◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:07:16.62 ID:RCPc3Rny0<>男「うーん…ここは?」

俺は確かトラックに轢かれそうになった子供を助ける為に道路から子供押し出して、変わりにトラックに轢かれて…

男「あれ?という事は俺死んだのか?」

周りは真っ暗で自分以外何も見えない? ここは死語の世界か?

?「ごめんなさーい!」

男「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1346159236
<>ホムラーな男がほむらを守る為にまどマギ世界で頑張るそうです
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:12:07.11 ID:zAJsb8B40<> 声がした方を見るとそこには

男「まど神様!?」

そこにはまどマギ最終回で神になったまどかの姿をした人がいた

?「本当は貴方が死ぬ予定では無くて!私のドジで、ズレて…ごめんなさーい!」

男「お、落ち着いて!? 深呼吸して、ほら!スーハー、スーハー」

?「ス、スーハー、スーハー…す、すいません取り乱してしまって…一から話しますね」

男「う、うん」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/08/28(火) 22:14:10.89 ID:JVCaRndZ0<> 二次ファンによくある類のSSキター!
なんでいっつもこういうのって神様の不手際で主人公が死んでアニメの世界に転生すんの? <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:19:28.97 ID:lqX/Rexd0<> まど神(仮)が言うには本来俺は今死ぬはずではなかったが、まど神(仮)が人が死んだ時に判子を押す書類の並びがズレてしまっていて、それに気づかず俺の書類の判子を押してしまい、その矛盾を世界が消すために俺は殺されてしまったらしい

しかも既に現世では俺の死体の火葬の準備をしていて、俺を生き返らせると死者が蘇る事になるため、現世には戻せないそうだ

まど神(仮)「本当にごめんなさい!!」

男「い、いや、土下座までしなくても…」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:28:32.38 ID:Rjzcxjah0<> まど神(仮)「なんでもしますので許してください!」

うん?今なんでもするって言ったよね?

男「じゃ、じゃあさ、二次創作とかみたいに俺を漫画やアニメの世界に送る事って出来る?」

まど神(仮)「あ、はい!可能です!」

シャア!ならば俺が行く世界は勿論…!

男「じゃあまどか☆マギカの世界に行きたい!」

まど神(仮)「まどか☆マギカの世界ですか?んー…あそこの世界危険度がトップクラスなんですよね」

男「危険度? ドラクエとかFFみたいな世界の方がよっぽど危険じゃね?」

まど神(仮)「ドラクエ世界やFF世界はその世界に実力者が多く、武器も充実してるのですが…まどか☆マギカの世界は実力者が少なく、更に武器を持つ事自体が犯罪として扱われ死亡率MAXです」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:36:39.58 ID:Sh8poPWz0<> マジか…しかも良く考えたら魔法少女になれるのは中学生位までの女の子だけ、男じゃ魔法少女になる事も出来ないじゃん

まど神(仮)「でも今回の死因は特例中の特例、貴方のステータスを弄る事も出来ます」

男「マジ!?」

まど神(仮)「本気と書いてマジです、ただしあまりにチートな能力は世界の修正力を受けてしまうので…私が出来るのは容姿を変える、身体能力を上げる、武器を与える、特殊能力を一つ差し上げる事だけです」

男「チートにしたらどうなるの?」

まど神(仮)「世界の修正力に弾き出され、永遠に次元の廻間をさまよう事になります」

修正力コエェェェ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/28(火) 22:37:57.10 ID:I3qxoUNso<> 何故一レス毎にIDが変わるんだ…… <> ◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:46:45.74 ID:Rjzcxjah0<> 男「じゃあ、まず容姿は…うん、決めた」

どうせならイケメンにしてしまえ

男「顔はほむらを男にした感じで、目は青、髪はショートの銀髪…身長はマミさんより少し高めで」

まど神(仮)「顔付きは明美ほむら男版、目は青…髪はショートの銀、身長は巴マミより少し高め…ですね?」

男「そう、運動神経は杏子より一段階上で、武器は…何時でも取り出し可能のおおきい十字架みたいな大剣で」

うん!厨二みたい? 男はいつまでも厨二さ!

まど神(仮)「運動神経は佐倉杏子より一段階上で、武器は出し入れ可能の十字架みたいな剣…ですね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/28(火) 22:50:34.12 ID:09nvRKtAO<> 原作キャラ同士の絡みに愛を
頑張って <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/28(火) 22:50:51.03 ID:I3qxoUNso<> 暁美な、怖い人がいう前に言っておくが <> ◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 22:56:03.68 ID:c+V3q7dO0<> >>7
詳しい事は分かりませんが、電波の影響らしいです

まど神(仮)「…分かりました、これで登録します、細かい事はまどか☆マギカの世界に向かう際にメモを同時に送りますので、そちらをお確かめください」

男「ん」

まど神(仮)「後、質問などはありますか?」

男「はーい、なんで貴女はまど神様の姿をしてるんですか?」

まど神(仮)「実は神というのは姿が決まっておらず、見る人にとっての神のイメージの姿を取ります」

なる、俺にとっては神=まど神みたいな姿なのか

まど神(仮)「他に質問は?」

男「その世界で死んだらどうなるの?」

まど神(仮)「死んだら…終わりです」

男「終わり?」

まど神(仮)「はい、終わりです、ゲームに例えたらゲームオーバーしたらデータ消去されニューゲームも無しです」

まじですか、まあゲームじゃないしね…ゲームに例えられたけど <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 23:03:09.36 ID:5LdiX90t0<> >>9
なるべく頑張りますが、主人公はホムラーなのでほむほむが優先されます

>>10
ごめんなさい、暁美ほむらですね


男「後は…質問は無いかな」

まど神(仮)「分かりました、では今からまどか☆マギカの世界に送りますので目を瞑ってください」

男「ん」

まど神(仮)「では、第二の人生をお楽しみください!」

その言葉を聞いた後、妙な浮遊感を感じた

さぁ、これから幻想の中に潜む現実の世界での人生が始まるんだ

まずはほむほむの手伝いをして…っとその前にほむほむの信頼を得なくては…やる事は一杯だ

アレコレ考えてる内に眠るように意識は途絶えた

<>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 23:16:43.34 ID:5LdiX90t0<> 男「……ん」

どうやらいつの間にか着いた様だ、俺は直ぐ様洗面所に向かう

男「おお、要求通りだ」

鏡にはほむほむ男版の顔をした銀髪青目のイケメンが写ってる

男「っと、確かメモがあるんだよな…これか」

テーブルの上に置かれたメモにはこう書かれていた

「これを見てるという事は無事にまどか☆マギカの世界に着いたのですね
まず貴方は見滝原中学校に鷹目まどかのクラスに転校してくる転校生という設定です
小さい頃に親を亡くし外国に住む親戚の家で暮らしてましたが、その親戚と馬が合わずほとんど追い出される形で日本に戻りました
そこで貴方は一人暮らしを始める事にした…という設定としましま
制服も用意し、学生証もそこに入ってます、後細かい事は裏面に書いてます」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 23:27:30.13 ID:JcAMDObQ0<> なるほど…って「設定としましま」…

あの神様はおっちょこちょいなんだな、いや、最初から分かってたけど

裏面には武器の出し方、武器の性能などが書かれていた

男「こう…か?」

俺は武器を手に持つイメージをする、そして

男「おっ、これか」

手には自分の身長ほどある剣を現れた

男「何ていうか…Dグレのアレンの剣みたいっていうか、そのまんまだな」

メモによると、この剣は人や生物はすり抜けるが物などは斬れて、特に魔女などの悪い力には効果抜群だそうだ、後基本的な戦闘知識は頭に入れてくれたそうだ
でも遠距離は剣を投げるくらいしか出来ないので、魔女と戦うなら近付かなきゃいけないな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/28(火) 23:29:50.20 ID:Egdxq/fI0<> 鷹目……………誰? <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 23:37:04.07 ID:ygS31pFh0<> 一息付いて辺りを見回すと、見覚えがある事に気付いた

男「って、ここってマミさんの部屋と同じ作りじゃね?」

そう、部屋の間取りがマミさんの部屋と同じなのだ

男「まさか……」

俺は恐る恐る玄関のドアを開ける

男「やっぱりここ、マミさんの住んでるマンションだ」

やはりと言うかなんと言うか…まぁ、全然知らない場所よりは良いか

ふと、隣の表札を見る

そこには…


【巴マミ】


なんと俺の部屋はマミさんの部屋の隣だったのだ

男「マミさんファンにバレたら袋叩きされそうだな…」

とりあえずマミさんの部屋に向かう、まずは挨拶しにいこう

ちょうど台所にも「サービスです♪」と書かれたメモが貼られた引っ越しそばを持って、マミさんの部屋に向かった <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/28(火) 23:39:26.43 ID:ygS31pFh0<> 今日はここまでです
次はマミさんとご対面から始めます

>>15
oh…誤字が多いですね…焦りすぎですね
鷹目では無く鹿目でしたね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/28(火) 23:43:41.83 ID:09nvRKtAO<> ○佐倉杏子
×佐倉恭子

○美樹さかな
×美樹さやか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/08/29(水) 00:01:31.55 ID:8+vBT0h1o<> これマミがメインヒロインじゃね <> ◆S2v70Cg8NY<>sage<>2012/08/29(水) 00:19:07.66 ID:H6ws14f+0<> ちょい寝付けないのでパパっとコメ返し

>>18
ふむふむ美樹さかなですね分かりましたー

>>19
ネタバレになるかもしれませんがマミさんは友人枠として考えてます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/29(水) 00:20:55.34 ID:ZeCdsB4+o<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/29(水) 00:21:34.95 ID:ZeCdsB4+o<> >>20
さかなとかひでぇwwwwwwwwwwwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2012/08/29(水) 00:23:39.22 ID:NRtcRFPAO<> >>20

さか…な? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/08/29(水) 01:01:05.52 ID:kYzztkdE0<> 二次ファンでやれ、と思ったがあそこ潰れたんだっけ?
いい隔離場所だったのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/29(水) 01:10:00.96 ID:yNcAmyKPo<> にじファンなんで潰れたんやろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 01:25:19.12 ID:ZeCdsB4+o<> にじファンなら閉鎖したよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 01:31:49.81 ID:+cqSKjlAO<> 莫迦め! にじファンは死んだわ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 02:49:03.54 ID:2gQk7iGIO<> つまんねぇ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 03:05:25.32 ID:ZeCdsB4+o<> >>28
お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 03:51:39.94 ID:2gQk7iGIO<> >>29
お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 13:29:35.10 ID:tRCpDeuu0<> ホント、なんでにじファンは閉鎖されちゃったんですかね…確か運営側がもう運営が難しくなったかららしいですが、作品残す位はしてほしかったですね

そろそろ再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 13:29:52.30 ID:ZeCdsB4+o<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 13:31:49.23 ID:nAMuDVOIO<> 向こうの住人か <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 13:39:14.75 ID:WxK96xBq0<> ピンポーン

?「はーい」

アニメで何度も聞いた声が聞こえる

ガチャ

?「あら?どなた?」

目の前にはアニメで何度も見たマミさんがいた

改めて本当にまどマギ世界に来たんだな、と感じた俺は高揚する気分を押さえて話した

男「こんにちは、ここの隣に引っ越してきた男と言います、これは引っ越しそばです」

?「あら、ご丁寧にどうも…私は巴マミよ」

男「どうも巴さん」

マミ「マミで良いわよ、見たところ歳も近そうだし」

男「ではマミさんと…改めましてよろしくお願いします」

マミ「そんな畏まらなくて良いわよ、そうだ!折角だし上がってく?丁度クッキーを焼いてたのよ」

男「良いんですか?」

マミ「ええ、一人より二人で食べた方が美味しいしね」

男「では、お言葉に甘えて…お邪魔します」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 13:49:51.26 ID:8pixU/Td0<> 俺は案内されるまま部屋に入る、クッキーの良い匂いがする

実は俺は女性の家に入るのはこれが初めてだ、正直めっちゃ緊張する

マミ「どうぞそこに座って? そろそろクッキーができる頃だから持ってくるわね?」

男「ありがとうございます」

ふと、辺りを見回す…と

QB「………」

男「………」

あの無表情を張り付けた人形みたいな奴、キュゥべえことインキュベーターだよな?

…うん、インキュベーターだ、俺にも見えるのかい
見えるという事は俺も魔法少女ならぬ魔法少年の素質があるのか? いや、魔法少女にも魔法少年にもなる気は無いが

マミ「はい、お待ちどうさま」

おっと、何時までも見てたら疑われるな…

男「あ、ありがとうございます」

マミ「今紅茶入れて上げるから待っててね?」

男「はい」

良い香りがする…紅茶ってこんなに良い香りする物だっけな?

マミ「どうぞ」

男「すいません、何から何まで…」

マミ「良いのよ、私が勝手にしている事だし」

やっぱりマミさんは良い人だなぁ…目立ちたがりな所とプライドが高過ぎる事を省けば <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 13:57:39.54 ID:YPwAfQfv0<> マミ「あら、外国の親戚の方から…わざわざ日本まで来て一人暮らしなんて大変ね」

男「いえいえ…生まれは日本ですし、こちらの方が落ち着きますよ」

クッキー超ウマ! 紅茶もめっちゃ美味い! 流石はマミさんだ

マミ「そういえば貴方学生さんよね?という事は…」

男「はい、明日から見滝原中学校に転校します」

マミ「あらやっぱり!私も見滝原中学校なのよ、偶然ね」

男「あ、そうなんですか?本当ですね」

偶然では無く、殆ど狙ったようなモノだけどな

男「そうだ、一つ頼みがあるんですが…」

マミ「頼み?」

男「はい、俺と友達になってくれませんか?」

マミ「え?」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:06:24.56 ID:+MAAThX90<> 男「先程も言いましたが、外国から来たばかりなので身寄りどころか知り合いもいないんですよ…なので友達が欲しいなと思いまして…」

マミ「友、達…」

男「あ、嫌なら無理しなくても良いんですよ?」

マミ「い、嫌じゃないわ!むしろこちらからもお願いしたいわ!」

男「本当ですか?」

マミ「本当よ!」

男「ありがとうございます、では今からマミさんと俺は友達ですね」

マミ「うん!これからもよろしく!」

男「よろしくお願いします…っと、もうこんな時間ですね」

マミ「あらホント、楽しい時間ってあっという間ね」

男「ではそろそろ御暇させていただきますね、明日は学校で会いましょう」

マミ「ええ…じゃ、学校でまた会いましょう?」

男「それでは、お邪魔しました」

ガチャ、バタム

緊張した〜! 断られたらどうしようかと…でもマミさんと友達になれて良かった♪

…マミさんファンにバレたら殺されかねんな…
<>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:19:49.51 ID:OjeifSAO0<> 時は遡り、マミ視点

マミ「ふぅ…今日は魔女は見つからなかったわね」

QB「しょうがないよ、そんな魔女が頻繁に見つかったら逆に困るよ」

マミ「それそうね」

ピンポーン

あら、こんな時間に誰かしら?

マミ「はーい」

玄関に向かい、扉を開けるとそこには銀髪青目の美少年がいた

はね上がった心臓を押さえて私は聞いた

マミ「あら?どなた?」

男「こんにちは、ここの隣に引っ越してきた男と言います、これは引っ越しそばです」

引っ越し?そんな話あったかしら…

マミ「あら、ご丁寧にどうも…私は巴マミよ」

男「どうも巴さん」

マミ「マミで良いわよ、見たところ歳も近そうだし」

男「ではマミさんと…改めましてよろしくお願いします」

マミ「そんな畏まらなくて良いわよ、そうだ!折角だし上がってく?丁度クッキーを焼いてたのよ」

私は何を言ってるのかしら?見ず知らずの男子を家に誘うなんて…

男「良いんですか?」

マミ「ええ、一人より二人で食べた方が美味しいしね」

私は多分寂しいのかもしれない、だからわざわざ理由を付けてこの人を家に誘ってるのかもしれない

男「では、お言葉に甘えて…お邪魔します」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:29:32.43 ID:5Hh+99+A0<> 私は彼を居間まで案内する

正直私は男の人を家に入れるなんて初めてだ、凄く緊張する

マミ「どうぞそこに座って? そろそろクッキーができる頃だから持っ てくるわね?」

男「ありがとうございます」

私はクッキーを取りに台所に向かう

…うん、丁度焼けてるわね
そうだ、紅茶も持ってこよう

私は未開封の来客用の紅茶を用意して、居間に戻る

マミ「はい、お待ちどうさま」

? 彼、何処を見ているのかしら…
視線の先にはキュゥべえが座っていた、まさか見えてる?

…いえ、まさかね、そもそも彼は男よ

気持ちを切り替えて彼を見る

男「あ、ありがとうございます」

マミ「今紅茶入れて上げるから待っててね?」

男「はい」

…今まで使った事無かったけど、この紅茶ってこんなに良い香りしたのね

マミ「どうぞ」

男「すいません、何から何まで…」

マミ「良いのよ、私が勝手にしている事だし」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:36:33.21 ID:nN5zv+Am0<> マミ「あら、外国の親戚の方から…わざわざ日本まで来て一人暮らしな んて大変ね」

男「いえいえ…生まれは日本ですし、こちらの方が落ち着きますよ」

改めて私は柔らかく笑う彼の顔を見る

…本当に綺麗な顔立ちね、ちょっと嫉妬しちゃうかも

そして私はふと疑問に思った事を聞く

マミ「そういえば貴方学生さんよね?という事は…」

男「はい、明日から見滝原中学校に転校します」

マミ「あらやっぱり!私も見滝原中学校なのよ、偶然ね」

男「あ、そうなんですか?本当ですね」

って良く考えたら、この辺りの中学校は見滝原中学校しか無いわね、偶然というよりは必然…いいえ運命ね

…折角同じ学校だし、友達になりたいなぁ…でも私みたいな人に友達になんて…

男「そうだ、一つ頼みがあるんですが…」

マミ「頼み?」

男「はい、俺と友達になってくれませんか?」

マミ「え?」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:40:24.39 ID:nN5zv+Am0<> 男「先程も言いましたが、外国から来たばかりなので身寄りどころか知 り合いもいないんですよ…なので友達が欲しいなと思いまして…」

マミ「友、達…」

まさか相手から誘ってくれるなんて…まるで心を読まれてるみたい

男「あ、嫌なら無理しなくても良いんですよ?」

マミ「い、嫌じゃないわ!むしろこちらからもお願いしたいわ!」

男「本当ですか?」

マミ「本当よ!」

男「ありがとうございます、では今からマミさんと俺は友達ですね」

マミ「うん!これからもよろしく!」

まさかいきなり友達が出来るなんて…私、今最高に幸せ!

男「よろしくお願いします…っと、もうこんな時間ですね」

ふと窓を見ると、既に日が半分沈んでる

マミ「あらホント、楽しい時間ってあっという間ね」

男「ではそろそろ御暇させていただきますね、明日は学校で会いましょう」

マミ「ええ…じゃ、学校でまた会いましょう?」

男「それでは、お邪魔しました」

ガチャ、バタム <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:52:22.09 ID:nN5zv+Am0<> …驚きと喜びが混じって心臓がうるさい

マミ「友達…友達かぁ…へへ♪」

QB「良かったね、マミ」

マミ「ええ! 今ならどんな魔女も倒せそうな気分よ!」

っと、さっきの事をキュゥべえに聞いてみましょう

マミ「…ねえキュゥべえ、貴方男の人でも素質ある人っているの?」

QB「前例が無いわけでも無いよ、でも基本的に女性よりずっと素質は小さいよ」

マミ「…ねえ、もしかして彼も?」

QB「うん、見えてたね」

マミ「…やっぱり」

QB「でもまぁ、契約するつもりは僕には無いよ…素質はとても小さいし、まぁ相手から契約持ちかけたら別だけどね」

マミ「そう…」

…やだ、私「彼が契約したら一緒に戦えるかな」って思っちゃった…魔女との戦いは凄く危険なのに

QB「…そろそろ夕御飯の時間じゃないかい?あのクッキー、殆ど手を付けて無かったよね」

マミ「…そうね、じゃあ今日はパスタにしましょ♪」

私は鼻歌を歌いながら台所に夕御飯を作りに向かった





QB「…素質は低い筈なのに、彼から感じる大きな魔力は一体…?」

だから私は、キュゥべえの呟きは一切聞こえなかった <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 14:54:57.89 ID:nN5zv+Am0<> はい、とりあえず今日はここまでです
遅筆な上に短くてごめんなさい

今回の話はマミさんと友達になる話でした

ていうかホムラーなのにまだほむほむが出てこない…次も出るかどうかは未定です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 14:57:52.45 ID:aGS21msuo<> もうマミさんといちゃいちゃする話にすればオレ得だからそれでいこうぜ^^ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 15:10:14.30 ID:ZeCdsB4+o<> 乙
ほむほむェ・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 15:14:35.12 ID:7ikthncIO<> どうせ痛いんだからいっそ振り切って
男→俺にしたりした方が面白いとは個人的には思う。

あ、痛い=つまらんじゃないからね <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/08/29(水) 15:28:33.32 ID:0sn9twXB0<> ちょっとコメ返し

>>44
マミさんとは友達、戦友止まりの予定です
一応メインヒロインはほむほむですので

>>45
メインヒロインェ…

>>46
一応男=>>1では無いので、あえて男にしています
主人公はホムラーですが、>>1はあんあんやマミマミ派だったりします
後>>1にとってまどまどはほんわかな感じで、好きと言うよりは守ってあげたい感じです
ほむほむは格好いいです
さやさやは一応キャラとしては好きです、キャラとしては <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage saga<>2012/08/29(水) 15:33:56.19 ID:9AnbBg+Eo<> にじファンと一緒に死ねば良かったのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 15:59:55.58 ID:ZeCdsB4+o<> つまらないと思うなら見ないで閉じればいいのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/29(水) 21:44:50.64 ID:vXYfM8kEo<> 俺と同じあんあんなら…
期待してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/08/30(木) 02:11:01.74 ID:OigqCKLv0<> マミさん初対面の男を家にあげるってどうなの。
つかこういうの見てると思うんだが転生させられるようなすげぇ神なら時間いじくって生き返らすくらい簡単じゃね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 02:16:56.70 ID:PYDmpRc0o<> ID:ZeCdsB4+o
臭すぎてやべえ
一人だけID真っ赤にしてるし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 03:14:08.37 ID:TDfDc0AQo<> ID:ZeCdsB4+o
くっさ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 03:53:43.28 ID:fJsu5eTIO<> ちょうど台所にも「サービスです♪」と書かれたメモが貼られた引っ越しそばを持って、マミさんの部屋に向かった

ちょうど台所にも が係る部分がないぞ
おちつけwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 06:26:10.42 ID:wFOQvkHAO<> 外国の人だから優しいんだ、ただしイケメンに限る。ティロフィナーレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 06:27:17.36 ID:iHMiIO6qo<> またこっちにVIPのノリで書き込んでる奴いるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 08:20:49.63 ID:VCNxCSGGo<> あいたたたたたたた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/30(木) 21:55:20.60 ID:ta1PP8Uho<> いいね完結してな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 04:17:38.27 ID:RxcguzUIO<> 痛いスレ発見晒します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 05:10:42.21 ID:sz/KtKXLo<> クソスレageんなカス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 05:17:52.87 ID:A2BoLmnDO<> 乙

掲示板でのssでは、にじファンより、かなり容赦ないコメント送る人が多いけど、気にせずガンバ
まあ、配慮が足りない批判をしてる奴程、大半がリアルじゃ面と向かって何も言えない奴だろうけど(ボソ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 05:23:14.80 ID:RxcguzUIO<> その煽り必要だったか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage <>2012/08/31(金) 05:24:53.56 ID:PgoNfx0Y0<> よし、じゃんじゃん燃えろーどんどん燃えろー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 05:43:51.58 ID:A2BoLmnDO<> >>62

必要だと思ったから書いた

煽りじゃなくて注意。遠まわしだが。
配慮ない批判する位なら、黙って見るか、立ち去れば良いって意味だよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 05:45:14.47 ID:RxcguzUIO<> 嫌です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage <>2012/08/31(金) 05:50:59.04 ID:PgoNfx0Y0<> >>64
この手のジャンルは正直不快になる人間が大勢居るし文句の一つも言いたくなるだろう
その人たちのことをまったく配慮してないお前は何?
主が迷惑するとか思ってるかもしれないがこのスレの存在と主そのものに
配慮する価値があるなんて本気で思ってるの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 05:57:49.58 ID:RxcguzUIO<> 一応男=>>1では無いので、あえて男にしています

この手の糞スレは必ず保険かけてるんだよね
自分を投影してないよ!信じてよ!って <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 06:45:10.74 ID:A2BoLmnDO<> >>66

そこまで屁理屈ばかりとは。何か根本的に考え方が違うのか……

議論は終わりにする事にした。元々そうゆう場じゃないし。

作品を静観する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 06:47:50.20 ID:RxcguzUIO<> ぐぬぬ反論できない

議論は終わりだ!

俺は静観するぞ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage <>2012/08/31(金) 06:55:01.56 ID:PgoNfx0Y0<> お前と一緒にされても困る、スレ見るかぎり過半数の人間がこのスレいらないと思ってるみたいだし俺もそう
張り合いないなあ、議論でもなんでもいいからとっとと荒れるか何かで終わってくれないかな、ここ
キモイ長文垂れ流す俺に、もっとキモイ奴らか主が食いついてきたら万々歳なんだが
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 07:18:26.26 ID:skVE3qeDO<> 嫌われるのは転生ものの宿命だな
口調がうざったいのも関係ありそうだが…

転生じゃなく元からいたモブ使えば
また少し違うんだろうがね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/31(金) 08:06:15.05 ID:w8xy9wHmo<> スレタイでわかるんだからさぁ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 08:08:39.67 ID:RxcguzUIO<> スレタイが糞でも内容が素晴らしい場合が有る

これはどちらも糞だったから仕方ないね

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage <>2012/08/31(金) 08:24:35.38 ID:PgoNfx0Y0<> 中沢か上条がなんらかのきっかけでほむらを好きになって・・・
とかいう展開ならまだ少しはいい反響得られただろうに、仕方ないね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 08:30:29.05 ID:pZdTQ0MIO<> 何だいつものiPhone厨か

更新来たと思ったらこれかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 08:33:48.83 ID:RxcguzUIO<> >>75
なんて巧妙な釣りだよ… <>
◆S2v70Cg8NY<>sage<>2012/08/31(金) 08:51:19.09 ID:s6yBy9TU0<> すいません、昨日は仕事が忙しく更新出来ませんでした
今日も仕事が忙しく、更新は難しいので明日投稿します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage <>2012/08/31(金) 10:02:46.97 ID:PgoNfx0Y0<> 主さんハーメルンかアットノベルズとかに行ったら?
にじファンからが多くて神様転生オリ主も受け入れてくれるから
環境が変われば需要も変わってくるから、そこを理解するべきだね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 10:16:20.21 ID:1f74+601o<> NG地獄
明日期待してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/31(金) 14:06:33.25 ID:GJBQpmYVo<> レスが増えてて投稿されたのかと思ったら
NG地獄開催中だったでござる
明日期待してる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/08/31(金) 14:18:33.49 ID:RxcguzUIO<> SS速報には向いてないから何処か別の場所へどうぞ <> とりあえず少しだけ投稿します
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 12:13:44.62 ID:Xkx9US130<> 翌日

ジリリリリリ

男「…朝か」

俺は自慢じゃないが、元いた世界から結構早起きだ
ていうか今日から見滝原中学校に転校するのに寝坊なんてしてられない

とりあえず冷蔵庫にあったハムとレタスとマヨネーズをパンに挟んで朝食にして食べながら、朝の番組を適当に入れる
…この世界の番組は元いた世界とあまり変わらない、違うと言えばそれに出演する人ぐらいだ
そして制服に着替えた頃にはちょうどいい時間になり、鞄を持って外に出る

ガチャ

マミ「あら?」

男「うん?」

扉を開けたら同じタイミングでマミさんが出てきた <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 12:27:04.57 ID:KvNQRijR0<> 男「そういや、同じ学校に行くんですから同じ通学路で会うに決まってますよね」

俺は階段を降りながらそう話す

マミ「え、ええそうね」

?なんかマミさんの歯切れが悪いな、何か言いたい事でもあるんだろうか

マミ「あの、男君…今日から転校よね?」

マンションを出た辺りでマミさんがそう話しかけてきた

男「?ええ、今日から転校です」

マミ「じゃあ、先生とかと話さなきゃいけないからもっと早く出ないと駄目じゃないかしら?」

……………………

男「……………あ」

その言葉を聞いた瞬間、俺の顔が一気に青ざめる

男「す、すいませんマミさん! 先に行かせてもらいます!」ピューーー

俺は全速力で学校まで走る事となった、今まで転校した事無かったから忘れてた!


マミ「……最近の男子ってあんなに足が速いのかしら」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 12:38:27.00 ID:KvNQRijR0<> 俺は途中で学校までの道が分からない事を思い出し、途中で案内板を見てまた走る

…そして

男「ふぅ…着いた」

なんとか学校に着いて、玄関の地図をみて職員室に向かう

男「そういや、あんだけ走ったのに息切れしなかったな…」

そういえば神様に魔法少女並に身体能力上げて貰ってたんだよな、そりゃ息切れしない訳だ

コンコン

男「失礼します」ガチャ

そして俺は職員室に入り、まどか達の担任の先生の早乙女先生に話しかける

男「あのー、早乙女先生ですよね?」

早乙女「ええ、私が早乙女だけど…」

男「今日からこの学校に転校する、男です」

早乙女「あら、貴方が男君ね、…それにしても来るの随分早いわね、まだ時間たっぷりあるわよ?」

…どうやら速く走り過ぎてしまったようだ <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 12:44:26.91 ID:qZ/DubjH0<> そして職員室で待機してたら、どうやら時間が来たようだ

早乙女「そろそろ行くわよ?」

男「あ、はい」

早乙女先生の案内でクラスに向かう

そしてまどか達のクラスの前まで来た、この中に鹿目まどかと美樹さかな…いや、さやかがいるんだな

早乙女「じゃあ私が呼んだら入ってね?」

男「はい」

早乙女はクラスに入る

数分後

早乙女「では、転校生を紹介します」

お、来たか

男「失礼します」ガラガラ <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 12:52:26.40 ID:qZ/DubjH0<> 俺がクラスに入ったら、生徒達がざわめき始めた

ギンパツ? キレイナカミダ イケメンダ- ガイコクジン?

…やっぱりこの顔は人受けが良いようだ

早乙女「今日からこのクラスに入る男君です」

男「男です、元々外国の方で勉強してましたが家庭の事情で日本に引っ越してきました、よろしくお願いします」

…転校の時の挨拶って緊張するなぁ、ほむらも最初の頃はこんな気分だったのかな?

早乙女「じゃあ男君は…あの席の右の方です」

あの席…左右どちらも人がいないな

とりあえず俺は生徒達のざわめきを聞きながら席に向かった
<>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/01(土) 13:09:46.14 ID:qZ/DubjH0<> 時は遡り、まどか視点

早乙女「今日は転校生が来ました」

転校生か…どんな人なんだろ、優しい人がいいな

早乙女「では、転校生を紹介します」

男「失礼します」ガラガラ

ギンパツ? キレイナカミダナ- イケメンダ- ガイコクジン?

さやか「わ、すっごいイケメン!」

本当だ…凄くカッコいい、外国の人かな?

早乙女「今日からこのクラスに入る男君です」

男「男です、元々外国の方で勉強してましたが家庭の事情で日本に引っ越してきました、よろしくお願いします」

でも、名前は少し変わってるけど日本の名前だ…事情ってなんだろ?

さやか「男って…変な名前だね」ヒソヒソ

仁美「さ、さやかさん!そんな事言ったら失礼ですよ!」ヒソヒソ

もう、聞こえなかったみたいだからいいけど…さやかちゃんは遠慮が無いなぁ

早乙女「じゃあ男君は…あの席の右の方です」

男の席はちょうど仁美ちゃんの後ろだ、その左隣も前から空いてる…その左の席は以前男子が転校していったばかりの席だ

男君が私の横を通る、…近くで見ると背が高いなぁ

私が男君を見てると男君が柔らかく笑い、私の顔が熱くなるのが分かる…あの顔であの笑顔は反則だよぉ…

さやか「ありゃ?まどかは転校生に一目惚れしちゃった?」ヒソヒソ

まどか「ち、違うよ!そんなんじゃないよ!」ヒソヒソ

もう、本当にさやかちゃんたら… <>
◆S2v70Cg8NY<><>2012/09/01(土) 13:13:29.92 ID:qZ/DubjH0<> はい、今日はここまでです
早乙女先生の授業の時以外の口調が分からないので、中学の時の先生が授業の時は敬語で、普段は普通に話してたのを思い出しそれを参考にしました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/01(土) 13:15:58.67 ID:vK1AvPmQo<> ほむほむとマミさんの板挟みになるんだろうなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/01(土) 13:39:11.21 ID:y59wnDeTo<> ハーレム作れそうだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)<><>2012/09/01(土) 14:17:49.44 ID:TA1xIfYAO<> つまんね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/01(土) 14:33:04.19 ID:ijVByyM2o<> おつ
ハーレムの予感しかしない <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 12:24:23.33 ID:dudpIS5b0<> >>89
え?板は片方だけじy(パァーン)

>>90 >>92
ハーレムも最初考えましたが、俺の実力じゃそれは出来ないですじゃ…

そろそろ始めます <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 12:56:43.95 ID:1zWgW/1C0<> 始めようとしたらお昼のラーメンが出来上がり、遅れました


早乙女「…で、あるからして」

…正直見滝原中学校の勉強舐めてたわ
これ、大学入試レベルの勉強じゃね?
まどかは勉強苦手とかwikiに書いてたけど、これは中学生には難しいわ
まあ俺は大学卒業したばかりだし何とかなるが

そしてなんやかんやで昼飯食べて昼休み、転校生が物珍しいのか俺の所に何人かの生徒が来た、その中にはまどかやさかな…さやかもいる

女子「男君て外国から来たんだよね? どうしてわざわざ日本に引っ越して来たの?」

いるよな、こういう質問してくる人
俺は良いけど、人によっては結構深い事情があるかもしれないのに…

男「外国で親戚と馬が合わなくてさ、流石に仲悪い人とは一緒に暮らせなくて生まれ故郷の日本に引っ越したんだ」

男子「外国って何処の国なんだ?」

来たか、まあ寝る前に考えてた設定で何とかしよう

男「イギリスの田舎中の田舎だよ、訛りとかも独特だから普通のイギリス語はちと苦手だけどね」

さやか「私も質問していーい?」

…さやか、いやさかな…じゃなかったさやかか

男「別に良いよ?」

さやか「じゃあ質問!転校生はわざわざ外国の親戚の家で暮らしてたって言ってたけど親はどうしたの?」

…そういう事聞くか普通…周りの生徒やまどかも呆れてるぞ

男「…小さい頃に日本にいた頃、事故で両親を無くしてね…日本に親戚がいなかったから外国で暮らしてたんだ」

さやか「……あ、その…ごめん、気を使わなくて…」

男「いやいいよ、気にしてないから」

どうせ嘘っぱちだし

ちょっと空気が悪くなったが、他の生徒の質問に答えてる内に明るくなった所でそろそろ次の体育の準備をする時間になるので皆は解散した

俺も着替えに行くか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 13:01:32.47 ID:u4S6vxx6o<> きたか <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 13:14:18.97 ID:CC9hsgD70<> 体育、100m走

体育教師「じゅ、11秒07!凄いわ、これって県内記録更新よ!」

スゲー! ケンナイキロクダッテ! ハエー!

こんなモンか、本当はまだまだ速く走れるけどあんまり速すぎると変に思われるからな

高飛び 背面飛び

タッタッタッタッ ダァーン

体育教師「175p!またまた県内記録更新よ!」

タッケー! カッコイイー! スゴイナ…

前の世界だと体育はあんまり得意じゃなかったけど、この体だと体育が楽しいな

それにしても体が軽い…!こんな気持ちで体育するの初めて!
っと、そんな事言ったら死亡フラグになっちまうな <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 13:30:26.41 ID:YNE/sfkj0<> 昼休みまで時は遡り、まどか視点

昼休みが始まった途端、皆は男君の所に向かった
私も気になったので男君の所まで向かう

女子「男君て外国から来たんだよね? どうしてわざわざ日本に引っ越して来たの?」

そ、そういう質問てして良いのかな?

男「外国で親戚と馬が合わなくてさ、流石に仲悪い人とは一緒に暮らせ なくて生まれ故郷の日本に引っ越したんだ」

親戚…わざわざ外国に行ったって事は日本にいないのかな?

男子「外国って何処の国なんだ?」

そういえば自己紹介の時にも何処の国からかは言ってなかったかな

男「イギリスの田舎中の田舎だよ、訛りとかも独特だから普通のイギリス語はちと苦手だけどね」

へぇー、外国にも日本の大阪弁みたいな訛りがあるのかな?

さやか「私も質問していーい?」

そうこう考えてる内にさやかちゃんが手を上げてそう言った

男「別に良いよ?」

さやか「じゃあ質問!転校生はわざわざ外国の親戚の家で暮らしてたっ て言ってたけど親はどうしたの?」

……ちょ、ちょっとさやかちゃん!?

まどか「さ、さやかちゃん! そう質問はしない方が…!ほら、周りのみんなも呆れてるよ…!」ヒソヒソ

さやか「えー、だって気になるじゃん…」ヒソヒソ

そして男君は少し雰囲気を暗くして答えた

男「…小さい頃に日本にいた頃、事故で両親を無くしてね…日本に親戚がいなかったから外国で暮らしてたんだ」

…男君の両親が?
私は親がいるからよく分からないけど、お母さんやお父さんがいなかったらきっと凄く辛かったと思う…

さやか「……あ、その…ごめん、気を使わなくて…」

流石にさやかちゃんも悪いと思ったのか、男君に謝った

男「いやいいよ、気にしてないから」

…?何か変な感じ…本当に気にしてない様な…
…ううん、そんな筈ない…きっと凄く気にしてる…辛いのを皆に見せないように気を使ってるのかな? <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 13:40:28.75 ID:1vVl9ro/0<> そして体育の時間、男君が走る番だ

体育教師「位置について…よーい」ドン!

わ、男君すっごく速い!

さやか「転校生足速っ!」

体育教師「じゅ、11秒07!凄いわ、これって県内記録更新よ!」

さやか「すげー!県内記録だって!はえー!」

本当に凄いな…まるで私と…

そして次は高跳びの背面飛び…私はこれ苦手かな…
早速男君の番だ

さやか「さっきは速かったけど、背面飛びはどうかな?お手並み拝見といきますかねー」

タッタッタッタッ ダァーン

体育教師「175p!またまた県内記録更新よ!」

さやか「うはー!転校生は何やらしてもトップってか!?」

…やっぱり男君は私と真逆だ、明るくて運動も上手くて…何も取り柄の無い私とは大違いだよ <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 13:53:35.40 ID:CC9hsgD70<> そして再び男視点

…ふぅ、やっと授業が終った
どの授業も大学入試レベルだったな、この学校が特別レベル高いのか、それとも今はこれが普通なのか…
前者だとまどかは普通に頭良いだろ、他の学校だと普通にトップ狙えるんじゃないか?

…そうだ、せっかくだし朝のお詫びも兼ねてマミさんと一緒に下校しよ

そして俺は三年のクラスのエリアに向かう


マミ「あら、男君?」

男「あ、マミさん!」

その途中で鞄を持ったマミさんに会う、どうやら今から帰るようだ

男「朝はすいませんでした」

マミ「良いのよ、そういえばちゃんと間に合ったの?」

男「はい、何とか」

本当はかなり早く着いちゃったけど

男「あ、せっかくですし一緒に帰りません?」

マミ「え?でも…」

あ、そうか…このままパトロールに行くんだったな

男「何か用事あるんですか? なんなら俺も手伝いますけど…それにこの時間は何かと物騒ですし女性一人だと危ないですしね」

まあマミさんならそこらの暴漢はなんとか出来そうだけどな

マミ「そ、そう?じゃあお願いしようかしら」

男「じゃ、行きましょうか」

マミ「ええ」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 14:00:41.08 ID:CC9hsgD70<> 正直マミさん一人でも大丈夫だろうけど、お菓子の魔女みたいのが速く出る可能性もあるだろうし…いざとなったら俺も戦わないと

マミ「あ、そうだ…お菓子の材料切らしちゃったか近くのスーパーで買い物しようと思うんだけど…」

男「あ、荷物持ちならやりますよ?」

マミ「ごめんね、お詫びにお菓子作ってあげるから」

俺とマミさんはスーパーでお菓子の材料を買い、そのまま遠回り(マミさんはパトロールしながら)したり話をしながらマンションまで向かう

男「着きましたね」

マミ「ええ、じゃあまた私の部屋に…」

男「あ、はい、じゃあお邪魔します」

今日のお菓子はなんだろな? 楽しみだ <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 14:12:56.78 ID:l4q0eLDe0<> またまたまたまた時は遡り、まどか視点

…やっと授業が終ったよ、仁美ちゃんはお稽古があるとかでさっさと帰っちゃった
男君は…アレ?

まどか「ねえ、さやかちゃん…男君、知らない?」

さやか「おや〜?まどかさんは転校生が気になるお年頃ですか〜?」

まどか「そ、そんなんじゃないよ!ただ少し気になっただけだよ!」

さやか「ほらー、やっぱり気になってんじゃん」

まどか「うう…」

やっぱりさやかちゃんには敵わないなぁ

さやか「ま、私は分かんないなぁー、それよりも早く帰ろ?」

まどか「う、うん」

そして玄関で靴を履き替える私達…うん? あれって…

まどか「ねえさやかちゃん、アレ…」

さやか「外?…ってあの銀髪は」

まどか「男君?それにあの金髪は…」

確か、三年生の先輩だったかな? ちょっとだけ見た事があるような…

さやか「あらら、転校生も隅におけないねぇ…もう彼女が出来たのかな?」

まどか「い、いくらなんでも転校初日からそれは無いんじゃないかな?」

さやか「…ねぇ、こっそり着いてってみようか?」

そ、それは…失礼じゃないかな?

まどか「い、いくらなんでも失礼だよ!」

さやか「バレなきゃ大丈夫だって!ほら行くよ!」

そう言ってさやかちゃんは私の腕を掴んで歩き出す

まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん!?」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 14:24:55.37 ID:HgQsAKz70<> 結局私はさやかちゃんに強引に誘われ、男君の尾行をする事になった

さやか「うーん…何か喋ってるみたいだけど、ここからじゃ声聞こえないなぁ」

まどか「ね、ねぇ、もう辞めて家に帰ろうよ?」

さやか「ここまで来て今更変えれるかってんだ! お?スーパーに入ってたね、少し待ってみようか」

まどか「もう、さやかちゃんたら…」

数分後、男君と金髪の人がスーパーから出てきた

さやか「あれは…お菓子の材料?かな」

まどか「そうみたいだね…」

私達は尾行を再開する

そして大きなマンションまで着いた

さやか「ここがどちらかの家かな?」

まどか「さやかちゃん、これ以上は本当に犯罪になっちゃうよ?」

さやか「後ちょっとだけ待ってよ、それになんやかんやでまどかも最後まで着いてきてるじゃん」

だって、さやかちゃん一人にすると何かしでかしそうだし…

さやか「あ、見て!」

まどか「あ…」

男君と金髪の人は同じ部屋に入っていった

さやか「…本当に彼女さんかな?」

まどか「………」

なんか、嫌な感じ…頭がモヤモヤする

さやか「あー!もうこんな時間だ!」

まどか「え!?…本当だ!急いで帰んないとママやパパに怒られちゃう!」

さやか「私も!急いで帰ろう!」ダッ

まどか「あ!待ってよさやかちゃん!」ダッ

結局私はパパに少しだけ怒られてしまうのでした…



男とまどか達が運命と出会うまで、後一日 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 14:27:18.29 ID:HgQsAKz70<> 今日はここまでです
ほむらェ…
一応次には出る予定です
後>>1にとってさやかは「ちょっと?空気の読めない子」です
ほむらも大抵空気読んでませんがね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 14:42:44.42 ID:tHs+CdUIO<> 痛いわぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/02(日) 14:47:01.36 ID:fDDSF7nc0<> 乙
ほむらが転校するまで後何日だろうか?
とりあえず周りの目を気にせず完結を求む <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 14:52:58.87 ID:jI7r4+YNo<> イギリス語・・・?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 15:14:18.70 ID:Fp2C+AjIO<> さかな引っ張りすぎ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/02(日) 15:17:02.99 ID:fDDSF7nc0<> 他の国とかは、国の名前+語だからイギリス語とか間違えてもしょうがない。人間は間違える動物
さかなはネタだよ。そんなことに言ったら、某ライトノベルのメインヒロインはどうすればいいんだよ・・・インなんとかさんはやめて・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 15:17:47.22 ID:tHs+CdUIO<> >>108
お前必死だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 15:25:08.98 ID:NegM8KEWo<> まず乙
しかしまどっちェ・・・
以前どっかのスレであったようなドロドロにならんことだけ祈る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 15:26:23.30 ID:e49645jIO<> 八方美人態度取らずにここから一気にゲス化してほむら単狙いで行くくらいの清々しさを見せて欲しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 15:40:18.42 ID:u4S6vxx6o<> イギリス語はネタだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/09/02(日) 15:46:17.39 ID:xjDyfA2j0<> イギリス語・・・学校で習ったよねぇ? <> ◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/02(日) 16:19:59.42 ID:XOr8A9kx0<> ちょっとクグりましたが、イギリス英語は存在しますが一般的にイギリス語と呼ばれる物は存在しないようです、ごめんなさい
そこで少しだけアンケートを取ります

1 このSSの中ではイギリス語=イギリス英語として扱う(次からはイギリス英語と表記します)

2 イギリス語とイギリス英語は別物で、主人公が間違えた

この二つからお選びになってください、次に投稿する際に集計します

なお、このどちらかを選んだかでストーリーに若干影響がでます

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/02(日) 16:24:21.81 ID:fDDSF7nc0<> 1
2を選んだ場合疑惑度があがりそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/02(日) 16:29:09.12 ID:dAQeUWddo<> 2だろ。ガンガン伏線入れてこーぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 16:30:47.40 ID:jI7r4+YNo<> 2で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 16:40:54.50 ID:+m5Tj8sIO<> 主人公がアホな方がいい

2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 16:52:03.85 ID:u4S6vxx6o<> 1 <>
【毎月1日限定ですよ。。】 <><>2012/09/02(日) 18:04:43.99 ID:N/icfM8AO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/02(日) 21:12:29.99 ID:lLLTSsfT0<> 1の願望大爆発なスレだなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/02(日) 23:14:52.68 ID:fDDSF7nc0<> そういえば、男はメガほむには会いに行かないのか
ホムラーだからクールほむらが好きなのかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/03(月) 02:46:20.29 ID:8h2APCf6o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/03(月) 12:20:43.98 ID:8VLZTqXuo<> 1だなある意味凄いスレ <> ◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/03(月) 14:00:01.82 ID:2Lkb2vYr0<> 今日は家の手伝いがあり投稿出来ませんが、簡単にコメ返しとアンケートについて話します

>>105
とりあえず男が転校した次の日と考えてます、つまり次ですね

>>107
やっぱりしつこかったですか?
次からは自重します

>>110
とりあえず男を含めた恋愛面のドロドロはしないというか自分の実力じゃ上手く表現出来ませんが、まどマギならではのドロドロは一応考えてます

>>111
流石に男にそんな度胸は今のところ無いとだけ言っときます

>>122
確かほむらがいるからメガほむはいないはずですよね?
いるならごめんなさい


それではアンケートですが

1→4票
2→4票

見事に同票だったのでもう一票だけ安価します

「連投しても良い」ので↓2に番号をお願いいたします

それでは↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/03(月) 14:05:36.72 ID:YPs/OEfIO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/09/03(月) 14:05:51.25 ID:ICfc3I6eo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/03(月) 14:06:24.51 ID:ICfc3I6eo<> しまったageた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/03(月) 14:28:51.12 ID:2L/g9hzSo<> 2 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 13:31:21.07 ID:EqWT5lFJ0<> >>127
1ですね
のいう訳で1の「このSSの中ではイギリス語=イギリス英語として扱う(次からはイギリス英語と表記します)」を採用します

ついでにぶっちゃけると2を選んだ場合はさやかが見抜いてしまい徹底的に疑われてしまいます まあ何言っても信用されなくなります

では再開します やっとほむほむの登場です <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 13:53:39.54 ID:8n95Kv100<> 早乙女「今日はみなさんに大事なお話があります。 心して聞くように」

早乙女「中沢君、目玉焼きとは、固焼きですか?それとも半熟ですか?」

中沢「ど、どちらでも良いと思います」

早乙女「その通り!どっちでもよろしい!」

おや、この台詞が来たという事は…ほむほむキター!

早乙女「はい、あとそれから、今日は…というよりは今日もみなさんに転校生を紹介します」

仁美「あら、二日連続で転校生ですか?」

さやか「珍しい事もあるんだね、ていうか転校生はついでかよ…」

早乙女「じゃ、暁美さん、いらっしゃい」

ガラッ

扉が開けられ、黒髪ロングの美少女…暁美ほむらが入ってくる

やっぱりほむほむは可愛いなぁ…でも気を張りすぎてるのが分かる、まあこの時間軸のまどかとは初対面だしな

早乙女「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

…?まどかを見たと思ったらこちらを睨んできた…まあ今までいなかった奴がいきなり現れたら当たり前か

さやか「なんかあの転校生、転校生を睨んでない?」ヒソヒソ

まどか「さやかちゃん、それじゃどっちがどっちだか分からないよ」ヒソヒソ

早乙女「えぇと…暁美さん?それだけで良いの?」

ほむら「……」

早乙女「えーと、暁美さんの席は…あそこの左端の席の隣ね」

ほむら「はい」

ほむらはこちらに向かってくる、ていうか俺の席の隣か…緊張抑えれるか?

そしてほむらはまどかを一瞬見た後こちらを一瞬睨んでくる
…めっちゃ警戒されてるな、まあ警戒するなというのが無理だろうけど

ほむらは俺の席の隣に座った

男「よろしくな、暁美」

ほむら「……ええ」

そしていつも通り授業が始まる <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 14:01:00.23 ID:fRSUXVx00<> 体育

体育教師「…すごいわ暁美さん! 県内記録二位の成績よ!」


仁美「確か県内記録一位は男さんでしたよね?」

男「まあ一応な」

さやか「うはっ!という事は転校生二人でワンツーかよ!」

まどか「二人とも凄いなぁ…」

…また睨んできた、まあ今までキープしてきた一位の座を見ず知らずの転校生に奪われたしな

そしてほむらは高跳びも二位だった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/09/04(火) 14:12:16.57 ID:m6y0B73AO<> ほむらの隣の席は中沢じゃね? <> ◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 14:19:55.92 ID:b4J7FJbX0<> そして昼休み

女子A「暁美さんってどんな学校に通ってたの?」

ほむら「東京の、ミッション系の学校よ」

さやか「すっかり転校生のお株取られちゃったね、男」

男「はは…まあ毎日色々聞かれるよりマシかな?…って、男?」

さやか「二人も転校生いるし、だったらこっちの転校生は名前で呼んだ方が良いかなって思ってさ…駄目?」

男「いや、構わないよ…暁美の事は名前で呼ばないのか?」

さやか「あー…なんかあの転校生の事を名前で呼ぶ気がしなくてさ…なんていうか、あんまり好かないって感じ?」

まどか「さ、さやかちゃん!暁美さんに失礼だよ!」

…アニメ見て思ったが、もしかしてさやかが最初からほむらを嫌ってるのって生理的になのか? それとも他の時間軸の影響か?
うーん…どうにかして仲良くさせた方が良いか?

ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が…保健室に行かせて貰えるかしら」

女子A「あ、ごめんなさい、すぐに連れて行って…」

ほむら「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」

そしてほむらはまどかに近付く

ほむら「鹿目まどかさん、貴女がこのクラスの保健係よね」

まどか「え? う、うん」

いつも見て思うんだが、せめて近くの女子に聞けば変に思われないと思うんだがなぁ…焦ってるのか?

ほむら「連れてって貰える? 保健室」

まどか「う、うん…良いけど…」

ほむらとまどかは保険室に向かうため、教室を出る

さやか「…なんで転校生はまどかが保険委員て分かったんだろ、皆に聞いてもいないのに」

男「…早乙女先生に聞いたんじゃないか?」

仁美「あら、それなら辻縞が合いますね」

さやか「そうかなぁ…なんかアイツ怪しいんだよね…まどかに何かする気じゃないの?」

仁美「そうやって人をすぐ疑うのはさやかさんの悪い癖ですわよ?」

男「それに人を最初から疑うと、その内誰も信用出来なくなるぞ?」

さやか「そうなんだけどさぁ……うーん…」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 14:28:20.38 ID:1lDBDk6o0<> >>133
男が転校してきた事により、色々ズレてしまってます
人一人が与える影響って結構強いんですよね


そして放課後

さやか「終わったぁー!」

まどか「今日もCDショップ寄るの?」

さやか「まあね、仁美はどうするの?」

仁美「すいません、今日はお稽古が入ってまして…」

まどか「じゃあしょうがないね…」

さやか「そうだ、ねえ男、せっかくだし一緒に来る?町を見るついでに」

男「あ、すまん、今日は外せない用事があって…」

今日はあのイベントがあるからな、何とか上手くやらないと…

さやか「ふーん、まぁ用事ならしょうがないね」

まどか「さやかちゃん、そろそろ行こ?」

さやか「あ、うん! じゃあ二人とも、また明日ね!」

まどか「また明日!」

男「おう、また明日」

仁美「では、また明日会いましょう」

さて…まずはマミさんに断り入れなくちゃ

男「じゃあ仁美、また明日な」

仁美「では男さん、また明日」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:03:15.64 ID:XjOHXEwM0<> 男「マミさん」

マミ「あら、男君…あの、今日は…」

男「実は今日は外せない用事がありまして…一緒には帰れないんです」

マミ「貴方も用事? 実は私も大事な用事があって一緒には帰れないって言おうとしたのよ」

男「じゃあちょうど良いですね、ではまた明日!」

マミ「ええ、また明日ね」

さて…急ぐか

廃ビル

…ていうか廃ビル多いな…とりあえずここに入ったけど…

カンカンカン

男「ビンゴ、ここだな…幸先が良い」

俺は音がする方に向かい、走ってるQBを見つける
そしてその前に出た

QB「!?…君は…」

ほむら「貴方は…!?」

男「ストップ暁美、ここまでだ」

ほむら「どきなさい…貴方ソイツの味方する気?」

男「いや、どちらかと言うとこいつの敵だな」

ほむら「じゃあ何故邪魔をするの?」

男「こいつの…インキュベーターの邪魔をするためかな?」

ほむQ「!?」

男「こいつをこのまま追って怪我させられると、まどかがちょうど来る…こいつ逃げながらまどかを呼んでるだぜ?」

ほむら「貴方は何を知って…!?」ジャギ

男「…俺は暁美の味方だ、だから銃を降ろしてくれ」

ほむら「何故私の味方をするの? 貴方のメリットはあるの?」

男「それはほむらがまどかを助けようと聞いてるのと一緒だ、損得で味方する訳じゃない」

ほむら「…貴方はどこまで知って…いいえ、それは今はどうでも良いわね、とりあえずソイツを撃つからどきなさい」

男「だから出たこいつがまどかを呼んでるんだよ、怪我したQBの所にまどかが来て、そして暁美が銃を持って現れる様に仕向けてるんだ、まどかがQBを信用して暁美を疑う様に」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:04:25.76 ID:1tP/tXMS0<> ほむら「………チッ」スッ

やっと銃をしまったか…

カンカンカン

ほむら「まどか…?」

男「来たか」

まどか「ハァハァ…お、男君!? それにほむらちゃん…?」

男「ようまどか、こんな所で会うとは珍しいな」

まどか「どうして二人ともここに?それにその子…怪我してるよ!?」

男「ああ、だから今二人で保護しようか話してたんだが…」

ほむら「!?」

男「いいから!話を合わせて!)」ヒソヒソ

ほむら「…ええ、怪我してるから見ようと思ったけど逃げるモノだからここまで追って来たの、そこで男に会って捕まえるのを手伝ってもらったのよ」

まどか「そ、そうなんだ」

マドカァー!

まどか「あ、さやかちゃん?!」

さやか「まどか、急に走り出すんだもんなぁ…アレ?転校生二人組じゃん」

まどか「実はね…」カクカクシカジカマドマド

さやか「そうなんだ…なんだ、転校生も結構優しい所…」

まどか「キャア!」

さやか「な、何?」

突如周りの空間が歪み、おかしな空間になった

ほむら「こんな時に…!」

男「結界か!」

そして使い魔が現れた <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:13:40.30 ID:1tP/tXMS0<> さて、初バトルか…行けるか?

俺は手に大剣を出す

さやか「け、剣!?」

男「二人は出来るだけ身を縮めててくれ!ほむらは二人を守ってくれ!」

まどか「え!?あ、うん!」

ほむら「………」

ほむらは無言でまどか達の前に出る

そして…

男「セイッ!」ズバッ

俺は周りにいる使い魔達を斬る
時には回転斬り、時には十字に斬る

まどか「す、凄い」

ほむらもまどか達に近付く使い魔を撃とうとしたが…

ドン!

ほむら「!?」

さやか「あ、貴女は昨日男と一緒には帰ってた…」

マミ「あら、アレ見られてたのね…何で男君が大剣持って戦ってるの?」

まどか「この変なのが出てきたと思ったら、男君の手に剣が現れて…」

マミ「…そう、まあ良いわ」
<>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:23:20.45 ID:1tP/tXMS0<> マミさんは華麗に変身して、飛び上がり、大量のマスケット銃を召喚する…って、ここ思いっきり範囲内…

ドドドドドド!

そして一斉に弾が放たれる、俺は剣を盾にして防ぐ

男「うおおおお!?」

…収まったようだ、結界も解かれる

そしてマミさんはほむらを見る

マミ「何でここに男君がいて戦ってたかは分からないけど…あら?男君は?」

ほむら「…さっきの攻撃に巻き込まれてたわよ?」

マミ「え?」

男「ふぅ…マミさん、出来れば範囲内を見てから撃ってくださいよ…」

マミ「あ、あら…ごめんなさい…コホン!


マミさんはほむらを再度見る

マミ「魔女は逃げたわ、仕留めたいならすぐに追い掛けなさい、今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは・・・」

まどかを睨みつけるほむら

マミ「飲み込みが悪いのね、「見逃してあげる」って言ってるのよ」

…マミさん、こういう所無ければ完璧なんだがな <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:32:51.52 ID:gx14Ghmj0<> まどか「あ、あの…ほむらちゃんは…」

ほむら「……」

ほむらは悔しそうな顔をして去る

男「…マミさん、ほむらは…」カクカクシカジカ

マミ「えっ…?てっきりあの子がキュゥべえを怪我させたのかと…銃持ってたし」

男「マミさん、確認を取る前に実行するのは貴女の癖ですか?」

マミ「あの子に謝らないと…」

スルーですか、そうですか

まどか「あ、あのー…とりあえずその子治療した方が」

マミ「あ、ごめんねキュゥべえ!」

男「俺はとりあえず暁美が気になるので様子見に行ってきます!」

マミ「…あの子…暁美さんにごめんなさいって伝えといてくれる?」

男「はい、分かりました」

そして俺はほむらの所に向かう

<>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/04(火) 15:37:09.55 ID:gx14Ghmj0<> ふぅ…ウチのスマホが反応良すぎるせいか誤字が多い多い…
という訳で今日はここまで、話がほとんど進んで無い(やっとアニメ第一話終了)し、何時にも増して文章アレだし…
では、また次回
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/04(火) 15:39:33.92 ID:x9Wlqom1o<> おう!>>1の病み具合を楽しみに次回をまつわww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/04(火) 16:35:47.14 ID:JQ67N8sIo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/09/04(火) 17:04:20.49 ID:Nk5zKWv70<> 乙
選択結構危なかったなwwwww
本編だとほむらもそうだけど、さやかをどう使うかが鍵になると思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/04(火) 17:28:21.67 ID:Oz/o+j7Ro<> 乙、やっぱり選択肢2は危険だったか
次回も待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/04(火) 18:54:31.51 ID:VxEdx2Yyo<> ほむらを男にしたような感じを想像したら塔矢アキラになってしまった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/04(火) 19:34:40.89 ID:Oz/o+j7Ro<> >>146
検索した
予想以上にそんな感じで吹いた <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 13:35:36.64 ID:5kYWf/hX0<> それはーまぎれもなくーホームラー
…すいません

>>142
まどマギ作品を書く時は多少疲れて、気分が軽く病んでる時の方が書きやすい気がします
いつもの精神じゃ強制的にほのぼの平和方向に誘導してしまいます…

>>144
まあ1でも男君をそこまで疑わなくなるだけですが

>>146
先程見てきましたが確かにあんな感じですね、髪は銀髪のショートですが

では、再開します
今回はほむほむ視点からです <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 13:47:54.62 ID:+EyO8euL0<> また、救えなかった…

今回こそ貴女を救ってみせる…
まずはここからスタートね

早乙女「はい、あとそれから、今日は…というよりは今日もみなさんに 転校生を紹介します」

…? 今日も…?
どういう事かしら…

早乙女「じゃ、暁美さん、いらっしゃい」

まあ、考えても埒があかないわね…

ガラッ

扉を開けると、今まで何度も見てきた光景が目に映る

早乙女「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

まどかは…いるわね
?…あの銀髪の男子、今までいたかしら?
いや、いないわ…何者なの?

早乙女「えぇと…暁美さん?それだけで良いの?」

ほむら「……」

毎回思うけど、なんで一々こんな事言われるのかしら
自己紹介なんて名前だけで良いのに…

早乙女「えーと、暁美さんの席は…あそこの左端の席の隣ね」

え? いつもは中沢君の隣なのに…
いや、あそこの席はまどかに近い、寧ろ好都合ね

ほむら「はい」

そして私はその席に向かう

まどかの近くを通る時、無意識に見てしまう
でもその視線をすぐにあの男子に移し、睨む
何者かは分からない、もしかしたらインキュベーターの回し者かもしれない
どちらにしても、まどかに危害を加えるなら容赦しないだけよ…

そして席に座った

男「よろしくな、暁美」

? この顔誰かに似てる…いや、気のせいね

ほむら「……ええ」

そしていつも通り、いつもと全く変わらない授業が始まった <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 13:53:16.78 ID:+EyO8euL0<> 体育

体育教師「…すごいわ暁美さん! 県内記録二位の成績よ!」

二位?

ほむら「すいません、県内一位って…?」

体育教師「ああ、あそこにいる昨日転校してきたばかりの男君よ」

男君…あの銀髪男子?
こっちは魔法で強化してるのに、素でそれ以上?
思ったより危険な存在かもしれない

私はまた無意識に男を睨む

そして私は高跳びも二位だった
…ずっと一位だったのに… <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:00:13.31 ID:+EyO8euL0<> そして昼休み

女子A「暁美さんってどんな学校に通ってたの?」

ほむら「東京の、ミッション系の学校よ」

いつもの質問にいつもの答えを言う
何回もやってると飽き飽きしてくるわ
でも、これもまどかの為…

そう考えながら質問に答えていると、美樹さやか達の声が聞こえてきた

さやか「すっかり転校生のお株取られちゃったね、男」

男「はは…まあ毎日色々聞かれるよりマシかな?…って、男?」

さやか「二人も転校生いるし、だったらこっちの転校生は名前で呼んだ 方が良いかなって思ってさ…駄目?」

…あの毎回私に喰って掛かってくる美樹さやかがアイツを信頼してる?
一体どんな手段を使ったのかしら

男「いや、構わないよ…暁美の事は名前で呼ばないのか?」

さやか「あー…なんかあの転校生の事を名前で呼ぶ気がしなくてさ…な んていうか、あんまり好かないって感じ?」

まどか「さ、さやかちゃん!暁美さんに失礼だよ!」

…聞こえてるわよ美樹さやか
やっぱりあの子はあまり好かないわ…
さて、そろそろまどかに忠告しなくちゃ

ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が…保健室に行かせて貰えるかしら」

女子A「あ、ごめんなさい、すぐに連れて行って…」

ほむら「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」

そして私はまどかに近付く

ほむら「鹿目まどかさん、貴女がこのクラスの保健係よね」

まどか「え? う、うん」

ほむら「連れてって貰える? 保健室」

まどか「う、うん…良いけど…」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:07:21.67 ID:+EyO8euL0<> 廊下

私はいつも通りの忠告をまどかに言った
やっぱりまどかは戸惑ってる…でも貴女にとって大事な事なのよ、これは

そうだ、せっかくだからアイツの事を聞こう

ほむら「ねえ鹿目まどかさん、1つ聞いていい?」

まどか「な、何かな?」

ほむら「あの男君って人…どんな人なの?」

まどか「え!? えーと…優しくて、頭も良くて、運動も得意で…カッコ良くて…///」

…流石に赤面されながら言われるとアレね、妬ましいわね

ほむら「そう、分かったわ…ありがと」

とりあえず分かった事は、アイツは人を信頼させるのが上手い事か…
ますます危険人物ね… <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:16:59.38 ID:nkFvZZvN0<> 放課後

すぐに私は廃ビルに向かう

…いたわ、インキュベーター

私はすぐに銃を出し、追いかける
貴方にまどかを契約させる訳には行かない…!


そして弾が足をかすったのかインキュベーターの足が止まる
もらった…!

しかし撃とうとした瞬間

ザッ

QB「!?…君は…」

ほむら「貴方は…!?」

何故コイツがここに!?

男「ストップ暁美、ここまでだ」

ほむら「どきなさい…貴方ソイツの味方する気?」

やはり、コイツはインキュベーターの回し者…!

男「いや、どちらかと言うとこいつの敵だな」

…何ですって?

ほむら「じゃあ何故邪魔をするの?」

男「こいつの…インキュベーターの邪魔をするためかな?」

ほむQ「!?」

今コイツ、インキュベーターと…!

男「こいつをこのまま追って怪我させられると、まどかがちょうど来る…こいつ逃げながらまどかを呼んでるだぜ?」

ほむら「貴方は何を知って…!?」ジャギ

危険な奴!インキュベーターの敵でも私の味方とは限らない!

男「…俺は暁美の味方だ、だから銃を降ろしてくれ」

…私の味方?

ほむら「何故私の味方をするの? 貴方のメリットはあるの?」

男「それはほむらがまどかを何故助けようとしてるのか聞いてるのと一緒だ、損得で味方する訳じゃない」

私とまどかの事まで…

ほむら「…貴方はどこまで知って…いいえ、それは今はどうでも良いわね、とりあえずソイツを撃つからどきなさい」

男「だから出たこいつがまどかを呼んでるんだよ、怪我したQBの所にまどかが来て、そして暁美が銃を持って現れる様に仕向けてるんだ、まどかがQBを信用して暁美を疑う様に」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:23:39.10 ID:nkFvZZvN0<> 何ですって?
…いや、インキュベーターならやりかねないわね…まどかを契約させる為に

ほむら「………チッ」スッ

どうやら本気みたいね、まだ安心は出来ないけど…

カンカンカン

あの桃色の髪は…

ほむら「まどか…?」

男「来たか」

まどか「ハァハァ…お、男君!? それにほむらちゃん…?」

男「ようまどか、こんな所で会うとは珍しいな」

まどか「どうして二人ともここに?それにその子…怪我してるよ!?」

くっ…このままではまた疑われて…

男「ああ、だから今二人で保護しようか話してたんだが…」

ほむら「!?」

男「(いいから!話を合わせて!)」ヒソヒソ

インキュベーターを保護なんて、嘘でも言いたく無いけど…しょうがないわ

ほむら「…ええ、怪我してるから見ようと思ったけど逃げるモノだからここまで追って来たの、そこで男君に会って捕まえるのを手伝ってもらったのよ」

まどか「そ、そうなんだ」

マドカァー!

この声は…

まどか「あ、さやかちゃん?!」

さやか「まどか、急に走り出すんだもんなぁ…アレ?転校生二人組じゃん」

まどか「実はね…」カクカクシカジカマドマド

さやか「そうなんだ…なんだ、転校生も結構優しい所…」

グニャ

まどか「キャア!」

さやか「な、何?」

突如周りの空間が歪む…結界!

ほむら「こんな時に…!」

男「結界か!」

そして使い魔が現れる <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:30:13.08 ID:BvxcyYfy0<> 使い魔が現れた直後、男の手に十字架の剣が現れる
まさか男も魔法少女…いや、魔法少年?

さやか「け、剣!?」

男「二人は出来るだけ身を縮めててくれ!ほむらは二人を守ってく れ!」

まどか「え!?あ、うん!」

ほむら「………」

言われなくともそうするわよ…

そして…

男「セイッ!」ズバッ

男はゲームに出てきそうな動きで使い魔を斬る
…動きの形は素人なのに、強い…!

まどか「す、凄い」

私もまどか達に近付く使い魔を撃とうした瞬間

ドン!

ほむら「!?」

これは巴マミの…!

さやか「あ、貴女は昨日男と一緒には帰ってた…」

マミ「あら、アレ見られてたのね…何で男君が大剣持って戦ってるの?」

まどか「この変なのが出てきたと思ったら、男君の手に剣が現れて…」

マミ「…そう、まあ良いわ」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:36:04.50 ID:BvxcyYfy0<> 巴マミは無駄に華麗な動きで変身し、飛び上がり、大量のマスケット銃を召喚する…ってあそこには!

ほむら「ちょ…」

男「うおおおお!?」

そして範囲内にいた男は弾丸の豪雨に巻き込まれ、結界も解かれる…大丈夫かしら?

マミ「何でここに男君がいて戦ってたかは分からないけど…あら?男君は?」

ほむら「…さっきの攻撃に巻き込まれてたわよ?」

マミ「え?」

男「ふぅ…マミさん、出来れば範囲内を見てから撃ってくださいよ…」

マミ「あ、あら…ごめんなさい…コホン!」

向こう見ずは相変わらずね…
そして巴マミはこちらを見てくる

マミ「魔女は逃げたわ、仕留めたいならすぐに追い掛けなさい、今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは・・・」

私はまどかを見つめる

マミ「飲み込みが悪いのね、「見逃してあげる」って言ってるのよ」

…本当に、相変わらずね <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:45:41.16 ID:BvxcyYfy0<> まどか「あ、あの…ほむらちゃんは…」

ほむら「……」

私は苛々を抑えながらこの場を去り、魔女を追いかけた

巴マミ…今回も貴女は私を信頼してくれないの?

魔女結界前

ほむら「ここね…」

この魔女は大して強く無いわ、この程度なら余裕ね

私は魔女結界に入ろうとしたが…

男「おーい!」

ほむら「貴方は…」

男「よ、さっきぶりだな」

ほむら「…何しに来たのよ、これから魔女を倒すんだから邪魔しないで」

男「つれないな、せっかくマミさんからの伝言を伝えに来たのに」

伝言?

