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改蔵「レベル5、レベル5ねぇ」クスクス 一方通行「な、なにがおかしい」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)2011/10/13(木) 20:24:57.07 ID:EwlJNZeB0
改蔵「いやね、本当に最強なのかなぁって、レベル5という割にはちょっと能力が地味なんじゃないかなぁって」

一方通行「なンだとこの三下がァ!」ガシッ
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 20:25:58.86 ID:+U1Ipunho
スレタイでブクマ余裕でした
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:26:44.82 ID:EwlJNZeB0
ここは学園都市 
改蔵「博士!ついにこの日がやってきたのですね」ワクワク
すず「なんの話かしら?」

改蔵「脳の改造手術ですよ!これで晴れて僕は堂々と改造人間を名乗ることができるのです」
羽美「改造って……アンタ怪人に襲われて改造されたん・・・・・・・・・・」



《一時中断》




ここは学園都市 
改蔵「博士!ついにこの日がやってきたのですね」ワクワク
すず「なんの話かしら?」
改蔵「脳の改造手術ですよ!これで晴れ「ちょっと待ちなさい!何平然とさっきのやり取りを無かった事にしてるのよ!」バシッ

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:27:31.08 ID:EwlJNZeB0
改蔵「羽美!いい加減にしろっ!だからお前は友達がいないんだ。」

羽美「わ…私にだって友達くらいいるわよ!」

改蔵「嘘をつけっ!お前は過去をいつまでも引きずる女だからな!」

改蔵「そう…昨今の現代社会。失敗を悔やまず再出発できる人材が求められているのです!」
・これからも声優を続ける宣言
・某アイドルのこれから
・会社をリストラされた会社員
・適当な大学を選んだ学生
・0% 0% 0%
          新しい環境適応できますか?

羽美「ワタシ、ヒキズッテマスカ。ワタシ、テキオウデキテマセンカ。」


5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:29:12.55 ID:EwlJNZeB0
改蔵「そういえばしたっぱはどうしたんですか?姿が見えないようですが」

すず「先に研究所へ行ってるらしいわよ」
羽美「ブツブツ……ブツブツ……」


研究所

改蔵「どーせしたっぱのコトです。無能力者にきまって………」

研究員「測定結果出ましたっ!レベル5ですっ!」

改蔵「そんなッ なぜこいつが……?」



地丹(ボクが超能力者?)キラッ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:30:16.56 ID:EwlJNZeB0
地丹「これからは口の聞き方に注意してくれたまえよ。僕は君たちとは違うのだからね」
改蔵「くぅぅ…なぜこんなしたっぱが」

地丹「ボクは選ばれし、超能力者だからね!」かっかっかっ
すず「まーたすぐつけがるなぁ…」

地丹「すずちゃんどう?レベル5の恋人になってみるのもいいじゃ〜ん」

すず「」イラッ

すず「実は、地丹君にしかできない実験の要請がきてるのよ。どう?」

地丹「ん〜〜ボクはレベル5だからねぇ。受けてやってもいいんだけどね」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:31:19.52 ID:EwlJNZeB0
ずるんばしっ!

一方通行「ヘッどうしたンですかァ?そンな程度かよ下っ端ァ!」

地丹「な…なんの実験なのですかな…コレは?」ぶるぶる

すず「絶対能力進化実験よ。2万回の戦闘を繰り返してレベル6を目指すのよ
   これは地丹君にしかできない重要なことなのよ」


地丹「理不尽ですぞ!理不尽ですぞ!」きょ〜

一方通行「地ィィィィィ丹くゥゥゥゥゥゥゥゥン!! 」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/13(木) 20:32:57.56 ID:EwlJNZeB0
地丹「」放心

改蔵「大丈夫か、したっぱ!ムッ…オマエは!?
   学園都市レベル5 第一位 一方通行!!」

一方通行「ハッ、一般人が『最強』に勝てると思ってるンですかァ。」

改蔵「…………『最強』…『最強』ねぇ…」

一方通行「な、なにがおかしい」

改蔵「いやね、本当に最強なのかなぁって、レベル5という割にはちょっと能力が地味なんじゃないかなぁって」

一方通行「なンだとこの三下がァ!」ガシッ

改蔵「こっちへ来い!本当の超能力ってやつを見せてやる!」



地丹「ひどいよ、ひどいよ、改蔵くん」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 20:47:31.93 ID:u0XP95MI0
確かにこれはひどい……
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/13(木) 20:52:38.97 ID:T9Na/ZZAO
絶望した!
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)[sage]:2011/10/13(木) 22:27:24.78 ID:hI8NdR5Ao
アニメの背景と動画を見分けるダメ超能力者とかが出てくるのか
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 22:28:10.17 ID:K2BkVJ+fo
ただのクロスの筈だけど、詠矢と同じ匂いがする
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)2011/10/13(木) 23:01:18.15 ID:EwlJNZeB0
1です
申し訳ございませんでした
半年ROMります
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 23:10:39.50 ID:+9PuYyJGo
いやいや続けろよ
立てたなら責任持って完結させろ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/13(木) 23:46:30.16 ID:8XBGARfSO
相互リンク

糸色望「絶望した!!学園都市に絶望した!
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310999217/
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 23:47:52.82 ID:K2BkVJ+fo
>>13
ふざけんな
ここで辞める意味わからん
なに言われても続ける気概持てや
出来ないんならはなから立てんなボケが
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 00:04:37.57 ID:xrxxNCtlo
山田さんを出さずに打ち切りとな
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/14(金) 00:43:22.02 ID:TDdRc0cL0
改蔵「本当に申し訳ございません。作者のバカが途中で投げ出すような真似をしてしまって」
羽美「つまり、打ち切りってこと?」
すず「で、もう投げやりになったと…」

