよ、空』」

貴方は、体の奥底にある醜い「スイッチ」を切り替えた。

その瞬間、貴方の体は、形を変えた。

銀鎖「……何事ですか?」

銀鎖がそう呟くのも無理は無い。

貴方の腕は、言うなれば、数十本の触手と化した。
まず、至るところが気泡のように膨れた。その結果、貴方の腕は、まるで細長いブドウの房のようになる。
その膨れた場所から、何本も触手が生えてきたのだ。
ぬらぬらと不気味な液体で体を濡らしたそれは、貴方の意思とは関係無く蠢いている。

貴方「……『まったく以て、幼稚ですね、あなた。吐き気がします、本当に』」

銀鎖「…………なんでしょうか、突然」

貴方「『喋らないでくれます? 耳が穢れます。あ、そんな事も理解できませんか、小娘』」

銀鎖「まるで、人が変わったみたいですね。気でも、狂いましたか?」

貴方「『足、震えていますよ。可哀想に、弱いくせに強がるのは大変ですねえ』」

銀鎖「アアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

痺れを切らしたらしい銀鎖は、雄叫びをあげて貴方目掛けにチェーンを振るう。

貴方は

1、捕獲
2、束縛
3、蹂躙
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 00:59:29.44 ID:W7rjCpKr0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:00:08.21 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/16(水) 01:09:20.03 ID:pOB+v+qe0<> 1、捕獲


貴方は触手を伸ばしてチェーンを掴み、絡み付き、動きを封じる。

銀鎖「な……」

貴方「『自分の力を無力化された気分って、どうでしょう? 初体験ですか? 悔しいでしょう?』」

そのまま、次は銀鎖へと触手を伸ばす。

銀鎖「くっ!」

貴方「『あはは、ははは。汚いネズミみたいですね。逃げろ、逃げ惑え、ははは!』」

しかし、逃がすわけがない。銀鎖が逃げる場所など、心を読めばすぐに分かる。
そら、足を掴んでやった。

銀鎖「しま」

銀鎖が悲鳴を上げる前に、触手は銀鎖の体を覆う。抵抗の間も、絶望の間も与えず、一瞬の内に。
銀鎖を飲みこんだ触手は、そのまま貴方の方へと戻ってくる。

貴方は、にやりと、笑う。触手を少し開いて、捕まった銀鎖を見てやろう。

貴方「『あーあ。情けない。捕まった。どうですか、気分は』」

銀鎖「ぐ、う、むぐ……!」

貴方「『ああ。口の中に触手突っ込まれてたら、喋れませんね。ところで、あなたは処女ですか?』」

銀鎖「グゥ……!」

貴方「『処女なんですね。あ、それ、睨んでいるつもりなんですか? あまりに幼稚で気付きませんでしたぁ』」

さて、銀鎖を捕獲したところで、貴方は

1、「元」に戻る
2、尋問
3、調教
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:11:04.42 ID:W7rjCpKr0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:11:09.81 ID:CqUxAQUso<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:12:38.41 ID:W7rjCpKr0<> てかなんでsageてんだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:15:25.23 ID:CqUxAQUso<> sage始めたタイミングから察してみると良いよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:20:48.15 ID:pOB+v+qe0<> 2、尋問


貴方は銀鎖の口から触手を抜いてやる。これから、口が使えないと困るのだ。

銀鎖「げほ、げほっ!」

貴方「『さて。あなた、なんですか?』」

尋ねられても、銀鎖は貴方を睨みつけるだけ。ああ、生意気な。
そうする奴は、もう片方の腕も折ってやろう。

銀鎖「う、ぎッ……アア……!」

貴方「『答えられないほど小さいおつむなんですか? そーですかあ。どうしたら分かってもらえるでしょう』」

貴方「『まあ、口を割るまで「飼」えばいっか。じゃあ、そうしますね?』」

銀鎖「は、あァ! や、闇祓い……! 闇祓う、です!」

貴方「『闇払い? なんですか、それ。部屋の隅っこでゴミ掃除でもするのですか?』」

銀鎖「や、闇を……世界を惑わす邪悪を、闇と呼びます。それを、祓うのが私たちの、役目です」

私「たち」。つまり、銀鎖以外にも「闇祓い」とやらがいると言う事だ。

貴方「『なるほど。うーん、そうですねー』」

貴方は他に聞きたい事があっただろうか?

1、自由行動
2、銀鎖を解放する
3、「元」に戻る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:21:06.67 ID:TwIdV50DO<> はぐれもの達の相談役 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:21:48.47 ID:W7rjCpKr0<> この学園にいる闇払いはお前だけか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:21:56.26 ID:CqUxAQUso<> 更に詳しく聞く <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:26:43.15 ID:pOB+v+qe0<> 1、自由行動「この学園にいる闇払いはお前だけか」


貴方「『学院にいる……なんでしたっけ、ゴミ払い? は、あなただけなんですか?』」

銀鎖「わ、私だけです……」

貴方「『それは何故ですか?』」

銀鎖「闇祓いは……女が成るのは難しくて……女学院に潜入できそうなのが、私だけだったのです」

貴方「『本当ですね? まあ、嘘を吐ける程の頭もありませんか』」

とすると、この場での銀鎖の仲間による助太刀は考えにくい、と言う事である。

貴方は他に銀鎖に用があっただろうか?

1、自由行動
2、銀鎖を解放する
3、「元」に戻る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:27:27.27 ID:W7rjCpKr0<> 闇とは具体的に言えば何か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:27:56.67 ID:CqUxAQUso<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:35:42.95 ID:pOB+v+qe0<> 1、自由行動「闇とは具体的に言えば何か」


貴方「『闇と言いますが、具体的になんでしょう? 暗い押し入れが恐いんですか?』」

銀鎖「明確な物じゃない……ただ、そこにいて、人を食う事があるのです……」

銀鎖「物影……暗がり……夜の空……至る所に、奴等はいて……」

銀鎖「もやのようで……人の姿のようで……動物のようで……悪魔のようで……」

銀鎖「形容し難い……存在……。だから……闇と……呼ばれ……」

貴方「『……ぜーんぜん分かりませんよ。役立たずですね、あなた。もういいです』」

貴方は触手を下ろし、銀鎖を地面に寝かせる。

銀鎖「ひゅぅ……ひゅぅ……」

銀鎖の腕からは、止め処なく血が流れている。状況から考えて、後少しで致死量と言うレベルだろう。
放っておけば死ぬ。まあ、でも、貴方には関係の無い事だ。

貴方「『こんな物を、無価値って言うんですか。私、勉強になりました、ありがとうございますぅ』」

用も済んだ。貴方は体の奥底の「スイッチ」をもう一度切り替える。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:39:56.63 ID:pOB+v+qe0<> 貴方「銀鎖さんっ!」

貴方は、何と言う事をしたのだ。自分が助かりたいばかりに、こんな、酷い事を。

貴方「銀鎖さん、銀鎖さん!」

銀鎖に駆け寄り、その体を抱き上げる。か細い呼吸が体を震わし、貴方へと伝わる。
このままでは、死んでしまう。

銀鎖「ひゅー……。あ、あなた、は……」

貴方「ごめんなさい、ごめんなさい……! こんな事、するつもりじゃ、無かったんです……!」

謝っても、どうにもならない事は分かっている。だけど、貴方にはどうする事もできない。
貴方には、助けられない。

銀鎖「……放って、おいて……ください……」

貴方「そんな事、できません!」

銀鎖「…………じゃま、です……」

……貴方は

1、部屋に戻る
2、助ける
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:40:21.04 ID:CqUxAQUso<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:40:36.00 ID:W7rjCpKr0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:47:24.58 ID:pOB+v+qe0<> 2、助ける


貴方「い、嫌、です!」

銀鎖「…………じゃま……です……きえて……ください……」

貴方「だって、このままだと、銀鎖さんが死んでしまいます……!」

銀鎖「……………………死に……ます……」

貴方「待っていてください。今、助けを呼びます」

先生を呼ぶのと、救急車を呼ぶのは、どちらが早いのだろう。
いや、先ずは寮に帰って、救急車を呼ぶのだ。その後、誰かを呼んで。
そうだ、それが一番良い。貴方は銀鎖を抱えて、寮へ走った。

貴方「銀鎖さん、ごめんなさい、本当に、ごめんなさい」

銀鎖は、答えない。もう、そんな余裕も無いのだろう。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□

寮に着き、救急車を呼んだ貴方は、長椅子に寝かせた銀鎖の許へと駆け寄る。

貴方「銀鎖さん、今救急車を呼びましたから……」

貴方「銀鎖さん……? 銀鎖っ、さん……!」

……ああ、駄目だ。何度口元に手をやっても、何度心臓に耳を当てても。

銀鎖は、こと切れていた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:50:11.36 ID:pOB+v+qe0<> ……だから、ほっとけって言ってたのに……。今日は、なんか散々ですねえ。厄日でしょうか。

今、プレイヤーのみなさまには二つの選択権があります。
このままセーブ画面に行くか、銀鎖というぶっちゃけどうでもいいヒロインを救うか。
要するに>>421まで戻るかって事ですね。

1、戻る
2、うっせ死ねクズ

↓2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:50:35.35 ID:W7rjCpKr0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:50:37.45 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:52:07.03 ID:pOB+v+qe0<> 1、戻る が選択されました。死にかけた銀鎖 まで遡ります。今度は正しい選択がされる事を祈ります。まあ、一つしかないんですけど。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 01:53:42.27 ID:pOB+v+qe0<> 貴方「銀鎖さんっ!」

貴方は、何と言う事をしたのだ。自分が助かりたいばかりに、こんな、酷い事を。

貴方「銀鎖さん、銀鎖さん!」

銀鎖に駆け寄り、その体を抱き上げる。か細い呼吸が体を震わし、貴方へと伝わる。
このままでは、死んでしまう。

銀鎖「ひゅー……。あ、あなた、は……」

貴方「ごめんなさい、ごめんなさい……! こんな事、するつもりじゃ、無かったんです……!」

謝っても、どうにもならない事は分かっている。だけど、貴方にはどうする事もできない。
貴方には、助けられない。

銀鎖「……放って、おいて……ください……」

貴方「そんな事、できません!」

銀鎖「…………じゃま、です……」

……今の貴方に、何ができると言うのか。銀鎖を、助けられるのか?
貴方にできるのは冒涜と蹂躙。たった今し方、それによって銀鎖を死の淵においた。
そんな貴方に、どうして銀鎖が救える?

貴方は

1、……部屋に戻る
2、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:54:11.90 ID:W7rjCpKr0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 01:55:05.51 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 02:01:38.92 ID:pOB+v+qe0<> 1、……部屋に戻る


貴方「……わかり、ました」

苦渋の決断。貴方にとって、今の状況に似合う言葉は正にそれだった。
なんて、身勝手すぎる決断に、苦渋もクソもあったものか。

貴方がいても何もできないのと、貴方が離れる事によってどうにかなるかもしれない。

どう考えても後者を選ぶべきだろうに、貴方はそれでも居座ろうとした。
心配と言う名の我が儘で、人を殺そうとしたのだ。

貴方「どうか、無事で……。ごめんなさい」

貴方はその場を、急いで立ち去った。一度として振り返らず、真っ直ぐ自分の部屋へと帰った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、一目散にベッドの中に潜り込んで布団を被った。

自分のした事が恐ろしい。銀鎖に殺されかけた事など、どうでもいい。
ただ、貴方は邪神の力の片鱗を使い、銀鎖を殺そうとした。

貴方が。貴方と言う人間が。いや、貴方と言う邪神だからこそ。

銀鎖は、無事だろうか。

貴方は、明日と言う恐怖に震えながら、目を閉じて眠りを待った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 02:02:18.93 ID:pOB+v+qe0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 6・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 02:02:34.62 ID:W7rjCpKr0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 02:02:42.16 ID:CqUxAQUso<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 02:04:25.89 ID:pOB+v+qe0<> 4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 02:06:42.37 ID:pOB+v+qe0<> お疲れさまでした。

いやー……あはは。なんか、すごい、なんというか、面倒な事になってきましたね。
と言うか、一日で死亡数2ですか。ヒロインの死亡を含めると3です。
今までぎりぎりほのぼの系を気取ってきたのがひぐらしレベルで一変です。

いろいろ言い訳しなくちゃいけないのですが、それはまた明日にさせてください。

次の再開ですが、1月16日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 02:06:59.64 ID:CqUxAQUso<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 19:43:04.08 ID:pOB+v+qe0<> 昨夜の進行を無かった事にしたいです。こんばんは、システムさんです。
まあ、誰の所為だって話なんですけどね。大体システムさんの所為です。
さて、開幕スーパー言い訳タイムです。結構長いです。気になる人だけ読んでください。

まずは>>358のツッコミについてですかね。
まあ、なんと言いますか……アンモニア嗅がされている時にガスの臭いに気付けますかって事です。
そう言う状況だったんです。知るかボケって言われたらそれまでですが。

次は一発目の死亡についてですね。
最初から三回行動して状況が動かなかったら失敗=死亡にしようと考えていたんですよ。
でも主人公無駄にハイスペックだから、ちょいと理不尽になっちゃいました。
技術レベルが低い所為で『読心』能力を使っている時は直感が鈍るって事にしていたんですけどね……。
これもまた「そんなん知るかボケ」って言われたらぐうの音も出ません。

次は二発目の死亡について。残念な事に相性が極端に悪かったってだけですね。次があれば頑張りましょう。
でも、「闇そのもの」っていう着眼点は悪くなかったと思います。他の相手だったら無双できたでしょう。

次、銀鎖の死亡について。親切心は人を殺す事もあります。先に言えよって話ですね。
自分にはどうする事もできない状況の場合、放っておく方が却って吉である事も多いんです。このスレに限り、ですが。

次、>>397の主人公が人間と異形の者の間の子である事情について。
元々『異形の子』と言う特殊設定は、条件が肉体6に第六感6なんです。超異端児ですね。
だけど何が理由か知りませんが強引にねじ込まれてしまって、ステータスとの矛盾ができてしまったんですね。
そこで、人間とのハーフにして釣り合いが取れるようにしたつもりなんです。

次、学院内で平然と犯罪行為(銀鎖からの暴行、銀鎖への暴行)が行われた事について。
唯一この学院で犯罪が行われるとしたら、それは主人公の存在によってです。
学院にとって一番の異常者は、他ならぬ主人公なのです。主人公の行動で、学院の平常は崩されます。
つまり、主人公の行動次第で、主人公の手によって暴行も強姦も殺人も起こり得ると言う事です。だから先に言えよと。

次、途中からsage付けてた事について。外すの忘れてました、すみません。

こんな感じですかね、必要だと思われる言い訳は。
長くなりましたが、以上について質問がある人はいますか?
それとついでに直後のレスで天気判定ほい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 19:45:27.10 ID:oDvyHlHS0<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 20:23:12.84 ID:UM5Hf2Djo<> 自分の中に設定あったんです^^じゃねーよ
知るかボケ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 20:25:12.43 ID:UM5Hf2Djo<> もうひとつだけ

今貴女の中にある脳内設定全部出してくれない?
先のことを話せってことじゃなくて、今システム面で関わりそうなこと
ちょうど>>439で言っているようなことね <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 20:56:10.22 ID:pOB+v+qe0<> とりあえず今思いつく限りで、順不同ですが並べてみます。

・技術が低いので『読心』と直感の同時両立は難しい。少なくともどちらかはおろそかになる。
・『アザーティハーフ』状態の主人公に穏やかな思考は不可。
・ヒロインが死んでも普通に続く。
・「心を読む」的な選択をした場合、場面が転換するまで効果は続く。
・「心を読む」選択によって読み取れる範囲は現在の思考から過去の思い出まで。範囲の選択は不可。
・状況が悪すぎると即時失敗。
・状況が良すぎると何やっても成功。

……考えてみましたが、これくらいしか思いつきませんでした。しかもどうでもいい事ばかり……。
今回の進行が終わったら、もう一度考えてみます……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 20:57:55.34 ID:i0q+Vfqc0<> 主人公の存在によってだけ犯罪が行われるなら、夜中に主人公の知らないところで
銀鎖が散歩していた虚弱を殺害したりすることはないってことですか? <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:00:16.29 ID:pOB+v+qe0<> あっ、それ、それがありました。あったけどそれはヒロインに関する事だから隠しておこうと思っていました。
面倒なので正直に言うと、ないです。みなさまは知らないのでどうでもいいでしょうが、管轄外と言うやつなので。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:01:27.38 ID:pOB+v+qe0<> とりあえず、今はゲームを再開したいと思います。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:02:02.81 ID:oDvyHlHS0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:05:13.45 ID:i0q+Vfqc0<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:06:02.34 ID:pOB+v+qe0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:06:37.11 ID:pOB+v+qe0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/12(日)
□―――――□

貴方は、意識を取り戻すように目が覚めた。
いつの間にか、眠っていたらしい。貴方は起き上がり、そして、昨夜の事を思い出す。

『力』を解放した貴方。それによって傷付けられた銀鎖。死にかけたあの子。
貴方は死の恐怖に勝てなかった。それに負けた結果、貴方は銀鎖を傷付けた。

貴方「銀鎖さん……」

彼女は、無事だろうか。

恐い。あの扉を開けて外に出るのが。もしかしたら、銀鎖は、死んでしまっているのかもしれない。
いや、昨夜の言葉からして、自分でどうにかできるのだろう。そうだと信じたい。
信じて、貴方は、どうする? どうやって銀鎖に会えば良い?

……貴方は

1、部屋にいる
2、銀鎖を探す
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:06:47.63 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:07:14.40 ID:CqUxAQUso<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:16:53.16 ID:pOB+v+qe0<> 2、銀鎖を探す


……貴方は、銀鎖を探す事にした。

このままでは、いけない。これは貴方によって招かれた恐怖。貴方が齎した不安。
自分の責任は自分で背負う。手前のケツは手前が拭く。

貴方は急いで制服に着替え、軽く身嗜みを整えつつ考える。

外は、特別騒がしいわけではない。銀鎖の死体があるなら、既に騒ぎになっているはずだ。
つまり、今のところ銀鎖の死体は見つかっていないと言う事。
生きているのか、それとも別の所で……いや、その可能性は考え無い事にしよう。

この時間ならば、生徒たちは食堂に行く事が多い。
銀鎖は「戦う」事を生業としているようだ。食生活は正しいはず。
そうでなければ、自分の部屋にいる。

その二つにいなければ、手当たり次第に一年生たちに尋ねればいい。

貴方は

1、一年生学生寮の食堂に行く
2、銀鎖の部屋に行く
3、敷地内を探す
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:17:51.15 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:18:31.39 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:24:53.33 ID:pOB+v+qe0<> 1、一年生学生寮の食堂に行く


とりあえず、貴方は一年生寮の食堂に向かった。

□――――――――――'□
|一年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

一年生寮食堂への潜入に成功した貴方は、入口付近から周囲を見渡して銀鎖を探した。

食事をしている生徒、朝食を受け取りに行く生徒、立ち話をしている生徒、全てを視界に入れる。

そうして、銀鎖の姿を発見した。
両腕を包帯とギプスで覆い、首から提げながら、他の生徒の協力を得て朝食を食べている。

生きていた。その安堵感が、一気に貴方の体を駆け巡る。

それに浸ってしまう前に、貴方は頭を振って、もう一度銀鎖を確認する。

今、話に行くべきだろうか。それとも、食事が終わるまで待っているべきか?

貴方は

1、行く
2、待つ
3、帰る
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:25:53.68 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:26:10.28 ID:CqUxAQUso<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:38:55.19 ID:pOB+v+qe0<> 2、待つ


貴方は、銀鎖が食事を終えるまで待つ事にした。
焦るべきではない。銀鎖には銀鎖の平穏がある。それを乱す権利は誰にも無い。
貴方は食堂入口近くの椅子に腰かける。

そう言えば、貴方は昨日の夕食から、何も口にしていない。
その上、昨夜は激しく動いたから、お腹が空いている。
……朝食くらい、食べてくるべきだっただろうか。いや、そうして甘えるのは良くない。

貴方は食堂から漂ってくる香りに耐えつつ、時間が過ぎるのを待った。



食事を終えた生徒たちが、次々に食堂から出てくる。
その中に銀鎖がいないか、貴方は生徒が通る度に顔を上げ、目を見開いて確認した。

銀鎖を待ってから30分後、ようやく、銀鎖は食堂から出てきた。何故か、一人で。
まあ、そちらの方が貴方としては都合が良い。椅子から立ち上がり、銀鎖へと歩み寄る。

その時、銀鎖も貴方に気付いたらしい。貴方を見るや否や、柔らかい頬笑みを浮かべて、貴方の方へと向かってくる。
その笑みは、一体どんな意味があるのか。友好か、敵意か。

銀鎖「おはようございます、――さん。気分はどうですか?」

銀鎖「ああ、それより、どうして生きているのかが聞きたい。用は、そんな感じですか?」

銀鎖「私も話があります。ここではなんですから、私の部屋に来てください」

銀鎖「拒否権など、ありませんが」

その一言で、貴方は気付く。銀鎖の足に、小さな袋のようなものが括りつけられている。
それが何なのかは分からない。しかし、この状況ではとても不味い物である事はよく分かる。
たとえば、簡単に言えば周囲を巻き込む爆弾、的な物。

銀鎖「どうします?」

貴方は

1、自由行動
2、従う

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:39:36.87 ID:oDvyHlHS0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:40:06.63 ID:CqUxAQUso<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 21:52:29.59 ID:pOB+v+qe0<> 2、従う


貴方は、静かに頷いた。下手な事はできないし、するつもりなど元よりない。

銀鎖「話が早くて助かります。ついてきて下さいな」

貴方は銀鎖に従い、その後ろに着いて行った。

□―――――□
|銀鎖の部屋|
□―――――□

銀鎖の部屋は601号室。6階の隅にして、少し日が当たり辛い場所。
それとは関係無く、銀鎖は部屋の電気を点けなかった。理由は「必要無いから」だそうだ。
外からの光も少々薄く、朝であるのにこの空間だけ一段と暗かった。

もっと気にかかるのは、銀鎖の部屋には、元々置かれているもの以外に何も無い事。
銀鎖の私物らしい私物は、何一つ見当たらないのだ。年頃の女の事は、到底思えない。

銀鎖「やれやれ。この腕では座るのさえ一苦労です。あ、どうぞ座ってください」

そう言いながら、銀鎖はベッドに腰掛ける。
貴方も、銀鎖と向かい合うように椅子に座った。

銀鎖「さて、まずは私から、聞かせてもらいます。昨夜、私をあんな風にしたのですから、構いませんよね?」

貴方「……はい」

銀鎖「あれあれ。思い出したくありませんか。処女の腕を折っておいて、現金な物ですね」

銀鎖「まあ、良いでしょう。お前は、なんなんですか?」

銀鎖「正体、出生、この学院に来た目的、母親と父親の名前、全て一切合切吐いてください」

……貴方はどうして、この学院に来たのだろうか?

