VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:03:40.00 ID:71L9/wBk0<>みお「その距離、実に七メートル」<>みお「ゆっこがどや顔でこっち見てる……」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:06:19.70 ID:71L9/wBk0<> みお「ちょっと、さっきから何見てんの」
ゆっこ「」ジィィィ
みお「こ、こわっ……やめてよ、ゆっこ」
ゆっこ「」ジィィィ
みお「やめッマジ怖いよ! どうしちゃったの!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:10:30.66 ID:71L9/wBk0<> 麻衣「……」ガタッ
みお「あっ、麻衣ちゃん。ちょっと聞いて、ゆっこが変なんだよっ」
麻衣「?」
みお「ホラ、あれ見て! ほんの少し遠くで、どや顔しながらこっち見てんの!」
麻衣「……」
麻衣「……」ニヘラ
みお「!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:18:41.81 ID:71L9/wBk0<> みお「え、何この状況。私がオカシイの……?」
ゆっこ「」ジィィィ
麻衣「……」ニヘラニヘラ
みお「魔界かッッ!!」
ガララララ(扉)
赤城先生「授業始めるぞ、さっさと席につけ」
みお「!」
みお(よし、赤城の授業ならゆっこもふざけたりしないだろう) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:20:46.89 ID:71L9/wBk0<> みお「……」カリカリ
ゆっこ「」ジィィィ
みお「……」カリカリ
ゆっこ「」ジィィィ
みお(状況変わんね――――――ッ!!) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:24:54.05 ID:71L9/wBk0<> ゆっこ「」ジィィィ
麻衣「……」
みお(いや……よく見ると麻衣ちゃんの笑みが消えている!? でもどうでもいい!
問題はこいつ! ゆっこ! 何なのよさっきからぁぁ!)
みお(ていうか何? 赤城の目は節穴なの? 気づきなさいよゆっこのどや顔に!)
赤城「――で、この公式を使って――で――これを――」
みお(ア――――!! 使えね――――!!) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 17:46:36.35 ID:71L9/wBk0<> キーンコーンカーンコーン
みお(結局、一時間このままかよ……)
ゆっこ「」ジィィィ
赤城「宿題忘れたヤツは、相生のように廊下に立ってもらうぞ」
みお(ゆっこの名前出すクセに気づかないの!?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 18:08:13.00 ID:71L9/wBk0<> みお「はぁ……何だってのよ」テクテク
ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ テクテク
みお(無言でどや顔で見ながらついてくる……)
なの「あ、長野原さん」
みお「あっ、なのちゃん! ねぇねぇ、ゆっこの様子がおかしいんだ」
なの「え?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 18:18:32.35 ID:71L9/wBk0<> ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ
なの「……あの、相生さん?」
ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ
なの「怖いッ!」
みお「でしょ!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 18:27:25.71 ID:71L9/wBk0<> なの「なななんでこんなことに?」
みお「分かんない……。三時限目が始まる直前にこうなっちゃったんだよ」
ゆっこ「」ジィィィ
なの「何かスゴイ見られてます私!」
みお「私なんて数学の時間見られっぱなしだったよ!」
なの「気づきませんでした……」
みお「とにかく、どうにかしなきゃ……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/05/17(火) 18:47:01.52 ID:2mwrMEWAO<> 日常SSとは…
期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 18:53:05.11 ID:71L9/wBk0<> ???「フフ、東雲め。今日こそ、その身体のヒミツを暴いてやる」
???(自然に……自然に振舞おう)
???「やぁ、諸君! 元気かな?」
みお「中村先生。……何かテンション高いですね」
中村先生「む。長野原、私は常時このテンションだぞ? フッフ」
みお(明らかに違うと思う)
なの「イイことでもあったんですか?」
中村先生「いや、何もないぞ? フフッフ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 18:56:45.40 ID:71L9/wBk0<> 中村先生「それはそうと、東雲」
なの「はい?」
中村先生「ちょっと用事があってな、これから一緒に茶でも……ン?」
ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ
中村先生(なッ……!? 何だこの……何というか……えと……いいやもう何でも!)
ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ
中村先生「怖ッ。え、あ、東雲。長野原。相生は一体何があったんだ」
みお「分かりません」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:00:58.88 ID:71L9/wBk0<> 中村先生(ううっ……東雲を調べなければいけないのに、やりづらいな)
ゆっこ「」ジィィィ
中村先生「何なんだ、さっきから……」
ゆっこ「」ジィィィ
中村先生「だぁもう! 何か言いたいことあるのならさっさと言え相生!」
ゆっこ「」ジィィィ ドヤァァァ
中村先生「あぁぁああ! どや顔してないで何とか言ってくれよぉぉ!」ウワァァァン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:03:23.93 ID:71L9/wBk0<> みお(な……泣いちゃったよ先生が)
なの「ちょっと先生大丈夫ですか!?」
中村先生「うぅ……」グスン
みお「……」
みお(クールな先生なのにな。こんな一面もあるんだ)
みお「先生、何か可愛いですね」
中村先生「ッ!?」////// <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:06:16.78 ID:71L9/wBk0<> 中村先生「なっなっなに言ってんだ長野原! バカにするな!」/////
みお「いやぁえへへ」
中村先生「あッ……あぅ……」
中村先生(引き上げだっ……)ダダダダ
みお「あ、行っちゃった」
みお「ねー、なのちゃん。中村って可愛いよね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:09:08.64 ID:71L9/wBk0<> なの「」
みお「? どうしたの」
なの「」
みお(ゆっこの方を見てる……?)
みお(何があったんだろう)チラッ
ゆっこ「」フシュウウウウウウ
みお「え、え、何で口から煙出てんの――――!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:12:44.27 ID:71L9/wBk0<> みお「ちょっマジヤバイって! どうなってんのコレ!?」
ゆっこ「」フシュウウウウウウ ドヤァァァ ジィィィ
みお「何でどや顔は維持してんのよ! 相変わらずこっち見てるし!」
みお「なのちゃん! なのちゃんもしっかりして!」
なの「」ハッ
なの「え、えっと……どうすればいいんでしょうか!」
みお「どうすればいいんだろうね……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 19:34:40.14 ID:71L9/wBk0<> みお「とりあえず、誰かに相談してみる?」
なの「頼れる先生いるでしょうか……」
みお「桜井先生とか」
なの「う、う〜〜〜ん……」
みお「高崎先生は?」
なの「う、う〜〜〜ん……」
なの「……あ、れ?」
みお「? どうしたの」
なの「相生さんがいませんよ!」 <>
名無しNIPPER<>sage<>2011/05/17(火) 21:49:45.60 ID:9fpEwACAO<> ばんぎゃ!かと思った <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:05:42.33 ID:71L9/wBk0<> >>20
確かにみおとゆっこで合ってるけど、余計にカオスになりそうだよ!
みお「ぎゃお! どこに行ったの!?」
なの「分かりません! 何もいなかったかのように忽然と消えちゃいました!」
みお「(((( ;゚д゚)))アワワワワ」
みお「あっ!」
なの「?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:08:23.90 ID:71L9/wBk0<> みお「高崎先生だよ!」
なの「あ、ホントだ」
みお「高崎先生! ゆっこ見ませんでしたか?」オーイ
高崎先生「ん? ああ、相生なら今すれ違ったぞ」
みお「マジですか、ありがとうございます!」
なの「ます!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:10:27.40 ID:71L9/wBk0<> 安中「高崎先生!」
安中「廊下で相生さんが口から煙出しちゃってるんですけど!」
高崎(ええ――――――――っ!!?)
安中「スグ来てほしいんですけど」
高崎「……」アセアセ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:12:00.05 ID:71L9/wBk0<> 高崎「いいか……よく聞け」
安中「はい!」
高崎「相生は……」
高崎「口から煙を出していない!!!」
安中(ええ――――――――っ!!?)
高崎「そうだ!! オーバーヒートかもしれん!!」
安中(ええ――――――――っ!!?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:18:38.23 ID:71L9/wBk0<> 安中「しかも何も喋らなくなっちゃったんですけど」
高崎(ええ――――――――っ!!?)
高崎「描きこめ」つマッキー
安中(ええ――――――――っ!!?)
安中「やってみます」ブルブル
高崎(ええ――――――――っ!!?)
高崎「ちょっと待て!!」
安中(ええ――――――――っ!!?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/17(火) 22:20:34.12 ID:71L9/wBk0<> 高崎「あ……いや、やっぱ何でもない。行くぞっ!」
安中「はいっ」
高崎(急いで行くぜ)
高崎(それが教師ってもんだろ?)