         本当に責任取れますか?
地丹「まぁ…最近は失敗してもなぁなぁで済んでしまいますしね」

         それで責任取ったつもりですか?
上条「いやいやダメだろソレ」



地丹「いいんですよ別に。荒れに荒れまくるのが人生ですしね
例えば、某タレントの記者会見だってなぁなぁで済んでしまったし
    某大物政治家の発言だって一部でしか盛り上がらなかったし
    辞めますと言っておけば逃げれれますしね」
地丹「そんな責任のない人生なんですよやっぱり」

改蔵「…………それはおかしい。そんな話あってたまるか!」


改蔵「そんな責任のない人生を送ってきたからお前は負け組なんだ!だから下っ端の下っ端なのだ!」
地丹「なんだと!」きょ〜

羽美「いい加減にしなさい!」


上条「じゃあどーすればよかったんだよ。」
改蔵「まずタイトル詐欺で釣ったのは良くなかった」
羽美「一方通行ってあんな性格だったっけ」

すず「この文章自体爆弾に導火線をつけるようなものなんだけどね」しれっ

改蔵「もうどーにでもなればいいのです。今ならわかります。私が駄作の嘲笑ってきた者共の気持ちが!」
・あのラノベ         ・あのマンガ
・久米田康治ってスゲーよ本当 ・畑先生今までごめんなさい

改蔵「謝れ!誠心誠意をもって謝罪しろ!」
すず「多分、その思いは絶対伝わらないと思う。キャラを使って舐めたこと言ってるだけだし
   絶対油を注いで火を点けてる」


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]:2011/10/14(金) 00:57:39.20 ID:TDdRc0cL0
改蔵「ちょっと荒れて 誤字脱字ばかりですね」
羽美「とりあえずこれからどーやって完結すればいいのかしら」

神崎さん(聖)「このまま逃げきるのはどうかと私思うんですが……なんというか…」
神崎さん(腐)「やまなし おちなし いみなし はどうですかね」

改蔵「正直、焼きそばパンを使えば山田さんを楽に動かせそうなんですよ
   お約束もありますし」
              山田さんの悲鳴
                 ↓
               変態登場
                 ↓
                改蔵いいがかりをつける。羅列ネタ
                 ↓
               羽美。地丹。暴走 猟奇END
                  ↓
               部長もしくは改蔵しれっと 落ちてないよEND

改蔵「理論上これで面白いはずなんです。書けるはずなんです」








20 :どうか私を罵ってください[sage]:2011/10/14(金) 01:15:16.36 ID:TDdRc0cL0
改蔵「もしミサカを上手に利用するのなら」
羽美「私、見たんです!その女は複数存在していたんです!」
         

            羽美ちゃん何かあったのですか?

地丹「まーたやっかいな事言い出したよやっかい村のやっかいさん」
すず「何かあったのかしらね?」
     
               そうあったのです


すず「最近、この界隈で同一人物と思われる少女の目撃談が続発…こんなカンジかしら」

地丹「どーせ羽美ちゃんの見間違えじゃないですか?」

羽美「見間違いなんかじゃないわよ!私は本当に見たんですっ」



改蔵「こんな書き出しもありだと思いました」
21 :どうか私を罵ってください[sage]:2011/10/14(金) 01:25:26.11 ID:TDdRc0cL0
佐天「ねぇ聞きにくいんだけど…たけのこ派?きのこ派?」
マリー(つまんないこと聞くなよ)
このSSは女の子のかわいさをお楽しみいただくため
邪魔にならない程度のさし障りのない会話をお楽しみいただくSSです

ってのもありだった気がします

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 20:17:08.05 ID:byLgpzxSO
じゃあ次はじょしらくか南国だな
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 23:26:06.85 ID:mJ2mH7v60
解散
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 23:30:53.38 ID:xcLwNvkbo
集合
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]:2011/10/14(金) 23:34:46.53 ID:sAxLjvhco
整列
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 01:19:06.76 ID:JeOG7fBF0
放屁
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 02:07:27.27 ID:RZ5mZKAno
爆発
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 10:02:52.40 ID:rJES9PBRo
絶望
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/10/15(土) 10:41:55.02 ID:MHhZ1VTu0
絶倫
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]:2011/10/15(土) 11:57:06.82 ID:TbTcyqAW0
禁煙
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 06:25:32.12 ID:QNC6MpHK0
飲酒
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/10/16(日) 19:58:56.70 ID:SqXwDwQC0
陰毛
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 20:18:13.87 ID:GhidTaH5o
逮捕
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/16(日) 21:54:35.41 ID:6Vhr9FJro
反省
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 23:55:56.12 ID:Vx1CqMLWo
禁酒
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 08:15:38.55 ID:up28retIO
延命
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/10/17(月) 20:22:01.85 ID:bW4V2MU20
命名
38 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:31:50.71 ID:c9iF9nTw0
前回までのあらすじ
無かった事にして





曰く、その学校は学園都市のどこかにあると

曰く、その学校は学区と学区の狭間にあると

学園都市 とらうま学区

改蔵「苦肉の策でした。」

上条「ちょっと待て!とらうま学区ってなんだよ!」

改蔵「仕方がないじゃないか!こうするしか他になかったんだよ」


という訳でとらうま高校

すず「改造人間のくだりは忘れてくださいね」

今回は導入です。手抜きじゃありません本当です。
39 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:33:44.75 ID:c9iF9nTw0
前回までのあらすじ
無かった事にして





曰く、その学校は学園都市のどこかにあると

曰く、その学校は学区と学区の狭間にあると

学園都市 とらうま学区

改蔵「苦肉の策でした。」

上条「ちょっと待て!とらうま学区ってなんだよ!」

改蔵「仕方がないじゃないか!こうするしか他になかったんだよ」


という訳でとらうま高校

すず「改造人間のくだりは忘れてくださいね」

今回は導入です。手抜きじゃありません本当です。
40 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:37:38.03 ID:c9iF9nTw0
勝改蔵、彼は私の幼なじみである。幼少の頃から改蔵は近所では神童として一目置かれていた
その改蔵がおかしくなったのには、私にも責任の一端があるわけで……もちろん人には言えない。