ほむら「あら、まどか達に近付かないでって言ってくる様に言われたの?」

男「違うって…「ごめんなさい」だってさ…疑いは晴れたさ」

ほむら「疑いも何も真実だけど」

男「ま、多少なりともマミさんから信頼されたって事だ」

ほむら「あっそ、これ以上邪魔するなら帰って」

男「邪魔する気は無い、むしろ手伝いに来たんだよ」

ほむら「いらない」

男「少しでも俺の実力知っておきたいと思わないか?」 <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 14:50:34.97 ID:BvxcyYfy0<> …一理あるわね、どんな能力があるか知りたいし

ほむら「…良いわ、でも足手纏いになるなら捨て置くから」

男「素直じゃないな、まあ俺も何処までやれるか分からないし、試してみたい技があるしな」

? 何処までやれるか分からない?

ほむら「貴方、自分の実力も分からないの?」

男「しょうがないだろ? さっきが初バトルだったんだから」

ほむら「ふん…まあ良いわ、着いてきなさい」

そして私達は結界に入る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/09/05(水) 14:58:41.55 ID:C03rLpp4o<> うわぁ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/05(水) 15:00:23.38 ID:JT/GsZ/ao<> >>159
このスレは初めてかい?
肩の力を抜いて この>>1の妄想に身をゆだねるといいよ^^ <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 15:03:41.31 ID:bXn9PTEN0<> 薔薇の魔女の結界

私達は使い魔を蹴散らしながら進む
やっぱり男は動きがまるで素人だ、運動能力で戦ってる感じね、契約したての美樹さやかに似てるわ

そして最深部に着く

ほむら「ここが最深部ね…そしてアレが今回の魔女」

男「薔薇の魔女、か…」

…何故そんな哀れむような目で魔女を見つめるの? 貴方は何処まで知ってるの?
男「よし、行くか」

ほむら「ええ、私が援護するから貴方は魔女を」

男「いいのか?」

ほむら「貴方はどう見ても援護向きじゃない、なら突っ込ませた方がいいと判断しただけ」

それに、そっちの方がどんな能力を持つか見やすい

男「そっか…行くぞ?」

ほむら「ええ」バァン!

私が目の前まで来てた使い魔を撃ち抜いた瞬間、男は魔女へまっすぐ走る、走る、走る
私は自分の周りと男の後ろや横から近づこうとしている使い魔を撃つ、撃つ、撃つ

そして男は魔女の目の前で呟いた、それは確かに呟きだったがハッキリ聞こえた




男「哀れな魔女に、魂の救済を」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/09/05(水) 15:08:33.23 ID:C03rLpp4o<> >>160
もはや逆におもしろい
この鳥でググったらレスの内容に鳥肌立ったのは内緒な <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 15:10:45.34 ID:bXn9PTEN0<>



男『破壊咆哮(デス・ボール)』




剣から放たれた衝撃破が周りの使い魔ごと魔女を消し飛ばす <>
◆S2v70Cg8NY<>saga<>2012/09/05(水) 15:15:29.35 ID:bXn9PTEN0<> 中途半端な上、いつも以上に短いですが今日はここまでです、体力が限界です

>>162
私もクグッてみましたが、どうやら他の方とトリップが被ってしまってたようですね
他のトリップに変えた方が良いでしょうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/05(水) 17:57:23.58 ID:R1RoXpsIO<> SSとしてはつまらないし、作者も内容も痛いなぁ…
ご都合主義は見てて笑えるけど…

!?

これがこのスレの本当の楽しみ方か! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/05(水) 22:42:13.36 ID:z/71LC3IO<> 小5スレのように僕が埋めますか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/05(水) 22:44:11.19 ID:ClmkDtuQo<> 乙
面倒なら変えといたら? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/05(水) 23:40:38.00 ID:R1RoXpsIO<> 埋められてしまうのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 00:24:58.87 ID:VnW0DP1ao<> とりあえず言えることは
埋めんな帰れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/06(木) 01:02:58.96 ID:pvpk+ba4o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 09:02:28.98 ID:/q9dx4AIO<> BLEACHと同じ臭いがする <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 13:16:37.99 ID:B4Pik2kz0<> >>167
とりあえず変えてみました

さて、始めますね <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 13:35:05.16 ID:hiEzYfBT0<> 男視点

ふぅ…意外と発動出来るもんだな
てか体ダル! そういえばこの技かなり疲れるってアレンも言ってた気がする

ほむら「…ねぇ、今の技は何?」

男「今のは『破壊咆哮(デスボール)』って技でな、単純に言えば剣から衝撃波放って周りを蹴散らす技だ、まあ俺が考えた技じゃなくて漫画に出てた技だけどな」

ほむら「そう、それと技の前に言ってたのは何?確か「哀れな魔女に、魂の救済を」だったかしら…貴方は魔女なんかを救うつもりでいるの?」

男「んー…いや、魔女ってのは元々魔法少女だろ?だったらその魂も苦しんでるはずだし、救えるなら救わないとな」

そういえば魔女とAKUMAって似てるよな、どちらも結局人のなれの果てだし

ほむら「…本当になんでも知ってるのね、貴方…何故そこまで知ってるか聞きたいのだけれど」

男「…まあ、暁美なら言っても良いよな…でもここじゃ駄目だ、もしかしたらインキュベーターに聞かれかねない」

ほむら「それもそうね、じゃあ私の家に来なさい」

男「良いのか?」

ほむら「ええ、もし貴方が実は敵だったとしても私の能力ならいつでも殺せるしね」

まあザ・ワールドな能力に勝つ手段は俺には無いしな、つくづく反則能力だ

ほむら「ちょっと待ってなさい、今グリーフシードを…あら?」

男「どうした?」

ほむら「あの魔女のグリーフシードが何処にも無いのよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 13:36:50.42 ID:fE7V4znxo<> wktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 13:41:36.57 ID:VnW0DP1ao<> これは良い厨2
wwktk <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 13:44:59.59 ID:TyC7ivIH0<> あー…多分魂救っちゃったからかな

男「スマン、多分俺の剣のせいだ」

ほむら「剣て…あの大剣?」

男「ん、あの剣は元々悪魔にされた人の悪魔の力だけを斬る浄化の剣だから、グリーフシード…魔女の魂も逝かせてしまったみたいなんだ」

ほむら「浄化の剣ね…今はストックがあるし良いけど、毎回グリーフシードを入手出来ないんじゃ困るわね」

そうだ、この剣なら穢れを払えるんじゃ…

ほむら「今考えてる事は止めときなさい、もしかしたらソウルジェムごと私も逝ってしまうかもしれない」

男「…何も言ってないが」

ほむら「顔に出てるわ」

男「………そうか」

良い方法かと思ったんだがな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 14:02:32.77 ID:FXwKjeR+0<> >>175
厨二病でもいいじゃない、男だもの

ほむホーム

ほむら「じゃ、貴方の知ってる事洗いざらい話してもらおうかしら」

男「なんか警察の取り調べみたいだな」

ほむら「実際似たような物よ」

そしてほむらに俺の知ってる事を話す

実は異世界の人間で、一度死んだ所を神様に頼んでこの世界に来た事

その元いた世界では、この世界の事をアニメなどで知った事を…

ほむら「…やぶさかには信じれないわね」

まあ俺も同じ事言われたら信じないだろうな

ほむら「でも、辻褄が合うわ…信じたくないけど真実なのね」

男「残念だろうが真実だ」

ほむら「…ねえ、そのアニメでまどかは概念になってまで何を願ったの?」

男「…全ての魔女を生まれる前に消し去り、すべての宇宙、過去と未来の全ての魔女をいなかった事にする…」

ほむら「…まどからしいわね」

男「確かにな」

ほむら「でも…貴方がこの世界に来た事で物語が変わった」

男「ああ、もしかしたら大まかな事は変わらないかもしれないが、間違いなく幾つか違いが生まれるはずだ」

ほむら「そうね、それが良い方向に変わればいいけど…」

男「っと、もうこんな時間か…そろそろ帰え…おっと」フラッ

ほむら「? どうしたの? 凄く疲れてるようだけど…」

男「ああ、さっきの技結構体力使うんだわ…っと」フラッ

ほむら「…しょうがないわね、家まで送ってくわ」

男「…良いのか?」

ほむら「こんな危なっかしい足取りの人を一人で帰すほど非道じゃないわ」

男「そうか…なら暁美に頼むかな」

ほむら「…ほむらで良いわ」

男「…ありがとな、ほむら」

やっぱりほむらは優しいなっと、思ってしまうのでした…てか? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 14:21:23.21 ID:97/3CZhR0<> 所変わってマミ視点

マミホーム

マミ「…そこで提案なんだけど、二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか「魔女退治に…ですか?」

私は鹿目さんと美樹さんに魔法少女と魔女の事を教えて、魔法少女の戦いを知ってもらう為にも二人を魔女退治に誘う

マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ、その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうかじっくり考えてみるべ きだと思うの」

さやか「確かに…私行きます!」

まどか「じゃ、じゃあ私も…」

マミ「決まりね、じゃあ早速」

QB「ちょっと待ってくれないかな、話しておきたい事があるんだ」

さやか「キュゥべえ?」

マミ「あら、キュゥべえから何か言ってくるなんて珍しいわね」

QB「これは忠告だけどね、あの二人は信用しない方が良いと思うよ」

まどか「あの二人って…男君とほむらちゃん?」

マミ「…どうしてかしら?」

QB「僕は暁美ほむらと契約した覚えがないんだよ」

さやか「忘れてるだけじゃないの?」

QB「契約した相手を忘れたりはしないよ、つまり暁美ほむらはいつ魔法少女になったか一切不明なんだよ」

マミ「…じゃあ、男君はどうして?」

QB「皆は男は僕と契約してると思ってるよね?」

さやか「だってそうじゃないといきなり剣だしたり、あの強さも説明付かないじゃん」

まどか「つまり、どういう事なの?」

QB「…アレは魔法少年じゃないよ」

マミ「…え?」

さやか「どういう事?実は女の子だから魔法少女だったとか?」

まどか「さやかちゃん、そういう事じゃ無いと思うよ…」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 14:29:35.08 ID:FXwKjeR+0<> QB「…彼はね、ただの人間だよ」

…ただの、人間?

まどか「ど、どういう事!?」

さやか「いきなり剣出したり、あの強さでただの人間!? …いくらなんでもそれは嘘でしょ?」

QB「僕は嘘を付けないよ、彼は本当にただの人間、ソウルジェムも持ってない」

マミ「で、でも…あの剣とかは?」

QB「分からないよ…でも、彼はただの人間なのに暁美ほむらやマミ以上の魔力を持ってる」

私以上の魔力…!?

QB「彼の正体は一切不明、分かってるのは体はただの人間なのに魔法少女以上の魔力を持ってるって事だけ…訳が分からないよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 14:49:42.96 ID:2/6LSfV40<> マミ「…でも、二人とも信頼出来ると思うわ…」

さやか「マミさん?」

マミ「暁美さんはさっきは勘違いしちゃったけど、鹿目さん達を守ってくれてたようだし…それに男君は…」

まどか「…男君は?」

男君は…私の

マミ「私の、友達だしね」

まどか「マミさん…うん、私も二人を信じます! 男君は私の友達でもあるし、ほむらちゃんも守ってくれたし!」

さやか「うーん、男は信用出来るけどあの転校生は信用出来ないかなぁ」

まどか「さやかちゃん…?」

マミ「それは何故かしら?」

さやか「だって、さっきも守ってくれたけど結局あれ男からの指示に従っただけで転校生の意思じゃないかもしれないし、結局何もしてなかったじゃん」

QB「確かにあの時、何かする前にマミが助けに入ったから何もしてないね」

さやか「それにさぁ…なーんか信用出来ないって感じなんだよねぇ、生理的にってヤツ?」

まどか「さやかちゃん…」

マミ「うーん…美樹さんと暁美さんは相性が悪いって事かしら?」

それじゃあ…あ!

マミ「ねぇ、美樹さんは私は信用出来る?」

さやか「そりゃあ命の恩人ですし信用出来ますよ!」

まどか「(ほむらちゃんも一応命の恩人なんだけどなぁ)」

マミ「じゃあこういうのはどう? 私は暁美さんを信用してる、美樹さんは私を信用してくれてる…」

さやか「うんうん」

マミ「じゃあ「暁美さんを信用してる私を信じてくれる?」」

さやか「…あー、それなら信用出来ますね」

マミ「良かった…じゃ、話がまとまった所で魔女退治、行きましょ?」

まどさや「はい!」

私は玄関を開けた、そしたら…

男ほむ「あ」

マミまどさや「あ」

ちょうど男君の部屋に男君も暁美さんが入ろうとしていた

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/06(木) 14:54:32.98 ID:nOo/eDU70<> 非常に短いですが、今日はここまでです

私はさやかがほむらを異様に疑ってるのは、もう相性事態が最悪だからと考えてます

男君は結構強いですが、経験が前々足りません
さやかに毛が生えた程度で、剣の性能と魔力と身体能力でなんとかなってます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 14:58:22.40 ID:VnW0DP1ao<> 修羅場クルー?
おつかれした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 15:05:25.67 ID:UIXcD/YPo<> さやかに…毛だと…(ごくり)
>>1乙

これはマミさんが怒っても仕方ないよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/06(木) 16:15:45.37 ID:86g6+GVJo<> D灰wwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 16:20:15.13 ID:WzMQceHBo<> さやかがどう動くかだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 16:30:39.29 ID:UkVfjgeSO<> 流石のさやかも感だけで人を嫌うクズじゃないだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/09/06(木) 18:10:48.53 ID:5Q0eiIlho<> 書き手がホムラー(自称)なんだからさやかが良い風に書かれる訳ないだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/06(木) 19:07:30.95 ID:ZgNh7R+g0<> 乙乙。

悪い奴じゃないのは分かるけど生理的に無理って気持ちも分からんではないけどさやかェ……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2012/09/06(木) 21:03:37.63 ID:hqCHcFMa0<> さやかちゃんは言っちゃ悪いけど障害。いなきゃもっと楽に攻略できる。


まあ、さやかちゃんがいなかったらまどかが根暗キャラになっていただろし完全に害悪ってわけじゃないんだよね・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 21:15:15.65 ID:WzMQceHBo<> まぁ、かわいいから許してやれよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/06(木) 21:25:16.74 ID:86g6+GVJo<> シャルまではマミさやは障害になるのはどのSSでも殆どデフォルト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 22:28:20.36 ID:NnjqVUmbo<> さやか叩きって程ではないけど、さやかを批判してる人の目線って九分九厘ほむらなんだよな
感情移入()ってこえーあーこえー(棒) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/06(木) 23:09:23.85 ID:Bt2fITlAO<> 円環ソード <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/07(金) 02:30:59.83 ID:R2RRBGeKo<> むしろこの時点で信用するモードに入ってるマミさんとまどかに違和感を覚えるのは俺だけなのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/07(金) 09:40:57.55 ID:tBFGB3Vjo<> アレン君イメージしてるっぽいけどエイミーが粉々に砕け散ったりするの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/07(金) 09:45:29.50 ID:g2GGQNKvo<> 中2病の書いたSSに違和感とか言われても…
あれだろ、何か怪しい補正かかってるんじゃない? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/07(金) 12:58:03.10 ID:AHDsurjs0<> 今仕事から帰ってきたんですが、鼻水と関節痛と頭痛がヤバいです

明日には幾らかマシになるはずなので、明日までお待ちください

さやかちゃんは可愛いですがアニメで見る限り、まどかを助けたぐらいしか活躍してない気がします
魔法少女としての素質もそこまで高くなく、しかもあっという間に魔女化しますしほむらの事も基本的に疑ってましたし
自分の中では魔法少女の秘密を自分の体で味わって教えてくれた子って感じです

ソウルジェムは魔法少女の魂で離れすぎると死ぬ事や、魔法少女は絶望すると魔女になるとか分かったのはさやかちゃんが二つとも体験して見せてくれたからですね
そんな訳でさやかちゃんはまどか☆マギカにはある意味欠かせない子だと思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/07(金) 12:59:41.28 ID:tBFGB3Vjo<> アニメはさやか主人公みたいなもんだったしな

何はともあれ振り切った厨二期待してる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/07(金) 13:11:08.16 ID:g2GGQNKvo<> >>197
周囲も似たような症状多いわ
風邪かもしれんで体調管理しっかり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/07(金) 19:02:14.39 ID:8yEvNDj5o<> 待ってるから頑張れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/07(金) 20:33:55.35 ID:U2eKmBdSO<> まどか助ける位しかやってないのはほむらも当てはまるけどな

ともあれ乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/07(金) 20:46:29.12 ID:zEiJd5OB0<> 最初荒れてたけど結構落ち着いてきたね
異文化だと叩かずに居られない人もいるけど負けずに頑張って <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/07(金) 20:59:07.91 ID:NLT8F76ro<> これは好きだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/07(金) 22:47:30.44 ID:Qw/m/1nk0<> おk、待ってる。 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 09:45:18.18 ID:Dw7ps6wU0<> 頭痛と鼻水は収まったけど関節が痛いです
では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/08(土) 10:00:55.14 ID:r7B+vWI0o<> wwktk
大丈夫か? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 10:10:05.43 ID:bD13Ux5I0<> 男視点

む、ちょうど魔女退治ツアーの出発する時間だったのか

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「……こんな所で会うなんて、奇遇ね」

さやか「転校生がなんでマミさんのマンションにいるの?」

マミ「…あら? 男君、なんか疲れてる様だけどどうしたの?」

さやか「あ、本当だ! ……転校生、アンタ何したのさ?」

ほむら「何で私が何かしたのか前提なのよ」

さやか「だってそれしか思い付かないし、転校生は怪しいしね」

…さやかは一度怪しいと思ったら中々信用しないからなぁ 少しずつ関係良くしないと…

マミ「美樹さん、さっき言った事忘れたの?」

さやか「だっていくらなんでも怪しいんですもん、わざわざマミさんの部屋の隣入ろうとしてるし何か企んでるんじゃないですか?」

さやかの中では、ほむらは何か企んでる前提なのか?

男「…ほむらは疲れた俺をここまで護衛してくれただけだ」

さやか「…男君強いし、多少疲れても護衛なんていらないんじゃないの?」

マミ「美樹さん! …ごめんなさいね、でもなんで疲れてるのかしら?」

男「…あー、さっきほむらと一緒に魔女退治したからな」

マミ「…え? 暁美さん、と?」

?なんでマミさん一瞬暗い顔を…

さやか「…アンタ、ただの人間に魔女退治させたの?」

あ、みんな俺が契約してないって知ったのか? まあ十中八九インキュベーターだろうが

ほむら「…ただの、ね…」

まどか「?」

男「…ほむらは何も悪くない、俺が無理矢理参加したんだよ」

さやか「どうだか、脅されてそう言ってるかもしれないし、魔法とかで操ってるかもしれないよ?」

まどか「…さやかちゃん!いい加減にしないとちょっと怒るよ!」

男「 …この前も言っただろ、さやかは人を疑いすぎだ」

マミ「そうよ、それにさっき言った事もう忘れたの?」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 10:28:06.55 ID:bD13Ux5I0<> さやか「マミさん、それさっきも言いましたよ?」

マミ「美樹さんが二回も言わせるような事を言うでしょ?」

さやか「…まあ男の言ってる事が真実だとして、なんでわざわざマミさんの部屋の隣に入るのさ?」

男「それはここが俺の部屋だからだ」

さやか「マジで!? あー、じゃあ昨日二人で一緒に帰ったり、マミさんの部屋に入ったりしたのは隣同士のよしみか」

まどか「さ、さやかちゃん!」

男「…なんでさやかがそんな事知ってるんだ?」

さやか「………あ」

…昨日尾行でもされたか?

マミ「…美樹さん、後でじっくりお話しましょうね?」

さやか「あ…ご、ごめんなさい!」

うーん、やっぱりマミさんは怒らせると怖いわ

マミ「まったく…私達、これから魔女退治に行くのよ」

ほむら「…二人も一般人を連れて?」

さやか「私達は見学だよ」

ほむら「危ないわよ」

さやか「大丈夫だよ、マミさんもいるしね」

ほむら「でも…万が一」

男「…まあマミさんと一緒なら大丈夫ですね、でも万が一危なくなったらしっかり三人で逃げてください」

さやか「大丈夫だって、マミさんが負けるわけ無いし」

…一度信用すると、妄信的に信用するんだよな、さやかは

ほむら「…私も行くわ」

マミ「……大丈夫よ、暁美さんは男君の看病してあげて?」

ほむら「でも…ハァ、分かったわ」

さやか「じゃあ速く行きましょ?」

マミ「…ええ」

そして三人は魔女退治に向かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 10:38:15.63 ID:bD13Ux5I0<> ほむら「…で?なんでアンタがまだいるの?」

ほむらの視線の先にはインキュベーターがいた

QB「決まってるじゃないか…グリーフシードの回収だよ、君達は魔女を倒したんだろ?」

男「あー…それは…(どうする?)」ヒソヒソ

ほむら「(ここでインキュベーターに剣の効果がバレるのはマズいわ、マミや杏子辺りに伝えかねない…さっき使ったので誤魔化すわ)」ヒソヒソ

QB「…グリーフシードはどうしたんだい?」

ほむら「…ほら、これよ」ポイッ

QB「きゅっぷい」パク

…本当に背中に穴開いてるんだな、気持ち悪いなぁ

QB「これで用件は終わりだ、マミ達の所へ行くよ」

ほむら「言っとくけど、まどかは魔法少女にはさせないわよ」

QB「…君達はどこまで知ってるんだい?」

ほむら「貴方に教える義務は無いわ、消えなさい」

QB「……」

インキュベーターは無言で去っていった

ほむら「…早く部屋に入りましょ」

男「ああ」

そして俺達は俺の部屋に入ってった
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 10:54:30.97 ID:bD13Ux5I0<> マミ視点

さやか「全く、転校生はやっぱりいけすかないなぁ」

マミ「美樹さん?」

さやか「ご、ごめんなさい…」

全く、なんで美樹さんは暁美さんをここまで嫌うのかしら?

さやか「…そういえば、さっき男達と話してた時に違和感を感じませんでした?」

まどか「そういえば、廃ビルで話した時と何か違うような…」

マミ「そうなの?」

さやか「ええ、んー…違うとこ違うとこ…あ! そういえば男が転校生の事名前で呼んでた!」

まどか「あ、そうだ! 廃ビルの時は苗字で呼んでた!」

マミ「…本当なの?」

さやか「はい…あの廃ビルの後、何があったんだろ…」

…なんだろ? 少し苛々する

マミ「そういえば、鹿目さんも暁美さんの事を名前で呼んでるわね?」

まどか「あ、はい…学校でほむらちゃんを保健室に連れてった時に「ほむらで良いわ」って…」

マミ「うーん…名前で呼ばせてる人は何が違うのかしら…」

さやか「そういや、アイツまどかの事も気にしてたっぽいし…案外信頼してる人には名前で呼ばせてるのかもしれませんね?」

まどか「じゃあ私はほむらちゃんに信頼してもらってるのかな?」

マミ「…じゃあ、私はまだ信頼されてないのかしら?」

さやか「それなら私も信頼されてませんよ」

…あそこまで言ったら信頼はされないと思うけど…

まどか「…さやかちゃん、いくらなんでもあそこまで言ったら信頼されないのも当然だと思うけど…」

さやか「えー、だってさぁ…」

マミ「あら、暁美さんを信頼する私を信頼してくれないのかしら?」

さやか「そ、それは…分かりましたよ!一応転校生も信頼するって事にしますよ!」

マミ「それで良いのよ」

…うーん…なんでもやもやするのかしら…

いや、もう答えは出てる…男君と暁美さんが共闘してたからだ

嫉妬、なのかしら <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 11:19:18.27 ID:BQpSpNz30<> ほむら視点

私はマミに言われて男の看病をする事にした

ほむら「…疲れはどう?」

男「あー…まだダルいかな」

ほむら「そう、あの技の乱用は駄目よ…戦闘中に体が重くなったら致命的だわ」

男「了解、次から気を付けるよ」

ほむら「それにしても、この部屋の家具は質の良いものばっかりね…羽毛布団だし」

男「神様の計らいってヤツかな?」

ほむら「神様ね…本当にそんなのがいるのね」

男「…一歩間違えればまどかも神様になっちまうがな」

ほむら「そうね、それだけは避けなくては…」

男「…なぁ、一つ聞いていいか?さやかの事なんだが…」

ほむら「美樹さやかがどうしたの?」

男「ほむらさ、いざとなったらさやかを魔法少女にする事も考えてるだろ?」

…やはり、男には分かるのね

ほむら「………ええ、まどかをなるべく悲しませたくないけど、…それでまどかを守れるなら」

男「その事なんだが、さやかは魔法少女ししない方が良い」

ほむら「それは何故?」

男「メインメンバー五人の中で、もっとも魔女化しやすいからだ」

ほむら「……確かに、今までの時間軸で美樹さやかが魔法少女になった時は必ずと言っていいほど魔女になったわ」

男「さやかは上條恭介の腕を治すために魔法少女になるが、上條は仁美と付き合い、それに嫉妬し、絶望し、魔女になる」

ほむら「ええ、今までのパターンでもそれが多かった」

男「正直さやかには悪いが、さやかを魔法少女にするのはいつ爆発するか分からない爆弾を懐に抱え込むようなモノだ」

ほむら「…そうね、しかも今までの時間軸ではまどかが魔女化した美樹さやかを助ける為に魔法少女になったパターンもあるわ」

男「そうなのか?」

ほむら「ええ、でも私から美樹さやかに「魔法少女になるな」って言っても反発されて余計に魔法少女になろうとするわ」

男「そうか、なら俺から言っとくよ」

ほむら「そうね、なら御願いするわ」

男「了解」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 11:40:43.39 ID:ezuJxc+M0<> 男「…暇だな」

ほむら「そうね」

男「コーヒー、飲むか?」

ほむら「私が淹れるわ」

男「良いのか?」

ほむら「私は巴マミに貴方の看病を頼まれているの、貴方に何かやらせたら約束を破る事になるわ」

男「そうか…じゃあブラックを頼むよ、インスタントコーヒーの場所は台所行けば分かるから」

ほむら「分かったわ」

そして私は台所に行ったけど…

ほむら「…この高級そうなインスタントコーヒーは何?」

そこには明らかに普通のインスタントコーヒーとは違う、高級感漂うインスタントコーヒーの粉があった

ほむら「まあ良いわ、とりあえずカップに粉を…」

入れようとして止まる

ほむら「…インスタントコーヒーってどのぐらい粉を入れれば良いのかしら」

私は缶コーヒー派なのでインスタントコーヒーなんていれた事無いのだ、例えいれた事あっても大分前の時間軸の話だろう

ほむら「とりあえず、この程度…」

私はコーヒー粉を「直接」二つのカップに同じぐらい入れる…入れすぎたかしら

ほむら「まあ大丈夫でしょ」

そしてそのカップにポットでお湯を入れる
それをスプーンでかき混ぜる

ほむら「…良い香りね、缶コーヒーとは大違いだわ」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 11:54:13.58 ID:ezuJxc+M0<> 私は出来たコーヒーを居間に持っていく

ほむら「出来たわ」

男「サンキュ」

ほむら「ねえ、あの高級そうなインスタントコーヒーは何?」

男「あれもいつの間にかあったものだ、…神様も気を使ったんだろ…流石になんか悪い気がする」

ほむら「ま、貴方は神様に殺されたようなモノだし…当然と言ったら当然ね」

男「…そうゆうモンかな?」

ほむら「逆に殺された事に怒ってない貴方がおかしいのよ」

男「まあ殺された代わりにこの世界に来れたしな」

ほむら「…そう、…コーヒーが冷めるわ、早く飲みましょ?」

男「そうだな、いただきます」

そして私達はコーヒーを一口飲む、が

ほむら「…ゴホッ!」

男「…こりゃ苦いな」

や、やっぱり入れすぎたかしら

ほむら「ご、ごめんなさい!…今すぐ淹れ直して…」

男「いや、疲れた体にはこれぐらいでちょうど良いよ」

ほむら「そ、そう…でも私は砂糖を入れるわ」

男「砂糖は棚の中に角砂糖があるぞ」

ほむら「分かったわ」

そして私は角砂糖を沢山入れる、が

ほむら「…甘ったるいのに苦い…」

男「角砂糖だけじゃコーヒーの苦いのは隠せないか」

しかし残すのももったいないのでそれを飲みきる、…口の中で甘ったるいのと苦いのが暴れてるわ

ほむら「次は絶対に美味しく…!」

男「頑張れ」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/08(土) 11:56:45.91 ID:ezuJxc+M0<> ほむほむがコーヒーを失敗した所で今日はここまでです

ほむほむは意地っ張りで諦めが悪い気がします、まあだからこそ何回も繰り返せたのでしょうが

私もたまにコーヒー粉の量を間違えてしまい、薄くなったり濃くなったりすることがあります、結構難しいね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/08(土) 11:57:55.54 ID:XF9WCVY2o<> マミさんチョロくてワロタ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>sage<>2012/09/08(土) 12:00:32.05 ID:ezuJxc+M0<> >>215
今マミさんはほむほむを信頼するしない以上に気になってる事があり、それどころではありません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/08(土) 12:16:27.35 ID:j1W4dbemo<> やめろよ、三角どころか四角五角何て絶対やれめよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/09/08(土) 12:17:41.82 ID:JjOyPzaLo<> お疲れ〜

関節が痛いのは、まだ(また)熱が出る予兆じゃないかなあ。
まだまだ安静にした方がいいよ、ゆっくり休んで下さい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/08(土) 12:18:10.55 ID:ezuJxc+M0<> >>217
マミさんが男に抱いてる気持ちは恋愛関係ではありません、そのうち分かると思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/08(土) 14:35:54.29 ID:bVyKVuNU0<> 乙。

風邪とかは引きはじめと治りかけが肝心だから用心せぇな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/08(土) 15:12:15.94 ID:pBXtOTrT0<> なんか織莉子さんが登場したら物語が変な方向行きそうな・・・・・・


本編キャラだけならそこまで手かからない・・・・と思う。杏子はそこまで手かからないだろうし・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/08(土) 15:12:44.51 ID:skSkMtlXo<> 織莉子出したら説明キャラに成り下がるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/09(日) 12:30:22.97 ID:mKwYEyw9o<> 男が織子読んでなくて困惑する流れは見たい気もする <> ◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/09/09(日) 14:10:31.50 ID:Nw/P2yfe0<> 文章を再確認したのですが、矛盾が発生する事に気付き手直しをしなくてはいけなくなりました、なので投稿は明日になってしまいます
ご了承ください

それと織莉子などの外伝キャラはアニメしか見てないので出せません
一応キャラとしては知ってるのですが、文章にすると違和感が出てしまうので別人になってしまいます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/09/09(日) 14:13:38.27 ID:UDI+lDQ90<> おk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/09(日) 16:33:50.13 ID:pApsa8I30<> そういえば>>6の特殊能力1つってのは既出?
破壊咆哮(ですボール)がそれ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/10(月) 11:33:10.06 ID:cj3o6tDLo<> これじゃマミさんに背後からナイスボートされる運命が見えるww <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 12:23:12.81 ID:7eKujgkD0<> >>226
oh…記述し忘れてた…
まあそうですね…Dグレのアレンの技を使えます、その技を使うためにも魔力があります

では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/10(月) 12:32:09.98 ID:cj3o6tDLo<> 待ってました! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/10(月) 12:32:49.29 ID:yQ47WCI+o<> >>228
選択性で治療能力を取るかと思ったが違ったか
さやか止まるかな・・・
とりあえず期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/10(月) 12:35:38.39 ID:q+l/rGgHo<> あくまでもホムラーだからほむらに足りない火力なんだろ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 12:55:32.72 ID:XHPchUD80<> 男視点

ピンポーン
おや、マミさん達かな?

男「はーい」ガチャ

扉を開けると、マミさん達三人がいた

男「あ、お帰りなさい」

マミ「ただいま♪」

男「とりあえず三人とも入って入って」

マミ「じゃあ…おじゃまします」

まどさや「おじゃまします」

三人を居間に案内する

ほむら「あら、いらっしゃい」

さやか「…まだいたの?」

ほむら「私は巴マミに男の看病を頼まれたの、なのに勝手に帰る訳には行かないでしょ?」

さやか「どうだか…まあマミさんにも言われてるし、細かい事をグチグチ言う気は無いよ…お、なんか良い匂いがする」

まどか「コーヒーかな?」

男「さっきほむらに淹れてもらったんだ、せっかくだから飲むか?」

マミ「いつも紅茶だけど、たまにはコーヒーも良いわね」

まどか「じゃあ私も…」

さやか「私はいいや、転校生の入れたコーヒーなんて何が入ってるか分からないし…」

ほむら「(ムッ)」

男「ほらほら、一々喧嘩腰にならない! 不安なら俺が淹れるから」

さやか「男が入れるなら良いかな、じゃあちょうだい?」

男「了解、ちょっと待ってな」

俺は台所に入り、コーヒーを準備する…うん、この位が良いかな
そして俺はコーヒー五つと角砂糖を持っていく <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 12:57:59.36 ID:XHPchUD80<> >>231
そうですね、男の目的の一つが「ほむらのサポート」ですから足りない火力を補います

男「出来たぞー」

ほむら「あら、私達の分も淹れてきたの?」

男「せっかくだしな」

まどか「じゃあ…いただきます、えーと、砂糖砂糖…」

まどかは角砂糖を2つ入れる

さやか「あ、私も…」

さやかは五つ入れた…多いな

マミ「そんなに入れるの?」

マミさんは一つだけ入れる

さやか「え?こんぐらい入れないと苦くて飲めないじゃないですか」

男「はは…」

俺は入れずに、そのまま飲む
ほむらもさっきの影響か、恐る恐る飲む

ほむら「……美味しい」

さやか「? さっきも飲んだんじゃないの?」

ほむら「………」

さやか「………無視すんな」

男「まぁまぁ、さやかも一々突っ掛かるな」

さやか「むー…なんか男、転校生に甘くない?」

男「そうかもしれないが、俺はさやかに厳しいんだよ」

さやか「何それー」

さやかはほっとくと何しでかすか分からないからな、思い込みも結構激しい方だし
それに俺はホムラーだしな、甘くなるのもしょうがない
うん、しょうがない

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 13:19:37.37 ID:KEIjyyIN0<> さやか「むぅ…それにしてもこの部屋、良いものばっかり置いてない?」

男「ああ、親の遺産を今まで貯金してたんだがほっとくと例の親戚に使われかねないし、せっかくだから奮発したんだ」

マミ「へぇー…これなんか羽毛布団じゃない」

まどか「テレビも最新型だ…」

ほむら「このコーヒーも高級品よ」

さやか「おー、このソファーもふかふかだ…」

男「コーヒーこぼすなよ」

さやか「分かってるって」

そして皆コーヒーを飲み終えた後…

男「で、魔女退治ツアーはどうだったんだ?」

そういえば、俺達が薔薇の魔女倒したから別の魔女が出たのかな?

まどか「…正直怖かったよ」

さやか「でも!マミさんかっこ良かったよ! まるで踊るように使い魔達をバッタバッタと…素敵でした!」

マミ「フフ…そこまで褒められると照れるわね」

男「でも、怖かったんだな?」

さやか「…うん、でも…」

男「正直言えば俺は、二人には魔法少女になって欲しくないんだ」

まどか「え?」

ほむら「………」

さやか「…危険だから?」

男「…そうだ」

それといくつか理由があるが、いきなり言ったらマミさんが発狂しかねない

男「キュゥべえに何を言われたか分からないが、魔法少女になるという事は「一つだけ願いを叶えるから、いつ死ぬか分からない戦場で戦え」という事だ」

さやか「で、でもそれならマミさんや転校生だって契約を…」

ほむら「…私は必要だったから魔法少女になったの、貴女みたいに憧れや素敵だからって理由で契約した訳じゃないわ」

さやか「…転校生の願いって何さ」

ほむら「それを貴女に言う義務は無いわ」

さやか「言えないような、やましい事なの?」

ほむら「……」

さやか「…まただんまり?」

男「さやか、しつこいぞ」

マミ「…美樹さん、契約内容を人に言いたくないのは当たり前の事よ、私だって出来れば言いたくないわ」

さやか「…マミさんがそういうなら…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 13:35:21.92 ID:FZLdyAWx0<> まどか「あのー…男君、一つ聞いて良い?」

お、まどかから質問とは珍しいな

男「なんだ?」

まどか「どうして、男君は戦うの?」

…どうして、か…

さやか「そういえば、男ってキュゥべえと契約してないんでしょ?じゃあ戦う理由無いじゃん」

男「…俺にはやらなくちゃいけない事がある」

さやか「やらなくちゃいけない事?」

マミさんを生き残らせ、ほむらもサポートし、さやかも魔女などにさせず、杏子も死なせず、そしてまどかを概念などにさせない為に

男「助けたい人達がいるんだ」

まどか「助けたい人達?」

QB「ふーん、そこまでの魔力を持つ君が助けたい人達か、興味があるね」

出たな淫獣

男「言っとくが、お前が望んでる様な人達じゃないぞ、魔法少女などにさせないからな」

QB「つまり魔法少女の素質がある人達って事だね」

男「………」

QB「まあ、それは良いや…それにもっと聞きたい事があるし」

マミ「聞きたい事?」

QB「男、君は一体何者なんだい?」

ほむら「………」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 13:56:46.09 ID:RSCLeZTL0<> QB「魔法少女の資質も低いのに魔法少女以上の魔力を持ち、更にあの強さ…まったく、人間とは思えないよ」

マミ「キュゥべえ、失礼よ」

QB「…まったく、なんで人間は礼儀なんて気にするのかな、言葉なんて意味が通じれば良いじゃないか…一々相手を気にして隠すなんて訳が分からないよ、言いたい事はそのまま言えば良いじゃないか」

まどか「キュ、キュゥべえ…?」

マミ「キュゥべえ!」

QB「…おっと、少々喋りすぎたね…僕は黙ってる事にするよ」

さやか「…キュゥべえってこんな性格だっけ?」

マミ「…ごめんなさいね、キュゥべえったら遠慮が無いから…」

男「いえ、マミさんが気にする事じゃありませんよ」

ほむら「…そろそろ、家に帰るわね…貴女達も家に帰りなさい、明日は学校よ」

さやか「あ!もうこんな時間じゃん!」

まどか「は、早く帰らないと…!お邪魔しましたー!」

男「また明日なー」

ほむらは普通に、二人はそそくさと帰っていった

マミ「じゃあ、そろそろ私もおいとまさせて頂くわね? コーヒー、ご馳走さま♪」

男「はい、ではまた明日…」

マミ「ええ、また明日も一緒に学校に行きましょうね?」

男「はい、一緒に行きましょう」

マミ「…フフ♪ じゃあね?」

マミさんも隣の部屋に帰っていった

男「…ふぅ」

やはりさやかとほむらの相性は最悪な様だ、さやかはほむらが何言っても、例え何も言わなくても突っ掛かってくる
今はマミさんがストッパーになってるが、少しでも仲良くさせないと…

それと、やっぱインキュベーターは頭が良い…正直ボロが出ないようにするのが精一杯だ

そして…

男「いよいよ、明日か」

アニメ通りに物事が動いてるなら、明日はシャルロットか…マミさんは死なせはしない…

そのためにも、今日はさっさと夕飯作って早く寝よう…

男「さて、確か引っ越しそばの余りがあったな…そばでも作るか」

そして俺は、未だ少しコーヒーの香りがする台所に向かう… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/10(月) 13:59:47.87 ID:RSCLeZTL0<> はい、今日はここまでです
やっと男の目的が分かりました…彼は誰も死なないハッピーエンドを求めてます

そんな都合よく行くかどうかはこれからの展開で分かる事でしょう… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/09/10(月) 14:07:57.11 ID:Goo1h6Iho<> コイツきもすぎだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/10(月) 16:52:57.40 ID:aNHvNSVL0<> 能力はどこまで自由に使えるんだろう?
ワープや重力とか使えれば普通の魔女なんて楽だと思うだが・・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/10(月) 17:10:52.17 ID:cj3o6tDLo<> >>238何をいまさらwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/09/10(月) 18:28:17.03 ID:TUWx6qzP0<> 乙。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/09/10(月) 20:08:53.04 ID:EfhNLyWXo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/10(月) 23:03:20.24 ID:J6NBA0hvo<> 乙
あんこー <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 17:50:15.34 ID:ujzK3aEA0<> すいません、遅れてしまって…
今から再会します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:12:27.97 ID:kvvr4Q/40<> 書こうとしたら夕食の時間に…

次の日学校、昼休み

男「すまん、ほむら」

ほむら「何?」

男「一日、間違えた」

ほむら「………は?」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:20:51.59 ID:d/ZnJJ/i0<> 男「いやー…シャルロットの奴が出るのは明日だったんだよ、間違えてた」

ほむら「………アニメ見てたんじゃないの?」

男「流石に完全に覚えた訳じゃなくてな…」

俺は全て覚えてる訳じゃなく、一部分抜けていたようだ…昨日覚悟していた俺を殴りたい

ほむら「はぁ…じゃあ情報が正しくない可能性もあるのね?」

男「ああ、だから今日は情報の整理をしたいんだが…」

ほむら「そう、なら今日は私の家にいらっしゃい」

男「ほむらの家?」

ほむら「ええ、あそこなら資料は揃ってるし…巴マミも来ないだろうから話し合いするには一番良いわ」

男「なるほど…じゃあ放課後な」

ほむら「ええ…」

そうだ、一応マミさんにも伝えとくか… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:24:26.91 ID:8oB38OOs0<> 男「マミさーん」

マミ「あら男君、この時間帯に会うのは珍しいわね」

男「ですね…あの、今日用事が出来たんで家に戻るの遅くなるかもしれないんです」

マミ「あら、それをわざわざ私に?」

男「ええ、魔女に殺られた…と心配させるのもアレなんで…」

マミ「そう、ありがと♪」

男「では、そろそろ授業が始まるので…」

マミ「ええ、またね」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:32:14.38 ID:uDNWR6wA0<> 放課後

男「ふぅ…終わった…」

ほむら「じゃ、行きましょ?」

男「ああ、すぐ行く」

女子A「あ、暁美さんと男君だ…あの二人で帰るの珍しいね」

女子B「もしかして、付き合ってたりして♪」

女子C「転校生同士で? なんかドラマみたいだね♪」

女子D 「良いなぁ…私もほむらお姉様と一緒に帰りたいなぁ…」

女子ABC「えっ?」

女子D「えっ?」

まどか「…………」

さやか「まどかー! マミさんの所に行くよー!」

まどか「……あっ!うん!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/09/11(火) 18:36:33.87 ID:0PNXWUqs0<> キタ――――――――――――!! <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:42:40.81 ID:MhrEdpRP0<> ほむホームへの道

ほむら「…ちょっと夕食と明日の朝食買いにコンビニ寄るわね」

男「ん、ああ」

コンビニ

男「…ほむら、そのコンビニ弁当とカロリーメイトは?」

ほむら「え? 今日の夕食と明日の朝食だけど…」

どうやらいつもほむらは、すぐに食える物しか食べない様だ
俺はカゴに入った弁当とカロリーメイトを棚に戻す

ほむら「…何してるのよ」

男「…ちょっと歩くけどスーパー行くぞスーパー」

ほむら「何故わざわざ?」

男「お前は忙しい独り身のサラリーマンか?もう少しマトモなの食え、体調崩すぞ」

ほむら「魔法少女はその程度で体調崩さないわよ」

男「モチベーションという物があるだろ、良いからスーパーに行くぞ」

ほむら「ちょ……」

俺はカゴを戻し、ほむらの手を掴んでスーパーに向かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:48:01.95 ID:sDHdN1Lb0<> スーパーまでの道

ほむら「…ねぇ、そろそろ手を話してほしいのだけれど」

男「………あ」

俺は顔と手に熱が集まるのを感じる、いつの間にか手を握る形になってたようだ
俺は直ぐ様手を離す

男「ス、スマン!つい…」

ほむら「別に良いわ、減るもんでも無いし」

俺が心臓バクバク言わせて寿命が減ります

男「…あ!ス、スーパーに着いたぞ!」

ほむら「言わなくても分かるわよ…」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/11(火) 18:55:28.95 ID:PetBXsLvo<> 長屋て何故かIDころころ変わるよな <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 18:58:41.97 ID:cWXCFcSs0<> スーパー

ほむら「で、何買うのよ」

男「んー、鮭の切り身と玉葱が安いな…焼き鮭と玉葱の味噌汁にするか」

俺はカゴに鮭の切り身2つと玉葱を二玉入れる

ほむら「…言っとくけど、お米も無いわよ」

男「じゃあお米も買うか…お、ちょうど新米があるな」

そしてコシ○カリ5sを左手に持つ

男「後、お茶もいるな」

更にお茶1リットルを入れる

男「…ついでだ、ここ一週間の食材を買ってくぞ!…それなら米も10sのヤツ買うか」

米を5sから10sに入れ換える

ほむら「……そこまで、する?」

男「じゃないとロクなもん食わないだろ?」

ほむら「…………」

そして俺は一週間分の食料をほむらが食べきれる分だけ入れる <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 19:04:18.05 ID:krqns44P0<> >>252
どうやら電波が変わるとIDも変わるそうです

そして持ってきた物をレジに置く

ほむら「…買いすぎじゃない?」

男「大丈夫だよ」

店員「…はい、一万○千円になります(カップルかしら…でも顔が似てるから兄弟かも)」

ほむら「…こんなにお金持ってないわよ?」

男「俺が出すから良いよ」っ一万○千円

店員「…一万○千円、ちょうどですね、ありがとうございましたー!」

男「…さて、袋に分けるか」

ほむら「改めて見ると多いわね」

男「…だな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/11(火) 19:09:28.55 ID:SawiwjsE0<> よく探せばゴールドカードとかありそうだなwwwww男の部屋に・・・・・
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 19:10:21.37 ID:2+wFKF3O0<> そして帰り道

ほむら「…すっかり暗くなったわね」

男「でも、街頭のせいでだいぶ明るいな」

流石に重い物を女の子に持たせる訳にはいかないので、俺が全部持っていた

ほむら「…ねぇ、本当に重くない? スーパーにいた人も目を丸くしてたわよ」

男「んー、身体能力上がってるからこれぐらいはなんとかなるかな」

ほむら「つくづくその体が羨ましいわね、魔力も使ってないのに」

男「確か魔法少女は魔力使って身体能力上げてるんだったか?」

ほむら「ええ…勿論体を使う時だけ、節約しながらだけどね」

男「ふーん…お、着いたな」

ほむら「ええ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 19:26:34.14 ID:JJSfJkf60<> >>255
そういえばゴールドカードという手がありましたね

ほむホーム

男「…これで良し、と…」

ほむら「ねえ、本当にお金出さなくて良いの?」

男「大丈夫だよ、まだ全然あるから…じゃあまずは米を…炊飯器とかは何処だ?」

ほむら「ここよ」カパッ

男「うおっ!?」

ほむらが部屋の中心にあるテーブルの端を持ち上げると、なんとそこにはコンロやグリルや水道、鍋やフライパン、更には炊飯器や電子レンジが現れた

男「…そこ、キッチンになるんだ」

ほむら「ええ、滅多に使わないけどね」

俺はその便利さに驚きつつも、お米を研いで炊飯器に入れる
本来なら少し置いとくのがベストだが、流石に時間掛かるし新米だから大丈夫だろ

ほむら「………」ジー

その間に鮭に軽く塩を掛け、グリルで焼く
そして鍋に水を張り、火に掛けてその間に玉葱を切る
切り終わった頃にお湯がある程度暖まったので玉葱を茹で、味噌を溶いてほ○だしを入れる
…よし、味噌汁は出来たな…ちょうど鮭も焼けたしご飯も炊けた
後は盛り付けてっと…

男「良し、出来たな」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/11(火) 19:34:15.59 ID:zBwel0/So<> いや、中学生はクレジットカードはおろかデビットカードも持てないぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/11(火) 19:36:41.00 ID:SawiwjsE0<> まど神(仮)「大丈夫、大丈夫。私がこの世界ではクレジットカードを持てるように世界改変したから」 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 19:40:25.42 ID:v+sdniY50<> ほむら「…出来たの?」

男「ああ」

俺は出来た焼き鮭、玉葱の味噌汁、炊きたてご飯を二人分テーブルに置いて、キッチンの蓋を閉める

男「じゃ、食うか」

ほむら「…え、ええ…」

男「…いただきます」

ほむら「え?…あ、いただきます」


ほむら「…美味しい」

男「だろ? この世界に来る前も独り暮らし長かったからな…自炊してたんだよ」

ほむら「…これって、お袋の味って言うのかしら」

男「あー、俺の味付けは母親譲りだからな、お袋の味って言ったらお袋の味かもな」

ほむら「…しばらくこういうの忘れてたわ…今までずっとコンビニ弁当かカロリーメイトだったから…いただきますすら忘れてた…」

男「…こういうのも、良いだろ?」

ほむら「…ええ…あら? 眼が潤んで…」

男「ほむら…?」

ほむら「懐かしい…懐かしいよぉ…」

男「……」ナデナデ

俺はメガほむ時代の言葉使いに戸惑いつつも、ほむらの頭を撫でる…そうだよな、普通この年は母親に飯作ってもらってる年だ
それが時間軸の移動だなんだで何十年分も母親にすら会ってない…勿論お袋の味なんて暫く食べてないだろう

男「ほら、泣いてばかりいたら飯もしょっぱくなるし、冷めちまうぞ?」

ほむら「う…ん、ありが…とう」ニコッ

男「っ!」ドキッ

俺は、泣きながらではあったが恐らく何十年分かの心からの笑顔に、不覚にも心臓がバクバク煩くなった…



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/11(火) 19:42:25.36 ID:v+sdniY50<> ふぅ…今日はここまでです

実は>>1はマジでシャルロット戦の日を間違えてました、なので急遽この話を作ったんですが後半ラブコメになってしまいましたね…
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/11(火) 19:55:21.11 ID:SawiwjsE0<> 乙
かわいいのは正義!だから、ほむらが可愛かったから良し! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/11(火) 20:12:07.90 ID:fFsYWmdEo<> 乙
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/09/11(火) 20:31:27.82 ID:0PNXWUqs0<> 乙!

ほむらかわえェェェェ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/11(火) 21:15:59.91 ID:vtuUniAq0<> 乙

「間違えて急遽」なんて言っていながら実は何かの伏線になってそうな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/09/11(火) 23:47:43.24 ID:WN668yIEo<> さやかが活躍(笑)する準備にしか思えないんだが...

もちろん、ここまでQBにさえできなかった難業を成し遂げるわけだよな? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/12(水) 18:25:41.47 ID:T7LHg2t70<> すいません、本来は2時辺りに再会しようと思ったんですが、何故かSS速報に入れず再会出来ませんでした
これから用事が出来てしまったので明日は必ず投稿します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/12(水) 20:36:03.85 ID:wXCuYru1o<> なんか鯖落ちしてたのかな?
明日期待 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 13:45:46.75 ID:reQjko5n0<> やっべ、ラストと中盤辺りは思い付くのにそれ以外の展開が思い付かない…
いつものように案ずるより産むが易しで行くしかないですね、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/13(木) 13:46:53.23 ID:yWoFqBRHo<> さやか契約させないとなると一気にイベント減るからな <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 13:55:17.23 ID:dJv5jzTD0<> ほむら「…みっともない所見せてしまったわね///」ホムホム

男「不安や悲しみなんていうのは、たまには誰かに見せた方がいいんだよ…溜め込むよりよっぽどマシだ」モグモグ

ほむら「そういう物かしら…」ホムモグ

男「そういうモンだ…ごちそうさま 」

ほむら「…ごちそうさま、食器ぐらいは片付けるわね」

男「じゃ、頼む」

ほむらが食器を片付ける間に俺は考える

今の所順調だし、さやか以外はアニメよりもほむらが信頼されてる
しかしインキュベーターに疑問を持たれたのは不味いな、変にバレたら計画の邪魔をされる…アイツはまどかを魔法少女にする為にはなんでもするだろう

それに、一番の問題は…

ほむら「…片付け、終わったわよ」

男「お、サンキュー…じゃ、情報の見直しをするか」

ほむら「ええ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 14:06:14.47 ID:dJv5jzTD0<> ほむら「…やっぱり、細かく時間のズレや男が持たない情報もいくらかあったわね」

男「ああ、俺は某シスターみたいに瞬間記憶能力を持ってる訳じゃないしな、細かい部分までは覚えてない」

ほむら「某シスター?」

男「…いや、なんでもない」

ほむら「?…とにかく、今一番気にしなくてはいけないのは巴マミを魔女から守れるかどうかね」

男「…だな、今の問題点はそこだ」

ほむら「ぶっちゃけるとね、巴マミがお菓子の魔女に殺られる確率は今までの時間軸を考えると低いのよ」

男「…あー、なんか聞いた事あるな」

ほむら「そう…恐らくアニメで殺られてしまったのは慢心と油断ね」

男「ああ、まどか達にカッコいい所を見せようとしてカッコつけて…だな」

ほむら「彼女は演出に無駄な魔力を使いがちなのよ、でもそれを止めさせるのは…無理ね」

男「だな、それはマミさんに「今までのスタイルを変えろ」って言ってるような物だ、モチベーションも下がって上手く戦えなくなる」

ほむら「…それに、私が信頼されなかった事もあってリボンで縛られてしまったから、それもあるわね」

男「…もしかして、今までの時間軸でもあんな感じで言ったのか?」

ほむら「…そうね、彼女とお菓子の魔女は相性悪いし、そう言ったけど…やはりリボンで…」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 14:16:22.45 ID:dJv5jzTD0<> 男「…正直言うとな、あれはほむらの言い方が悪い」

ほむら「なんでよ、あういうのは正直に言った方が良いでしょ?」

…それ、インキュベーターと同じ考えだぞ? 銃で撃たれるから言わんが

男「あのなぁ…「今回の獲物は私が狩る、貴女達は手を引いて」なんて言ったら「巴マミじゃ、この魔女は倒せない、私なら倒せるから逃げなさい」って言ってるようなもんだぞ」

ほむら「うっ…でも正にその通りだし…」

男「…言っとくが、この言い方だと「私は巴マミより強い」って言ってるようなもんだ、そういう奴を信頼出来るか?」

ほむら「出来ない…わね」

男「だろ?だからもう少し優しく言ってやれ、俺も一緒に言ってやるから」

ほむら「…お願い」

男「任せとけ」ドンッ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 14:30:39.34 ID:T8V5J54j0<> 男「じゃあマミさんに関してはこれで良いとして…少し話したい事がある」

ほむら「何?」

男「ワルプルギスの夜戦の事だ」

ほむら「…そうね、アイツに関しては対策を考えるのが早すぎるなんて事は無いわ…で、良い策はあるの?」

男「その事なんだが…もしかしたら、もしかしたらだ」

ほむら「何よ?そのもしかしたらって…」




男「もしかしたら…ワルプルギスの夜はまどかじゃないと倒せないかもしれないんだ」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 14:39:30.30 ID:T8V5J54j0<> ほむら「なん…ですって…?」

ほむらは信じられないとも言いたげに目を丸くしてこちらを見てくる
当たり前だ、二つの目標の一つを捨てなくてはいけなくなるかもしれないからだ

ほむら「どういう事!?」バンッ

男「落ち着け!…これはまだ確定事項じゃないんだが、この前簡単にだが「まどかの資質はほむらが何回も繰り返した事により、まどかが因果を集めてしまい、魔法少女としての資質が規則外になってしまった」事は話したな?」

ほむら「…え、ええ…」

男「…前にインターネットで見た話なんだが、それと同時にほむらの時間逆行と同時にワルプルギスの夜にも因果が集まり、とある能力が付いたかもしれないんだ」

ほむら「とある能力?」

男「そう、それは…」





男「ワルプルギスの夜は普通の魔法少女では傷すら付かず、もしかしたらまどかが「魔女を消し去りたい」と願ったからこそ倒せたのではないか…という事だ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 14:54:53.40 ID:OJyWD8WL0<> ほむら「…え?」

男「順を追って話そう、まず最初の時間軸でワルプルギスの夜に敗北し、ほむらは契約し何度も逆行する」

ほむら「………」

男「しかし、何度やっても、何度やってもワルプルギスの夜は倒せない」

ほむら「…ええ、結構最初の頃に、まどか以外の魔法少女四人が結束して挑んだ時間軸もあるけど、幾らかダメージを与えて善戦するも結局負けてしまったわ」

男「…でな、その結果ワルプルギスの夜には「対魔法少女」のような因果が付いてしまった可能性がある」

ほむら「対、魔法少女…」

男「魔法少女からの攻撃に対する耐性…もしかしたら途中からワルプルギスの夜にダメージを負わせる事が出来なくなったのもこれが原因かもしれない」

ほむら「…つまり、まどかがワルプルギスの夜を倒せたのもまどかの願いによる「対魔女」のような因果が、ワルプルギスの夜の「対魔法少女」による因果を上回ったからこそ…という事?」

男「………そうだ」

ほむら「………そん、な…全て、私が繰り返し続けたせいだと言うの…?」

…ほむらは項垂れる、しかし、可能性はある

男「…ほむらは何も悪くないさ、言うならばワルプルギスの夜…いや、全ての元凶インキュベーターのせいさ」

ほむら「で、でも…!」

男「それに、策がある」

ほむら「策…それって…?」

男「…すまないが、それは言えない…止められてしまうかもしれないからだ」

ほむら「…つまり、とても危険なのね?」

男「それに加えて、成功する確率は低い」

ほむら「…そう、最後は運任せ?」

男「…かな」

ほむら「そう…分かったわ、無理に聞き出そうとはしない…その代わりその策を私が知って、それが相当危険な物なら私はどんな手を使ってでも貴方を止める」

男「分かった、じゃあギリギリまでバレない様に気を付けるさ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 15:02:21.30 ID:OJyWD8WL0<> ほむら「ええ…それに、アニメで見た物語よりは希望があるんでしょ?」

男「ああ…希望は、ある」

ほむら「そう、なら貴方を信頼するわ」

男「ありがとう…っと、もうこんな時間か、そろそろ帰らなくちゃな」

ほむら「そうね、…食材、ありがとね」

男「ああ、じゃ、また明日な!」ガチャ

ほむら「ええ…また明日」

バタン

男「…すっかり遅くなっちまったな 」

俺は辺りを見回す…よし、誰もいないな

男「よーし…行くか!」ダッ!

俺は周りの建物の壁や屋根などを蹴り自宅へ向かう、これならあっという間だ

男「よっ…!ほっ…!こりゃ楽しいな!」

そしてあっという間にマンションが見えてきた、ここまで来たら部屋のある階まで飛ぶか!

男「せーの…!」ダンッ!

よーし、ちょうど俺の部屋の前に着地出来るな、10点満点…

?「キャッ!?」

男「えっ?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 15:10:47.03 ID:oXGynmLc0<> マミ「お、男君!?」

男「マミさん!?」

隣のマミさんの部屋の前にはマミさんが立ってた

マミ「ど、どっから来てるのよ…!」

男「ああ、驚かせてすみません…もうかなり遅くなってしまったので最短距離を駆け抜けてきたんですよ」

マミ「そ、そう…くしゅん!」

男「マミさん? って、かなり手が冷えてるじゃないですか! もしかしてずっと部屋の前にいたんですか!? 今秋になって結構寒いんですよ!?」

マミ「だ、だって…男君本当に帰ってくるの遅いし…それに魔法使って体暖めたら魔力もったいないし…」

男「マミさん…とりあえず俺の部屋に来てください、コーヒー淹れますから」ガチャ

マミ「あ、ありがと…お邪魔します…」

バタン <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 15:27:23.71 ID:oXGynmLc0<> 男「はい、暖かいコーヒーです…夜も遅いので薄めにしましたが、角砂糖は一つですね?」

マミ「ありがとう…あ、砂糖は自分で入れるわよ?」

マミさんは昨日と同じく角砂糖を一つ要れる

マミ「…ふう、暖まるわ」

男「…キュゥべえの奴は?」

マミ「彼ならもう寝たわよ…もう、一緒にいてくれたって良いのに…」

男「…マミさん、ずっと待ってくれてたのは嬉しいですが、あんまり無茶しないでくださいね?」

マミ「…大丈夫よ…私、これでも魔法少女よ?」

男「…本当に、本当に無茶しないでください…」

マミ「…男君?」

俺はマミさんのまだ冷たい両手を自分の両手で握り、祈るように呟いた
マミさんに無茶される訳にはいかない、マミさんには何が何でも死んで欲しくない…

男「…すいません、少し心配しすぎて…でも、本当に無茶しないでくださいね?」

マミ「…ええ、分かったわ…そ、そろそろ手を離してくれないかしら? このままじゃコーヒーが飲めないわ」

男「…っ!す、すいません!いきなり手を握ったりして…」

マミ「フフッ、良いのよ…でも、こんな時間まで何してたの?」

…ま、あんまり隠しても変に疑われるな

男「はい、ほむらの家にいました」

マミ「え…?暁美さんの、家に?」

男「ええ、ちょっと話したい事がありまして…ついでに夕飯も食べてきたモノですから、遅くなってしまいました」

マミ「そ、そう…暁美さんの家に…」

?なんかマミさん暗くなったような…いや、気のせいだな、今の話の中に暗くなる要素無いし

マミ「そ、そろそろ帰るわね? コーヒー、ごちそうさま!」

男「あ、はい、ではまた明日」

マミ「ええ、また明日」

マミさんは足早に隣に帰っていった

男「…なんか、様子が変だったな」

何か悩んでるのだろうか…
…いや、今は早く寝て明日に備えよう

明日は本当にシャルロッテ戦だ、気を引き締めないと…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/13(木) 15:30:48.74 ID:oXGynmLc0<> はい、今日はここまでです
いつも基本的に大まかな展開を決めながら即興で書いてますが、今回はその大まかな展開すら思い付かず、仕方なく展開も即興で書きました

マミさんは>>1補正もあって出番が多いのですが、これからの展開考えると出番がかなり減ってしまいますね…
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/13(木) 18:22:55.93 ID:cinQWBRZo<> まぁのんびりやるといいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/13(木) 19:56:56.67 ID:TVm4hDa6o<> マミるのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/13(木) 22:52:40.46 ID:U0Bm8Go50<> 乙乙。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/14(金) 07:47:47.32 ID:/mJxy3Vq0<> シャル戦後のマミに対する男の証言
男「あそこまでマミさんがチョロイとは思いませんでした・・・・」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 13:52:18.68 ID:bUt0Xshk0<> また展開が思い付かない…
まあなるようになるでしょ、今までもそうだし
再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:13:08.31 ID:EQLk46q+0<> 次の日 放課後

今日は絶対にマミさんと一緒に行動しなくては…

マミ「一緒に帰るのもなんだか久し振りね? …と言っても、二日しかたってないけどね」

男「…ですね」

マミ「…男君、さっきから上の空じゃない?」

男「え!? そ、そうですか?」

マミ「ええ、…私と一緒に帰るの、楽しくない?」

男「い、いえいえ…そんな事無いですよ?」

マミ「そう、良かった」

危ない危ない…流石に「これから起きる事を知ってます」なんて言えないしな、ボロを出さない様にしないと


まどか「マミさん!」

来たか!

マミ「まどかさん? そんなに慌ててどうしたの?」

まどか「グ、グリーフシードを見つけて…孵化しそうなんです!」

マミ「なんですって!? …美樹さんは?」

まどか「キュ、キュゥべえと一緒に見張ってます!」

マミ「そう…男君!」

男「はい!」

俺達はグリーフシードのある所へ向かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:28:48.58 ID:ehhp8NZt0<> 病院前

マミ「ここね!?」

まどか「結界が!」

男「乗り込みましょう!」

マミ「ええ!」

結界入口

さてと、そろそろほむらが来る頃か…
この場は正直俺とマミさんだけじゃ不安だ、ほむらにも協力してもらって生存率を少しでも上げる!

?「待ちなさい」

お、来たな

まどか「ほむらちゃん!?」

マミ「暁美さん…」

ほむら「…正直貴女達だけじゃ不安だわ、私も行くわよ」

マミ「……………」

? マミさんどうしたんだろう…

男「助かる! マミさん!ほむらと一緒に…!」

シュルシュル!

ほむら「なっ!?」

男「うおっ!?」

マミさん!? なんで俺達を拘束して…!

まどか「マ、マミさん!?」

マミ「…ごめんなさい、貴女達は信頼してるけど、我満出来ないの…!」

男「我満…!?」

マミ「男君がこの町に来て、最初に友達になったのは私なのに…男君は暁美さんとばかり仲良くして、昨日も一緒に晩御飯食べたって…」

ほむら「い、今そんな事言ってる場合じゃ…!」

マミ「耐えられないの! 頭では分かってても、二人が仲良くなるのが辛くなってきて…男君は私の友達なのに!」

まどか「…マミさん」

マミ「…二人が一緒に戦ってるのを見てしまうと、心が、壊れてしまうなんて思っちゃうの…駄目ね私、これじゃ嫉妬ね」

男「………」

マミ「それでも! 駄目なのよ! これ以上は耐えきれないの!…ごめんなさい!」ダッ

まどか「マミさん! い、今それを外して…」

男「いや、このリボンはかなり頑丈だ、普通の女の子の力じゃ取れない」

まどか「で、でも…」

ほむら「いいから! …早く巴マミを追いかけなさい…!」

まどか「ほむらちゃん…うん!分かった!」ダッ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:34:52.88 ID:2+RiItl90<> ほむら「これは…予想外ね」

男「すまない…俺がもっと気を付けてれば…!予想しとけば…!」

ほむら「貴方は何も悪くない、こんな事誰も予想できない…今はこの拘束から逃れましょ…貴方の剣なら斬れるんじゃない?」

男「分かってる…」スッ

俺は退魔の剣を出す、しかし…

男「しまった! この体勢じゃ…!」

ほむら「キッチリ両腕両手も拘束されてるわね…」

男「早く!早く斬らないと!」

ほむら「落ち着きなさい! …落ち着かないと出来る事も出来ないわ」

男「っ!…分かってる!」

分かってるんだ! でも、人が死ぬのが分かってたら…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:46:23.31 ID:Fml4aqpC0<> マミ視点

私は走る、後ろにいる二人を視界にいれない様に

まどか「マミさーん!」

あ…しまった、鹿目さんを置いてきぼりにしちゃったわ

マミ「ごめんなさい、いきなり走っちゃって…」

まどか「ハァハァ…マミさん…あの二人大丈夫なんですか?」

マミ「大丈夫よ、あのリボンは使い魔を遠ざけてくれるから…」

まどか「…二人を縛って、大丈夫ですか…? 二人もいた方が…」

マミ「…魔女一体ぐらいなら私一人で大丈夫よ、それとも私の力を信用できない?」

まどか「い、いえ!そういう訳じゃ…」

マミ「…本当わね、いけない事だって分かってるのよ」

まどか「………」

マミ「でも、さっきも言ったけど二人仲良く戦ってるのは、見たくないの…嫉妬ってヤツね」

まどか「マミさん…一緒に、戦いたくないんですか?」

マミ「っ!…出来れば一緒に戦いたいわ、でもそれ以上に二人が一緒に戦うのを見るのは…」

まどか「…マミさん」

マミ「…なあに?」

まどか「願いごと、私なりにいろいろと考えてみたんですけど」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:51:46.13 ID:wSFHkPf10<> マミ「決まりそうなの?」

まどか「はい」

マミ「どんな願い事を叶えたいの?」

まどか「でも、あの…もしかしたら、マミさんや男君には考え方が甘いって怒られそうで…私って、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか何もなくて、きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま迷惑ばかりかけていくのかなってそれが嫌でしょうがなかったんです」

マミ「………」

まどか「でもマミさんや男君と会って、誰かを助けるために戦ってるの、見せてもらって、同じことが、私にもできるかもしれないって言われて…何よりも嬉しかったのはそのことで、だから私、魔法少女になれたらそれで願いごとは叶っちゃうんです」

マミ「……」

まどか「こんな自分でも、誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 14:59:32.75 ID:bDLBZDe10<> マミ「大変だよ…怪我もするし、恋したり遊んだりしてる暇もなくなっちゃうよ」

まどか「でも、それでもがんばってるマミさんに… 私、憧れてるんです」

マミ「憧れるほどのものじゃないわよ、私…無理してカッコつけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、今も二人を自分から引き離して…一人ぼっちで泣いてばかり、いいものじゃないわよ…魔法少女なんて」

まどか「…マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです、男君も、さやかちゃんも、ほむらちゃんも、…私もいます」

マミ「…そうね、そうなんだよね…ねえ、鹿目さん…本当に、皆これから私と一緒に戦ってくれるの?傍にいてくれるの?」

まどか「はい、私なんかでよかったら…」

マミ「参ったなぁ、まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのになぁ…やっぱり私、ダメな子だ…さっきも二人を…」

まどか「マミさん…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:05:53.21 ID:ehhp8NZt0<> マミ「でもさ…せっかくなんだし、願いごとは何か考えておきなさい」

まどか「せっかく…ですかねぇ、やっぱり」

マミ「契約は契約なんだから、モノはついでよ…億万長者とか、素敵な彼氏とか、何だっていいじゃない」

まどか「いやぁ…その…」

マミ「じゃあ、こうしましょう…この魔女をやっつけるまでに願いごとが決まらなかったら、 その時はキュゥべえにご馳走とケーキを頼みましょう」

まどか「ケ、ケーキ? 私、ケーキで魔法少女に?」

マミ「そう、最高におっきくて贅沢なお祝いのケーキ…それで、みんなでパーティするの、私と鹿目さんの…いえ、皆で魔法少女チーム結成記念よ」

まどか「ケ、ケーキか…」

マミ「嫌なら自分で考える♪」

まどか「は、はい…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:14:00.49 ID:wS7wlJvP0<> 魔女結界、最深部

さやか「まどか!マミさん!」

まどか「さやかちゃん!大丈夫!?」

さやか「平気平気、退屈で居眠りしちゃいそうだったよ」

QB「アレが今回の魔女だよ!」

あら、ちっちゃくて可愛らしいわね…でも、容赦はしないわよ?

QB「気を付けて…仕掛けてくるよ!」

マミ「オッケー、わかったわ…今日という今日は速攻で片付けるわよ!」




体が軽い…こんな幸せな気持ちで戦うな んて初めて!もう何も怖くない!
私、一人ぼっちじゃないもの!

私は使い魔を撃ち落とし、そのままリボンで魔女を拘束する

マミ「お待たせ…せっかくの所悪いけど、一気に決めさせて…もらうわよ!」





マミ「ティロ・フィナーレ!!」




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:18:23.13 ID:mK8S3hwU0<> 私の放った砲撃は、魔女にクリーンヒットする

さやか「やったぁ!」

ふう…これで一段落ね

私は興奮を押さえる為にも、ハーブティを出して一口飲む…うん、落ち着くわね

まどか「…!?マミさん!後ろ!!」

? 何かし…ら…





後ろを向いたその先には、巨大な口が、迫っていた


ドスッ!