↓1〜3まで(学院に来た理由を記入) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 21:54:07.06 ID:CqUxAQUso<> 人間として平和に生きたいから <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 22:02:57.28 ID:pOB+v+qe0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>463のみで進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 22:29:23.99 ID:pOB+v+qe0<> 貴方は、望まれた全てを正直に喋った。素性、生まれと育ち、母の名前、父たるアザーティの事。
そして。

貴方「……「人間」として、平和に生きたいから、この学院に来ました」

自分が受け継いだ邪神の肉を、決定的に否定する願いを、銀鎖に話した。

貴方「……ただ、それだけです」

銀鎖「平和に生きたいと言っておきながら、昨日のアレですか。矛盾してますねえ、程良く」

何も、言えない。それらは全て、事実なのだ。
貴方は確かに力を使って銀鎖を傷付けた。その手前で平和主義を語る。
とんだ大ぼら吹きだ。

銀鎖「クトゥルーの邪神の血肉を継ぐ子供、ですか。味方なのか、敵なのか、分かりませんねえ」

銀鎖「殺してしまった方が早いのかもしれないですね」

銀鎖「冗談ですよ。身構える必要はありません。だってほら、私の腕はこんなんですし」

そう言って、銀鎖は両腕を振る。片方は「闇」との戦いで。もう片方は、貴方の手によって。

銀鎖「……何か、言いたい事はありますか」

銀鎖は目を細め、しかしその瞳は貴方を睨んだまま。
じいっと、貴方の心を見透かすように見つめ続ける。

銀鎖「ああ、別に遺言を聞こうとかそう言う話じゃないですから。安心してください」

……貴方は

1、自由行動
2、昨夜の事を謝る
3、「これから自分をどうするつもりだ?」
4、黙っている

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 22:29:55.76 ID:oDvyHlHS0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 22:31:49.74 ID:CqUxAQUso<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 22:46:24.75 ID:pOB+v+qe0<> 2、昨夜の事を謝る


貴方「……昨夜は、本当に、ごめんなさい」

貴方は頭を下げて、許しを乞うた。
許されるなどと思っていない。だけど、貴方は言いたかった。
だって、貴方は銀鎖を傷付けてしまった。侮辱してしまった。
それを謝らずにはいられなかった。

銀鎖「謝罪される理由が見つからないのですが、なんですかそれは?」

銀鎖は、貴方が予想もしていなかった事を言う。

貴方「だって、私はあなたを傷付けてしまった……!」

銀鎖「それは私も同じではありませんか?」

貴方「あなたを侮辱しました……」

銀鎖「私はあなたを「人間」とさえ見ませんでしたが?」

銀鎖は易々と答えて、まるで指し棒のように片腕を振る。

銀鎖「殺すと言われて無抵抗の人間は、イカレポンチか狂信者だけ」

銀鎖「貴方の反応、抵抗は正当な報復にして実に人間らしい行為と私は考えますが」

銀鎖「あなたは謝罪する必要なんて無い。むしろ、怒ってしかるべきなのです」

銀鎖「それこそ、私を殺す勢いで……」

銀鎖「……まあ、気が済むようにしたら良いでしょう。私はあなたを許しますよ」

……なんだか釈然としないが、貴方は許されたようだ。
本当に、これで良かったのだろうか。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 22:54:09.76 ID:pOB+v+qe0<> 銀鎖「さて、話が一つ付いたところで、私はアザーティさんに頼みがあります」

まるで世間話を切り替えるかのようなノリで、銀鎖は貴方に言った。

銀鎖「簡単な話です。私の代わりに闇を始末してください」

貴方「……え?」

貴方が闇を始末する。一瞬、意味が分からなかったが、なんて事は無い。
銀鎖は闇と戦っていた。その為の「腕」を貴方は折ってしまった。戦う力がある貴方が代わりに戦う。
実に分かりやすい並びでできた話の流れである。

……納得なんてできるものか。

銀鎖「闇を放っておけば人が死にます」

銀鎖「あなたの平和、漏れなく崩れますよ」

銀鎖「あなたの知り合い、誰か食われるかもしれませんね」

銀鎖の言葉の一つ一つは、容赦なく貴方に重くのしかかる。
銀鎖は的確に、貴方が気にする言葉を選んで言ってくる。
貴方はある意味、責任と義務に弱い人間なのだ。面倒臭がり屋な面がそれから救っていた。

銀鎖「一週間で構いません。私と共に、夜にパトロールするだけの簡単なお仕事です」

銀鎖「断れば誰かが死ぬ。実に単純明快な話ですね」

銀鎖「自分の平和のために誰かを犠牲にして、結果的に平和を崩しますか?」

銀鎖「それとも、自ら平和を崩して他の平和を守りますか? あなたは何に、価値を重く置きますか?」

……貴方は

1、やる
2、やらない
3、考えさせてほしい
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 22:54:42.28 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 22:56:39.76 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:01:31.25 ID:pOB+v+qe0<> 1、やる


貴方「……分かりました。やります」

迷う必要など、無い。
貴方の平穏と、他者の命。優先されるべきはどちらか。考えるまでもない。
いいや、どちらを選んでも貴方の平和は綺麗さっぱり消えてなくなる。
だったら後悔しない方を選ぶ。

……正直、平穏を失う不安と、面倒臭いと思う気持ちはある。

銀鎖「あら、意外と早い決断ですね。なかなかよろしいですよ」

銀鎖「では、夜にまた会いましょう。その時に備えて、睡眠を取っておくとよいでしょう」

銀鎖「寝惚けてきたりしたら、下手したら死にますから」

銀鎖はくすくすと、ジョークを言うかのように恐ろしい事をあっさり言う。

……確かに、彼女は狂っているのかもしれない。だけどそれは、一体に何が原因の狂気なのか。
銀鎖と付き合っていけば、それが、分かるのだろうか。

【!】一週間の間、銀鎖とパートナーになりました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:03:56.15 ID:pOB+v+qe0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

銀鎖の部屋を後にし、部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。

……お腹空いた。

夜の為に寝ておくべきだろうが、それは後に回しても大丈夫だろう。
今は、何か、食べたい。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:04:37.72 ID:CqUxAQUso<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:04:39.18 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:05:16.07 ID:UM5Hf2Djo<> うわうっぜぇ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:09:02.61 ID:pOB+v+qe0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

休日のお昼は、あまり人がいなかった。
この時間帯は、他にやりたい事がある人が多いのだろうか。

そんな事を考えつつ、昼食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
123…虚弱 568…愛 479…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:09:18.97 ID:TUrQYfkd0<> てす <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:15:29.87 ID:pOB+v+qe0<> コンマ「7」


貴方は、取り巻きに囲まれて既に食事を始めていた男装を発見した。

男装「あはは、そうなんだ」

お得意の誑しスマイルを浮かべて、取り巻きの話に相槌を打っている。
ああするのも、きっと大変なのだろう。そんな様子は全く見えないけれど。

残念ながら、男装の周囲に空いている席は無い。完全に取り巻きで埋め尽くされている。
食事の時に男装に会っても、話せる事をあまり期待しない方が良いのかもしれない。

貴方はそれを見なかった事にして、どこか別の席を探して一人で昼食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

昼食は食べたし、エネルギーは確保済み。後は夜に備えて眠るだけだ。
と言うか、今寝ないと、夜に起きていられる自信が無い。

貴方は

1、寝る
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:16:08.78 ID:oDvyHlHS0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:16:14.48 ID:CqUxAQUso<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:22:58.47 ID:pOB+v+qe0<> 1、寝る


貴方は予定通り、仮眠を取る事にした。
制服から寝巻に着替えて、ベッドに潜り込む。

寝過ごさないように祈りつつ、貴方は目を閉じて、眠りに落ちるのを待った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜、零時前。セットしておいた目覚ましのおかげで、貴方は起きる事ができた。

貴方はベッドを抜け出し、急いで私服に着替える。
そうした方が良いと銀鎖に言われたのだ。自分は制服なのに。

着替えを終えた貴方は、覚悟を決めて、部屋を出た。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

集合場所は、学生寮前。貴方がそこへ向かうと、既に銀鎖はそこにいた。

銀鎖「お、ちゃんと来ましたね」

貴方「当たり前です。人の命が掛かっているんですから」

銀鎖「あれ、全部嘘だと言ったらどうします?」

貴方「え?」

銀鎖「冗談ですよ。行きましょう」

貴方は銀鎖と一緒に、夜のパトロールに向かった。

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:23:57.17 ID:oDvyHlHS0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:24:40.49 ID:CqUxAQUso<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:32:06.94 ID:pOB+v+qe0<> 2、特にない


……まあ、特に用など無いか。

銀鎖「……いました」

特に何も無く、道なりに歩いているだけ。もはやただの散歩ではないのかと思っていた矢先、銀鎖は声を上げる。

貴方「へ?」

銀鎖「いました。あそこです」

銀鎖が指差すのは……一定間隔で配置された灯りの下。
正しくは、他の灯りによって作られた柱の影である。

貴方は目を凝らし、そこを良く見る。

……ぼやけたもやのような、なんとも言えない物がある。
影よりも濃く、影よりも見え辛い。それを言葉にすると、人は「闇」と言ったのだろう。

銀鎖「ごー」

貴方「いきなりですかっ?」

銀鎖「何か、アドバイスが欲しいですか? 仕方ないですね」

銀鎖「下手すると腕もってかれるので、割と本気でやってください」

……何一つ、アドバイスになっていない。
とりあえず、手を抜いてはならないと言うのは、よく分かった。

その言葉に従いながら、最後の理性だけは留めておく。

貴方「『落ちよ、空』」

貴方はそれだけを考えて、「スイッチ」を切り替えた。

1、選択肢で戦闘
2、コンマで戦闘

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:32:46.65 ID:CqUxAQUso<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:32:51.70 ID:oDvyHlHS0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:42:24.30 ID:pOB+v+qe0<> 貴方の体は、一瞬の内に変化し、膨れ上がる。
昨日と同じく、腕だけを変異させる。そうしないと、理性を持ってかれてしまう。

指は全て残らず、感覚が鋭い十本の触手に。
腕から生えた触手は、少し扱い辛い幾本もの貴方の武器。

貴方「『でてきなさい、ナメクジ』」

貴方は「闇」に近付きつつ、挑発する。
それを理解できるだけの頭が奴にあるかどうか、甚だ疑問ではある。

貴方「『……あーあ、だから馬鹿を相手にするのって、嫌なんですよ』

オブジェクトを破損させると、後が厄介だ。貴方は触手を使い、挟みこむようにして闇を追う。

『ジャッ!』

小型の肉食獣のように叫んで、灯りの影から闇が飛び出す。
貴方の前に姿を現した闇は、一本の角を生やした四足歩行の鬼のようだった。

貴方「『さて……どうやって遊びましょうか?』」

今の動きが闇の限界ならば、捉えるのは簡単。
注意すべきは、そうして襲った事による逆襲か。しかし、警戒に値せず。
一思いに絞め殺しても、いいが……。

貴方は

1、攻撃
2、即時破壊
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:43:25.37 ID:CqUxAQUso<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:43:53.68 ID:oDvyHlHS0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:44:21.99 ID:UM5Hf2Djo<> 4なぶる <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:53:39.79 ID:pOB+v+qe0<> 2、即時破壊


『ジャア!』

闇は貴方を見るなり、大きく跳ねて貴方に跳びかかろうとしてきた。
貴方を敵性と認め、狩れる対象と見たのだろう。

貴方「『……ああ、生意気』」

貴方の意思に従い、触手は空中の闇を素早く捕える。
胴に当たる部分に巻きつき、千切れない程度に、締めつける。

貴方「『あれ、どうしたんですか? 私を食べられるって、思ったんですよね?』

貴方「『ほらほら、もっと抵抗してくださいよ。餌はすぐそこですよ、ほら』」

貴方「『……駄目ですね。邪魔です』」

貴方は、呆れるように息を吐いた。

それに従うように、触手は瞬く間に闇を覆い尽くし、「握り潰した」。
触手の隙間から、どろどろと黒い液体が流れ落ちる。生き物で言う血のようなものだろう。
それは地面に落ちて……染み込んで、消えていった。

銀鎖「終了です。闇は消えました」

貴方「『ゴミ払いさん、これで終わりですか? こんな物に手こずるなんて、あなた、弱過ぎではありませんか?』

銀鎖「あなたが規格外なだけです」

……闇は、消えたらしい。とりあえず、貴方はいつもの姿に戻った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:59:14.07 ID:pOB+v+qe0<> □――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

パトロールが終わったのは、夜も更け始めた頃。そろそろ四時になろうと言う時間帯だ。
結局、発見した闇はあの一匹のみ。それは多いのか、少ないのか、今の貴方には判断できない。

銀鎖「お疲れさまでした。今夜は、もう大丈夫でしょう」

貴方「……そうですか」

銀鎖「眠いですか?」

貴方「……少し」

銀鎖「そうですか。頑張ってください。また明日、よろしくお願いします」

そう言って、銀鎖は一年生学生寮の方へと向かっていった。
……ストイックな人だ。もう少し、何か言ってくれるものかと思った。

貴方は溜め息を吐きつつ、自分の部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、私服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/16(水) 23:59:40.63 ID:pOB+v+qe0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 7・火)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 00:00:03.61 ID:EUXgmV9w0<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 00:00:13.73 ID:x+HJGdzko<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/17(木) 00:01:47.30 ID:QAWj4t6Z0<> 5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/17(木) 00:05:08.72 ID:QAWj4t6Z0<> お疲れさまでした。

闇弱すぎワロタって感じですね。だって神話最強の邪神の孫って、そりゃ強いですよ。
それ差し置いて拮抗してたら怒られちゃうじゃないですか。

ちなみにコンマでやったら 1234567…勝利 89…負傷 0…死亡 となっていました。

次の再開ですが、一日開けての1月18日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 00:05:59.94 ID:x+HJGdzko<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/17(木) 00:22:57.38 ID:QAWj4t6Z0<> あ、次の進行から、平日ですね。
平日の場合、十分な睡眠がとれるタイミングは放課後しかありません。
でも放課後に行動すると、行動が消費されてしまいますね。
と言う事で、放課後になったらまっすぐ帰りましょう。帰って寝ましょう。
そのタイミングを逃すと、寝られなくなります。

それと>>445は、厳密に言うと、主人公が絡まない場合に限りです。
主人公が殺害するように示唆するとか、銀鎖の場合は「あの人闇ですよ」みたいに言うとか、そうしたら事件発生です。
まあ、そんな事、しないとは思いますが……。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/18(金) 19:25:07.62 ID:udQIyzMm0<> 一昨日「深夜行動するには即帰って寝ろ」と言いました。
でも、普通は放課後ってすげー暇ですよね。普通に寝られますよね。
と言う事で>>500で言った事は無し、普通に行動しても大丈夫です。そうなりました。
と言う事でこんばんは、システムさんです。

システム面に関する隠し事と言えば、主人公の性格って、色々隠し要素があるんですよ。
ずっと前に言った「ヒロインたちの初期感情値に影響」だとか「選択肢の変化」だとか。
それら以外にも一つ、システム面に関する特殊な補正があるんです。
例えば【怠惰】の場合は「夜更かししても寝坊しない」「そんなに親しくない人間の頼みは断る(温和でない時)」みたいな。

……全部、言うべきですかね。知らなくても良い事かなと思って隠していたというか、聞かれなかったので黙っていたというか、忘れていたというか……。
ぶっちゃけスーパーどうでもいい情報なのですが、みなさまが知りたいと言うのならば、正直に吐きます。
それとついでに直後のレスで天気判定。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 20:59:59.43 ID:mmIC1Hlo0<> 今度性格決める時でいいと思う。
「夜更かししても寝坊しない」は虚弱とか銀鎖攻略するのに便利だね <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:01:02.02 ID:udQIyzMm0<> ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:01:39.32 ID:nr09lGTD0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/18(金) 21:02:19.99 ID:V7nSGxjIO<> はじめる <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:04:35.15 ID:udQIyzMm0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:05:17.34 ID:udQIyzMm0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/13(月)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

昨夜のアレは、夢……だったらよかったのに。
貴方の肉体に残る「解放」の感覚が、昨夜の戦闘が現実である事を教えてくる。
まあ、気にするのは全てが終わってからにしよう。銀鎖との約束である、一週間後。

さて、貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:05:25.83 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:05:29.13 ID:afcALftGo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:06:44.01 ID:udQIyzMm0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
13579…虚弱 468…男装 20…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:07:01.22 ID:nr09lGTD0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:11:28.85 ID:udQIyzMm0<> コンマ「2」


貴方は誰とも会わなかった。まあこんな時もある。
貴方は一人で朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
時間を見ても、特に早過ぎたと言うわけではない。

貴方は安心しつつ、自分の席に着いて、鞄を置く。

虚弱はまだ教室には来ていないようだ。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、銀鎖を探す
3、黒研の二人と話す
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:12:01.02 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:12:19.18 ID:afcALftGo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:17:59.41 ID:udQIyzMm0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



チャイムが鳴り、ホームルームが始まる前、ふらっと虚弱は姿を現した。
普段よりも早い到着に、貴方を除くクラスメイトの殆どは驚いているようだった。

そんな事は気にせず、虚弱はいつもと変わらず腰を老人のように曲げ、おぼつかない足取りで、自分の席に向かう。

虚弱「……おはよ」

貴方「はい。おはようございます」

その通り際に、貴方と軽く挨拶をかわす。

そうしてから、虚弱は自分の席に着き、鞄を置いて、腕をまくら代わりにして机に倒れた。

思えば、虚弱は太陽の光が原因で弱体化する。
しかし、今日は雨雲がそこそこで、太陽の光は殆ど遮られている。なのに虚弱は弱っている。
……時間が関係しているのだろうか? 吸血鬼にはまだまだ謎が多い。

そんな事を思いながら、貴方はホームルームが始まるのを待った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:22:37.83 ID:udQIyzMm0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。次の授業の準備をしていた貴方の所に訪れたのは、銀鎖だった。

銀鎖「おはようございます。少し、よろしいですか、――せんぱい?」

……普段通りの柔らかな笑顔が、とても恐ろしく見える。
その皮を剥いだら、一体何を考えているのだろうか。まあ、知りたくもない。

どうにも黒いモノを抱えているように見えるが、どうせ「夜」についての話か何かだろう。

貴方は

1、よろしい
2、よろしくない
3、先に用を聞く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:24:14.36 ID:nr09lGTD0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:32:56.76 ID:udQIyzMm0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>517で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:43:57.49 ID:udQIyzMm0<> 1、よろしい


貴方「……わかりました」

銀鎖「ありがとうございます、――せんぱい。場所を移しましょう、ここではナンです」

貴方は銀鎖に従い、銀鎖の後についていった。
彼女に関わると後ろについていく事が多いような気がする。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

貴方が連れてこられたのは、校舎の端っこにある誰もいない、誰も来なさそうな場所。

銀鎖「体の調子はどうですか?」

到着し、壁に凭れかかるなり彼女はそう尋ねてきた。

貴方「……好調ですが、そんな世間話をする為に呼び出したのですか?」

銀鎖「まさか。体を変質させるのだから、それなりのダメージがあると推測しただけです」

銀鎖「まあ、二日連続で変質させている事から、大した問題はないのでしょうけれど」

銀鎖「本題は……あなたの力は、他の人間に危害が及ぶものか、どうかと言う話です」

銀鎖「どうなんですか?」

貴方の力は……

1、「頑張れば制御できる」
2、「制御の限界点がある」
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:44:41.51 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:45:43.72 ID:afcALftGo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:53:35.28 ID:udQIyzMm0<> 1、「頑張れば制御できる」


貴方「頑張れば制御できます。それは、約束しましょう」

貴方の力は、暴走する事が前提であるようなもの。しかし、絶対に、自分の意思だけは手放さない。
貴方の力とは、地球に生きる生物とはケタが違う物。それだけに、扱いは慎重にしなければならない。
その為の努力ならば、いくらでもしてやるつもりだ。

銀鎖「……そうですか。持ち主の言葉ですから、信用しますよ」

貴方の言葉を聞いた銀鎖は、軽く息を吐き、壁から離れる。

銀鎖「今日もパトロールします。雨だろうが、なんだろうが……」

銀鎖「濡れるのが嫌でしたら、雨合羽でも持ってきたらどうですか、――せんぱい?」

そんな事を言いながら、銀鎖はギプスごと腕を振り、廊下の向こうへと歩いて行った。

……「せんぱい」と言う呼び方、どうにかならないだろうか。
彼女に言われると、なんだかむずむずする。

とにかく、今日も放課後に出動するらしい。覚悟はしておこう。
貴方は腹を括りつつ、教室に戻った。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒もいるようだが、貴方には関係の無い事だ。
今日は雨が降っているから、食堂に行く生徒が多いだろう。

虚弱は鞄からお弁当箱を取り出して、食事を始めた。
変わらず、小さなお弁当箱である。本当に栄養が足りているのか、心配になる。

貴方は

1、虚弱と話す
2、食堂に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:54:36.66 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:55:16.15 ID:afcALftGo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 21:57:34.47 ID:udQIyzMm0<> 1、虚弱と話す


貴方は虚弱と話す事にした。

さて、何について話そう?

1、自由行動
2、嫌いな物について
3、趣味について
4、「クラスメイトの事をどう思う?」

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 21:58:23.92 ID:nr09lGTD0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:00:39.95 ID:afcALftGo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:07:49.94 ID:udQIyzMm0<> 2、嫌いなものについて


貴方「虚弱さん、ニンニクが苦手でしたよね?」

虚弱「ん……大、嫌い」

わざわざ言葉を溜めてまで、ニンニクを否定した。
吸血鬼の血族だから苦手なのかと思ったが、もしかしたら彼女自身も、ニンニクが嫌いなのではないだろうか?

貴方「あはは……他に、嫌いな物とか、ありますか?」

虚弱「……暑い日向……」

貴方「ああ、そう言えば、日差しが当たる所にいると熱がっていましたね」

虚弱「うん。あついの、やだ」

貴方「……そうですか」

虚弱「――さんは……嫌いな物って、なに?」

貴方は、嫌いな物があっただろうか?

1、自由行動
2、「無い」
3、「……秘密」

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:08:58.69 ID:nr09lGTD0<> 蛇 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:09:08.02 ID:afcALftGo<> やり過ぎる事 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:16:08.92 ID:udQIyzMm0<> 1、自由行動「やり過ぎる事」


貴方「うーん……嫌いな物、と言うより、嫌いな事ならあります」

虚弱「嫌いな事?」

貴方「はい。何事も加減と程度と言う物があります。何事も、やり過ぎてはいけないのです」

虚弱「……つまり?」

貴方「「やり過ぎ」と言う事が、私の嫌いな物ですね。何においても、です」

きっとそれは、貴方の本性に対する理性の僅かな抵抗なのだろう。
貴方の「アザーティの息子」と言う一面は、どれだけ頑張って抑えてもやり過ぎてしまう。
相手を傷付け過ぎてしまう。

貴方の、「やり過ぎ」に対する嫌悪感は、そこから通じていると思われる。

それと関係無く考えても、やっぱり貴方は「やり過ぎる事」が嫌いなので、気にする必要はないかもしれない。
ほどほどが良いのである。頑張り過ぎないとか……。

虚弱「へー……」

貴方「まあ、私にもよく分からないのですが」

虚弱「ふふ、台無し」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒にお昼休みを過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:18:43.16 ID:udQIyzMm0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、のんびりしようと考えていた。

虚弱はまだ教室にいるので、彼女と何かをやっても良いが……。
虚弱の調子はまだあまりよろしくないようだ。
それに、この短時間で何ができるのかという話でもあるし、何より面倒だ。

さて、そうなると貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:19:10.42 ID:nr09lGTD0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:20:09.69 ID:afcALftGo<> 絵の練習 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:30:41.54 ID:udQIyzMm0<> 1、自由行動「絵の練習」


貴方は、絵の練習をする事にした。
最近何かとあったし、気分転換にもなるだろう。

貴方は早速鞄から、もはやスケッチブックと化したノートを取り出して、絵の練習を始めた。

虚弱「……んにゃ?」

そうしている時、虚弱が貴方に気付いた。
わざわざ起き上がって、身を乗り出してノートを見て、そして一言。

虚弱「…………うちゅーくーかん?」

貴方「違います」

虚弱「だってー、これ……銀河系でしょ?」

貴方「違いますよ、これはヒヨコです」

虚弱「これ……」

貴方「犬です」

虚弱「……あ、これは分かる。まりも」

貴方「……たぬきです……」

虚弱「…………へたくそ?」

貴方「直に上手くなりますっ!」

意外な所で、貴方は実は絵が下手である事実を突きつけられてしまった。貴方はピカソ級では無かったのか。

貴方はそうして、虚弱から駄目だしを受けながら絵の練習をした。
なんだか絵が上手くなったような気がする。

【!】絵を描く事に限り、技術レベルが向上しました。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり、後は適当に過ごしたり。
今日は雨が降っているので、運動系の部活は殆ど活動しないだろう。

虚弱はのんびり帰り支度をしている。

貴方も帰る準備をしながら、これからの予定を考える。

貴方は今夜、銀鎖と一緒にパトロールする予定がある。
急いで帰って仮眠を取るべきなのだろうが、それは後からでも十分できそうだ。
戦闘を万全の態勢で迎えたいと言うのならば、今すぐ帰って寝るべきだろうか。

貴方は

1、寮に帰る
2、虚弱と一緒に帰る
3、世界「愛」クラブに行く
4、黒魔術研究会に行く
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:31:30.21 ID:afcALftGo<> 帰って寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:36:05.05 ID:nr09lGTD0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:40:24.53 ID:udQIyzMm0<> 2、虚弱と一緒に帰る


貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

貴方「虚弱さん、一緒に帰りませんか?」

虚弱「……んー……いいよ」

虚弱は少し悩んでから、了承した。
今日は予定が無いのだろうか。虚弱は放課後になると、どこに言っているのだろうか。

とにかく、貴方と虚弱は鞄を持って教室を出た。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 入口|
□――――――――□

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:41:56.80 ID:nr09lGTD0<> どんな映画が好きか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:43:04.07 ID:SaKKfruXo<> 何を見るのが好きか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:52:42.18 ID:udQIyzMm0<> 1、自由行動「何を見るのが好きか」


貴方「虚弱さんは、何を見るのが好きですか?」

虚弱「…………なにって、なに?」

貴方「そう言われると困るのですが……なんでも良いんです。なんか、ほら、見ていると落ち着く物とか有るじゃないですか」

自分で質問しておきながら自分で困ると言う、珍しい状態に置かれてしまった。
あまりにも抽象的過ぎたか……?

