◆ppgg72idV5Iv<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:28:27.76 ID:Wl2cjfpfo<>魔王「やだ」
スライム「結婚してよ!」
魔王「いやだ」
スライム「どうして?」
魔王「アンタが弱いからだ」
スライム「そんなぁ……」
魔王「アタシはさぁ。強い男にしか興味がないんだ」
スライム「……グスッ」
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<>スライム「魔王ちゃん。ボクと結婚してください」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:31:34.47 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「おい。泣くなよ」
スライム「だって……」グスッ
魔王「ほら。ポテチやるからさ」
スライム「うん。ありがとう……」パリッ
魔王「ふぅ……」パクッ
スライム「…………」パリポリ パクパク…
魔王「…………」(まさか、コイツにプロポーズされるとはなぁ)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:32:49.14 ID:Wl2cjfpfo<> スライム「……ねぇ。魔王ちゃん」
魔王「なんだよ」
スライム「どのくらい強くなればいいの?」
魔王「え?」
スライム「ボクがどのくらい強くなったら、お嫁さんになってくれるの?」
魔王「おいおい」
スライム「ボクが強くなったら、ボクの事を好きになってくれるんでしょ」
魔王「あのなぁ……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:34:30.68 ID:Wl2cjfpfo<> スライム「ボク。絶対に強くなるから」
魔王「お前には無理だよ」
スライム「無理じゃないよ」
魔王「無理だよ」
スライム「無理じゃない!」
魔王「無理!」
スライム「愛に不可能は無いんだ!」
魔王「おい。魔王に向かって愛を説くなよ……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:35:59.88 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「あははっ。困ってるねぇ。魔王ちゃん」
魔王「おっ、メドゥーサか」
スライム「こんにちは。メドゥーサさん」
メドゥーサ「こんちは。スラちゃん」
魔王「今日は何をしに来たんだ?」
メドゥーサ「うん。いつもの暇潰し」
魔王「仕事しろよ」
メドゥーサ「やだ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:36:50.40 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「はぁ……」
メドゥーサ「ところでさぁ。魔王ちゃん」
魔王「何だ?」
メドゥーサ「スラちゃんと結婚すんの?」
スライム「そうだよ」
魔王「違う!」
メドゥーサ「おーっ。意見が別れた」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:37:46.15 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「こいつが勝手に言ってるだけだ」
メドゥーサ「ふーん。あっ、ポテチもらうね」ポリパリ
スライム「でも、ボクが強くなったら……」
魔王「それはだなぁ……」
メドゥーサ「ねぇ。スラちゃんが強かったら、結婚してあげるの?」パリポリ
スライム「うん。そうだよ」
魔王「こら! お前が返事をするな」
メドゥーサ「ふーん……」パクッ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:38:57.27 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「……?」
メドゥーサ「……むふっ」
魔王「……何を企んでる?」
メドゥーサ「よし。勝負だスラちゃん!」
スライム「え?」
魔王「おい。いきなり何を……」
メドゥーサ「魔王ちゃんが欲しくば、この私を倒してみよ!」
スライム「めっ、メドゥーサさん?」
魔王「バカかお前は」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:40:35.88 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「バカじゃないよ。ちゃんと考えてるよ」
魔王「どうだか」
メドゥーサ「でも、魔王ちゃん言ってたよね? 私が男だったら婿にしたいって」
スライム「えっ? そうなの?」
魔王「あれは、お前の武功に対する誉め言葉だ。しかも酒の席だった」
メドゥーサ「ひどい! スラちゃん聞いた? この人結婚詐欺師だよ」
スライム「魔王ちゃん。ひどい!」
魔王「お前らなぁ……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:42:50.88 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「……と。冗談は置いといて」
魔王「ん?」
メドゥーサ「私に勝てるレベルの男の子なら、魔王ちゃんも文句は無いんじゃない?」
スライム「なるほど」
魔王「確かにな」
メドゥーサ「分かったかな? そんじゃ改めて、スラちゃん勝負だ!」
スライム「よっ、よーし」
魔王「こら! スライム。下手すりゃ死ぬぞ」