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/14(金) 15:19:03.14 ID:xtcBP5YIO<> 退魔の剣ってもう完全にアレンじゃねえかwwwwww <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:27:47.39 ID:0Cmrst3c0<> 少し遡り、男視点

男「…よし!」

試行錯誤し、なんとか二人を拘束するリボンを斬る

ほむら「ふぅ…急ぐわよ! 魔女の居場所なら気配で分かるわ…付いてきて!」

男「ああ!」

俺はほむらの案内で結界最深部に向かう

ほむら「くっ…!遠い!」

男「まだか!?まだなのか!?」

ほむら「静かにして!気が散る!」

男「っ!…くっ!」

俺はとにかくほむらの後ろを抜かさない様に出来るだけ速く走る

そして、一直線の道に出た

ほむら「この先、真っ直ぐよ!」

俺はその言葉を聞いた瞬間、一気に加速しほむらも抜いて最深部へと突っ込む

道が開けた先、巨大な魔女はマミさんを喰らう寸前で…

まどか「お、男君!?」

男「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」ブゥン!

俺は加速した勢いで、全力で剣を投げる、そして…


ドスッ!


魔女を、貫いた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/14(金) 15:31:17.93 ID:NZMJDhdpo<> 声に出してワロタww <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:55:15.00 ID:bDLBZDe10<> >>295
いつも剣だけじゃ分かりにくくなってしまうので、退魔の剣に固定しました

まだだ!まだ終わってない!

男「マミさん!早くそこから引いて!」

マミ「あ…ああ…」

…!駄目だ!腰が抜けたのかそこから動けない!

魔女は貫かれたまま再度マミさんに食らい付こうとして…

ボン!

爆発する

男「ほむら!」

さやか「て、転校生!?」

さっきのダメージでかなり弱ってたのか、そのまま魔女は倒れ、消える

まどか「た、倒したの…そうだ!マミさん!」

まどかはマミさんに近付く

マミ「あ…鹿…目…さん…ああ!魔女が!魔女が!」

まどか「落ち着いてください!魔女はもう倒しました!」

マミ「倒した…?誰…が?」

まどか「…ほむらちゃんと男君が、です」

マミ「男…君、達が…」ガクッ

さやか「マミさん!」

QB「…大丈夫、気を失っただけだよ」

ほむら「…でも、彼女はもう戦えないわ…心が折れてしまってる…」

男「そう…か」

さやか「……あんたが…」

ほむ男「…?」

突如、さやかがほむらを睨み付ける

さやか「あんたが悪いんだ!あんたがもっと速く着いてればこんな事にならなかった! 」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

ほむら「…ごめん…なさい」

さやか「ごめんなさいで済むか!そうだ!どうせワザとなんでしょ!? マミさんが邪魔だから戦えない様にしたんでしょ!?」

男「さやか…!」

さやか「男もそうだよ!あんたもこんな奴と来ないでさっさと来れば…!皆あんた達が悪いんだ!!」


まどか「…っ!」



パァン!


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/14(金) 15:56:20.67 ID:bDLBZDe10<> さやか「…えっ?」

まどか「………」

男「…まどか?」

まどかが、さやかをビンタした

まどか「さやかちゃん!いい加減にしてよ!」

さやか「まど…か…?」

まどか「二人は動けなかったんだよ!? なのに全部二人のせいにするなんてそんなの絶対おかしいよ!」

さやか「動けなかっ…た?」

マミ「…そう、よ」

男「マミさん!?」

マミさんが目を覚ました?

マミ「二人は…私の、我が儘で…動けなくしちゃっ…たの…私が、悪いの」

ほむら「…いいえ、貴女は悪くないわ…」

マミ「暁美…さん…?」

ほむら「悪いのは、来るのが遅かった私よ…」

男「いや、二人は悪くない…悪いのは、俺だ…」

さやか「…男」

男「俺が落ち着けば…もっと落ち着いて拘束を斬れば…もっと速く…!」

QB 「…話してるとこ悪いけど、早くグリーフシードを回収したいんだけど」

ほむら「…チッ…分かったわ」

ほむらはグリーフシードを拾い、穢れがかなり溜まったマミさんのソウルジェムの穢れを吸いとり、インキュベーターに投げる

QB 「きゅっぷい」パク

そして結界が消え、気付いた時には病院前にいた

男「…とりあえず、マミさんの家に行こう…マミさんを寝かせたい」

さやか「…うん」

俺はマミさんを背負う

マミ「ありが…とう」ガクッ

そしてマミさんは再度気絶する

俺達は、意気消沈のままマミさんの家に向かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/09/14(金) 15:59:28.05 ID:w6dXpzdh0<> はい、今日はここまでです…いつもと違い暗い話です
こういう形でマミさんを生き残らせ、そしてしばらく退場してもらうのは最初から決めてました

もしかしたらマミさんファンの方はこういう結果は気に入らないかもしれません、ご了承ください
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/14(金) 16:06:02.07 ID:NZMJDhdpo<> 乙!ここまでで一番笑った
このSSから丸太島的センスを感じる。期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/14(金) 16:09:01.78 ID:xtcBP5YIO<> 彼岸島とかいうからもうそうにしか見えなくなって来た <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/14(金) 16:37:20.22 ID:yX49l8ZTo<> >もしかしたらマミさんファンの方はこういう結果は気に入らないかもしれません

いや、むしろ安心した
というわけで、マミさんの看病は俺に任せてくれ
あと、さやかェ・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/14(金) 19:03:52.76 ID:/mJxy3Vq0<> 死んだり魔女化するよりマシ。杏子との関わりが見れそうだから別にいいや


そして安定のさやクズェ・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/15(土) 08:33:03.93 ID:gHT03G0IO<> さやかちゃん、まずはごめんなさいしないと・・・
マミさんはマミさんで信用しすぎだし足して2で割るくらいがちょうどいいのかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/09/15(土) 13:13:05.62 ID:QmrxYh2+o<> まずは乙
生存はうれしいが魔法少女の真実を受け入れられるか、がまだあるからなぁ

そしてマミさんを背負えるなんて、男は爆発するべきです <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 13:54:22.11 ID:b8Pfr08r0<> 昨日は「明日は休日だから夜更かししちゃえ!」と4時に寝て、目が覚めたら6時だった>>1です、休日ぐらいゆっくり寝たい…

再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 14:13:04.41 ID:AhNGS/gK0<> マミホーム

男「よっ…と」

俺はマミさんをベッドまで背負い、寝かせる

まどか「…マミさんは、大丈夫?」

男「ああ、怪我もしてないしな」

まどか「良かった…」

さやか「…………」

ほむら「………」

皆落ち込んでるが、一際さやかが落ち込んでる
やっぱりさっきの事だろうか?

ほむら「…さっきも言ったけど、巴マミにとってアレはかなりのトラウマになってしまったわ」

男「…だな、正直もう戦えないだろう…」

さやか「…………」

まどか「そう…あ、さっきはごめんね、さやかちゃん」

さやか「…いや、私もいくらなんでも言い過ぎたよ…」

そしてさやかは俺とほむらの方を見る

さやか「あ、あの…さっきは…ごめん…気が動転して…訳分かんなくなっちゃって…」

男「いや、俺もさやかと同じ立場になったら同じ事を言ってしまうだろう…それよりも、遅れて済まなかった…」

ほむら「…私も、もう少し早く走れば、なんとか間に合ったかもしれないわ…ごめんなさい」

さやほむ男「…………」

皆が皆謝り、更に空気が沈んでいく

マミ「う…ん…」

まどか「あ!マミさん!」

マミ「鹿目さん…皆…ここは?」

男「ここはマミさんの家です」

マミ「そう…ごめんね皆、もしかしたら分かってしまったかもしれないけど、私はもう戦えないわ…頭では分かってるのに、体と心が拒否するのよ…二人とも、さっきは拘束してごめんなさい」

ほむら「貴女は何も悪くないわ、早く走れなかった私が悪いのよ」

男「いや、俺が早く動けるようにすれば…」

マミ「うーん…じゃあこうしましょ? 三人とも悪いと思ってるなら罪も三等分しましょ?」

ほむら「三等分?」

マミ「ええ、三人の失敗なんだからその重さも三等分、それで公平よ」

男「…分かりました、じゃあ改めて…」

マミ「そうね、暁美さんもいい?」

ほむら「ええ、じゃあ…」

マミほむ男「ごめんなさい!」

マミ「…フフ♪」

男「…ハハ」

ほむら「…クスッ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 14:24:16.58 ID:Ku1Hc+yF0<> マミ「あ、鹿目さん…あの約束、守れなくてごめんなさい?」

約束…? ああ、魔法少女コンビの話か?

まどか「いえ、気にしないでください…マミさんはゆっくり休んでください」

さやか「約束がなんの事か分からないけど、まどかの言う通りです…今は休んでください」

マミ「ええ…お言葉に甘えさせてもらうわ」

QB「…さて、正直マミはこれで戦力外だね、正直今のマミは魔女との戦いにおいて一般人クラス…動けなくなる分それ以下かもね」

さやか「キュゥべえ…! もう少し優しく言えないのかアンタは!」

マミ「…良いのよ、キュゥべえの言う通りだし…今の私はなんの役にも立たないわ」

ほむら「………」

男「………」

俺とほむらは何も言えない、その通りだからだ
今のマミさんは魔女との戦いに出しても正直邪魔だ、ここで休んでもらうのが一番だろう

ほむら「…本来なら病院に連れてあげたいけど、魔女は人の不幸なんかを餌にするから怪我人が沢山いる病院は寧ろ危険ね…ここにいてもらうしか無いわ」

マミ「…ここでも大丈夫よ、魔女とかが寄り付かない様に結界ぐらいは張れるわ」

ほむら「そう…」

マミ「でも、正直この町を守れるのは二人だけじゃ不安ね…二人は信じてるけど、人数的な穴はどうしようも無いわ」

さやか「…………」

QB「…………」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/15(土) 14:28:11.45 ID:tABjSjiM0<> さやかだめだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
って、マミさんはあんなに広い見滝原を一人で守ってきたじゃないですかー <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 14:42:40.92 ID:8gzcTohO0<> マミ「…それは後で考えるとして、とりあえず今は一人にしてもらえる? 考えたい事もあるし…」

男「あ、はい…皆、とりあえず俺の部屋に行こう」

まどか「うん…マミさん、あまり無茶しないでくださいね?」

さやか「そうですよ、マミさんが無茶して怪我されると、私達も悲しいですか ら」

ほむら「…時々、グリーフシードを持ってくるわね」

男「後でコーヒー持っていきますね」

マミ「ええ…皆ありがとう」

ガチャ

バタン

そして、皆で俺の部屋に入る

男「…コーヒー、淹れるな」

ほむら「いえ、私が淹れるわ」

さやか「転校生が? …でも男も言ってたけど下手なんじゃ…」

ほむら「………キッ」

男「い、いや…すまん、でも本当に大丈夫か?」

ほむら「大丈夫よ、問題ない」

そのセリフ、フラグだぞ?


結果、薄かった


ほむら「…ごめんなさい、前回粉を入れすぎたから量を減らしたんだけど…減らし過ぎたわ」

男「…何回か淹れる内に慣れるさ」

さやか「…私は苦いの苦手だから大丈夫だよ!」

ほむら「…ごめんなさい、美樹さやか」

さやか「…さやか」

ほむら「え?」

さやか「さやかで、良いよ…一々フルネームだと堅苦しいしね…それと「ごめんなさい」じゃなくて「ありがとう」じゃないの? 「ほむら」」

ほむら「…ごめん…いや、ありがとう、さやか」ニコッ

さやか「…おお、ほむらの笑顔なんて初めて見たよ」

ほむら「…そうだったかしら?」

まどか「うん、いつもキリッとしてて、笑顔は見た事無かったかな…」

ほむら「そう…私、しばらく笑って無かったのね」

一応、俺は昨日ほむらの笑顔を見たがな…フフン

ほむら「(あの事言ったら撃つわよ)」

男「(…分かってるよ、アレは二人の秘密だ)」

やっぱり俺は顔に出るのかな…

男「…そろそろ、マミさんにコーヒー届けてくるよ」

まどか「あ…いってらっしゃい」

ガチャ
バタン




さやか「…そういやキュゥべえの奴いないなぁ(少し、話しておきたい事があったんだけどなぁ)」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 14:54:29.70 ID:T/tkN50h0<> 少し遡り、マミ視点


バタン

マミ「……ふぅ」

皆は男君の部屋に向かっていった

マミ「………私は今、一人ね」

私の部屋は、キュゥべえもいつの間にかいなく、本当に一人だった
最近は鹿目さんや美樹さん、男君も良く家に来て、少し賑やかになっていた

マミ「…もしかしたら私、一人ぼっちが寂しくて二人を魔女退治に誘ってたのかな?」

私は今まで誰にも相談せず、なるべく巻き込まない様に人に関わらず一人で戦ってきた

でも、最近皆が帰った後、いつも思う

一人ぼっちって、こんなに寂しいんだなって…

マミ「…やだ、泣きそう…私はもう泣かないと決めたんだけどなぁ…」

目に涙が溜まってくる…ちょっと我満出来ないかな…

ピンポーン

しかし、チャイムの音で涙が収まる

<すいませーん、コーヒー持ってきました

マミ「…男君ね、開いてるわよ!」

ガチャ

男「お邪魔します」バタン

マミ「コーヒー、ありがと」

男「いえいえ…今回はほむらが淹れたんですよ」

マミ「暁美さんが…後でありがとうって言ってもらえる?」

男「はい」

マミ「じゃ、頂きます……薄い、わね」

男「…ほむらはまだ不慣れですから…」

マミ「でも、温かいわ…」

男「…マミさん?」

マミ「あら、何?」

男「…泣いてるん、ですか?」

マミ「え?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 15:10:36.54 ID:tZTVLl0c0<> 私は慌てて、目元に触れる…確かに、私は泣いてる

マミ「あ、あらやだ…なんでかしら…ちょっと待ってね?」

私は顔を反らして涙を止めようとしたが…

ポスッ

マミ「…え?」

男「…泣いて、いいんですよ?」

いつの間にか、私の顔は男君の胸に包まれてた

マミ「で、でも…」

男「いいんです、我満しなくて…泣きたい時には泣いていいんです」

マミ「…うっ…うぇぇぇ…!」

私は泣いた、初めて父さん以外の胸の中で泣いた

マミ「私、小さい頃、お母さんと…お父さんを、うっ…亡くして…ひっく、私、助けてってキュゥべえと契約して…私だけ助かって…うぇ…」

男「…はい」

マミ「一人ぼっちで…辛くて…でも誰にも頼れなくて…うっ…それを忘れるみたいに魔女とたくさん戦って…ひっく…」

男「はい」

マミ「でも…男君や鹿目さん…美樹さんに出会って…ひく…男君とは友達になって…皆といるのが楽しく、なって…うぇ…」

男「はい」

マミ「でも…皆と別れた後…とても辛くなって…寂しくなって…お母さんとお父さんの事思い出して…うっ…」

男「はい」

マミ「でも、人前で…言えなくて…泣けなくて…とても…とても…辛かった…!」

男「…マミさんは、もう一人ぼっちじゃないです」

マミ「…!」

男「まどかも、さやかも、ほむらも、…俺もいます…決して、一人ぼっちじゃないです」

男君も…鹿目さんと…同じ事…

マミ「…私…ひっく…一人ぼっちじゃ…ない?」

男「はい」

マミ「…う…ひっく…うぇぇぇぇぇ…ぇん…ひ、ひ、うわぁぁぁぁぁん…!!」

男「……」ポンポン

私は、この後一時間ほど泣き続けた
もう…一人ぼっちじゃないんだね…?皆が…いるんだよね…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 15:20:09.44 ID:D43QSdAA0<> 同時刻、どこかの屋上

そこには、赤毛の少女とQBがいた

QB「でね、マミはもう使い物にならないんだ」

?「へぇ…アイツも案外脆いなぁ、魔女に殺されそうになるなんて、いつもの事じゃん?…で、誰も魔法少女がいなくなったから私に来いって事?」

QB「…実は、魔法少女はもう一人いるんだ」

?「はぁ? 一つの町に二人も魔法少女がいたって言うのかい?」

QB「うん、しかもイレギュラーさ…僕にもその子といつ契約したか分からないんだ」

?「なんじゃそりゃ…」

QB「更に、飛びっきりのイレギュラーがいる…魔法少女でも無いのに強力な魔力をもつただの人間がいるんだ」

?「…本当に、なんじゃそりゃ…ただの人間だって言うのに魔女と戦ってんのかい?」

QB「うん、並大抵の魔女じゃ一撃だろうね…なんせマミを殺しかけた強力な魔女を一撃で瀕死に追い込んだんだから」

?「ふーん…そりゃ凄いな…でも難しく考える必要は無いね」



?「だって、吹っ飛ばしちゃえばいいんでしょ? そのイレギュラーって奴等をさ…」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/15(土) 15:22:53.88 ID:D43QSdAA0<> はい、謎の少女(笑)が登場した所で今日はここまでです

目の前に泣いてる女の子がいたら、黙って話を聞いてあげて、ただ相槌を打って、背中を優しく叩いてあげるべきだと思います

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/15(土) 15:24:57.73 ID:rcveiEA+o<> 剣が折れて丸太に持ち替えると聞いて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/15(土) 15:50:39.94 ID:Y2tyn8ab0<> 乙。

そうだな、辛いときは思い切ってぶちまけた方が楽になるって言うし。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/15(土) 17:01:38.27 ID:Z+a6x1edo<> >>315
※ただしイケメンに限る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/16(日) 01:01:47.21 ID:CjuGghQCo<> >>318
もう全部台無しだよwwww台無しだよ・・・ <>
◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/09/16(日) 11:28:55.42 ID:/W6qBAHSO<> 申し訳ありません、携帯の契約が切れてしまいました
このレスは妹の携帯で書いてますが、契約し直すまで投稿出来ません
ご了承ください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/16(日) 11:30:22.06 ID:Am9WAGoHo<> どう言うことなんだ
料金未納ってことか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/16(日) 13:48:23.58 ID:IDiEfg9mo<> なんと!!
またしても予想の斜め上をいく展開!!
期待してるから完結させてくれよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/16(日) 15:20:35.79 ID:kR8tUULIO<> ここに丸太があるぞ!
これで書くんだ! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 12:49:37.53 ID:Wkx849yl0<> やっとお金払えました、貧乏辛いデス
二日ぶりに書くので少しペース遅くなるかもしれません
再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:05:13.34 ID:ZncwLBsa0<> 一時間後、マミほーむ

男視点

マミ「恥ずかしい所、見せちゃったわね」

男「構いませんよ、また泣きたくなったら言ってください…いつでも胸貸しますよ」

マミ「…ありがと、でも今回の事は皆には内緒ね?」

男「分かりました、これは二人だけの秘密です」

マミ「…お願いね?(二人だけの秘密…なんか神秘的で素晴らしいわ)」

男「では、そろそろ自分の部屋に戻りますね…皆も待ってるだろうですし」

マミ「あ、ごめんなさい…私が大泣きしちゃったから…」

男「だから気にしなくて良いですって…それでは、お邪魔しました」ガチャ

バタン

…マミさんは辛い事を溜め込むというより、吐き出す先が無かったんだよな
でも、皆もいるしもう大丈夫だろ

男「ただいまー」ガチャ

まどか「あ、おかえりなさい…」

ほむら「…遅かったわね、何かあったの?」

男「まぁ、少しマミさんと話し込んじまってな」

さやか「少しって…一時間も?…? アレ?なんで胸の辺り濡れてるの?」

おっと、ちょうどマミさんの頭があった所が濡れてしまってる

男「いや、まぁ…さっきマミさんの家で御手洗い借りてさ…手を洗う時うっかりな…」

ほむら「…そう(巴マミが男の胸の中で泣いたって所かしら…相変わらず優しいわね)」

まどか「大丈夫?」

男「大丈夫だ、これぐらいならその内乾く」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:12:49.88 ID:FP5nrV8g0<> さやか「ふーん…あ!もうこんな時間だ!」

まどか「え!?ついこの間パパに注意されたばっかりなのに!」

さやか「は、早く帰るよ!お邪魔しましたー!」ガチャ

まどか「あ!待ってよさやかちゃん! お、お邪魔しました!」バタン

ほむら「…慌ただしいわね」

男「ほむらはどうするんだ?」

ほむら「少し話したい事もあるし、まだ帰らないわ」

男「分かった、…で、話とは?」

ほむら「もう分かってるでしょ?」

男「…ああ、マミさんの事と、これからの事だな」

ほむら「ええ、巴マミは何とか峠を越えたって所かしら」

峠って…まあ精神的には重症か

男「ああ、皆もいるしとりあえず絶望する可能性は低いな」

ほむら「そうね、…後はこの町の戦力ね」

男「…マミさんが戦えなくなった分、恐らく新しい魔法少女が来ると思う」

ほむら「ええ、あの子ね」


男ほむ「「佐倉杏子」」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:20:57.18 ID:ZktFAO7k0<> ほむら「あの子はいままでの時間軸からの統計を考えると、もっとも仲間になりやすいわ」

男「杏子はなんやかんやで人をほっとけないしな…でも、もしかしたら縄張り争いを引き起こすかもしれないな」

ほむら「そうね…今までの時間軸でも魔法少女になった美樹さやかと一騎討ちして、美樹さやかのソウルジェム…確率は低いけど佐倉杏子のが壊される時もあったわ」

まじか、まあさやかもセンスはあるようだしな…アニメでも初心者なのに結構戦えてたし

男「それは…最悪のパターンだな」

ほむら「今はまだ美樹さやかは魔法少女になってないけど、時間の問題ね…魔法少女になる確率は非常に高いわ」

男「…上條恭介の腕を治す、という明確な願いもあるしな」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:34:21.96 ID:6sRmcbKX0<> ほむら「…美樹さやかは、上條恭介と上條恭介のバイオリン…どちらの方が好きなのかしらね」

男「…多分上條の方だと思うが、もしかしたらバイオリンかもな…」

ほむら「志筑仁美、だったかしら…あの子が上條恭介と付き合うのが原因で魔女化してしまうのよね?」

男「ああ、ていうかあの言い方卑怯だよな」

ほむら「卑怯?どういう事?」

男「アニメで見たんだがな…」

仁美『あなたは私の大切なお友達ですわ…だから、抜け駆けも横取りするようなこともしたくないんですの』

仁美『丸一日だけお待ちしますわ…さやかさんは後悔なさらないよう決めてください、上条君に気持ちを伝えるべきかどうか』

男「これってさ、「もし貴女が友達より恋を取って、私が告白する前に横入りや横取りしてでも気持ちを伝えたいなら伝えてください」って事だよな?」

ほむら「…そうね、美樹さやかは友達を裏切れないから…親友の先を越す事は出来ないわ」

男「もしかしたら、最初から告白出来なくするつもりなのかもしれないな」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:41:06.52 ID:Wkx849yl0<> ほむら「そう考えるとかなりの悪女ね…でも、天然でしょうね」

男「…だろうな」

ほむら「まあ、人の思考なんて読めないものよ…それよりも…」

男「いかにさやかを魔法少女にしないか、だな」

ほむら「そうね…やっぱりインキュベーターの奴を片っ端から撃つ殺すしか…」

男「さやかとまどか、マミさん達に嫌われたいなら勝手にしろ」

ほむら「……駄目?」

男「駄目だ、…そういえば、途中からインキュベーターの奴いなくなってたな?」

ほむら「巴マミを家には途中までいたわね」

男「ああ、まあいないならそれでいい」

ほむら「…そうね」

男「っと、もう夜中だな…飯食ってくか?」

ほむら「折角だから頂くわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:45:43.50 ID:TBGBcPxS0<> ほむら「…ごちそうさま」

男「お粗末様でした」

ほむら「…じゃ、そろそろ帰るわね」

男「送るか?」

ほむら「私は魔法少女よ、問題無いわ」ガチャ

男「…ん、分かった」

バタン

…さて、さやかを魔法少女にしない為にはやっぱり上條を諦めさせるべきか?
いや、さやかは頑固だからな…そう簡単には諦めないか
…でも、CDの事は言うべきだよな、告白の件はまだ先だ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 13:54:51.03 ID:657S0G5u0<> 次の日 学校放課後

さやか「うーん…!終わったぁー」

まどか「お疲れ様、…今日もCDショップ行くの?」

さやか「もちろん!」

男「あー…さやか、ちょっと良いか?」

さやか「うん?何?」

男「ちょっと話しておきたい事があるんだ…時間良いかな?」

さやか「話…?うーん、まあCDショップでの買い物に付き合ってくれたらいいよ!」

男「………ああ、構わないぞ」

まどか「あ、今日は男君も一緒に行くの?」

男「まあな」

まどか「うぇひひ、ちょっと楽しみかも」

さやか「じゃ、早く行こ?」

CDショップ

さやか「お、今日もレアCDはっけーん!」

まどか「良かったね、さやかちゃん」

男「…あー、出来ればそろそろ…」

さやか「あ、ごめんごめん…すぐ近くの喫茶店で大丈夫?」

男「大丈夫だ、問題ない」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 14:06:49.13 ID:ZktFAO7k0<> 喫茶店

さやか「で、話って何? このスーパー中学生さやかちゃんになんでも言ってみなさい!」

男「…もしかしたら、この話はさやかに対して失礼かもしれないし、怒るかもしれないが…」

さやか「大丈夫だよー、そんな簡単に怒らないよ」

男「…じゃあ言うぞ?…上條の事なんだが…」

さやか「…恭介がどうしたの?」

男「正直に言うぞ、上條にCDを渡すのはもう止めた方が良い」

まどか「…え?」

さやか「……なんで、男にそれ言われるの?なんか理由あんの?」

男「…なぁ、もし自分の大好きな事をとある理由で出来なくなって、それを目の前で見せつけられたらどんな気分だ?」

さやか「………それが今の話となんの関係があるのさ」

男「質問に答えてくれ」

さやか「…出来なくなったのに目の前でされたらか…そりゃあ羨ましいし悔しいかな?「自分はやりたくても出来ないのに」って…」

まどか「……あっ」

男「まどかは気付いたようだな」

さやか「え?どういう事?」

まどか「…あのね、もしかしたら上條君もバイオリン弾けないのに、目の前でバイオリンのCD聞かされたら…辛いんじゃないかな…?」

さやか「…どういう意味さ?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 14:20:10.23 ID:ZktFAO7k0<> 男「…腕が動かないのに、他人の弾いたバイオリン聞かされてさ、…「自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて、もう嫌だ…弾きたいのに弾けない、」…と、思ってるかもしれないんだ」

さやか「あっ……あ、あんたに恭介の何が分かるのさ!」

まどか「さやかちゃん!落ち着いて!」

さやか「バイオリンのCD聞けば、また弾きたくなってリハビリ頑張れて早く治るかもしれないじゃん!あんたは恭介に早く腕治るなって言いたいのか!?」

男「…治せない」

さやか「っ!?」

男「今の医学じゃ治せないんだよ!!」

さやか「な…治せない…?」

ザワザワ…

男「あ…すまない、ついカッとなっちまった…」

さやか「ね、ねぇ…治せないって、どういう事?」

男「…言葉通りの意味さ、上條恭介の腕は、今の医学じゃ治せない」

さやか「な、なんで男がそんな事を…!?」

男「理由はまだ話せない、でも…もう弾けないバイオリンのCD聞かされる奴の気持ち、分かってやってくれ…」

さやか「………ご、めん…少し、考えさせて…」

まどか「さやかちゃん…」

…これで良い、さやかは現実から目を反らしがちだ…現実に立ち向かえるようにならなくてはいけない… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 14:25:10.47 ID:bu7mt5gw0<> 今日は異常です
男は基本的にさやかに厳しいですが、これもさやかの為を思っての行動です

さやかは思い込みが激しい方なので、上條に対しても「好きなCD聞かせれば、元気出るよね?」と思っての行動ですが、実は喜ばせるとは正反対の行動をしてしまいます

さやかは第一印象で「こいつは心からの悪人だ!」と決め付けがちで、ほむらなどもまともに話もしないまま完全に悪人と決め付けてしまいました
でも、話せば分かってくれる子です、話せれば

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/18(火) 14:26:23.45 ID:1uPxolFIO<> あれ、これ契約しちまう様にしか見えないけど <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/18(火) 14:29:27.00 ID:bu7mt5gw0<> >>335
書き終わった後に思いましたが、確かに魔法少女直行ルートに見えますね…
ま、それはこれからの話で分かると思います…次回はさやかが主役のような話ですし
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/18(火) 16:00:18.01 ID:iaKcMZ8ao<> >>334
>話せばわかってくれる
だがイケメンに限る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/18(火) 20:53:31.80 ID:+wsIEwoCo<> さやかもう男の事信用しないんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/19(水) 00:30:19.56 ID:N/drZuLqo<> それでもまどかなら…! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/19(水) 08:33:05.57 ID:nYmktpVT0<> >>337
ヒント:主人公は基本決まってイケメン、そして俺たちは…… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga <>2012/09/19(水) 14:11:50.30 ID:D+QxqJCM0<> あー…駄目だ、気持ち悪くて吐き気がする
今日は体調が優れず、頭が回らないので今回はアンケートだけとります
実はこのSSは予定では全二章にしようと考えてまして、今はまだ一章なのです

しかし、二章までやると長すぎではないかと最近考えるようになりました

なのでアンケート

1 二章までやる

2 一章で終わらせる

この二つから選んで数字で答えてください
2の場合多少終わりかたが無理矢理になるかもしれませんが、1の場合2の倍時間が掛かります

とりあえず明日再開するまでの間までに集まった票で決めます

では、お願い致します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<><>2012/09/19(水) 14:35:31.19 ID:vexYIMe2o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/19(水) 15:22:28.12 ID:DAnmyz0I0<> 1
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 15:43:14.80 ID:R3U4KdRIO<> どうせ長くなるのが常の板だよ

1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 16:28:13.06 ID:y+u2sPkIO<> >>344
それを言うなら板の常じゃね?www

対ワルプルギスまでが1章なら1だな、そうじゃないなら2で。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/19(水) 17:03:56.68 ID:rwt/6CD+0<> >>345と同意見。

かずみ勢とのからみも見たいが男っていうか>>1が知らなさそうなので過度の期待はしない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 17:05:31.46 ID:R3U4KdRIO<> どこまでかがわからない以上なんとも言えない <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/19(水) 18:22:03.61 ID:7peweaoH0<> あ、すいません…何処までが一章なのか分かりませんよね
とりあえずワルプルギスの夜戦を含めて一章で、二章はその先の話です

申し訳ありませんが、ここからまたアンケートをやり直します
では、お願い致します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/19(水) 18:25:29.10 ID:vkVI7Dy+o<> そういう事なら1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/19(水) 18:25:44.06 ID:rwt/6CD+0<> なら1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 18:35:26.61 ID:WRcnPofIO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/09/19(水) 18:49:16.70 ID:gybwgP4+o<> 長い方が良い

1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 18:51:18.39 ID:9EWUqj6IO<> うむ、そういうことなら1だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/09/19(水) 19:26:51.02 ID:nYmktpVT0<> 面白いものは長く読みたい性分なんで1。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/09/19(水) 21:48:55.14 ID:X2BZl8svo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 22:52:49.13 ID:aJ+S8Ljv0<> パート化バッチコイだから1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2012/09/20(木) 00:09:44.44 ID:HWTUHX7K0<> 1 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 12:29:31.17 ID:y7eEjr870<> 1…圧倒的1…!!
というわけで1の「二章までやる」に決定しました
正直2が集まるかなーっと思ってましたが、ここまで1が多いなら今まで以上に頑張れますね

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 12:39:23.35 ID:dimRb/od0<> さやか視点

恭介の腕が、治らない?
正直信じられないというか、信じたくない
でも男の事は信頼出来るし嘘ついてるとは思えないし、思いたくもない

もし本当だとしたら…私、今まで恭介に酷い事を…!

まどか「…さやかちゃん、大丈夫?」

さやか「…うん、何とか落ち着いてきた」

男「…で、さやかはどうするんだ?」

さやか「正直ね、信じたくないなーって言うのが本音」

男「…………」

さやか「でもね、男は嘘をつかないだろうなーっていうのもあるんだ」

男「」グサッ

まどか「(?なんだろ、今変な音が男君から…)」

さやか「…だからね、すっごく怖いけど…恭介の担当の医者さんに聞いてみるよ」

男「そうか、なら後はさやか達の問題だ」

さやか「うん…さっそく行ってくるよ!」

まどか「(…頑張ってね、さやかちゃん)」

私は席を立ち、喫茶店を出る
…もし本当なら、私はどうしたら良いんだろ?



男「…アイツ、自分の飲んだ分の金払わないで行きやがった…」

まどか「わ、割り勘にしよ?ね?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 12:43:41.61 ID:H3RLC8IRo<> 1だろ何という厨2力だ… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 12:48:27.63 ID:z0b+w+xv0<> 病院

私はいつもよりずっと早く歩いてる
病院だからゆっくりと歩こうと頭では思っても、体が先へ先へと進む

…いた、恭介の担当の医者さんだ

さやか「あの…すいません、上條恭介君の担当のお医者さんですよね?」

医者「君は…ああ、いつも恭介君のお見舞いに来てくれてる人だね?」

さやか「はい、…あの、恭介の腕の事で聞きたい事が…」

医者「…ここじゃアレだ、こっちで話そう」

私は医者さんに連れられ空いてる病室に入る

空き病室

医者「で、恭介君の腕の何を聞きたいんだい?」

さやか「………はい、あの、もしかしてですけど…恭介の腕は、もう…」

医者「…何処で聞いたかは分からないけど、多分君の考えてる通りだ」

さやか「っ! …じゃあ…!」

医者「今の医学じゃ、恭介君の腕は治らない」

さやか「……!!」

男の、言った通りだ

さやか「…恭介はこの事を?」

医者「…うん、知ってるよ…精神的に落ち着いた頃に伝えた」

さやか「…分かりました」

医者「…会うかい?」

会う…会って、どうするんだろ?
なんで言わなかったか問い詰める? 今までの事をしっかり謝る?

…いや、ここに来る前から、多分知らない内に前から決めていた



さやか「…会います」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 13:05:23.45 ID:N6T3c8KZ0<> 恭介の病室

さやか「…失礼します」ガララ

恭介「あ、さやか…またお見舞いに来てくれたのかい?」

さやか「う、うん…」

恭介「…どうしたんだい?いつもみたいな元気が無いけど…」

さやか「…あのね、今日は恭介に謝らないといけない事があるんだ」

恭介「…謝らないといけない事?」

さやか「……恭介の、腕の事、知っちゃった」

恭介「っ!? 何処で、それを?」

さやか「…恭介の担当の医者さんに…でも、医者さんは悪くないよ!私が無理矢理聞き出して…!」

恭介「……じゃあ、さやかは知ったんだね?僕の腕が治らない事…」

さやか「……う、ん…」

恭介「…じゃあ、今までしらなかったんだね?」

さやか「う、うん…」

恭介「…さやか?…泣いてるのかい?」

さやか「え? ホ、ホントだ…あれ?あれ?」

恭介「…さやか」

あれ?なんでだろ?止まらないよ? …止まれ!止まれって言ってんだろ!止まれって、言ってるのに…!

さやか「…ひっく…ゴメン、ね…?」

恭介「…さやか?」

さやか「私、恭介に酷い事してた…ぐすっ…恭介はもう聞きたくないはずなのに、私…これじゃ、いじめと変わらないよ…!」

恭介「………」

私は、心に浮かんだ事を心のままに次々と声に出す

さやか「ゴメンね…?ゴメンね…? 今まで恭介に、辛い思いさせて、ゴメンね…?」

さやか「ゴメンね…ゴメンね…本当に、ゴメンね…!」

恭介「……」ナデナデ

恭介は優しく私の頭を撫でてくれる
そしたら、さっきまで我慢してたのがいきなり溢れ出して…

さやか「…う、うわぁぁぁぁぁん…!ゴメンね…、ゴメンね…うわぁぁぁぁ…ん…! 恭介の気持ち、分かんなくて、ゴメン、ね…うえぇぇぇぇぇん…!」

恭介「………」ナデナデ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 13:21:29.59 ID:5DIGVVcC0<> 30分後

恭介「…落ち着いたかい?」ナデナデ

さやか「…うん、ゴメンね、いきなり泣いちゃって…」

恭介「…大丈夫だよ、さやかが僕の為に一生懸命になってくれてたって分かっただけでも凄く嬉しいよ」

さやか「…ありがとう…」

やだ、今私すっごく顔が熱い…

恭介「…?なんか頭熱いけど…熱でもあるのかい?」

さやか「い、いや?なんでも、ないよ?」

恭介「…?なら、良いけど…」

さやか「…でもさ、恭介はさ、音楽、諦めちゃうの?」

恭介「…それなんだけどね、入院中何度も何度も諦めよう、諦めようって考えたんだけど…やっぱり諦められなかった」

さやか「…じゃあ、どうするの?」

恭介「…幸い左手と両足はリハビリすれば動くらしいんだ、…それでね、指揮に、挑戦しようと思ってるんだ」

さやか「指揮?」

恭介「うん、指揮なら僕の大好きなバイオリンを間接的に動かせるし、それに昔から一度やってみたかったんだ」

さやか「それだよ!恭介なら指揮だって完璧にこなせるよ!」

恭介「そうかい?」

さやか「そうだよ!恭介の音楽の才能は誰よりも私が保証するよ!」

恭介「…さやかのお墨付きか…なんか、絶対出来るような気がしてきたよ」

さやか「へへん、私の言葉は色んな人に自信を持たせるのだ!」

恭介「本当だね、さやかの声は何よりも元気が出るよ」

さやか「さ、流石にそこまで言われると照れるな…あっ!もうこんな時間だ!そろそろ帰らなくちゃ…!また明日ね!」

恭介「…うん、また明日」

ガララ
バタン

医者「…もう、良いのかい?」

さやか「はい!言いたい事言ってスッキリしました!」

医者「…そうか、これからも恭介君のお見舞いに来てくれてるかい?」

さやか「はい!勿論です!ありがとうございました!」

指揮かぁ…!恭介なら、絶対に成功するよね!


ガララ

恭介「あ、医者さん…」

医者「…良い彼女じゃないか、これからも手放すんじゃないよ?」

恭介「か、彼女なんかじゃないですよ!ただの幼馴染みです!」

医者「…フフ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 13:28:41.07 ID:dimRb/od0<> 帰り道

…でも、恭介だってまたバイオリン弾きたいに決まってるよね

…キュゥべえに頼んで、願いで治させる?
いや、それは男に対しての裏切りになるだろう、それに……怖いしね

…確か今の医学じゃ治らないんだったな…そうだ!この手があった!

私は直ぐ様まだ空いてる本屋に直行し、ある本を探す

さやか「えーと…あった!」

その本のタイトルは




【家庭で学べる医学の勉強】



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 13:33:53.29 ID:Q8F6ViDR0<> 見滝原町の町外れの丘の上

???視点

しばらく来てなかったけど、見滝原…やっぱり良い町だ

?「しかも、魔女の気配があちらこちらにありやがる…すっげぇ良い狩り場じゃねえか」

しばらく、グリーフシードには困らねぇな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/20(木) 13:36:27.37 ID:6gIX6FBi0<> はい、今日はここまでです

かなり無理矢理な展開でしたが、さやかと恭介にフラグが立ち魔法少女のフラグを無理矢理へし折りました
まどポの番外編の恭介は大好きです

そして、あの子が見滝原にやって来ました
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 13:58:56.52 ID:H3RLC8IRo<> あの子って一体誰なんだろうか(棒読み) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 14:37:04.63 ID:3gEni1qIO<> そうか、マミがダウンしたから来るのか
さやかに余計なこと言って契約フラグ再建しないといいんだけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 21:51:13.09 ID:ogKcrJJio<> 浅倉が脱獄してきたか、これは不味いね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 22:54:27.91 ID:GfEwfgPwo<> イライラするんだよ・・・! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 23:22:45.17 ID:hD/iTTM+o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 02:04:12.74 ID:dh6kiWvZ0<> 戦っても生き残れない! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 12:59:05.66 ID:7gUPYkJv0<> 今回はやっとあの子の名前が出てきます
それと、シナリオの都合上イベントの発生時間が前後します、ご了承ください
では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 13:01:23.86 ID:mNS+0Cclo<> 今日も厨2力を楽しみにしております <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 13:06:36.56 ID:D7EdyixIO<> 魔法少女だからちくしょう <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 13:13:58.62 ID:8p7riQ9F0<> 路地裏、とある魔女結界
男視点

今日も今日とてほむらと共に魔女退治

男「この結界、やたら使い魔が多いな」

ほむら「多分ここの魔女はあまり強く無いんでしょうね、だから数で攻めてくる」

男「なるほどな」

でも粗方片付いてきたな…っと、逃げようとしている使い魔がいるな

男「逃がさねぇよ」

俺は素早く使い魔に近付き、剣を降り下ろし…

ガキン

止められる

男「っ!」

赤く、まるで鎖のように伸びる槍…! もう来たのか!?
予定より幾らか早い!

?「見てわかんないの?ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ、グリーフシードを持ってるわけないじゃん」

ほむら「この声は…!」

男「しまった!使い魔達が…!」

残った使い魔達が逃げていき、結界が溶けていく…いや、今はそれよりも…!

ほむら「…邪魔しないでくれる?」

?「だからさぁ、4〜5人ばかり食って魔女になるまで待てっての、そうすりゃちゃんとグリーフシードも孕むんだからさ」

路地裏の奥から赤い髪の少女が歩いてくる

?「アンタ、卵産む前の鶏シメてどうすんのさ」


佐倉杏子…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 13:23:18.60 ID:dfu1oMBN0<> 男「…知ってるさ、だから魔女になる前に倒しとくんだよ」

杏子「…アンタ達さぁ、何か大元から勘違いしてんじゃない?食物連鎖って知ってる?学校で習ったよねぇ」

ほむら「…それがどうしたのよ」

杏子「弱い人間を魔女が食う、その魔女をアタシ達が食う…これが当たり前のルールでしょ、そういう強さの順番なんだから」

男「その弱い人間を食わせないのが俺達のやる事だ」

杏子「…まさかとは思うけど、やれ人助けだの正義だの、その手のおチャラケた冗談かますために…アイツと契約したわけじゃないよね?アンタ」

ほむら「…………」

男「生憎、俺はアイツと契約した訳じゃないんでな」

杏子「…ふーん、アンタらがアイツの言ってたイレギュラーって奴か…」

ほむら「やっぱり、アイツから聞いてたのね」

杏子「契約もしてない奴に遊び半分で首突っ込まれるのってさ、ホントムカつくんだわ」

うん、俺杏子も好きだけど遊び半分はイラッと来るな…今ならさやかの気持ち、分かるわ

男「…遊び半分かどうか、試してみるか?」

杏子「…へぇ、アンタ私とやる気? いいさ、ちったぁ頭冷やしてやるよ…シーロトが」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 13:39:27.48 ID:u4UzIRbr0<> ほむら「ちょっと、大丈夫なの? 相手はベテランよ?」

男「しょうがないだろ? まあなるようになるさ」

ほむら「…分かったわよ、まあ男なら心配無いわ」

どうやらほむらからはしっかり信頼されてるようで…さて、杏子に実力を「信頼」されなくちゃな

杏子「話は終わったかい?…じゃあ、行くよ!」シャァ!

杏子は素早く、そして真っ直ぐ槍を伸ばしてくる、俺はそれを避けるが…

杏子「甘いよ!」ドゴッ!

男「っ!!」

杏子は槍を柄の方から縮め、その勢いで蹴ってくる

男「…おー、痛てて」

杏子「…おっかしいなぁ、全治4ヶ月って位にはかましてやったはずなんだけど…」

おいおい、さやかの時より1ヶ月長いじゃねぇか…あん時は幾らか手抜いてたのか?

男「生憎、人よりずっと頑丈なんでね…」

こっちは神様特製のボディさ、そう簡単には負けねぇよ

杏子「…チッ、めんどくさぇな…ウゼェ、超ウゼェ」

男「すまねぇな、そう簡単には負けられねぇのさ」

杏子「…つうか何?そもそも口の利き方がなってないよね、先輩に向かってさぁ」

男「先輩?俺の目にはヤンチャな子どもしか見えないが?」

杏子「…マジでウゼェ…使い魔は倒そうとするし、さっきか全然手出さないし…アンタ何がしたいのさ?」

男「何がしたいって、そりゃマミさんの言い付け通りこの町を守りたいのさ」

杏子「…なるほど、マミの奴の受け売りか、そりゃあ甘ったるいほどの甘ちゃんな訳だ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 13:58:43.08 ID:ETXPOAYN0<> 男「それと、これもとある人からの受け売りなんだがな…」

杏子「なんだよ…」

男「魔女は人間を食い、その魔女を魔法少女が狩る…どんなきれい事を口にしても、意図しなくてもそれが事実…マミさんの言っている事は一度も自ら望んでそういう事をした事が無い者が言う甘っちょろい戯れ言だ」

ほむら「男…?」

杏子「なんだ、アンタも分かってんじゃん…じゃあなんで邪魔するのさ?」

男「…だがそんな事実よりも、俺はマミさんの言うそんな甘っちょろい戯れ言の方が好きだな」

ほむら「………」

杏子「なるほどね…言って聞かせてわからねえ、蹴ってもわからねえ上にそんな「戯れ言」を言うバカとなりゃあ…後は殺しちゃうしかないよねぇ!」

来るか!

杏子は柄の方を伸ばし、俺の剣に巻き付け剣を封じる

杏子「終わりだよ!」

そして刃の付いた方を俺の方に向けて素早く飛び、突き刺そうとしてくる

しかし…

男「確かに、終わりだな」ニヤッ

パキン

杏子「なっ!?」

突如槍が音を立て、文字通り「消える」

男「俺の勝ちで、だがな」ゲシッ

杏子「うおっ!?」

俺は突然自分の得物が消えた事に驚き、硬直する杏子を素早く足払いし、転ばせ、剣を首元に添える



男「チェックメイトだ」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/21(金) 14:12:29.66 ID:W0Fr6dBuo<> オウフッwww <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:13:24.27 ID:NNHxPUHO0<> 杏子「…一つ…いや、二つだけ聞かせてもらえるかい?」

男「なんだ?」

杏子「なんで私の槍は消えちまったんだ?」

男「俺の剣は退魔の剣、魔力を宿した物をなんでもかんでも断ち切っちまうのさ」

杏子「なるほど、魔力で作った槍をその剣に触れさせた時点で私の負けだったって訳かい…チッ」

杏子は悔しそうに舌打ちする

杏子「…もう一つ、なんでアンタはそんなに強いんだい? 動きやアイツの話からするとアンタ、経験かなり少ないだろ?」

男「…守りたい、救いたい人がいるからだ、人は誰かを守りたい時には何処までも強くなれるんだ」

これは嘘偽りでも無く、誰かの受け売りでも無く、心から湧いた俺の言葉だ

杏子「…そうかい、じゃ、さっさと殺しちまいな」

男「?何勘違いしてんだ? 俺はお前を殺す気は無いぞ?」

俺は首元に添えた剣を消した

杏子「…は?」

男「だってお前は戦えなくなったマミさんの代わりに来たんだろ? なら、生かす理由があっても殺す理由は無い」

杏子「ちょ、ちょっと待てよ! 縄張り争いは!?グリーフシードの奪い合いは!?」

男「言ったろ? 俺は甘っちょろい戯れ言の方が好きなんだよ」

杏子「油断させて、後ろからぶっ刺すかもしんねぇぞ!?」

男「お前はそういう卑怯な真似はしねぇよ、そうじゃ無きゃ俺は使い魔との戦いに集中してる時に後ろから刺されて御陀仏だ」

杏子「うっ…」

男「…さてほむら、さっきの魔女結界を追うぞ」

ほむら「その子は置いといていいの?」

男「大丈夫だろ、怪我させてないし」

俺はほむらと共に先程の魔女を追おうとするが…

杏子「…佐倉杏子だ!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:17:01.55 ID:n6AmUwgC0<> 男「うん?」

ほむら「あら」

杏子「私の名前は佐倉杏子! お前でもその子でも無いよ!」

男「そうか、じゃあ俺の名前はアンタじゃなくて男だ」

ほむら「私は暁美ほむらよ」

杏子「そ、そうか…次あったら覚えてけよ!」

杏子は足早にその場を去っていく

ほむら「どうやら、実力は認めてもらったようね」

男「仲間じゃなくて、ライバルとしてだがな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:21:46.67 ID:mNS+0Cclo<> チェックメイトだ(キリッ)
いいねぇwwww <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:25:38.45 ID:7r08qLZQ0<> 杏子視点

なんなんだよアイツは!?

動きもシロートだし、考えも滅茶苦茶甘っちょろいし、その癖強ぇ!

杏子「あー!もう訳分かんねぇ!」

ふと、私は動きを止め二人の名前を思い出す

杏子「…暁美ほむら」

アイツも訳分からん、見た感じ私の方に近い気がするし、多分アイツもベテランだ、そんな雰囲気だった

杏子「そして…」

それ以上に訳分からんのが、アイツだ
強い、けど「杏子視点

なんなんだよアイツは!?

動きもシロートだし、考えも滅茶苦茶甘っちょろいし、その癖強ぇ!

杏子「あー!もう訳分かんねぇ!」

ふと、私は動きを止め二人の名前を思い出す

杏子「…暁美ほむら」

アイツも訳分からん、見た感じ私の方に近い気がするし、多分アイツもベテランだ、そんな雰囲気だった

杏子「そして…」

それ以上に訳分からんのが、アイツだ
強いけど、「甘っちょろい戯れ言の方が好き」か…

杏子「男か、変な名前だな」

私は、自然に自分が久しぶりに優しい笑みを浮かべてたなんて、気付けなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:26:40.58 ID:H3c8/ZMSO<> 痛いよぉwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:27:38.20 ID:D7EdyixIO<> アレンからそげぶに変わっちゃったよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:27:52.20 ID:mNS+0Cclo<> この痛さが癖になるスレです(ビクンビクン) <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:30:02.47 ID:TTUAxly80<> はい、今日はここまでです
男も私も厨二病、そして厨二病は誉め言葉です

さて、今回は佐倉杏子が出てきて男と一騎討ちしました
ついでに素人当然の男があんなに強いのは神様からもらったボディと魔力と剣、そして強い信念がある事です

後、男がいの一番に守りたい、救いたいのはまどかの事じゃありません
まあ分かる人は分かるでしょうが、分からない人はその内分かります

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:31:33.21 ID:mNS+0Cclo<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:31:41.58 ID:D7EdyixIO<> スレタイも読めない奴は居ないだろwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:32:24.09 ID:LmDY/5zao<> るろ剣まで入ってきたか
もうなんでもありだな(褒めてる) <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:36:01.70 ID:2cHm1avj0<> しまった!>>384ミスった!
直ぐ様書き直します! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 14:38:12.81 ID:MNHnLjrIO<> >>377
シロートなのかトーシロなのかどっちだw <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/21(金) 14:38:59.77 ID:2cHm1avj0<> 杏子視点

なんなんだよアイツは!?

動きもシロートだし、考えも滅茶苦茶甘っちょろいし、その癖強ぇ!

杏子「あー!もう訳分かんねぇ!」

ふと、私は動きを止め二人の名前を思い出す

杏子「…暁美ほむら」

アイツも訳分からん、見た感じ私の方に近い気がするし、多分アイツも ベテランだ、そんな雰囲気だった

杏子「そして…」

それ以上に訳分からんのが、アイツだ
強いけど、「甘っちょろい戯れ言の方が好き」か…

杏子「男か、変な名前だな」

私は、自然に自分が久しぶりに優しい笑みを浮かべてたなんて、気付けなかった


すいません、一度保険用にコピーした文章を間違って張り付けてしまい、そのまま書き込んでしまったようです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/21(金) 14:58:08.72 ID:ZUVx/k8po<> 乙ーー。 <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/09/21(金) 15:06:29.48 ID:2YQVTvGAO<> スレタイのホムラーがサワムラーに見えて魔女相手に跳び膝かますのかと思った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/09/21(金) 17:07:23.92 ID:IOfnsVnOo<> 外す度にダメージ入るのか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/21(金) 17:55:42.78 ID:2AkiuMG/0<> >>391
それどこ?
昨日るろ剣読んだけどわからなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 19:22:13.55 ID:LmDY/5zao<> >>398
剣は凶器、剣術は殺人術〜
薫殿の言ってる事は〜
けれども拙者は〜のくだり
1巻にあるはず

この台詞は結構残ってたので・・・ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 12:51:42.13 ID:Kxsc4dBt0<> >>399さんが言った通り、>>379のセリフはるろ剣パロです
あのセリフで剣心という人間がどんな性格か分かりますね
では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 13:13:31.36 ID:Wwhml8lk0<> 放課後 まどか視点

まどか「さやかちゃん、今日は何処か行くの?」

さやか「あー…今日は真っ直ぐ家帰って勉強するんだ」

さやかちゃんが勉強?

まどか「あれ?もうすぐテストだっけ?」

さやか「学校の勉強じゃなくてさ…まあ帰りながら話すよ」

まどか「う、うん…」

…そういえば、上條君とはどうなったんだろ…元気そうだし上手く行ったのな?

帰り道

まどか「…それで、学校の勉強じゃなかったらなんの勉強なの?」

さやか「…実はさ、医者を目指し始めたんだ」

…………!? さ、さやかちゃんがお医者さんに!!?

さやか「…まどか、内心めっちゃ驚いてるでしょ?顔に出てるよ?」

まどか「ご、ごめん! い、意外だなーって思って…」

さやか「私でもまさか医者になろうと思うなんて、自分でも予想外だったんだけどね」

まどか「でも、どうして?」

さやか「んー…ほら、恭介の腕が今の医療じゃ治せないって聞いたっしょ?」

まどか「う、うん」

やっぱり、本当だったんだ…なんで男君は知ってたんだろ?

さやか「それならさ、私が医者になって恭介の腕治してやろうかなってさ」

まどか「上條君の、腕を?」

さやか「そ、今のって事は将来的には治せるかもって事じゃん? だから折角だし 私が治してやろうって思ってさ」

まどか「でも、勉強難しいんじゃない?」

さやか「そりゃー難しいよ? 昨日早速医療の勉強の本買ったんだけどさ、ほとんどちんぷんかんぷんだよ」

まどか「…大変じゃない?」

さやか「…大変だよ、でもちょびっとだけ理解出来るのもあってさ…それに、勉強してて思ったんだ」

まどか「何を?」

さやか「別に無理に奇跡や魔法に頼らなくてもさ、大事な人は救えるんだって…「奇跡も、魔法も必要ないんだ」ってさ…ちっとマミさんとかには悪いかもだけどね」

まどか「奇跡も、魔法も必要ない…」
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 13:22:08.29 ID:7SpeacK30<> さやか「じゃあ、私こっちだから…また明日ね!」タタタッ

まどか「う、うん…また明日!」

そしてさやかちゃんは走って帰ってく、…早く勉強再開したいのかな?

まどか「…さやかちゃんが、お医者さんかぁ…」

さやかちゃんも上條君の為に頑張り始めた、マミさんも今は休養してるけど、町の人達の平和の為に魔法少女として戦ってた

男君も誰かを助ける為に戦ってるって言ってたな…ほむらちゃんはどうなんだろ?

……私は、どうなんだろ?
今、私は何も頑張ってない、頑張れたとしても誰かの為に頑張れるのだろうか?

…そういえば、私はキュゥべえに願い事をすれば魔法少女になれるんだよね?

でも…

『奇跡も、魔法も必要ないんだ』

…奇跡や魔法に頼っちゃ、駄目なのかな?




私は、何を頑張りたいんだろ?




ドゴッ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 13:30:26.67 ID:7SpeacK30<> まどか「えっ!?」

今、なんか変な音が…こっちの、路地裏かな?

?「…治4ヶ月って位にはかましてやったはずなんだけど…」

誰? 赤い髪の女の子?
あの格好は…魔法、少女?

男「生憎、人よりずっと頑丈なんでね…」

お、男君!? 怪我してる…!
あの子に、やられたの?

杏子「…チッ、めんどくさぇな…ウゼェ、超ウゼェ」

男「すまねぇな、そう簡単には負けられねぇのさ」

杏子「…つうか何?そもそも口の利き方がなってないよね、先輩に向かってさぁ」

も、もしかして喧嘩!?
と、止めないと…!

杏子「…マジでウゼェ…使い魔は倒そうとするし、さっきか全然手出さないし…アンタ何がしたいのさ?」

その言葉に喧嘩を止める為に前に出ようとした足が止まる

使い魔は倒そうとするし?
どういう事?使い魔って、倒しちゃ駄目なの? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 13:37:47.95 ID:7SpeacK30<> 男「それと、これもとある人からの受け売りなんだがな…」

杏子「なんだよ…」

男「魔女は人間を食い、その魔女を魔法少女が狩る…どんなきれい事を口にしても、意図しなくてもそれが事実…マミさんの言っている事は一度も自ら望んでそういう事をした事が無い者が言う甘っちょろい戯れ言だ」

その言葉に私の思考は一瞬止まる
どういう、事? きれい事?戯れ言?どういう意味?

男「…だがそんな事実よりも、俺はマミさんの言うそんな甘っちょろい戯れ言の方が好きだな」

…何の話かは分からないけど、やっぱり男君は優しいんだな

杏子「なるほどね…言って聞かせてわからねえ、蹴ってもわからねえ上にそんな「戯れ言」を言うバカとなりゃあ…後は殺しちゃうしかないよねぇ!」

こ、殺す!?
だ、駄目だよそんなの!ほ、本当に止めないと…!!
男君が、殺されちゃう!

けど、再度前に出ようとするよりも早く決着が付いた

男「チェックメイトだ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 13:47:58.23 ID:7SpeacK30<> 男君は女の子に何故槍が消えたか説明する
…あの剣、そんな能力持ってたんだ…だからあの時の廃ビルでマミさんの攻撃防げたのかな?

杏子「…もう一つ、なんでアンタはそんなに強いんだい? 動きやアイツの話からするとアンタ、経験かなり少ないだろ?」

男「…守りたい、救いたい人がいるからだ、人は誰かを守りたい時には何処までも強くなれるんだ」

守りたい、救いたい人…誰の事なのかな?
そう考えると、心がチクリと音を立てたような気がした

杏子「…そうかい、じゃ、さっさと殺しちまいな」

…多分男はあの子を殺さない

男「?何勘違いしてんだ? 俺はお前を殺す気は無いぞ?」

やっぱり、男君は優しい…殺そうとしてきた相手を一切傷付けもしていない

男「だってお前は戦えなくなったマミさんの代わりに来たんだろ? なら、生かす理由があっても殺す理由は無い」

マミさんの代わりに? じゃああの子も仲間なのかな?
仲間なのに、どうして喧嘩してるんだろ…

杏子「ちょ、ちょっと待てよ! 縄張り争いは!?グリーフシードの奪い合いは!?」

縄張り争い?奪い合い? 魔法少女って、そんな事しなくちゃいけないの?

杏子「油断させて、後ろからぶっ刺すかもしんねぇぞ!?」

男「お前はそういう卑怯な真似はしねぇよ、そうじゃ無きゃ俺は使い魔との戦いに集中してる時に後ろから刺されて御陀仏だ」

…でも、あの子はそんな悪い子には見えない、卑怯な真似はしないって言ってるし…

男「…さてほむら、さっきの魔女結界を追うぞ」

ほむら「その子は置いといていいの?」

男「大丈夫だろ、怪我させてないし」

こ、こっち来る!?
ど、どっかに隠れないと…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 14:06:28.58 ID:7SpeacK30<> 杏子「…佐倉杏子だ!」

その声に、隠れようとした私もこっち近付いてくる男君達も足を止める

杏子「私の名前は佐倉杏子! お前でもその子でも無いよ!」

佐倉、杏子ちゃん…やっぱり、あの子は悪い子じゃない

杏子「そ、そうか…次あったら覚えてけよ!」

考えてる内に二人とも名乗ったらしく、杏子ちゃんは足早に去っていく

…わ、私もここから逃げなくちゃ!

私はとりあえずなるべく音を立てないように、足早にその場から去る


…ふぅ、ここまで来れば大丈夫かな?

ふと、この道がマミさん達のマンションへの道だと言うのを思い出す

そうだ…さっき杏子ちゃん達が言ってた魔法少女の事、マミさんに聞いてみよう

マミほーむ

まどか「…という事があったんです」

私はマミさんに先程の事を簡潔に話す

マミ「そう、佐倉さんが…」

まどか「知ってるんですか?」

マミ「ええ、ちょっと昔にね…一緒に戦ってたのよ」

まどか「そうだったんですか?」

マミ「うん、佐倉さんは「やっぱり同じ町に魔法少女が二人もいるのはおかしい」って言って隣町に行っちゃったんだけど…帰ってきたのね」

まどか「そうだったんですか…そうだ! あの、マミさん…杏子ちゃんが言ってた縄張り争いとか、奪い合いって…?」

マミ「…基本的に魔法少女達はグリーフシードを奪い合うのよ、数に限りがあるからね」

まどか「…そう、なんですか…じゃあ縄張りって言うのは…」

マミ「そう、町の事ね…一つの町に付き魔法少女は一人、それが普通なのよ」

まどか「でも、一人じゃ大変じゃないですか?」

マミ「大変だけど、奪い合うぐらいグリーフシードは貴重なのよ…本当は魔女はほとんど現れないの、最近の見滝原が少し異常なのよ」

まどか「そうだったんですか…」

マミ「だから暁美さんと初めて会った時もね、縄張りを奪いに来たのかと思って…」

まどか「それであんな風に…」

マミ「…そういえば、男君の武器の事だけど…魔力を断ち切れるって本当?」

まどか「はい、男君はそう言ってました」

マミ「…だからあの時私の攻撃防いだり、拘束も解除出来たのね…」




?「へぇ、それは興味深いね」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 14:24:02.87 ID:uUGUwMKz0<> まどか「キュゥべえ?」

マミ「あら、一昨日の夜と昨日はいなかったけど…どこ行ってたの?」

QB「隣街まで佐倉杏子をこの町に呼びに言ってたんだよ、話を聞く限りもう来たようだね」

まどか「キュゥべえが杏子ちゃんを…?」

マミ「あら、盗み聞きなんていけない子ね…でもありがと、これで少しは魔女退治が楽になってくれればいいんだけど…」

まどか「でも、また喧嘩したりしないんですか?」

マミ「…貴女も男君達との話を聞いて分かったと思うけど、佐倉さんは本来は優しい子なのよ…別れる時も魔女の発生の多い見滝原を譲ってくれたし…」

…たしかに…多分、もう殺そうとはしないと思う

QB「それよりも、さっきの男の武器の話…本当かい?」

まどか「うん…それがどうしたの?」

QB「………いや、なんでもないよ(そうか…通りで…)」

マミ「キュゥべえ?」

QB「おっと、ごめんごめん…その話が本当なら男は魔女にとって天敵だね」

マミ「そうね、魔女は魔力の塊みたいな存在…普通に斬るだけでも大ダメージになるわ」

まどか「天敵、ですか」

QB「そうだね、多分今この町で魔女に対して一番の戦力は恐らく男だろうね」

マミ「………そして重火器を使う遠距離タイプの暁美さんとの相性は抜群ね…」

…マミさん、少し悲しい顔してる
やっぱり、男君やほむらちゃんと一緒に戦いたいのかな?

まどか「あ!そろそろ帰らなくちゃ! 今日はわざわざありがとうございました!」

マミ「いいのよ、私も久しぶりに鹿目さんと話が出来て楽しかったわ」

まどか「…では、お邪魔しました!」

みんな、戦ってるんだ
さやかちゃんは医者の勉強と、男君やほむらちゃん、杏子ちゃんも魔女と
マミさんも自分の心と…

…私、皆に何をしてあげれば良いんだろ…?
私は何も取り柄が無いし、何にも役に立てない
私は、何が出来るんだろ…









QB「そうか…だからグリーフシードが……」

マミ「キュゥべえ?」

QB「…なんでもないよ、マミ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/22(土) 14:28:27.80 ID:MpLjfHJz0<> はい、今日はここまでです
今回は珍しく男視点がありません、その代わりまどか視点オンリーでした

さやかちゃんはアニメでも自分で馬鹿って言ってますが、努力家だと思うので一つに集中したら成功すると思います
アニメだと恋に魔法少女にと余裕が無かったので、あの様な結果になったんだと思います

今回は勉強に集中出来る余裕が出来まし たので、頑張っていくでしょう

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/22(土) 14:47:10.69 ID:mauUvFWeo<> 今日はここまででチェックメイトか。乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/09/22(土) 17:33:52.65 ID:ezXq5eZUo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/22(土) 23:26:17.53 ID:jMi+u8J+o<> 乙だぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/23(日) 01:21:25.60 ID:N8MLi3VXo<> ばれちまったな乙 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 14:32:49.05 ID:MGK3DJ8c0<> 最近昔ながらの具と味の中華そば(ラーメンではなく)が美味しくてたまらない

いつもより若干遅れてしまいましたが、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 14:43:12.79 ID:CEnISyVS0<> ほむホーム

俺達は杏子と戦った後、一度ほむらの家に戻ってた

男「しかし、このタイミングでの杏子の登場は予想外だったな」

ほむら「本来はさやかが魔法少女になった後…だったわね」

男「ああ、だが嬉しい誤算だ」

ほむら「ええ、予定よりも早くワルプルギスの夜の対策が出来るわね」

男「準備は早ければ早いほど良し…だな」

ほむら「…佐倉杏子は夜中のゲームセンターに良くいるわ、早速今日行くの?」

男「いや、今日は戦ったばかり…会うのは明日が良いだろう」

ほむら「それもそうね…後話す事はあったかしら?」

男「…特に無いな」

ほむら「じゃあ今日は解散ね…ご飯食べてく? 簡単な炒飯だけど」

男「せっかくだしいただくかな」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:03:37.61 ID:Eo4vtR0f0<> 男「…ごちそうさま」

ほむら「ど、どうだったかしら…?」

男「美味しかったよ」

ほむら「そ、そう…良かった…」ホッ

男「?」

しばらく作ってないだろうから、不安だったのかな?

男「…さて、そろそろ帰るかな」

ほむら「そう、じゃあまた明日」

男「おう、また明日」ガチャ

バタン

男「…ふぅ」

最近こっちで飯食ってばかりだな…ほむらが作ったのは初めてだが

男「さて、帰るか」

俺は腹ごなしにと、前みたく屋根から屋根へと飛ぶ…ジェットコースターとはまた違う爽快感があるし、それにこの体が何処まで出来るかも試したいからでもある

男「今日はこっから…とう!」ダンッ!

俺は前よりも遠い距離からジャンプする…が

男「…っ! おっと!」ガシッ

自分の部屋の階の外側ギリギリまでしか届かず、縁に掴まった…この距離でギリギリか…

男「あぶねー、落ちる所だった」

壁を越えて廊下に着地し、マミさんの部屋のインターホンを鳴らす
ピンポーン ガチャ

マミ「はーい…あら男君、いらっしゃい」

男「お邪魔します」バタン

俺はマミさんの後ろを歩き、リビングに向かう

QB「やぁ」

…コイツもいたのか

マミ「ちょっと待ってね? 今紅茶いれるから」

男「あ、はい」

QB「せっかく挨拶したのに返事もくれないのかい?」

男「………」ギロッ

俺はマミさんに分からないようにコイツを睨む
最初はあーするしか無かったが、お前と馴れ合う気なんて毛ほどもないんだよ

QB「…つれないなぁ」

マミ「お待たせ」

男「ありがとうございます」

マミ「チョコクッキーもあるわよ」

男「あ、いただきます」

俺は紅茶を一口飲んだ後、チョコクッキーを一枚食べる…うん?前に食べたのより甘さ控えめだな、でも俺好みの甘さだ

マミ「男君はコーヒーとかブラックが好きだから、いつもより甘さ控えめに作ったのよ?」

?という事はこのクッキーは俺に作ってくれたのか?

男「すいません、わざわざ…」

マミ「ふふ、良いのよ?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:15:39.39 ID:oNlRvAXc0<> 男「…で、体調はどうですか?」

マミ「…一応体の方は万全だけど、まだ使い魔と戦うのもキツいわね…でも、変身だけなら出来るようになったわ」

うん、どうやら少しずつ回復してるようだ…でもワルプルギス戦には間に合わないだろ、正直まどかの護衛も難しいな

マミ「そういえば…佐倉さんに会ったって?」

男「…誰からそれを?」

マミ「えーと……言ってもいいのかしら?」

男「聞き出した事は本人には言いませんよ」

マミ「…鹿目さんからよ、どうやら見てたようなの」

まどかが…気付けなかったな

男「何処まで聞きました?」

マミ「男君と佐倉さんが一騎討ちして、佐倉さんを怪我させないで勝った事と、佐倉さんが名乗った所…そして魔法少女の裏事情までよ」

…あの言葉は聞いて無かったのかな?

男「そうですか…しかし何故杏子が来たか知ってます?」

マミ「キュゥべえが呼んだそうよ」

コイツが…また焚き付けたのか、イレギュラーとも言ってたしな

男「…そうですか」

マミ「ごめんね、あの子喧嘩っ早いから…」

男「いえ、俺から喧嘩売ったんですよ」

マミ「男君から?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:24:09.42 ID:loJGa/Bd0<> 男「まあ…ちょっと「契約もしてない奴が遊び半分で…」とか言われたので、少しカチンと来てしまいまして…」

マミ「それなら佐倉さんから喧嘩売ったようなモノじゃない」

男「でも、戦ってみるかといったのは俺です、実力を見たかったりしたのもありますが…」

マミ「そうなの? …あっ、実力と言えば貴方の能力も聞いたわ」

男「…俺の能力?」

マミ「ええ、退魔の剣…だったかしら? …カッコいいわ!」

男「あ、ありがとうございます」

…マミさんが知ってるという事はコイツも知ったのか…なるべくなら知ってほしく無かったんだが…

マミ「確か魔力なら打ち消せるのよね?」

男「…はい、その能力で廃ビルの魔力弾の雨も防げたんです」

マミ「あ…あ、あの時はごめんなさい…」

男「いえ、気にしないでください」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:33:30.47 ID:j2GDCMWD0<> QB「…その能力なら魔女にも非常に有効だね…どれくらい効くか確かめたいから、こんど魔女との戦い見せてくれるかい?」

マミ「あら、キュゥべえがそんな積極的に行動しようとするなんて珍しいわね?」

QB「…気になった事は確認したいだけだよ」

…コイツの事だ、恐らくグリーフシードがどうなるかおおよその予想はついてるだろう…上手くほむらに止めさしてもらっても、また文句言うだろう

男「はいはい、いつかな、「いつか」」

しかしここで断ったらマミさんにも怪しまれる、ここはこう言っとこう

QB「…いつか、か」

マミ「良かったわね、キュゥべえ」

まあ「いつか」は何十年後だろうが「いつか」だがな

男「…さて、そろそろ夜も遅いですし、帰りますね」

マミ「あら、もう少しゆっくりしてって良いのに…」

男「明日も学校あるんで」

マミ「…それもそうね」

マミさんはあれから学校を休んでる、学校には「風邪と精神的な問題」と言ってあるらしい

男「…じゃ、お邪魔しました」ガチャ

マミ「ええ、またいらっしゃい?」

男「はい」バタン <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:45:34.60 ID:I83Snnhg0<> 俺は部屋に戻るなり、電気も付けずに真っ直ぐベッドに直行する
炒飯の後、直ぐにクッキー食べたもんだから腹一杯で眠いからだ

男「ふぁ…ねむ…」

俺はすぐに眠りに付いた


チュンチュン

男「…朝か」

俺は上半身を起こし、眠り眼で時計を見る

【8:15】

そして一気に眠気が覚める
えーと、ホームルームか八時半からだから…

男「15分しか無ぇじゃん!」

俺は急いで着替え、パンも焼かずに二枚口に喰わえる

男「ふぃふぉへぇー!(急げー!)」

俺は人目を気にする間も無く、廊下から下まで飛び降りる

ダンッ!