虚弱「くも」

貴方「くも……?」

虚弱「くも」

虚弱は傘からはみ出さない程度に、上の方を指差す。
その方向にあるのは……傘。ではないだろうから、もっと上の方だろう。

貴方「……雲?」

虚弱「……うん。本当は、晴れてる日の雲が、好きなんだけど」

貴方「ああ、流れる雲を見つめると言う……」

虚弱「落ち着く」

だとすれば、なんとひどい話だろうか。
太陽に嫌われた彼女は、晴れている空の流れる雲を見る事だなんて。
もしくは、憧れなのだろうか。

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:54:22.77 ID:nr09lGTD0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 22:55:55.97 ID:afcALftGo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 22:59:34.72 ID:udQIyzMm0<> 2、特にない


貴方は虚弱と一緒に寮に帰った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、夜に備えての睡眠を取った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:10:09.36 ID:udQIyzMm0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜、貴方は予定通り目を覚まし、時間を確認する。
銀鎖との約束の時間より少し早い頃。

……まだ、雨が降っていた。ああ、急に面倒臭くなってきた。放っておくわけにもいかないが。
貴方は寝巻きから私服に急いで着替えて、傘を持って部屋を出た。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が約束の場所に着いた時、既に銀鎖は来ていた。
……何故か、傘を持っていないのに雨の下にいた。

貴方「……え?」

銀鎖「ああ、来ましたか。遅いですよ。さあ、行きましょう」

しかし銀鎖、まるでなんでもないように振る舞い、先に行こうとする。
傘を持てないとは言え、だからと言ってそのまま突撃する人がいるものか。
いたとしてそうしてずぶ濡れになっている人をどうして見過ごせる。

貴方「あの、濡れて……」

銀鎖「この手で、どう傘を持てと?」

銀鎖は雨に降られたまま、両腕を振って自分の正しさを主張する。
……いくらそうされても、異常は異常なのだが。

貴方は急いで後を追い、銀鎖を自分の傘に入れてやる。

貴方「もう、濡れたら風邪引きますよ」

銀鎖「今更ですよ」

……そう言えば、以前、銀鎖がずぶ濡れになって食堂にいるところを見た。
見たと言うより、その眼の前で食事をしたのだが。
それは、あの日、あの時間にも、闇と戦っていたのが原因だろう。

彼女は四六時中、人を守るために戦っている。
……評価を改めるべきなのかもしれない。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:14:54.33 ID:udQIyzMm0<> パトロールを続ける事数十分。突然、銀鎖はある一点を指差した。

貴方「……いたんですね」

銀鎖「ほら」

銀鎖が指差すのは……広場の真ん中。物もなければ影も無いその場所に、確かに黒い物がいた。
黒くて、濃くて、見え辛い、非常に体がざわつく良くないモノ。

銀鎖「ごー」

貴方「分かっています」

貴方は銀鎖に傘を渡し、闇に向かって歩く。
その途中で、体の奥底の「スイッチ」を切り替える。

貴方「『落ちよ、空』」

その途端に、貴方の腕は変異を開始する。
ほんの数秒で、腕は何十本の触手へと変異を遂げた。

1、選択肢で戦闘
2、コンマで戦闘

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:15:28.72 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:15:32.28 ID:afcALftGo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:24:01.56 ID:udQIyzMm0<> 1、選択肢で戦闘


近付くにつれて、その体が見えてきた。

見え辛い割に、二メートルは越す巨大な体。そこから生えた、一対の翼のような靄。
顔に当たる部分には嘴のような物が目立つ。貴方が対峙する闇は、例えるなら、伝承のグリフォン。

今日の相手は、飛行をするらしい。雨の所為で視界の確保が難しく、厄介な相手になりそうだ。

貴方「『おや、可愛い雛鳥ですか。母親から餌を貰っている分際で巣から出ても大丈夫なんですか?』」

『ギャアアッ!』

闇は翼を二度羽ばたかせ、たったそれだけで空中に浮いた。飛行を開始したのだ。

そのまま高く飛び、逃げるかと思いきや、旋回して貴方の方へと突撃してきた。
滑空による突進攻撃。それを想定しているのだろう。

だが、大して速くは無い。捕捉は簡単だ。
問題は雨の所為で、目を見開く事ができない事。狙いが、ずれる。

一気に叩き潰す事も可能だろうが、貴方は

1、迎撃
2、即時破壊
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:24:27.28 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:24:27.78 ID:SaKKfruXo<> 超能力 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:26:34.07 ID:udQIyzMm0<> 超能力は『読心』能力で決定しています。これ以上の追加、変更はできません。

安価は無効となります。

>>549の選択肢から改めて選択してください。

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:27:34.52 ID:SaKKfruXo<> こいつの心読めってことなんだけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:27:40.48 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:27:56.57 ID:afcALftGo<> だからそれが無理なんじゃね <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:27:58.03 ID:udQIyzMm0<> あ、あー、そう言う事ですか。ごめんなさい、早とちりしました。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:40:49.16 ID:udQIyzMm0<> 4、自由行動「超能力」


貴方は、超能力を発動した。

闇の思考が読めれば、全ての行動がお見通しとなる。
加えて、もし奴等にコミュニティと呼べる統率や秩序があったならば。
そこまで読む事によって、ある程度の策略や戦略を知る事ができる。

貴方「『曝け出せ、ハエ風情が!』」

しかし。

奴等は、何も考えていない。そう、何も考えていなかったのだ。
欲、情、企み、それらすらない。本能さえ無い。あれには心が無かった。

その事実は、貴方に衝撃を齎すと同時に、隙を生み出した。

『ギャッ!』

貴方が怯んでいるその間に、闇は貴方への突撃を加速させる。
はっとし、急いで回避行動を取るも……少し遅かった。

闇は、貴方の触手を二本、食い千切ったのだ。

貴方「『ぐうっ……!』」

鋭い痛みにも耐え、貴方は闇から間合いを取る。

着陸していた闇は、貴方には目もくれず、貴方の触手を捕食している。

食欲の方が強い? いや、奴らには欲が無かった。心が無いなら欲も無い。
一つだけ可能性があるとするならば、闇なる存在は生き物ではないという事。
だが、それでも、心を読めない理由が……。

それは、後で考えよう。今は、アレを倒すのだ。

貴方の触手を食らっている今こそ、攻撃のチャンスだ。

貴方は

1、攻撃
2、即時破壊
3、様子見
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:42:11.62 ID:nr09lGTD0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/18(金) 23:42:35.34 ID:afcALftGo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:51:46.82 ID:udQIyzMm0<> 2、即時破壊


貴方「『戦いより、食欲ですか。貪欲と言うより間抜けですね……!』」

言葉の一つ一つに、触手を持って行かれた怒りを乗せて吐き出す。
そうしながら、闇目掛けて全ての触手を這わせる。

闇は全く気付かずに、貴方の触手に捕まり、そこでようやく悲鳴を上げた。
そうした頃には既に、巨大な体も、自慢の翼も貴方の触手に覆われ、ぎゅうぎゅうに詰められていた。
ただ一つ、悲鳴をあげ続ける頭だけは、触手の網から外に出ていた。いや、出していた。

貴方「『ならば永遠に、地獄のそこで血の池を喰らえ』」

貴方は一思いに、闇を握り潰す。
耐え切れない圧力をかけられた闇の肉体は、頭を始めに破裂した。

頭があった場所からは、捻りが壊れた蛇口のように黒い液体が流れ続ける。
その液体は貴方の触手を伝う事も無く、ただ、真下に流れ落ちて地面に消えていく。

銀鎖「お疲れ様です。今日は、手を抜いたんですか?」

貴方「『本気で相手する方がバカバカしいですよ』」

銀鎖「その結果、腕を二本ばかり持って行かれたようですが」

貴方「『腕の一つ二つで大げさに言うのですから、人間と言うのは本当に騒がしいと思いませんか?』」

銀鎖「そうですね。パトロールを続けます。とりあえず、戻ってください」

……闇は滅ぼしたようだ。貴方は銀鎖の言葉に従い、姿を元に戻した。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/18(金) 23:58:32.20 ID:udQIyzMm0<> □―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

戦闘の後、貴方の右腕は肉が裂けるように痛んだ。
触手を持って行かれた所為だろう。腕の中が、じんじんと痛む。

銀鎖「さっきの傷ですか?」

貴方「はい……結構、痛みます」

銀鎖「治るのですか?」

貴方「放っておけば、その内。触手の方も、新しく生えてくるでしょう」

銀鎖「でしたら、大丈夫ですね」

……心配してくれたのだろうか。
彼女の事だから「戦闘に支障が出ると困る」なんて、ビジネスライクな心配の仕方なのだろうが。

銀鎖「敵を前にぼーっとしていたら、そら食われるってものです」

貴方「う……」

銀鎖「頭を食われなくて済んで、御の字と言うやつですよ」

貴方「その通り、です」

貴方は貴方で、新たなチャレンジをしたと言うか、そのおかげで新たな発見があったと言うか……。
リスクは少なく済んだし、まあ、とんとんと言える結果だと思う。

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 00:01:13.66 ID:2w50B/mu0<> 何故こんな仕事をしているのか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:09:02.56 ID:yqfKb6oz0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>562で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:21:14.94 ID:yqfKb6oz0<> 1、自由行動「何故こんな仕事をしているのか」


貴方「……銀鎖さん」

銀鎖「なんですか? 手短にお願いしますね」

貴方「どうして、こんな仕事をしているのですか?」

そもそも闇祓いとは仕事なのだろうか。
自分で言っておいてそんな事が気にかかり始めたその時。
銀鎖は立ち止まり、くつくつと笑い始めた。

銀鎖「どうして? どうしてなんでしょうねえ、私の方が聞きたいですよ」

銀鎖「いひひ……ひゃひゃ……そうですね、一言で言えば、こうなりますか」

銀鎖「「無力な人々を守る事こそ、我々の報酬」……なんて」

銀鎖は笑っている。狂った表情の人形のように、頬を薄気味悪いくらいに釣り上げて。
顔は笑っているのに、目が笑っていなかった。それは、こう言う顔を言うのだろう。

貴方は悟った。彼女は、そんな事を全く思っちゃいない。
「無力な人々」に対して、憎しみさえ抱いている。そう、思えた。

銀鎖「……行きましょう。まだ、時間は終わっていません」

……銀鎖はまだ、何かを隠している。

それは、いつか、聞けるのだろうか。

貴方「……分かりました」

貴方は銀鎖と一緒に、降り頻る雨の中を歩き続けた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:26:27.20 ID:yqfKb6oz0<> □――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

日が昇り始める事。既に雨は上がっているが、空には未だ雨雲が展開している。
もしかしたら、まだ降るのかもしれない。

銀鎖「今日の所は、これで良いでしょう。お疲れさまでした」

貴方「分かりました。それでは、銀鎖さん」

銀鎖「また今夜も、よろしくお願いします。それでは」

銀鎖は貴方と別れ、自分の寮へと戻っていった。
少し湿ったその背中を見送りながら、貴方は何かを言うべきかどうか、考えていた。
考えて、考えて、考えて、面倒だからやめた。

たぶん、貴方が言いたい事は、銀鎖の奥底に触れるモノ。
貴方で言うなら、貴方が『アザーティハーフ』であるところに当たる。
絶対に触って欲しくない。そうだと仮定して、絶対に触らない。

貴方は銀鎖と別れ、自分の部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、私服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:27:02.45 ID:yqfKb6oz0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 8・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 00:28:02.00 ID:2w50B/mu0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 00:32:27.42 ID:Z5vAEV5Go<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:34:24.31 ID:yqfKb6oz0<> 1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 00:37:19.91 ID:yqfKb6oz0<> お疲れさまでした。

ずっと前にも言いましたが、銀鎖ってやっぱり厄介なヒロインですね。
全部攻略し終わった後に攻略するかーみたいな。あれ、これ前にも一度言ったような……。

次の再開は1月19日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 00:38:26.11 ID:Z5vAEV5Go<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 19:01:39.82 ID:yqfKb6oz0<> 一晩たって>>501に対する返答が一つしかなかったので、とりあえずその通りにしようと思います。
まあ、確かに今更言われたからどうしろって話なんですよね。
いちいち気の利かないシステムさんです、こんばんは。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 20:31:05.55 ID:yqfKb6oz0<> 直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 20:41:35.52 ID:0yupvxeCo<> ステータス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 20:42:42.27 ID:0yupvxeCo<> っていうか>>501の情報もあなたの脳内でのことでしょう?

そういうのをちらつかせて本当はこういう風になっててー、だから〇〇できませんーとか死んじゃえばいいよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 20:48:14.32 ID:yqfKb6oz0<> じゃー死にます。みなさま今までありがとうございました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 20:54:16.33 ID:0yupvxeCo<> メンヘラ面白くないよ^^ <> ◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 21:00:32.82 ID:yqfKb6oz0<> まあ、このスレも10スレ目ですし、良い節目じゃないですか。
それで、やめるべきか続けるべきかを、このスレで判断しようと元々考えていたんです。
そしたら、こうやってシステムさんの設定を隠す癖が仇となって、みなさんに迷惑かけたじゃないですか。
正直こちら側も把握しきれていない情報もあるので、全部言えない事実に気付いたんですよ。
その状況にならないと思いだせないような設定とかあったりね……前々からですが、管理者として失格です。
前々から問題ばかりのくせに厚かましくこのまま続けるのは、どうかと言う話だと思います。

以上の理由から、まあ、急ですがこのゲームはおしまいでしょう。
煽りなんだかマジなんだか分かりませんが死ねと言われた事も考えて、ちょうど良い止め時だと思います。

今まで、こんなスレに付きあわせてすみませんでした。
そう謝罪すると同時に、付き合ってくれた事に言葉にし切れないほどの感謝を感じています。
今までありがとうございました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:06:46.54 ID:0yupvxeCo<> >それで、やめるべきか続けるべきかを、このスレで判断しようと元々考えていたんです。

んなもん知るか
結構面白いんだから続けてくれよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:08:41.69 ID:Z5vAEV5Go<> やめちゃうのか、お疲れ様
その言葉でやめるのは豆腐メンタルな気がしなくもないけど
まぁ少なくとも俺はそれなりに楽しめてたから安心して良いと思うよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 21:12:50.19 ID:yqfKb6oz0<> あはは……自分の意志で志半ばと言うのは、なかなか覚悟が必要ですね。HTML化依頼のレスをする手が震えます。
いやまあ、手が震えているのはシステムさんじゃなくてゲームマスターなんですけど。

すみません。気が変わりました。少なくとも、この主人公がエンディングを迎えるまでは続けます。
理由は後ほど話します。21:20に再開しますので、よろしければ付き合ってください。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/19(土) 21:14:20.66 ID:yqfKb6oz0<> あ、その前にコマンド確認「ステータス」

□―《ステータス画面》――――――――――――

| 名前:―― ――(貴方) / 現在:6/13(火)

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│    肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│    知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│    技 術 …[■|  |  |  |  |  ]
│   第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│ [虚  弱]…感情【24/50】【信頼】[Bir: 7/24]

│ [  愛  ]…感情【12/50】【友好】[Bir:10/17]

│ [鉢  巻]…感情【5/50】【未確認】

│ [ close! ]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【10/50】【顔見知り】

│ [男  装]…感情【9/50】【知り合い】

□────────────―――──――─‐ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 21:20:11.67 ID:yqfKb6oz0<> ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:21:10.05 ID:chKMriJK0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:30:02.02 ID:Z5vAEV5Go<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 21:31:26.98 ID:yqfKb6oz0<> 10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める1:始めない0:思い出の部屋0

前回の続きから再開します。

安価、コンマ時に五回連続同IDの場合、進行を中断します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 21:31:57.88 ID:yqfKb6oz0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/14(火)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

腕はまだ少し痛むが、日常生活に問題は無い。
無意味に触ったりしなければ、明日には再生が完了しているだろう。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:32:38.07 ID:chKMriJK0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:39:37.37 ID:Z5vAEV5Go<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 21:41:20.36 ID:yqfKb6oz0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
568…虚弱 124…愛 379…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:41:53.06 ID:chKMriJK0<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:52:16.89 ID:0yupvxeCo<> もっと言うと貴方はあまり発言しないほうがいいと思う
自分が言うのもあれだけど、こういう人ばっかり来ると思うよ

言い過ぎたのはすいませんした <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 21:52:16.82 ID:yqfKb6oz0<> コンマ「6」


虚弱「どーん」

突如、貴方の背中に何かがのしかかってきた。
あまりにも予想外で、貴方にも何が起こったのか、一瞬分からなかった。

しかし、のしかかってきた「何か」の声と、一度背負った事のある哀れに感じるほどの軽さ。
そして、背中からでも分かる大きさから、犯人が誰なのかすぐに特定できた。

貴方「……なんですか、虚弱さん」

虚弱「おはよ、――さん……」

貴方「おはようございます。それで、なんですか、これは?」

虚弱「……ダイブ?」

貴方の背中はマットではないのだが……虚弱が、それほど重くなかったおかげで、よろめく事も無かった。
それだけが救いと言えば救いと考えて、貴方は溜め息を吐く。

どうして虚弱は、いきなりこんな事をしてきたのだろう。
悪戯……をするような人ではないはずだ。貴方が付き合ってきた中では、そう。
だったら、なんだろう? 虚弱の中で、貴方はじゃれつく事ができる相手にランクアップしたのだろうか。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、あしらう
3、叱る
4、好きにさせる

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:52:50.80 ID:0yupvxeCo<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 21:53:15.19 ID:chKMriJK0<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:05:38.88 ID:yqfKb6oz0<> 4、好きにさせる


貴方「もう……仕方ありませんね」

そう言って、貴方はそのまま、虚弱を背負ったまま朝食を取りに行く。
虚弱がこんな事をしてくるなんて、珍しいにも程がある。
貴方に対してそういう行為をしたいと考えるようになったと言うのは、良い方向に考えても問題ないだろう。
注意したり、下ろすのが面倒だと言うのは、また別の話として……。

虚弱「うわーい……」

どうやら、喜んでいるようだ。テンションが低い所為か、あまり楽しそうには聞こえないが。

虚弱「……――さんタクシー」

ああ、もしかしたら今、貴方は体の良い移動道具にされているのだろうか。
だとしたら、貴方が乗せられる荷物の重さは低く設定されているだろう。
虚弱くらいが、貴乗せたまま移動しても良いと貴方が考える限界である。

虚弱「そこ右ぃ……」

貴方「右行ったらテーブルですよ」

虚弱「ふふ……」

貴方はそのまま、虚弱の好きなようにさせてやった。
結局はしゃぐだけだったが、それだけで済んで良かったと考えるべきだろう。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□

虚弱と一緒に朝食を食べ、貴方は虚弱と一緒に部屋に戻ろうとしていた。

虚弱「……――さん……」

貴方「はい」

虚弱「…………今日、一緒に行こ?」

主語が抜けているが、恐らく一緒に登校しないかと言う誘いだろう。

……貴方は衝撃を受けた。

あれほど、貴方と一緒に下校する事さえ拒んでいた虚弱が、貴方と一緒に登校しようと誘って来たのだ。
心境の変化と言う言葉で片付けるには、あまりにも重大すぎる。
一体彼女の中で何があったのだろうか。

虚弱「……だめ?」

虚弱は首を捻り、貴方をじっと見つめる。
その眼差しがどこか悲しげに見えるのは、気のせいだと思いたい。

貴方は

1、「いいよ」
2、「だめ」
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:06:33.20 ID:chKMriJK0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:16:22.93 ID:yqfKb6oz0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>597で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:21:31.83 ID:yqfKb6oz0<> 1、「いいよ」


貴方「いいえ、そんな事! 一緒に行きましょう、虚弱さん」

断る理由などあろうものか。いや無い。今の貴方には一つとして、無い。

虚弱「やった……じゃあ、一階で、待ち合わせ……」

貴方「分かりました。また、後で」

虚弱「うん……」

貴方は虚弱と別れ、若干浮かれながら自分の部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って待ち合わせ場所に向かった。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□

貴方が待ち合わせ場所に着いてから少しして、虚弱は遅れてきた。

虚弱「……お待たせ」

貴方「いいえ、全然待っていませんよ。さ、行きましょう」

虚弱「うん……」

貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:23:13.64 ID:chKMriJK0<> 好きな動物とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:26:46.86 ID:0yupvxeCo<> うえ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:32:56.95 ID:yqfKb6oz0<> 1、自由行動「好きな動物とか」


貴方「虚弱さん、好きな動物はなんですか?」

虚弱「どーぶつぅ……?」

貴方「イヌとか、ネコとか、パンダとか、そう言う事です」

虚弱「……じゃあ、イヌ」

じゃあってなんだ。適当に答えた感満載の返答である。

虚弱「……アルマジロ?」

貴方「急に具体的になりましたね……それはまた、どうして?」

虚弱「…………可愛いから」

まあ、花の女子高生が答える動物が好きな理由などそれで十分だ。
これで「日中は地中に潜る所に共感できる」など言われたら、それはそれで嫌である。

虚弱「じゃあ、――さんは……?」

貴方はどんな動物が好きだろうか?

1、自由行動(できれば理由込みで)
2、特にいない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:33:56.96 ID:chKMriJK0<> ゴリラ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:35:46.37 ID:0yupvxeCo<> 深海生物
近親感 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:45:43.55 ID:yqfKb6oz0<> 1、自由行動「深海生物」


貴方「……深海の、生き物……。すごく長いクラゲとか、鉄のような足を持つ貝とか……」

正直、あまり話したい事ではなかった。貴方は躊躇いながらも、正直に吐いていく。

虚弱「深海の……? えっと…………」

貴方「リュウグウノツカイや、最近ではダイオウイカが有名ですね」

虚弱「あー……えぐい見た目の」

貴方「うぐっ……た、たしかに見た目はグロテスクな物が多いですが、その分神秘的な生き物も多くてですね……」

虚弱「……だから、好きなの?」

きょとんとした眼差しで、首を傾げて虚弱は貴方を見つめる。

貴方「へ? あ、ああ、まあそうですね……」

……嘘ではない。深海の神秘と言うのは、未知な部分も多いだけ興味が沸いてくる。
それの解明するために、研究の対象にした深海生物に惚れると言うのは、少なくない話だ。

ただ、貴方が深海生物を好く根本的な理由は、もっと別である。
どうして言えよう、やつらの見た目に同類、それを越えて近親の情さえ憶えているなど。
例え虚弱が貴方の正体を知っていたとしても、これだけは正直言いたくは無い。

虚弱「そっかー……おいしい?」

貴方「研究が進まない限り、食べない方が良いと思いますよ」

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 22:48:23.15 ID:chKMriJK0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 22:56:34.55 ID:yqfKb6oz0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>606で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:00:42.09 ID:yqfKb6oz0<> 2、もういいや


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

校舎に着いた貴方は、虚弱と一緒に保健室に向かった。

虚弱は慣れた様子で保健の先生と一言二言交わして、ベッドを拝借した。

虚弱「……じゃあ、ね。――さん……」

貴方「はい。ゆっくり、休んでください」

虚弱「うん……」

虚弱の穏やかな笑顔を見届けてから、貴方も微笑んで応えて、保健室を後にした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室には殆どの生徒が来ていた。
時間を見ると、もうあまり余裕はない。

貴方は急いで自分の席に着き、鞄を置く。

そのまま、次の授業が始まるのを待った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:10:52.70 ID:yqfKb6oz0<> □――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

休み時間。貴方は次の授業の為、特別教室への移動をしていた。

やはり授業のための教室移動は面倒だ。どうにかして自分たちの教室で全ての授業を行う方法は無いのだろうか。
そんな事を考えながら歩いていた貴方の前に現れたのは、男装だった。

珍しく取り巻きを連れていない状態で歩いていると思いきや、貴方に気付くとぱあっと笑顔を浮かべて走ってきた。

男装「おはようございます、――さん。ふむ、気分が優れないようですが、どうかしましたか?」

そんな顔をしているらしい。別に、貴方の体に大した問題は無い。
あるとすれば、移動がかったるくてげんなりしているくらいか……それが顔に出ているのだろうか。

貴方「おはようございます。いいえ、特に悪いところはないですよ?」

男装「とてもそうには見えない。僕のキスは、特効薬になり得るでしょうか?」

自慢の並びの良い歯を見せつけながら、得意のたぶらかしを始めた。
ナチュラルにセクハラまで言ってくるのだから、癖なのか演技なのか全く分からない。

とりあえず、貴方は

1、「気持ちだけ」
2、ありがたく奪っておく
3、おっぱい揉んでやれ
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:13:10.28 ID:chKMriJK0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:14:52.69 ID:qJppztGSO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:14:52.77 ID:Z5vAEV5Go<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:24:19.18 ID:yqfKb6oz0<> 3、おっぱい揉んでやれ


とりあえず、貴方はおもむろに男装の胸に手を伸ばし、むんずと鷲掴みにする。

男装「わっ! あ、あなたもですか、――さんッ……」

そんな悲鳴も気にする事無く、貴方は掴んだ胸を遠慮なく揉んでやった。
もちろん、無造作に扱うなど言語道断。貴方も触手を雑に扱われるのは嫌なのだ。
程良く力を入れてマッサージのように揉む。このようにされるのならば、貴方も嫌ではない。

男装「あ、あの……これは、一体……?」

大体、以前から思っていたのだ。どうしてこれだけ立派な物を持ちながら、男の格好などしているのだろうと。
男装をよく見れば、女性的な魅力にも溢れている。むしろそれが無ければこの姿が様になるはずが無い。
言っちゃえば、その魅力を台無しにするような事をしているのだ。何故?

男装「――さん? あの、――さん? もしもし、もしもし?」

それに、女性にとって胸とは、言わば一財産。それで男が掴めるかどうかと言う話でもある。
男装をすると言う事は、それをかなぐり捨てているの同義だ。いやまあ、今もちゃんと持ち続けているのだが。

貴方「分からない……」

男装「はあ?」

貴方「……立派な物をお持ちのようで」

男装「あ、ありがとうございます……じゃなくて、離してください!」

まあ、それはそれとして、貴方も男なのでしっかりこの感触は味わっておこう。

貴方は時間一杯まで、男装のおっぱいを揉んだ。
道行く生徒がすごい目で貴方を見ていたが、気にしない事にする。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:27:58.75 ID:yqfKb6oz0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、他のところで昼食を食べたり。
その他、各々適当に過ごしたりと、自由である。

さてこれからどうしようかと考えていたところに、クラスメイトが話しかけてきた。

*「あの、――さん……一緒にお昼、食べませんか……?」

どうやら、昼食のお誘いのようだ。

今の貴方に予定は無いし、一緒に昼食を食べても大丈夫である。
他にやりたい事があれば、断っても大丈夫そうだ。

貴方は

1、食べる
2、断る
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:28:36.35 ID:chKMriJK0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:30:25.49 ID:Z5vAEV5Go<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:38:58.25 ID:yqfKb6oz0<> 1、食べる


貴方はクラスメイトと一緒に昼食を食べる事にした。

貴方「はい、構いませんよ」

*「ほ、本当ですか?」

貴方「嘘なんて、吐きませんよ。さ、行きましょう」

*「は、はい……」

貴方はクラスメイトと一緒に食堂に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□――――――――□

食堂の中は、相変わらず混んでいた。
と言っても、貴方はここのお世話になった事は少なく、比較できる程の情報を持っていない。
もう少し活用するべきだろうか。しかしお腹が空いていないのに無闇な使用は……。

*「――さんは……虚弱さんの事、どう思いますか?」

貴方「へ?」

*「ですから、虚弱さんの事ですっ」

どうやら、虚弱についてらしい。虚弱と仲良くしたいと考えている彼女だが、今日は何の話だろう。

貴方「どう思うと言われても……」

*「なんでも良いんです。――さんは虚弱さんと仲が良いようですから……」

他人と仲良くなる事に置いて、第三者に意見を求めるのは間違いだ。
その人の言葉を信じて良いのか悪いのか、判断するのは自分だ。
そこで悩むくらいなら、面倒だから最初から対象と接触すれば良いのだ。

……まあ、彼女が聞きたいのは、単純に貴方が思う印象だ。

貴方は虚弱をどう思うだろうか?

