VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/24(金) 00:52:41.71 ID:8orVugZ30<>建つのこれ?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1345737161
<>なお「やよいちゃんは私にひどいことしたよね」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 01:04:50.03 ID:8orVugZ30<> もしや建ったのかな?じゃあ本編をば


ちなみにスマイルプリキュアのスレです。知らない人はすぐに退散してください


やよい「えっ?」

なお「したよね?」

やよい「な、なんのこと……?」

なお「はぁ……」

やよい「いきなりそんなこと言われても……わ、わかんないよぉ」

なお「言わなきゃわからない?」

やよい「う、うん」

なお「やよいちゃんは私の個性を奪っていきました」

やよい「」 <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/24(金) 01:11:23.14 ID:Uan+k5rRo<> いややよいの弱虫属性奪ったのなおちゃんやんけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 01:18:45.01 ID:8orVugZ30<> やよい「い、いつ!? わたしがいつそんなことしたの!?」

なお「あれはバッドエンド王国での戦いが終わった後の打ち上げで発覚したことなんだけど…………」

〜〜〜〜〜〜秘密図書館にて〜〜〜〜〜〜〜

みゆき「それでは、みんな無事に戻ってこられたので! 生還パーティーを開催したいと思いまーす!」

みんな「「わー」」

みゆき「乾杯の音頭はわたし、星空みゆきがとらせていただきます!}

あかね「ええでー! きっちり締めぇや!}

れいか「そうですね。ここはリーダーであるみゆきさんが適任でしょう」

やよい「そうだねー、わたしもみゆきちゃんがいいと思うよ」

なお「そうだね」

みゆき「えっへへー、みんなそう思うー? じゃあ、みんなグラス持ってー」

みゅき「みんな持った? じゃあいくよー」

みんな「「「かんぱーい」」」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 01:29:28.91 ID:8orVugZ30<> みゆき「いやー、それにしても今回は本当に危なかったねー」

あかね「ほんまそやな。なんやようわからん力に助けられんかったらお終いやったで」

やよい「うんうん。わたしなんてもうダメだって覚悟しちゃったくらい!」

なお「まあ、無事だったしピエーロも三幹部もやっつけたわけだし安心じゃない?」

れいか「ええ、そうですね」

みゆき「あかねちゃんのおいしいお好み焼きを食べられるしね!」

あかね「みゆきは食べることばっかやなー。褒めてくれてんのはうれしいけど」

みゆき「えへへー。それほどでもー」

あかね「ほめてへんでー。うりうり」

みゆき「キャー」

やよい「あはは」

なお「あはは」

れいか「うふふ」

〜〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/24(金) 01:32:22.89 ID:qcx73TEso<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 01:43:20.46 ID:8orVugZ30<> なお「……って感じで和やかな時間を過ごしてたよね」

やよい「うん。それのどこに問題が……?」

なお「やよいちゃん、よく思い出して。みゆきちゃんがふと言ったことを」

やよい「みゆきちゃんが……? う〜ん、何言ってたかな?」

〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜〜

みゆき「そういえばさー、みんなはおおかみさんたちと戦ったんだよね?」

あかね「そやな。ちなみにウルフルンと戦ったんはうちやで」

やよい「わたしはおにさんと」

なお「私はマジョリーナと」

れいか「私はポップとともにジョーカーを倒しました」

みゆき「みんな命がけで戦ってる中でわたしだけがキャンディを助けに行ったんだよね……」

れいか「どうかしましたか? みゆきさん」

みゆき「いやー、なんだかわたしだけ楽しちゃったみたいで悪いなーって思ってね」

キャンディ「そんなことないクル! みゆきだってすごく強いアカンベェを倒してたクル!}

みゆき「ありがとう。キャンディ」

あかね「でも確かにみゆきだけ目立った戦いにはなりづらかったんは事実やな」

みゆき「」

〜〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 02:01:43.82 ID:8orVugZ30<> 支援ありがたいです!


やよい「それで泣いちゃったみいちゃんをなぐさめて……また再開してお開きになったよね?」

なお「そうだね、流れは間違ってないよ。でもね、まだ思い出してないことがあるよやよいちゃん」

やよい「? なにかまだあったっけ?」

なお「そうやって罪を風化させようとしても無駄だよ。私は忘れてないからね」

やよい(なんでこんなに悪い扱い受けなきゃいけないんだろうわたし……)

〜〜〜〜〜〜

みゆき「……みんなごめんね。せっかくの会なのに」

れいか「いいえ、構いませんよ。そもそもみゆきさんを送り出したのは私たちなのですから
みゆきさんが気に病む必要なんてありませんよ」

みゆき「れいかちゃん……ありがとう」

あかね「みゆき、ごめんな。みゆきがそんなに気にしとったって気づかへんで」

みゆき「ううん。あかねちゃんがばっさりと言ってくれたから吹っ切れたから、もう大丈夫だよ!」

あかね「ホンマに?」

みゆき「うん! いつまでも暗い表情だとハッピーが逃げちゃうからね!」

やよい「いつものみゆきちゃんに戻ってよかったよぉ」

みゆき「ねぇねぇ、みんな三幹部の人たちとはどんなふうに戦ったの?」

れいか「そういえば気になりますね。私も三幹部の方たちとは戦っていませんから」

なお「れいかはジョーカーだもんね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 02:24:38.22 ID:8orVugZ30<> みゆき「じゃあまずはあかねちゃんから!」

あかね「うちか。うちはウルフルンと戦ったんはさっきもゆうたな」

やよい「うん。あんなこわいおおかみさんと一対一なんてわたしにはできないよぉ」

あかね「ははは、やよいはこわがりやからなー」

なお「やよいちゃんじゃなくても怖いとは思うけどね」

れいか「それで、あかねさん。どうなったのですか?」

あかね「えーとな、うちはいつも通りや。こう……火をばぁーって出してなぐり合って、そんでなんやこうぐぁーってなってほんでどーんてぶつかって極めつけにでっかい岩投げてお終いやったわ」

やよい「すごくざっくばらんとしてるね……」

あかね「んーそんときは必死やったからな。あんま覚えてねやかんにんしてーや」

れいか「しかしそれではみゆきさんには伝わらないのでは……」

みゆき「すっごーい! あかねちゃんあのおおかみさんとそんなすごいことしてたんだー!」

なお「心配ないみたいだね」

やよい「みゆきちゃんだしね」

あかね「せやろ? もっとほめてもええんやでー!」

みゆき「さっすがあかねちゃん! 大阪元気娘!」

あかね「せやろ!」

みゆき「ツッコミの切れ味は抜群! 関西一の腕前!」

あかね「いや〜そんなことあらへんわぁ」

みゆき「お好み焼きもおいしい!}

あかね「モチロンや!うちの右に出る職人はとーちゃん以外誰もおらへん!」

みゆき「えーと、あとは……かわいい!」

あかね「さ、さよか……まあ、ありがと」

れいか「あかねさん? お顔が赤くなっていますが大丈夫ですか?もしやまだ体調が優れないのでは……」

あかね「いやーなんでもない! なーんの問題もあらへんあるわけないで!」

れいか「そうですか。ですが万が一ということもありますので、無理はしないでくださいね」

あかね「せやな。きぃつけるわ」

やよい(この反応はもしかして……あかねちゃんも……) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 02:30:06.55 ID:8orVugZ30<> すいません睡魔がひどいんで寝ます。明日は起きたら津d気描きます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/24(金) 02:33:17.48 ID:qcx73TEso<> おつ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/08/24(金) 03:20:47.91 ID:fE4p08+to<> 期待してるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/24(金) 07:43:42.33 ID:8orVugZ30<> おはようございます。続きかきます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/24(金) 08:16:18.80 ID:8orVugZ30<> あかね「うちの話はもうええやろ? 次はやよいの番やで!」