朝 電車

改蔵「間違いない。宇宙人はもうきている……ハッ!あれは?!宇宙人の痕跡!」

花飾りの少女「へっ?私ですか!?」

改蔵「ああそうだ!その頭から生えた花……きっとインプラントされた証に違いない!」


インプラント
宇宙人が地球人をさらって、金属等の実験道具を埋め込んでいる事実はアメリカ政府の手によって抹消されている
残念ながら、その真相を作者は知らない


花飾りの少女「いい加減にしてください!頭から花が生えるわけないじゃないですか!」

改蔵「嘘をついてもムダだ!目的はなんだ!地球侵略なのか?!」


羽美「改蔵!いい加減にしなさい!」

バシッ

羽美「私達ココで降りますので、ご迷惑おかけしました。」
41 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:38:47.04 ID:c9iF9nTw0
勝改蔵、彼は私の幼なじみである。幼少の頃から改蔵は近所では神童として一目置かれていた
その改蔵がおかしくなったのには、私にも責任の一端があるわけで……もちろん人には言えない。

朝 電車

改蔵「間違いない。宇宙人はもうきている……ハッ!あれは?!宇宙人の痕跡!」

花飾りの少女「へっ?私ですか!?」

改蔵「ああそうだ!その頭から生えた花……きっとインプラントされた証に違いない!」


インプラント
宇宙人が地球人をさらって、金属等の実験道具を埋め込んでいる事実はアメリカ政府の手によって抹消されている
残念ながら、その真相を作者は知らない


花飾りの少女「いい加減にしてください!頭から花が生えるわけないじゃないですか!」

改蔵「嘘をついてもムダだ!目的はなんだ!地球侵略なのか?!」


羽美「改蔵!いい加減にしなさい!」

バシッ

羽美「私達ココで降りますので、ご迷惑おかけしました。」
42 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:42:00.59 ID:c9iF9nTw0
改蔵「何故止めたんだ!地球侵略を防ぐチャンスだったんだぞ!」

羽美「はいはい。分かったから 私これから部活だから厄介ごとは起こさないでよね」



そう、改蔵はいつもこんな調子だった。超能力の街 学園都市に来てみれば変わると思ったのだが、結局はレベル0
この日もそうだった……




羽美「まさか、朝から人体模型を運ばされるとは思わなかったわ」

すず「この人体模型高いんだから慎重にね。間違っても落とさないよ〜に、って……アレ?」

ずるっ

羽美「あっ!」

地丹「そんなッ!人体模型が階段を転げ落ちて窓から落ちていってしまったなんて!」

すず(一体誰に説明してるのかしら?)



窓の下

改蔵「〜♪」

改蔵(ん?ア…アレは怪人?)

ガシッ


すず「まぁ…大変」
羽美「…………改蔵」

すず「なかなか目を覚まさないわね。羽美ちゃんの知り合い?」

羽美「ちょっとした幼馴染です。大した怪我じゃないのに……はぁ」

地丹「もう保健室に連れて行きましょうよ〜授業始まっちゃいますよ。」

すず「そうね。だったらこの低周波治療器をセットしてと……」

羽美「ソレ…使うんですが?しかも乳首になんて……」

すず「それじゃあスイッチを押すわよ」


カチッ  ズバババババババババババ

改蔵「はぁあああああああ!!」

すず「目覚めたようね」
43 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:44:43.80 ID:c9iF9nTw0
改蔵(そんな……俺は怪人に襲われて死んだはずじゃ……)

改蔵「ハッ!怪しげな薬品の数々……」

すず「学園都市だからね」

改蔵「白衣を着用している!」

すず「学園都市だからね」

改蔵「乳首に電極」

すず「学園都市だからね」
羽美「それは、ちょっと違うんじゃ……」

改蔵「これらのことから導き出される答えはひとつ」
@学園都市
A謎の薬品
B謎の白衣
C乳首に電極



改蔵「俺、改造されたのか!!」

44 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:47:46.59 ID:c9iF9nTw0
羽美「な…何を馬鹿なことを」

改蔵「そうなんですねっ!」

すず「そう、それ以外、あなたを救うすべはなかったの」しれっ

羽美「部長!?こいつバカだから本気にしますよっ!」


改蔵「わはははははははははっ!」
羽美「ひぃ!」

改蔵「博士のことは恨んだりしませんよ。改造人間としての悲しい宿命を歩んでいきます」

すず(博士って私のことかしら。悲しいと言うより楽しんでない?)


改蔵「改造されたオレ…鋼のような肉体!端正な顔立ち! そして、恐ろしくブラックビックな………」
地丹「そこは未改造?」

改蔵「黙れっ!」パチン

地丹「何すんだよ!イキナリ!」

改蔵「黙れ常人!お前と俺では格が違うんだ!例えるなら」
・サ○デーと○ガジン
・[ネ申]と植草
・ダーリンとポカポカ
・スクウェアとエニックス→勝手に合併してんじゃないわよ  byクレーマー姉さん
・久米田と赤松→ いや…コレは?
地丹「どっちが上?」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]:2011/10/17(月) 22:50:01.12 ID:I7wd/PD5o
そっからかいwwwwww
46 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:51:41.12 ID:c9iF9nTw0
ガラララッ
顧問「お前らだろっ!人体模型壊した奴らはよぉ!高えんだぞ!コレ!」

改蔵(アレは……俺を死の淵に追いやった怪物の…………死骸?)