1、自由行動
2、秘密

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:40:25.80 ID:Z5vAEV5Go<> 大切な友達。日常の象徴 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 23:40:45.75 ID:chKMriJK0<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/19(土) 23:57:47.99 ID:yqfKb6oz0<> 1、自由行動「大切な友達。日常の象徴」


貴方は箸を置き、真面目に考えて、答えを出した。

貴方「……大切な、友達です」

そう。友達。【信頼】さえ寄せる、大切な友達だ。失いたくない、守りたい、かけがえのない友達。
彼女の近くにいるだけで、貴方も「人間」になれるような気がする。

貴方「とても優しくて……助けてやりたくなる、そんな人です」

貴方は、太陽に嫌われ日陰に愛された彼女に同情しているだけなのかもしれない。
貴方は、同じ『異形の子』としての親近感を彼女に感じているだけなのかもしれない。

そんなはずはない。いや、全く無いと言ったら嘘になる。だけどそれは本心じゃない。
貴方は自身を持って言える。貴方は虚弱の友達だ。

貴方「私にとっては言うなれば、日常の象徴とも言える。そんな人です」

貴方に穏やかな日常を与えてくれる、彼女こそ太陽。
言い過ぎかもしれないが、そう思えてならない。

*「……大切な、日常の象徴ですか」

貴方「はい……あ、ごめんなさい。参考に、ならないですよね……」

*「いいえ。想う気持ちこそ大切なのだと、よく分かりました」

クラスメイトは軽く微笑み、貴方へと見せる。

*「ありがとうございました。頑張ってみようと思います」

貴方「……はい、頑張ってください」

そんな話をしながら、貴方はクラスメイトと一緒に昼食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:00:04.86 ID:T83WJDif0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。少し、雲行きが怪しくなってきたような気がする。
このまま雨が降られたら、酷く迷惑だ。また雨の中戦わなければならなくなる。

とは言え、天の行く先は空が決める。貴方にできる事と言えば、てるてる坊主を作るくらいだ。

そんな昼下がりの休み時間であるが、貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:00:22.64 ID:oLHfSYGa0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:01:27.14 ID:hizm7imSO<> てるてる坊主量産 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:09:33.90 ID:T83WJDif0<> 1、自由行動「てるてる坊主量産」


貴方は、放課後の晴れを祈っててるてる坊主を量産する事にした。

ポケットティッシュを丸めて包んで……適当な紐が無かったから紙縒りを作って紐にして。
少し不格好なてるてる坊主が出来上がったが、顔を描けばこの通り……。

……まあ、そんな調子で量産していったとさ。

*1「ひっ! さ、殺人現場!」

*2「あの……呪いの道具じゃ、無いよね……?」

黒研1「藁人形さながらね!」

……散々な言われようである。
ちなみに、教室の窓付近に飾ろうとしたらクラスメイト達に全力で止められた。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。貴方のてるてるパワーのおかげか、怪しい雲はどこかへと消えてゆき、残るのは赤みがかった空だけである。
鼻高々といきたい所だが、誰も話を聞いてくれない。寂しい限りだ。

帰る準備をしつつ、これからどうしようかと考えていた貴方に、クラスメイトが話しかけてきた。

*「――さん。今日はリレーの練習が無いようですから、二人三脚の練習をしませんか?」

二人三脚の練習。リレーの練習は無くても、それがあった。
参った。貴方は今日の夜も戦いに出かけなければならないと言うのに。

*「あの、もしかして予定がありましたか……?」

……まあ、どうにでもなるだろう。

貴方は

1、練習する
2、練習しない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:09:54.46 ID:oLHfSYGa0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:11:08.81 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:18:13.55 ID:T83WJDif0<> 1、練習する


貴方「いえ、大丈夫です。やりましょう、練習」

*「よかった……じゃあ、前と同じく、寮の前でやりましょう」

貴方はクラスメイトと一緒に二人三脚の練習をする事にした。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

制服から体操着に着替えて、貴方とクラスメイトは待ち合わせ場所にて合流する。

さて、以前はぐだぐだなまま終わってしまった。
それから大分時間が空いている事を考えると、相性は壊滅的だろう。

だからと言って悲観する事は無い。後一週間あるのだ、それだけあればたぶん大丈夫。

貴方「では、右から出しましょう。右、左、右のリズムでいきます」

*「分かりました……!」

貴方は気合いを入れて、練習に臨んだ。

直後のレスのコンマで判定
1234…だめだめ 5678…そこそこ 90…良好 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:18:23.13 ID:SYZ81v11o<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:22:47.84 ID:T83WJDif0<> コンマ「3」


貴方とクラスメイトは頑張った。ああ、頑張った。

頑張っても、駄目だった。だめだめだった。

貴方「は、は……何故……?」

クラスメイトに責任を押しつけたくは無い。だが、貴方はできる限り彼女に合わせた。
それでも足りないと言うのか。足りなかったかもしれない。

*「はあ、はあ……」

貴方「……あと、五分休憩しましょう。まだ、できますか?」

*「で、できまふ」

このままでは、駄目だ。貴方とクラスメイトは、日が暮れるまで頑張った。
少し、息が合ってきた気がする。少しだけ。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

練習を終えて、部屋に戻った貴方は、体操着のままベッドに倒れ、布団に潜り込んだ。

そのまま目を閉じ、深夜の為に睡眠を取った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:29:34.48 ID:T83WJDif0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。妙な肌寒さで貴方は目覚めた。

体操着で寝たから……と言う理由もあるだろう。
だけど、ここ最近闇と関わってきた貴方は、なんとなく理解できた。

近くに闇がいる。その気配がする。

貴方は起き上がり、体操着のまま部屋を出た。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が着いた時、銀鎖は既にそこにいた。
校舎の方を険しい表情で見つめている。

貴方「銀鎖さん」

銀鎖「……ああ、来ましたか。こんばんは」

話しかける貴方には目もくれず、銀鎖はひたすらに、校舎を睨んでいた。

貴方「はい……どうかしましたか?」

銀鎖「……逃げられました」

貴方「逃げられた?」

銀鎖「見失いました。さ、行きましょう」

……どうやら、逃げられてしまったらしい。
しかし銀鎖はうろたえる事も無く貴方を置いて歩いて行った。
見逃す事など、日常茶飯事なのだろうか。それとも、一々気にしていられないのか。

とりあえず、貴方は銀鎖の後についていった。

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:30:56.71 ID:SYZ81v11o<> その闇の特徴は? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:30:59.65 ID:oLHfSYGa0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:31:04.57 ID:MPXz3tF/o<> いい加減尻尾見せい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:37:14.91 ID:T83WJDif0<> 2、特にない


……まあ、特にないか。

銀鎖「……ごー」

いきなり、銀鎖は貴方に出撃の命令を下した。
貴方は目標を確認してすらいないのにである。

貴方「どこですか!」

銀鎖「目の前!」

そう言って、銀鎖は突然貴方を押し倒すように飛びのいた。
その直後、貴方と銀鎖がいたその場所に、黒い一閃が迸る。

貴方「アレはっ?」

銀鎖「闇です」

そんな事は分かっている。だってその闇は、鉄柵の上に昇って貴方と銀鎖を睨みつけているのだから。

昨日の闇と同じで、背中からは羽が生えている。ただしその羽根は、どちらかと言えば蝙蝠に近い。
鉄柵の上で見下すその姿勢から、その姿はまるでガーゴイル。明確な形なき石造の悪魔のようだった。

貴方「……下がって……」

銀鎖「言われなくても」

貴方「『落ちよ、空』」

銀鎖が下がるのを見届けた貴方は、即座に体の奥底の「スイッチ」を切り替えた

1、選択肢で戦闘
2、コンマで戦闘

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:37:53.19 ID:SYZ81v11o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:37:56.57 ID:oLHfSYGa0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:47:43.70 ID:T83WJDif0<> 1、選択肢で戦闘


貴方「『悪魔風情が私を見下ろすだなんて』」

貴方の挑発にも答えず、闇は貴方をじっと見下ろす。
貴方の様子を窺っているのだろうか。貴方の出方を待っている。

貴方「『おこがましい』」

既に触手へと変異を遂げた腕から、数本の触手が、今にも闇目掛け飛び出そうとしている。
貴方の不器用さがここにも表れて、幾つかの触手は貴方の一番純粋な意志に従って動こうとする。
このまま襲いかからせても良いが……様子を窺っているのが気になる。
心を読めたなら良いのだが、昨日の闇との戦闘で、やつらに『読心』は効かない事が分かっている。
念の為もう一度試しても良いが、恐らく無駄だろう。

先ほどの速さからも考えて、無闇な襲撃は悪手か。
かと言って、防御すればお互いに見合うだけ。そのまま無駄に時間が過ぎて、闇を逃がしてしまえば本末転倒。

下手に手負いにすれば、逆襲か逃走。どちらも、貴方にとって厄介な事になるだろう。
倒すならいつも通り一撃が望ましいか。

貴方は

1、攻撃
2、即時破壊
3、防御
4、牽制
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:48:17.70 ID:oLHfSYGa0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:48:59.79 ID:SYZ81v11o<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 00:59:15.00 ID:T83WJDif0<> 2、即時破壊


ぴくりと、触手が蠢く。貴方の指令に従い、ただ一つの目的を果たす為、高速で空を走った。

闇はその様子をじっと見つめ……自分に触手の一本が到達しようと言うその時に、そこから消えた。

貴方「『くっ!』」

いや、消えたわけではない。瞬間移動とも見紛う速さで、真横へ移動したのだ。
触手もそれを追うが、間に合わない。速度が違うのだ。

恐らく、先ほど銀鎖が見失ったと言う闇はこいつだろう。
この速さならば、見つめていたとしても確かに見失う。

闇はひたすらに逃げて……その間にも、貴方を見つめている。

貴方「『観察するおつむが、あったなんてね!』

こうしていても、時間の無駄だ。貴方の触手は、闇に追い付けそうにない。

今の行動で、闇は初速から最速のとんでもない相手である事が分かった。
直前にその場を離脱して、貴方の攻撃を回避する事も可能だろう。
速すぎる。つまり、そう言う事なのだ。

……追い付く必要はない。相手から、こちらの完全な間合いに入って貰えば良いのだ。
ただしそれは危険な賭けと言える。失敗すれば、貴方は……。

どうすればいい。どうすれば相手を誘いこめる?
周囲に活用できそうな障害物は無い。頼れるのは貴方の触手だけ。
銀鎖を囮に……いや、あの闇は警戒心が強いようだ。無駄だろう。

貴方は

1、誘導
2、破壊続行
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 00:59:42.30 ID:oLHfSYGa0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 01:01:39.59 ID:289hwlKIO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 01:11:54.41 ID:MPXz3tF/o<> 1後拘束 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 01:15:03.61 ID:T83WJDif0<> 1、誘導


貴方は持てる技術を使って、闇の誘導を始めた。

触手の動きを随時変更し、闇の動きを操る。そうして闇の動きを見取り、見切り。
貴方の触手が必要な展開を終えたところで、貴方は敢えて、隙を見せる。
決定的にして、足りないおつむを持っている相手ならばついつい食らいついてしまう、そんな隙を。

ずっと貴方を見ていた闇は、それを見逃さなかった。
通常では考えられない鋭角的な進路の変更をし、一直線に貴方の方へと飛んでくる。

貴方「『それでいい……』」

そして「おびき寄せられた」闇は、逃げられない完全なる貴方の間合いへと迷い込んだ。

気付いた時は、もう遅い。もっとも、闇は全く気付かなかったようだが。

闇は今、伸ばされた貴方の触手の隣を、恐るべき速さで飛行している。
その触手は先ほどまで闇を追っていた触手だ。隙を見せた貴方の方へと直覚的に曲がった闇に追い付けない触手だ。
その触手の中に、何十本もの細い触手を忍ばせた。

細い触手は、まるで銃から撃ち出される網のように飛び出し、闇に食らいつき、刺さり、捕えた。

貴方「『ひひ……馬鹿な子です』」

闇は逃げようと、必死に足掻く。足掻くが、逃げられない。
逃げられないまま触手に引きずり込まれ、更に触手に覆われ、そして、完全に姿が見えなくなった頃。

貴方「『水風船って、面白いですよね』」

触手に潰され、ぱちんと弾けた。
闇を覆っていた触手の隙間からは、それの死を意味する黒い液体が垂れて落ちる。

銀鎖「お疲れさまでした。今日は、手こずりましたか?」

貴方「『まさか、あなたじゃないんですから』」

銀鎖「まあ、私なら楽勝でしたけど」

そんな憎まれ口を叩き合いながら、貴方は元の姿に戻った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 01:17:31.62 ID:T83WJDif0<> □――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

明け方。日が昇り始めた頃、ようやくパトロールは終わった。

銀鎖「今日はもう大丈夫でしょう。帰っても平気ですよ」

貴方「そうですか……分かりました」

銀鎖「……一つ、聞いて良いですか?」

銀鎖が貴方に質問など、珍し……くもないか。

貴方「はい?」

銀鎖「……なぜ、体操着なんですか?」

……さっきから、ずっとそれを気にしていたのだろうか。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

銀鎖と別れ、部屋に戻った貴方は、制服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 01:18:00.36 ID:T83WJDif0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/ 9・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 01:19:43.26 ID:oLHfSYGa0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 01:20:08.93 ID:SYZ81v11o<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 01:22:00.40 ID:T83WJDif0<> 2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 01:24:35.11 ID:T83WJDif0<> お疲れさまでした。

この戦闘の描写って必要なんですかね……。
なんかもうパトロールなんて銀鎖との会話だけしてちゃちゃっと終わらせた方が良いのではないかと思いました。
書いてる方は楽しいのですがね……。

あ、誘導の選択肢は、技術レベルと知識レベルによって成否が分かれました。
技術だけだと完全に死亡だったのですが、知識レベルの高さに救われた感じですね。しらねーよって話ですねごめんなさい。

次の再開は1月20日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 01:24:56.29 ID:SYZ81v11o<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/20(日) 01:39:47.97 ID:T83WJDif0<> 恒例となりつつある>>581の理由説明と言う名の言い訳コーナーです。

なんですかねー……義務がうんぬんとか「やめたくないんです……!」とかやめるやめる詐欺とか、色々考えていたんですけどね。
今回の進行やって、思いました。システムさんはちょっと堪忍袋の緒が緩すぎですね。
あとはそうですね、もう少しユーモアに寛容になれって事ですね、はい。
と言う事で、システムさんは自分勝手にはもう二度とやめません。みなさんが居なくなるまで続けます。たぶん。

みなさまはもう慣れたのではないかと思いますが、またまたシステムさんが騒ぎ立ててしまい、本当に申し訳なく思っています。
今後、こう言った事が無いように努めますので、どうか寛大な心でお付き合いください。

……まあ、ちょっと余計な事を言うとすれば、>>578で言った事は全部本当です。
このスレで続けるかどうかの見極めをしようとしていたのは本当です。止めるなら、ここかなって思っていました。
それだけです。どうでもいいお話でした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/20(日) 01:43:31.65 ID:T83WJDif0<> >>592
まあ、確かに、いつも喋りすぎだとは思います……あと心が狭いのも認めます。改善できるようちょっと改造してもらいます。
ですから、別に言いすぎてなんかいませんよ。システムさんも気にしていませんから。
はい、今後は「死ね」とか「ゴミ」とか言われても笑顔で「テメーがな」と答えるから大丈夫です!
……嘘ですそんな度胸なんて毛ほどもありません。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/20(日) 19:01:41.77 ID:qOxeZ6zW0<> 「もうスレ辞める!」と公言しておいてしれっと続行する図太いメンタルを持つのはシステムさんだけ!
実際、スレ終了とか言ったら恥ずかしくてもう二度と顔は出せないと思います。
どうも、属性に厚顔無恥が追加されたシステムさんです。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/20(日) 20:31:25.29 ID:qOxeZ6zW0<> 直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 20:38:00.47 ID:SYZ81v11o<> ほい <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:00:04.47 ID:qOxeZ6zW0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:01:03.36 ID:/p9dpsY90<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:11:33.96 ID:qOxeZ6zW0<> 10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める1:始めない0:思い出の部屋0

選択肢、コンマ時に五回連続同一IDの場合、進行を中断します。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:12:08.28 ID:qOxeZ6zW0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/15(水)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

腕の痛みは完全に引いた。治癒が完了したと見て、間違いないだろう。
次からは、もっと気を引き締めて挑む事にする。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:12:42.05 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:13:38.98 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:15:27.85 ID:qOxeZ6zW0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
134679…虚弱と愛 258…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:16:11.22 ID:/p9dpsY90<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:22:01.58 ID:qOxeZ6zW0<> コンマ「5」


貴方は、毎度同じく取り巻きに囲まれた状態で食堂に入ってくる男装と会った。

男装「――さん、おはようございます」

貴方「はい。おはようございます」

昨日のあの一件にもめげず、男装は貴方に話しかけてきた。
警戒される物と思ったが……もしかしたら、あまり気にしていないのかもしれない。
とは言え、何度もやればそりゃあ嫌がられると言う物。ほどほどにすべきだろう。

男装「もしよろしければ、これから一緒に食べませんか?」

貴方「そうですね、では、そうしましょうか」

近くに取り巻きたちがいるのはいつも通りなので、気にしない。
慣れたならばなんて事ないものである。まあ、気になると言えば気になるが。

貴方は男装と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は男装に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:23:12.70 ID:SYZ81v11o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:23:33.82 ID:/p9dpsY90<> 男装を見つめてみる <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:34:10.63 ID:qOxeZ6zW0<> 1、自由行動「男装を見つめてみる」


貴方は、じっと男装を見つめてみた。

改めてみると、昨日も思ったが、本当に男装は女性的な魅力に溢れている。
「男装」と言う行為を持ってしても隠し切れていない。
いや、「男装」が似合っていないわけではない。また逆に、それによって彼女が栄えているのも事実。

整った顔立ちも、切れ長の鋭い眼差しも、与えられたようなスマイルも。
豊満な胸も、それとは反対に細いだろう腰も、所謂「安産型」な腰も、長くすらっと伸びた脚も。

見た目に関して言うならば、女性の格好をしようが「男装」しようが、彼女はどの性別にも好まれるだろう。

男装「……ん? ふふ、どうしました、そんなに見つめて」

そんな貴方に、男装も気付いたらしい。ハンサムスマイルを浮かべて、質問ついでに貴方をたぶらかす。

貴方「いえ、別に」

そう答えながらも、貴方は男装を見つめるのを止めない。

男装「…………あの、――さん?」

貴方「なんですか?」

男装「用があるのでしたら、言ってくれたら嬉しいのですが……」

貴方「いえ。特に用は無いので、大丈夫です」

男装「僕が大丈夫じゃないと言うか、あはは……」

貴方は暫く男装を見つめ続けた。その結果、少し警戒されてしまったようだ。
……まあ、彼女も彼女で女性に興味があるようだし、本望と言えばそうだろう。

貴方は男装と一緒に朝食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:36:43.16 ID:qOxeZ6zW0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒が来ていなかった。
要するに、いつも通りである。貴方は自分の席に着き、鞄を置く。

虚弱はまだ、教室には来ていないようだ。今日は教室に来るだろうか。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、銀鎖を探す
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:37:29.71 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:40:44.94 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 21:54:08.54 ID:qOxeZ6zW0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが始まって少しした頃、虚弱は姿を現した。
教室の扉を開け、よろよろと入ってきて、扉を閉めて。これらの行為を終えるのに20秒は要したか。

先生3「おはよう、虚弱さん。大丈夫?」

虚弱「だいじょぶ……です……」

明らかに大丈夫でないが、本人がそう言うのならばそうなのだろう。
クラスメイトも先生もそう判断したのか、黙って虚弱の行動を見守る。

一方虚弱はいつも通り、ふらふらとしながら自分の席に向かい、その途中で貴方と軽く挨拶をかわす。

虚弱「……おはよ」

貴方「はい、おはようございます」

そうしてから、虚弱は自分の席に着き、鞄を置き、机に突っ伏す。
毎度毎度、席に座ってから貴方と挨拶すれば良いのに。

一秒でも早く貴方と喋りたいと思っている、と考えたら、悪い気分ではないのだが……。

虚弱が無事登校するのを確認した貴方は、そのままホームルームを過ごした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は次の授業の準備をしていた。

そんな貴方の背中に、突如のしかかってくる何者かがいた。

虚弱「……だーれだー……?」

ついでに何物かは、貴方の目をその手で覆い隠し、そんな事を言ってきた。

何者か、と言うか、虚弱だと言うのは分かり切っているのだが。
だって、ずっと動いているのが見えていたし、貴方の後ろに回るのも見えていたし。
彼女は体が悪いのだから、友達の貴方が見守ってやらなければならないと、見張っていたらこれである。

まあ、悪戯に付き合ってやるのも悪くは無い。どうせ、する事など無いのだ。

貴方は

1、自由行動
2、ずばり言い当てる

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 21:54:48.20 ID:/p9dpsY90<> 虚弱以外の知り合いの名前を言っていく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:02:49.44 ID:SYZ81v11o<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:08:14.30 ID:qOxeZ6zW0<> 1、自由行動「虚弱以外の知り合いの名前を言っていく」


貴方「そうですねー……愛さん?」

虚弱「ちがーう……」

貴方「うーん……では、男装さん」

虚弱「……ちがーう……」

貴方「だったらー、銀鎖さん」

虚弱「…………ちがう」

貴方「先輩さん」

虚弱「……あの、ね……」

貴方「先生3」

虚弱「あう、あう……」

貴方「先生1」

虚弱「あうー……」

貴方「先生2」

その瞬間、ようやく貴方の視界は開いた。虚弱の心が折れたらしい。
振り向くと、下唇を軽く噛んで悲しそうな表情の虚弱がいた。

虚弱「……私ぃ……」

貴方「冗談ですよ。最初から分かっていました」

そんな事をして、貴方は休み時間を過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:11:54.96 ID:qOxeZ6zW0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは教室を飛び出し、昼食を求めて食堂に向かう。
弁当持参の者は屋上行ったり広場行ったり教室に居残ったり、各々好きな所で食事を始める。

虚弱も鞄からお弁当を取り出し、食事を始めた。

さて、貴方は

1、虚弱と話す
2、食堂に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、男装の所に行く
5、広場に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:12:30.16 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:16:54.07 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:19:26.56 ID:qOxeZ6zW0<> 1、虚弱と話す


貴方は虚弱と話す事にした。

さて、何について話そう?

1、自由行動
2、「体育祭の日はどこにいる?」
3、「クラスメイトについて」
4、「趣味について」

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:19:59.63 ID:/p9dpsY90<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:21:04.73 ID:SYZ81v11o<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:29:24.63 ID:qOxeZ6zW0<> 2、「体育祭の日はどこにいる?」


貴方は、あと二週間足らずと迫った体育祭について話す事にした。

貴方「そろそろ、体育祭ですね」

虚弱「……うん」

貴方「そう言えば、虚弱さんは、体育祭が始まったらどこにいるんですか?」

言ってから、少し、無神経だったかもしれないと気付いた。
彼女だって、叶うなら体育祭に出たいはずだ……たぶん。

その気持ちを抑えて、たとえば部屋に籠っていたとしよう。
そんな事、聞かれたら困るのは当然だ。

虚弱「……保健室。たぶん、ね」

そんな貴方の心配は無駄だったのだろうか。虚弱は弁当をつつきながら、あっさり答えた。

虚弱「出ないから……見てる……」

貴方「そ、そうなんですか……」

虚弱「……応援するから、頑張って」

虚弱は、儚さを感じるような微笑みを浮かべて言った。
そんな事を言われたら、頑張らずにはいられないではないか。なんて面倒な事をしてくれるんだ。

貴方「はい。全力を尽くします」

虚弱「うん……」

そんな話をして、貴方は虚弱と一緒にお昼休みを過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:36:35.38 ID:qOxeZ6zW0<> □――――――――□
|学院校舎外 ・ 校庭|
□――――――――□

五時限目。校庭での体育の授業である。

とりあえず授業は一段落終えて、生徒は先生に怒られない範疇で好き勝手にしていた。
あと少しで号令が掛かるので、ちょっとした休憩時間である。

先生2「しっかり動け! 時間は無いぞ!」

……あの先生の前で、のんびりできるものならしてみろと言う話だが。
まあ、このクラスの生徒たちはマイペースな人間が多い。
それは先生の前でも変わらず、先生もあまり気にしていないようだ。

さて、外である。太陽がぎんぎらぎんである。
体育に参加できない虚弱は、日陰でぐったりした様子で見学と言う名の我慢大会をしていた。
もちろん、授業なんて見ちゃいない。

今なら先生の目を盗んで接近できそうだ。

貴方は

1、虚弱の所に行く
2、先生2と話す
3、じっとしていよう
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:38:10.39 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:44:16.84 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:51:48.11 ID:qOxeZ6zW0<> 1、虚弱の所に行く


貴方はこそっと、虚弱の所に行く事にした。

先生の目を盗み、ささっと虚弱に近寄る。

貴方「大丈夫ですか?」

虚弱「……だめぇ……」

そりゃもう駄目だろう。こんな日差しを、浴びるか浴びないかの瀬戸際にいるのだから。

貴方「保健室、いきます?」

虚弱「……ううん。我慢する」

我慢は体に良くない。良くないが、これは虚弱の意思だ。
虚弱は我慢できるのではなく、「我慢したい」のだろう。自分が我慢できる事に、自信を持ちたいのだ。
……まあ、飽くまで貴方の想像に過ぎないのだが、そう思う。

貴方「……分かりました。でも、ほどほどにですよ? やり過ぎは、駄目です」

虚弱「んー……」

先生2「おら――! お前は何をやっているんだ!」

貴方「しまったっ……!」

虚弱「……早く、戻った方が良いよ」

貴方「そうします。それでは」

貴方はそこをすぐに離れ、授業に戻った。先生にはたっぷり叱られた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 22:59:11.65 ID:qOxeZ6zW0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり、自由に行動したり様々である。

今日はどうやらリレーの練習をするらしい。貴方はメンバーと共に、練習場所に向かった。

□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

練習を終えた貴方は、適当な場所に腰を下ろし、体を休める。

今日の練習で、貴方のバトンを受け取る技術が上がったような気がする。
今日の練習で、チームのクラスメイトと仲良くなったような気がする。

貴方がそうしていると、

直後のレスのコンマで判定
12…虚弱 34…男装 56…銀鎖 78…先生3 90…失敗 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 22:59:37.65 ID:/p9dpsY90<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 23:09:56.22 ID:qOxeZ6zW0<> コンマ「5」


