VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:45:35.48 ID:nY2KGnZjo<>表現の仕方を沢山持ってないとしんどいwwwwwwww


一応晒すから、おまいらで批評してくれください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1341582335(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>小説書くの難しいwww VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:46:44.99 ID:nY2KGnZjo<> 夜の道。静けさだけが自分を支配する。
雪は頭上から降り注ぎ、街頭に照らされた地は眩い輝きを孕んでいた。
足を動かし降り積もる雪の中を歩くと、ぎしりぎしりと積もった雪が潰れていく感触が、足を伝って頭の中に雪崩れこんで来る。
雪はさらさらとして柔らかい。けれども、その中に硬質な響が燈っている。
勾配は緩いが、足への衝撃は確実に筋肉へと負担をかけていた。
只でさえ鈍い足の動きは、そのほんの少しの勾配でさえ、厚く、高い現実という壁として目の前に突きつけてきていた。
足の寿命がまた縮む。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:47:38.09 ID:nY2KGnZjo<> 此処にいるのは、そんな足の命が残り少ない一人の少年だ。
只前を向いて歩く。
すると、不思議なことに目の前に白い光が集まってきた。
白い光はやがて一つの家を映し出し始めた。
僕の昔住んでいた家だ。
昔、僕がまだ幼いときに住んでいた、まだ足の悪くなかった頃の時間。
十年ほど前なだけの話なのに、僕は酷く昔に感じていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:48:21.23 ID:nY2KGnZjo<> 只の映像だった光景には意識がつき、足がつき、匂いがついて最後には体がその過去へとダイブしていた。
目の前に現れたのはインターホン。昔のようにボタンを押すと、聞きなれた声がする。
「おかえりなさい、了祐」
「ただいま、お母さん」
昔答えていた答そのままで僕は答える。
家の敷地へと足を踏み入れると、土には霜が降りていた。
この時、此処は冬なんだと僕は実感した。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:48:57.57 ID:nY2KGnZjo<> ゆっくりと赤いレンガで舗装された道を歩く。
もう数歩歩けば扉の前に着くのだ。しかし、その数歩が酷く長い。
一歩歩くごとに足が重くなった。そうか、時間が戻っているだけで、体はさっきのままなのか。
道理で重くなるわけだ。……しかし、それにしてもこの重さはないだろう。まるで漬物石をつまさきで持ち上げているようだ。それなのに体は酷く軽い。
いつもよりも軽く、例えるなら、そう。まるで背中に羽根が備え付けられたように。
そんな軽さだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:50:25.25 ID:nY2KGnZjo<> しかし、足は重い。次第にその重さを上げて行く。不思議な感じだった。
上は飛びそうなのに下は頑なに動こうとしない。
地面に足が張り付いた鳥というのは、こんな気持ちなのだろうか。
まあ、そんな鳥はまず居ないだろうが。

時間は確実に流れていく。ゆっくりだが体も動いている。あともう半歩、体が傾き、足が地面に付けば、扉に手が掛かるところまで来ていた。
あともうすこし、そう、あともう少し。
心の中で何度も念じていた。あと少しで、皆に会える。
「…………」
あと、地面まで3センチ。あと2センチ……1センチ……!
……ついた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:53:20.82 ID:nY2KGnZjo<> 途端、今までの足の重みが消えた。
同時に背中に翼が生えているような感覚も失われている。
扉に手をかけ、ゆっくりと引いた。
木製の扉は、驚くほど軽くて、今までの時間の長さが嘘のように、直ぐ家の中へ入ることが出来た。
靴を脱ぎ、そろえる。そうしないとお父さんに叱られてしまうからだ。
向き直り、歩き始めた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:54:00.51 ID:nY2KGnZjo<> 廊下を歩くと、その度にきしっ、きしっ、と木の床が軽くたわむ。懐かしい、家。
居間へと足をのばすと、父親はテレビを見ていた。
ああ、この頃はよく野球を見ていたな。
その横では、林檎をむきながら何かを父親と話している母親の姿があった。
返事はなかなか聞こえてこなかったけれど、母の口元は緩み、優しい瞳がそこにはあった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 22:54:04.93 ID:YCSdCwQDO<> 読みづらいですぅ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:54:28.08 ID:nY2KGnZjo<> 少し可笑しいと感じ始めたのはその頃からだった。
自分がいないのだ。声を掛けても返事が来ない。
妙な胸騒ぎがした。僕は必死に家の中を巡った。
廊下、階段、風呂、トイレ、二階の僕の部屋、母達の寝室。
しかし、全ては止まっていた。
動いていたのは、居間だけだった。
そういえば、冬の空の元を歩いていたのに風が吹いてこないのも不思議な話だ。
此処では何かが狂っていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:54:53.66 ID:nY2KGnZjo<> >>9
スペースあけたほうがいいかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:55:25.07 ID:nY2KGnZjo<> 水道の蛇口からはあと少しで水がたれようとしているのに、一向にたれてこない。
母親が林檎をむいているのに、林檎は何時まで経ってもむき終わらない。
そう、それはまるで、ビデオテープに録画された映像のなかから、極短い時間を切り出してループ再生しているような。そんな光景だった。

一度玄関に戻り、外への扉を開けた。
外に出て、何も変わっていない事を確認する。
しかし、次には行った時には、何もなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:55:59.96 ID:nY2KGnZjo<> 父も母も居ない。あるのは、長年すんでいなかった空きやに見られる、クズなどの植物だけだった。
もう一度外に出、後ろを振り返ると、其処は空き地。
前をもう一度振り返ると、其処に在ったのは見慣れた土の道ではなく、先ほどまで歩いていたコンクリートの道だった。
それに、足がついていない。やけに周りは騒がしい。
誰かが車に轢かれた様だ。
鑑識の人たちは、ある名前をあげていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:56:26.29 ID:nY2KGnZjo<> その名前は、雪野了祐と言う、見慣れた名前。
「嗚呼、僕は死んだのか」
後悔は無かった。意識は此処にある。これから僕は、この広い世界を見に行けるのだ。
そう思うと、少し楽しみだった。
これからは足が傷み、痛さに顔をゆがめる必要もない。
空を飛ぶことも出来る。
さあ、これから僕はどんな美しい世界を見にいけるのか……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:57:01.82 ID:nY2KGnZjo<> 居ても経っても居られなくなった僕は、気付くと天を仰ぎ空へと飛んでいた。



それは、ある雪の日に起きた、小さな奇跡。
ありふれたある少年の、ごく僅かな時間の、軌跡。


fin. <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:57:37.79 ID:nY2KGnZjo<> 終わり。

個人的には違う人称が区切り悪いところで混ざっちゃってるから、
どう言う視点で読めばいいのかわからなくなってるのが課題だと思ってるんだが・・・

批評してくれると助かる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 22:57:53.62 ID:YCSdCwQDO<> >>11
うん、少し詰まり過ぎてる

まあ乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:58:06.21 ID:nY2KGnZjo<> まあ次いくよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 22:58:23.94 ID:/GIX9jBQo<> >>16
こことかここで晒してみるとかマルチするなら一応言っておけ

SS製作者総合スレ23
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340956272/

SS批評スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333168263/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 22:58:48.39 ID:nY2KGnZjo<> >>17
次から気をつけるね!

批評してくれるとうれしいなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:00:24.20 ID:nY2KGnZjo<> >>19

ありがとー

確かに真面目な意見も欲しいけど、ゆったりまったりやりたい気分があるから今回はこのままいくよー


皆もまったり読んでくれるとうれしいな! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:01:42.59 ID:nY2KGnZjo<> あ
因みに年は17だよ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:02:26.63 ID:nY2KGnZjo<> こんな話がある。

獣の涙は雨よりも早く地に染みる。地に染みる獣の涙は、様々な色を見せる。

喜びの涙、怒りの涙、哀しみの涙。それらは地に染みこみ、やがて雲となり、再び地を湿らせる糧と成る。

どんな涙にも意味はあり、無為な物など存在しない。

喜びで地を濡らすのならば喜びを分かち合え。

怒りで地を濡らすのならばその涙を糧とせよ。

悲しみで地を濡らすのならば、泉が続く限り己が身を癒せ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:03:38.61 ID:nY2KGnZjo<> 月はそれら全てを、自らが照らした水面に映すだろう。


獣は映されたモノが、ゆらゆらと浮いている事に気付いた。

そっと足を踏み入れると、踏み入れた足の感覚が消えた。それは不思議な感覚で、獣はその感覚に病み付きになり、身体を深く沈めた。


気付いた頃に、その獣は居なかった。

何処へと向かったのか。

……知る者は居ない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:04:13.76 ID:nY2KGnZjo<> 之を聞いた大半の人の感想は『よく分からない』だろう。

実際、これを聞いた男(以後『男』は同一人物であるとする)もまた、意味が分からずに居た。


しかし、同時にこの話を聞いていた女(以後『女』は同一人物であるとする)は、納得したような顔だった。

男は興味から、女にこの話の真相を求めた。

女は聞かれるのを待っていたかのようだった。長くなるからと腰を落ち着ける場所を見つけると、そこに腰掛けて話を始めた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:04:39.24 ID:nY2KGnZjo<> 「獣、はつまり人間の性質を表している。心の奥底。心理、とも言うわね。獣は水面を見て、どうしてそこに足を踏み入れようと思ったのかしら」

男は思案して、こう答えた。

「……好奇心?」

女は頷くと、再び話を続けた。

「そう。好奇心。獣は好奇心から泉に触れた。そして、不思議な感覚を味わった。さぞかし気持ちよかったでしょう。この世全ての知が内包されているものね。欲望を満たすことは容易だったと思うわ。……だけどね、獣はそこで欲に目が眩んだ……。そりゃあそうでしょう。眼の前に快楽の全てがあれば、疑心よりも先に手が出てしまうもの」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:05:05.34 ID:nY2KGnZjo<> 男は頷く。女の説明は少々、知識を鼻にかけたような物言いだったが、男はそこまで意識しているようではなかった。

