VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:12:41.95 ID:hIhUX9BDO<>菊島「退社は五時だよ上条くん?」

上条「つか、何であんたは平気でいられるんですか!?人が今ぐしゃって!!」

菊島「まあまあ、よくある事だから♪」ケラケラケラ

上条「よくある事って!?」

菊島「あ、そこ」


バンッ!


上条「…………」パラパラ…


菊島「……良かったねえ、直撃しなくて♪」


上条「ふ、



ふこうだああああぁぁああ!!」



※とある魔術×ジオブリーダーズです。オリジナル解釈などもありますので、許して下さる方のみおすすみ下さい。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351257161
<>上条「こんな職場はまっぴらだ!!」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:19:42.89 ID:hIhUX9BDO<> 上条「つか、何なんですかあいつは!?そしてアンタ誰!?」

菊島「あ、聞いてなかった?あたし、菊島。ここの社長なんだけど、今日は初めての支店の開設だから様子見に来たんで―――」

上条「そこまで聞いてませんよ!?つか、バイト辞めるんで紙ください!!」

菊島「まあまあ、やってみたら楽しいって」ケタケタケタ

上条「人がずんちゃか死にそうな所で働けるほど神経太くありませんよ上条さんは!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:22:48.24 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「んで、あいつはあたしら『神楽総合警備』の当面の敵、化け猫よ」

上条「ば、化け猫ぉ!?」

菊島「そっ、化け猫♪」

上条「そっ♪、てね……」ガクッ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:28:37.31 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「んで、とりあえず上条くん」ポイッ

上条「あ、何ですかこれ?」

菊島「見ての通りのボウガンだよ」

上条「それにこれ……」ペラッ

菊島「それはね―――



ゴオオオォン!!

上条「なっ、何の音!?」ビクッ

菊島「あや〜、やってくれちゃってるね」ポリポリ

上条「……な、何か下の階が吹っ飛ばされたみたいなんですけど!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:34:08.52 ID:hIhUX9BDO<> 『おやおや、随分と有望そうな新人じゃないか』クスクス

上条「ね、猫が喋った!?」

菊島「そりゃ、どうもっ!!」ビシュンッ!

『おっと』ヒラリ

『危ない危ない、毛並が乱れるとこだったよ』クスクス

菊島「ちっ!」カチャッ

『では……』ピョイッ

菊島「ちっ、逃がすか!?」ガタッ

上条「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:35:50.21 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「上条くん追って!!」

上条「いや、その辞表を……」

菊島「いいから行け!!」

上条「ふ、ふこうだああぁぁああ!!」ダッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:40:16.53 ID:hIhUX9BDO<> ――――

上条「な、何でこんな事に……、不幸だ」タッタッタッ

ピリリッ

上条「おわっ!と、携帯かよ」ピッ

上条「はい、上条ですけど」

菊島『あ、上条くん?』

上条「げ」

菊島『げ、じゃないわよ。いい、あの化け猫用の罠を仕掛けたわ。そこまでゆうど――


「へえ、何の相談だい?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:44:32.69 ID:hIhUX9BDO<> 上条「えっ、何って」


ブンッ!

上条「ひっ」ドサッ!


菊島『ちょっと、どうしたの上条くん!?』

上条「ねねね猫が人に中途半端な猫人に!?」

化け猫「おやおや、酷いな」ヒュンッ

化け猫「私を化け物扱いして」クックックッ

上条「な、何か笑顔の優しい感じのいいサラリーマンになったんでせうが!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:48:31.81 ID:hIhUX9BDO<> 菊島『気をつけて上条くん!?そいつは磁気が意思を持ったみたいな化け物よ!!そいつを倒すにはお札を四方の壁に貼りつけた場所まで誘導してから封印しないと!!』

上条「い、今のこの危機は!?」

菊島『……頑張って!!』グッ!

上条「頑張ってじゃねええぇぇえ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:51:54.38 ID:hIhUX9BDO<> 化け猫「さて、」カツ

上条「ひっ」

化け猫「それでは――」ブンッ


上条「……くそっ」ギュウゥ…

化け猫「チェックメイトだ!!」ヒュンッ

上条「うおおっ!!」ブンッ!





カッ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 22:56:41.39 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「上条くん!?」タッ!