そのまま全力で走り抜けた


爺「…歳かの、上から飛び降りて来たように見えたわい…」

箒を掃いてた一階に住むお爺さんが目を強く擦ってたとは知らずに <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 15:53:32.63 ID:swHvtfg80<> 見滝原中学校 廊下前

カカカッ
ガラッ

男「おはよう!」

まどか「お、おはよう…」

さやか「遅刻一分前!…ギリギリに来るなんて珍しいね」

仁美「何時もは余裕をもって登校なさってますが…どうしました?」

男「いやー…寝坊しちゃってな」

ほむら「(昨日遅かったからかしら?)」

まどか「そうなんだ…とにかく座って?もう先生来るよ?」

男「ああ…」

俺はすぐに席に座る

ガラッ

早乙女「おはようございます」

皆「おはようございます!」

…本当にギリギリだったんだな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:04:39.09 ID:HKCIUQu80<> 昼休み

男「しまった…財布忘れちまった…」

あまりに慌てて、財布を忘れてしまったようだ

ほむら「…どうしたの?」

男「いや…財布忘れちまってな…」

ほむら「そう…あの、これ、食べる?」

そう言ってほむらが差し出したのは黒い布に包まれた弁当だった

男「…良いのか?ほむらのだろ?」

ほむら「私のはこっちよ」

左手の方には差し出された弁当よりいくらか小さい弁当があった

ほむら「…貴方何時も購買でしょ?」

男「あ、ありがとう」

ほむら「…別に、料理の練習ついでよ」

…という事は、これはわざわざ作ってくれたのか?

少し顔が熱くなるのを感じる
…そうだ!

男「せっかくだし、屋上で一緒に食べないか?」

ほむら「え?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/23(日) 16:12:38.25 ID:CQEhru/Ho<> 返せよ…それ(屋上)はマミさんのもんだ! <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:13:05.27 ID:Eo4vtR0f0<> 屋上前

俺達は一緒に弁当を食べる為に屋上前の扉に来ていた

ほむら「…誰かと一緒に弁当を食べるなんて、本当に久しぶりだわ」

男「…そうか」

そして俺は屋上の扉を開け…

まどか「あれ?」

さやか「おや?」

仁美「あら?」

…ちょうど三人娘が弁当の蓋を開けようとしてた

男「皆もここで食べるのか?」

ほむら「…別の場所にしない?」ヒソヒソ

男「今更移動する時間もそんなに無いだろ、折角だし皆で食べようぜ」ヒソヒソ

まどか「男君達もここでお昼?」

男「ああ、まあな」

さやか「折角だし皆で食べよ! 二人も良いよね?」

まどか「私は良いよ」

仁美「右に同じ、ですわ」

男「じゃあ、お言葉に甘えて…」

ほむら「……」コクッ

俺達は三人の向かいに座る


五人「「「「「いただきます」」」」」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:26:10.14 ID:tpg9BDGG0<> >>422
マミさんは家でQBとお昼食べてます


…うん、美味い
どうやらほむらは料理のセンスはあるようだ…コーヒーは苦手だがな

さやか「うーん♪ まどかのお父さんが作った弁当、最高!」

仁美「まどかさんのおじ様は本当に料理がお上手ですのね」

まどか「二人のお弁当も美味しいよ?…あ、男君達も食べる?」

ほむら「いや、私は…」

男「食べてあげなって、皆で弁当食べる時の醍醐味だぞ?」ヒソヒソ

ほむら「…折角だからいただくわ」

男「じゃあ、俺も」

パクッ

ほむら「…美味しい」

男「おー…こりゃ美味いや」

さやか「じゃあ男達のも…あれ?」

仁美「どうしました?」

さやか「ほら、二人の弁当見て!」

まどか「…あ、同じ内容だ」

仁美「本当ですわ…どうしてですの?」

男「そりゃあ、両方ともほむらが作ったからな」

ほむら「ちょっ…!?」

さやか「これほむらが!? ねぇ、一口貰っていい!?」

男「あ、ああ…」

さやか「…美味しい!」

ほむら「そ、そう?久しぶりに作ったのだけれど…」

仁美「ほぼ同じ時期に転校してきた男女が同じ弁当を…ドラマチックですわ〜♪」

ほむら「………」///

まどか「……………」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:32:29.64 ID:N1/Fx2N20<> 男「さやかの肉団子いただき!」

さやか「あ!それ好きだから最後に取って置いたのに!」

男「油断する方が悪い」

さやか「なら…男の卵焼きも!…と見せ掛けてほむらの卵焼き!」

ほむら「あっ!」

さやか「油断する方が悪い…てね?」

仁美「フフフ♪」

まどか「…………ウィヒヒ」

俺達が弁当のおかずを奪い合ってた頃…



?「…いいなぁ、お弁当」


近くのビルの屋上から赤毛の少女がそう呟いた



五人「「「「「ごちそうさまでした(ですわ)」」」」」

そして、楽しい昼休みも終わった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:39:22.54 ID:CZdi4uD70<> 放課後

さやか「ふぅ…終わった」

まどか「今日も真っ直ぐ帰るの?」

さやか「うん、勉強しなくちゃだしね」

男「さやかが家で勉強だって!?」

さやか「そ、そんな驚く事ないじゃん! …ほら、あの事でちょっと医者目指そうかなぁーってさ」

男「…ああ、なるほど」

恭介の、為か…本当に恭介好きなんだな

ほむら「…(今まで数え切れないほどタイムループしたけど、さやかが家で自主的に勉強するなんて初めてのケースね)」

仁美「あの…さやかさん」

さやか「うん?どうしたの?」

仁美「…この後、時間いただけますか?話したい事が、ありますの」

男「……!!」

さやか「え? ああ、良いけど…」



少しの間だけ止まってた歯車が、再度動きだした


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/23(日) 16:42:50.45 ID:sFCEY5GE0<> 今日はここまでです
今回は皆との日常がテーマの話でした

本来、この学校での話は番外編として考えてましたが「今更番外編入れてもタイミングがなぁ…」と思い、ストーリーの中に捩じ込みました

そして夢遊病の話は今回はカットです、さやかが魔法少女になってないので上手く話を作れないのが原因です

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/23(日) 16:45:41.55 ID:CQEhru/Ho<> ほら、そこらへんは昼休みは仁美と一緒に居たりしたとか理由つけて口付けされなかったことにして、エリーは杏子が倒したことにでもすれば <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/23(日) 16:51:36.29 ID:WfZg8jRHo<> そんな時はこの丸太で…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/09/24(月) 03:03:06.54 ID:JqcqefhAO<> 痛いなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 12:34:02.04 ID:dnCyeXePo<> 痛いのが以下略

丸太って最強だよな! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 12:43:12.44 ID:i+lbC4MIO<> 退魔ノ剣がソウルジェムに触ると危ないから丸太に持ち替えるんだ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 13:55:59.08 ID:mWjP+DtDO<> 銀髪ショートと聞いて思い浮べたのがダンテ、リー・チャオランだが男の見た目はアレンみたいな感じか? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 14:19:33.16 ID:sxI42rEN0<> 実は彼岸島は見た事無い>>1です

>>433
一応>>8で男が言ってますが、顔はほむらの男番で銀髪ショートの青目です
ですが、男の性格上ほむらよりは優しい顔付きです

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 14:36:12.32 ID:RBlqUVoP0<> 喫茶店
男視点

さやか「それで…話って何?」

仁美「…恋の、相談ですわ」

どうやら仁美はあの事を話すようだ
まあさやかは魔法少女になってないから魔女化する心配は無いが…

店員「あの、ご注文は?」

男「あ、ブラックコーヒーで」

ほむら「私も同じのを」

店員「はい、ブラックコーヒー二つですね?」

男「はい」

店員「では、少々お待ちください…あの、もしかして芸能人の方とかですか?帽子を深く被ってサングラスを掛けていらっしゃるので…」

ほむら「いえ、ただの中学生です」

店員「は、はぁ…では、少々お待ちください」

そう、俺達は帽子を深く被り、サングラスを掛けて、更には髪型も変えて二人の声がギリギリ聞こえる位置にいる
流石に不安なのだ、さやかがこれを切っ掛けに魔法少女になるかもしれないからだ

ほむら「本当にこれでバレないの?」ヒソヒソ

男「大丈夫だろ、ほむらにも三つ編みにして貰ったし俺も黒のウィッグを付けてる…服も何時もと違う服にしたし、俺とほむらに結び付く物は見た目では無いさ」ヒソヒソ

ほむら「…それならいいのだけれど…(しかし、また三つ編みにするとは思わなかったわ)」ヒソヒソ


仁美「私ね、前からさやかさんやまどかさんに秘密にしてきたことがあるんです」

さやか「え?」



仁美「ずっと前から…私…上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 14:47:09.31 ID:SgboAvO60<> さやか「……え?」

さやかは息を呑む、持ってたカップを落としそうになったが何とか堪えた

さやか「そ、そうなんだ…あはは、まさか仁美がねえ…あ、なーんだ、恭介の奴、隅に置けないなあ」

仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね」

さやか「あーまあ、その…腐れ縁って言うか何て言うか」

仁美「本当に…それだけ?」


店員「ブラックコーヒーお持ちいたしました」

男「あ、ありがとうございます」

店員「ごゆっくりどうぞ(あの男子、結構イケメンね…私も、もう少し早く産まれてればなぁ…)」

ほむら「……志筑仁美は本当にさやかの気持ちが分かってるのね」ヒソヒソ

男「まあ…本当に仲良いし、さやかは分かりやすいからな…お、このコーヒー美味いな」ヒソヒソ


仁美「私、決めたんですの…もう自分に嘘はつかないって」

さやか「仁美…」

仁美「貴女はどうですか?さやかさん、貴女自身の本当の気持ちと向き合えますか?」

さやか「あ、あたしは…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 14:59:16.03 ID:KowPaLt/0<> 仁美「あなたは私の大切なお友達ですわ…だから、抜け駆けも横取りするようなこともしたくないんですの」

…そんな事言われたらさやかも告白しづらいよな…

仁美「上条君のことを見つめていた時間は、私よりさやかさんの方が上ですわ」

仁美「だから、あなたには私の先を越す権利があるべきです」


男「恋愛に権利も何も無いと思うがな」ヒソヒソ

ほむら「…私、恋沙汰なんて良く分からないわよ…それよりも喋り過ぎるとバレるわよ」ヒソヒソ


仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します…丸一日だけお待ちしますわ、さやかさんは後悔なさらないよう決めてください…上条君に気持ちを伝えるべきかどうか」

…その丸一日待つって言うのが怖いんだよ
その丸一日の間に告白したら、親友が告白しようとした相手を横取りしてしまう事になるだろうから

…多分仁美は心に浮かんだ事をそのまま口に出したのだろう…だからこの言葉に含まれる意味が分からないんだろう

しかし…

男「…決断するのは、さやかだ」ヒソヒソ

ほむら「ええ、志筑仁美は既に決断している…後はさやかね」ヒソヒソ

男「ああ、…さて、俺達は帰るか…これ以上いたら本気でバレかねん」ヒソヒソ

ほむら「そうね……ねぇ」ヒソヒソ

男「なんだ?」

ほむら「………私達がいた意味、あった?」ヒソヒソ

男「…………………さぁな」ヒソヒソ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:19:20.60 ID:XbKEFXT70<> 帰り道 さやか視点

私は仁美の話を聞いた後、フラフラと歩きながら家に向かう

さやか「…本当の気持ちと向き合えますか…かぁ」

私は恭介の腕を治す為に医者を目指し始めた

でも、本当ならキュゥべえに願いを叶えてもらい、腕を治した方が確実で早い事は分かってる

でも、魔法少女にはなりたくない…何故なら怖いからだ

……怖い事から逃げて、本当の気持ちに向き合うなんて…出来っこないよ…!

?「付いてっていいかな?」

さやか「…まどか?」

まどか「…さやかちゃんに一人ぼっちになってほしくないの…だから…」

さやか「あんた、何で?何でそんなに優しいかな? あたしにはそんな価値なんてないのに」

まどか「そんな…どうして、そんな事言うの?」

さやか「…私ね、本当は分かってるんだ…時間掛けて、勉強して、治せるかもどうか分からないのに医者を目指すよりも、魔法少女になって願いを叶えて貰った方がずっと早くて確実だって」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「でもね、魔法少女になる気が湧いてこないんだ…怖いから」

まどか「…………」

さやか「私は…恭介よりも自分の身の安全を優先したんだ!そんな最低な私に恭介に告白する権利無いよ!」

私は叫ぶようにまどかに言う、まるで自分に言い聞かせるように

さやか「仁美に恭介を取られちゃうよ…でも私、何も出来ない…恭介に何もしてあげれない! こんな役立たずの私が恭介に抱き締めてなんて言えない…キスしてなんて言えないよ…!」

まどか「………」ギュッ

さやか「まど、か?」

まどかは、何も言わず私を優しく抱き締めた

さやか「まど…か…うわぁぁぁぁん!」

まどか「………」ヨシヨシ

まどかは何も言わず私を受け止めてくれた、そしたら我満してた涙が溢れ出た

…駄目だなぁ私、昨日も大泣きして、今日も大泣き…私、泣き虫だなぁ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:24:13.56 ID:8NxvC72a0<> 30分後

さやか「ありがと、ごめんね」

まどか「さやかちゃん、大丈夫?」

さやか「もう大丈夫…泣きまくってスッキリしたからね」

まどか「そう…あの、上條君の事、どうするの?」

さやか「うーん…やっぱり勇気出ないや」

まどか「……そう」

さやか「それにさ、私よりも仁美と付き合った方が恭介も幸せじゃん?」

まどか「さやか、ちゃん…」

さやか「ほらー、励ます側がそんな悲しそうな顔してどうすんのさ! もうすっかり遅くなっちゃっし帰ろ?」

まどか「…うん」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:30:06.12 ID:mwGRSYL80<> 二日後 放課後

さやか「……はぁ」

結局、昨日は告白出来なかったなぁ…

まどか「さやかちゃん、大丈夫?」

さやか「なんとかね…仁美のヤツ、ちゃんと告白出来たのかなぁ?」

仁美「…さやかさん」

さやか「……仁美」

仁美「…お話がありますの…出来ればまどかさんも一緒に」

まどか「わ、私も?」


屋上

さやか「で、話って…?恭介の事?」

仁美「…はい」

そして仁美はフェンスを背にこちらを向く

仁美「…さやかさんはズルいですわ」

さやか「へ?」

仁美「だって、上條君の心をずっと前から掴んでいらしたもの」

さやか「…は? そ、それどういう意味?」

仁美「…昨日、告白した時の事ですわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:43:25.88 ID:XLsXo8330<> 昨日 恭介の病室
仁美視点

仁美「…上條君」

恭介「あ、仁美さん…いつもありがとうね」

私は、さやかさんに隠れてコッソリとお見舞いに来てました

仁美「あの、今日は上條君にお伝えしたい事がありますの」

恭介「なんだい?」

私は勇気を振り絞り、喉から無理矢理押し込むように言う

仁美「…私、前から…上条恭介君の事、お慕いしておりました」

恭介「…え?」

仁美「私、志筑仁美は…上條恭介君の事が好きです!」

恭介「…!」

仁美「あの、よろしければ…私とお付き合いしてください!」


恭介「………ごめんなさい」


仁美「えっ……?」

まるで体が、心が崩れるような音がしました

恭介「僕、ずっと前から気になってた子がいるんだ…と言ってもこの気持ちに気付けたのはつい最近なんだけどね」

仁美「気になってた、子ですか?」

恭介「うん…その子は幼馴染みで、僕のバイオリンが好きで、元気で明るくて…僕に元気を分けてくれた」

私はそのような女の子を一人知っていました…私の一番の親友で恋のライバルでもある…

恭介「…その子がまたお見舞いに来てくれたら、その子に告白するつもりなんだ」

仁美「…そう、でしたの…」

恭介「うん…だから、ごめん、仁美さんの気持ちには答えれない」

仁美「分かり…ました…でも、この気持ちを上條君に伝えられただけで満足です」

恭介「仁美さん…」

仁美「今日は、ご迷惑おかけしました」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:54:52.46 ID:1RtFFiVG0<> まどか「それって…!」

仁美「…さあ、さやかさん…病院で上條君がお待ちですわ」

さやか「で、でも…それって私とは限らないんじゃ…」

仁美「クスッ…私の知ってる方であのような人は貴女しか知りませんわ…さぁ、お行きなさい」

さやか「うん…分かった!」

さやかさんは屋上のドアを少し乱暴に開けて、走っていく

まどか「…良かったね、さやかちゃん」

仁美「…そうですわね…それにしても、勝負する前から負けてたなんて、とんだお笑い草ですわね…」

まどか「仁美ちゃん…」

仁美「…まどかさん、少しだけ、胸を貸していただけませんか?」

まどか「…うん、いいよ」

私はまどかさんの胸を借り、そして…

仁美「…ぐすっ…うぇ…!うわぁぁぁぁん…!うわぁぁぁぁん…!」

まどか「………」ボンポン

仁美「私、私…うあぁぁぁぁぁ…!うえぇぇぇぇぇん……!」

まどか「………」ギュッ

私はこの後30分程今までに無いほど大泣きし、目を腫らして家に帰りました

恐らくさやかさんと上條君は、これからも末永くお付き合いする事になるでしょう…
願わくば、二人に幸せが訪れますように… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 15:55:48.75 ID:dnCyeXePo<> じゃあこのわかめはオレが頂いていきますね^^ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/24(月) 15:57:03.82 ID:1RtFFiVG0<> はい、今日はここまでです

さやかと恭介がお付き合いしました、恭介爆発しろ

そして仁美ちゃんは見事に玉砕しました、よって仁美ちゃんの出番はこれまで以上に減るでしょう
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 15:58:57.65 ID:dnCyeXePo<> >>1乙ww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 23:24:00.46 ID:K07xil3DO<> ×ふえるわかめ
○ふるえるわかめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/25(火) 00:51:24.29 ID:Kmk8zGm7o<> you両方とも付き合っちゃいなYO <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/09/25(火) 13:04:18.49 ID:zcjIyuRAO<> 謝られたという割と小さいキッカケで自覚するレベルなら、原作でも仁美に告白された時に仁美と一緒にいる未来を想像したら、さやかの顔がチラついて好きだと自覚して断るって展開になりそうなものだけどな <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 13:37:41.50 ID:xGxiGoRd0<> >>448
憶測ですが、多分CDの話でお互い「相手は自分が嫌い」と考え、避けあってしまったから仁美ちゃんと付き合う事になったのでは無いでしょうか

再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/25(火) 13:41:12.30 ID:Y/CzMZ+Uo<> よしキタコレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/25(火) 13:43:12.83 ID:o/8HN+PIO<> お前ら丸太の用意はいいか! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 13:51:05.17 ID:m0xFRzoI0<> 朝 通学路
男視点

さやか「でねー、恭介は松葉杖で歩けるようになったら退院してまた学校に来れるようになるんだって!」

まどか「良かったね、さやかちゃん」

俺達…俺とほむら、さやかとまどかは四人で学校の通学路を歩いてた

ほむら「…さっきから上條恭介君の話ばかりね」

さやか「だってさー、恋人になれたんだよ!これが話さずにいられるかってんだ!」

まどか「あはは……」

男「…どうやら上手くいったみたいだな」ヒソヒソ

ほむら「ええ、これなら今のところ魔法少女にならなくて済むわね」ヒソヒソ

まどか「(…また二人でヒソヒソ話してる…仲良いなぁ)…そ、そう言えばさ! 仁美ちゃんは?」

さやか「……あー、今日は休むって…流石にショックらしくて…」

まどか「…そう、あんまり思い詰めなきゃ良いけど…」

さやか「ま、仁美なら大丈夫でしょ! 何てったって私達の親友だしね!」

まどか「…うん、そうだね」

さやか「それよりもさ…マミさんの様子、どう?」

男「あー…一応体は問題ないけど、精神的にはまだ厳しいかな…でも少しずつ回復しているぞ」

さやか「良かった…あのまま塞ぎこんだらどうしようかと…」

俺達はそんな会話をしていた、その時


?『おい』

男「!ほむら…」

ほむら「…ええ」コクッ

まどか「? 何?どうしたの?」

男「ちょっと二人で用事が出来ちまった、先生に遅れるって伝えといてくれ!」ダッ

ほむら「…頼むわよ」ダッ

まどか「あっ…」

さやか「どうしたんだろ…魔女かな?」

まどか「分からないけど…だとしたら私達が行っても邪魔になっちゃうね」

さやか「だね…先生に伝えとこうよ」

まどか「うん…」



まどか「…………最近、いつも二人一緒だなぁ…」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>saga<>2012/09/25(火) 13:57:26.27 ID:E1UamHt1o<> 安定のさやカスでしたかww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県)<>sage<>2012/09/25(火) 14:07:32.54 ID:qn4qmxnU0<> さやカスww
ワロタw <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 14:09:32.58 ID:isMQAWCE0<> 男「…杏子」

杏子「来たか…」

ほむら「まさか、こんな早く来るとは思わなかったわ」

杏子「この前の返事、伝えに来たぜ」

そう、俺達はこの前…仁美がさやかに告白に関して話した日の夜…

一昨日 夜のゲームセンター

男「夜中のゲームセンターなんて初めて入ったな」

ほむら「佐倉杏子が魔法で明かり付けてるからそんな感じあまりしないけどね…こっちね」

俺はほむらの後ろに付いていく…いた、ダンスのゲームをしている

杏子「よっ、ほっ…」

ほむら「佐倉杏子」

杏子「ん? …なんだお前らか、なんでこんな所にいるんだ?」

男「それらこっちのセリフなんだがな…まさかコインも入れてないとはな」

杏子はデモ画面で遊んでた

杏子「だってさー、金入れたら勿体無いじゃん…入れなくても遊べるのに」

男「楽しいか?」

杏子「まぁ、暇潰しにはなるよ」

ほむら「…今回は貴女に大事な話があるの」

杏子「大事な話?」

ほむら「…貴女に協力してもらいたい事があるの」

杏子「あ?協力って何するんだ?」

ほむら「それはまだ言えないわ」

杏子「…なんだそりゃ、説明無しに協力しろってか?」

ほむら「これは出来ればあまり広めたくない情報なの…協力してくれるなら話すわ」

そう、ワルプルギスの事は出来れば回りには秘密にしたい
マミさんが無理するかもしれないし、まどかやさやかが倒そうとして魔法少女になるかもしれないからだ

杏子「…ふーん、そうだな…本来なら考えてやっても良いが…」

男「良いが、何だ?」

杏子「ほむらっつったか? まだ私はあんたの実力を知らない…私と一戦交えてくれれば考えるぜ?」

ほむら「…それもそうね、こっちの実力を知らない相手と協力は出来ないわね…良いわ」

男「大丈夫か?」

ほむら「大丈夫よ、私の能力知ってるでしょ?」

男「…ま、ほむらな大丈夫か」

杏子「やけに自信たっぷりだが…そう簡単には負けないよ?」

ほむら「…で、どこでやるの?」

杏子「そうだなぁ…前戦った路地裏で良いだろ」

ほむら「分かったわ、行きましょう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>saga<>2012/09/25(火) 14:17:28.95 ID:ikgMIklro<> デモw 画面っっっww <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 14:18:36.23 ID:YqwTlwyH0<> >>453
さやカスと言うよりは、さやかは仁美ちゃんを心から信じてます
だから仁美ちゃんは大丈夫と言えるのです、信頼の現れです


路地裏

杏子「ここなら誰かに見られる心配は無いよねぇ?」

ほむら「ええ、何時でも良いわよ?」

男「じゃあ、俺が審判するよ、もちろんほむらをひいきするつもりは無いからな」

杏子「そうかい…私も何時でも良いよ?」

男「じゃあ…初め!」

ジャキ

杏子「なっ!?」

初めと言った瞬間、ほむらは既に杏子の両腕を拘束し、後頭部に銃を押し付けていた

ほむら「…動いたら撃つわ」

男「…杏子、どうだ?」

杏子「…うー…分かったよ!私の負け!」

男「勝者、ほむら!」

ほむらは銃を下ろす

杏子「まさかいきなり後ろ取られるとわなぁ…どんな能力使ったのさ?」

ほむら「協力してくれるなら話すわ」

杏子「またそれか…でも、何日か待ってくれ、少し考えたい」

男「俺は構わないが…ほむらは?」

ほむら「私も構わないわ」

杏子「助かるよ…じゃあ今度返事するからな!」

杏子は去っていった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 14:24:07.18 ID:eW7rnoZT0<> 男「…まさか朝っぱらから来るとは思わなかったぞ」

ほむら「で、返事は? 協力してくれるの?」

杏子「答えはyesだ、あんたらの本当の目的も知りたいしな」

ほむら「…そう、ありがと」

男「さて、今すぐにもその目的について話したい所だが…生憎俺達はこれから学校だ」

ほむら「ええ…放課後にまたここに来てちょうだい」

杏子「しゃーねぇな…じゃあ、放課後にここだな」

男「ああ」

杏子は去っていった

男「…じゃあ、行くか」

ほむら「ええ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 14:35:54.06 ID:vIG1Egpp0<> 放課後

俺達二人は朝話した所に向かう

杏子「遅かったな」

ほむら「そう?中学の放課後ってこんな時間よ」

杏子「ふーん…小学校より遅いんだな」

そういえば、杏子は小卒だったな…

ほむら「…ここじゃあれね…私の家に向かうわよ」

杏子「最初っからほむらの家に集合で良かったんじゃないか?」

ほむら「貴女は私の家知らないでしょ?」

杏子「…そりゃそうだ」

ほむホーム

杏子「…で? 協力してほしい事って…っと、その前にほむらの能力教えてくれるかい?」

杏子はポッキーのようなお菓子…ロッキーを加えながらそう話す

ほむら「…私の能力は時間停止よ…私と私に触れる物以外の時間を止めれるの」

杏子「…なんだその反則能力…」

だよな、俺も初めて聞いた時「ほむらに勝てる奴いんの?」って思ったわ

ほむら「その代わり魔法少女としての能力は低いのよ、だから重火器に頼るのよ」

杏子「…なるほど、簡単に後ろ取られた理由が分かったよ…で、協力してほしい事ってなんだい?」

ほむら「…もうすぐ、ワルプルギスの夜が来る」

杏子「…ワルプルギスの夜、だと?」

男「…ああ、最強最悪の魔女だ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 14:55:22.99 ID:Cq2VAkVT0<> 杏子「…それは本当かい? 本当だとしてもなんで分かる?」

ほむら「統計よ」

杏子「統計?」

ほむら「ええ…これを見て」

ほむらは置いてあったカレンダーと地図を見せ、指を指す

ほむら「統計が正しければ、この日にこの方角からワルプルギスの夜が侵入して来るわ」

杏子「…それも統計かい?」

ほむら「ええ」

杏子「ふーん…しかしそんな強い魔女ならなんでもっと魔法少女集めないんだ?」

ほむら「…実力やメンタル面から考えて信頼出来るのは貴女達だけなのよ…実力の無い魔法少女集めたって焼け石に水よ」

杏子「なるほど…マミのヤツも今戦えないんだったか?」

男「ああ…でかい魔女に頭噛み千切られそうになってな」

杏子「…そうかい、マミが万全なら良かったんだがな」

ほむら「…そうね」

杏子「まあ、私達だけでも充分倒せるじゃないか? ベテランの私と、時間を止めれるほむら…それに退魔の能力を持つ男ならさ」

男「…正直俺達もそう思いたいが…このワルプルギスの夜はとんでもない、ほっとけばあっという間に町を滅ぼすだろうな」

…最初の時間軸であれだ、何回も繰り返して強力な因果を持ったワルプルギスの夜なんて正攻法で勝てるかどうか…

杏子「…一晩で町を滅ぼせるとは聞いたけどな…」

ほむら「真実って言うのは、時として噂よりもよっぽど大きな時もあるのよ」

杏子「そういうモンなのかい?」

男「そういうモンだ…俺の退魔の剣が効くとは限らない」

ほむら「私が時間止めたとしても、重火器で傷を付ける事すら出来ないかもしれないわ」

杏子「…なるほど、私の槍が一切通らない可能性もあるのかい…そんな強力な魔女ならどんぐらい大きなグリーフシード落とすんだろうな?」ワクワク

ポジティブだなぁ

男「…さて、そろそろ夕飯にするか…杏子も食ってくだろ?」

杏子「私はカップ麺があるからいいよ」

男「…カップ麺じゃ栄養偏るぞ」

杏子「魔法少女に栄養なんて関係無いと思うけどねぇ…」

男「モチベーションとかあるだろ」

ほむら「…(最初の頃も、似たような事言われたわね)」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 15:09:37.45 ID:w3Nmm6uu0<> 今回は簡単に葱と豆腐の味噌汁と…旬の秋刀魚の塩焼きにする事にした

というわけで資料を退かし、テーブルを開いてキッチンにする

杏子「うおっ!? そこ台所になるのか!?」

男「最初の頃の俺みたいな驚き方だな」

ほむら「…なんで皆驚くのかしら?」

とりあえず米を炊き、秋刀魚に塩振って焼く
その間に味噌汁を作る

杏子「…ゴクリ」

数十分後

男「出来たぞー!」

杏子「おお…ほっかほかの炊きたてご飯…!焼きたての秋刀魚…それに出来立ての味噌汁!」

ほむら「目が輝いてるわね」

杏子「だってさー…出来立ての飯なんてここ数年間食べてないんだぞ? いっつもコンビニ弁当かカップ麺、それにお菓子だし…」

男「…(苦労したんだなぁ)」ナデナデ

杏子「ちょっ…!?なんで頭撫でるんだよ!」///

男「なんとなく」ナデナデ

杏子「ちょっ…止めろってばぁ!」///

ほむら「……そろそろご飯並べて良いかしら?」

男「あ、ああ…」パッ

杏子「あっ…」

俺は凄い威圧感を感じて直ぐ様手を離し、ご飯を並べる

三人「「「いただきます」」」

そう言った瞬間、杏子はご飯にかぶりついた

杏子「うま…うま…あっつぅ!」

どうやら久しぶりに食べた炊きたてご飯が美味しくて、数秒熱さが遅れてきたらしい…

男「落ち着いて食えって…」

杏子「…へーい」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 15:19:11.47 ID:p/BpteeC0<> 三人「「「ごちそうさまでした」」」

杏子「…はぁ〜、食った食った」

結局杏子はご飯四杯、味噌汁三杯食べて俺達とほぼ同じ時間で食い終わった

ほむら「かなり食べたわね」

杏子「…久しぶりだったし、美味かったもんだから、ついな」

ほむら「…そろそろ行くの?」

杏子「んー…あんまり長居するのもあれだしな」

男「…そういえば、杏子ってどこで寝泊まりしてるんだ?」

杏子「ん? たまにホテルだけど…今日は公園かな? ホームレスのおっさんとかが残した段ボールで寝るよ」

ほむら「………段ボール?」

杏子「ああ、これが意外と暖かいんだ!」

男「………よし!杏子!」

杏子「な、なんだよ…いきなり大声出して」

流石に女の子を公園で、しかも段ボールハウスで寝かせるなんて…男としてほっとけん!

男「今日は俺の家に泊まれ!」

杏子「……………今、何て?」

男「だから、今日は俺の家に泊まれ!」

杏子「……………」




たっぷり十秒



杏子「はぁ!!?」



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/25(火) 15:23:55.14 ID:5m1M18xp0<> 今日はここまで、あんこちゃん泊めるなんて男爆発してそのまま花火になってしまえ

さやかは仁美ちゃんを心から信じてます
ほら、王道マンガとかで親友である仲間が一人で大軍を止めて、主人公達を先に行かせる時とか「アイツ一人見捨てるのか!?」とか言われても「アイツなら大丈夫さ! なんせ俺の親友だからな!」とかあるじゃないですか、そんな感じです

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/25(火) 15:34:27.78 ID:Y/CzMZ+Uo<> それ信じているというより捨てg…ううん、なんでもない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/25(火) 15:59:34.49 ID:SgdfJ5iLo<> じゃあワルプル軍相手でも仁美は大丈夫だな(棒) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/25(火) 16:01:30.35 ID:x73+QgfIO<> 仁美ってワルプルの時は市外に逃げてるのかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2012/09/25(火) 16:03:02.82 ID:mzCaaB1e0<> 乙。

汚ねぇ花火だぜww

そうか、わかめは鉄砲d(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)<>sage<>2012/09/25(火) 20:21:17.34 ID:AvbfI+5AO<> 乙!!

男の家じゃ何も無くて杏子ちゃん退屈するだろうから俺の家に泊めるy……あれ?誰か来たな杏子ちゃんだろう。ちょっと見てくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>saga<>2012/09/25(火) 21:22:56.89 ID:CM0n7lp2o<> さやかちゃんたらハシャイジャッテ……その状況に追いやったのはさや………。なんでもない
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/25(火) 23:22:58.57 ID:xXSb/PSgo<> さやか調子のりすぎだろ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 14:27:52.55 ID:Yr8b3Gip0<> 彼氏できたばかりの女友達のノロケ話のウザさは異常

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 14:38:10.19 ID:6gIoRSgR0<> 男宅への道

杏子「だからさー、公園でも平気だって」

男「もう夜は寒いんだ、体調崩したらいかんだろ」

杏子「魔法少女はそんな簡単に体調崩さねぇーよ」

男「それでも、夜の公園で女の子を一人で寝かせるなんて男のプライドが許さん」

ほむら「諦めなさい、男は頑固だから」

杏子「…なんでほむらも一緒に来てるんだよ」

ほむら「私も一緒に泊まるのよ、流石に異性同士が二人っきりで一晩は危ないわよ、色んな意味で…どうせ明日は休みだしね」

杏子「…そうかい、…ところで男の家はまだなのか?」

男「いや、もう見えてるぞ…あのマンションだ」

杏子「? あのマンションって確か…」


男自宅前

杏子「…やっぱり、マミと同じマンションだったか…」

男「ついでに言うとマミさんの部屋は左隣…そこだ」

杏子「………マジ?」

ほむら「マジよ、表札見なさい」

杏子「…ホントだ」

男「気になるのは分かるが、今はもう寝てるかもしれないし…挨拶するなら明日だぞ」

杏子「べ、別に気になってなんかいねーし…」

顔を見る限り、素人目にも分かるぐらい明らかに気にしてるがな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 14:52:58.96 ID:6gIoRSgR0<> ガチャ

ほむら「おじゃまします」

杏子「お、おじゃまします…」

男「どうした?なんか緊張してるみたいだが…」

杏子「た、他人の家に招かれるなんて久しぶりなんだよ」

なるほど、しばらくまともに人と交流してなかったみたいだしな…不馴れなのか

男「まあ…あんまり緊張しなくていいぞ、自分の家だと思ってくつろいでくれ」

杏子「そ、そうか…じゃあソファ使うぞ!」

そう言った瞬間、杏子はソファで横になりながらお菓子を食い始める
…くつろいで良いっていったが、くつろいぎすぎだろ

杏子「おおー…このソファ、前に使ったホテルのより気持ちいいぞ」

ほむら「そりゃあ、最高級品だし…」

男「それは良いが、お菓子こぼすなよ?…何か飲むか?」

杏子「ココアある?」

男「ココアは…あるぞ」

杏子「じゃあミルクココア! ホットな!」

ほむら「私も同じの貰おうかしら」

男「了解、牛乳温めんのにちょっと掛かるから、少し待ってくれ」

とりあえず牛乳を人数分小鍋に入れ、温める
最近じゃあレンジでもホットミルク作れるらしいが…三人分作るとなると時間掛かるし、やっぱり鍋使った方が早いしな

数分後

男「…はい、ホットココアだ」

杏子「サンキュー!」

ほむら「頂くわ…やっぱり甘いわね」

男「ココア多かったか?」

ほむら「いえ、この甘さは嫌いじゃないわ」

俺はそうかと返事をし、自分のミルクココアを飲む
ふぅ…コーヒーも美味いが、たまにはココアも良いな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 14:59:32.57 ID:6gIoRSgR0<> 杏子「あ、そうだ…食うかい?」

そう言って杏子が取り出したのは、ロッキー

男「頂くよ」

ほむら「私も貰うわ」

そして俺もロッキーを食べる…うん、ポッキーだ

ほむら「…ねえ杏子、最近風呂入った?」

杏子「んー? 先週銭湯忍び込んだが…」

ほむら「男、シャワー借りるわよ」

男「良いぞ」

そう言ってほむらは、杏子の腕を掴み引っ張る

杏子「ちょ…! まだココア飲み終わってねぇよ!」

杏子は自分のココアを一気のみする

ほむら「…行くわよ」

杏子「わ、分かったから引っ張るな!」

そしてほむらは杏子を引きずりながら浴室に向かった

男「…とりあえずロッキーを冷蔵庫に入れとくか」

俺は杏子の残したロッキーを冷蔵庫に入れた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 15:11:03.10 ID:nmtcLW/IO<> ロッキーを冷やすなんて男がマメなのかそれともロッキーが丸太並に太いのか <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 15:13:19.99 ID:PxQGrbij0<> 浴室(撮影厳禁) ほむら視点

ほむら「とりあえず髪洗うわよ」

杏子「へーい…たっくよぉ、風呂なんて一週間に一回入れば良いだろ?」

ほむら「ならもう一週間経ってるじゃない…」

杏子「あ、そうか」

ほむら「全く…普通女の子は毎日、最低でもシャワーを浴びるのよ?」

そう言いながら私は、少し熱めのシャワーを杏子にかける

杏子「………」

充分に濡らした後、シャンプーを杏子の髪に泡立てる

杏子「おお…誰かに髪洗ってもらうなんて小っちゃい頃以来だな」

ほむら「…そういえば、私も人の髪を洗うなんて随分久しぶりね」

私も随分甘くなったモノね、…これも男のお陰かしら

ほむら「痛くない?」

杏子「うんや、逆に気持ちいいぞ…」

杏子は本当に気持ち良さそうに目をとろんとさせている

ほむら「…じゃ、そろそろ流すわよ」

杏子「んー」

シャワーをかけ、シャンプーを流す

ほむら「次はリンスよ」

杏子「リンス〜?シャンプーだけで良いんじゃないか?」

ほむら「駄目よ、せっかく伸ばしてるんだから…貴女髪ボサボサだったのよ?」

杏子「別に私はボサボサしても気にしないし、伸ばしてるのも切るのが面倒なだけなんだがなぁ…」

ほむら「私が気にするのよ」

そして私は、杏子の長い髪をマッサージするようにリンスを付ける

杏子「ふにゃ〜…」

ほむら「…本当に気持ち良さそうね」

そしてリンスを流した <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 15:27:14.81 ID:UHOy8mCe0<> >>475
家に友達が来たら、必ず飲み物を出すぐらいにはマメです

ほむら「体は…自分で洗えるわね」

杏子「流石にな…」

杏子は体用のスポンジにボディーシャンプーを付け、体を擦る

杏子「〜♪」ガシガシ

ほむら「そんな強く擦ったら駄目よ、もっと優しくやりなさい」

杏子「こ、こうか?」ゴシゴシ

ほむら「そうよ、あんまり優しくしすぎても今度は汚れが落ちないから注意しなさい」

杏子「へーい…なんかほむらってお袋って感じだな」ゴシゴシ

ほむら「? 何処が?」

杏子「口煩い所」

ゴンッ

杏子「痛って!?」

ほむら「バカな事言ってないで、さっさと体洗いなさい」

杏子「はーい…(そういう所が、お袋って感じなんだよ…)…あっ」ゴシゴシ

途中で杏子の腕が止まった

ほむら「どうしたの?」

杏子「…悪い、背中頼む…届かないんだ」

ほむら「分かったわ」

私は杏子からスポンジを受け取り、背中を洗う

杏子「…背中を洗ってもらうのも気持ちいいもんだな」

ほむら「そうなの?私は背中洗ってもらった事無いから分からないわ…」

杏子「そうなのか?なら次は私が洗ってやるよ、髪とかもな」

ほむら「…別に良いけど、力入れすぎないようにね」

杏子「分かってるよ」

その後、杏子が体の泡を流した後に私も洗ってもらった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 15:39:37.99 ID:cSVEsIHN0<> 男視点

とりあえず二人の着替えに、恐らく予備として置いたのであろうパジャマを置いといた

ほむら「上がったわよ」

杏子「ふぃ〜…」

二人が出てきた、二人の服装はシンプルな縦縞のパジャマだが、男物の為裾が余ってる
なんて言うか、萌える

ほむら「?どうしたの、ボーッとして…」

男「い、いや…何でもない」

杏子「?」

男「と、とりあえずどこで寝るか決めるか…とりあえず予備の布団は一組あるぞ」

ほむら「一組? もう一人はどうするの?


男「俺がソファに寝るよ」

ほむら「寒くない?」

男「一応予備の毛布があるから大丈夫だ」

ほむら「…そう、あんまり無茶しないでよ」

男「分かってるよ…二人はどっちで寝るんだ?」

ほむら「私は布団で寝るわ」

男「そうか…じゃあ杏子はベッドだな」

杏子「良いのか?私は雑魚寝でも良いんだけど…」

男「お客さんに雑魚寝させる訳にはいかねぇよ」

杏子「そ、そうか…」

男「…じゃ、そろそろ寝るか」

ほむら「ええ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 15:40:19.60 ID:5iomXhaDO<> 撮影厳禁だと!?
構うもんか!!俺は行くぞ!! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 15:46:23.26 ID:nOrhBZ+20<> そしてそれぞれ寝床につく

杏子「おー!この布団軽くてふかふかだ!」

男「羽毛布団だからな」

ほむら「…こっちの布団も羽毛なのね」

男「こっちの毛布も肌触り抜群だぞ」

そして電気を消す

杏子「おやすmZZZ…」

男「早っ!?」

ほむら「お休み一秒ね」

男「…俺達も寝るか」

ほむら「ええ…お休みなさい」

男「お休み」

…お休みと言ったものの、寝付けん

ただでさえ女の子を泊めるのは初めてなのに、その女の子が杏子とほむらだしなぁ…

寝れるかなぁ… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/26(水) 15:49:48.44 ID:7MgdPG7r0<> >>479
入った瞬間マシンガンの嵐+伸びる槍が飛んで来るが気を付けて

今日はここまで、もう男はずっと爆発してろ

ストーリーの都合上、平和回が多目になります
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 15:51:01.71 ID:wFHuEQfso<> >>1乙
YESロリコンNOタッチだww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 15:56:10.65 ID:nmtcLW/IO<> また杏子とほむらとか二人まとめて抱き寄せて髪の毛くんかくんかしたい組み合わせ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福井県)<>sage<>2012/09/26(水) 17:06:59.77 ID:l8Qz551wo<> >>482
お前ロリコンな人が好きとかかわってんな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 17:37:21.59 ID:ahrw8zhfo<> >>479
入ったところでおっぱいなんてないじゃないか! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/26(水) 17:48:33.94 ID:Tn3LvJZ/o<> あったよ!丸……、おっぱいが!
このSS大好きだからもっと伸びて欲しい。斜め上へ
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 20:34:35.20 ID:Jn5qUsaAo<> >>485
王の判決を言い渡す 死だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)<>sage<>2012/09/26(水) 22:07:45.69 ID:EZs5cDKAO<> >>487
V兄さんないしは太牙兄さん何やってるんスか?

フラグ乱立とか卑怯じゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 22:30:28.74 ID:JSwQFYEM0<> だがしかしまるで全然乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 22:50:29.73 ID:5iomXhaDO<> >>485
世の中には貧乳好きな奴だっているんだぜ?
まな板に近ければ近いほどディモールト・ベネ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/27(木) 03:04:52.73 ID:vz2hqX01o<> 丸太丸太言うから男がメイトリックスで脳内再生され始めた <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga <>2012/09/27(木) 14:40:58.39 ID:TLzo4RgS0<> マミさんとさやかのバストのサイズが実は同じぐらいという記事を見つけて驚愕した>>1です、さやかったら隠れ巨乳だったのか?

では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 14:43:11.87 ID:IDOPHV8IO<> さやかの方が体格自体が大きいからアンダーがさやかの方がデカい
トップバストが同じなだけ

ちなみに脚が一番長いのは杏子 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 14:48:35.04 ID:VPWxRH/8o<> だから一番美人なのはさやかちゃんでした^^ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 14:56:43.30 ID:Dcjzaiqm0<> 朝 男宅

俺は今、コーヒーを飲みながら目玉焼きと焼きベーコンを作ってる
カリカリに焼いたベーコンと目玉焼きが、トーストに良く合うんだな、これが

ほむら「…おはよう」

男「おはよう、朝早いなほむら」

ついでに今は朝6時だ

ほむら「貴方の方が先に起きてるじゃない」

男「んー、まあ…正確には違うんだがな…ふあぁ…」

ほむら「?…コーヒー貰うわね」

正確には一睡もしてないだけなんだがな…

杏子「…んー…良い匂いがする〜…」

そして杏子が今焼いてるベーコンの匂いに釣られてきたのか、起きてきた

男「おはよう、杏子」

ほむら「おはよう…まだ眠そうね」

杏子「……ああ、そういえば泊まってたんだよな、おはよう…ふあぁ〜…」

確かに眠そうだな

男「ほむら、杏子のコーヒーもついでに頼む」

ほむら「分かったわ」

杏子「……ZZZ」

男「…立ったまま寝るな」

数分後

杏子「…苦ぇ…」

ほむら「………朝の目覚めにはちょうど良いでしょ?」

まだ上手く淹れれないのか…

男「朝飯出来たぞー」

俺とほむらは一枚、杏子には二枚分の焼きベーコン付き目玉焼きトーストを渡す

杏子「? 私だけ二枚なのか?」

男「どうせ一枚じゃ足りないだろ?」

杏子「まあな…いただきます」

ほむ男「いただきます」


ほむら「目玉焼きとトーストって、昔のアニメ映画を思い出すわね」モグモグ

男「あれって先に目玉焼きだけ食べてるけど、普通にトーストと一緒に食べた方が美味いと思うんだがな」モグモグ

杏子「…(会話の内容が良く分からん…)」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 15:07:40.47 ID:WUaeldAt0<> >>494
SSS(そこまでにしとけよさやか)

杏子「ごちそーさまー!」

ほむら「ごちそうさま」

男「お粗末様でした」

これから何するか、食器を片付けながら考える

男「そういえば杏子、マミさんの所には何時行くんだ?」

杏子「んー、10時ぐらいには…って!気にしてないって言っただろ!?」

ほむら「もう遅いわよ、色々と」

杏子「う、うー…」

男「だとしても、まだ三時間半はあるな…何する?」

杏子「…今の所、魔女の気配も感じねぇしな…」

ほむら「何か無い?」

男「そうだな…ちょっと待ってくれ」

俺は何か遊び道具が無いか探す…あ、こんなのあった

男「PS2とドカポンキングダムがあったぞ」

ほむら「却下、せっかく築き上げた信頼を崩したく無いわ」

ですよねー

杏子「?なんでゲームで信頼崩れるんだ?」

ほむら「ドカポンシリーズ、またの名を友情破壊ゲームシリーズよ」

杏子「?」

男「後は…Wiiとマリオカートがあるな」

ほむら「それで良いわ」

杏子「マリオカート…スーファミ版しかやった事ねぇーぞ?」

ほむら「基本は同じよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/27(木) 15:13:42.57 ID:aEZ/oOKfo<> 桃鉄でもええんやで <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 15:16:07.22 ID:pKSte9s60<> 杏子「ちょ!? ショートカットとか汚ねぇぞ!?」

男「勝てば良かろうなのだぁー! …うお!? なんでそっから緑甲羅当てれるんだ!?」

ほむら「射撃は得意なのよ、何処から撃てば当たるのかくらいは分かるわ」


男「結局二位か…」

杏子「う〜…三位だったぞ」

ほむら「当然の結果ね」ファサァ

男「…お、そろそろ10時か」

ほむら「あら本当、そろそろ行ったら?」

杏子「…分かったよ!行けば良いんだろ行けば!」

男「いってらっしゃーい」

杏子「…行ってきます」

ほむら「…さて、私達は何する?」

男「スト2でもやるか」

ほむら「また懐かしいのが出たわね」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 15:38:37.94 ID:1g24M7vv0<> マミほーむ前 杏子視点

…改めてここに来ると、緊張するな…しばらく会ってねぇしなぁ

杏子「…ええい! こうなったら実行あるのみだ!」ピンポーン

マミ「はーい!」ガチャ

杏子「よ、よう…久しぶりだな」

マミ「…佐倉、さん?」


マミほーむ リビング


マミ「紅茶で良いかしら?」

杏子「お、おう…」

…うわー、心臓がバクバク言ってる…
確かマミは、ワルプルギスが来るの知らないんだったな…それの話題を出さねぇ様にしないと…

マミ「はい、クッキーもあるわよ?」

杏子「サ、サンキュー…」

とりあえずクッキーを摘まむ…うん、マミの味だ
クッキーを食べたら少し落ち着いたようだ…とりあえず話題を…

マミ「…本当に久しぶりね」

杏子「あ、ああ!そうだな!」

マミ「ふふ、そんな緊張しなくて良いわよ?」

どうやらまだまだ緊張してたようだ…深呼吸深呼吸…スゥー…ハァー

マミ「そういえば、男君と喧嘩したんだって?」

杏子「あ、ああ…」

マミ「もう、駄目じゃない…お互い怪我無かったみたいだから良いけど」

杏子「す、すまねぇ…」

…私、結構思いっきり蹴り飛ばしたんだがな…

マミ「…素直になったわね、男君のお蔭かしら?」

杏子「…かもなぁ、昨日も男の家に泊めて貰ったし」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 15:39:29.05 ID:1g24M7vv0<> マミ「え?男君の、家に?」

杏子「あ、もちろん二人きりじゃなくてほむらの奴も一緒だったぞ?」

マミ「………暁美さん、も?」

杏子「ああ」

マミ「………そう」

…ちょ、なんでマミが暗くなるんだよ…な、何か明るい話題を…!

杏子「そ、それにしてもこの紅茶とクッキー美味いな!」

マミ「そ、そう?」

杏子「ああ! この紅茶も前と変わらない味だしな!」

マミ「…それ、この前男君から貰った紅茶だから前のとは別物なのだけれど…」

あああああ! なんで私こんなミスするんだよぉー!

マミ「…ふふ、ありがと」

杏子「へ?」

マミ「落ち込んでたの、励まそうとしてたんでしょ?」

杏子「…あ、ああ…大変だった、みたいだな」

マミ「…ええ、まだ魔女どころか使い魔と戦うのも無理ね…」

杏子「…そうか、あんまり無茶するんじゃねぇぞ?」

マミ「…本当に丸くなったわね、貴女」

杏子「そ、そうか? …多分男のお蔭だろ」

マミ「男君の?」

杏子「ああ、アイツめっちゃ優しいだろ?…それに影響されたのかな」

マミ「…分かる気がするわ、男君と一緒にお茶するとなんだかとても暖かい感じがするし…」

杏子「なんつうか、優しすぎるくらいだよな…私なんかを泊めてくれたりさぁ」

マミ「そうね、その優しさが男君の魅力なのかしらね…」

杏子「かなぁ…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 15:51:13.13 ID:MYN0RAVt0<> それから私達は色んな話をした

昨日の事、暫く会ってなかった間の事、一緒に戦ってた頃の事…

杏子「…お、もうこんな時間か」

マミ「あら、本当に楽しい時間はあっという間ね」

杏子「…さてと」

マミ「…そういえば、貴女これから寝泊まりどうするの?」

杏子「んー…たまに男の家に泊まるかもしんねぇけど、基本的にはホテル忍び込んだり公園だったりかな?」

マミ「……体調、崩すわよ?」

杏子「…男と同じ事言うんだな…でもだったらどうすれば良いのさ?」

マミ「んー…そうだ! せっかくだし…」

杏子「ん?」


男宅

ガチャ

杏子「おーい、男?」

<ソニックブーム!ソニックブーム!ウワァーウワァーウワァー…

男「ま、待ちガイルは汚ねぇだろ!?」

ほむら「ふ、勝てば良かろうなのよ」

杏子「…………」

マミ「…………」

男「ん?…おお、杏子とマミさんか…」

ほむら「あら、こんにちわ」

マミ「こ、こんにちわ…何してるかしら?」

ほむら「スト2よ」

男「ほむらさぁ…待ちガイルは無いだろ、待ちガイルは」

ほむら「貴方のサガットよりはマシよ、上下にタイガーショット撃ちまくってくるし、近づいたらタイガーアッパーじゃない」

杏子「…どっちもどっちだろ」

マミ「はは…」

男「そういえば…マミさんまでどうしました?」

マミ「あ、そうそう…さっき佐倉さんと話したのだけれど…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 16:05:47.10 ID:3ei5rcs40<> 男視点

男「杏子がマミさんの家に?」

マミ「ええ、なんだかほっとけないし…だったらいっそう一緒に暮らしちゃえ、って思ってね」

杏子「…まあ、公園暮らしよりはマシだしな」ニコニコ

男「まったく…顔と台詞が合ってねぇぞ?」ナデナデ

杏子「ちょ!だから撫でるなって!」///

マミほむ「…………」ジーーーー

ビクッ

男「………」スッ

杏子「あぅ…」

な、なんか昨日の二倍程の威圧感が…

ほむら「…まあ、マミなら安全ね」

男「だな、話もしやすくなるだろうし」

マミ「…それで、これから佐倉さん用の日用品買いに行くのよ」

杏子「私は別に良いって言ったんだなな…」

マミ「駄目よ、せめて洗面用具は無くちゃ」

…なんか、姉妹みたいだな

マミ「…という訳で、行ってくるわね」

男「はい、いってらっしゃい…杏子もマミさんに迷惑かけるんじゃねぇぞ?」

杏子「め、迷惑なんてかけねぇよ!」

ほむら「…いってらっしゃい」

マミ杏「行ってきます」ガチャ バタン <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 16:12:01.06 ID:lDG3pQit0<> ほむら「さて…これからどうするの?」

男「ん? ゲームの事か?」

ほむら「違うわよ…思った以上よりかなり早くワルプルギスへの準備が終わったのよ」

男「…あー、後三週間もあるしな」

本来なら一ヶ月近く掛ける準備が、一週間で終わった
時間は余るほどある

ほむら「ええ、グリーフシードは魔女が現れ次第取れば良いけど…時間がありすぎるのも問題ね」

男「そうだな…じゃあ、せっかくだし色々と遊んでみるか?」

ほむら「遊ぶ?」

男「ああ、ほむらもさ、しばらく皆と遊んで無いだろ?」

ほむら「…ええ、ワルプルギス対策やまどかの契約防止に必死だったから…」

男「だから遊ぶ、まどかやさやか、マミさんや杏子達と一緒に」

ほむら「…それも良いわね、でも何するの?」

男「そうだなぁ…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/27(木) 16:19:58.22 ID:Y8m97Fii0<> はい、今日はここまで
目玉焼きとトーストのタッグは最強、更にカリカリベーコンで鬼に金棒です

さて、思った以上にほむら達の時間に余裕が出来ました

そこで安価を取ります、これから三つの安価を取りますので遊び内容などを安価して下さい
その遊び内容一つに付き、一つの番外編を行います

基本何でも良いですが、次の事に注意して下さい

・鬼畜系、エロ系は勘弁してください

・あまりに関係無い物は再安価

・このSS内の季節は10月ほどで秋です、なので結構涼しいです

・旅行など…例えば温泉等の安価などの長くなるものは前半後半に分ける場合もあり

以上の事に注意し、安価をお願いします
では、また次回

安価先

↓2
↓3
↓4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 16:20:56.27 ID:2iJGc9hIO<> 上條のリハビリがてら温水プールに行こう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 16:43:14.13 ID:VPWxRH/8o<> 上條のリハビリがてら温水プールに行こう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/27(木) 16:43:40.63 ID:utbMnoyx0<> みんなで遊園地へ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 17:02:06.11 ID:M8XGgu9IO<> 隣接する映画館で二本連続で映画見る
(題目は1が最近見たやつでok) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 17:23:01.61 ID:gNWx/dDDO<> なにこのハーレム状態・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/27(木) 18:14:56.04 ID:4im0MrO+o<> チェックメイトと良かろうなのだぁー!のギャップにフイタw
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/09/27(木) 18:45:46.96 ID:s1dnhtUDO<> てか、杏子は一人称
私じゃなくてあたしじゃねーかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/27(木) 18:48:50.42 ID:2iJGc9hIO<> 杏子の二人称はあんたもしくはてめぇってのも間違いやすい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/09/28(金) 01:37:42.70 ID:KveDRZEKo<> 杏子の三人称はあんこちゃん! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 10:31:12.07 ID:FqVQkCRIO<> 彼岸島ネタがないあたりお前らに優しさを感じる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 10:59:31.23 ID:nFX87/42o<> ホムラーな男が吸血鬼の住む島に漂流するようです?ww <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 14:46:35.04 ID:bmU06Sks0<> >>509
原作メインキャラが全員女性故に…

>>511 >>512
oh…すいません修正します

>>506 >>507 >>508
了解しました
しかし、映画館なんて中学生から行ってないぞ…なんせ住んでる町に映画館無いから…

とりあえず、>>506のプールの話から始めます <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 14:47:38.49 ID:bmU06Sks0<>



番外編:1
プールへ行こう!



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 14:57:14.61 ID:bmU06Sks0<> 恭介の病室 さやか視点

さやか「…足、どう?」

恭介「うーん…まだ長時間は歩けないかな?」

さやか「そう…」

恭介の足はまだ上手く動かないらしい、リハビリ頑張ってるんだけどなぁ…

? そういえば、あの医療の本に…

さやか「そうだ! ねぇ恭介!」

恭介「? なんだい?」

さやか「プールでリハビリしよう!」

恭介「プール?」

さやか「うん、プールなら効率良くリハビリ出来るってこの前テレビで見たんだ!」

ついでに医者を目指す事は恭介には秘密にしている
そっちの方が驚いてくれるだろうし、何より恥ずかしいしね

恭介「でも、もう10月だよ?」

さやか「最近新しく出来た温水プールがあるんだ、そこなら今の季節でも大丈夫だよ」

恭介「んー…でも許可出るかな?」

ガラッ

医者「話は聞かせてもらった」

さやか「あ、医者さん」

医者「プールでのリハビリ…確かにそれなら効率よくリハビリ出来るね」

恭介「じゃあ…」

医者「うん、僕が許可をだそう」

さやか「あ、ありがとうございます!」

医者「でも、流石に二人だけじゃいざと言う時大変だな…僕も行ければいいけど、生憎忙しくてね…」

うーん…あ、そうだ

さやか「なら、友達も一緒に連れてって良いですか?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 15:06:49.14 ID:nlw4WAJm0<> 男宅 男視点

男「プール?」

さやか「うん、実は…」カクカクサヤサヤ

男「なるほど、しかし俺も行って良いのか?」

さやか「大丈夫だよ、恭介も転校生二人の事気になってたようだし自己紹介ついでにね…それにもう一人ぐらい男子がいた方が良いっしょ?」

男「…それなら、俺の友達も呼んでいいか?」

さやか「友達? 中沢とか?」

男「いや、女の子だ」

さやか「…男ってさ、つくづく女の子と関わり合い持つよね」

…しょうがないだろ、まどマギメインキャラは皆女の子なんだから

さやか「まぁいいよ、でもその女の子、私達にも紹介してよね?」

男「もちろんだ」

ていうか紹介がメインだしな

さやか「じゃ、次はマミさんも誘ってくるね」

男「マミさんも?」

さやか「うん、…マミさんもさ、魔法少女で忙しくて友達とあんまり遊べなかったようだしさ…」

男「…そうだな」

さやか「ま、不安なのはマミさんの魅力(戦闘力的な意味で)に恭介が惹き付けられないか…って事なんだけどさ」

男「恭介はさやか一筋なんだろ? 大丈夫だよ」

さやか「ひ、一筋って…もう男ったら!」パシパシ

…うん、ネタ振ったのは俺だけど…リア充め <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 15:25:42.31 ID:nlw4WAJm0<> そして当日 温水プール

男「ここだな」

まどか「ふぇー…大っきいなぁ」

ほむら「確か志筑グループの運営する最新設備満載の温水プール…だったかしら」

男「確かさやかと仁美は恭介と、マミさんは杏子を連れてくるんだったな」

まどか「杏子? …女の子?」

男「ああ、俺の友達だ」

まどか「そ、そうなんだ」

<おーい!

ほむら「さやか達ね」

さやか「ごめんごめん、待たせちゃって」

男「気にすんなよ、…で、君が上條恭介?」

恭介「うん、君達が転校生の…?」

男「ああ、男だ」

ほむら「私は暁美ほむらよ」

恭介「よ、よろしく(うわー…綺麗な黒髪ロング…)」

さやか「…(恭介の奴、早速ほむらに見とれてるし…)」

<おーい!

仁美「あら上條君、男君の友達が来たようですよ?」グリッ

恭介「痛!? ひ、仁美さん!く、首捻れて…!」

さやか「(自業自得だよ)」

杏子「おーっす!」

マミ「もう、おはようでしょ? …おはよう皆」

男まどさや「おはようございます」

仁美「おはようございます…貴女は確か、先輩の…」

マミ「巴マミよ、よろしくね」

杏子「あたしは佐倉杏子! よろしくな!」

仁美「私は志筑仁美ですわ、よろしくお願いいたしますね?」

恭介「あ、僕は上條恭介です、よろしくお願いします(冬服からも分かるボリューム…)」

さやか「もう恭介ったら、もうちょっと頭下げようよ」グッ!

恭介「さ、さやか? これじゃあ前が見えないんだけど…」

さやか「佐倉杏子…だっけ? 私は美樹さやか、よろしくね」

杏子「さやか…だな!よろしくな!」

男「さて、自己紹介も済んだしそろそろ入るか」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 15:27:43.47 ID:nlw4WAJm0<> >>520
あ、まどかの自己紹介忘れてた

まどか「あ、私まだ自己紹介してなかったね…私は鹿目まどか、よろしくね、杏子ちゃん」

杏子「まどかか…よろしくな!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 15:42:20.55 ID:vNbXVDdl0<> 温水プール内

流石にさやか達が恭介の着替えを手伝う訳には行かないので、俺がサポートした

男「ほんとでっかいなぁ…しかも貸し切り」

恭介「仁美さんが貸し切ったんだっけ? …流石だね」

男「だな…さて、皆を待つか」

恭介「そうだね…あ、あのさ…男君はさやかとどういう関係なんだい?」

男「どういうって、友達以上親友未満って所かな」

恭介「そ、そうなんだ…さやかって、あういう性格だから昔っから男友達多かったんだけどさ、男君とは特に親しそうだったし…ちょっと気になってさ」

男「大丈夫、恋愛対象には見てないさ」

恭介「…それも、彼氏としては複雑かな?」

男「はは…そういうもんなのか?」

恭介「そういうもんだよ」

<おーい!恭介ー!男ー!

さやかの声だ、走ってくるのが聞こえる

男「来たか」

まどか「ごめんね、待たせちゃって…」

ほむら「さやか、杏子、走るのは危ないわよ」

杏子「大丈夫さ、これぐらいなら…うおっ!?」ツルン

ほむら「ほら、だから言ったのに…立てる?」

杏子「だ、大丈夫さ…」

仁美「あらあら、佐倉さんったら慌てんぼうですのね」

マミ「もう、佐倉さんったら…」ボイン

さやか「…しかし、本当にマミさんは胸大っきいね」ポヨン

まどか「…さやかちゃんも負けてないと思うなぁ…」

ほむら「……」ギリッ

…さやかって隠れ巨乳なんだなぁ…痛っ!?

男「ほ、ほむら…?」

ほむら「…フン」

さやか「とりあえず、リハビリ始めようか」

恭介「うん、よろしくね」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:01:28.08 ID:SR2LCqCd0<> さやか「少しずつ…少しずつだよ」

仁美「ええ、1、2…1、2ですわ」

恭介「う、うん…1、2…1、2…」

恭介はさやかと仁美と手を繋ぎながら少しずつ歩く…うん、あれなら心配要らないな

杏子「そらっ!」バシャ!

男「おっと…やったな!」バシャ!

マミ「キャッ!?」

男「あ、すいませんマミさん」

マミ「もー、お返しよ!」バシャ!

まどか「後ろにも気を付けてね!」バシャ!

男「挟み撃ち!?」

杏子「せーの…そりゃあ!」バシャーン!

杏子が思いっきり水をぶっかけてきた

男「甘い!」パンッ!

だが俺は、飛んでくる水を右ストレートで弾き返す

杏子「ちょっ…!」

まどか「パ、パンチで水を…」

マミ「凄いわね、男君」

男「はっはっは」

杏子「…ふぅ、こうやってプールで遊ぶのって久しぶりだなぁ…」

マミ「そうね、私も小学生の頃プールの授業の自由時間ぐらいでしかした事無いわ」

男「あー…俺もかな」

まどか「私は去年、別の場所のプールで弟のたっくんと一緒に遊んだなぁ…」

杏子「弟? まどかって弟いんのか?」

まどか「うん、タツヤって言うんだ…まだ三歳で呂律も上手く回んないけどね」

杏子「へぇ…私も妹が一人いたんだ…」

…確か杏子の妹って…

マミ「そ、そうだ…せっかくだから泳ぎで競争しない?」

杏子「競争?」

まどか「あ、なんだか面白そうですね」

マミ「あっちにちょうど良いのがあった筈よ、行ってみましょ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:06:13.59 ID:ICk0EEB+0<> 俺はすぐさまマミさんに近付き、話をする

男「あ、あの…もしかしてマミさん、杏子の家族の事…」ヒソヒソ

マミ「…ええ、昔佐倉さんから聞いたわ」ヒソヒソ

男「…なるべく、触れないであげましょう」ヒソヒソ

マミ「そうね」ヒソヒソ

グイッ

男「うおっ!?」

突如、腕を捕まれ引っ張られる

ほむら「……」ツカツカツカ

男「ほ、ほむら?」

杏子「何やってんだあいつら…」

まどか「さ、さぁ…(やっぱりほむらちゃんも男君の事…)」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:16:49.14 ID:bzlTn/pF0<> 競泳用プール

マミ「じゃ、誰から行く?」

杏子「あたし!あたし行く!」

まどか「じゃ、じゃあ私も…」

マミ「佐倉さんと鹿目さんね」


杏子VSまどか


男「よーい…ドン!」

二人は同時に泳ぎ始めるが、やっぱり杏子の方が速いようだ

ほむら「流石ね」

マミ「…本当ね」

結局、杏子の大勝だった

まどか「…ぶはぁ!…やっぱり負けちゃったなぁ」

杏子「何言ってんだ、まどかだって筋良いじゃねぇか」

まどか「そ、そうかな?」

マミ「えーと…次は」

ほむら「私が行くわ」

男「じゃあ俺も行くよ」


ほむらVS男


マミ「よーい…ドン!」

俺達は一斉に泳ぎ始める…悪いが神様からもらったこのボディ、そう簡単には負けないぜ?
俺は早速加速する

ほむら「!」ムッ

それに合わせるように、ほむらも加速する

まどか「は、速い…」

マミ「…この前テレビで見たオリンピックみたいね」

杏子「泳ぎ方はほむらの方が上手いけど、その分男がパワーで対抗してるな」

結局、僅差で俺の勝ちだった

男「ゼェ…ゼェ…ど、どうだ!」

ほむら「ハァ…ハァ…ぐ、偶然よ…次やったら私が勝つわ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 16:21:23.39 ID:nFX87/42o<> も だと…? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:26:46.94 ID:stVYHuZU0<> 総合結果は俺が四勝一敗で一位だった

ついでに一敗の相手はマミさんだ
…横であんなデカい物がプルプルしてて集中出来るかってんだ…

杏子「なんか、腹減ってきたな」

ほむら「あら、ちょうどお昼ね…ご飯どうしようかしら?」

マミ「ふふ、大丈夫よ…サンドイッチを作って来たわ」

まどか「サンドイッチですか?」

マミ「ええ、朝出掛ける前にちょっとね」

杏子「あたしも手伝ったんだぜ?」

男「そりゃ楽しみだ、じゃあ早速昼飯にするか」

まどか「じゃあ、さやかちゃん達呼んでくるね?」

男「ああ、頼む」


さやか「ありゃー、マミさんも弁当作って来たの?私達もおにぎり作って来たのに…」

男「こりゃ…流石に凄い量だな」

まどか「た、食べきれるかな…?」

ほむら「…多分、大丈夫よ」チラッ

男「だな」チラッ

杏子「な、なあ!早く飯にしようぜ!」キラキラ

まどさや仁上「…(子犬みたい)ですわ)」



皆「いただきます!」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:38:09.02 ID:wDoD7eO70<> 杏子「あぐあぐ…もぐもぐ…がつがつ…うめぇうめぇ…」

まどか「す、凄い早さだね…」モグモグ

男「そんなに早く食べると喉詰まらせるぞ」モグモグ

杏子「ふぁいふぉうふふぁほ(大丈夫だよ)」

マミ「食べ物詰め込みながら喋らないの!」

杏子「…ん!?んー!んー!」

ほむら「言わんこっちゃないわね…ほら、お茶」

杏子「んぐ、んぐ…ぶはぁ! す、すまねぇ…」

さやか「もうちょっと落ち着いて食べなよ…」モグモグ

仁美「でも、そんなに美味しそうに食べる姿を見ると作ったかいがありますわね」モグモグ

マミ「本当ね…でも、もう少しゆっくり食べなさい?」

杏子「はーい…」モグモグ

恭介「…姉妹みたいだね」モグモグ

さやか「ほんとだね、マミさんが姉で杏子が妹だ」

杏子「わ、私が妹? 姉だろ?」

さやか「いやいや、どう見たって妹だろ…」

杏子「むー…お姉ちゃんなのに…妹いたのに…」

仁美「妹? 妹さんがおりますの?」

…ここで止めるのも不自然かなぁ…

マミ「………」

杏子「んー…まあな、昔色々あって今は一人だけど…」

仁美「あ…ご、ごめんなさい…」

杏子「気にすんなって」モグモグ

マミ「…佐倉さん、マミお姉ちゃんって呼んでも良いのよ?」ナデナデ

杏子「や、やだよ!頭撫でんなよ!」/// <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:50:19.89 ID:DpnG7+lZ0<> そして、少し食休みした後恭介達はリハビリ、俺達はクタクタになるまで遊んだ

そして夕方 帰る時間だ

男「いやー…手伝いに来たはずなのに遊んでばっかりで済まなかったな」

恭介「大丈夫だよ、皆が遊んでるのを見てると一緒に泳ぎたくなってやる気も出たし」

仁美「本当に上條君は今日は特に頑張っていらしたわね」

さやか「うん…でも、あんまり無茶しないでね? やりすぎは毒だから…」

恭介「分かってるよ」

まどか「…じゃあそろそろ…」

マミ「そうね、今日は楽しかったわ」

杏子「また一緒に遊ぼうな!」

さやか「うん!」

どうやら杏子とさやかは上手くいったそうだ

マミさんと杏子は先に帰ってった
俺達はまどかを送ってから帰る事にした、さやか達は恭介を病院に連れてってから帰るそうだ

さやか「また学校でね!」

男「ああ」

恭介「…今度は一緒に泳ぎたいな、それでどっちが早く泳げるか競いあおう」

男「おお、楽しみにしてるぞ」

仁美「では…今日はありがとうございまた」

三人も病院に向かっていった

ほむら「…じゃあ、私達も帰りましょ?」

まどか「うん、そうだね」

男「じゃ、行くか」

そして俺達も帰路についた… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:51:08.18 ID:DpnG7+lZ0<>





ワルプルギス襲来まで、後三週間





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 16:52:32.87 ID:FqVQkCRIO<> 長えwwwwww <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/28(金) 16:53:51.75 ID:EwUTcCGn0<> 今日はここまで、恭介の出番すくねぇ…公共施設使う時は、仁美が活躍出来ますね、便利です

次は遊園地でしたね
遊園地と言えば修学旅行で行ったUSJは楽しかったですが、流石に気温35度は堪えました…
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 18:00:54.24 ID:IAGZwkMU0<> ガラッ話は聞かせて貰った
じゃねーよwwwwww

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/29(土) 02:58:17.78 ID:o16JUSrDO<> ワルプルさん早くこないかなぁ(イライラ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/29(土) 08:06:07.05 ID:POfW+eTV0<> 個人的には星団をモブとして登場させて欲しいが、男と>>1がかずみを知らなさそうだなぁ・・・・ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 13:55:59.00 ID:SNqKEo3I0<> >>534
とりあえず番外編を全部終わらせたらワルプルギス戦を予定しています

>>535
すいません、漫画の外伝系は名前と早乙女先生が骨になる事しか分からないので…

次は遊園地編
開始します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 13:57:02.82 ID:SNqKEo3I0<>



番外編:2
皆で遊園地!