女が言った言葉を理解するだけで、脳の余白が埋まってしまっていたからだった。

女は最後にこう言った。

「結果。獣は姿を消した。結局、欲に溺れた末路はこうなるんだって言う、言わば人への啓示みたいな物よ……。と、どうしてこんな話をしてしまったのかしらね。普段は初対面の人にこんな話はしないのだけど……。私も結構な妄想壁の持ち主だから、作者の意思は結構歪んじゃってると思うけど……。こんなので良かったかしら?」

「ああ、ありがとう」

「ホント、どうしてしまったのかな。柄でもない」

それじゃあね。と手を振ると、女はその場を離れていった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:05:56.90 ID:nY2KGnZjo<> 図書館での話だ。

男は、女の説明を聞いて、女の中を覗いた気がした。説明中、女の表情は変わる事はなかったが、最後の方だけ、目じりの周辺に皺ができていた。

少し哀しげでもあった。表にはあまり出さなかったが、恐らく自分も似たような体験をしたことがあるのだろう。

男は、帰路に就いた。

女は、今でも生きているだろうか。

後日、男は海辺に手紙入りの瓶を投げ入れた。女への想いを綴って……。

文面は以下のようなものだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:06:22.61 ID:nY2KGnZjo<> ーー様。
お久しぶりです。
以前、図書館で話を聞いた者です。
あれから、暫くあの話について考えていました。
ーーさん程ではないですが、やっと自分なりの答えが出せたので、こうして送ります。

私は…………



今度、もし機会があれば、私の意見について話を聞いてみたいです。
それでは、またいつか。どこかであう事を願って。






_______________________________________________________




届くだろうか。いや、きっと届くだろう。そう信じていれば、いつか届く気がした。
小さく灯った恋心と共に、彼は白雲立ち込める空を見上げた……。

end. <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:07:54.63 ID:nY2KGnZjo<> 個人的には、分かり難いのが難点・・・だと思ってる。如何せん10ヶ月近く前の話だからな。

自分の文章かよくわからなくなる事もあるwwww


あー、あと、常時感想批評受付中ですwwww

下手だけど、教えてくれるとうれしいよ!



因みに、真面目に書くということを始めて、来月で一年です! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 23:08:11.03 ID:P86vw1cjo<> 妄想壁 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:08:59.69 ID:nY2KGnZjo<> 個人的には、分かり難いのが難点・・・だと思ってる。如何せん10ヶ月近く前の話だからな。

自分の文章かよくわからなくなる事もあるwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:09:54.81 ID:nY2KGnZjo<> ごめんww
かぶったww

>>31

妄想壁wwwwwwきっついなあwwww

でも感想ありがとwwww

読んでくれてるのがわかるだけでうれしい^^ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:11:20.97 ID:nY2KGnZjo<> さてつぎ。

テーマは三つ。
『パソコン』『鍋』『自動販売機』
あ、因みに言うと、之まで晒したのは、全部 構成、執筆、推敲を数十分でこなして作った小説です。



 鍋の中ではぐつぐつと米が煮えている。
鶏がらを入れて出汁にし、しめじや玉葱で適度な甘味を持たせる。
野菜を入れると豊かな風味になる。
あとは事前に剥いでおいた肉を入れてひと煮立ちすれば、リゾットの完成だ。
 この作り方は、亡くなった母さんがよく僕に作ってくれた料理だった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 23:11:33.72 ID:/GIX9jBQo<> >読んでくれてるのがわかるだけでうれしい^^
>wwwwwwwww

もしかして、煽ってる? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:11:46.22 ID:nY2KGnZjo<> 母さんは仕事をしながらぼくを育てていた。
当時小学生だったぼくは、仕事から帰ってきた母さんを玄関で迎えるのが、日課だった。
それがぼくの『やるべきこと』だと思っていたからだ。
母さんは、決まって夜に夜食を作ってくれた。
レパートリーは多く、下はおかかと卵とじのオジヤ。上はさっきぼくが作ったリゾットだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:12:53.11 ID:nY2KGnZjo<> >>35

ああごめん。

少し気分が高翌揚していたから


煽っていたつもりはないよ

でも、そう感じていたなら謝る

すまん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/07/06(金) 23:13:08.60 ID:2W+HOBvi0<> 地の文は段落を一つ下げた方がいいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:13:36.57 ID:nY2KGnZjo<> 母さんは根っからの日本人だったので、大抵の料理には醤油を入れていた。

和食は勿論、洋食にも、中華にも。ぼくの家では、ステーキに醤油をかけて食べていた。

無論、それはぼくが小さい頃から続いているわけで。それが当然だと思っていた。

しかし、ぼくは10歳にしてその『常識』が普通ではない事を知った。

平成32年、小学5年生の12月24日、クリスマスイヴ。給食にステーキが出てきたときのこと。

ステーキは、塩と胡椒で味付けされていた。

いつも醤油で食べているぼくからしたら、それは軽いカルチャーショックだった。

塩と胡椒がどういうものか、それは分かっていた。

けれど、ステーキに、いや、肉が塩と胡椒で味付けをするという発想は、意外以外のなにものでもなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:14:21.24 ID:nY2KGnZjo<> >>38

次に書くときに気をつけます。

でも、今回は既に完成した作品だから、あえてそのままで出すよ。


感想有難う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:14:50.65 ID:nY2KGnZjo<> とりあえず、ぼくはステーキを口にした。

みんなは家でさえ滅多に出ないステーキが、給食で食べられることに大喜びしている。

けれど、ぼくはそれを気にしている余裕は無かった。

……くさい。ただただひたすらにくさい。

言葉で表すのが上手くできないけれど、ただくさかったのを覚えている。

今食べれば、その独特の臭味がまた美味しいのだと分かるのだが、当時の、舌が醤油に慣れた状態では、そのくさみを美味しいと感じることは叶わなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:15:22.37 ID:nY2KGnZjo<> 肉の臭味はなかなかとれない。

焼肉なんかでそれは証明済みだろう。

そんな時には、お茶を飲む。お茶は臭い消しにもなるからだ。

どこかのテレビ番組でその話を聞いていたぼくは、先生にことわると、廊下のバーへとかけ込んだ。

紙コップを取り出して、コップを機械の特定の場所に置く。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:16:03.56 ID:nY2KGnZjo<> 紅いボタンを押すと、黄緑色のお茶が紙コップに注がれた。

湯気がもうもうとわいていたが、それを視認する余裕はぼくに無く、口の中にお茶を流し込んだ。

直後、ぼくは悲鳴ともにつかわぬ可笑しな声を出した。

熱い、熱い、熱い。口内が燃えるように熱かった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:16:55.19 ID:nY2KGnZjo<> 思わず自動販売機にかけ込む。

ポカリスエットと書かれたボタンを選ぶと、すぐさま押した。

ガコンッ、と言う鈍い音が足元に響く。

すぐに手に取り、ふたを開けるとまさに言葉通り「速攻」で、飲み干した。


「ああ、おいしい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:17:36.13 ID:nY2KGnZjo<> そんな事があったのを、リゾットを食べながら思い出した。

パソコンにある、ウィジェットの時計をのぞくと、日付は8月14日を示していた。

丁度、母さんの命日。

母さんの墓標は、空にある。

母さんが、遺言で遺骨は空にまいてくれと頼んだからだった。

だから、遺骨は無い。

物理的な墓標は茨城の実家にあるけれど、そんなものは只の抜け殻でしかない。

だから僕は母さんの命日になると、決まって家の近くの自動販売機でミルクティーを買い、空に語りかけながら飲んでいた……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:18:01.91 ID:nY2KGnZjo<> ミルクティーは、何となく母さんを思い起こさせる。

優しい味、甘い思い出。

さて、今日の天気はどうかな? 晴れているかな?

立ち上がってカーテンを開けると、青空が広がっていた。


良かった……。

end. <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:18:28.20 ID:nY2KGnZjo<> 暖かいお話を書いたつもりだったけど、あんまりこの手の明るいお話を書いたことがなくて、結構稚拙になってしまった気がするんだよね・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:19:00.46 ID:nY2KGnZjo<> 読んでる人あんまいないかな?

まあ居なくても書くけど

オナヌーと呼ばれようと稚拙と言われようと評価とかアドバイスはやっぱ欲しいからね。

批判されようとアップできるものは全部アップするくらいの勢いでとりあえずうpする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:20:35.99 ID:nY2KGnZjo<> 縦横無尽に伸びる書物の羅列。

天を見据えようと先は見えず、横を見れど終わりは見えない。

此処にはあらゆる文化と歴史が存在し、既にこの世には無い書物も、この世のログも、書としてこの世に具現化されている。

司書は居るが、存在しない。

全ての書を扱う此処は、この世全てを記録している。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 23:22:07.57 ID:P86vw1cjo<> 漢字は使いすぎるとかえって子供っぽくなるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:22:10.74 ID:nY2KGnZjo<> 此処は外部から見れば只の塔に過ぎない。

螺旋状に配置された小窓からは光が漏れ、全ての光はある一点を指す。

それは、ある二人の一生を書いた書物。

この世の理を紐解いた、二人の物語。

人が喜びを感じるプロセス、怒りを感じるプロセス、哀しみを感じるプロセス、楽しさを感じるプロセス。

それらは人の根底にある過程、進行、経過を、最も簡単な言葉で表す書。

人々は之を『文字として』読むことは無い。

既に彼らは、生まれた頃から書を創り出している。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:22:43.06 ID:nY2KGnZjo<> >>50

ありがとう。

まあでも法律上はまだ子供ですwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:23:09.62 ID:nY2KGnZjo<> 人々は書物を求めこの塔へと足を踏み入れる。

書物を買うのに必要なのは、金ではない。

『此処』へ、自分が生きてきた中で最も幸せだった瞬間を語ればそれで事足りる。

死に逝く者は、己が身を終わらせる場所を求め、此処の扉を叩く。

逝く者が扉を開けると、其処にあるのは蔵書の貯蔵されている塔ではなく、ある公園。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:23:55.96 ID:nY2KGnZjo<> 其処は、幼い頃遊んだ、思い入れの在る、懐かしい風景。