上条「はーい……」ヒラヒラ


菊島「大丈夫!?怪我ない!?」

上条「何とか、てか、何なんですかあいつは……」ハァ…

菊島「それより、あいつはどうしたの!?」

上条「ああ、あいつなら」チラッ

「ニャーン…」ピクピク

菊島「……へ?」

上条「……何か、猫に戻っちゃいましたけど」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:02:42.04 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「えっ、それってどうやって?」

上条「――ああ、俺の右手は『幻想殺し』(イマジンブレイカー)って言ってあらゆる奇跡の力を[ピーーー]事が出来るんですよ」

「へえ〜、凄いじゃない」


上条「……今、何かいいましたか?」

菊島「……ううん」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:07:05.40 ID:hIhUX9BDO<> 「凄い新人じゃない、これはちょっと警戒しないと」クスクス

菊島「化け猫!?」チャキッ

上条「二匹もいるのかよ!!」



「ほら、おーにさんこーちら、てのなーるほーへ」クスクス

上条「逃がすか!!」ダッ


菊島「ちょっと上条くん!!」



バンッ!



菊島「……そこガラス」

上条「……不幸だ」ズル <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:12:05.18 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「いい?あいつは人型の時は壁とか通り抜けられるから気をつけて」

上条「……ふぁい 」ジンジン

菊島「それと、物理攻撃も基本的には通じないから、それも頭に入れとくように」

上条「はあ」

菊島「いくらキミの右手が有効だとしても正面からいっちゃダメよ」


菊島「人の体くらい紙みたいに裂かれちゃうから♪」

上条「き、肝に命じておきます……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:22:04.32 ID:hIhUX9BDO<> 菊島「そんじゃ、行くわよ!!」

上条「い、行くわよって……」

菊島「決まってるじゃない、



『化け猫』退治よ♪」


上条「や、やっぱりでせうか……」ガクッ

菊島「今度はあたしと二人で挟み討ちに――」


ドオオォォオオオン!!


上条「……何の音でしょうか?」

菊島「……多分、ガス管爆発させてんだと思う」


菊島「……急ごっか」

上条「……はい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:30:10.44 ID:hIhUX9BDO<> ――――

上条「くそっ、土御門のヤツ!」タッタッタッ

上条「何が、立ってるだけの割のいいバイトだ!!」タッタッタッ

上条「いきなり命の危機に!!」ハァハァハァ!

上条「!?ロビー……!」タッ!


上条「一体、何処に……」キョロ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:35:32.43 ID:hIhUX9BDO<> 上条「あ、ちょっとすいませーん」

「…………」

上条「今、こっちにミニスカの女が――――」

「…………」ドサッ


上条「……ぎゃああぁぁあ!!また死んでるううぅぅう!?」


「もらった!!」バッ!

上条「うわっ!!」ブンッ!

化け猫「くっ!?」ズサッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:45:12.77 ID:hIhUX9BDO<> 化け猫「……やっぱ、ちょっと面倒ね、アンタの右腕……」

化け猫「でも、まあ、いいか。ちょっとだけ楽しみが増えたんだし」ペロリ…

上条「…何だと?」

化け猫「所詮さ、あんたらはあたしらの暇つぶしの玩具に過ぎないのよ」

化け猫「まあ、そこそこ遊んだら、あとは」

ぐしゃっ

化け猫「ねっ?」クスクス…

上条「テメエ!!」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:47:21.47 ID:hIhUX9BDO<> 上条「……許せねえ」ギリッ


化け猫「へえ、何が?」クスッ

上条「そんな風に人の命を玩具みたいに扱っていいはずがねえ!!」

化け猫「でも、人間だって平気であたしらの事を[ピーーー]じゃない?」クスクス

上条「だとしても!お前のやってる事は許される事じゃねえんだ!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:52:53.10 ID:hIhUX9BDO<> 化け猫「へえ、じゃあどうするの?」クスクスクス

上条「決まってるだろ……」

上条「もし、お前が無条件が人の命を奪うってなら」

上条「それがもし神様にプログラムされたお前の本能っていうのなら―――」

上条「その神様の作った幻想(プログラム)を、ぶちころ―――


ゴイン!


上条「あいたあああぁぁああ!!!」

化け猫「そーんな口上にいちいち付き合ってやる分けないじゃん!」ケラケラケラ!

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:57:09.44 ID:hIhUX9BDO<> 化け猫「大体さぁ、アンタの右腕厄介じゃん?」

上条「つか、今投げたの人の生首じゃねーか!?」

化け猫「だからさ……」ズザッ

上条「あ、あの、そんなロビーの椅子を持ちあげられて、一体……」アハハ…

化け猫「こうやってなぶり殺しにしてやんよおおぉぉお!!」ブンッ!