すず「連帯責任です。科学部みんなでやりました」しれっ

改蔵(あんたたちが殺ったのか…………スゲェ)

顧問「今度やったら弁償だからなっ!」
すず「連帯責任です。科学部みんなでやりました」
羽美「…………」
改蔵「怪人をやっつけたり、俺を改造したり、あんたたち一体何者なんだ!」
すず「だから科学部だってば」

改蔵「なるほど、科学部とは仮の姿。本当は科学特捜部なんですね。あぁ科特部かぁ〜」

すず「すごい身勝手な想像力ね。略されてるし」

すず「とりあえず……入部してみる?」

羽美「えー、私は反対ですよぉ!」

地丹「僕も反対だな!こんな奴がいたら楽しいサイエンスライフが台無しじゃないか」
改蔵「何ィ下っぱの癖に偉そうなことを言うな!」

すず「そう言われてみれば地丹くんは下っぱよね」
羽美「下っぱといえば下っぱか……」

地丹「み…みんなまで!」


ペットなどは家族を群れとみなし一番下と認識した人物だけに辛く当たるという

改蔵の野生の勘で下っぱと認識した坪内地丹はこれから悲惨な運命をたどるのであった

改蔵「よし!ではともに戦おう!」
47 :恥ずかしながら帰ってまいりました[sage]:2011/10/17(月) 22:54:24.00 ID:c9iF9nTw0
とらうま高校2年 勝改蔵は改造人間である

謎の怪人に襲われ瀕死の重傷を負ったところを

天才女科学者彩園すずの手によって一命を食い止めた

下っぱ坪内地丹と共に日夜戦いを繰り広げるのであった


科学と改造人間が交差する時……物語は迷走する!




改蔵「君専用の下っぱスーツだ受け取ってくれたまえ」
地丹「なんだよ!下っぱスーツって」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/18(火) 00:50:52.56 ID:uRs4MNQSO
更新きてたー
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/10/18(火) 01:39:14.37 ID:0riqVF9R0
ただ一つ言っておく。

スゲーww
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/18(火) 06:51:23.95 ID:FIxwTkdKo
よく帰ってきた
51 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 22:56:51.84 ID:Pek6QZAGo
棒の手紙 第20話『さびしがりやのあいつは・・・!?』より  コミックス2巻 新装版1巻 収録

上条(あーもうくそっ!朝っぱらからなんて不幸なんだあーー!)

と上条当麻心の叫び。しかし、心のなかで愚痴をこぼした所で自体は一向に良くはならない。朝からトラブルに巻き込まれた上に遅刻ギリギリ
これが日常茶飯事と化しているのだから困る。

この少年はまさしく不幸の星に生まれて来たのかも知れない。


学校
青ピ「カミやん〜今日も学校ギリギリだったなぁ。今朝はどんなトラブルに巻き込まれたん?」

上条「はぁ……なんでトラブルに巻き込まれること前提なんだよ……まぁそうなんだけどさ」

土御門「カミやんだから仕方ないぜよ。流石、不幸の星に生まれてきただけあるにゃー」

ちょっと殺意が湧いてしまったのは気のせいではないはずだ。
この二人は同じクラスの親友…又の名を悪友。似非方便みたいな話し方だが悪いやつではないだろう
青ピ「まぁ、カミやんのお陰で小萌センセの怒った顔が見れてボクは役得やったけどな〜」
悪いやつではないはずだ……多分


土御門「で……結局何があったんだにゃ〜。ちょっと気になるぜよ」
上条「ああ…実はな………」

52 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 22:58:26.69 ID:Pek6QZAGo
青ピ「不幸の手紙?しかも、今時紙媒体なんて…古風やなぁ〜」
上条「ああ、そうなんだよ。しかも29通だぜ!なんの嫌がらせですかコレはぁ〜!」

土御門「(魔術絡みではないようだが、イヤしかし…)所でどんな内容だったんだ?」

上条「ん? ちょっと待てよ……コレだよコレ!」



             棒の手紙
          これは、棒の手紙です。
          1週間以内にこれと全く
         同じ文面で29人に手紙を出
        さなければ、あなたに棒が訪れます。
         信じられないかもしれませんが
         手紙を出さなかった小学5年生の
          田中という人が死にました


上条「あれ?なんか違和感が………棒の手紙?不幸じゃなくて?」
53 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 22:58:26.74 ID:Pek6QZAGo
青ピ「不幸の手紙?しかも、今時紙媒体なんて…古風やなぁ〜」
上条「ああ、そうなんだよ。しかも29通だぜ!なんの嫌がらせですかコレはぁ〜!」

土御門「(魔術絡みではないようだが、イヤしかし…)所でどんな内容だったんだ?」

上条「ん? ちょっと待てよ……コレだよコレ!」



             棒の手紙
          これは、棒の手紙です。
          1週間以内にこれと全く
         同じ文面で29人に手紙を出
        さなければ、あなたに棒が訪れます。
         信じられないかもしれませんが
         手紙を出さなかった小学5年生の
          田中という人が死にました


上条「あれ?なんか違和感が………棒の手紙?不幸じゃなくて?」
54 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 22:59:01.08 ID:Pek6QZAGo
青ピ「あっ!その噂ボクしってるでぇ!確か……最初は不幸の手紙やったんだけど、途中で字をくっつけて書いちゃった人がいるらしくて……それを間違えて書いてしまったちゅう話しや」

土御門「プッそれで棒の手紙なのかにゃ〜それにしても…29人分を29通全部、カミやんに送るなんて……その発想はなかったぜよ。」クスクス

上条「あぁ!一体誰なんだよ!こんな事したやつはよ!」




〜その頃の改蔵〜
改蔵「〜♪」
すず「やけに機嫌がいいじゃない。どうかしたの?」

改蔵「いえ…棒を回避することに成功したのです。我ながら見事な作戦でした」
すず「?」

犯人はこんなやつ
55 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:00:23.47 ID:Pek6QZAGo
土御門「それで、その手紙はどうするんぜよ?処分なら手伝ってあげたも構わないにゃ〜」

上条「いやいいよ。どうせ質の悪いイタズラだしな」

青ピ「本当に棒が来るかもしれへんでぇ〜」


はは、まさか。と笑って受け流す上条。不幸なら毎日だが棒を引き寄せるなんて……オカルトにも程がある。
この学園都市には全く似合わない話だろう。そういえば…一週間後は夏休みか……


そして、一週間後上条は後悔した。


科学と魔術と変態が交差するとき……物語のオチがなくなる!
56 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:02:55.26 ID:Pek6QZAGo
上条「………………わけわかんない」