彼らはそれを懐古し、幸せな笑顔を浮かべながら去る。

向こう側の世界へ向かって。

司書は思う。

「嗚呼、今日は月が綺麗だ」と。

湖の水面に月が照らし出され、それがゆらゆらと揺れながら拡散し、再び月の姿を映し出す。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:24:25.09 ID:nY2KGnZjo<> 彼は幼い頃から本を読むのが好きだった。

童話、寓話、神話、この世にある書物を全て読む程の勢いで、書物を読み続けた。

ある時は本を異様なほど散財し、それらを刹那の間に読み終えた。

またある時は、貪る様に求めた。またある時には、自我を失うほど現実を逃避した。

しかし、其処には一つだけ共通点があったのだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:24:50.48 ID:nY2KGnZjo<> 一人ではどうしようも出来ないほどのあくなき『好奇心』が。

彼にとって、現実と言う物は何の重要性も無かった。生物の基と成っている感情が沸かない、黒白の世界だったのだろう。

彼の生きている世界は『書物』その物だったのだ。

書物の中でのみ彼は、感情を豊かにし、その語り部としての一生を己と信じ、謳歌することが出来たのだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:25:16.78 ID:nY2KGnZjo<> しかし、その幸せは長くは無かった。

彼が逃避した理由。それは、己が身体の弱さに在ったからだった。周りが其れを止めなかったのも、彼の身を知っての事だったのだ。幼い頃から、彼は一人で歩く事が出来ず、彼の傍には常に松葉杖が欠かせなかった。

身体を壊し、寝ている事しか出来なくなってしまった自身を、彼は酷く呪った。

しかし、身体の弱さから、自らの首を締めることでさえ叶わなかった彼は、長い間思考を辞めていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:25:52.76 ID:nY2KGnZjo<> ある満月の夜、彼の脳裏にある一点のイメージが湧いた。

その夢では無数に書が並び、常に書が生成されつづけている。

読みたい書物に困る事は無く、死に場所に困る事も無い。そんな世界だ。


それから彼は、本当の意味での居場所を見つけたのだ。

終わる事の無い幸せを。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:26:18.29 ID:nY2KGnZjo<> 彼の幸せは、万人の幸せとは違う。
しかし、彼のような幸せな形も在って良いのかも知れない。
幸せな形は十人十色違う。


彼の、彼だけにしか創れない書は、『夢の中』に在る。

喜怒哀楽が表せる、彼にとって最高の……。


之は、ある少年の夢。

彼の夢に終わりは無く、未来永劫其処に在り続ける……。


了 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:27:27.19 ID:nY2KGnZjo<> 眼が覚めた。眼鏡を手に取り、時計に焦点を合わせる。

時計の針は午後の二時半を示している。

床を出、布団を押入れにしまった。

しめてここまで十五分。朝だからか全体的に動作が遅い。

カーテンを開くと、朝日が部屋にさした。

いや、朝日ではないか。もう昼過ぎだしな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:28:56.61 ID:nY2KGnZjo<> 一輪の蓮華を持って席を立った。

戸棚の中からマッチと煙草を持ち、玄関へと歩みを進める。

結構前、切り花にしようと思い庭から摘み取ってきたものだ。

が、結局使われることは無く、冬の乾燥した環境に長い間置かれ、花弁はぱりぱりになっている。手入れをしていたおかげで、状態は極めて良好だった。

靴(と言っても手持ちは下駄しか無いが)をはいた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:29:42.28 ID:nY2KGnZjo<> そして、ドアノブに手を掛けてゆっくりとまわし、少し力をこめて押し込んだ。

と、言うのも、外から来る風の圧が、思ったより強かったのだ。

その証拠に、少し開いたときに、隙間から風がぴゅーぴゅーと音を立てて入り込んできている。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:30:48.49 ID:nY2KGnZjo<> しかし、力を加えてしまえばこちらのもの。

少し開いてからは割りと簡単に開いた。

よし、これで外に出られる。

玄関の敷居を跨ぎ外に出た。

左の方で、からからと使い古された木桶が、小気味よい音を立てて転がっている。

あとで立たせておこう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:32:17.67 ID:nY2KGnZjo<> 敷地を出てすぐ左に進み、そのまままっすぐ4町ほど進むと公園がある。

途中で茶屋もある。

どうせ一年に一度しかないのだ。たまにはいいだろう。

下駄の鼻緒に親指と人差し指の間が食い込む感触が、酷く懐かしく感じた。

最後に足に靴と呼べる物をはいたのは、三月ほど前の、弟の結婚式が最後だったように思う。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:32:45.03 ID:nY2KGnZjo<> 普段足袋で済ませてしまっている自分に、洋物の革靴は少々堅苦しく感じていた。

やはり俺にとっての「靴」は下駄だ。

世間一般での靴は、その機能を果たせない。

洋物の革靴は俺には合わない。

砂利がじゃりじゃりと音を立てて弾ける。

舞い上がった煙は、自分を通り抜け、後ろへと流れていった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:35:03.33 ID:nY2KGnZjo<> 茶屋でみたらしだんごを4つ買った。

笹の葉に包まれている。笹の香りが鼻腔を擽った。

久しく嗅ぐことのなかった香りだった。ここに越して来てから、もう一年になる。

越してきてすぐに、家族は俺を残し発っていった。交通事故。

俺は仕事で出掛けていた。どうして、皆と一緒に行かなかったのだろうか。

そんな思いばかりが自分の中をまわり続けていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:35:31.46 ID:nY2KGnZjo<> しかし、時間の流れとは残酷なのか慈悲なのか。

仕事の忙しさもあいまって、次第にそれが頭の中をめぐる事は少なくなっていった。
 

 小さい頃におふくろを病でなくして以来、親父は大工仕事に充てる時間を増やしていた。

残された俺を養うため。

暫く、自分で食事を作る日々が続いた。

少しさびしかったけれど、幸せだった。そう言えた。

しかし、そんな日々は長く続かなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:36:49.45 ID:nY2KGnZjo<> 元々父親は体が強くなかったのだ。

仕事に従事する時間が短かったのも、それを配慮しておふくろが止めていた為だったのだ。

そんな身体に長期間今までになかった負担が加われば、どうなるか位安易に想像がつく。

死因は、転落死。日ごろの疲れの皺寄せが来たのだ。

高所での作業中に……。

結局俺は養子として、新しい家族に迎え入れられた。

悲しいこともあったけれど、そこでの生活は楽しく、過去の辛い思い出を思い出すことは、なくなっていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:38:45.75 ID:nY2KGnZjo<> 引き取られてから三年、借家で暮らしていたが、お金がたまり、ついに家を買うところまでこぎ着けた。

引っ越しをして、全てが上手くいく。

これから新たに始まる。そう思っていた矢先の事だった。

あの事故は……。それが、一年前の事。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:39:11.47 ID:nY2KGnZjo<> 二度目は、辛いというものではなかった。

自分で自分を殺めようとしたことが何度あったか。もう数も覚えていない。

それでも尚今日こうして生きていられるのは、周囲の人々のおかげだ。

親戚や近所だった人達の励まし、援助。あれが無ければ俺はもうこの世に居なかっただろう。

これからも俺は、あの人たちに感謝し続けるだろう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:39:37.99 ID:nY2KGnZjo<>  公園に着いた。今までの事を思い出し、目尻が少し湿っている事に気付いた。

ああ、柄じゃないな。

最初のおふくろと親父の遺骨は神社に。

二番目の家族の遺骨は寺院に、それぞれ納骨されている。

それでも尚、この公園に来たのは理由がある。

それはここが、生まれてからずっと行き続けた場所だったからだ。

最初の両親が死んで、二番目の家族も死んだ。

どちらの親に遊んでもらったときにも、遊び場は変わることなく、いつも「ここ」だった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:40:03.62 ID:nY2KGnZjo<> 持ってきた煙草を口にくわえ、マッチを擦って煙草の先にともした。

息を吐くと、白い煙は、ゆらゆらと揺れてすーっと消えていった。

蓮華を取り出す。さっきと同じようにマッチを擦り、今度は花弁にともした。

煤を出しながら燃える。

煤によって出来た柱は、時節風に揺れながら、まっすぐと空に伸びていった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:40:54.89 ID:nY2KGnZjo<> 「笑う角には福来る」

そういえば皆、心の底から笑っていたような気がする。

白い煙に巻かれながら、そんな事をふと思い出した。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:41:21.38 ID:nY2KGnZjo<> 俺もそうしよう。今までの災厄は、過去。もう過ぎ去ってしまった物だ。

だが、未だにそれを引きずっているのも事実だ。

だからと言って、悲しくしていて、何か良いことがあるわけでもない。

ならばせめて、みんなに報告しなければ。


自分はみんなの分まで、こうして生きています、と。

胸を晴れるように。

精一杯の笑顔で、空へと微笑んだ。


了 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/06(金) 23:42:03.82 ID:nY2KGnZjo<> ごめんwwwwww


腹調子悪いから便所行くwwwwww

批評とかばんばんしてってね!ww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/07(土) 00:05:54.56 ID:/dTvksJao<> ただいまー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/07(土) 00:06:51.77 ID:/dTvksJao<> ただいまなんだけど、明日TYPEMOONfesいくから、今日は早めに寝なきゃならんのよ・・・

ごめんな

もし日曜日まで残ってたらまたあおうね!!