ズンッ!

上条「…………え?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/26(金) 23:59:47.13 ID:hIhUX9BDO<> 上条「あ、ちょっと待ってこういう展開はあんまり少年漫画っぽく」

化け猫「知るかあぁあああ!!」ブンッ!


上条「ぎゃああああっ!!」ダッ!



上条「ふ、不幸だああああぁぁああ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:02:33.40 ID:l0ZpHs6DO<> 上条「ひいいぃぃい!」ガチャ、バタン!

化け猫「は!?守衛室!?今更そんなとこに逃げ込んだところで――」スッ








菊島「ハイ♪」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:05:41.72 ID:l0ZpHs6DO<> 化け猫「んげ!?しま――――――――

菊島「―――――今よ!







――――――消去(デリート)!!」






ドンッ!!




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:09:53.13 ID:l0ZpHs6DO<> 菊島「はー、これで一件落着だね♪」

上条「で、では、上条さんはこれで……」クルッ

菊島「上条くん上条くん」チョイチョイ

上条「な、何でしょう―――――

ナー… カミジョウ… ワレラノテキ…


上条「あ、あれって……」パクパクパク

菊島「すっかり人気者だねぇ」

上条「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:13:06.07 ID:l0ZpHs6DO<> 上条「あ、あの……」パクパクパク

菊島「それじゃ、これで決まりだね」ニコッ

菊島「ようこそ、神楽総合警備へ!これからヨロシクね、上条当麻くん♪」



上条「ふ、





ふこうだああああああああああああぁぁああ!!」



――こうして、私、上条当麻は晴れて神楽総合警備の一員となったのであった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:17:12.06 ID:l0ZpHs6DO<> ――――――


田波「……時に、高見ちゃん」

桜井「……何でしょう田波さん」

田波「……俺達の出張所はこんな風に炎に巻かれてったっけ?」ゴオオ…

桜井「……多分」ゴオオ…



桜井「……きゅう」パタリ

田波「たかみちゃーんっ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:25:30.08 ID:l0ZpHs6DO<> ―――――


菊島「というわけで!」ドン!!

菊島「不条理にも契約ビルを追い出された為、しばらくの間、ここを臨時の出張所とします!!」


上条「つか、俺の部屋ですよね!?」

菊島「以上、質問は!?」


上条「つか、俺の部屋ですよね!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:29:02.48 ID:l0ZpHs6DO<> 田波「諦めろ、上条くん」

上条「え、いやだって!?」

田波「こーなったら最期、地の果てラブホの果てまでついて行くしかないんだ…」

上条「ふ、不幸すぎる……」ガクッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:37:01.72 ID:l0ZpHs6DO<> 梅崎「夕ちゃんビール取って〜」

姫萩「あいよ、マキちゃん」ポイッ

上条「あ〜!何勝手にビール持ちこんでるんですか!!」サッ!

姫萩「え〜、いーじゃん」

上条「駄目です!タバコも禁止!!」

梅崎「え〜?ケチ臭いぞしょーねん!」

上条「俺は全うな学生なんですよ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:41:33.25 ID:l0ZpHs6DO<> 上条「あー!?何爪研いでんの!?」

まや「カリカリカリカリカリカリ」

蘭東「あ、その子、化け猫だから」ジュー

上条「あ、そうなの?って何してんですか!?」

蘭東「あ、インちゃん塩取って」

インデックス「はいなんだよ!!」

上条「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:44:07.66 ID:l0ZpHs6DO<> 成沢「あの、あたしは……」

蘭東「んー?お皿取って」

成沢「あ、はい」カチャカチャ


上条「家主は上条さんなんですけど!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 00:47:48.99 ID:l0ZpHs6DO<> 田波「諦めろ、上条くん」ハァ…




田波「そのうち良いことあるさ」

上条「」



桜井「あ、あの、上条くん?」

上条「……はい?」


桜井「……ポッキー食べます」

上条「……頂きます」




――――こうして我が家は神楽総合警備学園都市出張所というカオスへと堕ちて行くのであった



上条「……不幸だ」




続く? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage saga<>2012/10/27(土) 01:14:06.29 ID:TWXmMm+do<> 元ネタ知らないけど見てる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/27(土) 01:46:58.75 ID:mC6kqnOIO<> 糞スレっすね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/27(土) 09:43:18.10 ID:2fKMUyzDO<> 乙