安中「コッチです」→ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/18(水) 16:46:14.88 ID:xLNUCEBSO<> やっぱりあのノリを文章に起こすのは難しいんだな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:01:14.53 ID:YiLctOEm0<> >>27
限界を感じてしまった
みお「いた! ゆっこ!」
ゆっこ「」フゥゥゥシュウウウウウウウ
なの「何か悪化してませんか!?」
みお「ちょっ、しっかりしなよ!」ユッサユッサ
ゆっこ「」ハッ
ゆっこ「……あ……れ……?」
みお「! 気がついた!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:04:56.34 ID:YiLctOEm0<> なの「よかったぁ」ホッ
ゆっこ「ど、どしたの? 二人ともそんなに慌てて」
みお「どうしたもこうしたもないよ! さっきのどや顔は何だったの!」
ゆっこ「? どや顔……?」
ゆっこ「えと……あれ、今何時? これから数学じゃない?」
みお「さっき終わったよ!」
ゆっこ「ありゃりゃ? 記憶喪失かな、あっはっは」
なの「あっはっはじゃありませんよ! 大丈夫なんですか!?」
ゆっこ「大丈夫って……、え、何かマズイことでもあったの?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:07:53.28 ID:YiLctOEm0<> みお「本当に何も覚えてないんだ……」
なの「こ、こわいです……頭がショートしちゃったんでしょうか」
みお「いや、ショートしちゃうのはなのちゃんだけだよ」
なの「」ガビーン
みお「いやウソウソ!」
ゆっこ「ねーえー、何があったのー」
みお「……さっきまで、どや顔で口から煙出しながら見つめてくるゆっこの姿があったんだよ」
ゆっこ「!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:11:24.56 ID:YiLctOEm0<> ゆっこ「どういうことなのソレ!?」
みお「こっちが聞きたいよ! 麻衣ちゃんもニヘラニヘラ笑ってるだけだったし……
魔界村にでも迷い込んだかと思ったわ! 初代のね!」
ゆっこ「私それクリア出来なかったよ! 何か一面で死ぬし!」
なの「……、あのぅ」
なの「相生さん、またどや顔になってるんですけど……」
ゆっこ「へ?」
みお「うわッ、ホントだ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:13:21.28 ID:YiLctOEm0<> みお「ゆっこ自分で気づかないの!? 酷いどや顔だよ!」
ゆっこ「えっ、えっ? わっかんないよぉ」ドヤァァァ
なの「無意識の内なんですか!?」
ゆっこ「あぅ……そういえば何か顔の筋肉が勝手に動いているような……」ドヤァァァ
みお「セリフと顔の調子が面白いくらい合ってないよ!」
ゆっこ「ぁああ、誰か助けてぇ」ドヤァァァ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:18:19.72 ID:YiLctOEm0<> 高崎先生「相生!」
安中「相生さん!」
ゆっこ「高崎せんせ〜! 安中さんも!」ドヤァァァ ウワァァァン
高崎先生「おわっ! 何でどや顔で泣きそうな声なんだ相生!」
ゆっこ「私にも分かんないです〜」ドヤァァァ ウワァァァン
みお「何だ……何が起こっているんだ!」
なの「口調変わってませんか!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:22:11.52 ID:YiLctOEm0<> その頃
大工「あ゛ぁぁ、俺一人かよ……つまんねー」
大工「囲碁サッカーのルール、結局わけわかんねーし……」
大工「早く関口か桜井来ないかなぁ」
ガララララ(扉)
大工「おっ! 関口!」
ユリア「」ドヤァァァ
大工「!?」ガタッ
大工「せ、せきぐち……?」
ユリア「」ドヤァァァ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/05/18(水) 20:28:15.24 ID:YiLctOEm0<> 高崎先生「ちょっと誰か頼れる人を探してくる。お前らは教室に戻ってろ」
ゆっこ「ぅう、ありがとうございます……」ドヤァァァ グスッ グスッ
高崎先生(な、なんだ……なんだこの微妙な気持ちは……、
涙ながらに感謝されているのに、どや顔のせいで相殺されてしまっている気がする)
みお「じゃあ、戻ろうか」
なの「はい」
みお「安中さんもありがとうね。わざわざ先生を呼んできてくれて」
安中「えっ!? い、いや、あの……ぅあ」
みお(何この対人恐怖症みたいな反応) <>