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:09:08.31 ID:n+yO1FEV0<> スーパー 男視点

それは俺とほむらがスーパーで買い物をしてた時の事

ほむら「福引き?」

男「ああ、さっきレジで会計してもらった時になんかフェアとかで福引き券貰ったんだ」

ほむら「こういう福引きって、基本当てさせないんじゃないの?」

男「ま、やるだけ損は無いだろ」

という訳で、福引き会場に来た

店員「…はい、福引き券一枚なので、一回引けます」

男「ほむら、やるか?」

ほむら「私は良いわ、あんまり運が良い方じゃないしね」

男「そうか、俺もあまり強くない方なんだがな…」

そして、昔ながらのガラガラを回す

ガランガラン ポトッ

出たのは赤

ほむら「赤?」

男「赤は確か…」



店員「…おめでとうございます!二等の「テーマパークファミリーチケット」です!」



男ほむ「………え?」

人生初の、残念賞以外だった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:17:54.54 ID:jTmFS/k60<> マミほーむ

杏子「テーマ…パーク?」

男「要は遊園地だ」

杏子「へぇー…そのチケットが当たったのか?」

ほむら「ええ、私達もまさか出るとは思わなかったわ」

マミ「だけど、本当に私達もいっしょに行って良いのかしら?」

男「大丈夫ですよ、このチケット最大6人まで行けるので」

杏子「6人っつー事は…」

ほむら「勿論まどか達も誘ったわ、…上條君はリハビリ、志筑さんは大事な用事があるとかで来れないけど…」

男「…ま、人数的にもちょうど良いしな」

杏子「遊園地か…行きてぇな」

マミ「そうね、せっかくだし私達も行くわ」

ほむら「そう」

杏子「で、いつ行けるんだ!?今日か!?」

男「そんな今すぐには行けないって…次の土曜日だ」

マミ「天気予報では晴れだったわね…良かったわ」

ほむら「ええ、そんな日に雨なんて最悪だしね」

杏子「土曜日か…楽しみだなぁ」キラキラ

男ほむマミ「…(…子犬)」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/29(土) 14:22:50.83 ID:POfW+eTV0<> そうか、ユウリとあいりが後ろでソフトクリームを舐めているところをイメージして満足するか・・・・ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:27:07.48 ID:+Gvc5S/70<> そんな訳で土曜日
テーマパーク

ほむら「見事に雲一つ無い晴れね」

男「気温もちょうど涼しいぐらいで気持ちいいな」

杏子「な、なぁ…まだ入らないのか?」ソワソワ

マミ「まだよ、鹿目さん達が来てからよ」

<皆ー!

男「お、噂をすれば…だな」

まどか「ごめんね…待った?」

ほむら「いえ、私達も来たばかりよ」

さやか「恭介と仁美が来れない分、思いっきり遊ぶぞー!」

杏子「おー!」

まどか「さやかちゃん達ったら、はしゃいじゃって♪」

男「じゃ、行くか」


スタッフ「…はい、ファミリーチケットですね こちら人数分のフリーパスとなっております(女子5人に男1人とか…リア充め)」

男「はい、ありがとうございます」

そのフリーパスを一枚ずつ皆に渡す

男「そのパスがあれば、このテーマパーク内の乗り物に自由に乗れるぞ…無くすなよ」

さやか「分かってるよ!」

ほむら「…杏子、無くすんじゃないわよ」

杏子「な、なんでわざわざあたしに言うのさ!」

男「特に落としそうだからだ」

マミ「ふふ…じゃ、今日はめいいっぱい遊びましょ?」

まどか「はい!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:37:52.05 ID:r4xYfLio0<> さやか「とりあえず、どこに行く?」

男「いきなり絶叫系は避けよう、えーと…」

俺は無料配布のパンフレットの地図を見ながらアトラクションを探す

マミ「…まずはコーヒーカップから行ってみない?」

まどか「そうですね」

杏子「良いから早く行こうぜ!」

男「はいはい…本当に元気だな」

マミ「あまりに楽しみ過ぎて、この日まで早寝出来なかったようなのよ…その反動ね」

ほむら「杏子らしいわね」

コーヒーカップ

どうやらこのコーヒーカップは一つに付き、三人ずつしか乗れないらしい

さやか「どう分けるの?」

男「普通にグッ・パーで分けるか?」

ほむら「そうね」

そしてグッ・パーで分けた結果…

男・ほむら・マミ
まどか・さやか・杏子
となった


さやか「それそれー!」グルングルン

まどか「さ、さやかちゃん!速すぎるよ!」

杏子「おー!回る回る!」グルングルン

まどか「きょ、杏子ちゃんも一緒に回さないで〜!」

男「…大変だな、まどか」グルグル

ほむら「1人はいるのよね、コーヒーカップをやたら速く回す人」

マミ「2人いるけどね…(こんな気持ちでコーヒーカップに乗るなんて(前までは1人で的な意味で)初めて…もう(魔女以外は)何も怖くない!)」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:49:27.30 ID:67SrlRyF0<> さやか「いやー!楽しかった!」

まどか「…コーヒーカップって、絶叫系だったっけ…」フラフラ

ほむら「大丈夫?まどか」

まどか「う、うん…歩いてれば治るよ」

杏子「次行こ!次!」

マミ「そんなに慌てないの、ゆっくり行きましょ?」


ゴーカート


男「ゴーカートか…」

杏子「この前やった、マリオカートの車みたいだな」

ほむら「確かに似てるわね」

さやか「お、レースも出来るんだ…ねぇ、せっかくだから競争しない?」

まどか「競争?」

さやか「うん、また三人に分けてレースして、一位の二人が決勝戦!」

マミ「あら、面白そうね」

杏子「じゃあまたグッ・パーか?」

男「だな」

結果

男、まどか、杏子
さやか、ほむら、マミ

まずは俺達から

杏子「負けねぇーぞ!」

まどか「私も頑張る…!」

男「よし、準備は良いな…さやか、頼む」

さやか「うん、よーい…ドン」

俺達は一斉に走り出した


ほむら「…杏子は思い切りは良いけど、コーナーを上手く曲がれてないわね」

さやか「うん、まどかは安全重視だから直線はちょっと遅い分、コーナーはしっかり曲がれてるね」

マミ「でも、それでも男君が頭一つ抜けてるわね」

ゲーセンのレースゲームに感覚は近い…なら勝てる!

結果

一位 男
二位 まどか
三位 杏子 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 14:59:01.85 ID:PIzNw77I0<> 杏子「くっそー…あのコーナーでしっかり曲がってれば二位だったんだけどなぁ」

まどか「でも、男君は速いね…私が曲がってる頃にはもう二つ先のコーナー曲がってるんだもん」

男「慣れてるからな」


ほむら「次は私達ね」

ほむら達がゴーカートに座る

さやか「さやかちゃんの超絶テクニック、見せてやりますからねー!」

ほむら「(ゴーカートはした事無いけど…大丈夫よね)」

マミ「ふふ…乗るのは久しぶりだけど、乗った回数は多いわよ?」

男「良いか?…よーい、ドン!」

三人が一斉に走り出す

ほむら「くっ…思ったより速い…!?」

さやか「ほらほらー!置いてっちゃうよー?」

マミ「(この感覚、懐かしいわ…昔に戻った気分!)」

まどか「わぁ…マミさん上手い!」

男「…でも、見た目重視の走行だから無駄が多いな」

杏子「マミは昔っからかっこつけの所があるからなぁ…」

ほむらは予想外のスピードだったらしいが、少しずつ慣れてきたようだ

さやかは言うだけあって上手い、…ゴーカートに乗った事あって何回も乗ったんだろうな


結果
一位 さやか
二位 マミ
三位 ほむら <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:12:36.57 ID:I8KlMC7X0<> ほむら「…くっ、もう少し速く慣れれば…!」

マミ「ああ…楽しかったわ…!(誰かとのレースがこんなに楽しいだなんて…体が軽い…!)」

さやか「ま、同然の結果だね!」

まどか「…という事は、さやかちゃんと男君の決勝だね」

杏子「どっちもかなり速いしなぁ…どっちが勝つんだろうな」

それは勿論…

男さや「勝つのは俺「私」だ!」

ほむら「息ピッタリね…」

テーマ:http://m.youtube.com/index?desktop_uri=%2F%3Fgl%3DJP%26hl%3Dja&hl=ja&gl=JP

ほむら「じゃあ…よーい…ドン!!」

俺達は同時に走り出す

男「負けねぇぞ!」

さやか「こっちだって!」

まどか「わぁ、二人ともさっきより速い…!」

マミ「実力が拮抗しあってる二人が競いあう事で、100%以上の力が出てるのね」

杏子「うはー…ゴーカートってこんな速く走れるモンなんか」

ほむら「二人ともかなり慣れてる感じね…もう最後の直線よ」

直線に差し掛かった瞬間、俺はアクセルを全開にする

さやかも同じタイミングでアクセルを全開にしたようだ

男「負けるかぁー!」

さやか「こっちだってぇー!」

そして…

ほむら「ゴール!」

まどか「どっち!?」

杏子「私の目には同時にゴールしたように見えたな」

マミ「確かここには、ゴールした瞬間の写真を撮ってくれるシステムがあったはずよ」

ほむら「…写真判定ね」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:13:37.31 ID:I8KlMC7X0<> >>545
URLミス、グランツーリスモのテーマです <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:29:05.44 ID:r4xYfLio0<> 結果

一位 男
二位 さやか

男「勝った!」

さやか「負けたー…」

ほむら「でも、コンマ一秒の差だったわよ」

さやか「うー…次は負けないからね!」

男「おう!望む所だ!」

マミ「えーと…次のアトラクションは…」

杏子「…なぁー、そろそろ飯にしねぇ?」

まどか「そういえば、もうお昼だね」

さやか「…今日はこの前のプールみたいな事にならないように、弁当作ってきてないんだけど…」

マミ「ふふ、大丈夫よ…このテーマパークにはとっても美味しいホットドッグを売ってる店があるのよ」

杏子「じゃあ早く行こうぜ!」


ほむら「…ねえ、マミがこのテーマパークについてやけに詳しいのって…」ヒソヒソ

男「触れてやるな」ヒソヒソ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:38:28.52 ID:i6kysIqg0<> お昼後

さやか「はぁー…美味しかった!」

マミ「でしょ?」

まどか「そうですね、美味しいから二個も食べちゃった…ごめんね、男君」

男「気にすんなって、俺が奢るっていったんだからな」

杏子「そうだよ、奢りなんだからもっと食べても良かったんだぞ?」

ほむら「貴女は少しは気にしなさい」ペシッ

杏子「いてっ!」

男「さて…少し食休みしてから再開するか」


15分後

ほむら「…さて、次はどこ行くのかしら?」

男「そうだな…次は、あれだな!」

まどか「あ、あれって…」

杏子「お化け屋敷か」

マミ「ここのお化け屋敷はあまりに怖いから、1人だと入れないって決まりなのよね(だから私も入った事無いのよね)」

ほむら「…食後にはちょうどいいかも知れないわね」

さやか「じゃあ、次は二人一組で行く?」

男「だな、じゃあグー・チョキ・パーで三組に別れるか」

結果

ほむら、まどか
男、マミ
さやか、杏子 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:51:09.80 ID:71+vElVj0<> お化け屋敷 まどか視点

ほむら「私達が一番手ね」

まどか「う、うん…」

わ、私ホラー系は苦手なんだよね…でも、怖いもの見たさで行きたくなるんだ

店員「では、懐中電灯をお貸しします…道によってはこれが無くては見えない所もあるので…では、お気をつけ下さい…ヒヒ」

ほむらちゃんは懐中電灯を受け取り、中に入る
私も後に続いて入る

ほむら「…雰囲気あるわね」

まどか「だ、大丈夫なの?ほむらちゃん…」

ほむら「…私は魔女結界に何度も入ってるのよ、作り物のホラーなんて平気よ」

まどか「そ、そっか…」

私達はゆっくりと前へ進む

ほむら「これは…地図ね」

まどか「本当だ…この道が最短距離みたいだね」

ほむら「じゃ、そこを通りましょ?」

まどか「うん」

そしてほむらちゃんは歩き出す…って

まどか「ほむらちゃん…そっちじゃなくてこっちだよ」

ほむら「………」ツカツカツカ

ほむらちゃんは無言でこっちに戻ってきた…やっぱりほむらちゃんも…

まどか「ねぇ、ほむらちゃん…手、繋ご?」

ほむら「…ええ」

私達は手を繋ぐ…これなら怖いのも半分かな?


ゾンビ「ガアッ!」

まどか「ヒッ!」

ほむら「」ビクッ!

ゾンビーズ「ウガァ〜〜!!」

まどか「ゾ、ゾンビさん達が追ってくる!? 結構速いよ!?」

ほむら「急ぎましょう、追い付かれるわ」

まどか「う、うん!」

私達は少し走りながら進んでると、横に小部屋を見つける

ほむら「ここに隠れましょ」

まどか「うん!」

私達は部屋の入り口から入った所からすぐ横にしゃがむ…どうやらゾンビさん達は通りすぎたようだ

まどか「ほっ…」

ほむら「…そういえば、ここは何の部屋かしら?」

私達が振り向くと…




血だらけの手術台があった


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 15:58:25.36 ID:82jY3t1J0<> ほむまど「」


ほむら「…早くでましょ?」

まどか「うん…」

ほむらちゃん…一見冷静そうに見えるけど、冷や汗凄いよ…

私達が部屋から出ようとした、瞬間

シュー バタン

まどか「えっ…?」

ほむら「…閉まった?」

扉が閉まってしまった

まどか「ほ、ほむらちゃん!あ、開かないよ!?」

ほむら「お、落ち着きなさい!まずは冷静に…!」

ガタガタガタン!

まどか「キャアア!!?」

ほむら「ヒッ…!?」

突然部屋にある物が暴れだした

そして手術台の後ろから何かが立ち上がって…

腸と心臓が出てる男「ア…ガァ…!」

まどほむ「キャァァァァァ!??」

そう叫んだ直後、扉が開いて私達は全力疾走で出口まで走った <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:07:48.74 ID:o+RXvesH0<> 男視点

男「お、出てきたか」

まどか「ゼェ…ゼェ…ほ、ほむらちゃん…大丈夫…?」

ほむら「だ、大丈夫よ…まさかお化け屋敷がここまでやるとは思わなかったわ…」

男「……お疲れ」

どうやらほむらもビビってしまうほどのレベルらしい、楽しみだ

マミ「…次は私達ね」

男「はい」

俺達は先程のほむら達みたいに懐中電灯を受け取り、中に入る


マミ「地図ね」

男「ですね…ここが最短ルートですが、最短ルートは一番怖いと相場が決まってますからね…」

マミ「そうね…でも怖くなさすぎもアレだし、この中くらいの長さのルートにしない?」

男「そうですね」

俺達は先へ進んだ


男「…どうやら、墓地みたいですね」

マミ「そ、そうね…和風ホラーコースって所かしら…ヒッ!?」

突如、マミが悲鳴を上げる

男「マミさん?」

マミ「…だ、大丈夫よ…どうやらただのこん…にゃく…」

紐にぶら下がってるのはこんにゃくではなく

血が滴る心臓だった

マミ「………」ガタガタガタ

男「…手、繋ぎましょ」

マミ「う、うん…」ガシッ

マミさんが俺の手を強い力で握る

男「…行きましょ」

マミ「ええ…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:16:20.73 ID:SNqKEo3I0<> マミ「…火の玉がいくつかあるわね」

男「ですね…」

俺達は手を繋ぎながら、ゆっくりと歩く…どうやらこのお化け屋敷は相当レベルが高いようだ

ゴソ…

マミ「い、今ゴソって!ゴソって音が!?」

男「お、落ち着いて…!」

そういう俺も、心臓がバクバク言ってる

ゾンビ「うぅ…ああ…」

マミ「ゾ、ゾンビ!?」

しかも墓一つに付き、一体のゾンビ…

男「…?何か言ってる?」

ゾンビ「……く…にく…肉…肉食わせろぉ!!!」

マミ「キャァァァァァ!?」

マミさんが突然走り出す、もちろん手を繋いでた俺も引っ張られる

マミ「キャァー!」ダダダダ

男「ス、ストップ!落ち着いて!」

そのまま走った先に、古井戸…そこから突如…

貞子のような幽霊「ウガァァァァ!!!」

マミ「」ドサッ

男「マ、マミさん?」

マミさんが突然座り込んだ

マミ「こ…」

男「こ?」

マミ「腰…抜けちゃった…」

男「………」

そして俺は、マミさんを背負って入り口まで向かった… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:34:07.95 ID:9yhdOOY+0<> さやか視点

さやか「あ、出てきた」

杏子「お、おい!大丈夫かマミ!」

マミさんは男に背負われてた

マミ「はは…途中で腰抜けちゃって…も、もう立てるわ」

男「あ、はい」

男はゆっくりとマミさんを下ろした

さやか「じゃ、最後は私達だね」

杏子「よし、行くぞ!」

しかし、マミさんが腰抜かすレベルってどんなんだろう…


さやか「地図だね」

杏子「地図だな」

さやか「…こっちに行こうよ」

杏子「ん? こっちのルートが一番短いんじゃないか?」

さやか「そういうルートはめっちゃ怖いんだよ」

杏子「…なんだ、怖いのか?」

さやか「こ、こういう所は怖がってナンボなんだよ!」

とりあえず私達は先へ進む


洋物ホラーコース


私達が進んだ道はまるで外国の館の廊下みたいで、左右には古そうな女の子の人形が置いてある

さやか「こっちは洋風ホラーって所かな…」

杏子「へぇ…(この前入った魔女結界に似たような所があったな…)」

さやか「い、今にも動きだしそうだね…」

杏子「…そうだな…(そ、そういう事言われると、あたしもそう思っちまうじゃねぇか…)」

突如、後ろから物音

ブィーン…

私はこの音に聞き覚えがある、確かこの前見た映画で…

ジェ○ソン「……」ブィーン

さやか「ジェ、ジェ○ソン!?」

杏子「な、なんだてめぇは!?」

さやか「き、気を付けて!捕まったら終わりだよ!」

杏子「終わりなのか!?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:34:43.26 ID:9yhdOOY+0<> 私達は走り出す、が…

さやか「ここも行き止まり!?」

杏子「なんだここ!まるで迷路じゃねぇか!」

そこは迷路になっていて、人形が斧持って歩き出したりいきなり壺が回りだす仕掛けなどがあった

杏子「あっ!あの扉出口じゃねぇか!?」

さやか「それっぽい!開けるよ!?」ガチャ

私達は扉を通ったら、すぐに閉めた

さやか「…ふぅ…どうやら出口はもう少し先みたい」

杏子「あ、後は一本道のようだな…」

私達は再度ゆっくりと歩き出す…が

幽霊「………」

出口の前には、定番の幽霊がいた

杏子「お…おい、ここまで洋風ホラーだったのに最後の最後に和風かよ…」

さやか「す、透けてるとか…本格的…さ、左右に隙間あるから、左右に別れて走り抜けるしかないね」

杏子「ああ、せーの…行くぞ!」ダッ

私達は左右に別れて走り出す、ぶつかったらごめんなさい!

しかし、ぶつかる事無く出口までたどり着いた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:44:45.82 ID:PIzNw77I0<> 男視点

ほむら「出てきたわね」

さやか達が出てきた…汗だくだ

まどか「お、お疲れさま…」

さやか「…はぁー、怖かった」

杏子「まさか最後の最後にあんなのが出るとは思わなかったぞ…」

最後?

男「おい、最後って?」

さやか「え?ほらー、最後の出口前に女の幽霊出たじゃん…あれは怖かったぁ…」

男「…なあほむら、最後の出口前に仕掛けなんてあった?」

ほむら「…いいえ、見てないわ」

マミ「変ねぇ…お化け屋敷の出口には仕掛けを置かないようにするのがセオリーなのに…」

さやか「…何、言って…」

杏子「た、確かにいたぞ! 髪の長い白い格好した青白い顔の女の幽霊が!」

まどか「さ、最後にそんな幽霊さんいなかったはずだけど…」

男「…確か、お化け屋敷には時々本物がいるって聞いた事が…」


皆「………………」


マミ「…あ、もうこんな時間!最後に皆でジェットコースターに乗って終わりましょ!?」

杏子「そ、そうだな!」

さやか「な、なら早く行こ!?」

まどか「う、うん!」

ほむら「…早く行くわよ!」ガシッ

マミ「こ、こっちよ!」ガシッ

俺は両手を二人に握られる

男「あ、ああ!」


俺達は、考えるのを止めた


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/29(土) 16:47:51.63 ID:Bwm/e6LZ0<> 今日はここまで…長っげぇぇぇぇ!!!

今日は時間が掛かってしまい申し訳ありませんでした
次は映画ですが、>>1はここ数年間映画館に行ってないので映画の内容についてはこちらで決めます
では、また次回


…所で、お化け屋敷の話を書いてる途中に背中に感じた気配と悪寒は気のせいですよね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/29(土) 17:40:05.75 ID:ViZFVmJDO<> あぁその気配俺だわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/30(日) 08:44:28.18 ID:FxS0qz7DO<> 壁が・・・殴る壁が足りん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/30(日) 08:45:15.92 ID:qge2FmiGo<> この丸太を使うんだ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 13:52:09.11 ID:N0LIJLrg0<> 今までの番外編はほのぼの展開でしたが、今回の映画編は少しシリアスを考えてます
それと前も言いましたが、>>1はここ数年間映画館に行ってません…なのでオリジナルの映画になってしまいます、ご了承ください
では、再開 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 13:53:05.21 ID:N0LIJLrg0<>



番外編:3
恋愛映画



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 13:58:31.23 ID:F9i2n+070<> まどか視点

まどか「映画のペアチケット?」

さやか「うん、私も仁美と行こうとしたんだけどさぁ…仁美は習い事、私も恭介のリハビリを手伝う事になってね、誰かと行きなよ?」

まどか「だ、誰かって…?」

さやか「あ、ついでに期限明日の土曜日までだからね!」

まどか「明日!?」

さやか「あ、じゃあ私恭介の所に行ってくるから! また来週ねー!」

まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん!?」

どうしよう…行かないのはもったいないよね?

誰と行くか考えてたら、ふとあの人の顔が浮かぶ
…良いよね? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:11:15.30 ID:p9BLbY7u0<> 夜

プルルルルル
ガチャ

男『はい、男ですが…』

まどか「あ、男君?」

男『まどかか? 珍しいな、まどかから電話なんて』

まどか「う、うん…あ、あのー…その…」

男『?どうしたんだ? 何かあったのか?』

まどか「……あ、明日って時間空いてるかな!?」

男『時間? …今の所空いてるが…』

まどか「よ、よかった…あ、あのね? さっきさやかちゃんから映画のペアチケット貰ったんだけど、さやかちゃんは用事があっていけないみたいなの!……そ、それで、男君と、二人で行けないかなーって…」

男『映画? 俺は別に構わないぞ』

まどか「ホ、ホント!? じゃ、じゃあ明日1時ぐらいに見滝原映画館の前で…」

男『分かった、明日1時だな?』

まどか「うん!じゃあまた明日ね?」

男『おう』

ガチャ

まどか「……誘っちゃった…」

勢いで誘っちゃったけど、これって…

詢子「デートかい?」

まどか「わ!? マ、ママ!?」

詢子「さっき電話から聞こえた声って、男子のだったけど…いやー、まどかもデートする歳か!」

まどか「デ、デートなんかじゃないってば!」

恂子「…優しめの香りの香水あるけど、明日使うなら貸すけど?」

まどか「…………お願い」

詢子「よしよし! ならせっかくだし明日メイクもしてあげよう!」

まどか「そ、そこまでしなくて良いってばー!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:22:21.76 ID:HxYM2HYe0<> 次の日
映画館前

結局、朝に簡単なメイクしてもらっちゃった…服とかも何時もよりオシャレにしたし、変じゃないよね?

まどか「…あ!お、男君!」

男「すまないな、待たせちまって」

まどか「わ、私も今来たばかりだから大丈夫だよ!」

男「そうなのか? …お、なんか今日のまどかはなんか雰囲気違うな」

まどか「そ、そうかな? 何時もよりちょっとオシャレしてきたんだけど…どうかな?」

男「うん、何時もも可愛いけど…今日は更に可愛くなってるな」

まどか「あ、ありがと…」///

か、可愛いって言われちゃった…へへへ♪

男「そういえば、映画ってどんな映画なんだ?」

まどか「あ、実は私もまだ確認してないんだよね…」

男「そうか…なら入った後でのお楽しみだな」

まどか「うん、そうだね」

そして私達は映画館に入っていった

店員「はい、確かにペアチケットを確認しました、どうぞお入りください(中学生の癖にデートかよ…私なんて一度も彼氏なんて…)」

まどか「は、はい…」

な、なんかこの店員さん、少し雰囲気が怖い…

私達は指定されてる席に座る

男「…お、ちょうど始まる所か」ヒソヒソ

まどか「みたいだね…」ヒソヒソ

そしてタイトルが表示された、そのタイトルは… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:26:08.09 ID:HxYM2HYe0<>



『トゥルース・ラヴ 〜真実の愛とは〜』



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:32:46.76 ID:HizG/01e0<> こっ、これって…

男「…恋愛映画みたいだな」

まどか「う、うん…」

確か、クラスの女の子が話してたっけ…確か主人公の男の人は凄くかっこ良くて、優しくて、モテるんだけど…一度も誰かを好きになった事が無くて…そんな時、自分に自信の無い女の人と出会って「愛とは何か」を見つける話だっけ…

ま、まさか男君と恋愛映画見る事になるなんて…先に言ってよ、さやかちゃん…

男「…………」

ふと、男君の横顔を見る
男君は真剣に見ている…私もスクリーンを見直す <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:45:20.04 ID:MMlgeC7N0<> 女性『なんで、あの人があの子とキスしてるの…?』

…途中で二人は恋人になったけど、男の人が前から男の人に好意を抱いてた人に無理矢理キスされて、その人は女の人の親友で、それを目撃してしまうという話…

女性『…あの人、実は私の事なんて…』

…この人、私に似てるかもしれない
自分に自信が無くて、すぐ落ち込んじゃって…

ストーリーは今時珍しい王道物だった、途中でさっきの事で女の人と喧嘩して、一回別れて…でもその後親友と女の人が真っ向話して、女の人がその親友に男の人が本気で好きな事伝えて、親友がそれを認めて、仲直りして…

最後に女の人が男の人に真っ向から告白して…抱き合ってキスして、終わり

本当に王道な話、でも気持ちが凄く伝わってきて…私は泣いてしまった
周りからも泣いてるような声が聞こえる <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 14:55:09.23 ID:N0LIJLrg0<> 放映終了後、映画館前

まどか「ぐすっ…思わず泣いちゃった…」

男「あの映画、王道だけど確かに感動したな…俺も泣きたくなるのを必死に抑えてたよ」

まどか「うん…最後に二人が結ばれて、よかったぁ…グスッ」

男「…あー、その…す、少し冷えてきたな…」

まどか「…うん、そうだね」

男「ちょっとそこの喫茶店でお茶にしないか?」

まどか「…うん」

映画館横の喫茶店

ウェイトレス「ご注文は?」

男「あ、ブラックコーヒーで」

まどか「私はココアで…」

ウェイトレス「かしこまりました、少々お待ちください」

まどか「…それにしても、本当にさっきの映画良かったね…」

男「…だな」

…映画見てて思ったけど…私もやっぱり男君の事…でも、ほむらちゃんいるし…

まどか「…ね、ねぇ男君!」

男「ど、どうした?」

まどか「…お、男君って…ほむらちゃんの事…好き、なの?」

男「……え?」

まどか「だ、だっていつも一緒だし、男君もほむらちゃんと一緒にいると楽しそうだし…」

男「…どうなんだろうな、そういうの考えた事無いな」

まどか「そ、そう…」

でも、多分ほむらちゃんは男君の事…

店員「お待たせしました、ブラックコーヒーとココアでよろしかったですか?」

男「あ、はい」

まどか「あ、ありがとうございます」

私はその思考を、温かいココアと一緒に飲み込んだ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 15:04:01.50 ID:p9BLbY7u0<> まどか家前

まどか「ごめんね、また奢ってもらっちゃった上に家まで一緒に来てくれて…」

男「良いって、男子は女子を奢るもんだし、この季節はこの時間でも危ないしな


まどか「あ、ありがとう…」

男「…じゃ、今日は楽しかった、また学校でな」

まどか「うん…」

男君はマンションの方へ歩いていく

…もしかしたら気まずくなるかもしれない…でも、言わなくちゃいけない気がする…もしかしたら、もうすぐ…

まどか「…男君!」

男「うん?」

まどか「…私!男君に言いたい事が…!」

男「言いたい事? …なんだ?」

まどか「私、男君の事…!」

たった四文字、四文字の言葉を言おうとした瞬間、ほむらちゃんの顔が頭に浮かぶ

まどか「…ごめん、なんでもない」

男「まどか…?」

まどか「…今日はありがとう!楽しかったよ! …また来週、学校でね!」

私は逃げる様に家に入っていった

男「……まどか?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 15:11:54.95 ID:Zn819yJY0<> まどか「ただいま…」

恂子「おかえりまどか、…デート、上手くいかなかったのかい?」

まどか「う、ううん!とっても楽しかったよ!…って!デートじゃないってば!」

恂子「はいはい」

まどか「…そういえば、たっくんは?」

恂子「たつやなら、昼頃に遊びすぎて疲れてお昼寝タイムだよ」

まどか「そう…じゃ、私部屋に戻って着替えてくるからね?」

私が部屋に戻ろうと、階段を登ろうとした時

恂子「まどか」

まどか「何?ママ」

恂子「…辛い時は泣いていいんだよ?」

まどか「………うん」

私は部屋に戻ってすぐ、着替えもせずにベッドに倒れこむ

まどか「…ぐすっ…ひっく」

…結局気持ちを伝えれなかったなぁ

まどか「ひっく…ひっく…」

あの時、男君に想いを伝えようとした理由は映画を見たからだけじゃなかった



今言わないと


もうすぐ





もう二度と会えなくなるような気がしたから





<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 15:12:47.48 ID:Zn819yJY0<>




ワルプルギス襲来まで、後1週間




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 15:16:03.60 ID:p9BLbY7u0<> はい、今日はここまで…恋愛系難しいです
今回出た映画は前述の通りオリジナルです、検索しても見つかりませんよ

ついでに男は今のところ死にませんよ?
でも男は死なないって事は…これ以上はネタバレですね

さて、番外編も終わり遂にワルプルギス編です
勿論シリアス分と増えてきます

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/30(日) 15:19:13.80 ID:qge2FmiGo<> 彼岸島じゃなくて良かった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/30(日) 15:20:09.06 ID:6p5ytVe80<> 乙
いつのまにまどかとフラグ建てたんだよ……嫉妬した他の世界の変態ほむらちゃんがやってくるよ・・・・
男が死んだら、あるブーンとジョジョスレみたいに男の存在が…あがが…… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/09/30(日) 15:25:42.44 ID:p9BLbY7u0<> >>573
だから彼岸島は見た事無いんだってヴぁ!

>>574
本人がハッキリ気付いたのは映画の時ですが、好意を持ってたのは男が転校してきた日からです、つまり一目惚れですね

それとほむらにとってまどかは「かけがえの無い親友」です、恋愛対象ではありません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/09/30(日) 22:35:00.53 ID:6p5ytVe80<> 今気がついたけど、鹿目家族と男と関わっていねぇ……まさか映画がまどかだけとは思わなかった……
てっきり何時もどおりみんなで見に行くかと……

ほむらといっしょに鹿目家で料理をご馳走になるとか安価しとけばよかったなと後悔した・・・・ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/01(月) 14:00:45.93 ID:CenFsByf0<> なんか台風のせいなのかは分かりませんが、ウチの地域の電波状況がかなり悪いです
明日には良くなるらしいので、申し訳ありませんが今回はおやすみさせていただきます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/01(月) 14:02:21.05 ID:k7+mCUBIO<> 乙

そういえばお彼(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/01(月) 16:22:38.95 ID:xt0LL2SDO<> まどっちを泣かせるとは・・・
男にヌカランチャー撃ってもいいよな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/01(月) 19:57:38.24 ID:VspDNZlyo<> それフラグなんじゃ…… <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 15:05:44.45 ID:PnLstWjQ0<> 電波も良くなりましたので再開します
今回はワルプルギス戦前日の話になります
なので、今回はほのぼのした話になります

では、始めます <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 15:14:38.92 ID:gSB6qXX10<> ほむホーム 男視点

ほむら「…いよいよ明日ね」

男「ああ…」

ガチャ

突如扉が開く

杏子「戻ったぞ」

ほむら「どうだった?」

杏子「駄目だ、町中捜し回ったがどこにも魔女の気配がありゃしねぇ」

男「ワルプルギスが来るからか…」

ほむら「…魔女すら巻き込まれる事を恐れて逃げてるって事かしら?」

杏子「さぁな、どっちにしろ今日はグリーフシードは集めらんねぇな」

男「そうか…ほむら、そっちの準備は?」

ほむら「必要な物は集められるだけ集めたわ」

男「…俺も特に準備はいらないし、今日はする事無いか?」

ほむら「そうね…土曜日で学校も無いし、敢えてすると言うのなら明日に備えて英気を養うって所かしら?」

杏子「要は一日中暇なのか」

そう、暇だ
今日は何をするか…そうだ!

男「なぁ、せっかくだし…」

ほむ杏「?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 15:26:49.89 ID:icQ00+sV0<> 男宅

さやか『男んちでお泊まり会?』

男「ああ、今日は何もする事無いんだろ?」

さやか『まぁ、そうだね…恭介も今日はゆっくり体を休める日らしいし』

男「まどかやマミさんたちも今日はする事無いらしいから、じゃあ皆集まってお泊まり会なんてどうだ…って思ってな」

さやか『良いね! それに男やほむらが転校してきてからほとんど一ヶ月経ったし、そのお祝いも兼ねれるね!』

男「あー…もう一ヶ月経ったのか…」

さやか『で、男んちに来ればいいんだよね?』

男「ああ、持ってくるモンは着替えと歯磨きセットくらいかな?」

さやか『了解! じゃあ準備してから行くね!』

男「おう」

ガチャン

ほむら「どうだったの?」

男「さやかも良いって」

ほむら「そう…一応志筑さんも誘ったけど、一日中お稽古があって来れないらしいわ」

男「そうか…」

杏子「じゃ集まるのは…まどか、さやか、ほむら、マミ、あたし、ほむら、そして男か」

男「だな、買うもんも買ったし…」

杏子「足りない布団とかはマミの家から持ってくるってさ」

ほむら「それなら布団が足りないって事にはならないわね…だけど、本当にお泊まり会するの?」

男「ああ…明日の前日祭みたいなものさ」

杏子「といっても、明日の祭りに参加するのはワルプルギスと私達三人だけだけどな」

男「はは…それもそうだな」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 15:40:32.88 ID:oiCwsHJr0<> ガチャ

マミ「男君、ちょっと布団運ぶの手伝ってもらえないかしら?」

男「あ、はーい!」

ほむら「いらっしゃい」


マミ「ごめんね、手伝ってもらっちゃって…」

男「いえいえ、お泊まり会しようと言ったのは俺ですし当然ですよ」

マミ「…私、誰かの家にお泊まりするのって初めてなのよ」

男「マミさん…」

マミさんはけっこう小さい頃から魔法少女してたんだよな…誰かの家に泊まる暇すら無かったのか…

マミ「…だからね、今日はとっても楽しみなの! 今日はいっぱい楽しむわよ!」

男「…はい!」

そして、布団を俺の家の空いてる部屋に置いた

ピンポーン

男「お、来たか」

ガチャ

さやか「お邪魔しまーす!」

まどか「お、お邪魔します…」

男「いらっしゃい」

さやか「今日はお招きありがとね!」

まどか「ほ、本当にお泊まりして大丈夫なのかな? 迷惑にならないかな?」

男「大丈夫だよ、このマンションは防音性高いし、人数増えても大丈夫だ」

まどか「そ、そう…」

…まどかは映画を見に行った日から、前より増して遠慮がちになってる
あの日伝えたかった事に関係あるのか?

男「…だから気にすんな、俺もまどか達が来てくれて嬉しいんだ」

まどか「あ、ありがとう…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 15:56:30.67 ID:3MEQF7jk0<> さやか「二人とも!イチャイチャしてないで早く中に入ろうよ!」

まどか「イ、イチャイチャなんてしてないよ!」

男「はは…さ、入って入って」


杏子「お、二人も来たか」

マミ「みたいね」

男「皆来たな…じゃあコーヒー出すから自由に座っててくれ」

まどか「あ、うん」

さやか「じゃあベッドに座ろっと! このベッドふわふわして気持ちいんだよねぇ…」

男「掛け布団の上に座らない様にな」

さやか「分かってるよ」

そして人数分のコーヒーを持ってくる…どうやら杏子がお菓子を広げてるようだ

男「すまんな、お菓子用意してもらって」

杏子「別に気にしなくていいよ、どうせあたしも食うんだし」

ついでに杏子はマミさんの家で暮らし始めてから、駄菓子屋の手伝い等をしてお菓子を貰ってるらしい
どうやらマミさんに食べさせるお菓子を、後ろめたい方法で盗ってくるのは気が引けたらしい

さやか「コーヒーありがとねぇ〜…あ、チョコパイ貰うよ」

杏子「別に一々言わなくても、自由にとってけよ」

ほむら「…でも、夕食もあるから食べ過ぎない様に気を付けなさい」

マミ「そういえば夕食はどうするの?」

男「それなんだが、鍋にしようと思ってる」

マミ「鍋?」

まどか「最近冷え込んできたし、ちょうどいいね」

杏子「だな」

さやか「そういえばさぁ、ゲームとか無い?皆で出来るヤツ」

男「とりあえずドカボンキングダムが…」

さやほむ「却下」

まどか「え?皆で出来るならちょうどいいんじゃないかな?」

さやか「流石にリアルファイト確実なゲームはちょっと、ね」

ほむら「右に同じよ」

まどか「?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 16:15:20.65 ID:N9ARLVtn0<> 男「じゃあ、桃鉄をチームに分けてやるか」

さやか「それならいいね」

ほむら「じゃあ、前みたいにグー・チョキ・パーで決めましょ」

結果

男・さやか
杏子・まどか
マミ・ほむら

マミ「これは…」

杏子「今までに無い組合せ、だな」

男「よし、始めるか」

まどか「COMはどうするの?」

男「一応えんま入れとくか」

さやか「えんまか〜…この前相手にしたら、沖縄から北海道のゴールまでぶっとびカードでゴールインされたなぁ」

男「高レベルCOMの運は異常だからな」


ほむら「くっ…まどか、結構嫌らしい戦法使ってくるわね」

まどか「ウィヒヒ♪」


杏子「げっ!? えんまの奴がゴールへぶっとびやがった!」

マミ「最近のCOMは侮れないわね…!」


男「ここで秘密兵器、新幹線カードだ!」

さやか「行ったれ男ー!」


男「………」ズーン

杏子「…全部1二つの2一つだからってそんな落ち込むなよ…」ポンポン

ほむら「福の神すら出なかったわね」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 16:28:01.76 ID:bxR3Efk40<> さやか「…結局まどかチームの優勝かぁ」

マミ「佐倉さんの強運と、鹿目さんの戦法が恐ろしかったわね」

杏子「まさかえんまの真似をしてぶっとび使ったら、ゴールするとは…」

ほむら「…まどかはカードの使い方が上手かったわね」

まどか「ウィヒヒ、時々ママとかと一緒にやるから慣れちゃったよ」

男「…ウチのチームはギリギリ三位だったか…」

さやか「えんまと2000万差だったね…」

ほむら「…そろそろいい時間ね」

男「お、そろそろ鍋の準備するか」

マミ「私も手伝うわ、布団運んでくれたお礼よ」

男「あ、おねがいします」

さやか「待ってる間、ボンバーマンやっていいー?」

男「いいぞー!」


マミ「これくらいで良いかしら?」

男「はい、大丈夫です …マミさん、手慣れてますね」

マミ「冬とか寒い時は鍋が結構楽だし、部屋も暖まるから…良く作ってたのよ」

男「確かに、部屋も暖まりますね」

マミ「…それに、鍋の暖かさは寂しい心を暖める優しい暖かさだから…」

男「…今日は心が熱くなるほどに暖まりますよ」

マミ「え?」

男「だって一人でも心が暖まるのに、六人もいたらかなり熱くなりますよ?」

マミ「…そうね、せっかくだし熱くしちゃおうかしら?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 16:36:52.12 ID:PnLstWjQ0<> 男「準備出来たぞー!」

杏子「お! 待ってました!」

ほむら「…じゃあ、具材を入れましょ」

さやか「確か、火が通るのが遅いものから入れるんだっけ?」

マミ「ええ、だから先にこれとこれを…」

まどか「次はこれでしたっけ?」

マミ「そうだけど、少し待ってからね?」

まどか「あ、はい」


男「…そろそろ、かな」

マミ「そうね…じゃあ」


皆「いただきます!」


杏子「あー!おいさやか! それは私の肉だぞ!」

さやか「へっへーん!速いもの勝ちさ!」

ほむら「さやか、肉だけじゃなくて野菜も食べなさい」

まどか「なんかほむらちゃん、お母さんって感じだね」

マミ「ほらほら、二人ともがっつかないの」

杏子「マミだって器いっぱいに具入れてるじゃねぇーか!」

…やっぱり鍋はこうじゃなくっちゃな
皆でワイワイ騒ぎながら、肉を取り合ったり、それを誰かが注意したり…

男「…やっぱり、いいもんだな」

ほむら「何が?」

男「皆でワイワイ集まって、鍋をつつくのがさ…それに」

ほむら「それに?」



もしかしたら、もう出来なくなるかもしれないからな


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 16:57:07.45 ID:A4LCsC6h0<> そして皆お風呂に入ったり(撮影禁止)、お喋りしながらお菓子を摘まんだりしてるウチに一人、また一人と布団に入って眠っていった

ベランダ

男「……ふぅ」

ガララ ガララ ピシャン

ほむら「…はい、コーヒー」

男「ほむら…サンキュー」

俺はコーヒーを一口飲む…うん、苦い

ほむら「寝れないの?」

男「……ほむらも、だろ?」

ほむら「まぁね…遂に明日だし、ね」

男「ああ…杏子はさっさと眠っちまったがな」

ほむら「あの子は強いから…色々と」

男「それもそうだな…ワルプルギス、か」

ほむら「……『もしかしたら、もう皆とこうして騒ぐ事も出来なくなるかもしれない』」

男「…っ!」

ほむら「そう、考えてるんでしょ?」

男「………まぁ、な…でも、誰も死なせる気は無い」

ほむら「自分以外は?」

男「…………」

ほむら「何が、そんなに不安なの?」

男「ほむらは不安じゃないのか?」

ほむら「意外とね…貴方もいるから」

男「はは、こりゃあずいぶん高く評価されたもんだな」

ほむら「…で?何が不安なの?」

男「……この一ヶ月、大変だったけど良い事ばかりだったよな」

ほむら「ええ、騒動も色々あったけどね」

男「…でも、何もかも上手くいった…マミさんを生き残らせ、さやかも魔法少女にならず、ほむらも皆と仲良くなれた」

ほむら「良い事じゃない」

男「…上手く行き過ぎる位にな…」

ほむら「………」

男「今まで上手く行き過ぎた分、何か大きなしっぺ返しが来る気がするんだ」

ほむら「しっぺ返し?」

男「ああ、良く言うだろ?不幸な事が沢山あった後はその分の幸運が待っている、それで運のバランスを保ってるって」

ほむら「聞いた事はあるわね」

男「つまり逆に言えばさ、幸運な事が沢山あった後はその分の不幸が待ってる…って事だろ?」

ほむら「…そうかもね…でも、今私は幸せよ…今までに無いくらいの奇跡が何度も起きたから」

男「奇跡…?」

ほむら「貴方がこの世界に来た事から始まって、貴方と一緒に戦って、一緒に巴マミを救って、一緒に弁当食べて…皆と一緒にプール行って、また皆と遊園地行って…皆とお泊まり会して、今貴方と一緒にコーヒーを飲んでる…これらが奇跡じゃなかったら何が奇跡よ」

男「ほむら…」

ほむら「…そろそろ寝ましょ、そして明日も奇跡を起こしましょ?」

男「…ああ!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 16:58:30.70 ID:A4LCsC6h0<>




ワルプルギス戦まで 後0日




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/02(火) 17:01:24.56 ID:e7r+eS2H0<> はい、今日はここまでです
次は一章の最後、ワルプルギス戦となります

ほむらは数々の奇跡を起こした男を心から信頼しています、恋人や親友と言うよりも「パートナー」です
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/02(火) 17:10:15.87 ID:oag4JkjAo<> 一章の最後…だと? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/02(火) 17:11:33.03 ID:uPbb9jgc0<> 乙
次回作にかずみ勢が出ることを祈って…(気が早いよ!) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/02(火) 21:49:21.69 ID:vOMsmBoDO<> 乙!!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/02(火) 23:42:38.02 ID:O9VobwY0o<> 桃鉄ではリアルファイト来なかったかw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/03(水) 01:08:33.49 ID:xULa5/Cqo<> 豪速球カードとか乗っ取りカードでお手軽リアルファイトできるぞ
桃太郎ランド乗っ取りは流石にリアルファイト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 11:10:29.35 ID:vttWrSEDO<> 男1:女5(全員中学生)でお泊り会
あかんやろ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 14:55:26.65 ID:JhWbuTtp0<> >>597
女1:男5よりはマシだと思います

さて、今日は一章最終編の前編となります
先に言っときます、まどかファン、杏子ファン、マミさんファンはごめんなさい

では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 15:02:58.08 ID:OP8mvBS4o<> よしサヤカニアンの俺に死角はなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 15:05:32.19 ID:TQZ/KR3IO<> さやほむか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/03(水) 15:09:29.83 ID:sBbxWRtr0<> ほむら好きな俺は無事だ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 15:13:39.47 ID:UggA+84n0<> 男宅 朝

チュンチュン

男「………結局寝れなかったか…」

でも、眠気は感じない、感じてられない

男「…とりあえず簡単に朝食作るか…確かロールパンがまだあったよな…」

台所に行き、ベーコンと卵を焼いて簡単なスクランブルエッグと、簡単なあっさりした野菜スープを作る

杏子「…おはよう、…良い匂いがするな」

男「お、起きたか…もう朝食出来るから皆起こしてくれ」

杏子「へーい…ふぁ…」

そして朝食を盛りつけテーブルに並べる
コーヒーも人数分淹れとく

男「…皆も起きてきたな」


皆「いただきます」


さやか「…今日は何だか天気悪いね」モグモグ

まどか「だね…」モグモグ

ほむら「…朝食食べたら早めに帰った方が良いわね」ズズー

マミ「変ねぇ…昨日の天気予報じゃ今日は晴れの筈なのに」

男「…天気予報っていうのは案外外れるものですよ」

…この天気はワルプルギスが近付いてる証拠だ


皆「ご馳走さまでした」


マミ「それじゃあ、そろそろ…」

その時、突如放送が鳴り響いた

放送『緊急警報です、今日未明スーパーセルが感知されました』

さやか「スーパーセル?」

男「…要は凄く激しい嵐だ」

まどか「嵐?」

放送『暴風、暴雨警報が発令されました、見滝原の皆さんは急ぎ避難所へ避難をしてください、繰り返します…』

マミ「あら…急いで帰って準備しないと」

まどか「…私達も一度家に帰って家族と避難した方が良いですね」

さやか「うん、…そうだ!恭介も連れて来ないと…!」

ほむら「入院してる患者は病院のスタッフが避難させてくれるから大丈夫よ」

さやか「…うん、なら私も一度家に戻るよ」


男「…避難中に上手く抜け出して合流しよう」ヒソヒソ

ほむ杏「分かったわ「ぜ」」コクッ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 15:20:32.25 ID:yyBOJAOu0<> 避難所

役員「落ち着いて下さい!慌てずに順番に入ってください! まだまだスペースはありますから!」

男「慌ただしいな」

ほむら「今世紀最大の嵐だしね…」

男「…杏子が来たら行くぞ」

ほむら「分かってるわ…噂をすれば影、ね」

杏子「すまねぇ、待たせちまった」

男「何かあったのか?」

杏子「ああ…マミの奴なら下手すりゃワルプルギスの魔力感知して飛び出しちまうかもしんねぇからな…「何があっても外に出るな」って言ってきたんだ」

男「そうか…じゃあ、心の準備はいいか?」

杏子「いつでも、グリーフシードも用意できるだけ用意した」

ほむら「私は最初から覚悟してるわ」

男「よし…行こう!」

ほむら「ええ!」

杏子「おう!」



俺達は誰にも見つからない様に抜け出した


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 15:32:04.28 ID:ONtdIMV30<> ほむら「この辺りね」

杏子「だな、どデカイ魔力を感じるな…」

男「…魔力を感知出来ない俺にも分かる、凄まじい威圧感だ」



ほむら「…そろそろね」

杏子「ああ…」

男「………」

これが、最終決戦…負けるわけには、誰かを傷付けるわけにはいかない…!


使い魔が万国旗を掲げながら行進してきた

5

ほむら「ワルプルギスの夜は逆さまの姿で現れる! それが一回転したら終わりよ!」

4

杏子「ひっくり返ったらどうなるってんだ!?」

2

男「そしたらワルプルギスの奴が本気をだして、何もかも全て吹き飛ぶ! 世界は終わりだ!」

1

杏子「なるほどねぇ!こりゃどデカイグリーフシードが期待できるな!」




ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ! キャハハハハハハハハハハハハハハハ!」



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 15:42:57.08 ID:INEHEUz20<> 避難所 マミ視点

マミ「…佐倉さん、どこいっちゃったのかしら…?」

佐倉さんが突然、「何があっても外に出るな」と言い、何処かに行ってしまった

マミ「もう、自分で言っといて自分は動きまわるんだから……っ!?」

凄まじい魔力を感じる、すぐに窓を見る

マミ「えっ…!?」

そこには、巨大な魔女がいた

マミ「…まさか、ワルプルギスの夜!?」

キュゥべぇから聞いた事がある、ワルプルギスの夜という巨大で強力な魔女が存在すると

ふと、誰かが戦ってるような魔力の流れを感じる

マミ「この魔力…もしかして男君達!?」

ワルプルギスの魔力に隠れて分かりずらいが、三人ほど戦ってるような魔力

マミ「助けに行かないと…!」

しかし、足は止まる

マミ「……でも、今の私に何が出来るの?」

まだ建物越し、そしてこの距離だからまだ精神を保てる

でも、近付いたら…

マミ「うっ…!」

考えるだけであの時の事を思いだし、気持ち悪くなる

マミ「…駄目よ、今の私が行っても邪魔なだけ…」

ふと、窓の下の方を見る

マミ「…!?子供!?」

そこには、倒れてる子供がいた

マミ「助けに行かなくちゃ…」

杏子『何があっても外に出るな』

マミ「…ごめん!佐倉さん!」

大丈夫、魔女さえ視界に入れなきゃ何とかなる…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 15:51:40.05 ID:htPplfSv0<> 外

マミ「大丈夫!?」

子供「う、うう…お姉さん、誰?」

マミ「私は巴マミ、貴方達を助けに来たわ!」

片方の子供は気絶している、見た目からして兄弟だろうか?

子供「…僕が悪いんだ、僕が弟を連れて勝手に外に出たから…!」

マミ「反省は後で何時でも出来るわ!今は逃げ出す事を考えて!」

子供「…うん…!?お姉さん!あれ何!?」

マミ「えっ…?」

それは



ワルプルギス


マミ「うっ…!」

一瞬、視界に入れてしまった

子供「お姉さん!?」

マミ「だ、大丈、夫…早く、逃げないと…」

今は気持ち悪くなってる暇は無い、急いで逃げないと…!

ガラッ

瓦礫!?

私は直ぐに変身して、その瓦礫を怖そうと振り向く

だが

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハ!」

マミ「あっ…」

直視

弾が出ない

瓦礫が

迫る





グシャ


パリン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/03(水) 15:55:44.79 ID:T/ppjtuqo<> えっ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 15:57:31.51 ID:TQZ/KR3IO<> ジョジョ三部のヴァニラアイス戦でいきなり二人退場した時の衝撃と似た物を感じる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 15:59:52.59 ID:OP8mvBS4o<> マミさん、だからあれほど出撃前にパインサラダとステーキを食べちゃダメっていったのに… <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 16:01:37.69 ID:CgH2Yr6f0<> 避難所 まどか視点

まどか「男君、何処に行ったんだろう…?」

男君も避難してるはず…でも、何処にも見当たらない

恂子「どうしたんだい?」

まどか「あ、友達が見当たらなくて…」

恂子「友達…さやかちゃんはあそこにいるし…昨日泊まらせてくれた男子かい?」

まどか「…うん」

恂子「…大丈夫だと思うよ?」

まどか「どうして?」

恂子「だって、まどかが信頼してる人何だろ? まどかが信頼してる人が、大丈夫じゃない訳無いじゃないか」

まどか「ママ…」

恂子「強いんだろ?その人」

まどか「うん…とっても強いよ」

とっても強くて、とっても優しくて、とっても暖かい…



私の、初恋の人


恂子「だから大丈夫、まどかが信頼しなくてどうするのさ?」

まどか「うん、分かった…」

その時

キャハハハハハハハハ!

まどか「!?」

恂子「?どうしたんだい?」

まどか「ママ!今の聞こえた!?」

恂子「…何も、聞こえないけど…」

という事は…魔法少女関係…

魔女!?

まどか「………」

恂子「まどか?」

まどか「ごめん、ちょっとおトイレ行ってくる」

恂子「…早く、戻るんだよ」

ごめんね、ママ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 16:16:30.08 ID:sZiGeeBO0<> まどか「あの魔女、夢に出てきた…!」

ほむらちゃんが転校する前、夢に出てきた大きな魔女…

まどか「…あの魔女、とっても強い」

…何故だか分からないけど、あの魔女がとてつもなく強い事が分かる

多分、男君だけじゃ勝てない

まどか「そういえばキュゥべぇが…」

キュゥべぇ『君は今までで類を見ないほど大きな素質がある、君の素質なら神にだってなれちゃうよ』

…私が契約すれば、男君を助けられる

まどか「キュゥべぇを、探さないと…」

?「どこ行こうってんだ?オイ」

まどか「!?…ママ」

恂子「トイレはそっちじゃないだろ?」

まどか「…友達が、まだ逃げ遅れてるかもしれないの」

恂子「消防署に任せろ、素人が動くな」

まどか「でも!私が行かないといけないかもしれないの! そうしないと男君が死んじゃうかもしれないの!」

恂子「自分を犠牲にしても、か?」

まどか「…私の命で男君が助かるなら…!」

恂子「テメェ一人のための命じゃねぇんだ!あのなぁ、そういう勝手やらかして、周りがどれだけ…ッ」

まどか「それでも!」

恂子「理由は説明できねぇってか」

まどか「…ごめん」

恂子「なら、私も連れてけ」

まどか「えっ?」

恂子「子供一人危険な所に行かせれるかってんだ、私も行くよ」

まどか「…それは、無理だよ」

恂子「…あんた一人なら出来て、私がいると出来ない事なのか?」

まどか「………」コクッ

私は、無言で頷いた

恂子「…はぁ〜、まどかは頑固だからね…まったく、誰に似たんだか」

まどか「ママ…」

恂子「絶対に下手打ったりしないな?誰かの嘘に踊らされてねぇな?」

まどか「…大丈夫、だよ」

恂子「よし分かった!でも、一つだけ約束しろ」

まどか「約束?」

恂子「助けに行くってんならその男君も必ず連れてこい! そして私達家族にも紹介しろ! …守れるか?」

まどか「…うん!」

恂子「…分かった、行ってこい!」

まどか「…行ってきます!ママ!」

ごめんね、ママ


ありがとう、ママ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/03(水) 16:18:22.76 ID:sZiGeeBO0<> 今日はここまで
この最終編は実は一番最初に思い付きました、なのでマミさんの事は最初から決まってました
これ以上は敢えて語りません
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 16:23:24.94 ID:TQZ/KR3IO<> 乙

流石にこっちでやって安易にハッピーエンドとはいかねえか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/03(水) 23:23:33.02 ID:xcW8aKiDO<> マミさんもしかして無駄死に? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/04(木) 13:35:10.31 ID:2kXSwekH0<> トラックとはなんなのか <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 14:54:17.41 ID:xEpLfwyY0<> >>614
無駄死にというよりは、シャルロッテ戦で死ななかったから今死んだって感じです

一章最終編後半、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 15:07:42.10 ID:8jPFJ88IO<> 運命からは逃げられないんだね <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:17:32.11 ID:xxsR0xTt0<> 男「くっ!」

ほむら「まだまだ武器はあるわよ!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハ!」

杏子「おい!あいつ本当にダメージ通ってるんだろうな!?」

男「さあな! でも、攻撃し続けるしかないだろ!」

やはり、ワルプルギスはとんでもない強敵だ…こちらの攻撃なんてほとんど通ってないだろう

ほむら「…! 男後ろ!」

男「なっ!?」

突如、ワルプルギスの使い魔が真後ろに出現する

ドゴッ

男「かはっ…!」

杏子「男!?」

その使い魔に鈍器のような武器で殴られるが、剣で体を支える

男「まだまだぁ!」ズバッ

体を前に出す勢いのまま、使い魔を斬り裂いた…が

ドォン!

男「なっ…ぐはっ!?」

斬った使い魔が爆発し、吹き飛ばされる

男「くっ…まさか攻撃したら爆発するとは…」

使い魔が襲ってくる…しかし爆発のショックで上手く体が…!

バギッ ドンッ

何かが殴られる音と、銃声が聞こえる

男「ほむら!?」

ほむら「くはっ…!」

殴られたのはほむら…俺を庇って!?

使い魔はほむらが吹き飛ばされながら銃を撃って倒されてる

男「大丈夫かほむら!!」

ほむら「まだ…行ける…! 油断しないで!」

男「…ああ!分かった!」

攻撃を再開しようとした、その時


?「男君!ほむらちゃん!」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:18:18.61 ID:kfvaxD8D0<> 男「まどか!? なんでここに!?」

まどか「私分かるの! あの魔女は三人じゃ倒せないって!」

ほむら「あの魔女の強さが分かるの!?」

まどか「…ほむらちゃんが転校する前に夢に出たの、色々なモノを壊してくあの魔女を、一人で戦ってるほむらちゃんを」

ほむら「まさか…前回の時間軸の記憶…!?」

男「そんな事はどうだっていい! なんでここに来た!?」

まどか「…ずっと前にキュゥべえが言ってたの! 私にはとても大きな素質があるって! 凄く強い魔法少女になれるって!」

男「アイツが…!」

恐らく、マミさんに魔法少女に関しての話を聞いた時…!

まどか「だから私が魔法少女になれば、皆を助けられるかもしれないの!」


QB「…やっと魔法少女になってくれるんだね?」


ほむら「インキュベーター…!」

男「…今まで姿を見せなかったが、何故今になって現れる?」

俺はインキュベーターに剣を向ける

QB「こっちだって大変だったんだよ? 邪魔が多いし、まどかは魔法少女になる気は無いし…だったら魔法少女にならざるおえない状況を作ればなってくれると思ってさ」

ならざるおえない状況…まさか!?

男「テメェ!まさかこのワルプルギスは!」

QB「多分君の考えてる通りであってるんじゃないかな?」

ほむら「…まさか!」

QB「そう、あのワルプルギスは…」




QB「僕が呼び寄せたんだ」



<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:27:57.62 ID:pwHHgZAh0<> まどか「え……?」

ほむら「インキュベーター!貴方はどこまで…!」

QB「まどか、君が悪いんだよ? 何時までも魔法少女になってくれないから、こっちも手段を選んでられなかったんだ」

まどか「私が…悪い?」

ほむら「まどか!そいつに耳を貸しちゃ駄目!」

QB「そう、男や暁美ほむら、佐倉杏子がこうして沢山怪我を負いながら戦ったり、この町がボロボロになるのも…」



QB「鹿目まどか、全て君が招いた惨状だ」



まどか「私が…招いた…」

男「テメェ!何狂言かましてやがる!」

俺はインキュベーターの頭を掴み持ち上げる

QB「狂言とは酷いなぁ、僕はただ事実を述べただけ…まどかが最初から魔法少女になればワルプルギスなんて来なかったのに「黙れ!」グシャ

インキュベーターの頭を握り潰し、投げ捨てる

QB「…やれやれ、もったいないじゃないか…いくらスペアが無限にあるって言ってもさぁ」モグモグ

しかし、何処からともなくまた現れる、死体を喰う

QB「さて、鹿目まどか…魔法少女になる契約をしよう…願いを言うんだ!」

まどか「うん…私!魔法少女に…!」

杏子「まどか!後ろぉ!」

まどか「えっ?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:32:13.81 ID:xxsR0xTt0<> まどか視点

瓦礫が、迫る

男君がこっちに走ってくる

でも、間に合わない、何故だか分かる

スローモーションに感じる世界で思い出す

先週告白しようとして頭に浮かんだ「もうすぐ会えなくなるかもしれない」

あれは「「男君」はもう「私」と会えなくなる」じゃなかった




あれは「「私が」もう「男君」も会えなくなる」んだ




グチャ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:37:01.58 ID:3pxsfUd00<> 男視点

男「うっ…!」

一瞬、意識が飛んだ

まどか、まどかは?

しかし違和感

あれ?変だな



左目が、見えない


右手が左目に触れる、その手を右目で見る

真っ赤だ、どうやら左目は駄目になったらしい

それより、まどかは?

半分しか見えない視界で、まどかを探す

…まどかの手だ

その手を左手で掴む

?変だな、やけに軽い

顔をまどかの手に向ける





そこには、まどかの腕が「一本だけ」存在した




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:42:34.78 ID:pwHHgZAh0<> 男「まど…か…?」

目の前には大きな瓦礫

その下から流れる大量の血

男「おい…冗談だろ? まどか…おい…!」


杏子「アブねぇ!」


ブシャァ

突然杏子が前に出て、その体から大量の血が流れる

男「杏…子?」

杏子「ボーッと、してんじゃ…ねぇよ…!」

男「杏子…!」

杏子「…あー、もうあたしもダメっぽいわ…ちっと、最後の抵抗してくる」

男「最後って…」

杏子「悪いな、先に逝ってくる」

杏子がソウルジェムにキスをして、巨大化した槍に乗り、ワルプルギスに突っ込む…そして


ズガァァァン


爆発、した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/04(木) 15:43:59.27 ID:wk6Lx9xI0<> うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


なんだよ、これ……ジャンプで打ち切られそうだから駆け足した漫画かよ…… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:50:27.92 ID:mguoi5bu0<> 男「…杏子……まどか……オイ、インキュベーター」

QB「…なんだい?僕はまどかが死んで契約出来なくて結構ショックなんだけど?」

男「知らねぇよ…俺と、契約しろ」

ほむら「男…?」



男「俺と契約して!願いを叶えろよ!インキュベーター!!!」



QB「いいけど…君の素質はとんでもなく小さいよ?…まるで生まれたての赤子の様に」

男「だからどうした!」



QB「君の素質じゃ、今の暁美ほむらの怪我すら完治出来ないよ」



男「…なん、だと?」

QB「願いは何でも叶えるけど、その願いの効果は素質で決まるんだ…だから君は大それた願いじゃ効果は微々たるものだよ」

男「…クソォォォォ!!」ズバッ

俺は力の限りインキュベーターを叩っ斬る


男「ワルプルギスー!!」

俺は叫ぶ

男「殺す!絶対に殺してやる!!」

俺に迫る使い魔

男「邪魔だぁぁぁぁ!!」

それらを剣を闇雲に振り回し、蹴散らす

まどかの、杏子の仇…! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:51:54.36 ID:mguoi5bu0<> 男「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァぁぁぁぁァァァァぁぁぁぁァァァァぁぁぁぁァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァ!!!!!!!!」 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 15:58:21.67 ID:09cd9cIM0<> ギュッ

男「ほむら…!?」

ほむらが後ろから抱き締め、俺を泊めようとする

ほむら「…駄目よ、今の私達じゃアイツには勝てない」

男「…っ!離せ!アイツを!ワルプルギスを殺すんだよ!」

ほむら「その前に貴方が死ぬわ!」

男「知らねぇよ!俺が死のうが知らねぇ! アイツを!まどかと杏子の仇を!ワルプルギスを!殺すんだよぉぉぉ!!」

俺はほむらを振りほどこうとする

ほむら「…貴方が……!」



ほむら「貴方が今!私にとっての唯一の希望なの!! 貴方が死なれたら、私!どうやって希望を持てば良いのよ!?」

ほむらは、大粒の涙を流しながら叫ぶ

男「ほむ…ら…」


ほむら「お願い!私を!絶望させないで!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 16:01:45.37 ID:aBY22r9z0<> ほむら……

男「…すまなかった」

ほむら「男…!」

男「行こう、次の時間軸へ」

ほむら「ええ…」



ごめん、皆

俺、好きな女の子の希望の為に、たった一人頑張ってきた女の子の為に、行くよ

ごめんな、ごめんな…まどか、さやか、マミさん、杏子、仁美、恭介…



さようなら


そして俺達は、消えた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 16:02:45.05 ID:3/7UXbUk0<>



第一章 完




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 16:09:17.29 ID:PGCRobEx0<> マミ:ワルプルギスの攻撃に巻き込まれそうになった兄弟を助けようとして、瓦礫に潰され、ソウルジェムが砕け死亡

まどか:男を助けようと契約する寸前、瓦礫に潰され死亡

杏子:男を庇い瀕死、そのまま残った魔力で自爆し死亡

さやか:ワルプルギスが全てを破壊して去った後、死んでしまったまどかを生き返らせる為に契約したが、まともに生き返らせる程の素質が無く、生き返ったまどかは死の痛みに苦しみながら再度死ぬ、それに絶望し魔女になり、ほかの魔法少女に討伐され死亡


ほむら:男と共に時間軸を移動する

男:ほむらと共に時間軸を移動する <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 16:14:22.81 ID:D8WxOG9J0<> はい、第一章はここまでです
「終わり良ければ全て良し」という諺がりますが、逆に言えば「終わりが駄目なら全て駄目になる」とも言えます

>>624
実はそんな感じです
本来死ぬはずの場面で死ななかった人達はまどかマギカの物語の最後、まるでつじまじを合わせるように死んでしまいます

まどかが死んだのは「全てを覆すような願いをしなきゃ、あそこで死んでたんだろうなぁ」と考えました

とりあえず次は第二章ですが、一区切りが付いたためとりあえず明日はお休みさせていただきます

それでは、次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/04(木) 16:18:08.49 ID:wk6Lx9xI0<> 乙
一瞬、東京アンダーグラウンドが思い浮かんだ。あれは…打ち切り宣告される前に完結させようとして駆け足になったからなぁ……


かずみ「今回は戦力が足りなかったんだよ!つまり、私達ので……え!?>>1が「がすみ☆マギカ」を知らないの!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 16:18:39.30 ID:8jPFJ88IO<> 乙

ほむらと一緒に遡行できたのは『男だから』?

