VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:49:40.57 ID:oxi2W8o20<>勇者「そしてお前は誰だ」
先生「コラ勇者くん、先生に向かってお前とは何ですか」
勇者「先生……?」
先生「そうですよ! あなたの担任で国語教師の先生です!」
勇者「……何を言っているんだこの女は」
<>勇者「どこだココは?」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:50:18.73 ID:oxi2W8o20<> 先生「こら勇者くん、君は当たっているんだから早く朗読しなさい」
勇者「……おい、そこの男」
男「へ、俺?」
勇者「そうだ。戦士はどこだ? 賢者は? 魔法使いは?」
男「は……はぁ? おい、いきなり何言い出すんだよ。大丈夫か? 熱でもあるんじゃないか?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:50:56.64 ID:oxi2W8o20<> 勇者「私は正常だ! これは一体何だ、どうなってる。魔王はどこに行った! まだあいつとの決着が──」
ガン!
勇者「──っ?!?!?」
先生「授業中ですっ!!!」
「おい……今グーだったよな……」
「グーだったな……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:51:49.40 ID:oxi2W8o20<> 「すごい音したよな……」
「でも勇者の奴……全然痛そうじゃないな……」
「つーかあいつ……魔王とか戦士とか何言ってんだ……?」
「ゲームのやりすぎか?」
ヒソヒソ
ヒソヒソ
勇者「なんだ……見たことない服装の人間ばかり……一体ここはどこだ、こんな文化は……私は知らない」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:52:25.08 ID:oxi2W8o20<> 勇者「……よくわからないが……、とにかく情報を得ないとな。おい、そこの女」
女「……」
勇者「聞こえているのか? ここはどこだ?」
女「ここは学校です」
勇者「学校とは何だ?」
女「学ぶ場所です」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:53:06.74 ID:oxi2W8o20<> 勇者「……ふむ、質問を変えよう。俺は誰だ?」
女「……?」
勇者「?」
女「あなたは勇者という名前です」
勇者「魔王はどこにいる?」
女「……?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:53:57.33 ID:oxi2W8o20<> 勇者「魔王は」
女「貴方が何を言っているのか、理解できません」
勇者「はぁ?! 魔王だよ魔王! 恐怖の大魔王! 人間を苦しめる諸悪の根源! 魔王だよ!」
女「痛い、離して」
勇者「あ……あぁ、すまん」
女「よくわからないけれど、あなたは混乱している。落ち着いて」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:54:44.96 ID:oxi2W8o20<> 勇者「混乱……だと……? そうだ、剣は、私の持ち物はどこに」
男「何言ってんだよ、かばんならそこにあるじゃねーか」
勇者「かばん……袋か、……おい、やくそうはどこだ」
男「はぁ?」
勇者「剣は、盾は、兜はどこにある? なんだこの本は、みたところ魔法書ではないようだが」
男「おい……お前さ、マジで大丈夫か? なんかヘンなもんでも食べただろ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:56:18.62 ID:oxi2W8o20<> 勇者「私は正常だ、お前こそなんだそのみょうちくちんな格好は」
男「何って、制服だろ。お前も着てるじゃないか」
勇者「……」
男「な?」
勇者「……理解できん……、……なんなんだ、一体何がどうなって……」
ガタッ
スタスタスタ
男「お、おい。どこ行くんだよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:56:52.81 ID:oxi2W8o20<> 勇者「情報が足りん、旅の基本は情報収集にある。とにかく──」
先生「ちょっと! どこに行くんですか! 今は授業中ですよ!」
勇者「適当に民家にでも行くつもりだが?」
先生「コラーッ!! 住居不法侵入罪ですよ! 立派な犯罪です! というか今は授業中です!」
勇者「ジョギョウとは何だ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:57:29.94 ID:oxi2W8o20<>
先生「……」
勇者「どうした先生とやら?」
先生「……勇者くん、後で職員室に来なさい」
勇者「ショクインシツ? 変わった名前だな、さてはそこに王様が居るのか?」
先生「……校長先生に会ってもらわないといけないようですね」
勇者「コウチョウとは何だ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 05:59:21.17 ID:oxi2W8o20<> 先生「この学校で一番偉い人です!」