神楽の面々の顔と名前が…
社長と高見ちゃん、田波しか覚えてねえ
読み直すかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/27(土) 20:23:12.92 ID:lkxb3TFj0<> しかしジオブリはいつになったら連載再開するんだろうな。
下手するとヒラコーに単行本数で追いつかれるぞ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 23:21:55.28 ID:l0ZpHs6DO<> レスありがとうございます。

再開します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 23:44:06.43 ID:l0ZpHs6DO<> ――――――学園都市、窓の無いビル


土御門「一体、何の用だアレイスター……?」

アレイスター「なに、最近、随分活躍しているそうだね、彼は……」

土御門「……幻想殺しの事か?」

アレイスター「今のところ、私は彼等の仕事振りには十分満足している」

アレイスター「しかし、それにも関わらず、『外』の人間が学園都市に干渉しようとしている」

土御門「……ほう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/27(土) 23:53:09.06 ID:l0ZpHs6DO<> アレイスター「……今、外の人間に色々嗅ぎ回られては計画に狂いが出る」

アレイスター「……そこで君にお願いがある」

土御門「……その人物を消せ、という事か?」

アレイスター「いや、違う」


アレイスター「彼等はあるルートから警備員達に接触し、化け猫に対抗できる装備を提供している」

土御門「……ふん」

アレイスター「そこで君にしてもらいたい事がある」

土御門「……その警備員達を消せとでも言うつもりか?」

アレイスター「いや、そうではない」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:03:59.82 ID:PUyXWRIDO<> 土御門「なら、なんだ?」

アレイスター「……もし、事件で警備員達が危機に陥れば救援要請するだろうね」

土御門「……それを握り潰すのは暗部の仕事じゃない」

アレイスター「しかし、彼等が全滅すれば?」

土御門「……貴様!?」ギリッ…

アレイスター「……そう恐い顔をしないで欲しい」クスッ

アレイスター「……今、私の計画を彼等に気付かれたくないのだよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:11:49.57 ID:PUyXWRIDO<> 土御門「だからと言って、警備員は教師達だぞ!?それをむざむざ見殺しにすれば、学園都市の自治にも響くだろうに!!」

アレイスター「無論、その件は通常の事故として処理させる。最も、総務省の連中はそれが何を意味するか、分からないほど馬鹿ではあるまい」

土御門「貴様……、自分の計画のためだけに人間を[ピーーー]つもりか!?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:18:50.53 ID:PUyXWRIDO<> アレイスター「それが私の勤めであり、彼等に課せられた義務である。それについて、君が口を挟める分けでもなければその力も無い」

土御門「……話にならんな」

アレイスター「……おや、どうするつもりかね」

土御門「これ以上貴様の寝言に付き合う義務も暇もない」


アレイスター「しかし、私は君に是非ともしてもらいたい事があるのだがね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:27:48.89 ID:PUyXWRIDO<> アレイスター「現在、総務省の狩人――ハウンド――が学園都市内に数人潜伏している。最も、身分は偽っているがね」

土御門「……そいつらを消せとでも言うのか、アレイスター?」フンッ

アレイスター「いや、そうではない。――分かるだろう?」

土御門「……なるほどな。貴様らしい、下卑た考えだアレイスター」

アレイスター「……それはお褒めの言葉として預かっておくよ」クスクス

土御門「……ふん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:32:36.15 ID:PUyXWRIDO<> アレイスター「……では、頼んだよ。我々の友情のために」

土御門「……期待に添えるとは思えんがな」

土御門「……まあ、やるだけやってやる。――責任は持たんがな」

アレイスター「おやおや、随分と頼もしいじゃないか」クスクス

土御門「……ふん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:37:15.85 ID:PUyXWRIDO<> アレイスター「――では、祭ろうじゃないか



憐れな生贄の芳醇な末路に―――


そして、獰猛な獣の狩りの歌に――――― <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:41:54.28 ID:PUyXWRIDO<> ――――学園都市、地下坑道

タタタタタンッ

黄泉川「そこっ、そっちに行ったぞ!!」

隊員「くそっ」チャキッ!


隊員「喰らえっ」カチャッ

パン!



――――――カッ!




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:47:49.03 ID:PUyXWRIDO<> 化け猫「ふふっ」クスクス

隊員「は、外した!?」

化け猫「クスクス」ピョイッ

隊員「あっ、待てこのっ」カチャッ!