ちなみに兄弟も死んだのかな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/04(木) 16:22:53.13 ID:VkFnufi+0<> >>633
男だからって言うよりは、男は別世界で一回死んでまどマギ世界に来たという例外中の例外です
だから普通の常識には当て嵌めれず逆行できた…つまりは「奇跡」です

兄弟については…ワルプルギスが暴れて、気を失った弟と共にいた兄…助かると思いますか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/04(木) 16:51:55.71 ID:8EaobZVYo<> つまりほむらと男の介入によるバタフライエフェクトを無視してシュタゲ的収束が起きた
第二章では世界線を越える為の戦いが始まると <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 18:58:05.47 ID:Y3oq9HoSo<> さやかの扱いがヒドイwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 18:59:24.58 ID:8jPFJ88IO<> 死人の蘇生なんて並大抵の素質じゃできちゃいけないんだよきっと <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/04(木) 19:02:41.81 ID:VTk5/RrAO<> ワルプルギスをQBがまどかに契約させる為に呼ぶなら、周囲に一般人が居ない所で備えて居れば良い訳で

次の時間軸は皆で無人島編か…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 19:05:39.48 ID:8jPFJ88IO<> ループしたら力が薄れて剣が崩れた…!
丸太を持つんだ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/04(木) 19:32:28.18 ID:wk6Lx9xI0<> >>683
つまり、ワルプルギスが来る日にあすなろ市に行ってプレイアデスに退治してもらえばいいんですね

解析の海香、物体を別なものにしてほぼ何でも作れるニコ、「破壊」の魔法とプレイアデスの魔法を使えるかずみ……
男がいれば鬼に金棒だな。
>>1がかずマギを知らないのが悔やまれる…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/04(木) 22:20:34.14 ID:kf8+TnCHo<> ホムラーな男がほむらを守る為にまどマギ世界で頑張るそうです
〜最後の47日間〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 22:27:50.36 ID:lfhWZ78T0<> 何か早速ワルプルギス倒す算段がついてるぞどうすんだよ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/04(木) 23:30:35.53 ID:+8TcosEDO<> 決戦前夜にイチャついてた結果がこれだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/05(金) 10:07:43.36 ID:Vi+6X3p0o<> ごらんのありさまだよ!!! <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/05(金) 14:37:52.79 ID:qygEE+4AO<> >>640

>>1自身が男=>>1ではないと書いていた事から『>>1がかずマギを知らない』=『男がかずマギを知らない』ではないとなるから、全くあり得ない展開ではないな <>
◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/10/06(土) 01:03:44.01 ID:KqsopO9R0<> すいません、土曜日曜は高校の同窓会での旅行があるのを忘れてました
なので再開は月曜日になってしまいます、誠に申し訳ありません
とりあえず答えられる所を軽くコメ返しだけさせていただきます

>>637
そうですね、死者蘇生は非常に難しいです
一説には「死人を生き返らせるのは神でも無理」と言われてますからね
男は現世で死んでまどマギ世界にて生き返ったと言うよりは、まどマギ世界に「新しい生命」として新たに生まれ変わったといった感じです

生まれたばかりなので、魔法少女としての素質も小さくなってしまった…といった感じですね

>>638
そこで呼んでも意味はないぐらいはQBも理解してるので、「見滝原にワルプルギスが迫ってるよ!」と言って、結局見滝原にワルプルギスを呼び、まどか達を見滝原に呼ぶようにします
これはまどかがいる限り、ほぼ確実に起きてしまいます

>>640 >>645
正直かずみ勢などの口調、見た目、能力…全て分かりません
なのでどんなキャラか分からない以上SSには出せません、うちの地域にはかずマギ売ってないようですし…

なので、まどマギ勢+男のみでワルプルギスを突破しなくてはいけません


では、また月曜日に <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/07(日) 01:25:39.81 ID:kBEhbToDO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/10/07(日) 17:45:40.48 ID:OQ8SunAT0<> 乙乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 11:16:40.65 ID:Up4+u3gIO<> 今日は更新あるのか楽しみだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/08(月) 11:36:36.49 ID:PVjNYkYt0<> 個人的にはメガほむモードのほむらを男が見る展開が見たい
正直、メガほむがモテないのがおかしい <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 14:29:43.15 ID:K/kEySwZ0<> 二日ぶりでしょうか? やっと再開出来ます <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 14:32:27.79 ID:K/kEySwZ0<> ↑書いてる途中に送信してしまいました

二日ぶりでしょうか? やっと再開出来ます

>>650
メガほむ可愛いですが、どちらかと謂うとクールほむの方が好きだったりします
とりあえずメガほむ登場となると、同じ世界に同じ人物が存在する事になりますね…やっぱり矛盾が発生したりするのでしょうか?
まあクールほむになってるのでメガほむはいませんがね

では、再開 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/08(月) 14:33:44.86 ID:PVjNYkYt0<> >>652
いや、俺が言いたいのはメガほむ姿のクールほむらと男が対面したら見たいなこと。
男はクールほむら派みたいだけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 14:34:26.72 ID:Up4+u3gIO<> よくあるソウルジェム離したら出てきちゃうパターンというのもな

しかしクーほむが弱さを見せるというのも堪らない <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 14:45:46.55 ID:7T48iG570<> ほむホーム

ガチャ

男「戻ったぞ」

ほむら「どうだった?」

男「…やっぱり俺のいた部屋には家具とかも何も無かった」

ほむら「…そう」

男「俺は元々この世界の人間じゃないしな…前の時間軸に無理矢理入り込んだから、他の時間軸には影響されてないんだろうな…」

ほむら「…どうするの? お金も無いんでしょ?」

男「ああ、お金とかは全て前の時間軸に置き去りだ」

ほむら「…その部屋を借りる事すら出来ないわね」

男「だなぁ…」

ほむら「……ねぇ、その…不便じゃない?」

男「ああ、左目か? …まぁ、最初は戸惑ったけど歩いてる内に幾らかマシになったぞ…ま、もう左目は使えないだろうがな」

俺は前回の時間軸で、ワルプルギスと戦った際に左目が使い物にならなくなった
とりあえず今は眼帯を付けているが、魔女との戦いの前に完璧に慣らしておかないとな…

ほむら「…その目、魔法で治せるって言ってるのに…」

男「…いいや、これは俺の受けた罰だ…治して良いもんじゃないさ」

前回、まどかまで死んだのは俺の責任だ
俺がいなかったら少なくとも…

ほむら「…一人で罪背負わないで、潰れてしまうわ」

男「ほむら…」

ほむら「貴方は私の「パートナー」でしょ? …なら罪も二人で半分ずつ背負いましょ」

男「…ああ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/10/08(月) 14:48:02.87 ID:y09u1kW8o<> マミさんまで失ったことは知らないのか
目の前で死なれるのもキツイがそれもキツイものがあるな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 14:55:32.01 ID:0AASOAIE0<> >>653
最初は番外編でしようかと思ったのですが、ほむらはまどかを助ける為に今の姿になったので、今更冗談でも昔の格好はしないかなぁーっと思いまして止めました
ほむらの過去編作ったりすると、どう頑張っても男は出せませんし丸ごとアニメのまんまになってしまいますから書けませんしね



ほむら「…さて、貴方は住む場所どうするの?」

男「どーすっかなー…公園にでも住むか?」

ほむら「そんな事したら学校にも通えないわよ、ちゃんとした所に住まないと」

男「なら…」

ほむら「…ここに住めば?」

男「へ?」

ほむら「というより、ここしか無いわよ…真っ当に暮らしたいなら」

男「しかし、一つ屋根の下で男女二人っきりで暮らすのは…」

ほむら「前回、何回も散々夜中までここにいたじゃない…今更よ、今更」

男「むー…」

ほむら「…それとも、貴方は私と一緒に暮らすのは嫌?」

男「い、嫌じゃないぞ! 寧ろ嬉しいと言うか…」

ほむら「なんで嬉しいか分からないけど、それなら何も問題無いじゃない」

男「…分かったよ、俺もここに住む!」

ほむら「分かれば良いわ」

やれやれ、全国のほむらファンにバレたら確実に殺されるな… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 15:06:43.48 ID:e2yUEZgT0<> >>656
マミさんが死んだのを知ってるのはあの時の子供のみです
その子供達もワルプルギスによりすぐに死んでしまいましたし、前の時間軸でマミさんが死んだのを知るのはいませんね
さやかもまどかの蘇生失敗して直ぐ様に魔女になりましたしね


男「しかし、学校まで三日か…」

ほむら「ええ…時間軸を移動して病院に到着して、貴方の左目の出血が止まらないから直ぐに医者を呼んで治療して…」

男「その後四日の入院…か」

ほむら「ええ、幸い治療費は安かったから助かったわ」

男「この三日で何か行動は起こせないか?」

ほむら「…まどかとさやかはまだ接触出来ないわ、転校する前に会うのは不自然過ぎる」

男「杏子は…まだいないしな、…だとすると…」

ほむら「巴マミしかいないわね」

男「…だな、しかしいきなり家には行けないな」

ほむら「そうね、いくらなんでも怪しすぎるわ」

男「…やっぱりここは…」

ほむら「それしか無い、わね…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 15:22:15.05 ID:jGgEUgwq0<> 町外れ 魔女結界
マミ視点

QB「ここの魔女や使い魔は大した無いけど…使い魔の数が尋常じゃないね」

今私は、キュゥべえと共に魔女結界で魔女や使い魔と戦っている…といってもキュゥべえは戦えないから実質一人だけど…

マミ「ええ…魔力は…ギリギリ足りるかしら?」

QB「…無理に使い魔を全滅させる事は無いんじゃないかな? 魔女を倒せばとりあえずグリーフシードは手に入るよ?」

マミ「駄目よ、それじゃあ残った使い魔が人を襲ったり魔女になったりするじゃない」

QB「……そう」

だけど、本当に余裕が無いわね…数は力って言うのは本当ね

マミ「くっ…数が多すぎるわ」

QB「個々は大した事ないんだけどね…」

そんな会話をしてた、その時


バキュンバキュン ザシュ


マミ「!?」

突如、銃声と何かを斬り裂いたような音が聞こえた

マミ「誰!?」

ほむら「…魔法少女よ」

男「俺は違いますけどね」

現れたのは黒髪の少女と銀髪で眼帯を付けた少年

あの黒髪の子は魔法少女って言ったわね…まさか縄張りを?

マミ「…貴方達、何しに来たのかしら?」

ほむら「今はそれよりも、魔女達を倒すのは先じゃないかしら?」

言われて前を見直すと、使い魔がワラワラと現れてる

マミ「…っ!分かったわ、でも後でキッチリお話聞かせてもらうからね?」

男「分かってますよ」


しかし、あの男の子…銀髪で眼帯で美少年…
まるで物語に出てくるダークヒーローね…

かっこいいなぁ…

QB「マミ、ボーっとしてたら危ないよ?」

マミ「わ、分かってるわよ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/08(月) 15:31:10.16 ID:SVogmYI8o<> やはり中二的に眼帯はマストアイテムなんだな <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 15:31:55.76 ID:qjEWEWnA0<> 私は戦いながら二人の戦いも見る

あの女の子は…重火器?魔法での攻撃はしないのかしら…

ほむら「…この程度の使い魔なら能力使うまでも無いわね」バキュンバキュン

男「だな」スバッズバッ

…何か強力な能力を持ってるのかしら?

そして男の子は…

男「よっ…とっ…」ズバッ ザン

まるで大きな十字架の様な剣で戦ってる
私は剣の事はよく分からないけど、あの剣には強力な魔力が宿ってるわね…

…あの女の子は遠〜中距離の射撃タイプって所ね
男の子の方は近距離専門のパワータイプ…凄くバランスの取れた二人ね

それにしても、凄く息が合ってるコンビね…

コンビ…いいなぁ…

QB「マミ!前前!」

マミ「おっとっと」バン

いつの間にか目の前に迫ってた使い魔を撃ち落とす <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 15:40:33.94 ID:qZaPgrEa0<> 数分後

マミ「これで…トドメよ!」

私は何時もより魔力を込めた魔弾を魔女に撃ち込む

そして魔女は崩れる様に倒れ、グリーフシードになった

マミ「…さて、なんで貴方達はこの町にいるの? …縄張りでも奪いに来たのかしら?」

ほむら「連れないわね、せっかく助けたのに…」

マミ「質問に答えて」

男「…何故ここにいるかですが、それは俺達がここに引っ越してきたからです」

マミ「それは何故?」

ほむら「この町の学校に転校してきたからよ」

マミ「…何故ここなの? グリーフシードが欲しいなら他の町にでも魔女はいるわ」

男「…別にグリーフシード目的じゃないんですけどね」

マミ「…それを信用すると思って? 魔女と戦うのにグリーフシードは目的じゃないって…有り得ないわ」

ほむら「本当よ、…まあグリーフシードを得れるなら得るけど…とりあえず縄張りを奪うつもりは無いわ」

男「俺達は他の目的があってこの町に来たんです」

マミ「…その目的は?」


ほむら「…ワルプルギス、と言えば分かるかしら?」


マミ「!?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 15:55:32.32 ID:jGgEUgwq0<> ここから男視点

マミ「ワルプルギスですって!?…あの、一晩で町を滅ぼすという!?」

男「…はい」

…俺達は最初からマミさんにワルプルギスの事を伝える事にした

理由は単純、信頼を得て一緒にワルプルギスに立ち向かえる様に…

マミ「…それはいつ来るの?」

QB「信頼するのかい? もしかしたら嘘かもしれないよ」

…一瞬白々しいと思ったが、コイツはまだワルプルギスを呼ぼうとはしてないはずだ それに腹を立てるのはお門違いだな

マミ「もし本当に嘘なら最もらしい嘘を付くはずよ、…ここまで突拍子も無いと逆に嘘とは思えないわ」

ほむら「信じてくれて助かるわ…ワルプルギスが来るのは今から約一ヶ月後よ」

マミ「一ヶ月…」

男「…そのワルプルギスは噂以上の力があります、町一つなんて規模じゃありませんよ」

マミ「…じゃあ、貴方達がこの町に来たのは…」

男「…はい、そのワルプルギスからこの町を守る事です」

ほむら「そのために、私達はここに来た…」

マミ「……それが本当なら、貴方達は縄張りを奪いに来た悪者じゃなくて正義のヒーローって所かしら?」

ほむら「…そんな感じと思って良いわ」

マミ「正義のヒーロー…ねぇ、私も何か手伝えない?」

男「…いいんですか?」

まさか、マミさんから協力してくれるとわ…

マミ「ええ、私もこの町を守るために戦ってるの…その町を怖そうとする魔女、それを倒さんとする正義のヒーロー…これに協力しない理由は無いわ!」キラキラ

……目が輝いとる

QB「…何故だか分からないけど、時々マミはこうなるんだよ…」

ほむら「ええ、理解出来たわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 16:03:32.36 ID:+ECMQbyD0<> マミ「早速私の家に来なさい! 作戦会議よ!」

ほむら「…それはいいけど、……グリーフシードは?」

マミ「…あ」

マミさんが慌ててグリーフシードを取りに行く

マミ「よ、良し…じゃあ私の家に…」

QB「…マミ、浄化は?」

マミ「…………あ、貴方達も協力してくれたし…分けて使いましょ?」

ほむら「私は大丈夫よ、ほとんど魔力使ってないし」

男「俺はグリーフシードは必要無いんで」

QB「…君は何者だい? 魔法少女でも無く、しかもグリーフシードもいらない…有り得ない存在だよ」

マミ「…キュゥべえ、それを聞く必要は無いわ」

QB「え? それは何故だい?」

マミ「だって…」

QB「…だって?」



マミ「そっちの方がかっこいいじゃない! ダークヒーローと言うのは本当の正体は不明出なくてはいけないのよ!」



ほむ男「」ポカーン

QB「…ごめんね、マミはこんな子なんだ…」

…インキュベーターが謝るなんて、初めて見たな… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/08(月) 16:05:07.52 ID:+ECMQbyD0<> 今日はここまで、二日書かないだけでだいぶ難しく感じました

このSSのマミさんはこんな子です

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/08(月) 16:14:02.33 ID:2uTM+nHuo<> 乙

前周の男とマミさんの関係が好きだったから少し残念 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/08(月) 16:25:35.33 ID:PVjNYkYt0<> 乙
ここのマミさんは「マミさんのマミマミインタビュー」でもやらせてもノリノリでやりそうwww
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 00:27:05.73 ID:1a2TY0Ao0<> 乙

ほむ男が少しツボった、そういう意味じゃないとはわかっているし大して笑える部分でもないのになんか笑える <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 11:59:52.23 ID:jXxyOGiJo<> かわいいなこのQB <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 14:48:15.04 ID:/hx9jtro0<> もう10月なのに暑いってどういう事なの…?
始めます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 14:49:36.21 ID:Vfh/TwuIO<> えっ、寒いよ
きたか <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 14:59:25.55 ID:/hx9jtro0<> マミほーむ

マミ「はい、ブレーンクッキーと紅茶ぐらいしか無いけど…」

男「いえ、お構い無く」サク

ほむら「頂くわ」ゴクン

…最初に食べたマミさんのクッキーの味だ…
そういえば、最初の日からマミさん焼いたブレーンクッキー食べてなかったな…

マミ「ど、どう?」

男「…とっても美味しいです」

ほむら「紅茶も凄く香りがいいわ」

マミ「あ、ありがとう♪」

ほむら「…で、早速で悪いけど本題に入るわ」

マミ「…ええ」

男「俺達はさっきも言った通り、ワルプルギスを倒すためにこの町に来ました」

マミ「ええ、でも…何で来るって分かるのかしら?」

ほむら「統計よ」

マミ「統計?」

ほむら「……前兆みたいのがあるのよ、最近やたらと厄介な魔女が増えてない?」

マミ「…そうね、さっきのと力は弱いけど物凄い数だったわ」

男「ワルプルギスが来る所は、直前まで強力な魔女が増えるんです」

マミ「理由は?」

ほむら「恐らくは、ワルプルギスの魔力に惹き付けられてるからだと思う」

男「ですが、来る直前になると魔女は居なくなります」

マミ「…なるほど、ギリギリになってワルプルギスから逃げるのね…魔女が逃げるほどの魔女…他に特徴は?」

ほむら「そうね、ワルプルギスは結界を作らないわ」

マミ「結界を?」

QB「…その必要性が無いからだね、それほどの魔力があるんだよ」

男「……ああ、その通りだ」

ほむら「だからこそ、出来るだけの戦力は欲しいのよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 15:15:15.11 ID:UWaS+7ev0<> >>671
もう秋だからと暖かい格好したら20度越えですし、日も近いから熱いしですよ…



マミ「…つまり、私が力を貸すと助かるって事ね」

男「はい…貸して、くれますか?」

マミ「…勿論よ、ワルプルギスがこの町を滅ぼすと言うのならそれを食い止めようとする二人に力を貸さない理由は無いわ」

男「…ありがとうございます!」

ほむら「…感謝するわ」

マミ「でも一応、二人の能力ぐらいは教えて欲しいのだけれど…」

男「…ほむら、どうする?」ヒソヒソ

ほむら「アイツがいるけど、ここはリスクを犯しても特を得るべきよ」ヒソヒソ

男「……分かりました、では俺の能力は…」

俺達は能力を教えあった(ほむらは時間停止のみ)

マミ「時間停止に退魔の剣…!」キラキラ

QB「どちらもかなり強力だね…特に退魔の剣は魔女にとっては天敵じゃないかい?」

男「接近する必要はあるがな」

ほむら「それに私のは魔力の消費が大きいし、火力も低いから頑丈な魔女にはあんまり意味無いわ…強力な重火器を使えば別だけど」

マミ「…それで?」

男「…それで、とは?」


マミ「必殺技とかあるのかしら!?あるとしたら名前は!?」ギラギラ

…キラキラ通り越してギラギラしとる…

男「い、一応俺のには名前がありますが…」

ほむら「私は時間停止自体が必殺技のようなものね…名前は無いけど」

マミ「男君!その必殺技ってどんなの!?名前は!?」ギランギラン

男「デ、破壊咆哮(デス・ ボール)って名前で…」

改めて言うと恥ずかしいな…

マミ「破壊咆哮(デス・ ボール)…!!」ピカーン

男「この剣から衝撃波を出して、回りの使い魔や魔女を一掃出来ます…」

マミ「」ピカピカピカーン

QB「あまりにテンションが上がりすぎて言葉すら出ないようだね…訳がわからないよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 15:33:35.94 ID:UWaS+7ev0<> マミ「じゃ、じゃあその左目は魔顔とか!? 隠された力とかあるの!?」ビカーン

男「……以前、ワルプルギスと戦った時に潰されて…」

マミ「あ…ご、ごめんなさい…でも、魔法で治せるんじゃ…」

男「…これは俺の罪ですから、あの子を助けられなかった…」


まどか『私、魔法少女に…!』

グシャ


ほむら「……………」

マミ「…ごめんなさい、何か、辛い事思い出させちゃって…」

男「いえ、大丈夫です…それよりもワルプルギスの事ですが…」

その後俺達は一時間程ワルプルギスに関して話した

マミ「そういえば、貴方達はこの町に転校してきたのよね? という事は…」

ほむら「ええ、見滝原中学校よ」

マミ「やっぱり…で、学年は?」

男「二年です」

ほむら「私もよ、クラスと男と一緒で明明後日に転校するわ」

マミ「二年? …男君大人びてるから三年かと…」

まあ精神的には大学卒業生だしな

男「はは、良く言われます」


マミ「…あら、もうこんな時間?」

ほむら「もう暗くなって来たわね…」

男「じゃあそろそろ…」

マミ「…あ、出来れば住所教えて貰える? 家の場所が分かれば連絡したりしやすいし」

ほむら「それもそうね…書くものあるかしら?」

マミ「ええ、はい」

ほむら「ありがと」サラサラ

ほむらが紙にペンで住所を書く

ほむら「…はい、これが私達の住所よ」

マミ「ええ…私達?」

男「俺達は一緒に住んでるんですよ」

今日からだけど

マミ「い、一緒に?」

ほむら「ええ、男がとある事情で住む場所見つからなくて、私の家は見つけたから…」

マミ「な、なるほど…(同棲…つ、付き合ってたりするのかしら?)」

男「じゃ、俺達はそろそろ…」

マミ「え、ええ…また魔女退治の時に会ったらよろしくね?」

男「はい」ガチャ

バタン <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 15:39:05.04 ID:UWaS+7ev0<> 帰り道

ほむら「まさか一日目でマミと協力関係になれるとは思わなかったわ」

男「タイミングが良かったな…」

ほむら「ええ…次に協力してほしいのは…」

男「杏子…だが、まだいない」

ほむら「…マミがしっかり生き残ったら来る理由も無くなるわね…」

男「いざとなったら、直接杏子のいる町に行くしか無いか」

ほむら「そうね…あ、スーパー寄ってく?あんまり家に食べもの無いわよ」

男「だな、…しかし、お金が…」

ほむら「安いものに絞れば何とかなるわよ」

男「…すまんな、バイトとか出来れば良いんだが…」

ほむら「中学生はバイト出来たかしら?…まあそもそもそんな暇は無いだろうけど」

男「だよなぁ…」

ほむら「…じゃ、真っ暗になる前に行きましょ?」

男「ああ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 15:41:14.23 ID:UWaS+7ev0<> はい、ちょっと短めですがここまで
…最終編のストーリーは思い付くのにそれまでの過程が思い付かないとです…

それにしても今回はマミさん暴走し過ぎたでしょうか…?
では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 16:33:43.36 ID:jXxyOGiJo<> 先生、ブレーンじゃ頭脳です。プレーンです…プレーンです… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 16:34:42.89 ID:Vfh/TwuIO<> マミ「今日もQBの脳幹が美味しいわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/09(火) 17:05:46.55 ID:eLx+iaP60<> >>677
oh…すいません
ブレーンじゃ脳味噌ですね…脳味噌クッキー…何があろうと食べたく無いですね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 17:21:26.56 ID:r5S+gppu0<> 何かあすみが嬉々として作ってそうなクッキーだな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 17:38:33.74 ID:RhaRwsgxo<> ワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/09(火) 19:10:19.42 ID:VcocJ1TD0<> 男も色んな場合を想定して違う技を覚えるしかないな・・・・
<> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/09(火) 19:43:32.28 ID:iu/dy/SAO<> おとこ lv58
わざ

きりさく
つるぎのまい
こうそくいどう
やみのはどう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 19:57:21.79 ID:Vfh/TwuIO<> マミ Lv.40
わざ

がんせきほう
りゅうせいぐん
からみつく
ヨガのポーズ <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/09(火) 20:31:33.04 ID:iu/dy/SAO<> QB Lv5
わざ

わるだくみ
みやぶる
あまいかおり
のろい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 21:36:42.41 ID:EPdiZY+c0<> マミさんがなかまづくりおぼえてないじゃまいかやり直しだボケェ <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/10(水) 00:21:28.04 ID:DZhYCn1AO<> マミ Lv40
わざ

なかまづくり
おさきにどうぞ
いやしのはどう
とっしん


ふむ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 02:43:14.63 ID:OC272bqW0<> ラスターカノンか破壊光線がないぞ <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/10(水) 09:31:50.14 ID:DZhYCn1AO<> マミ Lv40
わざ

りゅうせいぐん
なかまづくり
しめつける
ラスターカノン


つまりこうだな
タイプはエスパー(かみくだく的な意味) <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 14:36:41.57 ID:ZdJMtqKh0<> 最近のポケモンは良くわからんとです

>>683
これは…きりさくの急所の当たりやすさに期待ですね、でもゴーストタイプは勘弁な!

>>684>>687>>689
最近のポケモンは本当に分かりませんが、とりあえず燃費が悪いのは分かります

>>685
攻撃技を覚えてないのを嘆くべきか、L v5にしては中々便利な技を覚えてるなと喜ぶべきか…

では、再開します
あ、まだまどか達は出ません…マミさんがメイン的なちょいギャグです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 14:43:47.14 ID:GqSmjTTIO<> ゴーストタイプもあくのはどうならなんとか

きたか <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 14:51:35.45 ID:HuHly+Yb0<> 転校まで残り二日
マミほーむ

男「朝からマミさんに呼び出されたが…なんだろうな?」

ほむら「さあ…何があったのかしら?」

そんな話をしてると、マミさんが台所から出てくる

マミ「紅茶が入ったわ」

男「あ、ありがとうございます」

ほむら「頂くわ」

一口飲み、とりあえず落ち着く

ほむら「…で? 何があったの?」

マミ「ええ…昨日一晩掛けて考えたのだけれど…」

QB「(付き合わされて寝不足だよ…)」フワァ…

男「考えたのだけれど?」

マミ「やっぱり剣を使った必殺技は幾らかあった方が良いと思うの!」


……………………………


ほむら「は?」

マミ「だから、必殺技は一つじゃ駄目よ! 剣を使うなら三つ四つは必殺技無いと!」

ほむら「え? だからなんで…」

男「なるほど…一つだけだとマンネリになりますし、三つ四つあった方が色んな状況に適応出来ますしね」

ほむら「ちょ…何言ってるの!?そもそもわざわざ必殺技が無くたって…!」

男「うん?だって剣を使うなら必殺技無いとカッコ悪いだろ?」

ほむら「(ああ…そういえば男もこんなナチュラルにこんな感じだった…)」

男「俺もそろそろ一つじゃ不味いかなぁと思ってまして…ワルプルギスを倒すなら幾つか必殺技が無いと!」

マミ「そうよね!?」

ほむら「…もう、好きにしなさい」

マミ「早速だけど、男君の必殺技は感じに英語でルビを振ってるでしょ? なら統一させた方が良いと思うの」

男「確かにですね」

マミ「…で、何か良い名前ある?」

男「…マミさんは何か?」

マミ「…私は自分のが銃を使った技だったり、イタリア語だったりだからあんまり思い付かなくて…」

男「なるほど…なら俺の考えてる技を書いてみますね…紙とペン貸してください」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 14:53:50.91 ID:Mla9BtXBo<> どうしてこうなるまで放っておいたんだ!! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 15:08:35.37 ID:48AKZ0OY0<> 厨ニ病注意


とりあえず二つの必殺技を書いたメモをマミさんに渡す

マミ「なるほど……聖十字斬(グランドクロス)ってどんな技?」

男「それは魔力を込めながら十字の衝撃波を飛ばして切り裂く技です」

マミ「…破壊咆哮(デス・ボール)の衝撃波を前方に集中させたって所かしら?」

男「はい、威力重視の必殺技です」

マミ「次は…真空斬波(エアー・スラッシュ)?」

男「はい、それは遠距離用の技です…基本近距離、技でも中距離系が多いので遠距離技にしてみました」

マミ「なるほど…弱点の克服ね」

ほむら「遠距離なら私がやるのに…それに、考えても使えないのなら意味ないんじゃない?」

マミ「それもそうね…良し!」

マミさんが突然立ち上がる

男「マミさん?」

マミ「魔女を探しましょ! それで実戦で試すのよ!」

男「…はい!ほむらも行くぞ!」

ほむら「腕引っ張らないで頂戴」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 15:18:30.50 ID:jFEGbr3c0<> 魔女結界

QB「やれやれ…魔女を必殺技の練習台するなんてこれで二人目だよ」

ほむら「二人目? じゃあ一人目は…いや良いわ…なんとなく分かったから」

マミ「頑張ってね!男君!」

男「はい!」

魔女「ギャギャギャ!」

マミ「来たわよ!」

男「良し! じゃあ早速…!」


『聖十字斬(グランドクロス)!』


十字に空間を切り裂き、衝撃波を飛ばす
そして使い魔を巻き込みながら魔女を十字に切り裂いた

魔女「ギャーーー!」ズバァン

男「よーし!破壊咆哮よりも威力があるぞ!」

ほむら「確かに威力は凄まじいわね…でも…」

マミ「あっ! 使い魔が逃げてくわ!」

男「ならば遠距離技の…!」


『真空斬波(エアー・スラッシュ)!』

剣から放たれた鋭い斬撃が、遠くの使い魔を次々と真っ二つにする

マミ「良し!次の魔女を倒しに行くわよ!」

男「はい!」

ほむら「………」

QB「…訳がわからないよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 15:23:57.36 ID:NsHwJ+r2o<> この男なら額に紋章浮かべても良い気がする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 15:30:29.04 ID:Mla9BtXBo<> QBの訳がわからないよに複雑に入り混じる感情を感じた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 15:35:08.00 ID:48AKZ0OY0<> 数十分後

男「…ぜぇー…ぜぇー…」ハァハァ

マミ「お、男君大丈夫?」

男「あ、あんまり…」

俺は体が重くなり動けなくなっていた

ほむら「まったく…『必殺技は燃費が悪い』って事忘れたの?」

男「し、暫く使って無かったもんだから…」ゼェゼェ

マミ「…やっぱり必殺技は乱発しないで最後の〆に使うべきね」

ほむら「そういう問題じゃ無いわよ…」

QB「……ねぇ、一つ聞いて良いかい?」

男「な、なんだ…?」


QB「グリーフシードは?」


ほむ男「!!」

やっべぇ…すっかり忘れてた

マミ「…そういえば、グリーフシード出なかったわね…必殺技に集中し過ぎて気付かなかったわ」

ほむら「どうすんのよ!?」ヒソヒソォ!

男「しょうがないだろ! 必殺技に頭行ってたんだから!」ヒッソォー!

ほむら「しょうがないじゃないでしょ!バレそうになってるじゃない!」ヒッ!ソォ!

男「……もうバラすしか無いな」ヒソヒソ

ほむら「…まったく」

QB「…で?グリーフシードは?」

男「…実は…」

俺はこの剣で魔女を斬るとグリーフシードが出ない事を伝えた

マミ「…本当に?」

ほむら「ええ…だから止めはいつも私がやるのだけれど…」

QB「困るなぁ、グリーフシードが無いと…なんでその剣だと出ないんだい?」

男「……多分、グリーフシード自体が魔力の塊みたいなもんだから、グリーフシードも退魔の対象に入るんだと思う」

…勿論、魂もろもろの事は言わない
流石にまだ早すぎる

マミ「そう…これじゃあ魔力も回復出来ないわ」

男「俺はグリーフシード無くても休めば回復するから…」

マミ「…だけど、なるべく男君は止めを刺さないようにしましょ?」

男「はい…」

ほむら「とりあえず家に戻るわよ」

男「あ、ちょっと待ってくれ」

ほむら「何よ?」

男「体、全く動かないんだが…」

ほむマミ「………」


結局、二人に運んで貰った
二人ともすみません… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 15:50:19.21 ID:GUKAnPkP0<> マミほーむ

マミ「…大丈夫?」

男「さっきよりはだいぶ…」

俺は今、マミさんの家のソファに寝かせてもらってる

ほむら「全く…無茶ばかりするからよ」

男「面目無い…」

マミ「ごめんなさい…私が「実戦で試すのよ」なんて言うから…」

男「いえ、気にしないでください…技の性能も理解出来ましたし」

マミ「…やっぱり燃費が問題よね」

男「でも、真空斬波はあまり魔力を消費しませんから連発しても大丈夫だと思います」

ほむら「…破壊咆哮が一番燃費悪いわね」

男「ああ…あれは範囲がでかいからな」

マミ「あ、冷たい紅茶いる?」

男「甘めのをお願いします…」

疲れてる時は甘いものだしな

マミ「分かったわ」

マミさんが台所に向かった

ほむら「なるべく今回のような無茶はしないでよ? 今回は良かったけど、そんな状態で魔女と戦ったりしたら…」

男「…分かってるさ…」

でも、今は少しでも力が欲しい
ワルプルギスを倒せる、力を

…これからは素振りもしてみるか…

マミ「紅茶、入ったわ」

男「ありがとうございます」ゴクッ

心地よい甘さと香りが口の中に広がる
ふぅ…疲れが取れる気がする

男「あ、もうこんな時間か…」

ほむら「そろそろ帰らなくちゃ…体、大丈夫?」

男「なんとか…おっと」フラリ

まだ足元がふらつくな…

マミ「…ねぇ、私も男君を家まで送った方が良いかしら?」

男「いえ、そこまでは…」

ほむら「是非お願いするわ」

男「ほむら…?」

ほむら「今の貴方じゃ、魔女が出てきたりしたら足手まといよ…マミもいた方が良いわ」

マミ「じゃあ私も行くわね?」

男「…お願いします」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 16:05:25.56 ID:XxQ/9ujk0<> ほむホーム前

ほむら「ここよ」

男「ありがとうございました、マミさん」

マミ「別に良いわよ、私から言い出したんだから」

ほむら「せっかくだし、中に入って…コーヒーぐらいは出すわ」

マミ「…えっ?良いの?」

ほむら「駄目な理由は無いわ」

マミ「じゃあ、お呼ばれしちゃおうかしら?(他人の家にお呼ばれされるなんて初めてね…)」


ほむホーム

ほむら「はい、コーヒーよ」

マミ「ありがと、…それにしても、中々素晴らしい家ね」キラキラ

ほむら「そう?ありがとう」

…確かに、ここの内装はマミさんの好みにはどストライクだろうな

マミ「じゃ、コーヒー頂くわ」ズズッ

ほむら「…どう?」

マミ「…うん、ちょっと苦いけど美味しいわ」

ほむら「……! あ、ありがとう…」

…ほむらも成長したなぁ

マミ「…もうだいぶ暗いわね、早く帰らないと…」

ほむら「…なんなら、泊まってく?」

マミ「……え?」

ほむら「どうせ明日も休みだし、泊まって良いわよ」

マミ「ほ、本当に良いの?」

ほむら「私は構わないわ、男も良いでしょ?」

男「俺も構わないぞ」

マミ「…な、なら御言葉に甘えようかしら!(お泊まり…素晴らしいわ! もう何も怖くない!)」ピカァーン

…顔に「嬉しい!」って書いてるなぁ

マミ「なら、夕食は私が作るわ!キッチンは?」

ほむら「ここよ」ガチャ

マミ「テーブルがキッチンに!?」

ほむら「…なんで、皆驚くのかしら?」

男「普通、テーブルがキッチンになるなんて誰も思わねぇよ…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/10(水) 16:08:42.81 ID:pwdkv/kX0<> はい、今回はここまで…痛かったぁ…
次はマミさんお泊まり編です

ギャグやほのぼのが多目なのは、一章最終編の反動だったりします
しかし、ネタが…思い付かねぇ…!

…次回に続きます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 16:13:03.34 ID:DUhUSd4IO<> 元々は大卒くらいの奴が必殺技考えてたと思うと何かこみあげるものが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/10(水) 16:45:57.90 ID:k1tPmBOC0<> グランドクロスは聖闘士星矢の技みたいな技だな
個人的には「縛激斬」みたいなシンプルでかっこいいのがいいんだが・・・・
とりあえず乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 18:09:46.08 ID:nT3SjxqDO<> アバン先生…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 20:01:46.97 ID:cnn18ItDO<> こうやってイチャつく事によって反動でワルプルさんにフルボッコされると <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/10(水) 20:09:19.02 ID:k1tPmBOC0<> そういえば、誰も言わないけどこの世界で男の存在は元々なかったから転校しないんじゃないか?>>655で前の時間軸から無理やりねじ込んだって言っているし…
>>674で男も学校に転校して来るって言っていたけど、この世界じゃ男の国籍も存在しないんじゃ・・・・・
でも、病院に入院できたから一応身分証明書はあるのか・・・・・? <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/10(水) 20:27:14.68 ID:DZhYCn1AO<> 前回badendの原因

・マミのワルプルギス戦不参加

不参加なのは男達を拘束したままシャルロッテ戦になったから
拘束したのは男達への嫉妬(?)から
嫉妬(?)させたのは男がほむらばかりに構うから

まどかが死んだのはQBと契約する前にワルプルギスの近くに来たから
ワルプルギスの近くに来たのは男がワルプルギスの近くにいたから
男の近くに来たのは男に一目惚れしてたから
一目惚れしたのは男の外見がとても好みだったから
男がまどかにとって好みの外見なのは男が神に頼んだから


……あれ?大体男のせいじゃないのこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 20:29:23.22 ID:3bq0a+aIO<> ほむらの身体能力なんてたかがしれてるから肩車というフォーメーションを組めばあるいは <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 20:37:45.25 ID:EJc88LNj0<> >>706
「魔法」の一言で片付ければいいんじゃないかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/10(水) 20:47:33.06 ID:k1tPmBOC0<> >>709
大抵のことは解決できるけど多用は危険だな
ジョジョの「凄味」みたいになんでも片付けると読者にイチャモン付けられる可能性 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 20:53:16.37 ID:OC272bqW0<> 身元不明でも拒否したら人権ガーな時代だからな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/10(水) 21:36:42.72 ID:Zomd8wrNo<> それはそれで怖いものがあるな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/10/11(木) 02:00:46.36 ID:9ic/ZOrqo<> >>711
あー、赤字病院が多い理由の一つだよな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/10/11(木) 02:31:34.93 ID:aQFYHoZao<> 存在が世界にねじ込まれた時点で
「元からこの世界にいた」ことに全部の辻褄が合わされたんじゃないの <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 14:44:33.55 ID:TxXrGYED0<> >>707
それに気付く貴方は鋭い!

男の身分はどうなのかなどの意見が出てきてますが、実はあまり深く考えて無かったり…
あまりこの設定は使いたく無いんですが、魔法で何とかした事に…でないと男君少年院行きになってしまいます

では、再開 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 14:53:11.97 ID:4Fni0NCIO<> いざとなれば「前の世界より神の加護が弱まった」ことにすれば <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 14:57:52.75 ID:BMqKuFo40<> ほむら視点

マミ「とりあえず冷蔵庫の中使わせてもらうわね…えーと…あ、ブイヨンと牛肉があるわね、生クリームと中濃ソースはある?」

ほむら「ソースはあるけど、生クリームは無いわね」

マミ「じゃあ…牛乳使わせてもらうわね」

ほむら「構わないわ」

男「何作るんですか?」

マミ「それは出来てからのお楽しみよ♪」

ほむら「じゃあその間、何しようかしら?」

男「とりあえず俺は風呂掃除するよ」

ほむら「そう、ならお願いね?」

男「了解」

そう言って男はお風呂場に向かっていった
さて…

マミ「〜♪」ザクザク

ほむら「………」ジー

マミは玉葱を薄切りにして、牛肉を一口サイズに切る

ほむら「………」ジーー

マミ「………ねぇ?」

ほむら「何?」

マミ「さっきからジーっと見てるようだけど…どうしたの?」

ほむら「…私、あんまり料理のレパートリー多くないのよ」

マミ「…つまり、これを見て料理のレパートリー増やそうと?」

ほむら「ええ」

マミ「…それは男君の為?」

ほむら「な、なんでそうなるのよ!?」

マミ「…フフ♪ 良いわ、レシピ教えるからこっちに来なさい?」

ほむら「………」コクッ

私は調理中のマミの隣に立つ

マミ「今作ってるのわね…」

ほむら「フムフム…」メモメモ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 15:13:19.83 ID:RMTYIGFp0<> 男視点

男「風呂沸かしてきたぞー!…?ほむら、何してるんだ?」

ほむら「…別に、暇だから料理見てただけよ」サッ

?ほむらが何か隠した?

マミ「…クスッ♪ もうすぐ出来るから座って待ってて頂戴?」

男「あ、はい」

とりあえずソファに座って待つ…どうやら何か混ぜて煮込んでるようだ

3分後

マミ「出来たわ!簡単ビーフストロガノフよ!」

レシピ→http://cookpad.com/recipe/364127

男「ビーフストロガノフ? ルーなんてあったかな…?」

マミ「これはルーもデミグラスソースもいらない超簡単なモノなのよ!」

男「へぇ…」

マミ「流石にバターライスを作る時間は無かったから、普通のご飯だけどね」

男「構いませんよ、じゃあ盛り付けますか」

ほむら「ええ」


三人「いただきます!」


男「おお…美味い!」ガツガツ

マミ「まだまだ沢山あるから、どんどん食べてね?」

ほむら「そういえば、だいぶ手慣れてたけどよく手料理するのかしら?」モグモグ

マミ「ええ、といっても簡単なレシピで作れるものばかりだけどね…これとかハンバーグとかビーフシチューとか」

……挙げられた料理のカロリーについては触れないでおこう

男「…そういえば、キュゥべえの奴は?」

マミ「あの子なら、用事があるとか何とかでどっか行っちゃったけど…大抵夜はいない事が多いわ」

男「…なぁ、もしかしてまどかの所に…」ヒソヒソ

ほむら「分からないけど、今行動を起こすのは不味いわ…まだ大丈夫だろうし」ヒソヒソ

マミ「?」


三人「ごちそうさまでした!」


ほむら「さて…お風呂沸いてるのよね?」

男「ああ」

ほむら「…じゃあ、お客様だしマミから入って良いわよ」

マミ「…せっかくだし、二人で一緒に入らない?」

ほむら「え?」

マミ「せっかくのお泊まりだし、一緒に入るのも良いかなーって…だ、駄目?」ウルウル

ほむら「…構わないわ」

マミ「やったぁ!」

…流石にあの目は断れないよなぁ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 15:25:40.67 ID:rg0WWvMX0<> 浴室(撮 影 厳 禁)
ほむら視点

ほむら「……」ジー

マミ「ど、どうしたの?そんなに見つめて…」

ほむら「何でも無いわ」ジー

中ニと中三…私とマミ…何故、何故こんなにも差があるの?

ほむら「…神様は不公平ね」ボソッ

マミ「?」


ほむら「…貴女の髪って、何時も巻いてるから分からないけど結構長いのね」

私は今、マミの髪を洗ってる

マミ「結構気を使ってるのよ?」

ほむら「長いと手入れと大変なのよね…」

マミ「そうね…傷み易いし、汚れも付きやすいのよね」

ほむら「蜘蛛の巣とか付くと困るわよね」

マミ「分かるわ…それにしても暁美さん、髪を洗うの上手いわね?」

ほむら「…昔、こういうのに無頓着な子がいて、その子が泊まった時に髪を洗ってあげたのを覚えてるだけよ」

マミ「無頓着な子?」

ほむら「ええ…強くて男勝りで怒りっぽいけど、優しい子だったわ…目の前で、ワルプルギスに対して自爆してしまったけど…」

マミ「…その子も、魔法少女だったの?」

ほむら「ええ…」

マミ「…ごめんなさい、辛い事思い出させて…」

ほむら「…気にしなくて良いわ、シャワー、掛けるわよ」

マミ「…お願い」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 15:43:42.45 ID:4+9V68KI0<> 男視点

そろそろ二人も上がるかな?

男「…しかし、一人は寂しいもんだな」

俺は何もせず、ただ座っていた

男「…杏子の時はロッキー片付けたりしてたっけな」

そして、あの赤髪の魔法少女を思い出す
あの子はまどかが瓦礫に潰されて、呆然としてた俺を庇った後、最後にワルプルギスに対して自爆してしまった…自分の命よりも仲間を優先させた、優しい子…

男「…俺があの時、呆然としてなかったら…まどかを救えれば…!」

まどかも、杏子も、死なずには…!す

ほむら「上がったわよ」

男「あ、ああ!」

風呂から上がったほむらの声で、思考の海から抜け出した

マミさんもほむらの後ろ…から

マミ「ふぅ、サッパリしたわ…」

…実はマミさんにちょうど良いサイズの服が無かったので、寝間着に俺のまだ着てないロンTを持っていったのだが…
いつも巻いてる髪が長く伸びていて、ロンTのため生足が見えてて、寝間着の為ブラも付けておらず、胸の谷間も見えてて…

マミ「?どうしたのかしら?顔、赤いけど…」

男「い、いえ…そ、そういえば湯加減はどうでした?」

マミ「ええ、ちょうど良かったわ♪」

男「そ、それは良かった…イテッ!?」

ほむらが突然、足を思いっきり踏んできた

男「ほ、ほむら…?」

ほむら「…フン」

ほむらはそっぽを向いて、コーヒーを淹れてた

マミ「だ、大丈夫?男君」

男「だ、大丈夫です…あ!俺も風呂行ってきます!」ダダダッ

マミ「? どうしたのかしら、男君…」

ほむら「さあ、知らないわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 15:55:03.86 ID:xgfiSzAZ0<> 風呂から上がった後、来客用の布団を引いて皆布団に入った
ほむらもベッドの布団をリビングに持ってきて、俺はソファに毛布を掛けて寝る

マミ「…今日は泊めてくれてありがとね」

ほむら「そんな感謝されるような事じゃないわ」

マミ「…私ね、誰かの家に泊まったのって、初めてなの…だから凄く楽しくって」

男「………」

初めて、か…


ほむら『さやか、肉だけじゃなくて野菜も食べなさい』

まどか『なんかほむらちゃん、お母さんって感じだね』

マミ『ほらほら、二人ともがっつかないの』

杏子『マミだって器いっぱいに具入れてるじゃねぇーか!』


ほむら「……別に、何時でも泊まりに来ても良いわよ?」

マミ「えっ?」

ほむら「何時でも泊まりに来ても構わないわ」

マミ「で、でも…迷惑じゃない?」

ほむら「迷惑な訳無いじゃない…男もそうでしょ?」

男「ああ…居候の身だし、強くは言えないけど…いつでも、泊まっていいですよ?」

マミ「……ありがとう!」

男「…さ、もう寝ましょう…もう深夜ですし」

ほむら「そうね…お休みなさい」

マミ「じゃあ…お休みなさい」

男「お休みなさい」

そして俺達は、眠りについた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/11(木) 15:56:58.41 ID:xgfiSzAZ0<> 今日はここまで
自分的には女性の風呂上がりのロンTは素晴らしいと思います

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 16:03:15.18 ID:THImpE4Z0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 16:06:08.59 ID:4Fni0NCIO<> 乙

近接型、イケメン、厨二病とかマミさんのためにいるような奴だよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 16:09:01.89 ID:2neqXcxmo<> だってメインヒロインはマミさんだろ? <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/11(木) 16:27:09.15 ID:66kXO9CAO<> 今回のまとめ

マミさんにあってほむらにないものが露見した(料理のレパートリー的な意味で) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 16:38:28.40 ID:2neqXcxmo<> ああ、きょういてきな意味じゃないんだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 17:53:14.68 ID:mCOhnnqCo<> >>727
今そっちに銃持った女の子が向かったぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 18:08:38.57 ID:2neqXcxmo<> >>728
銃かとうとうマミさんがオレの所に…

おっとチャイムがなったので出てくるわ^^ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/11(木) 18:15:12.04 ID:4Fni0NCIO<> このユウリ様のことが気になるご様子で! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/11(木) 18:20:05.47 ID:EoFcI4ml0<> >>730
お、お前は鬼柳京介!(違う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/10/11(木) 22:20:13.56 ID:FqLzhN200<> 乙。 <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/12(金) 14:57:27.00 ID:xo2pioqW0<> 最近金曜になると仕事の疲れがどっとでて風邪を引くというか引いた>>1です…寒っ!

>>727
でもきょういてきな差はありますね
おや? 誰か来たようだ…

今出まーす…あ、今日は風邪のためお休みします、申し訳ありま <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 14:58:21.01 ID:G4O9zf/IO<> 乙

ケツにネギ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2012/10/12(金) 15:01:05.89 ID:grv+7WNk0<> >>1が死んだ! <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/12(金) 20:27:58.50 ID:I17la2NAO<> ここは>>1がホラー物にありがちな館の主で複数名でやってきた人達に死亡フラグを提供する立場だというのを……

ないな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/13(土) 07:46:35.69 ID:BheRy7vD0<> 男がほむらをデレさせたら爆弾を送ってやるよ!
……実はチョコケーキだけど… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 14:23:53.82 ID:sdnuul3A0<> いつの間にか気を失ってて起きたら風邪が治ってました…何故かお尻が痛いです

>>734
ネギのヤツって科学的にも認められてるらしいですね、実際その成分を薬に使えないか研究中らしいです
ネギをフニャっとしない程度に炙り、表面触って「あつっ!」ってなったら頃合いで、それをお尻にぶっさすといいそうです
新鮮なものなら生でもいいそうです、試したいとは思いませんが


>>737
ほむらがデレてと男は気付かないでしょうね、主人公っていうのはそんなもんです

では、再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)<>sage<>2012/10/13(土) 14:27:36.00 ID:9GpdhKE7o<> アッー! <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 14:43:24.51 ID:sdnuul3A0<> ほむホーム 朝

俺は今、プレーンオムレツを焼いてる
昨日余ったビーフストロガノフをソース代わりにしてみようと思う

ついでにほむらは既に起きていて、今コーヒーを飲んでる…どうやら苦いコーヒーが最近のお気に入りのようだ
マミさんはまだ寝ている

男「…よし、出来たぞ」

ほむら「そろそろ起こす?」

男「頼む」

俺はキッチンを片付け、ビーフストロガノフをオムレツに掛け、ロールパンも用意する

ほむら「起きなさい、マミ」

マミ「…ん」

マミさんがゆっくりと目を覚ます…どうやら気持ちよく寝れたようだ

マミ「…えーと…あ、昨日は確か…」キョロキョロ

ほむら「おはよう…ここは私の家よ、朝御飯出来たからさっさと顔を洗いなさい」

マミ「んー…あ、暁美さん男君おはよう…」

男「おはようございます」

マミさんが顔を洗ってる内にテーブルに朝御飯を並べる

男「ほむら、コーヒーもう少しいるか?」

ほむら「まだいくらか入ってるから大丈夫よ」ズズー

俺はコーヒーを二人分用意する


三人「いただきます」

マミ「あら、ビーフストロガノフをオムレツに掛けたの?」

男「ええ、デミグラスソースみたいだから合うかなと…」

マミ「どれどれ…うん、美味しいわ!」

ほむら「少しオムレツを薄味にしてるのね」モグモグ

男「それぐらいの方がちょうど良いかなって思ってな」モグモグ


三人「ごちそうさまでした」


マミ「今日って二人は用事あるの?」

ほむら「そうね…魔女が出たら退治しに向かうぐらいかしら?」

男「要は用事は無いので、今日は一日家にいても問題ないですよ」

マミ「…ありがと♪」

男「…ほむら、何かゲームあるか?」

ほむら「一応、64とスマブラがあるわ」

懐かしいなオイ

マミ「テレビゲーム?…あんまり、(誰かと)した事無いんだけど…」

男「大丈夫ですよ、特別難しい操作は無いので」

マミ「じゃあ…やってみようかしら?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 15:07:49.38 ID:sdnuul3A0<> マミ「あら?確かこの黄色いのってポケモンってゲームの…」

男「ピカチュウですね」

マミ「じゃあこれにするわ」ポチッ

ほむら「私はフォックスにするわ」ポチッ

男「じゃあ…リンクにするかな」ポチッ


マミ「なるほど、この空中で早く動くのは完全に移動用なのね」カチカチ

ほむら「ピカチュウはスピードタイプだから、使いこなしたらまともに攻撃食らわないわ」カチカチ

男「かみなりが意外と使って楽しいよな、真上にいるのを撃ち落としたり」カチカチ


マミ「え? でんげきが跳ね返された!?」

ほむら「リフレクターよ、飛び道具を跳ね返せるの」カチカチ

男「サムスのフルチャージショット跳ね返されると若干ショックだよな」カチカチ


ほむら「あ! リフレクターが割れた!」

男「そりゃあ二人から飛び道具連発されたらな」カチカチ

マミ「ピカチュウが銃撃つ時ってどうやってトリガー引いてるのかしら?」カチカチ

QB「…何してるんだい?」

マミ「あらキュゥべえ、戻ったの?」

QB「まあね、…確か他の魔法少女がやってるのは見た事あるよ、スマブラ…だったかな?」

マミ「ええ、…あ、せっかくだからキュゥべえもやらない? ちょうど一人分空いてるわよ!」

QB「僕は別に…」

ほむら「構わないわよ、やりなさい」

男「ほむら?」

珍しいな、ほむらがアイツを誘うなんて

ほむら「……」ジッ

…ほむらからのアイコンタクト…そういう事か

男「せっかく空いてるんだからやってみろよ」

QB「…じゃあ、少しだけ」

インキュベーターは耳毛を手のようにして、コントーラーを操作する

俺が使うのは、カービィ


QB「…あれ?僕のキャラ何も出来ないけど…」

男「そりゃ、まだこっちの攻撃続いてるからな」

マミ「…お手玉みたいね」

ほむら「カービィのお手軽コンボよ、上Aを連打するだけで出来るから超簡単なのよ」

QB「…それって世間一般的にはハメ技って言うんじゃないのかい?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 15:25:24.93 ID:fBuEqmGc0<> マミ「あら?もうこんな時間?」

男「もう昼か…お昼にしましょうか」

ほむら「情けないわね、一機も倒せないなんて」ファサァ

QB「そりゃあ、四六時中ハメ技されたらね…」

昼は…ビーフストロガノフは朝使いきったしなぁ

ほむら「…お昼は私が作るわ、この前簡単なレシピを見つけたのよ」

男「お、なら頼むわ」

ほむらは冷蔵庫から豚肉とトマトを取り出す
?…あれはカレールー?

数分後

ほむら「…出来たわ、トマトと豚肉のカフェ風ごはんよ」

レシピ→http://cookpad.com/recipe/1869486

マミ「あら美味しそう…でも調理を見る限り本当に簡単なのね」

ほむら「ええ、それに見た目よりヘルシーなのよ?」

男「それじゃあ…」


三人「いただきます」


一応インキュベーターのもあるようだ、流石にマミさんの目の前で食べさせないのはやめたらしい

…皿はペット用のだけどな

男「お、美味いな」モグモグ

ほむら「でしょ?」モグモグ

マミ「これでカロリー控え目…ねぇ、後でレシピ教えてくれない?」モグモグ

ほむら「構わないわ」

QB「ペット用…ま、食べれればいいよね」モグモグ


三人「ごちそうさまでした」

マミ「…さて、そろそろおいとまさせてもらおうかしら?」

ほむら「あら、もう行くの?」

マミ「ええ、部屋の掃除とかもしたいし…」

ほむら「そう…」

男「また、何時でも遊びに来てください」

マミ「ええ、Tシャツは洗って返すわね?…それじゃ、お邪魔しました」ガチャ

バタン


ほむら「…楽しかったわね」

男「ああ…また、泊まってくれると嬉しいな」

ほむら「…今度は四人で止まってくれると良いわね」

男「…だな」

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 15:41:29.17 ID:0cK33QyZ0<> ほむら「さて…明日は学校ね」

男「ああ、明日からが本番だな」

ほむら「…とりあえず目標を再確認するわ」


目標一 さやかとまどかと杏子の信頼を得る


ほむら「一番難しいのはさやかね…あの子はこちらへの第一印象が悪かったら全く信頼されない可能性があるわ」

男「だが、一度信頼してくれたら心から信頼してくれるな」

ほむら「妄信的というレベルになるかもしれないけどね…」

実際アニメでのさやかのマミさんへの信頼は妄信的レベルだったし、ほむらへの敵意は凄まじかったしな…前回の世界みたいになればいいが…


目標二 さやかとまどかを魔法少女にさせない


ほむら「これは最優先ね」

男「ああ…戦力は欲しいが、二人が魔法少女になったら本末転倒だ」

ほむら「さやかが魔法少女になったら、連鎖的にまどかも魔法少女になる可能性もあるわ…今までの時間軸でも何回かあったわ」


目標三 誰もを死なせない


男「…これは、何があっても成功させよう」

ほむら「ええ…マミや杏子は大事な戦力だし、さやかやまどかも何があっても失う訳にはいかないわ」

男「それだけじゃ、無いだろ?」

ほむら「…ええ、「友達」を死なせる訳にはいかないわ」

男「…だな」


目標四 杏子を仲間にする


ほむら「これは比較的簡単よ、今までの時間軸でも杏子が仲間になるパターンは多かったわ」

男「だけど油断せずに行こう…杏子は絶対に仲間にしたい」

ほむら「とりあえず杏子はギブアンドテイク…交換条件を付ければ仲間になってくれる筈よ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 15:54:31.17 ID:0cK33QyZ0<> ほむら「…後はグリーフシードや重火器の確保ね」

男「ああ…ワルプルギスは何があっても倒さないとな…」

ほむら「分かってると思うけど、「全員生き残って」倒すのよ…それを忘れたいでね」

男「…分かってるさ…」

何があっても、誰も死なせはしない…例え自分を…

ほむら「…とりあえず、一息つきましょ…コーヒー入れるわ」

男「…ああ」


男「…お、前飲んだより飲みやすいな」

ほむら「人は日々成長するものよ」


男「…「信念さえあれば、人間に不可能は無い 人間は成長するのだ、してみせる」か…」


ほむら「? 何それ?」

男「俺の知ってる名言だ、信念を持つ人間に不可能は無いんだよ」

ほむら「…そうね、その信念でワルプルギスだって倒してみせましょう?」

男「…ああ!」

ほむら「…ねぇ、他にはどんな名言があるの?」

男「そうだな、例えば…」

時間は、過ぎていく <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/13(土) 15:55:56.86 ID:0cK33QyZ0<> はい、今日はここまで…やっぱり最初の頃と比べると短いですね
その分クオリティが上がってると嬉しいですが…

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/13(土) 15:57:59.23 ID:shKKQXGno<> ジョジョか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/13(土) 16:57:16.57 ID:BheRy7vD0<> 乙
個人的な意見だけどこのほむらはまだデレ期じゃないと思う
「魔法少女まどか☆マギカ―運命を越える者達」の恭介ルートのほむらみたいにデレてくれるりを期待。

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 14:37:34.57 ID:QAW9/nHF0<> 今日は眠くてしょうがないです、寝オチしたらすいません

>>747
個人的な意見ですが、ほむらは明らかなデレはしないと思います
まあデレても男は分からないでしょうが

では、再開 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 14:51:06.09 ID:QAW9/nHF0<> 見滝原中学校 まどか視点

早乙女「今日はなんと、転校生が二人も来ます!」

さやか「二人も?」

仁美「この季節に二人もいらっしゃるなんて…珍しい事もあるんですね」

まどか「どんな人なんだろ…」

早乙女「じゃあ二人とも、入ってください」

ガラッ

二人の声「失礼します」

銀髪と長い黒髪が視界に入る
わぁ…かっこいい…アレ?

さやか「が、眼帯…?」

仁美「…お怪我、でしょうか…?」ヒソヒソ

仁美ちゃんが転校生に聞こえない様に話す

早乙女「じゃあ、二人とも自己紹介を…」

ほむら「暁美ほむらです、よろしくお願いします」

男「男です、よろしくお願いします」

…あの二人、夢の中で会ったような…
特に男君の顔は妙にハッキリ覚えてた

早乙女「じゃあ…席は後ろの席が二つ空いてるからそこに座ってください」

さやか「空いてる席…私達の後?」

仁美「みたいですわね…」

私の横を二人が通る…かっこいい二人だなぁ…
? 今、二人がこっちを見たような…

さやか「…いきなりまどかを睨むなんて…」ヒソヒソ

仁美「睨んでる訳じゃ、無いと思いますが…」ヒソヒソ

早乙女「…それでは、授業を始めます」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:08:09.87 ID:NRte9M0A0<> 昼休み

お昼ご飯を食べた人達が、暁美さんに集まってる
男には…誰も来てなかった

女子A「ねぇ! 暁美さんて転校する前はどんな学校にいたの?」

ほむら「東京の、ミッション系の学校よ」

女子B「部活とかやってたの?」

ほむら「やってなかったわ…ねぇ、なんで男には質問しないの?」

女子A「なんでって、なんか怖いんだもん…眼帯なんて付けてるし」

ほむら「…あんまり、眼帯には触れないであげて頂戴?」

女子B「…ねぇ、暁美さんは男君と仲良いの? なんか良く知ってるみたいだし…」

…確かに、暁美さんは男の事をよく知ってるみたいだったし…

ほむら「前の学校で一番仲良かったのよ、まさか全く同じ時期に同じ場所に転校するなんて思わなかったわ」

女子C「それって、運命ってやつなのかな?」

ほむら「運命、ね…そうかもしれないわね」

…運命かぁ、なんか素敵だなぁ

? さやかちゃんが男君に話しかけてるみたいだ…

さやか「ねぇ、一つ聞いて良い?」

男「ん? なんだ?」

さやか「その眼帯、何のつもり? まさかかっこつけとかじゃないよね?」

さ、さやかちゃん!?
私は急いでさやかちゃんに近寄る

まどか「さ、さやかちゃん! それすっごく失礼だよ!」ヒソヒソ

さやか「だってさぁ、気になるじゃん?」ヒソヒソ

まどか「だからってそんな言い方は…」ヒソヒソ

男「…いや、気にしなくていいよ」

き、聞こえちゃった?

まどか「ご、ごめんね? さやかちゃん遠慮無いから…」

さやか「まどかー、一々謝らなくて良いと思うよ?」

まどか「さやかちゃんのせいでしょ!」

さやか「…まぁ良いけどさ、で? その眼帯どうしたの?」

男「…小さい頃、事故で左目を潰したんだよ…親もその時に亡くなった」

あ…今男君、凄く辛そうな顔を…

さやか「あっ…ご、ごめん…親の事とか…」

まどか「ほ、本当にごめんね!」

男「さっきも言ったけど、俺は気にしてないさ」

男君…優しいなぁ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:19:37.23 ID:FNQHpAgH0<> 私達は一旦男君の席を離れる

さやか「…そういえば、まどかがいきなりあんな声を出すなんて珍しいね?」

まどか「そ、それはさやかちゃんが失礼な事言うから…」

さやか「それにしてもさぁ…もしかして、一目惚れしちゃった?」

まどか「ひ、一目惚れなんて…あるはず、無いと思うよ?」

さやか「…なんで疑問系? まさか本当に…」

まどか「無いったらぁ!」

…一目惚れか、どうなんだろう
男君の顔を見たらドキドキするって言うより、なんか凄く安心したような…

ほむら「鹿目まどかさん、貴女がここの保健係ってさっきそこの人(女子A)から聞いたのだけれど…」

まどか「え!?あ、うん…」

ほむら「ちょっと体調悪くなっちゃって…保健室、案内してもらえないかしら?」

まどか「べ、別に良いけど…」

ほむら「…じゃ、お願いするわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:34:06.95 ID:gt8a41IB0<> 男視点

…今回はちゃんと生徒に聞いたようだな

ほむらがまどかと一緒に保健室に向かった

さやか「…ねぇ?」

男「ん? 確か…さやかだったか?」

さやか「美樹さやかだよ、…ねぇ私達、何処かで会った事無い?」

男「…え?」

さやか「いやさぁ、改めて顔見たら以前何処かで会ったような気がしてさ」

男「…いや、分からないな…」

さやか「そう…おっかしいなぁ?」

…まさか、前回の記憶?
まどかなら分かるが、さやかもいくらか覚えてるのか…?

仁美「あのぅ…」

男「……あ、えーと…」

仁美「志筑仁美、仁美で構いませんわ…そこのさやかさんの友達です」

男「…仁美だな、どうしたんだ?」

仁美「いえ、何の話をしてらしたのかと…」

さやか「いやさ、男と昔会ったような気がしてさ」

仁美「…さやかさんが初対面の人を呼び捨てにするなんて、珍しいですわね」

さやか「え? あー…何かこっちの方がしっくり来てる様な感じがしてさ」

男「……」

やっぱり、何らかの影響を受けてる…?
しかし、ほむらは今までそんな事あったとかは聞いた事無いが…

さやか「…あ! そろそろ着替えなくちゃ!」

仁美「そうですね、次は体育ですわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:43:54.32 ID:Jy17qgr30<> 体育 まどか視点

走り高跳び

体育教師「こ、これって…男も暁美さんも県内記録更新!?」

さやか「うはー…徒競走も走り高跳びも転校生二人でワンツーフィニッシュかよ!」

仁美「素晴らしいですわね…」

まどか「うん…男君もほむらちゃんも凄い…」

…二人とも、私より上の存在って感じだなぁ
…私が下の存在ってだけかもしれないけど…

さやか「それにしても、二人とも仲良いね」

男君とほむらちゃんは何か話してるようだ

仁美「もしかして…付き合ってたりするのでしょうか?」

まどか「え!?」

さやか「確か男は小さい頃に親を亡くしたって…もしかして転校生に付いてって転校してきたのかな?」

仁美「そうだとしたら…とってもロマンチックですわ〜!」

さやか「ありゃ、また仁美がトリップしちゃったよ…」

まどか「………」

付き合ってるか…
なんか、嫌だなぁ…

…!な、なんで嫌だなって思うの?
別に二人が付き合ってても、こっちには関係無いし…

でも、このモヤモヤはなんだろう…? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:54:09.68 ID:EYJWpiwn0<> 放課後

さやか「…やっぱり二人とも一緒に帰って行ったね…」

まどか「うん…」

さやか「……ねぇ、付いてってみる?」

まどか「え!? そ、そんなの失礼だよ!」

さやか「バレなきゃ大丈夫だって! 仁美もどう?」

仁美「大変魅力的な提案ですが、これからお稽古がありまして…」

…仁美ちゃんもどこかはっちゃけてるなぁ…

さやか「そっかー、なら二人で行こう! じゃあまた明日ね、仁美!」

仁美「ええ、また明日」

まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん!? 仁美ちゃん! また明日ね!」

私はさやかちゃんに引っ張られてった…


通学路


さやか「…なんかお喋りしてるようだね」ヒソヒソ

まどか「やっぱり止めようよ…犯罪になっちゃうよ?」ヒソヒソ

さやか「バレなきゃ大丈夫だって!…あ!右に曲がったよ!」ヒソヒソ

まどか「ま、待ってよさやかちゃん!」ヒソヒソ


ほむホーム前


さやか「ここがどっちかの家かな?」ヒソヒソ

まどか「こ、これ以上は本当に犯罪に…」ヒソヒソ

さやか「後ちょっとだけだから…あ!」ヒソヒソ

まどか「え? …あ」

二人が、同じ家に入ってた…

さやか「二人が同じ家に…マ、マジで付き合ってんのかな?」

まどか「………ねぇ、早く帰ろ?」

さやか「え?」

まどか「私、先に行くね?」スタスタ

さやか「ちょ…ま、まどか?」



なんで、こんなにイライラしてるの?
本当に、男君とは会った事あるの?
どうして…こんな気持ちになるの?


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 15:56:20.57 ID:EYJWpiwn0<> 今日はここまで
実は前の世界と言うか、男の影響を幾らか受けています
詳しく言うとネタバレになりますが、男の存在が大きかったとだけ言っときます

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/14(日) 15:56:52.74 ID:tctUFt25o<> 前の章の終わりあたりからシュタゲっぽくなってきたな <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/14(日) 16:01:44.29 ID:EYJWpiwn0<> >>756
シュタゲは見た事無いですが、まどマギと結構ストーリーが似てるようですね
一人の少女を助ける為に何度も繰り返す…普通の人間だったら発狂しますね
自分だったら発狂する自信があります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/14(日) 16:05:02.22 ID:tctUFt25o<> ほむループは並行世界で、誰も覚えてないけど、シュタゲは単一世界で、思い出したりすることがあるけど、運命の集束やらでヒロインが何度も死ぬんだったかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/14(日) 17:55:40.42 ID:S0FWdzGI0<> QBとは別の白い悪魔さんは並行世界の知識と意識を繋ぐことが出来たらから便利“だった”ね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/10/14(日) 20:20:01.35 ID:1JhMqZW7o<> ゲームの2週目とかで、同じイベントとかムービーとか見てても面白くないことを考えると同じ授業を何十回も聞いてるほむらはスゴいと思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2012/10/15(月) 01:45:39.00 ID:uB843w1Vo<> >>760
ほむほむの場合は毎回何が起きるかわからないんじゃね?だからこそやり直してるっていうか。
つまり授業内容も微妙に変わってそう
固定だったら死ぬしかないじゃない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 03:42:34.54 ID:WJmU05J80<> ひぐらしも梨花ちゃん一人で百年繰り返していたら確実に発狂しているな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/10/15(月) 07:46:05.85 ID:FKnwJuJ90<> 突然ドアが蹴破られ何人ものムキムキな男たちが上り込んできて一斉に銃を向けられる
これだけでもトラウマモノなのにオカリンはよく頑張ったよ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/15(月) 07:56:57.71 ID:YFm6CRNY0<> 軽く挙げると、ほむらと岡部は並行世界移動。キョンと梨花は普通に時間を巻き戻している?(ひぐらし詳しくないけど)
その人たちが集まるスレが在ったけど、超時空の創造主になれなかった人もあげられたなー
あの頃のあの人は能力や性格的にもほむらと岡部の天敵だったなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 07:59:42.42 ID:kHycbEZIO<> とりあえずマミの死の回で運命律の収束が明言されたからなぁ、怖い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)<>sage<>2012/10/15(月) 12:43:33.10 ID:h3vhlkJAO<> ループモノといったらサイレンを思い出す俺
アレは本当に良く出来た話だった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 14:32:46.48 ID:tjcNcIAa0<> >>762
でも何回か発狂してますよね?
確か何も事件が起きてない世界の話だと、唯一狂ったのが梨花ちゃんでしたっけ?

では、再開…やべ、ストーリーが思い付かねぇ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 14:35:47.96 ID:PYrjG41ho<> ホムラーがいるならマドラーだって武力介入していいはずだ!!
というわけで 投下期待 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 14:42:24.94 ID:tjcNcIAa0<> ほむホーム 男視点


ほむら「そういえば、今回はアイツはまどかを呼んだりしなかったわね」

男「そりゃあ、ほむらがアイツを撃ったりしてないからまどかを呼ぶきっかけを作れなかったんだろ」

ほむら「…ああ、それもそうね」

男「しかし…気付いてたか?」

ほむら「…ええ、つけられてたわね」

男「まどかとさやかだったな…前の時間軸でも俺とマミさんをつけたらしいしな」

ほむら「そんな事あったの?」

男「ああ、さやかが失言するまで気付かなかったがな」

ほむら「さやかは好奇心旺盛だし、まどかは多分無理矢理誘われたのね」

男「だろうな…ところで、今日は何する?」

ほむら「今日は…! 早速用事が出来たわね」

男「魔女か!」

ほむら「ええ、行くわよ!」


CDショップ横


男「ここは…さやか達の行きつけのCDショップ!」

ほむら「もしかしたら…早く行くわよ!」

男「ああ!」

俺達は急いで中に入る


結界内


男「こっちだな!」

ほむら「…ええ、でも…既にあの人が来てるようね」

男「あの人?」

突如、爆音が鳴り響く

男「…なるほど」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 15:03:43.57 ID:qC75nweH0<> >>768
どうぞどうぞ、当スレはどんな人もウェルカムです


ガチャ

俺は最深部の扉を開けた

まどか「え!?」

さやか「男と…転校生!?」

マミ「あら、遅かったわね」


そこにはまどかとさやか、そしてマミさんとインキュベーダーがいた

ほむら「やっぱり貴女だったのね、マミ」

男「流石マミさんですね」

マミ「偶然よ、たまたまこの近くを通っただけ」

さやか「え? 何? どういう事!?」

まどか「し、知り合い? それに、貴女達は…」


マミ「私は巴マミ、貴女達と同じ見滝原中の三年生そして…」

QB「僕はキュゥべえ!」

マミ「このキュゥべえと契約した、魔法少女よ」

まどか「魔法…」

さやか「少女…?」

マミ「詳しい事は家で話すわ、ウチにいらっしゃい?…二人もね?」

ほむら「…ええ」

男「分かってますよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 15:18:33.51 ID:Zx2YCkDt0<> マミほーむ

ガチャ

マミ「さ、入って入って」

ほむら「お邪魔するわ」

男「お邪魔します」

さやか「お邪魔しまーす…」

まどか「お、お邪魔します…」

バタン

マミ「独り暮らしだし、そんなに緊張しなくて良いのよ? とりあえず紅茶とお茶菓子出すわね」


マミさんが台所に行った

さやか「…しかし、マミさんと二人が知り合いだったとはね」

男「知り合いって言っても、最近出会ったばっかりなんだがな」

まどか「も、もしかして…二人も魔法少女…だったりするの?」

ほむら「…私はそうよ」

男「俺は違うがな」

さやか「…頭脳明晰、スポーツ抜群、オマケに魔法少女か…どんだけ完璧なのさ」

マミ「はい、紅茶とお茶菓子よ」

マミさんが紅茶と小さめのケーキを持ってきた

ほむら「ありがとう」

さやか「ありがとうございます…アレ? なんか男のケーキちょっと違わない?」

男「え?」

確かに、俺のケーキは皆のとはちょっと違うモノだった

マミ「ああそれ、何故か分からないけど男君は甘さ控えめのケーキがいいかなって思って…普通のケーキの方が良かったかしら?」

男「い、いえ…俺はこのぐらいが好きですから…いただきます」

…やっぱり、何人かは俺の事を少なからず覚えて…?