みゆき「お〜やよいちゃん!やよいちゃんはおにさんだったよね?」

やよい「うん。すっごくこわかったなぁ……」

なお「まあ、迫力あるよね」

れいか「ウルフルンとはまた違った恐ろしさがありますね」

やよい「それでアカオーニはね、力任せに金棒を振り回してきたの。振るたびにびゅうびゅう風の音が聞こえるくらい強くね」

あかね「見た目通りの戦い方ってわけやな」

れいか「力はすさまじくてもそれをうまく利用することはできないわけですね」

みゆき「うんうん! それでどうなっちゃったの?」

やよい「わたしはね、ぼろぼろになりながらもアカオーニを逃がさないようにしっかりと足につかまって抵抗したの!」

あかね「やよいも強くなったんやなー。おかあちゃんはうれしいで」

なお「いつやよいちゃんのお母さんになったのさ」

れいか「あかねさん、そうだったのですか?」

なお「れいか……冗談だからね?」

やよい「それでね、わたしはカミナリを駆使して戦ってなんとか倒すことができたの!}

みゆき「そうだったんだー。やよいちゃんも大変だったんだね」

やよい「そうそう! そのときに新しい技も覚えたんだよ!」

あかね「新しい技?」

れいか「なんなのですかそれは?」

やよい「あっもしかして見たい?」

みゆき「みたーい!」

やよい「それじゃあ見せて差し上げましょう!」

みゆき「わーい、楽しみだなぁ!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 08:38:06.05 ID:8orVugZ30<> やよい「それじゃあ……プリキュア!スマイルチャージ!」

バンク中……

ピース「ぴかぴかピカリン!じゃんけん、ぽん! キュアピース!」

みゆき「ピースかわいいー!」

あかね「こうやって単独の変身見るのって久しぶりやな」

なお「私たちは見たことなかったな」

れいか「そうですね。私たちはピースの後に入ってきたわけですから」

ピース「それじゃあ始めるよ? ちゃんと見ててね」

みゆき「ピースの周りに電気が集まってきたよ」

あかね「なにすんねやろな?」

なお「!? ピースが消えた!」

みゆき「どこに行っちゃったの?」

れいか「みなさん、後ろです!」

ピース「えへへ……どうかな? ちゃんと見えてた?」

あかね「いつの間にうちらの背後に?」

なお「というか、新しい技っていうのは今の……」

ピース「そうだよ! これはねかんむr……じゃなくって高速移動みたいなものだよ」

みゆき「すっごく速いんだね! ピースかっこいい!」

ピース「そ、そんなことないよ〜(みゆきちゃんにかっこいいって……)」

れいか「素晴らしい技ですね。これは戦力の大幅アップになりますね。なりよりピースが単独で活動しやすくなったのは戦術的にも助かります」

みゆき「れいかちゃんまじめすぎだよ〜。いまはピースがかっこいいとこを見る場だよ?」

れいか「そうでしたね……申し訳ありません」

あかね「そない頭下げることでもあらへんやろ。それにれいかがまじめなんは今に始まったことやあらへん」

みゆき「それがれいかちゃんのいいとこなんだけどね」

ピース「そうそう」

やよい「わたしのはこれで終わりだから、次の人いこっか」

〜〜〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 09:02:10.19 ID:8orVugZ30<> やよい「それでみんな一通り話して終わったんだよね」

なお「そう。まだ誰も気が付いてなかったんだよ」

やよい「なにに?」

なお「やよいちゃんは私の個性を奪っていったこと」

やよい「だ、だからどうしてわたしがなおちゃんの個性を奪ったの……?」

なお「あのね、やよいちゃん。私の個性ってなんだと思う?」

やよい「なおちゃんの個性……かっこよくてお姉さんで、曲がったことが嫌い。虫が苦手、高いところが苦手、お化けも苦手……よく考えたらなおちゃんって苦手なものだらけだね。あっそれと意外に大食いキャラなんだよね」

なお「それは普段の私の個性だね。それじゃあプリキュアの時は?」

やよい「もちろん風の力を使って誰よりも速く動いて敵と戦う頼りがいのあるわたしたちの仲間だよ!」

なお「はい。やよいちゃん、今なんて言った?」

やよい「えっ? 誰よりも速く動いて……」

なお「そう!そこが私の言いたいことだよ!」

やよい「えぇ!? 急に何のこと!?」

なお「やよいちゃんは私を速いキャラだと思ってるよね」

やよい「う、うん。それは当たり前だよ」

なお「どうして?」

やよい「だってなおちゃんは私たちの中で一番足速いし……」

なお「それが間違いなんだよ」

やよい「ど、どうして!? なおちゃんは……」

なお「もういいよ、やよいちゃん。だって事実だしね。私はもうプリキュア一番の速さを誇れるキャラじゃないんだよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 09:15:03.02 ID:8orVugZ30<> やよい「そんなことないよ! 何言ってるのなおちゃん!」

なお「じゃあ試してみる?」

やよい「な、なにを?」

なお「わたしとやよいちゃんどっちが本当に速いか」

やよい「わたしは……」

なお「どうするの? 逃げるなんて言わないよね」

やよい「仲間なのに競う必要はないと思うけど……でも、それでなおちゃんが納得するならわたし、がんばるよ!」

なお「うん。それでいいんだよ。じゃあ、さっそくはじめようか」

やよいなお「「プリキュア!スマイルチャーj」」

れいか「待ってください、お二人とも」

なお「どうしてとめるのれいか」

あかね「いや、れいかやなくてもうち止めるわ」

みゆき「そうだよ! 仲間内で戦うなんておかしいよ!」

れいか「秘密図書館で戦うのはおかしいでしょう。そんなに競いたいなら私が場所を用意しますので、少々お待ちください」

あかね「いや、そこかい!」

やよい「あいかわらずどこかずれてるよねれいかちゃんは」

れいか「なおは熱くなると一つのことしか見えなくなるので、少し頭を冷やす意味でも待っていてください」

なお「うん。そうだね」

れいか「それでは、この場はひとまずお開きとしましょう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 09:41:55.45 ID:8orVugZ30<> 〜〜〜〜〜〜数日後