謎のシスター「おなか空いたんだよ。ご飯食べさせてくれると嬉しいな」
棒「」

朝目覚めたらベランダにシスターと顔と手のついた木の棒が落ちていた。

何言ってんだと思うだろうが俺も分からない。
超能力のほうが遥かに現実的だ。(学園都市だしね)

上条「わけわかんないんですけど。この状況」

謎のシスター「おなかへった、っていってるんだよ?」

とりあえず近くにあった焼きそばパンを口近づけると

謎のシスター「ありがとう。そして、いただきます」

手ごと持ってかれた

上条「不幸だぁああああああああああ!」

棒「」じーっ
57 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:04:09.32 ID:Pek6QZAGo
上条「………………わけわかんない」

謎のシスター「おなか空いたんだよ。ご飯食べさせてくれると嬉しいな」
棒「」

朝目覚めたらベランダにシスターと顔と手のついた木の棒が落ちていた。

何言ってんだと思うだろうが俺も分からない。
超能力のほうが遥かに現実的だ。(学園都市だしね)

上条「わけわかんないんですけど。この状況」

謎のシスター「おなかへった、っていってるんだよ?」

とりあえず近くにあった焼きそばパンを口近づけると

謎のシスター「ありがとう。そして、いただきます」

手ごと持ってかれた

上条「不幸だぁああああああああああ!」

棒「」じーっ
58 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:05:25.31 ID:Pek6QZAGo
上条「………………わけわかんない」

謎のシスター「おなか空いたんだよ。ご飯食べさせてくれると嬉しいな」
棒「」

朝目覚めたらベランダにシスターと顔と手のついた木の棒が落ちていた。

何言ってんだと思うだろうが俺も分からない。
超能力のほうが遥かに現実的だ。(学園都市だしね)

上条「わけわかんないんですけど。この状況」

謎のシスター「おなかへった、っていってるんだよ?」

とりあえず近くにあった焼きそばパンを口近づけると

謎のシスター「ありがとう。そして、いただきます」

手ごと持ってかれた

上条「不幸だぁああああああああああ!」

棒「」じーっ
59 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:06:18.74 ID:Pek6QZAGo
上条「つまり、インデックスは頭に魔導書を持っていてそれを狙った奴らに襲われたってわけなのか……はぁ魔術ねぇ」

インデックス「それで、だいたい話は合ってると思うけど……どうしたの?。」

上条「この学園都市ではありとあらゆる物事が科学的に説明がつくんです!そんな、オカルト話上条さんには信じられません」

インデックス「むーそういう君だって超能力者なんでしょ?なにかやってみせて欲しいんだよ!」
上条は困惑する。自分の持ってる能力幻想殺しはありとあらゆる異能を打ち消す力なのだ。それこそ、神様の奇跡さえも。
そのことをインデックスに伝えると……

インデックス「えー!神様の名前の知らない人に神様の奇跡を打ち消せるとか言われてもー」
上条「くっ、ムカつくそんな目で見るなよ!」

棒「」じーっ
上条「お前もだよ!変な棒!」
60 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:07:01.79 ID:Pek6QZAGo
上条「あ……そ、そういえばなんでベランダなんかに干されてたんだ?アンタは?」
棒「」じーっ

謎のシスター「へ……わ、私の名前はインデックスって言うんだよ!じ、実は、追われてたんだ」
棒「」じーっ

上条「そ、そっか追われてたのか……」
棒「」じーっ

インデックス「う、うん」
棒「」じーっ

上 禁「…………」
棒「」じーっ

(なんか言え(ってほしんだ)よ))
棒「」じーっ
61 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:08:08.67 ID:Pek6QZAGo
上条「少なくとも。魔法が使えない自称インチキ魔法少女には言われたくありません!」

インデックス「い、インチキなんかじゃないもん!ちゃんと魔術はあるもん!」

上条「じゃあ、証拠を見せてみろよ!」

インデックス「じゃあ私の事を包丁でさして見るといいかも!この服は『歩く教会』って言ってちょっとやそっとの攻撃じゃ傷つけられないんだよ!」
包丁でさして見るといいかも……って、それじゃあ少年犯罪じゃねーか。ちょっと待て……いい方法を思いついた

上条「じゃあ、その服が本当に『異能の力』なら俺の幻想殺しで壊せるんだな?」

インデックス「君の力が本っっっ当ならね!どうせ無理だろうけど」
上等だ!と言わんばかりに肩をがっちり掴んでみるも

・・・・・・・・・・・・・・・・・・?何も起きなかった

インデックス「ほらほら何が幻想殺しなんだよ?何も起きないんだよ!」

と、偉そうにするインデックスであったが。その服はただの布地に逆戻りしていた

上条(不幸だーーーーーー!)
棒「」ミテナイ
62 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:08:35.55 ID:Pek6QZAGo
アレから一騒動起きたのだがそれはともかくだ。これからどうすれば良いのだろうか?
インデックス「そろそろ行くね。いつまでもココにいると敵が襲ってくるから」

上条「敵が襲ってくるって…発振器でも付けられてるのかよ?」

インデックス「敵は『歩く教会』の魔翌力を辿ってくるの。でも、これの防御力は法王級だから外すわけにはいかなかったんだ……君が壊しちゃったけど」
そんな目で見るなって。でも…
上条「だったら放おって置けるかよ。その服がないんじゃ……」


インデックス「……、じゃあ。私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

上条は何も言えなかった

棒「」

インデックス「じゃあ行くね!」

上条「あ、ああ」

インデックス「あっ!それからその棒みたいな人のことなんだけど……」
棒「」じーっ

上条「こ…コイツがどうかしたのかよ」

インデックス「私にはよく分からないけど……悪い類のものではないかも!大切にしてあげてね!それじゃあまた!」
そう言い残して去っていくインデックス。こんな時まで他人の心配なんて……人?人なのか?