スライム「ボクは死にません! 貴女を愛しているから!」
メドゥーサ「おぉ! カッコイイかも……」
魔王「アホか……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:44:52.16 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「アホじゃないよ。さぁ、魔王ちゃんが欲しくば、この私を倒してみよ!」
スライム「うん!」
魔王「やめとけ。スライムがメドゥーサに勝てるわけが……」
スライム「とりゃー。すらいむあたーっく」
ぴょこぴょこぴょこぴょこ ぴょーん どーん
メドゥーサ「ぐわーっ。ヤーラーレーター!」ばたんきゅー
スライム「えっ? 勝った!? 勝ったよ魔王ちゃん!」
魔王「馬鹿蛇女! 見え見えの八百長すんな。無効だ無効!」
メドゥーサ「むむっ? 何故バレた?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:46:16.82 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「あのなぁ……」
スライム「えっ? わざと負けたの?」
魔王「気づけよ。バカたれ」
メドゥーサ「あははっ」
スライム「メドゥーサさん……」
メドゥーサ「ごめんねスラちゃん。失敗しちゃった」
スライム「うん。でも、ありがとう」
魔王「バカども……」
…………………………
………………
……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:48:24.98 ID:Wl2cjfpfo<> ──数日後──
メドゥーサ「やっほー。魔王ちゃん」
魔王「よう。メドゥーサ」
メドゥーサ「暇潰しにきたよー」
魔王「仕事しろよ」
メドゥーサ「いいじゃん。たまには息抜きも大事だよ」
魔王「毎日息抜きしてるだろ」
メドゥーサ「あらら。知ってた?」
魔王「何を今さら」
メドゥーサ「あはははっ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:49:41.48 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「まぁいいよ。座れ」
メドゥーサ「うん。クッキーもらうね」パクッ
魔王「…………」モグモグ
メドゥーサ「おぉ。美味しいねぇ」アムアム
魔王「そうだな」モグモグ
メドゥーサ「……えーと。スラちゃんの事なんだけど」
魔王「ん?」
メドゥーサ「なかなか頑張ってるみたいだよ」
魔王「……そうか」
メドゥーサ「うん。さっき見てきたけど……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:51:41.58 ID:Wl2cjfpfo<> …………………………
サイクロプス「ラスト10回だ! 気合い入れろ!」
スライム「はいっ!」
ブン 10 ブン 9 ブン 8 ……
サイクロプス「もっと強く!」
スライム「はいっ。コーチ!」
ブン 7 ブンッ 6 ブンッ 5 ……
サイクロプス「もっと速くだ!」
…………………………
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:53:17.89 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「……みたいな感じで、サイクロプスちゃんの横で素振りしてた」
魔王「あいつ。こん棒なんて装備出来たのか?」
メドゥーサ「甘いよ魔王ちゃん。男の子の成長は早いんだよ」
魔王「ふぅん……」
メドゥーサ「案外その内に、マジで私より強くなるかも?」
魔王「それはない」
メドゥーサ「魔王ちゃん。愛の力を嘗めちゃダメだよ」
魔王「だから、魔王に向かって愛を説くなよ」
…………………………
………………
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:55:05.96 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「……まぁ、スラちゃんの最新情報はこれくらい」
魔王「了解だ」
メドゥーサ「後は、ついでに……」
魔王「ん?」
メドゥーサ「ちょっとだけ仕事のお話」
魔王「おい。そっちが先だろ」
メドゥーサ「まぁまぁ」
魔王「……それで?」
メドゥーサ「うん。人間さん達が、勇者を募集してるらしいよ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:57:31.69 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「勇者?」
メドゥーサ「うん。勇者」
魔王「勇者って、募集するもんなのか?」
メドゥーサ「さぁ? でも実際に募集してるよ」
魔王「ほぉ」
メドゥーサ「ちなみに、先着30名様に銅の剣をプレゼントだとか」
魔王「……なんなんだ。そのノリは?」
メドゥーサ「魔王ちゃん。応募する?」
魔王「…………」
メドゥーサ「魔王ちゃん?」
魔王「……確実に落ちる自信があるな」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 10:59:13.41 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「なんで? 筆記試験とかは無さそうだよ?」
魔王「見た目ですぐにバレるだろ。人間じゃない事くらい」
メドゥーサ「そうかなぁ」
魔王「そうだよ」