ほむら「…(なんで独り暮らしなのに色んな種類のケーキがあるのかは置いときましょう…)」

まどか「あ…美味しい」

さやか「本当だ…紅茶も良い香りです!」

マミ「ふふ、最近出来たケーキ屋のなのよ? 紅茶も売ってたから買っちゃった♪」

ほむら「本当ね…甘過ぎないちょうど良い甘さね」

男「俺のケーキも俺好みの味だ…」

マミ「ふふ、喜んでくれて良かったわ♪」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 15:30:53.55 ID:TpzYGSRW0<> マミ「さて…そろそろ本題に入りたいのだけれど」

さやか「あ、そうだ…魔法少女ってなんですか? それに、あの怪物は…」

マミ「順を追って話すわね…キュゥべえ?」

QB「うん、二人には魔法少女の素質があるよ 特にまどかは凄く強い素質がある」

まどか「わ、私?」

マミ「キュゥべえに選ばれた以上、貴女達にとっても他人事じゃないのよ」

さやか「じゃあ私達をここに誘ったのは…」

マミ「ある程度の説明は必要かと思って、ね」

マミさんがソウルジェムを取り出す

マミ「これがソウルジェム…キュゥべえに選ばれた女の子が契約によって生み出す宝石よ」

まどか「綺麗…だけど」

さやか「なんか、濁ってる?」

マミ「これは魔力の源であり、魔法少女であることの証でもあるの…濁ってるのはさっき魔女と戦って魔力を消費したからよ」

そして、先程の魔女のグリーフシードを取り出す

マミ「これがグリーフシード…魔女の卵よ」

まどか「魔女の卵!?」

さやか「危険じゃないですか!?」

マミ「ふふ、この状態なら害は無いし…それに魔法少女に取っては有益なモノなのよ?」

マミさんはグリーフシードをソウルジェムに近づけ、浄化させる

まどか「あ、綺麗になった…」

マミ「キュゥべえ」ポイッ

QB「きゅっぷい」パクッ

…相変わらず、あそこの口が開くのは気味悪いな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 15:46:19.92 ID:1BVjcTbt0<> マミ「こうやって、グリーフシードを使って穢れを取るのよ」

マミさんがソウルジェムをしまう

マミ「…さっきも魔女の卵って言ったけど、魔女って言うのは災厄をもたらすモノなの…理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なの」

さやか「魔女の呪い?」

マミ「ええ、形のない悪意となって人間を内側から蝕んでゆくの…結構、危ないところだったのよ? あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから…」


さやか「…つまり、その危険な魔女を倒すのが魔法少女…危険じゃないですか?」

マミ「…命懸けよ」

まどか「…じゃあ、なんでマミさんは戦うんですか?」

マミ「それは…」

QB「それは僕から説明するよ」

まどか「キュゥべえ?」

QB「魔女と戦うには僕と契約して、魔法少女にならないといけないんだ…でも」


QB「その契約をする際に、一つだけどんな願い事も叶えてあげれるんだ」

…良く言うぜ、俺の願いは叶えなかった癖に…

まどか「どんな願いも?」

さやか「た、例えば…金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか!?」

まどか「さ、最後のはちょっと違うような…」

マミ「…そうやってキュゥべえと契約して、魔女と戦うのが私達魔法少女よ」

男「俺は違うがな」

さやか「そういえば…男も戦ってるんだよね?」

男「ああ」

さやか「…なんで魔法少女じゃないのに戦えるのさ…」

男「それは…秘密だ」

まどか「ひ、秘密って…」

さやか「…真面目に答えてよ」

マミ「…駄目よ美樹さん」

さやか「どうしてですか?」

マミ「だって…」

さやか「だって?」

マミ「ヒーローは秘密が多い方がかっこいいじゃない!」

さやか「……………は?」

ほむら「流石マミ、ぶれないわね」

まどか「はは…ちょっと変わった人なんだね…」

男「まぁ、な」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 16:00:23.41 ID:ZN8fBY3E0<> ほむら「…先程もマミが言ったけど、魔法少女っていうのは非常に危険なの、…ならない方が良いわ」

男「ああ、…実際、目の前で死んだ子もいた」

さやか「…転校生、男…アンタ達、マミさんが魔女を倒した後に来たよね?」

男「まぁ、そうだな」

さやか「…実は二人ともあんまり強く無いんじゃないの?」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

ほむら「…どういう事かしら?」

さやか「だってさぁ、マミさんがヒーローだっていうのに来るの遅いしさぁ…マミさんが来なかったら死んでたよ?私達…」

男「…確かに、遅かったな」

さやか「良くヒーローは遅れてやって来るなんて言うけど、実際に遅れてくるヒーローなんてさぁ…あんまり役に立たないよ? そんなたいした事の無いヒーローの言う事はちょっと聞けないかなぁ…って思ってさ」

ほむら「…貴女、意地張って魔法少女になる気? …絶対に死ぬわよ」

さやか「へぇ…じゃあ私が今すぐ魔法少女になって試してみる?」

マミ「駄目よ美樹さん、この二人は凄く強いのよ?」

さやか「…本当ですか?」

マミ「ええ…私じゃ1vs1でも勝てないわ…恐らく、美樹さんが契約して2vs1になっても」

まどか「そんなに、強いんですか?」

マミ「ええ、そんなに」

さやか「…そう、ですか…でもなぁ、遅れて来たしなぁ」

まどか「…さやかちゃん、ちょっとしつこいよ?」

さやか「ま、まどかさん? 何か怖いんですが…?」

まどか「さっきからさやかちゃんが二人に失礼な事ばっかり言うからだよ」

さやか「ご、ごめんてばぁ! だからそんな顔しないで!」

まどか「…もう、さやかちゃんたら…」

さやか「でもだったら、二人ともどれだけ強いんですか?」

マミ「そうね…二人とも、ちょっとアナタ達の事話して良いかしら?」

男「俺は構いません」

ほむら「私も別に…」

マミ「…じゃ、話すわよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 16:15:31.29 ID:iUVVnprO0<> さやか「時間停止に、退魔の剣…」

マミ「ええ、二人ともとっても強力な能力を持ってるわ」

QB「普通の魔女じゃ攻撃したり防ぐ事すら出来ないね、…特に退魔の剣は魔女に対して圧倒的に有利だ」

まどか「どうして?」

QB「魔女は魔力の塊みたいなモノさ、だから…」

さやか「魔力を打ち消す男の剣なら、相性抜群って訳か…」

マミ「もちろん、それは魔法少女に対してもよ…魔力で攻撃する魔法少女にとっては攻撃を打ち消す剣は天敵よ」

まどか「でも、普通魔法少女同士は戦わないから天敵とかは…」

マミ「…悲しい話だけど、縄張り争いって言うのがあるのよ」

さやか「縄張り争い?」

マミ「グリーフシード、魔女は無限にいる訳じゃ無いわ…だから限りあるグリーフシード手に入れる為に縄張りを奪う魔法少女もいる…というかそれが大多数なの」

ほむら「そうでもしないと、生きていけない魔法少女もいるのよ」

さやか「待って!じゃあなんでマミさん達は協力してるんですか!?」

男「…一つ、大きな目標があってな…それを達成するために協力しあってるんだ」

まどか「目標って…?」

ほむら「それは言えないわ」

さやか「…まさか、何かヤバい事にマミさんを巻き込んでいるんじゃないの?」

男「ヤバい事…確かにヤバいちゃヤバいな」

ま、あのワルプルギスの強さを知って再度挑もうとするなんて正気の沙汰じゃないよな

さやか「やっぱり…なんでそんな危険な事にマミさんを巻き込んだの?」

マミ「…落ち着きなさい、私から協力したのよ」

まどか「マミさんから?」

マミ「ええ、この町の平和を守るため…とだけ言っとくわ」

まどか「この町の平和を守るため…か」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 16:24:24.70 ID:uKl2wQ6L0<> ほむら「さっきも言ったけど、魔法少女になったら駄目よ…あまりにも危険だわ」

さやか「でもなぁ…転校生達もやってるしなぁ…」

マミ「そこで提案なんだけど、二人ともしばらく私達の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか「魔女退治に、ですか?」

マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ」

ほむら「確かに、実際目の前で魔女の力を何度か見れば魔法少女になる気なんて失せるわね」

マミ「失せるかどうかはともかく、その上で危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えてみるべきだと思うの」

さやか「…分かりました、その魔女退治を見学させてください」

まどか「わ、私も…お願いします」

マミ「ええ…安心して、私達が守るから」

ほむら「安心したら危険かどうか分かりづらいんじゃないのかしら?」

マミ「それもそうね…じゃ、身近に危険がある様に感じながら見学しなさい?」

二人「は、はい…」

マミ「さっそくだけど、パトロール行くわよ」

男「はい」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/15(月) 16:27:47.56 ID:ls1EW17f0<> 今日はここまで、何時もより長く書けた気がします

序盤のさやかちゃんはこんな感じだと思います、あまり信頼できない人には頭から疑るタイプですね

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 16:32:52.85 ID:PYrjG41ho<> >>1乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/15(月) 16:53:34.09 ID:YFm6CRNY0<> 乙
>>1がおりマギ読んでいなくってよかったと今では思うわ・・・
ゆまはともかくキリカのお金を拾ったり、織莉子の父親が実は他の政治家の罪をかぶせられた設定になって、それを阻止したら織莉子にふらぐを建てちゃう可能性が・・・ががが

父親の汚職させられた後に織莉子を助けてもフラグを建てそうだ・・・・それが男の主人公補正・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/15(月) 17:13:20.35 ID:q2xdabGDo<> >>768
これ見て思ったけど、5人それぞれ推しの、テンプレ的な「男」が5人出てくるssがあったら面白そう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 17:21:51.83 ID:PYrjG41ho<> >>780
正直読者が耐えられないと思うww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/15(月) 18:12:45.12 ID:YFm6CRNY0<> >>781
さらにゆま、キリカ、織莉子を追加してくれたらがんばって耐えるわ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 18:15:17.52 ID:GoSYAmUIO<> むしろ男だけじゃなくて杏子にはおっさん、まどかには女子大生、さやかには…とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 18:16:39.20 ID:OcfJ5Q6y0<> ただしヒロイン側がどの男に一番好感を持つかはコンマで決まると…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/15(月) 20:09:31.02 ID:95xl2wfqo<> ならかずみ勢全員分も追加しよう(マジキチスマイル) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 20:10:33.94 ID:GoSYAmUIO<> むしろ最近増え過ぎてる感あるし本編だけに絞るのも良いかもしれないと思ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/15(月) 21:33:34.37 ID:KALkk8keo<> >>768
まどラーは、名前の通り、物語をかき混ぜる揺籃者なんだろうな...

>>780-781
本人達以上に「男」たちの対立が深刻で、本編キャラ立ちが自分たちの対立を忘れるような展開が見れそうだよ
乱闘騒ぎが何度も何度も見られるとかさ。 <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/15(月) 21:42:54.97 ID:5yLD9xOAO<> >>787
何かつまらなさそうだな
そんなのリアルでもキャラアンチと信者共が繰り広げてるだろうし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)<>sage<>2012/10/15(月) 22:27:05.88 ID:aRoMK2cB0<> マミラーも含めて三銃士が結成されそうな勢いだがな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/10/16(火) 02:44:02.58 ID:xgGWY3Fe0<> >>789
マミラーと言われると、何故かデュラハンが出てくる……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/16(火) 08:05:52.75 ID:7nRhRgzE0<> オリラーの俺には関係ない話だ……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 10:08:41.00 ID:rVSpX4hPo<> さやかちゃん派の俺に死角はない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/16(火) 10:40:35.91 ID:c4CEhBZko<> というかホムラーではあるけど、スペックは対マミさん仕様だわ、まどかに惚れられてるわだから、これに他を加えてもなぁ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/16(火) 15:25:28.77 ID:UlL3c1vY0<> 先程までココに来れませんでした
それと今日は、理由は言えませんがお休みさせていただきます、最近休みが多くてすいません…でも失踪だけはしません

とりあえずコメ返しだけさせていただきます

>>780
とりあえずアニメ版しか知りませんが、例え全部知ってても自分には無理だというのは分かります

>>793
確かにマミさんとの相性も悪くありませんが、男は接近戦がメインの為、男が戦ってる相田はマミさんが必殺技を使えないという欠点があります
マミさんの技は基本広範囲、高威力のため男を巻き込んでしまいます

ほむらの攻撃は一点集中に銃を撃つタイプですし、必殺技も時間停止なので決して男の邪魔になりません
それに、ほむらが欲しいのは強力な火力なので接近戦もしてくれる男はうってつけという訳です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 15:28:27.20 ID:rVSpX4hPo<> お疲れさん。

失踪する時は投下に立て読みを混ぜるとホラー感がでていいかもしれない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 15:31:52.67 ID:0vVeva4IO<> 投下時間に落ちてたんだよね
荒巻を簀巻きにしたいわもう
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)<>sage<>2012/10/16(火) 18:42:27.20 ID:dQZerjRAO<> キョウラー……ないしは杏子ファンが俺以外まだこのスレにはいない。

何だっていい!!杏子ちゃんを嫁にするチャンスだ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/16(火) 21:15:02.58 ID:7nRhRgzE0<> もしおりマギキャラが存在していたら(これを期に外伝の話は止めるから許して)
ゆま
:風見野市に杏子を探していたときに、発見。男のことを「男お兄ちゃん」と言い、実の兄のように慕う
男/ゆま/ほむらの順で手を繋ぎ「まるで親子みたい」と誰かに言われて顔を赤くする男とほむら…という展開が見れたかもしれない…
原作の杏子といっしょにいる状態だと警戒するがだんだん仲良くなっていく感じ
メンタル面は強いので魔法少女になっても絶望することになく戦力になるだろう
キリカ
:もしお金を拾うのが、織莉子ではなく男だったら……間違いなく男にアピールしているだろう…(ほむらは嫉妬)
だが、男が本当に好きな人のことを気づいてワルプルギス戦で自爆特化する(男の精神にさらにダメージ)
番外編でのキリカを見ると正義の魔法少女になってたぽいので男とは相性○
本編キリカは男の実力を認め、興味を示して名前は覚えるだろうが…織莉子に手を出さないように目を光らせてそう
原作織莉子
:男が存在していてもまどかは魔女になる未来を見て原作どおり学校を襲撃
男とは「みんな生き残って大円満」と「少数の人間を犠牲にして大勢の人間を救う」考え方の違いにより衝突
結末は原作どおり…だが男が未来を変える瞬間を目撃「男……あなたならきっと未来を変えられるかもしれない…」
また、一章みたいな結末のまどかを見たらたぶん男達と協力するだろう
未契約前の織莉子
:上の織莉子を契約させないために男とほむらが契約前の織莉子と接触した場合
「美国議員の娘」としてではなく「美国織莉子」として接してくれる男に……
また彼女は一応しっかり者だが天然なところがあり、男とほむらを驚かせるのしばしば?
美国議員の不正問題を止めたとしても魔法少女の存在を知って、男とほむらの力になろうとして契約をしようとする
「私はこんなにも私を支えてくれた2人の力になりたいんです。
私を「美国議員の娘」としてではなく「美国織莉子」として接してくれたのはお二人が初めてだから…」とか言う。
正直、マミさんよりスタイル良さそう特に胸とか胸とか

結論:おりっちprpr。ほむらは俺の嫁(オイ)
長文スマン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/16(火) 21:36:00.16 ID:c4CEhBZko<> これで辞めるとか自分に保険かけたら長文になるに決まってるじゃないですかやだー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 23:39:28.47 ID:kkCFwZrDO<> ロリコンじゃないが、ゆまは俺が連れていこう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 23:50:33.17 ID:exC6H08Z0<> >>798
きめーよホセ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/16(火) 23:53:31.63 ID:6ljLVxIxo<> >>798
早くスレを建てて執筆する作業に移れってオリコが言ってた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2012/10/17(水) 00:03:40.96 ID:9jjlx0Bq0<> >>797
残念!ここにいるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2012/10/17(水) 07:02:26.48 ID:HDFA4Dbjo<> はよはよ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/17(水) 13:26:33.94 ID:U4tCZy6AO<> スマホが壊れ修理中の為、店から借りた携帯だと非常に書きにくく、いつもの低クオリティが更に酷いことになるので、本当に申し訳ありませんが今回もお休みさせていただきます

いつ直るか分かりませんが、必ず再開いたします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/17(水) 13:39:44.02 ID:yGokNHdIO<> おう……昨日は鯖落ちで…じれったいぜ
待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/22(月) 17:48:59.66 ID:SedGSHiu0<> <> ◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/10/23(火) 16:37:15.92 ID:3tZZAJAAO<> とりあえず生存報告に来ました
未だにスマホが直らないので、まだ再開出来ません
直ったら直ぐに再開する予定です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/23(火) 16:37:42.63 ID:qGkS9/bIO<> まている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/23(火) 17:01:44.96 ID:Z853r/46o<> がんがれスマホ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/26(金) 12:03:48.78 ID:kfTToEPR0<> そろそろオリジナルでライバルキャラ出しても良いんじゃないか?

病的にまで男に執着するなぞの少年とか

男のそばに居るほむらを敵視する漆黒の魔法少年

CVは緑川光で

わざとらしいくらいの厨二病キャラで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 12:04:34.65 ID:91M/cb/IO<> その前にそろそろスマホ直らないかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/26(金) 12:06:33.53 ID:kfTToEPR0<> >>812

最低でも1週間くらいかかるからなぁ…続きというかネタを書き込みたいけど人様のスレで勝手なまねはできんし… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 12:09:08.96 ID:91M/cb/IO<> これに触発されてキャラ加入型かきはじめたけどこれみたいな軽快さが出せない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/26(金) 12:11:57.78 ID:kfTToEPR0<> とりあえず今の流れを整理すると

男のステータス

最初の時間軸→エクシア→ワルプルギスで大破

今の時間軸→ボロシア(エクシアリペア)→ダブルオーにパワーアップ

見たいな感じになるのをきぼん!

<> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/26(金) 12:15:19.09 ID:uNk6k0zAO<> >>813
人様のスレを勝手にageるのはいいのな、初めて知ったわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 12:18:19.62 ID:9/qFjDpKo<> >>815
きっと魔女とは分かり合える!!的な覚醒かww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/26(金) 12:40:17.65 ID:kfTToEPR0<> >>816
言われてみればたしかにそうだなぁ…
すこしくらいならいいかww

>>817

魔女を浄化するシステムをほむら達なりにアレンジして魔法少年用ソウルジェム(GNドライヴのようなもの)で強化とかありかもなww

前の時間軸でほむらが回収したまどかのソウルジェムの一部とほむらのソウルジェムの一部でツインドライブとか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 12:46:15.07 ID:91M/cb/IO<> ageていいのは作者だけって暗黙の了解があるだろうが
あとここはお前のネタ帳じゃないからな限度考えろよ <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/10/26(金) 12:52:23.56 ID:uNk6k0zAO<> まさか
「勝手にageてるんだしそんなの今更じゃね?」
的な解釈をされるとは思わなんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/26(金) 12:57:16.36 ID:kfTToEPR0<> す…すまなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/10/26(金) 13:38:27.28 ID:DEzgFw4AO<> 投下がきたのかと思ったら…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/10/26(金) 15:25:23.60 ID:dAzGo/FNo<> 空気の読めなさにワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 17:18:56.76 ID:fIyEm0mDO<> >>815
???「GN粒子なんかよりコジマ粒子を使ってみないか?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 18:28:27.28 ID:lvfjV4iA0<> 投下来てたのかと思ったら埼玉の[田島「チ○コ破裂するっ!」]かよ[ピーーー] <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 20:27:49.75 ID:sIwglZn7o<> チラシの裏でやってろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/10/27(土) 11:52:29.34 ID:sZ6RJunVo<> [田島「チ○コ破裂するっ!」]は人様の目に触れない場所でやれ <> ◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 14:32:45.97 ID:k7/E4A9Y0<> お待たせしました、やっとスマホが回復しました
ですがどうやら基盤に不良があったらしく、基盤を取り換えたらしいのでもしかしたらスレが途中で落ちるかも…

ageについては特に制限してませんが、一回位は問題ありませんがワザと何回もageるのはご遠慮ください

では、ブランクはありますがゆっくり再開します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/28(日) 14:34:24.42 ID:tP5l4ocro<> キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/28(日) 14:37:17.75 ID:iT/vgeXe0<> キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

ss批判なんか気にしなず完結してくれよ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 14:50:30.12 ID:k7/E4A9Y0<> さやか「…パトロールって結構地味なんですね」

まどか「もう30分も経ってますけど、まだ見つからないですね」

マミ「…見つからないならそれにこした事はないわ、それだけ被害は少なくなる」

ほむら「でも、全く見つからないのも困るわ」

さやか「はぁ!? 転校生は被害増えても構わないって言いたいの!?」

男「そういう意味じゃない、魔女を倒さないとグリーフシードが手に入らないんだよ…それが無きゃ魔法少女は困る」

まどか「あっ、そうか…グリーフシードで魔力を回復するんだよね?」

ほむら「そういう事」

さやか「……でも魔女がいなきゃ戦わないし、魔力も消費しないじゃん」

マミ「普通に日常を過ごしても、少しずつ魔力は消費するの…だからたまには補給しないと駄目なのよ」

さやか「え?…その少しずつ減ってる魔力って何に使われてるんですか?」

マミ「…そういえば考えた事も無かったわ…ねぇキュゥべえ、何に使われてるの?」

QB「……まぁ、ソウルジェムと魔法少女は繋がってなきゃいけないからね、その維持にだよ…ソウルジェムは魔法少女にとっての命だしね」

…ソウルジェムは魔法少女の命…か、比喩じゃなくて本当にだからな…まだマミさん達には言えんが

マミ「なるほど…魔力を送るために使ってるのね」

さやか「へぇ…なんか不便だなぁ…身体の中に入れればわざわざ繋げる必要無いんじゃないですか?」

QB「そんな事して怪我した時に壊れたらどうするんだい?」

ほむら「それに、身体の中に入れてたらどうやってグリーフシードを使うのかしら?」

さやか「…転校生には聞いてないよ」

うーん…やっぱり最初はさやかとほむらはウマが合わないか…お互い近付いたら上手く行くんだがな…

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 15:11:46.18 ID:k7/E4A9Y0<> そんな事を話してたら、マミさんのソウルジェムが反応を示した

マミ「…見つけたわ」

ほむら「ここまで来れば魔力も感じるわね…ここだわ」

魔女の結界

マミ「二人は出来るだけ固まって、危険になったら自分の命優先で逃げてね」

さやか「大丈夫ですよ! マミさんがいる限り私達は絶対安全です!」

ほむら「…全く、楽観的ね」

さやか「…何さ、転校生はマミさんの実力を信頼できないっていうの?」

ほむら「マミの実力は信頼してるわ、でも物事に絶対は無いわ」

さやか「何で無いなんて言えるのさ…今まさに絶対大丈夫じゃん」

…さやかのマミさんへの信頼は、少し異常な位だな…もしかしたら他の時間軸でも、いつもマミさんがさやか達を最初に助けてたりしてて、それが影響してるのか?

マミ「…美樹さん、信頼してくれるのは嬉しいけど暁美さんの言う通りよ…いくら私でも死んだら二人を守れないわ」

さやか「大丈夫ですよ! マミさんが魔女なんかにやられる訳がありませんから!」

マミ「全く…でも、男君達もいるしまあ大丈夫でしょ」

さやか「えー…でもさっきは男達来るの遅かったしなぁ…」

まどか「さやかちゃん…ちょっとしつこすぎるよ?」ニコニコ

さやか「ゴ、ゴメン…」

…なんかまどかの笑顔は少し怖いな

ほむら「…無駄話はここまでね、来るわ!」

ほむらがそう言うと、ヒゲ…アントニーだったか? 使い魔が現れた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 15:34:58.89 ID:CMY74ix40<> マミ「行くわよ!」ドンドン

マミさんがマスケット銃で使い魔を踊るように蹴散らしていく

男「俺達も行くか」シャキン

俺は剣を出す

ほむら「ええ」ジャキ

ほむらも拳銃を出す

そして、ハサミの様な武器を持った使い魔達を切り裂き、撃つ

まどか「…マミさんも凄いけど、二人も凄い…」

さやか「フ、フン…ちょっとはやるじゃん」

たまにまどか達の後ろに出てくる使い魔をほむらが撃ちながら(そのたびにさやかは「危ないじゃんか!」と文句言ってくるが)そのままドンドン奥に進んでく

そして

マミ「あれが今回の魔女ね」

さやか「うわ…グロ…」

まどか「き、気持ち悪い…」

…薔薇の魔女、ゲルトルートか…

ほむら「私達は使い魔を倒しながらサポートするから、マミは魔女に集中して」

さやか「転校生がマミさんに命令するなー!」

マミ「…ええ、分かったわ…美樹さん、少し静かにしてて」

さやか「ゴ、ゴメンなさい…」

男「全く…行くぞ!」

俺とほむらはマミさんとまどか達に近付く使い魔を優先的に倒しながらサポートをする

ほむら「数もそんな多くないし、使い魔も魔女もそんな強くないわね」バンバン

男「ああ、でもあのハサミで首とか胴体をチョン切られたら終わりだぞ?」ズババッ

ほむら「…怖い事言わないでよ」バンッ

ゲルトルートがマミさんの左右から強力そうな攻撃を放つ…しかし

ガン! ギン!

ほむらが左の攻撃を撃ち抜き、俺が右を真空斬波て切り裂く

マミ「ありがとう! これで決めるわ…!」

マミさんが巨大な銃を召喚する


マミ「『ティロ・フィナーレ!!』」ドォン!


マミさんのティロ・フィナーレがゲルトルートを撃ち抜き…

ズガァン!

爆発、する

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 15:53:55.24 ID:CMY74ix40<> さやか「やったぁ!」

まどか「三人とも凄い…」

マミ「…使い魔は…」

ほむら「もう全滅したわ」

マミ「分かったわ」

そして、結界が消える

マミさんがグリーフシードを拾ってそのまま魔力を回復する

マミ「はい、暁美さんも回復してね?」ポイッ

ほむら「…ありがとう」パシッ

ほむらも回復する

ほむら「…ねえ、このグリーフシードを剣に当てたらどうなるかしら?」

男「消えるだろうな」

…本来なら消した方が良いのかもしれない、でも周りに怪しまれかねないな…

ほむら「ま、そうよね」ポイッ

QB「きゅっぷい」パクッ

さやか「な!? なんで男に使わせないのさ!!」

さやかがほむらに怒鳴る

男「俺は魔法少女じゃないからグリーフシード必要無いんだよ、休めば治る」

まどか「そうなの?」

男「ああ」

マミ「…私達もそうだったら良かったのになぁ」

QB「(…ま、そんな事で回復するんだったらこっちが困るんだけどね)」

まどか「キュゥべえ?」

QB「…どうしたんだい?」

まどか「な、なんでも無いよ…(なんか、今一瞬キュゥべえが怖かったような…)」


マミ「…これが魔女との戦いよ」

さやか「マミさん!カッコ良かったです!…でもなんか、思ったより楽そうですね」

ほむら「…今回はたまたま使い魔も魔女が弱かっただけよ…強い魔女はこちらの攻撃が一切効かない事も有り得るわ」

…そう、例えばアイツ…

まどか「…そういえば、二人は今までどんな魔女と戦ってきたの?」

男「……そうだな、例えばこの左目…学校では事故に会ったって話したが…」

ほむら「…言うの?」

男「多少なりともこっち側に関わった今
、隠す必要は無いだろ…これは以前、その強力な魔女と戦った時に付いた傷だ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 16:12:04.91 ID:CMY74ix40<> まどか「えっ…?」

さやか「マ、マジ?」

男「マジだ、詳しくは言わないがその時に仲間の魔法少女も亡くしてるし…一般人も何人も死なせただろうな」

ほむら「………」

まどか「仲間の人も…」

さやか「で、でも…倒せたんだよね?」

男「…倒せてない、逃げだした」

まどか「えっ?」

男「…俺達じゃ倒せなかった…だから、逃げ出した」

さやか「な、なにそれ…じゃあアンタ達はそんな危険な魔女をほったらかしたのかよ! それが魔法少女の、正義の味方のする事なの!?」

ほむら「…仕方無かったのよ!あのままじゃ全滅してたんだから!」

さやか「だからって…!」

マミ「美樹さん! やめなさい!」

さやか「マ、マミさん…? でも!だって!」

マミ「…もし、そこで無理してその魔女に挑んで、死んだら…その先救えるはずの人達を救えなくなるのよ?」

さやか「…でも」

マミ「…分かる?死んだらそこでおしまい、何も出来なくなるのよ…それに、退くっていうのは凄く辛いの…それを分かってあげて」

さやか「…はーい」

…やっぱり、納得出来ないよな

ほむら「…分かった? 魔法少女になるって言うのはそういうモノ…願いを一つ叶える為に全てを失う事もあるの」

マミ「常に死と隣合わせ、もしかしたら明日を迎える事は出来ないかもしれないわ」

QB「…ま、願いを叶えるってそういう事さ、でもそれを受け入れたらどんな願いも叶えれるんだ」

ほむら「……キュゥべえ、そんなに二人を魔法少女にしたいの?」

QB「二人が魔法少女になったら、グリーフシードももっと集まるんだけどなぁ」

マミ「…ま、今無理に決める事じゃ無いわ…まだ何回か見学して決めなさい」

二人「…はい」

マミ「…よし、今日は解散ね」

そして、そのまま全員一言も話さず家に帰ってった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 16:29:57.15 ID:CMY74ix40<> 今日はここまで、少しさやかの性格を悪くしすぎたかな?

さやかの頭の中では魔法少女=正義の味方です、そして正義の味方は弱い人を絶対に救える人と考えてます

これは自分の考えですが、正義の味方も悪人も似たようなモノだと思います

例えば凄く強い二人がいて、その一人は人間の味方側のAが、もう一人は人間の敵側のBがいるとします
Aは人間に味方するので人間からすれば正義の味方、Bは人間の敵なので悪人
でも人間の敵側からすればそのAは悪人、Bは正義の味方です

分かり辛いと思いますが、要は正義や悪なんて捉える側によって変わるんです
地球からすれば自然を汚す人間は悪ですし、その人間を滅ぼすモノがいたとしたら地球は汚れなくなり大助かり、それは地球からすれば正義になります

ま、要は捉え方しだいって事ですね

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/28(日) 16:32:01.07 ID:iT/vgeXe0<> 乙
善悪議論は変な方向にいくからあんまり話したくない
それ以前にここのさやかちゃんは少し視野が狭いような……
中学二年生にそんなことを言ったら酷か…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/28(日) 16:43:13.47 ID:SbvC1F2IO<> 乙
誰かの正義は誰かの悪ってやつか <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/28(日) 16:46:01.04 ID:CMY74ix40<> >>838
まあそうですね
インキュベーターも男やほむらからすれば悪ですが、宇宙の寿命を伸ばしてるから宇宙全体からすれば正義の味方とも言えますしね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2012/10/28(日) 18:16:08.69 ID:8vjnIhIPo<> 「正義の反対は『もう一つの正義』」って言葉を思い出しました。

乙です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/10/28(日) 18:35:03.73 ID:qFGjM6Aco<> まどポ準拠だとマミさん自身、契約間もないころに力及ばず魔女から逃げてるからな
そのトラウマのせいでその後気張りすぎてるわけだが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 03:42:24.44 ID:n9PWZtvgo<> 善悪は表裏一体
両者共正しいが正しくない
現代は法律という楔で善悪の境界線が引かれてるに過ぎず
本来の真理は他に存在する
一言で表せるとすれば弱肉強食
勝者が正義と祭られ、敗者は悪と下される <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 05:11:37.15 ID:w8eVHly5o<> 安定のさやカス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<><>2012/10/29(月) 09:37:42.21 ID:gfY0lOSs0<> 乙。それでもこの話に出てくるほむらは幸せだよな。
守る対象がまどか以外にもう一人増えたがww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 09:49:51.06 ID:9OGVXaeAO<> また埼玉か
sageくらい覚えろよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 09:54:23.10 ID:ecyJBzBIO<> 一貫してsageないのな
もう専ブラ入れとけよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 10:58:34.21 ID:Qhs4IA4DO<> 乙 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 14:33:05.42 ID:rB3LGIkf0<> ウチの地方はここ一週間雨続きで、仕事中にも雨に濡れる事が何回かあったので寒いです、風邪は引きたくないですね

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 14:43:08.65 ID:c38ZvzTA0<> 次の日 通学路

男「おはよう!」

ほむら「おはよう」

仁美「あ、男さんと暁美さん、おはようございます」

まどか「お、おはよう…」

さやか「………」

まどか「…さやかちゃん、挨拶は?」

さやか「…あ、うん……おはよう」

…やっぱり、昨日の事が影響してるな

仁美「…さやかさん、今日は何だか元気無いですね?」

さやか「…別に、気にしなくていいよ」

まどか「さやかちゃん…」

ほむら「…これは」ヒソヒソ

男「ああ、昼休み…は仁美もいるだろうから、放課後にでもちゃんと話した方が良いな」ヒソヒソ

ほむら「そうね」ヒソヒソ

仁美「…そういえば、どうして男さんと暁美さんは一緒に登校を?」

ほむら「…別に、ただ家がすぐ近くなだけよ」

…流石に同棲してるとは言えないしな

仁美「…前から同じ学校で、同じ所に同時に転校して、家もすぐ近く…」ブツブツ

まどか「ひ、仁美ちゃん?」

仁美「これは…これは…運命ですわ〜!」

…なんか仁美、テンション高いな?

その日さやかは、一日中ボーっとしてていつもの元気が全く無かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 15:02:18.17 ID:DftImMl00<> 放課後

男「さやか、ちょっと話したい事があるんだが…」

さやか「…私は無いんだけど?」

ほむら「大事な話なの」

さやか「…私にも用事があるんだけど?」

男「少しだけで良いんだ」

さやか「…はぁ、分かったよ…近くの喫茶店で良いでしょ?」

男「…済まないな」

さやか「そういう訳だから、まどかは先に帰ってて良いよ」

まどか「…うん、分かった」


喫茶店


さやか「…で?話って?」

男「単刀直入に聞く、さやかにとって魔法少女ってなんだ?」

ついでに、ほむらの魔法で回りには声は聞こえてない…流石にただの一般人に魔法少女の事を知られるわけにはいかないしな

さやか「…魔法少女は、弱い人達を守る正義の味方でしょ?…アンタ達は違うみたいだけど」

…やっぱり

ほむら「…貴女、まず根本的に間違ってるわ」

さやか「何がさ、魔法少女はその力で悪い魔女をやっつけるんでしょ? …逃げ出さずにね」

ほむら「…マミの様な人を守る為に戦ってる方が珍しいのよ」

さやか「…どういう意味?」

男「まず、何故魔法少女はグリーフシードを集めると思う?」

さやか「何故って、魔力を回復する為でしょ?」

男「じゃあ何故、魔力を回復する?」

さやか「…それは、魔女と戦う為」

ほむら「それもあるわ、でも中には…いえ、ほとんどの魔法少女は私利私欲の為に、魔法を使う為に魔力を回復するの」

さやか「はぁ? 冗談キツいなぁ…正義の味方が私利私欲で魔法使う訳無いじゃん」

男「残念だが、事実だ…魔法があれば人を操れる…例えばお店の店員を操ったらどうなる?」

さやか「…ありえないけど、ただで商品を貰える?」

男「そう、…そういう使い方をする方の魔法少女が寧ろ多いんだ」

さやか「またまた…正義の味方がそんな事する訳無いじゃん、…アンタ達は分からないけど」

ほむら「まず、魔法少女=正義の味方って言うのが間違ってるのよ」

さやか「…はぁ?」

ほむら「さっきも言ったけど、マミの様な「正義の味方の魔法少女」の方が珍しいのよ…普通は自らの利を得るためにグリーフシードを奪い合う魔法少女の方が多いの」

さやか「…何それ?マミさんは間違ってるって言いたいの?」

男「いや、マミさんの考え、行動は素晴らしいと思う…でも、事実と言うのもある」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 15:13:16.53 ID:c38ZvzTA0<> さやか「…事実…ねぇ?」

男「分かってくれるか?」

さやか「…つまりアンタらが私達が魔法少女になる事を否定する理由はグリーフシードをこれ以上奪われないため?」

ほむら「違う!そんな事無い!」

突如、ほむらが声を荒げて放つ

さやか「…突然おっきな声出さないでよ」

ほむら「…ごめんなさい、でも、そういう事じゃないの…貴女達を危険に晒したく無いの…本当なら魔女退治見学も反対なのよ」

さやか「…ふーん…ま、話は分かったよ」

男「じゃあ…!」

さやか「でも、それが事実かどうかは信用出来ない、私はマミさんかアンタ達のどちらかを信じるというなら絶対にマミさんを信じる…というより、それが事実だって信じたくない」

男「…そうか」

ほむら「…なら、マミにこの事を聞いてみるといいわ」

さやか「……説得出来ないと分かったら他人に丸投げ?」

ほむら「否定はしないわ」

さやか「…あっそ、じゃあ私他にも用事あるから、それが終わったらマミさんに聞いてみるよ」

男「ああ」

さやか「金、置いとくよ?」

ほむら「私達が払うから別にいいわ、私達が誘ったんだし」

さやか「そんなの関係ない、私はアンタ達に仮りを作りたくないだけだよ」

さやかはお金を置いて、店を去った <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 15:24:39.31 ID:o5qflvLO0<> さやか視点

私は恭介のお見舞いが終わった後、マミさんに話を聞くためマミさんのマンションに向かってた

さやか「…何さ、自分達は逃げ出した癖に人に説教かよ…」

正直、二人は最初信用してた
でも今は、分からない

さやか「…あー…モヤモヤするなぁ」

私の頭の中では二人を信じたい気持ちと二人の話を信じれない気持ちがぶつかり合ってた

特に、男を信じたい気持ちが強かった
冗談でも無く、何故か男とは前から親しかった気がするからだ

さやか「…あー、なんだこれ」

目を瞑ると、男と他の何人かで遊園地で遊んでるイメージがうっすら浮かぶ
男が転校してきた日に夢に出たのだ、それもやけに現実味のある夢

さやか「…もしかして、マジで昔会った事があるのかも」

もしかしたら男の見た目が変わってるから? もしかしたら昔は銀髪じゃなくて黒髪で、眼帯も付けて無かったとか?

でも、あの雰囲気は昔から知ってる気がした

そんな事を考えてたら、マミさんのマンションに着いた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 15:43:28.59 ID:Nf6gPffI0<> マミほーむ前

ピンポーン

マミ「はーい! …あら?美樹さん?」

さやか「こんにちわ、マミさん」

マミ「どうしたの?突然一人で…」

さやか「マミさんに聞きたい事があるんです」

マミ「…分かったわ、とりあえず入りなさい?」

さやか「…お邪魔します」


マミほーむ

私は、男達から聞いた事をマミさんに全て話した

マミ「…もしかしたら前にも言ったかもしれないけど、全て事実よ」

さやか「…そう、ですか…」

マミ「魔法少女はね、グリーフシード無しでは魔法も使えないし生き残れないの…だから生きる為、自らの欲の為にもグリーフシードを奪い合う事が多いのよ」

さやか「…男達も、なのかなぁ?」

マミ「…勘違いしないで欲しいのだけれど、あの二人は自らの欲の為に戦ってる訳じゃないの」

さやか「え?」

マミ「…詳しくは言えないけど、この町はある大きな危険が迫ってて、それを食い止める為に戦ってるのよ」

さやか「大きな危険?」

マミ「ええ、それこそこの町が滅びるレベルの…ね」

さやか「…そんな危険が…でも、それなら尚更二人は少しでも戦力が欲しいだろうし、私達も魔法少女にしたがるんじゃないですか? …特にまどかは凄い才能があるみたいですし…」

マミ「…多分ね、あの二人は貴女達を守ろうとしてるのよ」

さやか「私達を?」

マミ「ええ、昨日の魔女との戦いでも貴女達になるべく使い魔が近付かない様に戦ってたわ…私へのサポートよりも優先的に、ね」

さやか「…そうだったんだ」

…二人に、謝らなくちゃ

マミ「……! 魔女!」

さやか「え!? もしかして近くに魔女が!?」

マミ「ええ…貴女は、どうするの?…出来れば気持ちが落ち着いて無いだろうし、残って欲しいのだけれど…」

さやか「…行かせて、ください」

マミ「…恐らくだけど、昨日より危険よ?」

さやか「それでも、お願いします」

マミ「…分かったわ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 16:07:13.40 ID:++pEivqF0<> 魔女の結界前

マミ「ここね…一応キュゥべえに二人を呼ぶように言ったけど、まだ来てないみたいね」

さやか「…そのようですね」

…正直、助かったかも…今すぐ二人に会わせる顔は無い

私はとりあえず、近くに落ちてた鉄パイプを拾って武器にする

マミ「…その鉄パイプ、ちょっと貸して?魔法で強化する」

私は鉄パイプを渡して強化してもらい、それを受け取る

さやか「ありがとうございます」

マミ「…行くわよ!気をつけて!」

さやか「はい!」

魔女の結界内部

マミ「昨日の使い魔より少し強い…!」ドンドン

さやか「くっ…」ガンッ

私は使い魔を倒せないながらも殴り飛ばし、何とか身を守り、先に進む

マミ「…ここね、ここに魔女がいるわ」

さやか「…はい」

マミさんが扉を開ける…
そこには、とても長いレイピアの様な武器を二本持った魔女がいた

マミ「貴女は安全な所に!」

さやか「は、はい!」

私は大きな岩の様な所の後ろに隠れる…勿論後ろや上を警戒しながら

マミ「くっ…やっぱり昨日の魔女より強いわね…!」ドンドン

…あれだけ強いマミさんが苦戦してる…
昨日の魔女より強いのもあるだろうけど、多分二人がいないのが大きいんだ

マミ「…! 美樹さん!危ない!」

さやか「!?」

ドゴッ

岩に塞がれて見えなかったが、魔女のレイピアが岩を貫き、砕く
砕けた岩の瓦礫が足に当たった
そして避けたその先にもう一本のレイピアに狙われてる

マミ「くっ!」ドンッドンッ

マミさんが魔女の腕とレイピアに攻撃を当てるが、勢いは止まらない
私は何とか逃げ出そうとするが…

さやか「…!足が…!」

足が痛みで上手く動かない…さっきの瓦礫で…!

私は、思わず目を瞑る


グサッ


…いつまで経っても痛みは感じない…恐る恐る目を開けると…

そこには真っ赤な大量の…恐らく血とその血に濡れたレイピアとそれに貫かれたナニカ



そして…自ら噴き出す血に濡れてはいるが、それでも綺麗な黒の長い髪が存在した…


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/29(月) 16:10:08.37 ID:++pEivqF0<> 今日はここまで

今回現れた魔女は完全にオリジナルです、元ネタすらありません
そして大怪我人が出てしまいました
誰かはまだ言いませんが、まあ非常に分かりやすいでしょう

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 16:14:29.44 ID:anZj8cwpo<> まさか墨汁をかぶったキュウベェが助ける来るなんて思いもよりませんでした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2012/10/29(月) 16:37:29.22 ID:gfY0lOSs0<> まさかのユーリ・ローウェル <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/10/29(月) 17:04:47.63 ID:tck4E0m3o<> くるー きっとくるー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 22:08:40.69 ID:1eJstDrSO<> 今のさやかは「よくわからないから信用できない」と「信じていたけど隠し事された怒り」のどっちが大きいのか。

僕は後者だと思うが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/29(月) 22:24:13.29 ID:kB7wFFOL0<> さやかちゃんは感情派で直線型だからなぁ……
普通なら主人公の親友ポジだからいい奴なんだが元作品があれだし…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/10/29(月) 23:37:46.27 ID:+Ox81fwuo<> 相手の嘘を察したり勘が鋭いっていう特徴もあるんだが
本編中だと悪い方向にしか発揮されていないという <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 00:38:27.03 ID:gdsevdfE0<> ネガな方向で無駄に敏感なんだよねさやかって
いいことしようとしてるのは見ててわかるんだが・・・脚本家が悪かった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 14:54:55.75 ID:Af7OTef20<> >>859
さやかにとって魔法少女=正義の味方なので、逃げたという事実が許せなかったんです
そして自分の考えを否定されたのも大きく、認められなかったんです

たまにありますよね?自分の考えと違う事言われて、正しいと分かってても認めようとせず、それを否定して怒ってしまうって事…さやかはまさにそんな感じです

>>861
そうですね、さやかは結構敏感です
しかし、相手によっては悪い所しか分からない…分かろうとしない事もあります
例えば嫌いな人の粗ってついつい探してしまいますよね? さやかはそれが上手いんです
だから、悪い所ばかり気付いてしまい自ら相手への好感度をどんどん下げてしまいます


では、再開 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 15:09:24.29 ID:cnjZhmvs0<> さやか視点

ズルッ

目の前のレイピアが引き抜かれる

ドサッ

そして目の前の少女は床に倒れた

さやか「………!!! ほむらぁ!!」

ほむら「…やっ…と、名前…呼んでくれたわ…ね」

さやか「バカ! 今はそんなのどうでもいいんだよ! 血が…止まらないよ!」

男「ほむらぁ!!!」

突如、ほむらが駆け寄ってくる

男「ほむら!ほむら!しっかりしろ!」

さやか「ほむら…! なんで!なんで私なんかを庇ったのさ! さっきあんなに酷事言ったのに!」

ほむら「……体が…勝手に動いた、のよ…友達、守るのは当然でしょ……!」ゴフッ

さやか「ほむら!?」

ほむらが血を吐き出し、気を失う

ドォン!

それとほぼ同時に魔女がマミさんの手により倒された
そしてマミさんも駆け寄ってくる

マミ「暁美さん!しっかりして!暁美さん!」

男「…気を失ってるだけだ…だが血が止まらない…!」

さやか「…マミさん! なんとか…なんとかならないんですか!? 魔法で傷癒せますか!?」

マミ「…こんな大きな怪我、治した事無いわ…それに、私は他人への治癒があまり得意な方じゃないから…治るまでに血が無くなって…!」

さやか「そんな…!? ねえ男!なんとかならないの!?」

男「…俺は魔法少女じゃない…魔法は使えない…!」

さやか「ほむらが!ほむらが死んじゃうよ!」

QB「マズいね…いくら魔法少女と言えどもこの出血じゃ死んじゃうよ」

男「うるさい!分かってるんだよそんな事!」

マミ「せめて…もう一人魔法少女がいれば…!」

もう一人…誰か…誰かいないの!?



………!!そうだ…魔法少女になれるのがここにいる


さやか「…ねえ、キュゥべえ」

QB「…なんだい?」




さやか「私と、契約して」




<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 15:26:11.55 ID:Af7OTef20<> マミ「美樹さん…!?」

男「さやか…!それは!」

さやか「もう危険かどうかなんて関係無いよ! 今私が契約しなきゃ、ほむらが死んじゃう!」

QB「僕は構わないけど…」

マミ「…本気、なのね?」

さやか「…はい」

男「………すまない…!」

QB「さぁ、契約をしよう…願いはなんだい?」

さやか「ちゃんと、叶うよね?」

QB「大丈夫、君の祈りは間違いなく遂げられる…じゃ、いいんだね?」

さやか「うん」

QB「…さぁ、願いを言って」



さやか「……ほむらの傷を、完全に治してあげて!!」



そう言った瞬間、ほむらの体が光に包まれ傷が塞がっていく

…ものの数秒で傷は完治した

そして私の手元に蒼く輝くソウルジェムが現れる

QB「…血もしっかり補充したよ…さぁ受けとるがいい! それが君の運命だ!」

私は、ソウルジェムを受け取った

男「…呼吸が落ち着いた…!」

マミ「…傷跡も無いわね」

さやか「ほむらは、大丈夫ですよね?」

マミ「ええ、後はゆっくり休ませるだけ…私の家で休ませましょう」

さやか「…はい」

男「…さやか…本当に…本当にすまない…!」

さやか「もう良いって…それに男達みたいな強い人達と一緒なら大丈夫だよ!」

男「…すまない」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 15:42:04.85 ID:PGSbzMHv0<> マミほーむ 男視点


すまない…すまない…! さやか…ほむら…!
さやかを、魔法少女にしてしまった…! さやかの魂を…あの小さな石に…!

さやか「…もう良いって、そんなに落ち込まないでよ?」

男「だが…俺は…!」

さやか「これは私が選んだ道なの、後悔なんて無いよ?…後悔なんて、あるはず無い」

男「…! すまない…!」

さやか「もう!そんなウジウジしてるのは男には似合わないよ! もっとシャンとしなきゃ!」

男「…ああ」

ほむら「う…ううん…」

男「! ほむら!」

マミ「暁美さん!」

さやか「ほむら!」

ほむら「皆…? ここは…私は確か…」

さやか「……これ」スッ

さやかが自分のソウルジェムをほむらに見せる

ほむら「!!? それは…貴女!なんて事を…!」

さやか「しょうがないでしょ? こうでもしなきゃアンタ死んでたんだから」

ほむら「…ごめん、なさい…」

さやか「ほむらも男と一緒かよ…だから謝んなくていいよ、あそこで「友達に」死なれるよりずっとマシだよ」

ほむら「友…達?」

さやか「ほむら、言ってくれたじゃん…友達を守るのは当然だって…それに」

ほむら「それに?」

さやか「アンタ達二人、なんかやんなきゃなんない事あるんでしょ?」

男「なっ…!」

ほむら「…っ!」

ほむらがマミさんを軽く睨む

マミ「わ、私はただ町を守る為に戦ってるって言っただけで…」

さやか「…そんなの、アンタら見てたら分かるよ…だってアンタ達二人、時々遠く見てるもん」

ほむ男「?」

さやか「なんか思い詰めたりしててさ…あれじゃ大きい事するんだって分かっちゃうよ…二人が同じ家に入ったのもその相談をする為でしょ?」

ほむら「…なんで私達が同じ家に入ったのを知ってるのかしら?」

さやか「そ…それは…コホン! だ、だからそんな中途半端に死んじゃ駄目だって! やるんなら最後までキッチリやる! そしてどうせ死ぬなら人生を生ききってその後安らかに死になさい!」

ほむら「……あり、がとう」

さやか「ん、素直でよろしい♪」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 15:49:54.20 ID:EDDU42Ce0<> ほむら「…で? 貴女はどうするの? 魔女と戦う?」

さやか「当然!」

さやかがガッツポーズをする

ほむら「…自分がどんな能力か知らずに?」

さやか「あ…ははは…そ、それは…」

そしてガッツポーズした手でそのまま鼻を掻く

マミ「フフ、なら人が来ない所でためして見た方が良いわね」

男「…そうですね」

ほむら「そうね、私も行くわ」

さやか「あ! ほむらはまだ病み上がりなんだから駄目だよ!」

ほむら「体力も傷もすっかり完治したわ、貴女の願いのおかげよ」

さやか「あ、ありがとう…」

ほむら「…でも、傷を治そうとして結構魔力使ったから一応魔力回復したいわ」

マミ「それなら、さっきの魔女のグリーフシードがまだ使えるわ…はい」

ほむら「ありがとう」

ほむらがソウルジェムの汚れを取り、グリーフシードをキュゥべえに投げる

QB「きゅっぷい」パクッ

ほむら「…これで大丈夫、さあ行くわよ」

さやか「…無理、しないでね?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 16:11:00.88 ID:Kpfpelwy0<> 廃ビル周辺

マミ「ここなら誰も来ないわね」

さやか「廃ビル…マミさんもここで連勝したりしたんですか?」

マミ「え、ええ…まあね」

QB「…ここで射撃の練習しては、ビルの壁を壊してたね…一回一個のビルが崩れた事もあったかな?」

マミ「キ、キュゥべえ! 余計な事言わないでよ!」

さやか「アハハ! マミさんにもそんな時があったんですね!」

マミ「もう…でも、誰でも最初は初心者…最初から完璧に出来る人なんて存在しないわ」

さやか「…はい」

ほむら「じゃあ、まずは変身ね…やり方分かる?」

さやか「なんとなくね…行くよ!」

さやかが変身する
その姿はアニメで見たのと全く一緒だった

さやか「出来た…け、結構キワドメの衣装だなぁ…」

マミ「武器は出せる?」

さやか「やってみます…よっ、と」

現れたのはアニメで見たサーベルやカットラスのような剣よりも真っ直ぐで細い…レイピアのような剣

さやか「よ、よりによってこれかよ…」

恐らくさやかはほむらが刺された時の事を思い出してるのだろう

マミ「…真っ直ぐで綺麗な剣ね…まる美樹さんの心みたい」

ほむら「…恐らく、願いが邪の無い真っ直ぐな願いだったから武器も真っ直ぐになったのね…それは複数だせる?」

さやか「…うーん…複数は出せないけどこの剣自体に魔力を流し込めばそれだけ性能が良くなるって感じかな?」

ほむら「なるほど…」

…やっぱりアニメとは違うな

さやか「…それと、多分回復の魔法が使えるよ」

マミ「願いが願いだものね…願いは魔法少女の能力に影響するのよ」

マミさんの本来の能力は、リボンを使った拘束魔法だったな…生きたいって願いだから生にしがみつくって意味なのか?

ほむら「後は実戦訓練ね…誰かと戦ってみるのが一番なのだけれど」

さやか「じゃあ…男! 同じ剣だしね!」

男「俺は構わないが、俺の剣だとその剣消しちまうぞ?」

さやか「あ、そっか…じゃあマミさん!お願いします!」

マミ「ええ、構わないわ」

ほむら「その次は私ともやるわよ」

そして、暫く練習した後それぞれ自宅に戻っていった…


…さやかが学校からまだ家に帰ってなかったので、親にこっぴどく怒られたと言うのはまた別の話 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/30(火) 16:17:19.94 ID:DjnYOe+G0<> はい、今日はここまで
さやかがアニメよりずっと早く魔法少女になってしまいました

アニメとここのさやかの武器が違うのは、先程ほむらが話してましたが願いが違うからです

アニメでは恭介の腕を治そうとする「恋」という欲が絡んだ願いでしたが、ここではほむらという友達に生きてほしい…ただそれだけの気持ちで叶えた願いでした
したがって若干曲がってたカットラスのような剣ではなく、完全に真っ直ぐなレイピアのような剣になりました

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/30(火) 16:18:00.67 ID:L50kmnT8o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 16:18:42.14 ID:rPWQGhOIO<> 乙乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 16:39:51.99 ID:3E/Q15R6o<> 乙です〜

>>863
>たまにありますよね?
現実界には、「たまに」どころじゃなく頻繁にあるような気がする。
特に、詐欺被害と信仰がらみで多いんじゃないかと
自分が騙されているという現実を受け入れるのが難しいみたいですね。特に、熟考の末だった場合には。

>悪い所しか〜
家庭環境下幼少期の体験に影響されて、等の何らかの理由で視野が狭まってるとかで、
わりとそういう人も多い気はしますね。

>>861
最初に疑問を感じたら洞察できるけど、そこをうっかり飛ばしちゃった、とかかな?
仁美関連は、きっと恋心のせいで目が雲って... <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 21:51:10.26 ID:EN+szuuZ0<> お疲れ様です〜!主人公が格好良すぎて鼻血です。
ほむらにとってはもうまどかを助けることだけじゃなくて、男もそばに居ないと、たとえまどかが助かって男が死んだ場合ループを繰り返すと思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/30(火) 22:07:09.30 ID:hxFdPhF+0<> このさやかちゃんは城之内ポジションを果たせるのか?

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 23:12:47.96 ID:EN+szuuZ0<> 男とまどかのお話っていうよりほむらちゃんの成長物語って感じもしますね。
ただ三人にはたくさん幸せになってほしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/31(水) 07:45:56.17 ID:zIVE/04I0<> >>864
マミ「…こんな大きな怪我、治した事無いわ…それに、私は他人への治癒があまり得意な方じゃないから…治るまでに血が無くなって…!」

忘れがちだけど、マミサンの固有魔法は「繋ぐ・結ぶ」だよ
だから、治せなくても細胞と細胞を繋ぐとか切れている血管を繋ぐとかして出血を止めるぐらいは出来るはず…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/31(水) 07:49:03.44 ID:5pSEUbH7o<> 大きい怪我だから無理だったんだよ多分
第一杏子以外と共闘したことが無いから使う機会も無かったとかかもしれないし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/31(水) 08:39:08.95 ID:4lu1lqFco<> >>874
次回「さやか、死す」デュエルスタンバイ! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 14:39:27.37 ID:DEXinx4z0<> >>873
そう言ってくれると、とても嬉しいですね
男が死んだ場合、他の時間軸…というより平行世界には男が存在してないためそれに気づいてしまったら一気に魔女化してしまいますね

>>875
この作品をどのような物語と見るのかは読者様しだいてす
自分は書きたいものを書いてるだけなので

>>876
可能かもしれませんが、全くやった事無いので今はほぼ不可能です
それはメスの使い方を教えられただけで練習もせず手術を成功させろと言われるようなものです
まぐれで成功するかもしれませんが…それなら病院に連れていき、治療してもらうまで奇跡的に死なない方が確率高いです

さやかの場合は「身体を治す願い」の為、あらゆる複雑な過程をすっ飛ばしたので回復出来ました

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 14:51:05.87 ID:2U24CK590<> 次の日 通学路

いつものように学校に向かってたら、まどか達三人がいた
そしてさやかがこっちに大きく手を振りながら近づいてきた

さやか「おっはよー!男にほむら!」

男「おう、三人ともおはよう」

ほむら「おはよう…朝からテンション高いわね、さやか」

さやか「そりゃあね…へへ」

仁美「おはようございます…今日のさやかさんはいつも以上に元気ですわね」

まどか「お、おはよう…ねえさやかちゃん、いつの間にほむらちゃんの事名前で呼ぶようになったの?」

さやか「昨日色々あってね…仲直りしたんだよ!」

仁美「あら、お二人は喧嘩してましたの?」

さやか「うん、まぁ…ちょっとね…でももう大丈夫だよ」

まどか「そうなんだ…良かったね」

さやか「うん!」

ほむら「…さて、お話もいいけど早く学校に行かないと遅刻するわよ?」

さやか「おっと、もうこんな時間か」

仁美「では、行きましょうか」

男「ああ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 15:15:08.72 ID:+DGdT5mS0<> 教室 授業中

俺はとっくの昔に勉強し、前の時間軸でもやった授業を適当に聞き流しながら考えてた

シャルロッテが現れるのは明日…だが昨日のさやかの様に本来より早く事が起きる可能性もある
前回の今日はほむらと買い物をしていたが、確実性を考えると今日もマミさんの近くにいた方が良いだろう

…問題はまどかだ
さやかが魔法少女になった事は今日の魔女退治見学で知るだろう
もしかしたら自分だけ魔法少女じゃないコンプレックスで、魔法少女になろうとするかもしれない
…それは避けなくてはいけない、本末転倒だ

そんな事を考えてたら授業が終わったようだ、皆は弁当を持ってそれぞれ様々な所に行く

ほむら「…男」

そしてほむらが弁当箱を持ってこちらに来た
ついでに今日の弁当は俺が作ってたりする

男「おう、ちょっと待ってろ」

俺は鞄の中から弁当を取りだし、ほむらと共に弁当を食べる場所を探そうとした

さやか「あ! 二人とも!」

しかし、その前にさやかに呼び止められる

男「どうした?」

さやか「あのさ、せっかくだし私達と一緒に弁当食べない?」

ほむら「さやか達と?」

さやか「いつも二人一緒に食べてるっしょ? だからさ…あ、もしかしてお邪魔?」

さやかがニヤニヤしながらそう話す

男「? お邪魔って何がだ?」

さやか「何かって…ああ…」

…なんか横から怖い気配を感じるんだが…

さやか「な、なんでも無いよ…(ほむらも大変だね…)」

ほむら「…私は別に構わないわ」

男「という訳でご一緒させてもらうよ」

さやか「了解! まどか達にも伝えてくるよ!」

そう言ってさやかはまどかと仁美の所に行った

男「…なぁほむら、お邪魔ってなんだ?」

ほむら「…知らない」プイッ

…? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 15:23:11.43 ID:omSWGj/Jo<> こんなの絶対おかしいよ!
ホムラーなら気が付くだろ… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 15:56:33.23 ID:+bnfJ9ky0<> 仁美「それで、今日はどこで食事しますの?」

さやか「そうだね…たまには屋上に行こうよ」

まどか「今日は日差しも暖かいし、いいね」

ほむら「じゃ、早く行きましょう? 昼休みが終わっちゃうわ」

男「だな」

…あれ? 屋上って確か…


屋上


ガチャ

マミ「…あら?」

まとか「あれ?マミさん?」

やっぱり、マミさんがいたか

仁美「貴女は確か三年の…」

マミ「ご、ごめんさない…今すぐ退けるから…」

そう言ってマミはまだほとんど手を付けてない弁当を片付けようとする

男「…せっかくですし、一緒に食べません?」

マミ「え?」

さやか「そうですよ! 食事は人数いた方が楽しいですし美味しいですし、一緒に食べましょうよ!」

マミ「で、でも…お邪魔じゃないかしら?」

ほむら「あら、私は別に構わないわよ?」

まどか「うん、私もマミさんと一緒に食べたいです」

仁美「私も御一緒したいですわ」

男「…決まりですね」

マミ「皆…ありがとう!」

そして弁当を広げながら仁美とマミさんは挨拶をかわす

仁美「私、二年の志筑仁美と申します」

マミ「志筑さんね…私は三年の巴マミよ」

仁美「…では、さやかさん達と同じく、マミさんとお呼びしてよろしいですか?」

マミ「ええ、構わないわ」

そして、皆の弁当が広げ終わった

六人「いただきます!」


さやか「まどかの弁当の唐揚げはやっぱり最高だわ…何か秘密でもあるの?」モグモグ

まどか「パパは寝る前に特製のタレに浸けて味付けをするんだって、だから醤油とか掛けなくても美味しくなるんだって言ってたよ」

さやか「へぇ、寝る前にか…どんな味付けが良いんだろ?」


マミ「志筑さん、紅茶はいかが?」

仁美「紅茶…ですか? せっかくですしいただきますね、…良い香りですわ…凄く上手く淹れてるんですね、コツとかあるのですか?」

マミ「水は軟水を使って、お湯は沸騰直後の100℃を使うのよ、…それと鉄を使ったティーポットは駄目よ、陶磁器や銀製とかのティーポットの方が良いわ」

仁美「なるほど…家に戻ったら早速試して見ますわ」


俺は二組の会話を聞きながら弁当を食べる、…どうやら仁美とマミさんも打ち解けたようだ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 16:02:36.39 ID:+nzP4pRp0<> >>882
男「あのほむらが俺なんかを恋愛対象に見る訳無いだろ? そもそも釣り合わないさ」
…鈍感は主人公のステータスなんです、希少価値なんです



さやか「…あれ?二人とも同じ弁当だれ!」

まどか「え? …あ、本当だ……」

ほむら「家が近いから、交代制で弁当を作るのよ…ついでに今日は男が作ったわ」

さやか「え!?男が!?」

男「…そんなに意外か?」

さやか「正直意外だね…それに美味しそう…」

マミ「あら、本当に美味しそうね」

仁美「料理が出来る男性は素晴らしいですわ」

…いつの間にか、女子四人が俺達の弁当を凝視している…正直照れ臭いな

さやか「ねえ、一口頂戴?」

男「おう、…ほら、卵焼きだ」

俺は自分の箸で卵焼きをさやかの口元に運ぶ

さやか「あ〜ん♪」パクッ

まどほむ「あ!」

男「ん? どうした?」

まどか「な、なんでも無いよ…(さやかちゃん、良いなぁ…)」

ほむら「………」ムー

さやか「…美味しい! 私の家の卵焼きより美味しい!」

男「はは…一人暮らしが長いもんだから、まだ料理に慣れてない時は卵焼きばっかり作ってたからな…卵焼き歴は長いぞ」

ほむら「卵焼き歴って何よ…」

まどか「ね、ねぇ…私も食べていいかな!?」

男「別に良いぞ、ほれ」

まどか「あ、あ〜ん…///」パクッ

ほむら「あっ…」

まどか「…本当だ、美味しい…」

それは良かったが、さっきから感じる殺気はなんだ…さっき(殺気)だけに
…ごめんなさい


さやか「…モテる男って大変だね…」

マミ「あらあら…フフ♪」

仁美「素晴らしいですわ〜♪」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 16:11:51.81 ID:M4vbiULJ0<> 六人「ごちそうさまでした!」


さやか「やっぱりこの人数で食べると違うね!」

まどか「うん!(男君にあーんして貰っちゃった…///)」

ほむら「…そうね」

男「なあ、これからもこのメンバーで食べないか?」

仁美「良いですわね」

マミ「このメンバーって…わ、私も?」

男「もちろんですよ?」

仁美「ええ、マミさんとのお話はとっても楽しかったですわ♪」

マミ「わ、私も…私も楽しかったわ♪」

仁美「これからも、仲良くさせていただけますか?」

マミ「勿論よ!」

…どうやら二人はしっかり仲良くなれたようだ

廊下

ほむら「…これからも、このメンバーで食べれると良いわね…」

教室に戻る時に、皆から少し離れてほむらと話す

男「ああ…それには一人も欠けずに生き抜くんだ」

ほむら「ま、もしかしたらもう一人増えるかもしれないわね」

俺達は仲間想いの赤髪の少女を思い浮かべる

男「…だな、あの子とも一緒に食べたいな」

ほむら「…絶対、勝つわよ」

男「ああ」

俺達は更に意思を強くした <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/10/31(水) 16:17:18.63 ID:Kg7Nz15i0<> 今日はここまでです、日常パートでした

何気にマミさんと仁美は境遇が似てると思います

アニメなどでも、仁美は家が大金持ち故にさやかとまどか、そして上條以外で友達と呼べる人はいませんでした
二人とも「普通の女の子とは違う故の悩み」を持ってましたが、男がその二人の掛け橋となりました

では、また次回…あ、最後に一言



やったねマミさん!友達が増えるよ!



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 16:18:51.96 ID:cQdCJfXIO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/31(水) 16:22:56.06 ID:jLQb5zoeo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 16:25:14.01 ID:RzHvyeGh0<> それマミるフラグ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 16:38:48.62 ID:omSWGj/Jo<> 乙
この男はワンサマーの血を引いているとしか思えん鈍感さだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/10/31(水) 16:57:59.74 ID:zIVE/04I0<> 乙
男はきっと「ほむらはまどかが好きなんだろうな……」だと思っていると思った

最終話見るとね…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 21:57:22.87 ID:iJ12p0V30<> ある意味男に対してはまどか以上に心許してるからな。

もしかりにさやかやマミたちと本気で対立することになったら容赦なく攻撃しそうなほむほむ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 22:06:23.98 ID:iJ12p0V30<> ある意味男に対してはまどか以上に心許してるからな。

もしかりにさやかやマミたちと本気で対立することになったら容赦なく攻撃しそうなほむほむ <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 14:53:57.94 ID:+5aeOR/N0<> >>892
今のほむらはマミさんやさやかなども守ろうとしてるので、基本的には対立しても動きを止める程度にします
でも、その対立した相手を「殺さないと男かまどかが必ず死ぬ」という状況なら殺す可能性は高いです

では、多少遅れましたが再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 15:19:13.48 ID:0qcmwiNK0<> 放課後
公園

学校が終わり、俺達は公園に集まってた
魔女退治に向かうためだ

マミ「さて、今日も魔女退治に向かう訳だけど…美樹さん」

さやか「あ、はい」

さやかはソウルジェムをまどかに見える様に取り出した
そして、まどかの目は見開き呟く様に声を出す

まどか「え…? さやかちゃん…?なんで?」

さやか「…まぁ、成り行きでね…魔法少女にならなくちゃいけなかったんだ」

まどか「ならなくちゃいけなかった…?」

ほむら「…ごめんなさい、私のせいで…」

さやか「…ま、どうせなるかならないかで迷ってたし決断出来てちょうどいいかなーって感じだったし、後悔はしてないよ」

まどか「………」

さやか「…二人とも! 今日は私の初陣なんだからもっと明るくなりなよ!」

まどか「う、うん! 頑張って!」

ほむら「……ええ」

ほむらは何処か諦めた様な笑顔を浮かべた

男「…じゃあ行くか、今日はさやかがソウルジェムで探索するんだろ?」

さやか「そうさ! さやかちゃんに任せなさい!」ドンッ

さやかはそう言って、胸をドンと叩く

さやか「じゃあ早速…おろ?」

探索を開始した瞬間、ソウルジェムが反応する

マミ「あら? もしかしてこの辺り?」

ほむら「にしては…魔女の気配は感じないわ」

さやか「あれー…? も、もしかしてもう故障?」

ほむら「機械じゃないんだから…故障なんて起こさないわよ」

マミ「キュゥべえ、何が起きてるか分かる?」

QB 「恐らく、魔力を感じにくいほど弱いのか…もしかしたら非常に隠密性の高い魔女なのかもね」

さやか「オンミツセイ?」

男「隠れるのが上手いって事だ」

まどか「ど、何処にいるんだろう…?」

マミ「これは、結界を目で探すしか無いわね…分担して探す?」

ほむら「いえ、もしかしたら奇襲が得意なタイプかもしれないわ…だったら固まって動いた方が安全よ」

男「だな、いきなり首を落とされたりしたらたまったもんじゃ無いしな」

まどか「く、首を落とされる…」

さやか「またまた…そんな怖がらせないでよね、ありえないよ」

ほむら「あら、魔女相手に「ありえない」なんて言葉は通じないわよ…なんせ魔女自体が「ありえない」存在なのだから…それぐらいは想定した方が良いわ」

さやか「り、了解…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 15:46:14.27 ID:LrKzQEEt0<> マミ「見つからないわね…」

さやか「反応も変化しませんし…」

ほむら「よっぽど隠れるのが上手いのね…」

まどか「結界から出てきて襲ってきたりしないよね…?」

男「「ありえない」って言いたいが…相手は魔女、どんな例外がいるか分からない…可能性はあるな」

ワルプルギスも結界に隠れないしな…もっとも、隠れる必要が無いだけだが…ん?