棒「」じーっと上条の目を見つめる
上条「…………ペットかよ」


そういえば、と補修のことを思い出し学校へ急ぐ上条。

再び帰ってきた時どうなるかも知らずに……
63 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:09:21.04 ID:Pek6QZAGo
上条「誰かが部屋の前で倒れてるんですが…………なんていうか…不幸だ」

上条「ん?インデックスなのか?…………あと棒。」

どうやら、あの二人?らしい。棒がゴミ扱いされているのだろうか?掃除ロボがあたりに集まっている。
そう、楽観的に考えていたのだが……

上条「何だよコレ!!一体誰がこんな事をやりやがったんだよ!クソっ」

???「うん?僕達『魔術師』だけど?」

魔術師「ふぅ、神崎から聞いてはいたけど……血痕の心配はしなくて安心だと思ったんだけどね。その変な棒も無害らしいし」
そこには……血まみれのインデックスと傷だらけの棒が倒れていた。

上条(ちょっと待てよ!もしかして…オレのせいなのか?俺が歩く教会を破壊したから…棒の手紙を回さなかったから……関係ない奴まで巻き込んでしまった)


『……、じゃあ。私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?』『悪い類のものではないかも!大切にしてあげてね!』

インデックスの言葉が頭から離れない

魔術師「まぁ…別にいいけどね。ただ回収はさせてもらうけど」

上条「かい、しゅう?」
64 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:10:18.05 ID:Pek6QZAGo
魔術師「そう、回収だよ回収。正確にはソレじゃなくて、ソレの持ってる十万三千冊の魔導書だけどね」

上条「ふ、ふざけんなよ!そんな本いったいどこにあるっていうんだ」

魔術師「ソレの頭の中だよ。完全記憶能力って知ってるかい?」
その、魔術師はペラペラと話した。世界各地の持ち出し禁止の魔術書。魔導図書館。
上条には理解できなかった。理解したくなかった

魔術師「まぁ…とにかくその十万三千冊の魔導書は危険なんだ。だから、こうして保護に来たって訳さ。」

上条「ほ……ご…?」

魔術師「そうさ保護だよ保護。ソレに良識があるからって敵に捕まったら意味ないだろ。そんな連中のことを思ったら心が痛むじゃないか」


上条「テメェ……何様だ!!!」

魔術師「ステイル=マグヌスと名乗りたいところだけど、ここはFortis93と名乗らせてもらおう」

ステイル「Fortis…日本語では強者ってとこかな。まぁ…重要なのはこの魔法名を名乗ったってことでね。僕達の間では魔法名ってより」

「殺し名、かな?」

「炎よ――――」「――――――巨人に苦痛の贈り物を」

「ふぅ少しやりすぎたか、な?」
65 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:11:07.10 ID:Pek6QZAGo
ステイル「ご苦労様。そんな事じゃ1000回やっても僕には勝てないよ」
止めをさしたはずだった。どんな超能力を持ってるかは知らないが……シロウトに負けるはずがない。
そう、負けるはずがなかった

上条「誰が、何回やっても勝てないって?」

上条「そうだよ、インデックスの『歩く教会』を壊したのだって俺の右腕じゃねぇか」

ステイル「――――――――――――、な」
少年の言っていることがステイルには信じられなかった……だが、だったら誰が、『歩く教会』を破壊したんだ?アレの強度は法王級。
破壊は絶対に不可能だ。不可能なはずなんだ

気がつけば少年は自分の目の前に来ていた。

ステイル「――――魔女狩りの王!」

上条は何も考えずに右腕を振るった……だがすぐさま再生してしまった

???「――――――ルーン」
こんな時に一体?
インデックス?「魔女狩りの王本体に攻撃しても意味はありません。その周りのルーンを破壊してください」

インデックス?の言い分は分かった。魔術に詳しくない上条でもルーンぐらいは分かる。だが…この状況では破壊することは不可能だ
万事休すなのか?

だが、その時である
66 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:12:05.06 ID:Pek6QZAGo
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
ステイル「コレは!火災報知機!?何故だ!ちゃんと対処はしたはず……」

魔術によって生み出された炎は火災報知機のセンサーにかからないように対策したはずだ。もしかして…ミスが?

ステイルは失念していた。確かに魔術によって生み出された炎はセンサーにはかからない。だが、それ以外の炎は?

ステイルが見たもの、それは…………体の頂上が焼け、焦げた痕のある 棒の姿だった。


棒「」じーっ
ステイル(オマエかよ!)

棒が自らを犠牲に警報を鳴らしたのだ
火災報知機と連動した鎮火装置によってルーンが破壊され…ステイルは退散せざる負えなかった
67 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:12:32.20 ID:Pek6QZAGo
結局あの後インデックスの治療をするために小萌先生の家まで急いだ。
棒が魔術を使用出来そうではあったが……喋らないので分からなかった。

先生には気を使わせてしまったかもしれない。

棒「」じーっ
小萌「お茶でもどうです?」
棒「」じーっ

小萌(一体何なんですかこの人は!本当に人?)

結局小萌先生は何も言わないでインデックスの世話をしてくれた。

病院に知り合いがいるらしく…名刺までもらってしまったが……さすがに魔術のことは専門外だろう。その心遣いは嬉しかったのだが
68 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:13:08.98 ID:Pek6QZAGo
小萌先生の家に転がり込んでから少したった後……神崎という魔術師と遭遇した。

そして…魔術師との約束の日。結局有効な手立ては思いつかなかった。心なしか棒も真剣な表情をしている

上条「待ってくれ!まだ間に合うかもしれない!まだ方法があるんだ!」

上条当麻は訴えかける。しかし…

ステイル「君はこの子の顔を見てもまだ「待ってくれ」なんてことが言えるのか!」

もう上条は何も言えなかった。インデックスはかろうじて意識を保っていたそれも限界である。

10分 それが、せめてと神崎から与えられた時間だ。10分……もうお終いなのか


インデックスは何も言わない。棒も相変わらずだ。

上条「こんな最悪な終わり方ってないよなぁ」
棒「」棒は何も言わない

上条「お前はどう思う?やっぱり情けないよな俺は」
棒「」棒は答えない

上条「頼むからっ!こんな時ぐらい返事をしてくれよっ!俺は一体どうすればいいんだ……」
棒「」棒は何かを手渡してきた。それは小萌先生から貰った名刺だった

石神井大学病院  彩園すず

上条「この電話番号は……もしかしたら」
69 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:13:36.73 ID:Pek6QZAGo
上条「もしもし?彩園さんのお電話でしょうか?」
???「ええそうですが?もしかして…あなたが上条くん?私が彩園すずあっているわよ。」