メドゥーサ「魔王ちゃんなら、角と羽さえ隠せばイケるんじゃない?」
魔王「無理だろう」
メドゥーサ「ちょい性格キツめの踊り子さんとかに見えないかなぁ? 無理すれば」
魔王「どこから突っ込めばいい?」
メドゥーサ「ん? わりとマジメに言ったよ。今のは」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:01:45.09 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「お前にとって、アタシはそんなイメージなのか?」
メドゥーサ「うん。そうだよ」
魔王「…………」
メドゥーサ「どうしたの?」
魔王「なんでもない」
メドゥーサ「ふぅん……」
魔王「でも、冗談は置いといて……」
メドゥーサ「んっ?」
魔王「一般公募とは言え、勇者を大量生産されるのはちょっと面倒だな」
メドゥーサ「まぁ、なんか対策くらいはしとかないとねぇ」
魔王「うーむ……」
メドゥーサ「…………」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:03:26.25 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「うーむ……」
メドゥーサ「私。立候補してみようかなぁ?」
魔王「は?」
メドゥーサ「私が勇者に立候補するの」
魔王「…………」
メドゥーサ「どう思う?」
魔王「気は確かか?」
メドゥーサ「うん」
魔王「アタシを倒しに来る気か?」
メドゥーサ「あははっ。それもいいね」
魔王「おい。メドゥーサ」
メドゥーサ「冗談だよ。冗談」
…………………………
………………
……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:05:31.54 ID:Wl2cjfpfo<> ──数日後──
メドゥーサ「勇者になっちゃった」
魔王「おい……」
メドゥーサ「いやー。冗談で応募したら当選しちゃった」
魔王「…………」
メドゥーサ「あっ。これが例の勇者の剣だよ」
魔王「先着30名にプレゼントの銅の剣か」
メドゥーサ「うん。思いっきり普通の銅の剣。ぶっちゃけ使えない」
魔王「何を考えてるんだか……」
メドゥーサ「だよね。人間って不思議」
魔王「つーか、何でバレなかったんだ? 人間じゃないって」
メドゥーサ「帽子で蛇を隠して変装したの」
魔王「おいおい……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:09:11.32 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「ちょっと顔色が悪いねって言われただけで、全然怪しまれなかったよ」
魔王「……そうか」
メドゥーサ「そんで、実技で軽く攻撃魔法見せたら一発合格。ブイ」
魔王「…………」
メドゥーサ「勇者専用の通行手形までもらっちゃった。これでスパイもやり放題だよ」
魔王「……なんだかんだで有能なんだよな。お前」
メドゥーサ「うむ。ほめて良いぞ」
魔王「はいはい。えらいえらい」
メドゥーサ「むふふっ。私が男の子だったら、お婿さんにしたい?」
魔王「あぁ。わりとマジでそう思うよ」
メドゥーサ「おぉ。愛の告白!」
魔王「違う……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:11:47.87 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「そっか。魔王ちゃんは、やっぱりスラちゃんの事が……」
魔王「それは無いから」
メドゥーサ「でも、スラちゃんだいぶ強くなったよ」
魔王「そうなのか?」
メドゥーサ「うん。もう初期ダンジョンの中ボスくらいなら務まるかもね」
魔王「冗談だろ?」
メドゥーサ「マジなんです」
魔王「へぇ。この短期間でそこまでねぇ……」
メドゥーサ「ちょっと見に行かない?」
魔王「まぁ、ちょっとくらいなら見てやってもいいかな……」
…………………………
……………… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:15:00.38 ID:Wl2cjfpfo<> ──人間の城の近くの草原──
勇者A「よーし。まずはスライムで勇者の剣(銅の剣)の試し切りだ」
スライム「あっ。君は勇者だね?」
勇者A「それっ! 勇者の攻撃!」
スライム「スライムはひらりと攻撃をかわした!」
勇者A「えっ? こいつ速い!?」
スライム「それーっ! すらいむあたーっく!」
ぴょこぴょこぴょこぴょこ どーん
勇者A「うわー!」
スライム「勇者を倒したぞ! レベルUPだ!」
…………………………
………………
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:16:37.87 ID:Wl2cjfpfo<> スライム「あっ、今度は勇者の群れだ」
勇者B「うーっ。緊張するなぁ」
勇者C「早く戦いたいなぁ」
勇者D「モンスターさーん。出ておいでー」
スライム「とりゃー! 奇襲攻撃だー!」
勇者ズ「わー」「ぎゃー」「きゃー」
スライム「勇者の群れを倒したぞ! レベルUPだ!」
…………………………
──物陰──
メドゥーサ「ほらね。頑張ってるでしょ」
魔王「あぁ。相手は一般公募の駆け出し勇者だけどな」
…………………………
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:19:26.73 ID:Wl2cjfpfo<> ──数日後──
メドゥーサ「魔王ちゃん。ニュースです」
魔王「何があった?」