勇者「なんだ、やっぱり居るんじゃないかこの国にも王様が」
先生「い・い・か・ら、き・な・さ・い!」
勇者「む、わかった。謁見できるというなら願っても無い事だ、感謝するぞ」
先生「むきーーーー!!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:00:00.25 ID:oxi2W8o20<> 男「おいおい……」
女「……」
男「なぁ、あいつどうしちまったの?」
女「……さぁ」
男「はぁ……ったく。面倒ごとはカンベンしてくれよな」
女「……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:01:41.70 ID:oxi2W8o20<> キーンコーンカーンコーン
校長「ふむ、君が勇者くんかね」
勇者「いかにも、私が勇者だ」
先生「校長! この子はですね──」
校長「よいよい、皆までいうな。この場はワシが請け負おう」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:02:09.30 ID:oxi2W8o20<> 先生「しかし!」
校長「怒りを静めてくだされ、子供のした事じゃ。この子も反省しておろうて」
先生「校長!」
校長「のう、勇者くんよ。反省しておるな?」
勇者「む?」
校長「しておるな?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
勇者「む……そうだな、反省している」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:04:01.51 ID:oxi2W8o20<> 勇者(今のオーラ……)
勇者(やはりただ者ではない様だ)
勇者(なるほど、王というのも頷ける)
勇者(ここは従っておくべきだろう)
勇者「先生、先ほどは取り乱してしまって本当にすまない。許して欲しい、私も少し混乱してしまっていたんだ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:04:28.65 ID:oxi2W8o20<> 校長「ホレこの通りじゃ、ワシに免じてこの場は許してやってくれんかの」
先生「ぐぬぬ……次はありませんよ勇者くん!」
勇者「承知した」
先生「ふん!」
ツカツカツカ
バタン!
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:05:11.91 ID:oxi2W8o20<> 校長「さて、君はなぜ先生を怒らせてしまったのかな?」
勇者「それが……、私自信まだ混乱しているんだが」
校長「ほほう?」
勇者「これから言う事はすべて事実だ、信じてほしい」
校長「ワシは生徒を信じておる、話してみぃ」
勇者「実は──」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:09:09.36 ID:oxi2W8o20<> ────────
────
──
校長「ほほう? 話によると生まれ育った城下町の王に命じられて魔王を倒す旅をしていた……と」
勇者「いかにも」
校長「道中さまざまな国を巡り、遅い来るモンスターをばったばったとなぎ倒し、民衆を救っていた」
勇者「私は特別大した事はしていないが、その通りだ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:10:13.36 ID:oxi2W8o20<> 校長「旅は地中深く、森の中、海上、洞窟、砂漠……果ては空の上にまで及び、世界をまわった」
勇者「さよう」
校長「武器や魔法を自在に操り、仲間との巧みな連携で敵を追い払い……ついに魔王の根城までたどり着いた」
勇者「魔王城までの道程は非常に厳しいものだったがな」
校長「そして、とうとうその玉座までたどり着く事に成功した」
勇者「人間の悲願だった」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:11:19.05 ID:oxi2W8o20<> 校長「仲間と力を合わせ、あと一撃で魔王を倒せる!! その瞬間にまばゆい光が辺り一体を包み、気がついたらここで授業を受けていた……と?」
勇者「そうだ、空間移転か精神干渉の魔法か……原理はわからないがとにかく俺は元居た場所と異なる場所へと移されてきたみたいなんだ」
校長「勇者よ」
勇者「はい?」
校長「ワシは君が居た場所の名を知っておるよ」
勇者「! 本当ですかっ?!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:11:44.92 ID:oxi2W8o20<> 校長「ああ、本当じゃ」
勇者「だったら戻る方法も!」
校長「もちろん知っておる、それどころか今君がここに居る理由も含めて全て説明する事が可能じゃ」
勇者「ああ……王よ! 私はこの出会いに感謝します! 早く私を憎き魔王討伐へと向かわせてください!」
校長「よかろう……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:12:37.42 ID:oxi2W8o20<> 勇者「王よ!」
校長「……」
勇者「……」
校長「たわけが!」
ゴン!