やよい「どうしてこうなっちゃったんだろう……あれからなおちゃんともあんまり話せてないし」

ピロリ〜ン♪

やよい「あっ、メールだ。誰からだろう」

れいか『やよいさん。舞台が用意できましたので秘密図書館にきてください』

やよい「れいかちゃんからだ。そっかぁ……これからなおちゃんと」

やよい「うん。どんなことになってもわたしは絶対に泣かないからね!」

――図書館

やよい「おまたせー」

あかね「おっ、やよいきたでーれいか」

れいか「ようこそおいでくださいました、やよいさん」

やよい「うん。あれ、みゆきちゃんとなおちゃんは?」

れいか「お二人はすでに現場に入っています。私たちもすぐに参りましょう」

あかね「せやな。あんまり待たせても悪いわ」

れいか「ええ。それではこちらへ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 10:03:47.67 ID:8orVugZ30<> やよい「ここは……バッドエンド王国!?」

れいか「はい。ここに会場を設置していますので」

あかね「うちもはじめは驚いたわ。なんでこんなとこにまたこやなあかんねやと思ってな」

やよい「でも、本当にどうして?」

れいか「あれからお二人の決闘にふさわしい場を選定していました。さまざまな地を訪れ見てきましたがどれも私の中にはピンとくるものがありませんでした」

やよい(まさかれいかちゃんがこんなにわたしたちのために無駄nがんばってくれたなんて)

れいか「そしてあきらめかけていたそのとき、私に悪魔のような考えが生まれたのです」

あかね「それでここに来たっちゅーわけやな」

れいか「はい」

やよい「危なくなかったの? ここはまだ三幹部もジョーカーもいるのに」

れいか「ええ、問題ありません」

やよい「どうして?」

あかね「それはうちも気になるわ」

れいか「理由はすぐにわかりますよ。今は会場へ向かいましょう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 10:57:14.53 ID:8orVugZ30<> ジョーカー(以下JK)「よぉ〜こそ! よくおいでくださいましたねぇ〜〜プリキュアのみなさん! ほんじつはぁ〜バッドエンド王国主催プリキュア運動会へご参加いただきありがとうございます!」

やよいあかね「「じょ、ジョーカー!?」」

JK「はぁい、ジョーカーでございます!」

れいか「ジョーカーさん。本日はご協力いただきありがとうございます」

JK「いえいえ。私たちも楽しみですので! それにこちらにも利点がございましたので……」

れいか「はい、そちらは後程改めてお伺いした時に……」

やよい「れいかちゃん? どうかしたの?」

れいか「いえ、なんでもありません」

あかね「それになんや運動会って」

「それは俺様が説明してやるぜー!」

やよあか「「!?」」

ウルフルン(以下オオカミ)「久しぶりだなぁ、プリキュアの餓鬼共」

あかね「ウルフルン!?」

やよい「おおかみさんがどうして?}

オオカミ「ああ? んなの頼まれたからに決まってるじゃねーか」

JK「ウルフルンさんはこういったことには積極的ではありませんからねぇ〜」

オオカミ「けっ、それ言っちまったら俺たちは全員そうだろうが」

JK「いえいえ、私はこう見えてもやる気に満ち溢れているのですよぉ?」

オオカミ「ハッ! いつも通り胡散臭いだけだぜ」

JK「これは手厳しいことで……」

あかね「ていうか頼まれたら手伝うってことは普通に親切な人やんかあんた」

オオカミ「ば、何言ってやがる! 三幹部のこの俺様がそんなことで簡単に力貸すわけねぇだろ!」

やよい「でも現に手伝ってるんだよね?」

オオカミ「うるせぇ! 俺様にも事情があるんだよ、事情がな!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 11:54:28.22 ID:8orVugZ30<> れいか「それはそうとご説明を」

オオカミ「おお、そうだな。まずなんでこんな馬鹿げたことをしようとしてんのかってのはお前らも知ってのとおりだ。んで、なんで運動会だとかいうものなのかってぇとだ。そのほうがてめえらにとってわかりやすく優劣の判断がつくからなんだよ」

あかね「まあ、それはそうやろな」

やよい「運動会なんて……わたしとなおちゃんだけじゃあ人数が足りないよ?」

れいか「ご心配はいりませんよ。そうですよね、ジョーカーさん」

JK[はい、もちろんです。このジョーカー万事抜かりなく事を進めてきました」

れいか「その言葉が聞けて安心です」

ウルフルン「なんだぁ? てめえらだけで勝手に納得し合ってんじゃねえぞ」

あかね「そやそや。うちらにもちゃんと説明してや」

れいか「そうですね。それでは二人の待っている場所へ行きましょうか」

やよい「そうだね、二人とももうそろそろ待ちくたびれてるんじゃないかな?」

JK[それではみなさま〜こちらへどうぞ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 12:16:02.22 ID:8orVugZ30<> やよい「うわ〜中は本格的な競技場なんだね」

JK「よろこんでいただいて光栄です。我々が時間と労力を惜しまずに作り上げた最高の競技場です、どうぞ存分にお使いください。それではキュアビューティーさん、私は向こうの様子を見てまいりますのでこちらはお任せいたします」

れいか「はい、ジョーカーさん。それと一つよいでしょうか」

JK「はい? なんでしょうか?」

れいか「私のことはれいかとお呼びください」

JK「おや、これはどういった心境の変化でしょうか」

れいか「いえ、もうそんな敵対関係でもありませんし……そろそろ親しくしたいので」

JK「そうですか……それではれいかさん。お任せしましたよ」

れいか「はい。任されました」

あかね「そんで? みゆきとなおはどこにおんねん?」

やよい「それにほかの三幹部がいないけど?」

ウルフルン「あーあいつらはなぁ」

れいか「おそらく選手控室におられるのでしょう」

やよい「選手控室ってまさか……」

あかね「なあ、れいか。もしかして他の選手って」

れいか「はい。お二人の想像通りです……おや」

ポップ「れいか殿、準備はすべて完了にて開始を待つ次第でござる」

やよい「ポップまでいるんだ」

ポップ「おお、やよい殿。キャンディもいるでござるよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 12:25:10.74 ID:8orVugZ30<> あかね「なんやみんな参加しとるんかいな」

ポップ「うむ、初めは敵と手を取り合うなど考えられなかったが、しかし、れいか殿の強い希望で拙者たちも力を貸すこととなったのでござる」

ウルフルン「俺様たちもまさか妖精と力を合わせることになるなんざ思ってもみなかったぜ」

れいか「さて、みなさん。そろそろそれぞれの支度に入ってください」

やよい「支度?」

れいか「はい。皆さんは選手ですので、それぞれに部屋を用意してあります。そちらで着替えてもう一度こちらへ来てください」

あかね「れいかはどないするねん?」

れいか「わたしはまだこちらでポップとジョーカーさんとの最終打ち合わせがありますから。皆さんは先に行ってください。ウルフルンさん、引率はお願いします」

ウルフルン「しかたねぇな……おい餓鬼ども! さっさと行くぞ!}

あかね「そない大声出されんでも聞こえてますー」

ウルフルン「チッ、いいからついてきな!}

やよい「ああ、待ってよ〜」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/24(金) 16:06:13.44 ID:K2flZ2vDO<> なんてときどき鍵かっこがかわるん?「」が「 }になるん? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 16:17:29.19 ID:8orVugZ30<> やよい「なんでか知らないけどわたしたちのサイズぴったりの体操服があったよね」