銀鎖「こんな事をしているんですね」

ここ最近で聞き慣れた、じゃらじゃらとした金属音と共に、そんな声が聞こえた。

貴方「銀鎖さん」

銀鎖「青春を謳歌するのは結構ですが、忘れずに」

……嫌な釘の刺し方をしてくる。
「人間」として生きようとする貴方の事を、飽くまで化け物として扱うようではないか。
いや、それは貴方の被害妄想に過ぎない。貴方は頭を振って、笑いかける。

貴方「もちろんですよ」

銀鎖「……では」

何が気に食わなかったのか、銀鎖は貴方に見下すような眼差しを向けて、その場を去っていった。
きっと、夜の分の体力を残しておけと、忠告に来たのだろう。
もうちょっとだけ優しく言えたら良いのにと思う。

……自分は戦いに身を置いているのに、怪物の貴方は青春を謳歌している。
それに嫉妬している、と言うのは、あまりにも邪推か。

貴方はもう少し休憩してから、部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、夜に備えての仮眠を取った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 23:18:26.05 ID:qOxeZ6zW0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方は目覚まし時計のベルで目を覚ました。
銀鎖との約束の時間である。貴方は急いで起き上がり、私服に着替えた。

昨日、体操着の方が楽である事に気付いた。だが、体操着は日常生活で使用する。
もし破れてしまったり、場合によっては気付かないような「変なモノ」が付いてしまったりしたら大変だ。

私服に着替えた貴方は、銀鎖との約束の場所に向かった。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が到着した時、既に銀鎖は待ち合わせ場所にいた。

銀鎖「こんばんは。ようこそ、非日常へ」

貴方を見るや否や、そんな嫌みを言ってきた。
貴方の事が嫌いなのだろうか? そうでなければ、こんな事はしないと思いたい。

銀鎖「では、行きましょう」

貴方「……はい」

貴方は銀鎖の後についていった。

□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

闇を発見したのは、丑三つ時と言う時間。普段より、結構遅かった。

そいつは噴水の影で、もやもやと蠢いていた。見えるのは……腕。
二本、三本……四、五……十は超える、腕。触手だった。

銀鎖「あら。お仲間ですよ、アザーティさん」

貴方「冗談……決定的に違いますよ」

いくら貴方でも、アレに肉親の情は向けられない。……そう思いたい。

銀鎖「ごー」

貴方「はい……『落ちよ、空』」

貴方は闇に迫りつつ、体の奥底の「スイッチ」を切り替えた。

1、選択肢で戦闘
2、コンマで戦闘

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 23:19:14.01 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 23:22:13.17 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 23:28:45.41 ID:qOxeZ6zW0<> 1、選択肢で戦闘


貴方に気付いた闇は、触手を蠢かしながら貴方を威嚇する。

それは「同類」として、触手と言うモノの危険性を熟知しているからか。
もしくは貴方自身の存在に、過剰な異常性を認めているからか。

貴方「『うーん……気に入りませんねえ、とても』」

たかだか有象無象が、腕を三本以上有するだなんて。
たかだか蠢くだけの存在が、貴方と同類を語るだなんて。
ああ、もちろんそんなつもりが無いのは分かっている。そんな脳みそ自体がないのだから。

だとしても、生意気だ。

貴方の敵意は、貴方の触手にもよく表れていた。
今にも襲いかからんと、数本の触手の先端がふるふると震えている。

……どうにでもなるだろう。むしろ、遊ぶ余裕さえある。

貴方は

1、攻撃
2、即時破壊
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 23:29:16.76 ID:/p9dpsY90<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 23:32:33.91 ID:SYZ81v11o<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 23:43:14.97 ID:qOxeZ6zW0<> 1、攻撃


貴方の敵意に刺激されたのか、闇は貴方が攻撃する前に、触手を伸ばしてきた。
貴方が確認できる限り、奴の全てである。

貴方「『たーりないですよ、腕』」

貴方は同じ数だけ、触手を走らせて、闇の触手と絡みつかせる。

闇の触手は貴方の触手に絡みつき、引っ張るような仕草をする。
だが、哀れなほどに力に差がある。闇の触手がそうしている間、貴方は更に触手を絡みつかせる。

貴方「『自慢の武器が事も無げって、どうですか? 私、そんな気分になった事無いから、分からないんです』」

言いながら、貴方は闇の触手を引っ張り、その体を引きずり出す。
抵抗……しているつもりなのだろう。闇は必死に、影の中に戻ろうとする。
だけど、無駄。闇は貴方の前に、全ての姿を晒した。

そうしたところで、貴方は絡みつかせた触手に力を入れる。

貴方「『ぷちん』」

貴方は、まるで細い糸を断ち切るように、自らの触手で闇の腕を千切った。
全て、一本残らず。貴方に攻撃は無謀だと悟ったらしい闇が引っ込めようとした触手も、残らず。

『オオオオ!』

そこまでして、ようやく闇は声を上げた。低くうねる、法螺貝の音色のような鳴き声。

貴方「『うふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふ』

闇にもはや戦う手段は無い。全て、貴方が奪ってしまった。

貴方は

1、破壊
2、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/20(日) 23:43:56.11 ID:/p9dpsY90<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/20(日) 23:53:54.50 ID:qOxeZ6zW0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>697で進行します。
……と言うか、これって選択肢必要無かったですよね……。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/21(月) 00:01:56.96 ID:fYjvmofO0<> 1、破壊


貴方「『あーあ、面白い、面白いですねぇ全く!』

喜びに震えながら、貴方は闇に向かって触手を這わせる。
震える事しかできない闇の方へと、じわじわと、ゆっくりと。

貴方「『逃げないんですか? そうですか、大変ですね、可哀想ですね』

貴方の触手はいよいよ、闇に到達した。闇の表面を舐めるようにひたりひたりと這う。

貴方「『だったら、生まれなければ良いのに。ねえ、そう思いません?』」

そう言って、貴方は全ての触手に命令を下した。
指令を受けた触手は瞬く間に刺と化し、闇に突き刺さった。

『オオオオオオオ……』

断末魔。震える闇の音色は夜の空に飲み込まれ、そして闇の体は、溶けて地面に消えていった。

銀鎖「……お疲れ様です」

貴方「『おや、何か言いたげですね?』」

銀鎖「戻ってください。まだまだ、続けるんですから」

貴方「『……仕方ありませんね』」

闇は消えたらしい。貴方は銀鎖の言葉に従い、元の姿に戻った。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

パトロールが終わったのは、夜が明ける少し前。空は明るみが差したような、そんな気がする色をしている。

銀鎖「今日はこれで大丈夫でしょう。それでは」

貴方「……はい」

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 00:03:27.41 ID:5zFFHgVK0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 00:07:56.52 ID:Tpx9Tv5ho<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/21(月) 00:10:07.23 ID:fYjvmofO0<> 2、特にない


……まあ、特にないか。

貴方は銀鎖と別れ、部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

銀鎖と別れ、部屋に戻った貴方は、私服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/21(月) 00:10:39.87 ID:fYjvmofO0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/10・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 00:10:57.60 ID:5zFFHgVK0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 00:15:00.99 ID:Tpx9Tv5ho<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/21(月) 00:16:32.73 ID:fYjvmofO0<> 3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/21(月) 00:18:17.09 ID:fYjvmofO0<> お疲れさまでした。

冒涜的な言葉って、ものすごく難しいです。プログラムがパンクします。

次の再開は1月21日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 00:19:03.87 ID:Tpx9Tv5ho<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/21(月) 21:42:18.59 ID:fYjvmofO0<> すみません。今日はちょっと再開できなくなりました。
明日の同じ時間に再開したいと思っています。頑張りますので、できればお付き合いください。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/22(火) 19:34:53.33 ID:2t1fRFKo0<> こんばんは、システムさんです。
いやー……深夜行動の強制追加でぐだぐだ気味なのにシステムさんの辞める辞める詐欺に加えてこの遅刻。
何もかもがぐだってきましたね、悪い流れですね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 19:52:25.60 ID:x9h67gBDo<> 大事とは騒ぎ立てるから大事になる
もうちょっと大らかに行こうか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/22(火) 20:34:28.44 ID:2t1fRFKo0<> そうですね……むしろ、システムさんはこう言うスレを管理するのに向いていないのかもしれませんね。
と言っても、今更になって放る積もりも毛頭ありませんけれど。

さて直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 20:52:24.83 ID:x9h67gBDo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:00:22.48 ID:sQMQLM4h0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:01:23.60 ID:DmDdHOd+0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:01:53.54 ID:wIFfiP3SO<> 覇璽芽流 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:11:28.27 ID:sQMQLM4h0<> 10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める1:始めない0:思い出の部屋0:読めない漢字は勘定に含めません。あしからず。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:11:58.37 ID:sQMQLM4h0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/16(木)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:12:50.05 ID:DmDdHOd+0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:22:32.03 ID:sQMQLM4h0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>719で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:24:12.84 ID:sQMQLM4h0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
146…虚弱 259…愛 378…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:25:36.67 ID:DmDdHOd+0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:33:19.24 ID:sQMQLM4h0<> コンマ「7」


男装「――さん」

貴方は不意に、後ろから声をかけられる。振り向くと、そこにいるのは男装。

貴方「ああ、男装さん。おはようございます」

男装「おはよう、――さん。今日もあなたは美しい」

貴方「ありがとうございます」

男装「もしよろしければ、これから一緒に、どうですか?」

朝食を一緒に食べようと誘っているらしい。
この一言ばかりは、下手に飾るよりも直接言った方が分かりやすいのだ。
時と場合とも言えるが、そんなの他の言葉も同じである。

貴方「そうですね。じゃあ、一緒に」

貴方は男装と一緒に食べる事にした。

貴方は男装に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:34:08.09 ID:DmDdHOd+0<> 男についてどう思っているか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:44:09.26 ID:sQMQLM4h0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>724で進行します。

ふむふむ……あと三回、全部同じIDなら今日は中断しましょう。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:55:50.43 ID:sQMQLM4h0<> 1、自由行動「男についてどう思っているか」


貴方「ねえ、男装さん。一つ質問しても、良いでしょうか?」

男装「ええ、もちろん。僕に答えられる事でしたら、何でもどうぞ」

本当に何でも正直に話すつもりなのだろうか……。
そんな事はしないと思っているのだが、さてどうだろう。

貴方「男装さんは、男性についてどう思っていますか?」

男装「……男性について……? 質問の意味が、よく分からないのですが……」

貴方「いえ、深い意味は無くて……言葉通りです。ただ、どのように考えているのかなと、思って」

男装「そうですか……これは、前言撤回が必要になるのでしょうか」

そう言いながら、男装は自分の目を覆い隠し、真面目に考える。そんな素振りをする。
あまりにも抽象的過ぎただろうか? しかしこれ以外にどんな言い方をすれば良いのだろうか。

その内、男装の中で答えが出たのか、手を取っ払って、貴方に爽やかな笑顔を見せる。

男装「……僕は、他の男性に特別な感情を抱いていません」

男装「強いて言うのなら、その通り、女性の反対としか思っていませんからね」

男装「お役に立てず、すみません」

貴方「いいえ。答えてくれただけで、嬉しいです」

男装の様子を見るからに、男について何かしら嫌な思いがあるわけではなさそうだ。
男装が「その格好」をしている理由に、その根底に男性の存在は無いと言う事か?
まあ、貴方は心理学者でもないので全く分からないのだが。

男装「でも、男性は女性を喜ばせて然るべきと、僕は考えますね」

男装「そう、あなたを喜ばせる事ができたのなら、きっと膨れ上がった自尊心で僕は破裂するだろう!」

貴方「ふふ。そうならないように、加減が必要ですね」

そんな話をしながら、貴方は男装と一緒に朝食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 21:58:51.22 ID:sQMQLM4h0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室には思ったより多くの生徒が登校してきていた。
一応時間を見るが、遅れたと言うわけではない。

貴方はほっとしつつ、自分の席に向かい、鞄を置く。

虚弱はまだ登校してきていないようだ。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、屋上に行く
3、広場に行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:59:07.55 ID:DmDdHOd+0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/22(火) 21:59:20.85 ID:dUrwp95IO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 21:59:28.17 ID:wIFfiP3SO<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 22:14:02.16 ID:sQMQLM4h0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが終わっても、虚弱は姿を現さなかった。
まあ、一週間の内に二度も教室に来たら珍しい方なのだろう。

後で保健室に見舞いに行ってやろうかな。

そんな事を考えながら、貴方は一時限目の授業の準備を始めた。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。次の授業の準備をしていた貴方に、黒魔術研究会の二人が話しかけてきた。

黒研1「――さん。少しいいかしら?」

黒研2「ほ、本当に少しでいいんです」

貴方「大丈夫ですけれど……どうかしたんですか?」

黒研1「うん……単刀直入に聞くけれど、銀鎖ちゃんとどう言う関係?」

内心、どきりとした。しかし貴方、こんな事で表情は崩さない。

黒研2「もー、ちゃんと説明しないと、全然分からないよ」

黒研2「あのね……最近、銀鎖さんが、――さんの話をするようになったのね」

黒研2「見かけに腹黒いだとか、結構残虐、とか……も、もちろんしんじているわけじゃないんだよ?」

黒研1「私たちが気にするのはむしろ、いつそんなに仲良くなったのか、その一点!」

黒研1「願わくば、銀鎖ちゃんのおかげで気が変わってウチに入ってくれないかなって言う勧誘!」

……後で、銀鎖に何を言ったのか問い詰めるべきだろうか。
しかし、肝心な事は何も喋っていないようだ。貴方が、アザーティの子である事とか。

貴方は

1、自由行動
2、「たまたま馬が合った」
3、「ほ、他には何を……?」

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:16:01.75 ID:DmDdHOd+0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:16:18.86 ID:wIFfiP3SO<> いいだろうハイロウ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 22:19:32.81 ID:sQMQLM4h0<> い……イミフ。

黒研2の四つ目のセリフ、「見かけによらず腹黒い」でした。他の事に気を取られていて修正忘れてましたすんません。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/22(火) 22:21:33.38 ID:sQMQLM4h0<> あ、入ろうですか。ギャンブルの「High or Law」かと思いました。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/22(火) 22:33:24.77 ID:2t1fRFKo0<> 1、自由行動「いいだろうハイロウ」


貴方「……分かりました。そこまで言うのならば、黒魔術研究会に入りましょう」

黒研1「ホントっ?」

黒研2「あ、あの……それ、この子の冗談みたいなものだから、本気にしなくてもいいんだよ?」

黒研2「興味無いのにわざわざ入って貰うなんて申し訳ないし……」

黒研1「何言ってんの、ウチには一人でも良いから人が……!」

黒研2「もー、ちょっと黙ってて」

今、さりげなく力関係を見た気がする。
黒研2に窘められた黒研1は、口をしっかり閉じて貴方をじっと見つめる。

黒研2「それに、――さんはリレーと二人三脚の選手だから、放課後は練習で忙しいでしょう?」

黒研2「入って欲しいのはもちろんなんだけど、体育祭の練習頑張って欲しいのもあるから……」

黒研2「だから、無理しなくてもいいんですよ?」

なんだか銀鎖についての話を上手く誤魔化せたが、変な方向に向かってしまった。
ここまでお願いされては、入らずにはいられないのもあったが……。

黒研2「あ、今すぐ、返事を出さなくて大丈夫。いつだって待つし、いつだって歓迎するから。ね?」

同意を求められた黒研1は、力強く頷いて答えた。

黒研2「えっと、だからね……」

そこで一度言葉を切って、黒研2は貴方に耳打ちする。

黒研2「さっきの話も、またその時で大丈夫だから」

黒研2「ごめんなさい。時間を取ってしまって。ほら、行こう?」

黒研1「――さん! 遠慮はするけど、諦めたわけじゃないよ!」

そんな言葉を残して、二人は自分の席に戻っていった。

……黒魔術研究会への入部、するべきだろうか、しないべきだろうか。
一度断ってしまった手前、いけしゃあしゃあと入部だなんて、難しい。
それに、今の貴方は体育祭関連の練習、深夜の事で一杯一杯と言えば一杯一杯。

しかし銀鎖。貴方のいないところで何を言ってくれているのだろう。
もしかしたら、彼女を監視する必要がある……のかもしれない。

貴方はいろいろ悩みつつ、休み時間を過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/22(火) 22:35:32.12 ID:2t1fRFKo0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒も多いが、誰が何をするのかなんて、まるで分からない。

虚弱はまだ、教室に来ていない。保健室で昼食を食べているのだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、銀鎖を探す
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:37:27.65 ID:x9h67gBDo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:38:46.15 ID:DmDdHOd+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:39:50.29 ID:DmDdHOd+0<> てかなんでsageてんだ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 22:42:15.95 ID:sQMQLM4h0<> 2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に用を伝える。

どうやら虚弱はベッドで横になっているらしい。
眠っているかどうかは分からないが、たぶん起きているだろうとの事。

それなら話しかけても大丈夫だろうが、虚弱が休んでいるのを、邪魔したくは無い。
お弁当を食べるくらいの元気もないのであれば、休ませてやるべきだろう。

それでも用があるのならば……許される事ではないが、話しても大丈夫だろう。

貴方は

1、虚弱と話す
2、教室に帰る
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:42:38.77 ID:DmDdHOd+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:43:41.19 ID:x9h67gBDo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:44:00.38 ID:wIFfiP3SO<> 虚弱の様子を見るだけみてみる <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 22:49:45.44 ID:2t1fRFKo0<> 2、教室に帰る


貴方は諦めて教室に帰る事にした。
そこまでして話したい事も特にないし、虚弱の方が大事である。

放課後には、元気になってくれるだろうか。
そんな事を考えながら、貴方は保健室を後にした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□

休み時間。貴方は、ちょっとした野暮用で教室を出ていた。
その用も終わり、教室に戻ろうとしていたところ。

角を曲がったところで、銀鎖が窓の外を睨むようにして見下ろしていた。
……どこかで見た事がある光景である。とりあえず違う所は、ギプスを付けている所か。

いや、それどころではない。銀鎖がああしていると言う事は、その目線の先には闇がいる、かもしれない。
いたところで、今は真昼間。人の目がどこにあるかも分からない以上、戦闘に入る事はできないのだが……。

貴方は

1、銀鎖に話しかける
2、「さっきの事」について問い詰める
3、放っておこう
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:50:08.08 ID:DmDdHOd+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 22:50:17.54 ID:x9h67gBDo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 23:00:27.71 ID:2t1fRFKo0<> 1、銀鎖に話しかける


貴方は銀鎖に話しかける事にした。

貴方「銀鎖さん。こんにちは」

銀鎖「……見えますか、アレ」

銀鎖は外を睨みつけたまま、貴方にそう尋ねる。
その言い方から、今、この瞬間、外には確かに闇がいると言う事が分かる。

と言っても、確認してみない事には分からない。貴方は銀鎖が覗き込む窓から、その方を見る。

……居た。花壇の中、花に紛れて、真っ黒い何かが蠢いている。
花の所為で、それが何なのかは分からないが……。

貴方「放っておいて、大丈夫なのですか?」

銀鎖「奴らは光に弱いんです。少なくとも、太陽の光を直接浴びる度胸なんてありません」

貴方「……なら、良いのですが……」

銀鎖「まあ、目を離したら何をするか分かりませんからね。見張っておきます」

貴方「……いつも、こんな事を?」

銀鎖「ええ。こんな事ばかりです」

なんでも無いように言う銀鎖の横顔は、どこか寂しげに見えたり、見えなかったり。

高校一年生、歳にして恐らく十五歳の少女が、命を懸けて得体のしれないものと戦う。
腕の骨が折れても、血を流しても、倒れる事は許されないのだろう。
その辛さ、恐怖、誰が理解できる?

銀鎖はもしかして、辛いのかもしれない。
そんな事、分かりっこないのだが……そう思う。

……貴方は

1、自由行動
2、……何でもない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:01:38.75 ID:wIFfiP3SO<> 私も見張ってていいですか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:03:32.17 ID:DmDdHOd+0<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 23:15:13.42 ID:sQMQLM4h0<> 1、自由行動「私も見張ってていいですか」


貴方「私も……見張っていて、良いですか?」

銀鎖「……お好きにどうぞ」

貴方は銀鎖の隣に並び、窓から闇を見張る事にした。

この行為には、何の意味もない。貴方が一緒にいても、銀鎖は一切手を抜かないだろう。
銀鎖は一切、休憩などしないだろう。一緒にいる貴方に、何の興味も示さないだろう。
何の意味もない行為だ。強いて言うのならば、貴方の心を満たすだけ。

何かの間違いで、銀鎖の心の支えの一本になれたら……と言う、独善。

貴方はそうして、休み時間を過ごした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に戻ったり、自分が所属する部活動に向かったり、その他諸々。

今日はリレーの練習も無く、クラスメイトも用事があるとかで、二人三脚の練習もない。
晴れの日に自由と言うのは、久々な気もする。

帰り支度をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、黒魔術研究会に行く
5、男装の所に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:16:15.00 ID:DmDdHOd+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:17:29.32 ID:x9h67gBDo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 23:25:27.79 ID:2t1fRFKo0<> 2、保健室に寄る


貴方は保健室に寄る事にした。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

保健室に向かう途中の廊下で、貴方は虚弱と会った。

貴方「虚弱さん、こんにちは。もう、大丈夫なんですか?」

虚弱「――さん。……うん、へーき」

貴方「そうですか。良かった」

虚弱「……心配、してくれた?」

貴方「ええ、毎日。虚弱さんが傍にいない時は、殆どずっとです」

嘘……とも言い難い。貴方の半日は学校で過ごされ、その間隣の席は空席のままなのである。
その席に座るのが知人ならば、心配せずにはいられないのが人間と言うものだ。

虚弱「……そ、か。ねえ、――さん……一緒に、帰ろ?」

正直、貴方は驚いた。虚弱が貴方が来た方向に向かうと言う事は、用があると言うあのパターンなのが常だからだ。
今日もそう思っていたし、その上虚弱から誘われるだなんて思ってもいなかった。

虚弱「用、あるのかな……?」

貴方は

1、一緒に帰る
2、帰らない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:25:53.79 ID:DmDdHOd+0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:27:20.04 ID:wIFfiP3SO<> 喜んで一緒させてもらうわ

<>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 23:35:03.27 ID:sQMQLM4h0<> 1、「喜んで一緒させてもらうわ」


貴方「喜んで……ご一緒させてもらうわ」

虚弱「……やった」

喜びながら、虚弱は貴方の手を握る。

虚弱「かーえろ」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 入口|
□――――――――□

貴方は虚弱と何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:36:19.78 ID:DmDdHOd+0<> 好きな本とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:39:29.83 ID:x9h67gBDo<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/22(火) 23:49:37.60 ID:sQMQLM4h0<> 1、自由行動「好きな本とか」


貴方「虚弱さん、好きな本とか、ありますか?」

虚弱「本……本、ほん、ほーん……?」

虚弱「……百万回生きたねこ」

……絵本じゃないか。いや、本だけれども。加えて言うなら深い話だけれども。

貴方「絵本、ですか」

虚弱「うん……好き」

まあ、法に触れてもいない他人の好き嫌いをとやかく言うつもりはない。
絵本であるのが幼稚に見えるだけで、内容だけ見れば大人も涙、立派な感動作。
考え方を変えれば、絵本を好む純粋性を持つとも言える。流石にそれは贔屓眼すぎるが。

ちょっと穿った見方になるが……虚弱は、長い間生きた猫を、自分の可能性と重ねているのかもしれない。
猫は、ある一時まで不死だった。吸血鬼に通ずるものがあるとも言えなくもない。
もしかしたら猫は、虚弱だったのかもしれない。そのように、感情移入している。

……まあ、それは無いだろう。

虚弱「ねこ、可愛い」

貴方「そこですか」

虚弱「うん」

貴方は他に、虚弱に用があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:51:20.00 ID:DmDdHOd+0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/22(火) 23:54:53.04 ID:wIFfiP3SO<> 私も猫超好きなんですよ。特に野良猫が <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:00:50.24 ID:wQ9+cqKi0<> 1、自由行動「私も猫超好きなんですよ。特に野良猫が」


貴方「私も、「超」が付くほど猫が好きなんです。特に野良猫が」

虚弱「……しんかいせーぶつは?」

貴方「それももちろんですが、猫、好きです」

虚弱「……でも、私が好きな「ねこ」は、百万回生きたねこの「ねこ」だよ?」

貴方「じゃあ、普通の猫は……?」

虚弱「……よくわかんない」

……この話は失敗だったらしい。

貴方は他に、何か虚弱に用があっただろうか?