勇者「っ?!?!?!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:13:12.54 ID:oxi2W8o20<> 校長「その場所の名を教えてやろうか! それは夢じゃ! 授業中にうたたねをしていたんだろう!」
勇者「夢だと?! ばかな!」
校長「大人をからかうのも大概にせい!」
ゴン!
勇者「ってぇ!!」
校長「先生が怒るのも当然じゃ、まったく、つまらん」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:15:07.66 ID:oxi2W8o20<> 勇者「王よ!! 信じてくださるのでは?!」
校長「何を信じろというのだ、この現代社会に魔王などというものが存在するものか!」
勇者「王よ!」
校長「魔法? 剣? 一体何の話をしている? そんなのものは映画かゲームの中の話じゃ!」
勇者「違っ! 私は──っ!」
校長「いい加減にしないか!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:17:14.82 ID:oxi2W8o20<> 勇者「私は……私は勇者だ!」
校長「君は確かに勇者だろう、勇者という名前じゃからな」
勇者「違う! 名前だけじゃない! 私は本当に!」
校長「ヒーロー症候群というてな、お前さんら中学生にはよくある事よの」
勇者「ヒーロー……症候群……だと……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:19:01.86 ID:oxi2W8o20<> 校長「そうじゃ、全ては夢幻よの」
勇者「バカな……父は! 母は! 私の仲間はどうなる! 町の皆は!」
校長「君が生み出した妄想じゃろうて、そんなものは存在せん」
勇者「そんな……」
校長「残念じゃが、医者を紹介してやっても良い。とにかく一度」
勇者「ふざけるな!」
校長「っ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:21:27.73 ID:oxi2W8o20<> 勇者「魔王は存在する! 父も母も! 仲間も! 戦士! 賢者! 魔法使い! みんなみんな存在するんだ!」
校長「お、おい。何を」
勇者「お前だ! お前が魔王なんだろ! 貴様! 今すぐ成敗してくれよう!」
ガタン!
校長「お、おいっ?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:22:15.99 ID:oxi2W8o20<> ガラッ
体育教師「おいこら勇者! 校長先生に何をしている!」
グッ
勇者「くっ、離せ! 離せ!」
体育教師「大人しくしろバカ!」
勇者「離せっ! 私は! 私は──っ!!!!!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:23:54.59 ID:oxi2W8o20<> 校長「ケホッ、ケホッ。まったく、何をするんじゃ」
勇者「貴様っ!!!」
体育教師「うるさいぞ! 黙らないか!」
勇者「くそっ! なぜだ! なぜ力がでない! こんな男一人なぜ振り払えない!」
体育教師「暴れるな馬鹿野郎が!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:25:54.61 ID:oxi2W8o20<> 勇者「魔王め! 今もどこかで見ているな! 私を見て笑っているんだろう! 姿を現せ卑怯者!!」
体育教師「何を言っているんだ!」
勇者「畜生!! 私を!! 私を元の世界に返せっ!!」
校長「……ふむ、これは重症じゃの」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:28:50.14 ID:oxi2W8o20<> 体育教師「生徒とは言え……、仕方ない。御免っ!」
グッ
勇者「っ?!?!」
体育教師「これでしばらくは動けないだろ」
勇者「何を……したっ……」
体育教師「頭冷やせ馬鹿、ちょっと体の’ある場所’を押しただけだ」
勇者「く……、そ……」
くたり <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:30:11.51 ID:oxi2W8o20<> 体育教師「どうします? こいつ」
校長「とりあえず、グランド50周でもさせるかの」
体育教師「それだけですか?」
校長「誰も怪我もしとらんし、血気盛んな年頃じゃて、たまにこういう事もあるだろう」
体育教師「はぁ……、校長がそう言うなら、後でそうさせます」
校長「うむ、任せてよいか?」
体育教師「はい」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:32:51.61 ID:oxi2W8o20<> 校長「とりあえず目が覚めるまで保健室にでも運んでおくと良い」
体育教師「わかりました」
校長「それで今日の件はおしまいじゃ」
体育教師「ほら、背負うぞ?」
勇者「……」
体育教師(なんだこいつ、えらく軽いな) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:34:24.16 ID:oxi2W8o20<> 体育教師(男のくせして、鍛え方がなっとらんな)
体育教師(これは俺の出番だな、鍛えてやろう、イチからな)
体育教師(ククク……覚悟するんだな勇者よ、グランド50周……きっちり走ってもらうからな)