あかね「かなり用意周到やな。ところでやよいは大丈夫なんか?」

やよい「なおちゃんのこと?」

あかね「せや。まあ、さすがにあのときの熱は冷めとるかもしれんけどまだ執着はしとるやろ」

やよい「たぶん……ううん、間違いなくそうだと思う」

あかね「やよい、きついんならやめてもええんやで」

やよい「大丈夫だよ、あかねちゃん。わたしはなおちゃんと今回のことを通じて話してみたいから。それになんだか熱血な青春物の展開で正直興奮してたりするんだよ!」

あかね「はは……やよい、やっぱあんたはええ子やで。もうお昔のやよいはおらへんねやな」

やよい「うん! だってなおちゃんは友達だもん。きっと分かり合えるよ」

あかね「そやな。うちらが信じたらんなどうすんねんや」

やよい「そうだよ。だからさ、今はこの運動会を楽しもうよ!」

あかね「よっしゃ! そうと決まれば全力でいくで!」

やよい「その意気だよあかねちゃん!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 16:35:24.81 ID:8orVugZ30<> 指摘ありがとうございます……急いで書いてる時にシフトをおしたまま後ろのカッコをおしてしまったまま気づかずに投稿してしまったんだと思います。これからはなるべく気を付けて書きたいと思います


みゆき「あっ、あかねちゃーん! やよいちゃーん! こっちだよー!」

キャンディ「みんなー! 久しぶりクルー!」

やよい「キャンディ、久しぶりー」

れいか「皆さん揃ったようですね。それではポップさん、ジョーカーさん。始めましょう」

ポップ「了解でござる」

JK「わっかりましたぁ。それでは〜会場の皆様〜! こちらの放送席へお集まりください!」

アカオーニ「やっと始まりかオニ! もう俺様待ちくたびれたオニ」

マジョリーナ「そうだわさ。こっちは老体なんだからちょっとは気を使うだわさ」

ウルフルン「てめえら情けねえな。こんくらいでへばってちゃ三幹部の名が泣くぜ?」

マジョリーナ「そういうあんたは随分とやる気だわさ」

ウルフルン「別にそんなわけねえよ。ただこんな面倒なことはさっさと終わらせて帰りてぇんだよ」

やよい「なんていうかさ、あかねちゃん」

あかね「なんや?」

やよい「三幹部のみんながわたしたちみたいな服着てるのっておかしな感じだね」

あかね「せやな、しかもオニさんはトラ模様やしへんにこだわりも感じるわ」

れいか「ちなみにコスチュームを考えたのは私です」

JK「そして製作は私ジョーカーでございま〜す!」

あかね「あんたらの作品かい!」

なお「みんな、もうおふざけはここまでだよ」

みゆき「なおちゃん、どうしたの? 怖い顔してるけど……」

なお「ここは私にとって大事な一戦なんだ。集中させてほしい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 20:05:52.58 ID:8orVugZ30<> れいか「それでは、開会式を始めたいと思います」

JK「いいですね〜盛り上がってまいりましょう!」

れいか「まずは選手の紹介です。今回の事態を巻き起こした張本人、緑川なお選手の入場です」

やよい「もうしてるけどね」

ポップ「なお殿、心意気は如何に?」

なお「そうだね……自然と落ち着いているよ。嵐の前の静けさのようだね」

れいか「なお、目標は?」

なお「そうだね……まずは優勝して、それからやよいちゃんにわたしにしたことを認めてもらうよ」

あかね「やっぱりまだやよいのこと気にしてるな」

やよい「うん。でも、わたしだって逃げたりしないんだから!」

アカオーニ「それでこそ俺のピースだオニ!」

やよい「ふぇ? 何か言った?」

アカオーニ「な、なんでもないオニ」

なお「さ、もう私はいいでしょ? 後がつかえてるんだし次に移ろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/24(金) 20:17:16.63 ID:8orVugZ30<> れいか「それでは続いて今回の事態に巻き込まれた被害者、黄瀬やよいさんです」

ポップ「やよい殿、心意気は?」

やよい「う〜んとね、わたしは今なおちゃんのことを考えることに専念するって決めたんだ」

ポップ「それは何故? お主等は共に戦う戦士のはずではござぬのか?」

やよい「仲間だから。ゆずれないこともあるんだよ。なおちゃんにも、わたしにも。それにどんな形でもなおちゃんがわたしと戦いたいっていうから、わたしは逃げないで立ち向かいたいんだ」

みゆき「やよいちゃん……」

れいか「そうでしたか……それでは次に参加される日野あかねさん」

あかね「いやーやっとうちか。うちはようわからん間に巻き込まれただけやけど、まあそこそこがんばるわ」

ウルフルン「馬鹿野郎、そこそこじゃなくてもっと真剣やるんだよ」

あかね「なんでウルフルンがそんなやる気だしとんねん」

ウルフルン「うるっふっふっふ、それはな……俺様がほかの幹部に劣ってるみてぇに思われんのが嫌なんだよ」

あかね「さいですか。まあ、がんばりや」

ウルフルン「ふん、そんなやる気なしじゃ最下位にすぐになっちまうぜ?」

あかね「そんときはそんときや。なんとでもするわ」

みゆき「そうだね。それにあかねちゃんだったらどんなピンチでもすぐに逆転できるよ!」

あかね「その無駄な信頼感はどこからでとんのや……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/25(土) 01:51:41.24 ID:hHNU+od30<> れいか「それでは最後にみゆきさんにお願いいたします」

みゆき「ついにわたしの出番だね。わたしは星空みゆき! 今日はみんなでハッピーな一日にしようね!」

れいか「すばらしい抱負です。その願いはわたしたちが必ず叶えて見せます」

やよい(こんな露骨に対応を変える……まさかれいかちゃんも?)

あかね(なんやあのばればれな反応は……)

みゆき「うん! みんなでがんばろう!」

れいか「ええ、もちろんです//]

やよい(もう確定だよね、これは?)