1、自由行動
2、もう猫の話はいらん

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:04:00.63 ID:AW4kQreLo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:05:29.67 ID:KXBGiMRx0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:12:48.56 ID:wQ9+cqKi0<> 2、もう猫の話はいらん


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□

虚弱「――さん。おでこ」

寮内の階段にて、別れる前に、虚弱はそう言ってきた。
いつものアレだろう、貴方は何も言わず、額を晒して虚弱に差し出す。

虚弱「ん……」

そこに、虚弱の柔らかい唇がぴたりと触れる。

……触れる。思った以上に長い間触れる。

貴方「……あの、虚弱さん?」

虚弱「んー」

貴方「あの、人の目が……」

貴方の声を聞いているんだかいないんだか、虚弱は構わずキスを続ける。
まあ……やめさせるのも面倒だし、虚弱の好きなようにさせてやろう。

そう思って、二十秒、三十秒。ようやく、虚弱は離れた。
少し、額がひりひりする。

虚弱「ばいばい」

貴方「はい。さようなら」

貴方は虚弱が帰るのを見届けてから、キスされた場所を軽く摩る。
……今度は貴方からしてやろうか。そんな事を考えながら、貴方も自室に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、夜に備えての仮眠を取った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:19:30.69 ID:wQ9+cqKi0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方は目覚まし時計のベルの音で目を覚ます。

銀鎖と約束した時間だ。貴方は急いで私服に着替えて、待ち合わせ場所に向かった。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が待ち合わせ場所に着いた時、既に銀鎖はそこにいた。

貴方「お待たせしました、銀鎖さん」

銀鎖「ええ。あと、三日というところでしょうか。頑張って働いてください」

単純な応援もできないのだろうか。
できないのではなく、する気も無いのだろうが。

銀鎖「ここ一週間、闇の出現頻度が上がっているように感じます」

貴方「そう、なんですか?」

銀鎖「少なくとも、こうして連日現れる事など、あり得ませんでした」

銀鎖「もしかしたらアザーティさんと言う異質分子に反応しているのかもしれませんね」

貴方「……余計な、お世話です」

銀鎖「そうですか、そうですか」

……貴方は、今日は取り分け嫌味ったらしい銀鎖の後をついていった。

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:19:59.81 ID:KXBGiMRx0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:21:50.13 ID:AW4kQreLo<> 黒研の人達に何を言ったのか問う <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:32:22.79 ID:K+lBBXZT0<> 1、自由行動「黒研の人達に何を言ったのか問う」


貴方は、黒魔術研究会の二人の話について尋ねる事にした。
あの二人曰く、なにやらどえらい事を言ってくれたようなのだが……。

貴方「銀鎖さん……黒研さんたちに、一体何を言ったんですか?」

銀鎖「一丁前に恥を気にするんですね」

貴方「私だって人です」

銀鎖「何も言っていませんよ。ただ、あなたが以外と腹黒で、人が悪いと言う話をしただけです」

貴方「……それだけ、ですか?」

銀鎖「それ以外に何を話せと言うのでしょう? まさか、邪神の孫だと言いふらしてほしい、なんて事はないですよね」

貴方「当たり前じゃないですか……」

銀鎖「……ご心配なく。あなたの事、興味ありませんから。不用意な事はしませんよ」

興味無い。

その一言が、嫌に引っかかった。強がりで言ったわけでも無く、貴方に限り無関心なわけでも無く。
なんなのだろう、この違和感は。

銀鎖「ただ、腕の事を聞かれたので、あなたに折られたと言ったついでに本性を言っただけです」

貴方「一番言っちゃいけない所ですよ!」

銀鎖「大丈夫ですよ。私、この学校では虚言癖のある変人ですから。誰も私の言葉を信じません」

そんな話をしながら、貴方は銀鎖と一緒にパトロールをした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:37:58.46 ID:wQ9+cqKi0<> □――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

夜明け前。ようやく、今日の分のパトロールが終了した。

今日は初めて、闇の姿を確認しなかった。
戦闘が無かったのはありがたいが、昼間に確認した闇の事が気になる。

貴方「昼間の闇は……大丈夫なのでしょうか?」

銀鎖「さあ、どうでしょう。恐らく、大丈夫です」

そんな無責任な話……そう思ったが、先ほどの銀鎖の話と照らし合わせると、この反応も普通なのだと思う。
ここ一週間の間、闇の出現頻度が上がっていると言う。以前は、こうしてほぼ毎日出現する事は無かったのだろう。
その間、銀鎖は昼間に、どれだけの闇を発見し、どれだけの闇を見過ごして来たのだろう。

貴方の判断より、銀鎖の判断の方が信用できる。
例えその言葉に責任感が一つとして伴っていなかったとしても、である。

銀鎖「お疲れさまでした。また明日、お願いします」

貴方「……はい」

銀鎖「ああ、そうそう。明後日、私の部屋に来てください」

銀鎖「何か予定があっても、誰かが誘ってきても、絶対に断ってください」

銀鎖「分かりましたか?」

銀鎖は強く、貴方に要求した。
理由は分からないが、貴方は

1、頷く
2、断る
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:38:56.56 ID:KXBGiMRx0<> 理由を聞く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:42:20.32 ID:AW4kQreLo<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:50:41.70 ID:wQ9+cqKi0<> 3、自由行動「理由を聞く」


貴方「どうしてですか? 理由を言ってくれないと、どうとも言えないのですが」

銀鎖「何を尻の穴の狭い事」

仮にもうら若き乙女が堂々と「尻の穴」と言いよった。
その衝撃ばかりが貴方の頭を駆け巡る。銀鎖の将来が心配だ。

銀鎖「「メリー」をクリーニングに出してしまったんですよ。どうしようもできません」

……まるで話が分からないが、要するに困っているらしい。
「メリー」……が何なのかは知らないが、それを選択に出してしまったが為に、何かで困っていると。
その助けを、貴方に求めているらしい。

……面倒な。極めて面倒な話だ。もう少し銀鎖の事が嫌いであれば、即座に断っていた所だ。
しかし困っていると言うのならば、見捨てておく事なんでできない。

結局理由は分からないままだが……貴方は

1、渋々頷く
2、やっぱり断る
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:52:05.18 ID:KXBGiMRx0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:52:59.53 ID:AW4kQreLo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:57:54.66 ID:K+lBBXZT0<> 1、渋々頷く


貴方「……分かりました。請け負いましょう」

貴方は、渋々、「渋々」頷いた。頼み事なんて、面倒にしかならないと言うのに。

銀鎖「ありがとうございます。それでは」

銀鎖は銀鎖で、人を捕まえたらさっさと自分の寮に戻ってしまう始末。
人に感謝すると言うアレをだな……面倒だからそんな講釈、こちらからお断りだが。

貴方は明後日、土曜日に、銀鎖の部屋に行く事になった。
時間の指定をしていなかったが……恐らく朝か、昼。昼に行くのが望ましいか。

【!】土曜日に銀鎖の部屋に行く事になりました。

銀鎖を見送った貴方は、自分も部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

銀鎖と別れ、部屋に戻った貴方は、私服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 00:58:26.05 ID:K+lBBXZT0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/11・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:58:32.72 ID:KXBGiMRx0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 01:00:23.54 ID:AW4kQreLo<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 01:03:26.83 ID:wQ9+cqKi0<> 4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 01:06:20.53 ID:wQ9+cqKi0<> お疲れさまでした。

温和な性格が人の頼み事をなんでも受け入れ、怠惰な性格が面倒臭がってなんでも断る。
それが組み合わさった時、「面倒だけどほっとくのもなんだから考えてみる」という姿勢が出来上がる!
実は神がかり的な組み合わせの温和・怠惰なのでした。システムさんも今気付きました。

次の再開は1月23日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/23(水) 01:11:37.05 ID:wQ9+cqKi0<> そうそう、途中ついてたsageですが、いつもどおり外すのを忘れていただけです。
余計なレスで上げるのは迷惑かなと思ってつけたのですが、結果的に迷惑になりました。

どうでもいい事なのですが、システムさん的には、主人公が女の子扱いの時にもう少しセクハラをしてほしいかな、なんて思ったり。
いえもちろんシステムさんの発言に強制力とか無いわけですし、と言うかキモいんだよ氏ねって感じだし。
自由にやって良いという名目なのになに口出ししてんだよって話ですし、感情値下がるかも知れないセクハラとか氏ねって話ですし。
なんかもうごめんなさい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 01:13:37.91 ID:AW4kQreLo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>sage saga<>2013/01/23(水) 19:46:07.46 ID:wQ9+cqKi0<> 裏話なのですが、この主人公って低いコンマを引く事がとことん多いんですよね。
30%20%をしれっと引きます。それが吉と出るか凶と出るかは、まちまちなのですが。
こんばんは、システムさんです。

とりあえず直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 19:53:20.75 ID:AW4kQreLo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:00:16.84 ID:wQ9+cqKi0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:01:00.85 ID:xGhbQy3h0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:01:33.56 ID:AW4kQreLo<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:06:28.04 ID:wQ9+cqKi0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:06:53.70 ID:wQ9+cqKi0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/17(金)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:07:13.80 ID:xGhbQy3h0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:11:19.76 ID:AW4kQreLo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:13:00.98 ID:wQ9+cqKi0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。

そんな中、貴方は

直後のレスのコンマで判定
135…虚弱 468…愛 279…男装 0…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:13:27.89 ID:xGhbQy3h0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:20:09.27 ID:wQ9+cqKi0<> コンマ「9」


貴方は遠くに、いつものように取り巻きに囲まれた男装を発見した。

話しかけようと思ったが……あの様子では、貴方の相手などしていられないだろう。
無闇な手間を増やす必要無し、用があるのならば、また後で会いに行けばいい。

貴方は男装とは別の方で、一人で朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒が来ていなかった。

貴方は気にせず自分の席に向かい、席に座って鞄を置く。

虚弱はまだ、登校してきていないようだ。

貴方は

1、虚弱を待つ
2、銀鎖を探してみる
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:20:57.62 ID:xGhbQy3h0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:21:22.14 ID:AW4kQreLo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:28:39.12 ID:wQ9+cqKi0<> 1、虚弱を待つ


貴方は虚弱を待つ事にした。



ホームルームが終わっても、虚弱は教室に来なかった。
今日は保健室に行くと言う事だろう。そんな気はしていた。

今日は太陽の光もそんなに無いし、大丈夫ではないかと思っていたのだが、残念である。
後で、見舞いに行ってやるのが良いだろう。

とりあえず、貴方は一時限目の授業の準備を始めた。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は、次の授業の準備をしていた。

虚弱は未だに教室に姿を現さない。

今からであれば、保健室に行ってちょっと虚弱と話して戻って……来られるだろうか。
たぶん、大丈夫だろう。問題は、虚弱の調子が良いかどうかであるが……。

さて、貴方は

1、自由行動
2、教室で過ごす

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:29:34.98 ID:xGhbQy3h0<> 保健室に行く <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:39:02.73 ID:wQ9+cqKi0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>800で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:42:56.57 ID:wQ9+cqKi0<> 1、自由行動「保健室に行く」


……まあ、悩んでいたってどうしようもない。
貴方は虚弱がいるだろう保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、先生に簡単に用件を伝える。

どうやら虚弱は、いつも通りベッドに横になっているらしい。
眠っているかどうかは分からないが、たぶん起きているだろうとの事。

念の為、虚弱の朝の様子を尋ねるが、いつも通りだったらしい。まるで参考にならない。

でも、本当にいつも通りであるならば、ちょっと話すくらいならば大丈夫ではないだろうか?
話す事はできないにしても、一言二言挨拶する程度なら……。

貴方は

1、虚弱と話す
2、ちらっと様子を窺う
3、教室に戻る
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:43:33.35 ID:xGhbQy3h0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 21:49:57.47 ID:AW4kQreLo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 21:59:33.29 ID:K+lBBXZT0<> 2、ちらっと様子を窺う


貴方は、ちらっとだけ様子を窺う事にした。

虚弱が使っていると言うベッドへと向かい、閉まっているカーテンを少しめくって、中の様子を見る。

虚弱は確かに、ベッドの上で横たわっていた。
胸の上で手を組むと言うどこか不謹慎な寝方も、なんだか久しぶりである。

虚弱「…………入って、いいよ」

ぼそりと、虚弱は呟いた。目を瞑ったまま、横になったままである。ちょっとびっくりした。
貴方が先生と話しているのが聞こえたのだろうか。
とりあえず、貴方はカーテンをくぐって虚弱の傍に寄った。

貴方の気配を察知したか、虚弱はゆっくり目を開け、貴方を視界に入れる。

虚弱「……おはよ」

貴方「おはようございます。ちょっと、具合が悪そうに見えます」

虚弱「うん……ちょっと、ね」

さて、図らずも予定通り一言二言交わしたのだが、どうしようか。
このままここに居ても良いが、迷惑ではないだろうか。
迷惑だ、なんて、虚弱は言わないだろう。貴方が気にするかどうかである。

貴方は

1、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 22:02:05.38 ID:xGhbQy3h0<> 虚弱の手を握る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/23(水) 22:05:42.64 ID:0s6dnsbIO<> 頬に手を添える <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 22:17:05.08 ID:K+lBBXZT0<> 1、自由行動「頬に手を添える」


貴方は、なんとなく……虚弱の頬に手を添えた。

虚弱「…………うん?」

虚弱は如何にも不思議そうに、貴方の手と、貴方の目を交互に見つめる。

虚弱「……えへ……」

何を察したのかは知らないが、そうして、だらしなく笑った。

貴方自身、どうしてこんな事をするのかいまいち分からない。
強いて言うとすれば、「やりたいからやる」……だろうか。貴方らしからぬ行動だ。

でも、それで虚弱が喜んでくれたのだから、良しとしよう。

貴方「早く元気になるといいですね」

虚弱「うん……ありがと」

貴方は休み時間一杯まで、そうして過ごした。授業には遅刻した。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、その他色々。
今日は雨が降っているので、食堂に向かう生徒が多いのだろう。

そう言えば、今日は金曜日。食堂では「週替わり定食」が販売されている。
しかし、今日は食堂に生徒が極めて集中しているだろう。週替わり定食の獲得は、諦めた方が良いか。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 22:17:52.96 ID:xGhbQy3h0<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 22:27:40.22 ID:K+lBBXZT0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>809で進行します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 22:28:58.68 ID:0s6dnsbIO<> 2 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 22:34:28.80 ID:K+lBBXZT0<> 2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□

保健室に着いた貴方は、先生に簡単に用件を伝える。

*「あら、また虚弱さんに用かしら」

そんな風に笑われてしまったが、気にしない。
肝心の本人は、ソファでお弁当をもくもくと食べていた。

しかし貴方が保健室に来た事に気付くと、振り返り、手を振って貴方を招く。

微笑ましさも感じるその光景に、貴方はちょっとだけ笑って、虚弱の隣に座る。

貴方「こんにちは、虚弱さん」

虚弱「うん。さっきぶり……」

貴方「ふふ……そうですね」

さて、虚弱の隣に座った貴方は

1、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 22:37:07.34 ID:xGhbQy3h0<> 子どもの頃の話とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 22:41:55.94 ID:AW4kQreLo<> クラスメイトについて <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 22:56:37.11 ID:K+lBBXZT0<> 1、自由行動「クラスメイトについて」


貴方「虚弱さんは***さんについて……どう思いますか?」

つい、貴方は言ってしまった。
本来ならば、こう言った事に首を突っ込むべきではないのだ。何より面倒だから。
しかし虚弱と言う人間に、彼女が無理な事をしていないか……それが、ちょっと心配なのである。

虚弱「…………うーん……変な、人」

哀れ、そんな評価を下されてしまった。

虚弱「……――さんと同じくらい」

貴方も同じ扱いだった。無邪気に笑っているのが、救いと言えば救いか。

まあ、でも、確かに変人なのだろう。
きっと、虚弱は厄介者として扱われる事が多かったはずだ。
それ以外にいた、虚弱に優しくした人には、虚弱から拒んだ。そうする事で、虚弱は一人になるはずだった。

そこに来て、貴方と言う随分しつこいストーカーもどきの登場である。
邪険に扱う事こそなかったが、良い扱いもしなかった。なのに、なんとしつこい事か。
その人に触発されてもう一人増えるのだから、堪った物ではないだろう。

貴方「あはは……」

虚弱「……でもね、ありがとう。嬉しいのは、本当なの」

貴方「……それを聞けたのなら、十分です」

最初は最初、今は今。虚弱は、ちゃんと人を欲している。やたらしつこい事が条件であるだけだ。
虚弱は何も変わっていない。たぶん、そう。変わるのは周囲だ。

周囲が変わったのは、貴方のおかげであるのかもしれない。
ちょっと、自意識過剰だろうか。

虚弱「えへへ……」

貴方は虚弱と一緒に、休み時間を過ごした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 22:59:31.04 ID:K+lBBXZT0<> □――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

休み時間。貴方は次の授業の準備をしつつ、考えていた。

さて、これからどうしよう。なんとなく、外に出たくない。
だったら何ができるかという話であるが、それでも有意義な事をしたいと考えるのが人間である。
……まあ、「有意義な事をするくらいなら寝ていた方がマシ」と考えるのが貴方なのだが。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:00:20.10 ID:xGhbQy3h0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:00:45.98 ID:AW4kQreLo<> 絵の練習 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:07:16.86 ID:K+lBBXZT0<> 1、自由行動「絵の練習」


貴方は、絵の練習をする事にした。

つい最近、貴方は気付いた。気付いてしまったのだ。

貴方は酷く、酷く絵がへたくそであった事を。そりゃもう、正に「ピカソ級」に。
天才と馬鹿は紙一重と良く言われる。それが正しいのかどうかはさておき、その話に当てはめるのなら、貴方は馬鹿だったのだ。

いつものノートを取り出し、貴方はそこに書かれた「作品」を見つめる。

……下手なのだろうか。自覚したのは自覚したのだが、認めたくない気持ちもどこかに会ったり……。

いやいや、貴方は頭を振って甘えを捨てる。下手なものは下手。貴方は下手なのだ。
下手は下手なりに、練習を重ねればどうにでもなる。そのおかげで、貴方は自分が下手だと自覚できた節もある。

……下手だ下手だと自虐していたら、なんだかへこんだ。気分が変わらない内に、貴方は絵の練習を始める。

少しだけ、絵を描くのが上手になった……ような気がする。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

放課後。生徒たちは寮に帰り、部活がある生徒は各々部活に向かい、そうでない生徒もいるが後は知らん。

帰る準備をしつつ、貴方はこれからどうしようかを考える。

今日は雨が降っているので、リレーの練習も二人三脚の練習もない。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、銀鎖を探す
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:07:59.57 ID:xGhbQy3h0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:10:59.16 ID:AW4kQreLo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:18:39.07 ID:K+lBBXZT0<> 2、保健室に寄る


貴方は保健室に寄っていく事にした。

□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□

保健室に向かう途中の廊下で、貴方はばったり虚弱と会った。

貴方「虚弱さん。もう、帰るんですか?」

虚弱「あ……ううん。ちょっと、用がある」

どうやら、今日は用事があるらしい、昨日の今日と言う事でもしかしたらと思ったが……。

貴方「そうですか……」

虚弱「……ごめんね」

貴方「ああ、いえ、大丈夫です」

虚弱「……それじゃ、ね」

貴方「あ、はい。また明日……」

虚弱「ばいばい」

貴方は虚弱を見送った後、盛大に残念がった。
まあ、人と付き合っていけばこれくらいのすれ違いはある。
これを教訓として、それから如何に、更にその人と付き合っていくのが鍵なのだ。

……そうやって自分を励まし、貴方は寮に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、夜に備えての仮眠を取った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:24:07.74 ID:K+lBBXZT0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方は目覚まし時計のベルの音で目を覚ます。

銀鎖と約束した時間だ。貴方は急いで私服に着替えて、待ち合わせ場所に向かった。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が待ち合わせ場所に到着した時、既に銀鎖はそこにいた。
一週間銀鎖と付き合ってきたが、銀鎖より先に来られた事が一度としてない。
彼女は一体どれだけ早くから待機しているのだろう。それとも、貴方が遅すぎるのだろうか。

……まあ、時間に間に合えば良いのだから、貴方にはどうでも良い話である。

貴方「お待たせしました、銀鎖さん」

銀鎖「ええ、早いところいきましょう。今日は、嫌な予感がします」

そんな事を言う銀鎖の顔は、どこか真剣に見えた。
珍しい……何を考えているのかまるで分からない薄ら笑いを浮かべているのに。

貴方は、特に嫌な予感などしないのだが、「本職」が言うのだから警戒しておくべきだろう。

貴方は銀鎖の後についていった。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:36:14.86 ID:K+lBBXZT0<> □―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

パトロールを続けていた貴方と銀鎖の目の前に、突如、「闇」が現れた。
いや、降ってきた。べちゃりと音を立てて、そいつは空から降ってきた。

貴方「うわっ」

銀鎖「あらー……」

闇は……言うなれば、どす黒い液体だった。
言うなればと言うか、ゼリー状の液体。うん、それ以外に形容の仕方が無い。

銀鎖「厄介な奴が出てきましたね……」

貴方「厄介、とは?」

銀鎖「普通のやつと違って、あれは「核」と呼べる命の中心地を持っています」

銀鎖「それは絶え間なく、体の中を移動しています。ね、厄介でしょう?」

そんな軽い言い方をされても困るのだが……。

銀鎖「まあ、それを潰せば勝ちです。頑張ってください」

貴方「……ちなみに、銀鎖さんはどうやって倒したのですか?」

貴方は参考までに、尋ねてみた。銀鎖の口ぶりから、以前に一度戦った事があると言うのが分かる。

銀鎖「液体部分を全部吹っ飛ばして残った核を潰しました。はい、ごー」

ああ、参考にならない。

とは言え、やらなければならないのだろう。貴方は体の奥底の「スイッチ」を切り替えた。

1、選択肢で戦闘(今回コンマ絡み)
2、即時コンマで戦闘(今回はこっちオススメ)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:36:43.90 ID:xGhbQy3h0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:46:21.57 ID:b3LKaa9eo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:46:51.12 ID:K+lBBXZT0<> 10分経過したので、システムさん判断で>>825で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:48:05.02 ID:K+lBBXZT0<> あ、進行つっといてコンマ書くの忘れてました。

直後のレスのコンマで判定
1234…勝利 5678…軽傷 9…重傷 0…死亡 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:48:33.40 ID:xGhbQy3h0<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:49:28.82 ID:b3LKaa9eo<> うわヒデェ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:49:55.10 ID:b3LKaa9eo<> (二重の意味で) <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:53:35.74 ID:K+lBBXZT0<> あっ……。

か、開始前に言ったアレがまさかフラグになって帰ってくるなんて……。
と、とりあえず……――――You are Dead。

死亡理由は、時間がかかりすぎた事ですね。コンマで判定してもヒントは言います。

さて、どうしましょうか。

1、選択肢で戦闘する
2、コンマでもう一回
3、今日はもうおしまい

↓2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:54:38.47 ID:xGhbQy3h0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 23:54:47.53 ID:AW4kQreLo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/23(水) 23:55:41.15 ID:K+lBBXZT0<> 1、選択肢で戦闘が選ばれました。コンマで戦闘なんて作って楽しようと考えた私がバカでした。

今度は事故死しない事を祈ります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:02:27.31 ID:x4hpvXYvo<> >>826の件で謝罪を要求しまーす <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:03:23.23 ID:v8c7JyVM0<> 1、選択肢で戦闘


貴方は両腕を触手に変化させて、闇に臨む。

その姿……いや、姿ですらない。ゲームなどで良くある、スライムによく似ているだろう。
そいつはにゅるにゅると流動し、そうしながらも、目玉に当たる部分は貴方をじっと睨みつけているように見える。

貴方「『形なき形、或いは、生き物が到達する最終点なのかもしれませんね』」

銀鎖の話によると、このタイプの闇は、体のどこかに「核」を持っているらしい。
それを破壊すればこいつは死ぬ。破壊できない場合、いつまでも残る。

……まあ、貴方には秘策がある。即時破壊も、ちょっと時間が掛かるが容易い。
上手くいけばの話である……と言うのは、言わないお約束だ。

貴方「『戯けが。下等生物に過ぎない、何も、できないのだから!』」

貴方は触手の一本を鞭のように撓らせて、空を叩く。

貴方「『そんなはず、ないでしょう?』」

闇は、何も答えない。ただただ蠢き……貴方の方へと、飛びかかってきた。

貴方は

1、迎撃(安価先のレスのコンマで判定)
2、即時破壊(安価先のレスのコンマで判定)
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:04:16.58 ID:mej6qNvW0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:11:56.47 ID:3OumJ9Jro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:24:59.66 ID:v8c7JyVM0<> 2、即時破壊 コンマ「7」


貴方は触手を一斉に走らせて、闇を丸ごと、触手で包み込んだ。
貴方の触手の中で、闇は暴れ狂う。容器を振った時の、中に入った水のように。

貴方「『餌に釣られた獣は、哀れ食べられるのを待つだけ……』」

歌いながら、貴方は触手の中に入った闇を、じわじわと押し潰していく。
その内、触手の隙間から、どす黒い液体が流れ落ちる。

いつもなら、これで闇の死を確信する。しかし、まだ足りない。だって核が、ほったらかし。
隙間から流れた液体は地面に落ちて、だけれど消えない。それは、中で闇がまだ生きていると言う証拠だろう。
そうと決め付けて、貴方はまだまだ、絡めた触手で圧迫する。

貴方「『どれだけ鳴いても、どれだけ叫んでも、誰も助けてくれない……』

やがて、触手の中にあるのは数ミリリットルの闇。あと、不気味に硬い、種のような何か。
地面に流れた液体は、ただの水のようにそこにあるだけ。貴方に仇為す気配はまるでない。

貴方「『だって獣は、もうおしまい』」

言葉の終わりと共に、触手は、核諸共触手を捻り潰す。
その瞬間、地面に落ちた液体は、そのまま地面に吸い込まれるように消えていった。

貴方「『……で、どこか厄介なのでしたっけ? ゴミ払いさん?』」

銀鎖「なんでしたっけ。なかなかやりますね」

貴方「『あらあら、下の生き物はおだてるのが上手』」

銀鎖の口ぶりからして、やはり今の闇はもう消えたらしい。
手応えのない相手は好きである。だって楽だから。

貴方はまだまだ続くパトロールの為、動きやすいいつもの姿に戻った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:26:59.28 ID:v8c7JyVM0<> □――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

夜明け頃。銀鎖の言葉で、今日のパトロールはもう終わりと言う事になった。

銀鎖「お疲れさまでした。それでは、また明日」

貴方「はい……。また、明日」

銀鎖「あ、そうそう。明日の事、忘れていませんよね?」

明日の事。銀鎖が、半ば強引に貴方と取り付けた約束の事だ。

貴方「……忘れていませんよ」

銀鎖「それなら良いんです。それでは」

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:28:11.75 ID:mej6qNvW0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:32:34.51 ID:3OumJ9Jro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:34:27.26 ID:v8c7JyVM0<> 2、特にない


……まあ、特に用は無いか。

貴方は銀鎖を見送った後、自分も部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

銀鎖と別れ、部屋に戻った貴方は、私服のままベッドに倒れ込む。

そのまま、目を閉じ、残り少ない睡眠時間へと体を落とした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:34:57.92 ID:v8c7JyVM0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/12・日)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:35:06.28 ID:mej6qNvW0<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:47:24.10 ID:v8c7JyVM0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>846で進行します。

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 00:48:32.21 ID:v8c7JyVM0<> お疲れさまでした。以下言い訳です。

>>836
だって、制限時間はきっかりってシステムさん用のマニュアルに書いてあるんですもん。

制限時間を設けないと、このスレはいつまでたっても進まないと予測できる。
進行の事、付きあわせるみなさまの事を考え、時間はきっかりとするべし。
たとえシステムさん判断のレスをする前に安価先にレスがあったとしても無視するべし。