じゃノシ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/07(土) 01:07:33.08 ID:/dTvksJao<> http://www.nicovideo.jp/watch/sm7110419 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/07(土) 01:08:24.46 ID:/dTvksJao<> ごじったwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/07(土) 01:14:56.63 ID:Q2F5fwS4o<> なんかワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/07/07(土) 05:57:09.44 ID:pkl6B43AO<> ……筆舌し難いな。色々と。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 14:41:04.91 ID:cHQr+dSP0<> おおよそ1年になるのに10ヶ月前の文章だったらまだ書き始めの作品じゃん。
それなのに構成、執筆、推敲を数十分っていうのはなぁ……
もっと時間かけるべきじゃないのかな。
自分でも解り難いって思ってるなら特に

一番最近のは? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 18:37:52.16 ID:6mNiBsK/o<> ただいまー。

>>81
うん、なんかすまん
>>82
そかー
なかなか時間取れないのよね
色々あって <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 21:37:08.44 ID:Y0ifX6M9o<> >>82
きれてた。
一番最近のやつになると、ラブストーリー大賞の原稿かな。
現在進行形。

この原稿のプロットって晒さない方が良い? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 21:49:36.80 ID:cHQr+dSP0<> ラブストーリー大賞ならWebで公開したのも受け付けてくれる筈だけど、完結したのが見てみたい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 21:55:50.22 ID:Y0ifX6M9o<> >>85
プロットは見せなくとも構わない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 22:02:30.90 ID:cHQr+dSP0<> 自分的にはプロットは見なくても構わないけど晒したいなら晒してくれれば <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 22:07:02.50 ID:Y0ifX6M9o<> >>87
えーとね・・・
あれだよね。俺なんかの設定が、とは思うけど、すこし盗作が怖い。
わかってる。そんな盗まれるほどの技量がないの位。でも少し恐い。

こう思うのは普通なのかねー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 22:10:27.01 ID:cHQr+dSP0<> 心配なら晒さなくていいと思うよ。
そう思うのは普通なんじゃないかと思うし……

というか批評したいんじゃなくて読みたいだけだから晒されてもアドバイスできないと思うよ
感想言う位しか出来ない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 22:14:21.35 ID:Y0ifX6M9o<> >>88
そっか・・・。
でもありがと。
晒しておきながらあれなんだけどさ、あまり自分の作品には自信ないのよね。

今回スレ立てて、自分を試したんだー

叩かれるの前提で。
これで叩かれて書くの嫌になるならそれまでだろーなーて。
それで書いてみたら、下手でも構わんから読んでみたいって言う人いて。

なんかちょっと泣きそうになってしまったwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 22:37:33.76 ID:cHQr+dSP0<> 自信ないなら推敲し直して納得いったものを晒す方がいいと思うけど……。
書き始めの作品ばっかだったし、時間無くてあんまり出来てないならもうちょっと量溜めてからもう一度晒したら?

ネットにも小説の技法とかそういうページ沢山あるしそういうの見てみればどうかと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 22:42:02.93 ID:Y0ifX6M9o<> >>91

うむ・・

そこまで頭まわってなかったなあ

安直な気持ちで立てたから。

とりあえず、今はあそこの続きを探してる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 22:57:35.92 ID:cHQr+dSP0<> >>92
どこの事だか解らないけども。
普通に小説読むだけでも十分いいと思うよ。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:02:53.79 ID:TcyKYPbno<> マジレスすると、叩く以前に読む気にならないレベル <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:07:01.06 ID:Y0ifX6M9o<> >>93
ああ、うん。勘違いだ。すまぬ。
>>94
まあアマの作品でも上手い方ではないな。

でも晒さないと、何も始まらんのよねー
こんな小説でも読んでくれたり評価付けてくれる人もいるからさ。

因みに、最後に投稿した作品はなろうで40pくらいついてた。
まあ自慢には程遠いが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:09:59.21 ID:TcyKYPbno<> ある程度実力がついてきたんじゃないかと、そう思って晒してるんなら、大間違いです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:12:45.42 ID:Y0ifX6M9o<> >>96
全部ほぼ同時期だって最初に書いたはずだけど。

慢心も驕りもしてないよ

そもそも、初期以外の作品を晒していない。

今書いてる作品も投稿用だから、落選発表が来るまではさらせない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:14:49.35 ID:TcyKYPbno<> 饒舌に中身のないことを語っても、何も身につかない
中身を膨らませるのは他人ではなく自分
そこをよく理解しなさい
でなきゃおまえは死ぬまでワナビ止まりです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:23:39.46 ID:TcyKYPbno<> 文体に凝って物語としての核を風化させてしまうのは最悪です
まずは簡単な文で良いから、話として自信があるものを書きなさい

装飾過多なだけで何も面白くない話
文体はひどいがとても面白い話

前者を選んで成功しようなんて馬鹿げた話はあり得ません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:23:47.24 ID:Y0ifX6M9o<> >>98
そりゃ人生経験少ないもの。
色々なことを経験する事で、それが物語に深みを持たせるんだから

コネクションがない訳ではないから、相当無理すればいけるのかもしれないけど、
そうまでしていきたくはないし、
自力でいけないのなら、自分はそれまでだと思ってるから。

一生わなび止まりかどうかって言うのは、俺が決める事でも貴方が決める事でもないでしょ?

下読みと編集が決める事。


俺らがどうこう言ってもなにがはじまるわけでもないし

まあ、アドバイスをもらう事で変わることは可能だけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:27:26.26 ID:Y0ifX6M9o<> >>99

一ヶ月目の、本当に初期に書いてたのは、心から自分が書きたかった話だなあ

まだこれを書く実力がないと判断したから、途中まで書いて眠らせちゃったけど。


ほんと文体は酷いよ?

今ので相当だって言うなら、もはや見向きもしたくないレベルじゃないかとおもう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:27:41.52 ID:TcyKYPbno<> 何も分かっていない馬鹿(笑)
その辺りが小説にもはっきり出ている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:30:35.47 ID:Y0ifX6M9o<> >>102

ぐぐってどうにかなることなら聞かないけど、こればっかりはどうにもならないから聞くね

何もわかっていない、とは?

その何っていうのを教えて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:31:10.27 ID:TcyKYPbno<> >>101
いいですか
お前のその話がたとえゴミみたいな文章でできていても
伝わればいいんです

お前がここまで晒した話は何も伝わらない
伝わらないのは文のせいでもあるが、決定的なのは芯の細さです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:33:23.85 ID:TcyKYPbno<> 聞きたいのはこっちだ
お前が小説で伝えたいことはなに?
大量に書いているのなら何かしらあるでしょう
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:33:37.32 ID:Y0ifX6M9o<> >>104
んじゃ、とりあえず晒す。

因みに、臭いのは、書き始めた当初からくさかったとだけ言っておく。

きれいな表現がすきだから、余計だとわかってても入れちゃうんだよね

だからへたなままなんだろうけどwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:35:07.22 ID:Y0ifX6M9o<> >>105
簡潔に言うと

シリアス系で、重い話・設定だけど、きれいな恋愛 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:36:19.28 ID:mpUya8wPo<> しかし思うんだけど、投下しながら一々レス返しって面倒臭くないの?

投下を終えてから休憩がてらにまとめてすれば良いのにと思ったり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:36:20.64 ID:Y0ifX6M9o<> ある満月の夜、少年は窓から月を眺めていた。
その日の月は、あまりに魅惑的で、幻想的で、少年の心を駆り立てるには十分すぎるほどだった。
彼は月を間近で見たいという衝動に駆られ、彼は玄関の扉を開けた。
「寒い。」
当然だ、今の季節は冬。どう考えても薄い長ズボンと長袖一枚で歩けるような気温ではない。
いくら月を見たくても、体調を崩してしまっては本末転倒だ。
それに、考えなしで出てきてしまったせいで、いつもなら持って行く観察に使う道具の準備も持ってきていなかった。
早く見たいという思いに駆られながら、少年は道具を持ち、服を着込んで再び表に出た。
呼吸をする度に肺に軽い痛みを伴い、白い息が吐き出される。
肺が痛むことからどれだけ外気が冷たいのかが窺えた。
「此処から一番近いところで星が見られるところと言ったら……東尋坊か。」
一人でそんなことを口にしながら、少年は歩みを進めた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:36:46.61 ID:Y0ifX6M9o<> 東尋坊は、全国で有数の『自殺スポット』と呼ばれるレッテルを貼られてしまっているが、僕から言わせれば、縁起でもない話しだ。
確かに、東尋坊はその崖の高さと、夕方になると人が寄り付かないという性質から自殺を試みる人が多いことは認めるし、
自[ピーーー]るつもりがなくても、東尋坊から見える景色を見ていると、生きているのが馬鹿らしく感じてしまう人が出てくるのも事実だ。
ただ、それだけで東尋坊を嫌いには成らないでほしい。
あそこは、夜行くととても煌びやかな星空を観察することが出来る有数の『夜空観察スポット』なのだから。
命名は僕だから、他人がそう思ってるかどうかと問われれば、返す言葉には詰まるけど。
でも、僕の中ではあそこは夜空観察スポットと呼べるだけの魅力があると確信してる。
以前、友達に東尋坊の魅力について話して聞かせたことがあった。
「だからさ、分かるでしょ?」
「悪ぃ、他の話題なら結構共感できることが多いんだけど、どうにも東尋坊の魅力だけは分かんねぇ。」
「でも、夜空綺麗なんだよ?」
「だって、あそこ自殺スポットだろ? しかも夜が良いって……流石に理解できない。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:37:21.66 ID:Y0ifX6M9o<> どんなに丁寧に説明しても、どの人にも理解されない。
今まで理解してくれた人は、ゼロ。
でもまあ、いつかは理解してくれる人がいるだろう。
さて、東尋坊まで残りは400メートルだ。
小学校のグランド一周分くらいだろうか。
因みに、僕がこれから行く場所は、東尋坊は東尋坊でも、観光のパンフレットに載る画像の様な崖ではなく、その場所からは少しわき道にそれた、殺風景な場所だ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:37:58.40 ID:TcyKYPbno<> きれいな恋愛
は伝えたいものと呼びがたい