勇者「……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:37:16.38 ID:oxi2W8o20<> 体育教師「──、というわけで。目が覚めたら知らせてください」
保険教師「はいはい、わかりましたよ。で、この子、何やらかしたんですか?」
体育教師「いや何、ちょっと校長先生に殴りかかっただけですよ、わはは」
保険教師「校長先生にっ?! それまたなぜ?」
体育教師「はて? なぜでしょうな? とにかく素行不良という事でこの後罰則がありますから、よろしく頼みましたよ」
保険教師「はいはい、わかりましたよ」
体育教師「それでは」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:38:45.51 ID:oxi2W8o20<> 保険教師「はー、まったく。この学校にもとんだ暴れ馬が居たものね」
保険教師「でも……くふふ、寝てる顔かわいいなぁ」
保険教師「学ラン着てるけど、女の子みたい」
保険教師「っとっとっと、だめだめ。仕事仕事っと」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:39:21.65 ID:oxi2W8o20<> 勇者「……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……お……か、さん……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:39:50.06 ID:oxi2W8o20<> ────────
────
──
つんつん
つんつん
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:40:40.21 ID:oxi2W8o20<> 女「……?」
男「……おい、外みてみろよ」
女「?」
男「勇者のやつ、グランド走らされてらぁ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:41:26.16 ID:oxi2W8o20<> 女「そうね」
男「ははっ、ばっかでーい、横に居るの体育教師だろ? スパルタってやつかねぇ」
女「……」
男「おい、こんな面白い光景見とかなきゃ損だぜ」
女「そうね、……でも」
男「でも?」
先生「……今は授業中ですよ、男くん?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:42:09.85 ID:oxi2W8o20<> 男「……はひっ?!」
女「私は何も知らない」
男「……てめぇ……」
先生「お・と・こ・く・ん?」
男「……す、すんま……せ〜ん……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:45:35.76 ID:oxi2W8o20<> グランド
勇者「ハァ……ハァ……」
勇者「わからん……理解できん……なぜ私は走らされている……ハァ……ハァ……」
勇者「わからん事だらけだ……現代社会? 魔王が居ない? 剣も魔法も映画やゲーム??」
体育教師「コラー、スピード落ちてるぞー」
勇者「くそ……、これしきの運動で、力が出んとは……ゼェ……ゼェ……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:46:47.14 ID:oxi2W8o20<> 体育教師「まだ後半分以上残ってるんだぞ、しっかりしろ」
勇者「……とにかく、今はコレを終わらせる……ゼェ……ハァ……」
勇者「くそ……絶対に戻ってみせる」
勇者「ゼェ……ハァ……」
勇者「ハァ……ハァ……、……そして魔王、お前を必ず倒す」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:49:37.88 ID:oxi2W8o20<> 体育教師「ペース落とすなー!」
勇者「ハァ……ハァ……」
────────
────
──
女「……」
女「……」
女「……。勇者、くん?」
女「……あなた、……一体……?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/08(火) 06:50:34.51 ID:oxi2W8o20<> 以上>>1先生の次回作にご期待ください。
今日の投下はここらで、つづきます。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 08:23:45.31 ID:zh5UfP5Fo<> 期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 13:33:20.10 ID:xH/bOTVMo<> 支援 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/10(木) 20:06:02.66 ID:km81n6cp0<> 乙です。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/13(日) 00:58:20.10 ID:ahqU9b+DO<> まーだー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/04/17(日) 10:34:31.90 ID:lofraWQIo<> 大丈夫かな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<><>2011/05/01(日) 21:53:57.05 ID:JglTmRGRo<> はやくしろごみくず <>