……みたいな感じで。言うなればルールみたいなものです。
融通利かせるべきだとは思いますが……それでもこの決まりを曲げるつもりは無い事だけ、ついでに一応伝えておきます。

と言う事で、次の再開ですが、1月24日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 00:57:52.56 ID:x4hpvXYvo<> きっかり十分とか頭固いね
アンドロイド萌え <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 01:01:39.10 ID:3OumJ9Jro<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 20:12:48.45 ID:0FK6XN9m0<> ええまあ……頭が固いというよりこちらが判断した適正にしたがっているだけなのですが。
じゃあ、試しに今日だけ無制限でやってみますか? いつ終わるか、全く予想付きませんが。
付き合うか付き合わないかは、みなさまにお任せします。
と言う事でこんばんは、システムさんです。

さっそく直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 20:13:46.18 ID:3OumJ9Jro<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:00:08.99 ID:0FK6XN9m0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:00:26.61 ID:19G7LBRL0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:00:36.24 ID:1bmRwsYm0<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:02:49.43 ID:0FK6XN9m0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:03:30.55 ID:0FK6XN9m0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/18(土)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日、銀鎖に部屋に来るよう呼ばれている。
時間の指定は特に無かったが……昼頃に行くのが、一番良いだろう。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:03:45.00 ID:19G7LBRL0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:06:44.76 ID:3OumJ9Jro<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:08:10.44 ID:0FK6XN9m0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

休日の食堂は、平日の朝よりも人が少なかった。
休日はゆっくりと寝たい人が多いのだろう。

朝食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
12367…虚弱と愛 458…男装 90…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:08:23.59 ID:19G7LBRL0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:11:35.43 ID:0FK6XN9m0<> コンマ「9」


貴方は誰とも会わなかった。まあ、そんな時もある。
貴方は一人で朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、お昼時になった事に気付く。

さて、貴方は銀鎖に呼ばれているのだが、そろそろ行っても良い頃だろうか。
朝食を食べた事で、エネルギーの補充は完了している。貴方としても問題は無い。

貴方は

1、銀鎖の部屋に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:12:30.61 ID:19G7LBRL0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:12:45.77 ID:3OumJ9Jro<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:26:17.35 ID:0FK6XN9m0<> 1、銀鎖の部屋に行く


貴方は約束通り、銀鎖の部屋に行く事にした。
……まさか、行った先でお命頂戴されないだろうか。いやいや、いくらなんでもそんな事。

強ち否定しきれない不安を抱えつつ、貴方は銀鎖の部屋に向かった。

□―――――――――,□
|一年生学生寮内・6階|
□,―――――――――□

記憶を辿り、貴方は銀鎖の部屋に着いた。この場所は印象的だから、よく覚えている。

貴方は覚悟を決めて、扉を軽くノックして、反応を待つ。

銀鎖『どーぞー』

暫くして、中から銀鎖の返事が聞こえた。
自ら客人を迎えず入ってもらおうとするのは、両腕が折れている状態では部屋の扉を開けられないのだろう。
……だったらどうやって、彼女は部屋に入ったのか。その疑問は、今は置いておく。

貴方は躊躇いつつ、ドアノブを捻る。鍵は、確かに空いていた。
貴方は一思いに扉を開けて、銀鎖の部屋に入った。

□―――――□
|銀鎖の部屋|
□―――――□

銀鎖「……ああ、あなたでしたか。そう言えば、時間の指定をしていませんでしたね」

銀鎖「ですが、ちょうど良いタイミングです。中々気が利きますね」

銀鎖はベッドに腰掛けた状態で、貴方を迎えた。
むしろ銀鎖が少しでも気が利いていたら、貴方が変に悩む必要も無かったのだが……。

貴方「……呼び出した用はなんですか?」

銀鎖「気が早いですねー……体、拭いてください」

そう言って、銀鎖は腕を振ってその方を示す。腕が示す先には、畳まれた一枚のタオル。
……あれだ、風呂に入れない病人の体を拭くと言う、病院ではよくある光景だろう。
貴方にとっては滅多にない光景だが。

困った。見た目は女、素顔は男、その名は貴方。こんな自体はまるで想定していない。
断る……のが、一番だろう。しかし、銀鎖を放っておくのも……。

貴方は

1、……やる
2、……やらない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:27:19.22 ID:19G7LBRL0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:29:07.26 ID:3OumJ9Jro<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:38:08.11 ID:0FK6XN9m0<> 1、……やる


……貴方は、大きな溜め息を吐いた。

断りたい。だって、困る。貴方にだって、そう言う常識はあるのだ。
だけど彼女にとって貴方は女で、この学院にいる限りはそう扱われなければならない。
そのように振る舞わなければならない……全く、面倒な。

それを考えに入れなくても、彼女を見捨てる事自体を……貴方は良く思わない。
何を企んでいるのかは知らないが、銀鎖は貴方を頼った。頼られたなら、助けるべき。

危険性と義理人情を天秤にかけた結果……僅かに、義理人情が踏ん張った。

貴方「……分かりました」

貴方はタオルを手に取り、もう一度溜め息を吐く。

貴方「洗面器はありますか? 何かに水を注がないと……って、何をしてるんですか」

やる気を出した貴方の目の前で、銀鎖は両腕を貴方の方に突き出し上下に振ると言う、モンキーダンスを思い出す奇妙な踊りを始めた。
もちろん、何らかの意図があるのだろう。無ければ、もう放っておく。

銀鎖「ギプス取ってください。洗面器は洗面台にあります」

貴方「そう言う事は、口で言ってくださいね……」

貴方は、銀鎖の体を拭いてやる事にした。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 21:54:23.62 ID:0FK6XN9m0<> 充分に水で濡らしたタオルを絞り、貴方はもう一度溜め息を吐く。

銀鎖「溜め息、多いですね。幸せ逃げますよ?」

誰の所為だと思っているのだろう。銀鎖に絡まれた時点で、貴方の幸せと言う幸せは脱兎のごとく逃げ出したと言うのに。

貴方「体、拭きます。腕、出してください」

貴方に言われた通り、銀鎖は両腕を貴方へと差し出した。
驚くべき事に、銀鎖の両腕は、既に完治とも言えるぐらいに治癒していた。
複雑に折れた左腕も、貴方が折った右腕も、両方とも、綺麗に治っているのである。

銀鎖「優しくしてくださいね。まだ治りかけなのですから」

銀鎖曰く「あと少しかかる」らしい。一体どこが治っていないのか、まるで分からないが。
貴方は黙って、銀鎖の腕を拭き始めた。一週間ギプスをはめていた両腕は、ちょっとだけ臭う。

ちなみに銀鎖、今素っ裸である。おかげで目のやり場に困って仕方が無い。二重の意味で。

銀鎖の体は、未発達と言える。まだまだ高校一年生、将来性が無いわけではないが、言っちゃうと貧相である。
ただ、「戦う人間」らしい肉体と言えば、その通りでもある。触れば分かるが、ちゃんと筋肉が付いている。
それもなまじっかなものではなく、しっかりとした……恐らく、貴方よりも。

……気がかりなのは、その体にえげつないほど残された擦り傷や切り傷の痕。
へその下から胸元まで、腰から背中まで、おびただしい数の傷跡がびっしりと残されていた。
素人目であるが、最近の傷ではない。きっと、昔に付けられた傷だろう。
たとえば……戦う技術を習得する修行の際に付いた傷、とか。

あまり、詮索するべきではない事は、分かっている。しかし、二重の意味で、どうしても見てしまうのだ。

貴方は気を逸らす為、銀鎖の腕を拭くのに集中する。

しかし腕は腕で、また気になる物があるのだ。
銀鎖の右腕、普段は包帯で巻かれて隠されているその下にあったのは、装飾が派手な短剣のような模様。
魔法陣に見えなくもないそれは……なんだろう。タトゥーではなさそうだが……。

銀鎖「……気になりますか?」

貴方「へ? あ、ああ」

貴方は

1、「模様が気になる」
2、「傷が気になる」
3、「裸なのか気になる」
4、「別に気にならないもん」
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:55:43.08 ID:19G7LBRL0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 21:56:00.99 ID:3OumJ9Jro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 22:08:57.70 ID:0FK6XN9m0<> 2、「傷が気になる」


貴方は、正直に言う事にした。

貴方「……その傷、は……?」

言ってから、やはり聞くべきではなかったかと後悔する。

銀鎖「ああ、この傷ですか。昔……と言っても四、五年前のものですが、修行で付いたものです」

ああ、貴方の予想は当たっていた。当たっていたのなら、聞くんじゃなかった。

銀鎖「この傷は、闇との戦闘を想定した実践訓練で付いた物なのです。一度でも触れたなら死ぬ、と言うルールで」

銀鎖「この傷の数だけ、私は死にました。この傷の数だけ、私は叱られました」

銀鎖「傷の中でも最も扱いの低い、恥辱の傷と言うやつです。見せられた物ではありませんね」

貴方の後悔なぞ露知らず、銀鎖は何でも無いように語る。
その内容は、他人事のように語れるものではないと言うのに。

貴方「……そう、でしたか。変な事を聞きました、ごめんなさい」

銀鎖「いいえ。見られるのも覚悟の内です。逆に私は、今の質問で、あなたは本当に甘いのだと理解しました」

貴方「……一言多いって、よく言われませんか?」

銀鎖「私にそんな事を言う人なんて、いませんよ」

鼻で笑い、銀鎖は話を終わらせた。その笑いがどこか自嘲気味に見えたのは、貴方が心配性なだけなのだろうか。

腕は拭き終わり、貴方は……

1、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:18:57.38 ID:1bmRwsYm0<> ついでに模様のことも聞いてみる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:20:11.53 ID:3OumJ9Jro<> ↑ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 22:35:33.94 ID:0FK6XN9m0<> 1、自由行動「ついでに模様のことも聞いてみる。」


貴方「背中、拭きます。後ろ向いてください」

銀鎖「はい、はい」

貴方は銀鎖の背中を拭きつつ、ついでに模様の事も聞いてみる事にした。

貴方「では……腕の模様は?」

銀鎖「ずばずばきますね。まあ、あなたなら良いでしょう」

銀鎖「この模様は邪悪の封印。ここに、闇を封印するのです」

またそんな、貴方が何も知らない時に尋ねたら妄想扱いしそうな設定……。

貴方「……封印?」

銀鎖「はい。闇は、殺してはいお終いとはいかないのです。と言うか、死にませんから」

貴方「……死なないって、どう言う事ですか」

銀鎖「そのままです。死にません。だから封印するのです。この模様の中に」

銀鎖「あなたが夜な夜な頑張って潰しまくっていた闇は、どれも全部、まだ生きています」

銀鎖「地面に、黒い水が染み込んでいったでしょう? あれ、別の闇になっているだけです」

貴方の手は止まっていた。背中を拭いている場合ではない。

貴方が今まで倒してきた闇は、全て生きている。正しく言うなら、生まれ変わっていると言うのか。
つまり、今までの貴方の行動は、全て無駄だったと言うのか?
いや……それは無い。貴方がそうしてきたおかげで、直接的な被害が出なかったのは事実だ。
そうだと思わなければ、やっていられない。

銀鎖「目の前で見逃し続けた私の気持ちを考えてください。きゃあきゃあ喜んでいたあなたに、いらいらしていたんですから」

貴方「どうして、言ってくれなかったんですか?」

銀鎖「言ってどうなります? 私の腕、ぺちゃんこですよ? 使い物になりません」

銀鎖「その場凌ぎでも、代わりの人に戦ってもらうしかなかったんです」

銀鎖「大丈夫ですよ。貴方が独善で倒した闇は、残らず、私が始末します」

銀鎖「結果的に、何も問題はありません」

……結果的には、そうかもしれないが……。

貴方はもやもやしたまま、銀鎖の体を拭いてやった。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 22:43:09.34 ID:0FK6XN9m0<> 銀鎖「はあ、さっぱりしました。どうも、ありがとうございました」

貴方はようやく、銀鎖の体を拭き終えた。慣れない事は、するべきではない。
ついでに服も着せてやる。そう言えば、銀鎖はこう言った動作をどうやってクリアしていたのだろう。
貴方以外に、手伝ってくれる人がいたのだろうか? ……その人に頼めば良かったのに。

貴方「どういたしまして。でも、半分は私の所為ですから……」

銀鎖「その分は、代わりに戦ってもらっていると言う事でチャラですよ」

しかし、貴方の所為で銀鎖が苦労していると言うのも事実で、そこをはっきりしないと、貴方の気が済まないと言うか……。

銀鎖「では、今夜もお願いします。今日で最後ですから」

貴方「分かりました。では……また後で」

貴方は銀鎖の部屋を後にし、自分の部屋に戻った。

……今の事で、銀鎖の事を色々と知る事ができたような気がする。
その分だけ、また謎が増えたような気もする。結果的にマイナスである。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

そろそろ、お腹が空いてきた気がする。しかし、夜の為の睡眠もとらなければならない。
中途半端な睡眠で真夜中に起きて、本調子を出せず負傷だなんて馬鹿な真似は避けたい。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:44:41.83 ID:19G7LBRL0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:48:30.93 ID:3OumJ9Jro<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 22:52:37.71 ID:0FK6XN9m0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行こうとして……躊躇った。

今日、貴方はまだ仮眠を取っていない。
このまま呑気に夕食を食べに行くと、いざという時に力を発揮し切れないかもしれない。
最悪の場合、寝過ごす事だって考えられる。いや、間違いなくやる。

お腹は空いた。お腹は空いたが、そんなもんいくらでも我慢できる。たぶん。
今の貴方のお腹と、誰かの命、どちらが大切なのだろう。

貴方はそれでも

1、食堂に行く
2、食堂に行かない

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:53:09.01 ID:3OumJ9Jro<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 22:54:52.26 ID:0FK6XN9m0<> 2、食堂に行かない


貴方はやっぱり考え直す事にした。

さて、そうしたら、どうするか。

貴方は

1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:55:27.13 ID:3OumJ9Jro<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 22:55:32.87 ID:19G7LBRL0<> 5 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 23:04:22.96 ID:0FK6XN9m0<> 5、寝る


貴方は、やっぱり深夜に備えて今から眠る事にした。

念の為着ていく私服も用意しておいてから、貴方は寝巻に着替えて電気を消して、ベッドの中に潜り込む。

そのまま目を閉じ、眠りに落ちるのを待った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

深夜。貴方は目覚まし時計の音で目を覚ます。

銀鎖と約束した時間である。今考えると、目覚まし時計があるのだから普通に起きられたのではないだろうか?
……いや、たぶん無理だ。うん、間違いなく寝過ごした。そう考える事にする。

貴方はベッドから抜け出し、私服に着替え、傘を持って銀鎖との待ち合わせ場所に向かった。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

貴方が待ち合わせ場所に着いた時、銀鎖は既にそこにいた。

やはり、傘も持たず、どこかの影に入る事も無く、雨に打たれていた。
一体彼女は何をしているのだろう。少なくとも傘くらいは持てるだろうから、持ってくれば良いのに。
……まさか、持っていない、なんて事は無いだろうに。

貴方「銀鎖さん。風邪、引きますよ」

銀鎖「ご心配なく。そんなに柔には、できていませんから」

本人がそう言うのならばもう知らないが、視覚的にどうにかしてほしいものだ。
見ているだけで体が凍えてくるようだ。勘弁してほしい。

とりあえず、貴方は銀鎖を傘の中に入れてやる。この相々傘にも、慣れたものだ。

銀鎖「行きましょう」

貴方「はい。そうしましょう」

貴方は銀鎖と一緒にパトロールに向かった。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 23:10:26.80 ID:0FK6XN9m0<> □―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

どれくらい経っただろう。雨の中をひたすら歩きまわっていた貴方と銀鎖の前に、闇が現れた。
校舎の影に隠れるようにして、しかしじっと貴方と銀鎖を見つめていた。

これまた形容し難い……それでも敢えて言うのならば、刺の生えた蜥蜴のような姿をしていた。

貴方「……いましたね」

銀鎖「建物を破壊すると後が面倒ですからね。ごー」

何と言う、今更な忠告だろうか。貴方は傘を銀鎖に預けて、体の奥底の「スイッチ」を切り替えた。

貴方「『落ちよ、空』」

同時に、貴方の腕は触手の塊へと変貌する。

貴方の、最後と願いたい戦いが始まる。

1、選択肢で戦闘
2、コンマで戦闘

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:10:56.10 ID:3OumJ9Jro<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:11:18.15 ID:19G7LBRL0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 23:19:12.84 ID:0FK6XN9m0<> 1、選択肢で戦闘


雨に打たれて触手が冷える。その冷たさが貴方の目を覚ますようで、心地良い。
夏を前に控えた夜であるが、その差分だけ冷えている。今日のような日は、特に。

貴方「『まったく、納得いかないですね。私の行動が全て、無駄だなんて』」

闇に向かって歩きながら、貴方はらしからぬ悪態を吐いた。

貴方「『あなたを絞め殺しても、なんの意味も無いのでしょう? やる気なんて、もっと無くなってしまいます』」

貴方「『だから、すぐに、殺させてもらいますね?』」

貴方の殺意に反応して、触手は残らず蠢き、闇の方へと先端を向ける。
貴方が命令を出せば、全ては走り抜け、闇だけを貫くだろう。

闇はじっと、貴方を見つめる。いつだったか、羽が生えた闇のように、恐るべき早さを備えていると言うのか?
いや、そんな気配は無い。ただ、間抜けなだけだ。

刺の事を考えると、いつものように巻き付いて絞め殺すのはやめておこう。痛いのはヤだ。

貴方は

1、攻撃
2、即時破壊
3、防御
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:21:08.68 ID:19G7LBRL0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:31:26.66 ID:1bmRwsYm0<> 1
<>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 23:45:10.85 ID:0FK6XN9m0<> 1、攻撃


貴方は様子見ついでに、半分くらいの触手を闇目掛け走らせた。
このまま倒せれば良し。倒せなくても様子見になる。

触手を見た闇は、逃げるようにして校舎の影から飛び出した。

そうしても、触手は闇を追い続ける。追い続け、追い続け。
逃げられないと悟った闇は、刺を尖らせて貴方の触手を迎撃しようと試みる。

『グゥエ!』

しかし、それすら無駄。刺の間をすり抜けて、貴方の触手は闇を貫く。
続いて一本、また一本。そうして、凡そ二十本を越える触手が闇の体を串刺しにした。

貴方「『あらあら……自慢の防御は最大の攻撃だったのでしょうか?』」

貴方「『あっさり突破されて、あっさり捕まって。おっと危ない、触ったら痛そうです……』」

『グ、ググ……グェ!』

闇は貴方に応えるように声を上げる。そう思うと、実に面白い。
実際の所は、痛みに呻いているだけだ。突き刺さった触手が、その身を真っ二つに引き裂こうと引っ張る、その痛みに耐えている。

しかし、時間の問題だった。貴方の触手は着実に、闇の体組織を引き千切っていく。
そうされる痛みは想像を絶するはずだ。まあ、貴方には関係の無い事である。

『グゥ……グ……グァ!』

断末魔は、あっけないものだった。カエルが潰れたような声とよく言うが、正にその通り。
そんな声を挙げて、闇は頭から尻まで、縦に裂けた。

裂けた闇の体は、どろりと溶けるように液状化し、貴方の触手を伝う事無く、真っ直ぐ地面に落ちて、沁み込んで消えた。
この液体は血では無く、種だった。次の闇に生まれ変わる為の、種。

まったく以て、やる気が無くなる。

……戦いは終わった。貴方は、元の姿に戻った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/24(木) 23:55:04.37 ID:0FK6XN9m0<> 元に戻った貴方の体を、絶えず振り続ける雨が冷やす。服がびしょ濡れになってしまうが、そんな事はどうでもいい。
今日で、最後。そう言う約束だった。貴方はもう戦わなくても良い。

貴方の心にあるのは、そう言う解放感からの安堵か。
それとも、この学院には得体の知れない何かがいる事を知ってしまった、不安か。

銀鎖「お疲れさまでした」

そんな言葉と共に、降り注ぐ雨が途絶えた。銀鎖が、貴方の上に傘を寄せたのだ。

貴方「……ありがとう、ございます」

銀鎖「今日で、約束は終了です。恐らく、今夜はもう闇は出ないでしょう。今までありがとうございました」

貴方「……どういたしまして」

銀鎖「もっと喜びなさい。あなたのおかげで、どれだけの人の命が救われたと思いますか?」

銀鎖「十、二十、三十。あなたは、そう言う事をしたのです」

銀鎖「そう信じなさい。自分の平和と引き換えにした、あなたの覚悟の結果です」

……珍しく、銀鎖が貴方を褒めた。飴と鞭は心得ている、と言う事か?

貴方「……そうですね。そう考える事にします」

銀鎖「……念の為、パトロールはまだ続けます。付いてきて下さい」

貴方「分かりました……」

貴方は念の為、銀鎖と一緒にパトロールを続ける事にした。

……貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:56:32.17 ID:19G7LBRL0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 23:57:51.11 ID:x4hpvXYvo<> いつもはどの頻度で出るのか? <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/25(金) 00:12:47.79 ID:yPs1caC20<> 1、自由行動「いつもはどの頻度で出るのか?」


貴方「闇って……普段は、どれくらいの頻度で出るんですか?」

銀鎖「そうですねー。毎日パトロールしていましたが、夜でもせいぜい一週間に一度見かけるかどうか、でした」

つまり、貴方がパトロールに参加してから大体六倍に頻度で出現していると言う事だ。
貴方は一種のゴキブリホイホイではないのかと思ってしまうくらいだ。

銀鎖「まあ、昼間に見つける事も何度かありましたし、正確にはどうとも言えません」

銀鎖「奴らは自分の勝手で現れ、勝手に人を食います。頻度など、なんの情報にもなりません」

銀鎖「だから私は、見つけた闇は片っ端から始末して封印しています。それでもキリがありません」

貴方「やっぱり、大変ですか?」

銀鎖「義務ですから。私の事など、二の次ですよ」

……銀鎖は銀鎖で頑張っている。貴方に理解など、到底できないのだろう。
銀鎖に係わるのはやめておいた方が良いのかもしれない。
貴方のために……銀鎖の為に。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

夜明け前。雨は止み、遠くには太陽らしきものが見える。

銀鎖「――さん。今まで、お疲れさまでした。それでは、さようなら」

貴方「あ、はい……さようなら」

……所詮は約束での付き合い、と言う事なのだろうか。
冷たいような気もするが、過剰に慣れ合う事こそ、彼女にとってはあり得ない事なのかもしれない。

何か言葉をかけるべきかどうかを考えて、やめた。

貴方は銀鎖を見送った後、自分も部屋に戻った。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、私服を脱ぎ捨て、シャワーを浴びてから、もう一度寝巻に着替えた。

……今までの事は、全て忘れよう。貴方はただ、平和に生きるのだから。

そう心に刻みつけて、貴方はゆっくり、眠りに落ちた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/25(金) 00:13:55.25 ID:yPs1caC20<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/13・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 00:17:38.16 ID:4ux8YirL0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 00:21:19.98 ID:1pIROn5B0<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/25(金) 00:24:36.87 ID:yPs1caC20<> 1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/25(金) 00:27:51.55 ID:yPs1caC20<> お疲れさまでした。

やっと終わりましたね、かったるい銀鎖ちゃんとのイベント。書いてる方は楽しいんですけどね。
実はですね……ちょっと計算ミスって一日早く終わらせちゃった。てへぺろ。
うんまあ一日くらい大した差じゃありませんし、正直ぐだぐだの原因になっていたので早く終わるに越した事は無いですよね。
そんな事よりこの一週間で銀鎖の好感度が無駄に上がっちゃった事が一番問題なんですよね。

さて次の再開ですが、一日開けて1月26日の21:00を予定しています。明日はシステムさんのメンテナンスデーなのです。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 00:30:05.17 ID:wQziOqVWo<> 乙
やってる方も楽しんでるよ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 19:12:08.87 ID:k8bLpSJg0<> ずっと前から何かを言おう言おうと思って、その度になんか色々あって優先度的に放置して、結果何を言おうとしていたのか忘れました。
そんなおバカなシステムさんです、こんばんは。

さっそくですが、直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 19:14:11.77 ID:3FFN0wCVo<> ほい <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:08:54.81 ID:uJBuIAYz0<> すみません、ちょっと遅れました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:10:01.89 ID:3p6IBs4s0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:10:45.08 ID:QSgxDW3SO<> システムちゃんの瞳に、完敗! <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:20:09.25 ID:uJBuIAYz0<> 10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める1:始めない0:思い出の部屋0:マッチ戦ですからあと二回勝負ですね1

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:20:59.45 ID:uJBuIAYz0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/18(日)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日は休日だ。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:21:08.78 ID:3p6IBs4s0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:23:00.59 ID:QSgxDW3SO<> 3 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:26:35.04 ID:uJBuIAYz0<> 3、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、やっぱやめた
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:27:25.58 ID:dZUg92dDO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:27:30.96 ID:3FFN0wCVo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:37:06.66 ID:uJBuIAYz0<> 1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

思えば、虚弱の部屋に行くのはこれが初めてだ。
なんだか緊張するが、あまり気にせずに行こう。

□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□

貴方は記憶に従い、504号室の前に到着した。虚弱は、ここが自分の部屋だと言っていた。

一度深呼吸して、貴方は扉を軽くノックして反応を待つ。

少ししてから、部屋の扉がのんびり開き、虚弱が姿を現す。

虚弱「……――さん……?」

虚弱は大層驚いたような顔をして、貴方を迎える。
まさか、貴方が朝っぱらから部屋に尋ねるとは思わなかったのだろう。

貴方「おはようございます」

虚弱「どうしたの……?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:37:50.28 ID:QSgxDW3SO<> 一緒に行かないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:38:21.37 ID:3p6IBs4s0<> ↑ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:38:32.03 ID:3FFN0wCVo<> ちょっと顔が見たくなって <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:39:27.54 ID:uJBuIAYz0<> まあ、どこに行くかなんて分かっていますが、一応どこに行くかの確認。

虚弱をどこに行こうと誘う?