JK「あのーれいかさん? そろそろ次の三幹部の皆さんの紹介がまだですが」

れいか「そ、そうですね。すみません、進行を任される身でありながらこのような醜態を晒すことはもうできません」

ポップ「では次はウルフルンでござるな」

ウルフルン「ようやく俺様にきたか。まあいうことなんて一つだがな。俺は全力でやってやる! 怪我したくねえ奴はすっこんでな!」

なお「すごい気迫だね。でも勝つのはあくまで私だから」

ウルフルン「言ってな。俺様が餓鬼のてめえに負けるなんざ万に一つも可能性はありゃしねえがな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/25(土) 01:53:09.80 ID:hHNU+od30<> 今日はここまでで一度終わりです。明日もまたガンバリます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)<>sage<>2012/08/25(土) 10:19:24.62 ID:7XCuTY/H0<> なおvsやよいに見えて水面下ではみゆき争奪戦か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/26(日) 11:02:56.12 ID:A3A5PN4k0<> 関西は二週間も見れなかったので久しぶりのプリキュアでした。やっぱれいかちゃんがかわいいですね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/26(日) 11:09:38.25 ID:A3A5PN4k0<> IDが変わってますね。一応ここを書いてる1です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/26(日) 11:20:48.55 ID:A3A5PN4k0<> れいか「……以上で、選手の紹介を終わります。続いては選手宣誓です」

マジョリーナ「不自然に順番が飛ばされた気がするだわさ」

JK「気のせいですよ、気・の・せ・い」

ウルフルン「気持ち悪い真似してんじゃねえよ」

アカオーニ(ピースたんが見れるならそれでいいオニ)

やよい「選手宣誓って誰がするの?」

れいか「それはもちろん、みゆきさんです」

みゆき「どぅええ!? わたしがするの?」

れいか「適任だと思ったのですが……ダメですか?」

みゆき「ううん、れいかちゃんがそう思ってくれるならわたしがんばっちゃうよ!」

あかね(かわええ)

やよい(かわいい)

れいか(かわいいです)

なお「みゆきちゃん、がんばって」

みゆき「うん、なおちゃんの分もがんばるからね」

ポップ「それではみゆき殿、放送席の前まで出てきてくだされ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/26(日) 11:38:58.26 ID:A3A5PN4k0<> みゆき「えー、わたしたち選手一同。スポーツマンシップに則って、正々堂々、最後まで勝負をあきらめずにがんばることを誓います! 選手代表、星空みゆき」

れいか「すばらしい宣誓です。最後まで勝負をあきらめずにがんばってください」

JK「えー、それでは〜まずはプログラムbP! ラジオ体操を始めます! みなさ〜ん、隣の人とぶつからないように広がってくださいね〜」

あかね「ほんまもんの運動会みたいやな。いや、その通りやねんけど」

ラジオ体操中…………

れいか「みなさん、体もほぐれてきたところで次のプログラムに移りたいと思います」

みゆき「そうだ、れいかちゃーん。質問!}

れいか「はい、なんでしょうか?」

みゆき「この運動会って、個人戦なの? それとも団体戦?」

れいか「どちらとも言えますね。基本的には個人戦主体で競技を行い、必要がある競技の際にはチームを組んでもらうことになっております」

みゆき「そっかぁ、じゃあしばらくはみんなバラバラなんだね」

なお「わたしはずっと個人戦でもいいんだけどね。そのほうがぶつかりやすいし」

あかね「なお、そない火花散らすもんやないで」

ウルフルン「何でもいいからとっととおっぱじめようぜ。さっきからウズウズしてんだよこっちは」

マジョリーナ「そうだわさ。やるなら早くやるだわさ」

JK「んもう皆さんせっかちですね〜それではご希望通り次のプログラムを始めますよ〜」

れいか「プログラムbQ 100m走です」

ポップ「選手のみなは拙者についてきてくだされ」

やよい「よく見たら入場ゲートもあるんだね」

あかね「ほんま細かいとこまでこっとるわ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/26(日) 12:16:45.77 ID:A3A5PN4k0<> 選手並び順 @みゆき
      Aあかね
      Bやよい
      Cなお
      Dキャンディ
      Eウルフルン
      Fアカオーニ
      Gマジョリーナ

れいか「選手のみなさんはこのように並び終えております」

ポップ「キャンディの位置が……変更を要求するでござる!」

れいか「すいませんが、大会運営本部から変更はできないとの通達がありますので認められません」

あかね「運営本部てなんやねん」

JK「運営本部は私たち放送席の上にありまして、そちらにおられますよ?」

あかね「上……?」

ピエーロ「ガンバレー」

あかね「ちっさ! めっちゃちっさいけどピエーロおるやん!」

JK「ピエーロ様も参加したいといっていたのですが、あの巨体では参加はもちろん、まずここに入ることさえできないので、ならばせめて大会運営本部という形で参加していただきました」

あかね「そりゃあの巨体やったら無理やろけど……いやでもなぁ、えぇー……」

アカオーニ「キュアサニーもういいオニか?」

なお「みんな待ってるんだから細かいことは気にしない」

あかね「ああ、せやな……わかったわ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2012/08/29(水) 22:32:35.07 ID:GccJMC91o<> ピエーロおるんかいwwwwww
支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/08/29(水) 22:42:34.97 ID:QNPmfCfKo<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/08/31(金) 23:32:52.49 ID:e1FiAUxA0<> れいか「それではみさなん、変身してください」

みゆき「よーし、みんないくよ!」

変身中……

ハッピー「キラキラ輝く、未来の光! キュアハッピー!」

サニー「太陽サンサン、熱血パゥワ! キュアサニェー!」

ピース「ぴかぴかぴかりん、じゃんけんポン!(パー) キュアピース!」

マーチ「勇気リンリン、直球勝負! キュアマーチ!」

ハニーピーチ「「「「四つの光が導く未来! 輝け、スマイルプリキュア!」」」」

れいか「みなさん、ご自分のお姿をご確認ください」チョキ

ハッピー「うわぁ! いつものと違って体操着のままだ! どうして?」

JK「それはマジョリーナさんがご説明してくださいますよ」チョキ

マジョリーナ「そいつはあたしが開発したフクソウカワラナ〜イの力によるものだわさ! ちなみに効果はその名の通りだわさ」パー

ウルフルン「まんまじゃねぇか」パー

アカオーニ「そのままだオニ」グー

JK「そのままですねぇ」

ポップ「キャンディの位置が……」グー

ハッピー「そのままだね」グー

サニー「てかポップはまだ気にしとったんか」パー

マジョリーナ「みんなして言うことないだわさ! そうしろと言われたから作っただけだわさ」

マーチ「なんだっていいよ。ありがたいことなんだし」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/08/31(金) 23:47:36.79 ID:e1FiAUxA0<> ツインテールの魔法て名曲ですよね?


れいか「さて、長い前フリとなりましたがとうとう運動会の第一競技が行われようとしています」

JK「100mという距離の中でどのようなドラマが生まれるのか……たのしみですね〜」

れいか「選手のみなさんもスタートラインに立ちました。あとは開始の合図を待つばかりです」

JK「選手の皆さんの表情にも緊張の色が見え始めてきましたね〜いい顔してますねぇ」

ポップ「こちら現場のポップでござる。応答願うでござる」

JK「現場のポップさんとの中継がつながっていますね、れいかさん」

れいか「ポップさん、現場はどうですか?」

ポップ「不思議な空気でござる。熱気に満ち溢れながらもどこかに不穏な予感が見え隠れしている……」

れいか「やはりマーチとピースのお二人が発生の中心でしょう」

JK「でしょうねぇ。そもそもの発端は彼女たちにありますから」

れいか「はい。ポップさん、引き続き撮影をお願いしますね」

ポップ「承知でござる」

サニー「いや、そない本格的な撮影機材とかいらんやろ。ちゃんとうちらの声は届いとるんやから」

JK「雰囲気作りですよぉ。大会のらしさを出したほうがいいでしょう?」

ピース「やっぱり変なところにこだわるよね……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 00:23:44.25 ID:VRw5fBip0<> JK「それではぁ、位置について……よ〜い、」