男「おい、アレ…」

さやか「え? あ…?もしかしてこれ?」

目の先には、ちょうど中学生女子がギリギリ入れるサイズの扉があった

まどか「小さいね…」

ほむら「もしかしたら、一人入った瞬間に閉じ込める気かもしれないわね」

マミ「だとしたら、誰が入る?」

さやか「…私が行くよ」

男「さやか?」

さやか「せっかく私の初陣だし、活躍させてよ」

ほむら「駄目よ、いきなり一人は危険だわ」

さやか「大丈夫だよ、私なら怪我しても治せるしね…それとも、ほむらは私を信頼してないの?」

ほむら「…それは…」

男「ほむらの負け、だな」

マミ「そうね、…でも美樹さん!絶対に無茶しちゃ駄目よ!」

さやか「分かってますよ」

さやかが扉を開け、中に入る

その瞬間、扉が閉まり黒いカーテンの様なモノで扉が巻かれた

ほむら「さやかっ!」

一番にほむらがカーテンを取ろうとし、それに遅れて三人も取ろうとするが全く取れない

マミ「これは…」

男「さやかに任せるしかない…だな」

まどか「さやかちゃん…」

ほむら「………」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 16:04:55.69 ID:LrKzQEEt0<> 魔女の結界 さやか視点

バタン!

私が入った瞬間突然扉が閉まり、真っ暗になる

さやか「うひー、マジで閉じ込められちゃったよ…しかも真っ暗」

そんな事を言いながらとりあえず変身して、前に進む…だけど

ヒュ! シュパ!

さやか「痛っ!?」

風切り音が鳴ったと思ったら、突然足に痛みが走る…手で触って見ると血が出ていた、どうやら切られたようだ

それが合図の様にそこら中から風切り音が鳴り皮膚をを切り裂かれる

さやか「痛っ!イタタタタ! もう!なんなのさ!」

私は闇雲に剣を振り回すが、掠りはするが当たらない
そしてどんどん切り裂かれ、頭がクラクラし始める

さやか「やっば、血が出過ぎた…!?…落ち着けー…落ち着けー私…」

私は血が抜けて少しボッーっとしてきた頭で昨日の練習を思い出す

さやか「えーと…体を治すイメージ…!」

すると体が僅かに光り、痛みが引いてきて、頭もハッキリする
しかし、治した端からまた切られていく

さやか「じり貧だな…えーと…確か音も聞いて相手の動きを見切って…」ブツブツ

更に練習を思い出す、音がした所を…

ヒュ!

さやか「! そこだ!」

ズバッ!

瞬間、使い魔を剣で切り落とした

さやか「…よし、行ける!」

そして私は、どんどん使い魔を切り落としていった

<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 16:14:33.80 ID:fyucrqEJ0<> それが30分続き、ついに風切り音はしなくなる

さやか「ぜぇ…ぜぇ…お、終わった?」

音がしなくなったのを確認して、傷を癒しながら先に進む

相変わらず何も見えないが、壁づたいに歩いたりしてなんとか奥に進めた

そして僅かに感じる程度だが、魔力を感じる

さやか「ここ…かな?」

目の前に手を出すと、布の様な物が垂れ下がってる…カーテン?

さやか「…行くっきゃないよね」

私はカーテンらしきモノを掻い潜り前に進んだ

突如、人工的な光が目の前に移った

さやか「魔女!?」

そこには黒い布を身に纏い、光りをあまり反射しないナイフを持った以前より二回りは小さな魔女がいた
人工的な光は、大きなスタンドグラスから出てるようだ

その部屋を見回すと、無惨にボロボロになったぬいぐるみが大量に転がっていた

さやか「うわー…悪趣味だ」

突如魔女がナイフをスタンドグラスに向けて投げ、割る
そして先程の様に真っ暗になる

さやか「さっきの使い魔と同じ戦法か…でも僅かに魔力を感じる分、こっちの方が楽かもね!」

私は、剣を構えた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 16:34:29.99 ID:LrKzQEEt0<> 結界前 男視点

まどか「さやかちゃん…」

マミ「…もう一時間も立ってるわね…」

ほむら「…ねえ、男の剣ならカーテン消せるんじゃないの?」

男「見た感じ、あの扉とカーテンは繋がってた…もしかしたら扉ごと消えるかもしれない」

そしたら、さやかも出れなくなるかもしれない

ほむら「くっ…!」バンバン

ほむらがカーテンに銃を撃ち込む、これで三回目だ

QB「落ち着きなさいよ、君の武器ではそれは壊せない」

ほむら「うるさい! さやかが…!」

まどか「…さやかちゃんなら、大丈夫」

ほむら「えっ?」

ほむらがカーテンに向かって銃を構えながら反応する

まどか「私はさやかちゃんを信頼してるから、だから大丈夫だと思うの」

ほむら「まどか…」


突如、扉が歪む…そして


さやか「遅れてゴメ…って! 銃向けんな!」

四人「さやか「美樹」「ちゃん!!」「さん!!」!!」

ほむらが銃を下ろす

まどか「良かった…グスッ」

まどかが潤んだ目を吹きながらそう言った

男「まったく…時間やけに掛かってたが、何があったんだ?」

さやか「いやー、中は真っ暗だし使い魔も魔女も速いわ見えないだわで…待ち戦法してたら時間掛かっちゃった」

マミ「もう、心配かける子ね…暁美さんなんてさっきから「さやか…」って呟いてたのよ?」

ほむら「マミ…!」

さやか「んー? ほむらは私を心配してくれたのかなー?それとも寂しかったのかなー?」

ほむら「ち、違っ…! 私はただ、貴女に大きな借りがあるから、それを返せなくなるのが嫌なだけで…!」

さやか「〜っ! もうこの子は! これか!? これがツンデレなのか〜!?」

さやかはほむらに抱き付きながらそう叫ぶ

ほむら「だ、誰がツンデレよ!」

男「…くっ」

まどか「ウィヒヒ…」

マミ「…フフ」

さやか「…くくっ」

ほむら「…クスッ」

5人「ははははははっ!!」

俺達は、友達の生還に楽しく笑った… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/01(木) 16:37:12.83 ID:/LbZRKkT0<> 今日はここまで…なんか今まで以上の駄文になってしまいました

何気にさやかは戦闘センスは高いと思います
結局負けたとはいえ、杏子相手に頑張っていましたしね

更に今回はなった時期が早く、優秀な先生が三人もいますしね

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/01(木) 18:52:42.93 ID:2l5IaTG6o<> マミさんの屋上ぼっち飯が容易に想像できる・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<> <>2012/11/01(木) 21:54:47.68 ID:bYW7UTlno<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/01(木) 22:48:29.46 ID:N0L80ehS0<> ここのさやかちゃんは最終的には上条を仁美に任せそうだ
今回も前回みたく魔法少女の秘密を知らないままワルプル戦いくとは限らないし…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/01(木) 23:24:29.30 ID:ttFa/lym0<> メガほむの時にも男が現れてくれてほむらに手を差し伸べてくれるお話があると信じてる!
男はきっとずっと前からほむらを守ってくれてるに違いない! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/02(金) 07:33:32.05 ID:Yik8qwwq0<> そういえば、男ってホムラーだけど、どのほむらが好きなんだ?
真のホムラーなら全ほむら(メガほむ、クーほむ、リボンほむなど)が好きだよね?(腹黒い微笑み) <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 14:40:14.81 ID:0V9WmThq0<> どうも、今週は月火水木金土日で仕事な>>1です

>>905
もちろん全ほむらが好きですが、特にクーほむが一番好きです


では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 15:13:04.28 ID:UdVv2tcm0<> 放課後

今日はさやかとまどかは恭介の見舞いを終えてから来るらしい…が

今日はシャルロッテが現れる日…俺とマミさんは一緒に下校していた

マミ「それにしても、男君達の家と私の家は別の方向よね? どうして今日に限って…」

男「たまにはと思いまして…ほむらはさやか達と下校してますし」

マミ「そういえば貴方達っていつも一緒よね」

男「まぁ、そうですね」

ついでに何故二手に別れたというと、さやかが魔法少女になってる為、もしかしたら一人で突っ込み兼ねないのでそのストッパーにほむらを、俺はマミさんと一緒に行動出来るように別れたからだ

マミ「…ね、ねぇ?もしかして男君と暁美さんて、付き合ってるの?」

突然、マミさんがそんな事を言ってきた

男「…え!?」

マミ「だって同棲してるし、お互いがお互いを理解しあってる感じだし、いつも一緒だし…」

男「ど、同棲してるのは俺の住む家が見つからなかったから仕方なくですし、理解しあってるのは一緒にいる時間が長かっただけですし、いつも一緒なのは同棲してるからですし…そ、それに」

マミ「それに?」

男「…ほむらが俺みたいな奴なんかを好きになる訳ありませんしね…それに釣り合わないですよ」

マミ「そ、そう…(暁美さん、本当に大変ね…)」

男「…後、そういうの以上にほむらにはとても大事な目的があります」

マミ「目的? ワルプルギスを倒す事じゃないの?」

男「…もしかしたらワルプルギスを倒す事以上に大事な事です、むしろワルプルギスを倒すのはその目的を果たす為ですよ」

マミ「…貴方はその目的を知ってるの?」

男「ええ、よく知ってます」

それが失敗した時の結果も…ね <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 15:28:00.30 ID:p6BCtN4w0<> マミ「…ねぇ、一つ聞いていい?」

男「なんですか?」

マミ「貴方は、暁美さんの事はどう思ってるの?」

男「…大事な親友、仲間…それ以上に「パートナー」ですかね」

マミ「パートナー?」

男「はい、パートナーです」

マミ「(これで付き合って無いのね…)…じゃあ、貴方は…暁美さんの事好き?」

男「…ぶっちゃけこういう事言うの恥ずかしいんですが、………好きです」

うっわ、顔が熱くなるのを感じる…

マミ「そう…告白したりしないの?」

男「…さっきも言いましたが、俺とほむらはパートナーですし…それ以上にならない方がいいんですよ、ほむらの信念を揺るがせない為にも」

マミ「……そう、大変なのね(二人とも)」

男「ま、そうですね」

そんな事を話してたら…


まどか「マミさん! 男君!」

来たか…!

マミ「鹿目さん!? いったいどうしたの!? 美樹さん達は!?」

まどか「さっき、病院の駐車場にグリーフシードが刺さってまして…もう孵化するからって二人を呼ぶようにほむらちゃんに言われて…それで…!」

男「分かった、すぐ行く」

マミ「病院の駐車場ね?」

まどか「は、はい…」

男「……まどか、ちょっと失礼」

まどか「えっ? …わぁ!?」

俺はまどかを、俗に言うお姫様抱っこで持ち上げる

男「これで真っ直ぐ走った方が速い、嫌だろうがちょっとだけ我慢してくれ」

まどか「う、うん…(別に嫌じゃないし、むしろ…///)」

まどかは落ちないように、首に手を回す

マミ「…はぁ、「真っ直ぐ」行くのね?」

男「はい、「真っ直ぐ」行きます…よ!」

まどか「わっ…!?」

俺は病院のある方向に跳んだ

マミさんもその後ろに付いてくる、魔法で足を強化してるようだ

そのお蔭であっという間に病院の駐車場に付いた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 15:38:26.40 ID:kQqvMaU10<> 魔女結界前

マミ「もう孵化してる…!」

俺はまどかを下ろす

まどか「あっ…」

男「?…二人は中か、結界を展開された時に巻き込まれたか」

マミ「私達も入るわよ」

まどか「はい」

俺達は結界内に入っていった


魔女結界内


その道は特に使い魔もいなかったが、様々なお菓子のような物が飾られてる長い廊下の様な道だった

マミ「とりあえず、魔力を感知したら分かるから…こっちね」

男「はい」

そして俺達は先へ進む

まどか「…こんな時に、私だけ力になれなくて、ごめんなさい…」

男「…気にしなくていいさ」

マミ「そうよ…それに、私達魔法少女は死ぬ時は誰にも気付かれないのよ、大抵魔女に殺られて、ね…だから私達を忘れないでいてくれる鹿目さんがいるだけでもとても心強いのよ?」

まどか「…ありがとう、ございます…」

マミ「…誰にも気づかれず死ぬのって、とっても辛い事なのよ? それだけは分かってね?」

まどか「…はい!」

男「…ここですね」

そこには大きめの扉があった

マミ「ええ、開けるわよ」

ガチャ

マミさんは、その扉を開けた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 15:53:22.33 ID:WpkiWxBM0<> 魔女結界最深部

さやか「あっ! マミさんとまどか!それに男も!」

ほむら「ちゃんと呼んでくれたのね、ありがとうまどか」

マミ「…あら? どうして二人は戦ってないの?」

さやか「いやー、ほむらのヤツが「男達が来るまで待機よ」なんて言うからさぁ…」

QB「恐らくここの魔女なら二人で大丈夫だと思うんだけど…」

ほむら「油断は駄目よ、どんな強さの魔女か分からないんだから」

…本当は、確認したい事があったからなんだがな

男「魔女は?」

さやか「…どうやらアレみたいなんだけど…ほら、あのちっちゃいの」

マミ「アレ?……!? うっ…!」

まどか「マミさん!?」

マミさんが、突然うずくまる

マミ「ご、ごめんなさい…何故かあの魔女を視界に入れたらいきなり気分が…もう大丈夫よ」

…やっぱり、まさかかと思ったが
実は昨日の夜、ほむらとこの日に付いて話した時にある仮説が生まれた

それは「もしかしたら、前回の時間軸の事をまどか達は僅かに覚えてるかもしれない」という、仮説

まどか達と話をしてる時に、時々「そういえばこんな事があったような…」と、この時間軸では体験してない…前回の時間軸の話が出てきたからだ

特にここの魔女はマミさんがトラウマになった原因、マミさんには悪いが試させてもらった

さやか「本当に大丈夫ですか?」

マミ「え、ええ…行くわよ!」

男「…はい!」

俺達は、一斉に武器を構える <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 16:03:45.55 ID:3O3pXKPE0<> 正直言えば、圧倒だった
なにせ魔法少女が三人もいるしな

そしてマミさんが魔女に止めを刺そう拘束し、巨大な銃を構える

マミ「ティロ・フィナーレ!」

しかし、魔女は体を細めて拘束を抜け出し「本体」を口から出した

マミ「……え?」

ザシュ

マミさんが完全に硬直するが、さやかが魔女の細長い体を横から真っ二つにし、ほむらも魔女の口の中に爆弾を入れた

ドォン!

爆弾が爆発し、魔女は倒れグリーフシードになった

ほむら「…終わったわね」

さやか「…どうしたんですかマミさん? 今日のマミさん、なんか変ですよ?」

マミ「…ごめんなさい、何故だかあの大城な魔女に頭を噛み千切られそうになるような、そんな幻覚が見えて…」

ほむら「…もしかしたら魔女の能力かもね、でも倒したから大丈夫よ」

マミ「え、ええ…」

…やっぱり、か…すみません、マミさん

マミ「…グリーフシードを回収して、魔力を回復させましょ?」

さやか「…はい」

グリーフシードでマミさん達は魔力を回復し、俺達もそれぞれ帰路に付いた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 16:12:22.93 ID:2LCXdVgl0<> ほむホーム

男「やっぱり、前回の時間軸の記憶が僅かに、特に印象深い出来事の記憶が残ってるようだな」

ほむら「ええ…まどかが私とワルプルギスが戦ってるのを夢に見る事はあったけど、今回みたいにマミ達の記憶にあるなんてパターン初めてよ…どうして今回に限って…」

男「…うーん、何か今回と前回に今まで無かった事あるか?」

ほむら「…あるわ」

男「それはなんだ?」

ほむら「…貴方がいる事よ、男」

男「…俺が、いる事か」

ほむら「もしかしたら貴方が一人この世界に入った事でズレが起きて、その結果印象深い記憶が前回から引っ張り出されてるのかもしれないわね」

男「ズレ、か…」

ほむら「今の所、利にも損にもなってないけど警戒する事に越した事は無いわ ね」

男「…だな、…よし!今の情報だけで考えても仕方ないな、飯にしよう!」

ほむら「…ええ、分かったわ」

そして夕食を食べ、少し話(さやか達と一緒にいた時どんな話をしてた?など)をしたりして、その後眠りに付いた…


次は、杏子だな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/02(金) 16:14:17.64 ID:2LCXdVgl0<> はい、今日はここまで…いつの間にか>>900越えてたんですね

マミさんは生存しました
やったねマミさん!

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 16:29:38.18 ID:MH/76wZC0<> 乙ーん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<> <>2012/11/02(金) 17:46:26.13 ID:rKPumlrMo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/11/02(金) 19:15:05.45 ID:tk74U0aw0<> お疲れ様! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 19:44:16.50 ID:+SBh9bJSO<> まだ油断はできない。前の記憶が何かしらのマイナスになる危険性も出てきたから。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/02(金) 20:08:36.56 ID:Yik8qwwq0<> >>917
前世の記憶のせいでまどかが小説版(黒歴史)みたいにメルヘラになってしまうのか……
男とほむらの関係を知って契約を・・・アワワ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/02(金) 20:35:01.20 ID:sgXe2+yOo<> シュタゲ臭くなってきたぞこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 20:52:35.64 ID:QbsE3kkDO<> メンヘラ魔法少女枠はオリコで間に合ってます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 09:13:48.60 ID:rQLKeMZP0<> >>918

ラスボスはダークアルティメットまどかですねわかります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/03(土) 12:23:47.08 ID:FY/v0f5a0<> このスレではまどかのエネルギー回収の欲しさにQB(てか、コイツ感情あるだろ)がワルを呼んだ設定だけど、効率が悪いし合理的じゃないよね?
いつもは傍観者のQBが干渉するとしたらまどかを契約させるのに鹿目家の人間を事故で重症させたりすればいいのに……
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/03(土) 14:17:46.32 ID:qTDkiwRN0<> 今日は親が風邪を引いてしまったので、その看病をするため投稿する暇がありません
なので今日はお休みさせていただきます
申し訳ありません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/03(土) 14:20:08.51 ID:1gNumRs1o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)<>sage<>2012/11/03(土) 14:22:58.13 ID:EaJlCkefo<> しゃーなしやね
親御さんを御大事に <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/04(日) 15:14:12.93 ID:fuTOR7aS0<> 今日は仕事が非常に長引き、二日連続ですいませんが投稿できません
今も休憩時間になんとか書いてる状況です
明日二日は休みなので、必ず投稿できます
申し訳ありません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/04(日) 15:16:32.67 ID:eWPom5Z9o<> 一週間の更新停止を耐えたからこれくらいは <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<><>2012/11/04(日) 22:41:59.80 ID:O1l4YK2i0<> 頑張って〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/05(月) 13:00:05.44 ID:iTPKz4gF0<> 男は実はほむらがまどかのことが好きだと勘違いしていると思った。だから、ほむらの好意に気づかない
今までの描写的にはありえないか…… <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 14:36:13.53 ID:Jo+kHQNR0<> やっと仕事が落ち着きました…週末含めて1週間休みなしは辛いですね

>>922
事故は他の女の子が契約しても治せますが、ワルプルギスは正攻法が無理ならまどかが契約するしか対処出来ません
なので面倒くさくても、より確実な方法を取りました

>>929
それ以前に男がほむらに恋愛対象として見られるのを諦めてるので、好意に気付けません
なので今の所両方が片想い状態です

では、二日ぶりに再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 14:54:10.25 ID:572HjUWN0<> 放課後

さやか「うーん…1週間終わったぁー!」

まどか「明日から週末だね」

仁美「今週の週末はお稽古がありませんから、のんびり過ごせますわ」

週末か…杏子に会いに行くならちょうど良いな

しかし、その前にさやかと恭介をどうにかしなくちゃな…

ほむら「男」

男「ん、分かってる…さやか!」

さやか「ん? 何?」

男「ちょっと話したい事があるんだが…この前の喫茶店に一緒に来てくれないか?」

さやか「ここじゃ駄目なの?」

ほむら「…出来れば喫茶店の方がいわね、奢るわよ?」

さやか「ん〜…分かった! というわけで二人は先に帰っててね!」

まどか「あ、うん(魔法少女関係かなぁ?)」

仁美「分かりましたわ」

男「じゃ、行くか」


喫茶店


さやか「んで? 話って?」

男「…上條恭介の事なんだが」

さやか「恭介がどうしたの?」

ほむら「…率直に言うわ、彼にCDを渡すのはもうやめた方が良いわ」

さやか「…どうして?」

ほむら「…怒らないの?」

さやか「「渡すのはやめて」じゃなくて「渡すのはもうやめた方が良い」なんでしょ? つまりやめなきゃマズい事でも起きるのかなってさ…二人とも頭良いから何かに気づいたのかなってさ…」

…やっぱり、さやかは鋭いな

男「実はそうなんだ…まず恭介は腕が使えないだろ?」

さやか「…うん、事故でね…でもリハビリしてるしその内治ると思うよ?」

ほむら「…治らないのよ」

さやか「…へ?」

ほむら「その腕は、治らないわ…奇跡でもない限り」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 15:07:59.20 ID:bsOhncmF0<> さやか「そ、そんなまたまた…冗談にしては質が悪いよ?」

男「…遠回しに言って余計に絶望させないように言っとく…本当だ」

さやか「で、でも恭介は治るって…!」

ほむら「それはまだ本人も知らされてないから、恐らく今日辺り伝えられるわ」

さやか「…本当、なんだね」

男「…信じるのか?」

さやか「二人はこんな事で嘘を付かないってぐらい、この一週間で理解したよ…そっか、やっぱりなぁ」

ほむら「やっぱり?」

さやか「何となく嫌な予感はしてたんだ…私がお見舞い終えて病室を出た時、たまたま会った医者の先生が辛そうな顔してこっち見ててさ、もしかして…と思ってね」

…その医者は恭介が治らない事を知ってたんだろうな

さやか「…そしたら私、今までもう弾く事が出来ない曲を何度も聞かせてたんだなぁ…酷い事しちゃったなぁ」

ほむら「…さやかはどうするの?」

さやか「…そうだね、まず謝らなくちゃ…でも会わせる顔が無いなぁ…」

…実は治せる方法はある、でもそれはさやかが決心しなくちゃいけない

ほむら「…それでも、一番辛いのは上條恭介よ…貴女が支えないで誰が支えるの?」

さやか「………うん、分かった…とりあえず話してみるよ」

男「…さやか、あんまり無理すんなよ」

さやか「私は、大丈夫だよ…じゃ、コーヒー代お願いね?」

ほむら「ええ」

そしてさやかは喫茶店を出た


ほむら「…本当に、大丈夫なの?」

男「後は、さやかの心しだいだな」

俺は冷めてしまったコーヒーを一気に飲み干した <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 15:20:35.95 ID:PdhVEX+g0<> 病院への道 さやか視点

ほむら『その腕は、治らないわ…奇跡でもない限り』

さやか「奇跡…か」

魔法は奇跡を起こす力って言うのを昔何かで見た事がある
なら私はその奇跡を起こす力を持っているのだろう

でも…

さやか「信じて、くれないよね」

いくらなんでもいきなり「私は魔法少女」なんて言っても信じてくれないだろう…例え変身したりして信じられても、もしかしたら怖がられるかもしれない

人は自分の持ってない力を持つ相手に恐怖してしまうって聞いた事がある

さやか「…どうしようかな?」

そんな事を考えてたら病院に着いた

さやか「…とりあえず、謝りに行こう」


病院内


私は恭介の病室から、医者の先生が出てくるのを見かける

さやか「あの、すいません」

医者「ん? ああ、さやかちゃんか」

さやか「ちょっと話したい事があるんですが…よろしいですか?」

医者「構わないけど…休憩室で話そうか」

さやか「はい」


私は休憩室で恭介の腕の事を聞いた
…やっぱり治らないようだ

そして先程、それを恭介に伝えたのも聞いた

医者「…ごめんね、力が及ばなくて」

さやか「…いえ、皆さんが恭介の為に頑張ってくれたの良く分かります…皆さんの、ましてや先生の責任では無いです」

医者「そう言ってくれると、助かるよ」

さやか「…じゃ、ありがとうございました」

医者「うん、…奇跡でも起きてくれるといいんだけどね…」

……奇跡か <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 15:31:11.78 ID:5Yhjx2ZN0<> 恭介の病室

コンコン

恭介「…あ、どうぞ」

ガララ

さやか「…失礼します」

恭介「あ、さやか…ありがとう、今日も見舞いに来てくれて」

…やっぱり恭介の顔にも分かりやすいぐらいに陰が出来てるなぁ

さやか「気にしなくていいよ、私が好きでしてるだけなんだからさ…あのね恭介?」

恭介「うん? なんだい?」

さやか「私、恭介に謝らなきゃいけない事があるの」

恭介「謝らなきゃいけない事?」

さやか「…まず、腕の事…さっき医者の先生に聞いたの」

恭介「…そっか」

さやか「ごめんなさい、勝手に聞いたりして…それと…何度もCD持ってきてごめんなさい」

恭介「えっ?」

さやか「だって、もう腕が治らないのにバイオリンのCDを何度も持ってきてさ…これじゃあ虐めだよ」

私は、必死に涙を堪える

恭介「…ああ……でも、少なくとも二人で聴いてた時は楽しかったよ」

さやか「へ?」

恭介「腕の事を知らなかった事もあるけど、ああやって持ってきてくれなきゃ頑張ってリハビリなんて出来なかったよ」

さやか「…ごめんね」

恭介「…もう、治らないんだなぁ…先生は奇跡でも起きないと駄目だって言ってたけど、奇跡なんて無いよね…」

奇跡……うん!

さやか「…あるよ」

恭介「え?」

さやか「奇跡は起こる…ううん、私が奇跡を起こす」

私はソウルジェムを取りだし、そして…

パァァ

恭介「さや…か?」

変身した <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 15:36:51.99 ID:5Yhjx2ZN0<> さやか「私、魔法少女なんだ」

恭介「魔法、少女?」

さやか「うん」

私は魔法少女に付いて話した
友達を助ける為に契約して、魔法少女になった事
そして災厄をもたらす魔女と戦ってる事を

恭介「………」フルフル

…恭介、震えてる
「こんな時に冗談言うな」って怒っちゃったかな?
それとも、やっぱり怖いのかな?

恭介「……す…」フルフル

さやか「す?」


恭介「凄いよさやか! 魔法少女なんて!」


さやか「…え?」

恭介「やっぱり魔法使って戦うのかい!? 魔女ってどんなヤツなの!?」キラキラ

え……

さやか「えええぇぇぇーー!??」

まさかの、予想外過ぎる答えだった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 15:49:29.53 ID:AaXpt0nb0<> とりあえず恭介を落ち着かせて、話を再開する

さやか「…それで、私は回復魔法が得意だからその腕治せるかもしれないんだ」

恭介「なるほど…」キラキラ

こんなテンションの高い恭介は初めてだなぁ…


さやか「じゃ…行くよ」

私は魔法を使って自分の怪我を治したりしたけど、他人の、それも重症を治した事は無い

でも、治してみせる…私の傷を治すイメージをするように、恭介の腕を治すイメージを…

私は恭介の腕に手を添える
そして、ソウルジェムと私の手が青く光りだす

そして……

さやか「…どう、かな?」

恭介は自分の左手を見つめて…

指を、動かした

さやか「あ!」

恭介「動く…動くよさやか!」

さやか「恭介!良かったぁ!」

私は思わず恭介を抱き締めた


ガララ

医者「どうしたんだい? そんなに大声出して」

そして直ぐに変身を解き、離れた
…見られて無いよね?

恭介「僕の左手が…指が動くんです!」

医者「なんだって!?」

医者の先生が素早く恭介の腕を触り、確かめる

医者「本当だ…治ってる! …奇跡だ!奇跡が起きたんだ!」

恭介「いえ、奇跡と言うよりは…」チラッ

私は自分の唇に指を添える

恭介「…いや、先生達が頑張ってくれたから、だから奇跡が起きたんです」

医者「良かった…良かった…!」

医者の先生は嬉しそうに涙を流していた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 16:09:09.55 ID:PdhVEX+g0<> とりあえず、暫く左腕をまともに使ってなかったので、1週間左腕のリハビリをして、その後退院するらしい
それと、足は時々通院していれば一年程で治るようだ

とりあえず私はルンルン気分で家に戻った

さやかの部屋

私は連絡網を見てほむらの電話番号を確認して、電話を掛ける
ついでに男のはいつ、いくら掛けても使用中だったりして掛かった試しは無かったりする

さやか「もしもし!私私!」

ほむら『私私詐欺なら間に合ってるわよ』

さやか「ちげーよ! あのさ、今日恭介にさぁ…」


ほむら『…そう、話したのね』

さやか「まさか恭介が魔法少女大好きだとは思わなかったけど…でも、思い出してみれば昔から魔法少女系のアニメ、何時も一緒に見てたっけなぁ…」

ほむら『でも、今回はしょうがないけどあんまり魔法少女の事、一般人に話さないでね? 信じてくれなかったり悪用されたりしかねないから』

さやか「悪用? されたりすんの?」

ほむら『可能性は低いけど、たまにあるって話は聞いた事あるわ…普通の人間からすれば、魔法少女の能力はとんでもないものばかりだしね』

さやか「そっかー…でもそんな奴ら魔法少女ならケチョンケチョンに出来るんじゃない?」

ほむら『出来る状況ならね、でも恋人や家族が人質に取られたら…』

さやか「あー…なるほど」

ほむら『貴女の能力もそうだけど…悪用出来ない力なんてこの世には無いのよ』

さやか「ふーん…悪用出来ない力は無い、か」

ほむら『ええ、悪い奴の怪我を無理矢理治させられたりしたら…その悪い奴のせいで更に怪我人…下手すれば死人も出るわ』

さやか「うわー…なんか魔女ぐらいに厄介だね、それ…分かった、気を付けるよ」

ほむら『お願いね』ピッ

ツーツーツー

さやか「悪用か…確か魔法少女にも魔法を悪用したりするヤツもいるんだっけなぁ?」

私はそう考えながら、眠りについた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 16:10:52.26 ID:CNReCgcco<> 良かった。この痛々しさで最後まで駆け抜けて欲しいわ。
最初から見てるけど最後まで期待してるww <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/05(月) 16:11:33.43 ID:PdhVEX+g0<> はい、今日はここまで…恭介は腕が治り、まどポ仕様となりました

なんかご都合主義にも感じられると思いますが、今使える力で、なおかつ前回と違う展開にするにはこれぐらいしか思い付かなかったので…

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 17:50:47.43 ID:9aben3dSo<> わっふるわっふる
このさやかは魔女化しない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 17:55:13.53 ID:CBEq94CIO<> 突き抜けたご都合主義が見たかったんや! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 18:23:17.30 ID:JqIPs+lDO<> あのネタルートか
あのルートの彼だけは好感が持てる
他のルート?

死 に 腐 れ ! ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 21:00:42.14 ID:kvSbuEjD0<> 乙。どうしても男の容姿がSAO2期のキリト君を妄想してしまうww
そろそろほむらに戦闘用の服をデザインしてもらわないとだなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/05(月) 21:02:33.45 ID:vSFbC7j7o<> アレン君で通すなら通して欲しかった乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 00:48:00.15 ID:2Ur6tv/80<> 乙ー
上条君はやっぱりそうなるんだなwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 09:38:51.51 ID:2aB66yVjo<> その後きっとキョウスケくんは赤い巨人を駆って魔女を倒す戦士になるんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/06(火) 12:23:20.77 ID:LyDI7UTW0<> これはハッピーエンドになりそうだ(多分)
いや、そうなる事を祈ってるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 13:42:56.59 ID:nzKCSPHDO<> ワルプルがアップを始めました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 13:43:54.44 ID:2aB66yVjo<> ワルプル!ワルプル! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 14:32:51.60 ID:2Csti+mf0<> >>943
基本は見滝原中の制服ですが、週末や買い物の時は私服を着る場合があります
男はそこまでこだわりはありませんが、白と黒の色の服を好みます
後はご想像にお任せください
ついでに戦いで破れた時は、ほむらに魔法で治してもらってます(特に強化はしてませんが)

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 14:48:17.23 ID:2Csti+mf0<> ???

QB「…それでね、見滝原には三人の魔法少女…その内一人はイレギュラーで、もう一人とびっきりのイレギュラーがいるんだ」

?「なんじゃそりゃ…一人はマミだろうけどさ、なんでそんなに集まってんだ?」

QB「僕も横でこっそり聞いてただけなんだけど…どうやら四人の内三人がなんらかの目的があるらしいよ、確か人を救うとか…」

?「ハッ、魔法少女が人を救うために戦ってんのか? まあその中にはマミがいるだろうけど…で?そのイレギュラーって?」

QB「まず魔法少女の方は契約した覚えが無いんだ」

?「単に忘れてるだけじゃねーの?」

QB「僕は契約した相手は忘れないよ、そういう風に出来てるんだ」

?「…そうかい、で?もう一人のとびっきりのイレギュラーって?」

QB「…魔法少女じゃないんだ?」

?「? その何処がイレギュラーなんだ?契約してないだけじゃねぇか?」

QB「…でも、魔女と戦えるし、倒せるんだ…人間の男子なのにね」

?「…おいおい、ただの人間が魔女を倒してんのか? いくらなんでも嘘だろ?」

QB「僕は嘘は付けないよ…前見た時は魔法も使わずに、魔法少女以上の速さと力で魔女を打ち倒してたよ」

?「…そいつマジで人間か?」

QB「運動能力を無視すればただの人間だよ」

?「ふーん…ま、いいや…そんなに魔法少女が集まってるとこっちもいい迷惑だしね、見滝原のグリーフシードが足りなくなったらこっちに来かねないんでしょ?」


?「要はぶっ潰しちまえばいいんだろ?そのイレギュラーって奴らをさ」


QB「…僕はそこまで言ってないけどね、まぁ止める理由は無いよ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 15:12:04.83 ID:oy3jcckn0<> 喫茶店

今日は俺とほむらは喫茶店にて、静かにコーヒーを飲んでた

…前回と同じ変装をして

ほむら「来たわよ」

男「…だな」

視界の先にはさやかと仁美…そう、さやかが呼び出されたのだ

ほむら「…前回も言ったけど、私達の意味は?」

男「念には念を、だ…今回はさやかも魔法少女だしな」


さやか「…で?話って?」

仁美「…実はさやかさんにお伝えしたい事がありますの」

さやか「伝えたい事?」

仁美「私ね、前からさやかさんやまどかさんに秘密にしてきたことがあるんです…ずっと前から…私…上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」

さやか「…へ?……へ、へぇー、恭介の奴も隅に置けないねぇー」

仁美「…なので、私、告白しようと…」

さやか「……そ、そうなんだ」

仁美「……思ったのですが」

さやか「…え?」


男「何?」


仁美「私、実はこっそり上條君のお見舞いに来てましたの…さやかさん達に見つからないように時間をずらして」

さやか「………」

仁美「それで、昨日もお見舞いに来たのですが…腕が治ったと聞いて私の心も舞い上がり、上條君も凄く嬉しそうに話すのですが…何を話しても、ことあるごとに「治ったのはさやかのおかげ」など、さやか、さやか…ってその時、私の恋は終わったと確信しましたわ」

さやか「な、なんでそれだけで…」

仁美「ふふ、男性が特定の女性の話ばかりするのはその女性を慕ってるからですわ…流石に相手に好きな人がいるのを分かって告白する勇気はありませんわ」

さやか「で、でもそれだけで私の事が…その、好きだとは…」

仁美「あら、もしそうなら私が告白してもよろしいんですの?」

さやか「そ、それは…!」

仁美「冗談、ですわ…(…本当は、冗談じゃなかったらよろしかったのですが…)…後は貴女が決心するだけです」

さやか「だ、だから私は別に恭介の事好きじゃ…」

仁美「あら?私は別にさやかさんが上條君の事を好きなんて一言も言ってませんが?」

さやか「あう…」

仁美「…では、そろそろ私はおいとまさせていただきますわ」

さやか「あ、仁美…」

仁美「…最後に一言だけ」

さやか「?」

仁美「…どんな事があっても、私達は親友ですわ!」

さやか「!…うん!」

仁美は去っていった


ほむら「もう一度聞くわ、私達の必要性は?」

男「………すまん」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 15:34:53.96 ID:D/A+t0D40<> その後、暫く考え込んでたさやかは決心をしたかの様に席を立ち、支払いをして出ていった

男「…ま、これでさやかは大丈夫だろうな」

ほむら「そうね、…これから私達はどうする?」

男「そうだな…せっかくだしこの格好で色々町回ってみるか?」

ほむら「…こ、この格好で?(二人で?)」

男「面白そうだろ?」

ほむら「…そ、そうね…どうせ暇だしね」

男「じゃ、行くか」

ほむら「…ええ」

そして俺達は料金を払い、町に出た



ほむら「服装を大きく変えるだけで、何故か町がいつもと違う雰囲気になるわね」

男「…だな」

ほむら「それにしても、三つ編み…」

男「嫌か?」

ほむら「別に、懐かしいと思っただけよ」

男「…伊達眼鏡でも買うか?」

ほむら「遠慮するわ」

男「そうか、…どこに行く?」

ほむら「そうね…あ、図書館でも行ってみる?」

男「図書館か、行ってみるか」

そして俺達は図書館で時間を潰し、いつの間にか辺りは暗くなってた

ほむら「あら、もうこんな時間…結局図書館で過ごしてたわね」

男「そろそろ帰るか」

夜の公園

俺達はたまにはと公園を通って帰っていた

ほむら「…星、見えないわね」

男「都会だしな、田舎に行けば見れるかもしれんが…」

ほむら「そういえば、私しばらく星なんて見てなかったわね…」

…そうか、何回も繰り返してたもんな

男「じゃあ、今度皆で見に行くか?」

ほむら「皆?」

男「ああ…俺とほむら、それにまどかにさやかに、マミさんに杏子に…皆で星を見よう」

ほむら「…そうね、それもいいかもね」

そんな話をしていたら…

男「? あれは…」

まどか「ほむらちゃんに連絡できたら…あぁダメだ、携帯の番号分かんない」

ほむら「…まどか?」

まどか「え? …だ、誰?」

ほむら「誰って…ああ、こんな格好してたわね」

ほむらは三つ編みをほどき、俺もウィッグを外した <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 15:53:35.07 ID:uNTHrdRY0<> まどか「ほ、ほむらちゃん!? それに男君も!?」

男「どうだ?分からなかっただろ?」

まどか「う、うん…いつもと全然雰囲気違ってたし…なんかほむらちゃんに三つ編みは違和感無かったし…似合ってたよ!」

ほむら「…あ、ありがとう」

まどか「…って、今そんな話してる場合じゃなかった!」

男「…何があった?」

まどか「あのね、仁美ちゃんが…」

そして俺達は、仁美を含めた人達がフラフラと歩いてたのを聞いた…その姿はどこか正気とは思えなかったらしい
…なるほど、エリーか

ほむら「なるほど、魔女の口付けね」

まどか「魔女の口付け?」

ほむら「そういえばまだまどかは見た事無かったわね…要は魔女か人を操ってるのよ」

まどか「魔女が…!」

男「その人達は何処に向かってった?」

まどか「…こっちだよ、付いてきて!」

俺達はまどかの後ろを歩き、そしてその人達を見つけた

そして今まさに一人の女性が洗剤を混ぜようとしていた

まどか「! ダ、ダメ!」ドンッ

それにいち早く気づいたまどかはその女性を突き飛ばした

仁美「…何故止めるんですか?」

それを見ていた仁美がそう呟いた

まどか「だって、あれ、危ないんだよ!? ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」

仁美「邪魔をしてはいけません、あれは神聖な儀式ですのよ」

まどか「儀式?」

仁美「そう、私達はこれからみんなで素晴らしい世界へ旅に出ますの…それがどんなに素敵なことかわかりませんか?」

まどか「そんなの…分かんないよ! だって死んじゃうんだよ!?」

仁美「生きてる体なんて邪魔なだけですわ」

まどか「そんな…!」

ほむら「…無駄よまどか」

まどか「ほむらちゃん…?」

男「ああ、今の仁美達は魔女に操られてる…魔女を倒さないと止まらない」

まどか「じゃあ、早く魔女を…!」

ほむら「待ちなさい、その前にここにいる人達を気絶させとくわ…ほっとくと何しでかすか分からないわ」

そう言ってほむらは時には当て身で、時には魔法で気絶させてく

男「手伝おうか? 剣なら消せるだろうし…」

ほむら「一歩間違えたら首が落ちるわよ」

男「…それもそうか」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 16:07:34.73 ID:QTlWfAXF0<> ほむら「これで全員ね」パンパン

ほむらは手を払いながらそう言った

男「じゃ…探すか」

ほむら「ええ…多分この近くだと思うのだけれど…!こっちね」

ほむらの案内で魔女結界を見つけ、入った…その瞬間

パリン

まどか「え?」

結界が、崩れ去った

男「…先に誰か来てたみたいだな」

ほむら「そのようね…!使い魔!」バンッ

ほむらが残党らしき使い魔に発砲する…が

キンッ

ほむら「!」

弾かれた

?「おいおい、何やってんのさ?使い魔を狙うなんて」

この声は…!

暗闇から赤毛の少女が現れたら

ほむら「佐倉杏子…!」

杏子「ん? なんでアタシの名を…まあいいや、なんで使い魔なんか狙って…」

バンッ
キンッ

杏子「…人の話は最後まで聞くって、学校で習わなかったかい?」

男「少なくとも、大事な目的を邪魔するヤツの話も聞けとは習って無い…な!」シュバ!

俺は真空斬破で使い魔を狙う
杏子はそれを弾こうとするが…

ズバッ
ザン!

杏子「なっ…!?」

その槍ごと使い魔を真っ二つにした

杏子「…あーあ、もったいねぇな…グリーフシードが一個分消えちまったじゃねえか」

ほむら「あら? あの使い魔は人を襲うだけでまだグリーフシードは持ってないわよ?」

杏子「その口調だと、使い魔は魔女になる事を知ってるみたいだな…それなのに…ああ、さっきの攻撃といい、その考えといい…アンタらか」

杏子は斬れた槍を再生しながらこう言った


杏子「あのヤローが言ってた、イレギュラーって奴らは」


<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/06(火) 16:12:01.89 ID:QTlWfAXF0<> はい、今日はここまでです あんこちゃんが出てきました

エリーイベントを前回入れてなかったので、今回入れたんですが…杏子との出会いのきっかけに使わせていただきました
今回の仁美ちゃんには潔く下がってもらいましたが、やっぱりショックもあるのでそこを魔女に突かれましたって感じです

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 16:16:18.48 ID:fCJ47CeIO<> QBが焦って早めに煽ったか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2012/11/06(火) 21:52:26.02 ID:BAEUP4R/o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/07(水) 08:09:54.72 ID:4S8dTzAL0<> ラッキースケベ「オレの出番マダー?」

今のほむらなら男に着替え途中を見られて女の子らしい悲鳴をあげそう
オラ、ワクワクして来たぞ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 10:43:31.41 ID:Ld4KMzAA0<> オラもムクムクしてきたぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 13:48:46.12 ID:bFOArDyDO<> 見られて困る物なんてなさそうだが <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 14:32:27.95 ID:wea26wap0<> そろそろ次スレ上げるべきでしょうか?

>>959
ラッキースケベ…主人公の特権ですね
今回も番外編を入れる予定ですので、その時にまたテーマを安価するので、その時のテーマで何が起きるか決まります
その時にラッキースケベを入れれるかもしれませんね

では、再開します
<>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 14:52:31.84 ID:8dZTCS2p0<> あのヤロー…キュゥべえの事か

ほむら「イレギュラーね…何を持って言ってるかは知らないけど…」

杏子「魔法を使わず本物の銃を使う魔法少女と、魔法少女でもねぇのに戦える男子…アンタ達の事だろ?」

男「…まあ、そうだろうな」

杏子「アンタ達、なんで一つの町に何人も集まってるのさ?」

ほむら「それはこの町でしか出来ない目的があるからよ」

杏子「…キュゥべえの奴が言ってた、人を救うっていう下らない目的かい?」

まどか「下らないなんて、そんな酷い事…!」

杏子がまどかに槍を突きつける

杏子「うるせぇ、魔法少女でも無いヤツが口出しすんな…これはアタシ達の問題だ」

男「…その目的について、君に…杏子だったか、文句付けられる理由は無いんじゃないか?」

杏子「理由はある、こんなに集まったらグリーフシードが幾つあっても足りねぇ、その内隣町…アタシの縄張りを荒らされかねねぇしな」

ほむら「それは言い掛かりじゃないかしら」

杏子「かもな…でもそれ以上にアンタ達が気に入らねぇ、魔法少女になって尚、人の為に戦うなんて甘ったるいにも程がある…だから」

杏子が槍を構える

杏子「その甘い半端な覚悟で魔女と戦って、無惨に苦しみながら殺される前にアタシが引導を渡してやるよ」

男「…半端な覚悟かどうか、教えてやろうか?」

俺も剣を構える

まどか「ダ、ダメ! 男君ダメだよ! 魔法少女と戦うなんて…そんなの絶対おかしいよ!」

ほむら「まどか…貴女の優しい気持ちは良く分かるわ、でも喧嘩してみないと分からない気持ちもあるのよ」

まどか「でも…こんなの変だよ! 仲間同士戦うなんて…!」

ほむら「魔法少女同士の争いなんて良くある事、寧ろ私達みたいに協力してる事事態が凄く珍しいのよ」

まどか「そんな…そうだ! ほむらちゃん二人を止めてよ! このままじゃ二人とも怪我するよ!」

ほむら「怪我しないと分からない事もあるのよ…危険だからって全く怪我させないようにしたら余計に危険よ…もう黙ってちょうだい」

まどか「ほむらちゃん…」

そのまままどかは顔を伏せる

杏子「…煩いのが黙った所で…行くよ!」

男「ああ!」

俺達は二人同時に駆ける…が

ドンッ!

杏男「!?」

その中心に魔力の弾丸が撃ち込まれ、動きを止めた <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 15:12:01.08 ID:gZScZEeS0<> マミ「そこまでよ! 止めなさい二人とも!」

まどか「マミさん!」

杏子「マミ…チッ」

男「…マミさん」

マミ「…どうしてこんな事になってるの?」

杏子「コイツが甘ったるい事言ってるんでね…魔女に殺される前に殺してやろうと思ってね」

男「俺は分からず屋の頭を冷やそうとしただけですよ」

マミ「…全く二人とも…」ハァ

マミさんが溜め息を付いた瞬間、マミさんの後ろから足音が聞こえてきた

さやか「待ってくださいよマミさーん!」

男「さやか…」

さやか「もー! いきなりスピードを上げるんですもん…アレ?あの赤い子も魔法少女…?」

マミ「ごめんなさい美樹さん、懐かしい魔力を感じてつい…そうよ、魔法少女の佐倉杏子さんよ」

杏子「…チッ、また面倒臭そうなヤツが出てきやがったな」

さやか「むっ! 初対面でいきなりなんだよ! 魔法少女なら魔法少女らしく愛想良くしろよな!」

杏子「愛想? 敵同士でなんで愛想振り撒かなきゃいけないんだ?」

さやか「敵って…何言ってんのさ? 同じ魔法少女でしょ?」

杏子「…はぁ、コイツも「甘いヤツ」か…普通は魔法少女同士は敵なんだよ」

さやか「は?」

マミ「…佐倉さんの言う通りよ、普通は魔法少女同士は敵…グリーフシードを奪い合うのが普通なのよ」

杏子「グリーフシードは沢山ある訳じゃねぇしな」

さやか「…ちょっと、もしかしてそれで男達に危害加えたんじゃ無いだろうね?」

杏子「殺る前にマミのヤツに止められたんだよ、全く…まだ甘ちゃんは抜けてないのか」

さやか「マミさんの事そんな風に言うな! それに殺るって!立派な殺人未遂だ!」

杏子「魔法少女に法なんて関係ねぇよ、法を犯したら魔法使って騙せばいいんだからさ」

さやか「…アンタが、マミさんの言って「魔法を悪用する魔法少女」なんだね」

杏子「フン、アタシの魔法をどんな風に使ってもアタシの勝手だろ?」

さやか「…アンタさ、ムカつく」

杏子「…奇遇だな、アタシもムカつく」

さやか「…ごめんマミさん…止めないで!」ダンッ

さやかは変身し、剣を出してその場から杏子の所まで一気に近付く

マミ「美樹さん!」

男「…やらせてあげてください」

マミ「…男君?」

男「今の二人は戦わないと分かり合えない…危なくなったら止めますよ」

マミ「…分かったわ、貴方の判断に任せる」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 15:29:49.09 ID:X1+QM/Hj0<> キンッ

さやかは真っ直ぐ杏子を狙うが、槍に弾かれる
弾かれるまま後ろに下がり、衝撃を殺して着地する

杏子「直情馬鹿か…アンタ、もしかして人の為に願い叶えて魔法少女になって、人の為に戦ってるんじゃないだろうね?」

さやか「…だからどうしたのさ」

杏子「馬鹿だなテメェ、なんで一度きりの願いを他人に使っちまったさ?」

さやか「…フン、どんな願い叶えようと私の勝手でしょ?」

杏子「…うぜぇ、超うぜぇ…その甘ったるい考え、アタシが叩き直してやるよ!」シュパ!

杏子が槍を鎖のように伸ばし、さやかの死角から素早く刃を振りかざす

さやか「…甘いよ!」キンッ

杏子「なっ…!?」

しかしさやかは、「刃を見ないで」弾いた

さやか「こんなの、前に戦った魔女…いや、使い魔より遅いよ!」ダンッ

杏子「チッ!」キンッ

二人は接近戦で打ち合う

杏子「アンタはなんで人の為に戦う!? 好きな様に魔法使ってりゃ毎日楽しく過ごせるんだぞ!?」カンッ

さやか「そんなの望まない! 人を踏みにじって生きる生き方なんて望まない!」バチッ

杏子「それこそ間違ってんだよ! 人の為に人生捧げるなんて馬鹿のやる事だ!」シャ!

さやか「…間違ってるとか!間違ってないとか!関係無い!」カキンッ!

杏子「何!?」ザッ

二人は半歩下がり…いや、正確には杏子は槍を弾かれる勢いで半歩下がらされ、二人は動きを止める


さやか「私は好きな様に…好きな様に人を救うんだ! それが私の信じる魔法少女としての生き方だぁー!!」ダンッ


杏子「っ!?」ガギィン!

杏子はさやかの気迫に押され、そのまま槍を弾かれた

男「そこまでだ!」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 15:43:25.68 ID:4Ump+caB0<> さやか「男…!」

さやかは振り上げた剣を止める

男「…それ以上は危険だ、命に関わる」

さやか「…分かったよ」スッ

さやかは剣を消した

杏子「…ったくよ、本当に甘めぇよオメェら」スッ

杏子は立ち上がった

さやか「…まだやる気?」

杏子「いや、認めたくねぇが今回はアタシの負けだ…このまま退き下がらせてもらうよ」

さやか「…そう」

さやかは変身を解いた

杏子「……アンタは似てるよ、とある魔法少女に」

とある魔法少女…か、それは恐らく…

杏子は弾かれた槍を取りに行く

さやか「…アンタも甘いんじゃない?」

不意に、さやかがそう言った

杏子「…は? なんだいきなり…」

さやか「さっきさ、男と戦おうとする時真っ直ぐ向き合ってたじゃん…私の時も」

杏子「だからなんだよ」

杏子は槍を拾う

さやか「…やろうと思えば魔法使って色々卑怯な手も使えたはず、だけとアンタはそうしなかった、正々堂々戦った」

杏子「さっき死角から狙ったろ?」

さやか「…アレは技術でしょ? それにそこまでの勢い無かったし、やろうと思えば回避不可能にしてもっと勢い良くやれたよ…でもアンタはそうしなかった」

杏子「…勝手に言ってろ」

杏子は背を向け、去ろうとする

杏子「それと、アタシはアンタって名前じゃない…佐倉杏子っていう名前があんだよ」

さやか「…あっそ、ついでに私の名前もアンタじゃないよ…美樹さやかって名前があんの」

杏子「…そうかよ…じゃ、退かせてもらうよ…「美樹さやか」」

さやか「…じゃあさいなら、「佐倉杏子」」

杏子は去っていった <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 15:53:25.97 ID:lHfUVFbh0<> ほむら「…どうやら、お互いに認めたようね」

男「みたいだな…さやか、杏子はどうだった?」

さやか「…少なくとも、そこまで悪いヤツじゃないっていうのは分かったよ」

男「…そっか」


マミ「…全く、心配掛けるんだから」

さやか「す、すいません…」

まどか「さやかちゃん、大丈夫? 怪我してない?」

さやか「大丈夫だよ、私だって強くなってるしさ」


QB「…どうやら大丈夫だったみたいだね」

茂みからキュゥべえが出てきた

男「キュゥべえ…!」

ほむら「…アナタ、私達の事杏子に話したのね?」

マミ「えっ?」

さやか「キュゥべえが? 本当に?」

QB「…まあね、まさか話した次の日に仕掛けてくるとは思わなかったけど」

男「…話した「次の日」か…まるでその内仕掛けるようにしたみたいな言い方だな」

QB「人聞き悪いなぁ、…まぁもしかしたらっていうのはあったけどね」

男「……」

マミ「…今日はもう遅いわ、それぞれ家に帰りましょ?」

まどか「…はい」

さやか「…分かりました」

そしてそれぞれ家に帰ってった








QB「……マズいな、思った以上に都合の悪い事になってる…やっぱりアレを呼ぶしか無いかな?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/07(水) 15:55:41.93 ID:lHfUVFbh0<> はい、今回はここまで…今回はさやかちゃんと杏子を戦わせました

二人とも直情なので、真っ直ぐ戦いあえば分かりあえるかなぁ? と思いました
前回は第一印象が悪くなかったので、すぐに仲良くなれました

では、また次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 16:06:56.19 ID:rx5aSoXIO<> 見滝原から逃げる、これは究極 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 16:10:00.95 ID:Etl6gbm5o<> 見滝原から逃げるとそこは静岡だった… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/07(水) 16:26:33.03 ID:4S8dTzAL0<> 見滝原の近く逃げるとそこにはビッグバン達が先にいた…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2012/11/07(水) 16:28:45.64 ID:Eu/CDxbfo<> 静岡と思った?
残念!魔境長野でした! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 16:29:45.60 ID:Etl6gbm5o<> いいえ、それはグンマーです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/07(水) 20:21:23.29 ID:9JEaloZ40<> 乙

>>967
>QB「……マズいな、思った以上に都合の悪い事になってる
このQBさん、立派に感情を持っているとは・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/07(水) 22:57:10.54 ID:4S8dTzAL0<> 原作でも最後のまどかの願いで動揺しているからQBにも感情は存在する
ただしQBたちは感情を表に出すことは稀だし、人間と違って幾つかの感情が欠落している……まあ、持論だけど

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/11/08(木) 00:43:26.63 ID:H2lo9vFF0<> フッ、なかなか面白いな

QB「……マズいな、思った以上に面白くなってる…やっぱり次スレを立てるしか無いかな?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/08(木) 01:39:39.39 ID:OKnTaBdx0<> 劇場版のOPではきっと。ほむらは笑顔で男の手も握ってるんだろうな。
まどかに男両手に花のほむら <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 14:31:36.90 ID:lwlGozVu0<> >>975
自分的には、感情は精神を持つ以上必ず存在すると思います
QBの「宇宙の為に」という思考も感情を持ってるから考えられますしね
それに犬や猫も怒る時は怒りますし、悲しむ時は悲しみます、ただそれを感情と理解してないだけです
恐らくQBは感情とは何かって事事態良く分かってないだけじゃないでしょうか?

>>976
ありがとうございます
とりあえず今日の分終わったら次のスレを立てる予定です

では、再開します <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 14:53:59.46 ID:lwlGozVu0<> 夜の路地裏 杏子視点

杏子「ふー…やっぱりこの時期は寒みぃな」

アタシは美樹さやかと戦った後、路地裏にいた

杏子「早くホテル見つけねぇと…魔法少女が風邪引くなんて洒落になんねぇぞ」

今は10月、昼はともかく夜は中々寒い
魔法を使えば暖かいだろうが、流石にそれは勿体無い気がする

杏子「…しかしあの…男だったか? アイツ、昔どっかで会ったような…」

そう、何故だかアイツと会った様な気がするのだ

杏子「……あー! 思い出せねぇ! なんかモヤモヤする!」

こういう事は思い出せないとイライラする…いっそう忘れた方がスッキリする気がする

杏子「っと、そんな事よりホテルホテル…」

?「やっぱりここにいたのか」

杏子「!?」

この声は…

杏子「…アンタ、なんでここに?」

男「…ここにはとある思い出があってな…大事な友達と出会った所なんだ、だからもしかして、と思ってな」

杏子「大事な友達?」

男「…ああ、俺達を助ける為、仲間を守る為に自ら自爆した魔法少女だ」

杏子「…へぇ、そいつはとんだお人好しだな…人の為に死ぬなんて馬鹿なヤツだな」

男「…ま、死んだのは俺のせいなんだがな」

杏子「? どういう事だ?」

男「…ワルプルギスの夜」

杏子「!? ワルプルギスの夜だと?」

男「流石に知ってるようだな…ある日、俺達はそのワルプルギスの夜に挑んだ…結果は惨敗さ」

杏子「……」

男「とっても優しい大事な友達は、目の前で瓦礫に潰されて死んだ…友達想いの魔法少女は自ら死を選んだ」

杏子「さっきの自爆したヤツか」

男「…ああ、左目もその時にな…そして俺とほむらはその犠牲を出しときながら逃げ出した…逃げたんだ」

杏子「…その話を私にしてどうするんだ? 同情でもしてほしいのか?」

男「いや、とりあえず杏子には言っときたかったんでね」

杏子「…そういえば、さっきからアンタはアタシを名前で呼んでるけど…」

男「ん? 馴れ馴れしかったか?」

杏子「…いや、構わないよ…むしろそっちの方がしっくりくる、何故だか懐かしい気が…そうだ! アタシ達、どっかで会った事無いか!?」

男「…少なくとも「杏子」とは会った事無かったな…」

杏子「…そうか、…じゃ、アタシは行くよ? 今日の寝床探さなきゃいけないんでね」

男「ああ、その事なんだが…」

杏子「? まさか寝床でも提供してくれんのか?」

男「そのまさかだ」

杏子「…マジ?」

男「マジ」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:06:31.71 ID:a2Tbe4sW0<> ほむホーム 男視点

男「ここだ」

杏子「…さっきから言ってるけど、アタシ達は敵同士だろ? そんな本拠地に招く真似していいのか?」

男「さっきから言ってるが、少なくとも俺は杏子を敵とは思ってないさ」

杏子「…頑固なヤツだな」

男「杏子もな」ガチャ


ほむら「あら、おかえり…ちゃんと連れてきたのね」


杏子「!?」

男「ただいま…ああ、あの路地裏にいた」バタン

杏子「ちょ、ちょっと待った!」

男「ん?」

ほむら「どうしたの?」

杏子「おかえりとかただいまって…まさかアンタら二人で住んでんのか!?」

ほむ男「そうだけど?」

杏子「…さ、最近の中学生は進んでるんだな」

男「? 進んでるって何がだ?」

ほむら「…何を勘違いしてるかは知らないけど、男の住む場所が無かったから、仕方なく住ませてるのよ」

杏子「…? 住む場所無いって…」

男「…とある事情で親とか親戚とか、もう二度と会えないんだよ」

杏子「なっ…!」

男「だからほむらの家に居候してるんだよ」

杏子「…ワリィ、なんか辛い事思い出させちまって」

男「…気にすんな、どうせ会っても気味悪がられるだけだ」

…元の世界の俺は、とっくに死んでるんだからな

杏子「…本当にすまねぇ」

男「だから気にすんなって、犬耳が垂れてんぞ?」ナデナデ

杏子「なっ…! ア、アタシは犬じゃないんだから犬耳なんて生えてねぇよ!」

男「そうか? 俺の目には可愛い子犬しか写ってないんだがな」ナデナデ

杏子「か、可愛いって…」///

男「なあ、ほむら」

ほむら「…知らないわよ」プイッ

男「?」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:17:26.37 ID:ghlU2Sl30<> ほむら「それよりも、夕御飯作っておいたわよ」

男「お、サンキュー」

杏子「…いい匂いする…」クンクン

男「…やっぱり、杏子って犬だろ?」

杏子「犬じゃない!」ワンワン!

ほむら「(犬ね…)今日はビーフストロガノフよ」

ビーフストロガノフ…ああ、あの時マミさんにレシピ教えてもらってたんだな

杏子「ビーフ…なんだって?」

男「ビーフストロガノフだ、…まあ食べてみれば分かるさ」

杏子「食べてみればって…ア、アタシも食べていいのか?」

男「当たり前だろ? 腹すかしてる女の子に飯食わせねぇほど鬼畜じゃねえさ」

杏子「…あ、ありがとう…」

ほむら「…さぁ、さっさと盛るわよ…二人とも、食べたいんなら手伝って頂戴」

男「了解!」


三人「いただきます!」


…うん、マミさんの作ったビーフストロガノフの味だ…美味い!

ほむら「…我ながら、美味く出来たわ」

杏子「……」モグモグ

ほむら「? どうしたの? 口に合わなかった?」

杏子「い、いや…何か懐かしいと思ってさ……!そうだ、マミのヤツの作ったヤツと同じ味だ!」

ほむら「…マミに教えてもらったレシピだからね」

杏子「そうなのか?」ガツガツ

ほむら「ええ、…ま、もうお礼も言えないんだけどね」

杏子「ん? 何でだ?」

男「…こっちにも事情があるのさ」

杏子「…?」ムシャムシャ


三人「ごちそうさまでした! 」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:29:15.37 ID:abSSfe5z0<> あ、>>981のお礼の話…前回じゃなくて、この時間軸の話だった…



杏子「はー…腹一杯だ」

男「そりゃ、アレだけ食えばな…」

ほむら「まさか鍋の半分食い尽くすとは思わなかったわ…」

杏子「だってさー…暫くうんまい棒かロッキーか果物のどれかだったんだぞ? 普通の飯なんて数ヵ月ぶりだったんだよ」

男「…苦労したんだな」ナデナデ

杏子「な、撫でんな!」

ほむら「…それよりもお風呂沸いてるわよ、どうせまともにお風呂入ってないんでしょ?」

杏子「バカにすんな! …一週間前に入ったぞ!」

男「ほむら、今すぐ杏子をお風呂に入れてやってくれ」

ほむら「分かってるわ、行くわよ」ズルズル

杏子「イタタタ! じ、自分で歩くから引っ張んな!」

ほむら「男…私のパジャマ、二人分用意しといて」ズルズル

男「ん、分かった」

杏子「引っ張んなぁぁぁぁ……!」

…杏子の抗議はフィードアウトして消えてった…

男「…さてと…用意しとくか」


男「パジャマ、ここ置いとくぞー!」

ほむら(浴室)「ありがと」

杏子(浴室)「フニャ〜…」

…犬じゃなくて猫か? <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:42:27.17 ID:/tcR0nP60<> 男「…ふぅ」

俺はコーヒーを入れて一息付いてた
…こうして一人になると、無性に寂しくなる

男「…違うんだよな」

…あの時死んだ杏子は、この世界の杏子じゃない
全く同じなだけの他人だ
…頭ではそう分かってても、そう思いたくない自分もいる

男「…チッ、嫌な事ばかり頭に浮かんでくるな」

頭に浮かぶのは…最悪の結末
今回もまどかも、杏子も死んでしまうんじゃないか?
…前回逃げれたのも運が良かっただけで、ほむらも俺も今回で死ぬんじゃないか?

…いや、そうさせない為に俺達がいるんだ…考えるのは最悪じゃなくて最善だ
まどかも、杏子も、マミさんも、さやかも、ほむらも…皆が幸せに生きれる結末
…ちょっと、ご都合主義になっちまうかな?

男「ああクソ、悪い事ばかり考えちまうな…少し顔冷やすか」

俺は顔を冷やす為に洗面所に向かった

そして、洗面所に入った…が

ガラッ

男「…あ」

ほむら(タオルデマエカクシテルダケー)「…え?」

杏子(タオルツケナイデギリギリミエナイダケー)「どうし…た…」

……………………ほむらが魔法を使わなくても、時間て止まるんだな…



ジャキ
シャキン

バンッ!バンッ!バンッ!
ブン!ブン!ブン! ズバッ! <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:53:48.43 ID:2zkmsB2K0<> 男「…ほんっとうにスマン!」ジャパニーズDOGEZA

俺は今、ほむらに銃を…杏子に槍を突き付けられてる

ほむら「…本当に反省してるんでしょうね?」

杏子「どうだろうな? 初対面を名前で呼ぶようなヤツだし…」

男「すまない! 考えこんでたら、すっかり頭から抜けてて…!」

ほむら「頭から抜けてるのは確認するという常識じゃないかしら?」

男「本当にすまない…!」

ほむら「…はぁ、もう良いわ…キリ無いし」スッ

ほむらが銃をしまう

杏子「…全く、初対面のヤツに裸見られるとは思わなかったぜ…ちゃんと反省しろよ?」スッ

杏子と槍をしまう

ほむら「ああ…そういえば「仏の顔も三度まで」って諺があるけど…」

男「…?」


ほむら「私の顔は仏ほど優しく無いわよ? 肝に命じときなさい」ギラリ


そう言って、ほむらはアニメでも見せた事無いほど鋭く睨んだ

男「…分かりました…肝に命じときます…」


…その日の寝床はほむらと杏子が寝室で同じベッドで寝て、俺はリビングのソファで寝た

男「…ヘックシ、夜は冷えるなぁ…」 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 15:57:01.78 ID:2zkmsB2K0<> はい、今日はここまで
ラッキースケベは番外編でやると言ったな、あれは嘘だ

というわけで今回は短いですね、とりあえず物語の中で一日終わったらとりあえず中断するようにしてます…話が長い時は途中で切る時もありますが

では、また次回 <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/08(木) 16:21:00.04 ID:12KtNOQH0<> 二スレ目立てました

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352359119/

とりあえずこのスレが終わりしだい、ここで開始します
…別に埋めたって良いのよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2012/11/08(木) 16:37:06.95 ID:FjGfFDJmo<> 梅ちゃん先生! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/08(木) 16:46:27.20 ID:nD+IOYdH0<> 乙
番外編やる前に先に案を上げておく
「男とほむらが共に鹿目家の夕食に誘われる(お泊りもあり)」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/08(木) 17:34:07.15 ID:8YeFfAVf0<> ここは敢えて、前回の映画の話をもう一度 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/08(木) 20:17:44.36 ID:LDxQlK6DO<> 貧乳コンビの裸なんざ見れても嬉しくないな(迫真) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/11/08(木) 21:38:15.34 ID:d8Zl0cERo<> 次スレでは合体技とか新武器欲しいよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/11/08(木) 22:30:48.07 ID:nD+IOYdH0<> >>991
男の剣は魔力を打ち消す剣だから合体技はムリそう

あと新武器は女神の力が弱まっているからたぶんムリ
するとしたら、剣の太さの調整や刃の伸縮ができるぐらいはして欲しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/08(木) 22:32:12.48 ID:xlgbOEZzo<> 武器がアレン君ベースなら爪とか目とか仮面とか望めそうだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/09(金) 00:42:52.60 ID:nD3umEzIO<> 13kmや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/09(金) 07:23:50.51 ID:UrP0u8n3o<> >>993
なら一度左手をちょん切らないとだめだな <>
◆FJV8V3e6/jY7<>saga<>2012/11/09(金) 14:36:43.18 ID:1JcaxzQq0<> とりあえず埋まりそうなので、本編は次のスレで再開します

>>988 >>989
番外編の安価はもうすぐやるので、その時に上手くやれば希望の番外編を見れますので、それまでお待ちください

>>990
赤い槍と大量の重火器の嵐が来たぞー!

>>992
剣の長さと重さと太さは男にとって一番使いやすいようにしてるので、例え変えれてもやらないです
遠くに攻撃するなら伸ばすより真空斬波飛ばした方が速いですしね


では、再開します
あ、あとネタバレに関わるレスに付いては返答できません、ご了承ください <>
◆FJV8V3e6/jY7<><>2012/11/09(金) 14:37:43.08 ID:1JcaxzQq0<> あ、ここは埋めても大丈夫です
>>1000イベントは可能なら実行します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/09(金) 14:48:05.93 ID:AcuvCO4IO<> ひーかーりーのもとーやみーはーうーまーれー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/09(金) 15:04:44.01 ID:AcuvCO4IO<> >>1000ならβ世界線に <> 名無しNIPPER<>sage<>2012/11/09(金) 15:17:11.33 ID:yKvTRLUZ0<> >>1000ならふたなり百合ハーレム <> 1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆.  。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
:::::::::::::=:。.: *  ・゜☆  =:☆.。 .:*・゜☆.  。
:::::::::::::::::::::::::.:*゜☆  =:. :*・゜☆.::::::::::::☆
。.: *・゜☆.。. :* ☆.。:::::::::::::::.:*゜☆  :。.:・゜☆.。
::::::::::::::::: *=@☆.。::::::::::::::::::::::::::::::.:*・゜☆    =磨K☆.。
:::::::::::::::::::.:*・゜☆  :. :*・゜☆.::::::::::::::::::::::::::゜☆.
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      `ー-、_    く´ =@    /     ヽ  
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<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>コーデリアさん「卒業」 @ 2012/11/09(金) 12:56:43.82 ID:k1i8ZXPco
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352433403/

まどか「仮面ライダー?」翔太郎「魔法少女?」映司「魔女?」 その3 @ 2012/11/09(金) 12:54:45.57 ID:AnEw9rYbo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352433285/

久「ストーカー?私に?」 @ 2012/11/09(金) 12:20:40.92 ID:AAh76SZ90
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352431240/

1からVIPで真・女神転生IMAGINE避難所 @ 2012/11/09(金) 11:20:00.77 ID:7fZy+SVh0
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安価でやよいのオフの日描いてく @ 2012/11/09(金) 09:02:45.26 ID:snN/Z+gK0
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ぱんつの想うところによるぅ @ 2012/11/09(金) 02:02:56.22 ID:oFUULVabo
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【雑談】酒の肴は蛇とぬことAA 今日もココでフリーダムに♪VOL.179【旅好き】 @ 2012/11/09(金) 01:38:27.64 ID:mfcr9tMAo
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【避難所】P4U(トントン) @ 2012/11/09(金) 00:46:40.61 ID:qO5pN3JWo
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