↓1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:42:10.76 ID:3FFN0wCVo<> 食堂 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 21:47:12.35 ID:uJBuIAYz0<> 1、自由行動「一緒に食堂に行かないか」


貴方「いえ、そんな畏まった用は無くて……一緒に食堂に行きませんかって、誘いに来たんです」

虚弱「食堂に……? ……うん、いいよ」

虚弱は頷いて、同時に何故か貴方の手を握った。

最近、虚弱からのスキンシップが多いような気がする。
いや、元々こう言う人間なのだろう。こう言った、ちょっと甘えん坊な節がある面を隠して、虚弱は生きてきたのだ。
ちょいと天狗な見方になるが、貴方は虚弱の、そう言った面を引き出す事に成功したとも言える。

そう思うと、少し誇らしく思えたり、できないだろうか。

虚弱「……行こ?」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

貴方は何か、虚弱にしたい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:49:17.55 ID:3p6IBs4s0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 21:51:05.17 ID:QSgxDW3SO<> またちょくちょく誘っても構わないか <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:02:27.90 ID:uJBuIAYz0<>
1、自由行動「またちょくちょく誘っても構わないか」


貴方「……ねえ、虚弱さん」

虚弱「むー……あぶらっこい……。え、なに?」

虚弱は、一際味の濃いおかずに苦戦しているようだった。
その様子にも構わず話しかけてしまったが、良かったのだろうか。

貴方「これからも……今日のように誘っても、良いですか?」

貴方「もちろん、毎日じゃないですし、そもそも虚弱さんが嫌じゃなければ、の話ですし」

虚弱「いいよ」

貴方「と言うか、今日だって突然尋ねて迷惑じゃ無かったかな、なんて……え?」

虚弱「いいよ……迷惑なんかじゃ、ないもん」

言いながら、虚弱は貴方の頬をつついて笑う。
貴方の目で見る限り、確かに嫌そうには見えない。ただし、願望フィルターが作動していなければ。

虚弱「ぷにぷにー……」

貴方「ほ、本当にいいんですか?」

虚弱「……うん。――さんって……意外と、小心者?」

貴方「そうかもしれませんね……」

虚弱「…………私ね、――、好きだよ?」

虚弱は首を傾げて、とんでもない事を言ってくれる。
貴方が女性である、と言う扱いの下に言われたセリフなのは重々承知している。
しかし、そう言う意味に取れなくもなくて……。

貴方「あ、ありがとうございます」

虚弱「だから、大丈夫……」

とりあえず、貴方は虚弱を迎えに行っても良い事になったらしい。
それだけは、確かである。虚弱がこんなに嬉しそうなのだから、間違いない。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:05:47.78 ID:uJBuIAYz0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろお昼になろうとしている事に気付いた。

朝食を食べたから、そんなにお腹は空いていない。お昼は食べなくても良さそうだ。
良さそうだと言っても、人の健康からして、食べるべきなのはもちろんである。

今日は雨が降っているので、外に出る事はできない。できない事は無いが、遠慮したい。
雨の所為で外に出ている人はいないだろうし、特に発見もないだろうから。

とすると……どうしよう。

貴方は

1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:06:46.83 ID:3p6IBs4s0<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:13:34.35 ID:3FFN0wCVo<> 4 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:14:49.07 ID:uJBuIAYz0<> >>923
しれっと虚弱が主人公の事呼び捨てにしていました。頭の中で「さん」を付けておいてください。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:18:35.12 ID:uJBuIAYz0<> 4、寝る


やる事も無いので、貴方は寝る事にした。

……昨日までの生活が身に沁みついてしまったのだろうか。癖になったら困るなあ。
とは言え、本当に寝るくらいしかやる事が無いので、仕方がない。

貴方は制服のままベッドに横になり、そのまま目を閉じた。



貴方が目を覚ましたのは、大体夕食の時間だった。

ちょうど良い目覚めである。このまま食堂にいっても良さそうだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:19:37.94 ID:3p6IBs4s0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:20:07.71 ID:3FFN0wCVo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:22:50.67 ID:uJBuIAYz0<> 1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

休日の食堂と言えども、さすがに夜ともなると食べに来る生徒は多いらしい。

生徒の中をくぐり抜け、昼食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
123…虚弱 56…愛 89…男装 470…誰とも会わなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:23:22.75 ID:QSgxDW3SO<> カニ <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:30:07.45 ID:uJBuIAYz0<> コンマ「5」


貴方は遠くに、髪の塊を発見した。……久々に見かけたからか、ちょっとびっくりした。

あの姿は愛である事を思い出し、そう言えば雨の日は大体あんな感じである事も思い出し、貴方は一人ほっとする。
愛は既に食事を始めていた。隣の席は空いているので、貴方はこれ幸いと愛に話しかけた。

貴方「隣、良いですか? 愛さん」

愛「む? ……あ、――さん。こんばんは。どーぞどーぞ、座ってください」

貴方「はい、こんばんは。では、失礼します」

愛「最近、あんまり会わなかったので、元気かどうか心配していました。でも、元気そうで良かったです」

貴方「愛さんも、元気そうでなによりです……」

髪の毛も、相変わらずのようだ。その一言だけは言わなかったが。

そんな世間話から始まり、貴方は愛と一緒に夕食を食べる事にした。

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:30:44.45 ID:3p6IBs4s0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:31:06.13 ID:QSgxDW3SO<> 何か最近変わった事とかありました? <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:40:08.02 ID:uJBuIAYz0<> 1、自由行動「何か最近変わった事とかありました?」


貴方「最近、何か変わった事とかありました?」

貴方は世間話の代表みたいな文句で、愛に尋ねた。
とは言え、暫く会っていなかった相手の近況を知るくらいなら、これで十分である。

愛「いーえー、特に何もありませんよー。これと言って特に変わらず、平穏な毎日です」

愛「あ、そう言えば、部室に一人、お客様来ました」

部室、と言うのは、世界「愛」クラブの部室の事だろう。
一人しかいないのに部活と認められて居て、しかもなんか妙に備品が整っているあの部。

貴方「珍しいんですか?」

愛「珍しさで言えば絶滅危惧種ですね。まあ、ちょっとお話をして、帰っていってしまったのですが」

一体何を話したのか、まったく以て気になる所である。まさか「愛」について延々説教したのでは……?

愛「本当に、変わった事と言えば、それくらいですねー」

愛「――さんは、何かありましたか?」

あった。そりゃもう、色々と。銀鎖の事や、闇の事や、貴方の本性の事や。
あったけれど、何も言えない。言ってはいけない、言いたくもない。
何より、この人を巻き込んではいけないと言う気持ちが強い。

貴方「そうですね……私も、特にありませんでしたね」

貴方「まあ、平和こそ万歳です。何か事件が起こるよりも、平和の方が大好きです」

愛「その言葉には同意ですね」

世間話をしながら、貴方は愛と一緒に夕食を食べた。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:43:31.66 ID:uJBuIAYz0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:44:07.56 ID:uJBuIAYz0<> □―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

……深夜。貴方は、唐突に目が覚めた。

目覚まし時計はセットしていない。貴方は今、他でもない体内時計によって目覚めたのだ。
やはり、あの日々が癖になってしまったのだろうか……嫌な話だ。

外を見ると、まだ雨が降っている。いくら梅雨の時期と言っても、振り過ぎだと思う。
まさか、この時間に外に出る人などいるまい……ただ一人を除いて。
特に何も無さそうだし、このままもう一度眠るのがベストだろう。

……どうしても、その「一人」が気になると言うのなら、外に出ても良いかもしれない。

貴方は

1、外に出る
2、寝る

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:44:57.33 ID:3p6IBs4s0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:44:59.08 ID:3FFN0wCVo<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:47:39.07 ID:uJBuIAYz0<> 1、外に出る


貴方は外に出る事にした。……念の為、寝巻きから私服に着替える。
この行為も習慣付いてしまったのか、思った以上にすんなり終わった。

傘を……二本持って行き、貴方は部屋を出た。

□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□

とりあえず量を出た貴方だが……雨が鬱陶しい事この上ない。
これなら、部屋に戻った方が良さそうだ。と言うか戻りたい。

貴方は

1、あっちに行く
2、こっちに行く
3、部屋に戻る
4、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:48:16.50 ID:3FFN0wCVo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:48:35.24 ID:QSgxDW3SO<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 22:53:01.97 ID:uJBuIAYz0<> 1、あっちに行く


貴方はあっちの方向に行く事にした。

□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□

適当に歩いていた貴方は、何の因果か、銀鎖と会ってしまった。

銀鎖「おや? こんな時間に、奇遇ですね」

何が奇遇なものか。と言うか銀鎖はまた傘も差さずに雨の中をほっつき歩いているのか。
もう少し自分を大切にしたらどうだ。色々言いたい事もあるが、貴方は飲み込む。

様子を見る限り、銀鎖はまだ「戦闘」を行っていないようだ。

貴方「こんばんは。今日もまた、ですか?」

銀鎖「毎日やっていると、言いませんでしたか? 意外ともの忘れ、激しいんですね」

……今日は特別、貴方に対する言葉が厳しいように思える。
しかし振り返ると、大体こんな感じだったような気がしないでもない。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、傘を貸してやる

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:54:52.92 ID:3p6IBs4s0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 22:55:55.71 ID:3FFN0wCVo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 23:06:26.35 ID:uJBuIAYz0<> 2、傘を貸してやる


貴方は溜め息を吐きながら、銀鎖に傘を突き出す。

貴方「とりあえず、傘を差してください」

銀鎖「必要ありませんよ」

貴方「必要なんです」

銀鎖「邪魔なのですが」

貴方「戦闘中は差さなくても結構です」

貴方「風邪を引いてしまえば元も子もありません。差してください」

貴方は強く、銀鎖に言い付けた。銀鎖は貴方をじっと睨みつけ、渋々と言った様子で、貴方が差し出した傘に手を伸ばす。
貴方の考えは通じたのか、面倒だからなのか。どっちにしても銀鎖は受け取ってくれた。

貴方「それ、貸してあげます。雨の日は、絶対に傘を差してください。いいですね?」

銀鎖「……わかりました」

貴方「絶対ですよ」

銀鎖「わかりました」

貴方「……では、気を付けて」

銀鎖に傘を渡した貴方は、その場を立ち去った。
用を済ませた貴方は、もうここにいる意味はない。銀鎖にとっても、迷惑だろう。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

部屋に戻ってきた貴方は、傘を置き、私服のままベッドに横になる。

……銀鎖は本当に、毎日戦っている。今日、その事が改めて分かった。
だけど、貴方はもう関係ない。だって、戦いたくない人間が戦いの場にいても、迷惑なだけ。
貴方は平和に過ごしたい。戦いとは、その反対に位置するモノ。

しかし、貴方が戦えば、一日でも早く平和は訪れる……かもしれない。

……余計な事は、考えない方がいい。貴方は目を瞑り、そのまま眠りに落ちるのを待った。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 23:06:54.87 ID:uJBuIAYz0<> 一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/14・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:07:18.52 ID:3p6IBs4s0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:08:45.29 ID:3FFN0wCVo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 23:10:35.56 ID:uJBuIAYz0<> 2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/26(土) 23:13:14.30 ID:uJBuIAYz0<> お疲れさまでした。

この主人公には、戦いに生きる覚悟はありません。だって性格が【温和】【怠惰】な上に「平和に生きる」が目的ですからね。
ただ、どっかの誰かと関わる事で、その意志はやがて形成されるでしょう。たぶん。
まあ覚悟するかどうかはみなさま次第なので、性格補正だとか目的だとか、なんの意味もないんですけどね!

さて次の再開は、1月27日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 23:16:48.05 ID:3FFN0wCVo<> 乙 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 19:05:53.34 ID:LWb6SF/z0<> こんばんは、システムさんです。
今日の進行でこのスレは埋まりそうですね。だいたい>>990くらいになったら新スレ立てようと思います。

と言う事で少しでもレス数節約のために早速直後のレスで天気判定 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 19:15:21.15 ID:wa/owAge0<> 突然の7cm大雪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 19:15:25.07 ID:xZFV6HZT0<> s <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:00:10.22 ID:LWb6SF/z0<> 予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:00:31.28 ID:QKwxf8Lv0<> 始める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:09:55.05 ID:3coiHOc90<> 始める <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:10:54.71 ID:LWb6SF/z0<> 多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:11:20.33 ID:LWb6SF/z0<> □―――――□
|貴方の部屋| 6/20(月)
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:11:53.06 ID:QKwxf8Lv0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:12:59.60 ID:6tsPakxXo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:17:54.79 ID:LWb6SF/z0<> 2、虚弱の部屋に行く


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□

昨日と同じく、虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開かれ、具合が悪そうな虚弱が姿を現す。

虚弱「……――、さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「…………おむかえ?」

虚弱は、貴方がどうしてここに来たのかを尋ねているようだ。
確かに貴方は昨日、虚弱とそんな話をしたが……。

貴方は

1、自由行動
2、「その通り」
3、特に理由はない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:18:16.05 ID:QKwxf8Lv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:18:58.09 ID:6tsPakxXo<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:22:17.00 ID:LWb6SF/z0<> 2、「その通り」


貴方「その通り、正解です。一緒に食堂、行きませんか?」

虚弱「……うん」

小さく頷いて、虚弱は答えた。貴方と一緒に食堂に行ってくれるらしい。

貴方「良かった。今から行けますか?」

虚弱「うん……行こ」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:24:04.52 ID:QKwxf8Lv0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:25:20.86 ID:OGi6TqrSO<> 将来について <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 21:41:07.50 ID:LWb6SF/z0<> 1、自由行動「将来について」


貴方「虚弱さんは……将来について、どのように考えていますか?」

虚弱「…………あれ? 前に……聞いてこなかった、っけ?」

貴方「あれは将来の夢について、です。将来が不安、だとか、どのようにやりたいだとか、そう言う話ですね」

虚弱「そっかー…………将来……どうしようかなー……」

虚弱は「うーん」と唸り、首を傾げ、思い付かなかったのかご飯を一口食べてまた唸る。
そしてまた悩むような素振りを見せてから、ぴんと閃いたような表情をした。

虚弱「……お嫁さんになって、子供、欲しい」

随分と現実味のある願いであった。
虚弱の年齢ともなれば、どこかへ嫁入りして子を成す事を考えてもおかしい事ではない。

ただ、これをあっさり言ったと言う事は、これは虚弱の将来の夢ではないのだろう。

貴方「こ、子供ですか……」

虚弱「うん……それで、旦那さんと一緒に、幸せに暮らす」

貴方「そう、ですか」

色々、邪推してしまう。
虚弱は、きっと自分の体は子供を産めるようなものではないから、諦めているだとか。
そんな事はないだろう。貴方が勝手に考えているだけだから。もしくは、他人事ではない。

虚弱の子供は、虚弱と同じように吸血鬼の因子を引き継いで生まれてくるだろう。
その結果、虚弱と同じ定めを受けるかもしれない。

それは、貴方も同じだ。貴方の体にだって、異形の因子が組み込まれている。
子供を作れば、その血肉は漏れなく受け継がれる事だろう。
その結果、自分と同じ定めを受けるかもしれない。

……子供を作る。どう言う事なのか、貴方は考えた事があっただろうか。

虚弱「……――さんは、将来、どうしたい?」

貴方は将来、どうしたいのだろうか?

1、自由行動
2、「夢と同じく、平和に暮らしたい」
3、……秘密

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:44:21.71 ID:OGi6TqrSO<> 自分が大事だ、好きだ、と思える物を守り、助け、救い、それを傷つける物を討つ。そんな職業につきたいです。後は大事な人と一緒に歩んでいきたいチラチラチラチラ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 21:48:26.54 ID:CSUjk5V20<> 2 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:01:36.52 ID:LWb6SF/z0<> 2、「夢と同じく、平和に暮らしたい」


貴方は将来、どうしたいのか。そんな事、決まっているじゃあないか。

貴方「夢と、同じです。私は、平和に暮らしたい。ただ、それだけです」

何かあるくらいなら、何も無くていい。面倒だから。
刺激があるくらいなら、退屈でいい。面倒だから。
貴方が望むのは、争いの無い、ついでに面倒事の少ない、そんな平和な日々。それだけである。

虚弱「…………それだけ?」

貴方「はい。平和が基盤にあるのならば私はどんな努力も惜しみませんよ?」

虚弱「……それも、そうか」

貴方「まあ、共感してもらおうとは思いません。普通の人からすれば、ちょっと退屈でしょうから」

虚弱「……でも、そう言うのも、いいよね」

貴方「ええ。私の心からの望みです」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□

入口に着いた貴方は、虚弱の事を思い出す。
虚弱は以前、貴方に「一緒に登校しよう」と誘ってきた事がある。あの衝撃は、今でも忘れられない。

今日、虚弱は誘ってこなかった。たぶん、一人で登校しようと考えていたのだろう。
また、貴方に迷惑をかけたくないから、だとか寂しい事を考えているのではないか?
単純に、具合が悪くて遅刻しそうだったからという理由で誘わなかったという話もあるが、そっちは考えない。

……貴方は

1、虚弱を待ってみる
2、余計な真似はしない
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:02:40.16 ID:6tsPakxXo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:02:44.62 ID:OGi6TqrSO<> むしろ誘いに行く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:03:09.42 ID:CSUjk5V20<> 1 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:11:07.65 ID:LWb6SF/z0<> 3、自由行動「むしろ誘いに行く」


むしろ誘いに行く、と言う案もある。なるほど、それは確かに良い案だ。

良い案であるが、面倒だ。だって、それだったら部屋にいる段階で思い付けよと言う……。
まあ、気にしてしまったのが入口に来てからなので、仕方が無いと考えよう。

虚弱と一緒に登校するのが前提として、待つにしても迎えに行くにしても、遅刻してしまう事には変わりない。
だったら、いっその事迎えに行ってしまおう。

と言う事で、貴方はもう一度、虚弱の部屋に行く事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□

貴方が入口に行くまでの時間があれば、いくら虚弱だってそりゃ登校する準備を終わらせる。
そんな理由だろう、貴方は虚弱の部屋に向かう途中の階段で、虚弱と再び会った。

虚弱「……忘れ物?」

貴方「ええ、まあ、そんなところです。虚弱さん、一緒に行きませんか?」

虚弱「…………今日、遅刻するから、だめ」

やはり、遅刻するつもりだったらしい。と言うか予定なのか。既に決まっている事なのか。
自分の体を理解していると言う事はある意味虚しい物である。あまりにも限定的過ぎるか。

さて、断られてしまったが、どうしよう。

貴方は

1、食い下がる
2、諦める
3、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:12:02.00 ID:CSUjk5V20<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:12:19.85 ID:OGi6TqrSO<> じゃあ、一緒に遅刻する <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:18:11.04 ID:LWb6SF/z0<> 1、食い下がる


遅刻など、上等ではないか。と言うか、今更である。
虚弱と付き合っている内に、いつの間にやら貴方も遅刻魔人。この学院に転入してから、大体十回は遅刻しているだろうか。
それだけやっていたら、今更気にならないと言う物。いや、気にはなるが、優先順位が低くなっていくのだ。

貴方「なら、一緒に遅刻します」

食い下がった。そんな貴方を見て、虚弱は困ったような顔をする。

虚弱「……しーらない」

そして、諦めた。虚弱は、貴方と一緒に登校してくれる事を許してくれたらしい。

貴方「ありがとうございます」

虚弱「……ふん」

ただ、ちょっと怒らせてしまったようだ。
確かに、虚弱の善意を蔑ろにしてしまったように取れなくもない。
なんたって、貴方のやった事は独善の押し付けだ。そりゃ、怒ると言う物。

……まあ、反省してももう遅い。どうにかして、虚弱の機嫌を良くしよう。

貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。

□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:19:13.24 ID:CSUjk5V20<> 安価間違ってない? <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:26:14.97 ID:LWb6SF/z0<> >>981
いえ、間違っていませんよ。その証明にほら、主人公の第一句が安価とだいたい同じじゃないですか。

そう言えば、説明した事ありませんでしたね。またやっちゃいましたが、ちょっと聞いてください。
今回のように、提示された選択肢の内容とだいたい同じになりそうな自由行動は、基本的に似た選択肢に吸い込まれます。
今回の場合、どっちにしたって食い下がっていますから、混ぜられたという事ですね。

いや、まあ、書き直せと言われたら書き直します。こう言う事やめろと言われたらやめますし……。
どうします? 書き直した方が良いですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:26:48.62 ID:OGi6TqrSO<> 内容的には間違っていないような…
安価なら

ごめん、どうしても一緒に話しながら行きたくて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:27:11.17 ID:CSUjk5V20<> 合ってるなら書き直さなくていいや
安価下 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:29:22.85 ID:LWb6SF/z0<> では、修正しないと言う事で進めます。
でも、改めて考えると納得いかない事もあるでしょうから、以降こう言う事はやめます。

さて、>>980の選択肢から改めて↓2でお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:30:35.44 ID:CSUjk5V20<> >>983 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:30:40.79 ID:OGi6TqrSO<> kskst <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:39:56.13 ID:LWb6SF/z0<> 10分経過したのでシステムさん判断で>>986で進行します。 <> ◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:50:34.77 ID:LWb6SF/z0<> 1、自由行動「ごめん、どうしても一緒に話しながら行きたくて」


貴方「あの……怒ってますか?」

虚弱「……なにに?」

貴方「さっき、無理矢理ついていくって言った事に……」

虚弱「…………別に」

言葉が、どこか不機嫌そうだ。でもそれはいつもと同じなので、怒っているのかどうかは分からない。
でも、たぶん、怒っているだろう。なんとなくそう思う。

貴方「ごめんなさい。どうしても、一緒に話しながら行きたかったんです」

虚弱「……いつだって、話せるよ」

そう言って、虚弱はぷいと、そっぽを向いてしまった。

貴方「う……」

貴方は情けなく、呻き声を上げる。目に見えた拒絶が、貴方の心に深く突き刺さった。

怒らせてしまった。嫌われてしまった。そんな事ばかり考えて、しかし事実なそれらが貴方に叩きつけられる。
加減を考えるべきだったのだろうか。思えば、貴方は虚弱に、こんな事ばかりしていたような気がする。

友達だとか言って、自分の都合を押し付ける事が多かったような気がする。
親切心だとか言って、虚弱に付き纏う事が多かったような気がする。
振り返れば見える、独り善がりな行為を繰り返す貴方。ストーカーに見えなくもないとか言ったが、冗談にならなくなっていた。

……どうしよう。謝罪は、却って逆効果だ。だって貴方、何が悪いのかまるで分かっていない。
ただ自分が正しいと思ってやった事なのだから分かるはずもない。

しかし虚弱を放っておくと言うのか? それはどうかと言う話……。
いやいや、そんな考えが、虚弱の迷惑になっているとは考えられないのか。
ああ、考えれば考えるほど、貴方は自分の優しさと親切心に押しつぶされていくばかり。

……貴方は他に何か、虚弱に用があっただろうか?

1、自由行動
2、もうだめだ

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:52:05.78 ID:CSUjk5V20<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:53:42.16 ID:6tsPakxXo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 22:55:40.29 ID:OGi6TqrSO<> そろそろ次スレの季節だな <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 22:59:22.20 ID:LWb6SF/z0<> ちょっくら次スレ立ててきました。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359294990/

あと一回安価やって、次スレ行きます。 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 23:08:21.71 ID:LWb6SF/z0<> 2、もうだめだ


……もうだめだ、何も思い付かない。

貴方は項垂れながら、虚弱と一緒に登校した。

□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、他の所でのんびりくつろいだり、各々の用事を済ませたり。
今日はなんだか忙しなく感じるが、今の貴方には、どうでもいい事である。

盛大に遅刻し、授業にまで遅れてしまい、しこたま叱られてしまった貴方。
だがそんな事なんかより、虚弱の対応に貴方は深く傷付いていた。

あの後一言も会話は無かったし、保健室まで見送ろうとしたら「いらない」と一蹴されてしまうし……。
おかげで授業は身に入らないし(いつもの事で今日は自業自得)、もう踏んだり蹴ったりだ。

まあ……貴方の所為、なのだろうか。貴方の平和に生きようとする心は、そんなに他人にとっては疎ましい物なのだろうか。
……きっと、そうなのだろう。特に最近、貴方は変な事に巻き込まれていた。
それの所為で、余計に平和や日常を追い求めていた節が、無いわけではないと思う。

貴方の平和を守るために、犠牲にしたのは……虚弱と言う一番親しい相手。
それを、貴方にとっての日常の象徴に仕立て上げ、追い求めていた。
だけど、その扱いは、虚弱にとって重苦しかった事だろう。

……だめだ。考えが、完全に沈んでしまっている。
このまま沈んでしまえたら、どれだけ楽なのだろう……。

……貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、銀鎖を探す
5、男装を探す
6、広場に行く
7、自由行動

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:09:02.17 ID:CSUjk5V20<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:09:33.06 ID:6tsPakxXo<> 6 <>
◆EEWQeQ.ZIg<>saga<>2013/01/27(日) 23:10:34.27 ID:LWb6SF/z0<> 次スレ行きます。後で埋めるので、ほっといてもらっても結構です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:11:47.77 ID:1wXUoNz9o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:27:04.37 ID:OGi6TqrSO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/27(日) 23:27:57.40 ID:1wXUoNz9o<> 1000 <> 1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆.  。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
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やる夫が正史を書くようです26 @ 2013/01/27(日) 23:25:28.54 ID:Hio4M3xso
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【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」初美「22本場ですよー」【安価】 @ 2013/01/27(日) 23:15:30.10 ID:OjRWdCPso
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安価で女装ギャルゲー風SS part11 @ 2013/01/27(日) 22:56:30.23 ID:LWb6SF/z0
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VIPでEXVS避難所 @ 2013/01/27(日) 22:52:06.22 ID:sd/k53eRo
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zx「明日はさやかちゃんとデートか・・・」 @ 2013/01/27(日) 21:47:54.69 ID:by62kiAg0
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【速報】速報盛 @ 2013/01/27(日) 21:38:39.41
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