そして、(魔術のことは勿論隠してだが)インデックスの事を相談する。すると…

すず「いい上条くん。そもそも、完全記憶能力って言うのはね、決して忘れないのではなく絶対に思い出せるといったほうが正しいの」
上条「? それってどう違うんですか?」
すず「簡単に説明すると、人の脳はインターネットのようなものなの。サーバーとかデータ同士でケーブルで繋がってると思って頂戴。」
  「データ(記憶)自体はハード(脳)を破損しない限り消えることはないわ。」
  「でも…普通の人だとメンテナンス(定期的に思い出す事)をしないと線(シナプス)が切れてしまうわ。でも…完全記憶能力者にはそれがない」

上条「でも…例えば、図書館などの本を全部記憶したとかだったら。」
すず「経験と記憶と情報は全く別の種類の記憶なの。だから、図書館の本を全部覚えたからといって、思い出を消す必要はないわ」

彩園さんにお礼を言って電話を切る。

やはり……全部嘘っぱちだ!時間はもう残されてはいない

インデックスの脳に近く、人目につかない場所……恐らく体の見える部分にはないだろう

イチかバチかかけてみるしかない。「俺は主人公(ヒーロー)になるんだ!」

上条当麻は右腕を口に突っ込んだ。
70 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:14:08.32 ID:Pek6QZAGo
自動書記「警告。『禁書目録』の『首輪』第1から第3まで全結界の貫通を確認。再生準備……失敗。十万三千冊の『書庫』の保護のため、侵入者の迎撃を優先します」

「――侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み込みに成功しました。これより特定魔術『聖ジョージの聖域』を発動。侵入者を破壊します」

空間が割れ ゴッ!!と亀裂の奥から何かが襲ってきた


ステイル「くそ、何をやっている!!この期に及んで何の悪あがきを――!な……そんなっ!」

神崎「…『竜王の殺息』ってそんな。そもそも、なんでこの子が魔術を使えるんですか!」

上条「見れば分かるだろ!アンタたち騙されてたんだよっ!」

ステイル「…曖昧な可能性なんていらない。あの子の記憶を消せば、とりあえず命だけは助けられる。僕はそのためなら誰でも[ピーーー]。いくらでも壊す!そう決めたんだずっと、前に!」

上条「とりあえずだぁ。ふざけやがってテメェはインデックスを助けたくはないのかよ!」

上条「手を伸ばせば届くんだ!いい加減始めようぜ魔術師!」

グギリと上条の小指が変な音を立てた

神崎「Salvare000!!」
ステイル「魔女狩りの王」
棒「」すてみタックル!


ステイル「行け!超能力!」


上条は走った!いきが切れてもなお歩みを止めなかった



上条(この物語が、神様の作った奇跡の通りに動いてるってんなら――)

上条(――――まずは、その幻想をぶち壊す!!)
71 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:14:40.06 ID:Pek6QZAGo
上条はその瞬間誰かの叫び声を聞いたような気がした
それが、インデックスの声なのかそれとも神崎の声だったのか
それは分からない
その時棒が倒れてきた
上条に降ってくる羽を庇おうとして







棒は死んだ
72 : ◆WO74NDnKRM[sage]:2011/10/18(火) 23:15:06.12 ID:Pek6QZAGo
終章

その後部屋を捜索したが棒の破片すら見つからなかった。

ただ公園で木の頂点が不自然に焼け焦げた気が見つかったらしい

上条(木の精だったのだろうか……)

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/19(水) 09:17:40.85 ID:U6iIt73AO

棒先輩マジパネッス
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/19(水) 12:50:58.72 ID:a8EqMEgyo
>木の精だったのだろうか……
これが言いたかっただけだろww
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/19(水) 12:52:04.15 ID:a8EqMEgyo
>木の精だったのだろうか……
これが言いたかっただけだろww
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/19(水) 23:54:57.90 ID:DSkuVneSO
>木の精だったのだろうか……
これが言いたかったのは確定的に明らか
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/10/20(木) 22:49:52.76 ID:otQpPimg0
クソ長い文章を乙www
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県)[sage]:2011/10/20(木) 23:55:49.95 ID:xecCGro8o
html化スレに依頼しといてやっぱり書く場合とかは
取り消しお願いしますとか書いとこうぜ
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]:2011/11/07(月) 23:36:42.66 ID:AlMrWkqDO
打ち切れ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]:2011/11/16(水) 22:46:46.60 ID:Grbn4b31o
まだ終わらんよ
81 : ◆FtrxQse7..[sage]:2011/11/28(月) 23:01:59.17 ID:/3r4o4XTo
トリップが変わりましたが1です。
申し訳ない気持ちでいっぱいですが投下していきます
82 : ◆FtrxQse7..[sage]:2011/11/28(月) 23:02:49.92 ID:/3r4o4XTo
ここは学園都市 とある場所

??「ハァ……お腹がへったんだよ…もう限界かも……」

一人のシスターが空腹に苦しんでいた

??「うう…仕方ないんだよ……かくなる上は…」

そこへ通りかかった不運な人が一人

山田「どうかしたんですか!?病院に連絡しましょうか!?」

??「クンクン…あなたなにかご飯をくれると嬉しいかも」

山田「焼きそばパンなら……えっ!」
   
山田「ちょっと待ってください!それは私の……えっ!?あっ!!」

??「いただきま〜す」

いや…ちょ……まっ!