お前が言っているそれは道です
ではその道がどこに通じているのか?と問いているのです
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:38:13.31 ID:Y0ifX6M9o<> 一歩一歩踏みしめて歩いていき、崖まで残りが30メートル位になってからだと思う。
崖の上に一人……性別は……輪郭からして女性、それも15〜18位だろう。
そして歩みを続け、遂にあと5メートルで彼女に手が届くという所になって、少年の癖が出た。
彼の癖とは、感情が高い時に心の中で思っていたことが、気づかないうちに口に出してしまうことだ。
今回もその癖は健在で、思わず魅入ってしまった少年は今回もまた、思っていたことを口に出してしまっていた。
「何を見ているの?」
少年は少女に尋ねた。
「月を、眺めているんだよ。」
観ると、月が朧げに映っていた。
「何故、月を眺めているの?」
「会える気がするから。」
「誰に?」
「昔……昔、仲がよかった人に会えるような気がするから。」
そう言って、少女は静かに月を眺めていた。
憂いを含んだ瞳で。
ある時は傍観するように、またある時は陶酔するように。
そうやって少女は毎晩、月を眺め続けていた。
そして少年は、月を眺め続けている彼女を見続けていた。
少女の瞳は、月の様だった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:39:19.95 ID:Y0ifX6M9o<> 最初のうちは静かに彼女の姿を眺めているだけだった。
だから、会話することといったら、毎晩東尋坊に行った時に挨拶を交わす他は、たまに僕が質問するくらいだった。
お互いの名前も知らない。
そんな、知り合いのような知り合いじゃないような微妙な関係が半月程過ぎた。
なぜ、少年は彼女のある『法則』に気づいた。
儚げに立っていたその少女は、夜空を見上げて暫く何かを呟くと、必ずその後に身体を屈めて海を見下ろしていたのだ。
その法則に気づいた少年は、咄嗟に、彼女のその行動が気になって声を掛けた。
「何を……呟いているの?」
「……」
「どうして、海を見下ろしているの?」
「……」
少年が聞きたいことは全て無言で返されてしまっていた。
聞きたいのは山々なのだが、此処で無理やり聞いてしまったところで何の得もないのでとり合えず他の質問をすることにした。
「君の名前は、何ていうの?」
「あなたの方から、名乗ってくれないの?」
「僕の名前は、水壬 一(みずみ はじめ)って言うんだ。これで……教えてくれるよね?」
「水野 真希……」
「……」
やっぱり、無言になってしまった。
「あなた……」
突然、彼女のほうから話しかけてきた。
僕は思わず、辺りを見回してしまった。
が、案の定誰もいない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:39:49.33 ID:Y0ifX6M9o<> 彼女は、紛れもなく『僕』に話しかけてきているのだ。
そのことに驚いて、返すことも出来ずただただ呆然としているのを横目で見、彼女は再び口を開けた。
「あなた、どうしてこんな場所にいるの? もう2週間以上も此処にいる。」
ん……その疑問は、むしろ僕があなたに思っていたことなんだけど。
「それを言ったらあなたも……でしょ?」
「僕は、君が目的で来た訳じゃないからね。君が此処で何をしようと、僕には関係がないことだし。」
嘘だ。僕は彼女に一つ嘘をついた。確かに、僕は彼女が目的で来た訳じゃない。
でも、彼女に無関心だった訳でもない。もし、彼女が自らの命を絶つつもりだとしたら、考える間も無く止めに入っていただろう。その部分は、嘘だったと認めざるを得ない。
ただ、ただ一つ……良い訳をするなら、僕は彼女に声を掛けるつもりはなかった、ということだ。
先に言った様に、僕の癖は感情の起伏によって行われる。
今回の場合、感情が起伏するきっかけとなったのは、彼女の姿を見たことによるものだ。
決して、僕が可笑しいわけではない。
「……? なら、あなたは此処に何をしに来たの? こんな何もない所に。」
思ったより、結構突っ込んできてくれるんだな。
(本当は、凄く優しい人なんじゃないかな。)
ふと、そんな思いが脳裏を過ぎった。
理由なんかありはしないんけど、やけに自信があった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:40:15.76 ID:Y0ifX6M9o<> 少し不思議な子ではあるけれど、まっさらな心でぶつかってくるのには少し嬉しかった。
些細なことだけど、純粋な悦びを久々に感じられた気がした。
「星を観に来たんだ。」
「星?」
「そう、星。凄く綺麗でさ、思わず家を出てきてしまったというわけ。」
「そんなに綺麗? 此処の星って。」
「気づかなかったの!? こんなに綺麗なのに?」
「うん。あんまり考えてみてなかったから……」
(考えて見るものなのかなー。少し違うと思うんだけどなあ。)
「……しょうがない。することもないなら、少しの間一緒に見よう?」
「それは……今日は、まだ難しいかな。」
「まだ?」
「ああ、いや、少し違う。」
? 少し良く分からない。
「明日も此処に立っているから、その時にもう一度……嫌なわけではないんだけど、今日はちょっと……ごめんなさい。」
「分かったよ。じゃ、今日はこれで。さよなら。」
「さよなら。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:40:42.20 ID:Y0ifX6M9o<> 家に帰ってから、僕は長いすに座り、sum41のchuckと言うアルバムの1番から2番のトラックを延々とリピートし続けていた。
sum41というのは、外国のロックバンドだ。
僕が高校2年生の時にネットサーフィンをしていて偶然見つけた。
それから僕は、ありとあらゆるsum41の曲を漁っては聞きこんでいた。
基本的にはどの曲も好きだけど、その中でも特にお気に入りの曲がchuckの1番から2番の曲だ。
この2曲は別々の曲とされているが、実際は一つの曲と言っても過言ではない。
何せ、1番トラック40秒近くは全てIntro(イントロ)で出来ている。実際、曲名も『Intro』だ。そして、その前奏(Intro)をまるで自身の身体の一部だったと思わせるほど綺麗且つ自然に繋がっていく次曲、『no reason』。
次曲、no reasonは、シャウトから始まる荒々しい曲だ。序盤のシャウトが終わると、次に来るのは荒々しさがありながらも、その中に甘さと優しさが含まれる甘美なヴォイスが曲を紡いでいく。
この流れにはどんな激流をもってしても勝てないだろう。

時計を見ると、針はもうすぐ7月25日を示そうとしていた
延々と曲をリピートしていた僕は、いつの間にか意識を沈めていた。

翌日、僕は特にすることもなく堕落した生活を送っていた。
ただ、夜を待ち焦がれて…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:41:52.39 ID:Y0ifX6M9o<> そうやって、やっと夜になった。
いつも通り家をでて、彼女に声を掛けた。
「こんばんは。」
「……こんばんは。」
「じゃ、早速だけど見てみる?」
「質問してもいい?」
「ん?」
「……。星を観たら、何かある?」
「どうだろう。必ずこうなる! とは言えないけど、哀しくなった時や、腹が立った時、僕はよくここに来て夜空を眺めるんだ。」
「……眺めると、どうなるの?」
「そうするとね、感情が昂ぶっていたことが何だか馬鹿らしくなってきちゃうんだ。なんだ、こんなことで自分は感情をむき出しにしていたのか、ってね。」
「そんなに此処の空って凄いの?」
「凄いも何も……僕は此処以上の星空観察スポットに出会ったことはまだないよ。」
「星空観察スポット?」
あ……しまった。この呼び方は、心の中だけで呼んでた名前だった。
「あー……うん。いやさ、此処って、自殺スポットって言うネガティブな呼び方をされてるじゃない?」
「それは知ってるよ。此処って、凄く淋しいところだもの。」
「でも、僕はさっき言ったように、此処の空がとっても好きなんだ。それこそ、勝手に名前をつけちゃうくらいにね。」
「……」
「まだ、あなたのことは良く分からないけど、あなたがどれだけこの星達が好きなのかだけは、よく分かったよ。」
「それは良かった。それじゃあ、星、観る?」
「……うん。」
そうして、彼女とのはじめての『会話』が始まった。
ここ暫く、話しかけたこともあったおかげか、最初会った時より表情が少しずつ柔らかくなってきている気がした。
小さなことだけど、やっぱり嬉しい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:42:18.58 ID:Y0ifX6M9o<> 「それじゃまず、此処での星の見方を教えようと思うんだけど……いいかな?」
「えっ? ただ星を見るだけでしょ? なら方法も何も、ただ上を見上げるだけじゃ駄目……なの?」
「まあ、確かにそれでも見れはするけど。でも、今回は、僕の教える方法でいいかな? ちょっとオススメなんだ。」
「まあ、いいよ。さっきの説明、私は星のこと詳しく知らないからよくは分からなかったけど、あなたの目、凄く輝いてたし。」
「あははー。ありがとう。それじゃあ、方法教えるね。」
「うん。」
「えっと、まず横になるんだ。」
「此処では……流石に横になるのはちょっと。」
「いやいやいや、とり合えず最後まで話を聞いてくれるかな? 一通り説明し終わった後に、質問があるならいくらでも答えるからさ。」
「うん。ごめんなさい。」
「謝らなくてもいいよ。」
(素直というか、純粋というか……気を使わせてしまったかな。)
「で、さっきの話の続きだけど、勿論僕も此処では横にならないよ。こんな場所で横になったら体が痛いし。だから、横になるのは草っ原の上。シートも持ってきてるから、服が汚れる心配も無いよ。」
「一つ、質問していい?」
「ん? いいよ、話してみて。」
「此処らへんに、丁度いい草原ってあるの?」
ああ、そこかー。まあ、ここ二週間くらい見る限り、ここで立ってるだけみたいだったから、知らないのも無理は無い……のかな?
でも、どこに住んでるか分からないし……まあ、とりあえず少しずつ聞いてみることにしよう。
「ああ、それはね、ここから少し歩いたところにあるんだ。十分位で着くから大丈夫だよ。」
「そうなんだ。」
(さりげなく聞けばいいかな? まあ、特別なことでもないし。そこまで気を使わなくてもいいのかな。)
「ところでさ、話変わるけど……」
「ん? 何?」
「水野さんって、此処らへんに住んでるの?」
(あ、名字で呼んじゃったけど、大丈夫かな。)
「あ……うん、そんな感じかな。」
「そっか。」
「……」
「じゃ、歩こうか。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:42:51.30 ID:Y0ifX6M9o<> そうして歩き始めた。
彼女と歩いた時は、時間が止まったようだった。
草原に着くまでの間、僕と彼女は無言のままだった。
良くも悪くも、不思議な時間が流れていた。