メドゥーサ「うん。勇者達が続々と廃業してるの」
魔王「廃業?」
メドゥーサ「うん。勇者やーめたって感じで」
魔王「何でそんな事に?」
メドゥーサ「お城の回りで、延々とスラちゃんに負け続けるのが辛かったみたい」
魔王「なるほど……」
メドゥーサ「偶然とはいえ良かったね。スタート地点に強敵配置の作戦は大当りだよ」
魔王「分からんもんだなぁ。世の中は……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:22:50.83 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「スラちゃんを誉めてあげないとねぇ」
魔王「そうだな。正直、そこまで使えるとは思わなかったよ」
メドゥーサ「えーと。じゃあ、そこの伝令さん」
伝令「はい」
メドゥーサ「ちょっとスラちゃん呼んできて」
伝令「はい。わかりました」
メドゥーサ「じゃあ、よろしくねー」
伝令「はーい」
メドゥーサ「むふふっ」
魔王「ん? 何を考えてる?」
メドゥーサ「さぁね?」
…………………………
………………
……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:26:43.16 ID:Wl2cjfpfo<> ──しばらくして──
スライム「魔王ちゃーん」
魔王「おぅ。来たか」
スライム「何の用事? 結婚してくれるの?」
魔王「しない」
スライム「そんなぁ……」
魔王「でもまぁ、最近よく頑張ってるみたいだから……」
スライム「うん。頑張ってるよ」
魔王「……頭くらいなら撫でてやる」
スライム「えっ? 本当に!」
魔王「あぁ。こっちにこい」
スライム「わーい」
なでなで なでなで なでなで なでなで ……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:30:01.92 ID:Wl2cjfpfo<> スライム「幸せだなぁ。もう死んでもいいかな」
魔王「バカ。この程度で死ぬとか言うな」
スライム「うん」
魔王「お前には、もっと頑張ってもらうからな」
スライム「うん。ボク頑張るよ。魔王ちゃん」
魔王「ははっ……」
???「楽しそうだね。魔王ちゃん」
魔王「ん?」
スライム「……えっと。君は誰?」
勇者?「あははっ。私は勇者。魔王ちゃんを倒しに来たの」
スライム「なっ? なんだって!?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:32:22.26 ID:Wl2cjfpfo<> 魔王「……おい。お前メドゥーサだろ?」
勇者?「さぁスラちゃん。魔王ちゃんを守りたくば、この私を倒してみよ!」
スライム「よっ、よーし。負けないぞー!」
魔王「おい。お前らなぁ……」
勇者?「あははっ。さぁ来いスラちゃん」
スライム「とりゃー! すらいむあたーっく!」
ぴょこぴょこぴょこぴょこ どーん!
勇者?「ぐわーっ! ヤーラーレーター! わりとマジで……」ばたんきゅー
スライム「わーい。勝ったよ。レベルUPだ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/06(金) 11:37:17.09 ID:Wl2cjfpfo<> メドゥーサ「……強くなったねぇスラちゃん。お婿さんにほしいくらいだよ///」
スライム「えっ? メドゥーサさんだったの!?」
魔王「馬鹿蛇女。八百長するなよ」
メドゥーサ「いや、わりとマジだったんだよ?」
スライム「……えっ?」
メドゥーサ「ほら。スラちゃん今だよ。私に勝ったら何するんだった?」
スライム「あっ! そうだった!」
魔王「だから無効だ! 八百長だ!」
スライム「魔王ちゃん。ボクと結婚してください!」
おわり <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/06(金) 11:47:42.09 ID:XhAvGyrJ0<> なんだこれwwwwwwwwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2012/07/06(金) 11:49:32.09 ID:e0MsA4mQo<> おもしろかったよ
もっと続きが読みたい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/07/06(金) 12:21:34.83 ID:pWsGFZPAO<> このメドゥーサの髪はストレートなのかね
アザゼルやアスモデウスなら魔王と釣り合う男な気が <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)<>sage<>2012/07/06(金) 13:14:43.44 ID:LaNCtrqao<> そこで終わるの?
なんの盛り上がりもなかったね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/07/06(金) 15:04:38.19 ID:anZ9VHpMo<> もっと長くして山場を設けてくれれば名作になる予感 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/07/06(金) 16:05:21.95 ID:d3Qwl2CMo<> 問題は>>1にその技量があるかどうか
しかし、既にHTML依頼が出てる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2012/07/06(金) 20:15:55.91 ID:/bxSYQdto<> 続きを・・・
名作の予感なんだ続きを・・・! <>