大砲アカンベェ「ど〜んだベェ!」

サニー(絶対に突っ込まへん。今明らかにおかしいのおったけどつっこまへんでうち)

れいか「さあ、選手一同走り出しました」

JK「実況解説は私ジョーカーと」

れいか「青木れいかがお送りいたします」

JK「さて、最前列はウルフルンさん、キュアマーチさんの両名が競い合う形となっております」

れいか「中間組にはハッピー、サニー、その少し後ろにピースとアカオーニさんが。最後尾にはキャンディとマジョリーナさんが」

JK「これはもうすでに二人の競争となるのでは?」

れいか「確かにそう見えますね。ですが勝負はまだわかりません。それに……」

JK「それに……なんですか?」

れいか「いえ、何でもありません。あ、ついにお二人が残り20mに迫りました」

JK「後続のみなさんも追いつこうとがんばっておりますが、やはり地力の差が勝敗を分けてしまいましたね」

れいか「一番到着がウルフルンさん、二番がマーチですか……三番の枠をかけて今、サニーとハッピーがお互いに一歩も譲らない熾烈な戦いを繰り広げています」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 00:44:28.41 ID:VRw5fBip0<> サニー「ハッピー! 絶対に負けへんで!」

ハッピー「わたしだって! 真剣勝負だもん、最後まであきらめないよ!」

サニー「そっか、うちうれしいわ。ハッピーと本気でぶつかれることが」

ハッピー「わたしも。いつもサニーに守られてるけど、わたしは一人でもここまでできるってことを見せてあげる!」

サニー「それは楽しみや……けど、もうゴールは目の前やで! この勝負もろたで!」

ハッピー「最後まであきらめない! だってまだわからないんだもん!」

れいか「ハッピーのスピードが上がっていく……?」

JK「これはこれは……面白いひとですね。でも、足りませんねぇ」

れいか「……」

JK「あなたはどちらに勝ってほしいのですか?」

れいか「……お答えできません。私たちは平等な立場ですから」

JK「そうですか。おや、ハッピーさんが前へ飛びましたね」

れいか「届いてください……どうか」

JK「はたしてどちらが勝つのか……わかりませんねぇ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 00:55:51.17 ID:VRw5fBip0<> ポップ「結果はこのようになったでござる」

一位:ウルフルン 二位:キュアマーチ 三位:キュアサニー 四位:キュアハッピー
五位:アカオーニ 六位:マジョリーナ 七位:キュアピース 八位:キャンディ

れいか「みゆきさん……」

JK「あちらへ行ってもいいのですよ?」

れいか「いえ、そういうわけにはいきません。これは私が自ら望んだ『道』です。そこから外れるわけには」

JK「強情ですねぇ。まあいいでしょう……しかし、やるからには全力でお願いしますよ?中途半端な実況ではがんばってくれている彼女たちに申し訳ないでしょう?」

れいか「はい……申し訳ありませんでした」

JK「いえいえ、想い人ががんばっている中自分一人が、と気が咎めているのでしょう」

れいか「想い人だなんて……恥ずかしいです//」

JK「うふふ、純情ですねぇ。若さってうらやまし〜ぃ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 01:05:46.78 ID:VRw5fBip0<> JK「それにしてもハッピーさんはあと一歩及ばずといったところでしたねぇ」

れいか「はい。惜しいところまで行ったのですが……」

JK「ほかの方々は概ね予想通りですかねぇ」

れいか「そうでしょうね。しかし、ピースはこの順位だとおかしいと思います」

JK「といいますと?」

れいか「彼女はまだあの時の力を出していないんです」


マーチ「ピース。さっきの競技本気なんて出してなかったよね」

ピース「マーチ……」

マーチ「どうなの? ちゃんと答えてよ」

サニー「マーチ、怖い顔したらあかん。ピース怖がっとるやろ」

ピース「サニー。いいの。わたし、怖くないよ。それにちゃんと意味があってしたことだから」

マーチ「じゃあ、それを教えて」

ピース「わたしね、自分の普段の力だとどこまでマーチに届くのか知りたかったの」

サニー「マーチの?」

ピース「うん。でもやっぱり駄目だったね。わたしはあの力を出さないとまったく歯が立たないみたい」

マーチ「そう。じゃあ、次からは本気で来るの?」

ピース「もちろんだよ。だってそうしないとマーチとは渡り合えないんだってこと、ちゃんとわかったから」

マーチ「そっか。じゃあ、今回だけは見逃してあげる。代わりに私ももっと全力でいくからね」

ピース「望むところだよ。わたしも力は惜しみなく使っていくから」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 21:04:46.04 ID:VRw5fBip0<> JK「どうやら……私たちの心配は必要ないようですねぇ」

れいか「はい。やよいさんも本当に強くなられました……それでは、気を取り直して次の競技へと参りましょう」

JK「プログラムbQ玉入れ を始めま〜す。さあさあ皆さん、くじを引いてください」

ポップ「皆の者、こちらを引くでござる」

くじ引き中……(本当にくじを作って自分で引きました)

れいか「みなさん引き終わりましたね、チーム分けはこちらのようになりました」

一番チーム:ハッピー サニー ウルフルン アカオーニ

二番チーム:ピース マーチ マジョリーナ キャンディ

ハッピー「今回は同じチームだね、サニー」

サニー「せやな。ほな、力合わせて勝つで!」

ハッピー「おー!」

ウルフルン「せいぜい頑張りな。俺の足を引っ張らない程度にな」

アカオーニ(向こうがよかったオニ)

ウルフルン「おい、お前も手加減すんじゃねえぞ」

アカオーニ「と、当然オニ」

ウルフルン「お前のお気に入りがあっちにいてもか?」

アカオーニ「それは……」

ウルフルン「はあ……たぶんお前が本気でいかなかったら失望するだろうなあ。あのキュアピースはよ。全員が本気でいってる中お前一人が私情を挟んでセーブしてるなんて知れちまったらどうなることか……」

アカオーニ「本気でやってやるオニ! 俺様は偉大な三幹部の一人アカオーニだオニ!」

ウルフルン「おう、その調子だ」(ちょれえなこいつ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/01(土) 21:14:10.93 ID:VRw5fBip0<> ピース「わたしたち同じチームになったね」

マーチ「そうだね。できるなら別のチームが好ましかったんだけど決まった以上協力しよう」

ピース「うん」

キャンディ「キャンディもいるクル!」

ピース「あはは、そうだったね。キャンディも一緒にがんばろう」

マジョリーナ「あたし一人場違いだわさ……」

マーチ「期待してるよ、マジョリーナにもね」

マジョリーナ「ふん、あたしはもう歳なんだよ。あんまり働かせないでほしいだわさ」

ピース「歳でもこの競技は活躍できる方法があるよ?」

マーチ「どんな方法?」

ピース「それはね……」ゴニョゴニョ

マジョリーナ「なるほど、それならあたしにもできそうだわさ」

マーチ「ちょっと反則ぎりぎりなのが気になるけど……仕方ないか」

キャンディ「キャンディも頑張るクル」

ピース「よーし、それじゃあ頑張っていこー!」

マージディ「「「おー!(クル)(だわさ)」」」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/03(月) 11:45:47.23 ID:Px/69zGGo<> マージディって凄い混ぜ方したな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/14(金) 23:19:48.92 ID:sWaBRi950<> すごい久しぶりにここに来た気がしますね……書きます。


れいか「両チームスタート位置につきました」

JK「それでは〜開始の合図をお願いしますねポップさん」

ポップ「了解でござる。では、皆の者、位置について……よーい、ドン!」パーン!