いやああああああああああっ!




83 : ◆FtrxQse7..[sage]:2011/11/28(月) 23:03:22.33 ID:/3r4o4XTo
改蔵「はっ!これは山田さんの悲鳴!?行ってみよう!」

山田「助けてください!変なシスターに私の大事な焼きそばパンを奪われたんです」

羽美「変なシスター?この科学の街で?どうせ夢でも見てたんじゃないの?」

山田「違います!私は本当に見たんです!」


すず「最近この界隈で謎のシスターに食料を要求される事件が勃発………これでいいかしら」



改蔵「謎のシスターの登場……これは敵ですね!」

すず「何故そう考えるのかしら?」

改蔵「謎は少年誌において王道中の王道ではありませんか!」
・謎の協力者・謎の敵
・謎のライバル・謎のヒロイン
・謎の組織
・謎の作者

すず「まぁ…そう言えなくもないこともないけど……」


改蔵「ともかく我々は謎のシスターを探さねばならないのです」
84 : ◆FtrxQse7..[sage]:2011/11/28(月) 23:03:53.05 ID:/3r4o4XTo
そして…数十分後

地丹「ゼェゼェ……見つかりました」

改蔵「よくやったぞ下っぱ!」


禁書「え?」



すず「かなり強引な展開ね」

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:10:53.44 ID:/3r4o4XTo
すず「つまり…あなたは外から来た人間なのねインデックスちゃん?」

禁書「私はイギリス聖教の正真正銘のシスターなんだよ」



改蔵「ふぅ〜んシスター……シスターねぇ…」

禁書「なっ、何がおかしいのかな」

改蔵「ちょっとキャラが薄っぺらいんじゃないかなと思いましてね。そんな設定でこのヒロイン業界でかちのこれるのかな〜って」



禁書「なっ……それはいいがかりなんだよ!第一私は設定じゃなくて正真正銘のシスターなんだよ!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:11:19.23 ID:/3r4o4XTo
改蔵「ではあなたはこれらのヒロインに太刀打ちできますかな?」


・カレーが好物の聖職者・コンピュータから抜け出たヒロイン
・実は、王家の血筋なツンデレ・吸血鬼の真祖のヒロイン
・突然召喚されたヒロイン・むしろヒロインに召喚される

すず「最近のラノベに結構ありがちな設定よね」

改蔵「ええ……実に嘆かわしいことです」


羽美「ちょっと偏ってない……コレ」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:12:12.11 ID:/3r4o4XTo
羽美「でも…やっぱりその格好はコスプレみたいで痛いわよ…名前も変だし」

禁書「むっ!失礼な!あなたに言われたくないかも!」

羽美「なんですって!」


改蔵「まぁ落ち着け羽美 お前だって人のこと言えないじゃないか」

羽美「何がよ!」


改蔵「だってお前ヒロインじゃないじゃん」


羽美「なっ…………」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:12:39.45 ID:/3r4o4XTo
改蔵「ヒロインたる要素が一切ない羽美はそもそも、論ずるに値しないのです」

羽美「そっ……そんな…」



羽美「ワタシッテヒロインジャアリマセンカ。ヒロインシッカクデスカ」





禁書「何だかちょっとかわいそうかも……」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:14:08.81 ID:/3r4o4XTo
羽美「……」ブツブツ

禁書「ねぇ…ちょっと聞こえる?ねぇ!」

羽美「…………」

禁書「も…もし良かったら…私と友達になってあげてもいいんだよ!」

羽美「えっ!ホント!私と友達になってくれるの」バサッ

改蔵「ちょっと待て!?本気なのか!どうしてそんな事……」


禁書「私はシスターなんだよ?迷える仔羊に手を差し伸べるのはあたりまえかも」

羽美「えぐっひっく……えぐっ…ううっt」メソメソ

禁書「わっ!いきなりどうしたの!?私なにか気に触ること言ったかな」オロオロ



羽美「ううん大丈夫よ…………ありがとうインデックス」




こうして羽美ちゃんに友達が出来ましたとさ


すず「また笑いが変な方向に行っちゃってるわね」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(栃木県)[sage]:2011/11/28(月) 23:16:24.61 ID:/3r4o4XTo
それから一週間後




羽美「♪死〜〜ぬのはどーーーーーっちだ♪死〜〜ぬのはどーーーーーっちだ」





上条「おい!インデックス!あの変な人は誰だよ!」ヒソヒソ

禁書「当麻!私の友だちに失礼なこと言わないでほしいんだよ!」

上条「いや……だって…ねぇ…」



羽美「♪窒息死?転落死?」グサッグサッ



上条「…………」

上条「インデックス…もうあの子とは遊んじゃいけません」
91 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage saga]:2011/12/13(火) 23:33:26.21 ID:TnLW0jol0
イギリス“清”教な?
一応言っとく。

それと、乙。
92 :以下、あけまして[sage]:2012/01/03(火) 21:51:58.50 ID:4N7vHLUDO
羽美少女
93 :以下、あけまして[sage]:2012/01/04(水) 03:39:12.11 ID:0KhoO0WDo
やめたり続けたりすんのやめてね
書かないならもう依頼してね
94 : ◆VBqjOtBVQY[sage]:2012/01/04(水) 11:31:37.89 ID:cMowHb8vo
分かりました
依頼してきます
95 :終了[sage]:2012/01/04(水) 12:31:03.93 ID:cMowHb8vo


  広  大  も                        向  こ

  が  き  っ                            こ  の

.  っ  な  と                           う  海

  て  世  も                        に  の

  い  界  っ                         は

  る  が  と

  ん

  だ
                       / ̄`ヽ
                      '7    }
             /´ ̄ヽ     .ユ、.へノ
               / /   |、    >''"干`ヽ、
            / /     l′ / ヽ  |   >、
             /_/___/レ'L「ハ /┬、ト、  |  /| ヽ
             |!   イ l `| |  |  レ1´
             'ート、   || | |   |  | |
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