_______着いた。


「着いた。」
「此処で横になるんだよ。どう?」
「……綺麗。昼間に来たら、もっと綺麗?」
「うーん、昼間は子供の遊び場になってるから少し騒がしいけど。でも綺麗だよ。」
「そっか。」
「……」
「さて、僕はシート引くから、そこら辺でちょっと待っててくれる?」
「うん。」
さて、広げようかな。
あらかじめバッグに入れていたシートを取り出し、地面にある石を取り除いてシートを広げた。
よし。
「準備できたよー。」
彼女は、僕の声に気づくと空を眺めるのをやめ、こちらに近づいてきた。
「さて、とりあえずコレ身体に掛けるから、ちょっと持ってて。」
僕が彼女に渡したのは、小さなモーフだ。小さいとは言ったが、2人分の身体くらいなら何とか覆えるだろう。
「さて、次は携帯とか懐中電灯の光を発するものは全て消して。」
「分かった。」
僕と彼女は全ての明かりと成りうる物を消した。
消した後、僕はいつもと同じ感覚を覚えた。
『この世に自分だけがいるような錯覚。』
厳密に言うと、今日は彼女を此処に連れてきているから『一人』じゃなくて『二人』なのだけど。
「さて、次は……とりあえず座ろっか。」
「うん、分かった。」
シートに座ると、彼女との距離が三十センチメートル位になった。
ここからでも、相手の体温や鼓動が分かるような気がした。
「さて、さっき持っててもらったモーフあるよね? ちょっと小さめの奴。」
彼女はモーフを僕に見せた。
「そう、それ。それを、僕と君の足に掛けてくれる?」
彼女は、モーフを掛けようとした時一瞬手を止めた。
ん? 手が止まった。流石にまだそこまで仲良くなってないからな。
流石に無理があったかな。
しょうがない、今日は少し寒いけどモーフを彼女に貸そう。
「あー……やっぱ抵抗あるよね。ごめんね。気を使わなくていいから使って。僕は、大丈夫だから。」
「……」
「いや、そういうわけじゃないの! ちょっと……色々思い出しちゃってて。大丈夫だよ。」
(彼女にしては感情出してるなー。何かあったのかな。まあ、とりあえず今はそれには触れないようにしよう。)
「全然気にしてないから大丈夫だよ。でも、本当に無理しなくて大丈夫だよ。」
「いや、本当に大丈夫だよ。さっきは声張り上げちゃってごめんなさい。」
「いやいや、こちらこそ。」
「……」
沈黙してしまった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:43:25.01 ID:Y0ifX6M9o<> 「じゃ、じゃあとりあえず仰向けになって寝て五分間目を瞑って。」
「う、うん。」
二人とも動揺しながらも、目を閉じた。
「……」
目を閉じて三十秒ほどしたころ、彼女が口を開いた。
「あれ? 不思議だな。目を瞑ってると気持が楽になる。」
「それは良かった。」
「私、よく分からないでしょ?」
唐突に、彼女はそんな事を聞いた。
「よく分からないって?」
「いや、何ていうか……私ってあまり感情を表に出さないから、私みたいな人といていいのかな、って。あなたみたいな人だったら、彼女居てもおかしくないから。」
「あはは、いやいや、それは買いかぶりすぎだよ。僕は残念ながら彼女なんかいないよ。まぁ、例え居たとしても僕はこの星の観察を止める事は死ぬまで、いや、死んでも辞めないと思うから。」
「……」
「そういえば、この前から気になっていたんだけど、どうしてあなたは星が好きなの?」
「……」
「うーん、どうしてなんだろう……あっ! そうだ。僕は、小さい時月がとっても好きだったんだよ。
「月?」
「そう、月。如何して月が好きになったかはよくは覚えてないんだけど、僕は凄く月が好きだったんだ。いや、今でも好きなんだけどね。で、何時だったかな。僕が毎日のように月を見に行ってた時、父親が一緒に付いて来てくれた時があってね。その時、父親にこういわれたんだ。『お前は、星についてどう思う?』って。」
「……ん? それって、どういうこと?」
「そう。そこなんだよね。当時僕は、月の事は好きだったけど、星はあまり詳しくなくてね。でも、星がないと月って映えないと思ってたんだよね。実際今も月を見に行く時には、そういうときに解釈するんだけど。で、そういうわけだから僕は『なくてもいいけど、ないと月が淋しくなる。』って言った気がする。良くは覚えてないけど。」
「難しい……なあ。その後、どうなったの?」
「うん、その続きはね、確か、その答を言った時、父親がすんごい驚いた顔してたんだよね。」
「驚いた顔?」
「そう、驚いた顔。昔から僕の父親って、何にしても凄くオーバーアクションとってたから。それが真意だったかは未だに良く分からない……全く、父親には今でも振り回されっぱなしだよ。」
恥ずかしい話題なので、僕は下を向きながら話していた。
「クス。」
(ん? 笑った?)
思わず、顔を上げると、彼女が笑ってた。
初めての彼女の笑顔。

その無垢で純粋な笑顔は、瞬時に僕の視線を釘付けにし、恋と言う名の病を煩わせたのだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:43:51.48 ID:Y0ifX6M9o<> こういうのを何と言うのだろうか。
一目惚れにしては時間が空きすぎだし。
でも、初めての彼女の笑顔を見て恋心を抱いたわけだから、あながち一目惚れといっても間違いではないのでは……
いやっ、如何してこんな事を真剣に悩んでいるのだろうか。

気付くと自らの頬は、熱を帯びていた。
彼女に今の顔を見られていると思うと、死ぬほど恥ずかしかった。
「あ、ゴメンね。思わず笑っちゃって。あまりにもあなたがそのお父さんの事を熱弁するから、思わず笑っちゃって。」
果たしてそんなに熱く語ってしまっていたのだろうか。
ただでさえ恥ずかしい思いから感情が高い水準になっていた僕は、今の言葉で感情のバロメーターが最高潮に達した。
「そ、そんなに熱弁はしてないと思うんだけどなぁ。」
「で、出来ればその話の続きも聞きたいんだけどなあ、って思ってるんだけど、いいかな。」
「……そんなに、聞きたい?」
「出来ればっ!」
(いや、どう考えても聞きたいって言ってるでしょ、これは。しかも絶対笑いを期待してるんだろうなぁ。正直この後の話はあまり面白くないと思うんだけど……まあ、いいか。)
「えーと……確か、そのあと『お前って時々子供じゃなくなるな。』って言われたんだよね。で、当時子供だった僕がその意味を知るはずもなく『じゃ、何になってるの?』って聞いたんだよ。そしたら、『いや、考え方が大人っぽいなってさ。』だって。当時は大人っぽいって言われて嬉しかったけど、今考えればどこも大人っぽい言動してないじゃない、って言う結論に至り、『嗚呼、結局僕は父親の掌で玉ころがしにされてただけなのか。』と、自己嫌悪に至ったって言う……ああ、何だか言っててテンション下がってきちゃったよ……で、なぜそこであなたは笑うんですか!? だから気乗りしなかったんだ……」
「くすくす……いや、別に悪いわけじゃっ、なくてね、なんか微笑ましいなぁって思ってさ。」
「うーむ、どうなんだろうなぁ……って、しまった! もう五分どころか十分くらいたってるよ!?」
「あらら、まあ、楽しかったから私はいいよ。」
「とりあえず、目を開けて見て。十分も目を瞑ってたんだ、きっと凄く綺麗だと思う。」
二人は目を開けた。
……己が目を疑った。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:44:22.23 ID:Y0ifX6M9o<> そこに広がっていたのは、今まで見たことないくらい綺麗な、いや最早『綺麗』と言う言葉では言い表せない程の宙(そら)だった。
「え……これ何? なんでこんなに綺麗なの……」
恐らく、目を十分間も閉じていたせいで瞳孔が相当開かれたのが原因だとは思うが……それにしても今回は出来すぎだ。
まるで……まるで、そう。此処に人を連れてきたことを神様が祝福しているような。
全ての星が偶然を重ね、観察するには十分すぎる、いや、観察などせずただただ眺めていることしか出来ない情景を創り出していた。
その星空は、荒廃した星を連想させ、僕の意識をその星に飛ばした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕はその星の傍観者だ。天高く昇った空からその星を見ている。

夜は更け、聞こえてくるのは戌の咆哮のみだ。
緋色の灯が夜空を照らす比、漆黒の毛並が世を牛耳る糧となる。
生を受けたあらゆる生物は、生まれた瞬間から死に向かって歩みを進めている。
どれほど剛健な獣が世を牛耳ろうと、年老いればその力は半減し、また新たな獣が世を治める。
それはこの世の常なんだ。
それでは、人類の後に世を治めるのは一体誰なのか。
ふと僕は、そんなことを思い浮かべる。
しかし、何時思考しようとも、結論は全て同じ場所に辿り着く。

僕が死ぬ時にまだ人類は滅ばない。
喩え滅びようとも、それが定めであり、全ては必然だったんだと。
そのことについて僕は反論も拒否もすることは出来ず、ただただそれを受け入れるしかない。
それが哀しいって言うことの真意。
何時だって、人種の世代交代はそうして行われてきたんだ。
深く考えた所でどうにも成らないことなんだから、考えようが無い。
”今までそんなこと経験し得た人なんて、ただ一人も居ないのだから。そんなの、体験しなきゃ分かりっこない……”
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
意識が"こっち"に戻ってきた。
あれ? さっき明らかに自分じゃない"何か"が居たような……
意識の中だけだから、誰も介入は出来ない筈なんだけどなあ。
不思議な感覚だった。
あの荒廃した星は地球とまるで似ていないのに、妙な現実感が湧いていたから。

彼女の頬から、一筋の光が流れ落ちた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:44:52.65 ID:Y0ifX6M9o<> そこに居た、生物、水、土、風、草、虫、空気、その全てがこの美しさに歓喜し、啼いている様な気がした。
彼女は我を失い、何かに問い掛け続けている。
「嗚呼……嗚呼、どうしてこんなに……何……これ」