JK「さて、どちらから実況しましょうか」

れいか「そうですね……まずは一番チームから試合模様を見てみましょう」

JK「ふぅむ、あちらは随分と普通の戦い模様ですねぇ。見ていても解説のしようもありませんし、放送席泣かせの試合運びですねぇ」

<サニー「キコエトルデー!」

JK「特別に目を見張るものもありませんし、二番チームに期待しますか」

れいか「そうですね。それでは二番チームの皆さんは……まぁ!」

JK「おやおや……これはどうしたことでしょうか」

ポップ「あれは反則ではござらんか!?」


ピース「ふふふ……みんな驚いてるね」

マーチ「確かにこれなら勝てそうだけど……よかったのかなぁ」

ピース「大丈夫だよ! だって誰も反則なんてしてないもん」

ピース「みんな自分の本来の力を出してるだけだもん。わたしは電気で身体能力向上させて玉を回収、マーチは風の力で玉を上空に打ち上げる、キャンディとマジョリーナが箒でそれを籠に入れる……不正なんてどこにもないよ」

マーチ「えぇー……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/14(金) 23:45:46.62 ID:sWaBRi950<> サニー「なんやあれ! あんなん卑怯やろ!」

ウルフルン「チッ! なめた真似しやがって……」

ハッピー「うわー! 大道芸みたーい!」

アカオーニ(俺も向こうに混ざりたいオニ)

サニー「っていうか大会本部は何しとんねや!」

ピエーロ「オッケー」

JK「どうやら問題ないようなので競技は続行です」

れいか「というわけです。みなさん、最後まであきらめずに頑張ってください」

ポップ「拙者こちらにいるのが怖くなってきたでござる」

サニー「あかん……根っこがくさっとったわ」

ハッピー「あきらめちゃだめだよ!」

サニー「ハッピー……」

ハッピー「れいかちゃんも言ってたよ、最後まであきらめちゃダメだって。わたしたちまだ負けてないよ! やれるだけやろうよ!」

サニー「そうやな……ハッピーの言う通りや! まだ終わってへんうちにあきらめんのは絶対にしたあかんことや」

ウルフルン「負けの見えてる勝負には興味なんざありゃしねぇ」

ハッピー「オオカミさん……」

ウルフルン「……っていいてぇとこだが、あんなのに手も足も出ませんでしたってのは三幹部の名が泣くぜ」

アカオーニ「そうオニ! 俺様だってそろそろやってやるオニ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/15(土) 00:14:27.55 ID:GXYKHSOZ0<> サニー「けど、どないする? 向こう完璧な布陣で玉を入れとる」

ウルフルン「俺たちがどんなに投げたところで向こうのスピードには追いつかねぇか」

アカオーニ「じゃあどうするオニ。このままだと負けるオニ」

ハッピー「んーじゃあ一回に入れる量をふやそっか」

ウルフルン「ああ? ちょっと増やしたところで焼け石に水だ、大して変わりやしねえよ」

ハッピー「大丈夫! だってほら、この玉を見て」

ウルフルン「うおぉ!?」

サニー「玉が小っちゃくなった! なんでなんや!」

ハッピー「おにぎりに似てたからぎゅ〜ってしたらね、こうなったの」

アカオーニ「どうしてそうなるオニ……」

ハッピー「これをおにさんがしたらもっと小さくなっていっぱい持つこともできるかなって思ったんだけど……だめかな?」

ウルフルン「いや、待てよ……これをああすればいけるんじゃねぇか?」

サニー「なんや? ええ案でも思いついたんか?」

ウルフルン「うるっふっふっふ、その通りだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2012/09/15(土) 01:02:23.65 ID:FK4xGgaYo<> おー、再開されてる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/09/15(土) 12:42:07.72 ID:GXYKHSOZ0<> サニー「なるほどなぁ、それならもしかしたらいけるかもしれんな」

ハッピー「オオカミさんすごーい!」

ウルフルン「いつまでもくっちゃべってる暇はねえ。さっさと始めるぞ」


JK「どうやら向こうも何かを思いついたようですねぇ」

れいか「そのようですね。この状況をひっくり返すことができるのか……気になるところです」

JK「ちなみに現在点数ですが一番チーム23、二番チーム168です。どうみても絶望的な差ですねぇ〜」

れいか「こうしている間にも点差は開いていく一方です」

JK「そして残り時間がおよそ二分ほど。これは難しい局面と思われます」

れいか「はい。二番チームが完璧な布陣で作戦を展開した時点で勝利が難しいです。ですが……」

JK「ですが……?」

れいか「ハッピーもサニーも、三幹部のお二方もこのままおわるなんていいうことは絶対にありえません。もしかすると本当にこの状況を覆せる策があるのかもしれません」

JK「なるほどぉ……まあ、すべては終わってみなければわかりません。最後まで競技結果などわたしたちにはわかりませんからねぇ」

れいか「はい。みなさんならばこの状況だって必ず……」


れいか(そうですよね、ハッピー) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/15(土) 13:10:39.95 ID:GXYKHSOZ0<> そういえばsagaっていうのは付けたほうがいいんでしょうか? もしそうならつけ方とか教えてください
名前欄にsagaを入れればいいんでしょうか?


ハッピー「おにさーん、玉集めてきたよー」

アカオーニ「おお、随分といっぱい集まったオニ」

ウルフルン「ま、こんだけありゃいいだろ。おいキュアハッピー、俺たちは次の分も集めるぞ」

ハッピー「よーし、がんばろう! それじゃあサニー、おにさん、お願い!」

サニー「任されたで、ハッピー。ほなアカオーニ、頼むで」

アカオーニ「やっと俺様の出番オニ! いくオニ!」


れいか「アカオーニさんが玉を圧縮しましたね」

JK「それを空に……なるほど、そういうことですか。考えましたね、ウルフルンさん」


アカオーニ「やれオニ! キュアサニー!」

サニー「よっしゃー! いくでぇ!」


サニー「プリキュア! サニーファイアー!」


れいか「なるほど。アカオーニさんが大量の玉を一つに固めて」

JK「それをキュアサニーさんの必殺技で籠に確実に入れる。これもまたいい手ですね」

れいか「ええ。この作戦の要となるのはサニーです。彼女の高いスパイク技術がなければ成功はなかったのですから」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/15(土) 13:24:02.57 ID:GXYKHSOZ0<> ピース「ええ!? あんなの反則じゃないの?」