黄泉川「バカッ!無駄打ちすんな!」

隊員「はっ、はい!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 00:54:36.85 ID:PUyXWRIDO<> 黄泉川「くそっ!なんなんだヤツは!?」ギリッ

黄泉川「これまでとダンチで違うじゃん……」

隊員「た、隊長……」

黄泉川「――ああ、すまない。ところで、ヤツの追跡状況は?」

隊員「は、はい。まだ遠くには……」

黄泉川「……そうか。よし、二手に別れる。A斑は右側から、残りは反対側から挟み打ちにする!」

隊員「はっ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:01:44.16 ID:PUyXWRIDO<> 黄泉川「……しかし、相手は壁をすり抜け体を電磁化してケーブル内はおろか携帯の基地局同士を一瞬で移動出来る様な化けモンじゃん……」

黄泉川「あたしらだけで立ち打ち出来る様な相手じゃ……」ハァ…

隊員「あの、隊長?」

隊員「念のために援護の要請を……」

黄泉川「……そうだね。よろしく頼む」

隊員「はいっ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:06:29.78 ID:PUyXWRIDO<> 黄泉川「……しかし、あいつは何なんじゃん……?」ハァ…

黄泉川「これまで二回出動したけど、そいつらとは明らかにレベルが違う……」

黄泉川「……このままじゃ、あたしらの方が狩られる側に……」ゾクッ…



隊員「あ、あれ?」

黄泉川「?どうしたんじゃん」

隊員「あの、電話がつながりにくく…」

黄泉川「……そんな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:18:30.58 ID:PUyXWRIDO<> 「ぐあっ!?」ドサッ

黄泉川「!?どうした!!」

「ば、化けね、ぎゃあっ!?」バキッ!

黄泉川「っ、全員目をつぶって耳を塞いで走れ!!」カッ!

化け猫「くっ!?」

黄泉川「化け猫用のめくらましじゃん!!少しはこれで――」

化け猫「ざ〜んねん」ヒラリッ


黄泉川「!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:22:50.51 ID:PUyXWRIDO<> バキッ!

黄泉川「あうっ!」カハッ

化け猫「とっさに戦わずに逃げる判断を取るなんて、流石、隊長の鏡」クスクス

黄泉川「そ、それはどうもじゃん……」グッ

化け猫「まあ、最もあんたらみたいな装備だけの素人集団があたしらとやりあおうってのが笑えるんだけど」クスクス

黄泉川「そ、それはどうも……」ググッ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:30:01.84 ID:PUyXWRIDO<> 化け猫「まあ、あんたらが無様なカッコ晒せば晒すほど連中がこの街に入ってくるんだろうけど―――」グググ…

黄泉川「うああ……」カハッ

化け猫「でもざ〜んねん!頼みの狩人達は地上で痴漢で立ち往生♪」ケラケラケラ


黄泉川「なっ、なに!?」ググッ…

化け猫「ガキのケツ触って、敢えなく御用♪明日には全国ネットで馬鹿ヅラ晒すワケだっ」ケラケラケラ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:36:37.00 ID:PUyXWRIDO<> 化け猫「まあ、それも冤罪なんだろうけど〜」グググッ

黄泉川「な、何でそんな事を……」

化け猫「さぁ〜てね♪そんじゃ、この腕を一回回してねじ切っちゃえ〜〜♪」ガシッ

黄泉川「うっ、」ギリッ


黄泉川「うあああぁぁあっ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/28(日) 01:41:19.34 ID:PUyXWRIDO<> ――ガンッ!

化け猫「〜〜っ!?誰!?」ザッ!

黄泉川「ぅぁ……」ドサッ…


「な〜にやってンだ、黄泉川?」

黄泉川「……その声は……」





黄泉川「一方通行……」






続く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/28(日) 01:59:50.69 ID:jHvIyZEIO<> 糞スレですわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/28(日) 08:51:22.00 ID:XVQeEdjDO<> 機体 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 20:44:35.26 ID:fy5t/PB/o<> おう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/04(日) 00:12:42.84 ID:j5a6vgZIO<> ばけねこwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/15(木) 11:07:18.40 ID:tMlzxWQno<> いやジオブリーダーだし化け猫出るだろwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/03(月) 09:07:40.97 ID:56Adqncj0<> >>1乙、読んでいる、面白い

続けてくれ。 <>