僕は、ただ彼女の背中をさすり続けていた……



もうすぐ夜が明ける。
僕と彼女は、夜が明け、陽が昇るのを心待ちにしていた。
理由なんて無い。
見たい。ただそれだけだった。


陽が昇り始めた。
水平線上から徐々にその姿を表し始めた陽の光は、僕達の心まで温かく満たしてくれるような、そんな優しい光だった。
僕達はその美しさに眩惑されていた。

「僕は夜によく来て星を眺めるけど、夜明けに来るって言うのも良いかもしれないね。此処まで綺麗だとは思っていなかったよ」
「さっきの星といい今の陽の光といい、此処は何か不思議な場所ね。今まで忘れていた思い出が思わず甦ってきた気がしたから。……本当に、不思議な場所」
彼女の最後の言葉は、『僕』に。と言うより彼女自身に対して語りかけているように感じた。
それに、彼女の表情が少し物淋しそうに感じたのは気のせいだろうか。

「今日はありがとう。此処まで凄いモノ見られるなんて思ってなかったから、凄く嬉しかったよ。……まだ会ってからそんなに経っていないのに、こんな事言うのはどうかと思うけど……また誘ってくれるかな?」
「それはいいけど……」
「ありがとうっ」
「でも、これからは一人でも来れるんじゃない? もう場所は覚えただろうし。君は毎日あそこに来ているみたいだし。」
「そ、それは……感動して泣いちゃうから……かな。そう言う時に話しを聞いてくれる人が居ると嬉しい……と思うから。」
「ま、まぁそれはそうだろうけど……。でも、それだったら余計、仲の良い人とかと此処に来た方が良いんじゃないかな。」
「あんま居ないから……。それに、此処に私が来ていること、知られたくない。」
え……?
あぁ、そういうことか。
僕は了解した。
なぜ彼女が此処にいるのを誰にも知られたくないのか。
でも敢えて口にはしなかった。
今その話題を出すべきではない。
そう思った。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:45:28.55 ID:Y0ifX6M9o<> 時間はあっという間に流れていくものだと思う。
彼女と出会ってから、既に3ヶ月が過ぎようとしていた。
その間に変わった事は沢山在る。一番変ったのは、彼女の性格の変化だ。出会ってすぐの頃は口数も少なかったし、反応も事務的に行っていた。極論的に言うのならば、その頃の彼女は、僕の問いかけに対して答えていたわけではなくて、『反応』していただけだったのだと思うくらいだ。
今の彼女は、大人しくはあるが、少しずつ笑顔を見せるように成っている。彼女がこうして変わってきたと言う事実に対する過程において、僕がその一端を担っていた訳ではないと言えば嘘に成る。でも、『僕』が彼女を変えたのだと自惚れるつもりは毛頭無い。
結局、一番努力をしたのは彼女なんだ。僕はただその手助けをしただけ。ぶっちゃけて言ってしまえば、僕が彼女にやってきた事は、誰にでもできるような事ばかりだった。
彼女は優しい。優しすぎる故に、心が傷付くことも多い。僕は彼女の悲しむ姿を見るのは、どうにも好かない。勿論、どんな人に対しても、悲しむ姿を傍観するのは好きじゃないのだけれど……
なんと言えばいいのだろうか。最近、彼女の事を考える時間が少しずつ多くなってきている気がするのだ。
僕は友達を多く持つタイプではない。友達を持つことに抵抗が在るわけではない。ただ、少人数で話していたほうが気が楽だからそうしているだけ。彼女は、そんな僕の性格にまさにぴったりだったのだ。
それに…これはあくまで自らを省みて、なるべく客観的に見た感想なのだけど、僕は彼女を友達より気に掛けている気がする。以前は、之が好意かどうか良く分かっていなかったのだけれど、今なら断言出来ると思う。之は好意だと。
「どうしたの?」
「いや、何でもないよ。ちょっと色々と思い出していてさ」
「ん? 何を?」
「僕と水野さんが出会ってすぐの頃のことを……さ。ほら、明日で出会ってから3ヶ月になるから」
「もう……そんなに経つんだね」
「ほんと、速いと思う」
そう、凄く速い。そもそも、人の一生というモノ自体、凄く儚いし、脆い。
地球という星からしたら、人間は一瞬で現れて去っていく流れ星のような存在だと感じているのだろう。
人間が、蜉蝣の命を儚い存在だと謳うのと同じように。
地球もまた、人間をそのように思っているのかもしれない。
それどころか、自分の体を人間が汚すから、怒りを煮え滾らせているかもしれない。
「あのさ、少し話が在るんだ」
「……? どうしたの? 改まって」
「明日、二人で会ってみない?」
「? 毎日会ってるじゃない。今だって会ってるし」
勇気を振り絞って、僕は口を開いた。
普段だったら、ただ会うという約束を交わすだけでは、こんなに緊張しない。
「いや、違くて。僕と水野さんが会うのって、必ず夜だし、此処だからさ。たまには、昼間に、此処以外で会うのも良いんじゃないかと思って」
一つ一つ、言葉を吟味しながらゆっくりとした口調で話した。
彼女はその間、まっすぐと僕の瞳を見つめていた。
僕が言葉を言い終えた時、彼女は今までに無い表情を僕に見せていた。
頬を薄紅色に染め、顔を両手で覆いながら、何かを小声で呟いていた。
「う…………う…………け……うれ……だけど……やっぱり……しはずかしい……昼間…………」
「ん? 良く聞こえなかった。もう一度言ってくれるかな?」
彼女の頬は、さっきよりさらに赤みを帯びていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:46:31.01 ID:Y0ifX6M9o<> 僕の問いを聞く暇が無いのだろう。だが、呟いている声の大きさは、少し大きくなっていた。
「嬉しい……嬉しいんだけど、嬉しいんだけど、でもやっぱり少し恥ずかしいし、昼間は人が多いし……でも、一君が言ってくれているのはやっぱり嬉しいし……こ、困ったな。どうしよう」
今度は聞こえた……って、ん?
嬉しい? ん? 僕は彼女の耳に入るように少し大きな声で話した。
「あの、聞こえてる?」
「……」
「んん!?」
「だから、僕の声、耳に入ってる?」
「あ、ああ、うん。聞こえてるよ」
「あの、一つ聞いてもいい?」
「うん? 何?」
「あの……その……さっき、『嬉しい』って言ってなかったけど、何が嬉しかったの?」
その瞬間(とき)、彼女は全てを諒解したのだろう。独り言は、実は独り言ではなかったということも。本人にとっては、心の中で呟いているように思っていても、実際は他人にその心の内を聞かれていたと言うのは、よく在る話だ。
彼女の頬は、みるみるうちに、紅色へと変わっていった。
「も……もしかして、聞こえてた?」
「少しだけ」
「聞かれてた……聞かれてた……恥ずかしい……恥ずかしい恥ずかしい」
「あ、でもそんなに聞こえてたわけじゃないから大丈夫だよ」
「いや、それ、フォローになってないよぉ」
「え」
「とりあえず、明日会うのはOKだよ。心の準備は大変だけど」
「ん、了解」
心の準備って、何が必要なんだろう。まあ、何で在っても、明日会えるのなら別に構わないかな。
「それじゃ、今日はちょっと早めに帰るね。また明日……あ、明日って何時に何処に行けばいいの? まだその辺の所全然聞いてなかった」
「うーん、そうだなー。朝9時にいつもの場所でっていうのは……どう?」
「いいね、それがいいよ! それじゃ、今度こそまた明日」
「また明日」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:47:06.45 ID:Y0ifX6M9o<> とりあえず、ここまでだね。書いてあるのは。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:48:56.11 ID:Y0ifX6M9o<> >>108
とりあえず言われたとおりやってみた
結構楽だね
>>112
心を揺り動かしたい。
感動させたいって感じかな。

自分は笑いを取るようなネタとか上手くないし。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:50:05.38 ID:TcyKYPbno<> 未完でありながらさっきまでの小説より格段に読める出来です

それでも必要以上に長い
5分の1に絞り込んでやっと、芯とそれを覆うもののバランスが取れるでしょう
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:53:10.98 ID:cHQr+dSP0<> >>107
重いけど綺麗な恋愛って>>1が自分の人生経験が少ないから出来ないと言うならそのテーマは難しいんじゃないのかな。
若い人でも本を出版している人は出版している訳だし。
それと文法を勉強したほうがいいと思う。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:55:18.51 ID:TcyKYPbno<> 比喩表現のことは当然知っているでしょう
あなたの伝えたい感動、心の機微を、何で例えることが出来るか考えてみてください
読み手の意識がそのレベルに到達しているかが重要です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:55:24.89 ID:Y0ifX6M9o<> >>129
えええww

やっぱあれか・・・書きたいものだと楽しく書いてたからなあ・・・
それがつたわったの?

まあ、わからんけどさ・・・
ちょっと予想外。


因みに、この作品では全部が書きたかったことだよ。
引き伸ばしは全くしてない。つもり。



うん・・・正直疑って悪かった
最初の物言いが少しきつくて内心疑ってたんだけど、
何だかんだいって真面目に答えてくれるし。うん、疑って本当ごめん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/08(日) 23:56:28.45 ID:TcyKYPbno<> 表現できないようなら、それを伝えたいものと考えるのはやめるように <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:57:25.99 ID:Y0ifX6M9o<> >>130
ふむ・・・。
日夜勉強中・・・と言うわけには正直いってません。
何かと周りが騒がしくて執筆にいけていないので。
あと、自己嫌悪によってスランプ起こしてました。
>>131
はい。
参考になります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/08(日) 23:59:11.08 ID:Y0ifX6M9o<> >>133
いや、そう言う意味じゃない。
あなたが私の小説の何を見て、私の伝えたい事が伝わったのか。どうしてこの作品だと伝わったのか。

その理由がわからないといったのです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:04:10.66 ID:fClXyoD5o<> あなた→作品→読み手

あなたの感覚を作品というフィルターに通して読み手に伝える
必要以上の装飾はフィルターを厚くするだけです。厚いフィルターでは伝えたいものもきちんと伝わりません

純粋な娯楽小説は、自分が作品に載せた楽しさを読み手に感じてもらわなければ意味がない
ましてや恋愛小説にはより繊細な心理の描写が必要になり、伝えることは難解になります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:07:04.31 ID:JnxqerF10<> >>134
文章の始めは段落を開ける

『』この括弧は登場人物の台詞の中に他の人の台詞が入る場合と、書名などを書く場合に使う
――夏目漱石『こころ』より みたいな感じで

。←この句読点の後は一行あける。
「〜だよ。」等鍵括弧の最後に。を付けるのは昔の小説では一般的だけれど現代では着けないのが一般的(つけている人もいるけど)
この辺が気になったかな
時間が無いなら国語の教科書をぱらぱらーって見るだけでもいいと思うよ。

何か>>1も満足いく環境で書けていないみたいだからもう一度納得いくまで作品を考えたらどうかな。
今やっている原稿があるならそっちに専念するべきだと思うし。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:08:50.77 ID:JnxqerF10<> >>137
間違った。
。←の後一マス開けるだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:09:45.81 ID:KgCixnCFo<> >>136
うーん
私はあまり頭が良くないので、少し疑問がわいたのですが、
そうなると景色などの描写は全部いらない。寧ろあると邪魔。と言う事でしょうか?