マーチ「ピース、初めに言ったじゃない」

ピース「ふぇ?」

マーチ「みんな元々持ってる力を出してるだけだって。それを否定のは筋じゃないよ」

ピース「うぅ、そうだった」

マーチ「それでも、負けるつもりはないよ。私たちは自分にできることをするだけだよ」

ピース「そ、そうだよね! それに稼いできた点数があるもんね!」

マーチ「油断せずにいこう」


ハッピー「おお〜どんどん玉が入ってくね!」

ウルフルン「当たり前だ。俺様の作戦なんだからな。負けるなんてことはねえ」

アカオーニ「これで俺たちの勝ちだオニ!」

サニー「ハァ……ハァ……次、持ってきてや」

ウルフルン「おう。待ってろ

ハッピー(サニー?) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/15(土) 13:42:17.55 ID:GXYKHSOZ0<> JK「ふぅむ、どうやらあまりよくないことが起こっているようですね」

れいか「ええ、サニーのスパイクの精度が少しずつ下がっています」

JK「必殺技の多用による弊害でしょうねぇ」

れいか「はい。いくら体力がついてきたとはいえあれだけのサニーファイアーを使っていれば限界はいつもよりも速く訪れます」

JK「でしょうねぇ。でもそれを誰も気づいていないように感じますが」

れいか「……いえ、そうでもないようです」


サニー「……よし、次や」

ウルフルン「おし、アカオーニ。やれ」

アカオーニ「おしきたオニ!」

ハッピー「……ダメ」

ウルフルン「ああ? なんだって?」

ハッピー「ダメだよ! サニー、もうこれ以上打っちゃダメ!」

サニー「うちは大丈夫や……ハッピーはハッピーのできることしてほしいわ」

ハッピー「待って……待ってサニー!」


サニー「残り時間も、もうあんまりあらへんやろ? せやからうちが……うちが頑張らんかったら誰ががんばんねん」

ハッピー「サニー!」


サニー「プリキュア……サニーファイアー!!」


ウルフルン「ダメだ! 枠にあたって外れちまう!」

ハッピー「サニーを助けないと!」

ウルフルン「馬鹿野郎! お前はあいつの言葉が聞こえなかったかよ!」

ハッピー「っ!」

アカオーニ「キュアサニーは俺たちが助けるオニ。お前にはあっちを任せるオニ」

ハッピー「サニー……」

サニー(ハッピーには、ハッピーのできることをがんばってほしいわ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2012/09/16(日) 02:52:32.08 ID:BN/eTzIwo<> >>53
とりあえず不要な気がするからいいんじゃね
続き期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/18(火) 19:05:52.95 ID:Gjs8pVca0<> sie <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<><>2012/09/19(水) 00:20:39.07 ID:cSG3hAcn0<> ハッピー(サニー……サニーはわたしにこうしてほしいんだよね? だから、わたしがんばるよ! 見ていて、サニー)

ハッピー「気合いだ気合いだ気合いだー!!」


ハッピー「プリキュア! ハッピーシャワー!」


JK「外れていた玉の軌道がハッピーさんの必殺技によって元に戻されたようですね」

れいか「流石ですハッピー。それでこそ私たちのリーダーです」

JK「期待通りの活躍でしたねぇ」

れいか「はい。これでサニーの魂も心安らかに天に昇って行けるでしょう……」

JK「ご冥福を祈りましょう……」

<イヤ、チョイマチヤ‐!


サニー「勝手に殺さんといてくれるか!」

ウルフルン「意外と元気だなお前……」

サニー「無茶言わんとってや……結構無理してんねんからな」

ハッピー「サニー!」

サニー「ハッピー……飛びつくんわなしや……いや、うれしいんやけどな」

ハッピー「サニー……わたし、あれでよかったんだよね?」

サニー「最高や! 流石うちらの、プリキュアのリーダーやで!」

ハッピー「サニー……よかったぁ」

サニー「ハッピー。もう十分わかってる思うけど、うちらはみんな本気なんや。どんなことでも、なにがあっても」

ハッピー「うん」

サニー「ハッピーが仲間想いでええ子なんはわかっとる。せやけど、ほんまにうちらを思ってくれてるなら勝つために動いてくれるか?」

ハッピー「うん……うん! 絶対だね。約束するよ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/19(水) 00:33:21.09 ID:cSG3hAcn0<> サニー「ははは……ほな、いつまでも寝てられへんな」

ハッピー「もういいの?」

サニー「もー、まんたい! はよ次いこか!」

サ二ー(いつまでもハッピーに乗りかかられてると変な気起こしそうやし……)

ハッピー「あっ、ちょっと待ってサニー!」

サニー「なんや、ってなんや小指出して」

ハッピー「指切りげんまんだよ! わたしと約束して」

サニー「なんでや?」

ハッピー「わたしたち、確かに本気でやるよ。それは間違いなく本当。でもね、守ってほしいの。自分を一番大事にして? だって、誰かが……サニー、ピース、マーチ、それにみんなも。倒れるくらいにがんばらないで。だって、悲しい気持ちになる人がいるんだよ? せっかく楽しくやるんだから、みんな笑顔で楽しくしようよ!」

サニー「……せやな。ハッピーの言う通りやわ。誰かが欠けたあかんねや。そんなんハッピーとちゃう。よっしゃ! 約束や!」

ハニー「「ゆーびきりげーんまん、うそついたら針千本のーます、ゆびきった!」」

サニー「ハッピーと指切りすんのは初めてやな」

ハッピー「えへへ、また二人の初めてが増えたね。サニーとの指切りができてウルトラハッピー!」


ピース(あーいいなー。役得ー) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/09/19(水) 00:58:04.69 ID:cSG3hAcn0<> 前のハッピーの気合いだはすごかったと思います。ふくえんさん頑張り過ぎです。


れいか「先ほどの玉入れの結果発表です。一番チーム、241点 二番チーム273点」

れいか「結果から見てもわかるとおりかなりの接戦でした。あともう十秒もあれば結果は変わっていたでしょう」

JK「そうですねぇ〜。二番チームは個人の力を最大限に利用して効率よく点を稼いだのに対して、一番チームは力を前面に押し出し一度の点数を極限まで高めて、それを確実に点につなげる個人の力が冴えました。どちらも特徴的で魅せられる競技でした」

れいか「はい。一番チームの皆さんは残念でしたが、次からの競技でもまだまだ挽回のチャンスはあります。最後まで頑張っていきましょう」

JK「それでは続きまして、プログラムbR パンくい競争です」

ポップ「それでは皆の衆、こちらへ」


サニー「パンくい競争か……」

ハッピー「どうかしたの、サニー?」

サニー「いや、この競技マーチの独断場やろと思ってな」

ピース「まさかー。流石にマーチもこんな場所でまで食い気を出すわけないよー」


マーチ ゴゴゴゴゴゴゴ


ハニース(((まさか……ね))) <>