心理描写と会話、となると、台詞の頻度がライトノベル並になってしまいそうなものですが、
そうならないようにするのも力の一つだと言いたいのかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:10:11.95 ID:fClXyoD5o<> >>135
今まで複雑に隠されていた芯が、ようやく捉えられるようになった、ということです
そして芯の太さは芯が見えなければ分からない

あなたがこれまで晒した小説のすべての芯が、膨大な言葉に覆い隠されていて、しかもそれ自体がか細いものでした
だから語るに値しなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:12:19.50 ID:KgCixnCFo<> >>137
あれ。
!や?などの強調の場合は1マス開けますが、。のあともつけるのですか?
そうなるとかなりスカ スカにならないですか?

「」の件は、現在では直してます。
何せ、本当に何も知らない時期に書いたものでね。欲求のままに書いておりましたww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:15:24.01 ID:KgCixnCFo<> >>140
ようは、本当に書きたいものが書かれている場合は、読み手にもそれが伝わってくる。
そして
回りくどいものがあまりないから、底がみやすい、と言うように解釈したのですが

これで齟齬はありませんか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:16:16.47 ID:fClXyoD5o<> >>139
情景描写が皆無の小説などあまりにお粗末ですが、恋愛小説に重要なのは、心理描写に他ならない
情景描写は心理描写を装飾するためのもので、情景描写を中心に据えるのはどうあってもおかしいのです

ファッションショーで見られているのはモデルか?衣装か?
もちろん、衣装です
ですがその辺の生娘を捕まえてモデルにするなどあり得ません
モデルは衣装を装飾し得る者だけが出来るのです
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:19:26.31 ID:fClXyoD5o<> >>142
そうです
もちろん一流ならどれだけ芯を覆う言葉が多くても、それを魅せる力に変えることが出来ます
あなたはその域には到底およばない
ならば先ず目指すのは芯を丁寧に描写しきることでしょう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:23:22.77 ID:KgCixnCFo<> >>143
貴方の言ったことを一瞬「おおう難しそうなこといってるな」
と感じてしまった私は、まだまだなのでしょうね・・・

ようは、本筋はあくまで心理描写で、それが確かに一番大切だが、
よりその本筋を引き立てるには、情景描写という引き立て役が必要。と言う事ですね。

そして、引き立て役は、ようは薬のようなものだから、用法・用量に気をつけて。と言うように理解しました。

これでいいですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:23:58.21 ID:fClXyoD5o<> 少し乱暴な言い方になりますが、ずぶの素人が難しい言い回しを好むのは、中身の無さを誤魔化すためです

綺麗に飾られた箱の中に鉛筆一本入れるのが素人
同じ箱の中に良質の万年筆を入れるのがプロ

素人と同じことをするプロもいますが、よほど名前が知られてなければできないことです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:26:07.93 ID:KgCixnCFo<> >>144

出版業界に携わってる方の知り合いが何人かいるのですが、
一発当てただけでは駄目だと言われたんですよ・・・

でも、私は今まで純粋にこれがすきだ! これの完成体が読みたい! これが本になっていたい!
と心から切望できる作品を作れたのは、最初の一度だけなのですよ・・・


これじゃだめだよな・・・と思ってるうちに、今の様な事になっていました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:27:26.83 ID:KgCixnCFo<> >>146
全くその通りです・・・

うん・・・ますます自己嫌悪がORZ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:28:19.40 ID:fClXyoD5o<> >>145
うまくまとめるとそういうことです
近代文学にはお手本になるような小説が溢れているでしょう
良質の小説を読んで見聞を広めることが、あなたの浅い人生経験を少しでも埋める近道になるはずです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2012/07/09(月) 00:28:56.05 ID:JnxqerF10<> >>141
すいません勘違いです。
自分がメモ帳に書いたときに文字が詰まるので一個空けてるんです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:31:33.86 ID:KgCixnCFo<> >>149
浅いも何も、小学生時代から、中学生の終わりに至るまでの間、
他者と関わる事が物理的に不可能な状態に陥り、経験のしようがなかった、
といった方が正しいですね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:32:00.50 ID:KgCixnCFo<> >>150
把握しました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:32:07.50 ID:fClXyoD5o<> 小説の手法は基本的なものだけ押さえておけばいい
細かい部分はそれこそ知り合いに指摘されて、その都度知っていけばいいのです

しかしあなたの話の芯に共通のルールなんてものはありません
あるのはあなたのルールです
修正出来るのは、あなただけです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:33:56.20 ID:KgCixnCFo<> >>153
はい。

因みに、特定するつもりはございませんが、貴方は出版社の方ですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:35:02.37 ID:fClXyoD5o<> >>151
あなたの昔の話は知りませんが、「ほとんどの経験ができなかった」のも経験のひとつです
多くのものを捨てたとしても、何か少しでも拾えたなら、それを生かすことを考えてください

退廃主義者の太宰治がこれほどの人気を博したのは、彼がそういう人間だったからです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:39:30.67 ID:KgCixnCFo<> >>155
生かすと言っても……使えるとしてもドキュメンタリー向けでしょうね。

差別や苛めと言う経験は、恋愛とはかけ離れたものですからね・・・

なかなか差し込めないです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 00:44:34.82 ID:fClXyoD5o<> >>156
その辺りはあなたの向き不向きが出てきますから、よく考えて扱ってください
少なくとも、なんでもかんでも書けばいいというわけではありません


自分はこれで失礼します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:45:30.69 ID:KgCixnCFo<> >>157

長々と有難うございました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2012/07/09(月) 00:54:26.14 ID:KgCixnCFo<> 一旦寝ます。



批評は常時受付中です。


では <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/07/09(月) 01:59:23.75 ID:x/VOoFXV0<> >>1は小説家でも目指してんの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2012/07/09(月) 13:39:19.43 ID:pyxP5MPIo<> >>160
一応はそうですね。 <> わふー
◆wahuu.ppsw<><>2012/07/09(月) 13:53:02.76 ID:Q9Zdr255o<>
    \ /
    (_O|・|O)
    /ィ从从', }   カスやん
    | |(|゚ ヮ゚ノ,''
   ノノノ====)
  _//(从ト。 从
/\   ̄`J ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
        | |
      / \ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/09(月) 18:28:50.28 ID:pa9d8AzSO<> わふーウゼェ
つか色んなとこで見るが荒らしなのか?このチンカス。 <> 1<><>2012/07/09(月) 19:03:52.85 ID:r1wQtzDOo<> まーあれだよ。

そもそも、自分が本当に上手い文章が書けると思ってたら

此処には居ない。

とっくに売り込んでるよ。知り合いいるし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<><>2012/08/16(木) 02:10:28.35 ID:5ijoxqVm0<> 一つSS書き終わるとネタに困るよね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/16(木) 02:11:47.05 ID:5ijoxqVm0<> 下げてなかった。ごめんなさい。 <> 1<><>2012/08/16(木) 17:10:31.29 ID:+OeHVENAo<> >>165
俺はどっちかって言うとモチべが下がるかなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/18(土) 22:30:40.23 ID:veuJUQKg0<> おもしろいSSってわかんないよね。
自分では面白くないだろうなって思って、批判覚悟で書いたSSが、読んだ人から面白い!って言われたり。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/18(土) 22:45:06.15 ID:veuJUQKg0<> その逆もあったり。 <> 1<><>2012/08/25(土) 02:46:42.13 ID:XCESokPqo<> >>168.169

んだなー

だからこそ面白いのかもしれんがね。

そんな簡単に出来ちゃおもしろくねーじゃん

だからなんともなーって言う感じ <> 168<>sage<>2012/08/25(土) 04:36:13.74 ID:pf9PjDD/0<> 自分で書いたSSがまとめに載らなかったりするとなんか悲しくなるよね。

別に自己顕示のために書いたわけでもないのに。

なんでだろね? <> 1<><>2012/08/25(土) 04:43:41.71 ID:XCESokPqo<> さあなー
んなのしらね

俺の場合は家庭崩壊して精神も崩壊しかけた時によりしろになったのが創作だった

ただそれだけ


なんか見てくれてるみたいだし、よかったらスカイプではなす?
のせとくよ
「white.mind」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/25(土) 09:49:30.36 ID:GSCnXztLo<> 相変わらず痛い野郎だな
どう?アドバイスは役に立った?なんかいいの書けた? <> 168<>sage<>2012/08/25(土) 15:20:03.64 ID:pf9PjDD/0<> スカイプはいいや。とりあえず今は

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344074117/l50
ここで話してる感じ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/14(金) 13:14:17.65 ID:PAQJ7iZg0<> フィルター入ってるからsaga入れとくといいんでね?
入れないのも自由意志だが。

2ちゃん型の匿名掲示板のデフォルトが行間の狭い、
SSに適していないデザインなので、数行ごとに空行作るのが適切じゃないかね。 <>